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癌掲示板..>癌ワクチン

1 名前: 名無しさん 投稿日:2004/08/25(水) 01:55
三重大学

http://www.medic.mie-u.ac.jp/naika2/

大阪大学

http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/index.htm

久留米大学

http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/sentanca/examine.html

札幌医科大学

http://web.sapmed.ac.jp/patho1/vaccine1.html

他にも

http://www.m-clinic.jp/gannwakuchinn.htm

2 名前: 名無しさん 投稿日:2004/08/26(木) 02:57
わーい°゜°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
スゴイ情報だ。
ありがとう

3 名前: 名無しさん 投稿日:2004/09/15(水) 01:01
三重大、CHP-HER2癌ワクチンの臨床治験。フェイズ1。
HPでは、HER2陽性でないと参加できないように書いてあるけど、
陰性でも1+ならOKだそうです。
抗癌剤や放射線は治療終了後4週間以上経たないとダメだけど、
ホルモン療法は応相談。
白血球HLA-A2402が条件ですが、今後はそれ以外でもできるように
検討中だそうです。
取りあえず、白血球の検査してもらいました。
白血球の検査は無料ですが、初診料やついでの肝機能腎機能検査は
健康保険の三割負担。
大学病院なので、紹介状がないと二千何某加算されます(T^T)。

4 名前: 名無しさん 投稿日:2004/09/15(水) 02:31
良い結果が得られますように!応援してます!!一生懸命祈っているからね。

5 名前: 名無しさん 投稿日:2004/09/20(月) 00:09
札幌医大が発するヒト癌免疫の基礎研究

http://web.sapmed.ac.jp/patho1/vaccine1.html

6 名前: 名無しさん 投稿日:2004/09/20(月) 00:13
↑すみません。ダブりました。書きたかったのはこっち↓

九州大学の研究。

http://www.mib-beppu.kyushu-u.ac.jp/MIB_res/rishoushuyougaku/surg_oncol.html

7 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 00:49
続報です。

「三重大、がんワクチンなどの開発でベンチャー設立」
「三重大学医学部の珠玖洋教授らは5日、がんワクチンや免疫疾患の
治療薬の開発と製造を進めるためのベンチャー企業
「イミュノフロンティア」(津市、菱田忠士社長)を設立した。
内外の研究機関とがんワクチンの臨床研究の計画を進めており、
新会社設立で製薬会社などとの連携を強めて6―7年後の実用化を目指す。
まず実用化を目指すがんワクチンは、体の免疫系が通常認識するのと同じ
がん細胞特有のたんぱく質を使って免疫系全体を活性化させる。
           [2004年10月6日/日経産業新聞

6~7年かい。気の長い話やのぉ(T.T)。

8 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 02:12
だから、がんばらなきゃ!

9 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 17:00
9月29日から10月1日まで福岡市内で開かれた第63回日本癌学会(会長=桑野信彦・久留米大教授)のメーンテーマは、「がん制圧への新しい幕開け」だった。がん研究の基礎基盤を確実なものとして固めつつ、臨床を通じてがん制圧に前進する研究成果の発表の場をめざすものになった。
 がん治療では、古くから免疫療法が試みられてきた。がんの発生、進展には、生体のもつ因子と複雑な相互作用が関与し、とくに免疫不全と密接に関連していることが認められており、がんの免疫療法の研究の引き金となった。しかし、有効率、生存期間の延長がなかなか認められず、臨床での本格的実用に結びつかなかった。

10 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 17:02
◎WT1ペプチド免疫療法の臨床試験
~大阪大大学院・杉山氏の試み
シンポジウム「がんワクチン療法と細胞療法の新展開」では、免疫療法のめざましい進歩が紹介され、実際に臨床試験が進行している新療法も報告された。大阪大大学院医学系研究科の杉山治夫氏は、WT1ペプチドを用いた免疫療法の臨床試験の結果を示した。
 WT1は、小児の腎腫瘍の一種のウイルムス腫瘍の原因遺伝子として単離された。杉山氏らの研究で、従来がん抑制遺伝子と考えられていたWT1は、がん遺伝子の可能性が高まっている。また、WT1ペプチドは、白血病およびすべての種類の固形がんで高発現する汎腫瘍マーカーであり、強い免疫原性をもつ汎腫瘍抗原で、杉山氏らはWT1ペプチドを用いたがん免疫療法の開発に取り組んだ。
 臨床試験では、白血病、骨髄異形成症候群、肺がん、乳がん患者を対象とし、WT1ペプチドを2週間に3回皮内投与し、18人に規定通りの投与が終了した。注射部位の発赤、腫脹以外、著明な副作用はみられなかった。効果の評価可能病変をもった13人では、10人に効果が認められ、ワクチンの実用化に向けて研究が進められているという。

11 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 17:03
◎患者の腎がん細胞利用しワクチン作成
~九州大・谷氏
一方、九州大生体防御医学研究所の谷喜三郎氏は、GM-CSF(顆粒球・マクロファージ―コロニー刺激因子)遺伝子を導入した患者自身の腎がん細胞によって、腎がんを治療する研究を報告した。
 谷氏らは、転移性腎がん患者6人から腎がん細胞を摘出して培養し、GM-CSF遺伝子導入自家腎がん細胞ワクチン(GVAX)を作成して、規定を満たした4人の患者へ皮内接種した。4人中2人が、低量のインターロイキン-2の投与状態で、ワクチン接種の開始から60か月、42か月生存している。GVAXだけでは臨床効果が十分でなく、併用療法が必要とわかった。

12 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/08(金) 17:04
◎NKT細胞利用の肺がん免疫療法
~千葉大・中山氏が報告
 千葉大免疫学の中山俊憲氏は、NKT細胞を利用した肺がんの免疫細胞療法を報告した。NKT細胞は、最近明らかになった新規のリンパ球で、T細胞とNK細胞の両方の性質をもち、NK細胞に似た抗腫瘍活性を発揮するというユニークな免疫細胞だ。
 がんの薬物療法は、抗がん剤の副作用を克服することが大きな課題とされてきた。ワクチン療法や細胞療法は患者自身の免疫力を高めることが効果の最大のポイントで、薬物療法に比べて副作用の大幅な縮小が期待される。「がんが縮小しなくても、患者が生存すればいい」という論法もあるが、科学的な解明が不可欠だ。
   【Japan Medicine 2004.10.4】

13 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/15(金) 15:17
自家がんワクチン。

http://www.cell-medicine.com/Vaccine.html

癌学会での発表は、10月1日、「がんワクチン療法」で、
「悪性神経膠種術後再発例に対する自家腫瘍ワクチン療法の経験」。

14 名前: SSS 投稿日:2004/10/17(日) 11:17
未承認薬の「ZOON CAN」について情報をお持ちのお方いませんでしょうか?
免疫療法に所属するらしいのでが膵臓癌への奏効率70%と聞きました。
ただしその内容が不明です。腫瘍の縮小なのか、食欲や倦怠感、痛みなどの体調の改善という
ことなのかどうなんでしょう?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
http://www.h6.dion.ne.jp/~take-szu/

15 名前: 名無しさん 投稿日:2004/11/14(日) 01:40
http://www.h2.dion.ne.jp/~hoggle/bbs.htm

こちらで情報交換が行われているようです。

16 名前: 名無しさん 投稿日:2004/11/14(日) 01:48
三重大癌ワクチン治験、第一相終了。
2005年早々に、新たに試験開始の予定のようです。

「CHP-HER2による第Ⅰ相ワクチン試験は2004年11月現在で終了し、その成果を解析しているところです。
 HER2抗原だけを標的にすることは、がん患者さまの2割程度にしか適応できないため、
 NY-ESO-1抗原(乳癌などの4割に発現)陽性にも適応できる試験治療を計画しています。
 2005年早々には試験開始できるように鋭意準備を整えております。
 この試験は、免疫活性剤(GM-CSFあるいはピシバニール)を併用し、HER2またはNY-ESO-1
 どちらかが陽性であるがんを対象にするものです。
 また、HLA型がある特定のタイプ(A24)のみに限定していたものを変更して、
 どのHLAの方にも適合できるようにする予定です。
 これらの改良点により多くのがん患者の方々に対応できるようになります。」

 http://www.medic.mie-u.ac.jp/naika2/

17 名前: 名無しさん 投稿日:2004/11/14(日) 01:53
>>10
臨床試験に参加できるようです

WT1ペプチドを用いたガンの免疫療法
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/index.htm

18 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/15(水) 13:09
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/323243

上記のワクチンの続報が出ました。

「久留米大学発のがんワクチンのベンチャー企業、
グリーンペプタイド(久留米市)が、がんペプチドワクチンの
動物試験を終了した。
順調にいけば、2005年の6月からがん患者への投与を開始する。」

うーん。どれもこれも気の長い話ばかりですね。

19 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/15(水) 23:35
http://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/archive1.html

20 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/21(火) 01:49
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/348953

グリーンペプタイドの続報です。

21 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/21(火) 01:52
東大医科学研、がん治療用ペプチド・ワクチン臨床試験が承認
2004年08月31日 09時57分
東京大学医科学研究所が開発した、患者の免疫系を刺激して
がんの血管新生を阻害するペプチド・ワクチンの臨床研究が、
学内の倫理委員会の承認を得た。
ワクチンを開発した、外科・臓器細胞工学分野の田原秀晃教授の
グループでは、進行消化管原発性非上皮性肉腫(消化管間葉系腫瘍;GIST)
患者に対する試験を開始する計画だ。(日経バイオテク・オンラインから)

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/328306

22 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/21(火) 02:00
茨城県、ガンワクチンの混合診療を国に提案
茨城県は経済特区構想の中で県内のベンチャー企業が進めている
ガンワクチンの混合診療を認めるように国に提案した。
遺伝子治療や再生医療の実用化、普及の触媒と期待されているのが
公的保険医療と自由診療(患者全額負担)を組み合わせを認める
混合診療の解禁といわれており、国がどのような判断を下すかが注目される。

混合診療一部解禁状態になると、コレはどうなるんでしょうか?

23 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/24(金) 20:53
http://www.okayama-u.ac.jp/user/med/immunology/

岡山です↑。

NY-ESO-1蛋白を用いた癌免疫療法の臨床試験を
行っている模様です。

24 名前: 名無しさん 投稿日:2004/12/24(金) 21:33
↑。すみません。左窓のメニューから「NEWS」をクリックしてください。

25 名前: 名無しさん 投稿日:2005/03/14(月) 22:52

三重大に寄付講座

http://www.takara-bio.co.jp/news/2005/03/14.htm

第2内科の、珠玖 洋 教授は、癌ワクチンの開発(治験中)を
やってるヒトだ。
新しい抗原ができる?
期待!

26 名前: 名無しさん 投稿日:2005/06/07(火) 22:26
リンパ球増やしがんを攻撃 九大が新DNAワクチン
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200506/20050607000274.htm

「がん細胞や感染症の病原体を攻撃するリンパ球の一種「キラーT細胞」を
大量に増やす新しいDNAワクチンの開発に、九州大大学院の姫野国祐教授
(感染免疫熱帯医学)と久枝一・助教授らが7日までに成功した。

マウスを使った実験で、皮膚がんや肺がんのほか、
エイズ患者らに重い感染症を引き起こす寄生虫のトキソプラズマ、結核菌などに
効果があることを確認した。今後、国内の製薬会社と共同で人への応用を目指す。

姫野教授らが開発したのは、細胞に存在するユビキチンというタンパク質の遺伝子と、
がん細胞や病原体の遺伝子とを融合させた人工遺伝子を用いたDNAワクチン。」

さあ、これから! ですね(T.T)

27 名前: 名無しさん 投稿日:2005/06/07(火) 22:56
いま生きてる癌患者にとっては意味無さそうだけどね。

28 名前: 名無しさん 投稿日:2005/06/09(木) 10:49
せめて子供の世代に間に合うように祈ってます、シクシク。

29 名前: 名無しさん 投稿日:2005/07/06(水) 00:11
大阪大学の臨床試験って今も募集中なのかな。

30 名前: 名無しさん 投稿日:2005/07/06(水) 02:01
阪大は、主治医を通して話持ってこーい! なので、問い合わせにくいね。

31 名前: 名無しさん 投稿日:2005/07/06(水) 09:32
探してあげたいけど時間がないんでゴメン。
下記で探してみたら?
http://www.gankeijiban.com/linkdb/yomi.php?mode=dir&path=40100/005/

32 名前: ダチ父が今手術中 投稿日:2005/08/22(月) 15:09
丸山ワクチンって誰か知ってますか?大至急知りたいらしく…
http://id6.fm-p.jp/133/19780108/
こちらの掲示板に書き込みか、サブアドにメールくださいm(__)m よろしくおねがいします

33 名前: 名無しさん 投稿日:2005/08/22(月) 16:53
まずさぁ、「丸山ワクチン」でぐぐってみ。
それが一番早いと思うよ。

34 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/22(土) 19:14
WT1ペプチドは、副作用等は、ないのでしょうか?
情報が少ないので どなたか、よろしくお願いします。
もうすぐ入院するのですが 主治医はホスピスを勧めています。

35 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/24(月) 06:28
大腸癌で肝臓、肺に転移あり、余命6カ月と言われた母にWT1ペプチドをしたいと思い大阪大学に話を聞きに行った事がありますが、実際、先生とお話してみると奏効率、忘れてしまいましたがかなり低く1%とかそれ以下そんな数字だったと思います。こちらが、それでもやりたいとお話しましたが、先生のほうがあんまり効くものじゃないよみたいにおっしゃられ大阪大学のWT1ペプチドのHPを見ていると、すごく効果があるように載っていたし新しいすごい治療方法が発見されたのだなと期待して行ったのでショックでした。治療出来る条件に余命3カ月以上ある事や手術した病院から手術時、摘出した細胞を提供してもらえるか(その細胞を見てWT1が効く癌かどうかわかるそうです)すごくたくさんの条件をクリアしないとペプチドの治療はできないそうです。一度、お話を聞きに行かれてみてはいかがでしょうか?私の母もホスピスをすすめられ一応、予約だけはしています。ホスピスは、すぐに入れるものじゃありません。本当に体調が悪くなってから入れるそうで、それまでは自宅で普通に生活するように言われました。念の為、予約だけしておけば安心だと思います。

36 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/24(月) 06:54
>>35に書き込みした者です。WT1ペプチドの直後にNK免疫療法のクリニックにも話を聞きに行き、そちらの奏効率と勘違いしてました。WT1ペプチドは奏効率10%くらいと言われたと思います。間違いました。すみません。

37 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/24(月) 19:57
35さん ありがとうございます。
大阪大学の先生がWT1ペプチドは、効き目が少ないと言われたのですか?
ホスピスを勧められたことで 効き目が低いと言うことなんでしょうか?
何か がっかりですね!手術して もう3年経つし今の主治医に相談しようと思っていたのですが
情報が少ないので・・・

38 名前: 774 投稿日:2005/10/27(木) 18:21
既にご存知だとは思いますが・・・。
http://www.kochi-ms.ac.jp/~of_hsptl/WT1%20homepage/index.htm
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/

39 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/27(木) 18:52
774さんは、お医者さんですか?とてもくわしく他のスレッドでも
お見かけしますが、素人で手探りでこうやって書き込むことでしか情報が得られなく
774さんからみて、WT1をどう思われますか?
やってみる価値があると思いますか?不躾な質問で申し訳ありません。

40 名前: 774 投稿日:2005/10/28(金) 12:11
WT1は臨床試験として行われています。つまり効果の有無に関して
試験中ということで、現状では”効果あり”とも”効果なし”とも
コメント不可ということです。
スレ違いとは思いますが、転移性肺腫瘍や転移性肝腫瘍に対しては、
原発巣のコントロールが良好で他に転移を認めなければ、まず”切除”
を検討することが重要です。
転移性肺腫瘍に対する積極的切除を行っている京大呼吸器外科などでは
大腸癌からの単発転移切除後5生率56.5%の良績を公表しています。
また肝転移に対しても単発例の切除のみならず、春日井市民病院、
和歌山県立医大病院などでは両葉多発転移切除による良績を公表して
います。
切除不可と判断された場合は、延命や症状緩和目的の全身化学療法というが
スタンダードで、ここまでがEvidenceに基く治療ということになります。
期待はされていても進行中の臨床試験の詳細に関しては、結論がでてから
様々なデータが公表されていきますので、進行中の現段階で詳細な情報
がどうしても少ないのはやむを得ないことではと思います。

41 名前: 名無しさん 投稿日:2005/10/29(土) 11:27
774様ありがとうございました。
まだ53才の働き盛りなのに 訳のわからない病気になってしまって
家族にできることをと思い 失礼をお許しください。
データーが少ないと言うことは、まだまだ試験中と頭では、わかって
いるのですが、お医者さんの間ではある程度わかっているのでは と思い
質問しました。今の病院は積極的に治療をしてくれません。
ホスピスを勧められている状態です。でも今は普通に生活しているし寝込んでいるわけでも
ないのに・・・他の病院に行っても同じことを言われると言われました。
駄目もとでWT1に望みをかけようと思います。ありがとうございました。

42 名前: 名無しさん 投稿日:2006/01/21(土) 18:18
がんワクチン関連のニュースです。

患者ごとに異なるがんワクチン効果 事前に分かる試薬 
世界初、開発 札医大など  2006/01/21

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060121&j=0045&k=200601218806

世界初の、がん組織の標本を用いて判定する試薬だそうです。
一月から研究者向けの販売を始めていて、
製造販売権を得た試薬製造などの「ホクドー」が、
十六日から研究用として国内外向けに販売を始めているそうです。

43 名前: WT1ワクチン 投稿日:2006/05/31(水) 11:51
WT1ワクチンに関心があるため、あげておきます。

44 名前: 名無しさん 投稿日:2006/07/05(水) 10:39
新しい概念の癌治療ワクチン・ソウル大学

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=2&ai_id=60193

同チームが開発した技術を使えば、ガン免疫細胞のB細胞を1日間で活性化し、
治療に活用できる。
「ヒトニザルの実験を経て、2~3年後に臨床試験をスタートする計画」と述べた。

カン教授チームの今回の研究結果は、
癌関連最高学術誌である「キャンサーリサーチ」7月号に載せられた。

単なるニュースです。すみません。

45 名前: 名無しさん 投稿日:2006/07/18(火) 18:11
丸山ワクチンためしに使用したいんですがどこがいいんでしょうか?
金額的に余裕ないので・・・いいところ教えてください。

46 名前: 名無しさん 投稿日:2006/07/18(火) 18:16
丸山ワクチンについては民間板です
費用など参考になります

丸山ワクチン
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/minkan/982640613/l50

47 名前: 名無しさん 投稿日:2006/07/22(土) 09:34
末期ガンになったIT社長からの手紙【幻冬舎】の
著者である藤田憲一氏が治験参加を希望している治療法は
WT1ペプチドワクチンでした。
http://blog.livedoor.jp/kenfujita/
July 22, 2006の文中にはHF10の文字も、、、、

48 名前: 名無しさん 投稿日:2006/08/06(日) 10:50
札幌医科大学泌尿器科
http://web.sapmed.ac.jp/uro/

尿路上皮がん(膀胱がん、腎盂がん、尿管がん)に対する
がんワクチン療法

http://web.sapmed.ac.jp/uro/ganpeptide.htm#

49 名前: 名無しさん 投稿日:2006/08/11(金) 05:46
テーラーメイド型ペプチドワクチン、前立腺癌と脳腫瘍で治験中なんですね。

http://www.green-peptide.com/news/index.php

50 名前: 名無しさん 投稿日:2006/08/29(火) 23:08
子宮がんのワクチン治療、臨床試験始まる。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060828002.htm

【「がんワクチン」を注射して、最終的にがん細胞を死滅させる子宮がん治療の臨床試験が、
金大附属病院で始まった。
ワクチンで患者の免疫力を高め、病原菌などの異物を排除する免疫細胞にがん細胞を攻撃させる。
もともと体が持っている仕組みを使うため、副作用は少ないとみられる。
手術や抗がん剤、放射線の治療が効かない患者を対象にした「第四の治療」として、
同病院は効果や安全性を検証していく。
同病院倫理委員会で先月、実施が承認された。

子宮頚(けい)がん、子宮体がん、子宮肉腫、卵巣がんなどの婦人科がんの三十人を対象に、
「がんワクチン」を週に一回、肩や腹部、太もものいずれかに注射、
三カ月後にがんが縮小しているかを調べる。

 2001年から臨床試験を実施している阪大では、がん細胞が完全に消えた症例はないが、
肺がんや乳がんの患者の一部でがんの縮小がみられた。
特殊な血液の病気の二人を除き、副作用は出ていない。

井上教授は「外来に通院し注射するだけの治療で
副作用に苦しむことなく延命できる可能性がある」と話している。】

51 名前: 名無しさん 投稿日:2006/09/10(日) 18:46
自家がんワクチンをされている方、いらっしゃいませんか?

52 名前: 自家ワクチン 投稿日:2006/09/10(日) 23:06
やっています。まだ1回目のワクチンを接種したばっかりですが!

53 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/01(日) 00:55
自家がんワクチンとは何でしょうか?自分で打つんですか?

54 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/01(日) 04:23
自家がんワクチン療法
http://www.aftvac.com/

55 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/01(日) 16:59
胃癌には効かないね。
胃癌の特効薬はないかな。

56 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/02(月) 01:08
阪大のペプチドワクチンの試験に参加しようと思ったら抗がん剤を四週間も空けないと駄目だと言われました。四週間も無治療なんてとても無理だ。必ず悪化してしまう。何か手は無いだろうか?

57 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/03(火) 20:58
MDアンダーソンがんセンターの癌ワクチンのニュースリリース。

http://www.cancerit.jp/cancer_references/archive/No242_cancervaccine_mda.html

58 名前: 名無しさん 投稿日:2006/10/12(木) 20:43
WT1ペプチドワクチン、先進医療専門家会議に届け出。
http://www.yakuji.co.jp/entry1370.html

厚生労働省「先進医療専門家会議」(座長:猿田享男慶應大学名誉教授)、

9月受け付け分は、[1]WT1ペプチドを用いた癌の免疫療法
[2]膵疾患に対する腹腔鏡下尾側膵切除術――の2件である。

59 名前: 名無しさん 投稿日:2006/11/13(月) 13:45
和歌山医大で開始された食道癌に対するペプチドワクチン療法は、マイクロアレイによる網羅的遺伝子解析にもとづいて発見された新規癌抗原遺伝子を用いたものであるため、癌の増殖に関する分子をブロックし、特異度も高いです。

60 名前: 名無しさん 投稿日:2006/12/27(水) 01:24
WT1ワクチンに、がん延命効果・約20施設が臨床試験

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1226vaccine.html

がんを攻撃する体内の免疫細胞の働きを強化するWT1ワクチンの臨床試験に、
大阪大や東京医科歯科大、高知大、九州大など約20の医療機関が共同で取り組んでいる。
ほかに治療法がない末期患者らに投与、がんの縮小や延命の効果が出ているという。 

「末期患者が多いので、効かなかったり最終的に亡くなったりした人もいるが、
ほとんどの種類のがんで効果が期待できる。重い副作用は見られていません」。
 現在、主に行っているのはワクチンの安全性と有効性を確かめる臨床試験で、
3ミリグラムのペプチドを週1回、合計12回注射する。対象は
①16歳以上80歳未満
②効果が望める特定の白血球の型(HLA)を持っている
③ほかに重い病気がなく全身状態が安定している
④手術や抗がん剤、放射線などの治療で十分な効果が得られないか
WT1による治療を希望している―など。

 杉山教授は「参加施設は、ある程度大きな規模で、投与の妥当性などを検討する
倫理委員会があるところ。参加はさらに増える見込みだが、慎重に進めたい」
と話している。
問い合わせなどは臨床試験事務局で電子メールでのみ受け付ける。

clinical-trial@cit.med.osaka-u.ac.jp

61 名前: 名無しさん 投稿日:2006/12/27(水) 12:47
なんで四週間も抗癌剤空けないと駄目なんだよ!打ってくれよ!

62 名前: 名無しさん 投稿日:2007/01/18(木) 18:20
親戚が食道癌再発と診断され、和歌山医大の臨床試験の話を聞きました。
正常細胞や他の癌には発現しておらず、食道癌にだけ発現している癌抗原を目印に癌をやっつけるワクチンを2種類打つそうです。
大阪大学のWT1も気になるので、その違いを聞いたところ、どちらも同じ癌抗原を目印にしたワクチン療法ということでした。
違いは、あまり詳しく聞けなかったのですが、WT1はいろんな癌に少しずつ目印が出ているのに対して、和歌山医大のは、扁平癌というほとんどの食道癌組織にかなりの高率で発現しているため、食道癌に対して特によく効くということのようです。
お願いしてみようかと思いますが、詳しいことをご存知の方は続報をください。

63 名前: るる 投稿日:2007/01/19(金) 12:03
膵臓癌に効果の有る癌ワクチンは無いのでしょうか?国内で臨床試験とか行っている施設などご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。

64 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/03(土) 01:00
膀胱がんにワクチン療法、世界初岩手医大で臨床
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070202ik01.htm

岩手医科大の藤岡知昭教授と東京大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの
中村祐輔教授らの研究グループは1日、遺伝子を使った膀胱がんのワクチン療法を
世界で初めて開発したと発表した。

岩手医大の倫理委員会の承認を得ており、今月中にも臨床研究を開始。
2年以内に治療法の確立を目指す。


BCGワクチンが膀胱癌に効果がある、って話もあったよね?
あれはワクチン療法とは言わないのでしょうか?

65 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/07(水) 00:27
膀胱がんのBCGは膀胱への注入療法です。

66 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/21(水) 23:22
http://www.yakuji.co.jp/entry2304.html

【WT1ワクチン】脳腫瘍で有用性確認‐製剤化も進展

 ほとんどの白血病や固形癌に高発現しているWT1のペプチドを用いた
免疫療法の第I/II相臨床試験を実施したところ、
高い臨床効果が確認されたことが、都内で開かれたトランスレーショナル研究成果発表会で、
杉山治夫氏(大阪大学機能診断科学)から報告された。

特に最も悪性度の高い脳腫瘍では、58%でSD(不変)以上の成績が得られている。

現在、さらに全国的な多施設共同臨床試験が計画されており、
製薬企業によるWT1ペプチドの製剤化も進められている模様だ。

67 名前: ふぁん 投稿日:2007/03/08(木) 21:51
名無しさん、テロメライシンについてですが、ただいま米国で治験中とテレビで見ましたが、日本で動物に使用することは可能でしょうか?
私の猫が乳腺腫瘍で二回手術を受けましたが、また、脇のリンパに出てきました。かなり悪性なものらしいです。獣医はもう手術をしても無駄だといいます。
皆さんが、ご家族、知人のために必死で治療法を探している掲示板にそぐわないかもしれませんが、私にとっては、猫も家族の大事な一員。このままあきらめることなんかできないのです。どうか、ご存知名ことを何でもお知らせください。よろしくお願いします。

68 名前: 名無しさん 投稿日:2007/03/09(金) 02:17
>>67 非常識過ぎる書き込みです。
全くそぐわない。自分で分かっているなら自分で削除依頼スレに削除を依頼しなさいよ!!
見ての通りペットの癌掲示板じゃありません!

69 名前: 名無しさん 投稿日:2007/03/09(金) 06:43
>>67
動物でも、家族には違いないと思います。諦めず頑張ってあげてください。

ご質問の件ですが、岡山大学またはオンコリスバイオファーマに問い合わせてみては
どうでしょうか?
問い合わせ先については、「治療」カテの「単純ヘルペスウィルスHF10」スレに
テロメライシンの情報も貼られていますので、そちらで探してください。

70 名前: 名無しさん 投稿日:2007/03/09(金) 08:46
>>67
こちらを参考にされてはどうですか?
http://j-arm.com/

71 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/03(火) 00:05
アンドロゲン非依存性前立腺癌のワクチンの承認を勧告
http://investor.dendreon.com/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=235970

FDA諮問委員会は、デンドレオンDendreon社の癌ワクチン「プロベンジ」が
アンドロゲン非依存性前立腺がんの治療に有効だという見解を発表。
FDAはこの承認勧告をもとに、5月15日までに承認の可否を決定する見込み。

72 名前: 名無しさん 投稿日:2007/05/23(水) 19:45
グラクソスミスクラインの子宮頚癌ワクチンがオーストラリアで認可

オーストラリアでの適応は、ヒトパピローマウイルスが関与する子宮頸がん、
および前がん病変の予防。10歳から45歳の女性が対象。
「Cervarix」の世界で初めて市販許可取得となった。

「Cervarix」は、子宮頸がんに主にかかわるタイプであるHPV16とHPV18に対して
強い免疫応答を示すワクチン。
HPVの感染を予防することで子宮頸がんや前がん病変の予防につなげる仕組み。
これまで、4万人の女性を対象に臨床試験が行われており、高い効果が得られている。

米食品医薬品局(FDA)に承認申請を行っているほか、
欧州、カナダ、ラテンアメリカ各国で承認申請を行っている。

グラクソ・スミスクラインによれば、日本では、06年4月に、
1000例を対象とした臨床試験を開始しており、06年10月に1000例の登録を完了。
08年には試験が終了する見込み。

73 名前: 名無しさん 投稿日:2007/05/26(土) 05:34
がんワクチン「Oncophage」が腎臓がん患者の無再発生存を45%まで改善

Antigenics社が開発したがんワクチン「Oncophage」で、中リスク群の腎臓がん患者において、
無再発生存(RFS)は45%まで改善されることが、第3相臨床試験のサブ解析で明らかになった。

Oncophageは、手術の際に摘出したがん組織から作られるオーダーメイド型のワクチン。
腫瘍から熱ショックたんぱく質および関連ペプチドを精製し、これを免疫応答の標的に
することで、特定のがん細胞を攻撃する。

中リスク群の腎臓がん患者362人を対象に、17カ月の追跡データを分析した結果、
経過観察群に比べて、Oncophage群の無再発生存のハザード比は0.55であり、
およそ1.8年延長したという。

また経過観察群での死亡は14.0%であるのに対し、Oncophage群では8.2%と、
全生存においても改善が見られたという。

ただし、中リスク群と高リスク群を合わせた604人では、
無再発生存の改善は11.4%であり、統計的に有意ではなかった。

74 名前: 名無しさん 投稿日:2007/06/28(木) 22:35
子宮頚癌ワクチン(ガーダシル、サーバリクス)、90%の効果。

子宮頸がんの原因である2種類のヒトパピローマウイルス(HPV)に対する
新しいワクチンが、10人中9人に対して効果を示すことが、
ヘルシンキ大学のJorma Paavonen教授のチームの実験で明らかになった。
28日に発表される。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2245733/1728620

75 名前: 名無しさん 投稿日:2007/07/10(火) 18:07
がん治療ワクチン、世界初、スイスで承認
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/f0189301391c194f8d23047ad87efa0c

初の癌治療ワクチンDCVax(R)-Brainがスイスで脳腫瘍に承認

患者の生存期間は、新たに診断された患者と再発の患者の両方でほぼ2倍

DCVax(R)-Brain治療を受けた患者では、
新たに診断された患者の生存期間は33ヶ月以上でいまだ更新中であり、
再発までの期間は6.9ヶ月から18.1ヶ月と3倍となった。

DCVax(R)-Brainは患者の免疫を自然な方法でフルに活性化させ、副作用がない、
他の癌にも応用可能と期待されている。

製品は、患者の樹状細胞と患者の腫瘍に発現しているバイオマーカーを用いて
個別に製造される。採血した血液の中を免疫細胞の先駆細胞を持続的に循環させ
いくつかの工程を踏んで活性化し、成熟させ、腫瘍バイオマーカーを
攻撃するように教え込む。その後、患者に皮下注射で数滴投与する。

他の個別化治療と異なり、このワクチンは費用対効果がよい。
製造したワクチンは凍結させ1バイアルずつ保管されるが、その信頼性は高く、
コストも低い。

米国でも2006年12月に141人の患者での中枢となる第2相試験登録が開始され、
2008年に終了予定である。

DCVax(R)-Brainは米国およびEUでオーファンドラッグとして認定されている。
現在、前立腺癌にて第3相試験中で、他の癌にも試験予定。

http://www.cancerit.jp/cancer_references/archive/No213_DCVax-Brain.html

76 名前: 名無しさん 投稿日:2007/07/21(土) 15:39
オーダーメードのがんワクチン導入

東京大学医科学研究所の研究から生まれたベンチャー企業、
テラ株式会社が開発した「がん樹状細胞療法」を、
最新の放射線治療設備を使ったがん治療に取り組んでいる
医療法人北斗の北斗病院(北海道帯広市)が導入した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070715-00000078-san-soci


テラ・公式HP

http://www.tella.jp/

77 名前: 名無しさん 投稿日:2007/08/21(火) 15:31
前立腺癌ワクチン・岡山大学泌尿器科

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/21/2007082109523066010.html

岡山大病院(岡山市鹿田町)の泌尿器科は、再発した前立腺がんに対し、
がん細胞の表面にあるペプチドからつくった“ワクチン”を、
数種類組み合わせて投与する新しい臨床試験に9月から着手する。

中四国の医療機関では初の取り組みで、
研究の初期段階ではがんが大幅に縮小するなど高い効果を挙げたという。

前立腺がんに現れるペプチド26種類のうち、患者の血液検査で反応の高かった
上位4種類を組み合わせてワクチンを調合。
2週間おきに3ミリグラムずつ太ももなどに皮下注射する。
より効果を高めるために低量の抗がん剤を併用する。

がんに対するホルモン療法が効かなくなり再発した患者が対象。
約2年間で80人に実施する。

78 名前: 名無しさん 投稿日:2007/09/27(木) 14:09
岡山大学・がんワクチン・「CHP―NY―ESO―1」
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/09/27/2007092709381444011.html

世界初のがん免疫療法の臨床試験結果が26日、明らかになった。

9人の末期がん患者のうち、7人で腫瘍の増殖が止まるなど効果がみられ、
一時的にがんが消失したケースもあった。
目立った副作用はなく、08年にも実用化を目指す新たな臨床試験に着手する。

 がんワクチンを投与すると、体内の免疫機能ががん抗原をがんの目印として認識。
がん細胞を破壊する「キラーT細胞」とその働きを高める「ヘルパーT細胞」が増殖し、
がんを撃退する仕組み。

 臨床試験は、放射線治療や手術など従来の治療で効果がなかった50―70代の
がん患者9人(食道4人、前立腺4人、悪性黒色腫1人)を対象に実施。
2週間ごとに腕に皮下注射し、副作用の有無と免疫反応、腫瘍に対する効果を調べた。

 その結果、9人全員に強い抗体ができ、キラーT細胞とヘルパーT細胞が活性化。
うち7人で腫瘍が縮小したり増殖が止まった。

数センチあった食道がんが消失し日常生活に復帰できたケースもあった。
副作用は一時的に皮膚が赤くなる以外は見られなかった。
大阪大外科が食道がん、岡山大泌尿器科が前立腺がん、
同大皮膚科が悪性黒色腫の治療を行った。

79 名前: 名無しさん 投稿日:2007/09/29(土) 00:58
子宮頸がんワクチンを承認申請=国内で初めて

 英製薬大手グラクソ・スミスクラインの日本法人は28日、
子宮頸がん予防ワクチンを国内で初めて厚生労働省に承認申請したと発表した。

子宮頸がんの原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、
検出頻度が高い16型と18型などに感染するのを予防する。


いよいよ癌もワクチンの時代?!

80 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/06(土) 02:19
がんワクチン・東大医科学研究所ヒトゲノム解析センター・中村祐輔教授
http://www.asahi.com/science/update/1005/TKY200710050196.html

進行した膵臓がんや食道がんなどを対象にしたがんワクチンの臨床研究で、
患者34人のうち22人に病状の悪化を防ぐ効果が確認されていることがわかった。

日本癌学会総会で、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授が発表した。
目立った副作用は出ていないという。新薬として開発を進める方針だ。

がんワクチンは、がん細胞に狙いを絞って免疫反応を高め、がんをやっつけようという手法。
中村教授らが、正常細胞ではほとんど働かないのに、それぞれのがん細胞で特徴的に活発に
働いている遺伝子を特定。
その中から強い免疫反応を導くものを選び出し、複数のワクチンを作った。

膵臓、食道のほか、肺、肝臓、膀胱、大腸の各がんを対象に、
岩手医大や福島県立医大、山梨大、和歌山県立医大、九州大などが昨秋から順次、
臨床研究を始めた。

今はワクチン自体に毒性がないかどうかを確認している段階で、標準的な治療法がないと
判断された患者らに説明し、同意を得て研究に参加してもらっている。

9月末までに投与した患者は67人おり、このうち、計画通り投与し、
3カ月以上過ぎた34人について分析した。
がんが縮小したと評価された人は膵臓、膀胱、大腸の各がんだった5人。
がんが大きくならずに安定していた人が17人で、計22人で効果があったと判断した。

がんに対する免疫反応が高まっていることも確認され、特に比較的若い人で顕著だった。
また、投与の結果、半年以上、病状が安定している患者がいた一方、
効果のみられないケースもあった。

グループが、がんワクチンに期待するのは、手術後の再発予防。
実用化にはさらに研究を重ねる必要があるが、新薬の承認申請を目指し、
臨床試験(治験)を担当する厚生労働省の関連組織と相談に入りたい考えだ。

・COE拠点探訪/21世紀COEプログラム  ゲノム医科学の展開による先端医療開発拠点
拠点リーダー中村祐輔先生に訊く
http://www.u-tokyo.ac.jp/coe/coe02_tanbou15_j.html

・ポストゲノム時代の癌ワクチン療法の開発にむけて(ここからPDFファイルにアクセス)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003985457/en/

・関連情報「『がんワクチン』の臨床ネットワーク」
http://ikkikai.blog63.fc2.com/blog-entry-329.html

・過去報/2002年「大腸菌がんワクチン開発」
http://www.oishasan.co.jp/oisha/topics/rireki/02_10_21.html

・過去報/2007年2月「膀胱がんワクチンを開発 岩手医大の藤岡教授ら世界で初めて」
http://www.morioka-times.com/news/2007/0702/02/07020201.html

 岩手医科大学医学部泌尿器科学講座の藤岡知昭教授らの研究グループは、
膀胱がんの場合のみ体内に発現する新規腫瘍抗原遺伝子を発見し、
これを用いたワクチンの開発に成功した。
膀胱がんは長期では再発率が高く、これまでの抗がん剤やBCGの膀胱内注入よりも
抑制効果が高いという。この研究結果を同大の臨床現場に1日から導入開始した。
 
 この研究は藤岡教授、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授、
岩手医大付属病院薬剤部と共同で行われた。

81 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/07(日) 21:52
東大医科学研究所ヒトゲノム解析センター・中村祐輔教授つながりの研究。

がん増殖抑制・マウス実験で成功・RNA干渉
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071003-OYT8T00182.htm

がんの固まりに、がん遺伝子の働きを抑え込む遺伝物質を注射し、
がんの増殖を抑えることに、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの
中村祐輔教授らのチームが、動物実験で成功した。

正常な細胞にはほとんど影響しないため、副作用が少ないがん治療法の開発に向けた
研究として注目される。横浜市で開催中の日本癌(がん)学会で3日、発表された。

実験で使われた手法は「RNA干渉」と呼ばれ、
がん遺伝子の情報をがん細胞中で運ぶRNAという物質の働きを、
注入した別のRNAで止めてしまう。

特定の遺伝子の働きを抑えるこの技術は、がんや感染症治療などへの応用が試みられている。
中村教授らは、マウスの皮膚に人間の肺がん細胞を移植し、成長したがんの固まりに、
この遺伝子の働きだけを抑える人工的に作ったRNAを注射した。
その結果、RNAを注射したマウスでは、何もしなかったマウスに比べ、
がんの増殖を約半分に抑えることに成功したほか、
がん細胞の一部が死んでいることを確認した。

82 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/08(月) 22:50
>>80
こういった臨床試験に患者として参加させてもらうにはどうしたら
いいんでしょうか?

83 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/10(水) 03:25
まず問い合わせてみてください。
研究施設によっては、HPなどで情報を公開しているところもあり、問い合わせ窓口が
設置されていたり、担当者名が明記されている場合もあります。

http://www.m-clinic.jp/gannwakuchinn.htm

84 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/10(水) 08:42
>>82
ありがとうございます。 問い合わせてみます。

85 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/15(月) 22:15
>>78
http://www.okayama-u.ac.jp/user/med/immunology/news.html

「NY-ESO-1蛋白を用いた癌免疫療法の臨床試験を行います(2003.12.17)」
2003年にアナウンスされていましたね。
実施計画書がリンク切れになっているのが残念です。

86 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/30(火) 12:31
イングランドの全ての女児にHPVワクチンが接種される
大部分の子宮頸癌の原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンが
イングランドの12-13歳の全ての女児に接種されることになりました。
この秋から、対象となる女児には6ヶ月間の間に3回のHPVワクチンが学校で接種されます。
英国の保健省(Department of Health)は、HPVワクチン接種によって
毎年最大400人の命が救えると言っています。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=22936

とうとう、癌もワクチンの時代になったんですね。
肝臓癌について調べていた頃は、エタノール注入が時代の最先端でした。
本当に日進月歩なんですね、医療は。

87 名前: 千春 投稿日:2007/10/30(火) 15:16
ほんとに日進月歩ですね。
でもこの情報でいつも思うのですが、
子宮頸がんの要因のヒトパピローマウイルス感染阻止のワクチンですから、
このスレで語られている他の“癌ワクチン”とはまた語意が微妙ですよね。
でもこれはどちらにしても未来に希望を持たせてくれそうな話題です。

88 名前: 名無しさん 投稿日:2007/11/02(金) 17:29
がんセンターが「がんワクチン」の臨床試験に着手
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071101-OYT8T00216.htm

国立がんセンター中央病院が、治療の難しいすい臓がん、胆道がん患者を対象に
「がんワクチン」の臨床試験に着手することが1日わかった。
臨床試験は、病状が進行し、手術が適さないすい臓、胆道のがん患者十数人を予定。

ワクチンには、正常細胞にはなく、がん細胞の表面にある「WT1」というペプチドを利用。
体内に入ると、がん細胞だけを直接攻撃する免疫細胞(キラーT細胞)を増やす作用がある。
年内にも臨床試験を始める予定で、2週に1回ずつ2か月間、両肩や腹部など6か所に注射。
抗がん剤も投与する。

WT1を利用したワクチンは、杉山治夫・大阪大学教授らのグループが
2001年から白血病や乳がん、肺がん患者に臨床試験を始めた。
現在27大学で行われ、投与された250人を超える患者の中には、
末期がんと診断された状態から社会生活を送れるまで回復した例もあるが、
大学ごとにデータの質にばらつきがあり、実用化の道筋は明確でなかった。

国立がんセンターの平家勇司医師(薬物療法部)は、「ある程度の結果が得られれば、
製薬会社の大規模な治験につなげたい」と早期のワクチン開発に期待している。

89 名前: 名無しさん 投稿日:2007/11/22(木) 22:23
膵臓癌、胆道癌、がんワクチン研究の現状
http://d.hatena.ne.jp/yabuinu5/20071104

90 名前: せいじ 投稿日:2007/12/03(月) 15:42
ワクチンが開発されると聞いて、大変希望が持てるように成りましが、WTIを利用したワクチンは日本人の80%を占めるHLA2402,0201であり、これらの人たちが対象になっているようでありますが、残りの15%であるHLA3301や3100用ののワクチンは出来るのでしょうかお教えください。

91 名前: 名無しさん 投稿日:2007/12/08(土) 23:09
悪性脳腫瘍の新たな治療ワクチン試験/メイヨークリニック
http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=211

成人に好発し、最も悪性度の高い脳腫瘍である多形性膠芽腫(GBM、グリオーマ)の
患者を対象にした早期臨床試験で余命を有意に延長させたワクチンが現在、
メイヨークリニック(フロリダ州ジャクソンビル)の臨床試験を介して提供されている。

EGFRvIIIを発現する腫瘍がある被験者は標準治療単独もしくは
標準治療にCDX-110投与を追加した治療に無作為に割り付けられ、
腫瘍が増殖するか、患者が治療によって副作用を受けるまで薬剤投与する予定である。

臨床試験に関する詳細な情報に関しては、
臨床試験照会オフィス(電話番号507-538-7623)にお問い合わせ下さい。
詳細情報入手の予約はCentral Appointment Office(電話番号904-953-0323)に
電話をおかけください。

92 名前: 名無しさん 投稿日:2007/12/13(木) 23:36
PR1ペプチドワクチン・骨髄性白血病に有効
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_308.html

PR1ペプチドワクチンが骨髄性白血病に有効である可能性が
フェーズ1/2臨床試験の結果明らかとなった。
投与による副作用は少なく、イベントフリー生存期間の延長が確認された。

成果は12月8日から11日にアトランタで開催された米国血液学

93 名前: 名無しさん 投稿日:2007/12/20(木) 02:45
新型「がんワクチン」の臨床研究承認 岡山大・阪大など
http://www.asahi.com/science/update/1218/OSK200712180079.html

 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の倫理委員会は18日、
がん細胞が持つ特定のアミノ酸配列を狙って免疫反応を起こす
新型「がんワクチン」の臨床研究を承認した。
年明けから東京大、大阪大と共同で末期がん患者30人を対象に始める。

岡山大大学院の中山睿一教授らのグループは、
がんの10~40%に含まれるたんぱく質「NY・ESO・1」を使ったワクチンを作成。
04年7月から今年2月にかけて大阪大と共同で、同じたんぱく質を持った食道がん、
前立腺がん、悪性黒色腫の末期患者9人に2週間ごとに皮下注射を実施。
7人でがんが一時縮小や増殖停止する効果を確認した。

 患者全員に抗体ができてがんを攻撃するT細胞が活性化したという。
他のがんワクチン療法と違って、どのHLA(白血球型抗原)型でも効果があったのが特徴で、
目立った副作用はなかった。

 年明けから行う臨床研究は、「NY・ESO・1」のうち、アミノ酸20個による
長鎖ペプチドを使った新ワクチンで試験する。
中山教授は「臨床試験などが順調に進めば、数年内にも実用化できる見込みがある」
と話している。

94 名前: 名無しさん 投稿日:2008/01/03(木) 17:39
オンコセラピー、がんワクチン2種の権利を大塚製薬に供与

 東証マザーズ上場で新薬開発ベンチャーのオンコセラピー・サイエンスは26日、
がんワクチン2種類の開発・製造販売権を大塚製薬に供与したと発表した。

OTSは大塚製薬から契約金を受けとった。金額は明らかにしていない。
今後は、臨床開発の進ちょくに応じた収入を得るほか、
薬として販売されればロイヤルティーが入る。
OTSは、東京大学医科学研究所と共同でがんに関する遺伝子を探索。
がんに特有な遺伝子がつくり出すたんぱく質を元にワクチンを患者に投与すると、
体の免疫機能が高まり、がん細胞を攻撃するといった治療法の研究開発を進めている。

http://www.oncotherapy.co.jp/news/index.html#

95 名前: 名無しさん 投稿日:2008/01/09(水) 13:31
米Celldex Therapeutics社は、1月8日、米食品医薬品局(FDA)から、上皮成長因子受容体vIII(EGFRvIII)を発現している多形性膠芽腫(Glioblastoma Multiforme)を適応症としたワクチンであるCDX-110についてファストトラック指定を受けたと発表した。

 EGFRvIIIは、EGFRの一種で、正常細胞には発現していないと考えられている。多形性膠芽腫患者の40%に観察されており、治療のターゲットとして注目されている分子種だ。多形性膠芽腫のほか、乳癌、卵巣癌、転移性前立腺癌、大腸癌、頭頸部癌などでも発現していることが知られている。CDX-110は、EGFRvIIIワクチンだ。

 ACTIVATEと呼ばれるフェーズIIa試験の結果では、CDX-110を投与された多形性膠芽腫患者の生存期間中央値は、コントロール群の場合が14.5カ月であったのに対して30カ月だった。進行までの期間の中央値も、コントロール群の6.4カ月に対し、12カ月となった(p=0.0001)。

96 名前: 名無しさん 投稿日:2008/01/24(木) 18:38
ワクチン治療で 膀胱ガンに効果
http://news.ibc.co.jp/item_7511.html

ワクチンの投与によりガンの治療をする研究が世界的に進められていますが、
岩手医大は、各国にさきがけて膀胱ガンの治療に効果をあげています。

岩手医大泌尿器科の藤岡知昭教授らは東京大学医科学研究所の中村教授と共同で
去年1年間、進行した膀胱ガンの患者6人に、ワクチンを投与し治療を行ないました。
その結果4人に効果が認められ、そのうち3人は元気に退院しました。
この治療法は、ワクチンの投与でガンを攻撃するリンパ球を増やしガンを死滅させるもので、
副作用もほとんどないということです。
ワクチンによる治療法は各国で肺ガンなど多くのガン治療に応用されていますが、
治療法が簡易なうえ効果も見られたとして、藤岡教授は今後2年間で治療症例を
150に増やし、その治療法を確立させたいとしています。

97 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/02(水) 22:03
武田薬、前立腺がんワクチンを米社と共同開発・日本で治験検討
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080402AT1D0105801042008.html

武田薬品工業は1日、米バイオ関連の製薬会社セルジェネシスと
前立腺がんワクチンを共同開発すると発表した。

CGIが欧米で進めている最終段階(第三相)の臨床試験(治験)に
武田が参加し、日本での治験も検討する。

98 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/08(火) 15:13
乳がん治療ワクチン
人体の免疫システムを刺激して、癌を侵入者と認識させるようデザインされた
治療ワクチンが、マウスにおけるある種の進行乳癌の腫瘍根絶に効果を発揮。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18339880?ordinalpos=2&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

NCI癌研究センターのワクチン科のDr. Jay Berzofsky氏率いる研究チームは、
neuと呼ばれるタンパク質の一部を発現するよう改造したアデノウイルスを用いて
ワクチンを設計した。
Neuはヒト上皮増殖因子-2(HER2)に対応するタンパク質で、
乳癌患者の20~25%で過剰に発現される細胞表面レセプターである。

高レベルのneuタンパクを発現する腫瘍を形成させる目的で、
TUBOというマウスの乳癌細胞をマウスに接種した。
TUBO細胞およびワクチンを同時に接種すると腫瘍は形成されなかった。
TUBO細胞接種後にワクチンを接種した場合は小規模の腫瘍が形成されたが、
45日以内に消失し、再形成されることはなかった。

腫瘍が大きいほど、ワクチンが誘導する免疫応答により腫瘍を
縮小・消失させることが困難であった。 
2cmまでの腫瘍はワクチン接種後1週間のあいだ成長を続けたが、
その後1ヶ月以内に消失した。
3.5cmの腫瘍でも最終的には消失した。
だがワクチン接種時に5.5cmの大きさであった腫瘍は
いったん縮小したものの再び成長した。

また、TUBO細胞の接種後にワクチンを早く接種するほど肺への転移率が低くなった。
転移がある場合、腫瘍が多数存在していると免疫反応が癌を排除するのに
長い時間を要した。
200ヶ所以上の転移がみられたマウスでは腫瘍フリーとなるまで最大38日であった。

「レセプターの一部分だけを標的にするモノクローナル抗体による治療に比べ、
ワクチンにはいくつか有利な点があります」とDr. Berzofsky氏は語る。
「ワクチンならばいくつかの異なる抗体の産生を誘導して、
レセプターの様々な部分を標的にしますから、腫瘍が変異により治療効果から
逃れることは難しくなります」

Dr. Berzofsky氏は「マウスにおけるこれらの結果により、乳癌患者に対し、
HER2のような過剰に発現された細胞表面レセプターに対する抗体を
誘導するようなワクチンを生産できる可能性が示されました」とも付け加えた。

99 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/09(水) 22:59
治療向け癌ワクチン「オンコファージ」、ロシアで承認。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCCI1078.html

米バイオテクノロジー会社のアンティジェニックス(Nasdaq:AGEN)は8日、
再発リスクが中等度の腎臓がん患者の治療向けに、同社のがんワクチン
「オンコファージ」(一般名:ビテスペン)をロシア保健省が承認したと発表した。
今年下期にロシアでオンコファージを発売する計画とし、
欧州でも年内に承認申請を提出するとした。

患者それぞれの腫瘍から作られるオンコファージは、
患者特有のがんの「抗原指紋」を含んでおり、
体内の免疫系がその指紋を持つがん細胞のみを標的とするため
プログラムを作り直すよう設計されている。

オンコファージはロシア以外の国では承認されていない。
米食品医薬品局(FDA)からは腎臓がんと転移性黒色腫について
ファストトラックとオーファンドラッグ指定を受けており、
欧州医薬品庁からも腎臓がんについてオーファンドラッグに指定されている。

アンティジェニックスは、生物製剤の輸出規則を順守するため、
FDAに輸出承認申請を提出した。
同社は申請から60日以内にFDAが判断を下すと見込んでいる。
(輸出申請とは、連邦食品薬品化粧品法802項に基づいて、
米国では販売が承認されていない治療薬の輸出について許可を得るために、
FDAに提出するもの。)

ロシア医学アカデミー・がん研究センターのフセヴォロド・マトヴェーエフ氏は、
「非転移性腎臓細胞がんの患者に現在標準とされる治療法は、腎臓摘出手術と
術後の観察。術後も患者は、再発防止・予防に寄与する治療選択肢をしばしば求める。
疾病の初期段階についてのロシアでの承認でオンコファージが患者にそ
うした選択肢のひとつを提供する」と述べた。

100 名前: ぼぼ 投稿日:2008/04/13(日) 13:15
こんにちは。母が胃がんになり、胃の全摘出を行う事が決まりました。
一応、全検査が終わり、他部位への転移は認められず、ほっとしました(リンパは手術したときでないと分からないと)。
ステージは1~2との事でした(ずばりとは言われませんでしたが)。

私は免疫治療の有用性を将来的にも期待しているのですが、まだ臨床試験中で、企業は新薬として10年には販売したいと言う記事を目にし、現実的・科学的な確証が固まりつつあるとも期待しています。
癌ワクチンでは一部が国(確かスイス?)の承認を得たと言うのも、人つてですが、聞きました。
日本はご存知の通り、認可が降りるまで非常に遅いのは承知していますが、他国の臨床結果が効果の状況等ご存知になる方ございましたらご教授ください、よろしくお願いします。

ロシアでも承認されたんですね、これも遺伝子技術の向上のおかげなんですね。

101 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/15(火) 20:17
リステリア菌ワクチンが治療薬になる可能性
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200804/506134.html

リステリア菌にヒトパピローマウイルス(HPV)の抗原遺伝子を含むプラスミドを
導入したワクチンが、進行・再発子宮頸癌の治療薬になる可能性が示された。
化学療法、放射線療法、手術でうまく治療できなかった患者15人を対象にした
フェーズ1/2試験で抗腫瘍効果が確認された。
成果は4月12日から16日にサンディエゴで開催されている米国癌研究会議(AACR)で、
ワクチンの開発を進める米Advaxis社のJohn Rothman氏によって発表された。

このワクチンは「Lovaxin C」の名前で開発が行われている製剤。
Listeria monocytogenesの10403S株に、HPV-16のE7たんぱく質とリステリア菌の
たんぱく質であるリステリオライシンの非溶血性断片を融合たんぱく質として
プラスミドで導入する。
リステリア菌は先天性免疫を強く誘導し、CD4陽性リンパ球もCD8陽性リンパ球の
どちらも強く活性化し、様々なサイトカイン、ケモカインを誘導し、
抗腫瘍環境を構築するという。リステリオライシンもIL-1α、IL12を含む
サイトカインを産生するなど抗腫瘍効果に貢献することが期待できる。

Rothmann氏によると病期がより早期である2期の患者を対象にしたフェーズ2臨床試験を
今夏に開始する計画だという。
また頭頸部癌患者を対象にLovaxin Cと放射線療法を併用するフェーズ2臨床試験も
進めているという。

102 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/17(木) 13:12
治療ワクチンー乳癌NeuVax、子宮頸癌Lovaxin C
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/7086c0c58dac414948c3f7a5dfda9417

http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=254

乳癌に対するワクチンNeuVaxが、リンパ節転移のある低~高値Her2患者に投与され、
30ヶ月の経過観察の結果、投与された全患者において免疫反応の上昇が見られ、
死亡率が半減、Her2低発現の患者では死亡は皆無。
目立った副作用はなく、インフルエンザワクチン様であったとのこと。

同様に免疫反応を刺激して治療するワクチンLovaxin Cでは、
様々な治療が奏効しなかったエンドステージの患者16人に投与されたうち、
腫瘍サイズが評価された患者の13人中8人で腫瘍が縮小したり進行が止まった。
さらに重要なことに、生存期間を延長していると見られる。
「通常末期の患者の余命は6ヶ月です。このワクチン投与患者のうち6人は1
5ヶ月~18ヶ月経過後の現在でも生存しています」
副作用は、発熱、吐き気などインフルエンザ様症状にとどまり、
鎮痛剤や制吐剤で対応可能である。

103 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/17(木) 19:02
ファイザー、脳腫瘍ワクチンでアバントとライセンス契約
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCCS1855.html

アバントが完全所有子会社のセルデックス・セラピューティクスを通じて
ファイザーと結んだ契約によると、アバントは、多形性膠芽腫(GBM)という
脳腫瘍の治療向けに現在第2相臨床試験段階にあるワクチン候補「CDX-110」の
独占ライセンスをファイザーに供与する。

「CDX-110」は、FDAにファストトラック(完治が難しい疾患に対し、
高い治療効果が期待できそうな新薬をFDAが優先的に審査する制度)と
オーファンドラッグ(米国で患者数20万人以下の希少疾病の新薬の開発に対して
7年間の先発権保護が与えられる制度)に指定されている。

「CDX-110」は、上皮成長因子受容体(EGFR)の機能変異型、
「EGFRvIII」を標的とする免疫療法薬。
EGFRvIIIは健康な細胞でなく、がん細胞のみに発現するタンパク質で、
がん細胞の成長に直接寄与するがん遺伝子を変換する。
ファイザーは今回の契約により、EGFRvIIIワクチンを
他の適応症で使用する独占権利も得る。

104 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/26(土) 20:28
東大医科研、「がんワクチン」臨床試験拡大
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080426-OYT8T00539.htm

東京大医科学研究所病院は5月から、手術や抗がん剤、放射線などの治療が適さない
乳がん、大腸がんなどの患者約170人を対象に、大規模で本格的な
「がんワクチン」による臨床試験を行う方針を決めた。

同病院が臨床試験を行うのは、
食道がん、胃がん、膵臓がん、乳がん、肺がん、大腸がんの6種。
代表的ながんを対象に網羅的に試験を行うのは国内で初めて。

 対象は、ワクチン投与以外に治療法のない患者。
例えば、女性ホルモンや「HER2」が病気の進行に深くかかわっている乳がんでは、
これらを抑える薬が効果を示しているが、臨床試験の対象は、こうした治療薬の
対象とならない患者で、乳がんでは年間4000~8000人が該当するとみられる。

がんの目印物質(抗原)は、これまで東大医科学研究所のヒトゲノム解析センターが
50種類近くを見つけている。今回はそれらの中から10種類を選び、
患者には1~4種類のがん抗原1ミリ・グラムを1週間に2回ずつ計8回注射。
がん細胞を攻撃する白血球を活性化して、がん細胞の縮小や再発防止を目指す。

山下直秀院長は「過度な期待はできないが、安全性や効果について検証したい」。
治験審査委員会は、近く今回の臨床試験を正式に認可する。

105 名前: 名無しさん 投稿日:2008/04/26(土) 21:17
東大の癌ワクチンがいよいよ臨床試験開始ですか、、、
関係者から電話で聞いただけですが、かなり効果が期待できるようですよ。
治療法が無くなった末期の方を優先していくようなので、
多くの方が、その恩恵を受けることが、
できるのではないでしょうか?

106 名前: せいじ 投稿日:2008/05/14(水) 11:24
ななしさん、久しぶりに朗報ありがとうございます。このようなニュースを聞
くと、勇気がわいてきます。今後もよろしくお願いいたします。
東大の癌ワクチンはどのHLA(白血球型抗原)型でも対応が可能でしょうか?

107 名前: 相良 投稿日:2008/05/17(土) 15:32
私の弟が胃癌です、ステージ3とゆわれています。助かるでしょうか。

108 名前: 名無しさん 投稿日:2008/05/17(土) 19:10
国立がんセンターHPでは、5年生存率(ほぼ完治と同じです)について、
「病期(ステージ)別の5年生存率では、IA:92%、IB:90%、II:76%、IIIA:59%、IIIB:37%、IV:8%」と書いてあります。
多少前のデーターでしょうから、現時点ならば、いくらかはこれよりは良いでしょうが。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/stomach/treatment_10.html#prg1_op1

なお、メールアドレスを書かれると、「健康業者」さんなどからのメールがたくさんくる可能性大です。
本掲示板の運営→要望→削除依頼で、管理人さんにアドレス削除を依頼する方が良いでしょう。

109 名前: 名無しさん 投稿日:2008/05/29(木) 22:29
久留米大学が6月14日に東京の学術総合センターでがんワクチンの市民公開講座を行います。
前立腺がん、すい臓がん、胃がんなど。
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/061408tokyo.html

110 名前: 名無しさん 投稿日:2008/05/30(金) 21:43
>>78
個人的にはこれに一番期待してます

111 名前: 名無しさん 投稿日:2008/07/02(水) 03:52
>>99 承認に続いて商品化か

世界初・癌ワクチン商品化
http://www.oishasan.co.jp/oisha/topics/time1.html#topics14

「まさか、ロシアが世界初のがんワクチンの商業化に踏み切るとは」。
我が国のバイオ関係者がこう驚いたニュースが、2008年4月8日に飛び込んできた。
米アンチジェネディック社が製造した腎臓がんワクチン「オンコファージ」が、
ロシアで商品化されたのだ。
 世界中で7種以上のがんワクチンが、臨床試験の最終段階であるフェーズ3に入っている。
「アバスチン」などの抗体医薬や「ネクサバール」などの標的医薬の華々しい成功の陰で
目立たないが、製薬関係者の間ではがんワクチン実用化が近いことはいわば常識だった。
問題は欧米の医薬品の規制当局のどこが、先にがんワクチンを認可するか、であった。
ロシア政府がまさか先鞭(せんべん)をつけるとは誰も予想しなかった

112 名前: 名無しさん 投稿日:2008/07/17(木) 00:14
>>104 結果が発表されるようです。

癌ワクチン臨床研究、6割に効果 膵臓・大腸がんなど
http://www.asahi.com/science/update/0716/TKY200807160219.html

膵臓癌などを対象に、全国10カ所以上の大学病院で行われている、
癌ワクチン臨床研究の中間的な解析が明らかになった。

従来の治療が効かなかった患者約80人の6割強で、がんの縮小や、
一定期間悪化しないなどの効果があった。

 札幌市で開催中の日本消化器外科学会で17日、
東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授が発表する。

 対象は食道、膵臓、大腸、膀胱など10種以上で、国内過去最大規模。
研究を重ね、新薬の承認申請を目指した治験に入る。

 ワクチンを注射した82人について解析。
進行・再発で標準的な治療法が無効だった大腸癌で、
27人中15人にがんの縮小やそれ以上進行しない効果があった。

膀胱癌では6人中3人で癌の縮小が認められた。
膵臓では抗癌剤との併用で利用したが、
患者27人中18人で何らかの効果がみられた。

 82人の経過をみると50人で癌の縮小や、進行しない効果が認められた。
注射した部分が腫れたり硬くなったりする副作用はあったが、
重い副作用はなかったという。

 癌ワクチンは、癌に対する免疫反応を特に強め、やっつけるのが狙い。
人の全遺伝情報で、がん細胞で活動しながら、正常細胞ではほとんど働いていない
遺伝子をみつけ、その中から強い免疫反応を引き起こす17の抗原を特定し、
複数の癌ワクチンを作った。

 癌ワクチンは副作用が少なく通院治療ができるうえ、
最近の抗癌剤より費用が低いと期待されている。
開発は米国などが先行し、前立腺がんでは年内にも承認される見通し。

113 名前: 名無しさん 投稿日:2008/07/24(木) 01:02
植物由来のがんワクチン開発、免疫反応を活性化 スタンフォード大
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2421254/3157053

腫瘍に対する免疫反応を活性化する植物由来のがんワクチンを開発したと、
スタンフォード大学医療センター(Stanford University Medical Center)の
研究チームが21日の米科学アカデミー紀要
of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表した。
このワクチンは、患者の腫瘍のタイプに合わせて作製することが可能だという。

 チームは、不治の病とされるB細胞性の濾胞性リンパ腫と診断された患者16人に
このワクチンを投与した。
すると、深刻な副作用を呈した患者は1人もおらず、
免疫反応が活性化された患者は70%以上にのぼった。

 このワクチンがネズミのがん細胞を破壊することは既に確認されている。
チームは、ヒトのがん細胞をも破壊するかは不明としながらも、
こうした技術を応用して、一部の悪性腫瘍に対する治療につなげたいとしている。

 植物由来のがんワクチンの臨床試験が行われたのは今回が初めて。
動物またはヒトの細胞を使用したがんワクチンの臨床試験では、
一定した結果は得られていなかった。

114 名前: 名無しさん 投稿日:2008/07/28(月) 19:44
前立腺癌ワクチン「GVAX」のフェーズ2で生存期間35カ月を達成
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200807/507369.html

米Cell Genesys社は、前立腺癌用「GVAX」ワクチンに関する
2件めのフェーズ2試験(G-0010)結果が、米癌学会誌Cancer誌電子版に
7月21日に報告された。高用量群の生存期間の中央値は35.0カ月になった。

「GVAX」は、免疫系に広範な腫瘍抗原を提示できるよう設計された全細胞ワクチンで、
前立腺癌細胞株2系統に顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)の遺伝子を導入、
放射線照射したものから成る。個々の患者に特異的なワクチンではない。
同社は、このワクチンをバイオリアクターで製造している。

 オープンラベルの多施設試験G-0010は、
転移性ホルモン療法抵抗性前立腺癌の患者80人(年齢の中央値は69歳)に、
3通りの用量投与し、安全性、免疫原性、全生存期間などを評価する方法で行われた。

 全体として忍容性は高く、この試験では最大耐用量を見いだせなかった。
最も多く見られた有害事象は、注射部位の浮腫だった。

 生存期間の中央値は、
高用量群35.0カ月、中用量群は20.0カ月、低用量群では23.1カ月となった。
15人(19%)の患者でPSA値が安定化、当初の1/2未満にPSA値が低下した患者も1人いた。

 ワクチンの成分となっている細胞株のいずれか一方または両方に対する抗体産生が
見られた患者の割合は、用量が多いグループほど多かった。
低用量群では23人中10人(43%)、
中用量群では18人中13人(72%)、
高用量群では18人中16人(89%)であった。
コクラン・アーミテージテストによる単調増加の検定ではP=0.002で、
抗体産生の割合は用量依存傾向を示した。

 同様の患者を対象に行われた1件目のフェーズII試験でも、
全生存期間の中央値は34.9カ月で、ほぼ同じ結果が得られている。

 現在この種の患者の標準治療「タキソテール」とプレドニゾンの併用での生
存期間の中央値は18.9カ月と報告されており、「GVAX」への期待が高まった。

 「GVAX」については既に、VITAL-1、VITAL-2という2件のフェーズ3試験が進行中、
いずれもフェーズ2の高用量群に該当する用量を用いている。

 多施設無作為化試験のVITAL-1は、痛みのない転移性ホルモン抵抗性前立腺癌患者に
対する「GVAX」の効果を「タキソテール」+プレドニゾンと比較するもので、
主要エンドポイントは生存期間に設定されている。

 VITAL-2は、痛みがある転移性ホルモン抵抗性前立腺癌患者を対象に、
「GVAX」+「タキソテール」併用の安全性と有効性を
「タキソテール」+プレドニゾン併用と比較する試験で、
主要エンドポイントはこちらも生存期間だ。

 「VITAL-1」については既に患者登録が完了、最終的な結果分析が可能になるレベルに
イベント発生件数が達する時期は2009年後半と予想されている。
「VITAL-2」の患者登録は2009年前半に完了する予定だ。

 2008年3月31日、武田薬品工業がCell Genesys社と契約を結び、
前立腺癌用「GVAX」ワクチンの世界的独占的開発販売権を取得したため、
フェーズ3は2社が共同で進めている。

 「GVAX」については、早期の前立腺癌患者を対象とするフェーズ1/2試験でも、
PSAの経時的変化率やPSA倍化時間などおいて好結果が見られている。

 Cell Genesys社は、米Medarex社と米Bristol-Myers Squibb社が共同開発中の
CTLA-4受容体を標的とする完全ヒト抗体製剤「MDX-010」(イピリムマブ)と
「GVAX」を前立腺癌患者に適用する臨床試験も行っている。

115 名前: 名無しさん 投稿日:2008/08/17(日) 00:20
BiovaxIDワクチンが 非ホジキンリンパ腫の無病生存期間を改善
Cancer Consultants 2008年7月28日
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/cancer_reference/index.php?page=article&storyid=549

米国国立癌研究所(NCI)とAccentia BioPharmaceuticals社の報告によると、
個別患者向けワクチンBiovaxID(個別化抗イディオタイプ・ワクチン)は
濾胞性非ホジキンリンパ腫(NHL)患者の無病生存期間を有意に改善した。

米国血液学会の2005年総会では、臨床的完全寛解を達成した後に
BiovaxIDを投与した濾胞性リンパ腫の患者に対する第2相試験の9年間の
追跡調査結果について、NCIとAccentia BioPharmaceuticals社の研究者らが報告した。
これらの結果は十分に有望であり、第3相無作為化比較試験の根拠となった。

第3相臨床試験は、初回化学療法を受けて効果のあった濾胞性リンパ腫の患者を対象とした。
患者は、寛解導入後にBiovaxIDあるいはGM-CSFのどちらかを投与する群に無作為に割り付けた。
この研究の追跡調査期間の中央値は80ヵ月(6年8ヵ月)であった。

・無病生存期間の中央値は、BiovaxID治療を受けた患者では1年以上改善した。
・再発までの期間の中央値は、BiovaxID治療を受けた患者が33.8ヵ月だったのに対し、
対照群ではわずか21.2ヵ月だった。

こうした結果に基づき、Accentia BioPharmaceuticals社はBiovaxIDの
FDA承認に向けて取り組んでいく予定である。

コメント
ワクチンとしては目覚しいデータであり、
審査結果に大きな関心が持たれるところである。

116 名前: 名無しさん 投稿日:2008/08/18(月) 22:25
前立腺癌ワクチン「Provenge」のフェーズ2試験開始
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200808/507543.html

米Dendreon社は、進行前立腺癌に対する、前立腺癌ワクチン「Provenge」(sipuleucel-T)
の多施設フェーズ2試験を開始したと発表した。

 Provengeは前立腺酸性ホスファターゼ(PAP)を標的とする活性化免疫細胞製剤。
試験は「ProACT」(Prostate Active Cellular Therapy)と名づけられ、
転移性でアンドロゲン非依存性の前立腺癌患者120人の登録が予定されている。

 患者を3群に分け、それぞれ異なる濃度の抗原を投与する。
登録条件は、フェーズ3試験であるIMPACT試験(IMmunotherapy for
Prostate AdenoCarcinoma Treatment、D9902B)に則っているという。

 Dendreon社は、Provengeに関する生物製剤承認申請(BLA)FDAに提出しているが、
有効性を示す臨床データの追加提出を求められていた。

IMPACT試験は2007年10月に登録が完了されており、この試験によって有効性が確認されれば、
BLAを修正することが可能となる。

 また、同社では術前補助療法として40人を対象にした、別のフェーズ2試験
NeoACT(Neoadjuvant Active Cellular immuno Therapy)も今年7月に開始している。
___________________________________________________________________

このDendreon社の Provenge については、FDAから不当な却下を受けた、と
WallStreetJournalで報道されたことがありました。
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/ad1d6ac9eec849c4eae2dabac78d7e3d

真夜中に引き戻されたかに思えたワクチン、今度こそ正当な評価がされますように。

117 名前: 名無しさん 投稿日:2008/09/06(土) 22:54
ついに全てのインフルエンザに一生効果のある
革命的な予防接種ができる
http://labaq.com/archives/51092222.html

BBC NEWS
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/7577501.stm

これまでのインフルエンザの予防接種は、ウイルス細胞の外側にある
たんぱく質を、免疫細胞に攻撃させるという理屈です。
しかしこれらのたんぱく質は変異が起きやすく、そのために毎年
新しいウイルスに合わせて新しいワクチンを作り出さす必要がありました。

ところがこの新しいワクチンは、接種されると体内にある
T細胞を寄せ付けてから増殖させ、そのT細胞がウイルス細胞の内側にある
たんぱく質を見つけ出し攻撃するというものです。
そしてインフルエンザのウイルスごと破壊してしまうそうです。

最初に12人の被験者に対してワクチンの臨床実験が行われるそうです。
これが上手くいけばインフルエンザに対する予防接種は
激変するであろうとしています。
毎年必要な接種が10年に1度の接種で済むようになるとのことです。

同じような理屈で、HIVや結核、マラリア、
そして癌などにも利用できるのではないかと期待を寄せています。

現在はまだまだ試験段階であるらしく、一般への実用化へは
長い道のりらしいのですが、かなり画期的な発見です。

HIVや癌にまで応用できると言いますから、実用化にこぎつけることができれば、
医学の飛躍的な革新となるのではないでしょうか

118 名前: 名無しさん 投稿日:2008/10/29(水) 21:42
がんワクチン「Oncophage」が欧州で腎細胞がん対象に承認申請
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200810/508301.html

米Antigenics社は10月22日、限局性腎細胞癌治療薬として、
「Oncophage」の条件付きの販売承認申請を欧州医薬品審査庁(EMEA)に提出。
承認されれば、欧州で最初の治療用癌ワクチンとなる。

 Oncophageは患者自身の細胞から作られるワクチン。
 今年4月、Oncophageは再発リスクが中程度の腎癌に対する術後補助療法として
ロシアで承認された。
欧州では2005年に希少疾病用医薬品に指定されており、
欧州での10年間の市場独占権が認められることになっている。

 腎癌のほか、転移性黒色腫のフェーズ3試験や
再発性神経膠腫(グリオーマ)のフェーズ1/2試験も行われている。

ロシアでは製品化されているもよう。>>111

119 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/18(火) 21:24
岩手医大の癌ワクチンがNKKでニュースになっていましたね。
奏功率60パーセント。
5年以内の承認を目指すそうです。

120 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/19(水) 06:37
奏功率60パーセント→腫瘍制御率60%

たしか、「縮小+不変」でしたから・・・

121 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/19(水) 11:27
岩手医大の癌ワクチンがNHKでニュースになっていたそうですが、聞き漏らしてしまいました。
趣旨は119,120と思いますが、詳しくお願いいたします。

122 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/19(水) 12:15
岩手医大が膀胱ガンに対する癌ワクチンを進めているとは聞いています。

ただこの秋の時期は、学会発表の時期と重なるので、地味なものより
話題性のあるようなものが取り上げられる傾向にあります。
もちろん、良い事でもありますが・・冷静な対応を

123 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/19(水) 13:06
岩手医大に問合わせた方、いらっしゃいましたら
詳細など是非書き込みお願いします。

自分はおそらく適応外なので、
問合せが殺到しているであろう時期に、
問合せにくいので。

よろしくお願いします。

124 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/19(水) 22:31
岩手医大の膀胱癌ワクチンのニュースですが、
>>80 に投稿がありました。下記のワクチンの続報ですね。

「岩手医科大学医学部泌尿器科学講座の藤岡知昭教授らの研究グループは、
膀胱がんの場合のみ体内に発現する新規腫瘍抗原遺伝子を発見し、
これを用いたワクチンの開発に成功した。
膀胱がんは長期では再発率が高く、これまでの抗がん剤やBCGの膀胱内注入よりも
抑制効果が高いという。この研究結果を同大の臨床現場に1日から導入開始した。
 
 この研究は藤岡教授、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授、
岩手医大付属病院薬剤部と共同で行われた。」

125 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/20(木) 14:50
上記ペプチドワクチンについて、
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html

トップからPDFファイルにリンク。各地病院診療科問いあわせ先あり。

126 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/20(木) 15:18
がんペプチドワクチン療法 中村祐輔 講演
http://lib-stream0.jichi.ac.jp/contents/all/200800000694.htm

127 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/22(土) 01:02
エーザイ、がん治療用ワクチンを米で治験
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081121AT1D200B420112008.html

エーザイはがん治療で有望視される治療用がんワクチンの実用化に着手する。2009年にも有効性を調べる臨床試験(治験)を米国で開始、16年度以降の実用化を目指す。副作用が少ない点などから今後7―8年で年3000億円市場に成長するとされるが、まだ一部の海外製薬会社しか製品化していない。エーザイは早期に参入し、成長領域である同市場でのシェア獲得を狙う。

 エーザイが実用化する治療用がんワクチンは、がん細胞を狙って攻撃する性質を持つ「T細胞」の働きを高める効果がある。米国で約40人のがん患者に投与したところ、重い副作用などの問題がみられなかったため、大規模な治験を実施し有効性を確かめる。同社では乳がんや大腸がんなどの固形がんで効果が期待できるとみている。

128 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/22(土) 18:59
BCG-CWSワクチンの講演会がありました。
条件付きですが、驚くような効果でした。

標準治療と相容れない部分が大きいため、
一旦標準治療に入った患者さんは、この治療には
向かないケースが多いと思いますが、
白血病は(条件付きですが)治る、という
データには驚きました。

129 名前: 名無しさん 投稿日:2008/11/23(日) 21:26
ペプチドワクチン研究、臨床施設一覧
http://www.m-clinic.jp/peptide.htm

130 名前: 名無しさん 投稿日:2008/12/04(木) 17:50
国内初、がんワクチン外来開設へ 福岡・久留米大
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081204-OYS1T00201.htm

 久留米大医学部は3日、来春から大学病院内に「がんワクチン外来」を設置し、
全国初のがん患者らへのワクチン療法を始めると発表した。
ワクチン療法は免疫機能を高めてがん細胞を排除する「第4の治療法」として注目される。

 吐き気などを催す抗がん剤などと違って副作用が少ないほか、週に1度注射するだけで
入院も必要ないなど、従来の治療法に比べ患者の負担が少ない。

 前立腺がん、膵臓(すいぞう)がんなどの患者500人余に対する臨床試験で安全性を確認。
延命効果が得られた患者も多かったとして、がんワクチン外来の新設を決めた。
患者には少なくとも計6回、ワクチンを投与する。

 ペプチドワクチンは医薬品として国の承認を得ていないため、公的医療保険を使えないが、
患者の治療費を数十万円(6回分)に抑え、残りは大学側で負担する方針。
5年以内の医薬品承認を目指している。

ワクチン療法は、東大や札幌医大なども研究しているが、外来を設けるのは久留米大が初めて。

131 名前: <削除> 投稿日:2008/12/14(日) 00:29
<削除>

132 名前: 名無しさん 投稿日:2008/12/14(日) 00:48
>131
ここは”人間”の癌掲示板です。
あなたにとっては家族同様の猫でしょうが、
猫と一緒にしないでください。
もう少しデリカシーを持っていただきたい。

133 名前: 名無しさん 投稿日:2008/12/14(日) 01:12
>>131
うちの猫も乳癌ですが、家族も癌です。
人間の家族が死にそうなのにペットと一緒にしないで。
無神経すぎて悲しいです。

134 名前: 名無しさん 投稿日:2008/12/14(日) 01:25
>>131
削除依頼しました

135 名前: 名無しさん 投稿日:2009/04/02(木) 11:33
久留米大がんワクチン治療 応募殺到で打ち切り 開始90分で1500件

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/86935

久留米大は1日、がん患者それぞれに最適なワクチンで治療する
全国初の「がんペプチドワクチン外来」の受け付けを始めた。
午前10時からのインターネット上などでの受け付け開始直後から、
申し込みが殺到。1時間半で1500件に達し、
同大は「このまま続けても受け入れできない」として打ち切った。

同大によると、同外来の受診は、受け付け後、患者それぞれの主治医の
承諾を得て、さらに同大で適応状況の審査がある。
半年間で60人程度の患者受け入れを予定。
次の受け付け開始は半年後をめどとしている。

同治療法は、外科手術や抗がん剤、放射線治療に比べて、
副作用が少ないのが特徴で、通院治療も可能という。
同外来は、昨年12月に開設を発表後、全国から約1000件の
問い合わせがあったという。
=2009/04/02付 西日本新聞朝刊=

136 名前: 名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 23:45
【高度医療評価会議】新技術1件を条件付き容認
http://www.yakuji.co.jp/entry11407.html

新規申請技術の4月受け付け分は、
▽進行性膀胱癌に対する腫瘍特異的ペプチドワクチン療法
▽再発予防を目的とした膀胱癌に対する腫瘍特異的ペプチドワクチン療法
▽経カテーテル大動脈弁留置術
▽大腸癌に対するペプチドワクチン療法
▽大腸癌の術後再発阻止を目的としたワクチン療法
▽進行食道癌に対するペプチドワクチン療法
▽食道癌の放射線化学療法後、再発予防を目的としたペプチドワクチン療法
▽食道癌術後(術前治療なし)再発阻止を目的としたワクチン療法
▽食道癌術後(術前治療あり)再発阻止を目的としたワクチン療法――の9件。

137 名前: 名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 00:18
■膵臓がん治療用ワクチンの臨床試験始まる(日本外科学会学術集会より)
http://pancan.jp/content/view/232/67/

膵がんの血管新生を標的としたワクチン療法によって膵臓がんの進行を遅らせようという
臨床試験の第Ⅱ/Ⅲ相試験が全国の25箇所の医療機関で開始されました。
第Ⅱ/Ⅲ相試験は新薬臨床試験の最終段階に相当する試験で、
日本国内のみならず世界中が注目する試験です。

詳細は、4月2日から4日まで福岡で開催された第109回日本外科学会定期学術集会で
報告されました。
試験の中心になっているのは、和歌山県立医科大学第2外科教授の山上裕機先生、
宮澤基樹先生と東京大学医科学研究所教授の中村祐輔先生のグループです。

この試験にはどんな患者さんも参加できるわけではなく、免疫反応が誘導できる
白血球の型がマッチする必要があります。
現在、試みられているワクチンはHLA-A※2402という型を持つ患者さん以外では
効果はありません。ワクチンの接種を受けるためにはこうした白血球の型を調べる
必要もあります。

今回の試験は、切除不能進行膵臓がん患者さんを対象にしていますが、
本当にワクチンの底力が発揮できるのは、術後に使用する場合だと多くの専門家は見ています。
術後に打って、再発を抑制することができれば、膵臓がんの治療成績の向上が期待できます。
今回の試験はその最終的なゴールを目指した一里塚といえそうです。 

138 名前: 名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 02:34
久留米大学ペプチドワクチン第二期患者募集
2009年6月1日発表
がんワクチン外来の第二期患者募集を7月1日より行う予定です。
募集の詳細については6月15日午前10時より
久留米大学ペプチドワクチン事務局ウェブページ(当ページ)ならびに、
テープによる自動案内電話(0942-31-7350)にて公開いたします。
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/index.html

139 名前: 名無しさん 投稿日:2009/06/10(水) 13:17
ASCOがんワクチンリポート
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/nci_bulletin/index.php?page=article&storyid=307

さまざまなタイプの癌患者に対して、腫瘍に対する免疫反応を高めるワクチン治療が
有用である可能性がオーランドで開催された2009年ASCO(米国臨床腫瘍学会)の
年次総会で発表された数件の臨床試験結果で明らかになった。

140 名前: 名無しさん 投稿日:2009/06/15(月) 13:31
肝臓癌の治療用ワクチン、中国での開発販売権を取得
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20090615162662.html

で、株価が上がった、というニュースです。
「バイオベンチャーのオーダーメイド創薬が、同社から肝臓がんの治療用ワクチンについて、
中国での開発・販売権を取得したと報じられたことを受け、開発販売権の供与による
収益成長を期待した買いを集めている。

マザーズのオンコセラピー・サイエンス(4564)の株価は13時08分現在、
19,700円高の168,300円。一時は、168,600円まで上げてSTOP高となる場面も。」

141 名前: 名無しさん 投稿日:2009/06/27(土) 20:53
乳癌ワクチンStimuvaxの国際的フェーズ3試験が開始
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200906/511316.html

 ドイツMerck社は6月22日、ホルモン受容体陽性の進行乳癌患者を対象に、
乳癌ワクチン「Stimuvax」(BLP25リポソームワクチン)のフェーズ3試験の開始を発表した。

 Stimuvaxは、糖たんぱく質抗原MUC1を発現している癌細胞に対して免疫反応を
高めるよう設計された治療用癌ワクチン。
MUC1は肺癌や乳癌、前立腺癌、結腸・直腸癌など多くの癌で過剰発現している。

 フェーズ3試験の名前はSTRIDE(STimulating immune Response In aDvanced brEast cancer)。
北米、欧州、アジア、オーストラリアを含む30カ国以上の、およそ180施設で実施され、
900人以上が登録する見込み。ただし日本は対象に含まれていない。

 エストロゲン受容体陽性もしくはプロゲステロン受容体陽性で、切除不能の局所進行、
再発または転移性の乳癌患者を、「Stimuvaxとホルモン治療」の群と
「プラセボとホルモン治療」の群に、無作為に2対1の割合で割り付ける。
主要評価項目は無増悪生存期間で、そのほかに全生存期間やQOL、抗腫瘍効果、
安全性を評価する。

 またStimuvaxに関して同社は、切除不能ステージ3の非小細胞肺癌を対象とした
フェーズ3試験START (Stimulating Targeted Antigenic Responses To NSCLC)も行っている。
30カ国以上で1300人以上が登録する予定という。

142 名前: 名無しさん 投稿日:2009/07/18(土) 22:37
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_1146.html
切除不能な膵がんにテーラーメイドがんワクチンで良好な成績

 久留米大学がんワクチングループによって開発されたテーラーメイドがんペプチドワクチン療法は、
ゲムシタビンとの併用で切除不能な膵がんに有効とする可能性が示された。
19人の患者を対象に行われたフェーズ2試験の結果について、
7月16日から18日まで大阪市で開催されている第64回日本消化器外科学会総会で、
関西医科大学枚方病院外科の柳本泰明氏が発表した。

 試験の結果、1年生存率は42%、全生存期間中央値が9.5カ月、奏効率37%、
疾患制御率84%となり、ゲムシタビンの単独投与で得られる数値を上回っていた。

 一方、副作用は、グレード3/4の血液学的毒性は、好中球減少症が6人(35%)、
ヘモグロビン減少が4人(23%)だった。
非血液学的毒性では全グレードで94%にあたる16人に食欲不振が見られた。
ワクチン関連毒性ではグレード1/2の皮膚炎症反応が71%、リンパ浮腫が41%の患者に見られた。

143 名前: ガン遺伝子治療研究会 投稿日:2009/07/19(日) 13:28
ガン遺伝子治療研究会では、がん患者さんご本人やご家族からのご希望を頂き、医療機関様を通じて、
遺伝子治療薬「RT181」の投与、治療を行っていただいております。
この「RT181」は2002年にボストンで開催された「世界ゲノムがんシンポジウム」で発表されました。
日本には約5年前にはじめて末期のがん患者さんに投与され良好な結果を得ました。
その後多数の患者さんに投与され大変な反響をいただいております。
遺伝子治療薬「RT181」の詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.ca-opinion.com/idenshi.html
現在、日本では数カ所の医療機関様と提携させていただいております。
この遺伝子治療薬「RT181」はガン遺伝子治療研究会が日本の総代理店をしております。
また多数の患者さんやご家族からの直接のお問い合わせにも対応しております。
今は個人輸入というかたちで遺伝子治療薬「RT181」を入手しておりますが、
一日でも早く国内で生産出来るよう努力している次第です。今後多くの方々に
免疫治療、遺伝子治療を知っていただきたいと思いまして投稿をさせていただきました。
詳しい内容についてはホームページをご覧下さい。

ガン遺伝子治療研究会 
東京都港区赤坂2丁目6番14号 赤坂26ビル
TEL 03-6229-1972 FAX 03-6229-1973
メール info@ca-gls.com
ホームページ http://www.ca-gls.com/

144 名前: 名無しさん 投稿日:2009/07/19(日) 13:34
>143

汚いウジ虫さん。あちらこちらでわいているようですが・・・

こちらも同じもののコピペで・・・

----------------------------------------
ガン遺伝子治療研究会 理事長 田*輝宏

過去の投稿より

>ググってみると、田*輝宏氏って佐野*太郎センセイの外科医院の事務長のようですが?

田*輝宏氏は、佐野氏の外科医院の事務長をやめたんですよ。

このツクシフル1というインチキワクチンを広めるために、新しい肩書きガン遺伝子治療研究機関グ*ーンライフスター本部事務局事務局長と名乗っていました。
現在は、その名刺の電話番号も通じないですから、もうやっていないんじゃないですか?

でも、中国人女性は別の医師と組んでやっているみたいです。

皆さん、この詐欺ワクチンに引っ掛からないように、気を付けてください。

http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=999438346&st=166&to=166&nofirst=true

そういえば住所は同じだったよな。
看板を変えたのか・・・
------------------------------------------

145 名前: 名無しさん 投稿日:2009/08/30(日) 13:27
ペプチドワクチンを用いた3技術を条件付き承認―高度医療評価会議
https://www.cabrain.net/news/article.do;jsessionid=70D0AD30F87114F8D59742164294F203?newsId=23371

厚生労働省の「高度医療評価会議」(座長=猿田享男・慶大名誉教授)は7月23日、
がんに対するペプチドワクチンを用いた9つの技術評価を検討し、
そのうち3技術を「高度医療評価制度」の対象として条件付きで承認した。

条件付きで承認されたのは、
▽個人に適切なワクチン選択技術を用いるがんペプチドワクチン療法
▽大腸がんに対するペプチドワクチン療法
▽進行食道がんに対するペプチドワクチン療法―の3技術。

 「個人に適切なワクチン選択技術を用いるがんペプチドワクチン療法」は、
再発前立腺がんと神経膠芽腫を適応症として、1月に久留米大附属病院が申請していた。
同会議は、適応症を再発前立腺がんだけに限定した上で、患者や家族などへの説明文書を
修正することなどを条件に承認した。

 「大腸がんに対するペプチドワクチン療法」は、山口大医学部附属病院が4月に申請した。
実施体制や倫理的な観点からの評価は「適」とされたが、
「治験の計画に活用できる臨床データを取得する観点から、高度医療実施計画の
目的や方法を再検討すること」や「引き受け企業など、薬事承認を取得するまでの
ロードマップを明示すること」などが必要と指摘された。

「進行食道がんに対するペプチドワクチン療法」は、山梨大医学部附属病院が4月に申請していた。

 がんペプチドワクチン療法は国内外とも未承認で、現時点では有効性や安全性の評価が定まっていない。
同会議が国内外とも未承認の医薬品や医療技術を用いた技術を評価するのは初めてで、
継続的にその基準などについて検討していた。
厚労省の担当者は、「考え方がある程度まとまったために評価を行った」としている。

146 名前: 名無しさん 投稿日:2009/09/21(月) 14:13
大麻が効く

147 名前: 名無しさん 投稿日:2009/09/30(水) 02:34
膵臓がん治療 ワクチン、来年末にも申請
オンコセラピーサイエンス
http://www.new-medical.jp/

2010年末にも膵臓がん向け治療用ワクチン「OTS102」の承認を申請する。
臨床試験で安全性を確認できたため、有効性確認の治療に移行する。
早期承認されれば日本初のがん治療用ワクチンとなる。

OTS102は09年1月からがん患者を対象に、安全性や有効性を確認する第2/3相治験を進めている。
約150人を対象に投与する計画。
まず15人分の患者のデータが集まった時点で、既存薬と併用したときの安全性を解析していた。

このほど第三者機関雄効果安全性評価委員会が安全性データを評価、この結果、
既存の抗がん剤「ジェムザール」と併用投与した15人について、OTS102ががん原因となる
重い副作用などは見られず、治験進めるための安全性は確保できたと判断した。

同社は引き続き患者の登録を進め、有効性を検証するデータを蓄積する。
治験が計画通り進み、当局から承認を得られれば、11年以降に発売される見通し。

OTS102は膵臓がんに酸素や酸素を送り込む血管に特異的に現れるたんぱく質をもとに製剤化し、
投与するワクチン。
免疫機能を活性化させる役割があるワクチンを投与し、この血管が新しく出来たり、
成長したりするのを抑えることで、がん細胞の増殖を抑制する。

148 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/03(土) 23:00
人工抗原ワクチンは種類がいろいろあって頭が整理しきれないのですが、
大別して
●東大中村祐輔チーム
●阪大杉山治夫チーム(WT1ペプチド)→テラ株式会社
●久留米大伊東恭悟チーム
の3種類ということでOK?
この3つは原理的にはどこが違うのでしょうか?

149 名前: p 投稿日:2009/10/04(日) 21:53
基本的な原理は同じです。
ターゲットとする癌種やタンパクが違います。

新しい癌抗原も次々とみつかっていますので3種類どころではないと思います。
中村先生のチームだけでも何十種類と同定されているのではないでしょうか?

150 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/06(火) 00:06
148です。
「種類」と書いたので誤解を招いたかもしれません。
「流派」「流儀」と書いた方がよかったかも。
国内の病院やクリニックでやっている人工抗原ワクチンは
ほぼこの3つの流れのどれかに属するように思ったのです。
(東北大、高知大、福島県立医大など、大学病院の多くで行なわれている
臨床研究は東大中村研の系列のように思われます。)

ペプチドの種類からいうと、銘刀WT1の一刀流が杉山道場なのに対し
複数のペプチドから有効そうなものを選ぶ弁慶の七つ道具方式が伊東流、
がんペプチドをしらみつぶしに調べて一斉投与する手裏剣戦法が中村チーム?

151 名前: p 投稿日:2009/10/06(火) 10:33
149です。
なかなか面白いたとえですね。

他にも、三重大の珠玖先生や岡山大の中山先生によるCHPチームも有名だと思います。
中村先生のチーム同様、内閣府のスーパー特区として採択されています。

http://www8.cao.go.jp/cstp/project/tokku/index.html

152 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/07(水) 10:51
150です。

CHPチームのことを教えていただいたので、以下のページを見ました。

http://www.medic.mie-u.ac.jp/cancervac/research/index.html
http://www.okayama-u.ac.jp/user/immuno/index.html
http://www.immunofrontier.com/work_01.html

かなり専門的な内容なので細部は理解できないのですが、
どうやら戦況に応じCPHという「柄」に違う刀を差し替えて
戦うことができるのが他の3つの流儀と異なるところなのでしょうか。

153 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/07(水) 10:56
訂正です。

× CPHという「柄」
○ CHPという「柄」

154 名前: P 投稿日:2009/10/07(水) 23:34
CHPの強みは、キラーT細胞だけでなくヘルパーT細胞も活性化できるという点と、
患者の HLA に依存せずに投与できるという点ですかね。

この2つは非常に大きなアドバンテージだと思います。

155 名前: 148です 投稿日:2009/10/17(土) 16:30
P様、いろいろ教えてくださってありがとうございます。
試みに以下のように整理してみました。まだまだ未完成ですので、
不備がありましたらご指摘ください。

●東大(中村祐輔教授)チーム(スーパー特区)
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html
流儀(原理):癌種別に効果のありそうな抗体ペプチドをしらみつぶしに調べて一斉投与
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLA タイプ:制限あり
提携企業:オンコセラピーサイエンス
http://www.oncotherapy.co.jp/
臨床試験→東北大、高知大、福島県立医大など、大学病院多数(抗がん剤併用不可)
民間クリニックでの受診:?

●阪大(杉山治夫教授)WT1チーム
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/
流儀(原理):WT1の一刀流
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLA タイプ:A2402(人口の60%)
提携企業:テラ株式会社
http://www.tella.jp/
臨床試験→大阪大学(抗がん剤併用不可)
民間クリニックでの受診:九段クリニックほか
(人工抗原ワクチン療法が受診できる民間クリニックは他にもありますが
たまたま九段クリニックのHPにテラ株式会社との提携が明記されていたので
例として挙げました。民間クリニックの中でここが一番いいと推薦している
わけではありません。)

●久留米大(伊東恭悟教授)チーム
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/index.html
流儀(原理):複数の抗体ペプチド候補から有効そうなものを数個選んで投与
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLAタイプ:A2、A24、A26、A3、A11、A31、A33陽性
提携企業:?
臨床試験:久留米大学
民間クリニックでの受診:?

●三重大(珠玖洋教授)・岡山大(中山睿教授)CHPチーム(スーパー特区)
http://www8.cao.go.jp/cstp/project/tokku/index.html
http://www.medic.mie-u.ac.jp/cancervac/research/index.html
http://www.okayama-u.ac.jp/user/immuno/index.html
http://www.immunofrontier.com/work_01.html
流儀(原理):CHPと、様々な抗原蛋白質を結合させる。
   現時点ではCHP-NY-ESO-1複合体ワクチンの研究が進んでいる。
適応するHLA タイプ:制限なし
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞とヘルパーT細胞の両方
提携企業:イミュノフロンティア
http://www.immunofrontier.com/work_01.html
臨床試験:三重大、阪大、岡山大(準備中?)
民間クリニックでの受診:?

156 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/18(日) 12:53
ワクチン接種で癌予防の可能性
http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/6269084/Stem-cell-vaccine-for-cancer-step-nearer.html

癌予防のワクチン開発が始まっている。 
現在研究を進めているのは、幹細胞を用いて癌の特性を模倣したワクチンを接種することで、
体に癌に対する自然免疫を作らせるというもの。 
開発中のワクチンは大腸癌を対象にしたものだが、研究が成功すれば癌全般に効果を期待できるという。
マウスでは、ワクチン接種で免疫を獲得したマウスでは癌の罹患率が劇的に減少する結果となっている。

157 名前: 名無しさん 投稿日:2009/10/19(月) 23:40
久留米大学の提携企業はグリーンペプタイドですかね。
http://www.green-peptide.com/index.php

158 名前: 155です 投稿日:2009/11/06(金) 17:04
改訂版です。

●東大(中村祐輔教授)チーム(スーパー特区)
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html
流儀(原理):癌種別に効果のありそうな抗体ペプチドをしらみつぶしに調べて一斉投与
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLA タイプ:制限あり
提携企業:オンコセラピーサイエンス
http://www.oncotherapy.co.jp/
臨床試験→東北大、高知大、福島県立医大など、大学病院多数(抗がん剤併用不可)
民間クリニックでの受診:?

●阪大(杉山治夫教授)WT1チーム
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/
流儀(原理):WT1の一刀流
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLA タイプ:A2402(人口の60%)
提携企業:テラ株式会社
http://www.tella.jp/
臨床試験→大阪大学(抗がん剤併用不可)
民間クリニックでの受診:九段クリニックほか
(人工抗原ワクチン療法が受診できる民間クリニックは
他にもありますが、たまたま九段クリニックのHPにテラ
株式会社との提携が明記されていたので例として挙げました。
民間クリニックの中でここが一番いいと推薦しているわけでは
ありません。)

●久留米大(伊東恭悟教授)チーム
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/index.html
流儀(原理):複数の抗体ペプチド候補から有効そうなものを数個選んで投与
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞のみ
適応するHLAタイプ:A2、A24、A26、A3、A11、A31、A33陽性
提携企業:グリーンペプタイド
http://www.green-peptide.com/index.php
臨床試験:久留米大学
民間クリニックでの受診:?

●三重大(珠玖洋教授)・岡山大(中山睿一教授)CHPチーム(スーパー特区)
http://www8.cao.go.jp/cstp/project/tokku/index.html
http://www.shikuken.jp/
http://www.okayama-u.ac.jp/user/immuno/index.html
http://www.immunofrontier.com/work_01.html
流儀(原理):CHPと、様々な抗原蛋白質を結合させる。
   現時点ではCHP-NY-ESO-1複合体ワクチンの研究が進んでいる。
適応するHLA タイプ:制限なし
活性化されるT細胞の種類:キラーT細胞とヘルパーT細胞の両方
提携企業:イミュノフロンティア
http://www.immunofrontier.com/work_01.html
臨床試験:三重大、阪大、岡山大(抗がん剤併用不可?)
民間クリニックでの受診:?

159 名前: 名無しさん 投稿日:2009/11/13(金) 10:09
久留米大学病院ペプチドワクチン外来

ペプチドワクチン臨床試験受付情報

http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/index.html

これまで進行がんに限って受付をしておりましたが、当臨床試験における診療体制が充実して参りました為、
11月2日より、受け入れ可能なステージの幅を広げて(早期がんから進行がんまで)受付を開始致します。

現在受付可能ながん種は「肺がん、乳がん、大腸がん,胃がん、すい臓がん、肝臓がん、胆のうや胆道のがん、
前立腺がん、腎臓がん、膀胱がん、尿路のがん、子宮がん、卵巣がん、脳腫瘍、肉腫」です。

また、リンパ球のがん、甲状腺がん、皮膚がん、胸腺がんなどにつきましても
ペプチドワクチン外来受診のご相談をお受けいたします。

相談ご希望の方は下記相談窓口までお電話下さい。

電話相談窓口   平日13:00より14:00  電話番号0942-31-7975

※ワクチンに関するセカンドオピニオン外来は設けておりませんので
直接ご来院いただいても対応しかねますので予めご了承ください。

◆サイトから申し込み用紙のダウンロード可

160 名前: 名無しさん 投稿日:2009/11/25(水) 02:03
↑の申し込みのクリックして読んでみたんだけど・・・
ワクチン治療って癌に効果ないの?

161 名前: 名無しさん 投稿日:2009/11/25(水) 20:59
全くの素人考えですが
私は、「過度な効果を期待しないでください」と解釈しました。
このワクチンによって、免疫力が増強された(66%)方の腫瘍の
増大速度が抑制されて、結果的に生命期間が延長できた。と読みました。

抗がん剤、放射線ほど劇的に腫瘍を縮小させる効果は期待できないけど、
現状維持又は、腫瘍の憎悪速度(と言って良いでしょうか?)を遅くすることは出来るのではないでしょうか。
最終的には、予後不良ということになるのでしょうが、これを癌に効果がないと言えるのかどうか・・・

162 名前: 名無しさん 投稿日:2009/11/26(木) 14:15
塩野義が国内で膀胱癌ワクチンの治験開始

http://www.stockstation.jp/stocknews/23342

163 名前: 投稿日:2009/11/26(木) 21:43
オンコセラピーからライセンスを受けているとのこと。
抗原タンパクが何かは公開されていないんですかね?

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200902/509329.html
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/090202_3.pdf
http://www.oncotherapy.co.jp/news/20090202_02.pdf

164 名前: P 投稿日:2009/12/03(木) 00:05
癌ワクチン Stimuvax が非小細胞肺癌を対象に国内フェーズ1/2試験

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200912/513359.html

165 名前: 名無しさん 投稿日:2009/12/09(水) 18:34
事業仕分けで久留米大の臨床試験中止

http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20091208-OYO8T00999.htm

166 名前: 名無しさん 投稿日:2010/01/03(日) 01:28
「がん研究が無駄とは…」事業仕分けで「廃止」 久留米大の臨床試験中止に


科学技術 地方は衰退懸念
 2010年度政府予算の事業仕分けで、「廃止」や「予算縮減」が相次いだ
科学技術分野。久留米大(福岡県久留米市)が中心となって取り組むがんワク
チン研究も「廃止」とされ、波紋が広がっている。今月始める予定だった臨床
試験は「見通しが立たない」として中止になった。年末に予定される予算編成
で「復活」はあるのか。関係者は注視している。

(坂田元司)


久留米大病院には、がんワクチン接種のため全国から患者が集まる(4日) 
今月4日、久留米大病院。前立腺がんを患う佐賀県内の男性(70)の太もも
に、看護師が「がんペプチドワクチン」を注射した。免疫細胞を活性化し、が
ん細胞を攻撃させる狙いがあり、抗がん剤や放射線治療に比べ副作用は弱いと
される。

 がん細胞表面にある「ペプチド」と呼ばれるアミノ酸結合物と、同じタイプ
のワクチンを接種する仕組み。久留米大は患者の免疫細胞の性質に合わせ、最
も効果的なものを接種する方法を確立、2005年、前立腺がんなどのワクチ
ンの実用化に向け治験が始まった。

 医薬品として承認されていないため、公的医療保険は適用されず、1回の治
療(6回接種)で約60万円かかるが全国から患者が訪れる。男性は「副作用
がほとんどなくありがたい」。だが「廃止」の動きに、「研究が進めば、保険
を使って多くのがん患者が接種を受けられるようになるのに……」と漏らした。

 今回廃止とされたのは、肺がん、ぼうこうがん、肝臓がんのワクチンの効果
を検証する共同研究。新産業創出を目指す文部科学省の「知的クラスター創成
事業」に採択された。今年度から5年間、毎年3億円の補助金を受ける予定で、
久留米大など全国の約20大学で今月、患者約300人に接種を始めることに
していた。

 ところが、知的クラスター創成事業は、事業仕分けで「廃止」とされた。「
経済産業省の分野ではないか」「規模が小さく成果が生まれない」。仕分け人
は研究の中身に踏み込まず、事業の枠組みなどを問題視した。

 前立腺がんの治験は継続されるが、肺がんなどのワクチン研究が宙に浮く形
になった。ワクチン開発は各国がしのぎを削っており、久留米大の山田亮教授
(がん免疫学)は「先に特許を取られれば、計画は頓挫する。研究の停滞は致
命的だ。国民の2人に1人ががんになる時代に、無駄と判定されるとは」と嘆
いた。

 事業仕分けでは、「都市エリア産学官連携促進事業」も「廃止」。九州保健
福祉大(宮崎県延岡市)などが取り組む認知症予防の研究は、この事業の補助
金を受けていた。チョウザメに豊富なアミノ酸結合物「カルノシン」に予防効
果があることを突き止めており、企業と連携し健康食品などへの応用を探る予
定だった。

 両事業は地方の科学技術振興を目的とし、全国43地域で最先端の研究が進
む。「廃止」への反発は強く、33道府県知事が先月30日、緊急共同声明を
発表。文科省には、研究者らから廃止への反対意見が500件以上寄せられて
いるという。

 宮崎県工業支援課の担当者は「県内は中小企業ばかりで、自前の研究開発は
難しい。国の支援がなければ、地方はますます衰退してしまう」と訴えている。

閣僚からも異論
 各省庁による概算要求の中から無駄を洗い出す事業仕分けで、科学技術予算
は幅広い分野で厳しい評価を受けた。次世代スーパーコンピューター開発予算
(概算要求268億円)は「事実上の凍結」。文部科学省には、抗議などのメ
ールが800件以上届き、閣僚からも異論が出た。

 官民共同の中型ロケット「GX」エンジン研究開発(同58億円)は「予算
計上見送り」、若手研究者の育成に充てる競争的資金(同626億円)は「予
算縮減」。要求通り認められたのは国際熱核融合実験炉(ITER)の研究開
発(同33億円)だけだった。

(2009年12月7日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20091208-OYO8T00999.htm

167 名前: 名無しさん 投稿日:2010/01/28(木) 04:39
大塚製薬が膵癌などで開発中の癌ワクチンの国内サブライセンスを獲得

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201001/513928.html

大塚製薬は1月26日、扶桑薬品工業と癌治療用ワクチンOTS102の日本における製造販売に関する契約を締結したと発表した。
今回の契約によって大塚製薬は、扶桑薬品工業からOTS102の日本における製造・販売サブライセンスを受ける。
OTS102については、オンコセラピー・サイエンスが日本における独占的な製造・販売権を扶桑薬品工業に供与している。
サブライセンスに伴って、OTS102の上市後は大塚製薬と扶桑薬品工業が各々のブランド名で販売し、製造は大塚製薬が行う。
OTS102の開発は、オンコセラピー・サイエンスが引き続き行い、大塚製薬と扶桑薬品工業は、開発費用を負担する。

168 名前: さよ 投稿日:2010/01/29(金) 12:40
初めて書き込みします。私は去年12月に舌癌の再発と肺転移の疑いで点滴抗がん剤を1クールしました。脱毛や吐き気など色々大変でしたが、今は抗がん剤の効果を待っている所です。
でも、先生からは舌癌再発に抗がん剤がきいた統計は出てなく、効果のほどは分からない。抗がん剤では100%の完治は難しいと言われました。
今WT1ペプシドを使った癌ワクチンの免疫療法がいいときいて調べているところです。どなたか、やってる、またはやってる人を知っているなど、情報をお持ちの方がいたらアドバイスお願いします!
また、大阪癌免疫療法センターで、WT1ペプシドを使っているかなど、知っている方がいたら教えてください。

169 名前: 名無しさん 投稿日:2010/01/29(金) 14:33
こちらの臨床試験事務局に問い合わせてみてはどうですか。
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~hmtonc/vaccine/index.htm

170 名前: さよ 投稿日:2010/01/30(土) 09:17
169さん、ありがとうございます。早速HPをみてみました。
臨床試験を受けれれば経済的にはありがたいけど、なかなか難しいものがありそうです。
癌患者って、一刻一秒を争うイメージがあるし、事実自分もあせってる部分はどうしてもあるし。ほんと、藁にもすがっちゃう中で、冷静に判断するのは難しいなと、すごく思います。
でも、こうして色々な人たちのアドバイスを聞いて、自分の治療について一杯一杯考えていきたいです。また、書き込みしたいと思います。
アドバイス、ありがとうございました!また何か情報がありましたら、書き込みしてもらえると嬉しいです!

171 名前: 名無しさん 投稿日:2010/02/24(水) 09:37
進行大腸癌に対するペプチドワクチン療法、フェーズ2臨床試験開始へ

進行大腸癌患者に対するペプチドワクチン療法のフェーズ1試験で、全生存率は治療開始から約半年間は低下するものの、その後改善傾向がみられ、特に3種以上のペプチドに特異的細胞傷害性Tリンパ球(CTL)反応を示した場合に予後が良好であることが示された。2 月20日に都内で開催された第7回日本免疫治療学研究会学術集会で、山口大学大学院消化器・腫瘍外科学の硲彰一氏が発表した。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201002/514229.html

172 名前: Hayama 投稿日:2010/03/25(木) 00:18
45歳のすい臓がんの会社員です。

2009年3月に、ステージ4から、ジェムザールとWT1の効果で、腫瘍が縮小し、手術を受けました。現在CA19-9は30前後で、CTでも腫瘍は見つからない状況です。
大阪大学で開発されているWT1を関東の病院で治験として受けました。WT1は2008年10月から投与しました。まだ、継続しています。

投稿の理由は、まだ、治験の段階である大阪大学のWT1を、ご存じの方は少ないと思いますが、患者の方の希望が多くなれば、政府の予算や開発のスピードが早まるのではと思いました。

私の例だけで、統計的な確証にはなりませんが、余命3カ月と診断されてから、1年半以上、WT1のおかげで、通常の生活も保てています。

他の方の、お役に立つ情報でありますように。
また、政府も、もっと、研究開発に予算を費やすことを希望しています。

173 名前: 名無しさん 投稿日:2010/05/08(土) 15:21
関西で食道がんのワクチンを受けられる病院はありませんか?

174 名前: koiko 投稿日:2010/05/08(土) 19:52
こんばんは。私は膵臓癌の手術を2年前に受けました。1年後リンパ節に転移し、膵臓部にも再発が
認められ、現在肺と腎臓にも転移しています。ジェムザールは1年間投与しましたが、副作用もひどく
今はTS1を毎日100㎎服用(2週間服用後1週間休む)しています。が、19-9の数値が上昇し(現在500くらい)
落ち込んでいます。
WT1というワクチンはじめて知りました。現在でもそのワクチンを受けられるのでしょうか・・

175 名前: 名無しさん 投稿日:2010/05/09(日) 20:18
阪大のWT1はジェム治療済みの膵臓癌は現在募集していません。

もし、どうしてもということでしたら、
自費でやっているクリニックもあります。

って、イジワルを言うわけではありませんが、
WT1でググれば全てすぐ分かると思うのですが。

176 名前: Hay 投稿日:2010/07/05(月) 22:03
以前から、投稿しているものです。
WT1とジャムザールを、まだ、月1度のペースで治験で治療して頂いています。
4期でしたが、まだ、手術後も、体調は良好で、転移も見つかっていません。
他の方への、お役に立てればと思いますが、治験はこのフェーズは、終了しているそうですが、次のフェーズも予定があるそうですが、進行の早いすい臓がんに、次のフェーズは待ってられないと思いますが、お役に立てばと投稿致します。

177 名前: 投稿日:2010/08/21(土) 14:06
現在 久留米大学にて ペプチドワクチン療法を受けています。
1クール終えました。自由診療なので HLA型が合えば どんな癌種
の方でも 対応してくれます。
いまのところ 副作用はありません。
自分の場合は 術後補助療法の一環として 受けています。
ただ 治療代が 大きいです。

178 名前: 肉腫 投稿日:2010/08/27(金) 19:52
177さんは、検査の結果、ペプチドは何種類になり、何というペプチドになりましたか?どうでしょうか?177さんはできたらでほんといいので、何という御病気なのでしょうか?

179 名前: 投稿日:2010/08/28(土) 11:06
肉腫さん はじめまして。私は胆管がんです。ステージ4A。ぎりぎり
手術可能でした。 ペプチドワクチンはHLA型 A24 A26
の4種適合です。
1クール 6~8回接種。その後は 経過を診ながらということみたいです。
特に 重い副作用もなく 普通に 生活送れています。
肉腫さんも お考えなのでしょうか?   

180 名前: 肉腫 投稿日:2010/08/28(土) 12:23
177さんこんにちは。  質問がありまして、Aー24とAー26のHLAで、ペプチド(抗原)の4種類はなにを打っていますか?  わかる範囲で御教えください

181 名前: 投稿日:2010/08/28(土) 19:20
180さんへ
すみません、ワクチン内容の詳細については わかりません。
お役に立てず 申し訳ないです。

182 名前: 名無しさん 投稿日:2010/09/14(火) 22:45
膵臓がんを適応症としたがん治療用ワクチン「OTS102」
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20100913225992.html

11月開催予定の効果安全性評価委員会の判断によっては2012年の上市が見込める段階。

がん治療用ワクチンはがん細胞の表面にあるがん抗原を記憶し、その目印を持つがん細胞だけを
攻撃する細胞傷害性T細胞を患者の体内で誘導し、増加させる新しい治療薬。

 患者自身の免疫力を活用するため、特定のがん細胞に対する強い殺傷能力を持ちながらも、
副作用が少なく、効果が一定期間持続するという他のがん治療薬にはない特徴を持っている。

 認可されれば米国ジェネンテック社が開発した抗体医薬アバスチンに次ぎ、
世界で2番目の血管新生阻害剤となる。

183 名前: 名無しさん 投稿日:2010/09/20(月) 11:47
がん抗原としては昨年アメリカ国立癌センター(研究所)が世界のがんペプチド約70種類を
細胞学的・病理学的・遺伝学的なカテゴリーで分類してランキングが出されています。
その中では大阪大学杉山治夫教授グループのWT1が世界ランキングNo1と報告されています。

WT1ペプチドの医師誘導型臨床試験は大阪大学以外にも国立がんセンター(膵臓がん・白血病)で行われ
ている他、東京慈恵医科大学や高知大学等でも行われています。

しかし、さしずめ自費診療でも急いで治療を受けたい患者さんの場合にはテラ株式会社の提携している
診療所であるセレンクリニック(東京品川・名古屋・神戸・福岡)や東京ミッドタウンクリニックへ相談
されると良いかもしれません。
ここではWT1ペプチドの他にMac1等の他の癌ペプチドや個々の患者さんで発現している癌ペプチドを併せて
使った複合的な癌ワクチン療法を受けることができる様です。

ご家族や親族にがん患者さんが多い癌発症リスクの高いいわゆる『がん家系』の方の場合には癌が発症
しやすくなる60歳代後半前の段階でが出している無限に医療費をカバーする癌保険もある様ですので
将来のことを考えておくことも良いのかもしれません。

私も家族を癌で亡くしましたが、患者さんやご家族にとっては一般にこの治療では○△%の効果が期待できる
ということももちろん大切な情報ですが、自分達の場合にはどのくらいの可能性があるのかが知りたいのだと
思います。正に死活問題なのだと思います。

184 名前: ??? 投稿日:2010/10/02(土) 08:25
WTー1が一番効くという意味なんですか?
何がNO1?

185 名前: p 投稿日:2010/10/02(土) 10:47
有用性や将来性が No.1 とのことです。
効果については臨床データが少ないので、エビデンスに乏しいと感じます。

186 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/02(土) 14:06
東大医科学研究所のがんワクチン治験、実施病院一覧表。

http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/cancer_peptide_vaccine.pdf

病院によっては抗癌剤と併用の施設もあるようです(体験者のブログによると)。
副作用はほとんど無いと言われていますが、注射部位のハレや痛みは強い人もいるようです。

187 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/02(土) 16:13
東大医科研のやつは血液腫瘍は未対応なんですかね。

188 名前: ??? 投稿日:2010/10/08(金) 23:00
でなたか、・ゥ撻廛船疋錺・船鵑・年以上接種し続けていて、よい経過をたどっている方いらっしゃいますか?

189 名前: 名無し 投稿日:2010/10/10(日) 02:16
どなたか、ペプチドワクチンを継続して2年以上接種し続けていて、よい経過を継続している方はいますか?

190 名前: Hayama 投稿日:2010/10/25(月) 00:09
WT1(ペプチド)を、この10月(2010年)で、2年になります。
膵臓癌4期で、癌センターで、余命半年以内と、診断されましたが、阪大の治験のおかげで、元気に過ごさせて頂いています。
腫瘍の縮小で、手術もしました。
WT1をジェムザールを、月1回、投与されている状況です。

191 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/25(月) 23:45
>>190
ご報告に感謝。
ご快癒をお祈り申し上げます。

192 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/28(木) 12:05
>>190

同病でWT1(ペプチド)を考慮中のものです。
Hayamaさんは
(具体的な大学名や病院名は出せないでしょうが)
都道府県でいうとどちらの医療施設でワクチン接種を
なさっているのでしょうか。

193 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/30(土) 07:43
>>192
>阪大の治験のおかげで
とあるので阪大(大阪大学)では?
ちなみに現在阪大での治験は終わったようで東京の慈恵医大で治験が始まった模様

がん関係の臨床試験(肝・胆・膵)
http://ganjoho.ncc.go.jp/professional/med_info/clinical_trial/ct0050.html

194 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/30(土) 07:50
あとセレンクリニックではWT1での自由診療で行ってるけどものすごく高い。
WT1ではなかったと思うけど、アイマックス(だったかな?)治療を信州大学(だったと思う)と共同研究してたはず。

195 名前: 名無しさん 投稿日:2010/10/30(土) 08:16
「アイマックス 信州大学」でちょっと検索してみましたが、正しかったようです。
愛媛大学でも始めたようですが。

樹状細胞ワクチンは取り扱いが難しいそうでコスト高になりがちなので
治験参加を検討したほうがいいですよ。

196 名前: Hayama 投稿日:2010/11/06(土) 23:40
先日から、投稿させて頂いています。
私の場合、大阪大学で開発されたワクチンで、治験を受けていますが、治験の病院は、関東です。
ただ、病院に無断で名前をだし、ご迷惑をおかけするといけないので、具体名は、差し控えさせてください。
関東で、受けています。
ただ、全国的の何か所で、やっていると、伺っています。

何度も言いますが、こちらの医師、看護婦さん、スタッフの方に、感謝しています。

197 名前: 名無しさん 投稿日:2010/12/29(水) 14:07
>>196
大阪大学で開発されたワクチンを全国的に治験されている
病院、大学のヒントでもいただけるとありがたいです。

198 名前: 名無しさん 投稿日:2010/12/31(金) 16:31
慈ダ帖濾賊,任・

199 名前: 名無しさん 投稿日:2011/06/07(火) 02:31
>>197
色々なヒントがHayamaさんの書き込みから得られるはず。
それらの言葉を組み合わせて検索されればいいのでは?
ご本人が「ご迷惑をおかけしては・・」とおっしゃってられるのですから。
検索でいくらでも情報は得られます。
それくらい必死で探す努力しないと、がんには打ち勝てないと思います。

Hayamaさんの書き込みは、うちの家族にも希望の光となりました。
がんばります。

200 名前: 名無しさん 投稿日:2011/06/07(火) 08:01
半年前の書き込みにいちいちツッコミを入れるのは
どうかと思う

201 名前: 名無しさん 投稿日:2011/06/09(木) 17:13
ここを始めて覗いたのが6月でしたのでね

202 名前: 名無しさん 投稿日:2011/06/09(木) 18:13
いちいち下らない突っ込みであげるのは
どうかと思う

203 名前: 名無しさん 投稿日:2011/06/10(金) 08:28
同感
相手の投稿年月日を確認してから書き込むべき
いちいち言い訳はするな
言い訳でいちいちあげるな

204 名前: Hayama 投稿日:2011/07/22(金) 23:17
私の経験が、できれば少しでも、お役に立てばと思います。 もう少しで、WT1の治療を開始してから3年(2008年10月)になります。
膵臓がんの4期が診断されて3年以上が経過しました。 まだ、月1回のペースでジェムザールとWT1の投与をしています。
普通に、会社に勤務している状況です。

私は、患者なので、治験について述べる立場ではないですが、各地で、まだ治験をされているとの情報をみます。
是非、お困りの方は、WEBで調べてみてください。
すぐに、見つかると思います。 このサイトを見られているかたでしたら、WEBは使うのは簡単なことと思います。

私のように、効果が実際にでる方が増えると、さらにWT1の研究や治療が進むと思います。

205 名前: 名無しさん 投稿日:2011/08/08(月) 00:33
白血球の型が合えば、2週間後からペプチド療法に入れることに
なり、祈る気持ちで血液検査結果を待っています・・
地方の病院なのに東京からも治療にこられてる方もいると聞きました。
阪大でのWT1は未治療の方限定との事でだめでした・・

206 名前: Hayama 投稿日:2011/08/25(木) 00:20
私の血液型は、H2402でした。 一番、一般的で多い型だそうです。
他の型でも、治験をしている病院もあると聞いています。

207 名前: 名無しさん 投稿日:2011/08/27(土) 20:36
205です。
結果、型が合い治療が出来る事になりました!
Hayamaさんのように小さくなって手術にこぎつける事が出来れば・・
と思います。
Hayamaさんは4aだったんでしょうか? うちもそうです。

効果がなかった時の事も考えて、この後の他の治療法のことも
探し始めなければ・・と思いつつ、しばらくは前向きに考えられそうです。

208 名前: 名無しさん 投稿日:2011/12/06(火) 23:04
膵がん新薬開発へ指針 ペプチドワクチン療法、治験最終段階 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111130/trd11113021280013-n1.htm

209 名前: 名無しさん 投稿日:2012/01/07(土) 22:33
新生血管阻害作用を期待したがん治療用ワクチン OTS102 一般名取得。
http://www.oncotherapy.co.jp/news/20110803_01.pdf

臨床試験を実施中の新生血管阻害作用を期待したがん治療用ワクチンOTS102が
医薬品一般名を取得しました。
これは承認申請に必須であり、臨床試験終了後の早期承認申請を視野に入れ取得したものです。

OTS102は、現在、膵臓がんを対象とした第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験(PEGASUS-PC study)および
胆道がんを対象とした第Ⅱ相臨床試験を実施しております。
特に、PEGASUS-PC studyにつきましては、既に予定された患者さんの登録は終了しており、
現時点で本年12月末までに終了する予定となっております。
世界初のがん治療用ペプチドワクチンの承認取得を目指し、契約提携先である
扶桑薬品工業株式会社および大塚製薬株式会社と承認申請の準備を進めております。

210 名前: 名無しさん 投稿日:2012/01/11(水) 21:07
肺癌の免疫療法・2018年度実用化を目指し滋賀医大で治験開始か。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120111-OYO1T00281.htm?from=main2

滋賀医大の醍醐弥太郎教授が研究を進めている、肺がんの「ペプチドワクチン療法」が
国の科学研究費補助金を受け、実用化に向けた治験が2012年度から行われることになった。
がん細胞に対する患者の免疫力を高める治療法で、臨床試験では、症状が進んだ患者でも
がん細胞が消失したケースもあり、複数回の治験を経て、18年度の実用化を目指す。

治験は12年度から2か年、45~60人規模で実施。
医大の他、県内外の病院を受診する患者も対象とする。
その後、さらに数百人規模の治験を行い、国に認可されればワクチンとして役立てられる。

211 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/06(月) 20:04
富山にはないのでしょうか?

212 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/06(月) 22:20
>>211
私も富山の人間です。
祖母が進行性の胆道癌になり、数ヶ月、抗がん剤も奏効せず
結果緩和治療にシフトしていくこととなってしまいました。

しかし、祖母はまだ生きたいと言っています。
というわけで、この掲示板やあらゆるところで調べました。

癌「ペプチド」ワクチンは、富山で実施できる直接的な施設はありません。
が、「自家がんワクチン」は、(クリニックでよければ、、ですが)
高岡の竹越内科
http://www.cell-medicine.com/topics/2010/07/post-183.php
で行っているそうです。

また、富山ではありませんが、もっと確かなところで言えば
金沢大学医学部附属病院の金沢先進医学センター
http://kadmedic.jp/personal.html
で行えます。

癌ワクチンについては私もまだ調べ始めたばかりなので
まだまだなのですが、情報をお持ちの方いらっしゃいましたら
補完のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。

213 名前: null 投稿日:2012/02/08(水) 09:18
癌免疫療法をお考えでしたらこちらがいいですよ
http://www.kudanclinic-bunin.com/

214 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/08(水) 12:58
>>213
マルチでインチキクリニックの宣伝するな!詐欺師。

効果があるか、新しい治療と認められるか臨床試験で調べているまっとうなワクチン療法に乗じて、
患者から金を騙しとるだけのためにエセ、イカサマ免疫・ワクチン療法で儲けようとする
悪名高きただの詐欺クリニックが今さら新規カモ開拓をこうしてルールを違反し無断無賃でやるのかね。
どこを取ってもクズ詐欺クリニックだな。

215 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/08(水) 21:00
いかにも小綺麗なHP持ってるクリニックは要注意だな。
セレンでも…だと、説明会行った自分は感じた。

216 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/12(日) 00:17
ATL治療にがんワクチン臨床試験へ 阪大病院で国内初
http://www.asahi.com/science/update/0210/OSK201202100130.html

阪大病院は今春、成人T細胞白血病を「がんワクチン」で治療する国内初の臨床試験を始める。
大阪大医学部の倫理委員会が10日、承認した。

効果を確認したうえで数年以内に一般的な治療法となるようにしたいという。
免疫力を高めてがんを征圧する手法で、副作用の心配も少なく、新たな治療法として期待される。

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治療用癌ワクチンの治験のニュースが増えてきました。
国内の治験に期待!

217 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/29(水) 15:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120228/t10013358504000.html
>がんワクチン有効性確認できず
>2月28日 22時2分

>患者の免疫を活発にしてがんを治療する「がんワクチン」の臨床試験で、各地のすい臓がんの患者に投与して延命効果があるかどうか効果を確かめたところ、
>有効性が確認できなかったことが分かりました。
>東京大学医科学研究所の研究者らが設立したベンチャー企業、オンコセラピー・サイエンスは、28日夜、NHKの取材に、
>全国の25の医療機関で行ったすい臓がんに対するがんワクチンの臨床試験の結果を明らかにしました。
>臨床試験が行われたのは、大学の研究成果をもとに開発したがんワクチンで、がん細胞の表面にあるペプチドという物質を人工的に合成して患者に投与し、
>免疫の働きを活発にしてがんを治療するのがねらいです。
>進行したすい臓がんの患者153人を、抗がん剤に加え、がんワクチンを投与したかどうかで2つのグループに分け、比較したところ、
>延命効果に統計上の差はなく、がんワクチンの有効性は確認できなかったということです。
>この結果を受けて、ベンチャー企業とともに臨床試験を行ってきた製薬会社では、
>がんワクチンの開発計画を見直すことにしています。

218 名前: 名無しさん 投稿日:2012/02/29(水) 18:01
>>217
>進行したすい臓がんの患者153人

残念な結果ですが
治験に参加された全国153名の方々に感謝します。

219 名前: 名無しさん 投稿日:2012/03/01(木) 21:41
>>217
すい臓癌患者として、一縷の希望を抱いていたのに、裏切られた気分
です。

220 名前: 名無しさん 投稿日:2012/03/14(水) 15:20
抗癌剤と免疫を活発にしてがんを治療する「がんワクチン」を同時に
投与することに問題はないのでしょうか?

221 名前: 悠々 投稿日:2012/03/23(金) 10:29
東大医科研の教授・・・・先生が日本政府の研究体制ではろくな研究はできん!と呆れてアメリカへ拠点を移してしまいました。
No217さんの内容に何か関係があるのでは?大腸がんでは世界権威No1、日本国では論文提出量ダントツの大先生がまた日本から消えてゆくなんて~
民主党の仕分け政策とまともにぶつかりこの結果本当に残念です。
219さん希望は有ります。米ぬかサプリですい臓がんから生還した人を私は二人知っています。酷い痛みが3日で止まりその1週間ごには退院できました。
二人とも抗がん剤はやっていない事が幸いでNK細胞が速やかに活性化されたと考えています。本物の免疫サプリがあります。また最近では高濃度ビタミンC点滴療法も
良さそうです。東大薬学部からはブロッコリー成分をサプリにしています。石油化学の医薬品と違い安全です。

222 名前: 名無しさん 投稿日:2012/03/26(月) 16:17
>石油化学の医薬品と違い安全です。

フグの毒も石油化学製品じゃないけど、死者が出てるのはご存知?