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癌掲示板..>虫下し薬が「がん」に効く?

1 名前: 名無しさん 投稿日:2009/07/07(火) 14:40
★虫下し薬が「がん」に効く?
メタボローム解析でがんが回虫と同じ代謝を使うことを示唆 
~国立がんセンター東病院とのスーパー特区の共同研究成果~
(がん医薬品・医療機器早期臨床開発プロジェクト)09.05.20 

http://www.iab.keio.ac.jp/jp/content/view/355/142/

慶應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由研究員、曽我朋義教授らと
国立がんセンター東病院の江角浩安病院長らの研究グループは、
メタボローム解析によりがん細胞が自身の増殖に必要なエネルギーを作り出す際に、
回虫などの寄生虫が低酸素環境下で用いる特殊な代謝か、又はそれに類似した代謝を
用いる可能性があることを世界で初めて実証しました。

これは、平成20年度に国が「先端医療開発特区」として創設したスーパー特区に
選定された国立がんセンター東病院、慶大先端生命研の共同研究の成果です。
この研究成果は2009年5月19日、米国がん学会誌Cancer Researchの on-line版に掲載されました。

http://cancerres.aacrjournals.org/cgi/content/abstract/0008-5472.CAN-08-4806

【研究の背景】
ほとんどの生物は酸素が十分にある環境では、クエン酸回路と呼ばれる代謝を使って
エネルギー物質であるATPを生産します。
寄生虫として知られる回虫も、酸素の多いところで成長する幼虫の間や、体外にいる間は
酸素を呼吸し、ヒトと同じクエン酸回路を使ってエネルギーを生産します。
しかし、ひとたび酸素の乏しい小腸内に進入すると今度は特殊な代謝を使ってエネルギーを
生産するようになります。
ある種の虫下し薬は、回虫が使っているこの特殊な代謝を選択的に阻害するため
ヒトには副作用がなく、回虫のみを死滅させる事ができます。

国立がんセンター東病院の江角浩安病院長らは、虫下し薬が悪性のがん細胞も死滅させることを
2004年に発見しました。
この研究成果を元に、がん細胞は血管がなく酸素が乏しい環境でも活発に増殖することが
できる事から、がん細胞も回虫と似た特殊な代謝を使ってエネルギーを生産するのではないか
という仮説を立て、世界最先端のメタボローム解析技術を持つ慶大先端生命研と、
がんの代謝を解明するための共同研究を2004年より開始しました。

【今回の研究成果】
研究チームは、国立がんセンター東病院で大腸がん患者と胃がん患者から
がん組織と正常組織を採取し、慶大先端生命研でそれらの組織のメタボロームを網羅的に測定し
がんと正常組織の代謝物の違いを比較しました。
その結果、低酸素の環境下でコハク酸を高濃度に蓄積するという回虫が示す現象が
がんの組織でも起きていることが明らかになりました。
このコハク酸の蓄積は回虫が特殊な代謝を使ったときにのみ観察され、
がんもこの代謝を用いていることを強く支持する結果でした。
また、酸素濃度の低い大腸がんの方が、胃がんよりもより多くのコハク酸を
蓄積していることが判明しました。

虫下し薬でがん細胞が死滅すること、がん組織と回虫のエネルギーを生産する代謝のパターンが
似通っていることから、がん細胞は、回虫などの寄生虫が酸素の乏しい環境下で使用する
特殊な代謝、あるいはそれに似通った代謝を使って増殖に必要なエネルギーを生産している
可能性を今回の実験で示しました。
一連の研究成果は2009年5月19日、米国がん学会誌Cancer Researchの on-line版に掲載。
今後さらに研究をすすめ、がん細胞が使用する特殊な代謝を特定し、
その代謝システムのキーとなる酵素を選択的に阻害する薬物を開発することで副作用がなく、
薬効の高い(正常細胞には作用しないため、副作用が少ない)抗がん剤の実現を目指します。

【研究者のコメント】
国立がんセンター東病院の江角浩安病院長は、「慶大先端生命研が開発したメタボローム技術は
世界の常識を越える技術であり、予想もされなかったがんの性質を解き明かし、
画期的な抗がん薬を開発する糸口を作った。」とコメントしています。

慶大先端生命研の曽我朋義教授は、「山形県と鶴岡市の支援によって開発されてきた
メタボローム解析技術によってがん細胞が選択的に使う代謝を見つけ出すことができた。
この成果によって、新しいタイプの抗がん剤の開発に一つの道筋がついたことは大変うれしい。」
とコメントしています。 

2 名前: 名無しさん 投稿日:2009/07/07(火) 14:41
★取得特許
http://www.j-tokkyo.com/2004/A61K/JP2004-189712.shtml

【発明の名称】 抗癌剤及び抗癌用薬理組成物
【発明者】   江角 浩安


【要約】
《課題》
in vivo環境において効果的な抗腫瘍活性を示すと共に、
生体に対して安全な抗腫瘍剤及び抗癌用薬理組成物を提供すること。

《解決手段》
本発明の薬剤は、ピルビニウム化合物、特に、
ピルビニウムパモエートを有効成分として含有する抗癌剤及び抗癌用薬理組成物からなる。

該有効成分は、6-ジメチルアミノ-2-[2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-3-ピリリル)ビニル]-1-メチル-キノリニウム パモエートの構造を有する。

本発明の抗癌剤及び抗癌用薬理組成物の有効成分であるピルビニウムパモエートは、
グルコース飢餓の状態にあるin vivoの癌細胞に対して極めて高い毒性を示す。

また、本発明の有効成分であるピルビニウムパモエートは、
既に、駆虫剤として人体に投与されているものであり、抗癌剤及び抗癌用薬理組成物として、
生体投与に際して安全な成分である。

【特許請求の範囲】
《請求項1》
ピルビニウム化合物を有効成分として含有してなる抗癌剤。
《請求項2》
ピルビニウム化合物が、6-ジメチルアミノ-2-
[2-(2,5-ジメチル-1-フェニル-3-ピリリル)ビニル]-1-メチル
-キノリニウム パモエートであることを特徴とする請求項1記載の抗癌剤。
《請求項3》
抗癌作用が、膵臓癌に対する抗癌作用であることを特徴とする請求項1又は2記載の抗癌剤。
《請求項4》
抗癌作用が、グルコース飢餓状態において発揮されることを特徴とする請求項1~3記載の抗癌剤
《請求項5》
請求項1又は2記載のピルビニウム化合物と薬理学的に許容可能な担体とを含有することを
特徴とする抗癌用薬理組成物。
《請求項6》
有効成分と薬理学的に許容可能な担体とが、注射可能な投与形態に調剤されていることを
特徴とする請求項5記載の抗癌用薬理組成物。

3 名前: 名無しさん 投稿日:2009/08/01(土) 22:29
「サイエンスzero」で最新代謝研究の再放送があり、>>1の研究が
放映されていました。

http://www.nhk.or.jp/zero/schedule/index.html

映像で見ると迫力がありますね。
番組中で「この薬」と、培養膵臓癌細胞に投与されていたのが
虫下しなんでしょうか。

4 名前: 名無しさん 投稿日:2009/08/03(月) 16:06
>>2

それ取得特許の情報じゃないよ。
特許出願が公開されただけ。





5 名前: 名無しさん 投稿日:2009/08/04(火) 07:45
>3

培養細胞に対してならば塩水でも効果があるでしょう。

培養細胞段階は、例えていえば、小学校段階をクリアした程度です。
マウス、そして、実際の人を対象とした治験まで経ないと、薬として有効かどうかはわかりません。

ちなみに、人を対象とする治験までこぎつけても、実際に薬として十分な効果(副作用)が出てくるのは1割程度とも言われています。

もちろん、この程度の効果も示されていない健康食品よりは有望かもしれませんが、本当に薬として実用化するに足るものかわかるのは、早くて10年先と考えておくほうがよいでしょう。

6 名前: 名無しさん 投稿日:2009/09/05(土) 13:04
・関連情報・
哺乳類のミトコンドリア内でも回虫と同じく嫌気呼吸系がある。
http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/taigan/result/pdf_17/28.pdf

哺乳類のミトコンドリア内でも回虫と同じく嫌気呼吸系がり、これを前提に、
ピルヴィニュームパモエート(※コハク酸⇔フマル酸代謝の嫌気呼吸に関係する
酵素活性を選択的に阻害する駆虫剤)が、低酸素下でも増殖するがん細胞に
有効なのではないかという考察。

ゲムシタビン、タキソール、ヴィンクリスチン、カンプトテシン、アドリアマイシンの
細胞毒性をヒト膵臓がん細胞において約1000倍に増強させる ギガマイシン と同様の
効果を示すものとして、ピルヴィニュウムパモエートなどが同定されている。

従来、がんの栄養飢餓耐性解除に着目した新規抗がん剤で、抗腫瘍性を確認していたのは、
ギガマイシンDとピルヴィニュームパモエートであった。

がん細胞の呼吸については、「世界は分けてもわからない」という新書に、実験の様子など
興味深く書かれている。

7 名前: 名無しさん 投稿日:2009/09/15(火) 12:57
タイ肝吸虫にご用心 胆管・肝臓がん多発
http://www.newsclip.be/news/2009914_025166.html

【タイ】タイ保健省によると、東北部19県で昨年、胆管がん、肝臓がんで死亡した人は
2万8000人に上り、胆管がん、肝臓がんによる死亡率上位10県のうち9県を東北が占めた。

肝臓内の胆管に寄生する寄生虫のタイ肝吸虫が主な原因とみられている。

タイ肝吸虫は川魚を食べ感染するケースがほとんどで、
川魚を生で食べる習慣がある東北で感染率が高くなっている。

・上記のようながんにも駆虫薬は効果があるんでしょうか?

8 名前: 名無しさん 投稿日:2010/01/13(水) 16:37
厚生科学研究費補助金(第3次対がん総合戦略研究事業)
    総括研究報告書

http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/taigan/result/pdf_17/28.pdf

9 名前: 名無しさん 投稿日:2015/10/22(木) 23:29
代謝リプログラミング
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4595070/

10 名前: Anakin 投稿日:2015/12/12(土) 20:53
既存薬の治療効果に関しては総説を参照
Metabolic reprogramming: the emerging concept and associated therapeutic strategies
Journal of Experimental & Clinical Cancer Research 2015;34:111
http://jeccr.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13046-015-0221-y


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