がんの早期発見に威力を発揮【PET検査】

秘密厳守の郵送血液検査

癌掲示板..>ステージⅣでの手術は本当に不可能か?

1 名前: まのん 投稿日:2007/06/05(火) 01:01
初めてこちらへ来ました。

71歳の父のことです。
胸痛があり、5月17日にレントゲンとCTで、肺に腫瘍らしきものと肋骨に陰があるという診断を受け、呼吸器専門の病院に検査入院いたしました。

検査結果は、肺の扁平上皮がんと肋骨への転移でした。
今のところ、それ以外に転移は認められないそうです。

肺がんで骨転移なのでグレードⅣ、平均余命が半年くらいと言われました。
手術できないので、抗がん剤治療と、骨への放射線治療程度しかないそうです。

扁平上皮がん(2センチ程度)と肋骨の陰の部分が接しているのなら、転移ではないので除去できるが、離れている(同じ肺の中で、5センチくらい離れているでしょうか)ので、手術してもまたぽこぽこ転移したものが出てくるので、手術で体力を使って負担をかけるのは何の特にもならないとのことです。
母の従弟が呼吸器外科医なので、電話で状態を話してみたのですが、やはり同じ見解でした。

父の職場の人で、前立腺がんやら胃がんやら肺がんやら、今まで4つもがんを患いながらも、すべて手術を行い、今も元気に仕事している人がいます。
そんなにどんどんがんがでてきても、手術できるのに、たった二つの小さながんを取り除くことが、無意味なのでしょうか。
その二つのがんをとって、その後抗がん剤などで、全身に転移しているかもしれないがんの芽を叩くということは不可能なのでしょうか。

肺がんで骨転移があっても、手術された方というのは、皆無でしょうか。

肺がんは発見されるまでは、とても元気ですね。
父も痛み止めを飲んでいるので、痛みから解放され、まったくの健康体のように見えます。
本人も、こんなに元気なのに・・・(おおむね告知しております)と、まだ信じられないようです。

効くか効かないかの抗がん剤より、外科手術で根治したいのです。
どうかご意見お聞かせください。

2 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/06/06(水) 10:14
>>1
>父の職場の人で、前立腺がんやら胃がんやら肺がんやら、今まで4つもがんを 患いながらも、
>すべて手術を行い、今も元気に仕事している人がいます。そんなにどんどん がんがでてきても、
>手術できるのに、たった二つの小さながんを取り除くことが、無意味なのでしょうか。

前立腺、胃、肺、それぞれの臓器に別個にがんが発生することと、肺と限らずどこかにできた
がんが他の場所に転移して病巣を作ってしまうこととは、まったく別のことです。何箇所にがん
ができるにしても、それぞれが早い段階でその場所にとどまっていれば、それぞれを取り去って
しまうことで、体の中にがん細胞が残らず、治ることを期待できます。

しかし、ある場所のがんが他の場所に転移している場合、がん細胞が元の病巣を離れて、
主に血の流れに乗ってよそへ広がっているのですから、見えている病巣以外にもがん細胞が
どこかへ流れ着いて育っている可能性が十分あり、多くの場合、実際にそうなっています。
そのため、見えている病巣を取り去っても、体の中にがんが残ることになり、取り去っても取り去ら
なくても予後に違いはなく、見えている病巣を取り除くことに通常は意味がありません。

もっとも、例外というのはあって、例えば肺がんでも、脳や副腎に1箇所だけ転移がある場合、
肺の病巣と転移病巣をともに取り去ることで治ってしまう可能性が数割は期待でき、手術して
しまうことが受け入れられています。

しかし、そのほかの場合、骨への転移も含みますが、それが1箇所であっても、手術で治ること
は殆ど期待できません。見えている病変を取り去っても、そのような手術をしなくても、予後に
差はないのです。予後が違わないのだから、痛くて危険な手術はしない、というのが医者の
考え方です。技術的には2cmの肺癌と1箇所の肋骨転移を切除することは、さほど難しいこと
ではなく、「不可能」ではありません。患者さんの役に立たない、かえって損するであろうことは
やるべきではないと判断するわけです。

ただし、見えているものを取り去らないと、例えば発熱をコントロールできないとか、血痰が
続いて苦しいといった事情がある場合には、そのような症状で苦しまなくとも済むように手術を
行うことがあります。

ですから、
>肺がんで骨転移があっても、手術された方というのは、皆無でしょうか。
については、皆無ではありません。症状をコントロールするために手術を受けられた方々が
おいでのはずですし、これからもいらっしゃるでしょう。また、取っても取らなくても予後に差が
ないということは、過去(概ね70年代くらいまで)にそのような手術を受けられた方々のデータ
から分かっていることです。

なお、お父さんのように肋骨に1箇所だけ転移というのは、その診断が本当に正しいか?という
問題があります。肋骨はちょっとした打撲や強い咳でも骨折することがあり、骨折の治癒像が
検査上、転移に似て見えることが少なからずあります。実際、2cmの肺扁平上皮癌が転移する
ことは比較的少ないことで、肋骨の病変が本当に転移かどうかについて主治医に確認したり、
セカンドオピニオンを求められたりしても良いかと思います。

3 名前: まのん 投稿日:2007/06/06(水) 13:05
肺がん外科医さま

回答ありがとうございます。

やはり思っていた通りです。
取り去っても、予後に違いはないのですね。
手術するだけ身体の負担が増えるということなのですね。

セカンドオピニオンもいらないだろうと言っていたのですが、やはり一度言ってみようかと弟とも話していたのですが、多分同じ判断なのでしょうね。
小さいものがたった二つなのに、何とか取れないものだろうか、と望みをかけたかったのですが、やはりムリなのですね。

お話をお聞きできてよかったです。
本当にありがとうございました。

お時間あるときにもう一つお教えいただければありがたいです。

18日から抗がん剤治療のために入院いたしますが、抗がん剤は「カルボプラチン・パクリタキセル」併用の予定です。
それ以外に「カルボプラチン・ティーエスワン」併用療法との無作為化比較第Ⅲ相臨床試験」というのをしてもらえませんかと言われています。
前者と後者、どちらが当たるかは2分の1の確率だそうです。

後者の効果というのは、臨床段階ですから、まだまだだと思うのですが、前者と比べていかがなものなのでしょうか。
臨床試験に参加する意義というのはあるのでしょうか。
いずれにせよ、非小細胞肺がんには抗がん剤はあまり効かない様なので、覚悟はできているのですが。

不勉強な部分もあり、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。



4 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/06/08(金) 21:23
>>3
「カルボプラチン+パクリタキセル」は非小細胞肺癌に対する現在のもっとも代表的・標準的な
抗癌剤治療のひとつです。このような治療と別の治療を「無作為化比較第III相臨床試験」で
効果や副作用の具合を比較しようというのは、この「別の治療」が「代表的・標準的な」治療に
比べて少なくとも同等、うまく行けば上回る効果が期待できそうだからです。「期待できそう」で
あることは、この「別の治療」を単独でやってみる「臨床試験」(第II相)での成績に基づいて
います。

ですから、「臨床試験に参加する意義」として、従来よりも優れた治療を受けられるかもしれ
ない、という点が挙げられます。ただ、本当のところどちらが優れているか分らないからこういう
試験をするわけで、何年か先に標準的治療の方が優れているという結論になってしまうかも
しれません。そこは、どちらの治療に当たるのかはまったく「無作為」に決める、ということで
勘弁していただくわけです。ですから、より優れた治療を受けられるということを保証している
わけではないことはご了解いただくことになります。

それでも、ひとつ確かに良い点はあって、「成績」を詳しく検討するために、通常の治療よりも
密に経過を拝見していくことになります。





5 名前: まのん 投稿日:2007/06/12(火) 13:22
お忙しいところ、早々にご回答いただきありがとうございました。
この週末、両親と弟と私の、4人で旅行へ行ってきました。
来週初めに入院して、すぐ抗がん剤治療が始まります。
臨床実験については、弟とも話し合いましたが、どちらと選べるわけでもないので、参加しないことになりそうです。
(どれが効くなど、誰もわからないのですが、あまりに運に任せるようで・・・)
過去の臨床実験の上に、現在の治療があるとは思うので、わがままだとは思うのですが・・・

骨転移についての、データ提供には承諾いたしました。

父は人一倍体力がありますので、きっと宣告された余命より、はるかに長く生きてくれるだろうということを祈っております。
いろいろありがとうございました。

6 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/12(火) 16:10
口を挟むようですが。
肺がんステージ4での5年生存率は国立がんセンターなどいくつかの施設で、
30%近くあります。
手術不可であるからと言って、長期生存が無理ということではないと思いますが。
ステージ4の場合、施設ごとにあまりに大きな差があるようです。
イレッサや放射線を積極的に使うか使わないかで差が出てるという気がするんですが。
肺がん外科医様はこれについてどんな意見をお持ちでしょうか?

7 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/12(火) 19:57
横から失礼します。
がんセンターのような所は治療が出来ないような末期患者は出される、故に生存率は自ずと高くなると聞きました。
真偽の程はわかりません。
しかし、生存率は年々上がっているようですから希望は捨ててはいけません。


8 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/06/12(火) 22:37
>>6
>肺がん外科医様はこれについてどんな意見をお持ちでしょうか?

「これ」ってどれか良く分りませんが、多少誤解しておいでだと思います。

肺がんの病期IVで5年生存率3割ほどというのは通常はありえません。抗がん剤を主力とした
通常の病期IVに対する治療では、5年生存率はどこでも5%ありません。

3割ほどというのは、>>2 で書きました脳や副腎に1箇所だけ転移があるという特殊な場合で、
肺の病巣と転移病巣をともに取り去ることで治ってしまう可能性が数割は期待でき、3割という
数字は珍しくありません。ただ、このようなケースは比較的珍しいので、数をある程度集めて
何割というデータを出せる施設は、がんセンターのような患者さんの数が多い施設に限ら
れています。

>手術不可であるからと言って、長期生存が無理ということではないと思いますが。

そうですね。手術不可でも、たとえば5年を超えて長生きなさる方はおいでです。しかし、
殆どの場合、がんが消滅して治癒しているのではなく、がんは残っています。残っている
けれども、育ちが遅いとか、治療するたびに効果が出て致命的なところまで進行せずに
済んでいる、ということが殆どです。

>ステージ4の場合、施設ごとにあまりに大きな差があるようです。
>イレッサや放射線を積極的に使うか使わないかで差が出てるという気がするんですが。

これが「これ」ですか? まず、どういう対象を相手にしているかによって数字は大きく異なり
ます。例えば、>>7の方が少し触れておいでですが、がんセンターではさまざまな持病を
お持ちで状態の悪い方はお受けできません。がんの専門家しかいないからです。状態の
悪い方はがんによらずとも命が危うくなりがちですから、状態の悪い方も受けられる大学
病院とか総合病院の方が成績が悪くなりがちであることは十分ありえます。

また、上に書きましたように、手術することでそれなりに良い成績が得られますから、その
ような患者さんを多く扱っていれば、数字は良くなります。

治療を積極的に行うかどうかですが、状況が許す中でできるだけ役立ちそうな治療を
しよう、と医者は基本的に考えますので、知識レベルが同じ医者同士ですと、同じ患者
さんに対する治療は似たものになると思います。

また、治療は闇雲に積極的にやればよいというものではありません。状況によっては
治療を手控えた方が結果が良い可能性もあるのです。

>>7
>がんセンターのような所は治療が出来ないような末期患者は出される、故に生存率は
>自ずと高くなると聞きました。

前半はそうですね。そういう性格の病院ですから。しかし、一旦治療した患者さんについては、
もう治療は無理ということで転院していただいても、その後どうなったかを追跡して生存率に
反映させるはずですから、「自ずと高く」なったりしないと思いますよ。

それと、生存率を算出する時に、治療しなかった患者と治療した患者を分けて検討すれば、
治療した患者については大差ないんじゃないでしょうか。

9 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/13(水) 10:26
>>8
失礼しました。「これ」とは以下のリンクのような資料です。

ttp://health.nikkei.co.jp/hRanking6/index.cfm?i=2004122000478pl

ttp://www.fpcr.or.jp/publication/pdf/statistics2005.pdf

私には国立がんセンター中央病院での肺がんの5年生存率は30%近いとしか読めないのですが、
これは何か読み方が間違っているのでしょうか?

10 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/06/13(水) 13:14
>>9
>ttp://health.nikkei.co.jp/hRanking6/index.cfm?i=2004122000478pl

これ、回答しているのは殆ど「呼外」、つまり呼吸器外科ですね。おそらく、手術の対象となった
特殊な例での数字です。

>ttp://www.fpcr.or.jp/publication/pdf/statistics2005.pdf
>
>私には国立がんセンター中央病院での肺がんの5年生存率は30%近いとしか読めないのですが、
>これは何か読み方が間違っているのでしょうか?

間違っています。日経の方はそういうことで、手術例の話です。

もう一つの資料の方も、56ページの表をおっしゃっておいでなのでしょうが、
>資料: 呼吸器外科グループ (1984-2003手術治療例)
です。しかも、病期IVの5年生存率は8.1%です。

11 名前: まのん 投稿日:2007/06/13(水) 16:43
手術のできない肺がんⅣでは、5年生存率というのは、とても低いんですよね。
父は半年の宣告です。
胸痛が出てから半年ほどすでにたっているので(何度も地域の総合病院にかかって、胸部のレントゲンも撮ったりしたのですが、肺がんを疑った検査はまったくしてもらえませんでした)、これから半年というのは、やはり納得しなければならない数字なんだと思います。

それでも、がんを宣告されたどなたもがそうだと思いますが、平均よりはるかに長生きする人もまれにいるわけで、どうかそうなりますようにと祈る日々です。
半年は短すぎます。5年などといいません。1年でもいいから、生きていてほしいと思います。

12 名前: 愛媛っこ 投稿日:2007/06/13(水) 19:56
教えて下さい。
父(57才)がH16.10に肺癌扁平上皮癌3Bと診断され、抗ガン剤6クール後、放射線治療をし、
H18.3に退院しました。
先月、CTにて再発かもしれないと言われ、一ヶ月後のCTで判断すると言われ一ヶ月後も大きさは皮っておらず断定出来ないと言われたので、他病院にてPETをうけました。
結果、再発だとわかり元の病院では手術を進められました。
あさってセカンドオピニオンへ行き、治療法を決めるようにしています。
肺癌再発で手術をと言われ、驚いています。
手術にてガン細胞を体外へ出せれば、こんな嬉しい事はありませんが、再発となると体のどこかに癌が潜んでいて痛い思いをさせるだけではないか?と悩んでいます。
PETの結果には1Bと書かれてありました。
肺癌外科医様、どう思われますか??
抗ガン剤にて延命を目指すのか、手術にて治癒を目指すべきか答えが見つかりません。
どうかご返答宜しくお願いします。




13 名前: まのん 投稿日:2007/07/06(金) 20:25
お世話になっております。

6月19日より、父が抗がん剤(カルボプラチン・パクリタキセル)治療を始めました。
治療を始める前に、もしや肋骨は骨折では・・・と思ってDr.に聞いてみたのですが、グレーとはいえ、普通肋骨には存在しない上皮細胞が取れたそうで、やはり転移と考えるのが妥当だそうです。
一旦は白血球、好血球の値が下がりましたが、注射で何とか回復。
食欲もあり、病院食も、ご飯を大盛りにしてもらっているのですが、それでも足りず、母の差し入れをあれやこれやと食べています。

来週火曜日の2クール目の抗がん剤を待っている状態です。

ところで、年初から痛んでいた胸痛(骨転移のためと思われる)が、CTで影が見つかって以来飲んでいる痛み止め(麻薬系ではまだありません)では、少し効かなくなっていきてるようです。
8時間ごとに、1日3回飲んでいるそうですが、切れるころになると、痛むそうです。

よく、骨転移には放射線といわれますが、やはりそうなのでしょうか。
いろいろ検索してみていますが、そこまで止まりの情報しかあまりわかりません。
骨転移は、肋骨に1箇所だけ、2、3センチ骨がぼやっとしています。
その部分と思われる背中が少しはれています。

父は、同じ入院患者の人たちの話から、放射線は、毎日1回(数分)30日間も当てなければいけない・・・と思っているようです。

担当Dr.にお話をお聞きする前に予備知識として、放射線の話をお聞きしできればと思います。
ネットで調べた限りなのですが、毎日数週間当てるというものと、8ガンマ(?)を1回当てて、次に3週間後にまた8ガンマ当てるというのも、効果は変わりない、という記述があったのですが。
単位もよくわからないので、その8という数字がどういうものなのかも、把握できていないのですが。
またもっと痛みが我慢できない状態になってから受ける方がよいのか、早めに受ける方がいいのか、それもよくわかりません。

抗がん剤を2クールするのに、6週間かかります。
その間、体調がよければ外泊(まだ外泊はできていません)することがあるにせよ、6週間拘束されます。
その上、放射線治療が30日もかかるのであれば(入院・外来にかかわらず)、半年という宣告のうち、あまりに大きな時間だと思うのです。

30日ほど本当にかかるのであれば、次の抗がん剤治療と並行してできれば、父の負担も減るのではないか、でも、療法の副作用に悩まされることになれば、つらい毎日ではないか・・・


また、1クール目の抗がん剤の効果はまだよくわからないのですが、治療を始める時点で2センチの扁平上皮がんと、骨転移1箇所で、あと半年くらいと言われていましたが、そんなものなのでしょうか。
持病等はありません。
父がそうだといわれたわけではなく、ステージIVの骨転移のある患者の平均余命というような言われ方をしているのですが。

感覚的なもので結構ですので、もしよろしければ、どれくらいまで生きる人が多いよという話をお聞かせ願えませんでしょうか。
(おそらく同じような話になると思いますが)
それぞれの患者さんの状態で、ケースバイケースで大きく異なるということも承知の上で、聞いたところで同じなのでしょうけれど・・・
もう少しいけるというお話をもし聞けたら・・・という淡い望みを抱いているのも事実ですが)
反面、知り合いがあと半年と宣告されて、ちょうど半年で亡くなったりで、覚悟をしてもいます。

本当に胸痛(鈍痛)以外は、どこも症状がなく、顔色もよく、元気な父です。
利己的な質問で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

14 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/07/08(日) 08:07
>>12
お書きの内容からではなんとも言えません。

もともとIIIB期の肺がんは、がん細胞が全身に広がっている可能性が高いために抗癌剤治療を
します。抗癌剤治療が原発巣に対してよく効いたのであれば、広がったがん細胞も殲滅できて
いて、原発巣を取る意味があるかもしれないです。しかし、原発巣に対してあまり効果がなかった
のであれば、原発巣だけ取っても、広がったがん細胞が残って命取りになりますので、原発巣を
取ることにあまり意味はありません。

また、治すことを目指して放射線を当てたのであれば、手術で切り口になる部分にも相当の
放射線が当たっています。そのような切り口は大変治りにくく、そのために致命的な合併症を
きたす可能性が高いので、手術をすることは考えません。

セカンドオピニオンでもう決められたかとは思いますが・・・

15 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/07/08(日) 08:23
>>13
痛みが強くなってきているということですと、やはり肋骨は転移なのでしょう。

抗がん剤が効いて痛みが良くなるかもしれませんので、放射線を急ぐ必要はないと思います。
座薬を追加する線もあるでしょうし、麻薬系の鎮痛剤に変更しても良いでしょう。いずれにしても
我慢は体力の消耗につながりますので、禁物です。

少量 X 多数回の照射と多量 X 少数回の照射の効果が同等というのは本当です。ただ、どの
程度に同等かはよく分っていないところも多く、経験と患者さんの負担、照射機器の空き具合
などの要因からえいやで決めているのが現状でしょう。放射線の量はGy(グレイ)です。

「あと半年くらい」というのは、治療をしない、治療が全く効かない場合の話で、その場合も、
「平均」です。平均ぴったりに物事が運ぶ方が少ないのですが、ただそれは平均より早い
可能性もあるということでもあります。なお、こういうときの「平均」は、一般的な全部足して
患者さんの数で割ったという値ではなく、中央値(メディアン)です。49人のデータがあれば、
短い(あるいは長い)方から数えて25番目の値を言います。

16 名前: 愛媛ッ子 投稿日:2007/07/08(日) 21:36
肺がん外科医さま
お返事ありがとうございます。
セカンドオピニオンでも、手術を進められ7/4に手術を終えました。
手術を進める理由として、治療後1年半経っているのに、他臓器への転移がなく、手術にて治癒を目指そうと言う事でした。
癌は3センチほどで、心配していた大動脈への浸潤はなく、4時間半かかり手術は成功しました。
今日で4日目なのですが、気になる事があります。
ピンク色の胸水がまだ溜まっているようで、痛みもあるみたいです。
県外にて手術を受けたため、執刀医と話をする事が出来ず、付き添っている母から状況を教えて貰っている次第です。
放射線の影響で、患部がくっつきにくいので背中の肉を取りくっつけています。
術後1日目に血圧が下がり、心拍数が増加。
輸血にて対処。
今、溜まっている胸水はどういった物なのでしょうか?
時期止まるのでしょうか??

17 名前: まのん 投稿日:2007/07/08(日) 23:23
お世話になっております。

今一番お聞きしたかった、放射線を考える時期ですが、急ぐ必要がない、というお話、とても参考になりました。
父は我慢強いので、治療ではなく対処療法の痛み止めというのは必要ないようなことを言いますが、体力を少しでも消耗しないためにも、痛かったらどんどん看護師さんやDr.に伝えるように、いつも言い聞かせています。
どれくらいの痛みなのか、父の表現は過小すぎてわかりにくいのですが、そのあたり、看護師さんなりと相談してみようと思います。

平均の中央値のお話も大変参考になりました。
短いほうに入るのか長い方に入るのかはわかりませんが、平均より長い方のグループに入れるかもという期待を持てるだけでも、気持ちが違います。

お忙しいところ、本当にありがとうございました。

18 名前: まのん 投稿日:2007/09/02(日) 11:52
お世話になっております。

父ですが、結局カルボプラチンとパクリタキセル2剤併用を4クール終えました。
今経過観察の入院中です。
2クール終えた時点のCTで、明らかに腫瘍が薄く小さくなっていたので、(それでも外側が残っているので、医学的には半分の面積になったとはいえないそうなのですが)3,4クールも勧められました。
骨転移は、変化無しですが、痛みが少し和らいだような気がすると、父は言っています。
当初半年くらいでハと言われていた余命も、1年くらいは大丈夫そうですねと言って頂けました。

回を重ねるごとに副作用も強くなると聞いていたのですが、点滴後3日ほどはぐったりするのですが、それ以外は割りと元気で、食事も今まで一度も残したことがありません(一般食のご飯を増量してもらっています)。
食べたいもの、食べられそうなものを、母に差し入れてもらって、それも結構食べています。
食欲がなくても、味をあんまり感じないときでも、時間をかけて無理にでも食べているようです。

4クール目の抗がん剤の経過観察の入院が終われば、骨転移への放射線治療をどうするかの検討をしなければならないのですが、それについて少し悩んでいます。
今現在、麻薬より1段軽い痛み止めを1日3回服用することで、痛みはコントロールできています。
(効かなくなったら次は麻薬系だといわれています)
部位的に、心臓からも遠く(右肺)多臓器にも接触しない部分なので、放射線を当てるのに、影響は少ないようです。

ただ、同じ箇所に放射線は一度しか当てられないそうなので、もし一度当てて、またそのあたりが痛み出したとき、もう放射線が当てられないとなると困るから、ぎりぎりまで放射線を当てるのを延ばした方がいいのか(痛みががまんできなくなるまで)、放射線を当てたところは、そうそうまた痛むということにはならないから、いつやっても同じなのか、どうなのだろうかということがよくわかりません。
今やっていたほうがいいのなら、再度入院しなおすより、今の入院で続けて治療してしまうほうがいいような気がします。
(週5回、2週間かけて10回当てるそうです)

入院しなおすと、また5人部屋で、3人ベッドが並んだ方の真ん中(両側に他の人のベッドがある状態)になるので、今は病院の都合で二人部屋なので、このまま続けて入院の方が環境的にはいいかなと。
もちろん、入院の部屋の問題ではなく、治療として、どれがベターかということなのですが。

19 名前: 直子 投稿日:2007/09/05(水) 13:35
母親が肺がんで背骨と脳にも多発転移を起こしているのですが、
最近、爪の先がチクチク痛むと言っています。
脳に転移していると、こういう症状はそのせいと考えたほうが
よいのでしょうか。それとも単に血流が悪いだけなのでしょうか。

20 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/05(水) 16:51
直子様
私の入院時に「足の爪先が痛い」と看護師に聞いていた女性がいました。
その女性の理由は判りません。痛風ではないですよね!
もしかして深爪で皮膚が弱くなってませんか?
私も以前、足親指の爪先が痛むので皮膚科で尋ねましたら、医師に深爪を指摘されました。


21 名前: 直子 投稿日:2007/09/05(水) 22:05
大まぬけ3号さん、ありがとうございます。
ただうちの母は痛風も深爪もないので、それとは違うような気が
します。今日になって足の土踏まずが痛くなったと言っていたので、
つい脳か肺からのものではと考えてしまいます。

22 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/06(木) 08:42
直子様
血液の流れが悪いのでしょうか?温湿布などはされていますね?
気温がやや下がってきています。冷えは大敵だと思います。
自然の風も応えるのではないでしょうか。


23 名前: 患者の娘 投稿日:2007/10/05(金) 10:29
神経線維腫Ⅰ型(レックリングハウゼン病)の専門医をご存じないですか?肺と腎臓に大きな悪性の肉腫があり、手術不可と言われました。糧違いか悩みましたが、腫瘍のためこちらに投稿しました。詳しい先生がいれば県は問いません。情報がありましたら教えてください。

24 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/05/05(水) 21:32


25 名前: カンパン 投稿日:2010/05/13(木) 00:17
PDT(光線力学的療法)について質問させてください。
私は、肺がんステージ4との診断を受けてる本人です。治療は抗がん剤治療を4クール後、原発の肺へ放射線治療を行いました(おかげでだいぶ小さくなりました)。
今現在は経過観察中です。今後は原発巣が大きくなってきたら抗がん剤治療をするとのことです。
転移先は肋骨です。肋骨については転移かどうかは確定診断ができないので、こちらも経過観察中(とはいっても主治医はステージ4としての取り扱いです)となっています。
ところで、私はステージ4ですし、手術をする条件にも適応してないので、まったく無関係と考えていたのですが、
このPDT(光線力学的療法)であれば、外科的手術に比べて体に負担もかけずに、原発巣をもう少し制御できるのではないかと考えました。
保険適用外なのは当然覚悟の上ですが、この治療法を受けることは延命に意味をもたらす可能性はあるでしょうか?
それともやはり、全身疾患と考えれば無意味の可能性が高いでしょうか?外科的手術は100%ないとのことなので、できればこの治療を受けてみたいと思ってます。
ステージ4でこの治療を受けられた方や何かお医者様にご相談された方はいらっしゃいますでしょうか?
なんでも結構ですのでご教授いただければ幸いです。
またこの治療を受けるにあたって他の条件(ステージ4以外の場所や大きさ等)は問題ないものとしてお教えいただければ幸いです。





26 名前: タコライス 投稿日:2010/05/15(土) 18:44
ステージ4の自覚症状などがあれば教えてほしいです。私は21歳(女)で先日心臓の上に心臓と同じくらいの腫瘍が見つかりました。
まだ良性か悪性かわかりませんが来週専門病院で診察まで不安で怖いです…私は左の鎖骨下の3本程への激痛のあまり呼吸が出来ず、救急車でも何回か運ばれましたが原因がわからないと言われこの半年痛み止めを飲んできました。今回それが効かなくなり整形外科でMRIを撮り腫瘍が見つかりました。

私は煙草も吸ったことはありません。



27 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/05/23(日) 21:45
>>25
PDTはレーザーが照射されたところにのみ効果が出る治療で、全身化したがんを相手にする
必要がある病期4では、手術と同じく役に立つとは言えません。通常は無意味です。

ただし、レーザーを当てられるような部位の空気の通り道にがんが顔を出していて、空気の
通りを妨げかねないような状態なのであれば、そこにPDTを用いることで空気の通り道が広がり、
呼吸が楽な状態をより長く保てる可能性があり、そういう意味合いでPDTが役立つかもしれません。


28 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/05/23(日) 21:55
>>26
ステージ4というのは通常、もともとのがんができた臓器とは違う離れた臓器に転移があること。
(遠隔転移)を指しますが、どの臓器にどの程度の広がりがあるかで症状は全然違いますので、
一般論として「自覚症状」を問うのは無意味です。

お書きの腫瘍の場所ですと、腫瘍が直に肋骨に食い込んでいるための痛みかと思います。
遠隔転移の可能性がゼロではありませんが、並んだ肋骨3本に同時期に転移が出てくるという
ことは極めて稀な事態です。

29 名前: カンパン 投稿日:2010/05/24(月) 20:55
肺がん外科医様
お忙しいところ、お教えいただきましてありがとうございます。
そうですよね・・・やはり意味がないんですね。
素人なりに考え、原発をコントロールできれば・・・とも思ったのですが。
ありがとうございました。


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