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癌掲示板..>卵巣癌の再発

1 名前: みみ 投稿日:2005/08/03(水) 23:51
58歳の母が卵巣癌で手術したのは1年半前です。今回膀胱と膣断端に再発を認めました
前回の手術では両卵巣、子宮摘出、リンパ節かくせいを行い、ケモ6クール(TJ療法)を行いました。今回も同様の治療を行う予定ですが健康食品など補助的に、
行えることはないでしょうか?


2 名前: 投稿日:2005/08/04(木) 00:13
化学療法が終了して半年再発が認められなければ前回の抗癌剤が
奏効していると判断し、また同じ抗癌剤を使用します。
健康食品は科学的な根拠がないので何とも言えませんが
偽物も存在するので使用の際は気をつけてください

3 名前: K 投稿日:2005/08/05(金) 11:25
ビタミンAはやめてください。タキソールの添付文書に併用を避けるようにと書かれています。京都大学 福島雅典論文集のサイトの中の癌情報サイトに薬剤情報があり、タキソールの添付文書があります。抗癌剤治療を受けておられる際の薬剤の使用については、主治医と十分ご相談になった上でしかお勧めできません。         

4 名前: K 投稿日:2005/08/05(金) 11:26
追加、健康食品もです。

5 名前: みみ 投稿日:2005/08/06(土) 00:57
DさんKさんレスありがとうございます。あやうく、わらをも掴む思いでなにか飲ませようかとしていました。
フコイダンやメシマコブなどが補助的には良いかと思っていました。
私自身、あまり健康食品には、そこまでの力があると思っていませんでしたがいろんなサイトを見ているうちに飲んでみてもいいのではないかと思ってしまいました。
しつこいようですが、ケモが終わった後ではどうでしょうか?
もちろん、主治医の意見も聞きますが・・・・。先の見えないことなので答えにくいと思いますが、不安でしょうがありません。


6 名前: K 投稿日:2005/08/06(土) 20:30
主治医の先生のご意見を優先してください。

7 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/07(日) 20:16
腹膜播種ってミクロサイズの細胞が零れ落ちて腹膜に生着してそこから目に見えるくらいの大きく
なるのですか?それとももともと目に見えるサイズの塊が落ちて腹膜に生着し、さらに大きくなるのしょうか?

8 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/08(月) 17:42
また正常腹水ってエコーにうつるのでしょうか?

9 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/08(月) 17:46
あと、化学療法中のマーカーの正常値になるのは当たり前なんでしょうか?
化学療法中はただ癌細胞を眠らせているだけで、終了したとたんに
目覚めるイメージがあります

10 名前: D 投稿日:2005/08/09(火) 19:50
結論から言えばどちらともあります。ミクロレベルの方は少数だと
思いますが…
正常腹水は排卵時にはエコーで確認できます。
あたりまえという訳ではありません。
抗癌剤で癌を休止させるという状態はあります。
はっきりした答えはだせませんが、これらについてKさんの意見を聞きたいです

11 名前: K 投稿日:2005/08/16(火) 11:19
腹膜播種については腹水のみでなく、腸への転移同様大網(肝臓から腸を覆う脂肪組織)からの転移もありえます。卵巣癌の場合、早期でも、広範囲の摘出を行うのはそのためです。卵巣癌のⅠ期の場合、ⅠA、ⅠBというのは、A(片側の卵巣)、B(両側の卵巣)、ⅠCというのは、皮膜表面への浸潤や皮膜破綻が認められたり、腹水または洗浄液の細胞診にて悪性細胞のみとめられるものとされています。さらにⅠCをもっと細かく分けると、ⅠC(a)自然皮膜破綻、ⅠC(b)手術による皮膜破綻、ⅠC(1)腹腔洗浄液細胞診陽性、ⅠC(2)腹水細胞診陽性となります。Ⅱ期の場合もCにおける細分化は同様です。腹水中の癌細胞の有無はエコーではなく、細胞診により行われます。ⅠCから補助化学療法を始めるのはお尋ねの微小転移のリスクを軽減するためです(明細胞腺癌の場合は境界悪性から)。化学療法中に腫瘍マーカーが正常値になるのは、癌細胞が発生させている特殊な物質がそれだけ少なくなっているわけですから、抗癌剤が奏効していると考えられます。癌の治癒については、寛解という表現が用いられます。完全寛解が完治、X%寛解したのXが癌の大きさが小さくなった割合です。化学療法中は眠らせているという表現よりは、化学療法によって小さく小さくするといった方がいいかもしれません。小さく小さくなった癌がまた大きく育ってしまったのが再発です。抗癌剤によって、癌を小さくする状態を癌を休眠させるといい、完全寛解もふくめると、抗癌剤で癌を休止させるということになります。手術及び補助化学療法後の腫瘍マーカーによる定期健康診断は癌がどれだけ寛解しているかを調べるためです。したがってこの段階で腫瘍マーカーが正常値を保っているかどうかが大切です。6ヶ月以内の再発の場合はサルベージ療法と呼ばれる補助化学療法をいち早く行う必要があります。1年目の腫瘍マーカーによる定期健診が1ヶ月ごとに行われているのはそのためです。もし、病院側に手落ちがあり、1ヶ月ごとの定期健診及びサルベージ療法を患者さんが受けられなかった場合は、たとえそれが事務手続き上の些細なミスだとしても、場合(再発が見られた場所等)によっては、医療過誤に匹敵する重大なミスともなりかねません。医療スタッフによる十分な対策が必要です。したがって、終了したとたんに目覚めるというのはサルベージ(救命)化学療法を行わなければならないケースの場合のみには当てはまるかもしれませんが、薬剤を変えて行った抗癌剤療法が奏効している場合には当てはまりません。手術及び補助抗癌剤療法後の腫瘍マーカーによる定期健康診断の結果が何より大切です。

12 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/17(水) 03:31
Kさん、Icから腹水とありましたが、メイグス症候群の場合は
どうなるのですか?

13 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/20(土) 02:37
両側卵巣摘出して、子宮を温存した場合、CA125の正常値
はどこくらいでしょうか?

14 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/20(土) 03:38
一般には 
 CA125 は 35U/ml(男は25)だけど、
 両側卵巣摘出後、その半分位(16~17)に設定して
 再発の早期発見に役立ったという論文は読んだ事があります。
 治療完了後20日程度で半減し、3ヶ月程度で陰性化すればBest.

カットオフ値
 ・「これを超えたら病気のことが多い」という程度のもの
 ・腫瘍マーカーの測定キット(メーカ)によって変わります。
  
 ・


15 名前: K 投稿日:2005/08/23(火) 19:02
メイグス症候群とは、胸水、腹水を伴う卵巣腫瘍を指し、この場合は、良性の卵巣腫瘍でも腹水、胸水を伴います。