がんの早期発見に威力を発揮【PET検査】

秘密厳守の郵送血液検査

癌掲示板..>放射線局所照射療法 

1 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/03(木) 03:28

放射線局所照射療法のスレ

2 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/03(木) 03:29
放射線局所照射療法 ミリ単位でがん攻撃


◆口からチューブ、肺の奥まで挿入
 2年半前、直腸がんの切除手術を受けた東京都のAさん(66)は、後に左右の肺にそれぞれ一つずつの転移がんが見つかった。
 東京の国立がんセンター中央病院(電話03・3542・2511)で左肺の病巣は切除した。
だが、呼吸状態が悪く、もう一方に残った肺の奥の直径約1・3センチのがんを切除する手術には、
体力的に耐えられない恐れが強い。
 そこで、同病院では放射線の気管支腔(くう)内照射による治療を選んだ。放射線を照射することで、
がん細胞を破壊したり、成長を抑え込んだりできる。
 患者の口から、気管支鏡を通してチューブを挿入し、肺の奥のがん細胞に届かせる。
チューブで送り込んだ放射線源でがんを攻撃する。
 治療後には、CTなどの検査では、病変はほとんど消失した。
数か月後、体力が回復したAさんは、念のために病巣の切除手術を受け、再発は見られない。
 Aさんが受けた治療は、放射線を出す小さな線源を体内に送り込み、病巣を直接攻撃するもの。
外部からの照射よりも局所に集中できるが、適切な場所に放射線を当てないと効果がない。
 小さな肺がんは、治療の様子を同時進行で見られる胸部エックス線には写らないことが多い。
 うまくいけば患者の肉体的負担は小さく、高い治療効果が期待できるが、見えないがんを正確に捕捉し、
病巣だけを狙って正確に照射する技術が必要だった。


 同病院内視鏡部医長の小林寿光さんと放射線治療部医長の角美奈子さんが実施している治療法は
「CT補助下末梢(まつしよう)肺がん気管支腔内放射線照射治療」(CTBT)。
 CTと胸部エックス線を交互に使って病巣の位置や形を正確に把握し、がんの隅から隅までを照射する技術だ。
気管支腔内照射は、いくつかの医療機関で実施されているが、CTとエックス線を活用して、
気管支鏡で見えない肺の奥のがんの治療は全国で同病院だけが行っている。
 局所麻酔後、治療直前に撮影されたCT画像をもとに、病巣位置を推定して、
直径2ミリ以下の細いチューブを口から気管支を通し、肺内部の病巣に挿入する。
 このチューブには病巣の場所を特定するための模擬線源が入っており、外部からエックス線で透視できる。
 病巣の近くに到達したと考えられたら、患者をCTに移し、病巣とのずれを確認する。
再度、エックス線で、ミリ単位で修正する。
 正確に到達したことを確認したうえで、放射線治療室に患者を移し、照射用の放射線源(イリジウム192)を挿入する。
事前に測定した病巣の形に合わせ、通過時間を調節する。照射時間は数分だが、治療には2、3時間はかかる。

 Aさんは治療後、3日で退院できた。手術に比べ、肉体的な負担は軽い。

 同病院では「治療には数時間かかり、その間の負担を軽くする麻酔方法など、課題はある。
症例数を増やし、より効果的な方法を確立していきたい」と意欲を見せる。(染谷 一)
(2002年7月9日)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa270901.htm

3 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/07(月) 23:01
■伊勢総合病院 がん治療、最新装置 東海初=三重
--------------------------------------------------------------------------------
'02.2.8掲載  ◆病変部に放射線を集中

 伊勢市は、がん治療に威力を発揮する最新型の放射線治療(ライナック)装置を市立伊勢総合病院(楠部町)に導入した。

 米国製で、工事費を含む購入費は約三億五千二百万円。国内では千葉県がんセンター、
国立がんセンター中央病院などに続いて五番目の導入で、東海三県では初。
旧型の導入から十七年が経過したことから最新機種に更新した。

 新型装置は、コンピューター化が進み、複雑な形態の病変部に三次元的に放射線を照射することができる。
IMRT(強度変調放射線治療)と呼ばれる最先端の照射技術にも対応できるのが特徴。

 これまで放射線を照射する場合、病変部もその周囲の健常部も同じ程度の放射線を受けたが、
この方法では健常部の放射線量を減らし、病変部にはより多量の放射線を当てることができる。
このため、治療効果の向上と副作用の軽減がはかれ、より安全で効果の高い治療が期待できるという。
 写真=市立伊勢総合病院に導入された最新型のライナック装置
http://chubu.yomiuri.co.jp/ika/iryo020208.html

4 名前: 名無しさん 投稿日:2003/03/19(水) 12:40
がん治療費288万円余 県立粒子線医療センター
  2003/03/15
 最先端のがん治療施設として、四月一日から一般診療を開始する兵庫県立粒子線医療センター(揖保郡新宮
町)の治療基準や治療費用が十四日、決まった。粒子線の照射費用は一律二百八十八万三千円。診療開始に伴
って、県立成人病センター(明石市)での外来診察の予約や電話相談を十七日から受け付ける。

 粒子線治療は患部を照射することでがんを狙い撃ちでき、痛みや副作用も少ない。自治体による治療施設の開
設は全国初、西日本では唯一の施設となる。

 今回、定めた治療基準によると、部位は頭けい部、肺、肝臓、前立腺(せん)。他部位やリンパ節への転移がない
ことが条件で、がんの大きさも部位別に最大径十―四センチ以下とされる。

 治療には保険が適用されず、高額になるため無利子の貸付制度を創設。県内在住一年以上で世帯総所得三百
四十六万円以下の患者が対象で、返済期間は原則五年以内。

 また、成人病センターでは四月一日から、粒子線治療に適応するかどうかの判定のため、外来診察を開始。主治
医と相談し、予約する。
電話による相談、問い合わせは
成人病センターTEL078・929・1339、
粒子線医療センターTEL0791・58・0100

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030315ke100510.html





5 名前: ヒデ 投稿日:2003/11/10(月) 23:00
放射線治療とは、何回するのが、適当なんでしょうか? 今、35回までといわれてますが、例えば、20回して何ヶ月か、おいて再発した場合は21回から、換算されるものなんでしょうか? 喉頭癌と食道癌の二箇所です。  お願いします。

6 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/11/11(火) 06:00
放射線治療の際にはその臓器そのものとその周囲の組織との絡みで照射の限界線量があります。アメリカを中心に線量を上げる競争がなされていますが正当性がない場合は危険だと考えている有識者も多いです。したがって現時点ではいままでの研究の蓄積から分かっているそれぞれの部位での限界とされている放射線線量が上限だと考えてください。下限については照射場所、併用する抗癌剤や手術、状況によってまちまちです。
 一般的な話として、喉頭癌は70Gy(2Gyを35回)、食道癌については色々な考え方があり50Gy(2Gyを25回)と60Gy(2Gyを30回)とでは抗癌剤併用であまり差が出なかったという結果が出ているようです。ここら辺が教科書的なコンセンサスの得られている所だと私は認識しています。(いろいろなバリエーションもありますから一般論です)
 さて、前置きはともかく、再照射に関してですが、本来再照射が必要になるような治療を我々は避けるべきなのですが、癌治療に100%ということはあり得ません。根治線量照射後に再発もあるかもしれません。その時は手術が考慮される場合があります(喉頭全摘など)し、抗癌剤が試みられる場合もあります。定型的なものはなく症例によって最善策を選ぶことになるでしょう。放射線治療を行った場所に関しては正常組織自体にも、もちろん癌組織にも「放射線の記憶」とでもいうべきものが残り、癌組織は治療抵抗性となりますし、正常組織は障害が出やすく、一般的には再照射は避けるのが常識です。再照射の報告は日本の学会でも、そしてアメリカの論文でも見ることはありますが、いずれも他の方法が取れず、緊急避難的な要素が強いものと認識しています。
 ご相談の件の場合、むしろ、途中で止めてしまって何年かして再発した場合を想定したものなのでしょうか?それは非常にもったいない話だと思います。先にも書きましたが、癌細胞にも放射線の記憶が引き継がれますから、最初に想定された治療線量を後で追加しても、効果が思ったほど出ないと思います。粘膜反応が強すぎるからという正当な理由での休止・再開は一連の治療にある程度折込済みと考えても結構だと思いますが、数ヵ月後~数年後に残りを照射するというのは治療にしては中途半端な量しか照射できないのが現状です。もちろん、これらの話は放射線治療医の基本的な考え方と認識していますから、恐らく同じような説明がされるのではないでしょうか?
 数ヵ月後のレベルで追加という状態であれば、多少は色は付けられるかもしれませんが、基本的には前回分がカウントに入れられると考えてください。
 再照射される他の患者様にも誤解がないように強調しておきますが、必然性がある場合はケース・バイ・ケースです。当該施設でのご判断、もしくはセカンドオピニオンの施設でのご判断となります。決して再照射自体が完全な禁じ手ではなく、極めて慎重な検討の上施行される場合もしばしばあることを御理解いただきたいと思います。

7 名前: ヒデ 投稿日:2003/11/12(水) 22:02
ある放射線科医様   適切、即答なお返事には、いつも頭が下がる思いです。 御多忙の中、私達の不安を取り除くご意見にいつもの事ながら、大変感謝致しております。ありがとうございます。    父は、二回目の放射線治療を受けました。  昨日では、痛みなど一切なく、普通でした。 ただ、閉所恐怖症のせいか、鼻で呼吸するのも、つらいようで、何回も、技師さんに照射を待ってもらったようです。夕方、会いましたが『情けない~』と連発してました。   私の考えでは、15回終了後、癌専門医に診断をお願いしようと思います。

8 名前: ヒデ 投稿日:2003/12/10(水) 22:21
父の放射線治療が始まり、今日で21回となりました。年内に終了するために、明日から照射時間が、3分程長くなるそうです。喉頭癌、食道癌の二箇所を治療してます。根治線量を満たすのは35回と聞いてるようですが、年内に終るためには、実際は32回しか、組めないようです。 耳鼻科主治医から、連絡もなかったようで、気にしてます。 回数が少ない分、一回の照射量を増やすことは、よくあることなんでしょうか? ご存じの方、お教えください。

9 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/12/12(金) 23:31
 照射回数と期間、一回あたりの照射量などに関しては、理論的な換算式もあります。それはともかく、朝・夕と一日二回照射する手法があり、この手法で特定の部位で一日あたりの線量を増やした治療も標準治療となっています。意味合いは違いますが、それを考えればたとえ喉頭であっても一回あたりの線量は問題ない増加だと思います。
 学会としても長期休暇時の照射中断に関して、いろいろ検討が続いていますが、いろいろ難しい面があります。確かに継続して治療すればいいのでしょうが、病棟・外来ともに休日体制であり不測の事態の対処など不確定要素も多くなるため安易に現場だけの話ではないのです。その為、抗癌剤を先行させたり、年内に加速照射を行ったり各施設やりくりをしているのが現状だと思います。飛び石的に治療を行っている施設もあります。しかし、通常体制で休みなしでという施設は全国的には少ないのではないでしょうか?
 実際の照射スケジュールに関しては放射線科で組みますから、主治医の先生からお話が無かったことをあまり不審がらずにいてくださいね。

10 名前: ヒデ 投稿日:2003/12/16(火) 23:10
ある放射線科医様、安心を与えて頂き、ありがとうございます。  当人には、心配しないよう、説明しておきます。 現在、治療はほぼ予定通り進んでおり、来週に、胃カメラ、CT等の検査が入るようです。なるだけいい結果を期待したいものです。 声の出方は、最初とあまり変化がないように思います。が、これは治療効果が、出ていないんでしょうか?

11 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/12/17(水) 09:09
放射線治療期間中に一旦声は改善し、放射線治療後半から終了後1ヶ月くらいは声が嗄れる方が多いように思います。一般的な正常反応の一環の場合が多いので、数ヶ月してから正当な評価がなされると思います。一般的にはだんだんと前の声にもどってくると思われますが。。

12 名前: ヒデ 投稿日:2003/12/18(木) 23:11
いつも、適切なアドバイスを頂きありがとうございます。 お陰様で治療もほぼ予定通りに進んでおります。   土日は外泊をして、ゆっくりしてます。私は同居してるので、出来るだけ、共通の時間を持ち、色々な話をしていこうと思います。

13 名前: あおい 投稿日:2004/01/19(月) 02:09
すみません。放射線の事で、お聞きしたい事があります。肺癌で、限界量まで放射線を照射し、腫瘍が消失したんですが、同じ場所に再発した場合は、また放射線で治療する事は可能なのですか?また、違う場所に再発した場合も可能ですか?限界量を越えると被爆するというのを聞いたので心配です。どうか、教えて下さい。お願いします。

14 名前: ある放射線科医 投稿日:2004/01/20(火) 06:19
残念ながら同一部位に関しては不可能です。特に肺に関しては危険です。また、他部位ということでしたら、場所によっては検討される場合もあるかもしれませんが、近接した部位であればやはり不可能です。かなり離れた場所での再発に関しても基本的には避けるのが原則で、その際は抗癌剤などで対処するのが原則だと思います。昨今の放射線を立体的に照射集中させる手法であっても意味は同じだと思います。

15 名前: あおい 投稿日:2004/01/21(水) 02:14
放射線科医さん、返事ありがとうございます。そうですか、かなり進行した状態で見つかった肺癌なので、再発が心配です。もう一点だけ、お聞きしたい事があるのですが、肺癌で腫瘍がある場所の、すぐ裏に肝臓があるから、肺の腫瘍に対して放射線治療ができないって事はあるのですか?私の親戚も肺癌でして、主治医にそう言われてるみたいなんです。    

16 名前: ある放射線科医 投稿日:2004/01/21(水) 11:12
 その病期や既存の肺の状況、合併症の有無など種々の因子が絡みますので、まず、放射線治療自体の適応があるかどうかから議論が始まると思います。もし、仮に、技術的にだけ不可能と言われたのであれば、もっと上位の施設でのセカンドオピニオンを取られるのも手だと思います。現在の技術であれば、肝臓の被曝を抑え、施設によっては呼吸同期させながらの治療も可能な時代です。
 そもそも、放射線治療の適応の有無がキーポイントだと思います。

17 名前: あおい 投稿日:2004/01/23(金) 01:19
放射線科医さん、詳しいご説明ありがとうございます。勉強になりました。またご質問さして頂く事もあるかもしれませんが、お願いします。

18 名前: こみや 投稿日:2004/01/25(日) 02:43
肺癌で縦隔リンパ節に転移があるのですが、リンパ節に対して放射線治療というのは、おこなえるのですか?

19 名前: ある放射線科医 投稿日:2004/01/25(日) 07:20
昔も今も縦隔リンパ節の治療は放射線治療の重要な役割のひとつです。

20 名前: こみや 投稿日:2004/01/25(日) 08:22
ある放射線科医さん、朝早く有り難う御座います。この場合、肺腫瘍とリンパ節の腫瘍と同時に放射線で治療する事は可能ですか?つい先日、肺癌が見つかったばかりで、何も知らず、すみません。

21 名前: ある放射線科医 投稿日:2004/01/25(日) 12:25
まずは、国立がんセンターのホームページで基礎知識を入手されてください。
http://www.ncc.go.jp/jp/
この中で肺癌の部分は、
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010202.html
になります。肺癌に限らず、最近は種々の手段から最適と思えるものを組み合わせて治療方針を決定することが趨勢ですから、まずは総合的な知識を入手されてください。
一般論として、昔から肺野の腫瘍の縦隔・肺門リンパ節を同時に放射線治療されてきています。

22 名前: こみや 投稿日:2004/01/25(日) 18:56
ある放射線科医さん、ホームページ見てみました。初めて知る事ばかりでしたが、その反面、この病気の難しさも知らされました。後悔の無いように、あらゆる情報を集め、その中から突破口を切り開きたいと思います。またご質問する事があるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

23 名前: 名無しさん 投稿日:2004/04/27(火) 17:25
がん:
適切な放射線装置あるなしで、生存率に3倍の差--厚労省研究班
 ◇紹介怠る病院も

 子宮頸(けい)がんや食道がんの放射線治療を受けた患者の生存率に、
病院が適切な治療装置を使ったかどうかで最大3倍の差が出ることが、
厚生労働省研究班(班長・手島昭樹大阪大教授)の調査で分かった。
以前から不適切だとされている装置で治療を続けている病院が多いことも明らかになった。
(社会面に「信頼のものさしは 病院の成績公開」)

 研究班は、全国約700の病院から75カ所を抽出。
95~97年に治療を受けた各種のがん患者を調べた。子宮頸がんでは、
放射線を出す金属を子宮内に挿入してがんをたたく「腔内(くうない)照射」の装置を使ったかで、
生存率に大差があった。進行がんの「3期」の場合、同装置を使わない患者の5年生存率は23%だったが、
同装置で治療を受けた患者は64%。より進んだ「4期」でも13%と38%の差が出た。

 日本放射線腫瘍(しゅよう)学会の別の調査によると、
全国で放射線治療をする病院のうち腔内照射をする病院は約2割。
しない病院は、照射が必要な患者を設備のある病院に紹介するのが原則だが紹介しない病院も目立つという。

 また研究班が食道がんで手術を受けずに放射線治療を受けた556人を調べると、
放射線エネルギーの違いが生存率に影響していた。

 複数の医学専門書によると、体の奥にできる食道がんの治療には、
6メガボルト以上の高いエネルギーの放射線を使う必要がある。
ところが、75病院のうち20病院には高いエネルギーの装置がなかった。
病院規模などから全国では患者の2割強が低いエネルギーで治療されていると推計された。
3年生存率を調べると、がんがあまり進んでいない「1期」と「2期」の場合、
低いエネルギーで治療を受けた患者は35%だったが、高いエネルギーだと44%。
より進んだ「3期」では5%と18%。

 手島教授は「患者は病院に、腔内照射を受けられるか、
放射線のエネルギーが6メガボルト以上かを確認した方がよい。
行政や病院は、適切な装置を備える努力をしてほしい」と話している。【高木昭午、鯨岡秀紀】

毎日新聞 2004年4月21日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2004/04/21/20040421ddm001100156000c.html

24 名前: わんわん 投稿日:2004/05/12(水) 00:59
こんばんは。父が歯肉癌で手術も終え、回復に向かっていますが、首のリンパに転移があったため、術後に放射線の予防的照射を勧められました。父も治療を受けるつもりなのですが、今の病院(がんセンター)を退院して、地元の総合病院での治療を勧められています。父としては引き続き、がんセンターで治療したいのですが…。
私達家族は素人の為、がんセンターと総合病院の放射線治療に機械や先生の腕の違いがあるような気がして仕方ありません。(技師の先生がもし見ていらっしゃったら生意気言ってすいません)実際の所はどうなんでしょうか?こんな質問は失礼かもしれませんが、どなたか教えてください。

25 名前: ちゃしば 投稿日:2004/05/12(水) 05:58
放射線治療に関しては進歩が著しく、このログが記載された現時点での私個人の見解として御理解ください。

【放射線治療機械の差について】放射線治療機器は関連機器も含め極めて高額(本体で数億円)ですから容易に更新出来るものではありません。また、導入・更新に至っては文部科学省管轄の許認可に伴う細かな手続きもあり、新しい機能の機器を次々に買い換えるような施設は世界的にも存在しません。実際米国の多くの施設で、新規に導入した機器の機能の一部を自主的に封印している場合もあります。導入時最先端であったものが、別のコンセンサスに変わってくる場合もあるのです。この場合などは、実質古い機種と機能的には(通常治療であれば)大きな差はなくなってしまいます。むしろ、校正など学会推奨のメンテナンスをきちんと準拠して行っているかどうかが差になるかもしれません。場合によれば、ある程度診療に余裕のある施設の方がより、きちんとしたメンテナンスを行っている場合があります。用いるエネルギーが同一であれば、同一な治療となるように各機器で厳密に基準化されています。同一エネルギーの機種であればメーカー、製造年に関わらず同一の治療となるように世界的に統一されているのです。ですから、安直に新しい機器だからいいというものでもないことはご理解ください。

【実際の治療の差について】現時点では、放射線専任の治療医・技師が全ての施設で常勤しているわけではありません。ですが、基本的な照射方法などに関しては施設間の格差はそれほど大きくはないと思います。特に、癌治療の地域の中心的な施設では治療成績を調査する役割も果たしていますから、ガイドラインにのっとった治療だけと考えたほうがいいと思います。もちろん、治療効果向上と障害低減のための特殊治療も施行されてはいますが、基本的には標準的な治療が施行されているはずです。むしろ地域の基幹病院などで、ある程度症例数に余裕がある施設の方が立体照射を駆使した治療を施行されている場合もあります。昨今、放射線治療件数がどこの施設でも増加の一途ですから、定型的な治療に関しては施設にこだわらないほうが治療待ち期間も少なく、良い面も多いかもしれません。

毎日新聞の記事で不安に感じられたのかも知れませんが、頚部は表面からの距離が浅い臓器であり、機種での差はほぼ発生しないと言ってもいいと思います。

26 名前: わんわん 投稿日:2004/05/12(水) 23:44
ちゃしば先生、早朝かつ早急な回答ありがとうございました。放射線治療に無知な私でも、とてもわかりやすく勉強になりました。
ちゃしば先生の回答を読み終えた後、見ず知らずの私の力になってくださる方がいる事がとても嬉しく、励まされました。父が病気なって以来、父の為になってくれる人の優しさに涙がでます。
今日、主治医の先生と話し合った結果、父は転院をかなり嫌がっていたので、結局がんセンターでの放射線治療に決まりました。主治医の先生が渋々でも父の意見を汲んでくださり、ありがたいなぁと思っています
父はがんセンターにたどり着くまでに、時間がかかりすぎました。去年夏、顎下のしこりに気付き、S病院に行き良性と診断され、信じていたら、今年の冬、親不知が痛み、歯科医にかかったら、I病院を紹介され、そこで歯の痛み、そしてしこりの原因も歯肉癌だと宣告されました。I病院での手術予定でしたが、思った以上にリンパの転移があり、がんセンターに転院しました。
父はセンターで手術も無事に済み落ち着いた軌道を、ここでまたI病院に転院して今の好調な軌道を崩す事が精神的にとてもイヤだったみたいです。
家族として、父の意見を尊重するのが1番だと信じ、今回はこのような結果になりました。ちゃしば先生に相談に載っていただいたのに元のさやに戻ってしまい、お騒がせして申し訳ありませんでした。
先生もお体を大切にして、お仕事、頑張ってください。どうもありがとうございました。

27 名前: purin 投稿日:2004/06/11(金) 13:36
放射線治療の中に三次元ピンポイント照射があると聞いたのですが、
それは子宮肉腫にも効果はありますか?

28 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/06/11(金) 20:31
Gynecol Oncol. 2004 Apr;93(1):204-8. Related Articles, Links 
Surveillance, epidemiology, and end results analysis of 2677 cases of uterine sarcoma 1989-1999.
Brooks SE, Zhan M, Cote T, Baquet CR.
1989-1999年の間に診断・治療をうけた2677例の子宮肉腫の検討です。私はPubMedの抄録しか読めませんでしたが、翻訳ソフトなどを利用して訳してみられてもいいかもしれません。ちなみに抄録の大部分が白人・黒人など人種(race)での差の検討に費やされていますが、手術単独よりは、手術と放射線治療を組み合わせた方が明らかに5年生存率が高かったとされています。

Gynecol Oncol. 2003 Jun;89(3):460-9. 

Retrospective review of 208 patients with leiomyosarcoma of the uterus: prognostic indicators, surgical management, and adjuvant therapy.
Giuntoli RL 2nd, Metzinger DS, DiMarco CS
こちらだと1976ー1999 の間の208症例の検討で、補助療法はあまり生存率の向上に寄与しなかったとしています。

National Cancer Instituteのサイトで概略が書かれています
http://www.nci.nih.gov/cancerinfo/pdq/treatment/uterinesarcoma/patient
StageIV(抗癌剤での治療)以外は、基本的には手術であり、術後放射線治療を加えるかどうかは、進行度などによるようです。ですから、放射線単独での根治を目指した治療は基本的には標準外治療と考えるべきでしょう。ピンポイント照射と言われる範疇の技術は、一般的には腫瘍が存在し、それが限局した範囲にある場合に検討されている技術です。したがって、標準的に手術が施行されるべきものに対しては原則適応とはならないと考えた方がいいと思います。
要するに効果がある・ない以前の問題と御理解ください。

29 名前: ゆう 投稿日:2004/07/07(水) 17:14
はじめまして、腹膜播腫の治療について調べているうちに、こちらへ辿り着きました。
62才になる父が胃癌ステージ4で胃の4/3を切除しました。現在TS-1にて治療中です。
回復も順調で現在は仕事にも行っておりますが、腫瘍マーカーの数値が徐々に上がっており、先日PETを受けました。PETを受けた病院では「異常なし」との判断でしたが、手術をしてもらった先生は「少し光っているようなので、腹膜播腫の疑いが濃い。来月のマーカー次第で抗癌剤を追加するか、変更しましょう」とのことでした。
また、「腹膜播腫の場合、抗癌剤が効かなければ他に有効な治療がないです」と合わせて伝えられており、怖くて仕方がありません。
そこで、質問なのですが
・まだはっきりと形状が認められない播腫でも温熱療法は効果がありますか?
 治療のタイミングを逃したくないので、ご存知の方がおられましたらよろしくお願いします。
 (もちろん抗癌剤を併用)
・温熱療法以外に腹膜播種があった場合CHPPを行える関西の病院などあるのでしょうか?
・TS-1単体で効果がないと判断した場合、どのような抗癌剤を併用すれば効果的だと思われますか?
・TS-1から別の抗癌剤に切り替えるとすれば、何が良いでしょうか?
・関西で温熱療法が受けられる病院ですが、I病院以外ではどこが良い印象でしょうか?
 (大阪市立総合医療センター、(医)明生会 明生病院、大阪府立成人病センター
  医療法人尚生会西出病院、国立大阪南病院、奈良社会保険病院 等)

沢山の質問で不躾とはおもいますが、頭を整理する為にもご存知の範囲でアドバイス願います。

30 名前: 774 投稿日:2004/07/07(水) 23:53
・温熱療法はがん組織が小さい時ほど効果的だと思います。特に
 腹膜播種でCHPPなどを行う際も播種病変が小さく少ない時期ほど効果的
 だと思います。
・上記施設の中で今後、積極的は温熱併用療法などを検討するなら
 大阪市立総合医療センター、大阪府立成人病センターなどになるものと思います。
・MTX+5FU、CDDP,CPT-11などの検討になるものと思います。

31 名前: ゆう 投稿日:2004/07/08(木) 13:55
774様、ご回答ありがとうございました。
板違いに書き込んでしまいどうしようかと思っていたのですが、回答を得れて大変有り難く思います。
大阪市立総合医療センター、大阪府立成人病センターで積極的な療法が期待できるとのことなので、早速問い合わせなどしてみます。
また分からない事がありましたら、お世話になるかと思いますのでよろしくお願いします。

32 名前: 投稿日:2007/01/30(火) 16:04
三次元ピンポイント照射は胃癌や大腸癌にも効果が有りますか・・53歳になる夫が3年前に大腸癌で大腸を50センチ切除しました、先週,胃に2センチの癌があることが分かりました。2ヶ月ごとの検診は癌マーカー2・1で数値もひくく初期段階の2番目だそうですが、若いので全摘しましょうとのこと、本人は腸の時のことがあるので、何とか内視鏡で出来ないものかと開腹はしたくないといっています。セカンドオピニオンもどうしたらいいか、テレビで癌最先端医療の岡山医大,奥野クリニカ血管内治療、三次元ピンポイント照射を見ましたが、有名な病院は紹介が無いとダメだし、1年待ちとかで,待つうち癌が大きくなると言われ途方にくれています、いい病院を教えてください。

33 名前: うー 投稿日:2007/01/31(水) 09:21
姉が乳癌2期(腫瘍2.7cmあったものを抗がん剤で1.3cmに)
で11月に温存手術を受けました。その後標準治療の放射線を
やるよう言われましたが、断端陰性、リンパや血管浸襲0という結果と、
今現在取りきれているにもかかわらず
放射線をかけることに抵抗を感じています。取り残したかもしゃれない
細胞のため、また局所再発防止のためとは解っているものの、
局所だけやっても遠隔転移するかもしれない、また狭心症があるため
心臓への負担の心配、膠原病の気があるので悪化の心配と
いろいろ考えると決心がつきません。
こまめに検診をして再発したら、今度は3次元ピンポイント照射などで
治療をしたいともいっています。
どうかご意見を下さい。また術後放射線をかけなかった方がいらしたら
ぜひぜひお話を伺いたいです。よろしくお願いします。

34 名前: 四国より 投稿日:2007/02/27(火) 12:56
はじめまして。
私の父の状態について不安な事があり、書き込みました。
悪性リンパ腫の再発で治療も無事終わり抗がん剤治療も効果的に有効であったが、
62歳という年齢や再々発とならない為に放射線治療を行いました。
部位が両首だったので退院後ものどの渇きや、のどの中をやけどしているような
状態だったため、食事も普通食はできない状態です。
退院は、10月下旬でしたが12月末頃にあごの下から肩にかけての
腫れがあり、こぶとりじいさんのようになってしまいました。
少しはマシになりましたが、2月26日リツキサン投与、PET-CT撮影の為
外来治療に行ったのですが、担当医が首の腫れに首をかしげていたようです。
まる2ヶ月間、放射線の後遺症としての腫れが引かないのは普通なのでしょうか?
また再発ということが考えられるのでしょうか?
今回の再発した治療(約2ヶ月半)に対して、B型肝炎もあるので体力的にもかなりのダメージを受けました。
また再々発となってしまうと・・・・かなり心配です。
1週間後に昨日の結果がでるとの事ですが、不安な毎日ですので
どなたか放射線治療後の首の腫れについて詳しい方がいらっしゃればと思い、
下手な文章ですが書き込みしました。
同じような経験の方、教えて下さい。

35 名前: <削除> 投稿日:2007/04/27(金) 00:46
<削除>

36 名前: momo 投稿日:2007/08/24(金) 23:45
軟部肉腫に陽子線治療は、効果あるでしょうか。何グレイ照射が必要でしょうか。

37 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/06(金) 08:18
放射線は放射能で焼いているんだから、DNAや
ナチュラルキラー細胞を破壊してしまいます。
かえって寿命が縮んでしまいますよ

38 名前: 名無しさん 投稿日:2008/07/25(金) 02:01
がん治療で「サイバーナイフ」適用範囲拡大
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17296.html

厚生労働省が6月にがんの放射線治療装置「サイバーナイフⅡ」の
適用拡大を承認したため、これまで頭部と頸部の腫瘍だけに限られていた
この装置による治療が、脊髄、肺、肝臓、膵臓、前立腺、腎臓などを含めた
すべての体幹部腫瘍の治療に使用されることになった。

サイバーナイフは、呼吸などによって運動するがん細胞を、
1ミリ単位で正確に追尾して照射することができる「追尾型定位照射」という
特性を持っており、1996年に日本で初めて導入され、
現在国内ではその後継装置のサイバーナイフⅡが20台使用されている。

39 名前: 名無しさん 投稿日:2008/08/04(月) 00:33
高知大学/放射線科/酵素標的・増感放射線療法
http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/gan/info_04senshin_29-2.htm

●酵素標的・増感放射線療法とは

通常、がんは大きくなる程、内部のがん細胞は変性し酸素欠乏の状態となり、
多量の抗酸化酵素(ペルオキシダーゼ/カタラーゼ)を含む状態となります。
これが、リニアックのエックス線や電子線の効果を約3分の1にまで低下させます。
これは、放射線の効果のもととなるラジカルが消去されるためであり、
効果をフルに発揮させるためには、がんの部位に酸素を供給するとともに
抗酸化酵素を不活性化させることが必要となります。

「抗酸化酵素を不活性かさせると同時に酸素を発生させる薬剤はないか」と
私たちが長年研究から見いだしたのが「過酸化水素」です。
この約3%水溶液は「過酸化水素水」であり、これは皆さんご存知の皮膚等の
殺菌剤である「オキシドール」です。
すなわち、この「酵素標的・増感放射線療法」ではオキシドールをベースとして
放射線増感剤として用いるわけです。

●酵素標的・増感放射線療法タイプI(KORTUC I)とは

これは、進行した皮膚がんなど表面に露出した病巣に対して、放射線治療のたびに
幹部をオキシドールを浸したガーゼで覆って治療を行うものです。
特に大きな副作用もなく安全に行えます。

●酵素標的・増感放射線療法タイプII(KORTUC II)とは

これは、表面に露出していないがんに対して、オキシドールを注射すると
急速に酸素が発生し痛みがあるため、ヒアルロン酸を混ぜることにより
穏やかに酸素を発生させ痛みを軽くするように工夫した注射剤を使うものです。

週に1~2回の割合で、超音波検査で観察しながら的確に患部に薬剤を注入します。
現在のところ、対象となるがんは、皮膚や骨・軟部組織の進行がん、高齢者の乳がんや
手術を希望されない乳がんの方に行っており、良好な治療効果をあげています。

なお、この治療に伴う余分な経済的負担をおかけすることはありません。
また、肝臓や膵臓などの内臓の進行がんの患者さんにつきましては、
倫理委員会の承認を得るためにあと半年ほどお待ち下さい。

●この治療について、詳しくお尋ねになりたい方は、
附属病院放射線科外来(月~金曜日)の小川、西岡、刈谷までお問い合わせ下さい。
なお、電話でもお気軽にご相談下さい。
(平日の午前9時~午後5時 TEL.088-880-2367)

40 名前: 名無しさん 投稿日:2008/08/09(土) 14:32
サイバーナイフ、保険適応拡大へ
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20080808-OYT8T00491.htm

がんを狙い撃ちする放射線治療ロボット「サイバーナイフ」が、
肺や肝臓のがんにも使えることになった。
従来は頭頸部のがんに限られていたが、胴体のがんにも使用が認められた。
各医療機関での準備や最終的な手続きを経て、
早ければ年内に保険を使った治療が始まる見込みだ。

サイバーナイフで肺がんなどの治療を計画している主な医療機関と開始予定時期
横浜サイバーナイフセンター●年内 (電)045・555・7333
埼玉医大国際医療センター●年明け早々 (電)042・984・4111
九州大●未定 (電)092・641・1151
戸畑共立病院●未定 (電)093・871・5421
熊本放射線外科●未定 (電)096・370・0712
大分岡病院●未定 (電)097・522・3131

41 名前: 名無しさん 投稿日:2008/09/06(土) 11:58
>39 自作自演ごくろうさまです (w

42 名前: 名無しさん 投稿日:2008/09/06(土) 18:07
>41
自作自演ではなく、紹介のサイトの単なるコピペでしょう。
いかに高知大学が田舎大学だとしても、時速自演まではしないでしょう。
(癌掲示板に自作自演しても得はなにもないだろうし・・・)

43 名前: 名無しさん 投稿日:2008/09/06(土) 20:47
>>39です。
42さんのご推察通り、単なるニュースの紹介です。
ニュース速報にカキコ(コピペ?)しようと思ったのですが、
速報ではないかな?と、こちらに書き込ませていただきました。

私自身は一介の癌患者で、癌掲示板には情報を求めて時々お邪魔しています。
私自身、放射線で命拾いしたようなところもあるので、放射線治療のニュースも
広く皆さんとシェアできればと思っています。

亡くなった友人が皮膚転移も来しており、この治療法で体表の癌だけでも縮小が
多少なりともみられたらQOLを維持できたのではないだろうか、と
間に合わなかったことを残念に思いました。
そういういきさつがありましたので、連絡先までコピペしました。
そのことが誤解を招いてしまったのでしたらお詫びいたします。

44 名前: 名無しさん 投稿日:2010/09/25(土) 10:39
しりたかった 情報です」」」ありがとう


 新着レスの表示  TOPへ
18歳未満利用禁止
名前 : E-mail(省略可) :

U-tec.co.jp広告出稿(C) タカヒロ@みちのく掲示板 [12ch BBS 3.00]