がんの早期発見に威力を発揮【PET検査】

秘密厳守の郵送血液検査

癌掲示板..>重粒子線治療について

30 名前: 名無しさん 投稿日:2011/10/21(金) 12:19
膵癌に対する重粒子線治療
篠藤 誠、山田 滋、安田茂雄、今田 浩、鎌田 正、辻井博彦
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院

I. 術前重粒子線治療(プロトコール0203)
<結果>
2003 年4 月から2010 年2月まで23 人の患者が登録され、30GyE から36.8yE まで線量
増加がおこなわれた。全例予定通りの重粒子線治療を完遂した。UICC による臨床病期は
stage IIA 15 例、stage IIB 8 例であった。23 例中19 例に腫瘍切除が行われたが(切除率83%)、
4 例は肝転移の出現あるいは手術拒否により根治的切除は施行されなかった。grade 3 以上の
有害事象は、肝転移に対する治療中に肝膿瘍が1 例に出現したのみである。他、重篤な副作
用は見られていない。切除可能であった19 例のうち、局所再発を来した症例は1 例も見られ
ておらず、3 年生存率40%と良好な成績であった

II. ゲムシタビン併用重粒子線治療(プロトコール0513)
<結果>2007 年4 月から2010 年2月まで38 人の患者が登録されたた。UICC による臨床
病期はstage III 34 例、stage IV 4 例であった。早期有害事象として、投与量制限毒性(DLT)
は38 例中3 例と非常に少ない出現率であった。他、晩期有害事象を含め重篤な副作用は見ら
れていない。ゲムシタビンfull dose(1000mg/m2)での併用においても線量増加に伴う有害
事象の頻度増加はみられなかった。重粒子線治療による局所制御は線量増加に伴って向上し、
45GyE 以上照射された高線量群では、これまで局所再発は14 例中1 例のみであり、1年局
所制御率86%と良好な成績であった。生存期間中央値18 ヶ月、全生存率は1年66%、2 年
34%であった。
<結論>
術前重粒子線治療は重篤な副作用なく安全に施行可能であり、術後局所再発のリスクを低
減する手段として有用であると思われた。今後さらに症例数を蓄積し、治療効果についてさ
らなる検討が必要と思われる。
また、ゲムシタビン併用においてもゲムシタビンを減量することなくfull dose での併用療法
が可能である。今後、さらなる線量増加あるいは、維持化学療法を行うことにより、長期生
存、根治が期待できるものと考える。

第10 回 重粒子医科学センターシンポジウム
平成23年1月12日(水)、13日(木)


  新着レスの表示  TOPへ
18歳未満利用禁止
名前 : E-mail(省略可) :

U-tec.co.jp広告出稿(C) タカヒロ@みちのく掲示板 [12ch BBS 3.00]