がんの早期発見に威力を発揮【PET検査】

秘密厳守の郵送血液検査
レス数が270を超えています。300を超えると表示できなくなるよ。

癌掲示板..>★ ★◎ 乳がん ニュース ◎★

1 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/06(土) 17:51
乳がんの情報を書き込みましょう。
すぐには私たちの治療に使えないものもあるかも知れません。でもそれを希望の光にし
て。
タフに粘って参りましょう!みんなで p(^^)q

“敲けよ さらば開かれん
 求めよ さらば与えられん”



2 名前: 脳天気◆rE3n94no 投稿日:2004/11/06(土) 17:58
 乳癌も、いろんな情報がありますからね

 肺癌ニュースも作られているし、同じように乳がん関連の新聞等々のニュースは
こちらにまとめましょう。
現時点までのニュースなどは、検索してください。

 がんばれ!

3 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/06(土) 18:01
ニュース関連はこちらで ってことっすね。
了解しましたです

4 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/06(土) 18:08
○ 米FDAがレトロゾールの新効能を承認

 ノバルティスは2日、乳がん治療薬レトロゾール(海外販売名「フェマーラ」)の新効能が米FDAの承認を取得したと発表した。
 新たな効能は、乳がん手術後に約5年間継続して行うタモキシフェンによる術後アジュバント療法終了後の閉経後早期乳がんが対象となっている。
 今回の効能追加は、約5100人以上の閉経後早期乳がん患者を対象に実施した「MA-17」の結果に基づく。
 昨年10月に公表された中間成績では、タモキシフェンによる標準アジュバント療法終了後の閉経後早期乳がん患者にレトロゾールを投与することで、再発率、無病生存率が有意に38%改善されたとのデータが得られた。さらに遠隔転移のリスクも39%減少された。
       【'04.11.08 Japan Medicine】





5 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/06(土) 19:26
キリン、がん関連医薬品の開発加速

 キリンビールはがん領域の医薬品開発を加速する。
米バイオベンチャー(VB)と組み、副作用の少ないがん向け抗体医薬品の
臨床試験(治験)をカナダで開始した。
2010年発売を目指す。

がん関連の医薬品で治験入りするのは6品目。
同社は2020年に医薬品事業の売上高を現状の約4倍の2000億円まで
伸ばす方針で、がん領域を主力分野に育てる。
 キリンと抗がん剤を共同開発するのは、米VBの
ヒューマン・ゲノム・サイエンシズ(メリーランド州)。
同社は固形がん細胞を細胞死させる抗体技術を持っている。
マウスを使ってヒト抗体をつくり出すキリンの技術と組み合わせ、
肺がんや大腸がん、乳がんなどに幅広く適応できる抗がん剤の開発を目指す。

 治験入りした抗がん剤は、がん細胞だけを標的にする。
がん以外の細胞にも影響を与える従来の抗がん剤に比べ、副作用を大幅に抑えられる。
            [2004年11月6日/日本経済新聞 朝刊]

治験開始のニュースですけど、日本の企業がからんでるので注目してます。
目的が「医薬品の売り上げ倍増」というのは患者や患者家族にとっては
憤りを覚えちゃったりするけど、世の中慈善事業じゃ立ちゆかないもんね(笑)。

6 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/06(土) 19:37
◆10.22 大規模疫学研究が成長パターンと乳ガン・リスクの関係を示す

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/mdps/338972

 成人女性の身長と肥満度指数(BMI)が、乳ガン・リスクに関係することは知られ
ている。だが、出生児体重に代表される胎内での成長パターンまたは小児期および青
年期の成長が、リスクに関係するかどうかは不明だ。この点を明らかにするために、
デンマークの研究者らは、学校で行われた身体測定の記録という膨大なデータ・コレ
クションを用いた。詳細は New England Journal of Medicine誌10月14日号に報告さ
れた。
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7 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/14(日) 21:52
「Bio Today」より
肥満は乳癌の死亡リスクを上昇 (2004.10/06)
http://www.biotoday.com/view.php?n=5067

8 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/19(金) 10:04
すいません、別の板にも書いちゃったけど。
このニュース特集、続きが楽しみ(>_<)。
命がけの楽しみ、っていうか、命と競争なんですよね~。

http://chubu.yomiuri.co.jp/tkp/chubu_iryo.html

9 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/22(月) 20:56
YomiuriOn-Lineの医療と介護のがんと私
(読売新聞家庭版に記載されている)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/gantowatashi/
に「乳房再建・・・」の記事有り

10 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/27(土) 06:07
『乳がんに関する意識調査』

ファイザー株式会社のプレスリリースより
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2004/2004_11_24_02.html



11 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/27(土) 16:34
○ 抗がん剤併用5療法を承認へ~厚労省検討会が適応拡大で報告書案

 厚生労働省の「抗がん剤併用療法に関する検討会」は24日の会合で、抗がん剤併用療法5療法の適応拡大に向けた報告書案を大筋了承した。これに基づいて厚労省は薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で事前評価を行い、関係企業に適応拡大の承認申請を指導する。申請後は迅速承認審査し、重点的な安全対策などを条件に承認する。
 承認したのは①シスプラチンを含む多剤併用療法(予定効能・効果=小児悪性固形腫瘍)②カルボプラチンを含む多剤併用化学療法(小児悪性固形腫瘍)③アクチノマイシンDを含む多剤併用療法(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫など)④エピルビシン(乳がんEC療法、CEF療法)(乳がん=手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)⑤デキサメタゾン(抗悪性腫瘍薬投与に伴う消化器症状〈悪心・嘔吐〉)―の5療法。
 報告書案には、予定効能・効果や予定用法、公知の取り扱い、裏付けとなるデータ、同療法の位置付け、国内での同剤の使用状況、安全性に関するデータ、投与量の妥当性―などが明記されている。
        【'04.11.26 Japan Medicine】

↑本館の再掲ですが…そして自分で書き込んでいて分からないのですが、エピルビシンを使ったEC、CEF療法って今では乳がんに普通に使われる標準治療ではないのかな?デキサメタゾンも、狸さんがPart2・839にタキソテールの浮腫治療のアドバイスをして下さってますよね?
素人目から見ると『厚労省、後手??』と言う気がしちゃいますが…事情が私にはよく分からないや~。

12 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/29(月) 18:40
アレディア注、乳癌溶骨性骨転移の適応症が承認

2004年11月29日、
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:通筋雅弘)が、
悪性腫瘍による高カルシウム血症の治療薬として発売中の
「アレディア(R)注(一般名:パミドロン酸二ナトリウム)15mg、
同30mg」において、国内で初めて乳がんの溶骨性骨転移
(化学療法、内分泌療法、あるいは放射線療法との併用)の適応症が
新たに承認されました。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=87451&lindID=4


13 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/30(火) 14:28
○ 閉経前の女性・乳がん危険性喫煙で4倍に

 たばこを吸う閉経前の女性は、吸わない人に比べ乳がんの危険性が約4倍と高いことが、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で分かった。国際対がん連合の専門誌に29日までに掲載された。
 受動喫煙でも危険性は上がるが、閉経後の女性ではこうした関係はみられなかった。研究班は「たばこの影響は、乳がんとかかわりの深い女性ホルモンの分泌が活発な状況下で現われやすいのではないか」としている。
 研究班は、40、50代の約2万人を10年間追跡。本人の喫煙や受動喫煙と、乳がん発症との関係を調べた。受動喫煙の有無は「喫煙者と10年以上一緒に住んだ」か「職場などで毎日1時間以上煙を吸う機会がある」場合で判断した。
 調査開始時に閉経前だった女性の場合、喫煙しているか過去に喫煙していた人の乳がん発症の危険性は、喫煙、受動喫煙ともない人に比べ3.9倍。受動喫煙のみの人でも、危険性は2.6倍に達した。
 研究班の花岡知之・同研究部室長は「乳がん予防の第一歩として考えてほしい」と話している。
        【'04.11.30 東京新聞】

・・・( ̄ロ ̄;)!!

14 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/03(金) 07:58
・ウイルスで乳がん細胞破壊 大阪でも臨床実験へ
(産経新聞 2004/11/30)

ウイルスの増殖機能を利用し乳がん細胞を破壊して治療する臨床試験を
大阪府立成人病センター(大阪市)の高橋克仁遺伝子治療室長らが計画、
30日に同センター倫理審査委員会専門部会が大筋で承認した。

同内容の臨床試験を名古屋大が昨年実施、がん細胞は30-100%消滅し、
安全性も確認された。
高橋室長らは名古屋大より観察期間を長くし、治療効果を詳しく調べる。
患者6人を対象に、来年3月にも実施する。


「治療・検査」の「単純ヘルペスウィルス…」のところに、
URL貼っておきました。

15 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/13(月) 22:41
乳癌診断、MRIはマンモグラフィーより有効だが生検無しとするには不十分

http://medwave.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=0/mdps/349045



16 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/17(金) 22:52
人工細胞膜 抗がん効果のメカニズム解明 崇城大・上岡研究室

 崇城大学工学部応用生命科学科の上岡龍一教授の研究室が、
人工細胞膜ががん細胞の増殖を抑制する際に起こすアポトーシスの
仕組みの全容を解明したことを、明らかにした。
これにより、人工細胞膜の投与による新しいがん治療法の実用化に
向けた動きが加速しそうだ。

 上岡教授らは、大豆や卵黄に含まれるリン脂質と界面活性剤を材料に
作った複合型の人工細胞膜を一九八五年に発明し、
九五年にはがん細胞の増殖を抑えることが判明。

 九九年以降、東京などの大学病院で約十例の臨床試験を行ってきた。
従来の抗がん治療と違って正常な細胞には影響しないため、
副作用の心配がないのが大きなメリットという。

 同研究室のこれまでの研究では、人工細胞膜ががん細胞膜に
融合・蓄積すると、細胞質内のカスぺースというたんぱく質が活性化され、
最終的にアポトーシスに至ることが分かっていた。
しかし、カスペース活性化のシグナルを送っている、がん細胞膜上の
受容体が特定できていなかったため、実用化へのネックとなっていた。

 今回、同大大学院博士課程三年の岩本恭典さん(26)が
白血病の細胞を用いた研究で、がん細胞膜のFas(ファス)と呼ばれる
受容体がカスペース活性化のシグナルを発することを突き止め、
アポトーシスのメカニズムが完全に解明された。

 上岡教授は「基礎のメカニズムが判明したことで臨床試験が
やりやすくなり、実用化へ向けた動きが加速するだろう」と話している。


この手の話は、いつの間にか消えて行くものが多い中で、ずっと継続して
ニュースが続いている数少ないケースではないでしょうか?
固形腫瘍にも効果があったということで、すごく期待してます。

17 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/18(土) 14:26
○アナストロゾールの5年間の術後補助療法に効果~アストラゼネカ

http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/04_12_09a.html

18 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/18(土) 15:19
○手術後の要化学療法患者を選定

 11日のAPニュースによると、遺伝子プロファイリングテストによって、手術後に化学療法が必要な乳がん患者を正確に選定し、有効な治療ができるようになることが改めて確認された。年間8万人の患者が、より適切な治療コースを選択でき、半分が化学療法を受けずに済むという。
 乳がんはリンパ節への転移がない場合、ほとんどが再発することはないが、これまではどの患者が再発するかを予測する確かな決め手はなかった。このため医師は、腫瘍の大きさや患者の年齢などを基にして推測するものの、実は化学療法の必要はないと分かっている多くの患者にも念のため同療法を行っているのが実情だ。
 一方で、現在の化学療法は、以前ほど厳しくはないものの、抜け毛や吐き気などの副作用を伴い、生殖機能にも影響を与えるため、必要のない患者は避けるべき療法と考えられている。
 その点、遺伝子プロファイリングは、手術後の反応を予測するのにどの予後因子よりも優れているが、今回、米ピッツバーグ大の研究グループは、リンパ節への転移がなく、ホルモン依存性の乳がん初期患者651人について調べた。
 その結果、遺伝子プロファイリングで高リスクと判定され、化学療法を受けた患者の88%が、10年後も転移なく生存していることが分かった。タモキシフェンだけを与えられた患者で、転移なく10年後も生存していたのは60%で、低リスクの女性ではおよそ95%が転移なく生存していた。
 現在、米国で承認を受けている遺伝子プロファイリングテストは、唯一ゲノミック・ヘルス社が提供するテストだけ。これは、遺伝子21種類の活動を測定し、再発リスクを高、中、低の3種類に分けて患者を選別するものという。
 研究の詳細は、米テキサス州で開催された乳がん学会で報告されたが、内容の一部は学術誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)」にも掲載された。
       【'04.12.17 Japan Medicine】

19 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/18(土) 21:41
乳癌リスクの高い女性の多くがタモキシフェンの服用を途中で止めている 
2004-12-16 00:00:56

乳癌のリスクがあってタモキシフェンを服用すべきと判定された女性129人を対象にした試験の結果、多くの女性が副作用を懸念してタモキシフェンの服用を拒否したり、タモキシフェンの服用を途中で止めてしまっていることが明らかとなりました。
2004年12月14日のJ Clin Oncol誌に発表された研究成果です。

2ヶ月時点で、44%がタモキシフェンの服用を拒否しました。4ヶ月時点ではこの割合は49%に上昇していました。
タモキシフェンを服用するように医師から勧められた女性はタモキシフェンを服用する傾向がありました。逆に何の情報も与えられなかった女性の多くはタモキシフェンを服用しませんでした。
この結果から、乳癌のリスクが高い女性についてはタモキシフェンの継続服用を支持するための定期的なカウンセリングが必要と考えられました。

‥> Article
Decision-Making About Tamoxifen in Women at High Risk for Breast Cancer: Clinical and Psychological Factors. J Clin Oncol. 2004 Dec 14; [Epub ahead of print]



20 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/31(金) 21:10
http://www.kringle-pharma.com/news.html

阪大発のベンチャー。クリングルファーマのNK4/マリグノスタチン。
2004年12月29日に、

癌の浸潤・転移を抑制する抗癌剤としてのNK4の特許が欧州で成立しました。

・゜゜・。\(^O^)/。・゜゜・
って、特許と申請の間の、川の深さと暗さはどのぐらい?

21 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/01(土) 00:23
ビタミンCにがんと闘う新しい機能

 ビタミンCが抗酸化物質としてフリーラジカルを中和することは
よく知られているが、米オレゴン大学の研究では、脂肪代謝の
毒性副産物に反応して中和するというビタミンCの機能が初めて判明した。
 この脂肪代謝物に関する新たな発見は、ビタミンCが酸化脂肪から
生成される毒性化合物の防御で複雑な役割を果たし、それらが引き起こす
遺伝子の損傷および炎症を阻止することを示す上で極めて重要である。

 これは体が脂肪代謝副産物の毒性を回避する主要な経路と見られ、
明らかにがんの予防と関連している、と同大学ライナス・ポーリング研究所
准教授Fred Stevens博士は用意された声明の中で述べた。

 研究は米国科学アカデミー発行の
「Proceedings of the National Academy of Sciences」
今週号に掲載されている。
               [2004年12月10日/HealthDayNews]

脂肪代謝の毒性副産物なんてものが、あったんですね(T.T)。

22 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/02(日) 15:05
http://www.riken.go.jp/r-world/research/results/2004/041210/index.html

人工リンパ節!!↑しかも免疫機能付き!!


独立行政法人 理化学研究所 
免疫機能を有する人工リンパ節の作製に成功
- 世界ではじめての成果 - 

平成16年12月10日 

 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、
自然のリンパ節と類似の構造を持つ免疫装置を人工的に構築し、
マウス体内で強力な免疫反応を機能させることに世界ではじめて成功しました。
免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)
免疫監視機構研究ユニットの渡邊 武ユニットリーダー、
末松佐知子研究員の研究ユニットによる研究成果です。
 これまで世界的に見て、人工的にリンパ節を構築する試みは幾つかありましたが、
自然のリンパ節と全く類似の構造を持ち、しかも実際に生体内で強力な免疫機能を
発揮する免疫装置の開発の成功はこれまで全くありませんでした。 
 今回、実際に体内で免疫機能を発揮することの出来る「人工リンパ節」の作製に
世界で初めて成功しました。今後、免疫学研究に新しい方法論を提供するとともに、
難治性あるいは劇症あるいは新興の感染症の治療および免疫不全状態や腫瘍などの
治療に応用することの出来る新しいデバイスの開発が期待される画期的なものです。
 本研究成果は、米国の科学雑誌『Nature Biotechnology』(12月号)に
掲載されるとともにNature Medicine12月号の「HIGH LIGHT」欄にも紹介記事が
掲載されることになっています。 

掲載記事を読めた人からの続報を切望致します。


23 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/03(月) 20:41
癌掲示板では、再建が話題になることはあまりないけど、
自家組織で、しかも腹直筋や後背筋を切らなくても
できるぞ!!再建!!

幹細胞移植、豊胸手術成功 01.23
東大病院形成外科の吉村浩太郎講師らのチームは21日、
さまざまな組織や細胞に分化する能力がある体性幹細胞を
脂肪とともに注入し、乳房を大きくする手術を実施した。
国内初という。
従来の豊胸手術より生着率がよく、安全性も高いといい、
先天疾患や事故、乳がん手術などで乳房整形が必要な人への
治療に効果が期待される。
幹細胞は自分の腹部から吸引した脂肪から採取したもので、
これまで一般的な骨髄からの幹細胞採取に比べ、患者の負担は
少ないという。
手術を受けたのは30代女性。脂肪と採取した幹細胞を両乳房に
数カ所から注射した。従来は脂肪だけを注入していたが、
壊死(えし)して硬いしこりになることがあった。
人工素材を胸に入れる方法では、拒絶反応で素材が変形したり、
感染症を起こしたりする恐れもあった。
幹細胞が効果を発揮する詳しいメカニズムは不明だが、
乳房に移植されることで、乳房特有の組織や血管になると
考えられるという。
動物実験で有効性を確認している。(共同通信)

ここの上の方にありました。↓
http://www.enoplan.jp/sexindex/topicsback5.htm

24 名前: 千春 投稿日:2005/01/03(月) 21:05
すごい!!

手術の前、同時再建について先生のお話を聞いている時、
最初から再建は考えていない母の目が、
「…お腹の脂肪を吸引して…」
と言う先生の言葉のところで、キラリ☆と輝いたのを娘は確かに見た^^!

みなさま今年もどうぞよろしく。

25 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/08(土) 19:25

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050106/mng_____sya_____000.shtml

詳しくは「民間医療」カテゴリの「H2ブロッカー、シメチジンに....」
に書き込んでおきました。

26 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/27(木) 14:57
癌治療の新しい標的タンパク! ポケモン !

癌の進行の鍵をにぎるタンパク質Pokemonの役割が明らかになった。
抗癌剤の新しい標的として有望で、病気の経過の予測にも
使える可能性がある。
P P Pandolfiたちは、Pokemonをコードする遺伝子をもたないマウス細胞では、
細胞内で癌化の引き金となる遺伝子が活性化しても、分裂し続ける癌細胞に
形質転換しないことを発見した。
逆に、マウスの免疫細胞中でPokemonを過剰に生産させると、
このマウスには悪性腫瘍が発生した。
Pokemonタンパク質は、ARFとよばれる重要な癌抑制遺伝子の生産を
直接減少させる。
血液の癌、乳癌、肺癌、大腸癌、前立腺癌、膀胱癌の一部では、
Pokemonが高いレベルでつくられていることもわかった。
さらに、ある種のB細胞リンパ腫では、細胞でPokemonが
生産されているか否かによって、臨床転帰が予測できるという。

つまり、乳癌でもポケモンが高発現している、んですね。
う~ん。血液中にピカチュウが?▼o◎ェ◎o▼
新しい腫瘍マーカーになったりもするんでしょうか?

27 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2005/01/27(木) 20:00
26さん。どこから情報を得られたのでしょうか(笑)。
すごいですね!確かに、
http://www.biomedcentral.com/news/20050120/01
ポケモンです。しかも、MSKCCがネイチャーに報告したようですね。

28 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/27(木) 22:01
ちゃしば先生、さすが!
ちゃんとした英文サイトだー\(^O^)/。読めないけど(T.T)。

腫瘍マーカーとしても期待するところですが、こちらも期待大!

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news047.html


29 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/27(木) 22:08
すいません。途中で行っちゃいました(..;)"。

尿でがんを早期発見 トランスジェニック 特許出願
 医療研究用試薬製造メーカーのトランスジェニック(熊本県益城町)は二十四日、
尿検査の感度を高め、早期がんの発見もできる新しい技術を開発し、
特許を出願したと発表した。

 同社によると、尿中のジアセチルスペルミンという物質が、
がんができると、平常よりも増えることに着目。
量を正確に測定できる技術を開発した。
すい臓や肝臓、子宮、卵巣、肺などの早期がんも見つけることができるという。

 がん診断は血液検査が主流だが、同社は「尿検査は被験者の体を
傷つけないですむため、被験者の肉体的な負担が小さくなる」としている。
同社はこの技術を基に診断薬メーカーと測定キットの商品開発に向け、
検討を進める方針。

 同社は二〇〇一年から九州大、工学院大と尿検査によるがん診断を共同研究。
ジアセチルスペルミンの量で、がんを検出できることをつかんだ。
その後、測定技術の開発を同社単独で進めてきた。


尿中ポリアミンの測定精度が上がった?
再発治療のスクリーニングに使える?
血管が細くて採血に苦労なさっているご同輩には朗報?

なんか、乳癌になって以来、期待と失望の繰り返しが続くばっかり(T.T)。
でも、全然懲りずに「今度こそ!」と願うしかない我が身が悲ぴい。

30 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/14(月) 03:28

海藻類に乳がんの予防効果

ワカメなどの海藻類の摂取により、乳がんなどのエストロゲン依存性がんの
発生に関与する血中エストロゲンが低下することが、
栄養学関連誌「Nutrition」2月2日号掲載の研究で明らかにされた。
 
カルフォルニア大学バークレー校公衆衛生学部の毒物学者Christine Skibola氏は、
日本人女性は米国人女性よりも乳がんのリスクが有意に低く、
日常生活で海藻類の摂食量がはるかに多いことに着目した。
子宮内膜症などの疾患によって月経周期に極度の不規則性をみる
女性患者3例を対象に海藻の補助食品を連日摂取させたところ、
月経周期が延長し規則的になったほか、
エストラジオール(エストロゲンの一種)の血中濃度が有意に低下した。

その結果を踏まえて、雌ラット24匹を対象にワカメやコンブに類似した
ケルプ(海藻類)の摂食による影響を検討したところ、
37%に平均月経周期の延長が認められ、血中エストラジオール値は
試験開始時の48.9ナノグラムから36.7ナノグラムに低下した。
さらに、培養中のヒト卵巣細胞をケルプ抽出物に曝露させると
細胞内のエストロゲン値は低下することが判明した。

 今回の研究に対し、William Beaumont病院(ミシガン州ロイヤルオーク)の
血液科および腫瘍科部長のDavid Decker博士は「興味深い研究だが、
この結果をヒトに応用することができるかどうかは明らかではない」と
疑問視するとともに、乳がんを予防するには、偏りのない健康的な食生活を送り、
40代になったらマンモグラムによるスクリーニングを受けることの方が重要であると
指摘する。

 Skibola氏によれば現在、エストロゲン値に作用する海藻中の物質を
特定すべく検討が進められており、将来その物質由来の薬剤の開発により
エストロゲン依存性がんの予防の一助となることが期待されるという。

http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm

有意に低下、の「有意」ってどのぐらいの数字なんだろう?

とにかく、今夜から、ワカメと豆腐の味噌汁!!ネギも添えてね(^^)v

31 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/18(金) 10:08
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20050216e001y98816

VB2社「がん」の遺伝子治療薬で共同研究

 創薬ベンチャーのクリングルファーマ(大阪府豊中市、岩谷邦夫社長)と
ディナベック(茨城県つくば市、長谷川護社長)は、がん治療分野での
遺伝子医薬品の共同研究を始める。

クリングルが開発したがん細胞転移を抑える遺伝子と、
ディナベックの細胞内に効率的に送り込む技術をあわせ、
副作用が少ない抗がん剤を開発し5年後の発売をめざす。

 クリングルは大阪大学の中村敏一教授らの研究成果をもとに
2001年にできた阪大発ベンチャー。
ディナベックは厚生労働省と大手製薬の9年におよぶ国家プロジェクトの
研究成果をもとに03年に発足。協和発酵、三共などが出資している。
それぞれ独自技術の研究をこれまで中心としてきたが、
技術水準が一定レベルに達したことから製品化をにらんで
お互いに初めて他企業と組んで研究開発に取り組む。

 クリングルは細胞増殖を助ける肝細胞増殖因子(HGF)の動きや
血管の新生を抑制し、がん細胞を凍結状態にする遺伝子「NK4」の関連特許を持つ。
一方、ディナベックは治療用遺伝子の細胞までの運び役となる
「センダイウイルスベクター」の特許を持つ。
[2005年2月17日/日経産業新聞]

●関連ページ
http://www.kringle-pharma.com/nk4.html

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/onbich/Link/NK4_introduction.html

http://www.kansai.meti.go.jp/3-5giki/conso/14FY/13HC5054.pdf

http://www.ihealth.co.jp/main/illness/cancer/001.html

すごく期待している治療法の一つ。
5年先か~。5年間は頑張らなくちゃな~。
いやはや、どれもこれも先の長い話ばっかり(T.T)。

32 名前: いのげ 投稿日:2005/02/22(火) 00:04
同時再建ですか
さすが専門家はがんばってるなー
と専門外医師は思うのでした

33 名前: 投稿日:2005/02/23(水) 00:50
いのげ先生のご専門はどちらですかー?

すみません、お名前だけはよく存知あげているのですが(笑)

34 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/23(水) 16:23

幹細胞を使った再建、アメリカでも!

豊胸手術ほど魅力的な手術はないだろう。勝手に自己再生してくれる豊胸手術となればなおさらだ。

 胸に生理食塩水バッグを埋め込む手術では、液体が漏れたり、バッグが破裂したり、
乳房のX線撮影の妨げになったりする可能性がある。
そこで現在、自己再生能力を有することで知られる幹細胞を使う方法の研究が進められている。
イリノイ大学シカゴ校のグループの研究によると、幹細胞から分化させた組織を
マウスに移植したところ、組織は、従来の移植技術によるものと比べて長時間、
その形態を維持したという。
この研究は『ティッシュ・エンジニアリング』誌の4月号に掲載される予定。

 虚栄心を満たしてあげることだけがこの研究の目的ではない。
まず第1の目的は、乳房切除の手術を受けた人や、その他の外科手術やけがで
乳房の形が損なわれた人を救うことにある。
幹細胞から分化させた組織には2つのメリットがある――1つは、
原形が長期にわたって維持されること。
さらに、骨の移植や顔面の皮膚移植、火傷の治療の際には、
往々にして健康な組織を切り取る別の手術が必要になるが、
そうした手術を省けるという点だ。

 「幹細胞は、この特定の足場で組織を作り出し、
そしてマウスへの移植後4週間にわたって、ほぼ100%原形を維持した」と、
イリノイ大学シカゴ校の組織工学研究室の責任者で、准教授のジェレミー・マオ博士は話した。
「脂肪を移植する従来のやり方では、数週間で大幅に縮んでしまう」
ワシントンで17日から21日(米国時間)まで、米国科学振興協会(AAAS)の年次総会が開催されるが、
マオ博士はこの研究結果を、総会の幕開けを飾る記者会見で発表する。
さらに詳しい内容は、科学研究の発表日に充てられている18日に報告される。

 幹細胞の脂肪への分化は、それほど大々的に研究されている分野ではなく、
今回の新しい研究により注目が集まるはずだ。
「彼らは、ヒトの骨髄から取り出した幹細胞を使い、美容整形や再建手術に利用できる
可能性の高い組織を作り出せることを、効果的に実証してみせた」と、
ライス大学(ヒューストン)のキリアコス・アタナジウ教授(生物工学)は話した。

 ケース・ウエスタン・リザーブ大学で幹細胞を研究するアーノルド・カプラン教授(生物学)は、
この研究を「細胞をベースとした治療の新時代の幕開け」と呼んだ。
そしてウマではすでに、骨折のほか腱や靭帯のけがの治療に同じような手法が使われ、
効果を上げている点を指摘した。

 イリノイ大学の研究グループは、幹細胞の枠組として、ハイドロゲルと呼ばれる
三次元構造の足場を使用した。ハイドロゲルはそもそも流動性のある物質で、
ゲル状にして大きさ・形状とも自由に成型を行なうことができる。

 幹細胞は、自己再生してさまざまな種類の細胞になれるという特性を持つ。
研究者の間では、成体幹細胞よりも胚性幹細胞(ES細胞)のほうが柔軟性が高いと考えられているが、
発達初期の胚から採取するES細胞については、その採取の過程で胚が破壊されてしまうため、
論争の的になっている(日本語版記事)。
マオ博士の研究グループが使ったような成体幹細胞は、
骨髄、血液、皮膚、鼻腔、脳から採取される。

 マオ博士の研究グループでは、若い健康なボランティアの骨髄から幹細胞を取り出した。
それを、脂肪になる細胞への分化を促進する培養基に入れ、そうして作られた組織を
8匹のマウスに移植した。この実験は現在も続いている。

 骨髄細胞を取り出すのは容易なことではない。そのため、マオ博士の研究室では、
次の段階として、脂肪から抽出した幹細胞を使って同様の実験を行なうことを考えている。
細胞の抽出には極細の注射針が使われるだろう。

 この手法は将来的には、神経毒素『ボトックス』やコラーゲンなどに代わる、
新しいしわ除去の方法にもなるだろうとマオ博士は話す。
博士によると、この技術が人間に使われるのは、まだ10年ほど先の話かもしれないが、
実現の時期は、技術的な進展のほか、米食品医薬品局(FDA)の認可が得られるかどうかにも
かかっているという。

 「私の知るかぎり、この研究はきわめて革新的で、認可される可能性は高い。
すでに認可されている生物分解性物質を枠組みとし、患者から採取した細胞が使えるわけだから」と
アタナジウ教授は述べた。[日本語版:近藤尚子/多々良和臣]

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050221306.html

35 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/02(水) 01:17

慶大、レーザー光でがん治療

 慶応義塾大学理工学部の荒井恒憲教授は、特殊なレーザー光を使って
がん組織だけに活性酸素を発生させ、がん細胞を破壊する治療技術を開発した。
体の表面だけでなく、深さ十数ミリにあるがんも狙い撃ちでき、
動物実験段階で効果を確認した。
正常な組織を傷つけないので患者の肉体的な負担を軽減できる。
医療機器メーカーと共同で2年後の実用化を目指す。

 開発したのは「光線力学的療法(PDT)」向けの基礎技術。
同療法は早期肺がんや胃がんの患者の治療法として使われている。

 荒井教授らは、薬剤が強い光や弱い光には反応せず、
一定の範囲内の強さの光にだけ反応して活性酸素を発生することを発見。
光が皮膚などを透過すると弱まることを考慮し、患部で最適な強さになるよう工夫した。
[2005年2月28日/日本経済新聞 朝刊


PDT←フォトダイナミックセラピー光線力学的治療法
http://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/archive51pdt.html#pdt

海外でのことですが↑。


http://www.urban.ne.jp/home/momoe777/diary.html

↑子宮頸癌0期では、日本でもPDTでの治療をやっているんですね。
体験者のHPがありました





36 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/11(金) 19:59

http://www.biotoday.com/view.php?n=6513

Stat3を選択的に阻害して乳癌細胞を殺傷する化合物が見つかった!

2005-03-09 - Stat3は乳癌の50%で過剰発現しており、
癌細胞の生存にはStat3が必須の役割を果たすことがわかっています。
一方正常な細胞では部分的にしか発現しません。

●同時に!!
心筋細胞に作用、細胞自滅を防止――千葉大教授ら解明

 白血球を増やす働きがあり白血病などの治療に使われる造血薬「G―CSF」が、
急性心筋梗塞などの虚血性心疾患の症状を軽減する仕組みを、
千葉大の小室一成教授(循環病態医科学)らが解明した。
英科学誌ネイチャーメディシン電子版に21日、掲載された。

 G―CSFが血液細胞の受容体に作用すると、
細胞内の「STAT3」という分子が活性化し、細胞を分化させたり
細胞の自滅(アポトーシス)を防いだりする。
心筋梗塞の症状を軽減させることも知られていた。

 小室教授らは、心筋細胞にも同じ受容体があるのを発見。
心筋梗塞を起こさせたマウスの実験などで、心筋細胞でも血液細胞と同様の
仕組みで、G―CSFがアポトーシスを防いでいることを突き止めた。
STAT3を持たない特殊なマウスでは、G―CSFを注射しても、
こうした効果がないことも確認した。

 心筋梗塞マウスの心臓の収縮力は約半分に低下するが、G―CSFを投与すると
低下は1割程度に抑えられた。小室教授は「新しい治療法として臨床研究を進めたい」
と話している。〔共同〕

*****************************************************
●注目●
「G-CSF」は「白血球を増やす薬」として、抗癌剤治療中に
グランやノイアップなどの注射で投与される。
「G-CSF」で「STAT3」が活性化されると、

   癌細胞が発生、増殖する

抗癌剤治療中に、「副作用を抑える」として、安易な薬物投与はやめてほしい。
****************************************************************

この「STAT3」、乾癬治療薬のターゲットとしても有望

http://www.biotoday.com/view.php?n=5650


癌の発生と増殖に関係

http://www.biotoday.com/view.php?n=4553


免疫細胞の攻撃を避けられる理由でもあるらしい。

http://www.biotoday.com/view.php?n=2325


乾癬治療に注目する!!

http://derma.med.osaka-u.ac.jp/archive/news041210.html

37 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/20(日) 18:44

マンマグロビンA
或るグループによる乳ガンワクチン研究進歩の状況 

多くの乳ガンのケースで過剰に発現している
mammaglobin-Aという蛋白質を
攻撃するT細胞を身体に作らせるためのDNAワクチンを
米国のチームが開発中。

マウスでの実験で、このワクチンを投与した場合、
当該蛋白質を発現している腫瘍の場合には腫瘍が縮小するが、
発現していない場合には影響がないことが確認された。
当該研究グループは、乳ガン発症リスクの高い女性での予防用及び、
再発乳ガンの患者での治療用に臨床試験実施を計画している。
(原典r02 News-Medical News Feed)

http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=20937&nfid=mnf


まだマウス(T.T)。
いや、千里の道もマウスから! 急げマウスよ!

38 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/21(月) 18:16

幹細胞を用いた「夢の新薬」商品化に向けた初の臨床試験

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005031445698

各種の難病と癌治療の「希望」である幹細胞治療剤の
商品化を目標に国内初の臨床試験が実施される。

食品医薬品安全庁は13日「亜洲(アジュ)大学病院と
バイオベンチャーのFCD―パマセルで
『脳梗塞幹細胞治療剤の商業化に向けた臨床試験計画書』を
最近提出するによって、これを近く承認する計画だ」と明らかにした。

これまで、幹細胞治療剤と関連して研究目的の臨床試験は
何回かあったが、新薬開発を前提に
「商業化のための臨床試験」が実施されるのは今回が初めてだ。

研究用の臨床試験の結果がいくら良くても「商業化の臨床試験」を
経らなければ新薬開発はできない。
今度の研究は昨年に政府国策事業に選定され、研究用の臨床試験はすでに終わった。
食品医薬品安全庁の関係者は「今度の臨床試験は治療剤の科学性を裏付けるためではなく、
新薬市販の条件を揃えたかを検証するためのものだ」と話した。

これによって、臨床試験が終わる2007年に国内初の幹細胞治療剤が
発売・開始されることができるものとみられる。

▲脳梗塞治療の原理は〓脳梗塞患者の骨盤から骨髓10ccを抽出する。
その中には普通2、3個の幹細胞が入っている。
これを実験室で3~4週間培養して最大1兆個の幹細胞を得る。

引き続き、培養した幹細胞を患者の静脈を通じて注入する。
それでは、幹細胞は損傷された脳の部位に到達して脳細胞に分化する。
分化に成功すれば脳神経が蘇って半身麻痺などの後遺症も消えることになる。

この原理は動物実験では検証された。
2003年から400匹のネズミを脳梗塞状態にした後、人の幹細胞を注入した。
その結果、すべてのネズミの脳神経と組職が蘇った。脳梗塞で死んだネズミは1匹もなかった。

人を対象に実施した研究用の臨床試験でも致命的な副作用は現われなかった。
今度の臨床試験では脳梗塞患者16人と健康な人34人を比べる。

▲「世界第1号」をめざして熾烈な競争〓今度の臨床試験が成功すれば
新薬は2007年下半期に発売・開始される。
しかし、関連研究が相当部分進行されたので、2007年上半期に繰り上げられる
可能性が高い。

これに対して、食品医薬品安全庁の関係者も「動物実験や研究用の臨床試験の結果が良くて、
1年半ぶりに新薬が出る可能性もある」と話した。

現在、世界的に幹細胞治療剤研究は活発に行われているが、
発売・開始された新薬はない。
ただ1月、米国のバイオ企業である「オサイリス・セラピュティックス」社が
骨髓移植手術の後遺症である「移植片対宿主病(GVHD)」幹細胞治療剤の臨床試験に入った状態だ。
この薬も2007年に発売開始を目指している。

しかし、FCD―パマセルは、自社製品が第1号になる可能性が高いと明らかにした。
米国の場合、新薬開発の時期を繰り上げるために手続きが簡単な
「迅速手続き(fast track)」決定を受けて、臨床試験を進めているが、
この場合データ確保が十分でないケースが多いという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、日本国内のマウスで、幹細胞による立体的な肝臓再生のニュースが
ありましたよね?
これは脳細胞……………。脳細胞が再生する?!
脳細胞が再生するなら、乳腺ぐらいドンドン再生しそうな感じが…。




39 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/21(月) 18:20

訂正↑。肝臓の再生ではなく、「腎臓」でしたm(__)m。

●マウスで人のクローン腎臓 慈恵医大、幹細胞使い成功
人の骨髄から採取した幹細胞をラットの胎児に組み込み、
人と同じ遺伝的特徴を持った“クローン腎臓”をつくることに、
横尾隆(よこお・たかし)・慈恵医大腎臓高血圧内科助手らが成功した。
3月1日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
 腎臓を別のラットの腹部に戻して発育させ、尿が出ることも確認した。
 骨髄の幹細胞を使った再生医療は、皮膚や軟骨などで一部実用化されているが、
別の動物を利用して臓器を再生した例はほとんどない。
横尾助手は「理論的には拒絶反応も起きない。同様の方法で
膵臓(すいぞう)や肝臓などもつくれると思う」と話している。
(共同通信) - 2月22日7時15分更新

40 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/21(月) 19:06

Her2の次のターゲット? 「c-Met」

チロシンキナーゼ受容体のc-Met過剰発現は、
Her2/neuとは独立して転移陽性乳癌の女性における
臨床転帰不良に関連することを研究者達が報告している。
「c-Metは将来の治療標的に追加され、
Her2/neuを補完する可能性がある」とErnst Langyel博士が
ロイターヘルスに語った。

「Her2/neuは乳癌全体の20-30%にのみ過剰発現するため、
われわれはさらなる治療目標を積極的に調査しなくてはならない。
c-Metは、恐らくその内の1つである。
日本のShinomiya博士とVan Andel研究所のVande Woude博士とともに、
われわれは低分子干渉性RNA(siRNA)を試験し、
乳癌または卵巣癌中でc-Metを抑制できるかどうかを確認することになる」
とLengyel博士は語った。2005-02-03 9:57:25-0400(ロイターヘルス)発


Her2に対するハーセプチンのように、新しい分子標的薬の開発につながれば
いいんですけど、まだ「イリノイ州のシカゴ大学のLangyel博士らは、
転移陽性乳癌の女性40名の乳房腫瘍中におけるc-MetとHer2/neuとの
発現の関連について調査した。」という段階のようです(T.T)。

41 名前: いのげ 投稿日:2005/03/21(月) 20:03
siRNA製剤自体がまだ実用化にこぎ付けたものがない。
動物実験で有効性が見られたものはあるようです
近年 イントロンと思われてた部分のアンチセンスが
転写の制御などを行ってることがわかったりして
理論的にも必ずしも安全とはいえなくなってきてます
実験・治験で地道に確認するしかないってこと

42 名前: いのげ 投稿日:2005/03/21(月) 20:09
>>34
乳房再建は再生医療の最もよい適応になりうる
再生の中では実用化に最も近い分野と思います
乳腺機能は要らないから間質組織でもなんでも
形を整えて拒絶反応が出なければ勝ち、という
ゴールラインの設定なら実用化は間近

43 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/22(火) 03:22
>41
コメントありがとうございますm(__)m。

これ↓のことでしょうか?

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040816/pr20040816.html


44 名前: いのげ 投稿日:2005/03/22(火) 20:29
これもそうですしほかにもあったと思います
ここら辺はあまり得意ではない

45 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/22(火) 22:05
>44
ナマイキですみませんが、「得意でない」とキチンと仰る姿勢に、
信用できる方だと拝察致します。
今後も、得意分野ではもちろんのこと、それ以外でもお分かりになる
範囲内で、よろしく御教授お願い致します。
何分にも素人は、英語を読むだけでも非常な苦労なのです。

46 名前: いのげ 投稿日:2005/03/22(火) 22:12
いやほんと 分子生物学関係はかんべんして

47 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/23(水) 13:41

がん細胞確実に死滅 電磁波で新温熱療法 東北大

http://www.e-nurseweb.net/mdnews/detail.php?id=639

[2005/03/23 - 河北新報]

 東北大工学部の松木英敏教授(生体電磁工学)と
医学部の相場節也教授(皮膚科)らの研究グループは22日、
がん細胞を加熱、壊死(えし)させる新たな温熱療法を開発した、と発表した。

針を腫瘍(しゅよう)に埋め込み、微量の電磁波でがん細胞だけを
効率よく確実に死滅させることができるのが特長。
5年以内の実用化を図る。

 がん細胞は熱に弱く、一般に42.5度を境にがん細胞は生存率が急激に低下する。
温熱療法はがん細胞を45度以上に熱して壊死させる。

 従来は、腫瘍両側に電極を刺してマイクロ波を流したり、
電磁波装置で全身を加熱したりしたが、腫瘍全体に熱が届かずがん細胞が残るほか、
患者の体温が異常に上がるなどの問題があった。

 腫瘍が大きい場合は中心部と周辺部で温度がばらつくため、
複数の温度センサーを患者の体に刺す必要があり、患者の苦痛にもなっていた。

 松木教授らは粒子状の酸化鉄にニッケル、銅、亜鉛を混ぜて棒状に固め、
外側に金を巻き付けた針を開発した。

 カテーテルなどで体に針を埋め込み、体外に置いたコイルから
電磁波を発生させると針が発熱する。
 針を媒体とすることで、電磁波そのものを当てるより微量で済む。
金属の混合率を変えると、45―90度の範囲で、温度が一定に保てる。

 マウスを使った実験で、太さ一平方ミリ、長さ1センチの針を差し込んで
70度で約十分熱すると、正常細胞との境界約1ミリを残し、
約5ミリ四方までがん細胞が壊死したという。

 松木教授は「従来の温熱療法と比べて、体の深部でも性能は落ちない。
当面は表面に近い皮膚がんが対象となるが、いずれは抗がん剤が効きにくい肝腫瘍や、
治療法がない脳腫瘍などの治療法としても期待できる」と話している。


皮膚癌の次は体表に近い 乳癌が適応になるに違いない!!。
臨床試験に参加するぞ参加するぞ参加するぞ!

まだマウスだけど(T.T)。
頑張れマウス!急いでマウス!ごめんねマウス!

癌は、転移を確実に阻止できれば、ただのデキモノ。
転移しても、腫瘍を確実に潰していけるなら、恐れるに足らず。

48 名前: いのげ 投稿日:2005/03/26(土) 14:56
脳に加熱するのは嫌だなぁ

49 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/26(土) 19:59
その前に、先生。
脳に針を刺す場合、どこからどうやって刺すんでしょうか?

現時点での情報量ではご判断は難しいと思いますが、
このような方法で加熱するのと、ガンマナイフなどの放射線治療と
安全性・後遺症・副作用などを比較した場合、どちらがより安全でしょう?

>48がジョークのおつもりでしたら、ごめんなさいm(__)m。

50 名前: いのげ 投稿日:2005/03/28(月) 02:10
今回はジョークではありませんでした

針を刺すだけなら 頭蓋に穴を開けて
刺すこともできますが中心に近いところ
血管に近いところなど
刺すことができない場所も有ります
もしくは手術中に行うのかもしれません
いづれにしても大変です
第一 温熱療法が使えるような部位なら
切除できると思います。
切除できない部位に使うのは危険だと思います。
神経細胞は熱に弱いのであまり乗り気がしません

工学部の先生の希望的観測も結構ですが
脳腫瘍には当分使えないでしょう。

乳がん 皮膚がん など体表に近い悪性疾患には
たいへん有力な方法だと思っています

ガンマナイフは危険な場合の方がめったにないので比較にならないでしょう

51 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/28(月) 21:38

御教授ありがとうございます、先生。

あの~、もしかしたら恥ずかしい質問かも知れませんが、
頭蓋に開いた穴は、どうやって塞ぐのですか?
それとも開いたままですか?

>乳がん 皮膚がん など体表に近い悪性疾患には
 たいへん有力な方法だと思っています

・゜゜・。\(^O^)/。・゜゜・

先生、ご専門外で申し訳ないのですが、m(__)m。
乳癌のリンパ節転移、えーと腋窩リンパ節や鎖骨上リンパ節
などには如何でしょうか?
それと、胸壁への局所再発(皮下結節)の、局所治療としては
如何思われますでしょうか?
現時点でのご感想で結構ですので、お考えをお聞かせ頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。


52 名前: 北の仙人 投稿日:2005/03/29(火) 08:27
siRNAの実用化の最も難しい問題点の一つはやはり安定性確保でしょうね。siRNAは小さな2本鎖の核酸(RNA)ですから、生体内での安定性は低いのです。これは仮に医薬品として投与してもすぐ分解しちゃうので、ターゲット部位に効果的な濃度で効果的な時間存在させるのが非常に難しいです。動物実験ではそれを見越して”たっぷり”投与すればいいのですが、人ではそうは行きません(安全性、コストなど)。有用なターゲットとDDSによる応用が鍵かな、、、。

53 名前: 北の仙人 投稿日:2005/03/29(火) 08:43
>45さん
ヒトの遺伝子にはタンパク質(酵素)を記録した”身”の部分とそれらの間にある”ふ”の部分があります。”ふ”は情報がないから意味はない、と考えられてきましたがさにあらず、”身”の部分の発現調整をしていることがわかってきました。がん細胞というのはとどのつまり、増殖に特化した細胞増殖の暴走状態ですから、増殖に関係するタンパクが”不必要に”、”不適切に”、”必要以上に”できちゃう状態ですからその制御をできれば癌の暴走は食い止められる、と言われています。その流れの一つがサイレンシングだと思います。近年の研究で一定の遺伝子配列に作用する転写促進タンパクや転写抑制タンパクが見つかっており、これらをうまい具合に作らせたり、やめさせたりすれば、癌の暴走を止められるかもしれません。またもう少し守備範囲の広い話はメチル化で、この制御で遺伝子の発現の過程をブロックする事ができるといわれています(転写装置が作用できなくしちゃう)。
ただ、その実用のためにはなにが一番暴走に加担しているかを見つける必要があり、乳がん領域のHer-2などはもっとも端的なターゲットですね。しかし理論上わかっちゃいてもその実用化には長い研究が必要で、これから、という感がします。

54 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/29(火) 17:02
45です。

北の仙人さま。ご解説ありがとうございます。
特に53番目は勉強になりましたm(__)m。

DDSもリン脂質や乳酸菌を利用したものなど、色々出てきているようで
期待をつのらせておりますが、まだまだこれからなんですね(T.T)
NK4(マリグノスタチン?)やStat3なんかは、どうなんでしょう?

それにしても、人間の体を始め生命体というのは、本当に奇跡のような
造形だとシミジミ思います。それを解き明かして行く人の努力というのも
また凄い…。願わくば、より多くの人の幸福に寄与するように行使されますように。

55 名前: 北の仙人 投稿日:2005/03/30(水) 08:21
血管新生阻害、転移抑制、転写阻害などのキーワードには癌をたたけそうなイメージがありますな。しかし裏を返すと正常細胞もけっこう必要としている機構なんですね。だからこいつらをめたらやったら止めちゃうと副作用だって出る可能性があります(と言うか出そうです)。いっぽうDDSっていうのは何も最新科学の概念じゃなくて、相当前から知られるもので、言っちゃえば経口剤、注射剤の使い分けだってDDSです(DDS、日本語に訳せば薬剤納入システムだし)。
最初のキーワードは力を発揮する状況を考えれば前2者は転移抑制=術後補助療法的、最後の一つはもう少し後の再発時の増殖阻害、って感じですが、補助療法なら投与期間も長いし、副作用はマズイ、、、、。これをDDSで補完しようにも補助療法は転移がどこに起こるかわからない以上全身くまなく納入するほうがいいはずなので、ちょっとムズイ感じです。

56 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/30(水) 22:17
北の仙人さま。
彼方を立てれば此方が立たず、という訳なんですね?(ToT)
そういえば、治験に参加している友人も、心エコー撮りながらです。

恐れ入りますが、ここの 16番目にあります「ハイブリッドリポソーム」は
いかがなもんでしょうか?
素人は「人工細胞膜ががん細胞膜に融合・蓄積」という時点で、
もうすでに意味不明で読解に挫折しました(p_q)。

57 名前: 北の仙人 投稿日:2005/03/31(木) 08:26
>56さん
この研究の予備知識がないんで書いてある事から類推込みでかきますね。
まずこの人工細胞膜ってのはたぶん基本的な構造自体は天然の細胞膜とおんなじ、疎水性官能基部分と親水性官能基部分がくっついた構造で、疎水性部分同士を絡めて親水性部分を外にした2重構造ですね。イメージは、、○==○みたいな形で、○が親水性基、=が疎水性基です。これが横(図では縦方向ですな)にずらっと並んで細胞膜ができています。この研究で言ってる人工ってのはおそらく膜在性のタンパクが入り込めない構造で、かつ寿命が天然モノより長いんじゃないですかねぇ。膜在性のタンパクってのは、細胞内で作られてこの細胞膜に”浮いてる”様な感じで、細胞の外と中の情報のやり取りを仲介する重要な役割があります。がん細胞が狂ったような増殖をする一因はこの膜在タンパクを介して無秩序に”増えろ!”ってシグナルが流れる事です。
この人工膜に膜在性タンパクが入りにくかったら、単純に”増えろ”シグナルを流す役者が減りますな。一定面積に”増えろ”シグナル装置が入れる数はおのずと上限がありますからな。更に人工膜の寿命が長ければ、一定量をがん細胞にくっつける事で一定の割合で天然膜(”増えろ”シグナル装置付き)が人工膜(”増えろ”シグナル装置なし)に入れ替わるので、単純に増殖能が落ちそうです。また細胞の大きさってほぼ一定だから(中身の大きさは変わらないから皮を変えたくらいじゃサイズは変わらないはず)、この作戦はなかなか巧妙かも。また人工でも基本構造が同じなら同じように混ざる(というか、その融合性は当然考えて作っているはず)ので、投与したらその分入るんじゃないかな、と思います。
 ただ、どうやってがん細胞にそれを上手に集めるのか、とか、混じり具合で正常な細胞にも変化あるんじゃないの?とかなんとなく危険な香りはします。なお文中で書いてあるFasがここで言う”増えろ”シグナル装置で、Caspaseはそれを仲介する因子です。

58 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/02(土) 06:16
北の仙人さま。
ありがとうございますm(__)m。
何度も読み返して、やっと少~し理解できました(^^;ゞ。

>どうやってがん細胞にそれを上手に集めるのか

という箇所は、それこそDDSなんか応用できないですかね?
カテーテルか何かで、癌細胞内部もしくは近くまで行く、とか。
あれ?でも、このハイブリッドリポソーム自体がDDSのカプセルなんですよね?
リポソーマルドキソルビシンってドキソルビシンをリポソームに封入した抗癌剤(?)が
海外では使用されているんですよね?

それから、理解が悪くて申し訳ないのですが、

>混じり具合で正常な細胞にも変化あるんじゃないの?

の、「混じり具合」が、ちょっと具体的に判らないのですが(T.T)
もう少し説明をお願いできませんでしょうか?すみませんm(__)m。

ご解説本当に感謝します。ありがとうございます。
これからもヨロシクお願いしますm(_~_)m。

59 名前: いのげ 投稿日:2005/04/02(土) 07:39
>>51
穿頭=ドリルで頭蓋に開けた直径2cmほどの穴は基本的にはそのままです
顔に近いなど美容的に問題がある場合はバーホールキャップというフタをかぶせることも有ります

60 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/02(土) 18:31
40歳から64歳までの末期がん患者にも、介護保険サービスの給付が
検討されている中で、乳がんは対象外になる?!

乳癌だけ、カヤの外?・゜゜・(p_q)・゜゜・

読売新聞記事
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_k/20050216so21.htm
「被保険者・受給者の範囲」の拡大に関する意見
 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/12/s1210-6.html
朝日新聞記事
 http://www.asahi.com/health/insurance/TKY200502150357.html
公明新聞記事
 http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/0216_07.html

61 名前: スレ主その2 投稿日:2005/04/03(日) 00:44
納得いかないと思った方は要望書署名に協力しましょう!!

詳しくは・・・Yahoo!癌掲示板↓

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=topics&board=2000676&type=r&sid=2000676

〝乳房を失った女性たちへ〟3697

私も署名します!

62 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/04(月) 19:43
>59
いのげ先生。
直径2センチもの穴が、開いたままで大丈夫なんでしょうか~?。
想像するだけで、恐いんですけど(T.T)

63 名前: 北の仙人 投稿日:2005/04/05(火) 12:50
>58さん
>という箇所は、それこそDDSなんか応用できないですかね?
カテーテルか何かで、癌細胞内部もしくは近くまで行く、とか。

そうですなぁ。しかしがん細胞って塊なんですから針で刺すにも、カテーテルで持っていくにも全部にちゃんと振り掛けるのはツラそうですよねぇ。まぁ、ちょっとイメージ先行ですがね。そらがん細胞に特異的にへばりつく仕掛けがあるならまたすごいんですがね。

あれ?でも、このハイブリッドリポソーム自体がDDSのカプセルなんですよね?
リポソーマルドキソルビシンってドキソルビシンをリポソームに封入した抗癌剤(?)が
海外では使用されているんですよね?

それってドキシルってやつですね。中身のドキソルビシンってのは協和発酵が売ってますが、ドキシルは他の会社が国内で開発しています。なんでだろ?

>混じり具合で正常な細胞にも変化あるんじゃないの?
>>の、「混じり具合」が、ちょっと具体的に判らないのですが(T.T)
もう少し説明をお願いできませんでしょうか?すみませんm(__)m。

あ、すいません。言い方が悪いですね。人工の細胞膜には生体由来の膜タンパクが入り込みにくい、ってのが前提ですが、正常細胞に人工膜がたくさん入り込んで、その割合が多くなるとイオンチャンネルとか、水のチャンネル(水も出入り口が決まってます)が居所がなくなっちゃって、機能障害起こすんじゃないのかな?と思っただけです。いくらイイ客でも家に過剰に呼んじゃったら家族の居場所減るでしょ?そんなイメージです。間違ってたらすいません。

ご解説本当に感謝します。ありがとうございます。
これからもヨロシクお願いしますm(_~_)m。


64 名前: いのげ 投稿日:2005/04/05(火) 21:23
ぜんぜん大丈夫です
凹んでいるので多少打撲しても問題ない
ピンポイントでアイスピックでも打ち込まない限り問題ないし
問題になるのを見たことも聞いたこともありません。
生え際より後ろなら毛が生えたら美容上の問題も有りません

65 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/08(金) 17:49
山の仙人さま。
 >56と>58、です。
いつもありがとうございます。

DDSについては、
そうですね。肝臓癌のエタノール注入法を連想していたのですが、
あれも確か、腫瘍径が3センチ以下でしたものね(T.T)

ハイブリッドリポソームは、1990年代に臨床で脳腫瘍患者に
延命効果があったという、新聞記事をどこかで見たのですが…。
それ以降に臨床試験を開始したというニュースは見かけないので、
なにか問題があるんだろうか、と心配してました。
もしかしたら、仙人様の仰るような現象があるのかもしれませんね。
癌治療は難しいですね(T.T)。

ご解説ありがとうございました。またよろしくお願いしますm(_~_)m


66 名前: いのげ 投稿日:2005/04/10(日) 09:21
>>65
名古屋大学でやってたグリオーマにたいする
リボソーム治療は効果が認められなかったと聞きました。

67 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/10(日) 15:32
>66。いのげ先生。

下記のURLの、下の方に記載されている
「現在進行中の研究テーマ
1.サイトカイン遺伝子を用いた免疫遺伝子療法と免疫細胞療法との
併用による悪性グリオーマに対する新しい治療法の研究」の
「インターフェロン-β遺伝子を、リポソームあるいはウイルスベクターを用いて
悪性脳腫瘍の代表であるグリオーマ細胞に導入し、」が
効果がなかったんでしょうか?

http://www.med.nagoya-u.ac.jp/neurosurg/bio.htm

ここを見ると、始まってからまだ1年なので、期待してたんですけど。
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/neurosurg/noushuyou.htm

68 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/11(月) 02:22
乳ガンと診断された後に体重が増加すると生存率が低下する
との研究結果 (T^T)

乳ガンと診断された時の体重が多いと、乳ガンによる死亡率が
高くなるが、再発には影響しないという説がある。
今回の研究では、診断を受けてからの体重増加の影響について調べた。
その結果、診断後に体重が増加した患者では、全体死亡率も高くなると共に
再発のリスクも高くなることが分かったとのこと。
但し、このような影響が見られるのは、診断時に正常体重であった女性であり、
もともと体重が多い女性ではこのような関係はみられなかったとのこと。
研究者は、診断後に体重が増加する患者は多いが、これはいろいろな事情で
正常体重を維持できなくなるのが原因とし、乳ガンと診断された女性は、
適切な食事と運動により正常体重を維持すべきであるとコメントしている。
( 原典#01:OncoLink Cancer News )

69 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/11(月) 23:51
豆を食べることで乳ガンの発生リスクが低下する可能性ありとの研究結果 
http://mougi.exblog.jp/1452527/

「従来、実験研究では、食品中のフラボノイドと乳ガンリスク低下に関する
データはあるが、疫学的なデータはなかった。
今回、疫学的な面を確認する目的で、Nurses Health Study IIに参加した女性の、
8年間の追跡期間での動向を調べた。
その結果、豆(原文ではbeans:ソラマメ、インゲン豆の類)やレンズ豆を
少なくとも1週間に2回摂取した女性の乳ガン発生率は、
それほど摂取しなかった女性よりも24%低かった。
しかし、豆やレンズ豆以外の方法でフラボノイドを摂取しても
乳ガン発生リスクは変わらなかったとのこと。」

フラポノイドではなく、「豆」そのものが効く?

70 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/16(土) 03:03
超音波手術の参加者募集
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0412oto.html

「乳腺疾患専門医療機関のブレストピアなんば病院(宮崎市)は、
乳がんの病巣に超音波を集中させ、熱でがん細胞を破壊する
「MRガイド下集束超音波手術」(FUS)の最終臨床試験に
参加する患者を募集している。

 FUSは乳房を傷つけず、手術時間が約2時間半と短いのが特徴。
これまで術後に患部を摘出し効果を確認する臨床試験をしてきたが、
4月18日からFUSだけで外科手術を全くしない最終臨床試験を始める。

 募集人数は100人で/
(1)/乳がんの進行度(病期分類)が0―1期/
(2)/腫瘍(しゅよう)の大きさが1・5センチ以下/
(3)/腫瘍から皮膚までの距離が5ミリ以上―などの条件がある。

受け付け開始は4月12日午前9時。
応募方法などの問い合わせは同病院FUS窓口、
フリーダイヤル(0120)311727。

71 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/18(月) 02:14
アバスチンが、再発あるいは転移乳ガンに対して
有効との中間解析結果を発表

http://mougi.exblog.jp/1516188/

【米国National Cancer Instituteが後援していた臨床試験の中間解析結果によれば、
Avastinのpaclitaxelとの併用により、未治療の再発あるいは転移乳ガンの
進行を遅らせる効果が認められたとのこと。
(当該化学療法剤のメーカーであるRoche社、Genentech社は、
この臨床試験のデータを公表していないが、データモニター委員会の勧告により、
中間解析結果を発表することにしたとのこと)

Avastinは、血管内皮成長因子を標的とするモノクロナル抗体で、大腸ガンへの
適応は指摘しており、肺ガン患者の生存も延長させるとの結果が得られている。
Roche社、Genentech社は、FDAと今回の臨床試験データをもとに、
乳ガンへの本剤使用に関する承認申請の可能性を討議する予定。
( 原典#01:OncoLink Cancer News )】


72 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/19(火) 04:38
チョコレートに豊富な物質・pentamerは乳癌治療効果がある

【チョコレートに豊富な成分・pentameric procyanidin (pentamer) は
正常細胞には影響を与えず、乳癌細胞の増殖を選択的に抑制するとわかりました。 
 2005-04-17 】 

http://www.biotoday.com/view.php?n=6923

チョコ大好きでよく食べてたんですけど、乳癌になってます~(T.T)
経口摂取ではダメなんでしょうか?

73 名前: いのげ 投稿日:2005/04/20(水) 05:03
>>67
リボソームベクター自体は10年ほど前から
開発してます 僕が噂を聞いたのは3年前ですが
去年やっと倫理委員会を通りましたか
僕個人としてはあまり期待してません
いろんな人がいろんなアプローチをしてますが
グリオーマは本当に難攻不落です

74 名前: 北の仙人 投稿日:2005/04/22(金) 17:41
日刊薬業 (20050422)
-------------------------------------------------------------------
米ジェネンテク/スイス・ロシュ アバスチンの併用療法が無増悪生存率を改善
-------------------------------------------------------------------
http://tic/yakugyou/nq20050422/index.html

 米ジェネンテクとスイス・ロシュは、このほど転移乳がん患者を対象とした、分子標的薬血管新生阻害剤「アバスチン」(一般名=ベバシズマブ)とパクリタキセル併用療法の臨床第3相試験で、従来の化学療法のみの場合と比較して、無増悪生存率が改善を示したとの中間解析結果を発表した。

 この試験は、米国立がん研究所がジェネンテクとの研究開発協力契約に基づき実施、米国東部腫瘍研究グループ(EOCG)の研究者らが参画している。無作為比較対照の多施設臨床試験で、722人の転移乳がんの治療を受けたことのない患者を登録。患者はアバスチンとパクリタキセル併用群とパクリタキセル投与群に割り付けられた。

 安全性評価については現在検討されており、これまでのところ、特別の問題点は出ていないとしている。

 ジェネンテクのハル・バロン上級副社長は、「この試験は、アバスチンが<1>転移乳がん第1選択治療法において化学療法との併用で臨床的便益をもたらすことを示した<2>血管新生を標的とすることが、結腸・直腸、非小細胞肺がんなど多くのがん種で患者に便益をもたらす--という2つの点で重要だ」と強調した。

 アバスチンは2004年2月、転移結腸・直腸がんの第1選択治療法として、静注5-FUをベースとした化学療法との併用で米FDAの承認を取得している。


75 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/29(金) 15:33
今晩 フジテレビ PM9:00~10:52
『最先端医療が救う命と愛の物語・人体再生ロマンSP』
の中で〝乳房再建〟もやるみたいです。(乳がんで乳房を失った元タカラジェンヌ)

76 名前: あいりん 投稿日:2005/04/29(金) 16:22
NHKスペシャル「日本のがん医療を問う」を特集。

 第一夜救える命を救うために  
  4/30
  第一部 19:30~20:30 NHK総合
  第二部 21:00~31:59 NHK総合

 第二夜 がん死亡率は下げられるか ~早期発見・予防の国家戦略~
  5/1 21:00~22:00 NHK総合

77 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/01(日) 13:44
アバスチンは乳癌に有効である ]
2005-04-15 13:00:30-0400(ロイターヘルス)発

ニューヨーク(ロイターヘルス)-ベバシズマブ(アバスチン)は、パクリタキセルとともに投与された場合、
未治療の再発乳癌または転移性乳癌の進行を遅らせる作用があることが米国立癌センターにより
資金提供されている臨床試験の中間結果により明らかにされている。
ベバシズマブはモノクローナル抗体であり、血管内皮増殖因子を標的とする。
同剤は、すでに結腸直腸癌の患者への適応が承認されており、
肺腫瘍の患者の余命が延長されることが認められている
(2004年2月26日および2005年3月15日のロイターヘルスの記事を参照のこと)。

製薬会社のRoche Holding AG and Genentech Inc社は、
再発乳癌または転移性乳癌の女性722名の試験データを公表しなかった。
しかし、その試験で無増悪生存期間延長であるプライマリー・エンドポイントが達成された時、
米国立癌センターにより資金提供されている臨床試験を監視するデータ監視委員会は中間分析結果が
公開されるように勧めたと、同社は語った。

「この試験は、乳癌の患者において抗血管新生療法の便益を見出し、
転移性疾患を有する患者への治療における重要な進展を示した最初の試験である」と、
試験委員長でありインディアナポリスにあるインディアナ大学医療センターの
Kathy D. Miller博士が米国立癌センターの声明中で語った。

Roche Holding AG and Genentech Inc社は、米国食品医薬品局に試験データを提出する計画を進めており、
乳癌向け薬剤として承認申請する可能性を検討していると語った。

ベバシズマブは、結腸直腸癌向け治療剤として欧州でまもなく発売される予定である。

*注意)原文は英語文となりますので、日本語訳はあくまで参考としてご利用願います。
http://www.kwn-rmn.jp/cgi-bin/taiho/news.cgi?mode=jpview&num=788


78 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/01(日) 21:45
乳がん最新情報を提供 専門医らのネットワーク発足
2005年05月01日08時28分

 【乳がん治療に関する最新情報をインターネットなどで提供する「日本乳がん情報ネットワーク」(東京都中央区)が発足した。患者が主体的に治療法を選択できるよう、乳がん医療の先端をいく欧米の最新情報などを翻訳して発信する。

 発起人は乳がんの専門医や大手企業代表ら。ジャーナリスト田原総一朗さんの妻で、炎症性乳がんと闘い、昨年亡くなった節子さんも準備に携わっていた。代表理事は田原さんと中村清吾・聖路加国際病院外科医長。

 日本人女性のがん罹患(りかん)率のトップが乳がん。年間の発症者は約3万6千人とされ、死亡者は約1万人にのぼる。しかし、日本では、医療機関や医師によって、診断・治療法に大きなばらつきがあるとされる。

 同ネットワークは、こうした現状を改善するため、米国の複数のがんセンターが毎年作成する「乳がん診療ガイドライン」を翻訳。日米の違いに関する注釈も付けた一般臨床医向け冊子を6月までに、患者・家族向けの分かりやすい冊子を秋までに完成させる。

 相談や病院紹介は受け付けないが、近く開設予定のホームページで米国臨床腫瘍(しゅよう)学会の治療法や精神的サポートに関する報告、国内外の情報を盛り込み、定期更新する。

 中村医師は「患者さんが様々な選択肢の中から、自分の価値観に合った治療法を選べるようにしたい」と話す。

 会員登録の問い合わせは、月・金曜日に同ネットワーク(03・6278・0498)】



79 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/01(日) 21:57
乳房温存療法に初のガイドライン 厚労省研究班
2005年05月01日07時02分

【乳がんの手術で乳房を残す「乳房温存療法」について、厚生労働省研究班は初の指針をまとめた。温存療法は現在、乳がん手術の第1位の選択肢だが、施設により実施率が大きく異なる、放射線治療医など専門医抜きで実施している施設がある、などの問題を抱える。指針の徹底で、施設間格差を縮め、全体の水準向上を目指す。

 乳がんは日本人女性が最も多くかかるがんで、毎年約3万5千人が新たに患者となっている。腫瘍(しゅよう)の周りを切りすぎると乳房の形が悪くなりQOL(生活の質)が下がるが、切除が不十分だと再発率が高くなる。日本乳癌(がん)学会によると、温存療法は80年代後半から広まり、03年に全摘手術を抜いた。

 指針では、切除後も乳房の形を大きく損なわないなら腫瘍の大きさが4センチまで温存療法が許されるとした。また腫瘍が複数あっても、近くに2つある場合で安全性が保てると判断されれば、温存の適応とした。

 温存療法の場合、切除後、残された乳房に放射線を当てて再発を防ぐ。指針では、日本放射線腫瘍学会に属する医師や技師が少なくとも1人、勤務していることを実施施設に求めた。手術前に抗がん剤を使い、腫瘍を縮小することも推奨した。

 温存療法に関しては、3センチまでの腫瘍を適応とするなどとした乳癌学会の99年の指針があるが、医療の進歩を反映するとともに、問題点の解消を狙った。

 新指針をまとめた霞富士雄・癌研有明病院乳腺科部長は「実際に温存療法の適応となるのは60%台だろう。指針は強制ではないが、科学的根拠に基づいた診療をして欲しい」と話す。指針は医師向けと患者向けがある。それぞれ各1部を乳癌学会の認定医に配り、近く出版もする予定だ。 】



80 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/01(日) 22:03
脂肪細胞由来のコラーゲンVIが、乳ガンの成長を促進か 
http://mougi.exblog.jp/1655682/

【脂肪細胞由来の何らかのファクターが乳ガンの成長に関連していることは推定されている。しかし、どのようなファクターが最も重要であるのかは未だ知られていない。
今回の研究グループの一連の実験によって、コラーゲンVIがガン細胞の増殖を促進していることを見出したとのこと(コラーゲンVIを欠失した突然変異マウスでは、初期の過形成(用語集)やガンの成長は劇的に少ないとのこと)。また、in vitro(用語集)で、コラーゲンVIの蛋白分解産物が、乳ガン細胞の成長を強力に促進したとのこと。
今回の研究者は、コラーゲンVIを乳ガンの早期発見の指標に使用可能かも知れないし、抗体で抑えることで治療につながるかも知れないとコメントしている。
( 原典#01:OncoLink Cancer News )】

81 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/05(木) 00:30
ハーセプチン使用のアジュバント療法に再発防止効果
初期乳がん対象の臨床試験で判明
http://biotech.nikkeibp.co.jp/news/detail.jsp?id=20029939

「米Genentech社は2005年4月25日、乳がん治療薬のハーセプチンを
使用したアジュバント療法(手術後の再発を防ぐために行う抗がん剤治療)が、
再発防止と延命の双方で有意な効果を示した、と発表した。」

82 名前: スタッフ 投稿日:2005/05/07(土) 20:45
日本対がん協会は、エイボン・プロダクツ株式会社と共催で、
 5月9~10日の両日、乳がん無料電話相談を開きます。

 相談ご希望の方は、両日とも午後1時から申し込みを受け付けますので、
同時刻以降に 03-3571-5203へ電話でお申し込みのうえ、
お名前、電話番号、住所、相談対象者のお名前、年齢をお知らせください。
 
 受付は1日10人までに限らせていただきます。
 午後1時半以降、受け付け順に医師から電話します。
 相談時間はお一人15分です。
 
 担当医は
9日が日本対がん協会顧問医の近江和夫先生(元国立がんセンター中央病院婦人科部長)、
10日が元国立がんセンター乳腺外科医長の七沢 武先生です。

http://www.jcancer.jp/counselling/#06

83 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/18(水) 20:40
statinsを使用すると乳ガンの発生率が
低下するかも知れないという報告 
http://mougi.exblog.jp/1815469/

「乳ガンの経験のある女性 548名と、
経験のない女性約 40,000名を対象に、statins
(HMG-CoA reductase inhibitorsのことで、statinsとは化合物名ではなく、
化合物のグループ)の使用と乳ガンの発生率との関係を調べた結果、
statinsを使用している女性の場合、乳ガンの発生率が 51%低かったとのこと。
今回の研究者は、この結果は、statinsにガンを予防する効果が
あるかも知れないことの証拠が追加されたとしている。
但し、研究者は、今回の結果から直ちに誰にでもstatinsを投与すべきだ
ということにはならず、厳密な評価のための臨床試験実施に向けての
第一歩であると考えるべきだとしている。
( 参考資料#01:OncoLink Cancer News )」

スタチン、といえば、紅麹でしたっけ。

84 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/18(水) 20:48
gefitinib(イレッサ)により乳ガンの縮小が得られるとの研究結果 
http://mougi.exblog.jp/1815478/

「56名の閉経後のEFGR(Epidermal Growth Factor Receptor)陽性の女性を対象に
gefitinibだけ、或いは、gefitinib+anastrozole(アロマターゼ阻害剤)を、
手術の1ヶ月前から投与した。その結果、どちらのグループでも、
約半数の患者で、腫瘍サイズが30%以上縮小した。
(anastrozoleを追加したグループのほうが効果はより顕著であった)

研究者は、gefitinibを補助薬治療の場面で使用可能であることと、
本剤を使用可能な女性(EFGR抑制が効果がある女性)は
全体の 33%いた旨のコメントをしている。
( 参考資料#01:OncoLink Cancer News )」

アロマターゼ阻害剤単体との比較がない?
術前化学療法としてイレッサを、というのであれば、
5年10年と生存率を見てからでなければ、ちょっと恐すぎます。


85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/18(水) 21:11
マンモグラフィーよりもMRIの方が乳癌検出感度が高い 
http://www.biotoday.com/view.php?n=7331
                 2005-05-17 -
乳癌の家族歴またはBRCA1・BRCA2・TP53遺伝子に変異を有する可能性が高い
35-49歳の女性649人を対象にした2-7年間の追跡調査の結果、
マンモグラフィーよりもMRIの方が乳癌検出感度が高いと分かりました。

86 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/26(木) 14:52
乳ガンとの診断後も適度な身体的運動で生存が改善する可能性ありとの調査結果 
http://mougi.exblog.jp/1887858/

「身体的な運動をすると乳ガンの予防効果があるということは言われているが、
乳ガンと診断された後の効果については不明であった。
今回の研究者は、Nurses' Health Studyに参加し、乳ガンと診断された女性について
フォローアップして、診断後の身体的運動の効果について調べた。
その結果、身体的運動をするほど、乳ガンによる死亡率が減少することが分かったとのこと。
例えば、毎週 3 MET-hours以上の運動(3 MET-hoursは、普通の速さで1時間歩く程度の運動量)
の運動をしている女性は乳ガンによる死亡率を 20~50%低下させることができるとのこと。
( 参考資料#01:OncoLink Cancer News )」

87 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/26(木) 18:32
リポソームで包んだセラミドの全身投与でマウスの乳癌が顕著に縮小した
http://www.biotoday.com/view.php?n=7445   2005-05-25

「癌細胞に選択的に蓄積して細胞増殖作用と細胞死誘導作用を発揮することから、
スフィンゴ脂質・セラミドは抗がん剤として有望です。
しかしながら、セラミドは脂質で溶解し難いため、全身投与での使用は困難でした。」

スフィンゴ脂質…。つい最近、どこかで見かけた。
どこだったか思い出せない(p_q)。

88 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/26(木) 18:40
手術前にイレッサとanastrozoleを併用すると乳癌が縮小する 

「エストロゲン受容体とEGFR受容体陽性の閉経後乳癌患者56人を対象にした4-6週間の試験で、EGFR受容体阻害剤・イレッサ(gefitinib)単剤またはイレッサとエストロゲン受容体阻害剤・anastrozoleの手術前アジュバント療法は乳癌縮小効果が高いとわかりました。」

術前で奏効しても、生存率は術後治療と同じなんですよね?
だから乳癌は全身病だといわれるのだ、と聞きましたが、
術前投与だと、効果のあるなしが判定できるメリットがありますね。
術前で効かなかった抗癌剤は、以後選択肢から外して、空振り治療を
せずに済むのは、再発時にはとても重要なことだと思います。





89 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/03(金) 17:52
自分の脂肪と血液で骨を再生、名大・協和発酵

 名古屋大学と協和発酵は患者自身のごく少量の皮下脂肪と血液をもとに、
治療用に骨や脂肪組織を作る技術を開発した。
骨髄液と動物の血液を使う従来法に比べ、体の負担や感染症などの危険性が低く、
患者が高齢でも成功率が高いと期待される。
骨折治療や乳がん摘出後の乳房再建など再生医療への応用を目指し、
1年以内に臨床試験を始める。

 新技術は患者の皮下脂肪から、骨や脂肪組織に成長するもとである
「間葉系幹細胞」を取り出して使う。
 従来この細胞は骨髄液に含まれる様々な細胞の中から採取するのが
一般的だが、数万個に1個の割合でしかなく、十分な量を確保するには
800ミリリットル近い大量の骨髄液が必要。
採取時の痛みなど体への負担が大きい。
[2005年6月3日/日本経済新聞 朝刊

乳房再建を考えている人は、1年待て!ば、負担の軽い
自家組織での再建への道が拓けている…かも(^^;ゞ。


90 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/04(土) 23:38
アスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛剤に乳がんを予防する効果はない 

22-85才のカルフォルニアの女性114,460人のデータを解析したところ、
アスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛剤に乳がんを予防する効果はない
という結果となりました。

逆にアスピリンを長期間毎日服用している女性はホルモン受容体陰性の乳がんに、
イブプロフェンを服用している女性は乳がんに若干なりやすくなっていました。

ただし、アスピリンやイブプロフェンの乳がんリスク上昇効果はほんのわずかです。
したがって、鎮痛目的でこれらの薬剤を服用している女性は飲み続けても
ほとんど問題にはならないようです。2005-06-03 00:00:00

91 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/06(月) 20:35
協和発酵 ナベルビン注(一般名:酒石酸ビノレルビン)に
「手術不能又は再発乳癌」の効能・効果を追加することが日本で承認された。
 2005-06-05 - 2005年6月3日、
協和発酵は、非小細胞肺癌の治療剤として販売中の抗悪性腫瘍剤 ナベルビン注に
「手術不能又は再発乳癌」の効能・効果を追加することが日本で承認されたと発表しました。

92 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/08(金) 23:32
骨髄の骨髄間質細胞から、筋肉(骨格筋細胞)を作り出すことに成功!
http://www.wakagaeri.com/topics/topics.php?page=1&VOLUME=00000461

まだマウス(T.T)ですが、損傷した筋肉組織が繰り返し再生し、修復されることも
確認されたそうです。
腹直筋後背筋で再建をして、腹筋等が弱くなって困っている人には朗報かも。

93 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/24(日) 13:11
ハーセプチン、アメリカで初期標準治療
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/


94 名前: K 投稿日:2005/08/03(水) 19:25
ハーセプチンノ添付文書が京都大学福島雅典先生の論文集のサイトの中の癌情報サイトの薬剤情報で見られます。

95 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/29(木) 16:19
ピンクリボンキャンペーン 2005
http://event.yahoo.co.jp/pinkribbon2005/

96 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/11(日) 10:41
進行した抵抗性乳癌患者を対象にしたE7389の第2相試験の結果発表 。
http://woman.biotoday.com/view.php?n=10533

E7389は海綿から同定されたhalichondrin B(HB、ハリコンドリン)の
合成アナログです。
HBは天然物質で、in vitroとin vivoの実験で抗癌作用が確認されています。

2004年の1月に別のソースで、↓のニースもありました。
【相模湾などに産するクロイソ海綿から、悪性細胞増殖を特異的に阻害する
抗腫瘍性のハリコンドリンB Halichondrin Bの全合成に成功。
(名古屋大学上村大輔教授らが単離、佐々木 誠教授が全合成)】





97 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/18(日) 15:21
大豆イソフラボン1日の摂取量
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051212/20051212a4980.html?fr=rk

98 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/01(土) 20:53
ハーセプチンの価格が千分の一になる!かも。

http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20060331/kennai-20060331095124.html

郡山市富久山町の日東紡・メディカル事業部・バイオケミカル研究所は
遺伝子組み換えをした蚕から、病気の治療や検査薬として役立つ
抗体を作ることに成功した。

マウスなどの動物を使って抗体を作る実験では、
完成した抗体に動物の体内の先天的な別の抗体が混入してしまい、
目的とする純粋な抗体ができにくかった。
蚕は抗体を持たないため、純粋な抗体ができるという。

コストを千分の一に抑えられる上に、純粋な抗体が作れる。
バイオの技術革新ってすごいですね~。


99 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/03(月) 14:41
http://blog.ganjouhoucenter.com/

経口ビスフォスフォネート剤に、初期乳がん骨転移予防効果の可能性示唆の結果。

クロドロネートの骨転移予防効果については、試験結果が一致しないこともあり、
以前より疑問視されていましたが、
ここにきて、再度効果ありの可能性が示唆されたようです。


100 名前: <削除> 投稿日:2006/04/15(土) 18:09
<削除>

101 名前: <削除> 投稿日:2006/04/15(土) 18:14
<削除>

102 名前: <削除> 投稿日:2006/04/15(土) 19:45
<削除>

103 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/19(水) 17:30
エビスタ(日本では骨粗鬆症治療薬として保険収載)、大規模臨床試験で、
乳がんの予防効果がみられた。そうです。

タモキシフェンと同等の予防効果があった一方、
タモキシフェンより副作用は少なかったため「患者に有益な情報だ」として、
試験終了前に中間結果が発表されました。(共同通信)4月18日18時54分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000165-kyodo-soci

104 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/21(金) 23:41
乳房再生に、また一歩近づいた?!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060421-00000089-jij-biz

九州中央病院の杉町病院長の主導で、生体幹(脂肪)細胞由来の
幹細胞と再生細胞による乳房再生術の安全性を含めた
実行可能性の検討が日本で開始、と発表。
最初の患者さんは既に登録されていて、5月に治療が始まるそうです。

乳癌は長くて大変ですけど、せめて再建だけでも楽になるといいですね。

105 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/13(土) 21:29
【乳房再建・新手法の臨床研究開始 5月13日/日本経済新聞 朝刊

九州中央病院は12日、乳がん手術後に乳房を再建する
新手法の臨床研究を始めると発表した。

患者自身の脂肪を採取し、
一部含まれる脂肪などに成長する未熟な細胞を濃縮してから移植する方法で
体に定着しやすくする。

米バイオベンチャーのサイトリ・セラピューティクスと共同で、
乳がん手術で乳房の一部を切除し、がんの再発が起きていない
40代の女性3人を対象に、24―26日にかけて治療する。】

腹直筋や後背筋皮弁など、後遺症の大きい乳房再建から
ようやく第一歩だ。
問題は、どこの脂肪をどれぐらいどのように採取するのか?
いや、問題と言うより、もし腹部の脂肪を採取するなら、
私も再建を考える。

106 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/13(土) 21:48
アロマターゼ阻害剤・フェマーラがやっと発売になりましたね。

http://blog.goo.ne.jp/clinicalscience/e/5c32a8e69a77a45239aa55548e9d7c32

http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2006051009252h1

107 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/16(火) 20:16
AstraZeneca社 タモキシフェン製剤・Nolvadexの販売を中止

FDAのWEBサイトに掲載された3月15日付のレターによると、
売上げが低迷しているので、AstraZeneca社はNolvadexの販売を
2006年6月末までに中止するとのことです。

http://woman.biotoday.com/view.cfm?n=12524&CFID=122821&CFTOKEN=848db2f604e9381e-3C6B714E-F2D0-AC90-D2EE32CB0FD8027E

本当でしょうか?
安価なジェネリック医薬品のせいで、売り上げが減少しているから、
販売中止になっても、ジェネリック医薬品があるから大丈夫
というなんか皮肉なパラドックスみたいになってますが。

売り上げが低迷しているから販売中止、

服用中の患者のことより、経済効率が大切な製薬会社らしい
判断というのでしょうか。


108 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/30(火) 01:03
乳癌の再発リスク検査の、有用性を検討する大規模試験

癌研究専門家のネットワーク・National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Projectと
Genomic Health社が共同で開発した乳癌診断テスト「OncotypeDX」の
有用性を検討する臨床試験が計画中。

試験の名称は「TAILORx (Trial Assigning Individualized Options for Treatment)」。

http://www.genomichealth.com/oncotype/default.aspx

109 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/02(金) 15:38
進行性乳がんへの「Avastin」を米国FDAに申請

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=132085&lindID=4

【画期的治療薬で乳がん女性患者の無増悪生存期間が2倍に

「転移性乳がんの一次治療としてのAvastinと化学療法の併用療法によって、
化学療法単独の治療を受けた女性に比べて無増悪生存期間が2倍になりました。

これで乳がんが、Avastinが著明な延命効果を示した3つ目のがん種となります。
今回の申請は、乳がん患者さんのための革新的治療薬の開発と、
満たされていない医療ニーズを解決するロシュの継続的取り組みにとって、
重要なマイルストーンとなります」

アバスチンは、重大な3つのがん種(結腸・直腸がん、非小細胞肺がんおよび乳がん)で
全生存期間および/または無増悪生存期間の延長が認められた最初かつ唯一の血管新生阻害剤です。
進行性結腸・直腸がん患者のファーストライン治療として、アバスチンは欧州では2005年初頭に、
米国では2004年2月に承認されました。
また、最も多いタイプの肺がんの治療用に米国にて4月に承認が申請されています。
日本での最初のAvastinの申請は進行性または再発性結腸・直腸がんを適応として先月行われています。】


110 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/07(水) 00:57
エビスタ(ラロキシフェン)乳がん抑制にも効果・ASCOで発表

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060606AT1G0600C06062006.html

【製薬メーカーは、これまでの研究を踏まえ、米当局に対し、
年末までに乳がん抑制剤としても承認申請する方針を明らかにした。

研究者らによると、5年間投与した治験結果では、
進行がんの抑制効果はがん専門薬とほぼ同等で、
副作用の面でも大きな差はみられなかった。】

ということで、米国ではラロキシフェンという選択肢が
増えそうな気配です。

エビスタは日本では骨粗鬆症治療薬として認可されています。
ラロキシフェンもタモキシフェンも、骨に対してはエストロゲン様の
働きをして骨粗鬆症を防止する、ということですが、

米国では、エストロゲンの低下より、下垂体ホルモンの上昇が
むしろ骨粗鬆症の原因である、なんてニュースが出ています。

http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060427hj000hj



111 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/20(火) 14:25
乳ガン経験者向けガン保険「自由診療保険メディコムワン」

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=133656&lindID=3

セコム損害保険株式会社は、日本初の乳ガンを経験された女性専用のガン保険
(正式名称:ガン経験者用ガン治療費用保険、
ペットネーム:自由診療保険メディコムワン)」
を開発しました(2006年8月1日販売開始予定)。

なお、今後、他のガン経験者向けのガン保険を順次開発していく考えです。

次の条件をすべて満たす女性の方々が、この保険に申込むことができます
(健康状態等によっては、ご契約をお引受けできない場合があります)。
 (1)ご加入時の年齢が、満20歳から満65歳
 (2)初めてかかったガンが乳ガン
 (3)その後、再発ガンや新たなガンにかかっていない
 (4)現在「ガン所見無し」である
 (5)乳ガンのステージと、手術からの経過期間が下記条件にあてはまる
   ・ステージ0 手術からの経過期間 6ヶ月超
   ・ステージI 手術からの経過期間 1年超
   ・ステージII 手術からの経過期間 3年超
   ・ステージIII及びIV 手術からの経過期間 6年超

112 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/20(火) 22:00
・ステージIII及びIV 手術からの経過期間 6年超

これはどうなんでしょう? 厳しい。
何%の人がこれにあてはまるというのか。

113 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/21(水) 06:40
6年越えてご生存の方は、100%加入できる、
ということなのではないですか?

むしろ気になるのは、保障の内容と保険料です。

114 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/21(水) 17:09
6年以上、ご生存の方ではなく、6年以上無再発、無治療
でいらした方という意味では…。


115 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/21(水) 18:28
治療の有無は関係なしなのでは?
手術からの経過期間となってますから。

再発してない方、ということは、当然、術後補助療法以外の治療は
していない方、ということになりますよね。

ホルモン療法で子宮癌の心配がある方には朗報かもしれないですね。

116 名前: よっし~ 投稿日:2006/06/22(木) 13:42
セコム損保のHPから抜粋

補償内容

・ガン入院費用保険金:自由診療、公的保険診療を問わず、
 入院にかかった費用は全額補償
・ガン外来費用保険金:自由診療、公的保険診療を問わず、
 通院(外来)にかかった費用は 500万円を限度に補償
・ガンセカンドオピニオン保険金:セカンドオピニオンを受けた場合
 5万円をお支払
・ガン乳房再建保険金:乳房再建費用として、1乳房につき
 50万円をお支払

【保険料(例)】
1. 40歳で、ステージ0の乳ガン手術を行った場合
 40歳、手術から1年以内(例:7ヶ月目)に加入:月払保険料 8,480円 
2. 40歳で、ステージⅠの乳ガン手術を行った場合
 41歳、手術から1年経過後(例:1年1ヶ月後)に保険加入:月払保険料 13,430円 
3. 歳で、ステージⅡの乳ガン手術を行った場合
 43歳、手術から3年経過後(例:3年1ヶ月後)に保険加入:月払保険料 22,590円 
4. 40歳で、ステージⅢの乳ガン手術を行った場合
 46歳、手術から6年経過後(例:6年1ヶ月後)に保険加入:月払保険料 18,050円 

保険料は、加入時の年齢、乳ガンのステージ(病期)、手術からの経過期間に
よって異なります。また、審査結果によっては、保険料を10%割引く場合が
あります。以下に示す保険料例は、保険料割引のない標準的な事例です
(「自由診療保険メディコムワン」の保険期間は5年です。保険料はご加入後
5年間一定で、5年後の更新時の年齢と手術からの経過期間等により保険料が変わります。)


結構保険料高い気がしますね。

117 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/24(土) 02:04
原発巣の乳腺腫瘍を完全に切除することで、
診断時に転移を有する乳癌患者の生存が改善する2006/6

http://www.cancerit.jp/pubmed/diary.cgi?no=27

原発の乳腺腫瘍を切除断端陰性で完全摘出できた女性は、
手術を受けなかった女性に比べて乳癌による死亡のリスクが
40%下がった。

断端陽性の手術を受けた女性と、受けなかった女性との間には
生存の差は認められなかった。

診断時に転移をともなう乳癌患者、特に、骨転移だけの女性においては、
原発巣の完全な外科的摘出が生存を改善する。


118 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/08(土) 01:02
乳癌患者を対象にしたTri-REX Vaccination Protocol
Epeius社 第1/2相試験を開始

2006年7月5日、Epeius Biotechnologies社は、
従来の化学療法に抵抗性を示す転移性乳癌患者の治療薬として開発している
ワクチンをベースにした新しい治療法の第1/2相試験を開始したと発表しました。

新たなTri-REX Vaccination Protocol for Breast Cancerは3つのパートで成り立っています。

1.ターゲット部位に癌細胞を殺傷するデザイナー遺伝子を届けて腫瘍組織量を減らす。
2.ターゲット領域に強力な免疫活性化遺伝子を届ける
3.癌細胞殺傷サイクルを繰り返して腫瘍の屑を生成し、
  活性化・局在化した免疫細胞に対して腫瘍抗原を提供する

この第1/2相試験はフィリピンのマニラで実施されます。

119 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/08(土) 15:15
すいません、マルチですがこちらにもお知らせさせてください。

がん治療による不妊 専門外来
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060707ik05.htm

 聖路加国際病院生殖医療センターは、がん治療に伴う不妊対策の専門外来
「癌(がん)治療者のためのリプロダクション外来」(通称・リプロ外来)を開設した。

 専門外来は、産婦人科医が担当し、妊娠・出産や、がん治療後の不妊の悩みについて
男女を問わず対応する。
同センター所長の佐藤孝道さんは、「がん治療の効果を損なわずに、子供が欲しいという
望みに応える選択肢を出来る限り示したい」と話している。

 診察や検査は保険診療だが、精子凍結、卵子凍結など特別な治療は自費になる。
外来は毎月第4木曜日午後2~4時で、1人30分を予定。
要予約。同病院医療連携室(代表・03・3541・5151から呼び出す)に申し込む。
                  読売新聞

120 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/16(日) 08:39
【第14回日本乳癌学会学術総会報告】
乳癌学会、初の患者ガイドラインを発行

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200607/500903.html

 患者ガイドラインはQ&A形式で、原因と予防、検診と診断、治療、
治療後の検査、再発と転移、など8章構成で46項目についてコンパクトにまとめている。

乳癌は検診の手段や治療方法が多岐にわたり、利害得失も複雑なことから、
患者・家族の理解を得る上で、貴重な情報源になると期待される。

女性に1冊。学校や職場などで配布されるようになるといいですね。

121 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/28(金) 00:11
[ASCO]  (2006.6.9)
乳がん再発予防のアロマターゼ阻害剤で骨密度低下の初のデータ

http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/0609_asco1.html

閉経後乳がんの治療薬であるアロマターゼ阻害剤で、
骨代謝に及ぼす長期の影響についてデータが示されたのはこれが初めてだ。
骨に及ぼす影響が確認されていなかったため、アリミデックスの処方には
医師が消極的なケースもあるといわれてきた。
しかし、今回の成果から、骨密度低下が発現したとしてもそれらは予測可能で、
定期的にモニタリングを行えば適切な管理が可能なことを示したことになる。

122 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/28(金) 00:22
週1回服用の骨粗しょう治療薬
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2006072607641h1

万有製薬と帝人ファーマは26日、共同開発した骨粗しょう症治療薬で
週1回の服用で済むタイプが製造販売承認を取得したと発表した。

薬価収載を経て9月にも発売する見込み。

両社の既存薬は1日1回、服用する必要がある。
両社によると服用が週1回で済む骨粗しょう症治療薬は国内で初めて。
[2006年7月27日/日経産業新聞

123 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/28(金) 00:33
FDG-PETにより転移性乳癌の生存期間を予測
http://www.breastcancer.jp/02/medical_news_dsp.asp?unique_no=550&mode=10

オーストラリアの試験から,[18F]FDG-PETを用いることで,
進行乳癌の治療を受けている患者の予後予測が可能になることが示唆されている。

オーストラリア・ピーターマッカラム癌センターのRodney Hicks氏らは,
高用量化学療法最大3サイクルに自家幹細胞移植を併用した転移性乳癌患者47例に対し,
治療終了1カ月後に,CT,超音波,マンモグラフィ,骨スキャンなどの従来の画像検査に加え,
FDG-PET検査を実施し,治療反応性を評価した。

その結果,CT,超音波検査では,患者の37%がCR,35%がPRと診断されたが,
FDG-PETでは72%がCRと診断された。
また,生存期間の検討からは,FDG-PETが最も有意な独立した予後予測因子であり,
FDG-PET陰性患者では,陽性患者に比べ生存期間の有意な延長が認められた(24カ月 vs 10カ月)。
さらに多変量解析を行ったところ,死亡の相対リスク(RR)が有意に高かったのは,
治療後のFDG-PET陽性,アンスラサイクリン系抗癌剤による治療の既往,内臓転移であり,
RRはそれぞれ5.3,3.3,2.4であった。

Hicks氏らは「今回の結果から,転移性乳癌患者に高用量化学療法を施行後に,
FDG-PET検査を1回行うことで,生存期間を明確に層別化することができる可能性が示唆された」
と報告している。
J Clin Oncol 2006; 24: 3026-3031
http://www.jco.org/cgi/content/abstract/24/19/3026

124 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/29(土) 17:55
乳がん検診に超音波有効か  厚労省、6万人で検証へ

http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?science+CN2006072901000207_1

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060729/eve_____sya_____006.shtml

乳がんの早期発見に超音波検査がどの程度有効かを検証するため、
厚生労働省は、四十代の女性約六万人を対象に比較試験を実施する。

検査装置の普及率が高く被ばくの心配もない超音波が、
乳がん検診に利用できるか調べる。

二〇〇六年度中に予備的な調査を開始、〇七年度から本格的に実施する。
五年間かけて調査し、その後の追跡調査も検討する。

125 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/06(日) 23:54
乳癌を高感度に検出できる血液検査方法が開発された。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=14422

University College Londonの研究者等が、多光子検出診断的プロテオミクス
(Multi Photon Detection Diagnostic Proteomics)という技術を用いた
高感度の乳癌血液検査方法を開発しています。

この方法では、多くのタンパク質を測定して、癌に特有の特徴を探し出します。

2006年8月のJournal of Proteome Research誌に、
乳癌患者250人とコンロロール95人を対象にしてこの乳癌診断法の
感度と特異度を評価した結果が報告されています。

調査の結果、この方法での乳癌の検出感度と特異度はともにおよそ95%でした。

この結果から、この新しい血液検査で乳癌が識別しうると分かりました。
また、乳癌に限らず、前立腺癌、卵巣癌、メラノーマなどのその他の上皮癌にも
適応可能と考えられました。


初発だけでなく、再発もこの検査方法でスクリーニングできたら、
被曝などの侵襲がグッと減りますよね。
95%の精度、がコンスタントだとすれば、PETより遙かに高いかも。

術後検査でも、精度が高いのだったら、無駄な抗癌剤治療を
しなくても済むようになるかも?

乳癌健診がこの検査で実施されるようになったら、95%の確立で
見落としがなくなるんですね。

126 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/30(水) 22:30
乳がんに関係するたんぱく質発見

http://health.nikkei.co.jp/news/med/index.cfm?i=2006082202793hb

22日、島津製作所はシンガポールのバイオベンチャー企業と共同で
乳がんの診断や治療に役立つ可能性があるたんぱく質を発見したと発表した。

今回発見したのは10個のたんぱく質で、今後たんぱく質と乳がんとの関係を
詳しく調べていけば早期診断や新薬開発などに役立てることができる。

共同研究を実施したシンガポールのバイオベンチャー企業であるアジェニカリサーチは、
島津と三井物産、シンガポール国立がんセンターの技術移転子会社が出資している。

127 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/04(月) 21:42
乳がんを矢印表示 コンピューター診断手助け 超音波画像分析

http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060726_1.htm

岐阜大学大学院医学系研究科の藤田広志教授(知能イメージ情報学)らの研究グループは、
超音波で撮影した女性の乳房の画像をコンピューターで分析し、
乳がんの恐れのある部位を矢印で示して医師を補助する「コンピューター支援診断システム」を
開発した。

コンピューターによる超音波画像診断を加えることで、乳がんを見落とす確率が大幅に減ると期待されている。
研究成果は、10月7日に東京で開かれる医用画像情報学会で発表される。


128 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/07(木) 01:23
乳癌予防タモキシフェン、多くで延命ならず/(追記)

http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/ab91a965d0c537a8b81d3b8f54248754

ほとんどの乳癌および再発乳癌のハイリスク女性において
予防薬タモキシフェンは延命に役立たない、という新しい結果が発表された。

129 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/16(土) 00:59
アブラキサン、カナダで承認

2006年9月13日、Abraxis Oncologyは、アブラキサンが乳癌の治療薬として
カナダで承認されたと発表した。

同薬は、ヒトタンパク質・アルブミンの自然の特性を用いることで
腫瘍に対して薬剤がより効果的に届くようにデザインされている。

タキソール使用群に比べて奏功率がおよそ2倍になっており、
生存率も有意に延長することが確認されている。

また、溶媒ベースのタキサンを投与するときには3時間以上かかるが、
アブラキサンは僅か30分で投与することができる。


溶剤を使わなくていいタキサン、と聞いてますが、
生存率の有意の延長は、副作用の軽減による効果もあるかも?

130 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/19(火) 00:35
ラロキシフェンは、乳癌リスクファクターの有無に関わらず
閉経後女性の乳癌を予防する

2006年9月1日Clin Cancer Res誌

4年間のMultiple Outcomes of Raloxifene Evaluation(MORE)試験(N=7,705)と
MORE試験後の4年間のフォローアップ試験・Continuing Outcomes Relevant to Evista
(CORE)(N=4,011)に参加した閉経後女性を乳癌リスクでカテゴリー化し、
それぞれのカテゴリー群におけるラロキシフェン(raloxifene)の
乳癌予防作用を検討した研究成果が癌関連の医学誌に掲載されています。

この解析の結果から、リスクファクターの有無に関わらず閉経後女性の
浸潤性乳癌のリスク低下とラロキシフェン治療が関連すると分かりました。

また、ラロキシフェンの浸潤性乳癌の予防作用は、
乳癌の家族歴がある女性において顕著に認められました。
プラセボ投与群に比べて、
家族歴がない女性におけるラロキシフェン治療の乳癌リスク低下は58%、
家族歴がある女性におけるラロキシフェン治療のリスク低下は89%でした。

131 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/21(土) 03:05
パクリタキセル維持療法は転移性乳癌の進行を遅らせない

http://www.cancerit.jp/NCIinfo/clinicaltrial/diary.cgi?mode=comment&no=151

(Posted: 10/04/2006) Journal of Clinical Oncology2006年8月20日号によると、
タキソールの初回化学療法後に病勢の進行が止まった転移性乳癌の女性において、
その後継続することによってさらに利点が上乗せされることはない。

また、Zujewski医師は、この分野の研究は対象集団を明確に定義する必要があると述べています。
「最初の患者のうち維持療法に無作為割り付けするのに十分な反応を示した患者が
わずか55%であったという事実から、
この結果が当てはまるのは予後がより良好な患者に限定されます」


132 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/21(土) 20:43
乳癌が進行すると血清中のビタミンDレベルが低下する
         2006年10月17日のJ Clin Pathol誌

乳癌女性279人を対象にした調査の結果、進行した乳癌女性に比べて
初期ステージの乳癌患者では血液循環中のビタミンDレベルが有意に高く、
副甲状腺ホルモンレベルが有意に低いと分かりました。

2006年10月17日のJ Clin Pathol誌に発表された研究成果です。

進行した乳癌でのビタミンDレベルの低下が乳癌を進行させているのか
それとも乳癌の進行によってビタミンDレベルが低下するのかは不明です。
乳癌の進行によってビタミンDレベルが低下するメカニズムが
今後研究されていく予定です。

133 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/21(土) 20:53
癌克服後も患者を悩ませる「ケモブレイン」

http://www.drakahige.com/NEWS/DAILY/2006/2006101604.shtml

 化学療法を受けた元患者が、「ケモブレイン(chemo brain)」と呼ばれる
慢性的な記憶力および注意力の障害に悩まされることがある。

ケモブレインには、脳の代謝および血流の変化が関わっているという知見が、
医学誌「Breast Cancer Research and Treatment」オンライン版10月5日号に掲載された。
ケモブレインは患者の思い過ごしによるもの、という見方を否定する結果である。

 米国女性の死亡原因として、乳癌は肺癌に次いで多く、
年間21万1,000人以上が乳癌と診断されており、
化学療法を受けた患者の25~80%が後に記憶障害を訴えている。

 今回、PET(ポジトロンCT)を用いて、5~10年前に腫瘍摘出術を受けた元乳癌患者21人の
脳を検査した。年齢やその他の条件の類似する女性13人についても検査を実施。
被験者が約10分間の「短期記憶課題」に取り組む間、脳の血流を観察し、
課題終了後に脳代謝も調べた。

ケモブレインとの関係について直接脳を調べた研究は、今回が初めてとのこと。

化学療法群では、課題に取り組んでいるときに脳の特定部位で比較的大きな血流の「急増」がみられ、ほかの2群に比べ課題の達成率が13%低かった。
さらに、化学療法群は課題終了後の前頭葉での脳代謝率が低く、

化学療法とホルモン療法を共に受けた患者は、大脳基底核と呼ばれる部位での安静時代謝が
約8%低いこともわかった。
脳血流の急増は脳活性の高まりを示すものであり、課題を達成する上での
負担が大きいことを意味するという。

134 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/01(金) 16:25
ハーセプチン、術後補助療法で申請。

中外製薬が11月30日、ハーセプチンの手術可能乳癌に対する適応申請。
今回の適応が認められればHER2過剰発現の乳癌全体が適応になる。

http://blog.nikkeibp.co.jp/cancernavi/news/post_57.html

135 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/05(火) 20:28
http://blog.nikkeibp.co.jp/cancernavi/news/post_240.html

早期乳がん手術後、放射線と化学療法の同時進行で乳房内再発を抑制

早期乳がん患者の腫瘍摘出後に放射線治療と化学療法を行う順序と予後の関係を調べた研究で、
これらを並行して行うと、局所再発率が下がる事が示された。

約25年間に乳がん治療を受けた2000人を超える早期患者のデータを調べたところ、
手術の後に、化学療法と放射線治療を両方とも受けていた患者は535人であった。
そのうち276人は化学療法を先に、106人は放射線治療を先に受けていた。
これらの治療が並行して行われたのは109人だった。
また、44人は化学療法―放射線治療―化学療法の順番で治療を受けていた。

患者全体の10年間の全生存率は78%、無遠隔転移生存率は75%となっており、
治療の順序は予後には有意な差を及ぼしていなかった。
ただし、再発部位別に評価すると、乳房内再発抑制効果には有意差が見られた。
 
同時進行群の109人では、温存手術を受けた乳房に局所再発が見られた患者は8%に留まった。
放射線治療先行群では13%、化学療法先行群では22%となり、有意な差が認められた。

多変量解析の結果は、2つの治療の同時進行は、局所管理の有意な向上をもたらすことを示した
(ハザード比0.338、95%信頼区間0.141-0.809、P=0.015)。
同時進行治療の外見への影響、副作用、長期的合併症は、いずれも容認できるレベルだった。

136 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/09(土) 18:50
http://www.usfl.com/Daily/News/06/12/1208_018.asp?id=51756

【化学療法は脳細胞も殺す~がん治療の副作用、最新調査が確認
乳がん患者の脳は化学療法を受けると一時的に収縮。

がん治療で一般的な化学療法は、患者の脳の構造を変化させ、
物忘れやけいれん、視力低下、場合によっては認知症も引き起こす恐れがあることが、
ロチェスター大学医学研究所(ニューヨーク市)の調査で明らかになった。

調査結果は医学誌ジャーナル・オブ・バイオロジー最新号に掲載された。
化学療法を受けたがん患者の80%以上は、記憶力や集中力に支障をきたすことが判明し、
薬の投与量がそれほど多くない化学療法にも脳細胞を殺す作用があるという。
ロチェスター研究所のマーク・ノーブル教授は
「がん治療薬はがん細胞以上に健康な細胞を損傷させる」と指摘する。

ノーブル教授らが、ラットおよび採取した人間の細胞に一般的ながん治療薬
「シスプラチン」「シタラビン」「カルムスチン」を加えたところ、
がん細胞の40~80%が死滅したが、健康な脳細胞も70~100%と高い割合で死滅した。

薬の添加をやめた後も、健康な細胞の一部は数週間にわたって死滅し続けたという。
がん治療薬が、急速に増殖する細胞(がん細胞)だけでなく、
神経細胞を保護して神経信号を伝達する脳細胞をも破壊することが確認されたことになる。

別の研究からも、化学療法は脳の働きに影響を及ぼすことが判明している。
医学誌「キャンサー」1月号に掲載される調査報告書によると、
乳がん患者の脳は化学療法を受けると一時的に収縮するという。
またカリフォルニア大学ロサンゼルス校が10月に発表した小規模の調査結果は、
化学療法を受けた女性の前頭葉の働きに変化が起きたと報告している。】

この研究結果で、術前術後補助療法を検討する時には、こういうデメリットも
考慮しなくてはならなくなりましたね。

また生えてくる脱毛のようなデメリットはともかく、脳細胞へのダメージは
再発しなかった場合のその後の人生に最後までかかわってくるので深刻です。

癌細胞よりも脳細胞の方がたくさん死滅するというのはショックでした。
脳細胞って再生しないんでしたよね?

137 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/09(土) 20:30
化学療法で脳の一部が一時的に縮小することが明らかに。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_245.html

 国立がんセンター東病院精神腫瘍学開発部のグループは、乳がんの術後化学療法により、
脳の一部が一時的に縮小することを明らかにした。

縮小するのは、集中力や注意力、視覚的記憶に関与することが知られている領域。
術後1年後にこの縮小は認められたが、3年後には正常な大きさに戻っていたという。
成果は、CANCER誌2007年1月1日号に掲載される。

 抗がん剤治療の副作用として、認知機能や記憶力の低下が生じることは知られていた。
しかし、抗がん剤の副作用を、脳の構造や機能の測定から解析した研究はほとんどなかった。
今回の研究は、抗がん剤の副作用を脳の構造レベルで解析した、ほぼ初めての研究だ。
今後、より安全な抗がん剤の投与法の研究などの足がかりとなると期待される。

 今回の研究では、乳がんの術後補助療法として
化学療法を受けた患者(C+)、受けなかった患者(C-)、健常なボランティアを対象に、
脳の構造を核磁気共鳴(MRI)を用いて測定した。
対象数は、術後1年以内のC+は51人、C-は55人、
     術後3年のC+は73人、C-は59人であった。
今回の研究は、同じ患者を時間を追って調査したものではない。
また、化学療法の種類も一種類ではなかった。

 その結果、術後1年以内で化学療法を受けた患者で、
前頭葉、海馬傍回、帯状回、楔前部の灰白質(神経細胞が集まった領域)、
白質(神経線維が集まった領域)ともに、体積が有意に減少していることが明らかになった。

ただし術後3年では、化学療法を受けた患者と受けなかった患者で体積の差はみられず、
脳の構造が回復していることが明らかになった。

 前頭葉、海馬傍回、帯状回、楔前部は、
モノとモノの関連性の記録、空間の記録、情報の統合機能などに関与しているという。
脳のある一部のみが縮小した理由は、まだ明らかになっていない。

 人体には繊細な脳細胞を化学物質から守るために脳と血管の間に血管脳関門(BBB)が
存在している。抗がん剤は、基本的にこのBBBを通過しないようにデザインされている。
そのため、稲垣氏は、「抗がん剤がBBBを通過して悪影響を及ぼしたというよりは、
抗がん剤の投与により体に炎症が生じ、その影響が脳に及んだのではないか」と推測している。
「風邪を引いて行動力が下がってやる気がでないのは、風邪により生じた体の免疫反応が
脳の機能に影響したため。(抗がん剤の影響も)それと同じメカニズムではないか」という。

 また、今回、様々な抗がん剤が利用されていたため、今回の結果からは、
どの抗がん剤が脳の構造変化に関与しているかは不明だ。今後の研究が必要になる。

138 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/11(月) 20:32
ラロキシフェン(エビスタ)、乳癌予防薬として承認申請。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_247.html

米Eli Lilly社は、12月7日、閉経後の骨粗鬆症薬として使われているラロキシフェンを、
浸潤性乳がんの発症予防薬としてFDAに販売承認申請を行ったと発表した。

対象は、閉経後で骨粗鬆症を有する女性、もしくは閉経後で乳がんの発症リスクが高い女性。

今回の申請は、これまでの大規模な臨床試験(参加者計3万7000人)の結果に基づいている。
承認されれば、ラロキシフェンは閉経後の女性における2大疾患である
骨粗鬆症と乳がんの両者を対象とする薬剤となる。

ただし、ラロキシフェンには、動脈に血栓を生じるリスクがあるため、
脳卒中の罹患歴がある人や心血管疾患のリスクが高い患者では、注意が必要となっている。

ラロキシフェンは選択的エストロゲン受容体調節薬(SERM)に分類され、
既に日本でも販売されている(国内の商品名は「エビスタ」)。
日本イーライリリーによると、国内において、ラロキシフェンを乳がんの発症予防薬として
開発するかどうかは、まだ未定という。

139 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/19(火) 15:32
がんワクチンが再発高リスク乳がん患者の再発を抑制
----------------------------------------------------------------------
 再発の可能性が高い乳がん患者にHER2/neuたんぱく質の一部を使ったがんワ
クチンを投与することで、再発のリスクを低減できることが臨床試験の結果明
らかになった。米WalterReedArmyMedicalCenterのPeoplesGE氏が12月14日から
17日に米国で開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウムで発表した。研究
グループはフェーズ3臨床試験を来年夏の終わりまでに開始したいとしている。
転移性乳がん患者を対象に治療効果を狙ったがんワクチンは少なくないが、再
発リスクの予防を狙ったところが今回の試験の特徴になる。

 研究グループが用いたワクチンは、乳がん患者で高発現していると予後が悪
いことが知られているHER2/neuたんぱく質の369番目から377番目までを用いた
E75ペプチドと顆粒球マクロファージ・コロニー刺激因子(GM-CSF)を皮内に
混合して投与するもの。HER2/neuたんぱく質が陽性で複数の治療を受け、疾患
は存在していないが、免疫能があり再発のリスクが高い患者を対象に投与した。
リンパ節転移陽性患者は100μg、500μg、1000μgのE75ペプチドとGM-CSF250
μgを毎月6回投与した。リンパ節転移陰性患者には500μgのE75ペプチドとGM-
CSFの量を変えた投与を行った。

 リンパ節転移陽性患者95人のうちHLA-A2抗原が陽性である患者49人にワクチ
ンを投与し、HLA-A2抗原が陰性である45人の患者は対照とした。リンパ節転移
陰性患者91人のうち、HLA-A2抗原が陽性である患者51人にワクチンを投与し、
HLA-A2抗原が陰性である40人の患者は対照とした。それぞれのワクチン投与群、
対照群を集約して評価したところ、ワクチン接種群で免疫細胞の誘導が確認さ
れ、平均で24カ月間のフォローアップを行った結果、対照群では再発率が16%
だったのに対して、ワクチン接種群では半分の8.3%となった。(横山勇生)
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_262.html

140 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/19(火) 15:34
ラパチニブを早期乳がんの術後補助療法に用いる大規模治験がスタート

 分子標的薬ラパチニブを、早期乳がんの術後補助療法に用いる初めての大規
模フェーズ3臨床試験(TEACH)が開始された。この臨床試験は、約3000人のHE
R2陽性早期乳がん患者を対象に行われ、無病生存期間の延長を主要エンドポイ
ント(臨床試験の目的)としている。

 ラパチニブは、現在、どの国でも承認されていない。ただし、乳がん治療薬
の「ハーセプチン」が阻害するHER2に加えて、予後や生存率低下への関与が考
えられている上皮細胞成長因子受容体ErbB1(EGFR)も阻害するため、ハーセ
プチン以上の効果が可能性される。

 今回の臨床試験を率いるのは、米GeneralHospitalCancerCenter。加えて、4
50以上の医療機関が参加予定となっている。臨床試験の対象は、HER2陽性早期
乳がん患者、リンパ節転移は陽性、陰性とも対象となる。患者は、何らかの抗
がん剤を用いた術後補助療法を受けた後に、今回の臨床試験に参加する。無作
為化したのち、ラパチニブ群は1日1回1500mgのラパチニブ、プラセボ群は偽薬
が投与される。投与期間は最大12カ月、もしくは乳がんが再発するまでとなっ
ている。(小板橋律子)
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_268.html

141 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/20(水) 10:19
転移性乳がんに分子標的薬TSU-68とドセタキセルの併用が有効
----------------------------------------------------------------------
 アントラサイクリン耐性転移性乳がん患者に分子標的薬TSU-68とドセタキセ
ルを投与する、わが国で行われたフェーズ2臨床試験で有望な結果が得られた
ことが明らかとなった。12月14日から17日に米国で開催されたサンアントニオ
乳がんシンポジウムで埼玉医科大学教授の佐伯俊昭氏が発表した。

 TSU-68は、大鵬薬品が開発している製剤でVEGFR-2、PDGFR、FGFRのキナーゼ
を阻害することで血管新生を抑制し、抗腫瘍効果を発揮することが期待されて
いる経口製剤。発表ではTSU-68の単剤投与と、TSU-68とドセタキセルの併用投
与の2つの試験結果が発表されたが、単剤投与では臨床的な有用性は示されな
かった。
・・・中略・・・
 その結果、部分寛解が4例で得られ奏効率は21.1%となった。安定状態が24
週以上続いた患者は4例で、臨床的な有用性が得られたと判断された割合は8例
の42.1%となった。この他は安定状態が5例、病状が進行したのが3例、評価不
能が3例だった。病状が進行するまでの平均期間は148日だった。この平均期間
は、ドセタキセル60mg/m2を13週間投与した過去の報告よりも優れたものだっ
た。
・・・略・・・
(横山勇生)
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/tsu68.html

142 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/09(火) 22:23
女性がん患者に不妊治療・聖路加国際病院

http://smartwoman.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=20070109ax054n1

聖路加国際病院は、女性がん患者が抗がん剤などの影響で不妊になっても
再び妊娠できるように、卵巣組織の一部を凍結保存しておく不妊治療を今春にも始める。

がん治療終了後に凍結組織を患者本人に戻す手法で、
卵巣がんや乳がんなど幅広く対象にするのは国内初という。

佐藤孝道・女性総合診療部長らが実施計画書を同病院の倫理委員会に提出済みで、
承認され次第、条件の合う患者を選ぶ予定。

143 名前: よっし~ 投稿日:2007/01/10(水) 14:05
聖路加にてリプロ外来としての診察は昨年からスタートしており、
すでに化学療法治療を行なった患者さんの相談にも乗って頂けます。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060707ik05.htm

私の妻(33歳で出産経験無し)も昨年9月に術後2年検診を同病院ブレスト
センターにて受診後、センター長より同外来を紹介して頂きました。
具体的な治療はまだですが、同外来を受診する価値はありそうです。

144 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/28(日) 21:07
大量療法 逆効果。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20070126ik07.htm?from=os1

乳がんの大量療法。90年代前半には多くの専門家が期待したこの治療は、
10年足らずで否定されました。

当時は、多くの専門家が期待した治療方法でしたが、結果は期待を裏切りました。

転移は、大量療法36人中26人(単純計算で72%)、
通常療法42人中27人(同じく64%)。

死亡数は、大量療法で24人(67%)、通常療法23人(55%)。
やはり、「つらい治療にメリットなし」だったのです。

でも、白血病では効果を示した治療法が、なぜ乳がんでは裏目にでたのでしょう。

大量療法が強すぎて、その副作用で亡くなったわけではありません。
副作用で亡くなった方は1人だけで、死亡原因のほとんどは、乳がんの臓器転移でした。

大量療法を受けた人の方が、転移は多かったのです。

145 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/28(日) 21:11
↑これ読んだ
この一連の記事って全否定はしないけど、すごくバイアス感じるね

146 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/01(木) 09:04
低脂肪食で乳癌再発を予防
ホルモン受容体陰性患者で劇的な効果

〔米テキサス州サンアントニオ〕
ロサンゼルス生物医学研究所(LA BioMed,カリフォルニア州トランス)
内科的腫瘍学と血液学のRowan T. Chlebowski部長は
Women's Intervention Nutrition Studyの最新の結果に基づいて,

通常の癌管理を受けている乳癌患者は食事脂肪摂取量を低下させれば
無再発生存率が向上すると第29回サンアントニオ乳癌シンポジウムで報告した。

前臨床研究と観察的研究により食事脂肪摂取量と乳癌の関係が示されているが,
今回の研究は食事介入の効果を測定する最初のランダム化前向き第III相臨床試験である。

この研究では,早期乳癌の摘出手術を受け,従来の癌管理を受けている閉経後女性
2,437例をランダムに食事介入群(975例)と対照群(1,462例)に割り付けた。

食事介入群のプログラムでは,隔週で栄養士による 1 対 1 のセッションを 8 回行い,
その後,年に 4 回の指導で食事脂肪摂取量を毎日のカロリーの20%未満に
低下させることを目標とした。
5 年間の研究結果がJournal of the National Cancer Institute(2006; 98: 1767-1776)に
発表された。
SABCSで報告された最新の分析では,39施設の参加センターがさらに 7 か月分のデータを,
10施設のセンターが 2 年間のデータを追加した。

その結果,食事介入群は対照群に比べて再発率が21%低く
〔ハザード比(HR)0.79,95%信頼区間(CI)0.62~1.0〕,
死亡率が22%低かった(HR 0.78,95%CI 0.59~1.03)。

食事介入群のうち,エストロゲン受容体陰性でプロゲステロン受容体陰性患者(147例)が
最も恩恵を受けた。これらの患者は同じホルモン受容体の状態で通常の管理を受けている
対照群(215例)に比べて,疾患の再発率が53%低く(P<0.001),
死亡率が66%低かった(P<0.003)。
 Chlebowski部長は「これは劇的な知見で,この亜群の死亡率は17%から 6 %に低下した」
と述べた。
 対照的に,ホルモン受容体陽性腫瘍の女性では有意な便益はなかったという。

全体では,カウンセリングを集中的に受けた患者は食事脂肪摂取量が 1 日57gから38g,
つまり 1 日の総カロリーの29%から19% に減少した。
フォローアップ期間では対照群よりも約 3 kg多く減量した。

 コホート全体における総生存率と無再発生存率に見られる差異は
統計学的な有意差に達しなかったものの,セッションの調整役を務めたベイラー医科大学の
Richard Elledge教授は「低脂肪食には有益な効果があると信じている」と述べた。
 その一方で,同教授は医師は患者へのアドバイスは慎重にしなければならないとも述べ,
「体重が減らないことや低脂肪食に変更しないことに罪悪感を感じさせてはいけない」
としている。

147 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/01(木) 09:13
>>145
>すごくバイアス感じるね

わかる!
単に数字を並べれば分かるところに、持論を添えるせいかも。

>死亡数は、大量療法で24人(67%)、通常療法23人(55%)。

>やはり、「つらい治療にメリットなし」だったのです。

素人から見れば、その差は「たった一人」って感想もあると思う。
でも死亡数がほとんど差がないんだったら、大量療法は絶対受けたくないと思う。


148 名前: ノエル 投稿日:2007/02/01(木) 15:52
>>146
無料のアブストラクトしか読みませんでしたが、ここまで面白く読ませていただきました。
厚生労働省が発表したH16年度国民栄養調査では、日本人女性40-50歳代(普通の労作)の食事脂肪摂取量は一日約55gほど、一日の総カロリーの25%ほどです。脂質、総エネルギー量ともに現在、厚労省の示す健康日本21の目標値ギリギリに収まっている状況です。

昨年、がん研の一つが(どこかは失念しましたが)、乳がん罹患率は脂肪の摂取量に関係がなかったとHPに掲載したので、続報が出たらまたupして下さい。ありがとうございました。


149 名前: 東の空 投稿日:2007/02/03(土) 00:51
>144

見せていただきましたが、このページの内容は根拠の出どころ(論文)をはっきり明記していないので信憑性にかけます。
(細かな情報が不明で検証のしようがありません。)
144さんはわざわざお出しになるのであれば、せめて根拠となる論文をお示しいただければ幸いです。

また、145さん、147さんがおっしゃられているとおり、
途中から後半にかけては何の根拠もない意見が加えられており、
免疫力・転移云々のくだりは、
捉えようによっては(効果の有無に関わらず)免疫療法に導いてしまいそうなまとめになってしまっています。
その考えとなる根拠は示されていません。

それでもあえて言わせていただくとすれば、
144さんのご意見は引用ページにも記載してあるとおり、
既に5年くらい前になされていた考え方です。

でも、その後さらに研究は進んでいます。
引用されているMDアンダーソンがんセンターでは、
現在、引用された文言と全く異なる認識(スタンス)を持って、
さらなる一歩を踏み出しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=16565737&query_hl=1&itool=pubmed_docsum

また、末梢血幹細胞併用の大量化学寮法の最近の(最新の)認識は、
「最近、どうやら効果が期待できそうな報告が徐々になされてきているようですね。」
というものです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Search&db=PubMed&term=Comparison+of+rapidly+cycled+tandem+high-dose+chemotherapy+plus+peripheral-blood+stem-cell+support+versus+dose-dense+conventional+chemotherapy+for+adjuvant+treatment+of+high-risk+breast+cancer&dispmax=20&relpubdate=No+Limit

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=16633363&query_hl=5&itool=pubmed_docsum

(他にもありますが・・・)


144さんがお示しのページに、

「白血病では効果を示した治療法が、なぜ乳がんでは裏目にでたのでしょう。」

というくだりがありますが、
これも若干認識不足と思われ、
悪性リンパ腫で効果が見られていますが、
これも大規模臨床試験を開始した当時数年間の解析では有意差は認められませんでした。
それで、「悪性リンパ腫に造血幹細胞移植併用の大量化学寮法は効果がない。」
と、長らく考えられていました。
しかし、観察期間の中央値が10年を越えて、
ずっと放って置かれたデータを再度検証し直したところ、
有意差が確認され現在では標準的な治療になった、
という経緯があります。

現在、乳癌では対象や投与方法の工夫などさらに続けられており、
徐々にこれまでと異なった報告がなされています。

ただし、おそらく日本では今すぐ再導入という事にはならず、
さらなる報告が待たれるとは思います。

150 名前: 乳がん研究者 投稿日:2007/02/07(水) 00:25
ハーセプチンとアバスチンの国際臨床試験、来年に日本も
 来年には、日本も本格的に抗がん剤のグローバル試験に参加することになった。進行胃がんにハーセプチン、大腸がんの補助療法と進行胃がんにアバスチンの試験が計画されている。国立がんセンター東病院消化器内科の大津敦氏が、日本癌治療学会で話されたようです。
しかし、胃ガンよりも乳がんに大変良いとされているのに入っていません。また、大腸ガンは、2007年の4月頃にアバスチンが承認されるのに何故に臨床試験が必要なのでしょうか。


151 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/07(水) 10:16
>150
保険制度の問題です。
日本では、承認薬であっても保険適応される対象が細かく定められており、それ以外は保険適応外となります。
(がんの種類が異なれば適応外なだけでなく、再発には適応であっても術後補助には不適応だったりします。)
この適応を広げるためには、薬の承認と同様、データー(治験)が必要となります。

ところで、「乳がん研究者」ならば、このようなことは常識だと思うのですが。

152 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/07(水) 10:42
>>151 
大きな病院になればなるほど、各専門で分かれています。
大病院の主治医に「治療費幾らですか?」
「高額医療制度は~」と尋ねても、判らないものです。

あまり煽らないように。最後の1文は良くないですよ

153 名前: 真の乳がん研究家 投稿日:2007/02/07(水) 10:47
>胃ガンよりも乳がんに大変良いとされているのに入っていません。
乳癌では有用性の検討が既になされている(進行・再発症例、補助療法とも)からです。

>大腸ガンは、2007年の4月頃にアバスチンが承認されるのに何故に臨床試験が必要なのでしょうか。
4月の承認(これも確定じゃないけど)では進行・再発症例での適応になるでしょうな。補助療法としての承認には別の臨床試験の結果が必要です。

154 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/11(日) 06:34
FDA、アジェンディアの乳がん再発予測テストを認可

http://www.usfl.com/Daily/News/07/02/0208_015.asp?id=52410

乳がんの再発リスクを予測するアジェンディア(オランダ)の
遺伝子テスト「マンマプリント」が、このほど食品医薬品局(FDA)に認可された。
この種の複雑な遺伝子テストが正式に認可されたのはこれが初めて。

米国では、初期乳がんと診断される女性は毎年約10万人に上り、
多くはがんを摘出した後に再発率を抑えるための化学療法を受けている。

しかし、研究ではほとんどの女性が化学療法を受けなくても再発しない
という結果が出ており、マンマプリントは患者や医師が副作用のある化学療法を
行うべきかどうかを判断する際の参考となると期待されている。

155 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/03/24(土) 02:51
製薬企業スポンサーの臨床試験では『効果あり』の結論が多い傾向

http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_372.html

製薬企業の資金協力がある乳がんの臨床試験では、
『効果あり』の結論が多い傾向があることが明らかになった。

米North Carolina大学と米Dana Farber cancer Instituteの研究により、明らかになったもの。Cacner誌のオンライン版に2月26日に発表された。

米国では、1992年以降、製薬企業が出資する臨床試験の予算総額が、
公的な予算総額を上回っており、臨床開発の主体が製薬企業に移行している。

今回の研究は、乳がんに関する臨床試験に対象を限定して、
資金元と研究結果の関連について調査した初めてのものだ。

2003年、1998年、1993年に著名な10の学会誌に発表された乳がんに関する臨床試験を対象に、
資金協力元の属性と、結果(『効果あり』の割合)を調査した。
調査対象となった論文数は140本であった。

その結果、2003年に発表された論文では、
製薬企業が関連した論文の場合、『効果あり』の結論の割合は84%であり、
製薬企業の関連が無い論文の『効果あり』の割合54%に比べて高くなっていた。

その理由として研究グループは、製薬企業がスポンサーの場合、
臨床試験の計画内容、重点の置き方が異なっているためと分析している。

著者のJeffrey Peppercorn氏は、「製薬企業がスポンサーとなることで優れた治療法の開発が
進展している。乳がんの分野も例外ではない。我々は、今回の論文で製薬企業が
スポンサーとなって進める臨床試験そのものに問題があると言いたい訳ではない」と語っている。
ただし、民間企業がスポンサーの臨床試験が増え続けると、上市を目指した開発に関連した以外の
研究、例えば、最適な投薬期間の検証などが疎かになる可能性があると指摘している

156 名前: 東の空 投稿日:2007/03/27(火) 10:31
タキソールが衛生面の安全性に問題有りという事で急遽輸出停止になりました。
いつ再輸出が認められるのかわかりません。

したがって、日本全国にある在庫のみでタキソールは当面日本からなくなってしまいます。

ただし、タキソールのジェネリックはありますので、
全く治療継続不可能ではないので大丈夫かと思われます。

今後、復帰の目処等新しい情報があればアナウンスするかもしれません。

(がんSNSがメンテ停止中のようですのでこちらに書きます。)

157 名前: とーりすがり 投稿日:2007/03/27(火) 16:14
>>156
すでにジェネリックは品薄になってきているよ。
治療によってはタキソテールや他剤での治療を考えなくちゃいけないかもしれないね。

158 名前: 東の空 投稿日:2007/03/30(金) 02:33
本日よりタキソールが再出荷されることになりました。
とーりすがりさんがおっしゃられたように一昨日まで、
ジェネリックのパクリタキセルの出荷統制もすさまじいものがありましたが、
どうやら収束しそうです。

ただし、タキソールの安全性が再確立したわけではなく、
患者優先のため、一切の責任はブリストルが持つということで再出荷を認める
という玉虫色的な裁定が急遽くだされたようです。
タキソールが奏効されている方には切実な問題でしたので、
とりあえずは安心されて良いのではないかと思います。

今後の皆様の治療が順調に行かれますよう陰ながら応援しています。

159 名前: とーりすがり 投稿日:2007/04/02(月) 13:06
>>158
そんな甘い事態じゃなさそうだよ。
聞いた範囲じゃBMのMRは行く先によって言い方を変えてるみたいだ。会社からの正式なレターだって渡す相手を限定しているようだしね。正式なプレス発表があるまで軽々な発言はしないほうがいいと思うな。

160 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/11(水) 20:37
第4回 オンコロジーメディアセミナー開催 -テーマ「乳がん治療」-
http://www.taiho.co.jp/corporation/news/20070410.html

大鵬薬品工業株式会社では「第4回 オンコロジーメディアセミナー」を
NPO法人がん医療研修機構(理事長:塚越 茂)との共催にて開催致します。
本セミナーは、医療情報の窓口となるメディアの皆様を対象として企画しています。

昨年より開催していますオンコロジーメディアセミナーの第4回目となります。
がんの医療情報を広く正しく知って頂くため、日本医学ジャーナリスト協会の協力を得まして、
4月26日に大手町経団連会館にて開催致します。

本セミナーにおきましては、がんの専門医の先生方にそれぞれのご専門の分野から
メディアの皆様に向けてがんの検診、診断、外科手術、化学療法、放射線治療、
緩和医療などのあらゆるがん医療について、ご講演頂きます。

今回のテーマは 「乳がん治療」です。

※NPO法人がん医療研修機構:主にがん医療に携わる医師、看護師、薬剤師など全ての
共働者によるチーム医療を推進する活動をしています。


当セミナーに関するお問い合わせ先

オンコロジーメディアセミナー事務局 (株)協和企画内
〒105-0004 東京都港区新橋2-20
TEL 03-3571-3113 FAX 03-3571-3314


第4回オンコロジーメディアセミナー
テーマ 「乳がん治療」
日時: 平成19年4月26日  17:20~
会場: 経団連会館10階(ルビールーム)
共催: NPO法人がん医療研修機構 大鵬薬品工業株式会社
後援: 日本癌学会 日本癌治療学会 日本臨床腫瘍学会
協力: 日本医学ジャーナリスト協会

司 会  大野善三氏(日本医学ジャーナリスト協会会長)

開会にあたって
NPO法人がん医療研修機構理事長      塚越 茂 先生
講演1 乳がんの診断と治療
国立がんセンター東病院    向井 博文 先生
講演2 乳がん治療を取りまく社会的背景 
帝京大学医学部付属病院外科      池田 正 先生
講演3 がん難民救済の方策 
癌研有明病院院長   武藤 徹一郎 先生


このリリースに関してのお問い合わせ先

大鵬薬品工業株式会社広報室
TEL:03-3293-2121(直通)

161 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/24(火) 05:04
トリプルネガティブ乳癌の治療にはシスプラチンが適している

新たな研究の結果から、2つの細胞表面受容体・エストロゲンとプロゲステロン受容体を
発現しておらず、HER2の発現上昇も認められないトリプルネガティブ乳癌の治療には
化学療法剤・シスプラチンが適していると示唆されました。

Massachusetts General Hospital Cancer Centerの研究者等が
トリプルネガティブ乳癌のサンプルを調べたところ、
2つのタンパク質・delta-Np63とTAp73の発現亢進が認められました。

実験の結果、Delta-Np63はTAp73と結合し、TAp73が癌細胞を殺すのを阻害すると分かりました。

さらに研究を進めたところ、シスプラチンはdelta-Np63の束縛からTAp73を開放し、
細胞死をもたらすと分かりました。
一般的に使われる他の化学療法剤ではこのような作用は認められませんでした。

以上から、乳癌細胞でのdelta-Np63とTAp73の発現が亢進しているトリプルネガティブ乳癌には
シスプラチンによる早期治療が有効と示唆されました。

162 名前: あいりん 投稿日:2007/04/24(火) 20:20
>>161
ありがとうございます。
そのタイプなので嬉しい情報で注目しました。

ひとつ「トリプルネガティブ」について確認させてください。

>2つの細胞表面受容体・エストロゲンとプロゲステロン受容体を発現しておらず
というのはマイナス要素だと思うのですが

>HER2の発現上昇も認められない
のは乳癌の予後には良いのですよね?

有利不利ではなく、発現していないという意味での「ネガティブ」でいいでしょうか。


163 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/24(火) 21:22
Er(5%未満境界値) Pgr(-) Her2(1+)の私はトリプルネガティブと言えるんでしょうか?



164 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/07(月) 01:02
Medical Tribune [2007年4月26日 (VOL.40 NO.17) p.01]

高濃度のビタミンD結腸直腸癌と乳癌の防に可能性

米海軍保健研究センター(NHRC)のEdward Gorham博士らは,2 件のメタアナリシスを
実施した結果,食事からの摂取と日光浴による高濃度のビタミンDから,
結腸直腸癌と乳癌に対する予防作用が得られる可能性があると
American Journal of Preventive Medicine(2007; 32: 210-216)と
Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biology(2007; 103: 708-711)
に発表した。

★癌リスクが50%低い
  1 件目のメタアナリシスは,健康なボランティアから採取した血清を検査し,
2 ~25年間フォローアップした研究 5 件を分析している。
被験者の535例が結腸直腸癌で,913例が対照群であった。

 筆頭研究者でNHRCの疫学者であるGorham博士は「血清中の25-ヒドロキシビタミンD
〔25(OH)D〕濃度が33ng/mL以上の者は,12ng/mL以下の者と比べて
結腸直腸癌リスクが50%低いことがわかった」と説明。

「血清濃度を33ng/mLに高めるためには,毎日ビタミンDを食事から1,000~2,000国際単位
(IU)摂取しなければならない。この摂取量は結腸直腸癌に対する予防効果はあるが,
過剰摂取による付加的リスクはないだろう」と述べている。
 米国医学研究所(IOM)はビタミンDの副作用非発現量を 1 日2,000IUと
規定しているため,同博士は「この推奨は大多数の人にとり安全なはずである」と
考えている。また,「日焼け止めを塗布せずに太陽光を15~20分間浴びると,
日焼けまたは皮膚癌リスクを最小に抑えながら,1 万IUのビタミンDを体内で
合成することができる」と述べている。

★関連性は確定的ではない
 この結果は非常に明快であるようだが,反対意見もある。
エモリー大学(ジョージア州アトランタ)Rollins公衆衛生学部・予防研究センターの
Karen Glanz所長は「このメタアナリシスの結果に基づいて,ビタミンDの摂取量を
増やすよう推奨するのは早計である。なぜならば,この研究はビタミンD濃度が
増加すると結腸直腸癌リスクが低下することを示しているが,確定的な関連性を
示していないからである」と指摘。

ただし「サプリメントでビタミンDを余分に摂取しても,大きな有害性はないだろう」
と付け加えている。

★ビタミンDと癌予防に関する2 件目のメタアナリシスでは,Gorham博士と
カリフォルニア大学サンディエゴ校などの研究施設の研究者らが,
Nurses' Health StudyとSt. George's Hospital Studyのデータを用いて,
ビタミンD濃度が最高値の者は乳癌リスクが最低であることを明らかにした。

 共同研究者で同大学のCedric Garland博士は「この知見は非常に明確である。
25(OH)D濃度が最低のグループは乳癌の発生率が最高であったが,
25(OH)Dの血中濃度が増加するにつれて乳癌の発生率が低下した」と述べている。

 この研究では,被験者1,760例を25(OH)D濃度により最低濃度群(13ng/mL未満)から
最高濃度群(約52ng/mL)まで 5 群に分類した。
その結果,血清ビタミンD濃度が低下するにつれて,乳癌リスクが増加することが
わかった。

 同博士は「50%のリスク減少をもたらす血清濃度を維持するためには,
毎日ビタミンD3を2,000IU摂取することに加え,
天気がよければ 1 日10~15分間日光浴をするとよいだろう」としている。

165 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/07(月) 21:09
 ビタミンDは食品では、サケ、ウナギ、サンマ、カツオ、マグロ、
 サバ、アジ、イワシなどに多く含まれているそうですが
 青い背の魚に含まれるDHAやEPAなどの魚の脂の摂取が乳癌を
 予防するという研究結果が以前に海外で報告されていますので、
 これはその調査結果を裏づける新しい研究結果のように思われます。
 過去の調査研究では、アジアの女性は欧米の女性に較べて、
 乳癌の発症率が低いので、その原因を食物に探り、
 アジアの女性は欧米の女性に較べて、魚の脂を大量に摂取していることを
 発見し、大量の魚の脂が含まれた料理を食べさせた
 アメリカの乳癌患者とそうでない患者とで比較し、前者の方が
 乳腺組織の状態も改善され、予後が良かったそうです。
 ビタミンDの摂取によって、乳癌を予防することを(=乳癌に
 かかった人も、再発予防や、あるいはたとえ再発しても、
 その抑制を)期待できるのですね。ビタミンDはカルシウムが骨を形成する際に、
 必要不可欠な栄養素で、カルシウムを単独で摂取しても、
 吸収されにくいが、ビタミンDと一緒に摂取すると、
 吸収されやすいそうなので、 乳癌になった人の骨転移の予防や、その改善(骨芽細胞の生成に
 よる新しい骨の再生)などにも多少は効果があるそうです…。
 

166 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/08(火) 04:51
ゾラデックスやリュープリンを使用している閉経前乳癌患者さんや、
アロマターゼインヒビターを服用している閉経後乳癌患者さんの、
骨粗鬆症予防にも、カルシウムとビタミンDはいいんじゃないでしょうか?

運動が良いことも知られています。
毎日数十分、うち15分は日光浴をしながらのウォーキングでしょうか?

167 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/11(金) 21:45
乳がん情報の携帯サイト開設

 医療・医薬専門の広告代理店の電通サドラー・アンド・ヘネシーは、
乳がんの情報を提供する携帯電話用サイトを開設した。

乳がん専門の医療機関や検診、治療に関する情報を掲載し、
患者に病気への理解と通院を促す。
現在はNTTドコモの携帯向けだが、6月までに他のキャリア向けも始める。

 治療薬、治療方法の検索や医療機関の情報、体験談で構成している。
向井博文国立がんセンター東病院化学療法科医長が監修した。

http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007051007435h1

168 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/17(木) 22:11
>>36 の続報でしょうか?

5月17日(木曜日)
<リアタが乳がんを対象にした動物試験の結果を発表>
リアタ・ファーマシューティカルズReata Pharmaceuticals(米テキサス州)が、マウスを用いた試験で、
難治性の乳がんに対するRTA 402の効果を確認できたという。
RTA 402はNF-κBとSTAT3に阻害作用を及ぼす物質で、第2相試験段階にある。

http://www.reatapharma.com/news_details.asp?IDnews=31

続報は忘れた頃にやってくる。

169 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/04(月) 15:43
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_6492_87558_7

ASCO速報。術後治療におけるハーセプチンのメタ解析

術後治療におけるトラスツズマブの有用性を示した5つの臨床試験を対象とした
メタ解析で、心毒性および脳転移のリスクは高いことが確認された。

患者数11187名のメタ解析の結果、
無病生存(DFS)におけるトラスツズマブの相対リスクは0.63、全生存は0.65で、
どちらも統計的に有意に高く(どちらもp<0.0001)、の有用性は確認された。

一方、グレード3~4の慢性心不全における相対リスクは5.77(p<0.0001)、
L-FEVでは1.85(p<0.0001)と心毒性が強いことも分かった。
ただし絶対差(AD)は、それぞれ1.43%、5.95%だった。
また脳転移の相対リスクも1.57 (p=0.012)だったが、
絶対差は0.62%と多くはなかった。

このため「トラスツズマブにはネガティブな作用があるものの、
その有用性とのバランスをはからなくてはいけない」と結論付けている。

170 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/04(月) 19:13
─────────────────────────
『乳房再建のいろいろ』テーマに勉強会
─────────────────────────
■開催日時:8月12日(日)14時~16時30分(開場13時30分)
■会  場:立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟4階セミナーホール(小田急線参宮橋駅約7分、地下鉄代々木公園駅下車約10分)
■テーマ:『乳房再建のいろいろ~医師&体験者に聞いてみませんか~』
■講 師:岩平佳子(ブレストサージャリークリニック)武石明精(東京慈恵会医科大学形成外科准教授)
■定 員:200人(先着申し込み順)
■参加費:1人 500円(当日受付で)
■申し込み方法:ホームページまたは電話
 ◇ホームページ:http://www.vol-net.jp/
 ◇電話:070-5080-6516


癌掲示板では再建は話題に上りませんね。
債券情報を必要となさってる方は多いと思うんですけど。

171 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/06(水) 22:27
【ASCO】タモキシフェン治療中にほてりを経験した女性は乳癌が再発しにくい

タモキシフェン治療中にホットフラッシュを経験した乳癌女性は
タモキシフェン治療中にほてりを経験しなかった乳癌女性に比べて
乳癌を再発しにくいことが確認されました。

試験の結果、タモキシフェン治療中にほてりがあったことを報告した女性での
乳癌再発率は12.9%でした。一方、タモキシフェン治療中にほてりが起きなかった
女性における乳癌再発率は21%でした。

また、ほてりは、年齢、ホルモン受容体の状態、診断時の乳癌の進行度よりも
優れた予後予測因子となっていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癌は高体温に弱い、って本当だったんだ~。
年齢や進行度よりも確実な予後因子というのはスゴイ。

172 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/12(火) 00:24
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=205&Itemid=30

マウスで乳がんワクチンの効果を確認

まだ動物実験の段階ではあるが、腫瘍細胞に対する強力な免疫応答を誘導し、
乳がんの進行を抑制するワクチンが、米国の研究者によって開発された。

研究者らは、合成のペプチド(2つ以上のアミノ酸からなる化合物)ワクチンを、
乳がん遺伝子HER-2/neuを持ち、すでに早期の乳がんを発症している
メスのマウスに投与した。
その結果、すべてのマウスにおいて乳がんの発育が遅くなるか、
止まる効果が認められた。

研究者らは、トル(Toll)様受容体刺激物質という、
細菌の侵入時と同様な免疫反応を誘発する物質をワクチンと同時に投与して、
抗腫瘍T細胞というリンパ球の働きを刺激し、乳がん細胞の増殖を防いだ。

つまり、このワクチンで、細菌感染時に起こる反応を真似させることによって、
HER-2/neuという乳がん遺伝子を非常に危険なものと認識するよう訓練し、
このがん遺伝子マーカーを細胞表面にもつがん細胞すべてを
危険な異物と捉えて除去させるという、
特定の免疫反応を強化するという仕組みである。

今回の乳がんワクチンは、自然に体に備わっている免疫力を高めて、
正常細胞をいためずにがん細胞の消滅を目的とするもので、
これまでに前立腺がんなどのがんに対して研究されてきているが、
がんワクチンの治療効果が確立されたものはまだない。
今回の試みにより、がん治療ワクチン実用化への道が少し近づいたといえる。

173 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/19(火) 02:26
またビタミンDですが、ソースが違います。

http://www.yakuji.co.jp/entry3460.html

ビタミンDの摂取量を高める事により、乳癌を始めとする癌リスクが劇的に軽減。
米Creightonクレイトン大学のKoan Lappe氏らは、研究開始前10年間に癌に
罹患していない閉経後の女性1,179人を対象に、
カルシウム(サプリメント)1日1,400~1,500mg摂取群、
カルシウム+ビタミンD 1日1,100IU(国際単位)併用摂取群、プ
ラセボ摂取群の3群に割り付け、4年間追跡調査を行った。

カルシウム+ビタミンD 併用群はプラセボ群に比べ癌の発症リスクが60%低く、
カルシウム単独群では47%低かった。

研究開始時に未診断の癌患者が含まれていたことを考慮して初年のデータを削除し
3年間での結果をみると、
併用群の罹患リスクはプラセボ群に比べ77%低くなり、
カルシウム単独群では変化はなかった。
試験期間中に50人が皮膚以外の癌に罹患、乳癌が最も多く、
肺癌や大腸癌もみられた。

他の研究でも、高用量ビタミンDとカルシウムの併用により
閉経前女性の3分の1で乳癌リスクが低減することが示されている。
Lappe氏らは、ビタミンDの高用量摂取が1型糖尿病や高血圧症などと同様に、
多くの種類の癌リスクを軽減することが明らかにされていることから、
現状のビタミンDの1日推奨摂取量(51-70歳成人では400IU)を改め、
閉経後女性では1日1,100IUまで高めることを進言している。

これに対し、米国癌協会スポークスマンのMarji McCullough氏は
「研究結果は興味深いが、被験者数が少なく、確実な結論を下す前に
再現性の確認が必要であり、癌リスクの軽減目的でビタミン摂取を勧めるには
時期尚早」と述べている。
研究報告は、米医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」
6月号に掲載された。

174 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/21(木) 00:17
転移性乳癌、新規治療薬の実用化と共に生存率向上
東北大学病院-玉城健太郎氏ら、乳癌学会で発表。

1976年代-A期。1980年代-B期。1990年代-C期。2000年代-D期。に分類し、
進行乳癌に対する集学的治療の変遷とその効果及び生存率の検討。

      3年生存率 5年生存率
A期 6例  16.7%     0%
B期 22例  54.5%   18.1%
C期 31例  55.4%   29.1%
D期 24例  58.6%   51.2%

新規抗癌剤、分子標的治療、アロマターゼ阻害剤の導入に伴い、
生存期間及び生存率の改善を認めた。
更に、転移臓器別の治療戦略とその効果についても検討し、
放射線治療やビス製剤などを含めた集学的治療の効果についても報告する。

175 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/22(金) 18:31
乳がんを化学的に予防 ラロキシフェン

名古屋大大幸医療センターは、
閉経後で身内が乳がんになったなど発症リスクが高い人を対象に、
米国で予防効果が示されている「塩酸ラロキシフェン」を処方する自由診療を、
二十二日から始める。

ラロキシフェンは米国の研究では、乳がん予防の効果が認められている。
何も服用しない人に比べ、乳がんの発症率が約50%少なかった。

国内では「ラロキシフェン」の予防効果はまだ実証されておらず、
がんを予防するために薬を用いる化学予防も一般的ではない中、
大学病院のこうした取り組みは、きわめて珍しい。

対象は、所定の条件を満たす女性。一カ月の負担は薬代約五千五百円と受診料で、
希望者には最長で五年間処方する。

問い合わせは大幸医療センター自由診療内科=電052・719・1858
http://www.chunichi.co.jp/article/living/health/CK2007062202026147.html


予防薬としての効果はタモキシフェンと同程度ですね。
タモキシフェンと違って、子宮に作用がないそうですが。

ラロキシフェンは、薬品名「エビスタ錠60mg」。
日本では骨粗鬆症治療薬としてすでに保険適応になっています。

176 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/26(火) 07:35
マンマプリント、FDA承認。(メディカルトリビューン)

米食品医薬品局(FDA)は,最初の発癌から5~10年以内に乳癌が転移再発する
可能性を予測する検査の販売を承認した。

マイクロアレイ分析を用いて既存の癌が転移するかどうかを予測するもの。
患者から外科的に摘出された乳癌サンプル中の特定遺伝子70種類の活性レベルを測定し,
アルゴリズムを用いて患者の転移リスクの程度を決定するスコアを算出する。

このテストはAgendia社(アムステルダム)が開発したMammaPrint。
オランダでは2005年から上市されている。

同社は欧州の5施設で患者302例の腫瘍サンプルと臨床データを使用し,
遠隔転移までの時間をMamma-Printが効果的に予測することを証明するデータをFDAに提出した。
この研究に参加した患者の腫瘍サイズは5 cm以下,リンパ節陰性,年齢61歳未満,
ステージ I あるいはII であった。
 FDAのAndrew C. von Eschenbach長官は「乳癌の治療を受けた女性に対して
MammaPrintが提供する情報は治療を決定する際に有用であろう」とコメントした。

177 名前: みみ 投稿日:2007/07/13(金) 18:55
スイスでタイカーブを使っています。日本では未発売、スイスでも始まったばかりですので、私が何か情報を提供できたらと思いまして。

178 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/27(月) 01:10
Dendreon社の乳癌ワクチン 安全性と良好な忍容性 第1相試験で確認

前立腺癌ワクチン・Provengeの開発メーカーとして有名なDendreon Corporation社が
開発している乳癌ワクチン・Neuvenge(Lapuleucel-T、APC8024)の
第1相試験の結果が医学誌に発表されています。

her2/neu陽性乳癌女性18人を対象にした試験の結果、Neuvengeは安全なことが示されました。

また、1人の患者において部分寛解が6ヵ月間持続しました。

NeuvengeはHER2/neuが過剰発現している細胞に対する免疫反応を刺激するようにデ
ザインされた細胞免疫療法です。
具体的には、タンパク質抗原・BA7072で活性化した患者自身の末梢血単核細胞から
Neuvengeが作られます。
BA7072はHER-2の細胞外と細胞内領域を顆粒球マクロファージコロニー刺激因子と
連結させた抗原タンパク質です。

179 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/03(月) 17:14
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320070903018cbad.html

乳がん再発や薬剤感受性の診断技術確立へ臨床試験

【神戸、シスメックスは07年度中に国内で、
乳がんでの再発の可能性や薬の効きやすさを診断する技術の臨床試験に乗り出す。

自社技術を用いてすでに約100症例の臨床研究を終えており、
高い有効性が得られたという。
欧米でも08年度中に臨床試験を始める計画。国内外で2010年度の事業化を目指す。

がん細胞は細胞周期の異常によって増殖する。
シスメックスは独自に開発した「細胞周期プロファイリング技術」で、
細胞周期にかかわるたんぱく質「サイクリン依存性キナーゼ」の活性や発現量を測定。
再発の可能性などを診断する。

早期がんの場合でも再発率は10―20%程度あり、死亡に至るケースもある。
再発が予測できれば、早期に治療法の検討が可能となる。
再発を予測する既存の体外診断技術は測定項目数が20項目以上と多い。
新技術は5項目と少ないほか、測定時間が3時間程度と短時間で済む。】

確立すれば、無駄な術後補助療法が減り、必要な人にキッチリ行える
(初期だからという油断がなくなる)ようになるでしょうか?

無駄な術後補助療法が減るということは、医療費の削減のみならず
治療による二次発癌も減ることになり、死亡率の減少に寄与するのでは?

180 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/11(火) 01:35
筋骨格筋系副作用で13%の患者がアロマターゼ阻害剤の服用を中止

多施設共同研究によって、乳がんの術後補助療法に用いられるアロマターゼ阻害剤を
服用している患者のうち筋骨格系の副作用で13%もの患者が服用を中止していたことが
明らかになった。また筋骨格系の副作用が42%の比率でみられたという。

は9月7日から8日に米国サンフランシスコで米国臨床腫瘍学会などが開催した
乳がんシンポジウムで発表された。

今回発表された研究は、米国立衛生研究所(NIH)の資金で実施された
Consortium on Breast Cancer Pharmacogenomics(COBRA)の一部として行われたもので
100人の患者が登録された。

登録された患者は乳がんの初期治療の後、再発を抑えることを目的として
アロマターゼ阻害剤の投与が始められた早期(1期から3期)の
エストロゲン受容体陽性乳がんの人たちだった。
約半分の患者が同じ目的でタモキシフェンの服用経験があった。
また、服用している薬剤はエキセメスタンとレトロゾールだったが、
今回の試験では両剤間における副作用発現率の比較は行われていない。

研究では日々の活動における痛みや困難さを尋ねる質問表を用いて行われ、42%の患者が、
筋骨格系の副作用を訴えた。
より詳細なデータが得られた38人についての解析の結果、多くみられた副作用は腱板炎(8人)、
手根管症候群(9人)、骨関節炎(12人)だった。
研究への参加を中止した患者のうち、13人が筋骨格系の副作用によるものだった。

他の研究で、筋骨格系の疼痛はアロマターゼ阻害剤を服用した患者の約3分の1に発現しており、
タモキシフェンを服用した患者よりもわずかに発生率が高いということが報告されているが、
筋骨格系の副作用をここまで詳細には解析していないという。

筋骨格筋系の副作用を引き起こす作用機序は分かっていない。
以前の報告で症状は炎症によって起こることが示唆されていたが、
臨床評価と実験室レベルの研究から、副作用は炎症や自己免疫的なものによるものではない
ことが示唆されているという。
ほとんどの患者は、アスピリンやイブプロフェンのような抗炎症鎮痛剤を服用するが、
効き目があるのはわずかな人だけだという。

181 名前: ムーミン 投稿日:2007/09/15(土) 19:02
腫瘍マーカーについて、ご教示お願いします。

炎症性乳がんで、FECを3回終えた先日「臨床検査報告書」をいだきました。
その中で、CEAは2.0だったのですが、CA15-3は656.9でした。
CA15-3欄外には、<28U/ml とあるので、大変高い数値のように見受けてしまいました。
医師による掲示板で質問させていただいたところ、「抗がん剤の効き具合の指標になりますね」との見解をいただきました。
それは理解した上で、実際656.9という数値は、どのように受け止めたらいいのでしょうか。

そもそも腫瘍マーカーの意味はわかったのですが、数値の高い低いの意味がよくわかりません。
がんの進行度や転移なども、これでわかるのでしょうか。
以上、よろしくお願いします。

182 名前: ムーミン 投稿日:2007/09/15(土) 20:10
スレッドを間違えました。
削除をお願いします。
(「炎症性乳がん」にいきます)

183 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/17(月) 03:05
ラロキシフェンの乳癌予防の効能、追加・FDAが承認

Eli Lilly社は、侵襲性乳癌のリスクが高い閉経後女性の乳癌の予防という効能を
エビスタ(EVISTA;raloxifene HCl、ラロキシフェン)に追加することが
アメリカFDAに承認されたと発表しました。

しかしながら、EVISTAのレーベルには致死性の脳卒中を含む副作用に関する
強力な警告が記載される予定です。

ドイツ銀行のアナリスト・Barbara Ryan氏は、
2007年のエビスタの売り上げは前年に比べて横ばいだが、
今回の承認により売り上げは10-20%上昇すると見込んでいます。

184 名前: 現在凹み中 投稿日:2007/09/21(金) 15:18
情報、いろいろありがとうございます。

ちょっと気になった記事が。>>180
私も現在術後補助療法としてアリミデックスを飲んでおり
(卵巣腫瘍で子宮&卵巣を取ってます)関節痛に悩まされてます。
リウマチを疑い検査もしましたがすべて陰性のため
この関節痛はたぶんアリミデックスに因るものだと。
主治医に相談して薬を出してもらおうかと思っているのですが
>>175のラロキシフェン=エビスタ錠も主治医が提示してくれた薬のひとつでした。
予防(私たちの場合は再発予防?)にもなり、骨の痛みも少なくなれば
それこそ一石二鳥。掲載していただいた相談窓口に一度相談してみようかな。
何かわかりましたらまたご報告させていただきますね。

185 名前: 現在凹み中 投稿日:2007/09/21(金) 15:30
いきなり連投すみません

今リンク見てきたんですが・・・
最初の診療の対象となる人の「1.」ですでにoutでした(苦笑)

>骨粗鬆症治療薬としてすでに保険適応になっています

たぶん検査値が正常であれば出してもらえない薬なのでしょうけど
アリミデックス服用・骨痛組としてなら出してもらえますよね。相談してみます。

186 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/21(金) 22:18
>>184
アロマターゼ阻害剤とタモキシフェンを併用する臨床試験では、
アロマターゼonly、タモキシフェンonly、両薬併用、の三群を比較すると
両薬併用群が一番成績が悪かった、という結果をどこかで見かけましたよ。
この「乳癌」カテゴリのどこかだったと思います。

ご相談なさる時は、その点についてもお尋ねになってみてくださいね。
また、ご相談の結果など書き込んでいただけると皆さんの参考になりますので
どうか宜しくお願いします。

187 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/03(水) 04:43
今、NHK総合を見ていて、(4:30News)肝臓がんやすい臓がん荷ですが、停滞や消滅させる道ができたとのこと。なんだか聞いただけで胸が一杯になりました。
皆さん、、希望を持ちましょう!!!東大ガンバ!!!


188 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/03(水) 05:35
>>187 がんワクチン 効果は6割だそうです。


189 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/14(日) 01:19
ホルモンレセプター陽性で、Her2陰性だと、パクリタキセルは無意味?
http://www.rda.co.jp/topics/topics3125.html

HER2 陽性の腫瘍の乳がんは、治療にタキソールを加えることで、大きな利益を得ます。
乳がんの再発が 41 パーセント低下することがわかりました。

しかし、別の特定のタイプの腫瘍の乳がんの女性は、抗がん剤のタキソールの治療から
少しの追加の利益も得ませんでした。

最長 12 年までの観察で、エストロゲン受容体が陽性か陰性かにかかわらず、
HER2 陽性の腫瘍の女性は、パクリタキセルから明確な利益を得たことがわかりました。

およそ 10 年の追跡調査では、HER2 陽性の腫瘍の乳がんの治療に、パ
クリタキセルを追加で加えると、再発リスクは 41 パーセント減少しました。

一方、 HER2 陰性の腫瘍でエストロゲン受容体陽性の腫瘍の乳がん患者は、
パクリタキセルから、まったく利益を得ないことがわかりました。

◎研究者は、医師が患者と治療法について議論する際に、
この研究結果を認識しているべきであると述べています。

◎しかし、この結果だけに基づいて化学療法を断って欲しくないと注意しています。
研究結果は、他の研究で確認される必要であると述べています。

>>188
少ない副作用で、6割の効果とは凄いですね。

190 名前: スレ主@私感 投稿日:2007/10/14(日) 01:57
>>188-189
申し訳ないけど、この頃このスレのニュースは時期尚早な情報だったり
化学療法嫌悪の傾向が強すぎると感じます。

ここのニュースを真に受け不安に思い、
他の相談室に相談するケースをよく見掛けますが、
そんなケースを見るとスレ主は本意ではなく心苦しいです。

情報選択・拾取は特に病気初心者には難しいと思いますが、
あまり“情報”と言うだけに踊らされないでほしいと願っています。

191 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/05(月) 08:04
再掲。新しい骨転移疼痛緩和放射線医薬品“メタストロン注”の情報です。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200710/504437.html
合わせてこたろう先生のブログ『緩和ケア病棟24時』11月2日の記事も御覧ください。

192 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/05(水) 00:43
「アバスチン」の乳がん治療向け使用、FDAが諮問委の勧告求める
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBXE0549.html

【FDAが3日にウェブサイトに掲載した文書によると、
アバスチンの承認を裏付けるため実施された主要試験のひとつでは、
アバスチンとパクリタキセルの併用投与群は無増悪生存期間の
中央値を5.5カ月延長した。試験に参加した患者は約700人。

 しかしFDAは、試験が全般的生存率で利点を示さなかったとし、
さらにアバスチン投与群では高血圧、血栓、心不全、腸穿孔、死亡など、
パクリタキセル単独投与群と比べて深刻な副作用が認められたと指摘した。

 試験でアバスチン投与群の平均生存期間は、
パクリタキセル単独投与群と比べ1.7カ月長かったが、
この数字は統計的に有意でなかった。

 FDAは、アバスチンをパクリタキセルに追加することで、
グレード3から5の毒性(重篤と考えられる副作用)を20.2%増加させ、
アバスチン投与群は、パクリタキセル単独投与群と比べ
死亡率が1.7%高かったと指摘した。

 しかしFDAは化学療法薬やアバスチンのような生物製剤は「かなりの毒性を
持つため、(患者の)死因がこうした毒性によるものか、腫瘍の進行か、
あるいはその両方なのかを見極めることは常に可能とは限らない」とした。

 ジェネンテックは、アバスチンが乳がん治療に利点を加えたことをデータが
示唆しており、「局所再発性あるいは転移性乳がんの化学療法を受けたことのない
乳がん女性患者の治療薬として完全な承認を受けるべきだ」とした。】

193 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/05(水) 22:07
ビスフォスフォネート服用中の患者さんの抜歯への注意
http://ubm46671.at.webry.info/200711/article_220.html

194 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 19:29
デノスマブ、骨粗鬆症・骨転移に期待できそう?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200712/505149.html
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/354/354feb/xf354-08-0821.htm

195 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/09(水) 20:52
乳癌克服後も心血管疾患に注意を〈メディカルトリビューン〉

〔ワシントン〕乳癌を克服することは喜ばしいことであるが,
喜びでいっぱいのその"ハート"が,同時に癌治療による損傷も受けている。

デューク大学医療センター外科のLee W. Jones助教授らは,開発中の新しい治療法を含め,
ほとんどの乳癌治療法は長期的な心血管疾患(CVD)リスクを増加させると,
Journal of the American College of Cardiology(JACC,2007; 50: 1435-1441)に発表。

  癌治療前の心血管疾患(CDV)リスク判定が重要
Jones助教授は「CVDリスクがどの程度加わるか正確にはわからないが,
かなり大きなリスクになると考えられる。

乳癌特定の生存率は最近上昇したが,CVDによる長期的な死亡リスクが増加すると,
乳癌の生存率も著しく減少することになるかもしれない。
短期的な癌の脅威だけでなく,長期的な心血管の健康状態にも焦点を当て,
長期の視野で考える必要がある」と述べている。

 同大学心臓病学科の主任であるPamela S. Douglas博士らは「乳癌を抱えて
生活している米国人女性は何百万人といる。彼女たちが第 2 の人生を無駄に
しないことが大切である」とコメントしている。

乳癌は米国女性にとって最も一般的な癌で,毎年新たに20万人以上が発病している。
優れた新しい治療法が開発されたことにより,1990~2000年では,乳癌の死亡率は
約24%と急激に減少している。このことは,以前よりも多くの女性が癌治療による
心血管系の影響を受けながら生活することを意味している。

乳癌と診断された多くの中高年女性は,高血圧などの年齢相応のCVDの危険因子を
既に抱えている。さらに,運動不足と肥満は乳癌と心疾患の両方に関連する。
この既存リスクは,乳癌治療により心血管系を損なう可能性を高めるだけである。

癌治療は心臓と血管にさまざまな方法で損傷を与えている。
従来の化学療法では患者の半数が心筋を気付かずに損ない,心臓のポンプ機能を低下させ,
長期的には心不全リスクを増加させる。
放射線治療は心臓と肺を傷つけ,組織を損傷させる原因となる。

遺伝的プロフィールにおいて高リスクな女性の治療に使用されるモノクローナル抗体の
トラスツズマブは,心毒性と心不全に関係する。
腫瘍内の血管の成長を抑える実験的な治療法では,異常性の血栓形成,高血圧,
心機能の低下を生じさせる可能性がある。
アロマターゼ阻害薬によるホルモン療法でさえも,長期間にエストロゲンのレベルを
低下させる懸念がある。

 癌治療中に患者が運動不足になり,体重が増加することも考慮しなければならない。
心臓の健康状態について留意するには,年齢,血圧,コレステロール値,喫煙歴,
体重を含む一般的なCVDの危険因子について治療前に測定を行うだけでよい。
結果によって,患者は処方せんまたは心疾患専門医への紹介が必要かもしれない。

  運動はいかなる治療でも効果
運動はいかなる治療プログラムにおいても重要な要素である。
癌治療中でさえ,運動は症状を改善するのに役立つ。

 Jones助教授は運動が腫瘍への血流を改善することで,癌治療薬の治療標的までの輸送が
促進されるかどうかを測定する研究も行っている。
また,運動により血圧を改善し,体重を減少させ,心臓のポンプ機能を強化するなどして
化学療法の悪影響から心臓を守ることができるか否かも研究している。

 同助教授は「もし運動が心血管系を保護しながら腫瘍のアウトカムを改善する可能性が
あるとすれば,非常に重要な発見と言える」と説明。
「もし癌専門医が運動の重要性を強調すれば,患者は耳を傾けるであろう。
乳癌に罹患した女性は強い動機を持ち,十分に情報を集め,先を見通して行動するだろう。
そして,いかに健康な生活を送るかにたいへん興味を持っている」と述べている。

196 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/17(木) 16:03
http://www.yakuji.co.jp/entry5518.html

乳癌を唾液で検出

乳癌を早期に検出できる唾液検査が、米テキサス大学ヘルスサイエンスセンターの
研究グループによって開発されたことを、BBCニュースが報じた。

今回の研究では、女性30人から採取した唾液検体を調べ、乳癌の有無によって
違いが生じる49種類の蛋白を特定。BBCニュースによると、この蛋白から、
腫瘍が悪性か良性かを判別できる可能性もあるという。

検査は簡単で、診察室や歯科医院でも短時間に癌検査ができるようになる可能性もある
と研究グループは述べている。
研究は、医学誌「Cancer Investigation」1月10日号に掲載された。

研究グループは現在、この唾液検査のプロトタイプを用いた臨床試験を計画しているほか、
子宮頸癌をはじめとするほかの癌の検出への活用も検討している。


これが 実用化されれば、「癌でしょうか?」という質問に明確な回答が?!

197 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/18(金) 18:05
高用量化学療法/自家幹細胞移植によるリンパ節陽性乳癌の補助化学療法は
生存への利点はほとんどないか皆無である
http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=229

議論の分かれるこの治療法に関する15のランダム化試験を扱った最も信頼性の高いレビュー

高用量化学療法/自家幹細胞移植はきつい治療であり、しかも賛否が分かれ、
過去には一般的な乳癌治療であったがその後あまり支持されなくなった経緯をもつ。
テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンター研究者によって行われたメタアナリシスで、
この療法がリンパ節転移陽性乳癌女性の補助療法として有益でないことが証明された。

患者のフォローアップ期間中央値は7年、試験登録された女性の年齢の中央値は45歳であった。
これらの女性のうち、ホルモン受容体陽性55%、陰性28%、不明17%であった。
高用量化学療法によって乳癌再発率が13%低下し、統計学的有意であった。
しかしながら、この有益性は生存率には反映されず、死亡率は6%であった。

年齢、試験、ホルモン感受性の有無、タモキシフェン使用の有無、転移リンパ節数に調整すると
高用量レジメンでは、無再発生存期間はわずかに約8ヶ月延長した。
しかしながら、高用量化学療法を受けた女性では生存期間に利点はなかった。

「進行乳癌の標準化学療法レジメンで用いている投与量は減退期にきており、
投与量をさらに増加することでこれ以上のベネフィットは得られないと
われわれは学びつつある。
特定のタイプの化学療法に奏効する患者集団があって、それらの患者には
ベネフィットが得られると思われる化学療法を十分に行いさえすれば、
追加治療を施す利点はない。
中程度の投与量で恩恵が得られる人々を助けることができるのであって、
それ以外の患者は検討される化学療法に感受性がない腫瘍であり、どれほど投与量を
増やしても化学療法で利益をこうむることができないのだ」と、Barry氏は語る。


これで、高用量化学療法にはひとまず結論が出た、と考えてもよいのでしょうか。
今はホルモン療法の長期化が言われてきていますが、この結論もまた時間を待たなければ
ならないのでしょう。

なお、大量療法に関しては、>>144 に逆効果であったとの記事があり、
>>149 でそれに対する医師の反論がありました。
個人的には、「無再発生存期間の延長」をどう考えるか、だと思うのですが…。

198 名前: 198 投稿日:2008/01/19(土) 19:22
抗癌剤の強度をあげても、"抵抗性をもった"がん細胞には
効かないことの証明でしょう。
タキサンを使った高用量は試されていないとかいっても、
やはりQOLを著しく損ねるだけで結果は一緒と思われます。

付け加えるなら、去年暮れのGeparQuattroを見ても分かるように
組み合わせる抗癌剤の種類をどんどん増やしても頭打ちとなっています。

やはり分子標薬との組み合わせを模索していくのが、一番有効性が
高そうです。

199 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/25(金) 13:04
太陽光を浴びることで進行乳癌リスクが半減・ウェイクフォレスト大学
http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=236

Winston-Salem, N.C.-ウェイク・フォレスト大学医学部、北カリフォルニアがんセンター、
および南カリフォルニア大学の研究チームは太陽光を浴びることで体内のビタミンDレベルが
上昇し進行乳癌のリスクを減少するかもしれないことを発見した。

American Journal of Epidemiology誌オンライン版で今週報告された研究で、
研究者らは太陽光に多く暴露した女性は、わずかに暴露した女性に比べ、
進行乳癌の発症(乳房以外の部位への転移)のリスクが2分の1であることを発見した。
これらの知見は生来皮膚が明色の女性にだけ観察された。
試験は多量の太陽光暴露の定義を通常太陽光にあたる部位である額の皮膚の暗色部により定めた。

太陽光暴露は脇の下と額の皮膚の色の相違で測定された。

研究者らは太陽光だけがビタミンDの供給源ではなく、総合ビタミン剤、脂肪の多い魚、
および強化食品である牛乳、ある種のシリアル、そして果物ジュースからも
摂取できると強調した。
太陽光は皮膚癌のリスクもあるため、女性らは日光浴で乳癌のリスクを減少することを
試みるべきではないと彼らは述べている。

200 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/25(金) 13:14
乳癌手術後の放射線治療による二次癌リスクを喫煙が高めるhttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200801/505365.html

喫煙者では、乳癌による乳房切除後に行われる放射線治療により
二次癌として肺癌を生じやすいことが明らかになった。
これは、米Columbia大学Medical CenterのElizabeth L. Kaufman氏らの研究によるもので、
成果は1月20日号のJournal of Clinical Oncology誌に掲載された。

 調査は、1965年1月~1989年12月までに米国のConnecticut tumor Registryに登録された
女性のなかから、乳癌診断後10年以上が経過した後に、肺癌を生じた患者113人と、
肺癌を生じなかった対象患者群364人を選出して行われた。
研究対象者では、禁煙歴と乳房切除後の放射線の治療歴が比較された。

 その結果、喫煙者で放射線治療を受けた場合に肺癌を生じるリスクは、
非喫煙者でかつ照射を受けていない対照群に比べて18.9倍と高いことが明らかになった。
肺癌を生じるリスクは、照射を受けた体側がより高く、
照射側に肺癌を生じるリスクは37.6倍、
非照射側に肺癌を生じるリスクは10.5倍であった。

 また、喫煙者で非照射群の肺癌リスクは、非喫煙者で照射を受けていない群に比べて
5.9倍高かったという。

 これまでの研究により、喫煙は乳癌の発症リスク因子となることが知られている。
そのため、喫煙者の場合、乳癌の診断を受けた後には速やかに禁煙することが、
再発リスクを抑えるだけでなく、治療に伴う二次癌の発症リスクも下げる
可能性があることが示されたといえそうだ。

201 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/27(日) 11:14
「来院控えて」患者に手紙…乳がん手術クリニックから
 ◆院長と移籍医師トラブル、不安の400人

 「あなたの手術を当院の手術実績から除外します」「今後の来院はできるだ
けお控え下さい」。乳がん手術で実績のある京都市内のクリニックが今月初め、
元患者約400人に突然、こんな手紙を送った。別の病院に移った医師とのト
ラブルが原因らしい。手紙では、その医師ががんを取り残した可能性まで書か
れており、受け取った人たちに不安や困惑が広がっている。

 1979年に開業し、延べ5000人以上に乳がん手術を実施。実績は全国
トップ級とされる。がん周辺だけを取り除く乳房温存手術の草分けという。

・・・ 略 ・・・
(2008年1月26日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080126p402.htm

●乳腺クリニック 児玉外科 (京都市北区・・・)
「1979年(昭和54年)に日本最初の乳腺専門クリニックとして開設されました。」
 http://kbc-hakubai.jp/

202 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/31(木) 18:50
ハーセプチンの術後補助療法が認可へ
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200801/505417.html

 乳癌治療薬トラストツズマブ(商品名は「ハーセプチン」)が、
遅くとも3月から術後補助療法として健康保険を利用して受けられることが確実となった。

203 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/12(火) 11:58
NCI臨床試験結果-前進する癌治療
http://www.cancerit.jp/NCIinfo/clinicaltrial/diary.cgi?mode=comment&no=211

アントラサイクリンはHER2陽性乳癌患者の生存を改善するものの、
HER2陰性患者の生存は改善しない。

2008年1月2日号Journal of the National Cancer Institute誌に掲載された
メタアナリシスによると、ドキソルビシンまたはエピルビシンなどの
アントラサイクリン系薬剤はHER2陽性乳癌患者の生存を延長するものの、
HER2陰性患者の生存は延長しないことがわかった。

ドキソルビシンやエピルビシンなどのアントラサイクリン系薬剤による化学療法は、
HER-2陰性ではなく、HER-2陽性の乳癌女性の生存期間を延ばすことが、
8つのランダム化臨床試験のデータを合わせたものから明らかになりました。

これらの結果は、まれに心臓に対する障害を含む重篤な副作用を起こす可能性のある
これらの薬剤を、HER-2陰性の乳癌女性が使用回避できるかもしれないことを示しています。

204 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/25(月) 21:35
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCAH5923.html
アバスチン、昨年12月のFDA諮問委員会の反対勧告に反して、
進行性乳癌で承認。

FDAは、アバスチン(一般名:ベバシズマブ)を化学療法薬パクリタキセルとの併用で、
化学療法を受けたことのない、転移性HER2陰性乳がん患者向けの第一選択薬として承認した。

アバスチンについては、FDAの諮問委員会が昨年12月、ジェネンテックが提供したデータは
アバスチンの利点がリスクを上回るという解析結果を提示するには十分でないとして、
進行性乳がんの治療薬として承認しないよう勧告することを賛成5、反対4の賛成多数で
決めており、この諮問委勧告に反しての承認決定となった。

205 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/26(火) 21:05
植物抽出物からなる癌治療薬BZL101、乳癌対象フェーズI/II試験でも好結果
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200802/505602.html

米Bionovo社は、2月20日、進行乳癌患者を対象とするフェーズI/II試験で、
シソ科の植物Scutellaria barbataの水抽出物からなるBZL101は、
高用量でも忍容性が高いことを示すデータが得られたと発表した。

 Scutellaria barbataは、全草を乾燥させたものが漢方薬の半枝蓮(ハンシレン)
として知られている。
その抽出物からなるBZL101は、進行した乳癌と膵臓癌の治療を目的として
開発されている経口薬だ。

http://www.1kampo.com/hanshiren.html

 正常細胞は、エネルギー産生に主に(85%超)クエン酸回路を用いる。
癌細胞はこれとは異なり、解糖系を経て生産されるエネルギーに依存(85%超)している。
BZL101は解糖系を阻害し、癌細胞をエネルギー不足に追い込む。
これにより癌細胞にはDNAの損傷と細胞死が起こるが、正常細胞はほとんどダメージを受けない。

↑この、癌細胞が解糖系からエネルギーを得ている、ということは、
他スレで話題になった「ジクロロ酢酸(DCA)」でもキーポイントでしたね。
ジクロロ酢酸はミトコンドリアの働きを正常化させることによって、癌細胞をアポトーシスに
追い込む、という機序だったようですが。


癌細胞を直接攻撃する抗腫瘍薬は、正常細胞も同じように攻撃することで、副作用が強く
現れる訳ですが、乳癌でのアロマターゼ阻害剤、Cox2阻害剤など、何かを阻害することで
間接的に効果を及ぼそうという薬剤は、比較的副作用も穏やかな感じですね。

206 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/17(月) 18:13
抗ErbB-2(Her2)抗体を誘導するワクチンは乳癌治療法として有望
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=25690

短縮ErbB-2抗原を発現するアデノウイルス(短縮ErbB-2抗原発現アデノウイルス)を
マウスに免疫接種することにより、ErbB-2を発現している巨大な乳癌や肺転移が
治癒しうるとわかりました。

また、ErbB-2機能が抗体によって阻害されることで
短縮ErbB-2抗原発現アデノウイルスの抗癌作用がもたらされると分かりました。

この結果をうけて、機能的な癌受容体への抗体を誘導するワクチンは
癌治療法として非常に有望と考えられました。

207 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/04(金) 23:47
ワクチンが HER-2陽性局所乳癌の再発を抑える可能性
        Cancer Consultants 2008年2月
http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=254

24ヶ月の追跡調査で、
ワクチン接種群の再発率 5.3%
摂取せず観察群の再発率 14.2%

副作用は局所的なものが主で、多くはグレード1または2であった。

研究者らは、高リスクの早期乳癌患者において、E75ワクチンは
再発を50%以上低下させる可能性があると結論づけた。

このワクチンをさらに評価するための第3相臨床試験の実施が正当化された。
研究者らはまた、免疫が時間の経過とともに減衰するため、
再発防止には定期的な追加免疫接種が必要だと強調している。

「これらは非常に有望な結果であり、ランダム化第3相臨床試験で
追認されることが期待される。」とのコメントが出ています。


ついに乳がんのワクチンが第3相に駒を進めそうです。

HER2/neuタンパク由来の抗原性ペプチドのワクチンは日本でも研究中で
大学病院で治験が行われています。

208 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/05(土) 01:21
アントラサイクリン乳癌治療は廃棄されるべき
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/371804e7c2601edb7ce814a3fdaf56b2

主にドキソルビシン(アドレアマイシン)アントラサイクリン系薬剤は、
長く乳癌治療の主流であったが、前向き、後ろ向き両データで
HER2受容体およびポイソメラーゼIIa遺伝子(Topo IIa)陽性患者にのみ有効であると、
今回サンアントニオ乳癌学会でUCLAのSlamon医師が発表した。

しかも、アントラサイクリン系術後療法は、
HER2受容体を標的にした治療を受けていない患者に対する治療であるべきであるとした。
アントラサイクリンは、生存率を5%上げるとされるが、重篤な心毒性の副作用がある。

ドキソルビシン+サイクロホスファミド治療を受けた正常な、
および欠損したTopo IIa遺伝子をもったHER2陽性女性では、生存期間中央値は18.2ヶ月、
Topo IIa過剰の女性では、38.5ヶ月であった。
ハーセプチンが治療に加えられると、この差異はなくなった。
同様の結果が他に8つの試験で認められた。

ダナファーバーのWiner氏は、まだ廃棄すべきだと言い渡すには時期尚早かもしれないと語った。
「心毒性のある同薬剤を投与しなくてよくなれば喜ばしいことだが、
私はまだこの薬が無意味だと言う心構えができていない。」
「この議論は乳癌コミュニティーに亀裂を生むものではないだろう。」
「タイミングの問題だろう。アントラサイクリン療法の使用は何年か先には
相当減少するだろうと多くの人々が考えているし、そこに向かって結論を急ぐ者もある。
『多くの後ろ向き試験と1つの前向き試験』以上の結果を待っている者たちもいる。」

209 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/05(土) 17:01
乳癌術後補助療法中には、乳癌以外の疾病にも注意を払うべき
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/asco2007/200706/503448.html

タモキシフェン5年の治療終了後にレトロゾール5年間の治療を追加した
Extended Adjuvant TherapyのMA-17試験の背景因子と死亡原因の関連を解析。

解析の結果、追跡期間内において対象5187例中256例にて死亡が確認された。
「乳癌による死亡(BC)」は39.8%(102/256例)であり、
残りの60.1%(154/256例)は、乳癌以外の死因であった。
「その他の癌による死亡(OM)」が50例、
「その他の疾患による死亡群(OC)」が100例、死因不明が4例であった。

死亡原因の違いに影響する背景因子として、
心血管疾患および骨粗鬆症の2つが同定された。
背景に心血管疾患のある患者では「その他の疾患による死亡」が多く(p=0.02)、
骨粗鬆症のある患者では「その他の癌による死亡」が多かった(p=0.03)。

これらの結果から演者らは、「乳癌患者の治療の際には、乳癌以外の疾患にも
十分注意を払い、それらの早期発見や適切な治療を行うことも、
乳癌患者の生存をより改善するためには必要であろう」と考察した。

210 名前: 投稿日:2008/04/05(土) 17:35
乳癌患者限定ってより、高齢者にはほぼ当たり前の話って気がする。。。

211 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 15:13
そういう「当たり前の話」も統計的、科学的、医学的な裏付けがないと
民間療法とか言われるのが現状。

212 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 18:35
>>209の話に>>211はズレてる
癌罹患を別にして高齢なだけで疾患リスクが高いのは火を見るより明らかでしょ?
民間療法のエビデンス無しとは別次元の話

213 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/14(月) 22:15
アブラキサン、韓国で乳がん治療薬として承認
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200804/506125.html

米Abraxis BioScience社は、アルブミン結合パクリタキセル(商品名 ABRAXANE)が、
転移性乳癌の治療薬として、韓国食品医薬品安全庁(韓国FDA)より
販売承認を得たと発表した。

「ABRAXANE」は、パクリタキセルにアルブミンを結合させたナノ粒子の注射懸濁液。
今回の承認は、フェーズIII臨床試験において、「ABRAXANE」がパクリタキセルに比べ、
奏効率は2倍で、無増悪生存期間および全生存期間の有意な延長が示されたことによる。

「ABRAXANE」はすでに34カ国で販売承認されており、
2005年に米国で、転移性乳癌における併用化学療法が無効な患者あるいは
術後化学療法で6カ月以内に再発した患者を対象に承認された。
その後、2006年にカナダ、2007年にはインド、2008年1月には欧州で承認を受けた。
わが国では大鵬薬品工業が2008年3月に輸入承認申請を行っている。

214 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/16(水) 20:03
オーダーメイド医療の日米タッグ研究、先ずは乳癌。
http://www.asahi.com/science/update/0416/TKY200804150354.html

患者一人ひとりの遺伝子レベルの体質に応じて治療する
オーダーメード医療の研究を、日米の研究機関が共同で始める。
理化学研究所(埼玉県和光市)ゲノム医科学研究センターと、
米国立保健研究所(NIH)傘下の研究機関などが合意書に署名した。
まず、乳がんの治療や脳梗塞の予防など5件の研究にとりかかる。

乳がんでは、標準的に使われながら心臓に毒性のある抗がん剤や、
近年日本でも普及してきたホルモン療法の研究をする。

 中村祐輔センター長(東大医科学研究所教授と併任)は
「効果的な医療を米国のトップ研究機関と共同で実現させ、
日本の患者さんに還元したい」と話す。

215 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/17(木) 13:19
乳癌治療ワクチン NeuVax
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/7086c0c58dac414948c3f7a5dfda9417

http://www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=254

乳癌に対するワクチンNeuVaxが、リンパ節転移のある低~高値Her2患者に投与され、
30ヶ月の経過観察の結果、投与された全患者において免疫反応の上昇が見られ、
死亡率が半減、Her2低発現の患者では死亡は皆無。
AACR年次総会でブルックアーミー医療センターから発表された。
目立った副作用はなく、インフルエンザワクチン様であったとのこと。

Her2低発現の患者では再発率は10.7%、対照群では18.2%であった。
小規模試験であったため、有意差はなかった。
今後第3相試験に臨みたいとしている。
最も有効であったのは、低、中レベルのHer2発現患者であった。
高レベルのHer2陽性乳癌にはハーセプチンがあるが、
低レベルの患者にはその選択肢がないため有用となりうる。
但し、低レベルの患者で予後がよかったのは、果たしてワクチンのためか
本来予後がよいことによるかは判別しがたい

216 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/25(日) 16:53
乳癌トリプルネガティブはCOX2が高発現の可能性
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/cox2.html

 エスロトゲン受容体、プロゲステロン受容体、HER2のどれも発現していない
いわゆるトリプルネガティブ乳がんは、シクロオキシゲナーゼ2(COX2)遺伝子の発現が
上昇していることが埼玉医科大学国際医療センター乳腺部腫瘍科の松浦一生氏によって発表された。
乳癌組織中のCOX2RNAの発現と、グレード・リンパ節転移の有無には
明らかな関係はなかった。


COX2阻害剤といえば、有名なのがセレブレックス(セレコキシブ)。
日本でもセレコックスが承認されていますが、心リスクの点が心配されています。
というか、その前に適応が癌ではないんですけど…。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200702/502472.html

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1149037.html

アメリカのサプリメントショップでは、「COX2インヒビター」が
堂々と売られていてビックリしました。関節痛のためのサプリメントでした。

217 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 00:29
ハーセプチンの適応診断が簡便に-可視化遺伝子診断キットの開発に成功
http://www.yakuji.co.jp/entry6825.html

浜松医科大学の椙村春彦教授と臨床検査メーカー常光(東京都文京区)は、
乳癌で過剰発現がみられるHER‐2遺伝子を、
可視化して診断するキットの開発に成功した。

キットは、DNAプローブを用いてジゴキシゲニン標識したHER‐2遺伝子を、
二次抗体を利用して染色することで、免疫組織化学(IHC)法と
蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法の両方の長所を兼ね備えており、
トラスツズマブ(ハーセプチン)の適応診断などが容易になると期待されている。

218 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/04(水) 21:39
【ASCO】乳がん診断時のビタミンD欠乏、予後不良と相関
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/ascod.html

 乳がんの診断時に血液中のビタミンD欠乏がみられる患者は全体の3分の1以上に上り、
ビタミンDが十分な患者に比べ、長期的な再発や死亡のリスクが高い。

5月30日から開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、カナダToronto大の
Pamela Goodwin氏らが発表した前向きコホート研究によって明らかになった。

ビタミンDは核転写調節因子を通じて、細胞の成長や分化の様々な局面の調節を行うことが
分かっており、ビタミンDの欠乏は乳がんリスクをあげるといわれている。

氏らは、乳がん診断時のビタミンDレベルとそれが予後に与える影響について明らかにするため、
1989年~96年の乳がん診断患者512人(病期:T1-3、0-1、M0、平均年齢50.1歳女性)を対象とし、
それぞれ系統的な治療を行いながら、2006年まで平均11.6年フォローアップした。

乳がん診断時の血液検体は-80℃で冷凍保存しておき、
患者の臨床的、病理学的な情報はカルテから入手した。

その結果、がんと診断された時の血中の25-OHビタミンDレベルをdeficient(欠乏)(<50nmol/L)、
indeficient(不十分)(50-72nmol/L)、sufficient(十分)(>72nmol/L)の三段階でみると、
それぞれ、192人(37.5%)、197人(38.5%)、123人(24.0%)(放射線検定法で測定)。
3分の1以上が乳がん診断時にビタミンD欠乏状態だった。

患者特性は、病期は、288人がステージ1、164人がステージ2、24人がステージ3。
がんの悪性度は、グレード1が77人、グレード2が212人、グレード3が180人だった。
342人がホルモン感受性陽性だった。

治療としては、116人が乳房切除術を受け、396人が乳房温存術を受けた。
術後化学療法を受けたのは199人で、200人が術後ホルモン療法を受けた。
予後については、116人(22.7%)に再発がみられ、
106人(20.7%)人は11.6年間のフォロー中に死亡していた。

乳がん診断時のビタミンDレベルは患者因子に関連しており、
低年齢(50歳以下)やBMI高値、高い腫瘍グレードなどでよりビタミンDが少ない傾向があった。

また、乳がん診断時にビタミンDが欠乏していた群と十分だった群において、
5年後、10年後における遠隔無病生存率(DDFS)と全生存率(OS)を比較した。

診断から10年後、ビタミンDレベルが十分な群では83%が転移することなく、85%が生存していた
一方、ビタミンD欠乏群では、転移なく過ごしているケースが69%
(対十分群のハザード比1.94、95%信頼区間1.16-3.25、p=0.02)で、
生存率も74%(同1.73、95%信頼区間1.05-2.86、p=0.02)と有意に悪かった。
主な死亡原因は乳がんに関連するものだった。

ビタミンD不足とDDFSやOSとの相関については、年齢やBMI、腫瘍のステージなどの
他の因子とは独立しており、影響を受けなかった。

 Goodwin氏は、「ビタミンDの欠乏は、診断時の乳がん患者では日常的にみられる状態で、
十分なビタミンDがある患者はたったの24%しかいなかった。
今回の調査からは、ビタミンDの欠乏は、腫瘍の悪性度と相関していることが分かった上、
長期的な再発や死亡のリスク増加との関連もみられた」と話す。

しかしながら、現時点で乳がんと診断された患者がサプリメントなどで積極的に
ビタミンDを摂取することで、本質的なメリットがあるのかについては分からないという。
同氏は、「実際の臨床場面では、骨の健康のための推奨量より高い用量のビタミンD補充を
アドバイスするのは時期尚早で、今後も検討が必要だ」と話す。

現在、乳がんとビタミンDとの相関に関する同様の調査研究が進行中であり、
「そこでも今回と同様の結果が出れば、次は臨床でのランダム化比較試験に進むだろう」と語った。

219 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/04(水) 21:42
Generex Biotechnology Corporationは、
乳癌患者を対象にした新規ペプチドワクチン・AE37の第1相試験の結果を
ASCOの年次総会で報告したと発表しました。

試験の結果、乳癌患者におけるAE37の安全性と忍容性が確認されました。

現在AE37の第3相試験が進行中です。

AE37はHER-2/neu癌遺伝子がコードしているタンパク質を標的にしたワクチンです。

220 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/18(金) 12:51
死亡リスクの高い乳癌でワクチンの有効性認める
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1217&Itemid=37 

乳癌ワクチンが、乳癌の25%を占める、HER2過剰発現を認める患者の
再発リスクを著しく低減させることが、米国癌学会年次集会で報告された。

HER2-neu過剰発現は転移性および再発乳癌患者に多く見られ、
予後不良で他の種類の乳癌に比較して死亡リスクが高いことが知られている。
研究では、米Brooke 陸軍病院(サンアントニオ)のLinda Benavides氏らは、
HER2/neu発現とリンパ節転移を認めた乳癌患者165人を
ワクチン接種群(初回接種+追加接種)94人と対照群74人に割りつけた。

ワクチン接種受けた女性全員の免疫力が高まったが、HER2過剰発現が低~中等度、
もしくは最近、この種の癌治療に使用されるようになったハーセプチンの
適応外の女性において最も効果が認められた。

30カ月の追跡後、高度の過剰発現患者の再発率はワクチン接種群と対照群において
大差はなかった(18.2%と13.8%)が、
死亡率ではワクチン接種群で50%以上の低減が認められた。

低~中等度発現患者では結果はより顕著で、
低度の過剰発現患者の再発率は対照群では18.2%であったのに対し、
ワクチン接種群では11%、死亡率はそれぞれ38%と0%であった。

研究共著者同病院腫瘍外科主任(米軍癌研究所癌ワクチン開発プログラムディレクター)
のGeorge Peoples博士は「現状で治療ケアが十分でない乳癌患者の多数において、
効果をもたらすという印象をもっており、インフルエンザワクチンと似た免疫寛容が
認められる」と述べている。

Benavides氏によると、バイオ技術企業のAptheraが、ワクチン(商品名:NeuVax)の
ライセンスをもっており、近く第Ⅲ相臨床試験を計画している。
しかし、今のところこのワクチンが市場に出るという保証はない。

米ジョージタウン大学Lombardi 総合癌センターの乳癌専門医Minetta Liu博士は
「(ワクチン開発は)魅力的な研究分野ではあるが、試験的な域を出ておらず、
日の目を見るにはまだ時間を要する。転移癌に対し他のワクチンによる治療が
試みられているが、ほとんど成功していない」と述べている。


死亡率の差が大きいですね。
再発後の治療は、両者で同じなんでしょうか。
同じだとすると、同じ治療をしても死亡率が低くなるということですよね。
それって凄いことじゃないんでしょうか?。

死亡率が50%低くなるのは、ホルモン陽性患者のタモキシフェンの成績と同じぐらい?
ワクチンは副作用が他の癌治療に比べると軽微だという報告が多いので、
再発防止には心強い選択肢ですよね。

221 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/02(土) 22:51
トリプルネガティブ乳癌のサイト(英語)があります。

http://www.tnbcfoundation.org/index.html

222 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/03(日) 22:32
HER2陽性乳癌へのタキソテールの使用を承認すべきでない
とCHMPが判断
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=28287

ヨーロッパEMEAの諮問委員会・CHMPは、
HER2陽性の手術可能乳癌の治療という適応をタキソテール
(Taxotere;docetaxel、ドセタキセル)に追加することを
承認すべきでないと判断しました。

通常は、CHMPの判断は数ヶ月以内に欧州委員会に最終的に採用されます。

223 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/03(日) 22:58
>222さん

貼った責任において理由のソースもお願いします。

224 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/08/05(火) 14:27
>>222

こちらを参照下さい
http://www.emea.europa.eu/pdfs/human/opinion/Q&A_TaxotereDocetaxel_38475908en.pdf

ざっと読んだ感じでは、タキソテールのことではなくて、タキソテールのゾロ品(欧州で出ているあるブランド)が術後補助療法でのハーセプチンやカルボプラチン(あちらではカルボプラチンが乳癌で使えます)との併用での十分なエビデンスを示せていない、といった論調で上記の記述となっているようです。
ちなみにタダで読める日本語のBioTodayの文章は中身とかなり違うようです。

225 名前: 223 投稿日:2008/08/05(火) 15:32
狸先生ありがとうございました。

中途半端なものを無責任に貼り不安を煽ってほしくないです >222さん

226 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/05(火) 21:52
自分が受けている治療の効果を否定するような新情報に対して、すぐにかっかとなって、善意で情報を提供してくれている人に
中途半端だ、無責任だと、食いついたものの言い方をしなくてもいいだろうに。


227 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/08/05(火) 22:24
>>226
この情報はとにかく報道での日本語訳の不適切さと、情報の確認がいささか足りなかったことが要因でしょう。
個人的には>>222さんの早とちりは無理もないと感じます。ただし、>>222さんの貼られた情報を元に検索で原文にたどり着けたのも事実です。よって>>223さんのご指摘もまた止むを得ない事でしょう。今後皆で正確な情報を追及するよう改めて気をつければよいことですよ。そういう意味でも>>226さんのご支援もぜひお願いいたします。

228 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/11(月) 02:14
昨年の記事なのですが、乳癌患者さんは女性が殆どなので
ダイエットにグレープフルーツを召し上がる方も
いらっしゃるのではないか、と思いましたので。

グレープフルーツと乳がん
http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20070724/1185327114

南カリフォルニア大学とハワイ大学の研究者が、
閉経後の女性がグレープフルーツをたくさん食べると
乳がんのリスクが高まる、という研究を
BJC(英国がん誌)7月号に発表しました。

229 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/11(月) 23:16
私もそうですが降圧剤(血圧を下げる薬)を飲んでる方は
グレープフルーツと一緒に飲まないで下さい、とありますので
その種を常飲されてる方は気を付けて下さいね。


230 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/15(金) 16:08
「少量のレスベラトロールが乳がんを防ぐ」
http://www.botanical.jp/lib_id4-080726060734.php

ネブラスカ大学がん研究所教授のエリーナー・ローガン博士が
(*Eppley Institute for Research in Cancer and
Allied Diseases at the University of Nebraska Medical Center)
主筆を勤めた研究「少量のレスベラトロール(resveratrol)が乳がんを防ぐ」が、
2008年7月8日に出版されたアメリカがん研究協会のがん予防研究誌
7月号に掲載されました。
(a journal of the American Association for Cancer Research)

「レスベラトロールはエストロゲン遺伝子のがん細胞転化を阻害し、
癌生成過程の第一段階を予防する能力を持つ」
「この作用は乳がんの全てのプログレッション(がん細胞の増殖)を
防ぐだろうと考えている」と博士らは述べています。

231 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/04(木) 16:30
運動が乳癌による死亡リスクを軽減
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200809/507696.html

 継続的な運動が、乳癌による死亡リスクを軽減することが確認された。
これは、米国Yale School of Medicineの研究グループによる成果。
2008年8月20日号のJournal of Clinical Oncology誌に掲載された。

 研究グループは、1995年から1998年に乳癌の診断を受けた患者933人を
2004年まで前向きに調査し、運動と乳癌による死亡リスクを解析した。

 その結果、乳癌の診断を受ける前後に、1週間につき約2~3時間の
早歩きに匹敵する運動を継続していた女性では、
運動を行っていない女性に比べて、乳癌による死亡リスクが67%少なかった。
また、乳癌の診断後に運動量を増やした場合でも、
乳癌による死亡リスクが45%減となっていた。

 一方、乳癌の診断後に運動量を減らした女性では、
乳癌による死亡リスクが約4倍に上昇していた。

 同研究を行ったMelinda L. Irwin氏は、
「乳癌の治療を受けている女性は、運動は治療の一部と考え、毎日、
15分程度のウォーキングからでもよいので始めて欲しい」と語っている。
------------------------------------------------------------------

タモキシフェンは再発率が50%ほど減るだけでしたが、
運動では死亡リスクが67%減るという話ですか。
どういう治療を受けた患者群なんでしょうかね。

232 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/09(火) 17:44
●乳がん検査●うつぶせで超音波診断装置

超音波診断装置大手のアロカと岐阜大学などは共同で、
乳がん検査専用の超音波診断装置を開発した。
乳房の断面を超音波で連続撮影し、内部のしこりを見つける。

装置の上に上半身うつぶせになって検査するため、
一般的なエックス線検査で感じる痛みや恥ずかしさがなく、
受診者の負担が軽減できる。

プローブは装置内で横にずれながら1.5往復し、約10秒で
乳房全体の断面画像を動画で撮影する。
プローブの角度を一定に保ち、だれが扱っても同じ方向からの
画像になり、比較がしやすい。若い女性の集団検診に役立つという。

乳がん検査用のエックス線検査装置、マンモグラフィーは乳房を
二枚の板で挟んで平らにして撮影するため、痛みを感じる女性も多い。
また従来の超音波撮影装置は医師が手動でプローブをあてて
撮影していたため、再現性に乏しかった。

 超音波なら被曝なし?

233 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/11(土) 02:59
本来は短波放送ですが、インターネットラジオとして聴けるようです。
おそらく期間限定ですからお早めに~ 一放送30分位

第1回「乳がん早期発見の意義と検診」
静岡県立静岡がんセンター乳腺外科部長 高橋 かおる 先生
聞き手:東京医科大学乳腺科教授 河野 範男 先生
http://medical.radionikkei.jp/nyugan3/081006/index.html

第2回「乳がん治療の現在」
東京都立駒込病院乳腺外科・臨床試験科医長 佐治 重衡 先生
聞き手:東京医科大学乳腺科教授 河野 範男 先生
http://medical.radionikkei.jp/nyugan3/081007/index.html

第3回「再発治療」
川崎医科大学乳腺甲状腺外科准教授 紅林 淳一 先生
聞き手:東京医科大学乳腺科教授 河野 範男 先生
http://medical.radionikkei.jp/nyugan3/081008/index.html

第4回「乳がん治療の未来(乳腺外科医の役割)」
大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科教授 野口 眞三郎 先生
聞き手:東京医科大学乳腺科教授 河野 範男 先生
http://medical.radionikkei.jp/nyugan3/081009/index.html

第5回「患者の声から(数々の体験談とアドバイス)」
あけぼの会会長 ワット 隆子 氏
聞き手:ラジオNIKKEIアナウンサー 大宮 杜喜子
http://medical.radionikkei.jp/nyugan3/081010/index.html

234 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/25(土) 21:27
リンパ浮腫手術に成果 岩手医大
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081025_16

岩手医大形成外科学講座(小林誠一郎教授)のリンパ浮腫治療法
「顕微鏡下リンパ管細静脈吻合」が、成果を上げている。

全国的には一般的になりつつあるが、県内の病院で実施しているのは同医大だけ。
リンパ浮腫は、医療従事者の間でも知識や治療法がまだ普及していないのが現状。
子宮がんや乳がんの手術後に発症して苦しむ患者は少なくなく、
治療の選択肢が広がりそうだ。

 手術は、皮膚を2、3センチ切開し、顕微鏡を使って直径0・5ミリ以下の
リンパ管と静脈を髪の毛より細い糸で縫い合わせる。

 本来、リンパ液はもっと太いレベルで静脈に入るが、
細いレベルで静脈につなぐ治療は「流れがせき止められた川(リンパ)に
迂回路をつくり、海(静脈)に流すイメージ」(岩手医大形成外科学講座)だ。

 局所麻酔の場合、1回の手術で2カ所程度が目標。
1泊程度の入院で費用は1回4万2000円から8万円程度。

 全身麻酔か局所麻酔かは患者の希望で選ぶことができる。

 同医大は2000年から07年までに腕、脚など7人を手術し、6人に
効果が得られた。一般的には3分の2程度の患者に効果があると言われている。

 一度の手術で効果が出る人もいるが
▽リンパ管が見つからないか細すぎてつなげない
▽つなげた静脈の圧力が強いか吻合部に血栓を生じ詰まってしまう―などの理由で
効果が得られにくい場合もある。こうした場合、数回の手術が想定される。

 リンパ浮腫の保存療法は、「リンパドレナージ」や、
弾性着衣を着用して症状をやわらげる方法が中心。
 リンパ浮腫は手術で命が助かった後の代償とも見られがちで、
医療従事者にはあまり重要視されていない。

 同大形成外科学講座の柏克彦准教授は「手術は、皮膚の浅い場所にあるリンパと
静脈をつなぐので、体への負担が少ない。このような治療法があることを
知ってもらいたい」と話す。

235 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/29(水) 23:17
乳がんの腫瘍タイプにかかわらず、ビタミンD がリスクを低減
http://www.rda.co.jp/topics/topics3883.html

腫瘍のホルモン受容体のタイプに関係なく、ビタミンD が役立つようです。

カナダのマウントシナイ病院のクリスティーナ・ブラックモア が、
American Journal of Epidemiology 誌10月15日号に発表しました。

食事から摂取するビタミンD と、日光にあたることで体内で生産されるビタミンD の
両方が増加することが、乳がんのリスクを低下させるようです。
ビタミンD が、乳がんの発症や進行に影響することを示唆する研究結果は蓄積されています。

乳がんは、腫瘍のホルモン受容体のタイプが異なると、性質が異なることが多くあります。
以前の研究が、特に、ホルモン受容体陽性の腫瘍の乳がんで、ビタミンD の
抗増殖性効果が大きくなると示唆しています。
しかし、腫瘍のホルモン受容体が特定された乳がんと、ビタミンD との関係を
調べた疫学研究はほとんどなく、その結果は矛盾していました。

研究は、 759 人の乳がん患者と条件を合わせたガンではない 1
135 人の女性を対象におこなわれ、
研究者、特定の年齢におけるビタミンD の摂取と、エストロゲン受容体 (ER) と
プロゲストロン受容体 (PR) の特定された乳がんの関係を調べました。
研究結果は、ビタミンD の摂取量の増加は、腫瘍の ER / PR の状態にかかわらず、
乳ガンのリスクの減少に関連していると示唆しました。

皮膚が日光に露出して体内で生産されたビタミンD か、食事からのビタミンD の
摂取量の増加は、一貫して、 ER 陽性 / PR 陽性の腫瘍の乳がんの発生リスクを
低下させました。
例えば、思春期に肝油からビタミンD を摂取した女性は、エストロゲン受容体陽性の
乳がんの発症リスクが、 24 パーセント低下しました。

他のタイプの腫瘍でも、統計的に有意に至りませんでしたが、
両方のビタミンD の摂取量が多い女性でリスクが低下しました。
ER 陰性 / PR 陰性の腫瘍の乳がんのリスクは 26 パーセント低下しました。
ER 陽性 / PR 陰性の腫瘍の乳がんのリスクは 21 パーセント低下しました。
ホルモン受容体が陰性の場合と、混合の場合については、
大きな集団でのさらに研究が必要ですと、研究者は述べています。

ビタミンD の豊富な食品には、サケやサンマ、ウナギなど脂肪の多い魚や、
キノコ類があります。

236 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/29(水) 23:37
第16回日本乳癌学会総会(2008年9月26日~27日 大阪)
 第16回日本乳癌学会総会・学会スペシャル。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/jbcs2008/

237 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/22(土) 01:31
乳癌患者に対する心理的介入は再発と死亡のリスクを低減
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200811/508616.html

米Ohio州立大学は、乳癌患者のためにデザインされた心理的な介入プログラムが、健康状態全般を改善するのみならず、再発リスク、乳癌死亡リスク、全死因死亡リスクを有意に減らしたとCancer誌電子版に2008年11月17日に報告した。

 これまでに行われた研究で、心理的な介入が乳癌患者のストレスを軽減し、行動を変化させて、健康の改善に役立つことは示されていた。が、実はそれ以上の効果が期待できるようだ。

238 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/30(日) 23:36
ホルモン療法で、副作用を起こす患者の再発リスクが減少
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/cancer_reference/index.php?page=article&storyid=590

ホルモン療法を受け関節症状または血管運動症状を呈するホルモン陽性乳癌患者において、
再発リスクが低いことが、ATAC試験に携わった研究者らによって報告された。
本試験結果の報告は、Lancet Oncology誌の電子版に事前掲載された。

9年間の追跡調査で、以下のデータが報告された。
・ホルモン療法の最初の3ヵ月以内に、新たな血管運動症状および関節症状が発現した女性は、
 こういった副作用がない女性と比べて再発率が11.4%低かった。
・関節症状のみ発現した女性では、再発率が10%低かった。
・血管運動症状のみ発現した女性では、再発率が6%低かった。

研究者らによると、副作用の緩和に用いる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)の
潜在的な役割については十分に研究されなかったため、
NSAIDsが再発の減少に影響を与えるのか否か判定することは不可能である。

239 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/09(火) 19:24
乳癌(がん)には自然退縮するものがある
http://www.e-expo.net/world/2008/12/post_116.html

 乳癌(がん)の一部には治療しなくても自然消滅するものがあることが、
マンモグラフィを受けた女性を対象としたノルウェーの研究によって示唆された。

ただし、専門家は、どのような腫瘍が退縮し、あるいは危険なものになるか
判断できないため、今回の知見によってガイドラインにおけるマンモグラフィの
推奨が変わる可能性は低いとしている。

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のRobert Kaplan氏らは、同誌の論説で、
「自然退縮説が信頼できるものであれば、乳癌の研究や治療に対するアプローチを
大幅に見直すことになる。
今後、さらに評価を行う価値があるのは明らかである」と述べている。

研究結果は、米医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」1
1月24日号に掲載された。(HealthDay News 11月25日)

240 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/16(火) 11:23
2008年12月15日
英アストラゼネカ、「フルベストラント」が進行乳がん治療で病勢コントロールを改善できる可能性を示唆
進行乳がんでフルベストラントが病勢コントロールを改善
~FIRST試験の新データより~

フルベストラントの高用量(500mg)レジメンはゴールドスタンダードのアナストロゾールよりも長く病勢をコントロール

「新データは、フルベストラントの用量を500mgに上げることで閉経後ホルモン感受性進行乳がん患者の病勢コントロールを改善できる可能性を示唆しました。承認されているフルベストラント250mgでは少なくともゴールドスタンダードのアロマターゼ阻害剤と同等の効果が既に示されていますが[※1,2]、今回の探索的データは500mg投与であればその効果をさらに高める手段が見つかるかもしれないことを表しました」
Professor John Robertson, University of Nottingham City Hospital, UK

2008年12月14日、英国、マックルズフィールド:本日、第31回米国サンアントニオ乳がんシンポジウムで、高用量のフルベストラント(500mg)がホルモン感受性進行乳がんの一次治療として、アロマターゼ阻害剤よりも良好に病勢をコントロールできたとの新データが発表されました[※3]。このデータは閉経後ホルモン感受性局所進行もしくは転移乳がんを対象とした第II相無作為オープンラベルFIRST試験(FASLODEX fIRst line Study comparing endocrine Treatment)の結果によるものです。

FIRST試験では、フルベストラント500mgを投与された患者のクリニカルベネフィット(奏効に関する指標)は、追跡期間の中央値8カ月時点ではアナストロゾール群67.0%に対し72.5%(p=0.386)で、両方の薬剤で高い臨床的効果が得られたものの、フルベストラント群では30%高いクリニカルベネフィットを享受できる可能性が示されました(オッズ比1.30)。また、フルベストラント群ではアナストロゾール群よりも有意に、TTP(Time to progression病勢進行までの期間)をおよそ60%延長しました(HR=0.63、95%CI[0.39-1.00];p<0.05)。奏効期間も数値的にフルベストラント500mg群で長く、今回の新データは、病勢をより長期にコントロールできたという点で進行再発乳がんにおける重要な知見です。

フルベストラント500mgの安全性についてはアナストロゾールと同等で、承認されているフルベストラント250mgとも一致していました。また、忍容性についても明らかな問題は見られませんでした。

Robertson教授はこうも述べました。「FIRST試験で興味深いのは、今回のデータがフルベストラント500mgは病勢進行の早い患者に対して有用な治療薬になりうることを示した点です。我々はこれがフルベストラントの明確な作用機序であるエストロゲン受容体(ER)ダウンレギュレーションに基いているのではないかと考えています」

フルベストラントは他のホルモン剤と異なり、ERと結合してエストロゲンをブロックする以外にERを分解し、腫瘍内でのERシグナルの伝達を阻害したり、ERダウンレギュレーションを起こしたりします。
ERの活性化には複数の伝達経路が関わっていることから、フルベストラントのように直接ERを標的にすると、受容体の分解と他の腫瘍増殖経路破壊の双方を促します。これは、初発薬剤耐性だけでなく投与期間中の薬剤耐性を遅らせることもできるという2つの利点がフルベストラントにはあるということです。FIRST試験で見られたフルベストラントの高い有用性は、術前のバイオマーカーを調べたNEWEST試験結果[※4]と同様に、500mgという高用量で見られる“スーパーダウンレギュレーション”によると考えられます。

フルベストラント500mg用量については、閉経後進行再発乳がんの第二次治療において、フルベストラント500mgと250mgを比較する無作為二重盲検第III相試験CONFIRM(COmparisoN of Fulvestrant In Recurrent or Metastatic breast cancer)を現在実施しています。


■FIRST試験の主な結果:フルベストラント500mg(n=102) VS アナストロゾール(n=103)

主要評価項目:
・クリニカルベネフィット:フルベストラント72.5% VS アナストロゾール67.0%(オッズ比1.30, 95%CI[0.72-2.38];p=0.386)。フルベストラント500 mgはアナストロゾールに比べ30%クリニカルベネフィットのオッズを高め、同様の結果が第三者機関によるレビューでも得られた。

副次的評価項目:
・評価可能患者における奏効:フルベストラント36.0%(n=89) VS 35.5%アナストロゾール(n=93)。
(オッズ比1.02, 95%CI [0.56-1.87];p=0.947)
・TTP:フルベストラント群がアナストロゾール群より約60%長かった(フルベストラントの中央値は病勢進行した患者が半数を下回ったため該当値なしVS アナストロゾール12.5カ月)。
・進行割合:フルベストラント29.4% VS アナストロゾール41.7%(HR=0.63,95%CI[0.39-1.00];p<0.05)
・治療効果は第三者によるレビューの方が僅かながらフルベストラントの方が良かった。

― 以上―

*フルベストラント:抗エストロゲン剤。日本未承認。1カ月に1回の筋肉内投与により抗腫瘍効果が期待できます。250mgは現在、閉経後ホルモン感受性再発もしくは転移乳がんの二次治療を適応として54ヵ国で承認されており、有効性と長期に及ぶ病勢コントロールが可能であることが示されています。


http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2008/08_12_15a.html


241 名前: pekpmiko1001 投稿日:2009/02/06(金) 17:55
術後の治療方法について、少しでも知識が欲しいです。

1月21日に乳がんの温存手術をしました、センチネンタルリンパで転移は無しでした。

術後の検査結果は

 大きさ     23x13mm
 リンパ節転移  無し
 ホルモン受容体 陽性
 HER2    陰性
 リンパ管浸潤  あり
 組織悪性度   1(おとなし)

上記の結果で、(術前は放射線治療との話でしたが)抗がん剤治療かホルモン治療との話でした。
抗がん剤は出来ることなら受けたくない治療方法です、先生が抗がん剤で治療します!!
と言い切ってしまったのなら、悩みようも無いのですが、選択をしなくては(抗癌剤は嫌だなと言ったからかもしれませんが)
いけなくなりました。
ホルモン治療で治るならば・・・と思っていますが、結論が出せません。


242 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2009/02/11(水) 21:08
狸です。
>>241pekpmiko1001さん

ご年齢が判らないなど、いくつか怪しい部分がありますが、記載内容からしてリスクは中ではないかと考えられます。
となると、St.Gallenのガイドラインからしますと、ホルモン受容体が強陽性であればホルモン療法が第一で化学療法が第二、ホルモン受容体が不完全反応性(発現が弱め)であればその逆になります。
大雑把に言ってしまえば、ホルモン療法のみという選択も可能な範疇ですが、選択肢に化学療法が入っている点は良くその意味をお考えください。
抗がん剤治療を受けたくない、とのお考えですが、十分主治医から治療予定の化学療法の内容や有効性副作用などの説明を受け、納得できなければホルモン療法になされば良いと思います。補助療法はホルモン療法でも化学療法でもその目的が再発の予防(あるいは既にあるかもしれない微小な転移巣を根絶する)ですので、必要十分な治療を受けることが必要です。

243 名前: TAKE 投稿日:2009/03/28(土) 21:06
ネットに情報がありました。
著名な日本の研究機関から出ているものです。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9EALK%E8%82%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E5%89%8D%E7%95%A5&ei=UTF-8&fr=slv1-snvaio&x=wrt

244 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/06/01(月) 15:27
>>224
タキソテールのことでもあることがソースに記載されています。

245 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/09/13(日) 15:43
乳癌患者のビタミンD 欠乏は、不良転帰の予測因子
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200908/511913.html

ビタミンDの欠乏は、乳癌の遠隔転移や死亡リスクの予測因子になるようだ。
カナダ・マウントシナイ病院のPamela J. Goodwin 氏らの研究結果が、
Journal of Clinical Oncology誌8月10日号(2009,27,3757-3763)に掲載された。

 研究の対象は、1989年から1996年に早期の乳癌と診断された平均50.4 歳の512人で、
平均11.6 年の追跡調査を行っている。
ビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)濃度は、保存血液を使用して測定された。

 対象者の血中ビタミンD濃度は平均 58.1nmol/Lで、37.5%の患者で欠乏(50nmol/L未満)しており、
38.5%の患者が不十分(50~72nmol/L)、 24.0%の患者が十分(72nmol/L超)なレベルだった。
追跡期間中に、116人の女性が遠隔転移を経験し、106人の女性が死亡した。

 ビタミンDが欠乏していた女性は、十分なレベルに達していた女性と比較して、
遠位転移のリスクが 94%、死亡リスクが73%高かった。
この傾向は交絡因子で調整しても変わらなかったが、多変量解析では同71 %、
64%高いという結果になった。

 血中ビタミンDレベルと乳癌の発症リスクとの関連についてはこれまでにも報告されているが、
今回の結果で、血中ビタミンDレベルが予後にも影響することが示された。

 ビタミンDは、皮膚が紫外線に当たることで体内で合成できる栄養素。
食品では、サケやウナギのような脂肪の多い魚、キノコ類に多く含まれる。


追跡期間中(平均11.6年)に、512人のうち116人が遠隔転移、って
早期乳癌でこの数は多いような気がするんですが…。

246 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/09/30(水) 13:29
グレープフルーツと乳癌の関連性
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/6900482.stm

 更年期以降の女性5万人を対象に行った調査によると、
毎日グレープフルーツを4分の1食べる人の乳ガン発症リスクが30%も高い結果となった。
グレープフルーツには女性の癌との関連性が示されているエストロゲン値をあげる効果があるという。
結果はBritish Journal of Cancer誌上で発表された。 

調査はアンケート形式で行われ、
グレープフルーツを食べる頻度と1回に食べる量を回答してもらったもの。
南カリフォルニアとハワイ大学の研究者らが今回実施した調査では、
4分の一個以上のグレープフルーツを毎日食べている女性では全く食べない人に比べ
乳癌発症の確率が高くなっていた。

以前の研究によりシトクロームP450 3A4 (CYP3A4)と呼ばれる分子が
エストロゲンの代謝に関わっていることが示されているが、
グレープフルーツはこの分子の働きを阻害し
エストロゲンの血中濃度を高めるのではと考えられる。

247 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/09/30(水) 17:45
米ワシントン大・乳がん治療にエストロゲンが効果的な場合も
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2632181/4471285

転移性の乳がんへのエストロゲンを抑える従来の治療が効かない場合、
少量のエストロゲンを投与すると効果的な場合がある。
ワシントン大学医学部がこのような論文を18日の米医師会誌
「Journal of the American Medical Association、JAMA」に発表した。

転移性の乳がんについては、エストロゲンを抑える薬による治療が一般的だが、
今回発表された研究結果は、部分的に正反対のことを行うと効果が上がる可能性を示している。

従来の治療が効かなかった患者を対象にした同大の実験によると、
エストロゲンレベルを上げるという新しい試みは、患者の30%、約3人に1人に効果を発揮したという。

エストロゲンレベルを上げると、通常は頭痛、腹部膨満、乳房の圧痛、体液貯留、
吐き気やおう吐といった副作用があるが、ほかの治療法と比較するとその副作用は軽いという。

248 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/10/04(日) 09:37
低用量エストロゲンが転移性乳癌に安全性と効果を示す/ワシントン大学
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/cancer_reference/index.php?page=article&storyid=745

ワシントン大学セントルイス校
2009年8月18日

エストロゲン低下剤がもはや転移性乳癌を抑制しない場合、
これと反対の方法が効果を示す可能性がある。
セントルイスのワシントン大学医学部と共同研究機関が実施した研究によれば、
標準的抗エストロゲン治療がもはや奏効しない転移性乳癌患者のエストロゲン値を上昇させると、
患者の30%にベネフィットがみられた。

以下本文参照のこと。


249 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/10/10(土) 19:19
乳がんの人はビタミンDを
http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20091009/p1

いまサンフランシスコでアメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)の乳がんシンポジウムが開かれています。

乳がんの患者さんの70%はビタミンDが足りない、という報告がロチェスター大学からありました。
研究者らは、乳がんの患者さんはビタミンDを摂るようにと勧めています。

血中のビタミンDが高い人はがんになるリスクが低く、またがんと診断されたときに
ビタミンDが高い人は予後が良いことは、既に示されています。

診断時にビタミンDが低かった人が、それからビタミンDを摂ったら予後は良くなるか? 
いまそういう臨床研究が盛んに行われていますが、まだその答えはありません。

でも答えを待つより、幸いビタミンDは安くて安全ですし、抗がんの他にも骨を丈夫にするだけでなく、
糖尿・高血圧・肥満・認知症などのリスクを減らします。いますぐ飲み始めるほうをお勧めします。
用量は1000 IU/日は必要です。

250 名前: 母思う 投稿日:2009/10/19(月) 20:56
私の母は2007年2月に四国ガンセンターで乳ガンの手術をしました。2008年12月まで血液検査で異常ないからって他の検査はしませんでした。何度か先生には検査をして欲しいといったのですが・・・
しかしPET-CTの結果、肝臓5センチ1個、2センチ位2個の転移が見つかりました。今、母はホルモン療法の副作用に苦しんでいます。何か良い方法ありませんか?

251 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/10/31(土) 20:41
メトホルミンが癌治療に有用
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=2119&Itemid=39

糖尿病治療に広く使われているメトホルミンを、従来の化学療法に追加することにより、
乳癌の腫瘍縮小と再発遅延の効果が有望視されるとの研究結果が、
医学誌「Cancer Research」10月1日号に掲載された。
乳癌発症マウスを用いた実験で、
2剤併用により腫瘍の進展を促進させるとみられる癌幹細胞を抑制することが確認されたという。

癌幹細胞は化学療法に抵抗性であり、科学者らは幹細胞を死滅させる物質を探索してきた。
筆頭研究著者の米ハーバード大学医学部(ボストン)生物化学・分子薬理学教授のKevin Struhl氏は
「幹細胞仮説における基本的な考え方は、標準化学療法は腫瘍の本体である癌細胞を死滅させるが
幹細胞を狙うものではない。このため、癌細胞は再成長して腫瘍になるというものである」と述べている。

「インスリン感受性を高める糖尿病治療薬のメトホルミンは、
非服用患者に比べて服用患者で癌発症率が著しく低いことが知られており、
このことから、薬剤の有用性に関するヒントを得た」とStruhl氏は述べている。
最近の研究でも、メトホルミンが糖尿病患者の膵癌発症リスクを60%低減することが報告されている。

今回の研究では、ヒト由来の乳癌を発症したマウスに、
メトホルミンと標準的な抗癌薬であるドキソルビシンを同時投与。
その結果、4つのタイプの乳癌において腫瘍サイズが縮小し、寛解時間の延長が確認された。
今回用いた通常よりも低用量のメトホルミン単独ではこうした効果は得られなかったことから、
抗癌薬との併用治療が鍵となることが示唆された。

Struhl氏は「メトホルミンが癌幹細胞を選択的に死滅させることが明らかになった。
このような働きをする化合物は非常に珍しい」と述べるとともに、
「メトホルミンと化学療法の併用が、抗癌薬の投与量を減らし、
ひいてはその副作用を減らすことになる」ことを期待している。

今回の知見について、米フォックス・チェイスFox Chase癌センター(フィラデルフィア)の
Jonathan Chernoff博士は「すばらしいのは、古くから用いられている比較的安全な化合物を見つけ出し、
癌幹細胞に選択的な毒性のあることを示した点だ。
これは新しい。動物実験の結果であることに留意する必要があるが、
実験に用いられた癌細胞のいくつかはヒト由来のものであり、
たとえマウスでの腫瘍形成であったとしても、ヒトとの関連性はあると考えられる」と期待感を示している。

Struhl氏らは「“根源的なテスト(ultimate test)”となるべく臨床試験を計画するとともに、
同様な効果を示す他の薬剤の探索をスタートさせる」としている。

252 名前: おぺまえ 投稿日:2009/12/02(水) 22:27
術前化学療法でドセタキセルなどとハーセプチンを投与している方はいらっしゃいますか
保険適応外と思いますが、その点はどうやってクリアされたんですか

253 名前: piyo 投稿日:2010/01/21(木) 12:34
以下、参考までに。
「乳がんと牛乳」 ジェイン・プラント著
http://www.amazon.co.jp/%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E2%94%80%E2%94%80%E3%81%8C%E3%82%93%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88/dp/4770502001/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1264039623&sr=1-1
たしか、日本で使用許可されている動物用医薬品・発育促進ホルモン剤は4種類。内2種類は、残留値規制あり。
http://www.anzen.metro.tokyo.jp/pdf/report_97.pdf#search='蛋白同化ホルモン・エストラジオール'
天然型エストラジオールは、女性の更年期障害治療・骨粗しょう症などに使用されているようです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0601-2a1.html
牛関係食品及び牛由来添加物・石油系油脂・激安加工食品(原材料名を詳細チェックして)は極力使用を控えてます。
体を構成している食品には気を付けています。
また、畜水産業用医薬品部門と抗癌剤・ホルモン剤部門がある製薬会社もあります。
自分の使用している薬の歴史や、製薬会社の歴史や沿革なども参考までに。
告知後は、癌の事で、一杯になってしまいます。でも、私達は経済効率を優先している
社会に生活している事を振り返って考えてみることも大事かと思いました。

254 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/02/28(日) 15:50
なにかと問題ありと囁かれるパキシルですが。
タモキシフェンとの併用は乳癌患者の生存オッズを低減させる、というニュースが。

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=2318&Itemid=37

タモキシフェンと抗うつ薬のパロキセチン(商品名:パキシル)を併用している乳癌女性患者では、
パロキセチンがタモキシフェンの有効性を低減させるため死亡リスクが高まることが、
カナダの研究者らによって報告された。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)であるパロキセチンが、
タモキシフェンを活性代謝物に変換するのに必要なチトクロムP450 2D6(CYP2D6)を
有意に阻害することがその原因とされている。
ただし、citalopram(Celexa)やvenlafaxine(Effexor)(いずれも日本国内未承認)など
他のSSRI、セロトニン-ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)では、
タモキシフェンの効果低減はみられなかった。

カナダ、サニーブルックSunnybrook健康科学センター臨床薬学・毒性学科長のDavid Juurlink博士は、
1993~2005年にタモキシフェン投与を開始した乳癌の女性患者2,430人の医療記録を検討。
被験者の約30%が抗うつ薬を併用しており、パロキセチンが最も多かった。
抗うつ薬は抑うつの軽減に加えて、タモキシフェンに関連する顔面紅潮軽減のために処方されることも多い。

研究の結果、パロキセチンとタモキシフェンの併用は、乳癌による死亡リスクの増大と関連しており、
併用期間に応じてリスクは増大した。
タモキシフェン投与期間の41%をパロキセチンと併用した場合、タモキシフェン中止後5年以内の
乳癌による死亡が20人につき1人増加した。

Juurlink氏は「パロキセチンはタモキシフェンと併用すると、特に長期の場合その有益性を減弱させうる。
タモキシフェンの投与中で抗うつ薬が必要な患者には別の薬剤を投与すべきである。
SSRIがCYP2D6を阻害する程度はさまざまだが、パロキセチンは“最も強力”である」という。
だだし、パロキセチンの投与を急に中止すると離脱症候群(withdrawal syndrome)を来し、
うつ病が重症化するリスクがあるため、数週間をかけて徐々に他剤に移行すべきであるとしている。
研究結果は、英国医師会誌「BMJ」オンライン版に2月8日掲載された。

同誌論説著者であるドイツ、シャリテCharite大学メディカルセンターのFrank Andersohn博士は
「医師は、タモキシフェンを投与している女性患者ではパロキセチンなどの強力な2D6阻害薬の
使用は避けることを認識すべきである」と述べている。
別の専門家は「この結果は、患者が使用する個々の薬剤を慎重に検討すべきことを示している」と述べている。

255 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/02/28(日) 22:40
肝臓に複数転移の場合…手術は行わないので
ゼローダという薬が効果的だと思います。
皮膚がかさついたりと副作用はありますが…

お母様は血液検査で異常ないと言われ…検査したら5㌢にもなる転移があったのですね…腫瘍マーカーがあがらないタイプなんでしょうね…

実は、私の母も…大丈夫と言われ続けて転移してました
腫瘍マーカーはあてにならず…
肩や頭…の痛みを訴えつつも同じような感じで大丈夫と言われ、皮膚への転移をきっかけに検査した結果、
肺と肝臓に複数の転移をしてました。
抗がん剤が終わってゼローダにて経過観察中です。先生とコミュニケーションとってお母様に最良の治療法が見つかる事を願ってます。

256 名前: 平田 陽三 投稿日:2010/03/05(金) 16:18
最近になって日本の医学界でも癌組織体の根源細胞である癌の幹細胞の存在が注目され始めました。癌の幹細胞に関する研究が進展すれば、将来の癌研究や癌治療に重大な転機を齎すものと期待されます。小生は、1992年以来、癌の幹細胞に対処する治療概念、すなわち、今までにない全く新しい治療概念を記載した論文17篇を国際的な医学雑誌に掲載しています。空らの論文資料にご関心のある方にはには、個人的に無料で郵送いたしますので、郵送できる宛先をお知らせ下さい。
780-0870 高知市 本町 5-4-23 平田病院 平田陽三
E-mail: hphirata@mb.inforyoma.or.jp


257 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/03/06(土) 08:41
>256

平田陽三[ヒラタヨウソウ]

昭和5年、岡山県生まれ、誕生後直ちに高知市移住。
昭和30年、大阪医科大学医学科卒業。
昭和31年、高知市民病院にてインターン研修後、医師免許取得。
昭和42年、学位取得(山口県立医科大学第一解剖教室・整形外科教室)
昭和44年、高知市平田病院に整形外科医師として勤務。
昭和52年、同院長職に就任。
昭和63年、整形外科専門医制度による認定医師。
平成12年、平田病院・院長職辞任、理事長職に就任。

つまり年寄りの「整形外科医」による「戯言」ですね。

なお、この掲示板の注意事項から
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 インターネット上には善意を装った人が多く存在します。
 甘い誘惑であなたに携帯やメールで連絡を取ろうとする輩には特に注意してください。
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 話の流れ、過去の発言等々で判断してしてください。大切なのは、書かれている内容、根拠、引用先等です。
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258 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/03/06(土) 22:09
去年…立花隆のNHKドキュメンタリー見ました
生命の進化の過程で癌と手をつないで生き延びた祖先との歩みの証だという事がわかりました

癌はもう一人の私なんです。
身内が癌を患ってるので何とも言いようがない気持ちになりました

上手に癌と手を繋ぎ共存するしかなさそうです

癌とは…とても奥の深い難しい病気です

しかし…いつの日か完治出来る薬や治療法が見つかる事を信じています

259 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/04/19(月) 13:55
乳がんを凍らせて転移も防止
http://medieigo.com/weeklytopic.php?id=193

癌を急速に凍らせる治療法が乳癌に有効であることが,マウスを使った実験で明らかになった。
この実験では凍結用プローブを乳癌に当てて30秒で急速に凍らせる,数分間かけて凍らせる,
さらに手術による摘出,という3つの方法を比較した。

その結果,急速に凍らせたマウスは他のマウスと比べて生存率が高く,肺への転移が少なかった。
免疫系が急速な凍結で刺激されると,まるで乳癌ワクチンを接種したかのように
体中の癌細胞を死滅させることができるようになり,
腫瘍があった部位での再発と遠隔転移の両方が予防できると考えられるという。


そういえば以前、凍結療法がテレビで放映されていましたね。

260 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/19(火) 11:34
大豆は乳がん再発を抑制する
http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20101018/p1

大豆をたくさん摂ると乳がんの再発リスクが低くなるというデータが
中国から出ました。(ソース有り)

2002年から2003年の間に乳がんの手術を受け、抗ホルモン治療を受けた524人が対象。

調査票により食事状況を詳しく調査。中央値で5.1年間フォロー。
大豆イソフラボンの摂取量に応じて4段階に区分し、一番少ない群と一番多い群の間で比較。

閉経前の患者では、大豆イソフラボンの摂取量と再発率・死亡率の間には相関なし。
閉経後の患者では、大豆イソフラボンの摂取が多いと再発率は0.67倍と、3分の2(Ptrend=0.02)。

ホルモン受容体の有無で見ると、ER(+)/PR(+)では大豆イソフラボンの摂取が多いほどリスクは低下。

アロマターゼ阻害剤アナストロゾール(アリミデックス)による治療を受けている人でも、
大豆イソフラボンの摂取が多いほどリスクが低下するという関係が認められた。

261 名前: <削除> 投稿日:2010/11/08(月) 13:12
<削除>

262 名前: <削除> 投稿日:2010/12/04(土) 23:22
<削除>

263 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/09/07(水) 13:56
HER2陰性乳癌でシクロホスファミド、エピルビシン、カペシタビン併用の術前化学療法は有望

HER2陰性乳癌に対する術前化学療法として、CEX療法(シクロホスファミド、エピルビシン、
カペシタビン)は奏効率が高く、認容性も認められることが単施設の検討で明らかになった。
日本医科大学多摩永山病院外科の横山正氏らが、9月2日から仙台市で開催された
第19回日本乳癌学会学術総会で発表した

・・・・ 略 ・・・

これらの結果から、横山氏は「症例数が少なく厳密なランダム試験ではないためバイアスが
かかった感は否定できない」とした上で、「短期間で高い奏効率と認容できる有害事象の両立が
可能なCEX療法は、HER2陰性乳癌で臨床効果が得られる有効な術前化学療法のレジメンの1つと
考えられる」と述べた。なおフランスでは術前化学療法として、
FEC療法とCEX療法を比較する試験が開始されている。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jbcs2011/201109/521433.html

264 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/09/08(木) 20:50
2年間で9名の単施設検討って…


265 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/09/08(木) 22:47
私もそれが気になったです。 
ネット系のニュースってやっぱり「衝撃的な見出し」に走るのかも。
もうちょっとね。

266 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/09/09(金) 12:42
乳がんに威力!ノーベル賞田中さんの新装置

 ノーベル化学賞(2002年)の田中耕一・島津製作所フェローは8日、
同賞受賞につながった質量分析装置を改良し、分析感度が最大1000倍に向上したと発表した。
 この装置で、乳がん患者のたんぱく質に付いた生体物質(糖鎖)の判別に世界で初めて成功、
患者によって糖鎖の種類が異なることを突き止めた。
今後、糖鎖の種類によって抗がん剤の効き具合に差が出るのかを調べる。

 質量分析装置では、試料をイオンの状態にする。
田中フェローらは、イオン化を促す化合物を、これまでの固体から液体に変えるなどし、分析感度を上げた。

 この装置を乳がん患者2人のがん細胞分析に応用した。
京都大との共同研究で、たんぱく質表面に付き、病気の発症などに影響する鎖状の糖鎖に着目。
乳がん細胞の増殖に関わるたんぱく質の糖鎖を分析した結果、感度が上がったことで、
それぞれの糖鎖の種類が違うことがわかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110909-00000344-yom-sci

267 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/09/14(水) 22:50
日経メディカル オンラインメール
          2011.9.14 癌Experts臨時増刊
   第19回日本乳癌学会学術総会

色々新情報がある。
例:「乳癌術前化学療法の著効例にもセンチネルリンパ節生検による
  腋窩リンパ節郭清の省略を考慮」


268 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/11/20(日) 05:05
抗がん剤アバスチン、米で転移性乳がんへの適用取り消し

食品医薬品局(FDA)は18日、抗がん剤アバスチン(一般名ベバシズマブ)の
転移性乳がんへの適用を取り消した。
2008年2月、緊急性が高い薬の申請に適用されるFDAの迅速承認制度のもと追加の
臨床試験を実施するとの条件付きで承認されていたが、
結果として生存率や生活の質の向上には効果がないと判断した。
大腸がんなど、それ以外のがんへの適用については「これまで通り何ら変わりない」と説明している

http://www.asahi.com/science/update/1119/TKY201111190125.html

269 名前: AT 投稿日:2012/04/24(火) 11:56
28歳で乳がんになりました。
治療のお金は都合よく父の遺産があったため、心配することはなかったのでうすが、
母と姉は私の病気治療に積極てきに手伝ってくれないように感じました。
7年くらい経って、姉に「なんで手伝ってくれなかったんだ?」とたずねたら、
「お金あったじゃん」と言われました。あまりのショックに言い返せませんでした

270 名前: S 投稿日:2012/04/30(月) 00:54
>>269サン まるで自分のことのようで・・
父は存命なので、そこは違うのですが、私も治療費は何とかなりますが
母と姉はそんな感じです。協力してくれる時もあるのですが・・
姉は特にひどいです。悲しくなります。
気落ちせずに、あまり気にせずにいきたいですね。。。

271 名前: メトホルミン 投稿日:2016/01/02(土) 18:30
メトホルミンを投与したマウスは、一般のマウスに比べて寿命が40パーセント延びたというケース報告されています。
人間においても、寿命が延びる効果は期待されています。10年ほど前から、メトホルミンが寿命を伸ばす作用があるのではないかと言われていました。
その理由ですが、2型糖尿病の治療を受けている方のうち、メトホルミンをきちんと飲みつづけたケースでは、有意に数年長生きしたケースが確認されているからです。
http://genki-tsuuhan.jp/products/list.php?category_id=21


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