■掲示板に戻る■ ■過去ログ一覧に戻る■過去ログ表示中
癌掲示板..>アナスタシアってどうよ
- 1 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/23(金) 17:28
- 「べジフルーツ」(フルーツみたいな野菜)の一種で、果物のように甘く、みずみずしいという「アナスタシアの癌抑制効果」を発表した本橋助教授に話を聞いた。
「アナスタシアの4種類の抽出成分を、多剤耐性遺伝子を持つ、培養がん細胞に加えた結果、何も加えなかった場合と比べて約30倍もがん細胞の活性を低下させました。がん治療薬(ベラバミル)で5倍ですから、驚くべき数字です。さらに、調べえた結果、これらの抽出成分には多剤耐性反転の作用があることがわかりました。」(本橋助教授)
通常抗生物質などの薬剤は投与しているうちに耐性ができてしまい、効き目が悪くなる。多剤耐性とは、耐性が2種類以上の薬剤に対してできていることで、"特効薬がない"といわれているMRSAやパイコマシン、がん細胞などがこれにあたる。ところがアナスタシアは、構成物質に耐性できるのを、"阻止する"働きがあるのだ。この点で抗酸化成分が多量に含まれるレモンやアセロラより優れているといっていい。
「今のところ、これらの作用をもつ4種類の抽出成分は、アナスタシア以外のピーマンには見つかっていません」(本橋助教授)
- 2 名前: 名無しさん@? 投稿日:2004/01/23(金) 23:19
- いや、だから食べ物は複雑系だからさ、
その中に制癌作用の要素があっても、
それを食ったからって癌が治るという単純な
もんじゃないんだって。
- 3 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/24(土) 14:07
- いやいや、理屈はあるんです。
P糖タンパクの排出ポンプ作用を抑制するベラパミルを含んでいるのです。
MS-209と言う薬剤が臨床試験中です。
それ以外にも制ガン因子がありそうだ、と言うのが上記の記述です。
- 4 名前: 名無しさん@? 投稿日:2004/01/24(土) 15:10
- >>3
わからん人だね。
「理屈」を否定しているわけではなくて、
その「理屈」で解決するような単純なもんじゃない、
と書いたのですよ。
「ありそうだ」では、現実の課題になってないし。
- 5 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/25(日) 21:06
- >その「理屈」で解決するような単純なもんじゃない
と言うのがよく分からんです。それでは医療全てが成り立たないですよ。
↓MS-209の薬効も否定されるワケですか?
P糖タンパク質MRPとがん
鹿児島大学医学部附属腫瘍研究施設 秋山 伸一 陳 哲生 古川 龍彦
要旨
抗がん薬に対する耐性腫瘍の出現は,がんの治療を行ううえで大きな障害となっている.構造的に関連性のない広範な抗がん薬に同時に耐性になることを多剤耐性(MDR)と言う.MDRに関与する因子として,ATP結合カセット(ABC)トランスポーターファミリーに属するP糖タンパク質MRPがある.MRPは広範な腫瘍に発現し,治療抵抗性と関係している.これらのトランスポーターの機能を阻害して耐性を克服する薬剤が開発されている.
- 6 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/25(日) 21:09
- PS↓
http://www.jfcr.or.jp/ccc/ccc_fundamental.html
- 7 名前: 名無しさん@? 投稿日:2004/01/26(月) 15:20
- フルーツとMS-209の薬効の間には距離があるといってるのです。
- 8 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/26(月) 20:15
- >フルーツとMS-209の薬効の間には距離があるといってるのです。
ご存知なら根拠を示して頂けませんか?
グレープフルーツとの併用を禁じられているホルモン剤などがありますよね。
あれは消化管のP糖タンパクを抑制する事でホルモン剤が利きすぎるのだそうです。
ワーファリンと納豆の禁忌も有名です。
食品として流通している物質に薬効がないとは決して言えないと思いますが?
- 9 名前: 狸 投稿日:2004/01/26(月) 23:33
- 狸です
<7-8の記載について
食品の薬効と薬との相互作用を混同してはいけません。ある種の食品は薬剤の吸収を邪魔したり、活性を損ねたりします。いちいちあげるのは大変なので割愛しますよ。これは飲み薬を水以外で飲まない方が良い、と言うのと同じレベルの話です。薬効云々を問題にしているのではありません。
またMS-209の様に薬理作用にフォーカスして開発している薬剤の薬効の存在とピーマンに含まれる整理活性物質の話はまるでレベルが違う話です。根拠もなにもなく、単に認可取得可能かどうかの差ですね。
- 10 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/27(火) 11:47
- 我々は情報を求めているのであって、エビデンスのある治療を求めるのならこの掲示板にはそもそも来ません。
抗がん剤との併用による副作用情報などが特に希望されます。
- 11 名前: 狸 投稿日:2004/01/27(火) 16:58
- 狸です
<10素人診断さん
とてもそのようなご希望には見えませんでした。またエビデンスが不要とのことでしたら提供できる情報は私にはございません。またおせっかいながらそう言った物言いは健康食品業者に付け入る隙を与えかねませんのでご注意ください。どうも事実誤認と思い込みが強い傾向のようですからご注意なさった方がいいですよ。
食品絡みでよく言われるのはある特定の生理活性物質が含まれているかどうか、を前面に出すことです。ですが実際にはある程度の濃度がしかも必要な個所で存在しないと活性は出ないのですから、含まれている、と言うだけでは何の意味もありません。ここでもう1つ問題なのは、だったら少しでも効くようにたくさん摂取すれば良いだろう、と言う考えになってしまうことです。あるいはたくさん含まれているものがより効果がありそう、となってしまうことです。いつも言っておりますように安全性の事を考えますとむやみに摂取する事が良いとは到底思えません。単なる偏食ですからね。ポリフェノールが身体に良い、と言って赤ワインがぶ飲みしたり、チョコレートを山ほど食べるのと同じ事ですよ。
- 12 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/27(火) 20:32
- >11
お言葉を返すようですが、適量や効果の情報を交換する為にこの掲示板はあるのではないですか?
もちろん情報提供の範囲は狭く、二重盲の臨床試験のように客観的でもなく、あるいは業者の誇大宣伝が混じっているかもしれません。
それらのリスクは個人の責任で患者当人が負う事になります。悪徳業者の付け入る隙を減らすためにこういった消費者の側の情報交換がなされているのではないでしょうか?
少なくとも私はそれを覚悟の上でこの掲示板で情報を集めたく思っています。
>エビデンスが不要とのことでしたら提供できる情報は私にはございません。
確固たるエビデンスのある代物が代替・民間療法、健康食品のカテゴリーにあるはずが無いのは当初から了解しています。
多くの人もそうではないでしょうか?
狸さんの知識は幅広く、リスクに対する啓蒙活動も有意義な事だと思いますが、現代医学として治療法がない場合、可能性がゼロでない物はトライする価値があると考える患者側の心理も察して下さい。
「エビデンスがない物=効かない」ではないでしょう?
私は体験者の意見を期待しています。副作用や禁忌の可能性についての情報は特に必要です。
- 13 名前: 狸 投稿日:2004/01/27(火) 20:46
- 一点だけ述べておきますが、例え無記名の記載であっても何らかの一般的でない治療方法や適応外の使用を勧めた場合、その作用によって取り返しの付かない事態が起きた時には責任を取る必要が生じる可能性があると言う事です。実践された患者さんご自身が了解済みと考えたとしてもご家族なども同じ様に思うかは分りません。そう行った危険性を包含しているのに情報提供を求めるのは危険ですよ。医療関係者と言うのは健康増進に寄与するとともに誤った医学的知識が流布されるのを防止すると言う責務もあるのです。おっしゃる通り可能性がゼロでない以上掛けて見る価値はある、との考えは否定しませんが、多くの健康食品はそうした心情につけ込んでいるだけに思えるのです。
- 14 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/27(火) 20:56
- >13
要するに遠まわしに「健康食品は止めとけ」とおっしゃってる訳ですね。
一つのご見識であるとは思いますが、それが正解であるとの証拠もまたないでしょう?
私は気休め以上の効果を期待しているし、トライする事に価値を感じています。
狸さんのご活動の意義も理解できます。しかし、こういった「健康食品に対する姿勢」の議論は恐らく答えが出ないので取り敢えず止めにしませんか?
しかしながら、今後も貴重な意見を賜りましたら幸いに思っております。
- 15 名前: 狸 投稿日:2004/01/27(火) 21:04
- きつい事を申しましたが、天然物由来の医薬品がある事も事実です。タキソールや多くの抗生物質などがそうです。私も元は抗癌剤の探索担当者でしたからそう言う事は理解しています。ただ最近の健康食品の異様な展開に違和感を感じているのです、、、。
- 16 名前: 素人診療 投稿日:2004/01/27(火) 21:20
- 私も父親を10年程前に大腸がん→肝臓転移で亡くしてまして、母親はサルノコシカケにかなり散財したようです。昔から業者が患者の弱みに付け込む事はあったと思います。
研究室で薬効を期待された物質の殆どが製品化に至らない事実もあろうとは思います。