がんの早期発見に威力を発揮【PET検査】

秘密厳守の郵送血液検査

癌掲示板..>★肺癌 ニュース★

1 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/21(木) 21:56

肺癌関連の新聞等々のニュースはこちらにまとめましょう。
現時点までのニュースなどは、検索してください。
ふさわしいスレが既に有る場合は、
別にここじゃなくて、そちらにカキコ OKってことで。
**********************

2 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/21(木) 21:56
肺がん手術後、経口抗がん剤で再発予防

 早期の肺がん患者を対象に、手術してから抗がん剤を使って再発・転移を防ぐ化学療法が、
肺がんの標準治療に組み入れられることになった。
日本肺癌(がん)学会が24日、治療に関するガイドライン(指針)委員会を開き決定する。
肺がんは早期発見できた病巣を切除しても患者の約3割が再発し死亡する。
新治療法が浸透すれば、完治率の向上につながる可能性があるという。
 新治療法は胃がんなどの治療で使用される抗がん剤「テガフール・ウラシル(商品名UFT)」を長期間、
経口投与する。患者によっては食欲不振や吐き気を起こすこともあるが、
副作用は抗がん剤のなかでも比較的少ない。その分、効き目も緩やかといわれている。

 肺癌学会が、世界的にあまり例がない、
肺がん初期の術後患者に対し抗がん剤投与を標準治療にするのは、
東京医科大学の加藤治文教授らの大規模臨床試験で有用性を立証できたため。

[2004年10月18日/日本経済新聞 朝刊
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20041017e000y04417


3 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/22(月) 20:00
2004年11月18日
ジェネンテックとOSIが非小細胞肺癌治療薬の承認を取得
非小細胞肺癌治療薬「ターセバ」Tarceva(erlotinib HCl)の承認を米食品医薬品局(FDA)から取得。
投与対象は、少なくとも1種類の化学療法で治療効果が得られなかった患者。
ターセバはEGFR(上皮増殖因子受容体)阻害剤。

4 名前: 774 投稿日:2004/11/23(火) 13:46
せっかくの最新ニュース情報に水をさすようで申し訳ありませんが、
タルセバ(OSI-774;erlotinib)の非小細胞肺癌に対する追加効果
の検討試験結果が既に、今年のASCOで報告されていて、いずれも追加
効果に関しては否定的な結論となっているようです。
・CDDP/GEM/OSI774)http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-001882,00.asp
・CBDCA/TAX/OSI774 http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-002460,00.asp
本スレでは否定的な情報もニュースとしてOKですよね?





5 名前: 774 投稿日:2004/11/23(火) 14:24
なお、今年のASCO報告の中からの非小細胞肺癌に関する優良な報告としては
既にご存知のこととは思いますが、以下2題でした。
・Ⅰ~Ⅱ期NSCLCの術後補助化学療法としてのCDDP/VNB
   http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-002695,00.asp
・切除不能NSCLCに対するGEM/VNB(CBDCA/VNBとの比較試験)
   http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-001432,00.asp

6 名前: 脳天気◆rE3n94no 投稿日:2004/11/23(火) 19:20
トビを立てた方に代わりお礼申し上げます。

774先生、情報ありがとうございます。
当然、試験結果が良い場合もあれば悪い場合もありますよね。
肯定的・否定的な情報があればドンドン教えて下さい。

 しかし、英語ダメだった・・・(トホホ)
翻訳ソフトに頑張ってもらおう

7 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/24(水) 18:00
>4
話が違うのでは???

化学療法未治療のNSCLCに対して既存のchemoと併用しても
ベネフィットが無かったという結果で、既にイレッサでも
同じような結果が出ています。
今回、1次治療で効果が得られなかったNSCLCに対してタル
セバ単剤の投与がプラセボに比べ生存期間を有意に延長さ
せたことが承認された理由です。Chemoとの併用で承認、
ではなく、単剤治療が承認されたようですね。

8 名前: 774 投稿日:2004/11/24(水) 21:00
その通りだと思います・・・。
タルセバの追加効果に関するASCO3相試験につき、コメントしたつもりですが・・・。
誤解を与えるレスであれば申し訳なく思います。
タルセバに関しては、個人的には期待している薬剤ですし、FDAより
ファストトラック指定を受けていましたので今回の承認は好ましく思って
おりますが、今秋から第3b相試験が始まったばかりですので、今後の
調査結果を待ちたいと思います。イレッサのこともありますので・・・。

7.名無しさんへ、ちなみに不勉強で申し訳ありませんが、”NSCLCに対して
タルセバ単剤の投与がプラセボに比べ生存期間を有意に延長させた”
大規模3相比較試験等のソースをお知らせ願えないでしょうか?


9 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/25(木) 07:16
774先生、7の名無しです。コメントありがとうございました。

タルセバvsプラセボの比較試験に関するソースですが、>4,5で
先生があげられたASCO 2004の中でNCICのスタディグループが
報告しています。

http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-00678,00.asp

いろいろな意味で非常に重要なデータですね。

10 名前: 774 投稿日:2004/11/25(木) 08:23
7.名無しさんへ
どうも有難うございました。

11 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/03(金) 16:44
○ 肺がんの放射線治療・治療装置が成績に影響~6MV以上、6MV未満のX線、コバルト60治療装置を比較〔厚生労働省研究班が調査〕

 肺がん(非手術例)の放射線治療結果が、放射線治療装置により影響を受けるという結果が、厚生労働省がん研究助成金「放射線治療システムの精度管理と臨床評価に関する研究」班(班長=手島昭樹・大阪大大学院医学系研究科教授)の調査でわかった。
 この調査は、日本全体の医療実態を公正に反映すると考えられているPCS(パターンズ・オブ・ケア・スタディー)という手法を用い、まず、がんセンター、大学病院、国公私立病院からなる全国の放射線治療施設を、施設の種類と治療患者数で層別化し、そのうえで、78の医療施設をランダムに抽出。これらの施設から、1995年~97年に放射線治療を受けたが、手術は受けていない臨床病期Ⅰ~Ⅲ期の肺がん患者を、施設と症例の2段階クラスタサンプリング法によりランダムに抽出し、735例を調査した。
● 5年生存率で6メガボルト以上が良好
 肺がんでは、体内の深い部分に病巣があるので、エネルギーの高いX線による放射線治療装置で治療することを、肺がん診療ガイドラインでも推奨している。
 今回の調査で、6メガボルト以上のX線による放射線治療装置で治療を受けた場合と、6メガボルト未満のX線、またはコバルト60治療装置で治療された場合を比較すると、5年生存率は6メガボルト以上のX線による放射線治療装置で治療を受けた場合のほうが良好だった。
 生存率に大きな影響を及ぼす患者背景(全身状態や病期など)や経過の追跡率が、結果に影響していることが考えられるが、放射線治療の内容が治療成績に影響することは十分注意する必要がある。
 さらに、6メガボルト以上のX線による放射線治療装置で治療を受けた患者の割合を施設別にみると、年間新規患者300人以上のがんセンターや大学病院では98%にのぼるのに対し、年間新規患者120人未満の国公私立病院では37%にすぎなかった。
 年間新規患者300人未満のがんセンター、大学病院と年間新規患者120人以上の国公私立病院では74%であり、規模により治療装置の使用状況に違いがみられる。肺がんの治療を行う施設では、今後の放射線治療装置の購入にあたって、6メガボルト以上のX線による放射線治療装置を購入するなどの配慮が望ましいといえる。
       【'04.12.3 Japan Medicine】

12 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/03(金) 21:29
 最近放射線照射装置のエネルギーでの治癒率が違うのではないかという施設間調査の報告が出てますが、これに関しては大きなバイアスが内包されています。4MV単独エネルギーの機種やコバルト照射装置などは、設置時期が古い場合が多く、その場合は治療計画装置があったとしても、古いものであったり、手計算だけで照射線量を決めたりしている場合もあります。放射線治療の原則は、目的のところに目的の線量が最低限の誤差で照射される事に尽きます。ですから、エネルギーの強さに関わらず、本来2Gy照射する指示であれば、目的のところに2Gyが毎回照射されるはずなのです。つまり、治療装置のエネルギー云々というよりは、治療計画での精度の問題と考えたほうがより正しいと思われるのです。

 確かに、特性から言って高いエネルギーは深部まで到達しやすいですが、低いエネルギーであっても、照射方法を工夫すれば高エネルギーで闇雲に治療するよりずっと均等に放射線分布が得られます。ただ、こういった事は調査項目として解析しにくいと考えられますから、エネルギーの差=治療成績の差として目だって見えるだけだと思います。根本的な部分を見失ってしまうなら、高額な治療装置を導入すれば、その施設の治療成績が格段に向上するといった短絡的な話になってしまうと思います。肝心なのは、きちんと目的のところに目的の線量が照射されるようなシステムを維持・管理する事だと思います。おそらく、納入されたままで維持管理をなおざりにしている10MV機種の施設よりは、きちんと管理し治療計画装置を最新のものに更新、CTデータをもとにきちんと計画した4MV機種の施設のほうが、ずっといい治療が出来るはずです。調査では、こういったところはデータとして抽出は出来ないでしょう。

 蛇足ですが、私の知っている複数の4MVだけの機種の施設では、10MVでも均等な治療が困難な骨盤領域でもしっかりと治療できています。

13 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/03(金) 21:30
CFIMRTですが・・・・

14 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/04(土) 04:48
結局は放射線腫瘍医の数を増やすとともに、全国の放射線腫瘍医の先生方に切磋琢磨して頂き、技術の向上をお願いしたいと言うことでしょうか?

15 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/04(土) 07:37
 フォローありがとうございます。現時点で治療をうけられている患者様に無碍な心配を掛けるのが辛くて書き込んだのです。高額な新しい機械をどんどんいれてコマーシャルする施設に患者が飛びつくという米国の図式を日本まで真似する必要はないと思うのです。大切なのは精度管理です。確かに放射線治療医は危機的なくらい少ないです(実際、個人的な話ですが私の関東転出に際し、現在その手配でおおわらわです・・汗)。ですが、放射線治療医がしっかりすれば治療成績が向上するというのは短絡的なのです。治療というのはトータルバランスであり、治療技師・医師・施設・関連企業などが一つのチームとして動いていてはじめて安全で効果的な治療が可能なのです。米国は日本的な(笑)良心的な施設は別にして、機能分化が進みすぎ硬直化し、土台で問題が出ていると思います(詳細は書きませんが)。

 日本の各学会も個々ではなく横断的な動きがはっきりしてきています(治療管理士が各学会合同で立ち上がったように)。これと並行して、微力ながら私も各領域の人たちを集結して意見を交換し合う動きを作ろうとしています。また、今回の日本放射線腫瘍学会総会でも、従来の放射線治療を線量分布の面から見直す動きも出てきています。従来の治療のやり方そのままで治療成績を上げようとする従来の流れから、治療方法自体を変革しようという流れは世界的な動きだと思います。読売の医療ルネッサンスでも時折出る有名な施設であるMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerの論文などもその現われだと思っています。
http://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/archive49r.html

16 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/05(日) 05:37
ちゃしば先生のご意見大賛成ですし、いつも応援しています。
しかしその変革のご努力を待っている時間のない患者は、今どうすればよろしいでしょうか?
今すぐに最善の決断を下し、病院を見つけなければならない患者・家族はどう行動をする事が最善とお考えになりますか?
>>11の最後、『今後の放射線治療装置の購入にあたって、6MV以上のX線による放射線治療装置を購入するなどの配慮云々…』のくだりは、馬鹿な素人の私でも何らかの思惑を感じます。
 ではこのPCSと言う手法を用いた調査の結果をどう判断し行動すれば良いのでしょう?
この結果と先生のご説明を合わせて考えた時、こうした成績の優位差が出る背景の一つは、治療装置が古く治療エネルギーが低い病院は、先生のご意志に反し精度の低い治療計画しか出せていない施設が多いと言う事になるのでしょうか?
 それならば施設を選ぶ側の患者・家族は、新規患者・症例数の多い、高いエネルギーの出せる治療装置のある病院を選ぶ事が今のベストと考えたのですが、違うのでしょうか?
今この時を生きている将来の理想の放射線医療を待てない患者の、最善の放射線科の選び方をご教示願いたく存じます。

17 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/05(日) 08:26
 最近の放射線治療現場の改革は加速度的に進んでいるという印象を持っています。したがって各学会の学術発表会・研究会に積極的に参加しているまじめな施設と、その空気を知らない施設との温度差はあるかもしれません。ですが、残念ながら充足していない放射線治療医の数を考えた場合、治療医の多くは微妙な空気の変化を敏感に感じている人がほとんどのはずだと思います。数年前であれば安易に従来のままの治療を続けていた施設も昨今の安全管理などに関する勧告、各種ガイドラインの発表、インターネット情報などの医療情報公開もあって、確実に質の向上を図っています。これは私の持論なのですが、癌の治療はトータルバランスです。ですから、たとえば肺癌であれば呼吸器内科、外科、放射線科、病理などの連携なくして生存率の向上はあり得ません。現時点では施設の選択に関してはそういった面も勘案していただいたら・・という言い方しか出来ないのです。

18 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/05(日) 13:02
ちゃしば先生ありがとうございます。
患者サイドからですとなかなか分かりにくい放射線医療現場の状況が、ちゃしば先生のお話から少しずつ見えてくるようです。患者サイドから致しますととても貴重で有り難いです。
 お世話になっております病院は、放射線治療でも定評のある病院です。
放射線治療の前日には先生方が夜病室におこしになり、ベッドから動けない患者にそれは優しく丁寧に治療の説明をなさいます。
話の内容までは聞こえませんが、夜病室に来られるそうした放射線科や麻酔科の先生方の穏やかなお声は、周りの患者の心までも、和ませ勇気づけてくださいます。
そして骨転移で突然全く動けなくなり緊急搬送されて来た患者の方が放射線治療を受けた翌日、
「ベッドから体が起こせるわ!」
と喜ぶ姿に同室の患者まで救われた思いが致しました。
医療はトータルバランス。まさにその通りですね。他科との連携、そればかりではなく看護師はじめ病院のスタッフ、そして私ども素人の患者との意志疎通など含め、余裕と安心と勤勉さ誠実さを感じさせて下さる(本当は色々大変なのでしょうが)病院を、これからも信じてお世話になって参ります。

ちゃしば先生。風邪を引かない…なんて仰っていませんでしたっけ?甘い!お体大切になさってくださいね。


19 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/05(日) 18:16
ありがとうございます。同じ生業の人間として、当該施設の先生に尊敬と感動を覚えずにはいられません。素晴らしい施設での診療を受けられて幸せですね。それこそ、先の御質問の回答でしょう。すなわち、「生きた診療」がなされていると感じられる施設でなければ、どんなに高額な機器が導入されていても生かせるものではないです。それは各臨床科の外来ででも充分察知できると思います。信じられる診療各科の担当医の先生・スタッフがあるなら、きっとそれに答えようとする放射線治療スタッフも信じられるものであるに違いないと思います。

20 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/05(日) 20:40
どなたかご存知の方ありませんか。
イレッサと抗がん剤との併用による効果について、学会で報告(発表)があったようですが、詳しい内容について、ご存知の方、いらっしゃいませんか。

21 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/05(日) 20:44
20です。
質問なんて、トピずれかもしれませんが、詳しい内容は「ニュース」になるかも。。
トピ主さん、ごめんなさい。

22 名前: 774 投稿日:2004/12/06(月) 12:01
既にご存知の通り
Jounal clinical Oncology 22 777-794 2004
1.CDDP/GEM vs CDDP/GEM/gefitinib
2.Paclitaxel/CBDCA vs Paclitaxel/CBDCA/gefitinib
の否定的なgefitinib追加効果の検討を元に、
また、gefitinib/VNBでは2003年2月にメーカーより”ヨーロッパで
骨髄抑制例が多く認められため、トライアルそのものが中止になったこと、
また、国内でも、VNRとの併用例で死亡例が2例でていること(因果関係は現在検討中)”
の注意勧告などを受けて、本邦での gefitinibの適応は”手術不能・再発非小細胞肺癌”
に対する2nd lineとしての単独使用が推奨されています。
現在進行中の他の抗がん剤との併用試験としては放射線化学療法として
gefitinib/CDDP/VP16/TXTの3相試験が、
またgefitinib/TXT、gefitinib/TAX、gefitinib/VNB/GEM、gefitinib/Celecoxib
などの2相試験までが海外では終了しています。
他、各施設などからpilot studyなどの報告は色々出ているものとは
思いますが、最も信頼度の高い大規模無作為比較試験結果などをご参考にされる
ことをお薦めします。

23 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/07(火) 22:56
20です。
774先生、ありがとうございます。
日本だけでなく、海外でも併用について研究がなされているという事は、大きな励みになります。
774先生のおっしゃるとおり、信頼度の高い結果をみていこうと思います。

24 名前: 774 投稿日:2004/12/20(月) 12:09
再掲です。再度否定的なニュースで恐縮ですが。
FDAはイレッサの市販後調査で、OSの延長を認めないとする結果を
発表しました。
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/new01145.html
2nd line~の代替案として、TXTや先日FDAで承認され、ともに
OS延長を認めているTarcevaの使用を推奨しています。
今後、内外の対応が注目されます。

25 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/20(月) 13:30
774先生の引用されたFDAのニュースの和訳に関しては
http://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/fdafiles.html
『FDA Statement on Iressa イレッサに関するFDA声明文』
も御参照ください。

26 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/20(月) 14:32
今晩の NHK 7:30 クローズアップ現代 は、
『アスベスト・増えるがん患者』 です。

27 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/20(月) 16:55
>24,25様
Tarcevaという薬は日本では認可されないのでしょうか?
現在の日本国内でTarcevaという薬を使用している病院を
教えてください。よろしくお願いします。

28 名前: 774 投稿日:2004/12/20(月) 21:49
Tarcevaは現在国内でphaseⅡが行われています。
国内での使用を希望する場合は臨床試験に参加する必要があります。
Tarcevaに限らず未承認薬の臨床試験窓口は国内臨床試験グループ
などとなります。
JCOG;http://www.jcog.jp/STUDY_GROUP/fra_grouptop.htm
などをご参照ください。
なお、具体的にはまず主治医とTarcevaの使用に関してご検討いただき、
主治医が当該薬剤のメーカーや研究グループの各研究責任者と協議する
ことが臨床試験参加の第一歩となります。
あるいは、臨床試験の詳細が公開されている場合は試験実施臨床試験グループ施設
を直接紹介・研究責任者の外来を受診されご相談される方法もあります。
いずれにしても主治医にも奔走していただく必要があります。
もちろん、もともとこれらの研究施設で診療されていて、適応があり
既に臨床試験を受けられていらっしゃる方もいらっしゃるのではないで
しょうか。
臨床試験以外の方法としては、医師による個人輸入での使用ということに
なるものと思います。その場合は、http://2nd-opinion.jp/
などをご参照ください。


29 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/21(火) 00:12
>774さん。
いつもはロムで書き込みはしていないのですが
今日はお二人に有難うが言いたくて書き込みします。

22,24の情報は有り難く感じました。
特に、24の・FDAの声明文に関するイレッサの
延命効果については、良い情報ばかりでなく
このような情報も開示して、すべての情報の中から
医師と患者が信頼の中で選択できる医療の実現を
いつの日かと願っています。

>25ちゃしばさん。早速の翻訳文、嬉しい限りです。
有難うございます。

30 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/21(火) 06:24
29さん>私は放射線治療関連の論文の抄録担当ですから、私が訳したわけではないです(汗)。でも、29さんの書かれた『耳に心地良い話ばかりではなく、有用と思われる話を訳して紹介してゆく事の意義』こそ、我々の目標でもあります。結構しんどい思いをしながら翻訳しているボランティアの我々にとってありがたいエールです。ありがとうございます。

31 名前: 29さんのいうとおり! 投稿日:2004/12/21(火) 08:01
本当にありがとうございます!!! ボランティアでこんなにいたせりつくせりなんて。
大変な時もあるでしょうが頑張ってください。

32 名前: 774 投稿日:2004/12/21(火) 22:35
もはや、世界中の情報が瞬時に入手できるインターネットの時代です。
従来一般的には入手困難であった各専門分野の最先端の情報までもが
その場で入手可能となっています。
情報の分野では良きに付け悪しきにつけ従来のような国単位の政策、
国境、言語、立場などの垣根は既に意味をなさなくなってきています。
氾濫する玉石混交の情報の中から、新鮮でEvidenceレベルの高いものを
収集・翻訳・公開していくことは非常に大変なご苦労と思います。
海外癌医療情報リファレンスhttp://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/index.html
すばらしいHPだと思います。

33 名前: きんや 投稿日:2004/12/21(火) 23:31
AZ社のニュースリリース
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/04_12_20.html
◆<イレッサ>難治性肺がんの延命効果なし 大規模臨床試験で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000143-mai-soci
<イレッサ>難治性肺がんの延命効果なし 大規模臨床試験で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000143-mai-soci
(毎日新聞) - 12月20日23時54分更新



34 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/21(火) 23:54
774先生。ありがとうございます。
広大な海を眺めて呆然としているような私たちという面もありますが、それでも、漕ぎ出さねば始まりません。
問題点、改善点など多々あるとは存じますが、お気づきの点がありましたらご指摘いただけたらありがたいです。そして、より普遍的なみんなの共有財産としてより多くの人たちで育てて行けたらいいなと思っています。

35 名前: 投稿日:2004/12/22(水) 16:55
>774先生
『海外癌医療情報リファレンス』管理者です。
お久しぶりです。
774先生の寛大で崇高な文言を拝読し勇気付けられました。
私どものHPへの過分なコメントを頂戴しましたこと、お礼申し上げます。
翻訳情報の中からなにか探り出すものがあれば、
そして医療者、患者の双方が共に情報を共有できればとの思いで運営しています。
774先生には患者の皆様のためにご活躍をお祈りしますとともに
ちゃしば先生ともども今後もどうぞよろしくお願いいたします。

掲示板の皆さま、オフトピック失礼いたしました。

36 名前: きんや 投稿日:2004/12/24(金) 22:02
下記の動き、予想されたこととは言え
しばらく腕組みして考え込んでしまいました。
「日本人を含む東洋人では効く率が高いこと」も事実なので
日本での販売中止要望には?です。
◆イレッサ:「延命効果なし」米FDAが回収方針
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041225k0000m040048000c.html

◆厚労省がイレッサ再検討 遺族ら販売中止求める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000246-kyodo-soci
http://www.sankei.co.jp/news/041224/sha060.htm



37 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/24(金) 22:57
>「日本人を含む東洋人では効く率が高いこと」も事実なので
日本での販売中止要望には?です。

イレッサ薬害被害者の会のホームページに以下の記事で
今回のコメントが出ていました。

イレッサを潰すとか、根拠もなしに販売中止を求めるなどと
考えているのではありません。一日も早く正確で科学的な
証明がされて、患者達が安心して服用できるイレッサを
望んでいるのです。「現時点においてははっきりとした
データも証拠も示すことは出来ないが日本人には効いて
いる薬だから・・・」などと言ったレベルの話しでは余り
にも情けない事と考えます。このようなレベルの話であ
るのならば、治験と言う方法で、イレッサの服用を望む
患者さんに対しては無料として第三相試験を行えばよい
のです。

この考え方には、私は賛成出来ます。
イレッサの服用を希望する患者さん達には無償での服用は
方法としても最善と思います。

本当にエビデンスが証明されるまで、無償にして第三相
試験を行えば良いのです。


38 名前: 774 投稿日:2004/12/27(月) 17:15
再掲です。
今回のFDA声明を受けての厚生労働省の対応は、まずは先に報告された
市販後3相試験結果の中の人種間での結果の相違に注目し、専門家による
詳細な解析結果を待つというものです。
もちろん現在進行中の国内3相試験結果により、さらに踏み込んだ見解
が出されるものと思いますが、こちらは結果が出るまでやや時間がかかり
そうです。
なお、残念ながら必ずしも”腫瘍の縮小=延命”とはならないことも
付記しておきます。今回のOS延長を認めないとするFDAの報告の中でも
腫瘍縮小効果に関しては肯定しています。
また、効果や副作用の発生に関しては個人差もあり、現状ではやはり個別の
慎重な対応が重要であることも付記しておきます。

39 名前: きんや 投稿日:2005/01/03(月) 01:09
774先生、
いつもわかりやすい解説ををありがとうございます。
ZD1839の頃から見させていただいている
イレッサ・スレを含めて感謝しております。
この掲示板をこれからも我々肺がん患者とともに
育てていきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。


40 名前: ロム 投稿日:2005/01/05(水) 19:34
1月4日各新聞に以下のような驚愕な記事が出ました。

抗がん剤イレッサ、欧州で承認申請取り下げ
2005-1-5  朝日新聞

英製薬大手アストラゼネカは4日、肺がん用抗がん剤イレッサ
(一般名・ゲフィチニブ)の欧州での承認申請を取り下げると
発表した。昨年12月に中間解析がまとまった世界規模の臨床
試験で、延命効果が確認できなかったため。日本や米国など承
認済みの国では、イレッサの扱いについて規制当局と協議を続
けるという。
 
 臨床試験は、28カ国(日本は含まず)で昨年8月まで
約1700人の末期肺がん患者を対象に実施された。イレッサ
を使った患者と、有効成分が入っていない偽薬を使った患者と
の生存期間を比べた結果、統計的に有意な差がなかった。
 日本の厚生労働省はこの臨床試験の結果を受けて、専門家に
よる検討会を今月20日に開くことにしている。
 イレッサは、がんの増殖にかかわるたんぱく質の働きを妨げ
る「分子標的薬」と呼ばれる新しいタイプの抗がん剤。日本で
は世界に先駆けて02年に承認され、米国でも03年に承認を
受けた。しかし、間質性肺炎など副作用による患者の死亡が相
次いだため、患者遺族による訴訟も起きている。


2005年01月05日(水)共同通信

欧州での承認申請取り下げ 肺がん治療薬イレッサ
【ワシントン4日共同】英医薬品大手アストラゼネカは4日、
肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の欧州での承
認申請を取り下げると発表した。

昨年12月に結果の中間まとめが出た臨床試験で、延命効果が
確認できなかったことを受けた。同社は日本や米国など既に販
売済みの国の規制当局と、イレッサの今後の取り扱いについて
協議するとしている。

イレッサは、がんの増殖にかかわるタンパク質の働きを止める
「分子標的薬」と呼ばれる新世代の抗がん剤。世界に先駆けて
2002年に日本で販売が開始され、米国は03年に承認した。
一部の患者でがんの顕著な縮小効果がみられる一方、日本では
間質性肺炎などの副作用が多発し、訴訟にも発展した。


41 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/07(金) 23:44
イレッサが利かなくなった肺癌でタルセバは28%の人に
利くとNETで検索していたらありました。
日本人の成績だそうです。やはり全員には利かないんですね。

42 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/22(火) 15:48
Pittsburgh大、エストロゲン阻害剤との併用でイレッサの有効性上昇
2005年02月22日 09時15分
米Pittsburgh大学は、2月15日、肺がん細胞がエストロゲンに反応して増殖することを示し、
エストロゲン経路をブロックすれば、
肺がん患者の生存率が向上する可能性が示唆されたと発表した。
詳細は2本の論文として、Cancer Research誌2月15日号に報告された。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/360779


43 名前: 774 投稿日:2005/04/03(日) 21:16
タルセバ
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/NEW01139.html
Consumer Information
http://www.fda.gov/cder/consumerinfo/DRUGINFO/Tarceva.HTM

進行NSCLCに対してアバスチン併用化学療法で延命効果(+)(2005.3.14)
http://cancer.gov/newscenter/pressreleases/AvastinLung
ASCO2005 oral presentation予定

44 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/23(月) 11:14
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20050522ddm041040070000c.html

{イレッサ副作用死:損賠訴訟 「そんなにカネが欲しいか」ネットに遺族批判
 ◇娘の死、無駄にせぬ--原告の近澤さん

「そんなにカネが欲しいのか」--。肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名イレッサ)による副作用死問題で、娘を亡くして国などを相手に損害賠償請求訴訟を起こした、さいたま市の近澤昭雄さん(61)に心ない批判が寄せられている。末期がんだった娘の「逸失利益」は健康な人より小さく、勝訴しても得られる損害賠償はわずかなものかもしれない。それを覚悟で起こした訴訟だった。「お金ではない。娘を奪った薬事行政を少しでも良くしたい……」。誤解と不信の渦に向かって近澤さんは訴える。【須山勉】

 01年9月、近澤さんの二女三津子さん(当時31歳)は肺がんと診断された。近澤さんはインターネットで「副作用が少ない夢の新薬」などと紹介されていたイレッサを知った。ほかの抗がん剤の副作用に苦しんでいた三津子さんも、販売開始直後の02年8月から服用を始めた。一時は腫瘍(しゅよう)が縮小したが、同10月に呼吸不全に陥り、苦しんだ末に息を引き取った。その2日前、厚生労働省は「重い副作用が相次いでいる」と初めて警告を発したが、すでに打つ手はなかった。

 イレッサの販売前から国内外で死亡を含む重篤な副作用が報告されていた事実を近澤さんが知ったのは、それから間もなくのこと。「なぜこんな重大な情報が隠されていたのか」。昨年11月に国などを相手に裁判を起こした。弁護士と相談して損害賠償請求額は3850万円としたが、その人が生きていた場合に生涯に得られたであろう「逸失利益」は、末期がん患者の場合、低く抑えられることは覚悟している。

 近澤さんは各地を回り、自らの体験を知ってもらう活動をしている。その交通費などで蓄えを食いつぶす毎日だ。

 しかし、周囲の反応は近澤さんの思いとは微妙に違っていた。がん患者が情報交換しているサイトで「そんなにお金が欲しいの?」と何度か批判を浴びた。友人と話しても、自分の裁判が高額な賠償金を勝ち取った医療過誤訴訟と同列視されていると感じることがある。「こんなことをやって何になる……」と思わず自分に問いかける。

 今春、関西地方で放送されたイレッサの特集番組の一シーンを近澤さんは忘れることができない。イレッサについて問われた厚労省の幹部は答えた。「教訓ですか? 特に考えておりません」

 このままでは娘の死が無駄になってしまう。二度と娘のような被害者を出さないためにも、裁判だけは続けなければならないと思った。

 過去の薬事行政の抜本改革は、被害者が起こした薬害裁判が原動力になった。イレッサ裁判はこれまで東京と大阪で4遺族が起こし、さらに追加提訴の動きがある。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇イレッサの副作用被害

 英国に本社がある製薬会社「アストラゼネカ」が開発し、厚生労働省が02年7月に世界で最も早く承認した肺がん治療薬。当初は「副作用が軽い」とみられ、販売開始後に多くの患者が服用したが、重い副作用の報告が相次いだ。4月22日までに間質性肺炎や急性肺障害の副作用があったとして国に報告された患者数は1555人、うち死者は607人。

毎日新聞 2005年5月22日 東京朝刊

45 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/26(木) 18:25
オリンパス、肺がんの早期発見技術を米社と共同開発

「オリンパスは25日、肺がんを早期発見する診断技術の実用化に向け、
米バイオベンチャーのキャンジェンバイオテクノロジーズ(メリーランド州)と
共同開発契約を結んだと発表した。
オリンパスの遺伝子解析技術とキャンジェンの持つがん発見に効果的な生体分子診断技術を
組み合わせ、肺がんを早期発見する診断法を開発する。
1年後をメドに臨床試験(治験)に入り、治験後に検査装置の実用化を目指す。
キャンジェンはがんによって増減する特異的なDNA(デオキシリボ核酸)や
たんぱく質などをマーカー(指標)として計測し、がんを早期発見する診断技術を
開発している。同社は肺がんのマーカーを持っており、オリンパスの遺伝子解析技術を
応用して、効率的に肺がんの特異的DNAマーカーを検出する技術の開発を進める。

 肺がんは症状が現れにくく、検診でも初期のがんは見つけにくいとされ、
早期発見の重要性が高まっている。オリンパスはすでに膀胱がんの診断法が
治験に入っているキャンジェンのノウハウを得て、診断技術の研究を加速、
早期に製品化したい考え。    [2005年5月26日/日経産業新聞


46 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/26(木) 20:26
イレッサの訴訟は薬事行政をむしろ萎縮させて、多くの患者の不利益につながる。


47 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/28(土) 01:40
この程度の訴訟で萎縮するくらいの薬事行政ならば
無い方がましでは。。

48 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/28(土) 03:55

>多くの患者の不利益につながる

という、錦の御旗を振りかざして、被害者の口を塞ごうとする所作には
賛同しかねます。
その「多くの患者」が、明日の被害者にならないという補償はどこにも
ありません。

49 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/30(月) 23:26
使う前は臨床試験なんかいいから早く使わせろって
みんな騒いでたのにね。今後の治療はますます慎重に
なるのは間違いない。その時に文句を言わないなら良いが。

50 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/01(水) 22:18
被害があっても黙っていることと、早期承認を求めることは
二者択一ではないと思う。
訴訟が起こるというのは、どこかで、患者側が「正しく使われなかった」
と感じることがあったのだと思う。

患者に正しく情報が開示され、患者が望めば未承認でも使用できる
という制度を強く希望。
患者も患者家族も、千差万別。患者側の希望にフレキシブルに対応
してほしい。


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