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癌掲示板..>造血幹細胞移植

1 名前: UTAKA 投稿日:2002/06/25(火) 07:11
白血病の治療に留まらず、最近、新しい治療法の一つとして、
腎癌や脳腫瘍、膵臓癌などの固形癌にも使用が開始されはじめている、
造血幹細胞移植の情報スレ

関連
免 疫 治 療 スレ
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=985778465&ls=50

2 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/24(木) 12:33
造血幹細胞移植で指針

小児ドナーの人権を擁護
 造血幹細胞移植は、小児期の難治性血液疾患に対する根治療法として積極的に行われている
が、同胞間移植ではドナーも小児である場合が多く、現場では家族との話し合いでドナーや移植法
が選択されているのが現状。その際、ドナーとなる小児の人権が十分に配慮されているか、造血肝
細胞採取の安全性が確保されているかが問題になる。

 これまで造血幹細胞移植については、日本造血細胞移植学会がガイドラインを作成しているが、同
ガイドラインは成人が中心で、小児にはほとんど触れていない。こうしたことから日本小児血液学会
では、小児ドナーの場合、身体的・精神的負担を与えることや、ドナーの自己決定権が保証されてい
ないなどの問題を踏まえ、小児ドナーの指針を作成した。

 人権擁護の倫理指針によると、小児ドナーの人権擁護のために、「小児ドナーの年齢に応じた説明
と同意を医療チームとして行うことが必須」とし、両親への説明だけでは不十分とした。

 造血幹細胞の選択にかかわる年齢に関しては、10歳以上は「末梢血幹細胞が安全に採取すること
ができ、理解することも可能」、1歳未満の乳児や発達遅延のある同胞については「いかなる造血幹
細胞採取も行わない」と定めた。

 小児が自分の親に対してドナーとなる場合については、
(1)HLA検査前に倫理的問題を両親に説明する
(2)第三者の同意確認が必要
(3)15歳以下のドナーの場合は倫理委員会の承認を要する
などとした。さらに、小児の権利を擁護するために、児童精神科医や臨床心理士(小児専門)など小
児心理専門家が各段階(HLA検査、造血幹細胞採取の説明、造血幹細胞採取の準備・実施後)で、
小児ドナーとかかわるようなシステムを各施設で構築することを求めた。

 一方、両親が離婚しているなど家族の特殊な状況についても、
(1)別々に養育している場合には検査を強要できない
(2)保護者・本人の同意があればドナーとなり得る
としたほか、末梢血幹細胞採取にあたっての留意点も定めた。

 末梢血幹細胞(PBSC)の実施法は各施設によって差異が大きいため、ドナーの安全性が問題とな
る。技術指針は、小児科領域の現状に基づいてPBSC採取を中心に、小児の安全面に関する基本的
条件をまとめた。

 小児の自己血輸血の基本的条件として、日本輸血学会のガイドラインでは術前貯血式自己血輸
血について、年齢の制限を設けず(10歳未満の小児は慎重に判断・対処する)、採取量は400mLを上
限とするなどとなっている。これを踏まえて技術指針では、小児の1回自己血採取量を「小児では成
人に比較して体重当たり循環血液量が多いため、10mL/Kgを上限とすることが可能」(ただし、中学
生以上は成人と同様に扱う)とした。

 小児の自己血採取の特殊性と注意点のほか、PBSC採取の基本的条件と実際や副作用対策につ
いても盛り込んでいる。

 このほか、骨髄採取の安全性に関する基本的条件として、年齢(1歳未満の乳児はドナーとしな
い)、採取量と自己血輸血(10?15mL/Kgを目安とする)などが示された。

Japan Medicine(株式会社じほう)
http://club.carenet.co.jp/jm/2002/10/1021_03.asp?SID=

3 名前: 免疫治療スレの108名無しさん 投稿日:2002/10/27(日) 02:26
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pro/vod/abstract/MC02-29.html
2002年9月19日
固形腫瘍に対するミニ移植ですが、30分弱のビデオが見られます。

4 名前: 名無しさん 投稿日:2002/12/10(火) 21:51
WS6-7  切除不能膵がんに対する新しい治療戦略  骨髄非破壊的同種造血幹細胞移植(ミニ移植)

○小室泰司1 松本岳2 田中祐次3 中根実1 岡元るみ子1 小林健彦1 前田義治1 
奥山美樹4 比留間潔4 坂巻壽3 鶴田耕二2 岡本篤武2 佐々木常雄1 高橋俊雄5  
東京都立駒込病院 化学療法科1 東京都立駒込病院外科2 東京都立駒込病院血液内科3 
東京都立駒込病院輸血科4 東京都立駒込病院院長5  

--------------------------------------------------------------------------------

【目的】切除不能膵がんに対するミニ移植の有効性の評価。
【方法】対象は切除不能膵がん症例。前処置はCyclophosphamideおよびFludarabineを用いた。
Day0にHLA一致同胞から採取した末梢血造血幹細胞を移植し、GVHD予防はCyA単独とした。
【症例1】59歳女性。腹部CT上膵体部に10×8 cm の腫瘍および主膵管拡張を認め、
吸引細胞診で腺がんと診断され、MRCP、血管造影所見により切除不能膵がんと診断された。
 十分なICを取得のうえ、初回治療としてHLA一致妹からミニ移植を施行した。
 輸注CD34陽性細胞は6.01×106/kg。治療関連毒性はごく軽度で、day +6で生着、T細胞はday +21で完全キメラとなった。
 移植後2週間で腹痛消失、腫瘍はday +30の腹部CTで面積比40%となり、day +150のCTでは25%まで縮小した。
 Day +120より慢性GVHD合併し現在外来にて経過観察中である。

【考察】前処置薬剤の膵がんに対する抗腫瘍効果の可能性が低いこと、
 移植後150日以上にわたる腫瘍縮小効果持続から、膵がんに対するgraft vs tumor (GVT) effect が誘導された可能性が示唆された。
 今後症例を蓄積し、膵がんに対するGVT effectを証明することが重要である。
 ミニ移植は膵がんに対する新しい治療戦略として期待される。 

5 名前: 名無しさん 投稿日:2002/12/21(土) 05:59
造血細胞移植最近の話題
国立がんセンター中央病院 薬物療法部 高上 洋一

ストリーミング放送 30分位です
http://medical.tampa.co.jp/chugai/final/021113/

6 名前: 名無しさん 投稿日:2003/02/12(水) 12:32
造血幹細胞移植のドナー死亡=薬剤との関連、学会が緊急調査

 血液中の造血幹細胞を移植する「末しょう血幹細胞移植」でドナーとなった女性(63)が、移植後1年以上た
って急性白血病を発症し、死亡していたことが10日、分かった。事態を重く見た日本造血細胞移植学会(河
敬世会長)は、移植前の処置に使う薬剤との関連などについて、緊急調査に乗り出した。
 同学会によると、女性は2001年9月、多発性骨髄腫の弟への移植のため、骨髄中の造血幹細胞を末しょ
う血に集めて移植できる状態にする「G?CSF」という薬剤を4、5日間投与。半年後の健康診断では異常が
なかったが、1年余りして急性白血病を発症し、死亡した。 (時事通信)
                                 [2月10日14時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030210-00000825-jij-soci

7 名前: 名無しさん 投稿日:2003/02/12(水) 13:32
ドナー(提供者)がですか!
臓器移植と違い切除は伴わないのですが・・・・
G-CSFが原因なのでしょうか?

8 名前: G―CSFの可能性あるようです 投稿日:2003/02/13(木) 12:31
末梢血幹細胞移植ドナー、白血病発症し死亡
   白血病などの新しい治療法として注目される「末梢(まっしょう)血幹細胞移植」で、
血液のもととなる造血幹細胞の提供者(ドナー)となった関西地方の63歳の女性が昨
年11月、自らも白血病を発症し、死亡したことが10日、日本造血細胞移植学会の調
査で分かった。

 この移植では造血幹細胞の採取に先立って、「G―CSF」という薬剤を投与する。こ
の薬剤は白血球を増やす作用があることから、白血病の発症がその副作用である可
能性も否定できず、同学会では約1000の医療機関に対し注意をうながした。

 同移植は国内で2000例以上、海外で6000例以上実施されているが、G―CSF
の副作用で白血病になったという報告はこれまでにないという。G―CSF投与の長期
的な影響は不明な部分がある。

 また、この女性とは別にドナーとなった同じ関西地方の54歳の男性も、白血球や血
小板が異常に増加する骨髄増殖性疾患と診断され、注意深く経過が観察されている。
ただ、この男性はもともと血小板の数が多く、健康状態に問題があった。
(2月10日23:45)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20030210ic43.htm

9 名前: 名無しさん 投稿日:2003/02/24(月) 12:31
膵臓がん半分に縮小も東大病院の「ミニ移植」

手術が不可能な難治性の膵臓(すいぞう)がん患者に、血液細胞のもとになる 造血幹細胞などを注入し
てがんを攻撃する「ミニ移植」という免疫療法の臨床研究を、昨年6月から東大病院無菌治療部(平井久
丸助教授)と消化器内科(小俣政男教授)が進めている。
 これまで5人の患者に実施し、中にはがんが半分近くに縮小した患者も。治療が直接の原因といえるよ
うな死亡例はなく、安全面でも許容範囲内との感触が得られたという。  
▽造血幹細胞移植を応用
 ミニ移植は、白血病などの治療に行われている造血幹細胞移植を応用した手法。今回の研究では、
まず3種類の抗がん剤を患者に投与してがんをたたく「前処置」を行う。

 その後、患者と白血球の型が一致した血縁者を提供者に「末しょう血幹細胞移植」を行う。この際、同
時に移植する提供者のリンパ球が、やがて患者のがん細胞を攻撃する「抗腫瘍(しゅよう)効果」を発揮
する。ミニ移植は、通常の造血幹細胞移植よりも前処置を軽めにして副作用を抑える一方、提供者のリ
ンパ球で抗腫瘍効果を補う。 担当の神田善伸助手によると、最も状態のいい患
者は、移植から約190日(2月1日現在)の時点で、がんが約半分に。別の患者も、がんの程度を示す血
液検査値が低下し た。この2人は、痛み止めのモルヒネが不要になった。
 もう1人も、がんの進行が半年間抑えられたが、今年になってやや増大傾向になり、提供者のリンパ球
を再注入した。

▽効果には2カ月以上
  一方、がんが非常に大きかった1人が、がんの進
行で移植後2カ月半で死亡。別の1人も一時はがんが縮小したが、がんの進行と移植による免疫機能低
下の両方が原因とみられる敗血症で、約半年後に亡くなった。  今回の対象は、70歳未満で、がんの悪
化による腹膜炎を起こしていないなどの患者に限ったが、「抗腫瘍効果が出るには、移植後少なくとも2カ
月かかり、この間を乗り切る体力が必要だ」(神田助手)という。  臨床研究はこの5人を含め計16人に治
療を行う計画。平井助教授は「抗腫瘍効果には正常な細胞を攻撃する一面もあり、副作用との兼ね合い
は慎重に判断する必要があるが、今後も情報を公開しながら進めたい」と話している

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0218mini.html

10 名前: らいおん 投稿日:2003/07/17(木) 00:41
自己の末梢血幹細胞移植について情報お願いします。

11 名前: 名無しさん 投稿日:2003/08/15(金) 05:31
http://homepage2.nifty.com/asita/ns-.htm
造血幹細胞移植について大変わかり易く解説されています。
自己末梢血幹細胞移植もあります。
固形癌への効果や副作用について、現場のご意見などお聞きできればありがたいです。
今度、この治療法を実施している病院を受診してみようと思っています。

12 名前: 名無しさん 投稿日:2003/10/30(木) 20:34
子供がしました、がそちらにも癌細胞は転移していて抗癌剤後のガウン立ち上げに一度移植するのに使っただけでした。転移してなければ有効でとれた分だけつかえるそうです

13 名前: やす 投稿日:2005/06/16(木) 15:17
造血幹細胞がぎっしりつまっているところはどこですか?

14 名前: www.zoukiishoku.com 投稿日:2005/12/27(火) 17:46
腎移植、肝移植を必要とされる患者様方へ
中国国際移植支援センターでは毎年腎移植100例以上、肝移植20例前後の日本人患者様方のサポートを行っております。
最近、ヤフーやグーグルでも信頼されるサポートセンターとして常時、TOPのアクセスを頂いております。
しかしながら、日本では、まだまだ多くの患者さま方が中国における信頼できるサポートセンターをご存知でないために、移植待ち、待機患者として何年も順番を待っておられるのが現状です。
透析5年を経過しますと動脈硬化や合併症等を伴って移植における危険性も増えると言われています。 これを避けるためには、移植をできるだけ順調に行える期間内に対処すべきことは言うまでもありません。  しかし、このような事情までは、一般の患者様方が、こちらの実態をご存じないかぎり当然の事でもあります。

先日お越しになられたO型患者の方は、以前に当支援センターを通じて移植された患者様のご紹介でしたが、単身でお見えになり、3週間後には移植を終えて元気な姿で飛行機に乗って帰って行かれました。 この患者様は『こんなにスムースに移植ができて元気になれた自分が信じられません・・・・』と感激ひとしお、さらに『目がとてもよく見えるんです』と移植における予想外の副次効果にも、何度も何度も感謝してご帰国なされました。

最近、中国でも移植の外国人枠に関して衛生部からの指示が出されたことからも、以前のようには中々スムースに運ばなくなっている現状がありますが、 当支援センターにおいては、現在もなお、当該信頼関係を保ちながら、支援センターの役割を続けております。  この、12月および1月は1年の中でも最もドナーにめぐりあえる機会が多い時期となります。  このような背景から、ドナー待ちの多くの患者様方にあっては唯一待機時間が少ない移植が可能な時期と言えます。
お仕事をお持ちになられる患者様方は2,3ヶ月の待機時間さえ難しい事となります。最も短い期間内での移植をお考えの患者様にはこの時期を看過することはどうでしょうか。
中国国際移植支援センターでは、日本人スタッフが24時間看護体制で臨んでおります。
先ずは“一見は百聞にしかず”と申しますように、一度ご自身の眼で見て頂いてはいかがでしょうか。 上海までは、航空運賃往復5,6万円で来ることも可能です。 病院は上海復旦大学付属中山医院です。 当院は中国最大級の最新鋭施設を具備した病院です。 当院をご見学されて、担当医師先生に移植可否のご確認を頂くのも一方法かと存じます。

患者皆様方に透析の無い、快適で素晴らしい第二の人生を築いて頂けることを、スッタフ一同心から祈念しております。取り急ぎご連絡まで
所在地:中国遼寧省瀋陽市瀋河区恵工街124号中韓ビル16階5 、6室
電  話:86-24-22514701 22514702 22514703
Fax?  :86-24- 22514760
サポートセンター上海事務所
電  話:86-021-64741273 64033769
FAX  :86-021-64741267
e-mail :info@zoukiishoku.com
URL  :http://www.zoukiishoku.com
※国際電話の掛け方(86は中国国番号です。日本からの場合はKDD等の国際通話番号を回した後、86からお回しください。)



15 名前: まりりん 投稿日:2007/05/07(月) 02:10
造血幹細胞移植では、ABO血液型を合わせる必要はないのでしょうか?

16 名前: 名無しさん 投稿日:2007/05/07(月) 03:30
>15 必要ありません。
http://www.niigata-cc.jp/Sikkan/Setumei/Ketueki_Isyoku.html#

17 名前: まりりん 投稿日:2007/05/07(月) 18:50
ありがとうございました
(*^^*)
勉強がんばります(*_*)

18 名前: さくら 投稿日:2007/05/23(水) 20:37
高齢ですいぞうがんになったらしぬしかないのかな