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癌掲示板..>膵臓癌スレッド

1 名前: 管理人 投稿日:2000/07/28(金) 00:14
 膵臓癌治療に関する書き込みをどうぞ

2 名前: 中村哲也 投稿日:2000/10/24(火) 00:10
膵臓ガンで肝臓転移でステージ4、余命告知6ヶ月を慈恵医大で
受けて5年生存。
膵臓ガン患者のメール待ってます。

3 名前: tata 投稿日:2000/10/28(土) 00:01
載せてやるか。
http://www.sanynet.ne.jp/~syo/CANCER/FAIL/toko/99_8_8.html

4 名前: <削除> 投稿日:2000/10/28(土) 00:01
<削除>

5 名前: 名無しさん 投稿日:2000/11/03(金) 00:14
http://www.nagumo.or.jp/cancer/
より、膵臓癌
http://www.nagumo.or.jp/cancer/library/text/d004.html

6 名前: 名無しさん 投稿日:2000/11/26(日) 00:22
膵臓癌を克服するのであれば
 1:膵臓の専任の研究グループがある。
    治療の実績がある。
    切除、開腹の実績数が多い事。
 2:開腹するのであれば、術中照射の設備を有すること。
 3:切除不能な場合、局部温熱治療機 を有する。
   機種はサーモトロンRF8または、これに準ずる設備
 4:最新鋭な放射線設備を有する。
    ライナック(医療用直線加速器)等
 5:対膵臓癌の学会論文を多数出している医療施設

7 名前: 投稿日:2000/11/26(日) 00:22
実績の無い病院では
 「切除出来ます」と開腹したモノの、
 実際は
  「・・・に絡んでいて」とか
  「転移があった」とかと、ナニもせずに閉じられる可能性が大です。
 
 切除可能であったとしても、病院選びは慎重に行ってください。

8 名前: TATA 投稿日:2000/11/28(火) 00:19
切除不能! と言われたのなら、私でしたら(・・・おそらく管理人さんも・・・)
 「局部温熱治療」の有る施設を尋ねることをお奨めします。

 ココの掲示板のの:温熱治療(ハイパーサーミア) を絶対に見て下さいね!

9 名前: TATA 投稿日:2000/11/28(火) 00:19
膵癌の具体的な治療 が見れるところ。
 下記の医療施設を、特にお奨めするものではありません。
 保険の利く医療です。是非、参考にして下さい。
・松田病院さんの(http://www.tamano.or.jp/usr/matu/)の
 http://www.tamano.or.jp/usr/matu/new_page_3.htm <-重いです!

・東日本クリニックさん(http://www.enc.co.jp/)の
 http://www.enc.co.jp/contents03/index.html

10 名前: TATA 投稿日:2000/11/28(火) 00:19
膵臓癌には「術中照射」が有効です。
 開腹するのであれば、例え切除可能であったとしても、
 予後の為に受けて下さい。 膵臓癌は チリやすい(転移がおこりやすい)癌です。
京都大
 http://rad.kuhp.kyoto-u.ac.jp/Public/state_of_art/IORT.htm

11 名前: UTAKA 投稿日:2000/12/03(日) 00:09
膵臓癌は、腫瘍マーカー:CA19-9 がよく利用されます。
 ・・・しえーいちきゅうきゅう、しえーナインティナイン と読むようです・・・

腫瘍マーカ:CA19-9(基準値37以下U/ml)
 http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00336.html
 http://www.ddc.co.jp/biken/code/ken02/6316/6316.html
膵癌術後肝転移例における血中CA19-9値の臨床的意義
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/O-251.htm

12 名前: UTAKA 投稿日:2000/12/03(日) 00:09
看護についてです。

 膵臓癌患者の看護
http://www.umin.ac.jp/kango/C/C37/index.htm
 PTCD(胆汁を体外に排出)については
http://www.umin.ac.jp/kango/C/C26/

13 名前: 管理人のUTAKA 投稿日:2000/12/03(日) 00:09
第98回日本外科学会総会 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/ より。
まもなく運営を停止するそうです。
私は、所有していますのでごらんになりたい方はメール下さい。

切除不能膵癌に対する集学的治療とQOL
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/O-566.htm
良好なQOLを目指した切除不能と非治癒切除進行膵管癌の術中照射(IORT)を中心にした治療方針
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-760.htm
切除不能膵癌に対する集学的治療QOL
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-761.htm
膵臓外科30年の進歩と展望
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/S-9.htm
膵癌切除成績向上を目指した拡大郭清及び集学的治療の意義と限界(2?チャンネル化学療法)
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/D-23.htm
膵癌に対する手術術式と補助療法
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/D-24.htm
膵癌に対する5FU少量及びCDDP頻回注入併用療法の意義
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-616.htm
高度進行膵癌に対する集学的治療の意義
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-619.htm
遠隔成績とQOLからみた切除不能・進行膵癌に対する選択的動注化学療法の意義
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-749.htm
膵腫瘍の診断と治療
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/E-9.htm
切除不能膵癌に対する選択的熱凝固療法の試み(組織加温)
 http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-622.htm

14 名前: UTAKA 投稿日:2000/12/03(日) 00:09
  第54回日本医学放射線学会学術発表会抄録集
http://www.radiology.or.jp/syouroku/1st.html
http://www.radiology.or.jp/syouroku/2nd.html
http://www.radiology.or.jp/syouroku/3rd.html より

・改良型コーンを用いた膵癌術中照射の有効性の検討
 http://www.radiology.or.jp/syouroku/image/page1/426.html
・切除不能StageIV膵癌の集学的治療
 http://www.radiology.or.jp/syouroku/image/page1/427.html
・切除不能膵臓癌の温熱放射線治療
 http://www.radiology.or.jp/syouroku/image/page1/428.html

15 名前: 膵癌に対する術中照射 投稿日:2000/12/09(土) 00:15
呉病院中国地方がんセンター(広島県呉市)の記事
http://www.ncc.go.jp/kure-nh/RT/naiyou.html#iort
 この病院には、術中照射 の設備があるようです。

16 名前: 名無しさん 投稿日:2000/12/09(土) 00:16
第38回日本癌治療学会総会(2000年10月22日‐24日開催)の
抄録集が公開されいます。
 第37回も有るようです。
 http://jsco.umin.ac.jp/indexj.html

下記をコピペすると、「膵臓」についての情報一覧が出ます。
wysiwyg://frame21753.435/http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/key_.htm

17 名前: UTAKA 投稿日:2000/12/10(日) 00:17
http://www.jbbs.net/sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761704&START=17&END=17&NOFIRST=TRUE
関連
 ジェムシタビン?? とは、ゲムシタビン の事でしょうか??

進行膵癌患者におけるgemcitabineの第I相試験         <-注目!
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/305.htm
   塩酸ゲムシタビンは日本人膵癌患者に対して、
   海外で膵癌を適応症として承認された用法・用量を
    用いることが可能であることが確認され、
   同時に日本人膵癌患者に対する有効性が示唆された。

 進行非小細胞癌に対するドセタキセル(DOC)とゲムシタビン(GEM)併用の臨床第1/2相試験
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/508.htm

18 名前: 名無しさん 投稿日:2000/12/10(日) 00:19
http://www.jbbs.net/sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761704&START=20&END=20&NOFIRST=TRUE
 で、
http://www.musicfighters.com/hiraiwa/book1.html
 に、
「膵臓癌に効果のあるノルバデックス」ってあるけど、
 「ノルバデックス」って何?、どなたか知りませんか? 
 >管理人さん、分かりますか?

19 名前: ノブ 投稿日:2000/12/12(火) 00:10
ノルバデックス情報

http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp:8080/docs/ts/html/note/di00345.html
http://www.medic.mie-u.ac.jp/clip/di/339_list_message.html

に載ってました。
抗がん剤の様ですけど、副作用もあるみたい。 抗がん剤じゃー
当たり前か...。

20 名前: 名無しさん 投稿日:2001/01/17(水) 00:05
塩酸ゲムシタビンはいつから日本の病院でも使えるようになるのですか?

21 名前: 名無しさん 投稿日:2001/01/18(木) 00:12
>>20
随分先の話じゃ、ないですかね。
 >>17 の、記事では、まだ、第1/2相試験ですから・・・
 ただ、保険が適用されないでしょうが、
 「医者に尋ねる」べきだと思います。
 大学病院や、研究熱心な病院なら、
 治検的に行う可能性はあると思います。

「バイアグラ」は、即刻に認可されましたが、
 これは、通常では考えられない事ですよ。

22 名前: 名無しさん 投稿日:2001/01/19(金) 00:01
レスありがとうございます。

http://www.lilly.co.jp/news/pressrelease/1999/03/12.html
http://www.lilly.co.jp/news/pressrelease/2000/11/29.html

塩酸ゲムシタビンは、非小細胞肺癌については99年3月にすでに承認されており、
膵臓癌では2000年3月に承認申請を行ったとのことなので、
承認されてもいい頃ではないかと期待していたのですが。。。
アメリカでは96年に承認されているそうですね。
日本は5年以上遅れていますね。

陽子線による放射線治療も、膵臓癌について早期に可能になるのを期待しています。

23 名前: 名無しさん 投稿日:2001/01/19(金) 00:13
22さんの記事より
 >米国では膵臓癌の適応症で1996年に米国食品医薬品局によって承認され、
 >1998年6月に非小細胞肺癌の追加適応症が認められています

  バイアグラを速攻で認可するよりも、
 塩酸ゲムシタビンの認可をして欲しいですね。期待が出来そうですし・・

24 名前: 名無しさん 投稿日:2001/01/21(日) 00:17
調べたところ、現在、膵臓癌に効果があって副作用の少ない抗癌剤は
世界で唯一、塩酸ゲムシタビンだけのようです。
一刻も早い認可をお願いしたいです。

25 名前: UTAKA 投稿日:2001/02/06(火) 00:05
・局所進行性または転移性膵臓癌に対するFirst-Line-Therapyとしての塩酸イリノテカン/ゲムシタビン併用多施設第II相試験
 http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Rocha/rocha_01.asp?SID=

 ゲムシタビン/塩酸イリノテカンの第1相試験では、
21日周期の第1日と第8日目に投与するスケジュールで、
最大耐容量(MTD)は塩酸イリノテカン 100mg/m2、
ゲムシタビン 1000mg/m2と決定されました.塩酸イリノテカンを115mg/m2に増量すると、
7人中2人に用量依存毒性としてgrade 3の下痢がみられ、
これ以上の増量は不可能でした.
また第1相試験では幸運なことに未治療の膵癌症例で、3
例中2例にX線検査で確認されたPRがみられました.
1例は6コ-ス持続し、1例は8コ-ス持続しました.
またもう1例の未治療膵癌症例は腫瘍の25%縮小がみられました.
そのため我々はこの投与法で膵癌症例を対象に第2相臨床試験を企画しました。
 45例を対象とした第2相試験が終了し、9例が治療に反応、奏功率20%でした.
そしてCA19-9をマーカーにすると38%が治療に反応しました.
我々はCA19-9が100U/dl以上の時は補助的なマーカーとして使用しており、
およそ38%の症例で50%以上の低下がみられました.
またそれに加えて疼痛緩和、体重増加、PSの改善などがみられました.
現時点での平均生存期間は6ヶ月です.
しかしこのデータは重要で、この治験は現在実施中で、検討している段階です.
現時点では1年生存はありません.
この治験に関しては昨日ポスターセッションで発表しました.

26 名前: <削除> 投稿日:2001/02/06(火) 00:05
<削除>

27 名前: UTAKA 投稿日:2001/02/06(火) 00:05
こちらも!
http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Rocha/index.asp?SID=
ゲムシタビンは生活の質(QOL)と生存率に対して治療効果があることから、
膵臓癌(PC)治療薬として米国で承認されている。
塩酸イリノテカンは膵臓癌(PC)に有効である。
前臨床試験では、塩酸イリノテカンとゲムシタビンとの併用療法に相乗効果が示唆されている。
3週間ごとに1日目と8日目に塩酸イリノテカンとゲムシタビンを投与した第I相試験では、
ゲムシタビン 1000mg/m2を30分間にわたり静注した直後に、
90分間にわたり塩酸イリノテカン100mg/m2を投与すると、塩酸イリノテカンの最大耐用量(MTD)に達することが証明された。
未治療の膵臓癌(PC)患者3例のうち2例では、顕著な治療効果が得られ、1例では疾患の進展が見られず(SD)、
8周期にわたり臨床効果が持続した。
そこで今回我々は、局所進行及び転移性膵臓癌(PC)患者において塩酸イリノテカンとゲムシタビンによる多施設第II相試験を実施した。
45例の患者を8施設で治療した。
男女の比率は18/27(40%/60%)、年齢中央値は60歳(31~89歳)、Performance Statusは0/1/2がそれぞれ11/27/7(24%/60%/16%)であった。
3例(7%)は以前にXRTを経験していた。
副作用は軽微で、副作用による死亡例や好中球減少性発熱は発現しなかった。
これまでに実施した合計351回の投与(1日目または8日目)のうち、全量投与の比率は塩酸イリノテカンが91%、ゲムシタビンが88%であった。

28 名前: tata 投稿日:2001/02/14(水) 00:03
ageます。

29 名前: 名無しさん 投稿日:2001/02/14(水) 00:06
膵臓癌患者のHP

・膵臓癌末期患者の闘病記
http://www4.ocn.ne.jp/~sinyama/
  平岩氏関連のようです。
  http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761704&START=17&END=17&NOFIRST=TRUE

 よい情報は皆さんで共有しましょうね。

30 名前: tata 投稿日:2001/02/20(火) 00:19
ageますよ。

31 名前: 教えて下さい 投稿日:2001/02/23(金) 00:02
父が膵がんで余命3ヶ月と宣告され、3週間が経過しました。
現在、UFTを毎食後1錠ずつ、エンドキサンを1日おきに1錠服用しています。
放射線治療も開始して1週間めです。
父は、エンドキサンの服用を医師には黙ってやめたいそうです。
この場合、何がしかの副作用が起こりえますでしょうか?
教えて下さい。
よろしくお願いいたします。

32 名前: UTAKA 投稿日:2001/02/23(金) 00:12
取り急ぎ
 エンドキサン
  http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=1%29+%A5%A8%A5%F3%A5%C9%A5%AD%A5%B5%A5%F3%CB%F6+%B1%F6%CC%EE%B5%C1+1g+770.60+%2312-10
  http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~pharm/di/adr141c.htm

33 名前: 名無しさん 投稿日:2001/02/23(金) 00:19
 >>31さん
  特に副作用はないでしょうが、
 主治医は、必要だ と判断して処方しているのです。
 なにか理由があるのでしょうか。
 主治医と先ずは、相談してください。
 薬の効果、副作用などなど、詳しく尋ねることです。
 結果教えて下さいね。31さん

34 名前: 名無しさん 投稿日:2001/02/25(日) 00:22
京都大学腫瘍外科(第一外科)
膵臓腫瘍について
 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~surgery1/pancreas.html

35 名前: 名無しさん 投稿日:2001/02/25(日) 00:22
国立呉病院の膵臓がんの治療
http://www.ncc.go.jp/kure-nh/cancer100.html#anchor926440

36 名前: 名無しさん 投稿日:2001/02/25(日) 00:22
術中照射法 
http://www.ncc.go.jp/kure-nh/RT/naiyou.html#iort

  膵臓癌に対する術中照射

37 名前: 七草 投稿日:2001/02/28(水) 00:00
今年初めに膵臓癌が見つかりました。その時点で2.5センチ、肝臓にも転移が見られました。
膵臓癌の治療法について調べる程に厳しい現実を目の当たりにしましたが、それでもいくつかのの書籍や情報誌から、効果が期待される抗癌薬や副作用抑制薬のことを知り、希望が見えてきました。苦痛を伴う治療でただ延命するのではなく生きている実感のある日常生活をできるだけ長くするための治療とそれを行ってくれる医師、病院に出会えることを願っています。そのための知識を得たいのですが、よろしくお願いします。これまでは平岩正樹氏の著書や癌治療最前線という情報誌から情報を得ていました。
1. ジェムシタビンを始めいくつか膵臓癌に効果が見られる薬があるそうですが、膵臓癌に認可されているものはありますか?
2. 他の癌や別の病には認可されていながら膵臓癌にはまだ使えない薬(抗癌薬や副作用抑制薬)であっても、カルテに病名追加することで保険適用内で使用してもらう、というような“反則”は現実問題として一般の病院では望めないことですか?
3. 痛みに有効なMSコンチンの使用量が一般的に少なすぎる(実際にはもっと使って支障ないのに)というのは現在もそうなのでしょうか。痛みから完全に解放されるまで投与してくれる医師はそう多くないのですか?

38 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/05(月) 00:05
>七草 さん。
 認可されいるかどうかは、不明ですが、膵臓癌には
5FU(5フルオロウラシル:代謝拮抗剤)
 http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=2%29+%A5%D5%A5%EB%A5%AA%A5%ED%A5%A6%A5%E9%A5%B7%A5%EB+%B9%B3%B0%AD%C0%AD%BC%F0%E1%E7%BC%D5%D9%C9%B9%B3%BA%DE+%2325-21
CDDP(シスプラチン:プラチナ製剤)
 http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=3%29+%A5%B7%A5%B9%A5%D7%A5%E9%A5%C1%A5%F3%C3%ED%A1%D6%A5%DE%A5%EB%A5%B3%A1%D7+%A5%DE%A5%EB%A5%B3+50mg100ml1%C9%D3+25%2C700+%2312-18
 この2つが主流のようです。
 
MMC(マイトマイシン:抗がん性抗生物質)
 http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=1%29+%A5%DE%A5%A4%A5%C8%A5%DE%A5%A4%A5%B7%A5%F3C+%B9%B3%BC%F0%E1%E7%C0%AD%B9%B3%C0%B8%CA%AA%BC%C1+%2328-58
ロイコボリン(毒性軽減 の目的。確か保険が利かないとかの噂。。)
 http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=2%29+%A5%ED%A5%A4%A5%B3%A5%DC%A5%EA%A5%F3%BE%FB5mg+%A5%EC%A5%C0%A5%EA%A1%DD-%C9%F0%C5%C4+5mg1%BE%FB+1%2C227.00+%2332-21
  
 も使用するようです。

39 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/05(月) 00:06
 参考に。
 抗がん剤ではないですが、私の母は、膵炎で使用される
 タンパク分解酵素阻害剤 フオイパン を初期段階で処方されました。
 http://koto8.kpu-m.ac.jp/cgi-bin/sk1-cgi?list=1%29+%A5%D5%A5%AA%A5%A4%A5%D1%A5%F3%BE%FB+%BE%AE%CC%EE+100mg1%BE%FB+173.00+%2307-35

40 名前: もも 投稿日:2001/03/07(水) 00:20
父(54歳)が膵臓癌です。昨年6月から入院。放射線と5FUをやりました。
12月から2月まで家で過ごしましたが、黄疸が出て、かゆみで眠れなくなり再入院。
胆汁を出し、来週から5FUとシスプラチンをいれる、とのこと。
とにかく、かゆみがひどく、眠れないのがかわいそう!

41 名前: momo 投稿日:2001/03/07(水) 00:21
ももさんが既にいらっしゃったので、momoに変更です。

42 名前: 名無しさん 投稿日:2001/03/08(木) 00:18
日本放射線腫瘍学会第13回学術大会
 http://www.med.niigata-u.ac.jp/rad/jastro.html の
 学術プログラム
 http://www.med.niigata-u.ac.jp/rad/plogram.html
 から
O-007 局所進行膵癌の放射線化学療法における照射野の検討    国立がんセ 徳植 公一
O-008 膵癌に対する術前照射+/-門脈内抗癌剤注入療法の検討    静岡総合  中島 信明
O-009 膵臓癌及び再発直腸癌に対する化学放射線療法の検討    近畿大   鈴木  実

P-129 切除不能膵癌の姑息放射線治療              金沢大   西嶋 博司
P-130 非切除膵癌に対する放射線・温熱療法の治療成績      南和歌山  辻   孝
P-131 切除不能膵臓癌に対する動注併用放射線治療の検討     慈恵医大  中川 昌之

 中身がないなぁ~~。誰か持ってないですか?

43 名前: 42 投稿日:2001/03/08(木) 00:18
平成11年7月に開催された
 第1回放射線腫瘍学会夏季セミナー
 http://www.jastro.gr.jp/kyouiku/semi_hyoshi.htm
 から
 膵臓癌に対する、放射線治療のレポート
 http://www.jastro.gr.jp/kyouiku/tx23.htm

44 名前: ごま 投稿日:2001/03/09(金) 00:00
最近「アガリスク茸」や「アラビノキシラン」などで免疫力を高めて、
治療する方法がよく出ていますけど、あれって本当に効くのでしょうか?

45 名前: 名無しさん 投稿日:2001/03/09(金) 00:01
ごまさん 始めまして 下記をご参考ください。
プロポリスについて スレッド。
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=982229100
 このスレッドを立てられた nhksyeさん お気を悪くしないで下さいね。。
 
 ネットではびこる「免疫力を高める!○○食品」は、
 科学的な医療の裏づけのある「免疫治療」とは全く違います。
 単に「免疫」と言う名を便乗しているだけです。

46 名前: ごま 投稿日:2001/03/09(金) 00:01
早速のお返事ありがとうございます。
ネット上では色々な情報があることに改めて感心しました。
でも、効くか効かないかは各人次第ですね。
なんか残念!

47 名前: 45 投稿日:2001/03/09(金) 00:02
ごまさん。お気を悪くしないで下さいね。。
私も探したのですが、少なくとも、
 膵臓癌に効果のある「○○食品」は、先ず無い と思ってください。
 「みかんの皮」が、膵臓癌の予防効果あり という、
 週刊記事は見たことがあります。(治療ではないです)

 ほかに、、、
 実際は「外科治療後または、何らかの医学的な治療後」に○○食品を使用したにも関わらず、
 転移が出なかった だから ○○食品が効いた! の類の体験談だけで、
 科学的な根拠ゼロ のものでした。 
 その手の書籍は何年の重版をかさね、
 「今その人はどうしている?生きてるの?何年生きたの?」か全く不明でした。
 
 PS/ 私は 出版社までtelして「その人は今も生存しているのか?」と尋ねましたが
    回答は 当然 「不明」か、「その直後、体調を崩されて・・」でした。

 本気で使用を考えるなら、出版社でも執筆者へでも連絡をとることです。

48 名前: 名無しさん 投稿日:2001/03/11(日) 00:01
ageます。

49 名前: 名無しさん 投稿日:2001/03/12(月) 00:12
 サンデープロジェクト放送の平岩先生関連です。
肺がんだけに保険適用されている新薬「ジェムザール」。
欧米で、末期のすい臓癌の患者に標準的に使用されている抗癌剤 だそうですが、
情報ありませんか?
 下記参考。
 http://www.cancer-jp.com/cancer/sakuhin7.htm

50 名前: 49(自己レスです) 投稿日:2001/03/12(月) 00:12
一般名:塩酸ゲムシタビン
製品名:ジェムザール  でした。 
 塩酸ゲムシタビンは上の方にありました。

51 名前: 見つけました!ゲムシタビン情報!1 投稿日:2001/03/12(月) 00:19
膵癌に有効とされるゲムシタビンについて知りたい。
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&safe=off&q=www.onh.go.jp%2Fdis%2Fhtml%2Fpass%2Fanswer.htm+%83Q%83%80%83V%83%5E%83r%83%93&btnG=%8Di%82%E8%8D%9E%82%DD%8C%9F%8D%F5

****** 以下 コピペです。。
ゲムシタビンはLY-188011の治験名で日本イーライリリーにより開発されたジフルオロヌクレオシドで、その三リン酸化物が生理活性体である経口抗癌剤である。
その作用機序は、DNA合成の特異的阻害によることが明らかにされている。実験腫瘍では、アラCより比較的広い抗がんスペクトルを示し、また癌細胞内で高い濃度を維持しており、それが優れた抗がん効果を示す根拠とされている。
 欧米での第2相試験では、非小細胞肺癌、乳癌、膵臓癌などの固形癌に対する有効性が報告されている。転移性非小細胞肺癌12例で2例が、進行乳癌16例で4例が奏効し、転移性大腸癌25例で有効1例と16例が病状の安定化が得られた。欧米での臨床試験でみられた副作用は骨髄抑制で、血小板および頼粒球減少がみられているが、蓄積性はない。血液毒性以外の悪心、嘔吐、食欲不振、倦怠感は軽度である。

 国内の第Ⅰ相試験では悪性腫瘍患者29例を対象に多施設共同研究で行った。本剤を週1回3週連続投与する方法で、1回投与量を60mg/m2から1,000mg/m2まで増量し検討した。適格例は28例であった。その結果 dose limiting factorは骨髄抑制で、maximum tolerated doseは1,000mg/m2であると考えられ、胃がん1例、大腸がん2例に有効例が認められた。白血球数減少および血小板数減少のnadirは初回投与後約1~3週間で出現し、
 nadirからの回復は約1~2週間を要した。造血器以外の副作用として発熱、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、GOT・GPTの一過性の上昇などが認められたが、そのほとんどがいずれも比較的軽度であった。半減期は19分で、投与終了5分後の血漿中未変化体濃度は用量依存的に増大した。
 今回の成績から初期第Ⅱ相試験での用法・用量は800mg/m2を週1回3週連続投与し、1週休薬後これを繰り返すのが適切であると考えられた。
 各種固形癌(肺癌、胃癌、膵臓癌、大腸/直腸癌、子宮頸癌、卵巣癌、乳癌)に対する初期第Ⅱ相試験を全国54施設の共同研究で実施した。
本試験の目的は、ステップⅠについては、肺癌を含めた各種固形癌を対象とし、本剤の有効な癌腫の検察と安全性の検討を行うこととした。ステップⅡではステップⅠの結果より、その有効性が示唆された非小細胞肺癌の化学療法初回治療例を対象とし追加検討を行うこととした。
ステップⅠとして、1回投与量800mg/m2を週1回3週連続投与し、4週目は休薬し、以降繰り返す投与方法を用い、肺癌では、適格例29例中、化学療法初回治療例12例のうち3例(25.0%)にPRが認められた。肺癌の29例で認められたGrade3以上の副作用は、好中球数減少、(27.6%)、白血球数減少(13.8%)、ヘモグロビン減少(13.8%)、血小板数減少(10.3%)、疲労感(6.9%)、食欲不振(3.4%)、悪心・嘔吐(3.4%)、
下痢(3.4%)、呼吸困難(3.4%)、問質性肺炎(3.4%)であった。

52 名前: 見つけました!ゲムシタビン情報!2 投稿日:2001/03/12(月) 00:19
続き****

肺癌以外では,子宮頸癌の適格例23例中2例(8.7%)、卵巣癌の適格例19例中1例(5.3%)にPRが認められ、膵臓癌1例で鎮痛剤が不要となった症例が認められた。また,主な副作用は肺癌とほぼ同様の内容,頻度および程度であった。
 非小細胞肺癌の化学療法初回治療例のみを対象としたステップⅡは、ステップⅠの臨床成績および海外での成績を参考にし、1回投与量1,000mg/m2の投与方法を用い試験を実施した。その結果、適格例35例中5例(14.3%)にPRが認められ、主な副作用はステップⅠとほぼ同様で、忍容性に特に問題はなかった。
 国内の非小細胞肺癌に対する後期第Ⅱ相臨床試験を全国20施設の共同研究で実施した。対象は化学療法の初回治療原発性非小細胞肺癌例とし、本剤単剤投与時の有効性および安全性を確認することを目的とした。登録例73例全例が適格例で、完全例は69例であり、安全性評価は全例を対象とした。奏効率は適格例において26.0%(19/73)であった。主な副作用はヘモグロビン減少、白血球数減少、好中球数減少、食欲不振、悪心・嘔吐、疲労感などがみられたが、いずれもほとんどがGrade2以下で高度なものは少なかった。しかし、問質性肺炎による死亡例が認められたため、注意深い観察が必要と考えられた。以上から,本剤は非小細胞肺癌に対して十分な有効性をもち、問題となる副作用の少ない新しい抗癌剤であると考えられた。
平成11年6月時点では厚生省により、適応が非小細胞肺癌のみで、承認はされたようであるが、薬価が未定であるため使用は不可能である。
【参考文献】がんの新しい治療薬(Ⅰ)貴島静正
癌と化学療法 23(8):1011-1018、1996
癌と化学療法 23(13):1813-1824、1996
癌と化学療法 23(13):1825-1832、1996

53 名前: 見つけました!ゲムシタビン情報! 投稿日:2001/03/12(月) 00:19
注射薬 の方は
 http://www.fpa.or.jp/04/IYAKU/IYA22.htm
ジェムザール注 ってあるよ

54 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/13(火) 00:04
51さん。
  随分変なリンクだな と思いましたが、、 なるほど、わかりました。
 あぁぁ~、そういう訳ですね。これは! さすがです。 (笑

  >>51 のリンク先 Untitled は、一般開放されなくなります。
  他に情報もありますので、お早めにごらんになってください。

55 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/17(土) 00:07
ゲムシタビン:gemcitabin (略称 GEM) の
 膵臓癌に対する単剤投与の成績
 奏効率:
  11%(5/44) 報告者:Casper 報告年:1994
  11%(6/57) 報告者:Rothernberg 報告年:1996
   5%(3/56) 報告者:Burris 報告年:1997

多剤併用療法の成績
  5-FU/CDDP 奏効率 16%(9/55) 報告者Rothman 報告年1991
       奏効率 26%(8/31) 報告者Rougier 報告年1993
  5-FU/GEM 奏効率 23%(3/13) 報告者Hidalgo 報告年1997

 ・他に期待されている 抗がん剤 docetaxel(略称 TXT) 。
 ・単剤投与で、20%以上を示す抗がん剤は無い ようです。
 
ゲムシタビンは腫瘍効果は、ほとんど期待できないが、
 痛みの軽減効果があり、また副作用もほとんどない。QOLの点では、優れている。
 
*)投与方法は不明です。
*)抗癌剤のデータは、「奏効率が高い」とする論文報告の後に
  否定的なデータ がでることが多いです。

56 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/17(土) 00:07
ゲムシタビン、イリノテカン・・、抗がん剤の認可を巡って最近マスコミが騒いでいますが、
 
 「膵臓癌は、乏血性の癌、抗癌剤が癌組織に届きにくい癌」。

 ゲムシタビンも「夢の抗がん剤」では、無い 、と残念ながら私の結論はなりました。。。。
 私に署名を求めた方には申し訳なく思います。

 ですが、更なる新抗癌剤の開発に期待します。
 温熱治療の普及に期待しています。 
 放射線治療の開発に期待しています。

57 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/18(日) 00:14
 5-FUの持続静注+CDDP(シスプラチン)の少量投与 

  *************************************
抗癌剤の投与方法の1つ :Biochemical Modulation(BCM)
 :私の知る限りです。詳しくは主治医に尋ねてください
  *************************************
抗癌剤(effector)を投与する際、
その前後あるいは同時に他の薬剤(modulator)を投与することにより、
 抗癌剤(effector)の薬理動態を変化させ、抗腫瘍効果を増強したり、
 正常細胞への毒性を軽減すること を目的にした治療法。

一般的には 経口、静注、動注があるようですが
 膵臓癌には FP療法(少量FP療法、low doseFP療法、少量反復FP療法) と言われる、
   5-FUの持続静注+CDDP(シスプラチン)の少量投与 が主流のようです。

BCMなら、
 http://www.igaku-shoin.co.jp/04nws/news/n1996dir/n2183dir/n2183_03.htm
  (CDDP/5-FU の投与については、下のほうにあります)。
FP療法なら、
  http://www2.biglobe.ne.jp/~msojiro/LcFP.htm (投与の量には違いがあります)

検索キーワード:biochemical modulation BCM FP療法

58 名前: <削除> 投稿日:2001/03/18(日) 00:14
<削除>

59 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/18(日) 00:14
消化器癌に対する5-FU隔日投与+少量CDDP併用療法の有用性
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/157.htm
消化器癌に対するlow-doseFP療法-在宅化学療法の導入を含めて-
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/20041.htm
進行膵癌に対する放射線化学療法(CDDP+5FU)の治療成績
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/308.htm
局所進行膵がんに対する放射線化学療法の予後因子
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/803.htm
消化器癌に対する5-FU隔日投与+少量CDDP併用療法の有用性について
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E11389.htm
切除不能膵癌に対する治療戦略               <--- 共同研究??
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50010.htm

60 名前: momo 投稿日:2001/03/24(土) 00:14
父が膵臓がんです。
5FU+シスプラチンがようやく終わりました。週5日×2週
副作用は最初はありませんでしたが、だんだん味覚が変わり、
今週は味がほとんどしない、昨日は食事が運ばれてきた途端に吐いてしまう状態でした。
それでも食べることの好きな父は、食べたいものを私達に頼み、少しでも食べてくれるのが救い。
痛みも出てきて、腰をマッサージすると少し楽になるようです。
それにしても!!
昨日はたまたま院長先生がいたので、吐き気や食欲減退のことを訴えたら、
まぁぁしょうがないね、とのこと。
担当医に痛みのことを話せば、そんなはずはない(ステントのこと)とか、
様子を見ましょう、ばっかり。
面談では、痛みはきちんとコントロールします、って言ったのに。
こちらが神経質になっていることを差し引いても、もう少し違う言い方をして欲しい。
今日は不満をぶつけてしまいました・・・
今日から来週火曜の検査まで、家に帰ってくるので、少しでも食欲が戻ることを祈ります。

61 名前: 名無し@父膵臓癌死亡 投稿日:2001/03/24(土) 00:17
私の経験からです。
抗癌剤の影響もあるでしょうが、膵臓癌は、そもそも「嘔吐」が起きる癌です。
ステントを入れているようですが、痛みは「ステントだけ」のせいではなく、
腫瘍が大きくなっているのだと私は思います。
「5FU+シスプラチン」の効果が得られれば、痛みは徐々に減るし
 効果が無かったら、痛みはマスマス増えていく 末期に近づいている と考えるべきです。

主治医に早く、膵臓癌が大きくなって、背中の神経を圧迫しているのか?と
 尋ねてください。
 主治医が、週末に家にやたらと帰らせるのも注意ですよ。
 私は、父が死亡直後に、主治医から「でも、お別れできたでしょ。」と
 最後の最後に言われたのを覚えいます。
 手遅れにならないうちに、次の手を考えてください。

>UTAKAさん(前はTAKAさんでしたよね。)
 HPの開設したのですね。メールありがとうございます。
 私も協力しますよ!

62 名前: 光源氏 投稿日:2001/03/24(土) 00:21
僕も膵臓癌で肝臓に転移しています。
手術で膵体尾部と脾臓を取り、肝臓は全体に散らばり、3~4センチクラスになって
いたのでカテーテルを入れて現在は5FUとシスプラチンの2週に1度の動注療法を
やっていますが、主治医が僕も覚悟を決めてかかっているという量を入れています。
吐き気と気怠さは厳しいものです。
でもお父さんの場合腫瘍の拡大が主たる原因と思えますので医師に実状をはっきり
聞かれて、対策のキチンと相談されたほうが良いです。
僕は良くて6ケ月の余命告知を受けましたが、満6年生存しています。
どうか諦めないでネバー・ギブアップを念じて頑張りましょう。
                       光源氏

63 名前: 名無し@父膵臓癌死亡 投稿日:2001/03/28(水) 00:22
momo さん
 お気にさわることを書いてしまったかなと思っています。
 お父様のご様子はどうですか。

64 名前: 名無し@父膵臓癌死亡 投稿日:2001/03/28(水) 00:22
momo さん
 お気にさわることを書いてしまったかなと思っています。
 お父様のご様子はどうですか。

65 名前: 名無しさん 投稿日:2001/03/29(木) 00:10
ゲムシタビンは、ここ数ヶ月、早ければ4月中に
 膵癌に認可されるとの噂です。
ゲムシタビンの単剤では、あまり生存期間の延長は望めないようです。
他の抗ガン剤との併用(多剤投与)や、
放射線治療、温熱治療併用などの集学的治療に期待しています。

 CDDP(シスプラチン)は膵癌に使用されていますが
 膵癌に保険適用にはなっていません。
 患者、製薬会社、病院のいずれかが負担しています。
 医者が言わないだけです。
 保険が適用されていない薬剤であっても、
 医者が積極的に使用してい事は知ってください。

66 名前: momo 投稿日:2001/03/29(木) 00:23
>名無しさん
 そんなことは全然ないです。いろいろな情報を知ることが出来るのは
 ありがたいことだと思います。
 父は食欲は少しでてきたようで、気分も良くなってるみたいです。
 血液検査の結果はまだ聞いていません。
 担当医は、ゲムシタビンが認可され次第使うようです。
>光源氏さん
 副作用の症状はどんな感じなのですか?
 こんなことを聞くのは失礼かもしれませんが、うちの父はあまり口に出して
 言わないので、症状を読み取るのが難しいのです・・・
 光源氏さんもつらい治療で大変だと思いますが、がんばってください。

67 名前: 光源氏 投稿日:2001/03/30(金) 00:02
吐き気が酷いことがありますが、僕の場合は頭と同様に遅効型で少し遅れて
でてきます。
後は、ものすごくけだるいことですが主治医は覚悟して治療にあたるという
ぐらい強い量です。
でも人によってまったくでない方もいます。
右の背中が痛いのはすい臓癌のけんちょうな痛みのでかたです。
さすって貰うととても気持ちがよいので、人によっては血流を活発にするので
良くないといいますが、僕はさすってもらうと痛みが薄らぎ嬉しいです。
お父さんのこと本当に大変でしょうがネバーギブアップを忘れずに・・・・
励ましてあげてください。            光源氏より

68 名前: <削除> 投稿日:2001/03/30(金) 00:02
<削除>

69 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/02(月) 00:18
メルクマニュアル
医療従事者向けの版から 
 膵臓の腫瘍
  http://www.banyu.co.jp/health/life3/03/s034.html#0332
家庭版より
 膵臓癌
  http://mmh.banyu.co.jp/cgi-bin/search.cgi?query=%E7%B9%C2%A1%B4%E2&di=20&dp=0
 膵臓の腺癌
  http://mmh.banyu.co.jp/cgi-bin/search.cgi?query=%C1%A3%B4%E2+%E7%B9%C2%A1&di=20&dp=0

70 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/03(火) 00:18
膵癌+切除不能+放射線での検索結果

切除不能局所進行膵癌に対する術中照射の意義
 http://wwwinfo.ncc.go.jp/meetings/jca98/abstracts/poster/p14/2471.html
局所進行膵癌に対する放射線化学療法(術中照射体外照射併用)の第II相試験
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/309.htm
進行膵癌に対する放射線治療成績
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10136.htm
切除不能膵癌に対する全身化学療法の検討
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10916.htm
膵癌に対する集学的治療の現状      <--化学療法(化療)、放射線療法(RT)の治療効果
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E11049.htm
切除不能進行膵癌に対するCimetidineを併用した化学・放射線療法の有用性と問題点
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E11329.htm
術中照射と術後照射を組み合わせた進行膵管癌の治療戦略
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50128.htm
切除不能膵癌に対するChemoradiotherapyの有用性と問題点 術中照射+MTX
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50363.htm

71 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/03(火) 00:18
切除不能膵癌に対するCPT-11/CDDP分割同時併用化学療法の検討
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/718.htm

72 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/03(火) 00:18
75歳以上の高齢者膵・胆道癌に対する手術療法の検討
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E11443.htm
切除不能膵癌に対する全身化学療法の検討
  http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10916.htm

73 名前: momo 投稿日:2001/04/08(日) 00:10
ジェムザール認可!うれしい。
CDDPの副作用は本当にかわいそうだったので、どんな治療でも受けると言ってた
父も、またやるのはちょっと・・・とゆう感じでした。
ジェムザールは副作用も少ないようだし、少しでも良い状態になれば・・
と期待しています。

74 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/08(日) 00:14
2001年4月4日 
 厚生労働省がジェムザール注を膵癌の追加適応症で承認!!
http://www.cancer-jp.com/doc/drug-information.htm

一応下記も。
新医薬品情報公開資料
塩酸ゲムシタビン:ジェムザール注
http://www.nihs.go.jp/mhw/koukai/1999/990312/980904-2.html

75 名前: UTAKA 投稿日:2001/04/08(日) 00:15
塩酸ゲムシタビン:ジェムザール注 の副作用等々の情報。
医療用医薬品の添付文書情報 から
 ジェムザール注
 http://www.pharmasys.gr.jp/go/pack/4224403D1022_1_03/@Generic__BookView;hf=1;lang=ja?DwebQuery=%28%8Cx%8D%90%20in%20%3Cwarnings%3E%29%20or%20%28%8B%D6%8A%F5%20in%20%3Ccontraindications%3E%29%20or%20%28%8C%B4%91%A5%8B%D6%8A%F5%20in%20%3Cavoidedadministration%3E%29%20or%20%28%8Eg%97p%8F%E3%82%CC%92%8D%88%D3%20in%20%3Cprecautionsforuse%3E%29%20or%20%28%90%DA%8E%ED%95s%93K%93%96%8E%D2%20in%20%3Ccontraindications%3E%29

 上記をクリックしても出なかったら
 http://www.pharmasys.gr.jp/tenpu/menu_tenpu_base.html
 一般名・販売名 に
 ジェムザール注 と 入力して、 検索実行 をクリック

76 名前: 774 投稿日:2001/04/08(日) 00:21
GEM:gemcitabine:塩酸ゲムシタビン の記事。

GEMは初期の臨床試験では奏効率は低位にとどまったが、
抗腫瘍効果がみられなかった例の中にも、PS(performance status)が
明らかに改善する例が認られた。
この為、症状緩和効果を主要評価項目とした2つの試験が実施された。
1:5FUを主体とする化学療法が無効になった例を対象とした試験。
  結果:GEMにより27%(17/63例)に症状緩和効果が認められた。

2:初回化学療法を対象としたGEMと5FUの無作為比較試験。
  結果:GEM群では、症状緩和効果24%(15/63例)にみられ
    5FU群の5%(3/63例)に比べ有意に高率。
      50%生存期間、GEM群は5.7ヶ月、5FU群は4.4ヶ月。

 胆道癌・膵臓癌に対する最近の化学療法:胆と膵 Vol.19(7) 1998

77 名前: 774 投稿日:2001/04/08(日) 00:21
GEM:gemcitabine:塩酸ゲムシタビン の記事。

抗腫瘍効果はほとんど無いが、すぐれた痛みの軽減効果がある。
5FU治療に無効であった転移性膵癌に対して27%に clinical benefit response(
痛みの50%以上の軽減、モルヒネの50%以上の減量、
KSPの20%以上の改善が4週間以上継続)が得られた。
膵臓がん患者のQOL上昇を目的とした従来の抗癌剤とは異なる視点からの化学療法といえる。
     切除不能膵癌に対する化学療法  胆と膵 Vol.19(7) 1998

78 名前: 774 投稿日:2001/04/08(日) 00:21
4日に厚生労働省が承認したのですね!
 期待しています。

79 名前: UTAKA 投稿日:2001/05/01(火) 00:17
第101回 日本外科学会総会 http://www2.convention.co.jp/jss2001/より

膵癌に対する重粒子線照射治療の有効性に関する基礎的研究
 http://www3.convention.co.jp/dbase/jss01/sr25H01744.html
局所進行切除不能膵癌に対する分割照射併用化学療法の治療効果
 http://www3.convention.co.jp/dbase/jss01/sr25H02395.html

80 名前: UTAKA 投稿日:2001/05/01(火) 00:17
高度局所浸潤型切除不能膵癌における5-FU持続動注療法の意義
 http://www3.convention.co.jp/dbase/jss01/sr25H00869.html

81 名前: momo 投稿日:2001/05/13(日) 00:21
おひさしぶりです。PCがやっと修理から戻ってきました。
ゲムシタビンを始めるために入院したけど、白血球が少ないため、
なかなか始められない状態です。
痛みも出てきて、カディアン30mgを飲み始めました。
痛みはおさえられているものの、だるいのか、あまり出歩きません。
前回のCDDPで体力が減少し、なかなか戻らないと言っています。
また、味覚の異常も時々あるようです。(その日によって違う。)

82 名前: 気になる記事 投稿日:2001/05/14(月) 00:12
第101回日本外科学会開催(4月11日-13日)
「膵癌:未来へのプロローグ」と題した会長講演で
松野正紀会長(東北大)は
「膵癌は今世紀に持ち越した難治療疾患の1つ」と位置づけ,自身の研究史を披露。
また新しい膵癌治療戦略として,
(1)遺伝子治療,
(2)樹状細胞療法,
(3)navigation surgeryを紹介した。
http://www.igaku-shoin.co.jp/04nws/news/n2001dir/n2436dir/n2436_02.htm#00

83 名前: 気になる記事 投稿日:2001/05/14(月) 00:12
上の (2)樹状細胞療法 の関連情報は、
 免疫治療スレッドの 23番にありました。

MUC1樹状細胞を用いた膵癌養子免疫療法の検討
 http://www3.convention.co.jp/dbase/jss01/sr25H01783.html

84 名前: chiko 投稿日:2001/05/16(水) 00:03
どなたかゲムシタビンが関西で使ってくれる病院をご存知ないですか?私の母は去年9月に
すい臓癌で尾部体部切除しましたが今年2月に再発し肝転移リンパ節や周囲に転移してます。
腹水もでてます。今の病院はモルヒネと消化剤しか出してくれず、抗がん剤はむだということです。
誰か教えてください。

85 名前: 名無しさん 投稿日:2001/05/16(水) 00:12
ゲムシタビン は、膵臓癌に認可されたと思います。
 現在の病院でも使用は可能な筈です。

86 名前: momo 投稿日:2001/05/17(木) 00:22
カディアン30mgから始まったのですが、もう40mg。
このままどんどんあっとゆうまに増えていくのかな・・・

87 名前: chiko 投稿日:2001/05/19(土) 00:03
名無しさんありがとう。
昨日主治医にゲムシタビンのことを聞いたら2日前にうちの病院も説明会があった
があなたには体力がないし副作用もきついし実証例もないからと反対されました。
なんか日本って国って情けないですよね・・やっと承認されても使える医師が
少ないことやアメリカなどにくらべ遅れていて。

88 名前: スーさん 投稿日:2001/05/20(日) 00:22
はじめまして、まずは自己紹介から
50歳、男性、千葉市に在住

平成11年秋に膵臓癌の告知を受け、現在は休職して、通院しながら、化学療法を
行っています。
最近、話題になっている、ゲムシタビンを投与しています。
当初、副作用が少ないとのことで治療を始めたのですが、脱毛、痒み等、副作用が
出て、特に湿疹は全身に出てため投与量を減量し治療を行っています。ただ最近は、
腫瘍マーカが上昇してきているので、効果がなくなってきているようです。
今後は、イリノテカンとゲムシタビンを併用して治療する予定です。
今後とも宜しくお願いします。

89 名前: momo 投稿日:2001/05/21(月) 00:21
ゲムシタビンを始める予定だったものの、白血球が少なく、なかなか始められませんでした。
少しずつは上がっているので、来週あたりには始められるかな・・・
 chikoさん
 私の父も体力はかなり減ってしまいました。家にいる時はほとんど出歩きません。
 車で出かけようと言っても、躊躇しています。病院でも始めて使うようですが
 勉強会などをやっているようです。
 
 スーさん
 ゲムシタビンは、副作用が少ないように聞いていたのですが・・・
 父はシスプラチンの時、かゆみがひどかったので、心配です。

90 名前: chiko 投稿日:2001/05/23(水) 00:02
私も母もモルヒネでめまいと眠気と吐き気で寝込んでます。座薬を20mg1日2回始めたのですが
それぐらいで2週間前まで買い物もいって家事も何とかしてたのに・・
これから抗癌剤が打てるのか心配です。色々考えた結果本人の希望で転院してゲムシタビンほか
抗癌剤治療しようと思ってますがmomoさんのところのように難しそうです。これが
命を短くしないか心配です。スーさんも頑張ってください。生き抜いてください!
いつか勝利がきたな!っていえるまで!

91 名前: chiko 投稿日:2001/05/23(水) 00:02
さっきの訂正「私も母も」は「私の母も」でした。m(__)m

92 名前: スーさん 投稿日:2001/05/24(木) 00:00
ゲムシタビンの副作用に付いての簡単な記載が、発売元の日本イーライリリー(株
)のホームページに記載されています。また、別なアドレスには、薬価も記載され
ています。
http://www.lilly.co.jp/news/pressrelease/2001/04/11.html

より詳しい資料は、担当医に相談し、メーカから取り寄せて貰ってみては如何です
か。私はお願いし、コピーを頂いてあります。

93 名前: momo 投稿日:2001/05/28(月) 00:22
結局3週間入院したにもかかわらず、白血球が少ないのでゲムシタビンを始められないまま
明日退院になってしまいました。
白血球を上げる方法ってあるんでしょうか?
父は今、健康食品にはまってしまっています。ノーマライザー、うこん、プロポリス・・・
病棟の方に勧められ、今度はアガリクス。はっきり言って、お金が続きません。
やめさせるのもかわいそうなんだけど・・・

94 名前: 名無しさん 投稿日:2001/05/30(水) 00:18
はやく、検査記録を持って、
他の病院をたくさん、尋ねて下さい。
 例え、良い答えが得られなかった としても、、
 立ち止まっていけないですよ。
 大切な御父様です。。
 momo様は、直接に癌とは闘えないのです。
 病院、主治医、看護婦、、時には 御父様と闘うのです。
 諦めないでください。
 多くの医者に相談して下さい。

95 名前: chiko 投稿日:2001/06/19(火) 00:04
test

96 名前: chiko 投稿日:2001/06/19(火) 00:04
先週から1回目のゲムシタビンをしました。本人の母は副作用がほとんど今のところないようです。
明日2回目をします。ただ気になったのは抗癌剤治療ってたとえばゲムシタビンと他の抗癌剤の併用治療
ってしないのですか?主治医はそういうやり方はしない。っていってましたが・・

97 名前: 名無しさん 投稿日:2001/06/19(火) 00:12
 膵臓癌に限らず、多剤併用は良くあることです。
例えば
 塩酸イリノテカン(CPT-11)/ゲムシタビン併用というのも有りますよ。
 下記。
 http://club.carenet.co.jp/Oncology/asco2.asp?SID=
の、1023
局所進行性または転移性膵臓癌に対するFirst-Line Therapyとしての塩酸イリノテカン/
ゲムシタビン併用多施設第II相試験

98 名前: 光源氏 投稿日:2001/06/27(水) 00:15
ご無沙汰していました、体調が悪くさぼっていました。
膵臓ガンで肝臓転移、ステージ4で宇宙行き6ヶ月のパスポートをもらった
光源氏です。
僕のホームページをリニュウアルしました、膵臓ガン患者の投稿も多いです。
宣伝になりますがUTAKAさん宜しくお願いします。
http://www.hi-ho.ne.jp/tetuya-n/diary/

99 名前: 良薬口に苦し 投稿日:2001/07/02(月) 00:12
抗がん剤塩酸イリノテカン、副作用で3人死亡
http://www.asahi.com/life/medic/0628b.html
厚労省が注意呼びかけ
 白血球数が急激に減少するなどの副作用で死亡例が相次ぎ、97年に厚生省(当時)が警告を発した抗がん剤塩
酸イリノテカンで、この4年間に3人のがん患者が、肝機能障害や急性腎不全で死亡していたことが新たに分かった。
厚労省は27日、添付文書の「重大な副作用」欄に肝臓と腎臓の機能障害を追加するよう製薬会社に指導し、医療機
関に注意を呼びかけた。

 塩酸イリノテカンは、肺がんや子宮がん、胃がん、直腸がんなどに効果があり、年間約1万人に投与されている。ヤ
クルト本社と第一製薬が販売し、昨年度の販売高は19億円。効き目が高い一方で副作用が強く、臨床試験中に12
45人に投与し、55人が副作用で死亡した。このため、使用できる病院をがん治療専門機関に絞るなどの条件付き
で、94年に承認された。販売後4年で、55人が副作用で死亡したとみられている。

100 名前: 塩酸イリノテカン 投稿日:2001/07/13(金) 00:12
2001.7.13 【日本DDS学会速報】
塩酸イリノテカン、微粒子製剤化で癌モデルマウスの生存率が延長

 八王子消化器病院薬剤部長の町田昌明氏らは、抗癌剤の塩酸イリノテカン(商品名:カンプ
ト、トポテシン)の微粒子製剤を調整。同薬の微粒子製剤を用いると、そのまま投与した場合よ
りも、抗腫瘍効果が高まることを動物実験で見出した。町田氏らはこの研究成果を、7月12日
にポスター発表した
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/135219

101 名前: 名無しさん 投稿日:2001/08/10(金) 00:05
age

102 名前: スーさん 投稿日:2001/08/20(月) 00:20
ご無沙汰していました、トポテシンによる化学療法を行ってきました。
ゲムシタビンによる治療が効果が無くなってきた(腫瘍マーカが上昇)ので、6/12
から8/9でトポテシンよる治療を入院して行ってきました。
退院時の効果判定では、腫瘍マーカが依然上昇していたので、治療効果はありませ
んでした。

レポートのタイトルが、「Low-Dose CPT-11とLow-Dose FPの隔週交替投与法によ
り縮小と長期間のTimeとProgressionが得られた高度進行膵癌の1例」を試してき
ました。
簡単な治療内容は以下の通りです。
第1週の月、火、水曜日にトポテシンの投与
第2週の月、火、水曜日にCDDPと5FUの投与
第3週は第1週と同じ、以降繰り返し

膵臓癌に効く、科学療法は無いものでしょうか。
もう腫瘍マーカ(CA19-9)が6000弱に達してしまいました。

103 名前: 名無しさん 投稿日:2001/08/21(火) 00:06
放射線治療+温熱治療+化学療法 でしょうか。。

温熱治療(ハイパーサーミア)
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=972663313

104 名前: 名無しさん 投稿日:2001/08/21(火) 00:21
一応
 日本膵臓学界のHP
 http://pc002.kojin.or.jp/suizou/
 この下の学会誌の目録
 http://www.kojin.or.jp/suizou/suizou.html
  は、参考になるかも 知れません。。

105 名前: 名無しさん 投稿日:2001/08/27(月) 00:05
癌めーる 2001年7月16日(119号) に参考となる記事がありました。
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000110.html
  購読(無料)をお薦めします。
*************以下 ***********
01:◆特集(5)
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関東)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪膵臓がん≫

【東京都】
虎の門病院(港区) 消化器外科
●手術総数160例以上、手術直接死亡死もここ10年以上なく、
安全な膵胃吻合術を採用
●終末期患者も受け入れている

国立がんセンター中央病院(中央区) 肝胆膵外科
●3年、5年生存率(膵管がん)は平均して3年生存率30.2%、
5年生存率20.5%の高水準
●手術中の電子照射+抗がん剤投与併用などの集学的治療法で、
膵臓がん全体では5年生存率は3期でも34%の良績を上げる

都立駒込病院(文京区) 外科
●膵頭部がん切除3年、5年生存率は43%、27%
●切除+術中・術後放射線療法を施す

日本医科大学付属病院(文京区) 第1外科
●膵頭部がんの局所再発における神経内浸潤と膵外浸潤に主眼を
おいた外科的治療法と補助療法で生存率のばす
●膵臓がん腹膜播種性転移についてのがん細胞の接着と増殖メカ
ニズムに詳しい

帝京大学医学部付属病院(板橋区) 外科
●膵臓がんの肝臓転移に対する肝膵同時切除術の位置づけなどに
厳しく、拡大手術の改善法に積極的。膵臓がんの外科手術の術式で
は全国に先がけて全胃幽門温存膵頭十二指腸切除術を行ない、生
存率をのばす
●術前・術後の補助療法に優れる

東京女子医科大学病院・消化器病センター(新宿区) 消化器外科
●膵臓がん拡大手術適用症例232例の治癒切除率は60%。切除
ができる根治度A・Bの5年生存率は18%、14%の良績
●膵頭部拡大手術に実績

【神奈川県】
神奈川県立がんセンター(横浜市) 外科第4科
●3年生存率29.2%、5年生存率18.2%
●切除不能例に対してはマイクロトロン開創照射+温熱+化学療法

昭和大学藤が丘病院(横浜市) 外科
●2期~3期平均3年生存率25%
●膵頭十二指腸切除術で8年以上生存症例9例がある

【千葉県】 
千葉大学医学部付属病院(千葉市) 第2外科
●5年生存率10~15%
●切除不可能症例に対するバイパス手術、術中照射、外照射を施す

【栃木県】 
栃木県立がんセンター(宇都宮市) 消化器外科2
●十二指腸ファイバースコープや細径管内視鏡による病態診断と門
脈合併切除で生存率のばす
●幽門温存により膵臓機能を残す手術法を開発

106 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/06(木) 00:03
age

107 名前: UTAKA 投稿日:2001/09/12(水) 00:20
ニフティの 医療大学相談室 http://health.nifty.com/inet-idai/index.htm

膵臓内科
 http://health.nifty.com/inet-idai/suizounaika/

 回答集は参考になりますよ。

108 名前: UTAKA 投稿日:2001/09/12(水) 00:20
>>107
すみません。
 期待したのですが、あまり参考になりませんね。 今後に期待です。

109 名前: 承認に 5年 投稿日:2001/09/23(日) 00:06
いまさらですが、 承認に 5年も かかったんですね。
 *******
医薬品の名称: 塩酸ゲムシタビン
  予定される効能又は効果: 膵癌 
  申請者の氏名又は名称: 日本イーライリリー(株) 
  指定日: 8. 4. 1
  承認日: 13.4.4
  承認された効能又は効果: 膵癌
******

110 名前: 109 投稿日:2001/09/23(日) 00:06
***** こちらは、まだ 承認を受けていないお薬 ****

医薬品の名称: ドラニダゾール
  予定される効能又は効果: 膵癌に対する術中放射線治療の効果増強 
  申請者の氏名又は名称: ポーラ化成工業(株) 
  指定日: 10. 3.20
********
ソースは、オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の参考ページ
 http://www.kiko.go.jp/Kenkyuu/Medical.html

 塩酸ゲムシタビン は、82、
 ドラニダゾール は、111 にあります。

111 名前: chiko 投稿日:2001/09/27(木) 00:02
以前書き込みしたものです母は3月に夏までと言われていましたが今もゲムシタビンを
投与しながら生き抜いています!ゲムシタビンは脱毛があまりないようです。
それに副作用が少ない方だと思います。母は吐きますがそれがジムザールのせいなのか
どうかはわかりませんが投与して2週間くらいあとです。すい臓癌の進行はかなり早いこと
を身にしみて感じてます。でも私の医師は進行をゲムシタビンで遅らしてると
言っています。骨転移もしましたので放射線を始めています。腹水が5月に少し見つかったのは
今はなくなってます。腸の閉塞や黄疸はでてませんしご飯を食べて何とか排泄もできます。
足のむくみもでますがひいたりもするし母の体は戦ってます!
確かに順調に回復するのは難しいとこですが前進後進しながらがんばってます。
最後まで諦めなかったら人間の命は計り知れないものだと本当に日々思います。

112 名前: ガンとの共存 投稿日:2001/09/27(木) 00:12
休眠させれば と言う記事がありますよ。
 消滅させなくとも、進行が止まれば! との新しい流れです。

 まだ、販売中! 週刊現代 10月6日号
 「ガン休眠療法の全て」 
 詳細はネット上にはないですが、中吊り広告が今は見れます。
 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/magazine/m-nakaduri/gendai.html

113 名前: UTAKA 投稿日:2001/09/27(木) 00:18
 >>112関連
 とある方から、メール添付で頂きました。

 昨年(2000年)の記事との事です。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~suigan/toukou/kyumin.gif

114 名前: UTAKA 投稿日:2001/09/27(木) 00:18
ガン休眠療法 は 、「ドーマンシー療法」、「がんドーマンシー療法」。
英語では ”Tumor Dormancy Therapy”。

 全身温熱治療のビデオで、「ドーマンシー療法」と聞いたのが、
 初めてでした。

115 名前: SHIGENON 投稿日:2001/09/28(金) 00:23
電解還元水について

ある本を読んでいて正常細胞をがん細胞に変異させるのは「活性酸素」が原因であると書かれていました。
またその「活性酸素」を打ち消す働きをもつものが「活性水素」で水を電解することで「活性水素」を多く含んだ
水(電解還元水)が得られるとも書いてありました。

この電解還元水を飲用すれば、癌に効果があるらしいのですがどの効果の程とはどうなのでしょうか?

116 名前: たいしたことはない 投稿日:2001/09/30(日) 00:08

(参考)新しい水の会のホームページより 

http://www.water-institute.org/topics/index3.html


四、 さらに、私が過去十六年間にわたって追求してきた水「電解還元水」について
も調べたところ、還元水も生成された直後こそ「水素豊富水」であるといえるもの
の、その後水素は急速に放散し失われてしまうため「水素欠乏水」となってしまうと
いう事実です。

水素原子は原子番号一の最も小さな元素というわけですから、どのような微小なすき
間からも抜け出し放散してしまうというわけです。
 
私の表現を使えば、「水素センサ-」の登場によって過去のいい加減な名水神話は崩
壊してしまったということになります。

117 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/06(土) 00:06
栃木県立がんセンター、術中照射システム の設備的な紹介
 PDFファイルです!

マイクロトロン垂直、水平方向2ガントリービームトランスポートシステムによる
新しい術中照射システムの構築 (84kb)
 http://www.hitachi-medical.hbi.ne.jp/info/medix/medix/32_05.pdf

118 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/06(土) 00:17
膵癌の術中照射
 http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~radio/therapy/treat/4.html
 切除不能膵癌の姑息的治療法として、
 延命、 pain control 等に大きな威力を発揮している との事。

 エグイ画像があります。

119 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/07(日) 00:09
膵画像診断ライブラリー
http://www2.kpu-m.ac.jp/~sun/image-library/index-panc.html

 エグイ画像もありますが、膵臓疾患の貴重な画像データ。
 膵癌以外にも、急性膵炎、慢性膵炎の画像データもあります。

120 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/07(日) 00:16
切除不能進行膵癌に対する超音波内視鏡ガイド下混合リンパ球穿刺注入療法(October 3, 2000).
http://www.med.niigata-u.ac.jp/in3/topic-box/pancreatobiliary.html#PB01

背景:
切除不能の進行膵癌は非常に予後が悪い事が知られており、平均生存期間は約4カ月程度である。
これまでにも化学療法や放射線療法の効果を調べる臨床試験が行われているが、いずれも著明な効果は得られていない。
そこでBRM(Biologic response modifiers)を用いた免疫療法として、
EUS(超音波内視鏡)ガイド下穿刺により進行膵癌局所に混合リンパ球培養細胞を注入(cytoimplant)する治療法の
効果と安全性を調べる臨床試験が行われた。

対象と方法:
対象となったのは組織学的にadenocarcinomaが確認され、
CTまたはEUSでサイズの測定が可能で、血管侵襲やリンパ節または
肝臓への転移のため手術不能と判断された8名(平均年齢62.4才、男女比は1:1、StageⅡが4名、StageⅢが3名、StageⅣが1名)。
健常なドナー及び患者より末梢血単核球を採取し混合培養した後、培養細胞の300~900万個を注入した。
EUSはPENTAX社FG32UA、FG36UXを用い、22G×10cmの針で穿刺を行った。
結果:
平均生存期間は13.2カ月、腫瘍サイズは2人がPR(50%以上の縮小)、
1人がMR(50%以下の縮小が2カ月以上持続)であった。副作用として熱発、肝機能障害、嘔気嘔吐が見られたが、
いずれも重篤なものではなかった。
コメント:
切除不能膵癌に対するBRM(Biologic response modifiers)を用いた免疫療法と、
EUSという新しいアプローチ法を用いた治療法といえる。MLR(混合リンパ球培養反応)による免疫療法はラットにおける肝腫瘍モデルの実験でIL-2、
IFN-gamma、sIL-2Rの産生を増加させ、MHC classⅠ抗原を介した抗腫瘍効果を示すことが報告されている。
人においてはこれまで膵臓局所に簡便にアプローチする方法がなかったためこのような治療法は行われていなかったが、
近年EUSガイド下穿刺吸引細胞診が膵癌などでも積極的に行われてきており、
こういった新しいアプローチ法を用いた治療が今後発展する可能性もあると思われる。

文献


Chang KJ, Nguyen PT, Thompson JA, Kurosaki TT, Casey LR, Leung EC,
Granger GA.
Phase I clinical trial of allogeneic mixed lymphocyte culture (cytoimplant) delivered by endoscopic
ultrasound-guided fine-needle injection in patients with advanced pancreatic carcinoma. Cancer 2000; 88: 1325-35.

121 名前: TY 投稿日:2001/10/11(木) 00:13
質問です。このページに記されているような、COX-2阻害薬やサリドマイドの
治療を受けた方はおられましたら効果について教えていただきたいのですが?
↓↓
http://homepage2.nifty.com/hada-clinic/cancerichiran.htm#pancrea

122 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/11(木) 00:18
サリドマイド剤の情報が
転移性癌スレッド にありました。
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761482&START=25&END=25&NOFIRST=TRUE

123 名前: TY 投稿日:2001/10/12(金) 00:21
>122 さん、情報感謝です。
あまり劇的な効果は期待できないようですが、母の治療のオプションとして
検討したいと思います。どうもありがとうございます。

124 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/13(土) 00:05
 >121さんへ 受けていますよ まだ1ヶ月ちょっとなので何ともいえませんが 、抗癌剤(カンプト)との併用です。重篤な副作用は、見られていません。腫瘍マーカーは、はっきりと下がりました。細かいことは、管理人さんに、直メールしましたので問い合わせてみてください。

125 名前: UTAKA@禁煙3週目突入 投稿日:2001/10/13(土) 00:08
TYさんへ
 私にメールをください。
 124さんが、連絡を取りたがっています。
 メールを仲介いたします。
 私のメールアドレスは最下部にあります。

 >124さん、書き込み遅れまして、申し訳ありません。

126 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/16(火) 00:00
 母が膵臓ガンであろうと診断されました。膵尾部に2x3cmの影があり、
腫瘍マーカの数値が上がっているそうです。それで、手術をしようということに
なったのですが、母は手術をしたままベッドから降りられなくなるくらいなら
このままの方が良いというのです。そして、民間治療にたよってなんとか
治そうと考えているのです。もともと健康食品をよく食べていたので、
そっち方面の人から、”手術を受けると、医者のいいようにされてしまう”
などと吹き込まれていて、手術は怖いという強迫観念を持ってしまっているのです。
 私としては、膵尾部なので切ってしまった方が良いと思うのですが、
母を説得する程の知識もなく...。母が一番気にしているのは、膵臓を半分も切り取って
しまったら、膵臓の機能を果たさなくなってしまうことです。実際のところどうなの
でしょうか?よろしくお願いします。

127 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/16(火) 00:12
>>126さん。
 切らなければ、間違いなく
 余命2~3ヶ月~半年~1年 と宣告されます。

128 名前: chiko 投稿日:2001/10/18(木) 00:03
>>126さん
確かに2cmくらいの腫瘍なら転移してない可能性があります。尾部切除しても2/3
膵臓が残ります。手術も簡単です。うちの母は体部膵臓ガンで鮎でいえば頭の部分くらいしか
残りませんでしたがインシュリンもでて血糖値も上がりませんし6ヶ月間の下痢を
しながら便通は通常に戻りました。ちゃんと消化します。
すい癌は非常にスピード早く進行します。一刻も早く取り除くのもいいのでは
と私は思います。早期切除した尾部膵臓癌の人で5年以上元気に再発してない人が
知り合いにいますよ。健食もいいですが両方検討すべきです。
ベットからは早かったら次の日から自分でトイレにいけますよ。退院も1~3週間でできると思うのですが・・
よく主治医と話してください。遅くならないうちに。

129 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/21(日) 00:06
DDW2001のから膵臓癌関連(その1)
 http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761704&START=86&END=86&NOFIRST=TRUE

消P-662 膵臓癌におけるVEGF-B,VEGF-CとVEGF受容体 Flt-1,Flk-1の免疫組織学的検討  田口 陽子 日本大・3内科
消P-663 ヒト膵癌におけるclusterinの発現  謝 敏かく 金沢大がん研究所・内科
消P-664 膵癌細胞における血管拡張因子adrenomedullin発現の意義  石川 隆久 北海道大・3内科
消P-665 膵癌における回転DSAを用いた三次元表示法(3D-DSA)の試み   菅 偉哉 久留米大・2内科
消P-666 膵液中K-ras突然変異陽性例は膵癌の高危険群か?-経過観察例の検討-  泉 明彦 大阪府立成人病センター・検診部、大阪府立成人病センター・病理細胞診断科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=259&room=16
消P-667 膵癌細胞のインテグリン発現増強と転移・浸潤能に対するIL-1αの影響  沢井 博純 名古屋市立大・1外科
消P-668 Smad4遺伝子異常からみた膵癌悪性度の検討  伊地知 秀明 東京大・消化器内科
消P-669 低分子量G蛋白質Rhoを標的としたHMG-CoA還元酵素阻害剤によるヒト膵癌細胞の浸潤・転移抑制効果   草間 俊行 山梨医大・1外科、大阪府立成人病センター研究所・腫瘍生化学
消P-670 ts1浸潤性膵管癌の診断の現状  福冨 晃 愛知県ガンセンター・消化器内科部
消P-671 各種膵疾患における血中可溶性Fasリガンド測定の意義及び血中RCAS1との対比  明石 哲郎 九州大・病態制御内科(3内科)
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=260&room=16
消P-672 慢性膵炎と膵癌の鑑別ーEUS、ERCPを中心に   田所 洋行 順天堂大・消化器内科
消P-673 膵疾患に対する造影超音波検査の有用性に関する検討  中山 大寿 東京医大・4内科
消P-674 膵管内乳頭腫瘍(膵嚢胞)を契機に発見し得た膵癌の4例  大内田 次郎 九州大大学院・臨床・腫瘍外科
消P-675 膵上皮内癌の画像所見の検討  藤田 直哉 癌研究会附属病院・内科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=262&room=16

130 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/21(日) 00:06
DDW2001のから膵臓癌関連(その2)
消P-676 切除不能膵癌に対する治療効果判定におけるFDG-PETの有用性についての検討  吉岡 政人 秋田大・外科
消P-677 診断に難渋した膵腫瘤性病変10例の検討  勅使河原 修 名古屋大大学院・病態制御外科学
消P-678 術前鑑別診断が困難で、手術時に診断が確定した膵疾患症例の画像診断の検討  前村 誠 国立療養所南九州病院・外科
消P-679 膵管内乳頭腫瘍の画像診断所見に対する質的診断の検討  馬場 毅 千葉大・1内科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=263&room=16
消P-680 膵臓癌に対するリボヌクレオチドリダクターゼ阻害剤の抗腫瘍効果に対する分子腫瘍学的解析及びその治療効果の評価に関する研究 小林 規俊 神奈川県立がんセンター・消化器内科
消P-681 PPAR-γ核内受容体を標的にしたthiazolidinedione (TZD)による膵癌のdormancy therapyについて 太田 哲生 金沢大・2外科
消P-682 進行・再発膵癌に対するlow-dose FP療法 辻 晃仁 高知県立中央病院・臨床腫瘍治療グループ
消P-683 高齢者の切除不能膵癌におけるGemcitabineの使用経験 花田 敬士 広島県厚生連尾道総合病院・消化器内科
消P-684 進行膵癌に対する膵動注化学療法 島村 智崇 埼玉県立がんセンター・消化器科
 http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=264&room=16

131 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/21(日) 00:06
DDW2001のから膵臓癌関連(その3)
消P-685 進行膵癌に対する局所温熱療法とその効果 田中 寛人 和歌山県立医大・3内科
消P-686 膵癌肝転移に対する5-FU動注療法--TS、DPD m-RNA量と治療効果の関連について--  坂上 信行 千葉大・1内科
消P-687 膵印環細胞癌の1切除例 森 和弘 黒部市民病院・外科、黒部市民病院・臨床検査科病理
消P-688 膵癌治療における生物学的悪性度評価の必要性 飛田 浩輔 東海大・外科
消P-689 術式決定に苦慮した粘液産生膵腫瘍の1切除例 伊藤 英夫 国立東静病院・外科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=266&room=16
消P-690 進行膵癌に対する個別化治療への模索 高森 啓史 熊本大・1外科
消P-691 退形成性膵管癌の2切除例    ―本邦報告84例の検討― 渡野辺 郁雄 順天堂大・2外科
消P-692 門脈系と交通を有した膵仮性嚢胞の1例 仁科 慎一 住友別子病院・内科
消P-693 膵臓の漿液性嚢胞腺腫切除例の臨床病理学的検討 橋本 雅司 虎の門病院・消化器外科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=267&room=16
消P-694 嚢胞性膵疾患に対する内視鏡外科手術の有用性 渋谷 和彦 東北大・消化器外科
消P-695 粘液産生膵腫瘍の臨床病理学的検討 藤原 崇 東京都立駒込病院・内科
消P-696 Intraductal Papillary-Mucinous Tumor (IPMT)におけるマトリックス分解酵素マトリライシンの発現の検討 中村 英明 北海道消化器科病院・内科
消P-697 画像診断が可能であった膵漿液性嚢胞腺腫の一切除例 市原 透  国立名古屋病院・外科
http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=268&room=16

132 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/21(日) 00:06
DDW2001のから膵臓癌関連(その4)
内P-419 内視鏡的胃膵嚢胞内瘻術により扁平上皮癌と診断し得た膵尾部仮性嚢胞癌の1例  輿石 直樹 竹田綜合病院・外科
内P-420 特異な転移経過をとった膀胱癌合併膵癌の一例  玉井 正健 南松山病院・内科
内P-421 膵腺扁平上皮癌の一治験例 小川 展二 丸山記念総合病院・外科、埼玉医大・1外科
内P-422 当院における膵癌151症例の検討 菊地 秀彦 北里大東病院・消化器内科
 http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=362&room=16

内P-423 Rapid Exchange Systemを用いた膵管造影と膵管brushing細胞診が診断に有効であった分枝型膵管内乳頭腺癌の1例 杉森 一哉 横浜市立大市民総合医療センター・消化器病センター
内P-424 急性膵炎がきっかけで発見された主膵管内腺腫性ポリープの1例 青木 秀俊 徳島県立中央病院・消化器科
内P-425 粘液産生膵腫瘍(膵管内乳頭腫瘍、粘液性嚢胞腫瘍)の検討 大家 昌源 岡山済生会総合病院・内科
内P-426 多発膵嚢胞の経渦中に発見された進行膵癌の2例 猪狩 功遺 癌研究会附属病院・内科
 http://kaba.dyn.to/ddw/category.php?id=363&room=16

133 名前: 126 投稿日:2001/10/22(月) 00:23
>>127,128
レスありがとうございました。
母は、いまは温泉で温熱療法をやっているのですが、温熱療法スレッドで紹介されていた
三浦病院にWebで問い合わせました。数日で膵臓ガンに関する資料と、病院のパンフレット
および院長先生のアドバイスが届きました。母にそれを渡したところ、この病院ならば
ということで、これから三浦病院にお世話になろうとしているところです。
 また何かありましたら経過報告などしますので、これからもよろしくお願いいたします。

134 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/23(火) 00:11
私の父70歳も膵臓癌です。
拡大手術というのでしょうか、腫瘍部分その他を切除して
膵臓はしっぽの方3分の1を残しました。
術後1ヶ月たちますが、まだおもゆさえ採れません。
一口でも口にすると下痢をしてしまうのです。
医師はほぼ間違いなく再発する、と言いますが
体が回復しないのでいまは何も治療をしていません。
126さん、私も治療するなら三浦病院に転院させたいと思って
HPの相談フォームから問い合わせしてるのですが
10日以上過ぎてますがお返事ないんです。
126さんは直接メールされたのですか?それともフォームからですか?
いっそのこと直接出向いて相談しようかとも思うのですが
なにしろ今の主治医と話していても毎回泣きそうになってしまうので
病状の説明などきちんとできるのか不安でそれもできずにいます。

経過報告ぜひお願いします。すごく励みになります。

135 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/23(火) 00:21
がん最前線・膵臓がん  未承認薬に生存の望み
・・塩酸ゲムシタビン(製品名ジェムザール)の記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20011023sr11.htm

患者団体「癌(がん)と共に生きる会」会長の
新山(しんやま)義昭さん(67)は広島県庄原市の自宅から上京し、
厚生労働省に患者の歯がゆさを訴える。

 自らが末期の膵臓がんと闘っている最中だ。
 (以下略 )

関連情報
 http://www4.ocn.ne.jp/~sinyama/

136 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/23(火) 00:22
>>121さんCOX-2阻害薬 の記事です。 関係ないかも

COX-2阻害剤「セレブレックス」に新効能
http://www.yakuji.co.jp/yakuji/headlinenews/hln2001102303.html
FDAから成人の急性疼痛と月経困難症

 米国ファルマシア社と米国ファイザー社が共同販売している
特異的COX-2阻害剤「セレブレックス」(一般名セレコキシブ)は、
22日にFDAから成人の急性疼痛および月経困難症(生理痛)の治療薬として承認された。
急性疼痛の緩和に必要な用量には個人差があるが、
今回の新適応承認により患者が自分で服薬量を追加できるようになった。

 同剤の適応症は、変形性関節症および成人の慢性関節リウマチにともなう疼痛と炎症の軽減と
、家族性大腸腺腫瘍(結腸直腸がんにつながる恐れのある重篤な遺伝性希少疾患)の補助治療。
今回の適応承認により、他の特異的COX-2阻害剤よりも幅広い適応が認められたことになる。

137 名前: 126 投稿日:2001/10/24(水) 00:00
>>134
私はフォームから問い合わせました。
確か日曜日の夜にフォームに書いて、その週の金曜日に封書が届いたと思います。
10日ですか。待っている身には辛いですね。昨夜、いつ通院するか日程の
調整をフォームでお願いしたのですが、ちょっと不安になってしまいます。

 インターネットは便利ではありますが、ひとつ間違いがあれば跡形もなく
消えてしまうものでもあるので、何か手違いがあったかもしれません。
もう一度フォームから問い合わせてみてはいかがでしょう?

138 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/24(水) 00:01
三浦病院に限らず、転院、相談のタイミングは、
生死に深く関わります。
こと膵臓癌は、もうちょっと早く、1ヶ月早ければ なんてことが多いです。
遠慮は無用です。
私なら、電話とフォームの両方。
場合によっては、FAX、メールも併用して、連絡をとります。

139 名前: 134 投稿日:2001/10/24(水) 00:10
そうですね。もう一度連絡してみます。
現在の病院に、三浦病院を訪ねる際にセカンドオピニオンを聞きたいから
検査資料などのコピーをいただけるよう交渉中なのですが、
主治医がなかなか応じてくれない上、カルテの開示も主治医を通してという方針で
病院の大きな壁を感じています。
紹介状などなくてもぶつかってみます。

140 名前: がん最前線 投稿日:2001/10/24(水) 00:18
膵臓がん  手術の治療成績が向上
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20011024sr11.htm
******* 抜粋*******
千葉大で手術した膵臓がん全体の5年生存率は、70年代0%だったが、
80年代は12%、90年代は21・3%と伸びた。
4Aに限っても、90年代は11・9%まで上がっている

専門家の見解が分かれるのが、中田さんのように周囲臓器への転移にとどまる4A。
現在、厚生労働省の研究班で4Aへの手術の可否を検討中で、今年度中に結論が出る予定だ。

       ◆膵臓がんの進行度◆
 [進行度]   [状  態]
  1   がんが膵臓内に限局
  2   がんが十二指腸など隣接臓器に広がるも、リンパ節転移はない
  3   がんが近くのリンパ節に転移
  4(A)がんが胃、ひ臓など近い臓器に転移しているが、
      肝臓、肺など離れた臓器には未転移
   (B)がんが胃、ひ臓など近い臓器だけでなく肝臓、
      肺など離れた臓器へ転移

141 名前: 126 投稿日:2001/10/28(日) 00:10
>>139さん
その後どうでしょうか?うちにはおととい、いつでも来てくださいとの
手紙が届いていました。入院の準備をして、と。
午前中は診療、午後は手術なのだそうです。

142 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/28(日) 00:10
139です。ご心配下さってありがとうございます。
あの後電話してみました。院長先生につないでくれそうな勢いでしたが
電話口に出られそうにないので後日電話しますと言ってくれ、話も聞いていただきました。
院長先生からの電話はまだありませんが、お忙しいでしょうし
連絡がついたことで気持ちが落ち着きました。
現在の主治医から検査資料などを早くもらって、直接たずねてみようと思います。

143 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/28(日) 00:10
自分のことばかり書いてすみません。
141さん、また病気と向き合っている皆様、
良い結果が得られるように心からお祈りいたします。

144 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/28(日) 00:18
 >121TYさんへ  慶応大でサリドマイドの症例を集めているとの報告有。
 http://club.carenet.co.jp/JP/2001/10/1001_04asp?SID=
 条件は、いろいろありますが取り組んでいるようです。

145 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/28(日) 00:18
 144です、間違えました。
  http://club.carenet.co.jp/JM/2001/10/1001_04asp?SID=です。

146 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/28(日) 00:21
>>145さん
 http://club.carenet.co.jp/JM/
  2001年10月1日(月)  ホジキン病にABVd療法を評価 から


骨髄腫にサリドマイド好中球減少にも注意
 慶応大内科の柿本綱之氏は、難治性多発性骨髄腫に対するサリドマイドの有効性を報告するとともに、
骨髄予備能の低い症例には好中球減少に対する注意を呼びかけた。
多発性骨髄腫では、骨髄の微小血管密度が上昇することが多く、
臨床病期や病勢にも相関している。骨髄腫患者の半数以上では、
強い血管新生作用をもつFGF(線維芽細胞増殖因子)-2、
VEGF(血管内皮細胞増殖因子)の血漿内濃度が上昇する。両物質ともに骨髄腫細胞で産生される。

 最近、サリドマイドの血管新生抑制作用が報告され、
米国を中心に固形がんに対する抗腫血管新生療法の臨床試験がスタートした。
難治性骨髄腫に対しても、約3分の1の症例でサリドマイドの有効性が報告された。
慶応大病院では、患者の要請に基づいて臨床プロトコルを作成し、
倫理委員会の承認を得て1998年11月からサリドマイドの個人輸入による18例の臨床試験を開始した。

 難治性多発性骨髄腫にサリドマイドを投与すると、43%の症例で30%以上のMタンパク低下を認め、
貧血や正常免疫グロブリン低値が改善した症例もあった。
副作用としては、眠気、便秘、末梢神経障害、皮疹などが高頻度にみられたが、
いずれも軽度であった。従来報告がなかった重篤な好中球減少症を6例に認め、
6例は投与前から好中球数が低く、骨髄造血能が低いと考えられたという。
有効例では、サリドマイド投与後に血管新生促進因子の血中濃度が正常化した。

情報提供:Japan Medicine(株式会社じほう)

147 名前: UTAKA-その1 投稿日:2001/11/07(水) 00:21
本日(7日)開催の第39回日本癌治療学会総会
 http://www2.convention.co.jp/39jsco/file/default.htm から、
 「膵臓」の項を病院名別で加工しました。(ミスがあったら教えてください) 
関連記事
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761704&START=96&END=96&NOFIRST=TRUE

"Dept. of Medicine and Pharmacology, Princess Margaret Hospital, University of Tronto, Canada Malcolm J. Moore "
  :PS4-4 FUTURE DIRECTIONS IN PANCREATIC CANCER
UCSF Comprehensive Cancer Center Margaret A. Tempero
  :PS4-5 PROGRESS IN TREATMENT OF PANCREAS CANCER
杏林大学第一外科 徳原 真
 :OP-3154 切除不能膵癌に対する術中放射線療法の検討
岩手県立中央病院消化器外科 望月 泉
  :VS5-7 膵頭十二指腸切除後の機能的消化管再建法の工夫
岐阜大学第二外科 本多 俊太郎
  :PD-3067 末梢血樹状細胞を用いて誘導した活性化リンパ球の胸腔内投与が癌性胸腹膜炎に奏効したと考えられる進行膵癌の一例
京都大学腫瘍放射線科 平岡 真寛
  :PS4-1 膵癌の放射線療法の現状と今後の展開
京都府立医科大学消化器外科 当麻 敦史
  :OP-3103 膵癌におけるMRI診断への微粒子磁性鉄結合キメラ化抗体の応用
金沢医科大学一般消化器外科 上野 桂一
  :OP-3040 進行膵胆道癌に対するTumor Dormancy Therapyとしての低用量CDDP/5FU分割投与法の評価
金沢大学がん局所制御 太田 哲生
  :W1-3 PPAR-&gumma;核内受容体を標的にした膵癌のdormancy therapyについて

148 名前: UTAKA-その2 投稿日:2001/11/07(水) 00:21
九州大学病院医用工学 沖野 秀宣
  :W6-4 腫瘍切除術後の局所再発・転移抑制のための新しい治療戦略  : 光硬化性ゼラチンを用いた癌摘出部位へのAd-NK4の輸送と徐放システムの開発
九州大学臨床・腫瘍外科 水元 一博
  :RD14-6 放射線照射による膵癌細胞浸潤能の促進とMMP阻害剤による抑制
群馬大学病院第二外科 山田 敬之
  :OP-2119 Lysophosphatidic acid (LPA)はヒト膵臓癌高腹膜転移細胞株の増殖を促進する
慶應大学一般消化器外科 北郷 実
  :OP-3076 膵管内乳頭腫瘍における多中心性発生の検討
県立愛知病院消化器外科 稲垣 均
  :OP-1038 Randomized phase II臨床試験による進行膵癌に対する補助化学療法併用集学的治療の有用性の検討
国立がんセンター研究所支所がん治療開発部 江角 浩安
  :SS3-13 新しい癌治療標的・栄養飢餓耐性の分子機構と治療薬
国立がんセンター中央病院肝胆膵内科 岡田 周市
  :PS4-2 膵癌の化学療法の現状と今後の展開
国立がんセンター中央病院肝胆膵内科 森実 千種
  :PD-3035 膵管癌の全身性化学療法における奏効例の検討
国立がんセンター中央病院肝胆膵内科 池田 公史
  :RD14-7 局所進行膵管癌に対するゲムシタビン併用放射線療法の第1相試験
国立がんセンター東病院上腹部外科 川本 潤
  :PD-2069 開腹時初めて発見された微小遠隔転移を有する進行膵管癌の検討
国立病院九州がんセンター消化器内科 松尾 亨
  :OP-2159 局所進行膵癌症例に対する放射線化学療法による長期生存例の検討
国立病院九州がんセンター消化器内科 船越 顕博
  :OP-2020 進行膵癌症例に対する新しい抗癌剤(gemcitabine)の使用経験
国立病院九州がんセンター消化器内科 大内 二郎
  :OP-1234 高齢者膵癌(80歳以上)の臨床的特徴と治療指針

149 名前: UTAKA-その3 投稿日:2001/11/07(水) 00:21
埼玉医科大学消化器一般外科(I) 浅野 博
  :OP-3114 膵頭十二指腸切除術における自己血貯血および遺伝子組み換えヒトエリスロポエチンの有用性
山口大学消化器・腫瘍外科 鈴木 伸明
  :OP-1160 膵癌症例末梢血中の腫瘍抗原ペプチド特異的CTL前駆細胞の検出
市立堺病院外科 古河 洋
  :VS4-5 膵を温存し脾動脈に沿うリンパ節(#11)を郭清する法 -脾臓・脾動脈切除法‐
時計台病院消化器病センター 土居 忠
  :OP-3132 進行膵癌に対する膵周囲動脈塞栓術と動注化学療法の原発部位別治療成績の検討
時計台病院消化器病センター 本間 久登
  :RD12-3 進行膵癌に対する動注化学療法の適応と問題点
神戸大学消化器外科 具 英成
  :PS4-3 膵癌に対する局所化学療法の展望
神戸大学第一外科 中村 洋一郎
  :PD-1004 再発・進行膵癌に対する塩酸イリノイテカンの効果に関する検討
聖路加国際病院外科 小松 憲一
  :OP-2021 進行・再発膵癌に対する抗癌剤Gemcitabineの使用経験
大阪市立大学腫瘍外科 玉森 豊
  :OP-1162 GCSFによるキメラ抗体Nd2の抗膵癌作用増強効果 -ヌードマウス膵癌皮下移植モデルを用いた検討-
大阪市立大学腫瘍外科 内間 恭武
  :PD-2059 膵癌細胞株におけるtrypsinogenの浸潤効果
大阪大学病態制御外科 中森 正二
  :RD7-3 術後QOLと遺伝子診断から見た膵癌に対する拡大郭清手術の評価
大阪大学病態制御外科 辻江 正徳
  :OP-3022 局所進行切除不能膵癌に対する加速多分割照射併用化学療法の治療効果

150 名前: UTAKA-その4 投稿日:2001/11/07(水) 00:21
島根医科大学第一外科 板倉 正幸
  :OP-1181 浸潤性膵管癌(IDC)に対するLow dose CPA療法の効果に関する検討
東海大学外科 飛田 浩輔
  :RD7-5 術中迅速免疫染色を用いた新しい膵管癌治療指針の検討  :合理的縮小手術を目指して
東京女子医科大学消化器病センター消化器外科 羽鳥 隆
   :RD7-4 臨床病期(CS)別にみた膵頭部浸潤性膵管癌に対する術式選択の可能性について
東大阪市立総合病院外科 宮崎 知
  :OP-3039 Tumor Dormancy therapyから見た消化器系再発癌並びに非切除癌に対する温熱化学療法の意義
福井赤十字病院外科 広瀬 由紀
  :PD-1005 CPT-11でQOLの改善が得られた浸潤性膵管内乳頭腺癌再発例の1例
北海道大学・遺伝子病制御研究所癌病態 小林 正伸
  :OP-3057 低酸素による癌遺伝子pim-1発現の亢進
名古屋市立大学第一外科 伊藤 慶則
  :PD-3124 膵癌におけるGDNF,Retの発現とその臨床的意義
名古屋市立大学第一外科 舟橋 整
  :OP-2099 膵癌の神経浸潤機構におけるグリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)による接着因子インテグリンの発現と増強
名古屋市立大学第一外科 沢井 博純
  :PD-2060 膵癌におけるインテグリン発現と転移・浸潤能に対するIL-1αの影響
名古屋大学器官調節外科 二村 雄次
  :RD6-3 「膵癌に対する拡大手術の評価  :RCTの現状と問題点」
名古屋大学第二外科 山下 克也
  :RD4-4 膵癌取り扱い規約の妥当性とその問題点
和歌山県立医科大学第三内科 田中 寛人
  :PD-3096 進行膵癌に対する局所温熱療法の効果

151 名前: 126 投稿日:2001/12/06(木) 00:00
今週の月曜日に、母はやっと三浦病院に行ってくれました。
で、即日入院。温泉での温熱療法や気功、健康食品など2カ月試したの
ですが、やはり膵臓ガンは進行していました。動脈やリンパ節にも
広がってしまい、もはや切除は出来ないので、動脈内注入療法を
行うことになり、昨日手術を行いポートを埋込みました。手術は
局部麻酔で1時間くらいでした。あとはこの治療法が効果をあげるのを
信じるのみです。とりあえず3週間動脈内注入療法を続け、年末には
家に帰れるそうです。

152 名前: 127 投稿日:2001/12/06(木) 00:17
>>126さん。心配していました。
 2001/10/16の時では
 ”膵尾部に2x3cm”で、”切除は可能”だったのですよね。
 私はてっきり切除する方向ですすんでいるもの思っていました。
 膵臓癌は、切除できない方が圧倒的に多いのですよ。。

 「三浦病院」の治療法には、もちろん期待していますが、、、
 正直いいまして、ちょっと残念な気がします。
 経過など教えてください。
 良い結果が得られるように心からお祈りいたします。
 がんばれ!126さん!負けるな!

153 名前: <削除> 投稿日:2001/12/06(木) 00:17
<削除>

154 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/07(金) 00:04
153 名前: モーニング娘 投稿日: 2001/12/07(金) 00:01
p2130-ipad03maru.tokyo.ocn.ne.jp

155 名前: ぽっぽ 投稿日:2001/12/07(金) 00:17
 126さん。私の父(69歳)も今、三浦病院に入院しています。11/27入院、検査の後、12/3にポート埋め込みしました。
 父の膵臓がんの場合、大きさ自体は手術可能なのですが、上腸管静脈、動脈に浸潤している為、手術ができず、浜松の病院で2ヶ月抗がん剤、放射線をやって、地元に戻ってきました。地元の市立病院では、治療も何もなく、CTもとってくれず、1ヶ月近くがたち、父が急に衰弱した為、急いで三浦病院に連れて行きました。
 ここ3日ほど私も自宅に戻っていますが、今連絡があり、発熱と肺に炎症があるようでICUに入ったというのでまた明日から病院に詰めていようかと思います。また、200kmの旅です。
父は普段は207号室です。よかったら、声をかけてください。私は170cmで長髪なので、病院でもすぐわかると思います。お互い、がんばりましょうね。

156 名前: 126 投稿日:2001/12/07(金) 00:23
>>127さん、ご心配ありがとうございます。
 三浦病院にたどり着くまでのは、本当に紆余曲折がありました。
最初に膵臓ガンの可能性が非常に濃いと診断された病院でそのまま
手術をしていれば切除出来たかもしれません。遠回りした時間と、
アガリクス、メシマコブや漢方薬などに投じた少なからぬお金が
悔やまれます。ただ、メシマコブを飲むと食欲が回復するようなので
ガンに効いているかはわかりませんが、何らかの効果はあるのかも
しれません。

 ま、なんにせよ、自分の体を切られる不安を取り除いてあげられ
なかった私の力不足を感じます。温泉で温熱療法をやっている人達の
なんの根拠のない話に耳を傾け粗食にしてみたり、膵臓を切ると
インシュリンが出なくなってしまうと恐れたり。私の説明が悪かったのか
なかなか信じてもらえませんでした。
 そのくせ、第3者が同じことを言うと、素直に信じてくれるん
ですよね。私と母の関係は決して悪いものではないのですが。
今では母も、最初から私の言うとおりにしていれば良かったんだよね、
なんて言っているだけに、残念でなりません。あと2カ月早ければ...。
 でも、すぎたことを今さら悔いても仕方ないですね。今は、
三浦病院の治療で回復することを祈るだけです。

 あ、それから、命にかかわる病気になったとき、何か信じるものを
持つと人は強くなるようです。うちは神道ですが、これと言った
信じるものを持っていなかったのですが、知り合いから怪しげではない
(お金を意味もなくとられない)新興宗教のようなものを紹介され、
それ以来母の表情に力が戻ったように感じました。何か信じるものを
持つということは大切なことなのかもしれません。

157 名前: 126 投稿日:2001/12/07(金) 00:23
>>155 ぽっぽさんのお父さまも三浦病院ですか。
私も明日見舞いに行くので、お会いできるかもしれませんね。
私も160Km程のドライブです。
 しかし、膵臓ガンは本当に進行が早い。早いと聞いてはいましたが。
実際に目の前に突きつけられると...。
 もし、膵臓ガンの疑いを告げられた方がいましたら、すぐにでも
三浦病院に行って診察を受けて欲しいです。都市部の大きな病院では
膵臓ガンとわかっていても、入院まで1カ月待ちということがざら
のようですね。叔父も膵臓ガンでなくなったのですが、入院まで
1カ月待たされている間にどんどん容態が悪くなって行ったそうです。
母も出来れば三浦病院より近い柏のガンセンターに入院しようと
したのですが、ここも1カ月待ちでした。でも、三浦病院では
診察を受けた日に即入院で、2日後に手術。田んぼの中の小さな
病院ですが、三浦先生の診察を見ていると名医だなぁと感じます。
病院のスタッフの方もいろいろ気を使ってくれますし、三浦病院に
してよかったと思っています。

158 名前: UTAKA 投稿日:2001/12/08(土) 00:06
126さん、ほっぽさん
 知り合いの膵臓癌の方の治療の相談で
 三浦病院の院長と直接電話で話したことがあります。
 (おそらく、126さんや、ぽっぽさんもお話した事と思います)
 私は、結局、三浦病院での治療は断念しましたが、
 院長先生は熱意ある御医者様のお一人です。
 たしか院長先生ご自身も、胃癌?の経験者だったと聞いています。
 
 下記スレッドも参考にしてください。
 局所投与法(動注、門脈内、2チャンネルetc)
 http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=985599816

159 名前: UTAKA 投稿日:2001/12/15(土) 00:05
帝京大学の肝胆膵グループのHP
 膵臓癌と
 膵臓癌に対する重粒子線治療 の解説があります。
 
 http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~takada/index.html

160 名前: UTAKA 投稿日:2001/12/17(月) 00:18
がんばれ!諦めるな!
膵臓癌の遺伝子治療、来夏にも九州大 申請!

*********記事************
がん転移を防ぐ遺伝子治療法・阪大が開発

 がんの転移を防ぐ効果のある新しい遺伝子治療法を、大阪大学の研究者らが開発した。
がんの悪化につながる転移を防げれば、治癒の確率を高められる。
治療効果の目安となる5年生存率が3-4%と低いすい臓がんに有効とみて、
九州大学と共同で2003年にも臨床研究を始める。
 この遺伝子治療には阪大の中村敏一教授らが開発したがん細胞の転移を抑えるたんぱく質(NK4)を応用する。
NK4を作る遺伝子を患者に投与すると、がん細胞が周辺組織を溶かしながら移動する浸潤と呼ぶ現象を防ぐことができるという。
さらにがん組織に向かって毛細血管が新しくできるのを防ぎ、栄養不足の状態にしてがん組織の成長を抑える働きもある。

 遺伝子治療の臨床研究を手掛けるのは九州大の田中雅夫教授ら。
すい臓がんの患者を対象にした臨床研究の実施を、来夏にも九州大の倫理委員会に申請する。
すい臓がんや肺がんの一種の肺小細胞がんは悪性が高いが、
転移を抑えられれば治癒率を高められると期待されている。
[2001/12/17 日本経済新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20011216eimi103616

161 名前: 127 投稿日:2001/12/22(土) 00:10
ぽっぽさんへ。
お父様のことを知りました。
そうですか、、なんとお声をかけてよいものかと、、、
同じ病と闘う者としても、とても残念です。
おとうさまのご冥福を心からお祈り申し上げます。

162 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/23(日) 00:12
日本放射線腫瘍学会の
http://www.jastro.jp/newsletter/newsletter60.htm
の第39回日本癌治療学会総会印象記

”膵癌に対し,新規の抗癌剤であるgemctitabineが従来の抗癌剤と比較して大変有望であり,
化学放射線療法に併用するgemcitabineの至適線量を探る臨床試験が,
国内でも進行していることが報告されました。”
 とのこと。

 塩酸ゲムシタビン (GEM:gemctitabine)を使用している方、
 放射線治療の併用も視野に入れてください。
 
 実際に、GEM+放射線を併用されている方いらっしゃいますか?

163 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/24(月) 00:12
>162さん
 膵臓癌・余命3ヶ月・至急情報求む!
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=1007573530
 の
 狸さんの記事参考になりますよ。

164 名前: 癌めーる2001年11月26日(137号) 投稿日:2002/01/05(土) 00:15
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関西)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪膵臓がん≫
【大阪府】
大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科
●5年生存率:トータルで27%
●年間の切除症例数は35例。肝転移抑制のために、動・門脈
チャンネル抗がん剤注入療法を開発した。この5年生存率は41
%にのぼる。また、膵2-3分割機能温存手術も開発

大阪市立大学医学部付属病院(大阪市阿倍野区) 第1外科
●局所浸じゅん性膵がんは転移・再発率が高く、モノクローナル
抗体を用いた画像診断に好成績
●膵機能が低下した糖尿病患者などのハイリスク診断に実績

大阪大学医学部付属病院(吹田市) 消化器外科
●画像診断(内視鏡的膵胆道造影、超音波内視鏡、膵管鏡)の
ほかに腫瘍マーカー検査を行う
●末期症例に対しては積極的に免疫化学療法を行い、生存率
を上げる

【京都府】 
京都大学医学部付属病院(京都市) 腫瘍外科
●膵臓がん拡大手術+放射線療法を中心とした集学的治療法
に実績
●がん抑制遺伝子、アポトーシス(細胞自滅作用)および再発治
療に強い

京都府立医科大学付属病院(京都市) 第3内科
●腹部超音波診断、膵管鏡診断、膵液検査診断に実績
●超音波ガイド下膵のう胞ドレナージ、免疫化学療法に良績

【兵庫県】 
神戸市立中央市民病院(神戸市) 第1外科
●膵臓がん診断件数が多い。膵頭部腫瘍に対して約1/2に
全胃幽門輸温存術や十二指腸温存術を施す
●術後フォローに強い

http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000128.html

165 名前: 126 投稿日:2002/01/07(月) 00:01
 経過報告です。
3週間の入院生活を経て、母は去年暮れに一度退院しました。治療の効果は
まだ見られないようです。腫瘍マーカも減ってはいません。3週間くらいでは
そんなに効果はみられないということのようですが。
しかし、母の場合は、動注ポートを入れる際、カテーテルを本来入れるべき
ところはガンで石のように固くなっていて入らず、別の場所に入れたそう
なのです。だから効果があまり上がらないのかもしれません。
退院する直前は、食道に圧迫感が現れ食事が通りづらくなったそうです。
でも、帰ってきてから以前飲んでいたガンの漢方薬(入院中は飲んでなかった)
を飲んだところ、普通に食事がとれるようになりました。だけど、これを
喜んでいいのやら...。

で、別の治療法も、また試してみることに...。今日半信半疑ながらつきそったの
ですが、なるほどなと思わせる治療法なので、期待してみたいです。
基本的にはサプリメントも使用した玄米食事療法です。鍼を利用したり、
心の持ち方をプラスの方向にもっていくことで、免疫力を高めてガン細胞を
殺すことを目指しています。詳細は以下のサイトをご覧下さい。
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6114/

診察の際、今飲んでいる薬をもっていってそれがガンに効くかどうかをチェック
してくれるのですが、それがえっ?と思うような方法です。O-リングテスト
というそうなのですが、気功か何かを使っているのか不思議なテスト方法です。
ここにうさん臭さを感じてしまう人はいるでしょう。そこで販売している薬も
勧められるし。
だけど、民間療法に頼っていてあまり効果が上がっていないと感じるようでしたら、
一度話を聞いてみてもいいと思います。診察費は1回4000円だと思います。
体験無料券がおいてあったので、1枚だけもらってきましたが。

166 名前: 名無しさん 投稿日:2002/01/09(水) 00:22
膵臓癌患者の標準看護計画
http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/snp/0920_panc_ca.html

167 名前: 投稿日:2002/01/16(水) 00:12
こんにちは、狸です。
膵臓癌関係でちょっとした記事を発見しました。何かの参考にどうぞ。
タイトル:切除不能再発膵癌に対するQOLを考慮した化学療法
演者:北川裕久(金沢大学第2外科)
学会名:23rd日本癌局所療法研究会
内容要約:UFT+シスプラチンで外来可能の高QOL療法可能
副作用、特徴:UFTが経口でしかも低投与量。副作用は軽い全身倦怠と食欲低下。下痢や骨髄抑制、腎毒性はほとんどなし。
ただしUFTは適応外使用ですから念のため、、、

168 名前: 重粒子線で有名なの放医研 投稿日:2002/01/17(木) 00:00
膵がん治療の現状

*******抜粋****************
5-FUを中心に施行されることが多いですが、奏効率は20%前後です。

最近では gemcitabine が有効であるという報告も見られますが、
確実な治療効果を有する抗癌剤はいまだ示されていません。

従来の X 線照射では十分な治療効果を得ることができませんでした。
その理由として、
(1)膵癌は腺癌であり、通常の放射線に対して感受性が低い可能性があること、
および(2)周囲の消化管、肝、腎、脊髄など比較的耐容線量が低い重要臓器と、
消化管、胆管、残存膵の手術吻合部を照射野から外すことが困難なため、
十分量の放射線を病巣に集中させることができなかったこと、などが考えられています。
現時点では、放射線療法は主に除痛の目的で行われています。


放医研では、手術を前提とした術前炭素イオン線治療(4週間・16回照射)の
膵癌に対するフェイズI/IIトライアルを2000年4月より開始しました。
膵癌に対する有効な治療法のない現在、画期的な治療法として期待されています。
***********************
http://www.nirs.go.jp/report/nirs_news/200112/hik5p.htm

169 名前: 名無しさん 投稿日:2002/01/17(木) 00:23
”ただしUFTは適応外使用”って?
 保険が適用されないってことでしょうか。
 私の父は処方されましたよ。
 (正確には ”処方されていました”)

170 名前: 投稿日:2002/01/20(日) 00:11
こんにちは、狸です。
大変失礼しました。UFTとTS-1を勘違いして書いてしまいました。

171 名前: 169 投稿日:2002/01/20(日) 00:16
狸さん。
 私は、膵臓癌患者にも、TS-1を保険適用されて、
 処方されているものと思っていました。
 5FU系なら、UFTよりは、
 TS-1の方が多少なりとも効果があるのでは?と思います。(素人考え)
 患者が選択できれば一番いいのだとも思います。
 レスありがとうございました。>>狸さん m(_ _)m

172 名前: 投稿日:2002/01/20(日) 00:21
こんばんわ、狸です。
これは秘密ですが、、、、(と言ってこういうとこに書いていますが)、TS-1は膵癌適応で臨床試験中です。TS-1の方が効きそう、と言うのは正直良く分かりません。もし飲み薬でなるならイマイチな気がします。また現行の患者さんはFUを既に投与されているケースが多いので、同系統の薬剤だと効果は発揮できない可能性もあります。

173 名前: 名無しさん 投稿日:2002/01/21(月) 00:12
狸さん、ありがとう。
 術後についての相談があった際、主治医に相談してみます。

174 名前: Micci 投稿日:2002/01/24(木) 00:11
こんにちわ。以前ご相談させていただいたMicciです。父が膵頭癌で先月手術を行いました。今はTS-1をもうすぐ最初の1クールが終わるところです。依然、狸さんからご提案していただいたように主治医に臨床試験的な使用なのか、それとも治療目的のための使用なのか尋ねたところ、治療だという答えが返ってきました。そしてこの大学病院では膵臓癌に好成績を出しているともおっしゃっていました。ご参考になるか分かりませんが、ご報告まで。

175 名前: ゆうか 投稿日:2002/01/31(木) 00:00
私は22歳の大学生です。
膵頭十二指腸切除の手術を受けました。
激しい痛みで公立の総合病院に入院し、つらい検査をたくさん受けたのですが、
病巣を見つけてもらえず、しまいには精神科に入れられ、ろくに痛み止めも
してもらえず、激しい痛みに必死に耐えるためベッドにつかまり、顔や腕は
シーツで擦れて傷だらけでした。3ヶ月後にやっと他病院で膵頭部に腫瘍が
見つかった時には体重は18キロ落ち心身ともにぼろぼろでした。早く見つけ
てもらえなかったことへのくやしさよりも冤罪が解けたような気がして、はっき
り言ってホッとしました。
幸か不幸か私は大学で医学を学んでいるのでカルテに書かれている
専門用語は分かります。その腫瘍が悪性であり、リンパ節に転移
があったことはカルテを見て知りました。家族は若すぎる自分への配慮
で悩んだ上で隠してたと思うので直接、主治医に尋ねるとあっさり認め
ました。化学療法も効果なしということで、今はなにも治療を受けてお
らず、普通に学生生活を送っていますが、常に、宣告されている五生率
がつきまといます。
「若い人にはまれだから」ではすまされない医者の科学者としての追求
理念、ガン告知を含む倫理観、もう一度見直してもらいたいと思います。

176 名前: Micci 投稿日:2002/01/31(木) 00:11
ゆうかさん、大変な思いをされて手術に至り、予後の不安のある生活、お若いのに辛い病気との戦い、本当にお辛いことと思います。でもうちの父にもいつも言っているんですが、手術が出来たんだし、希望はあるんだから頑張りましょう。私の父はついこのあいだ胆汁を抜いていた管を取り除きました。今はTS-1を服用しながら体力・免疫力をつけようと家族一丸になって頑張っています。ゆうかさんと同じ手術を昨年の12月に受けました。父は胃は切らなくて済んだのですが、リンパは取りました。幸い、TS-1の副作用もなくきのこ類を多めに取りながら適度の運動(と言っても散歩ぐらいですが)をしています。ゆうかさんは予後の治療はどうなさっていらっしゃるのでしょうか?差し支えなかったら参考までに教えてください。私は父の主治医に父の病気について質問したところ、「医療関係の方ですか?」と聞かれ、マーカー値や癌のステージ・根治度などはあっさり「こちらで見ていますので」と言われ、相手にしてもらえませんでした。素人に何がわかると言った感じでしたが、父の今後の診療に差し障りがあるといけないと思い、それ以上は何も言えませんでした。まだまだ現場の医者と患者、患者の家族のコミュニケーションのあり方には問題が多いと思いました。

177 名前: <削除> 投稿日:2002/01/31(木) 00:11
<削除>

178 名前: 東京読売夕刊 投稿日:2002/01/31(木) 00:21
ES細胞から膵臓細胞作製
◆移植マウスの血糖値大幅に下げる効果

 様々な組織や臓器に分化する能力を持つ胚(はい)性幹(ES)細胞から、
インスリンを分泌する膵(すい)臓のランゲルハンス島(膵島)の細胞を作り、
マウスに移植して血糖値を大幅に下げることに、
京都大再生医科学研究所の井上一知教授(膵臓外科)らのグループが世界で初めて成功した。

 将来、ヒトES細胞で同様の移植を実施すれば、糖尿病の根治治療として期待される。

 マウスのES細胞から取り出した胚葉体に細胞分化を促す因子を加えると、
3週間後に約7割が卵形の膵島細胞に分化。これに糖分を投与すると、
濃度に応じてインスリンを分泌した。

 さらに、糖尿病と同じ症状のマウスに移植したところ、数日間で血糖値が半分以下に下がった。
2002年1月31日 東京読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne213105.htm

179 名前: ゆうか 投稿日:2002/02/01(金) 00:00
Micciさん、お父様のご看病ごくろうさまです。
こちらの掲示板では患者本人よりご家族の方の書き込みが多いようで、患者である私には
家族の気持ちをはかることができ、気をひきしめている次第です。体調が悪いときはどう
してもやりきれず、家族にあたってしまうこともあり後で反省することもしばしばです。
自身以上にご家族のみなさまは気苦労がたえないことと思われます。これまでの経験が、
同じオペを受けられる方やご家族のお役に立てられたらいいなと思います。
Micciさんのお父様は胆液の管も取れ、順調ということでなによりです。私の場合、胆液
の管は術後40日ほどで取れ、膵液の管は60日ほどで取れました。どちらの管も最後まで
異物感がつきまとい大変辛い思いをしたので、micciさんのお父様も管が取れ、精神的に
少しは晴れたのではないかと察します。
私は胃は温存できませんでした。ステージは3ということです。現在は消化酵素と下痢止め
を飲んでいるくらいで、治療はしておりません。主治医に抗がん剤等の化学療法は効果なしと
言われています。今の主治医を信頼してないわけではないのですが、3月から転院を予定して
います。

180 名前: Micci 投稿日:2002/02/01(金) 00:15
ゆうかさん、転院を予定されているとのこと、ご心配・不安も多く、大変だと
思いますがご自身とご家族が納得されることが一番大切だと思います。
医学的知識のあるゆうかさんはきっとご自身の納得のゆく治療を見つけられる
のではないかと思います。頑張ってください。父の病院は術後翌日にはほとんどの
患者さんが痛々しい姿でですが歩いていて、術後2週間で退院してい行く方が
多いようでした。また予後の治療として抗がん剤を服用している人が父と同じ
病室には多かったみたいです。術後、半年は免疫力が落ちているために風邪など
引きやすいそうです。父は腸炎になり熱と腹痛でかなりつらそうでした。
ゆうかさんもくれぐれも気をつけて下さいね。そして元気に暖かい春を迎えま
しょう。何も出来ませんが心から、元気になられますようお祈りしています。

181 名前: ryon 投稿日:2002/02/03(日) 00:16
 私の家族もステージ4の膵癌で膵頭十二指腸切除術を受けました。先月
の血液検査と超音波検査では、まだ、再発が見られないとの事でした。再
発した時点で、どれだけの選択肢が用意されているのか、新薬の早期承認
を心から祈るばかりです。しかし、承認を待つだけではなくて、何らかの
アクションを起こしていく必要があるのではないかと思います。

http://as.sakura.ne.jp/~ryon/cancer/doc/action.html

>>179
>主治医に抗がん剤等の化学療法は効果なしと言われています。

 抗癌剤感受性試験か何かを行なわれたのでしょうか。私の家族の場合は、
元々、白血球の数が少ないので、リスクを考えて、術後の抗がん剤は投与
しないとのことでした。

182 名前: Micci 投稿日:2002/02/04(月) 00:11
ryonさん、抗癌剤感受性試験があったとは認識していませんが、数々の検査の
中にあったのかもしれません。主治医からの説明としては、今後の再発防止治療
として服用しましょうとのことでした。そして外来診察で今後の経過を注意しながら
様子を見るとのことで、それ以上のことはわかりません。ただTS-1を服用された
方で副作用が出て、白血球が激減して服用を中止されたと言うのをどこかで
読みました。幸い、父は今のところ副作用もなく過ごしています。

183 名前: ジャラン 投稿日:2002/02/10(日) 00:01
はじめまして。仙台在住のジャランともうします。私の父は、今年で、70に
なりますが、1月21日に東北大学病院に入院し、検査の結果肝転移が認められる
膵臓癌との診断を受けました。余命半年から1年とのことでした。身近に癌になっ
た人がいませんでしたので、突然降ってわいた現実にただ、唖然とするばかりです。
症状としては、上腹部の痛みのみで、健康そのものです。結果的に手術は無理で
あろうということで、先日、痛みを和らげる治療として、脊椎の神経をアルコール
で破壊して痛みを感じ無くさせる治療をしました。これが効いて、今まで通りの
元気な体に戻りました。おかげさまで、今日退院いたしました。
本当に、この人は、膵臓癌の患者なのかなと、思うほど元気です。未だに本人も、
我々家族も膵臓癌だなんて、信じられません。
今後は、
ジェムザールなどの抗ガン剤を打っていく予定です。我々家族にできることは、
自己免疫力を高めるサプリメント(マルチビタミンや、ボディビルダーが摂る
アミノ酸など)、アガリクス(ブラジル産)、AHCC、プロポリス、クロレラ
など考えられる物をすべて摂らせようと思います。我々も一緒に摂っているので、
最初は、ショックでストレスを感じ、体調を崩したりしましたが、だれも寝込ま
ずに元気いっぱい看病に励んでいます。たしかにこれらの健康食品って、元気に
なりますよね。
しかし、父は、今は元気だけれど、今後どういう経過をたどっていくか、本当に
心配です。どなたか、家のようなケースの場合、ほかにどんな治療が効果的なのか
アドバイスしていただけたらなぁと思います。自分勝手に長々と書いてしまい大変
恐縮ですが、どうか宜しくお願いいたします。

184 名前: スー 投稿日:2002/02/15(金) 00:20
大変ご無沙汰しています。
昨年の夏からトポテシンによる治療を行ってきましたが、腫瘍マーカ(CA19-9)が
6000を前後をいったいきたりしており、あまり効果がでていないのと治療による体
調不良が激しいので、今週から飲み薬のTS-1に抗がん剤を変更しました。
まだ服用を始めて3日程度のなので、副作用などは出ていません。
担当医からこのTS-1は胃癌ようの抗がん剤であるが、東京J医大では膵臓癌の患者
に適用し、大変良い結果が出ているとの事でした。
何よりも、トポテシンの時は週3日連続通院しなければならなかったのが、週1回
の通院になったので大変楽になりました。
後は、1ヶ月後の効果判定に期待したいと於見ます。

ゆうかさん、私も1999年秋に肝臓への転移がみられ、ステージⅣで余命半年の
告知を受け、年明けに膵臓への放射線治療と化学療法(5FU、シスプラチン)を行
い、その後、抗がん剤をゲムシタビン、トポテシン、TS-1と変えながら化学療法を
行っています。
化学療法も人それぞれで、ほとんど効果が無いことが多いようですが、万が一があ
りますのでトライする価値はあると思いますので、ゆうかさんも頑張って治療をし
て下さい。

185 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/15(金) 00:20
今週号の週刊現代の平岩先生の項に
「膵臓癌」の記事が出ていますよ。
たった2ページですが、参考になると思います。

186 名前: カイロ 投稿日:2002/02/17(日) 00:10
「初めて来られた方へ」スレッドにも書き込みをした、カイロと言います。
父(65歳)も膵臓癌が今年の1月に見つかり、余命1年はないであろうとの宣告を受けました。
現在は放射線治療だけ受けておりますが、痛みは相変わらずあります。
ジャランさんのお父様が受けた痛みの治療はどのようなものなのでしょうか?
お教てもらえませんか?
私の父も痛みと吐き気が治まっている時は病気とは思えないです。

187 名前: ジャラン 投稿日:2002/02/17(日) 00:23
カイロ様へ
お父様のこと、大変ご心配しておられること心中お察しいたします。
私も、現実を冷静に受け止め、できる限りのことをしてあげられるよう
頑張っていくつもりでおります。
さて、痛みの治療の件ですが、家の父がしたのは、脊髄の中の神経組織に
アルコールを注射して、その部分の神経を破壊してしまうというものです。
ただ、そのあたりには、いろいろな神経があるため、ほかに傷を付けない
ように映像を見ながら針を刺してやるという、かなり危険なものらしいです。
破壊した神経組織が再生する1年くらい(人によっていろいろらしい)は、
鎮痛効果が持続するという物らしいです。
これによる副作用は、アルコール中毒や、血圧の低下などで、次の日には元気に
なっています。
また、その付近の感覚が無くなる関係上、膵臓付近で何か不具合が起きたときに
気づくのが遅れるという不安もあるので、週に一度くらいは検査をするようです。
この治療に関しては、人によってできる人とできない人がいるらしく、事前に
検査をしました。詳しくは、病院にご相談されると良いと思います。
家は、明日、病院に行って来ます。(そのペイン治療を受けて初めて行くので、
どんな検査等されることやら・・筋書きが読めないので本当に心配です。)
なんだか針のむしろに座ってるような気持ちの毎日ですが、お互いに頑張りま
しょう。
                          ジャラン

188 名前: カイロ 投稿日:2002/02/18(月) 00:01
ジャラン様
早速の書き込みありがとうございます。
脊髄の中の神経組織を壊してしまうという方法があるのですね。
膵臓癌の痛みは酷いと聞いてます、それが無くなるのですね!
私の父は肥大型心筋症という心臓疾患があり、5年前に不整脈のカテーテル術を受けております。
ジェムザールで心房細動の副作用があったとの記事を見たので、ジェムザールの使用は厳しいのなか、
と感じています。
この掲示板などで得た情報を持って主治医にいろりろ相談するつもりです。
主治医の方は放射線科のせいか、ジェムザールという名前をご存知ではありませんでした。

189 名前: 情報のおすそわけ 投稿日:2002/02/18(月) 00:02
御医者さんも商品名で言い慣れている人や薬品名で言い慣れている人もいるから、ゲムシタビンの名前で聞いてみてはどうでしょうか?
TVでも取り上げられてましたが日本は腫瘍内科というものがほとんどなく、最新の抗癌剤に精通した御医者さんが少ないのも事実のようですよ。
治療に当たって患者やその家族は決して人任せ(医者任せ)にしないことが大切でしょう。
癌も含めて医療行為には事故が必ずあります。副作用もあります。
当たり前ですが全ての御医者さんが最新の医療情報と医療方法に精通しているわけではありません。
しっかりと御医者さんと話して納得した上で話を進めることをお勧めします。

190 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/18(月) 00:03
カイロさん。
 一般には、神経ブロックっていいますよ。
 膵臓癌の場合は、腹腔神経叢ブロックといわれます。

 http://www.biwa.ne.jp/~kozai/mano/mokuji.html
 の 4.4.1.「神経ブロック療法」 参考になりますよ。

191 名前: カイロ 投稿日:2002/02/18(月) 00:09
皆さま
貴重な情報をありがとうございます!とても心強いです。
放射線後の治療方法を主治医に相談していきたいと思います。

192 名前: ジャラン 投稿日:2002/02/18(月) 00:21
週刊現代、早速読んでみました。グラビアには目もくれず、180ページ
と181ページ。2ページとはいえ、かなり中身の濃い内容で、今後の展開
にものすごく参考になりました。膵癌についての全体的なことが、大変
わかりやすく書かれていました。情報どうもありがとうございました。

193 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/19(火) 00:12
その週間現代、
誰か、要約載っけて下さい。

194 名前: 週間現代2002-2-23号 投稿日:2002/02/19(火) 00:18
「読む抗ガン剤:膵臓癌はなぜ治らないのか」の要点
・認可されているにも関わらず、ジェムザール(ゲムシタビン)を置いてない病院がある。
・置いてあっても、治療規格にあわないと使用してもらえない(国立ガンセンター)

・膵臓癌の症状は、背部痛や腹痛、食欲不振
・苦痛を取ることは、ガンの治療より優先する
・麻薬系の「MSコンチン」の使用は、サジ加減がいる。
 ...1日の適量も患者によって10mg~100mg~1000mgと
   100倍以上の開きがある。
***要するに、痛いのは、「量が足らない」ようです。

・食欲不振になる原因は2つ。1つは、腸閉塞。もう1つは、悪液質。
・腸閉塞には、「バイパス手術」:昭和天皇は、バイパス手術だけで、1年生存した。
・悪液質:ガンが大きくなると、代謝に有害な物質を出すようになる。
 その結果、全身衰弱、浮腫、貧血がおこる。
 悪液質の食欲不振には「ヒスロンH」が有効。

・膵臓癌は放っておくと1年以内に90%は死亡する。
・ただし、膵臓癌にも治り易いガンはある。
・膵臓癌の90%は、膵管細胞癌で治りにくい。
 他に、インスリノーマ、ガストリノーマ、バイポーマ。
  粘液産生膵癌は治り易い膵臓癌の代表。
・癌に共通することは、
  どんどん成長する。
  他の場所に転移し、そこでまた成長する こと。
・膵管細胞癌が、なぜ治りにくいかは、まだ分かっていない

195 名前: 126 投稿日:2002/03/01(金) 00:00
 ご無沙汰しておりました。
その後の母の経過ですが、だいぶいいようです。
以前は食道が圧迫されるのかのどの通りが悪いと言っていたのですが、
最近はそういうこともなく、食欲がだいぶ回復しました。
ちくちくとした痛みもだいぶ和らいでいるようです。
このまま治ってくれれば良いと思っているのですが。

 現在は、三浦病院で月に1度10日ほど入院し、動注ポートから
抗癌剤を投与する、という生活をしています。
それ以外にやっていることは、「ガン総合免疫研究所」
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6114/
でアドバイスを受けたサプリメントの飲用です。干したアガリクスを
食べたりもしています。

196 名前: 126 投稿日:2002/03/01(金) 00:01
ジャラン様
 お父さまが膵臓ガンとのこと。いろいろガンに効くといわれる
ものを試したくなるお気持ちはよくわかります。実際うちもそう
でした。しかし、怪しげな名前ですが、「ガン総合免疫研究所」
にいって、認識が変わりました。どんな効果があるものでも
取りすぎるといけないし、お互いに打ち消しあうものを飲んでも
いけないそうです。言われてみればそうですよね。
 ここは、今飲んでいるものを持って行くと、それがガンに効果が
あるかどうかを見てくれます。見てくれる方法は、現代医学から
かけ離れたまじない的なもので、こんなことで本当にわかるのかな?
という疑念で一杯でしたが、母が快方に向かっているようなので、
まんざらでもないのかもしれません。とりあえず、上の発言に
示したURLをご覧になってみてください。
 診察を受けると、癒し系のヒーリング法などを教えられます。
あと玄米を主体とする食事療法も。ここが扱っているサプリメントも
ありまして、勧められるままに買うとひと月分で20万円くらいに
なります。が、強引に売りつけて来るわけではありません。
 ここの先生は、「アガリクスだメシマコブだって騒がれるけど、
シイタケとかエノキタケでも十分効果があるんです。ただ、
その辺で簡単に手に入るものだと、高いお金が取れないから
特殊なキノコを引っ張ってくるんです。」と言います。そんな
こんなで、こちらも信頼しています。

 まあ、抗癌剤の投与もしているので、その治療法やサプリメント等が
効いているのかはわかりません。しかし、抗癌剤の投与を始めても
一向に良くなる気配はなく、むしろ悪くなってこのままおしまいに
なってしまうのかも、という時期にこの治療を受け、良くなって
来たので、私達には効果があるように思えます。抗癌剤がこの時期に
なって効果を上げ始めたのかもしれませんけれど。

197 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/17(日) 00:07
以下コピペです
::::::::::::::::::::::::::::::::::
入院していた時、驚いた事があります。
同室の患者さんが、膵臓ガンだったのです。従来から聞いていた事ですが、
膵臓ガンになったらまず助からないと言う事でした。
同室の患者さんはもう2年も治療を継続していました。
膵臓、脾臓を切り取りいまは肝臓に転移して肝臓ガンと戦われていました。
手術は出来なく、1週間に1回の温熱治療と抗がん剤治療を続けておられました。
抗がん剤も昔に比べたら、相当進化しています

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a5aca5sa4nneka1abc&sid=1834884&mid=692

198 名前: カイロ 投稿日:2002/03/25(月) 00:21
今日父の放射線治療(1.5グレイを40回)が終了しました。
CTでは膵臓部の腫瘍はいくぶん小さくなっているそうです。
これ以上治療方法はないということで、食事が出来るようになって点滴がはずせれば
退院の予定です。

199 名前: 週刊現代2002年4月13日号 投稿日:2002/04/06(土) 00:07
今週号の週刊現代2002年4月13日号
P182~の「平岩正樹氏の読む抗ガン剤」:「膵臓癌に効く薬はない!?」

 ジェムザール(ゲムシタビン)の記事が出ています。
 重要なのは、次の2点かと思いました。

・ジェムザールは、毎週100mgでは効果は得られない。
  毎週1度、例えば1500mg使う薬。との事。
・ジェムザールを本当に効かせようと思ったら他の抗癌剤も併用しないといけない。

200 名前: Micci 投稿日:2002/04/08(月) 00:11
以前書き込みをさせて頂いた、Micciです。父が昨年12月、すい臓癌で
手術をしました。退院後、TS-1を服用していたのですが、副作用が出たため、
今月中旬からジェムザールの投与を開始します。再発・転移の予防のための
投与です。3週間に1度の点滴と医師から説明がありました。
このようなジェムザールの投与は効果があるのでしょうか?

201 名前: Micci 投稿日:2002/04/08(月) 00:13
200の書き込みの訂正です。ジェムザール投与は3週間毎週の投与後、
3週間のお休みでした。失礼しました。週刊現代、今日にでも買いに
行こうと思っています。

202 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/08(月) 00:21
Micciさんをはじめ、ジェムザール投与を受けられている方へ

 一回の投与の量や、間隔を教えていただけると、
 参考になります。どなたか教えてください。

203 名前: りに 投稿日:2002/04/13(土) 00:00
はじめまして。現在すい臓癌でジェムザール投与を受けています。
投与量は個人差があると思いますが私は一回あたり1600mgの投与を受けています。
最初の3回目の投与中からそれまであった腹部・背部の痛みが消えました。
また腫瘍マーカーも大幅に改善されました。
投与間隔は基本は1週間ですが副作用があるため、10日程度の間隔をあけることもあります。
以上参考になれば幸いです。

204 名前: Ryokobe 投稿日:2002/04/13(土) 00:05
朝日新聞からのコピーです。造血幹細胞移植が膵臓癌に効果を発揮したとの記事です。


膵臓(すいぞう)がんの患者に、血液細胞のもとになる造血幹細胞を別の人から移植し、できたリンパ球の免疫作用でがんを攻撃する新しい治療法を、東京都立駒込病院の高橋俊雄院長らが始めた。最初の患者では効果が上がっているという。京都市で開かれている日本外科学会で12日、発表した。

 高橋院長によると、重い膵臓がんの女性患者に昨年末、妹から造血幹細胞を含む末梢(まっしょう)血を移植した。その結果、移植前には大きさが約10センチあったがんが2割以下にまで小さくなり、現在は退院しているという。

 造血幹細胞は、体内の異物を攻撃するT細胞などのリンパ球にもなる。

 このような造血幹細胞移植は白血病の治療で使われ、最近では、腎臓がんでも試みられている。同病院は、進行が速い胃がんの治療でも試している。


 一方、移植した細胞が患者の正常な細胞も攻撃する可能性があるため、免疫抑制剤などで効き方を制御する必要があるという。高橋院長は「まだ1人だけなので効果は判断できないが、がんの新治療法として研究を続けたい」と話している。(03:12)

205 名前: yamamoto 投稿日:2002/04/17(水) 00:01
2001年2月、そのときすでに進行性スキルス癌と診断・手術して2ヶ月経っていた父は、どんどん細くなり、寝ている時間が多くなった。そんなころ、膀胱癌で(すぐ切れと言われたが)手術をせずに3ヶ月で消滅させたというМさんに知合いました。
父の手術は(胃・胆嚢・脾臓全摘出、膵臓・肝臓・半分摘出)食道と膵臓、腸にがん細胞を残して閉じたので、すぐに癌が広がる。進行を食い止めるのは無理と言われ、抗がん剤治療をしてもこの癌には追いつかず、無駄になります。
逸見さんと同じ癌です、あの方も手術後あっという間に亡くなって・・・という例がでた。2000年12月に 余命3~6ヶ月、2002年は絶対に迎えられない、という宣告でした。
皆あきらめていました。葬式のことや、家のこまごましたことをどうするか?そんなことを考えていました。私は父が再入院した時のために車の免許をとり、東京を離れ帰郷した。
ところがМさんは「なんであきらめるのか」「体も動く、ご飯も食べれて、水も飲めるのだ」「あきらめないで。癌に勝つのではない、自分の治癒力を強くしていくの、ただそれだけ」
そして自分を見てと言って、驚くべきことを告げたのです。
今も少しぽちゃっとした体型だけど、私は交通事故で33歳の時に、普通の生活ができなくなった、ほとんど赤ちゃん状態で歩くことも立ち上がることも、腕を上げることもできない、ほとんど寝たきりで、どんどん太って今の2倍の体重だった。悪性腫瘍も3箇所にあり、抗がん剤もしていた、子供たちがすべて世話をしていたのだ・・・と
8年前までね、障害者手帳をもらっていたの。
今も完全復帰してはいないけど・・・・でも日常生活が送れて、幸せだよ。
車の運転も歩くこともできて、目の前で普通に話しているこの人に驚いた。
「うちのチワワは子供のころ声帯を切って、ショードッグとして育てられたのだけど、
引退して、私と暮すようになったら、わんと鳴けるようになったのよ。」
父はその方ノ紹介で同じ治療をしました。全身温熱治療と電子水を飲用、安全な食品を摂る
とにかく、口から序くじをとる、それをしたのですが・・どうなったと思います?
弱っていくどころか、めきめき元気になって、ついに2001年4月から職場へ復帰しました。
そのまま今日まで来ています。定期的に外来で検査していますが、血液検査、胃カメラ検査(胃がないのにねえ)CT検査など特に異常ないとのことです。もちろん2002年の正月を迎えましたよ。私は興奮してしまい、すごいすごいと周りに教えました。
そして、書ききれないほど、奇跡?のようなことをみてきました。癌もそうですが、難病といわれるものや、全盲の子も少しだけ今みえてきているのです。感激です。
その治療って病院で取り入れているところもあるのだけれど、今の専門分化が進んでいる医学会では歓迎されないようです。
第12理学診療用器具の認可も持っていて、当然保険適用される、れっきとした正式な治療方法なんだけど、お金にならないのが一番の理由だそうです。臨床研究は11年かけているそうです。
どんな病気にも60%の効果(薬事法によって4ヶ月単位です)
膠原病・血液疾患には80%という驚くべき数字を出しているそうです。薬ではないので変な副作用もないのですが、なぜこんなすごいものを医者は取り入れないのか疑問です。
知らない人は運が悪い、ってことなんだろうか。
そんなの納得いきませんが、それが現実、患者側がもっとしっかりする必要があると強く思います。
私は、自分を含めて、すごいと驚愕したこのことを、どうしたら多くの人に知らせることができるのか、
いま模索しています。そして(一部の)医者よ。治療に専念してくれ!!

206 名前: _ 投稿日:2002/04/17(水) 00:18
205は民間療法の宣伝のようです

*********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
*********************************************

207 名前: 205のやまもと 投稿日:2002/04/17(水) 00:20
ごめんなさい、そういうつもりはなかったの。
たくさん勉強して厚生省に行ったりしてトコトンしらべたので、宣伝っぽくなってしまったんですね。趣旨に反するようなら削除してください。
本当に申し訳ないです。以後気をつけます。

208 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/17(水) 00:23
>>205
>第12理学診療用器具の認可も持っていて、当然保険適用される、
>れっきとした正式な治療方法なんだけど、
真面目に情報提供を考えているなら具体的な病院名やソースを貼るなりしてください。
そうすれば他の人に役にも立つかもしれません。
宣伝ならもう来ないでね。(-人-)

209 名前: Micci 投稿日:2002/04/23(火) 00:13
ジェムザールの投与量についてご報告します。(Re:202)父が昨日2回目の
点滴をしましたが、1400mgだったそうです。今のところこれと言った副作用は
見られていません。来週の投与で第一クール終了です。

210 名前: ryon 投稿日:2002/04/28(日) 00:05
 こんなの見っけ!

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=ASK&PG=STORY&NGID=AGEN&NWID=A4542710

>膵臓がんに造血幹細胞移植 5月にも東大で臨床試験
> 難治性の膵臓(すいぞう)がん患者に、血液細胞のもとになる造血幹細胞などを投与してがんをたたく「ミニ移植」という新しい治療法の臨床試験が、5月にも東大病院でスタートする。無菌治療部(平井久丸・助教授)と消化器内科(小俣政男教授)が計画。27日までに同大医学部の倫理委員会で承認を受けた。
> ミニ移植は、体の免疫に重要な白血球などに分化する造血幹細胞や、リンパ球を提供してもらって患者に移植。がん細胞を攻撃させる免疫療法の一種。
> 白血病など血液のがんに対しては臨床試験が始まっているが、膵臓がんのような固形がんに対するまとまった臨床試験は国内で初めてで、新しい治療法につながると期待される。
> 造血幹細胞の移植には、骨髄や臍帯(さいたい)血を用いる方法もあるが、今回の治療は提供者の末しょう血中にわずかに含まれる造血幹細胞を移植する「末しょう血幹細胞移植」で行う。
> 計画によると、対象はがんの進行や転移で手術ができないと判断された膵臓がん患者16人。患者には移植前に3種類の抗がん剤を投与、提供者の免疫細胞が生着しやすくする。
> 提供者は白血球の型が患者と一致し、同意が得られた患者の血縁者。薬剤を数日間投与して造血幹細胞を増殖させた上で、幹細胞を採取して凍結保存。その後、患者に点滴で移植する。
> 移植された幹細胞は約2週間で患者の体内に生着し、白血球や赤血球、血小板になる。約3カ月後には、リンパ球が患者のがん細胞を攻撃する「抗腫瘍(しゅよう)効果」を発揮するとみられている。
> 平井助教授は「安全性や効果が確認できれば、ほかの難治性の固形がんもこの方法の対象となる可能性がある」と話している。(了)

211 名前: 名無しさんなのー 投稿日:2002/05/03(金) 00:02
膵臓ガンに対する骨髄移植に関しては,九大でCR,都立駒込病院でPRが報告されているようです。(前者は未確認。後者は今年の外科学会)。勿論副作用も強く、ほんとにどのくらい有効なのかは判りませんが賭ける価値はある治療法だと思います。あと国立がんセンターでもやっているかもしれません。東大のホームページに臨床試験の説明がありました。http://www.h.u-tokyo.ac.jp/mukin/

212 名前: ぐち男のぐち 投稿日:2002/05/11(土) 00:07
父が4月の頭に柏のガンセンターで膵臓癌と診断されました。肝転移もしていて手術は無理と言われました。余命は3~6ヶ月とのことです。
つまり死刑宣告です。今、月に20万円近く使って代替療法を行っています。すい臓がんに対して抗がん剤がいかに無力かもわかっているため、正直、ほかに頼るものがありません。
はっきり行っていわゆる代替療法に効果があるとは個人的には信じていません。ただ先日、代替療法で有名な某先生に直接電話で話を聞いていただいたのですが、その先生は「必ず直るから信じてください!」と断言されました。正直その時点で完全に法に触れてるとは思うんですが・・・
いろいろ調べていて、絶望的な気持ちになっていた気持ちがその一言で楽になりました。父もその話を聞き「絶対に直す」と本気で癌に立ち向かうようになってくれました。
その先生が詐欺師なのかどうかは、私にはわかりません。ただまったく治療法がなく、悲観的な気持ちでしかなかった私たち家族を前向きな気持ちに変えてくれたのはその先生であり、もし父が直らなかったとしてもその先生を恨む気持ちはまったくないと思います。
今日、一晩中癌サイトをうろうろしてて、最後にこの掲示板にたどり着いたので書いた書き込みで、完全に愚痴だけになってしまいました。申し訳ありません。
がん患者の家族にはこんなひともいるんだなぁと思っていてください。あともし医療関係の方がいらっしゃるのでしたら先述の先生を見習えとは決して言いませんが、そんなひとのために救われる人間もいると言うことを覚えていてください。
たぶん同じ立場にたった時でなければわからないでしょうが・・・(すいません、最後まで否定的になってしまいました。)
必ずまたこのサイトに立ち寄らしてもらいます。長々とすいません。

213 名前: ryon 投稿日:2002/05/11(土) 00:20
 代替療法家は、「必ず治る」と言ってくれますが、必ず治してくれるわけ
ではありません。医者は、「必ず治る」とは言ってくれないかもしれません
が、だからといって、治してくれないとも言えません。代替療法家は、不確
実な事を断言しているだけに過ぎないのです。言葉と実際は違います。

 膵臓癌が2000年7月に再発し、医者から見放された後も治療法を探し、
抗がん剤治療を受けて、今も元気に暮らしている人がいます。

http://www4.ocn.ne.jp/~sinyama/

214 名前: kj 投稿日:2002/05/27(月) 00:20
はじめまして、母が先週の土曜日に入院し、レントゲンで膵臓癌の疑いがあると言われました。
その時は2cm程の腫瘍で詳しい事は精密検査のあとということでした。
それから2日間何もせず、今日月曜日に黄疸が出ているので胆汁を出す手術をおこないましたが、
主治医の話では手術出来ないかも知れないとの事。手術は開腹したわけでもなく、
MRITの検査もしていません(CTはしました)。膵臓癌は一刻を争う癌だと聞きましたが、
検査らしい検査も無く、余命の話を始めるのは普通のことなんでしょうか?
正式な検査は今週いっぱいかかるとの事。田舎の市民病院なのでふあんでいっぱいです。
どなたかご助言をよろしくお願いいたします。

215 名前: 名無しさん 投稿日:2002/05/27(月) 00:21
2cmなら、部位によっては切除は可能でしょう。
ただ、CTだけでも、切除可能・不可能の判断は出来ます。
肝臓に転移が出ている、
門脈に絡んでいる… は、判断可能です。
また、突然、いきなり…余命2~3ヶ月~半年と宣告されるのも膵臓癌には多々あります。

黄疸がもう出たようですから、膵頭部ガンでしょうか。

検査はしてもらうにして、CT写真だけでも借り受けて、
他の病院の見立てを頼むことは、いけないことではありません。
むしろ一刻の猶予もありませんから、多くの病院を訪ねるのも手ですよ。

216 名前: kj 投稿日:2002/05/27(月) 00:21
早速のレス本当にありがとうございます!!
家族と話し合って、明日主治医の先生と話そうと
いう事になりました。出来る限りの事をして
頑張ろうと思います、戦っていこうと思います。
勇気をもらいました。本当にありがとうございます!!

217 名前: 中村哲也 投稿日:2002/05/28(火) 00:06
kjさんへ
僕も膵臓ガンで体尾部が原発で余命6ヶ月と告知されましたが7年生存しています。
手術しても同じといわれたが膵臓脾臓の手術、転移していた肝臓は4ヶ所にちらばり
手のうちようがなくカテーテルで抗がん剤を投与しました。
現在は1週間に1度のジェムザールとシスプラチンですが、絶対に死ぬものかとここまで
きました。
メンタルな部分も重要です、生き抜きましょう。
      中村哲也

218 名前: kj 投稿日:2002/05/29(水) 00:00
中村さん、ありがとうございます!本当にありがとう
ございます!どうしても弱気になる自分がいましたが、
また、勇気をいただきました。主治医の先生とも
今日話し合い、今出来る最善を尽くそうという事になりました。
此処でのみなさんの助言がとてもありがたく、身に染みます。
勇気づけられます。頑張りましょう!

219 名前: オメガ 投稿日:2002/06/05(水) 00:16
はじめまして。5月の初旬、父がすい臓ガンでこのままほっておけば余命3ヶ月
と診断されました。肝臓に転移してました。現在抗がん剤治療を受けています。
最初の1クール(二週間)があと二日で終了します。
一刻を争うということで現在この治療を行ってますがいろいろと情報を収集する
につれほんとにこの治療法でいいのか迷いはじめました。
しばらく様子をみて効果がないときには代替療法をと考えております。
宮崎に住んでいますので出来ましたら九州管内にある代替療法を行っている病院を
と現在探しております。どなたかいい情報がありましたら教えて頂けないでしょうか。
もちろん自分でも更に調べてみるつもりです。どうぞよろしくお願いします。

220 名前: ryon 投稿日:2002/06/05(水) 00:20
 肝臓に転移していて一刻を争うということは、肝不全を起こす危険性
があるということです。そういう状態で通常医療をやめて代替療法に走
るのは極めて危険です。

 肝転移には様々な治療法があります。膵臓がんに使える抗がん剤もい
くつかあるので、治療法として出来ることは沢山残されています。

221 名前: オメガ 投稿日:2002/06/10(月) 09:28
ryonさん、ありがとうございます。
そうですね、やはりもう少し話し合い、今どんな治療法が最善なのか
考えてみたいと思います。
生きていこうと頑張っている父のために最善を尽くしたいと思います。
また、こちらでのご意見参考にさせていただきます。

222 名前: ふみふみ 投稿日:2002/06/12(水) 16:42
 肝臓に血栓が、胃から出血、もちろん膵臓も触れず、5時間の手術は
67歳の父に負担をかけただけでした。主治医は「家に帰れる事を考えましょう」と
言います。膵臓がんと診断されてから20日しか経っていないのに。
家族は悪化の一途をたどる症状に 気持ちがついていけません。
抗がん剤・放射線もできないと 主治医は言うのですが、私はこのまま 悪くなるのを
だまって見ているなんて出来ません。本当に何か手立てはないのでしょうか?
教えてください。もって2ヶ月と言われてます。

223 名前: kan 投稿日:2002/06/13(木) 16:26
はじめまして。
私の母は何年もの間腰が痛いと言って医者にかかっていましたが、はっきりとした原因も判らずにいました。
そして昨年12月に黄疸が出た為、違う病院に検査入院し、結果、膵臓に4cmの腫瘍があるとの事でした。
門脈に食い込んでいるとの事で手術は不可能でした。放射線と抗癌剤の治療を3クール終え、5月の終わりに
長かった入院生活を終えました。その後は通院しながらの治療予定でしたが、自宅に戻って1週間たった所で
足や腹が腫れてきて再び入院する事になりました。腹水が溜まっているとのことです。
医師は「自宅に帰れるように治療しますから。」と、おっしゃって下さいましたが、家族は不安でたまりません。
母の身体は今どうなっているのでしょうか?腹水が溜まるとはどのような事なのかが知りたいのです。
退院して自宅療養の時に何か不都合があったのではと、家族で悩んでいます。

224 名前: さとう 投稿日:2002/06/16(日) 21:53
>>222 ふみふみさん
私の父も67歳で膵癌です。
抗がん剤もできないという理由はわかりませんが、
他の病院に相談してみるということもできると思います。
私の父も数ヶ所で相談をして、それぞれ診断も治療方針も
手術不能から、すぐ切りましょうまで、まるで違っていました。
本人が診察を受けなくても、家族が話しに行って何らかの
話を聞けると思います。

>>223 kanさん
私は医者でも医療関係者でもない、患者の家族です。
ですから、おそらく正確ではありませんが…。
私の理解するところでは、腹水というのは”むくみ”の類で、
新陳代謝の低下などで、水分バランスが崩れている状態だと思います。
原因としては”むくみ”と同じようにいろいろあるので、腹水=○○がどうこう
なっている、とは判断できないと思います。
腹水が溜まるのは「kanさんのお母さんの場合なんなのか」担当医師
が調べると思いますので、それを聞くしかないのではないかと思います。

225 名前: ふみふみ 投稿日:2002/06/17(月) 09:02
さとうさん、アドバイスありがとうございます。父は胃にも転移していて
そこから出血しているとの事なんです。そこの病院では内臓出血があると
抗がん剤が適用ではないと言うのです。今は手術前の体力に回復する事が
大事だと。私は近くに居ない為 主治医と直接話したのは手術後の説明だけ。
傍にいる家族は「体力が戻り家に帰れれば・・」と思っています。
私は治療が生きる事への希望や生命力になるのでは?と考えていて、少しでも
がんの知識を増やし、主治医に食い下がっていきたいのです。
家族は国立がんセンターからの転院は考えていませんが、イザとなれば
私だけでも セカンド・オピニオンに行こうと思っております。
(今は三浦病院がいいらしいと言う事しか知らない私ですが。)


226 名前: Y 投稿日:2002/06/17(月) 19:14
はじめまして。
私の父も膵臓癌です。56歳です。肝臓にも転移している為手術は不可能と言われ、抗癌剤を投与しています。今、4クール目になりますが、だいぶ体力は低下し効果が見られるとは思えません。
ここ1週間程前から、ご飯を一口でも食べるとお腹が張って苦しいと言うようになりました。排便は浣腸をして水の様な物しかでていません。腸に便がたまり苦しいという事はあるのでしょうか。
主治医は便も腹水もたまっていないと言います。ご飯が食べれなくても栄養を取ることは出来ると言いますが、このままではなにも食べられない日が続いてしまいます。
また、自宅でのお腹、腰の痛みが治まらない時の対処法として何かイイ方法があったら教えてください。よろしくお願いします。


227 名前: なんとか・・・ 投稿日:2002/06/17(月) 23:26
はじめまして。(乱文で申し訳ありません)
私の母も先日、膵臓癌と診断され余命一ヶ月の宣告を受けました。
母のため何かしてやれることはないかと何度か病院に足を運び
担当医の先生とお話をさせていただいきましたが、かなり末期の状態で
出血も見られ、抗癌剤(ジェムザール)の使用も不可とのことでした。
食事も止められ、点滴だけの生活となっています。
担当医の方は熱心で、親身に対応くださるのですが、手の打ちようがないと
いう診断には素直に納得できません。そこで、セカンドオピニオンによる
診断を依頼しようと思うのですが、そもそもセカンドオピニオンの医師は
患者側で探すものなのでしょうか?それとも、通常、担当医に相談し紹介
していただくものなのでしょうか?
当方に大阪在住です。私自身、全く癌に対する知識もなく、現在勉強中ですが
余りに時間がなく、何から手をつければいいのかわからない状態です。
何か、有益な情報がありましたら些細なことでもいいのでご返答願います。
よろしくお願いします。

228 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/18(火) 17:49
体部~尾部にできた膵癌は症状が出にくいため、発見されたときには
既に手術不能であることが多いです。転移がある症例は手術の適応に
ならないのが通常です。あと、抗癌剤や放射線治療をするかどうかで
すが、全身状態があまりに悪いと使用できないと思います。「食事も
止められ」とありますが、その理由は?食べられないからではないか
と思われますが、食べれる(食べたい)のに訳もわからず止められて
いるのであれば理由を聞いてみましょう。また、何故ての打ちようが
ないのか、納得出来るまで主治医に話を聞いてみて下さい。それで
もしその回答に納得出来なければ、後悔しないためにもセカンド・オ
ピニオンを求めるのは良いと思います。上手く主治医と話をつけて、
検査結果を借り出せれば一番ですが、こっそり他の病院を受診すると
なると、また一から検査のやり直しになり、経済的にも体力的にも無
駄な負担がかかるかと思います。ただ、正直なところ、主治医に対し
て「よそにセカンドオピニオンを聞きに行きたい」と告げるというこ
とは「信用していない」と言われた、と解釈される危険はあることを
考慮に入れておいて下さい。主治医のキャラクター、今いる病院の規
模、結局治療はしないままにした場合、お世話になりたい病院はどこ
なのかなど、よく考えて行動した方が良いかと思われます。
実際、末期の膵癌は疼痛対策のみということが多いです。何かしたい
と家族が熱望する余り、やっても効果(延命効果も含めて)がないの
に苦しい治療を続けているという話も聞きます。よく話を聞いたり、
勉強してお母さまに一番いい治療法(なにもしないことも含めて)考
えてあげて下さい。一番よくないのは信用出来ない医者の治療を受け
続けることではないかと思います。よーく検討して、一度決めたら、
主治医を信用して一緒に患者さんを支えていけるのが理想かと思います。

229 名前: なんとか・・・ 投稿日:2002/06/18(火) 18:50
名無しさん、返答ありがとうございます。
食事制限については担当医の方から話を聞いて納得しています。
(腫瘍が十二指腸を侵食している状態で、食事することが出血の
恐れがあり最も危険と説明されています。)
ただ、患者本人が治せるもの(告知はしていません)と信じて入院
しているのに看護する側があきらめてしまうことはできないと思って
います。
担当医の方は話せばわかって下さる方だと思いますので、よく相談して
母にとって最善の道を見つけてあげたいと思います。
ありがとうございました。

230 名前: kan 投稿日:2002/06/19(水) 10:29
さとうさん。ありがとうございました。一時はもうダメか・・・と思いましたが今は落ち着いています。
家族の中で1人でもこのような病気になると、自分の家族だけが不幸になっているような気がしてしまいがちですが、こんなにも多くの人が同じ悩み・苦しみを抱えて、それに向かって共に闘っている事を知りました。
このまま負けるわけにはいきません。どうか、みなさんも負けないでがんばりましょう。

231 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/20(木) 06:35
昨年12月に黄疸がでて、5月の終わりに退院とのこと。
門脈に食い込んでいたとしても
状況から考えて、12月の時点で肝臓や、腹膜に転移があったとは思えないです。
結局、転移が出て、いまと同じ状態となっていたかも知れませんが、
もう少し早ければ、温熱治療という手段もありましたが..

腹水は、腹膜への転移か、肝臓の転移(肝臓が弱っている)の
二通り考えられます。

232 名前: 造血幹細胞 投稿日:2002/06/23(日) 03:12
膵臓がんに造血幹細胞移植、5月にも東大で臨床試験

難治性の膵臓(すいぞう)がん患者に、血液細胞のもとになる造血幹細胞などを投与してがんをたたく
「ミニ移植」という新しい治療法の臨床試験が、5月にも東大病院でスタートする。
無菌治療部(平井久丸・助教授)と消化器内科(小俣政男教授)が計画。27日までに同大医学部の倫理委員会で承認を受けた。
 ミニ移植は、体の免疫に重要な白血球などに分化する造血幹細胞や、
リンパ球を提供してもらって患者に移植。がん細胞を攻撃させる免疫療法の一種。
白血病など血液のがんに対しては臨床試験が始まっているが、
膵臓がんのような固形がんに対するまとまった臨床試験は国内で初めてで、新しい治療法につながると期待される。
 造血幹細胞の移植には、骨髄や臍帯(さいたい)血を用いる方法もあるが、
今回の治療は提供者の末しょう血中にわずかに含まれる造血幹細胞を移植する「末しょう血幹細胞移植」で行う。
計画によると、対象はがんの進行や転移で手術ができないと判断された膵臓がん患者16人。
患者には移植前に3種類の抗がん剤を投与、提供者の免疫細胞が生着しやすくする。〔共同〕
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2002042804447

233 名前: すい臓がん縮小に成功 投稿日:2002/06/23(日) 03:35
膵臓がん治療に造血幹細胞移植 都立駒込病院で効果

 膵臓(すいぞう)がんの患者に、血液細胞のもとになる造血幹細胞を別の人から移植し、
できたリンパ球の免疫作用でがんを攻撃する新しい治療法を、
東京都立駒込病院の高橋俊雄院長らが始めた。最初の患者では効果が上がっているという。
京都市で開かれている日本外科学会で12日、発表した。

 高橋院長によると、重い膵臓がんの女性患者に昨年末、妹から造血幹細胞を含む末梢(まっしょう)血を移植した。
その結果、移植前には大きさが約10センチあったがんが2割以下にまで小さくなり、現在は退院しているという。

 造血幹細胞は、体内の異物を攻撃するT細胞などのリンパ球にもなる。

 このような造血幹細胞移植は白血病の治療で使われ、最近では、腎臓がんでも試みられている。
同病院は、進行が速い胃がんの治療でも試している。

 一方、移植した細胞が患者の正常な細胞も攻撃する可能性があるため、
免疫抑制剤などで効き方を制御する必要があるという。高橋院長は「まだ1人だけなので効果は判断できないが、
がんの新治療法として研究を続けたい」と話している。

(05/04 21:04)
http://www.asahi.com/science/news/K2002041300063.html

関連記事:すい臓がん縮小に成功 都立駒込病院
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne241303.htm
 

234 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/23(日) 20:01
造血幹細胞移植 について詳しく知りたいです。
どなたか情報は。


235 名前: さむね 投稿日:2002/06/24(月) 23:23
現在、膵臓がん治療でTS-1を服用されている方が
いらっしゃいましたら、どんな感じか教えて下さい
(服用量、回数、副作用など)。

236 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/25(火) 07:00
>234
日本造血細胞移植学会のHP
http://www.jshct.com/

もし、治療をお考えならばお近く施設を探してください。
学会に所属している病院名くらいまでは探せます。

237 名前: take 投稿日:2002/07/03(水) 03:24
八峰出版社(電話番号03-3243-1150)のがん治療最前線2002年7月号にサリドマイドについての記述がありました。
現在アメリカで31件の臨床試験が進行中だそうです(ただし,膵臓がんについてはほとんどないみたいです)
よかったらご覧になってみてください。

238 名前: 門脈 投稿日:2002/07/11(木) 01:06
[大いに学ぶ]最先端医療 ステントで血管拡張 血流回復しがん治療 /岡山

 すい臓がん、胆管がん、肝臓がんなどの悪性腫瘍(しゅよう)が増大し、門脈まで広がると、
血管が細くなり血流が止まってしまう。そこで「ステント」という筒状の金属の網を細くなった血管内に埋め込み、
広げる「ステント留置治療」がこれまで、三重大病院などで実施され、岡山大病院でも学内の倫理委員会で承認された。

岡山大医学部腫瘍制御学講座放射線医学(平木祥夫教授)の金澤右・助教授(46)の
指導を受け研究を続ける三村秀文助手(40)にステント留置治療について聞いた。 【山本芳博】

◇血流回復しがん治療 食道胃静脈瘤や腹水にも効果
 小腸の静脈と脾(ひ)臓の静脈が合流し肝臓に流れ込む門脈という血管が、
悪性腫瘍によって外側から圧迫を受け細くなり、血流が悪くなったり止まってしまったりする。
門脈圧が高くなることにより、胃から肝臓に流れる静脈血が逆流し、
食道胃静脈瘤(りゅう)となり破裂して出血すると死亡の原因となる。
また、門脈圧が高くなることで腹水がたまり、腹部が張って苦痛を生じる。

 治療対象は、主にすい臓、胆管、肝臓に悪性腫瘍ができている患者。

 管腔を維持するためのステントは、直径6~12ミリ、長さ2~10センチの筒状の網で、
ニッケルとチタンの合金であるナイチノール(形状記憶合金)を素材としている。
これをワイヤで誘導して門脈に挿入、留置する。
 具体的には、超音波で観察しながら上腹部の皮膚の上から針を刺し、レントゲンで見ながら、
その針の中に細い柔らかいワイヤを通し、このワイヤにかぶせて先端にステントをたたんで
格納した直径2~3ミリの管を誘導する。管が肝臓を貫通し肝臓内の直径10ミリ前後の門脈に入り、
血管が細くなっている個所まで送り込まれる。そこで格納したステントを開放すると自己拡張力で血管の内側から押し広げ、
血流がよくなる。
 管は引き戻すが、ステントはそのまま、血管に埋め込まれた形で永久に留置する。
そして留置前後の門脈造影(レントゲン)で狭くなっている血管部分を比較し改善状態を把握する。
この治療により門脈圧が低下し、食道胃静脈瘤や難治性腹水が改善する。
 放射線医学の臨床研究によると、悪性腫瘍の門脈への進展に伴う食道胃静脈瘤や
腹水などの患者13人にステント留置治療を実施したところ、
留置後即座に平均門脈圧は24・9ミリHgから15・8ミリHgと著明に減少したという報告がある。
通常の門脈圧は8ミリHg前後なので留置による改善が見られた。ほとんどの患者で症状の改善がみられたという報告もある。
 門脈の血管内にステント留置しても再び血管が細くなる「再狭さく」が起こるという課題がある。
治療後は血栓という血の塊で「再狭さく」が起こらないように、血を固まりにくくする薬を内服(抗凝固療法)し続ける必要がある。
 三村助手は「ステント留置は、虚血性心疾患や閉そく性動脈硬化症、胆管がんなどの患者には保険適用され、
広く使われているので安全。肝臓や門脈を針で刺し出血しても十分に止血できる。
がんが小さいにもかかわらず、門脈がふさがっている患者に特に有効です」と話している。(毎日新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020629-00000002-mai-l33

239 名前: GEM について参考 投稿日:2002/07/15(月) 06:36
**************
膵臓癌の肝転移と判断します。61歳とおわかいですから、
まだまだ治療が可能と思います。
gemcitabine1000mg day 1.8.15と5-FU750mg day1-3.8-10.15-17投与するやり方がお薦めです。
いかがでしょうか?
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a49a4a4ba1a4aca4sbca3neka165a4a8a4f2bca45a4a4&sid=1834884&mid=4
**********
ホントにお勧めできます?
gemcitabine1000mg day 1.8.15と5-FU750mg day1-3.8-10.15-17
これって多くないですか?
breastとかのpaper見ても、gem1000-1500/m2/w、5FU200-300/m2/day・5-14days/q3-4wが多いようです。
日本人はあちらほど耐えられないことが多いので、gem800-1000、5FU200-300x5-9daysぐらいが限界になるんじゃないでしょうか?
日本人でのdose escalation試験って終わっているんでしょうか?
先生のところではdose escalation試験が終わっていて、その結果がその推奨投与量なんでしょうか?
教えて下さい。
その投与量には、どの程度のevidenceが有るのでしょうか?
私の拙い経験から考えると、かなりpancytopeniaが来そうです。
あと何コース続けますか
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a49a4a4ba1a4aca4sbca3neka165a4a8a4f2bca45a4a4&sid=1834884&mid=5
**************
単位が少し違います。私のは/bodyで,/m2で換算したものではないです。
それと男性で大体170cm、70kgぐらいで換算してます。
それから私は外来や在宅でG-CSFや輸血、血小板までいれるので、
あまりpancytopeniaを心配していません。入院中の患者さんはましてです。
PBSCTとかやると感覚が鈍感になるのかもしれません。2courceまずやります。
効果は5-FU単独やGEM単独よりありそうです。
奏功率は確実に高いですが延命効果は集積中です。今のところ上回りそうですが
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a49a4a4ba1a4aca4sbca3neka165a4a8a4f2bca45a4a4&sid=1834884&mid=6
*************
/m2で考える癖がついているものですから…。
いつもnored22先生のレジメは量がやたら多いなと感じておりましたが、通りで。
となると、今度はGem少なく無いですか?
やっぱりKey drugはGemなので、650mg/m2程度では…、と思います。
ただ、それでも、「効果は5-FU単独やGEM単独よりありそうです。」とのことですので、良いんでしょうね。
>pancytopeniaを心配していません
私はoncologistでは無くしがない消化器屋でして、閉黄とか、肝障害とかの惧れのある患者はsepsis予備軍にしか見えず、従ってchemo中のpancytopeniaにかなりナーバスなのかも知れません。
>奏功率は確実に高いですが延命効果は集積中です。
論文公開を楽しみにしています。
最後に一言。
でも、まだ症例集積中のレジメを推奨するのはどうでしょう?
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a49a4a4ba1a4aca4sbca3neka165a4a8a4f2bca45a4a4&sid=1834884&mid=7
**************
勿論standardなレジメがある場合はそんなことはしません。
ただ腎癌や膵臓癌、胆道系がん、軟部腫瘍、子宮頚癌など抗ガン剤に
難治性のがんにはinformed-consentの上なら良いでしょうか?先生はいかがお考えですか?
それとGEM少ないですか?私はGEM単独のときは1000mg/m2使用してましたが、
5-FU併用するようにしてから減らしています。
あと5-FU500mg,day1-4にする場合もあります。
まだまだ試行錯誤の段階ですが奏功率は5割以上ありそうです。
longNCとPR足していますが。膵癌もようやく昔の大腸がんぐらいに成ったかなあと思います。
先生のところはどんな治療されてますか?
もしよろしければ、勉強したいので教えてください。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834884&tid=a49a4a4ba1a4aca4sbca3neka165a4a8a4f2bca45a4a4&sid=1834884&mid=8
***************


240 名前: 神経内分泌細胞がん 投稿日:2002/07/16(火) 18:02
膵臓がん(ただし、一般的な膵管細胞がんではなく、内分泌細胞がん)で胃、脾臓、肝臓、リンパに転移が認められており、現在、化学療法を受けています。
幸いなことに、この治療開始以降、この数ヶ月は「変化なし」で推移しています。
ところで、膵臓がん一般については、インターネットにより、それなりの情報が集まりましたが(それでも胃がんと比べると、情報量は少ないですが)、神経内分泌細胞がんについては、症例が少ないためか、情報が見つかりません。
一般的な膵臓がんとの比較ですとか、何らかの一般的な情報でも入手できればと希望しています。
適当なホームページでも紹介いただければ幸いです。
よろしく。

241 名前: 薬事日報社 投稿日:2002/07/22(月) 06:12
膵癌治療に新たな免疫ターゲット療法-第11回日本癌病態治療研究会
キメラNd2抗体投与で癌細胞の増殖を抑制

難治性で極めて予後が悪いことで知られる膵癌の新たな治療法として、
キメラNd2抗体を使った免疫ターゲット療法の臨床応用を進めている経過が、
このほど東京新宿の京王プラザホテルで開かれた第11回日本癌病態治療研究会で、
澤田鉄二氏(大阪市立大学大学院医学研究科腫瘍外科)から報告された。
 このキメラNd2抗体は、培養系では細胞障害に働くADCC活性を誘導させ
、in vivoのモデルでは抗腫瘍活性をもたらすことが分かっている。
既に澤田氏らは、倫理委員会の承認を得た上で、実際の診断・治療にも応用を開始しており、
キメラNd2抗体治療を行った症例では、腫瘍マーカーの減少が認められている。
まだ臨床応用例は少ないが、この結果は抗体治療としてのキメラNd2の効果を示しており、
さらなる臨床応用の推進に向けた検討が待たれている。

 膵癌は代表的な難治性癌であり、極めて予後不良であることが知られていることから、
新しい治療戦略の開発が望まれている。その1つとして抗体治療が注目されている。
最近では、乳癌に対するハーセプチン、悪性リンパ腫に対してはリツキサンといった抗体が登場し、臨床応用が進みつつある。
 こうしたなか、澤田氏らは、膵癌から精製されたムチン分画を免疫原とするキメラNd2抗体を用いた免疫ターゲット療法の可能性を模索してきた。
このキメラNd2抗体は、既に6年ほど前に作製されており、膵癌に約90%と高い陽性率を示すことが分かっている。
正常膵やその他の正常組織には反応せず、膵癌に高い特異性を持っているのが特徴だ。

 ADCC活性(抗体依存性細胞障害活性)については、癌細胞上に発現する抗体に抗原が結合すると、
Fcレセプターを持つ細胞が細胞障害を起こすことが知られている。
澤田氏は、このキメラNd2抗体がADCC活性を誘導できるかについてin vitroの検討を行った。
キメラNd2抗体を投与すると、Nd2陽性の膵癌細胞にのみADCC活性の誘導が認められ、抗体濃度依存的に活性が増強することが分かった。

 また、そのエフェクター細胞として単核球、好中球のいずれもが作用し、
やはり抗体濃度依存的に細胞障害活性を増強することが明らかになった。

http://www.yakuji.co.jp/yakuji/man/m200207110105.html


242 名前: スー 投稿日:2002/08/05(月) 08:06
さむね さんへ

私は、2月からTS-1によって治療をしているものです。

第1週:TS-1(40㎎)を朝、夕2回服用
第2週:月曜日にシスプラチン(40㎎)を点滴
    第1週と同様にTS-1を服用
第3週:休薬(体調が思わしくない場合は第4週も休薬)
これの繰り返しです。

副作用については、倦怠感、下痢の症状が現れたり、現れなかったりします。

この治療の結果、6000近くあったCA19-9の値が半分の3000以下に下がりました。

遅くなりましたが参考になれば幸いです。




243 名前: らむね 投稿日:2002/08/05(月) 13:23
スーさんへ。
TS-1は、病院のほうから「これをやってみましょう」と
言ってくれたものですか?それとも、スーさんのほうから
「TS-1を」と提案したものですか?
これの前に、ジェムザール等は使われていましたか?
あれこれ質問してすみません。ただ、父がいずれジェム
ザールに耐性ができたとき、病院はどう対処してくれるの
だろうか、ちゃんと次の薬を考えてくれるのか、とあれ
これ悩まずにはいられないのです。

244 名前: らむね 投稿日:2002/08/05(月) 13:29
もう一度スーさんへ。
すみません、過去ログをきちんと見ました。ジェムザール
使ってらしたのですね。

245 名前: ちゃーちゃん 投稿日:2002/08/10(土) 01:53
義父69歳が胃癌Ⅲ期で切除をしました。
一応手術はうまくいったようなのですが
再発&転移予防のため
TS1を勧められました。
TS1は予防薬としてはまだ臨床試験段階と聞いていて
義母が不安がっています。
予防として服用されている方のご意見など
情報提供いただけませんか?
よろしくお願いします。
あと、家族はどういう接しかたをすればいいのか
私(嫁)も不安です・・・。

246 名前: ちゃーちゃん 投稿日:2002/08/10(土) 02:03
すみません、245のスレ
書く場所を間違いました
TS1のところに書き直しましたので
削除してください
申し訳ありません

247 名前: 希望をもて! 投稿日:2002/08/10(土) 07:12
膵管癌の新治療法に可能性

膵管癌(ductal pancreatic cancer)は,
最も致命的な癌の 1 つとしてよく知られているが,
研究者は,その生存率を大幅に改善する可能性をもたらす動物実験の成績を明らかにした。
同研究者は動物実験で,悪性化増殖因子(TGF)βを,
細胞に成長や増殖のシグナルを送らないレセプタ,
いわゆるダミーとなる可溶性のレセプタと結合させると,
そのレセプタに過剰TGFβを結合させることができることを発見した。
ヒトでもその結合が生じるなら,転移を低減させ生存率を向上させるものとなる。
http://www.medical-tribune.co.jp/

248 名前: usagi 投稿日:2002/08/22(木) 14:21
久しぶりです。以前は父の肝臓ガンの件でいろいろ相談にのって
もらっていた者です。父はよくもならず、悪くもならず・・。
でも元気でがんばって生きています。
今回は義母のことですが、7月に膵臓がんと診断され、もともと
膵臓にあったがんが外にでて、動脈(?)とその周りの血管に
巻きついているらしく(5センチほどらしいです。)手術不可能
らしいのです。放射線治療をうける予定でしたが、肺にも小さな
がんが見つかったためできなくなりました。現在は抗がん剤の
治療をうけています。医師からは今年いっぱいは無理でしよう。
といわれ落ち込んでいます。転移していると放射線治療はうけられない
ものなのですか?

249 名前: スー 投稿日:2002/08/24(土) 23:30
usagiさんへ

>転移していると放射線治療はうけられない
ものなのですか?

私は、膵臓癌が肝臓に転移していましたが、放射線治療(23回)を行いました。
別な理由があるのではないかと思いますので、よく担当医師と話し合ってください。




250 名前: タカ 投稿日:2002/08/25(日) 02:55
ス-さんはじめまして。74歳の母がすい臓癌3センチと肝臓転移が10個ほど
あります。手術しましたが、癌は取らずに十二指腸を切り取り、胃と腸をつなげ胆嚢を
胃につなぎました。これなら手術などしなければと後悔しています。余命も手術前とかわらずです。
手術するまでまつたく元気でしたもので、術後20日で変わり果てた姿になっさてしまいまいました。
担当の医師に対しては不信感がつのります。
どうすればいいでしようか。年はとっていてもまだ母には生きてもらいたい。私はある芸事の家元をしています
がその免許発行などのときは母に筆書きしてもらっています。

どうすればいいでしょうか。

251 名前: はじめ 投稿日:2002/08/26(月) 10:55
タカ 様
全くの素人なので間違っていたらご免なさい。
お読みしたところ、手術自体が元々がんの「完治」を目指すものでなく「姑息手術」(医学用語なので手術が姑息というものではありません)だったのではと思われました。
肝臓に多発しているので、もともと手術で取りきることは不可能(私も同じ状態)ではあるものの、胃と腸をつなぐことにより(もし、がんにより十二指腸閉塞の可能性があるのでしたら)口からの食事を今後とも可能とし、また、胆のうについても胆管のつまりを予め予防することにより、余命は同じでも生活の質を高めようとすることはありえることです。
もっとも、お母様は高齢のようですから、手術によって失われる体力とのバランスの上で決定されるべきものと考えますが。(単に外科医が腕をふるいたくてやったのならば論外)
この付近については、具体的ながんの状況がどうだったのか、とか、担当の医師からどのような説明があったのか不明なので、全くの素人の想像ですので間違いがあったらお許し下さい。
いずれにしても、膵臓癌で肝臓に転移していると、かなり治療も困難になりますので、担当の医師には、できる限り、細かい情報(判断の理由)を普段からもらうようにされ、「納得」の上で治療に向かわれますこと(及び、もし、不明な点があれば、遠慮せずに他の病院の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞かれること)をお薦めいたします。

252 名前: タカ 投稿日:2002/08/27(火) 02:31
はじめ様

たしかにその通りのことを言われました。でもあまりにも予後が悪すぎます。
腸も癒着があるようで食事もとれません、わずかに水がのめるくらいです。
まあ担当医の計算違いもあったのでしょう。でもこれで他の考えていた治療も
かなわぬ夢です。今はゲムシタビンの投与のみです。

253 名前: あお 投稿日:2002/08/28(水) 00:24
今日(正確には昨日ですが)主人が膵臓ガンだと告知されました。あと2~6か月と言われました。ほんとにわらをもつかむ気持ちで「ゲムシュタビン」と検索したら、ここにたどり着きました。
まだ45歳なのに・・・。肝臓と肺にもあって、手術できないそうです。これから、どうなっていくのかとても不安です。
まだまだ生きていてほしい。
どうすればいいでしょうか。 

254 名前: タカ 投稿日:2002/08/28(水) 04:11
あおさん

私はとりあえず母の治療法としては
以下のものをしています。
AHCCとD12を免疫力増強と体力回復の為に
キャッツクロウ・タベブイア系を更に補助的に
ハスミワクチン(効いているかわからないが)

追加としては以下のものも試そうと思っています
丸山ワクチン
アラビノキシラン
BRP療法

でもあと母の余命は3ー6ヶ月といわれたので時間が足りないかもしれません。
でも余命を宣告されてもはるかに長く生きた患者も多いことに驚きました。
がんばりましょう。あおさん。





255 名前: あお 投稿日:2002/08/29(木) 02:10
タカさん

ありがとうございます。全くの素人なので、?の連続です。いろいろ勉強していき、少しでも長く生きられるように頑張ります。
昨日からジェムザールの投与が始まりました。副作用のこと、効果がどれだけあるのかなど不安はつきませんが、いよいよ戦いが始まったなという感があります。


256 名前: マーシー 投稿日:2002/08/30(金) 22:07
8月16日、膵臓に5センチの腫瘍があり、手術は不可能、余命3~6ヶ月との診断を79歳の父が受けました。今まで何も症状などなく
元気に生活していただけに、ショックは大きく、これからどうしたらよいかと迷っています。病期は?期。肝臓や十二指腸への転移はないとのこと。ただ血管に腫瘍の影響と見られる狭窄部分などがみられ、年齢のことなども考慮して、手術はしない方がいいとの担当医の判断でした。これからの治療について家族の希望など聞かれたのですが、何の知識もなくどうしたらよいのか判断できずにいます。タカさんのお母さんのようなことになるのも不安なのです。

257 名前: タカ 投稿日:2002/08/31(土) 00:40
マ-シ-さん、私の母は74歳です。すい臓に3センチの腫瘍ということで
手術に踏み切りましたが。ステ-ジ2といわれましたが。
MRIやCTには1センチ未満の癌は写りにくいようです。
ですから手術してから肝臓への多数の転移が発見されました。
すい臓癌は突然来てあまりにも速く進んで行くものなんですね

258 名前: peko 投稿日:2002/08/31(土) 20:11
あおさんへ
私の母(72歳)も膵臓癌です。末期といわれました。治療をしなければ3ヶ月の余命と言われました。入院でシスプラチンなどの抗癌剤投与と放射線療法を約3ヶ月おこないました。その後は外来でUFTの顆粒での対応でした。半年くらい服用しましたが、肝臓への転移があり、ジェムザール(ゲムシタビン)の点滴治療をおこなっています。1回目の入院時には「365日あると思わないで下さい」とDrから警告されましたが、この秋が来ると2年が経過します。ありがたい話しです。希望はあると思います。私もわらにもすがる思いで健康食品は飲ませています。AHCC,
霊芝、プロポリス、それと海外版の複合ビタミン剤を飲ませています。がんばりましょう。




259 名前: あお 投稿日:2002/09/03(火) 01:17
2日ほど前から、ローヤルゼリー、アガリクス、ビタミンcの組み合わせを飲んでいます。AHCCなども飲ませたら、と思いますが組み合わせによる弊害がないか不安になります。健康食品はたくさん飲んでも、どんな組み合わせで飲んでも大丈夫なのでしょうか。
今はまだ体力もあり、元気そうで現実を忘れそうになります。でもジェムザール1回目からの血液データが、3日経った今、肝機能が落ちてきていたり、白血球の値が下がってきていたりして、怖いです。
pekoさんのお母さんのようになれば、本当にいいです。

260 名前: マーシー 投稿日:2002/09/09(月) 21:00
皆さんの書き込み、とても参考になるだけでなく、同じ不安と闘っている人がいるのだと、心強くさえ感じます。
私の父は、大学病院に転院し、再度検査を受けています。相変わらず食欲もあり、痛みなど全くない状態です。
今度の担当の先生から1回目の説明がありました。内容は前回の医師とあまり変わりませんでした。ただ、病期は?きで、腫瘍が膵臓頭部に背中側に巻き付くように広がっているらしいのです。大きな血管がどれだけ癌に冒されているかで、手術が可能かまた成功率が、左右されるとの説明でした。手術をした場合のリスクなども詳しく聞き、家族はあえて手術を選択すべきか決断できずにいます。手術をした場合の生存率は、約50%と言われさらに不安になりました。抗ガン剤の話では、ジェムザールの効果は「あまり期待できない。」といわれ、このままなすすべもなく見守るだけなのかと落ち込む毎日です。手術をするかどうかの判断は、患者本人や家族だと言われたのですが、素人で何の知識も持たない我々家族には、判断できません。医者は、「これがもっとも有効な方法だと思う。」的なアドバイスはしてくれないものなのですか?

261 名前: REIKA 投稿日:2002/09/11(水) 11:00
初      です。
8月中旬頃から私の祖父が「胃が痛い」と言い出し、前に一度胃の手術をしていたので、あまり気にせず、掛付けの大学病院に行ったところ、検査入院ということで、10日ほど入院をした結果、すい臓ガンということでした。
最近は、体の不調を訴えるたびに入退院を繰り返していたため、今回もたいしたことないと思っていたのですが、意外な結果に家族一同動揺を隠し切れません。
詳しい医師との話し合いや、看病は主に母と祖母が行っているので、私は病気の進行状況などははっきりとは理解していないのですが、手術はしない(できない?)ようなので、薬を使っての治療を行うということです。
療養も、病院ではなく、自宅療養を・・・という本人の希望と医師の判断で、先日3日間ほど自宅に帰ってきていたのですが、ほんの2週間前まで畑で仕事をしていた祖父とは思えないほど顔色も悪く、やせていました。
私は、幸せなことに、家族はもちろん、友達や知人の   とは別世界にいたため、突然の出来事に心がついていきませんでした。もちろん、ガンについても無知なため、何をしてあげたらいいかもわかりません。
本人は、投与治療で治ると思っているようですが、実際のところ、祖父に残っている時間はわずかでしょう。
事実、自宅療養をということだったのですが、本人が不調に耐え切れず、再度入院を希望する。ということになりました。
私は、できることなら長く親しんだ家で最後の時間を迎えてもらいたいと思っています。
これは私のエゴでしょうか・・・。




262 名前: makiko 投稿日:2002/09/15(日) 21:47
はじめまして。
宜しくお願いします。
主人が、昨年11月、50歳検診で偶然膵臓がんが見つかりました。
国立がんセンターで、肝臓転移,余命数か月といわれ、ゲムシュタビンと5fu
の抗がん剤治療をしました。一月に5日間の入院治療で、後は、会社に行ってました。
6月末まで数値が下がっていたのですが、その後数値が上がってきたため治療中止となりました。
あがった異常は、抗がん剤も悪いほうになってしまうそうです。
すぐに、漢方医による治療を受けて、今3ヶ月になるところです。1ヶ月前から痛みが、でてきて
国立がんセンターから紹介のあった、ホスピスから、痛みの緩和ケアを受けています。仕事には、今も行っています。
今、漢方の効果を期待しつつも、このままでいいのか模索しているところです。
小規模の病院のいろいろな治療方法を本で見て、国立がんセンターの先生に相談すると、答えは、いつもいまひとつです。
といって国立では、もう治療法方は、特にいいのがないということで、、、、。


263 名前: YAHOOから 投稿日:2002/09/17(火) 01:06
* 1 **************************
8月の中頃、母がすい臓ガンで肝臓に転移し、あと1ヶ月~3ヶ月の命といわれました、母は63歳でまだ若いと思います、まだ告知もしていません、もう少しもたないものでしょうか、誰か教えてください。

* 2 *********** ***************
最初に、このレスで用いる「メディアン生存期間(MST)」と言う言葉を御承知置きください。
MSTはある状態の患者さんが次第に亡くなって行き、残り50%になるまでの期間です。
10人の患者さんが居り、1年に一人づつ亡くなって行くような場合、MST=5年となります。

ここで、必ず知っておいて欲しいのは、MST=5年と言っても、
この場合「just5年」で亡くなる方は1人しか居ないということです。

がんの現場ではしばしば「余命」と称して、このMSTが用いられますが、
この数字自体は、個別の患者さんにはほとんど価値が無いことを御承知置きください。
そのMST通りに亡くなる方のほうがむしろ少ないのですから。

さて、転移のある膵臓がんで、特に抗がん治療を行わない場合、
MSTは発見から3-4ヶ月とされます。
これに対して、初回全身化学療法としてゲムシタビンを用いた場合
、MSTは6ヶ月前後と延命効果が認められています。

従って、これまでに、膵がんの治療を行っていない、
転移のある膵がんの患者さんに対しては、ゲムシタビンを用いた化学療法が推奨されます。
(海外ではこのゲムシタビンにシスプラチンを併用することで
更に抗腫瘍効果が上がることが確認されていますが、
日本人で本当に効果があるのかどうかは明らかでは有りませんし、
膵がんにシスプラチンは保険適応になっていません)

投稿では前治療の有無、全身状態など判りませんし、
いろんな人が(中には悪徳業者も)見る掲示板にそうした個人の体調など本来
書くべきでは無いでしょう。
患者さんを直接見たことの有る、担当の医師と化学療法の妥当性についてご検討下さい。

* 3 ****************************
早速の返信ありがとうございます 少し難しいですがなんとなくわかりました 
母にはガンバッテもらいます。本当にありがとうございます。

* 4 *****************************
GEMは膵臓癌に単剤で使用されることが多いですが、
体力があり若い方にはもう少し積極的な治療法として
GEM+5-FUあるいはCPT-11+5-FUを試みる方法があります。
GEM抵抗性になった膵臓癌に対しても20-30percent程度有効です。
ご参考までに。

* 5 *****************************
私は、昨年春にすい臓癌で母を無くしまし60歳でした。
他のガンより発見しにくく、
体に胆汁が溜まって黄疸が出た時にはかなり進んでいるようですね、

国立のガンセンター(築地)で手術が出来たので、まだ延命出来たと思います。
病院によってかなり生存率や適正な治療方針が違うと思います
お医者さんの西洋医学(保健の聞く範囲)では治療に限界があることは確かだと思います。
(抗がん剤の新薬だけには手を出さない方が)
術後半年で肝臓に転移再発が見られそれからは3ヶ月持ちませんでした
ただ細胞の進行を遅らせる事は出来ると思います
私はおもに食事療法(抗がん食品)ガンに効くと言われている食事(素材)
を取り入れていました(悪徳業者もいますので購入にはご注意を)

当然私は母に体を休めて治療に専念して1日でも長く生きて欲しいと思っていました
でも、体の事を知っていた母は、、、違っていました、
残されている時間を知っていたからこそ、やりたい事、
楽しい事、友達との時間、好きな仕事を体の動く最後半年
やり抜いたと思っています
誕生日に友達から買ってもらったスクーター3ヶ月で800キロ乗っていたんです
普通の人の1日を3日分ぐらい飛び回って見たり聞いたり笑ったりしていたんだと思います。
何もしないで長生きするより、短くても太い人生を送れたときっと母も思っているでしょう。
太い所を伸ばせばきっと80、90年分になると思います
それに、「思い出は持っていける」と思いませんか
告知はしなくても、一日一日貴方には、いろいろな事がまだ出来ると思います
「ガンと戦っている強いお母様から生まれたのだから、貴方も強いはず」
諦めず最後までお母様に生きれる望みと貴方の笑顔を与えてあげてください
お母様の生きてきた証は貴方自身なんですから。

医者でもないのに、大変失礼な発言お許しください

* 6 *********************
CTで腫瘤が黒く映るだけでは膵癌とは言えません。
腫瘤形成型の膵炎や膵嚢胞という可能性も高いです。良性ならは手術することは稀です。
症状があれば別ですが。今検査しているのはERCPという検査でしょうか。
まだ深刻になる必要はないと思いますが。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a49a4a4ba1a5aca5sa4ka4da4a4a4f65a4a8a4fa4afa4c0a45a4a4&sid=2000676&mid=1

264 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/20(金) 19:44
先日、彼から2ヶ月半ほど前に膵臓癌で肝臓に転移も有ると診断
を受けて、現在は10日に一度位のペースで注射の為に通院し、
1日1回ドリンク状の薬を飲んでいる。と聞かされました。
薬を飲んで、家にいる分には少しだるい感じだけれど、一人で
通常の生活は出来る。と言っています。顔色は悪いですが、まだ
黄疸は出ていません。以前に比べて少し見た感じが太って見えた
ので、むくみではないの?と聞いたところ薬の影響でホルモンの
バランスが狂って一時的に太ると病院で説明を受けた、と言って
いました。とても優しい人で周囲の人間に心配を掛けたくないと
いう気持ちが強く、診断表や詳しい薬の名前や治療内容について
も前述の様な事しか話してくれません。
一人暮らしで、親元を離れている為、進行し症状が悪化すれば
3~6ヶ月と本人が告知を受けてしまい、自分の中で死について
考え、受け入れてしまってから私には伝えられました。というか
顔色が悪かったので心配になり、問い詰めて無理に聞き出したと
いう感じです。実際に、多分、こんな事になってしまってどう
したら良いか…という気持ちからでしょうが、現在もご両親にも
伝えられずにいます。
彼はまだ27歳です。浅い知識しかないのですが、若いと癌の
進行は早いと聞いた事が有ります。何を見ても延命が出来ている
方の年齢は60代や70代の方のお話ばかりで、若い方の延命例
が無く、とても不安でなりません。進行が早いとはどの位なのか、
それによっては早くご両親に話さなければならないと思うのです
が、彼の意思も尊重したいですし…。どなたか若くして膵臓癌に
なってしまい、それでも治療によって成果が有ったという方が
いらっしゃればお話をお聞かせ下さい。
…それと、治療費についても、彼はまさかこの年で病気になるだ
なんて思っていなかったらしく、保険にも加入していなかった
様なのですが、ただ「1回病院に行くとすごくお金はかかるよ」
としか教えてくれません。
実際に今の彼の財力にも限界が有ると思うし、そちらも心配です。
もちろん、治療内容によっても違ってくるとは思いますが、前述
の様な治療(薬名も分からずに申し訳有りません)を行っている
場合、一体どの位のお金がかかっているのでしょうか?

あまり聞くと、彼が悲しい顔をするので、本人に聞けずにいます。
何の知識も無く、勉強不足でこんな風に質問をするのも失礼な事
は承知していますが、お願いします。どなたかお答えを下さい。


265 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/20(金) 19:46
彼はまだ27歳です。浅い知識しかないのですが、若いと癌の
進行は早いと聞いた事が有ります。何を見ても延命が出来ている
方の年齢は60代や70代の方のお話ばかりで、若い方の延命例
が無く、とても不安でなりません。進行が早いとはどの位なのか、
それによっては早くご両親に話さなければならないと思うのです
が、彼の意思も尊重したいですし…。どなたか若くして膵臓癌に
なってしまい、それでも治療によって成果が有ったという方が
いらっしゃればお話をお聞かせ下さい。
…それと、治療費についても、彼はまさかこの年で病気になるだ
なんて思っていなかったらしく、保険にも加入していなかった
様なのですが、ただ「1回病院に行くとすごくお金はかかるよ」
としか教えてくれません。
実際に今の彼の財力にも限界が有ると思うし、そちらも心配です。
もちろん、治療内容によっても違ってくるとは思いますが、前述
の様な治療(薬名も分からずに申し訳有りません)を行っている
場合、一体どの位のお金がかかっているのでしょうか?
あまり聞くと、彼が悲しい顔をするので、本人に聞けずにいます。
何の知識も無く、勉強不足でこんな風に質問をするのも失礼な事
は承知していますが、お願いします。どなたかお答えを下さい。


266 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/20(金) 19:52
ごめんなさい、265の書き込みは264で省略された部分です。
長いと読んで頂けないのでは…と不安になり、2重になる
とは知りつつ書き込んでしまいました。
本当に不安で、悲しくて、たまりません。どうか宜しく
お願いします。

267 名前: MS 投稿日:2002/09/21(土) 13:16
「教えて下さい」さん
代替医療の見地から是非お伝えしたいことがありますので、メールアドレスをお教えいただけませんか?
当掲示板には、代替医療はテーマとして馴染まないようですので・・・・。


268 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/21(土) 13:54
MSさん、お返事ありがとうございます。
ただ、有り難いお言葉なのに大変申し訳ないのですが、
私自身がPCを持っておらず、職場のPCには個人宛のメール
アドレスが無いんです(本当は私用でのインターネットも
禁止なのですが、周囲の様子を見ながら見ています)。
掲示板のテーマに代替医療が馴染まないという事ですが、
掲示板上でお伝え頂く事は不可能ですか?

269 名前: MS 投稿日:2002/09/21(土) 14:48
「教えて下さい」さん
残念ながら、当掲示板上では不可能ですので、とりあえず下記URLの発言番号12**をご参照下さい。
投稿されていらっしゃる方は、某有名医科大学の細菌学のご専門家(故人)です。
http://www.seaple.icc.ne.jp/~emika/reffer/sakurada.htm#292

どなたか、メールアドレスをお持ちの親しい方がいらっしゃれば、そちらを利用させていただく方法もありますが・・・・。
当方のアドレスは、名前をクリックしていただければ分かります。

270 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/21(土) 19:02
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=964759165&st=18&to=18&nofirst=true

皆の意見が聞ける掲示板で情報を交換しあいましょう。
そのほうが、安全ですよ。「教えて下さい」さん。
http://www.gankeijiban.com/bbs/kenkoushoku/index2.html

271 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/21(土) 20:35
MSさん、270の名無しさん、参考になるURL、ご意見を教えて
頂いて有難うございます。健康食品や機能食品についても、
全く知識が無いので、色々勉強になります。
ただ、私の今一番お伺いしたい質問は265に書いてある内容
なのですが、やはり若い方の延命例はあまり無いのでしょうか?
希望を失っている訳では無いのですが、現実に彼に残された
時間がもし、僅かしか無いのであれば、今、私に出来る事や
彼がしなければならない事を本気で考えたいのです。
お願いします、どなたか同じ様な状況に立たれた方が
いらっしゃればその時の現実の状況等を教えて下さい。

272 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/21(土) 20:59
ケア板にある
保険の情報スレが参考になりますよ。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=kea&key=972666435
 高額療養費支給制度は、是非使うべきです。
黙っていると誰も教えてくれません。
病院も教えてくれません。

 がんばって!教えて下さいさん


273 名前: あお 投稿日:2002/09/22(日) 00:06
教えて下さいさん
27歳というのは、若すぎますね。心中お察しします。主人は45歳で、それでも若すぎると思いましたのに。主人と告知を受けてから、いろいろな本を読みましたが、やはり高齢の方の例がほとんどで、20代はなかったです。
私は全くの素人なのですが、若いということは高齢の方と違い、体力と免疫力が高いと考えられるのではないでしょうか。主人の担当医が「薬が効く身体が大切」と言いました。今投薬を続けておられるようですが、副作用に負けない体力とガンに負けない免疫力が他の人よりあるのではないでしょうか。
と考えます。残された時間は、 わからないです。  延命にしろ完治にしろ、可能性はあると信じています。私もそう信じてがんばっています。
教えて下さいさんの彼は、いろいろ聞くと悲しい顔をされるそうですが、今とても不安なのだと思います。一緒に考えたり、大丈夫だからと励まし合ったりできたらいいですね。この病気は、精神的なものが大きく左右するものだと聞きました。
不安なのは当たり前。それを認めて、「でも負けない。」とがんばりましょう。
ちっとも科学的でなくて、ごめんなさい。
 それと、ご両親にはまだ伝えてないそうですが、私たちは早い段階で伝えました。離れている主人の両親も病気で、ずいぶん心配をかけましたが、こちらの気持ちが楽になりました。みんなでがんばるんだという気持ちになれました。自分だけでは背負えないものです。彼も、教えて下さいさんに話して、楽になった部分が大きいと思うのですが。 
ほんとに  お互い がんばりましょう。


274 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/22(日) 11:21
名無しさん
ご相談者を悪徳業者から保護しようとする貴方の姿勢に反対はしませんが、教えて下さいさんにはもはや時間的な余裕はなく、まして同じ境遇の方のご意見を伺ったところで、それが回復に結びつくものでなければ尊い命を救う手段にはなり得ません。
教えて下さいさんにとって今重要なのは、回復の可能性がある情報を出来る限り集めることだと思います。そして、その情報をご自分なりに整理して実行に移せばよい訳です。
そこで、名無しさんのおっしゃる「安全」とは具体的に何なのですか?そして、アドレスを教えるとどのような危険があるのですか?仮に危険があったにせよ、命を救えるかも知れない情報と「安全」と、どちらが大切なのですか?
善意で情報を提供なさろうとする方々のために、是非この掲示板で具体的にお答え下さい。当方の認識不足であれば素直に認めますが、本掲示板の趣旨に反することになりますので、この場での議論は差し控えさせていただきます。

あお様の励ましのお言葉、教えて下さいさんにはとても有難かったに違いありませんね。
ただ、お医者様が言われた「薬が効く体が大切」と言う説はごもっともですが、これは裏返せば「薬による副作用を跳ね返すだけの免疫をつけるべき」との意味ではないかと思います。
「若いから、高齢者に比べて免疫力がある」とのあお様のご発言に付言させていただくなら、「何らかの原因で免疫が急に低下してしまったからこそ癌になられたのであって、高齢者より若い人ほど免疫の回復力は早い」と言うことではないでしょうか?

教えて下さいさん
櫻田先生のお考えのごとく、(西洋医療の傍ら)機能食品について正しい知識をもたれたることは、決して無駄ではないと思いますよ。
但し、名無しさんが懸念されるように、悪徳業者は手ぐすねを引いて待ち構えていますから、充分ご注意下さいね。

275 名前: MS 投稿日:2002/09/22(日) 11:24
失礼しました。
274の「名前」欄に未記入のまま送信してしまったため、「名無しさん」になってしまいました。
投稿者はMSですので、お詫び方々訂正させていただきます。

276 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/22(日) 11:57
MSさん、270さん、その手のはなしは
下記でやって頂戴。
http://www.gankeijiban.com/bbs/kenkoushoku/index2.html

277 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/09/25(水) 14:14
MSさん、名無しさん、あおさん、ありがとうございます。
討論になってしまう様な事態を招いてしまって申し訳ありません。
悪徳業者が有る限り、こんな悲しい事になってしまうのだという
事を思いました。

あおさん、お読みになった例の中に20代の例が無かったという事
を率直に教えて下さってありがとうございます。現実から逃げずに
残りの時間を少しでも長く、できるだけ彼の望む事をかなえながら
希望を捨てずに頑張ろうと思います。
彼が今月末にご両親へ伝えに行く事を決めた様です。お父さんや
お母さんがどれほど苦しむかを考えると胸が詰まりますが、私自身
の他にも彼を愛する人が皆で彼を支えていきたいと思います。
また、ご質問などをさせて頂く機会が有るかと思いますので、
これからも宜しくお願いします。

278 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/30(月) 12:40
age

279 名前: あお 投稿日:2002/09/30(月) 22:08
教えて下さいさん
支えてくれる人がたくさんいると、がんばろうという気持ちになることができます。
でも、支える側がひっくり返ったら、大変です。教えて下さいさんが言われるように、希望をもってがんばりましょう。お互いに・・・

280 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2002/10/01(火) 06:24
*** Jun様の御了解がありましたで転載いたします UTAKA ***

Jun@母(74歳)がすい臓癌で治療中です。

母の今後の治療についてご相談したく、投稿させていただきます。
長くなりますが、まずはこれまでの経緯です。
- 8月の中ごろに検査を受けたところ、すい臓癌であると診断された。
 すい体からすい頭の癌で、CTでは7cmくらいの大きさ。8月当初に説明を
 受けたときには、すい体癌で、3~4cmと言われたのですが、今日の説明では
 すい頭で、7cmであったと言われました。前は主治医からの説明で、今回は
 部長先生の説明という違いはありますが。
- 8/16 入院
- 8/19 血管造影
 血管造影の結果では、門脈が浸潤されており、
 腹腔動脈も癌に取り込まれてい
 る。
 この段階では手術はできない。早くて3ヶ月くらいと言われる。
- 8/20 背中の痛みをとるとめに、モルヒネを使用。(量は不明ですが、数mg?)
- 抗がん剤(ジェムザール)と放射線の治療を行い、可能なら手術を行う、という
 方針で治療を開始。
 ジェムザールは週に1回を4週間続けて終了。(8/26から9/16の4回)
 放射線は週5日を5週続ける。これは、10/2で終了予定。
 放射線も祝日はお休みなんですね。
- 9月2週目くらい: 痛みがなくなってきたので、痛め止めをやめる。
 実際は副作用で嘔吐感が激しく、モルヒネを原因と疑って止めました。
 以降、痛め止めなしでも、痛みは出ていない。
- 9/25 CTで途中経過を見る。
 癌は3cmに縮小。
 腫瘍marker値も低下してきている。具体的な値は聞き忘れましたが、
 回の値は、
 CA19-9 = 73、CEA = 7.1 でした。
 これより低いということなのだと思います。
 肝臓への転移は見られない。
- 10/3にPETでの検査予定。

この結果を受けて、9/27に今後の治療の可能性について説明を受けました。
その内容です。
- 手術ができる状態になってきた。
 放射線治療が終わって、2~4週間くらいで手術ができるようになる。
- 手術内容 (聞き間違い、理解不足の点があると思います)
 10時間を超える手術になるだろう。
 - すい臓はすい尾を残して摘出
 - ひ臓もとる
 - 胃は上部を残して取る
 - 十二指腸を取る
 - 腹腔動脈も癌に取り込まれているので、取る。
  大伏在静脈を足から取って、腹腔動脈の代わりにつなげる。
  ==ちょっと不確かです。
 - 門脈も浸潤されている。
  門脈も取って、切り取った上下をつなげる。その長さによっては、首の
  静脈を取って、それでつなぐ。これは、そのままつなぐことができると判断
  しているので、首から静脈を取る必要はないだろう。
 - 残されたすい尾には、残された胃からの血管のみがくることになる。
 - 胃への血管も本来よりも細いものしかなくなる?
  ==ちょっと不確かです。
- 手術の成功率は80%
 残したすい尾が働かないなどの問題が発生する確率は10%
 手術で死亡する確立は10%弱
- 手術が成功した場合には、1ヶ月くらいで退院できる。
- 手術をしないと、半年~1年くらいであろう。


これが現在の状況です。
手術をするか、手術をせずに抗がん剤か何かの治療を行うか、を考えなくては
なりません。
このような状況での手術はどのように考えればいいでしょうか? 手術での死亡
率が10%もあるというのは、かなり高いように感じます。
先生は根拠はなく、感覚です
とおっしゃってましたが。
手術自体が成功しても、その後に満足に生活できないまま入退院を繰り返して、
死んでしまうのでは、あまり手術の意味もないように思います。
Stage別生存率というグラフをいただきましたが、手術の成功率と同じく
80%のところを見ると、生存月数が5ヶ月くらいです。ということは、手術を
することで、死期が早まる可能性が高いということでしょうか。

とりとめもなく書いてしまいましたが、今後の決断をするためのヒントでも
いただければ幸いです。

Jun

281 名前: 共同通信社 投稿日:2002/10/03(木) 04:28
アスピリン、膵がんも予防

 脳卒中や大腸がんの予防に効果があるとされるアスピリンには、膵臓(すいぞう)がんを防ぐ効果もありそうだと、
米ミネソタ大の研究グループが8月、米専門誌ジャーナル・オブ・ザ・ナショナル・キャンサー・インスティテュートに報告した。
 グループは、1992年から99年までの7年間、約2万8千人の閉経女性を追跡調査した。
その結果、80人が膵臓がんを発病したが、
アスピリンを飲んでいる人が発病する危険は、飲んでいない人に比べ43%少なかった。
また、アスピリンを飲む回数が多いほど、発病の危険が少ない傾向も明らかになった。 
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/827cancer.html   

282 名前: 期待してます 投稿日:2002/10/03(木) 04:45
すい臓がん:東京ガスが早期診断薬を開発 吐く息でピタリ 2002.09.28

 これまでなかった、慢性すい炎やすい臓がんを早期発見するための診断薬を東京ガスの
フロンティア研究所(横浜市鶴見区)が開発した。診断薬は、天然ガス中に含まれる普通より重い炭素を使ったもので、
薬を飲んで10分ほどたった被験者の吐く息を調べる簡単な検査で判定できる。
製薬企業と協力して5年後の実用化を目指すという。28日発行の国内医学誌「消化器科9月号」で発表した。
 すい臓は、消化酵素を分泌して、アミノ酸がつながってできたたんぱく質を分解する働きをしている。
同研究所は、アミノ酸の中の炭素の一部を、普通の炭素(炭素12)から
天然ガスに含まれるより重い炭素(炭素13)に置き換えた化合物を合成した。

 この化合物を、慢性すい炎を起こしたラットと健康なラットに飲ませ、5~15分後に吐く息を調べたところ、
健康なラットの炭素13の量は、慢性すい炎ラットに比べて約5倍多かった。

 すい臓が正常に機能している方が、体内でのアミノ酸の分解が速く、炭素13が排出されやすかったと考えられる。

 同研究所は、炭素13の量をその場で分析可能な検出器もすでに開発しており、
柴田邦彦所長は「すい臓は、肝臓などと違って血液検査などで状態をすぐに判断する方法がなかった。
この方式を使えば、早期に診断し、速やかに治療に移れる」と期待する。【田中泰義】

 石井敬基・日本大医学部講師(消化器外科)の話 実際の患者で、どの程度有効なのか検証しなければならないが、
かなり実用的な方法と注目している。

[毎日新聞9月28日] ( 2002-09-28-15:01 )
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/861323/82b782a2919f82aa82f1-0-1.html



283 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/07(月) 23:19
情報を開放しろ! 何故隠匿する必要があるんだ!>ボケ東大!!


切除不能膵臓癌を対象とした5FU経静脈投与・UFT経口投与併用療法(PMC療法)の有用性の検討 
木田芳樹(北里大学東病院 消化器内科) 
http://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/detail.cgi?parm=shouroku&cond='A00030-00005-10090'&&
日本膵臓学会 第33回日本膵臓学会学術集会 2002, 


284 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/07(月) 23:32
UMINの関係者へ:
 全てのデータ、情報を一般公開してください。お願いいたします。

情報をお持ちの方へ:
 匿名で構いませんので、情報を提供してください。
 癌で苦しむ方々に一つでもより多くの選択肢を与えてあげてください。

塩酸ゲムシタビンを併用した切除不能及び再発膵癌に対する温熱化学療法の検討
  宮崎知(東大阪市立総合病院外科)
 https://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/detail.cgi?parm=tougou&cond='A00130-00003-10015'&&condtion=A00130
膵癌に対する温熱・原体照射併用療法 :小野誠治(宮崎医大・放射線科)
 https://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/detail.cgi?parm=tougou&cond='A00130-00003-10056'&&condtion=A00130
切除不能膵癌(IV B期)に対する温熱放射線療法 :平尾幸一(佐世保中央病院・放射線科)
 https://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/detail.cgi?parm=tougou&cond='A00130-00003-10038'&&condtion=A00130
局所進展膵癌に対するRF加温を中心とする集学的治療とその成績 :片山寛次(福井医科大学第一外科)
 https://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/detail.cgi?parm=tougou&cond='A00130-00003-10071'&&condtion=A00130

285 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/09(水) 12:37
>>283,284
有象無象の結果を整理して、取捨選択することが出来ますか?
情報を公開することは簡単ですが、無用の混乱を招くだけではありませんか?
誰かが「やってみただけ」の結果を基に、患者さんを治療することが許されますか?


286 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/10(木) 01:10
情報が得られないまま、
亡くなる患者、家族は不幸だと思います。
そもそも、医師が選択肢の一つとして明示して挙げられればいいのですよ。
「この病院では、ここまでの治療。
 ●●病院では○×という治療法を研究してます。
 私は、どのような治療法なのかは、申し訳ないが知らない。
 もし、尋ねるなら、紹介状を書きます」 と
いえる医者が少ないのです。
治療は患者の為。医療行為は患者の為。選択するのも患者。
どうしたい、どうするは、患者が決めるのです。

287 名前: かほのパパ 投稿日:2002/10/10(木) 16:39
はじめまして。
あまり悠長なことを言っている時間はなさそうですね。
とりあえずメールください。
uprise@<削除>

288 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/11(金) 12:25
>>286
情報を求めるのに、なぜ「口を開けて待っているのですか?
自ら学会に参加なさるか、少なくとも抄録を入手して、
気になった治療法について、是非を問う方がよほど
建設的で、話が早いのではないですか?


289 名前: やまぐち 投稿日:2002/10/11(金) 20:31
↑288
情報を求めるのに、なぜ「口を開けて待っているのですか?
↑ここの掲示板見てる時点で、口開けてまってるだけじゃないだろ!!
学会?抄録? 素人は、その存在も知らないんだよ 当たり前だろ?
建設的とかえらそうに説教たれるまえに、なんか役にたつこと教えてあげたら?

皆様スレに関係無い話題ですいません。
必死でみんな情報を求めているのに、余りに冷たい対応が許せなかったもので・・・・

290 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/12(土) 07:57
>>289
そのとおりです。
私は、この掲示板に出会うまで、
学会や抄録に近づくことすら出来ませんでした。

288さんは医療関係者の方でしょうか?
288さんも、お気を悪くしないでください。
皆必死なのです。
出来ましたら、患者が求める情報の提供や相談に乗ってあげてください



291 名前: 774 投稿日:2002/10/15(火) 16:53
JUN様へご参考になれば
膵臓癌の切除術は、遠隔転移がなく、主要血管(この場合腹腔動脈)への浸潤のない例が適応となります。
唯一、治癒が期待できる治療法ですが、術後再発・転移の可能性はあります。
非手術療法の中で、局所進行膵臓癌に対しては、放射線化学療法は放射線、化学療法単独より遠隔成績が良好
として、標準的な治療法と位置付けられています。
遠隔転移に対する標準的治療としてはGEMが有力で、欧米では標準的治療と位置付けられています。

今回、お母様がお受けになろうとしている手術は、膵頭体十二指腸脾切除、門脈・腹腔動脈合併切除、門脈・
腹腔動脈再建ともいうべき手術で、どこの施設でも可能な手術ではありません。消化器外科・血管外科双方の
技術をもってはじめて可能となる拡大根治手術で、術中・術後合併症がクリアできれば、他のどの治療法より
有効な方法ということになります。(摘出臓器の機能と引き換えということになりますが・・・)
術後は再発予防のための治療となりますが、現在、乳癌のように明確なレジメンはありません。
化学療法、放射線療法、温熱療法などの単独または併用療法が試みられ学会などで報告されているのが現状です。
以上、少しでも治療法選択の参考になればと思います。


292 名前: DDW-2002から 投稿日:2002/10/16(水) 06:36
W24 膵癌治療に対する最近の進歩(消化器病学会)
司  会 早川 哲夫 名古屋大学第2内科
塚田 一博 富山医科薬科大学第2外科
--------------------------------------------------------------------------------
 膵癌は消化器癌の中でも極めて治療困難であり、
これは膵癌の90%を占める通常型膵癌の予後がまだ極めて不良であることによる。
とくに拡大手術といわれた広範囲のリンパ節廓清の有効性は否定されつつある。
とはいえ、FDG-PETなどによる診断能の向上、
またgemcitabineなどの新しい抗癌剤を用いた治療や
切除後に肝動脈と門脈の2系統から抗癌剤を持続的に注入する2-channel chemotherapyによる成績の向上、
さらに術後QOLを低下させない術式の開発など注目することも多く、
分子生物学的研究の発展とともに膵癌治療の夜明けも近いと感じられる。
最近の研究ではrandomized controlled trialによるevidence based medicineが評価されているが、
このワークショップでは、動物実験はもとより、対の価値観とも言えるオーダーメイドを意識して症例研究的アプローチを含めて、
膵癌に関する新しい治療法や最近の進歩を発表されることを希望する。

http://www.ddw.jp/ddw2002/data/page/program/work.html

293 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/20(日) 00:45
御存知かもしれませんが、米国立がんセンターの臨床試験データベースです。
英語ですが、最先端のEBMに基づいた資料だと思います。

http://cancer.gov/cancer_information/cancer_type/pancreatic/


294 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/11/10(日) 14:58
9月20日に彼が27歳で膵臓がんになってしまったという書き込み
をさせて頂いた物です。
彼は現在一人暮らしの為、実家の有る神戸へ戻ってお世話に
なる病院を決めなければならないのですが、神戸の近辺の病院
に関する情報をどなたかお持ちでいらっしゃらないでしょうか?

現在は横浜の港北に有る病院(彼が病院名は教えてくれないの
で詳しくは分からないのです)で通院による放射線治療と、
液状の薬の内服(薬名も教えてくれませんが、病院の人が居る
所で飲まなければならないと言われている、と彼が言って
いました)を行っている様です。体調の良い時は全く問題無く
自分で生活できるのですが、熱が出たり、痛みに襲われたり、
と体調が悪くなる回数が以前に比べ増えてきています。

免疫療法の板も参考にさせて頂いているのですが、神戸近辺の
情報となるとやはり少なく、出来るだけ色々な選択肢を得られ
たら、中には彼に合う治療を勧めてあげられるんじゃないか、
と思えてなりません。

どんな情報でも(こちらの掲示板の運営に障害が出ない物)
お持ちの方がいらしたら、お教え頂けませんでしょうか?
宜しくお願いします。



295 名前: 774 投稿日:2002/11/10(日) 17:35
あくまでも、一般論としてご理解ください。
局所進行膵臓癌は非手術の場合1年生存率が10%前後と極めて
予後不良な疾患ですが、現在行なわれている放射線化学療法は、
標準的治療法と位置付けられているものです。
遠隔転移を有する膵臓癌に対しては、標準的な治療法はなく、全て
臨床試験の段階です。
欧米ではGEMによる治療が標準となっており、本邦でも治験が進行中
で、延命効果・QOLの改善が期待されています。
神戸では神戸市立中央市民病院・兵庫県立成人病センター・宝塚市立病院などが、
また大阪までの通院を考えれば、大阪府立成人病センター・国立大阪病院・
市立豊中病院・大阪労災病院・大阪警察病院などが、がん治療の基幹病院として
選択肢に入るものと思います。この他の病院でもがん治療に力を注いでいる
病院はたくさんあると思いますので、おいおい情報を収集されてはと思います。


296 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/11(月) 12:15
>>294さん
温熱治療もごらんになったほうがいいと思います。


297 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/12(火) 16:19
八月に膵臓体尾部癌で手術しました、
体尾部、脾臓、大腸の一部を切除しました、

その後、週一度の抗癌剤治療を行っています、
マーカーは術後は下がってきていますが、
38℃前後の熱が暫く下がりません、
先日、MRIの結果肝臓にポツポツと転移が有るそうです
現在の所、手術は主治医から言葉が出ません、
民間医療に関わる気は端から有りませんが、

余命三ヶ月程度と言われました、現代医学の限界とあきらめるべきなのでしょうか?


298 名前: 774 投稿日:2002/11/12(火) 16:46
ここからの治療は全て治験の段階となりますが、GEMによる化学療法をはじめ、
肝動注化学療法・門注化学療法・放射線化学療法・温熱療法・活性化自己リンパ球療法
や、これらの複合療法など検討に値する治療法はまだまだあると思います。

299 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/13(水) 01:03
>>297さん
 がんばってください。
 まだまだ手立てはあります。
保険の利く治療もありますよ。がんばれ!

ですが、急いでください。癌は待ってはくれません。



300 名前: maki 投稿日:2002/11/14(木) 20:27
昨年(2001年)の10月に父が膵臓癌の告知を受けました。
余命1年弱と言われました。
その頃こちらの掲示板の情報も大変参考になりました。
少しでもお役に立てればと書き込みさせていただきます。
・人間ドックで膵臓癌がみつかり切除できないと言われる
 (膵臓頭部で十二指腸に接しておりなおかつ肝臓・肺に転移)
・築地の国立がんセンターで抗癌剤イリノデカン(治験)を投与
 (1ヶ月入院・その後週1回通院)
 >>>1000を超えていたCA19-9が3ヶ月ほどで500まで減少
 >>>だんだん平行線をたどるようになり遂に上昇しだす
 >>>この頃から食欲がめっきりなくなる
・抗癌剤をGEMに変更
 >>>効果なし
・温熱、サリドマイド、自己白血球免疫等いろいろ検討し
 月島サマリア病院の癌相談も受けた結果(この時余命を本人が知る)
 都立駒込病院のミニ移植を試すことに決める
 >>>白血球の型のあう兄弟の輸血(増殖させたリンパ球)が必要
 >>>であったがなんと兄弟に断られる・・・
 >>>(ドナー側にも数パーセントの危険性がある)
・ルカ病院の温熱療法を申込
 >>>残念ながら黄疸症状が出始め1回の治療で断念。
 >>>(この黄疸は温熱療法の結果ではなく癌の進行によると
 >>> 3人の医師に確認をとる)
・現在黄疸治療の為県立がんセンターに入院中
 >>>ドレーン処置を実施し胆汁を体外にだしている
・黄疸治療終了後がんセンターで自己血免疫療法を実施してもらえる
 そうなので依頼
 >>>ただし医師より効果は期待できないことを言われているが
 >>>温熱療法に戻る体力はなさそうなので・・・

現況:夕方頃より発熱と吐き気を訴える。痛みは病院側の
ペインコントロールによりだいぶ抑えられているよう。
食欲は無い。夕食は2口食べるだけ・・・
体重は1年前より20kg落ちている。日中は絵を書いたり、
お見舞いの人と話をしたり気分良く過ごせるようだが、夜は想像を絶する
TVは21時までだし、6人部屋だし(個室が空かない)、痛みも
出るし、精神的に落ち込むし。早く退院させてあげたい。
でも処置後3週間は外出禁止。

なにかダラダラと書いてしまいました。
サリドマイドや筑波の重量線(?)等も調べましたが
父には向かないと断わられました。
癌と戦っている方そしてご家族の方もがんばってください!
つきなみだぁ~

301 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/11/16(土) 14:29
774さん、名無しさん情報を有難うございます。
出来る限り、私なりに色々な情報を調べてみようと思います。
makiさん、ご家族の方も辛いですね。私も愛する人が病魔に
犯され、肉体的にも精神的にもバランスが取れなくなっていく
姿を見て本当に心が千切れそうなくらい辛いです。
でも、一番辛いのは本人だという事も知っているので、支える
人間として頑張っていこうと思います。
お互いに頑張りましょう。

302 名前: あお 投稿日:2002/11/28(木) 01:43
 主人が余命2~6か月と告知されてから、3か月が経ちました。263の「YAHOOから」さんにありましたが、数値には価値がないとはいえ、どうしてもこだわってしまいます。
 今受けている治療は、GEMの単独投与です。
イリノテカンやシスプラチンとの併用という話もしたのですが、併用したからといって、効果が上がるものではないと言われ、ただ今4クール目です。
他には、いろいろな健康食品や生きがい療法など、彼なりに組み合わせています。
 GEMはあまり副作用がないようなのですが、数日間は腸の動きが阻害されるらしく、便秘や腹部の膨満感に悩まされています。
水分や繊維質を多く摂ったり、運動したり、酸化マグネシウム(カマ)とシンラックでコントロールを試みています。
以前にこのためか、膵炎が再発してしまいました。あぶない、あぶない。
 骨髄抑制の副作用は、どうしようもないとは思うのですが、腸への副作用は家庭でも何とかできるのではと思うのです。
このような症状がある方、どうしておられるのでしょうか。教えて下さい。

303 名前: nored22 投稿日:2002/11/28(木) 02:05
切除不能膵癌に対しCPT-11やGEMを単独使用する病院が多いようですが来年春学会発表予定ですがGEM+5-FU持続静注併用療法は副作用も少なく奏功率も高くお薦めします。是非検討してください。

304 名前: 774 投稿日:2002/11/28(木) 11:07
外科領域では、このような腸管麻痺や麻痺性イレウスに対して、大建中湯・六君子湯
といった漢方薬を併用しているところが多いと思います。
主治医と相談のうえ検討されてみてはと思います。

305 名前: とし 投稿日:2002/12/01(日) 01:38
私の母68歳も膵がんらしいんです。
それも、11/18日にわかったばかりです。
10年前にすべり症の手術で背中に大きな鉄板が入っているのですが、それが去年の9月に再発し、腰から足にかけて激痛があり、痛みのある日は顔と首が真っ黒になってました。しかし、40年以上一人でやってきた店は毎日、朝5時から夜9時まで続けていたのですが
8月から調子が悪く近くのY医院へ通い、兄弟に癌で死んだ者がおりますので、去年も今年もその医院でがん検診を受けていました。胃カメラでもすごくキレイだと言われたと自慢していましたが食欲不振ですがお腹がふくれていました。
本人も心配で近くの産婦人科でも大丈夫と言われ、Y医院で整腸剤や下剤をもらっていました。10月になり異常なお腹の張りに近くの大学病院に行けと進める私にY先生を擁護する始末でした
10/7にやっとY医師から近くのK医院でCT撮ってきなさいと指示があり、腹水とわかりました。
また、胃カメラと血液検査でも大丈夫なので産婦人科へ異常なしということで10/15にY医院で腹水を抜きました。
その日の夜、腰から足が痛くて横に寝れなくて次の日、大学病院に行くと即入院と言われ、本人はY先先に悪いからY医院に行くと社会保険の病院を紹介されました。
そのK病院で1ヶ月、検査をしても、本人はどこも悪くないらしいと言われ11/9.10と外泊許可が出ました。
当然、朝から晩まで働き、私の転院の話にはおこりだし、大喧嘩になりました。
その翌日11/11初めての説明でナースステーションに父と私が呼ばれ、細胞新で5がでましたので、全ての診断で癌が見つからない、卵巣も全く腫れていないが稀にガンの場合があるから、開腹して卵巣を調べ、他の臓器も見ますのでという説明でした。
何の知識もない私たちは同意し、18日 試験開腹をしました。術後の説明で、
膵臓を触ったら、癌でした。何の治療方法もありません。一応、卵巣はとりました
と言われ、私はビックリして、他の病院への転院の場合は紹介状を書く約束だけをし、高齢の父はなぜか、先先達の肩をもつ言い方に腹が立ちました。
昨日、退院してきて、本人は膵炎だから、何も食べれないと思っています。
薬も1つもありません。このHPに来て、初めて、いろいろ治療法があることを知りました。
かわいそうなほど、今の主治医を信頼していますので、私が国立がんセンターへ行こうと思います。
治療には、告知が必要です。光源氏さんにも、助けてもらいながら、頑張ります!!

306 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/04(水) 04:21
術後体外放射線照射が有効と考えられたstage IV b膵体・頭部癌の8年生存例

中川 登, 山根 哲郎, 竹田 靖, 上野 満久, 北井 祥三,
岡野 晋治, 山口 正秀, 菅沼 泰, 中西 正芳, 安川 林良

松下記念病院外科

日消外会誌 35(10):1610~1614,2002年

2002年6月25日

無症状で定期健診(超音波検査)にて発見されたTS3,A3(左胃動脈)の
Stage IV b膵体・頭部癌に対して尾側膵亜全摘,脾摘,胃全摘,横行結腸間膜部分切除,
胆嚢摘出術,D1リンパ節郭清を施行した.肉眼的には根治度Bと判断したが,
組織学的には,腹腔動脈・上腸間膜動脈神経叢周囲への癌の浸潤の可能性が高いと考えられ,
術後,同部に体外放射線照射を施行した.その後,左頸部リンパ節に再発し,
同部にも体外放射線照射を施行した.術後8年経過した現在,他に癌再発の所見なく,
健在な症例を経験した.長期生存の要因は,癌の局所遺残をなくするための徹底した切除と,
体外放射線照射療法と考えられる.Stage IV b膵癌でも,局所とリンパ行性の過進展のみで,
膵癌の主たる予後規定因子の肝転移(静脈侵襲)の認められないものは,
原発巣切除と体外放射線照射療法で,長期生存が望める可能性がある.

http://www.jsgs.gr.jp/journal/2002/035101610j.html

307 名前: JSCO40 投稿日:2002/12/04(水) 20:36
進行膵癌患者におけるS-1前期臨床第II相試験

○岡田周市 奥坂拓志 上野秀樹 池田公史 栗山仁 税所俊光 森実千種 
国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科 

--------------------------------------------------------------------------------

【目的】膵癌患者におけるS-1の抗腫瘍効果,安全性及び薬物動態を明らかにする。
【方法】測定可能な転移巣を有する初回化学療法例を対象とした。
S-1(40mg/m2)の1日2回28日間経口投与後14日間休薬を1コースとして繰り返した。

【結果】登録19例全て適格例で,男/女=13/6,Karnofsky performance status 80%/90%/100%=1/16/2,
年齢中央値(範囲)=61(45~73)歳,実施コース数中央値(範囲)は2(1~12)コースであった。
抗腫瘍効果はPR4例,NC10例(うちMR2例),PD5例であり,奏効率21.1%(90%信頼区間:7.5~41.9%),
生存期間中央値169日(95%信頼区間:127~254日)であった。また,症状緩和効果は評価可能であった3例中1例で有効であった。
主なグレード3-4の副作用は赤血球減少4例(21.1%),食欲不振3例(15.8%)及び悪心3例(15.8%)であった。
S-1単回投与時の薬物動態学的パラメータ(5-FU:Cmax 125.7±46.8ng/mL,AUC0-12 662.3±253.8ng・hr/mL,
Tmax 4.0±1.1hrs,T1/2 1.9±0.3hrs)は胃癌,結腸・直腸癌,乳癌のそれとほぼ同様であった。

【まとめ】S-1は膵癌に対し有効かつ安全な薬剤の可能性がある。今後,後期第II相試験を実施し,
有効性と安全性を確認する予定である。 
http://www2.convention.co.jp/40jsco/

308 名前: JSCO40 投稿日:2002/12/04(水) 20:36
TS-1単独、TS-1+CDDP併用による膵癌の化学療法

○林和彦 今泉 俊秀 内田数海 倉持英和 山田美千代 高崎健 
東京女子医科大学 消化器外科 

--------------------------------------------------------------------------------

(目的)手術不能・再発膵癌に対しTS-1単独・TS-1+CDDP併用療法による化学療法を施行し、その有用性を検討した。
(対象と方法)2002年4月までにTS-1を用いた化学療法を施行した膵癌症例は59例で、平均年齢は65歳。
治療内容はTS-1単独治療群28例(切除不能16例、再発12例)TS-1+CDDP群31例(切除不能21例、再発10例)であった。
TS-1単独群はDay1-28日連日内服、TS-1+CDDP群はTS-1 Day1-21日連日内服に加えてCDDP 30mg/m2 をDay1,8に点滴静注で二分割投与し、
それぞれを1コースとした。
(結果)奏効率はTS-1単独群24%(6/25、95%CI=7.3-40.7%)、TS-1+CDDP群48.3%(14/29、95%CI=30.1-66.5%)で、
腫瘍マーカーCA19-9は両群ともに過半数の症例で50%以上減少した。
生存期間中央値はTS-1単独群で162日、TS-1+CDDP群で358日であった。
Grade 3以上の副作用はTS-1単独群では骨髄障害1例、食指不振2例のみであったが、
TS-1+CDDP群では3例にgrade3、2例にgrade4の骨髄障害を認めた。
(結語)膵癌の化学療法においてTS-1は特にCDDPとの併用により非常に高い奏効率を示した。
またその副作用はtolerableで原則的には外来治療が可能であり、
今後は本療法が膵癌化学療法の標準プロトコールとなる可能性が示唆された

http://www2.convention.co.jp/40jsco/

309 名前: とし 投稿日:2002/12/06(金) 01:30
名無しさん JSCO40様
誠に、心から ありがとうございます
残念ながら、何度読んでも内容が理解はできないのですが、
末期膵臓癌にも治療法があると言う事、そして、もしかしたら
明日にでも、画期的な治療法が出てくるかも知れない事。
希望とセカンドオピニオンに絶対行こうと勇気をもらいました。
11/26に再説明をお願いした時に紹介状を頼んだのですが
病院に電話しても、忙しいので連絡は取れず、昼間電話できる父に電話をお願いしたのですが
「まだ、書いていない」と言われたそうです。取りに行くときも
会社をやすまなければいけないのでしょうか?病院って不便ですねえ

310 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/06(金) 06:38
JSCO40さんのこちらもごらんになられたほうがいいですよ。
温熱治療スレにありました。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=972663313&st=137&to=137&nofirst=true

311 名前: Y・H 投稿日:2002/12/08(日) 01:01
彼氏の母が膵臓癌みたいなんですが、メシマコブとゆう健康食品は
良いのですか?
誰か知ってしたら教えてくださいm(__)m

312 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/10(火) 12:37
治せるのか膵臓がん 《治療の最前線:5》

http://www.asahi.com/life/health/cancer/series/K2002120800145.html

>がん専門病院などではゲムシタビンと
>ほかの薬の併用の効果について臨床治療研究が進められている。

ゲムシタビン+シスブラチン
ゲムシタビン+イリノテカン 等々

313 名前: 40jsco 投稿日:2002/12/10(火) 22:00
手術不能の局所進行膵癌に対するゲムシタビン・放射線併用療法(第1相臨床試験)

○井岡達也1 飯石浩康2 東野晃司2 田中幸子1 西山謹司3 小泉雅彦3 
能勢隆之3 石川治4 大東弘明4 横山茂和4 竜田正晴5  
大阪府立成人病センター 検診部 消化器検診科1 大阪府立成人病センター 第3内科2 
大阪府立成人病センター 放射線治療科3 大阪府立成人病センター 第1外科4 大阪府立成人病センター 副院長5  

--------------------------------------------------------------------------------

【目的】膵癌は難治癌の1つである。今回、我々は手術不能の局所進行膵癌に対し、ゲムシタビンと放射線の併用療法を計画した。
【方法】対象は20歳から75歳までの手術不能の局所進行膵癌患者である。
 ゲムシタビン1000mg/m2を第1、8、15日に静脈内投与した。
 一方、放射線照射野はCTを基準にして病変から距離を1cmとり、照射方法はBox法、4門照射(前後、両側)で2Gyを照射した。
 レベル1は30Gy、レベル2は40Gy、レベル3は50Gyに設定し、3例ごとに副作用がないことを確認しながらレベルアップしていった。
【結果】レベル1、2について重篤な副作用を認めなかった。
 (レベル1では、Grade2の悪心嘔吐67%、食欲不振100%、Grade3の好中球減少33%、血小板減少67%であった。
 一方、レベル2では、Grade2の悪心嘔吐67%、食欲不振67%、Grade3の好中球減少33%、血小板減少33%であった。)
 現在、レベル3の副作用について調査中である。
【まとめ】ゲムシタビンは動物実験にて放射線感受性の増加が認められていることにより、
 放射線化学療法についても高い効果が期待されている。
 今回、我々の検討からゲムシタビンを用いた放射線化学療法についての標準的なレジメが決定されることを期待したい。

http://www2.convention.co.jp/40jsco/

314 名前: 40jsco 投稿日:2002/12/10(火) 22:03
WS6-3  局所進行非切除膵癌に対する放射線治療

○大屋夏生 佐々木慶英 崔秉哲 澁谷景子 平岡真寛 
京都大学医学部附属病院 放射線科 

局所進行膵癌に対する放射線治療成績の解析をふまえ、進行中の塩酸ゲムシタビン併用放射線化学療法の
phase I study の初期結果について報告する。
retrospective analysis としては、遠隔転移のない局所進行移膵癌対して放射線外照射を単独、
或いはIORT、化学療法と併用して施行した 64 例を対象とした。外照射では、周囲の正常臓器への影響を抑えるために、
三門照射と原体照射を組み合わせ、総線量として median 50.4 Gy を照射した。
31 例において術中照射 14-33 Gy が併用された。64 例の生存中央値は 8.5 ヶ月であった。
CA 19-9 低値群、術中照射併用群で有意に予後が良好であった。
外照射単独では、総線量 54 Gy 以上で予後が延長する傾向が見られた。
初回再発は、癌性腹膜炎、局所再発の順に多かった。さらなる局所制御と予後の向上を目指して、
少量ゲムシタビン同時併用科学放射線療法の phase I study を進行中であり、
一回 1.8 Gy 総線量 54 Gy の外照射に、
塩酸ゲムシタビン 150 mg/sqm/ 週(照射中計6回)の併用が tolerable であることが示されている。
少量塩酸ゲムシタビンを用いた放射線化学療法は、標準的な治療選択肢になりうるものとして有望であり、
最適なスケジュールの確立が急がれる。 

http://www2.convention.co.jp/40jsco/

315 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/10(火) 22:31
切除不能膵がんに対する新しい治療戦略  骨髄非破壊的同種造血幹細胞移植(ミニ移植)
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=1024956693&st=4&to=4&nofirst=true

316 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/12/20(金) 14:17
9月に27歳の彼から肝臓に転移の有る膵臓癌と6月に診断を受けた
と聞かされ書き込みをさせて頂いた者です。
その後も彼の実家方面の病院の件などで書き込みをさせて頂き、
こちらの掲示板では皆様に本当に色々と教えて頂き、感謝の気持
でいっぱいです。
その彼から、放射線治療で肝臓の癌は消す事が出来た様だと
聞かされました。そして、6月の最初の告知の時に「年内もつか
どうか」と言われていたのに、今も一人で暮らせているし、体重
の減少も無く(むしろ、逆に増加していますが、それは「以前に
比べて寝ている事が多いからで、癌が進行すれば嫌でも痩せて
いくのだから体重の増加は気にしない様に」と医師の方に言われて
いた様です)症状の悪化も見られない為、癌ではなく膵炎の
可能性が有ると言われ先々週通院している病院の医師の方から
紹介された別の医師の方(有名な先生だと説明されたそうです)
の下でMRIなどの検査をした結果「8割がた慢性膵炎では
ないか」との結果だったとも聞かされました。ただ、100%
膵炎と決まった訳ではないので、経過を見ながら通院し、今後
の治療法方(投薬の内容など)を検討していく事になった様
なのですが、肝臓に有った癌を「転移」と診断していたという
事は2割の可能性の膵臓癌だった場合は膵臓が原発巣になると
思うのですが、膵臓が慢性膵炎だった場合は原発巣は他に有る
という事になるかと思います。通常原発巣だと思っていた部位
が癌ではない可能性が出てきた場合、他に原発巣を探す検査を
する事が経過観察より早期に必要なのではないかと私の様な
素人は思ってしまうのですが、そうではないのでしょうか?
原発巣が他に有るのであればこうしている間にも癌は進行して
行ってしまうのでは、と気が急いてなりません。
それとも、肝臓の癌が本当は原発性で、膵臓は最初から慢性
膵炎だった、という診察内容の誤りであってくれれば良いの
ですが、その様な事は有るのでしょうか?
今、彼に違う病院で原発巣を探す為の検査を受ける事を勧めた
方が良いのではないかと悩んでいます。


317 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/21(土) 09:10
不安な毎日を過ごされるゆでしたら、
PETを受けられたらどうでしょうか?
下記のスレがとても参考になりますよ。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=1014645683&ls=50

318 名前: 教えて下さい 投稿日:2002/12/21(土) 12:42
317さん、情報を有難うございます。
彼の場合は、保険適用も可能かと思いますし、話をしてみようと思います。

体重の増加も気になるところなのですが、ただ、本当に休んでいる事が
多くて太っただけなら良いのですが…。甲状腺の機能低下などの場合は
体重の増加が有る様ですが、甲状腺癌の情報をお持ちの方がいらしたら
何か教えて頂けませんでしょうか?

319 名前: むすめ44 投稿日:2002/12/25(水) 04:35
はじめまして
実は実家の母がすい臓がんで、発病は2001年11月ころから自覚症状あり、2002年の1月に医師の診断により
晴れて(?)正式にすい臓がん、それもかなり進行していて切除不能で他の臓器にも多く転移していると告知されました。
その後ジェムザールを毎週3回/月受けて現在に至っています。最初のうちに痛み止めのための神経ブロック手術も施術され
おかげで、痛みも感ずることなく11月末まで来ましたが、このところ冬季になり寒がりのため内にこもりきりになり
そのためか体調・感情が不安定になり、腰や内臓の鈍い痛みも出たらしく先がないようなことを言い出す始末です。
食欲もそれまでは凄く有ったそうなのですが、近頃はあまりないとの事。
検査結果から見て医師はそんなに悪くなってないし、運動不足(私も同感なのですが)などから来る腰痛ではないかとも
言われているのですが、ほかの治療法もお願いしてみるべきなのでしょうか?
また、今まではあまり信用してなかったアガリクスなども一様試してみるのもいいのでしょうか?

どなたかアドバイスをお願いします。

320 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/25(水) 12:38
安心するのであえれば、
アガリクスなども取ってもよいとは思います。
但し、効果は期待できないです。

>ほかの治療法もお願いしてみるべきなのでしょうか?
 担当医は、間違いなく、全力を尽くしてくれていると思います。
 ですが、それは持っている知識、病院の設備の範囲内です。
 患者サイドから、他の治療法をお願いする、他の病院を尋ねるのは
 間違いではありませんし、むしろ積極的に行うべきだと
 私は考えます。
 大切な御母様を助けたいので有れば、安易にアガリクスなどに、
 はしるのではなくココの掲示板の情報を活用すべきです。
 がんばってください。
 御母様にもしもの事があったとしても、医師には関係ないのです。
 守ってあげられるのは、むすめ44さん、ご自身なのです。

321 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/27(金) 12:20
慶大など、すい臓がん早期開発システム開発

 慶応義塾大学は内視鏡製造の町田製作所(東京・文京、町田裕一社長)と共同で、
膵臓(すいぞう)がんの診断システムを開発した。
口から飲み込んだ内視鏡の先からレーザー光を照射し、音が発生するかどうかで
腫瘍(しゅよう)の有無や大きさを判定する。
従来法では難しい膵臓がんの早期発見につながる成果。

 荒井恒憲理工学部教授と石井裕正医学部教授らが開発した。
直径2ミリの細い内視鏡の先にレーザーや音を計測するための圧電素子などを取り付けた。

 まずフォトフリンという薬剤を検査を受ける人の静脈に注射する。
この薬は腫瘍部分に集まりやすい性質を持ち、光の吸収率が向上するという。

     2002年12月27日/日本経済新聞 朝刊
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021226e000y93126

*将来的には治療も可能になるそうです

322 名前: たらちゃn 投稿日:2003/01/10(金) 11:10
はじめて書き込みさせていただきます。よろしくお願いします。
62歳になる母のことです。昨年8月の人間ドックにて要精密検査
をいわれ4ヶ月かけて(本人が通院検査を希望したため時間がかかり
ました。)最終的には検査入院しERCPの検査をおこないました。
ERCPでは乳頭部が腫れていた為膵管内にカメラを入れることが出来ず
膵液の細胞診ではグループ2だったそうです。本人に自覚症状は無く、
血液検査でも主治医からは健康体ですといわれました。しかし乳頭部の
生検でグループ3から4の病変が確認されて十二指腸乳頭部ガンの確定診断が下りました。
CTなどの検査で膵管の拡張が見られるため主治医が言うには「乳頭部の奥
にはおそらく悪いものがあるだろう(膵臓癌がある)」と言われ、今月17日に
膵頭・十二指腸切除の手術が決まっています。しかし「膵臓癌があるかどうかは
膵頭を切除して病理検査してみないとわからない」ともいわれました。
このスレッドなどで切除可能な膵臓癌には術中照射が有効というのを
読んでいたので主治医にするのかどうか聞いたところ「何度か術中照射の
経験があるが効果がないのでしない」との事でした。やはり術中照射を
行った方が良いと思いますか?また本人や家族のものが希望すれば術中
照射を行ってもらえるのでしょうか?
膵臓癌の確定診断に至っていないということは腫瘍がどこにあるのかも
分からないということでしょうか?膵臓癌だったとして膵頭切除しただけで
腫瘍部分を全部摘出できるのでしょうか?
それからこの手術をしたら2ヶ月間も入院しないといけないのですか?
どうかよいアドバイスをお願いします。



323 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/14(火) 05:42
術中照射の評価は定まっていないようです。
「効果がある」と言う考えと、
「効果が無い」とする結果を示す論文があります。
評価が定まらない理由の一つに、
膵臓癌は発見されたときに進行がかなり進んでいる為 だと思われます。

術中照射の設備をもつ病院は、限られています。
その病院に 術中照射 の設備はあるのでしょうか?
あるとするならば、膵臓癌治療に対してかなりの実績がある病院といえますし、
術中照射のノウハウも豊富なのではではないでしょうか。

>膵臓癌の確定診断に至っていないということは
>腫瘍部分を全部摘出できるのでしょうか?
 グループ3から4とのこと。 「浸潤」している可能性も否定できないということです。
 開腹してみないとわからないですし、
 開腹しても、ここからここまでが膵臓癌とはっきりとはわからないのが現状です。

324 名前: たらちゃん 投稿日:2003/01/15(水) 00:02
名無しさん、どうもありがとうございました。
母が手術を受ける病院は田舎にありよくないうわさも多い病院です。
しかし、担当医によるとその病院には 術中照射の設備を備えている
そうです。膵臓癌治療に対して実績があるかどうかは私には判断できま
せんが、担当医のことを信頼して母を任せるしかないということですね。
そして、乳頭癌が膵臓癌が浸潤してきたものでないと祈る事しか
今はできませんね。
手術の日が近付いてきているので落ち着きませんが、手術後の母の付き添い
を精一杯頑張りたいと思ってます。
術後は実家から病院に通いますのでこの掲示板を覗く事は出来ませんが
また報告させていただきたいと思っています。
本当にありがとうございました。

325 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/17(金) 07:07
たらちゃん
今日がお母様の手術の日ですね。
悪いところが全て取り除かれることを祈っています。
お母様はもちろん、御家族も心配でしょうが、
主治医を信じてください。

応援してます!

326 名前: はじめ 投稿日:2003/01/24(金) 14:24
膵臓がんの中でも稀な神経内分泌細胞がん(胃・脾臓に浸潤、肝転移)です。
化学療法(シスプラチン+エトポシド)により1年弱の間、NCが続いてきました。
その間、肝機能(GOT、GPT)は30~60で推移していましたが、今年になって144/264と上昇しました。
当初は薬による副作用であろうとのことで薬の変更を検討するとのことでしたが、本日の外来で、主治医より、
1.詳細にCTを診たところ、肝転移が少し大きくなっている。これにより肝臓内の胆管が広げられた?ために、肝機能値が上昇したものと思われる。
2.薬の効き目が弱くなっているので同じ薬は意味が薄い。
3.このガンはもともと難しいものであり、また、使える薬の種類も多くはない。
4.現在の肝機能は余裕が少なく、これに新たな薬の副作用が重なるとQOLに大きな影響が出る可能性が強い。
5.以上を総合して、これ以上の化学療法は中止してはどうか。
との意見がありました。
当方としては、相当のリスクは承知の上で、可能な限り、化学療法を継続したいと思っています。
ところで、現在程度の肝機能の場合、一般的に化学療法のリスクはどの程度と理解すればよいでしょうか。
(なお、脱毛、骨髄抑制(WBCが1500程度まで低下、RBCが8~7))を除けば、それ以外は、全くの健康体?です。)

327 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/28(火) 23:43
"膵臓癌原因遺伝子を4番染色体の特定領域(4q32-34)に特定できた"との記事。
 是非お読みください。
*********************
膵臓癌に特異的な初の原因遺伝子を4番染色体に特定

Dr.Kruglyakらは、膵臓癌に特異的な原因遺伝子を4番染色体の領域に初めて特定したと
American Journal of Human Geneticsに報告した。
この研究により、膵臓癌の原因遺伝子同定に向けて研究が急速に進展する期待される。
またこの遺伝子の機能が解明されれば、
膵臓癌に対する進展阻止への効果的な化学療法の開発へ向けて第一歩を踏み出せるかもしれない。
膵臓癌は非常に悲惨な癌であり、この癌と診断された患者のほとんどは6ヶ月以内に死に至るとも言われている。
膵臓癌は、米国において死亡原因の4番目に位置し、多くの著名人の命が奪われている。
原因遺伝子は、常染色体優性遺伝で膵臓癌を若年で発症する異例の大家族における
遺伝子連鎖解析により特定された。
またこの研究の成功の鍵となった技術は、超音波内視鏡検査プログラムであり、
この家系の人々の膵臓の前癌変移の検出に用いられた。
著者らは、膵臓癌の連鎖解析研究に成功したのは始めてだと述べている。
(以下長文略)
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/biobeat/contents.jsp?BIOCONTENTSCD=63341&BIOCATEGORYCD=1&TYPE=B

328 名前: たけ 投稿日:2003/02/11(火) 04:22
はじめまして。たけっていいます。
私の母は8月から10月に背中が痛いといっていました。
病院も最初は大した事ないんだから検査の必要がないといっていました。
それでも母は心配だったのでエコーの検査とCTを取りました。
エコーの時には大きな病気にはなっていないと言われ
CTでも最初は内臓はきれいといわれたのですが
帰りしなに呼びとどめられてすい臓が腫れているように見えるといわれました。
今は血液検査の結果待ちなのですが、診断がコロコロ変るので
別の病院で見てもらったところ、最初の触診で
背中を押した時母は痛みを感じなかったそうですし、
普通すい臓の癌だとこれだけ時間がたつと痛みを感じるはずだとおっしゃっていました。
それで、そこでもう一度エコーを撮ったところ
この日に限ってガスが出ていて見えにくいので
影の様にも見えるけどこれだけでは判断できないといわれ
MRI検査をすることになりました。
僕も何がなんだかわからなくなってしまいかなり動揺しています。
悪いことを言われることを腹をくくっていても気になって
夜も眠れません。
やはり最悪のことを考えて病院とかは探しておいた方が良いのでしょうか?
大阪だとどこの病院がよいのでしょうか?
病院を選ぶ時は何を参考にすればよいのでしょうか?

329 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/11(火) 22:44
膵臓癌なのでしょうか?
 切除可能であるならば、2チャンネル化学療法を行っている
 大阪府立成人病センターを尋ねるもの一つの選択肢です。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=985599816&ls=50

330 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/11(火) 23:24
ちょっと古い情報ですがご参考ください。
癌めーる 137号(2001年11月26日)
臓器別がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関西)

《膵臓癌》
大阪府立成人病センター
●5年生存率:トータルで27%
●年間の切除症例数は、35例。肝転移抑制の為に動・門脈チャンネル
 抗癌剤注入療法を開発した。この5年生存率は41%にのぼる。
 また、膵2-3分割機能温存手術も開発。

大阪市立大学医学部付属病院第一外科
●局所浸潤性膵癌は転移・再発率が高く、モノクローナル抗体を
 用いた画像診断に好成績。
●膵機能が低下した糖尿病患者などのハイリスク診断に実績

大阪大学医学部付属病院消火器外科
●画像診断(内視鏡的膵胆道造影、超音波内視鏡、膵管鏡)
 の他に腫瘍マーカ検査を行う。
●末期症例に対しては積極的に免疫化学療法を行い、生存率を
 上げる。

京都大学医学部付属病院
●膵臓癌拡大手術+放射線療法を中心とした集学的治療に実績。
●がん抑制遺伝子、アポトーシス(細胞自滅作用)および再発
 治療に強い。

京都府立医科大学付属病院第3内科
●腹部超音波診断、膵管鏡診断、膵液検査診断に実績。
●超音波ガイド下膵のう胞ドレナージ、免疫化学療法に良績。









 



331 名前: たらちゃん 投稿日:2003/02/18(火) 23:05
322で相談させていただいたたらちゃんです。
1月17日に無事母の手術が成功し、1ヶ月の付き添いを終え家に
戻ってきました。(母はまだ入院中です。)
心配していた膵臓癌は無くて診断通りの十二指腸乳頭部癌という
ことでした。初期の癌で線種と癌が混ざっている状態で、リンパ節
にも転移していなくて100%癌を取り除く事ができました。
膵管の拡張がありましたがそれは乳頭部の癌が膵臓側にも少し出ていて
膵液の流れを阻害していた為に拡張していたのだろうということでした。
回復までにはまだまだ時間がかかりますが本当によかったです。
いろいろご相談に乗っていただきありがとうございました。
また325の名無しさん、母の手術のご心配いただきありがとうございました。

332 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/02/22(土) 08:31
始めまして、ぐまちんと申します。
母が急に水曜日に東京女○医大に緊急入院致しました。
はっきりした検査結果は出ていないのですが、すい臓に3センチの影がありたぶんガンに間違えないだろうと。。。
今年に入ってから、あまり体調が良くなく先週日曜日から黄疸が出たので
慌てて病院へ行きました。
今は転移していない事を祈るのみです。
今まですい臓がどこにあるのか?どんな働きをしているのかなんて知りませんでした。
すい臓癌がすごく難しい癌だとわかり、家族全員で心配しております。
最新の治療方法が知りたいのですが、何を読んでどう調べたら良いのかオロオロするばかり。。。
どうかお知恵を貸して下さい。
よろしくお願い致します。

333 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/23(日) 11:26
東京女子医科大での取り組み
http://www.twmu-sci.com/suizo.html


334 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/02/24(月) 06:38
名無しさん、重要な情報をありがとうございます。
母は今日、血管造影で検査をします。
どうか転移していない事を、祈るのみです。
昨日は「ガンと戦う!」というTV放映を見て、「あきらめない!」という気持ちが
強く心に刻まれました。
家族全員で戦いたいと思っております。

335 名前: ひろ 投稿日:2003/02/27(木) 10:20
はじめまして!俺はまだ23なんだけど2月20日にママをすい臓癌で亡くしました…去年の六月位から体調がおかしくなり黄胆が出て…半年だった…去年の四月に学会で発表された薬があるんだけどハッキリ名前が分からないんだ(;_;)分かったらスグ教えるから頑張ってね!精神的に弱くなるから周りの人が支えてあげてね!

336 名前: とみ 投稿日:2003/02/27(木) 22:21
334さん
わかります。私もつい一月前にそのような状態でした。
うちの場合も黄疸が出て入院したら、膵臓がんでした。
人間ドッグにもマメに通っていたのに。見つかりにくく、
進行が早い難治がんの典型だそうで、うちの場合は手術、化学、放射線、
すべての積極治療の効果と消耗する体力を量りにかけると
積極治療はしない方がQOLを保てるということで、
病気とは戦わずに共存する道を選び、免疫療法をしつつ、
残りの人生をできるだけ幸せに生きる方法をとることにしました。
と云っても決して諦めたわけではなく、一生懸命生きることにかける
ことにしたのです。
お母様が手術ができる状態であることを心からお祈りしていますが、
どう治療するにしても現在入院されている大学病院の系列でない
胆膵肝系が強い病院を選んで必ずセカンドオピニオンを
お取りになることをお薦めします。
膵臓の手術は執刀する先生の技量に非常に左右されるそうです。
また、どんな選択をされるにしても、セカンドオピニオンは後々
効いてきます。
お互い頑張りましょうね。




337 名前: しーちゃん 投稿日:2003/02/28(金) 02:37
こんばんわ。私の母(54才)は2月上旬ごろ膵臓癌と判明して、
現在検査入院しています。その間大学病院に転院したこともあって
治療までさらにあと2週間位かかりそうなのです。手術はできそうなので
CTなどの検査を日々行っています。
主治医の話を聞くと腫瘍は大きいけれどリンパ腺等の転移はないようなのですが
ちょっと時間がかかり過ぎかとやきもきしています。
>>336さん、大学病院の系列でない病院というのは何故なのでしょうか?
やはり時間がかかってしまうからでしょうか?

338 名前: とみ 投稿日:2003/02/28(金) 03:51
336です。
「大学病院の系列でない」ではなくて「現在自分(家族)が看ていただいて
いる病院(主治医)と同じ大学の系列ではない」と云う意味です。
わかりずらかったかも知れません。すみませんでした。
雑誌記者をしている友人の受け売りなのですが、同大学系列の
二人のお医者様にご意見をいただいても、根っこが同じなので、
純粋なセカンドオピニオンにならないからだそうです。ひょっとして、
師弟関係にあるお医者様たちかも知れませんし。有名大学病院でも
資料と紹介状を持って朝早くから受付をすれば、午前中のうちに
お話を伺うことができました。




339 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/02/28(金) 22:06
ひろさん・とみさん、励ましのお言葉本当にありがとうございます。m(__)m
昨日だいたいの検査が終わって、何とか手術は出来そうだとお話があり、
家族みんなでとりあえずほっとした所です。
しかし手術では膵臓の上部・十二指腸・門脈・胆管・胆嚢等の臓器を取り除く
必要があるようです。
早速来週中には手術になり、その後免疫療法やゲムシタビンというお薬等もどうかと言う
お話が主治医よりありました。
母は66歳です。体力はまぁありますが、痩せていますしとても心配です。
黄疸もすこし落ち着きましたが、どこか他の大学病院に転院する状態ではとてもありません。
このまま手術の成功を祈るしかないのでしょうか。。。?

340 名前: しーちゃん 投稿日:2003/03/01(土) 00:39
とみさん、お返事ありがとうございます。私が早とちりしていました。
すみませんでした。
先日聞いたのですが手術のためには肝臓の機能が強くなるまで待たなければ
ならないとのことで、時間がかかっているのですが、これはやはり重要な
事なのでしょうか?ちなみに3日程度黄疸症状が出た後、現在まで胆汁を
抜く処置をし続けています。何か参考になる資料等ありましたら
是非お願いします。

341 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/01(土) 19:19
今回、初めて書きます。私の父は膵癌と診断されて、1月に手術をしました。肉眼的にはとり切れたのですが、病理の結果はStage4aということでした。術後補助療法は膵癌ではまだ、どれも実験的な段階で効果がないのでしないと病院で言われました。画像では転移もないので、家族としては何か手はないものかと思っています。現段階では生存期間をのばす術後補助療法はないものでしょうか?どなたかご存じでしたら教えてください。よろしくお願いします。

342 名前: tomii 投稿日:2003/03/02(日) 18:40
私の妻は昨年7月に膵臓癌で膵頭十二指腸除去手術をうけました。
その後、補助療法としてジュムザールを2週間に1回投与しています。
当初は1週間に一回ということでしたが、白血球が1週間後に減少する
ためです。しかし、まだ膵臓癌の抗癌剤として使われてから間もない
せいか術後補助療法として確立されているのではないようです。

343 名前: 光源氏 投稿日:2003/03/03(月) 01:26
UTAKAさんへ
テレビ朝日の久米宏さんの番組で僕が放映されること、いろいろ
応援くださり、ありがとうございました。
膵臓は手術が上手くいきましたが、転移した肝臓の癌腫瘍が8割
占拠して、また大腸付近の癌腫瘍も拡大中です。
でも僕のモットー「あきらめないで」もう少しこの蒼き地球
で生き抜く所存です。
これからも応援してください。
感謝感謝の哲ちゃんより

344 名前: mamagon 投稿日:2003/03/03(月) 15:47
はじめて書き込みいたします。
昨年の2月に74才の父が膵臓癌で膵頭十二指腸切除術を受けました。
転移はないとのことでしたが、リンパ節に浸潤が見られたので
補助療法としてジェムザールを2週に1回投与していました。
体力もついてきて落ち着いたので、一旦抗癌剤投与はやめることと
なりました・・・
しかし、再度腫瘍マーカーが上がってきたので、2ヶ月程前からジェムザールを再開
して様子をみていたのですが、先日のCT検査や腫瘍マーカーの数値により
再発したことを知りました。転移が2,3箇所で手術は不可能とのこと。
CA19-9が2000です。(手術前が650)
はっきりと余命は宣告されませんでしたが、このまま放っておくと
あとどれ位なんでしょうか?
これ以上体力を消耗するような治療は無理だと思います。
1日でも延命できる手段が何かないでしょうか?
ぜひ、みなさんのご意見をお聞かせください。


345 名前: くまママ 投稿日:2003/03/07(金) 14:39
皆様はじめまして、大阪の実家の父が昨年9月に黄疸がでたため検査したところ膵臓癌(頭)と言われました、
何とか手術でき膵臓癌の頭部と転移は見た目ではわからなかっのですが胃は3分の1、胆管、胆のうも
切除いたしました、12月末ぐらいから腰が痛いといい、何度か救急で病院にも行ったのですが
改善されず、そうとう痛いようで、どうしたものかと思っておりました、
何とか痛みだけでも取れないものかと、HPで検索しておりましたところ、
こちらの掲示板を見つけました。
実家の父は1人暮らしで手術後は私のところ(北海道)で生活していたのですが、お薬と
白内障の手術もするために一度帰っておりました、手術がすんでから体調が悪くなり
今日、あまりの腰痛で再度入院(押し掛け入院?)しました
幸い妹が少し近いところに住んでいますので、付き添ってくれていますが
妹も小さい子供と妊婦のためなかなか大変なようです
(父を田舎へよぶか、私が家族と離れて実家に戻るか今悩んでおります)
今まずは、辛そうな腰痛を何とかしたくて、お聞きしたいのですが、
こちらの掲示板に以前書き込みされていました「神経ブロック」は誰でも受けられるのでしょうか
どなたか、ご存じな方教えていただけないでしょうか
よろしくお願いいたします。





346 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/07(金) 16:39
その病院に麻酔科の先生がいれば
受けることは可能だとは思いますが
痛みの原因が気になります

347 名前: くまママ 投稿日:2003/03/07(金) 20:11
今日妹に、先生に聞いてもらいましたが、たぶん骨からでは無いですね
妹は転移かもしれないって感じだったと言っていました。
再検査ってしてもらうのよねって言ったら、そんなことは言ってなかったと
と言いました。
父は65歳なのですが、ここ2ヶ月でずいぶん年を取ってしまったようです
通常は癌摘出後は何をするのでしょう?
また、転移が認められた場合は、どのように対処していくのでしょうか?
すいません、質問ばかりで、ご存じの方よろしくお願いいたします。

348 名前: ゴン太 投稿日:2003/03/09(日) 21:36
はじめまして
昨日、弟(46)が膵臓ガンであることを医者から伝えられました。
腫瘍が4cmであり、手術がもう不可能でないかと言われ余命3ヶ月ということです。
実は、初めての子供が7月誕生ということで、何とか手術をさせてやりたいのですが、
不可能と言われ、頭をかかえています。
なんとか、子供の顔を見せてやりたいのですが、手術が可能な病院を
探しています。福岡市内なのですが、どなたか、ご存じの方はいらっしゃらないでしょうか。
本人はまだ告知をしていません。
家族の方は、覚悟を決め、なんとしてでも延命させてやりたいと思っています。
このページを見て、皆様の頑張りがはげみになります。
よろしくお願いします。

349 名前: はじめ@膵 投稿日:2003/03/10(月) 09:39
ゴン太 様

とりあえず、ポイントとなるのは、たんなる大きさ(4cm)ではなく、癌の進展度合い(転移の有無)です。

現在の病院が手術出来ないと言っている理由はなんでしょうか。
1.転移があり、手術は無意味。
2.膵臓がんの手術は難しく、現病院では無理。
3.がんが大動脈の近くなど、リスクが大きすぎる。
2とか3であれば、手術は可能かもしれません。
この場合は、ネットで不確実な情報を待つのではなく、病院から検査データを借り出し(あるいは有料でコピーをもらい)家族で手分けして、市内や近隣の大きな病院に意見を聞きにいくとともに、かかりつけの医者などから情報を得るようにする。
(相当の手術ですから、それなりの設備も必要ですし、それ以上に、外科医の「腕」がポイントとなるでしょう。)
1であれば、残念ながら、現在の医療技術では、手術しても延命効果はありませんし、手術による生活の質の低下というマイナスしか残りません。
この場合は、抗がん剤により、「一日でも長い元気な日」を求めるのが最良の作戦となると思います。
この場合も、いくつかの病院を回られて、治療方針(ジェムザールという薬が現在、最も良いとされていると思いますが、その予定があるのか)とか将来の緩和医療の充実(膵臓がんは痛みが出やすい癌ですから、痛み(ペイン)に対する治療が充実していることが望ましいでしょう)を考慮して選択されるのが良いのではないでしょうか。

なお、余命3月というのは、多くの場合、「最悪で3月」ということが多いので、「絶対値」ではないと考えられるほうがよろしいのでは?
もちろん、膵臓がんは進行が早いので病院選びなどの対応は迅速にされることが必要だと思います。

最後になりますが、ご本人やお家族の具体的状況がわからないので申し上げにくいのですが、手術にしろ抗がん剤治療にしろ、本人に告知なしですることは困難ではないか(それだけのリスクがある)と思います。
また、ほっておけば、近いうちに相当の痛みも来ることも予想されます。
このようなことから、告知されるべきではと思いますが、よくお家族で検討いただければ幸いです。


350 名前: yumi 投稿日:2003/03/10(月) 12:53
田舎に住んでいる父が昨年7月にすい臓がんと告知されました。
Ⅳ期Aで手術は無理と言われ放射線による治療のみ受けることになりました。
やはり他の臓器への転移は免れず今年の2月に再入院となってしまいました。
父の体力の衰えにもろえにもよるのでしょうが、抗がん剤による治療もおこなっていません。(おこなえないそうです)
癌の転移が急に進んだらしく、腸全体に広がり慢性腸閉塞状態になっているとの事で食事も一切取れません。
その状態を改善(?)するために鼻から管を入れて細くなった腸がとおれるようにするとか・・・・
食事は、1ヶ月近く、水分は1週間ほど取っていません。
トイレも自力ではいけなくなり昨日から管を通したそうです。こんな状態がいつまで続くのでしょう。
担当医の先生には、本人が出来るだけ苦しい思いをしないようにとお願いはしたのですが・・・
点滴、鼻からのチューブ、トイレの管これから増えていくことはあっても減ることはないのでしょうか?
変わることがないのなら(よくならないなら)せめてし鼻からの管をとって本人の好きのものをたべさせてあげたい・・・
今の父に生きがいはないように思えます。「○○○を食べたい」とそのことばかり。
このままの状態で生きるより、好きなものを食べさせて死んでいく方が幸せなのではなどと家族で話してみたりすることもたびたびです。
つらい思いをしているのは父だけではないと思ってもいますし頭ではわかっていても気持ちが、心が、ついていきません。

どのようにしてこれから父を励ましみんなで戦っていけばいいのでしょうか?
私たちが父のためにできることはなんなのでしょう?
こんな前向きじゃない投稿ですみません。




351 名前: ちー 投稿日:2003/03/10(月) 22:59
父は膵臓癌の末期です。
抗がん剤はもちろん胃の出口に転移して食べ物が通ることが出来ずアガリクス等の健康食品もとることが出来ません。
何か良い方法はないのでしょうか?

352 名前: ゴン太 投稿日:2003/03/10(月) 23:53
はじめ@陣様
貴重なご意見ありがとうございます。
血管の増影検査も終わり、なんとか手術は行われるようになりました。
とりあえず、子供の子供のことも含め一安心です。
これからが大事だと思っています。
私が仕事の関係上、出張中なもので、今なにも判断できない状態ですが、
明日福岡に帰ってから、今後の相談をしていきたいと思います。
弟の嫁には電話して、家族ともども頑張っていくしかない、と報告しました。
とにかく、皆様の頑張りが励みになります。
これからもよろしくお願いします。


353 名前: 774 投稿日:2003/03/11(火) 16:18
福岡なら国立病院九州がんセンター・国立病院九州医療センターが、
癌治療の基幹病院となっています。

354 名前: ゴン太 投稿日:2003/03/15(土) 17:55
弟の件ですが、セカンドオピニオンを訴え、九州がんセンターにお世話になることになりました。
先生の治療法は、まず、千葉で重粒子線治療線治療を受けた後
手術を行うとのことでしたが、重粒子線治療はどこまで効果があるのでしょうか。


355 名前: ゴン太さんへ 投稿日:2003/03/16(日) 09:51
4月2日福岡国際会議場の第2会場で九州大学第3内科が
進行膵癌におけるミニ移植について成果を発表します。
お近くのようですから是非見に行けば良いのでは?
ポスタ-ですから自分のぺ-スで誰からも邪魔されることなく
見れます。

356 名前: エム 投稿日:2003/04/11(金) 19:48
初めて書込み致します、まだ40前の私の妻なんですが先月はじめに胆管癌と診断され後の検査にて原発は膵臓らしいとの医師の話です、今後も手術に適合するかどうかの検査を行う事になっておりますが「手術に適合するかどうか?」と言うのは「手術出来るか、それとも手遅れなのか?」と言う事なのでしょうか??
それとCA19-9の腫瘍マーカーについてお尋ねしたいのですが、例えば先週に1200程だったものが1週間経って1400に増えていると言うのは進行が早いという事になるのでしょうか? 乱文で申し訳有りませんがどなたかアドバイスを頂けないでしょうか。

357 名前: 774 投稿日:2003/04/12(土) 12:41
膵臓癌は発見時すでに進行癌であることがほとんどです。
遠隔転移がなく、大動脈、門脈といった周囲血管に浸潤していないことが
手術適応となりますので、その検査中ということだと思います。
仮に手術で肉眼的に切除しきれても、その後、転移・再発の可能性
はあります。
CA19-9が一週間で200増加したということは、それだけ癌が進行した
と考えてよいと思いますが、現時点で、そのことが治療方針を変えるような
問題とはなりません。

358 名前: 774さん 投稿日:2003/04/12(土) 15:29
レス有り難うございます、やはり手術不可能な場合が多いのでしょうね・・
私も医師から「手術に適合するかどうかの検査」と言われた時になんとなく想像した次第です、
CA19-9が1400というのは実際にどのステージにあるとかの判断材料にはなりませんでしょうか?
来週にまた血管造影などの検査の為に入院する事になっおりますが
妻を見てもらっている病院もまた忙しそうで果たして何処まではっきりした話をして頂けるのか判りません、
現在は痛みなども訴えておりませんが本人が痛みなどの症状を自覚するまでどのくらいの時間が掛るのでしょうか?
まったく妻がかわいそうでしかたがないです・・

359 名前: 774 投稿日:2003/04/12(土) 17:09
膵臓癌のステージングにCA19-9などの腫瘍マーカーは無関係です。
一般的に腫瘍の大きさ、浸潤度(T因子)、リンパ節転移の有無(N因子)、
遠隔転移の有無(M因子)によりステージ分類されます。
現在行われている検査の結果でステージが決まると思います。
ただ、胆管に浸潤しているということは、既にT3以上でから
ステージ2以上ということになります。
膵臓癌は腹腔神経叢に浸潤しやすく、かなりの痛みがでてきます。
今後、疼痛に対する対策も必要となります。どのくらいの期間
で痛みが始まるかは、神経叢への浸潤の程度によりますので、
一概にはお答えできません。

360 名前: ミミコ 投稿日:2003/04/17(木) 16:01
58歳の父が、今年の2月末頃から、なんとなく背中に鈍痛がするので
近所の内科に行き、最初は異常なしとのことだったのですが、丁度そのあたりから、
糖尿も出てきたので、血液検査をして、CA19-9の数値が高かったことで、腫瘍の
可能性があるから、大きい病院でMRI等の検査をするようにいわれました。
そこで、3月中旬から手術に向けて検査入院をして、色々検査した結果、膵臓尾部に2.5センチ×.1センチ
の腫瘍があることがわかり、多分悪性であると思われるが、検査の結果、いまのところ他臓器等に転移は
みられないので、膵臓を2/3と脾臓、周辺のリンパ節を切り取る手術を、4月の第一週に行いました。
 手術は、当初、3時間前後の予定でしたが、7時間半にも及び、はらはらしました。
なんでも、脾臓を取ったことによって、出血が予想以上に多く、輸血をしたので時間がかかってしまったとの
ことでした。術後、医師に切り取った臓器を見せてもらって説明を受けたのですが、
病理に出さないと(結果は10日後じゃないと出ないので、現在結果待ちで、不安な状態です。)
確実なことはわからないけれど、ケツリュウの硬さからいって多分悪性であると
予想される。開腹してみて、主要部分はすべて切り取ったし、手術前の検査結果同様に
他の場所への転移は、今のところ見られないとのことでした。
膵臓の腫瘍は、手術をしてもその場で悪性かどうかもわからないものなのでしょうか?
あと、輸血っていろんな危険があるから大丈夫なのでしょうか?たとえば、まだ正確な結果
が出ていないのでなんともいえないのですが、悪性腫瘍だったとして、細胞レベルでの転移が
あった場合、輸血によってがんが成長してしまうとか、そういうことはないのでしょうか。
 現在父は、やっときょうから、食事もとれるようになり、たくさんの点滴をつながれて、手術の影響で
高熱が続いてつらい中、よくなろうとがんばって歩いたりしています。
 手術前は、なんとなく背中がたまに痛いと程度で、元気だったし、とてもそんな大きな病気に犯されていたなんて
信じられない感じです。ただ、膵臓のがんは進行が早いし、うまく手術ができたとしても再発するとか、
膵臓の尾部のがんは予後が悪いとか、ネットや本で調べてもそんな内容ばかりです。
 大好きな父のことを思うと、毎日が不安でたまりません。

361 名前: シンタロ 投稿日:2003/04/20(日) 01:50
はじめて書き込みさせていただきます。
なんか涙がにじんでどうしようもない。

 63歳の父が黄疸がひどいということで入院しまして
CTスキャン後、本人のいないところで
「ほぼ膵(頭)癌に間違いない。ステージは4a。
 手術は難しい。余命は3ヶ月くらい」と言われました…

 胆管が詰まっているので管を挿入して胆什を抜いて
造影剤を入れる手術を月曜日にも行うということ。

明日も病院に行くので、もう一度詳しく聞くつもりですが
なんか現実感がないというか、ショックで頭がうまく働かない。
でもネットをさまよって、この掲示板や他のページを
見ていたら、癌と戦う勇気が出てきました!
とにかく1日でも長く父に幸せに過ごして欲しいです
あ、また涙が…

最後に、住人のみなさま&ご家族の方のご病気が
良い方向に向かいますように

362 名前: yangzi 投稿日:2003/04/23(水) 21:00
シンタロさん
私の父68歳も膵頭がん、肝転移と診断され、1ヶ月以上黄疸を引く処置をしてから、手術を受けました。ガンとわかったときは家族全員パニック状態となり、すい臓がんのことを調べれば調べるほど厳しい状況がわかってつらかったです。3月23日に手術をうけましたが、このとき先生は肝転移があるのでガン切除は気が進まないのだと正直に言われました。私も手術をしないほうが後のQOLがいいのではないかと切除に否定的でしたが、弟は積極的な治療を望みました。結局開腹した所、肝転移場所が一箇所だったので切除をお願いし、すい臓頭部や十二指腸とともに肝臓の一部もとりました。そして術後1ヶ月・・今父はげんきになり、抗がん剤の治療をしています。もうすぐ退院も近いと思います。ステージが4bということで末期と思い込んでいましたが、まだまだ余命はあるのではないかと思えてきました。ガンの再発は予断をゆるしませんが、希望をもっていこうと思います。手術については積極的にいくばかりがいいとはおもいませんが、いろんな可能性を考えてはじめからあきらめないことが大切かなと思えてきました。
これからも皆さんとともにがんばりましょうね。




363 名前: ミミコ 投稿日:2003/04/24(木) 11:30
 2度目の書き込みです。前回はパニック状態で、あいさつもなくいきなり書き込んですいませんでした。
 昨日、父の術後の病理の結果が出ました。
術前の検査で、2.5×1.5センチだと言われていたものは、結局は4.5×3.7の悪性腫瘍だということでした。ステージはⅣaと言ってました。しかし、病理的にも肉眼的にも
多臓器への転移は今のところ見られず、しかし、膵臓に隣接してる部分の8番と9番のリンパ節に転移が見られたとのことです。
 手術の回復を待って、抗がん剤を投与することになりました。ジェムザール注です。
そこの病院では、父のような膵尾部のがんの症例がないらしく、担当医も色々調べている最中みたいです。膵臓周辺の十数個のリンパ節のうち、2個に転移が見られるということは
どういうことなんでしょうか。やはり、どこかに転移しているということなのでしょうか。
 父本人もいた中での説明だったので、怖くて、余命とかは聞けませんでした。
今は、抗がん剤治療が効いてくれることを祈って頑張っていくしかありません。
うちの父も含めてですけど、皆様がよい方向に向かうといいですね。心からそう願っております。


 

364 名前: 774 投稿日:2003/04/24(木) 15:41
治癒切除が行われた膵臓癌の一年生存率は50%強、五年生存率
は20%弱で、いずれも転移・再発によります。
治癒切除が行われなかった場合はそれぞれ、10%強、2%弱、
また、手術を行わなかった場合は、一年生存率10%弱となっています。
現在治験中のジェムザールは膵臓癌の転移・再発例に対する標準的
治療法となりつつあり、治療により生存率の改善が期待されています。

365 名前: morimori 投稿日:2003/04/26(土) 02:44
GEM+TS-1の併用データないでしょうか?

366 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/04/26(土) 10:58
GEM+5-FUのdataはありますよ。

367 名前: はじめ@膵 投稿日:2003/04/29(火) 10:04
少し前になりますが、Yahooの掲示板に、GEMをKey Drugとする多剤療法についてまとめられていました。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&board=2000676&tid=4ba4nam9gbepjs8r49&sid=2000676&action=m&mid=1856&mid=
ご参考までに。

368 名前: 何とかしたい 投稿日:2003/04/29(火) 18:23
はじめて書きこみします。実は私の父がすい臓がんということがわかりまた肝臓にも転移していると言うことがわかりました。
インターネットなどでいろいろ調べていますが、治りにくい病気とわかっていくうちに絶望感が出てきます。でも、ここの書きこみを見て少し気持ちが落ち着きました。
父はステージ4の段階で今いる病院では手術は出来ないとのことです。余命は半年に限りなく近い1年と言われました。主治医は薬による治療を考えているようですが薬が効く可能性も低いと。
父はまだ五十代で人生ではまだまだだと私は思っていて、何とか治したいと思っており、私は手術をして欲しいと思っております。やはりこの状態では手術はしないほうが良いのでしょうか?
また、私は名古屋に住んでいるのですが手術をしてくれる病院はあるのでしょうか?いい病院があれば教えてくれれば幸いです。
セカンドオピニオンもしようと思っています。よい病院はあるでしょうか?

最後にこういう書きこみは初めてなので文章が下手ですみません。
そして、ここに書きこみをしている皆様がよい方向にいくことを祈っています。

369 名前: ミミコ 投稿日:2003/04/30(水) 10:01
お気持ちわかります。私の父も膵臓ガンでステージ4です。
今月始めに、手術で膵臓の2/3と脾臓と周囲のリンパ節を切除しました。
術前は、腫瘍部が、2.5センチ位と聞いていたのに、実際は4cm以上あり、他で、聞いた話によると、4cm以上は手術をしない場合もあるとのことでした。
 私も、父の病気を知って、本を読んだり、ネットを泣きながら渡りあるいてこちらのサイトにたどりついたけれど、過去のレスを見ると、大変興味深い情報が
書き込まれており、まだまだ望みを持っております。 実際、患者さん一人一人体質も症状も違うと思うし、病院によっても、主治医によっても治療の仕方も違ってくるかも
しれません。私は、北海道に住んでいるので、病院も限られてきますが、道外では、膵臓の専門の病院もたくさんあるでしょうし、主治医の先生とよくお話をされて、納得がいかなければ、大至急セカンドオピニオンを
実行されたほうがいいと思います。膵臓は、時間の猶予がありません。もたもたしてられないのです。私も素人ながら、色々調べて、主治医の先生に熱い気持ちで質問したり、お話を伺ったりしました。
  本日、術後のCTの結果が出るのですが、問題なければ、入院中にジェムザールを使っていくそうです。
ジェムザールにしても、こちらのサイトや平岩医師のサイト等で調べて、主治医に持ちかけてみました。父の入院している病院では、まだ使ったことがなかったらしいのですが、先生は翌日には、製薬会社を呼んで説明を聞いて、使用する方向で動いてくれています。
 素人でも、大事な家族の命がかかっているのだから、一生懸命病気を理解しようと頑張っています。
ここのみなさまも望みを捨てないで頑張りましょう。私もみなさまから、勇気をもらってます。泣いてばかりいられませんものね。
 
 
 
 





370 名前: 774 投稿日:2003/04/30(水) 18:37
ステージⅣでも、遠隔転移のないステージⅣAなら積極的に拡大手術を
考える外科施設もあると思います。
名古屋なら愛知県がんセンターや、名古屋大学病院、藤田保健衛生大学病院、
厚生連安城更正病院、豊橋市民病院など、膵臓癌手術症例の多い施設で
相談されてみてはと思います。

371 名前: yangzi 投稿日:2003/04/30(水) 20:28
うちの父は肝転移がありましたが、手術をしてもらい、術後抗がん剤の全身投与と肝臓への動注療法をしてもらっています。
相談しだいだと思います。
774さんへ、質問ですが・・切除術が成功した場合でも1年生存率は50パーセント強ということですが、今見えていないがん細胞も数ヵ月後には大きくなり再発する可能性が高いということですよね。その速さはなぜですか。


372 名前: 774 投稿日:2003/05/01(木) 00:22
詳細は”がんの発生~増殖~転移(再発)”のメカニズムがもう少し解明されてから
ということになるのでしょうが、膵臓癌が発見時には既に大分進行した状態
でしかなかなか見つけられないことが最大の要因と考えられますが、他に
拡大膵頭十二指腸切除術による手術浸襲の大きさ、消化管再建術後の栄養面での
消化・吸収障害や強い薬剤による抵抗力・免疫力の低下などもその一因
と考えられています。
ただ進行・再発した膵臓癌に対してGEMの治験が進行中でよい治療成果が報告
されはじめています。


373 名前: yangziさんへ 投稿日:2003/05/01(木) 12:16
yangziさんに聞きたいのですが、肝臓には何箇所転移していましたか?
また、他のところ(門脈など?)には転移は見られませんでしたか?
また、今は手術をしてからどのくらいたっていますか?その後の経過のほうはどうですか?
いきなりの質問ですみませんがどうかよろしくお願いします。やはり、外科の先生に相談したほうがよいのでしょうか?

374 名前: yangzi 投稿日:2003/05/01(木) 20:22
肝臓の転移は2センチほどのものが1箇所でした。手術をするかどうかは悩みましたが、(手術自体はできないことはないが、肝臓のほかの場所から次々と出てくる可能性があること、手術をしてもなかなか延命率が厳しいことなど・・普通はしませんとも)最終的な方針としては、こちらの希望をくんでいただき、開腹してみて転移が1箇所だったら、切除術をする、数箇所だったらバイパス手術のみにするという判断でした。門脈への転移はお話がなかったので、転移してなかったのだと思います。
3月24日に手術をし、経過は順調です。食べるものも普通のものを食べていますが、インシュリンの投与は必要です。いまは、抗がん剤の点滴をしているので、副作用がしんどいみたいですが、それを除けば、体力の消耗はみられるものの、こちらが予想していた以上に回復は早いようです。もうずっと入院したままで終わるかもと思っていましたから。
手術をしてよかったのかどうか今はまだわかりません。余命を比較することもできません。家族のなかでも、私は、手術に否定的でした。いろんなケースを見ているお医者さんが言われることはそれなりの理由があると思いましたから。
ただ、本人は手術ができたこと自体に希望をもてたようですし、今回復できていること(一時的かもしれませんが)はうれしいようです。本人の意思を考えるとこれでよかったのかなと思っています。

375 名前: エム 投稿日:2003/05/04(日) 23:54
慢性膵炎と膵癌の両方の症状の違いを詳しく知りたいのですが詳しく教えて頂けないでしょうか、
特に痛みの出始める部分などは身体のどこらへんなのでしょうか?
宜しくお願いします。


376 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/05/05(月) 09:26
お久しぶりですNO,334で2月に書きこみして以来、3度目です。
母は4月6日に無事に手術をしましたが、すい臓癌はステージ4でした。
最初の説明通り、膵臓の上部・十二指腸・門脈・胆管・胆嚢等の臓器を取り除き術後の傷は良好ですが、
一ヶ月たっても残念ながら食欲がなく、痩せていたのに体重が10kgも落ちてしました。
ほとんどの人が術後の食欲が出ないと聞きましたが、本当なのでしょうか???
シャワーを浴びるとすぐに熱が出たり、少しでも無理してお腹がゴロゴロして下痢をしてしまったり、
さらにはムカムカして気持ちが悪くなったりと、とても良い状態になりません。
今は再発防止として、免疫治療を選びました。
よろしくお願い致します。


377 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/05/05(月) 09:30
↑ 間違えました。。。
手術したのは3月6日でした!スミマセン
術後の病状や、どのような食事が良いのかなども知っていることがありましたら教えて下さい

378 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/05/05(月) 12:15
ぐまちんさん、はじめまして。
NO 333で書き込んだ者です。
私の母もこの手術を受け、退院するまで食欲が無く体重も10キロ
程落ちました。体からたくさんの管が出てるのを見るととても食欲
なんてわかないですよね。退院後は急に食欲もでて術後3年近くに
なりますが元気で過ごしております。補助療法は免疫療法(リンパ
球療法)を現在も行ってます。(東京女子医大ではありません)
先生の話では、この療法と母の体質が非常にマッチしたんだろうと
おっしゃってました。食事は玄米菜食(気休めかも知れませんが)
を取り入れています。
頑張ってください。

379 名前: 774 投稿日:2003/05/05(月) 18:22
膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術や膵全摘、肝門部胆管癌などに対する
肝臓中央2区域切除術は腹部手術の中でも、かなり高い技術を要する手術ですが、
術後もその手術浸襲の大きさ、消化管再建術後の消化・吸収障害、原疾患の影響
などにより、体調がもとに戻るまでかなりの時間がかかるケースも多いと思います。
あせらず、無理なく吸収できるものから徐々に摂取してもらい栄養状態をゆっくりと
改善させていってあげましょう。


380 名前: ヒロシ 投稿日:2003/05/05(月) 20:50
私の父(71)が1カ月前に検査入院し今日膵臓ガンとの告知を受けました
「肝臓や肺にも転移しているみたいで手術はできません長くて1年早ければ3カ月の余命でしょう」
と先生に言われてしまいました。
告知をして生きる気力をなくしてしまってはと思い父にはまだ言えません。
諦めた訳ではありませんが膵臓癌は癌のなかでもいやな癌なんですね。


381 名前: るる 投稿日:2003/05/07(水) 10:01
私の母(55)も膵臓癌とたたかっています。
肝臓にもいっぱい転移しているので、数ヶ月単位だろうと
言われていますが、なんとか前向きに頑張っています。
腹水がたまってしまっているようなのですが、取ることって
できないみたいですね。。どうしたらいいんだろう。
里芋の粉でパスターを作って背中やおなかに当てたりしている
のですが、効果があるものなのかどうか。。。
食欲がまあまああるのが幸いなことです。
モルヒネの量が、今後どんどん増えていくと思うけど、
頑張ります。
ここの掲示板を見てると、手術できたらしたほうがよかった
のかなぁーと思いました(母は、肝臓に転移しているので
できません、といわれて、3月末までの抗がん剤にとどまりました)

一緒にがんばりましょう。

382 名前: ミミコ 投稿日:2003/05/07(水) 10:55
私の父も術後、食欲がなくなり体重も落ちています。一生懸命食べる努力をしていますが、固形物を飲み込むとおなかが痛くなりひどくつらいらしいです。
膵臓の尾部から2/3と、脾臓も摘出してるので、術後は高熱が続いて苦しそうでした。今も解熱剤を飲んでいるので、熱は上がらないのですが頭痛がひどいみたいです。
脾臓を取ると原因はわからないけど、熱が出るのだそうです。 アイスやプリンなどは食べても痛くないみたいで、日に何度か少量食べています。もともと美食家で多食の人なので、食べれないのはとてもかわいそうです。
今は、大好きな魚卵などを食べたいと言っていますが、塩分が強いので控えさせています。けれど、あれこれ食べたいと言ってもそんなには食べれないみたいです。ジェムザール投与を1クール終了したら、退院できるのですが、気休めでも治療に害のない程度に健康食品なども考えています。
もともと、がんに効くといわれている健康食品等は、病気になる前から使用していたので私的にはどうかなとも思いますが、本人が頑張ることにプラスになるならいいと考えています。明日2回目のジェムザールを投与するのですが、量が増えるらしいので、心配です。

383 名前: るる 投稿日:2003/05/07(水) 16:33
もしご存知の方がいらしたら、お聞きしたいことがありまして・・・。
381番で書いたるると申します。
母が膵臓癌(尾の方がメインで5センチくらい)で、既に肝臓転移のステージ4Bということが
昨年11月に発覚し、抗がん剤(ジェムザール・5FU)を
月3回のペースでやってきました。
が、髪の毛が抜けたり、抗がん剤投与後3日程食欲がなく、
楽しい生活が送れないとのことから、3月末で打ち切りました。
4月にとったCTでは、腫瘍自体の変化はなかったのですが、
腹水がたまってきてますとのこと。腹水はたまりだすと、坂からころげ
落ちるようなものらしくて、、、どうにかならないでしょうか?
(病院で抜くのは栄養をとるのと一緒だからよくない、諦めて
くださいというようなことを言われました)

ちなみに、CA19-9は、最高で90000(主治医にべらぼうと
いわれました)あったのが、今は20000くらいです。
(これでもべらぼうだそうですね・・・)
食欲はまあまああります。

384 名前: nored22 投稿日:2003/05/07(水) 16:38
CPT-11+5-FUの併用療法はいかがでしょうか?
私の経験ではGEM+5-FUの抵抗性の膵癌に使用しますと
大体30-40%の奏効率があります。ただ腹水が多いと
CPT-11は使用できなくなりますが。ご検討下さい。

385 名前: yangzi 投稿日:2003/05/08(木) 00:03
nored22さんは、GEMをキ-ワードにして併用療法を推奨されますが、GEMだけの単独投与と比べて副作用はどうなのでしょうか。
うちの父はGEMだけの投与です。主治医にどういいだそうか迷っています。
GEMの副作用がつらいようなので、副作用がマイルドになるのなら・・・。

386 名前: るる 投稿日:2003/05/08(木) 14:13
nored22先生、どうもありがとうございました。
それが、もう抗がん剤は体力的にも精神的にも辛いのでやめたい
ということで、やめてしまっているんです…。
といった状態では、医学ではどうしようもないですよね。。

今、母がおなかや背中の周り、時には手や足、顔がすごく痒い
というときがあります。民間療法として、里芋のパスター(
里芋の粉を水で溶いて、布にあてて貼るもの)を
やったりしているせいかな、とも思ったのですが、
里芋パスターをやめてからも、しばらく時々かゆがります。
これは、何かの症状でしょうか?

ご存知でしたら伺えますと幸いです。。


387 名前: 774 投稿日:2003/05/08(木) 15:28
多発性肝転移により肝機能、特にビリルビンの上昇などはありませんか?
ビリルビンの上昇により黄疸などの症状が現れますが、その際皮膚掻痒症を伴います。
また、腹水貯留症例では皮膚など末梢部の脱水が著明なことも多く
その際、皮膚の乾燥による乾燥性皮膚炎・乾皮症を伴うことがよくあります。
保湿クリームの塗布やウレパール軟膏などが効果的です。
その他、接触性皮膚炎・ダニ咬症などの可能性もあり、一度皮膚科の医師に
相談されたらと思います。

388 名前: エム 投稿日:2003/05/09(金) 15:49
ちよっとお尋ねしたい事があります、
現在減黄のために胆管にステントを入れております、
永久ステントではなく樹脂パイプ製で長さが約10cmほど有ると思います、
径は細いと記憶しております、
たまに右側の腹部や背中が痛む事があるのですがステントを入れたことにより
どこかを圧迫?とか当たるとかして痛みが出る事は無いのでしょうか?

心当たりの有る方は居りませんでしょうか?
宜しくお願い致します。

389 名前: 774 投稿日:2003/05/09(金) 16:16
内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)における術直後の合併症は
腹痛、熱発、出血などですが、ENBDチューブ挿入後しばらく経過
した後の腹痛・背部痛の原因としては、発熱を伴っていれば
胆道感染症などが、また熱が無く痛みだけならENBDチューブの挿入
位置(十二指腸への壁当たりによる潰瘍形成)や、
チューブが挿入されていること自体に原因のあることがほとんどです。
まれに併用した内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)後の乳頭炎、
十二指腸炎などのことがありますが、
いずれにしても痛みを放置せず原因を確かめる必要があります。
場合によっては金属ステントなどに入れ替えることも必要になります。

390 名前: るる 投稿日:2003/05/09(金) 16:47
774先生、ありがとうございました。
現在積極的治療をしていないので、数値などがわからないのですが、
特に黄疸はないようです。。今日、私が病院で聞いて来たら、
(母が具合が悪くて寝てしまっていたので)
モルヒネの副作用ではないか、とのこと。。
いただいたご意見を参考に、様子を見て、また病院へ
連れて行けるときに連れていってみようと思います。

ありがとうございました!!

391 名前: エム 投稿日:2003/05/09(金) 18:44
774先生

ステント挿入後やく1ヶ月近くになってから熱を伴わない痛みが出てきたので
やはりどこかに当たっていると言う事なんでしょうか・・
原因を確かめるにもまた内視鏡なんでしょうね>まいりました

もう1つお聞きしたいのですが、
膵頭部癌と膵炎は症状の違いって無いのでしょうか?
当初は下部胆管癌という診断だったのですが(この時は生検の結果胆管癌の細胞が出たそうです)、
でもセカンドオピニオン先のCTで膵臓が3cm程に腫れていると言われ
膵液採取や生検をしないで膵頭部癌と診断されました、
私がその事を気にしている理由は最初に下部胆管癌の診断をされた病院では「生検の結果が胆管癌の細胞だった事」
「その時は膵管に異常は見られなかった事」 「現在は転移なども無い下部胆管癌の1期」と診断された事です、
しかし現在の病院ではどちらでも膵頭十二指腸切除なので調べても無駄みたいな感じなんです、
はっきりしないままに手術を受ける事はどうしても納得がいかず非常に悩んでおります・・。

どんなに些細な事でも結構です、なにか良い方法は有りませんでしょうか。

392 名前: 774 投稿日:2003/05/09(金) 23:39
少し長くなりますが、ご容赦ください。
まず、膵頭部癌も慢性膵炎も症状としては上腹部痛や背部痛、糖尿病の合併
などで、症状から区別することは困難です。
慢性膵炎は上記症状や症候を有する例で診断することが原則とされ,
腹痛や背部痛,糖尿病などの症状を有する症例に対して,
日本膵臓学会の慢性膵炎臨床診断基準(1995年)に従って診断します。
一つの検査のみで立証するgold standardとなる検査はなく,
各種検査を組み合わせての判断,あるいは期間をおいて検査をくり返す
ことが重要となります。慢性膵炎と膵癌の鑑別は非常に重要で,
特に細胞診や組織診による確定診断が困難な膵癌においては、
腫瘍マーカーや画像診断を組み合わせ慎重に行うこととされています。
しかし、今回のエムさんの場合、画像診断よりもより確実な生検で胆管癌であることが
はっきりしているわけですから、下部胆管癌の診断は正確なものだと思います。
総胆管は膵頭部の中を通り十二指腸に開口しますので、CT上、膵頭部の
腫瘤陰影が下部胆管癌そのものである可能性が高いのではと思います。
今回のように下部胆管癌と膵頭部癌の術前の鑑別が困難な例も見られ、
膵頭部癌・下部胆管癌・ファーター乳頭部(膵管・胆管開口部)癌の3つを
合わせて膵頭部領域癌とまとめて表現し、対応することもあります。
いずれの場合も術式としては膵頭十二指腸切除ということになります。
術後、切除された部分の病理検索により胆管癌の浸潤の程度、CT上、膵頭部の
腫瘤と言われていたものの正体が判明するものと思います。


393 名前: ヒロシ 投稿日:2003/05/10(土) 01:10
告知について皆様に御伺いしたいのですが私の父は71才で9月迄持つかどうかと先生に言われました。
残り少ない時間を本人の悔が残らない様に告知をした方が良いと先生から言われて悩んでいます。
完全に膵臓、肝臓などに転移しており手術や抗がん剤治療などしても
無駄と言われてました。しかし父はうすうす悪性のガンだと気がついているとは思いますが
手術をして治ると思っているようで生きたいという思いがヒシヒシと伝わってきて
告知をしてしまったら生きる望みをなくしてしまいそうで怖いんです。
今は膵臓癌でも本人に告知するのはは普通だと言いますが残り3カ月位しか生きられない人に言うべきか悩みます。
癌末期のご家族の皆さんはどう対処をしていますか?アドバイスください。
残った治療法?は丸山ワクチンとアガリクスだけかなぁ・・・
今週土日に一時自宅に帰って来ます。美味しいものでも食べさせてあげてようと思ってます
文章が下手ですみません。同じ悩みやご病気を抱えている方、がんばりましょう・・・・・




394 名前: エム 投稿日:2003/05/10(土) 20:11
774先生

詳しい御説明を頂き心よりお礼申し上げます。
胆管下部のみの場合は乳頭部と胆管だけの切除の場合も有るらしいなんて何処かで聞いたものですから
なんとかはっきりさせたいとずっと考えておりました、
それに膵癌と胆管癌の場合は生存率にも差が有るみたいですし
術後のQOLにも膵頭十二指腸切除と温存手術では大きな差が出るのだろうと考えていました・・
でもどちらでも大差は無いのですね・・・。

また何か判らない事が有ったら質問させて下さい、宜しくお願いします。


395 名前: 774 投稿日:2003/05/11(日) 00:16
乳頭部に限局した早期癌や中部胆管の早期癌に対しては、それぞれ
乳頭部切除、胆管局所切除で十分な症例もありますが、胆管癌の特徴
である表層進展性を考慮すると可能な限り根治性を考えて膵頭十二指腸切除が
望ましいという考え方がスタンダードとなっています。
もちろん局所切除ですむものならばQOLの点からそれがベストだと思います。
根治性を考慮して膵頭十二指腸切除の選択をした場合でも、最近ではできるだけ
臓器温存を考えて幽門輪温存膵頭切除術(PPPD)を施行するようになりました。
治癒切除後の生存率ですが、乳頭部癌が最も良好で次いで胆管癌、膵臓癌の順
となっています。


396 名前: nored22 投稿日:2003/05/11(日) 11:00
遅くなりました。まずるるさんの質問は既に774先生が答えられて
いるので私の答えもほぼ同じですから省略します。
yangziさんの質問ですが私はGEM単独使用をするときより
GEM+他剤の時はGEMの量を減らします。750-900mg/m2か
1000mg/bodyにしています。副作用ですがやはり全身倦怠感が出やすい
印象があります。5-FU併用ですと口内炎が出やすいでしょうか。
骨髄抑制は軽度です。比較的安全に外来投与でき現在80歳までのかたを
適応にしています。

397 名前: さる 投稿日:2003/05/11(日) 16:23
はじめまして。全ての書き込みを拝見させて頂きました。
病状に詳しい先生がいらっしゃるようですので、
お聞きしたいと思いました。

義母69歳が最近すい臓癌で、肝臓転移しているとのこと。
それまでの自覚症状はなくて
吐血してしまったので病院に運ばれ精密検査をして判明しました。
今腸が詰まっていて
胃に鼻から管をいれています。
みなさんがおっしゃっているステージとかはこの情報からわかるのでしょうか。
また余命はどのくらいなのでしょうか。
腫瘍マーカーなどの数値は全くわかりません。

黄疸は全く出ていません。


398 名前: 774 投稿日:2003/05/11(日) 17:24
既に肝転移している膵臓癌はステージⅣBとなります。

399 名前: エム 投稿日:2003/05/11(日) 20:04
774先生へ

胆管癌や膵癌で膵頭十二指腸切除等の手術を受けて完治や再発・転移をする割合って
実際のところはどうなのでしょうか?
掲示板などの書込みを見ていると術後の転移などに悩んでいらっしゃる方が多いような気がしてしまいます・・
大きな手術だと思うのでどうしても術後の経過などが気に為ってしまいます、
本当の事実を知りたいと思っています・・
正直な御答えをお待ちしております、どうかお願いします。

400 名前: 774 投稿日:2003/05/11(日) 23:51
全国胆道癌登録調査報告によれば、胆管癌の1年生存率は治癒切除ができたとして68%、
姑息手術だと、31%、非手術で25%です。
また同膵癌登録調査報告によれば、膵癌の1年生存率は胆管癌よりやや不良で治癒切除で
50.1%、姑息手術で13.7%、非手術で9.5%となっています。
いずれの場合も治癒切除が唯一治癒が期待できる治療法で、病期にもよりますが、
治癒切除が十分行われた症例の中には長期生存例も多く報告されています。
確かに膵頭部領域癌の治療成績は全体的に満足のいくレベルではありませんが、
治癒切除により長期生存されている方々も大勢いらっしゃいますので、
是非頑張っていただきたいと思います。


401 名前: さる 投稿日:2003/05/12(月) 00:39
774様
ありがとうございました。
>>397です。
そのステージがどのくらいのところなのか分かるような
一覧表などはありますか?
義理の母のことなので僕が差し出がましく聞く事もできないし
ましてや妻にも聞けないで困っております。

402 名前: yangzi 投稿日:2003/05/12(月) 08:06
ほかにもいろいろあると思いますが、・・。

http://www.ncijapan.com/treatment/55/55_PancreaticCancer.htm#1

403 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/05/16(金) 23:49
http://www.ncijapan.com/treatment/55/55_PancreaticCancer.htm#1のページは新しい治療法についてはあまりのってないと思います。
海外のページから直接探した方がいいと思います。

404 名前: さる 投稿日:2003/05/17(土) 12:02
yangziさん名無しさんレスありがとうございます。
早速調べたいと思います。
ありがとうございました。

405 名前: IS 投稿日:2003/05/27(火) 13:15
小生の母(72歳)が以下の状態です。診断後もうすぐ2年になります。
皆様のご参考になればと思います。

①2001年7月糖尿病との診断を受け、US検査したところ膵管に腫れ
  が見られ、その後CTやURCP等の検査の結果8月に膵臓ガンと
  判断された。(CA19-9は当時230前後)
 ②大学病院に転院後、腫瘍は直径6cm程度、門脈に浸潤している
  ので手術は不可能と診断された。
 ③その後、9月中旬から大学病院で塩酸ゲムシタビンを増感
  剤に用いた合計56gyの放射線治療(前後二門、2gy×28回)を
  受けた後10月下旬より週一回(3投1休)で塩酸ゲムシタビン
  での抗がん剤治療を開始した。(この頃CA19-9は100前後)
 ④02年1月下旬に胃の体部から前庭部にかけ、浅い出血性の多発
  性潰瘍が認められ、放射線治療の影響による亜急性障害の可能
  性ありと診断された。(他の全身状態は概ね良好、CA19-9は37
  以下で安定)
 ⑤その後、02年3月から6月にかけて背腰部に疼痛を感じていたが
  原因が判らず、その後症状は一旦軽快した。(但し抗がん剤の
  影響か慢性的な低ヘモグロビン状態は続いた)
 ⑥02年9月下旬から突然下肢の脱力から歩行に困難を感じはじめ、
  10月中旬には歩行が不可能になり、同時に膀胱直腸障害が
  発生した。
 ⑦即刻入院して、高気圧酸素療法とステロイドパルスで、
  一旦は症状に多少の改善が見られた。(背部痛/触覚はあり)
 ⑧11月初旬から再び下半身が動かなくなり、足の触覚と温痛覚
  も消失。深部感覚のみ残るがほぼ対麻痺状態に陥る。
  (放射線脊髄症)
 ⑨一方、最近の腹部CTの結果、膵臓の腫瘍はかなり縮小し繊維化
  しているとの所見で各マーカーも正常範囲内。また他臓器等へ
  の転移等は一切無い。

尚、放射線治療開始前に生検は行っていません。


406 名前: てるてるぼうず 投稿日:2003/05/28(水) 00:11
母がステージⅣの膵臓癌で余命1ヶ月とちょうど1ヶ月前に
診断されました。
肝臓への転移も数カ所あり、手術も化学治療も不可能と言われ
今は痛み止めや吐き気止めの治療しか行っていません。
黄疸は日増しにひどくなってきました。
それでもなんとか元気になってきたのですが、2~3日前から
起き上がる事もできなくなり、何も食べれなくなり、言葉も
うまく喋れなくなってしまいました。
医師からはここ1週間が勝負と言われてしまったのですが、
この状態から少しでも回復する事は不可能なのでしょうか。

407 名前: 774 投稿日:2003/05/28(水) 10:23
お母様はがんとの戦いの最終段階を迎えようとしておられます。
少しでも症状が緩和できればと思います。

408 名前: 名無し 投稿日:2003/05/28(水) 18:04
すい臓がんに効く薬はジェムザールなどいろいろありますが、イレッサを使っている病院はあるのでしょうか?

409 名前: しのぶ 投稿日:2003/05/28(水) 22:40
初めて書き込みます。
私の父(74才)のことです。
4月中旬に黄疸が出たところから膵臓がんだといわれ,
検査の結果,膵臓に2箇所がんがあるとの事。
うち一方は動脈に浸潤しているので,切除はできないし,
2箇所にあるので,放射線治療も無理。化学療法しかないといわれました。
28日深夜のNHK教育TVで陽子線治療についてやっていました。
どなたかこの陽子線治療について,詳しく情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
私の父のような場合でも陽子線治療を受けることは可能でしょうか?
お教えいただけると幸いです。

410 名前: チャウ 投稿日:2003/05/30(金) 17:26
どんな事から言えばいいのかわかりませんが
主人(52歳)1年前の2月に検査の後手術
(結果は何も取れなかった)
膵臓癌で小腸あたりにも散ってるということ。
末期で3ヶ月持つかどうかと言われ
(抗がん剤はやっても意味無い言われてた)
病院の薬&アガリクス・・・時期をずらしてタヒボ、
また時期ずらして、昨年の秋からメシマコブを
飲みだしたの。どうにか食事も取れるし、車の運転もできる、
ただ旅行に誘ってもその気がないそうです。
そして 今体力無いため、仕事復帰は駄目らしいのですが、
誰か知ってたら教えてもらいたい事があるの!
昨年の夏にすごく具合が悪く熱も続き、その頃から
モルヒネを飲みだし、今考えるとその頃から、
夫婦の夜のお勤めがなくなり、今現在もないのですが
モルヒネの副作用で、大事なところが、麻痺したのでしょうか?
先生にも聞くことできず、まさか本人にも言ったら落ち込むと思い
今まで誰にも言わずに悩んでました。
調子が良くても今の薬は、辞める事出来ないそうなのですが、
もう 亡くなるまで、夫婦の関係は無いのかと 
思っているところです。
今まで腫瘍マーカーの数値は聞いたことが無いのですが
病院によっては数値など言わないのでしょうか?
余命3ヶ月をはるかに過ぎ、家族は嬉しい限りなのですが
いつ痛みが来るか気が気でないと言うのが現状です。
膵臓癌についてよく知っている方が居られましたら、
知ってる話&抗がん剤治療できない場合何をどうするのが
いいよ!と言う話などうかがいたいものです。




411 名前: ぽんたろう 投稿日:2003/05/31(土) 02:56
 はじめまして。
 夫の父なのですが、ここ2ヶ月程腹痛が続き、大きな病院で検査したところ、すい臓に腫瘍があるとか、すい臓が腫れていると言われました。が、難しい位置ということもあって、悪性腫瘍かもしれないが、実際のところは開腹しないと分からないと言われ、現在開腹出来るかどうか検討中です。ただ、痛みに対し、主治医から徐々に作用の強い鎮痛剤を投与され、その後モルヒネ錠を服薬したところ、おそらくその影響でしょうか、ひどく被害的で精神的に不安定になり、体調も悪くなってしまいました。主治医に相談し、現在は一時的に鎮痛剤を中止し、精神的には安定しつつあります。家族では、父が少し落ちついてから、今後のことを考えていこうと話していこうと思っていますが、おそらく今回のことで父は医療不信になっている様に思われ、これからは信頼できる医療が必要になると感じています。
 
 この状態に対し、父の不安を理解してくれ、丁寧に説明や話を聞いてくれる評判のいいお医者さんがいましたら、ぜひ教えていただければ助かります。
 母は、今何もしないでいるのがとても不安そうです。私もどなたかこんな状況を救ってくださる先生がいないかと思います。
 どなたか良いお医者さんをご存知でしたら教えてください。どうぞよろしくお願い致します。

412 名前: ゆき 投稿日:2003/06/01(日) 13:39
はじめまして
父(53)が5月にはいり膵癌と診断され幸いにも早期に発見されたのですが
場所が悪いらしく手術が大変なものになるらしいのです。
(膵臓の手術自体大変なのですが…)
そこで色々と調べた結果(自分の意見なのですが)重粒子線治療に非常に
興味を持ちました。
どうやら膵癌の治療件数が非常に少く情報不足で…

誰でも望めば治療してもらえるものなのでしょうか
どういった膵癌なら治療可能なのか情報をお持ちの方是非教えてください

413 名前: 通りがかり 投稿日:2003/06/02(月) 17:30
ゆき 様
医者でなく、患者なので間違っているところがあるかもしれませんが。
現状では、がんの「治癒」を望むのであれば、例外的なものをのぞき、手術しかないというのが現実です。
つまり、運悪く、手術ができない(意味がないきに)場合に、他の手段を考慮すべきでしょう。
早期発見が稀な(かつ進展が早い)膵臓がんで、早期に発見されたのですから、手術を第一候補で検討されることをお勧めします。
また、確かに、膵臓がんの手術は大変なことが多いので、出来る限り、膵臓がんの手術実績の多い病院で手術されるのが良いでしょう。
なお、どうしても重粒子線に関心があるのならば、直接、放射線医学研究所(千葉)にお問い合わせになってはどうでしょうか。
なお、同研究所のHPは、http://www.nirs.go.jp/
膵臓がんは、進行が早いですので、一月程度はいいかもしれませんが、何ヶ月も迷っていると、せっかく手術可能で見つかったのが、手術できない状況になるかもしれませんので、あまり決断まで時間をかけすぎないように。


414 名前: 774 投稿日:2003/06/02(月) 17:42
通りがかりさんのおっしゃっている通りです。間違いはありません。

415 名前: なんとかしたい 投稿日:2003/06/02(月) 20:13
私の父もすい臓がんの末期なんですが、もしジェムザールが効かなかった場合もう他の薬はないのでしょうか?どうかよろしくおねがいします。

416 名前: ゆき 投稿日:2003/06/02(月) 21:11
通りがかり様>
貴重なご意見ありがとうございます。
しかし今日母が手術が可能かどうか分からなくなったと医者に言われたらしいです
話しが振り出しに戻ってしまいました
一日も早くなんらかの行動をしたいと思っているのに…
今はおっしゃる通りせめて実績のある病院をと思っています
しかし実績のある病院、移動となるとまた時間がかかりそうです

417 名前: ayaaki 投稿日:2003/06/03(火) 08:56
ゆき様
私の家族が最近、膵臓癌で重粒子治療を受けました。
もしご質問等があればメールを下さい。
知ってる範囲でしたら、お教えできると思いますが、決して期待はしないほうがいいと思います。
ステージによっては拒否される可能性があります。
時間はありません。
早急な決断が重要だと思います。

418 名前: 通りすがり 投稿日:2003/06/03(火) 10:41
ゆき様
>手術が可能かどうか分からなくなった
ということですが、理由は何なのでしょうか?
1.新たな検査結果(ないし過去の検査結果の再確認)の結果、転移が見つかった。
2.手術が思ったよりも困難で、その病院ではできない。
3.その他
心配されているお気持ちは良く分かりますが、人づてにではなく、ゆき様が直接情報を把握されることが大事なような気がします。
とりあえず、お勧めしますのは、他の医者(何人でも、納得できるまで)の意見を聞いてみる事です。
これ(セカンドオピニオン)は、少なくとも、癌においては常識といっても過言ではありません。
主治医の方にセカンドオピニオンを聞きたいのでといえば、セカンドオピニオンの医者に当てた手紙(確か料金3000円)やCT(貸し出してくれる病院と有料でコピーをくれる病院があります)をもらえますので、めぼしいとお考えの病院に順次、意見を聞かれてはどうでしょうか。
また、その過程で、転院のことも解決するかもしれません。
なお、セカンドオピニオンを嫌がるような主治医なら、積極的に転院をされるべきと思います。
既に申し上げましたが、すい臓がんは進行が早いですので、
1.きちんと現時点での情報(主治医の考え、その理由)を把握された上で
2.さらに、別の医者の意見も聞いて
3.できる限り早く、ゆき様(そして、もちろんご本人であるお父様)の「納得」のいく治療を開始されるべきと思います。

厳しいことを申し上げますが、
>実績のある病院、移動となるとまた時間がかかりそうです
というだけであれば、お父様にとっても、あなたにとっても、単なる時間の浪費でしかありません。

できること(例えば、セカンドオピニオン)を「実行」すべきでしょう。
ちなみに、今日、主治医に予約をとられて、明日、セカンドオピニオンに必要な資料をもらえれば、明後日から、一日にひとつかふたつの病院を回れます。
いくらなんでも、5つも6つも回られないでしょうから、遅くとも今週中に、あなた(及びお父様)のご判断に必要な情報は集まるのでは???

419 名前: 774 投稿日:2003/06/03(火) 11:53
ゆきさんへ
横レスお許しください。
通りがかりさんや通りすがりさんがここまで真剣に投稿されている理由は、
ゆきさんの投稿内容から主治医の説明に今ひとつ納得が行かないからなのです。
つまり、膵臓癌の根治治療法は手術療法のみですから、早期であれば積極的に
手術を検討すべきで、成功すれば長期生存が可能な治療となります。
膵臓自体が手術のやや困難な位置にあり、切除後の再建には非常にデリケートな
タッチが要求される膵頭十二指腸切除術自体どこの外科医療機関
でもできる手術ではないので、膵癌手術症例の多い施設での治療が必要です。
手術を避けた方がよいのは、遠隔転移のあるステージⅣB膵癌や膵臓周囲の主要
血管に浸潤している場合などですが、血管浸潤が局所的であれば、積極的に
拡大根治手術をする施設も多いと思います。
したがって、早期膵癌なのに手術が不可能という主治医の説明に納得が行かないわけです。
心配されている皆さんは現在かかられている医療機関の医療レベルに疑問をもたれていて、
できるだけ、少しでもレベルの高い医療機関での治療をとすすめられているのです。
手術不能の理由として、もちろんご本人の体力的な問題や、
免疫不全・出血傾向など重篤な合併症のある場合は別ですが。
いずれにしても、ゆきさん自身が”手術不可”の納得の行く説明を受けるべきだと思います。

420 名前: 415さんへ 投稿日:2003/06/06(金) 00:44
イリノテカンも5-FUもありますよ。諦めることはないのでは?

421 名前: 外科医1 投稿日:2003/06/08(日) 14:34
専門医です。水を差すようなことを言って申し訳ないのですが、膵癌の根治切除できた症例の無再発5年生存率は一般に10-15%と言われていますが、これは統計のマジックで実際は3%以下と言われています(早期も入れてです)。手術できた人で、それも取りきれた人でこれですので惨澹たる成績が分かると思います。現在5年生存を10人持っている施設は全国で5施設くらいです。それも、胆道癌を膵癌としている可能性もあるので、、、。そんなところです。膵癌と証明されて化学療法で治癒した症例は知りません。
したがって、我々外科医も心の中では治らない病気として対処しています。手術しなければ可能性0%だからという理由です。
欧米では、膵癌ははじめからバイパスか単に切除(リンパ節廓清無し)か普通です。世界は、日本風派と欧米風派に分かれます。今後は、効く抗がん剤(分子生物学に基づいた)の出現を待つしかありません。私、および家族が膵癌になったら、バイパスだけで延命治療を選ぶと思います。

422 名前: 外科医1 投稿日:2003/06/08(日) 14:54
なお統計の話は、今すい臓癌にて一番信頼できる著名教授の熊本大学の小川教授の受け売りです。私は、自身この4年間で10例の膵頭部癌の膵頭十二指腸切除をやりましたが、術後トラブルなしで全例退院されました。しかし、全例2年以内に再発して亡くなっています。開けてみてバイパスに変更というのもありました。見た目には切除できる転移でも、4群リンパ節転移の手術例は5生0%です。うちの研究室では、見た目に1群転移だけでも分子生物学的に調べると3-4群に広がっていたという結果が出ました。膵癌の問題点は、目に見えないうちから広範囲に転移が広がっている、放射線、radiationに耐性である。ことです。このことの解決なしには将来はありません。
したがって、最近膵頭十二指腸切除の安全性があがっていますので、バイパス手術としてがメイン、もしかして治るかもが少しが外科医の本音です。残念ながら外科医が治せる病気ではないのです。

423 名前: 774 投稿日:2003/06/08(日) 20:08
外科医1さん。申し訳ありません。お叱りを受けることを承知でカキコします。
この掲示板に集まってこられる方は、延命効果20%、5年生存率15%、1年生存率20%
などと宣告された挙句、少しでも可能性を求めて様々な情報を得ようと残されたわずかな時間の
中頑張っていらっしゃいます。ですから、ほとんどの方は外科医1さんのおっしゃっていることは
すでに折込済みで、全体を見たときに結果的には大差ないのかも知れませんが、
患者・当事者にとっては今の瞬間にできるだけのことをすることが何よりも大切なことなのです。
そして10%の可能性が11%になればと頑張っていらっしゃいます。
専門家にとっては、このたかだか1%のわずかな違いが、当事者にとってはものすごく大きくて
重要なことなのです。
比較的早期の膵癌であっても妥協せずに4群リンパ節郭清までの手術を施行し大きな合併症を
起こすこともなく良好な成績を出している施設も現実的にあるわけですし、
そのような治療を受けられた患者さんの中に長期生存例がいらっしゃるわけですから、
外科医ならこんなことでテンパラずにもっと精進していただきたいと思います。
ご本人が”残念ながら外科医が治せる病気ではない”と思っていらっしゃるのなら
ご自分の気持ちに正直に外科医ではなく、腫瘍内科医として分子生物学の分野で
頑張られたら良いのではと思います。これから頑張って手術を受けて長期生存を
と思っていらっしゃる患者さんに迷惑です。すいませんでした。



424 名前: hoho 投稿日:2003/06/08(日) 20:59
はじめまして。夫は51歳、去年9月頃から具合が悪くなり十二指腸潰瘍
の治療を受けていましたが、良くならず痛みが増すばかりでした。”パリエット”
と言う薬を処方されていましたが、この薬を飲むと益々痛みが増しました。
主治医言うとそんな筈は無いと、30日分も処方されて帰ってきました。
でも具合が悪くなるのは判っていたので、いろいろ病院を受診しました。
もう十二指腸潰瘍は治っていると言われたのですが、痛みは益々酷くなり
夜も眠れず11月の頃は48Kg迄体重が減っていました。検査入院していた
所でCA19-9の値が360あるので消化器のどこかに癌がある
との事で大きな病院に紹介され入院12月の初めに”膵臓癌”(体部)ステージ3
腹腔動脈に食い込んでいて手術は出来ないとの告知を受けました。
化学療法でジェムザールを6クール受けましたが、骨髄抑制の為
800、600、600と1クール2000Mgしか出来ませんでした。
一時マーカー値が80台まで下がったのですが、6クール終了時には
発病当時近くの355.7まで上昇し、痛みも酷くなっています、
体の消耗にくらべ、薬の効果がないようなので7クールは中止してもらいました。
サリドマイドを2錠に増やして、体の回復を目指したいのですが
痛みのためなかなか上手く行きません。痛み止めは”ロキソニン”
と”ペルタゾン”を飲んでいますが、回数もふえ、一回の量も
増えてきています。是からどんな治療がいいのか・・・。主治医は
5FUの24時間静注とか言われていますが・・・。
なんとなく大丈夫かな?と言う不安が先生に対してあります。
あまり膵臓癌の経験がないような気がするのです。
なにか良い方法がありましたら、アドバイスをお願いしたいのですが・・
よろしくお願い致します。

425 名前: 名無し 投稿日:2003/06/08(日) 23:39
局所進行膵癌に対しては、5-FUを用いた放射線化学療法や、
GEM単独あるいはGEMをkey drugにしたコンビネーション療法が試みられています。
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm32/250681
など参照されたら良いと思います。
また、膵臓癌の腹腔神経叢浸潤による腹痛に対しては、MSコンチン・モルヒネ
による疼痛緩和治療や、間欠的硬膜外ブロックによる除痛治療によりQOLが保たれます。
主治医に相談されたらと思います。

426 名前: hoho 投稿日:2003/06/09(月) 07:40
ありがとうございました。さっそくアクセスしプリントアウトしました。
疼痛治療については、入院中はMSコンチンのあとデュロテープパッチ
を貼り(3日間)と言う治療を受けました。MSコンチンから
デュロに変わるとき凄い嘔吐を繰り返し何も摂れなくなりました。
外泊中(一晩ねただけで)苦しみながら病院に戻りました。その後
デュロに変わり、2月初めにはマーカーが82に下がり、セレブレックス
とサリドマイドも其の頃開始始めたのですが、痛みも無くなり
便秘に苦しんでいたこともあり、デュロを剥がしました。
その時も1週間ほど副作用に苦しみました。そのせいか
モルヒネや麻薬系の薬剤に対し強く拒否するようになり
なんとか今までロキソニンで凌いできましたが、一月前位から
ペルタゾンも服用する様になりました。今は体重45Kgから
46Kg位です、朝と昼はなんとか食べれますが、夕食が
なかなかです。
痛みを取ればだいぶ楽になるのにと思うのですがまた
MSコンチンから始めるのか、デュロから始めるのか
それとも間欠的硬膜外ブロックというのが良いのか
あと治療としては”血管内治療”の記事を雑誌で
読んだのですが・・。
べバシツマブとは何でしょうか?国内にもある薬剤ですか?

427 名前: 32@ 投稿日:2003/06/10(火) 01:20
初めまして。
66歳の父が背部痛を訴えて4月上旬に検査入院し膵癌と判明。ステージ4bの進行癌で余命数ヶ月と宣告されました。
今まであまりにも元気だった父の姿を見ていた私は信じられなく、ただ、呆然とDrの言葉を聞いておりました。
その後、色々情報を集めている間にこのホームページを見つけ拝見させて頂いております。何も出来ない自分に
情けなさを感じながらも少しでも父の力になりたいと思っております。

さて、4月下旬からジェムザールの投与が始まり、1クール目は副作用もほとんど無く退院することができて、
2クール目から外来投与が可能になりました。しかし、せっかく自宅に戻ってこれたのですが疲労感が強く、
仕事(自営業)やちょっとした運動も出来ない状態でかなり気落ちしております。最初は40日余の入院生活で
筋力が落ちたのではと思っていたのですが退院して3週間ほど経ちますがあまり変わらない様子です。
ジェムザールの副作用には疲労感という記載がありますが先生に副作用なのか聞くと薬の副作用なら投与日から
翌日にかけて出るが、ずっとだるいと言うのは体力的なものではとの事です。やはり、化学療法は体力を消耗して
疲労感というものはつきものなのでしょうか?今、ジェムザールを1回1500㎎投与しておりますがほぼフルドーズ
投与が原因という訳ではないでしょうか?こちらには詳しい方々がいらっしゃいますのでお尋ねしたいのですが、
もう少しQOLを良くしてあげられないのでしょうか?何かアドバイスを頂ければと思います。宜しくお願い致します。


428 名前: 774 投稿日:2003/06/10(火) 09:43
一般的に、ある医療行為が介在した前後で状態の変化を認めた場合、
その原因のほとんどは介在した医療行為によります。
この場合介在した医療行為は入院、薬物療法などですが、
特にGEMには30%以上の頻度で易疲労感が出現しますので、それにより
QOLが低下するようなら、投薬量の減量などの対策も必要となります。
主治医はそのことも検討されていると思います。
あと、一般論ですが、人は1日体調を崩して寝込むと、もとの
体調に戻るまで、3倍の3日かかるといわれています。40日の入院
だと120日(=4ヶ月)ということになります。
原疾患の影響も大きいとおもいますが、まずは一日も早い体調の回復
をお祈りいたします。

429 名前: nored22 投稿日:2003/06/10(火) 15:35
GEMの投与を一時間以上かけて投与してはいませんか?
多少効果落ちるかもしれませんが30分以内に投与されてみては
いかがでしょうか。また体あたり1200mgを超えて投与されてるな
量を減らして投与されてみてはいかがでしょうか?

430 名前: 32@ 投稿日:2003/06/11(水) 14:29
774様、nored22様、ありがとうございます。
GEM投与時は機械管理で行っていると父が言っておりましたので
インフュージョンポンプか何かで管理していると思います。時間は30分
だそうです。ステロイドを投与すると良いのではという話も聞き、
投与量も含め主治医と相談していきたいと思います。父には体力回復の
話等していき励ましていきたいと思います。
先日、知り合いの看護士からミニ移植を勧めてもらい、まずは話を聞いて
こようと思っています。過去にこちらのサイトにも報告があり読ませて
頂きましたが、少し期待が持てそうです。


431 名前: ryon 投稿日:2003/06/11(水) 19:48
 ミニ移植も100%手放しで勧められる治療法ではありません。抗がん剤以上に難しい治療
法です。免疫を抑制し過ぎると治療効果がないし、免疫を抑制し足りないとGVHDで死んで
しまいます。また、ドナーの条件も厳しく、治療を受けられる人も限られるそうです。詳細か
つ正確な情報を集めたうえで、治癒する可能性に賭けたいと考えるなら、それも選択肢の一つ
でしょう。

 私も、患者の家族として、再発時の治療法の候補の一つに入れていますが、決断するにはもっ
と情報を集める必要があると思っています。


432 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/06/15(日) 07:50
膵臓癌のミニ移植は現在殆どの方が早期<3月以内>に亡くなられて
いるようです。これは都立駒込病院、国立ガンセンタ-、九州大学での
実際例です。将来的には有望だと思いますが現段階ではおやめになるほうが
良いと思います。膵臓癌に対して確かに有望な抗ガン剤は少ないですが
海外には有望な薬があります。

433 名前: エム 投稿日:2003/06/15(日) 19:52
お尋ねしたい事があります、
膵頭部領域が原発で乳癌を併発する事って有るのでしょうか?
どなたか御願いします、教えてください。

434 名前: 774 投稿日:2003/06/16(月) 00:05
非常に稀ですが、重複癌という状態はあり得ることです。

435 名前: エム 投稿日:2003/06/16(月) 09:46
774様
重複癌ですか、ちよっと解りずらいけど・・
転移癌とは違うと考えるべきなのでしょうか?



436 名前: 通りすがり 投稿日:2003/06/16(月) 10:19
エム 様

どのような理由(検査結果?主治医の話?漠たる不安?)で、何を知りたいのかはっきり質問されないと、答えるほうも答えられないし、また、欲しい回答も得られないと思います。

もしも、重複癌の一般的知識が必要なら、Yahooなどで検索して分からない点を質問すべきでしょう。
また、具体的に重複癌にかかっているのではと心配なら、何故、心配なのかをきちんと記載されないと答えようがないと思いますよ。


437 名前: 774 投稿日:2003/06/16(月) 11:01
転移癌は原発巣の癌細胞が、播種・血行性転移・リンパ行性転移により
別の場所で生着・増殖したもので、細胞の性格は原発巣の細胞の性格と
ほぼ同じですので、化学療法などの治療法もほぼ同じということになります。
一方、重複癌というのはほぼ同時に別の部位に別々の癌が発生した状態で
それぞれの癌に対する有効な治療法が異なる場合がありますので、
転移なのか重複なのかきちんと区別する必要があります。
一般的には双方の細胞を調べることにより区別します。

438 名前: さる 投稿日:2003/06/17(火) 17:40
先日相談&質問しましたさると申します。
その節はご親切にありがとうございました。

義母69歳が膵臓癌であるといわれました。
最初は体重減少と腸のつまりで胃と腸をつなげる手術をしました
先日黄疸がでてきたとのことなのですが、
これは残念な事に癌が進行しているということなのでしょうか。
一般的にこのような状況になった場合の余命とは
どのくらいなのでしょうか。
黄疸が出たということ=かなり悪いとのことなのでしょうか。
教えてください。
訳があって直接病院に行く事が出来ないので、とても心配です。

439 名前: 774 投稿日:2003/06/17(火) 19:26
閉塞性黄疸は総胆管の閉塞により生じてきますので、膵臓癌が進行して
総胆管を圧迫し始めたと推測できます。
減黄処置により黄疸による影響は減少させることができます。
一般に膵癌姑息手術後の1年生存率は10%強とされています。

440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/06/17(火) 20:23
774先生
ありがとうございました。
黄疸はやはり癌の進行が原因だと考えられるのですね.
ありがとうございました。

441 名前: 投稿日:2003/06/20(金) 00:47
私の父(68歳)が膵臓癌(術前は十二指腸癌でしたが、
病理検査の結果膵臓癌と判断されました)で3月24日に
根治を目指して膵頭十二指腸切除術を行いました。
手術は予定通りでしたが、術後が悪く、どうしても胃が
動いてくれず嘔吐がひどいので、5月中旬に再度鼻から
胃へチューブを入れました。
その後、誤堰性肺炎になり気管切開、高血糖による高度の
脱水症となり体内の電解質のバランスが乱れ、意識が混濁
している状態です。
昨日主治医から血液検査の結果マーカーが上がっているため
調べたところ、腹膜播腫の可能性大と言われました。明日
腹水の検査の結果が出ます。
膵癌からくる腹膜播腫にはサリドマイドが効くという情報も
ありましたが、腹膜播腫は治療がかなり難しいもののようで
すね。選択肢はないものでしょうか?

442 名前: 774 投稿日:2003/06/20(金) 10:20
以前にも同じような投稿をさせていただきましたが、
現実的にはなかなか厳しい状況だと思います。
かりに腹膜転移巣を全て切除したり、電気メスやレーザーで全て焼き尽くしても
すぐにものすごい勢いで再発してくるのが”癌”というやつです。
臨床的には癌性腹膜炎の状態に対して、腹腔内局所化学療法や、
温熱療法、さらに活性化自己リンパ球治療などが試みられていますが、
効果としてはQOL改善効果程度というのが現状です。しかし、QOLの最善とういことも
非常に大切なことだと思います。
ただ今は、意識障害・呼吸障害などの全身状態の改善が急務と思います。

443 名前: なんとかしたい 投稿日:2003/06/20(金) 17:07
父が膵臓癌で肝転移なのですが、体重がかなり減ってきています。何とか増やす方法は無いでしょうか?

444 名前: 通りすがり 投稿日:2003/06/20(金) 18:39
摂取カロリーを増やすということでしょう。

口から食事はとれているのですか?
であれば、食事と食事の間に、ご本人が喜んで食べられ、かつ、カロリーが高いもの(例えばアイスクリーム)をおやつとして食べてもらえぱ。
お茶や水の代わりに、カロリーメイト(一缶で200kcalもある)やジュースを飲んでもらう。

口から食事がとれないとか、それでもカロリーが足らないならば、IVHを病院で入れてもらって、高カロリー輸液の点滴をする。

以上、医者でなくて素人意見ですので、よく主治医とご相談ください。(これが一番大事!)


445 名前: 投稿日:2003/06/21(土) 01:44
441の律です。
774先生、何度も同じことを書いていただいて申し訳ありませんでした。
ご丁寧にありがとうございました。
父の手術の前からこの掲示板で、随分と情報を得ることが出来ました。
今の父の状態を見ていると、先生のおっしゃるとおりQOLの改善、少しでも良くなるようにしてあげたいと思います。

446 名前: お願い 投稿日:2003/06/21(土) 01:55
はじめまして。知識のない書き込みお許しください。
私の父(52歳)が1月前、腹部の違和感から検査を受け、
膵癌と診断され手術を受けました。膵頭十二指腸切除術
と胃の2分の1を切除しました。術後担当の先生は腫瘍の
大きさは1cm弱でステージは1~2とおっしゃっていまし
た。が、先日病理検査の結果、切除部に静脈浸潤が見られ
このままだと肝転移の可能性が60%とだといわれました。
今後、抗がん剤と放射線治療で予防していくとのことですが
この治療法は本当に予防する為の治療法でしょうか。または
この治療法で完治は望めるのでしょうか。
粗雑な文章お許しください。

447 名前: 774 投稿日:2003/06/21(土) 15:01
従来の化学療法・放射線療法の効果は多く報告されていますが、
有効性については結論はでていません。
しかし、GEMの登場によりGEM単独あるいは、GEMをkeyにした
コンビネーションによる治療効果が期待されています。


448 名前: お願い 投稿日:2003/06/22(日) 02:29
ありがとうございます。
患者、またはその家族は少しでも希望のある最良と思われる
治療法を求めます。このようなスレッドにめぐり合えて
大変勉強になり、希望が持てます。同じような境遇の患者さん
もしくは家族の方々、ともに頑張りましょう。
その後、またご報告させていただきます。

449 名前: 光源氏 投稿日:2003/06/24(火) 13:05
いつもいつも僕のホームページ訪問者を貴兄のとこに回すばかりで
ごめんなさい。
膵臓から転移した肝臓の7割をガン細胞に占拠されリンパにも7センチ
クラスが4ヶ所転移しています。
まだまだ生き続けます。
最近TSー1が効くというように言われますが、これについての
情報があれば教えてください。

450 名前: なんとかしたい 投稿日:2003/06/30(月) 16:04
774さんへ
 今、ジェムザールで治療中なのですが、もし効かなくなったらどのような治療が良いのでしょうか?
なにか他の薬と併用したほうが良いのでしょうか?また、TS-1は膵臓癌に効くのでしょうか?素人の質問で申し訳ありませんが、お願いします。
 また、ほかの方でも結構なので知ってる方お願いします。

451 名前: 774 投稿日:2003/06/30(月) 16:45
いずれも治験中のレジメンとなりますが、GEM単独よりは効果が認められるものとして、
放射線との併用、CDDP(シスプラチン)との併用、5-FUとの併用、
Epirubicinとの併用、CPT-11(イリノテカン)・MMC(マイトマイシン)との
併用などがあります。
TS-1に関しては”膵臓癌に効く?”に対するコメントは今のところできません。

452 名前: nored22 投稿日:2003/06/30(月) 19:51
横からですみませんがCPT-11+5-FUは薦められる治療法です。
450さんへの答えです。
TS-1単独はあまり効果ないと思います。
CPT-11+TS-1は試す価値はあるかもしれません

453 名前: なんとかしたい 投稿日:2003/07/01(火) 13:51
治験中と言うことはどういうことなのでしょうか?今、病院で申し出れば治療してもらえるということなのですか?
774さん、452の方の言われる治療法はすべて受けられるのでしょうか?素人で申し訳ありませんがよろしくお願いします。

454 名前: 774 投稿日:2003/07/01(火) 15:48
上記の薬剤は全て保険適応薬として、どこの施設でも、すぐに手に入る薬剤ですが、
この中で膵癌の治療目的として保険で認められるのはkeyのGEM、5-FU・MMCのみです。
膵癌で他の薬剤を使用するには通常の保険診療では行えません。
重複癌などで、膵癌以外の癌も併発していて、そちらで保険適応があれば別ですが・・・。
したがって、治験として研究費などから薬剤費用を捻出し使用する施設が多いのではと思います。
最新の治療を提供する為に、一方でこのような工夫も行われているのです。




455 名前: 774 投稿日:2003/07/01(火) 16:22
この掲示板でお話するには次元の低い話になって恐縮ですが、
混合診療のことについても、少しお話しておかなければならないと思います。
同一疾患に対して、保険診療と自費診療をあわせて行う混合診療は現時点では禁止されています。
したがって、保険適応薬とは別に自費で保険適応外の薬剤を使用した場合、その疾患にかかわる
他の全ての保険適応診療行為を含め自費診療扱いになってしまいます。
できるだけ効果的な最新の治療を提供したいと思っていても、このような
”縛り”があるために、施設によって可能な治療が制限されたり、治療費が
異なったりということが現実的には生じてきます。
現在この混合診療に関しては、緩和される方向で動いています。

456 名前: のびた 投稿日:2003/07/02(水) 21:16
 母(64歳)が5月に膵ガン(乳頭部)と診断され、手術を受けました。
開腹したところ慢性膵炎も起こしており、だいぶ膵臓が堅くなっていたそうです。
腫瘍の大きさが3センチメートルほどありました。
 膵臓の厚さが2センチメートルほどだと聞いていたので、この大きさの腫瘍では
すでに転移しているのではないかと思いましたが、医師からはなんの説明もありま
せん。
 手術後20日たつのですが、これからの治療方針も知らされておらず不安です。



457 名前: いるか 投稿日:2003/07/02(水) 23:23
すみません、どなたか来週幕張で行われる膵臓学会に
参加されるかたいらっしゃいますか?



458 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/04(金) 12:42
癌は冷やすと良くないと言われますが、なぜですか?また、どこの癌も冷やさないほうが良いのでしょうか?

459 名前: 774 投稿日:2003/07/04(金) 15:37
一般にがん細胞は41.0℃以上の熱に弱いと言われていて、そのことが温熱療法の
基礎になっています。また、高温の状態が長く続くと、がん細胞が熱に慣れて、
熱耐性を獲得してしまいます。温熱療法を毎日続けないのはこうした理由にもよります。

460 名前: ne-ko 投稿日:2003/07/08(火) 21:36
父がすい臓の尾部の癌で、もうすでにはみでていて動脈に癒着して手術不可能と宣告されました。
本人にも家族の同意なしに(完治できないからなのか)余命まで宣告され、動揺しているところです。
本人には、なにくそと奮起してもらいたいところですが、家族としても、他の治療法を検討してできる限りのことをしてあげたいと思っています。
そこで、
温熱療法について知りたいのですが、実際に治療を受けている方(ご家族の方は)はいらっしゃいますか?
自宅でもできる装置一式があるとききましたが、やっぱり病院での専門の温熱療法をうけたほうがよいのでしょうか?


461 名前: 通りすがり 投稿日:2003/07/09(水) 00:03
ne-ko 様
当方、患者で医者でないので間違った点もあるかもしれませんが・・・

1.手術不可能な理由は動脈癒着だけですか(転移は見つかっていないということでいいですか)?
それならば、できるだけ膵臓ガンの手術例数の多い病院でセカンドオピニオンをきかれることをお勧めします。
場合によっては、外科医の「腕」次第で手術できるかもしれませんから。

2.本当に手術不可能として、セカンドチョイスは抗ガン剤治療だと思われます。(放射線と併用するかはよくわかりませんが)
膵臓ガンについても、ジェムザールやジェムザールと他の抗ガン剤の併用により、完治は難しいものの「元気な日」を延ばせる可能性は、従来よりも高まっています。
また、うまくいけば、ガンが縮小して動脈との癒着がなくなり、手術可能となる可能性もあるかもしれません。

3.温熱療法だけでは、あまり効果は期待できないと思われます。(他の治療の補助として全体的な効果を高めることはありえますが)
なお、この場合、ガン細胞の温度を42度以上にすることが必要ですが、体温を一定に保持しようとする体に備わったシステムに抗して、ここまで体温をあげ、かつ、体全体の安全を図ることは技術的に極めて難しいものであり、「自宅でもできる装置」ではとても無理だと思います。
(病気を治すのでなく、何らかの症状緩和でしたら、お灸同様の効果はあるかもしれませんが)

4.いずれにしても、とりあえず標準的な治療の考え方を、例えば、国立ガンセンターの読まれて勉強されてから検討されることをお勧めします。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010203.html

なお、抗ガン剤治療も提案せずに余命告知というのは、手術一辺倒の病院ではないかとの印象を持ちました。いろいろな事情によりためらわれる場合もあるでしょうが、セカンドオピニオンと併せて、もっと積極的に治療を考えてくれる病院への転院も検討された方がいいかもしれません。
(あくまでも「印象」だけですが・・・)

462 名前: ne-ko 投稿日:2003/07/09(水) 13:43
通りすがりさん、レスありがとうございます。
セカンドオピニオンというまでもなく、新宿近辺の医大病院ですが、医者の対応にかなり怒りを感じましたので、転院を本人に勧めています。
「こういうのは遺伝ですからね、すい臓癌のこどもは、すい臓癌になりますよ。ただ先に他の病気になるか、タイミングがあるだけです。」などと、癌患者を目の前にして家族の我々にも言いました。
まったく心のケアもヘッタクレも何もない医者でした。

たしかに遺伝的なものもあるとも思いますがそれは一部の限られたものでしょうし、他の因果関係(環境や食生活)もあるでしょうし、普通の人より多少かかりやすいぐらいだと思います。
だからこそ、遺伝子の解明など行われているのに、、、。
まったく、余計なお世話だ!と言いたいところです。(すみません、愚痴ってしまいました。)
そこの病院は手術数例が1番多いという理由で選択した病院です。
(検査入院前はまさか手術もできないと言われるとは思っていなかったので。)

病院選びはすごく難しいですね。
温熱療法についても教えていただきありがとうございました。
抗がん剤、温熱療法を併用して治療を行ってくれる病院を探したいと思います。



463 名前: nored22 投稿日:2003/07/09(水) 18:01
膵臓癌に遺伝性は証明されていません。それが本当に医師が
言ったとするなら許し難い発言です。乳癌ならまだしも。
膵臓癌の抗ガン剤治療は施設により大きな差があります。
そしてその成績はしばしば手術の成績と関係ありません。
病院の名前で選ぶのではなく提示される治療法で病院を
選ぶ時代と言うことを良く理解して下さい。
私ならGEM+5-FU又はCPT-11+5-FUのどちらかを薦めます。

464 名前: ne-ko 投稿日:2003/07/10(木) 08:40
医者の発言ですが、こんなことウソついてもしかたありません、事実です。
イジメ?、この人なにか私生活に嫌なことでもあってこっち(患者側)にぶつけてる?とも思ってしまいました。
証明されていないのは、いろいろ本を読んだりしてみてもよく分かりました。
今更ですがその医者も、少しは心のケアも考えてくれる人間になってもらいたいものです。
先日から本格的にに転院先へ出向いています。
おかげさまで丁寧に診てくれそうな病院を見つけることができました。
GEM+5-FU、CPT-11+5-FU、参考にさせていただいて、転院先の医師にも伺ってみたいと思います。
ありがとうございました。

465 名前: ne-ko 投稿日:2003/07/10(木) 08:43
それからnored22さんのおっしゃる通り、
「病院名で選ぶのではなく、治療法で病院を選ぶ」というのは、本当に大事ですね。


466 名前: yokomaku 投稿日:2003/07/10(木) 14:03
すい臓がんになってしまいました。現在治療中ですが、ネットで
見ていてもすい臓がんに関してはあまりいいこと書いてないもんで
ちょっと落ち込んでいたら、このページにたどり着きました。
現在ジェムザール単独治療中ですが、ずっと抗がん剤使って
いたら体のほうが参ってしまうとも言うので、やめようかとも
思うのですが、やめると、痛みや転移も時間の問題になるんでしょうか。
いまのところ、転移はなく4cmの癌で、バイパス手術のみ
を受けて食欲はあるんですが、、、、
http://www2.odn.ne.jp/~haf99060
、、、、、、、、

467 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/12(土) 23:37
天仙液は中国王振国医師が開発した世界的に有名な抗ガン漢方薬で、
中国国内の16の医療機関における807の臨床例により、80.2%の有効性が証明され、
米国立ガンセンターにおける臨床実験においても、「10種類のガン、48種類の
ガン細胞に対して80.4%の有効性があり」と実証されました。 
中国政府が唯一、抗ガン漢方薬として公式認定したことから「中国一号」と命名されました。
当店では、この天仙液(ガン治療用、ガン予防用の2種類ございます)を
中国から直送で格安価格にてご提供しております。
是非1度ホームページをご覧ください。
http://www.kanpouya.com/txy.htm

468 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/13(日) 11:37
また、かの「有名」な似非薬ですか。
*********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
*********************************************
いいかげんにしろ!!!

469 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/13(日) 16:21
初めて投稿します。某大学病院で膵頭部に2センチほどの嚢胞があると言われ、
精密検査をした結果、粘液性嚢胞腺腫と診断されました。経過観察となりましたが、
腺癌の可能性も否定できないということで悩んでいます。一般的な膵癌とは違うらしいの
ですが、どのような予後をたどるケースが多いのでしょうか。専門の方が多いようなので
意見を聞かせてください。お願いします。

470 名前: クスクス 投稿日:2003/07/15(火) 15:46
はじめまして。すい臓癌の治療のことで調べていたらたどり着きました。
私、年齢は34歳で出来ればもう少し長く生きたいです。

簡単にいきさつをお話しします。
・2002年7月 疑わしき腫瘍がすい管にみつかり、すい尾部と脾臓を摘出手術。
       細胞検査ですい臓癌と確定。
・2003年4月 PET検査で残したすい臓に新たな癌が見つかる。
       腫瘍マーカーでも確認。
・2003年5月 残りのすい臓・十二指腸・胆のうの摘出手術をする。
・2003年6月 放射線治療・抗がん剤(ジェムザール)治療を終了。

今は手術時に肉眼でわかる腫瘍は取り除き、できる治療も終えたので
月に1回の診療のみです。白血球が戻りしだい抗がん剤を再開するかどうか
というところですが、免疫療法にとても興味があります。
ただ、一言に免疫療法と言っても漠然としていてはっきりしません。

興味があるのは、もともと体内に持っているがん細胞と戦う細胞を増殖して
投与するという方法で、もっと詳しく知りたいのですが・・・
事前に検査すれば癌と戦う細胞の中でも自身が持ち合わせている量の少ない細胞
がわかるとか。
それから、私は幸い珍しく比較的早期?発見ができたと思っていて、
医師からもステージⅡと言われています。あるかどうかもわからない癌に
免疫療法が的を得た治療法なのかも良く知りません。

詳しい方がいらしたら教えていただきたいと思い、長々書いてしまいました。
よろしくお願いします。

471 名前: 774 投稿日:2003/07/17(木) 12:29
医療機関・研究機関などで行われている免疫療法としては、従来抗がん剤などと併用されてきた
ピシバニール,レンチナン、クレスチン、ソニフィラン、やインターフェロン、インターロイキン2
などを用いた方法があります。その応用としての活性化自己リンパ球移入療法や
モノクロナール抗体による治療、がんワクチン治療などが学会レベルで議論されています。


472 名前: 206 投稿日:2003/07/18(金) 10:31
はじめまして。
私の母65歳が、今年の4月末に膵臓癌と診断され4センチ位の膵頭部癌でした。
(それまでは、別の病院で膵炎と云う診断で1月以上入院でした)
転院後、バイパス手術・術中照射をし、入院中は、放射線・ジェムの抗癌剤治療の後、
退院前のCT検査では、かなり小さく影が薄くなり5人に1人くらいの
確立での効果ですと医師から説明をうけ、1%でも希望がある事に
望みがつながりました。
退院後は、週1回の抗癌剤治療の通院のみで、食欲も入院時は吐き気で取れなかったのが、
嘘の様にもどり、一人で散歩も出来るようになりました。

現在のところ安心しているのですが、一つ気になるところは、
ジクジクした腹痛がとれないと云うところなのです。医師からは放射線の副作用で、
日にち薬という説明なのですが…放射線治療終了後、1ヶ月半程度が経過していますが、
やはり個人差の問題なのでしょうか?胃炎等の薬は頂いています。
何か情報があればと思いこちらに書き込みをさせていただきました。
食欲・排便は全く普通なのですが…宜しくお願いいたします。

473 名前: KK 投稿日:2003/07/18(金) 12:40
もしジェムザールがきかなくなった場合、ジェムと5FUの併用は効果が診られるのでしょうか?また、CPT-11と5FUの併用も効果あるのでしょうか?もし併用するならどちらがよいのでしょうか? 

474 名前: 774 投稿日:2003/07/18(金) 15:44
GEM+5FU、GEM+CPT11いずれもGEM単独より効果が認められています。
副作用の少ないのは前者です。

475 名前: KK 投稿日:2003/07/19(土) 20:21
今ジェム単独で使用しているのですが効かなくなった時併用して効くのでしょうか?

476 名前: 774 投稿日:2003/07/20(日) 13:31
その場合、経過を見ながら、併用療法に切り替えていく必要があります。
併用療法として推奨されているものは他に、放射線療法・CDDP・EPI・
MMCなどがあります。

477 名前: MASSAKI 投稿日:2003/07/21(月) 23:23
父は去年11月頃、すい臓癌と診断されました。以前より、
結構痩せて来ましたが食欲は変化あまりなく、余命は一
年と少しと言い渡されました。本人は告知されていなく
でも、上半身を折り曲げて下を向くという癌患者独特の
姿勢でじっとしていることが散見されるようになりました。
急な変化が現れたのは今年の6月になってからで、父の仕事
の関係でマニュアル車のシフト操作で無理がかかったのか
左鎖骨を亀裂骨折してしまい、起き上がるのが急に不自由に
なり、かかりつけの町医者に入院することになりました、
同時に急に食欲もなくなり、さらに痩せて来ましたが上半身
は自動ベットで起き上がり毎日母に電話するなど元気でした。
医師の説明もありましたが骨やリンパに転移し、骨折もその
影響だといっていました、高齢の為と難しい部位の為、手術、
抗ガン剤、放射線とすべて不可で自然体でいくと説明され、
現在、痛み止めといくばくかの薬しか投与していません。
3week程入院し、現在は自宅療養をしていますが1week以内に
異変がなければ、2-3ヶ月と言われましたが、現在約一月程、
経過しましたが、流動食、栄養剤を一日ほんの少ししか口に
しないため、殆ど骨と皮の体になってしまいました。食欲
減退、足の甲のむくみ、痰がでる、目やにがでる殆ど
末期症状で食道も収縮してしまったのか、殆ど水をわずかに
吸収する程度になりひどい状態です。
このような中でも、弱気なことは殆ど言わず、生きようとする
執念はすさまじいものがあります。未だに癌とは殆ど疑って
いないようで、滑稽な位、他の悪性の病気のせいだと思って
いるようです。無学で片意地の所が気骨ある気性とあいまって
ガンや死の恐怖感に対して幸いしているようです。そうです
退院して一、二週間はベットから起きて来て残り仕事を指示
したり、気になること(死期が近づいているのが判っているの
か)、例えば和式の便所を全自動洋式(自分は一度も使えないの
に急に改造したり.....
私はこんな親父を見て、我侭で頑固でどうしようもなく意固地
な所がかえって物凄く意地らしくもなり、何とかしてやりたい
気持ちで一杯です。本日は休日でしたので家族が皆家に集まり
ましたが数十分毎にあちこちが痛いというのでさすってやったり
中々でない下の世話をするなど、家族も大変です。母は毎夜、
2-3度起こされるようです。このままでは看病するほうが大変
なのでホスピスとか、考えたりしました。
見識ある皆様方、このような父と私たちに何か良きアドバイス
をお願いいたします。


478 名前: エム 投稿日:2003/07/26(土) 19:59
774先生 お聞きしたい事が有ります、
減黄の為に総胆管にBDチューブを入れているのですがもしもこれが詰まってしまったら
新しい物に入れ換える事は可能なのでしょうか?
また いま入っているチューブは術前用の物(樹脂製)らしいのですが金属製で網目状の
永久ステントなども有るようですが実際にどれを入れる事が1番良いのでしょうか、
それを入れ換える時の安全性なども気に為ります、何処の病院でも出来るほど簡単では無いのでしょうか?
また取替えが不可能な場合というのもやはりあるのでしょうか・・

担当の医師からは体外ドレナージを薦められると思うのですが私としては普通に生活できる方が良いのです、
お願いします 詳しく教えて下さい。

479 名前: 774 投稿日:2003/07/26(土) 23:15
ENBDチューブには両端に脱落防止のための”返し”がついていて、これを入れ替えるのは
たやすいことではありません。もし詰まった場合はチューブの洗浄などが必要となります。
ENBDチューブですと手術の際、操作の邪魔にならないばかりか、総胆管の良いガイドに
なりますので、術前の選択としてはQOLの点からもベストだと思います。
手術が不可能な場合のステントとしては金属ステント・ENBDいずれでも
問題ないと思います。
おっしゃる通り体外ドレナージのPTCDだとQOLの低下は避けられませんが、詰まった場合
など容易に入れ替えられるメリットや、即金属ステントに切り替えることも可能となりますので、
やはりそれぞれの状況による選択となるのだと思います。
ENBDを挿入できる技術があれば、金属ステントやPTCD挿入などは,
問題ないと思います。

480 名前: 静雪 投稿日:2003/07/28(月) 13:22
はじめまして。四国の田舎在住の静雪と申します。
膵臓癌に関する情報を集めていたらこのサイトにたどり着きました。
いきなりで大変申し訳ありませんが、どなたか相談に応じてくれたら
と思います。(長文になります。すみません)

実は私の母親(55歳)が膵臓がんと診断されました。
その経緯は次のとおりです。
6月上旬に膵炎を起こして入院しました。症状がおさまったあと
いろいろな検査(超音波、ERCP、血管造影等)を行ったのですが、
原因がつかめず(影があることはわかっていたのですが・・・)、
また腫瘍マーカーや細胞診でも悪性がでなかった
ので、そのまま退院かという雰囲気でした。しかしそこから急に黄疸
が出始め、減黄処置を経た後、手術に踏み切りました。
その結果、かなり大きな癌(大きさは教えてくれませんでしたが、
見た目で3-4cm)があり、門脈や膵臓の裏(ちょっと部位が
よくわかりません・・)にもやや浸潤が見られるということでした。
(遠隔転移はないようです)
ただ、我々は手術前に姑息手術のことを聞いており、その場合だと
早くて2,3ヶ月持って1年と言われていたので、取れるのであれば
とってほしいとお願いしたため膵頭十二指腸切除術が行われました。
(手術後の母親の様子を見ると、この判断は誤っていたのかもと
悔やんでいます・・・)当然癌はSTAGEⅣaで、完全には取れておらず、
再発は確実といわれました。またその医師は
・門脈切除は技術的に可能だが、術後の合併症の危険や、現実の生存
率を考えると、そこまでのリスクを犯す意味に乏しい
・放射線治療もあるが、膵臓癌にはききにくく、かえって他の臓器を
いためる可能性が高いので行っていない
と述べました。
その上で医師は容態の回復後か再発後かは明らかにしませんでしたが
・今後はジェムザールによる治療を行う、悪化した場合は
モルヒネ等の使用も考える
といっています。今母親は術後の回復に努めていますが、大手術
ゆえになかなか回復しません。ただ、次の対策を考えるなら
いまだと思い、投稿されていただきました。
この状況を踏まえて次の相談にどなたか答えていただけると
うれしく思います。長文になりましたので、次に移ります。

481 名前: 静雪 投稿日:2003/07/28(月) 13:22
先ほど投稿をしました静雪と申します。先の状況を踏まえた上で
何点か質問させていただきますのでどなたかアドバイスを
いただければと思います。

まず、医師の対応についてですが、現在では門脈切除や
術中照射が都会の病院では普通に行われているようですが、
それを行うべきだったのでしょうか?いまからでは「たら、れば」
の議論になりそうですが、アドバイスいただければと思います。

また、今後はジェムザールの投与を行うということですが、
このような処置は妥当でしょうか?また各地のHPを見ると
現在では他にもさまざまな診療法が存在するようですが、
それについてもどのような診療科に行くのがいいのかを
踏まえたうえでお教えいただけるとうれしいです。

最後に先ほども申し上げたように自分たちは四国という
田舎に住んでありますので、都会の大病院に通うような
知識・つて・経済的余裕もありません。どなたか四国あるいは
岡山くらいまでで(神戸でもかまいませんが、実際はいけないと思います)
膵臓癌の治療について実績ある病院をご存知でしたら、
お教えいただければと思います。
ただ、我々はセカンドオピニオンの受け方もわかりませんし
遠方の病院に通うような経済的余裕もありません。
飛躍的に改善するような方策がないのであれば、そのまま
今の病院での治療を続けることもやむなしと考えています。
(家族が毎日のように面会できますし、一時退院も
容易ですので・・・)こうした判断の材料にさせていただき
たいので、どなたかよろしく申し上げます。

以上が相談内容です。
いきなりの長文失礼しました。ただ、地方民だと情報も
限られてしまうので、よいアドバイスをお願い申し上げたいと
思います。よろしくお願いします。

482 名前: 774 投稿日:2003/07/28(月) 14:25
四国なら高知県立中央病院・愛媛県立中央病院・厚生連麻植協同病院・
松山赤十字病院などが膵臓癌手術実績があります。
膵頭十二指腸切除+門脈合併切除は非常に高度な技術を要する手術で、
”術中”や術後の合併症も十分警戒しなければなりません。
手術では徹底的に”根治”を目指すべきですが、一方ではそれだけリスクを
おうわけですから、実際に執刀した外科医の術中判断だったと言うことだと思います。
そして残存がん細胞に対して、GEMによる術後補助化学療法を併用するということで、
ここまでの判断は決して間違ってはいないと思います。更に応用としてGEMをkeyとした
コンビネーションを検討することも可能と思います。
掲示板上ではいくらでも理想論を展開することは可能ですが、現実的には、
今の状況下で最善を尽くすことが大切だと思います。

483 名前: 静雪 投稿日:2003/07/28(月) 16:46
>774様
 早速のご返事大変ありがとうございました。
何しろいきなりのことだったので膵臓癌に対する理解も不十分な
ままで書き込んでしまい、大変申し訳ありませんでした。

懸案だった四国の病院についてもお答えいただいてありがとうございます。

ただ今の病院の対応も自分の(少ない)知識と774様の返答をみる
かぎり、十分ではないにせよそこそこ堅実なものだと思われますので、
今のところ容態の回復と基本的な化学療法についてはこのままでいき
たいと思います。ただ、即座に命にかかわることなので、セカンド
オピニオンは受けられるように考えていきたいと思います。

ここまで乱文ですみませんでした。もっと知識をつけていくと
新しい方策や疑問なども
出でくるでしょうから、日々勉強していきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。



484 名前: 静雪 投稿日:2003/07/30(水) 13:23
恐れ入ります。ついこの間相談させていただいた静雪と申すものです。
技術的なものとはあまり関係ありませんが、病院について質問させて
いただければと思います。

482番の774様のレスにより、四国で膵臓癌の手術実績がある病院
についてご教授いただきましたが、各病院の実績についてもう少し詳しく
お教えいただけないでしょうか?地方なのではっきりしたデータが
ないかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。
(自分もHP等を探してみましたが、HPを持っていない病院すらあるので・・・)
もしはっきりとしたことがわからないのであれば、「実績ある」とする
判断基準でもお教えいただけないかと存じます。

また、当方の家の場所的位置から、その4つの病院はかなり遠いです。
四国東部の瀬戸内海側(川之江市あたりから丸亀・坂出・高松
さぬき・東かがわ市等を経て徳島市にいたるくらいの位置)で膵臓癌に
たいして実績のある病院はありませんでしょうか?無いと言っているのを
再度お聞きするような形になって申し訳ありませんがよろしくお願い
申し上げます。

ところで病院の話とはぜんぜん違うんですが、うちの母親の場合結果としては
相当に進行した癌であったにもかかわらず、事前の検査では腫瘍マーカー
の値は小さく(正確には忘れましたが2桁だったと思います)、また、
ERCPの時に膵液などの検診を行っても悪性の疑いはありませんでした。
そのためかなり落胆しています。主治医の話ではこのようなケースも
よくあるとのことなんですが、どうも腑に落ちません。
実際のところ、このような検査を行っても悪性かどうかはっきりしない
ということは普通にあるのでしょうか?終わったあとでの
愚痴みたいになって申し訳ありませんが、どなたかお教えいただければ
と思います。

以上、長文・乱筆申し訳ありませんでした。
自分でもいろいろ調べていますが、やはり、情報を持っている方に
お聞きするのがいいかと思いませいて投稿させていただきました。
どうかよろしくお願い申し上げます。

485 名前: 774 投稿日:2003/07/30(水) 19:08
もちろんこの場合の実績=膵臓がん年間手術件数ということになります。
香川県にしぼると、香川県立中央病院・高松赤十字病院・坂出市立病院・香川医科大学
などが膵臓がん手術に対する基準を満たしています。もちろんこの統計には技術の優劣や、
術後合併症の発生頻度などの因子は含まれません。
また、更に徳島市まで検討すると、徳島大学病院・徳島県立中央病院などが入ってきます。
膵臓がんの診断は極めて難しく、画像診断、細胞診などを頻回に行い最終的に診断することと
なっていますので、術前に確定診断がつかないケースもあると思います。
その場合、開腹による術中細胞診などのステップを踏むこともあります。

486 名前: 静雪 投稿日:2003/07/30(水) 19:38
>774様
 いつも素早いご返答ありがとうございます。
 
今まで四国各県の病院についてご教授いただきましたが、母親が
手術を受けたのは、そのどこでもありませんね・・・
最初に運び込まれたのが今の病院だったのでしょうがないといえば
しょうがないのですが・・・
しかし、実績ある病院をお教えいただいたので、母親の体調が
戻ってくるのを待って、セカンドオピニオンを積極的におこなって
いきたいと思います。(もちろん自分も勉強していきます)
どうもありがとうございました。

ところでやはり膵臓がんの診断は難しいようですね。
あまり有名でない病院にかかったので主治医の判断がよくなかったのでは?
とも疑ってしまいましたが、今思うと疑心暗鬼にかかっていたように
思います。

ともあれ、いろいろお教えいただいたので、これらの情報等から
今後のことを考えていきたいと思います。
また何かあったらよろしくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。

487 名前: 774 投稿日:2003/07/30(水) 20:55
お母様のためにも是非頑張ってください。
誤解のないようにお話すると、”実績のある病院”=”いい病院”とは限りません。
症例数の多い分の長があり、何かと頼れる施設ということになりますが、
がん治療に優れた医者は他の施設にも大勢います。
特に外科手術においては経験数がものをいいますが、それ以上に執刀医の臓器を操作する
タッチが大切です。これは医者の普段の言動からも推測できるファクターですので、
参考にされてみてください。

488 名前: ne-ko 投稿日:2003/08/04(月) 23:56
静雪さんへ

私の父(60才)は、手術数例が最も多い都内の病院で、手術不可能、放射線は効かないのが分かっているからしないと言われ、点滴による抗癌剤だけの治療で過ごし、余命は250~300日と診断をされてしまいました。
本人に余命まですぱっと言ってしまった医者(その病院では膵臓系の担当長)に命をまかす気になれず納得いかないので、いろいろ検討をして、温熱治療と動注化学療法を行ってくれる医者を探し転院しました。
774さんのおっしゃる通り、実績のある病院=良い病院ではないですね。
患者を前向きに生きる意思を引っ張り出してくれる医者を探すのが大事だと思います。
”動注化学療法で転移している肝臓のガンは消えるけど、膵臓の(ガン)は硬いので少しずつだけど小さくなるように治療していきましょう。”
と、父本人にも説明してもらっています。
幸い通える範囲内にそのような病院がありましたが、全国にも最後まであきらめないでQOLを高めてくれる治療方法を行う病院があると思います。
頑張って探してくださいね。


489 名前: 静雪 投稿日:2003/08/05(火) 11:10
ne-ko様

私の相談にご返答いただきましてどうもありがとうございます。
ne-ko様や他の方々の体験談を聞いていても病院・医者選び
というのは大変重要でかつ難しいものなのですね。
自分は地方民なので、病気なら
近くの町病院→大事なら県内の大学病院
というルートがごく当たり前のように感じていましたが、
やはりそういう考え方は見直して、実際にいろいろな病院に通って、
そこの先生の治療方針なども聞いたうえで、方策を立てていこうと思います。
(それに、今の病院も実績がなさそうだからダメだろうなどと考えていましたが、
そんな外見にとらわれずに主治医とよく相談してみれば、いいところが
見つかるかもしれません・・・)
ともあれ、地方だから選択肢が少ないだとか大病院しか頼りにならない
などといった考え方は改めて、いろいろまわっていきたいと思います。
(それと、治療方法が理解できるように勉強することもですね)
実際のところ地方だと(どこでもかも?)医者のプライドが高くて
セカンドオピニオンを求めずらい雰囲気になっていますけど
これもそうはいってられませんね。がんばってみます。

最後にやはりこういうときにいろいろ相談に乗ってくれる方が
いると本当に心強いですね!どうもありがとうございました。

490 名前: KK 投稿日:2003/08/06(水) 19:55
すい臓がんのm腫瘍マーカーについてなんですが今父が受けているのですがなんか二つあって片方は減っていて片方が増えているのですがこれはどういうことなんでしょう?たしか減ってるほうがCEA?かな。もう一方の増えているほうがCA19-9?だったと思います。

491 名前: AM 投稿日:2003/08/09(土) 01:10
はじめまして。父(62歳)が膵臓癌だと診断され、予後は年内と告げられました。
膵臓癌について調べていた所、こちらに辿り着きました。
掲示板に書き込むのは初めてで、癌についても治療等についても右も左もわからず、不慣れで申し訳ありませんが、どなたかアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。

初めは、6月初めから約1ヵ月、便秘気味だと言っていたのですが、痛みが出始めたのでかかりつけの病院で診てもらいました。
胃カメラで、十二指腸に出血があるのが発見され、潰瘍のようなので即入院という事になりました。
その後の検査で、大腸に2つポリープが見つかりましたが問題はなく、便秘だったのはこのせいだったということで、簡単に切除してもらいました。
むしろ問題は十二指腸の出血で、初めは十二指腸癌と言われました。
まだ小さいので手術して取り除けば完治するという事で、手術する事になりました。
更に手術の為の検査をし、その結果、膵頭部に出来た膵臓癌で、他の管にも食い込んでおり手術は不可能、更に肝臓にも転移していると言われました。
その時に予後年内と言われ、黄疸が出ないように胆管と腸、更に十二指腸の癌が大きくなって詰まった時の事を考え、胃と腸、2つのバイパス手術をする事になり、今週5日に手術しました。
手術後、執刀を担当された主治医から、胆嚢を取って胆管と腸を繋げた事、胃と腸を繋げた事、膵臓癌は他の管に食い込んでいて硬くなっており、やはり切除は無理だった事、肝臓の裏の管も硬くなっていた事、そして腸に直径2㎝位のポリープがあって切除した事を説明されました。
そして今日、腸にあったポリープから癌細胞が発見され、すでにお腹に散っているだろうと言われました。
今後は抗癌剤での治療のみになるそうで、「5-FU」「シスプラチン系」「ファルモルビシン」「マイトマイシン」「ジェムザール」の薬の名前を挙げられ、先の3つを主に使う事になるだろうと言われました。

この1ヵ月というもの、診断結果が変わる度に目の前が真っ暗になり、今日の説明を聞いた時は体の震えが止まりませんでした。
本当にもう抗癌剤の治療しかないのか、抗癌剤は効くのか、他に治療法はないのか、全く知識がないのでおろおろするばかりです。
あと、こちらの掲示板を拝見していて初めて知った、セカンドオピニオンを考えていますが、できれば大阪で、最適な病院をご存じないでしょうか?
要領を得ず、拙い文章で恐縮ですが、どなたかアドバイスを頂けないでしょうか?何卒よろしくお願いします。

492 名前: MON 投稿日:2003/08/12(火) 18:00
はじめまして。私の家族が先日、膵癌の手術をうけました。
膵頭部に約1.0~1.5センチ位の腫瘍で、膵頭十二指腸切除
でした。比較的早期で、病理の結果、リンパや神経には
転移はまったくなかったそうです。ただし腫瘍本体の病理結果
はまだでておりません。
術後の合併症もほとんどなく、術後22日で退院になりそうです。
ただ、主治医より、再発防止のための、抗がん剤治療に
ついてあと3日で退院というのに、まったく話がありません。
患者本人は、副作用がきついことをよくしっておりますので
できればやりたくないようですが、家族としてはやはり
やるべきだと考えております。
腫瘍自体の病理結果をまってから、抗がん剤治療方針がきまるものなのでしょうか。
もしかしたら、癌ではなかったのではと甘い考えも浮かんできます。
手術前の説明で、99パーセント癌だと思うが、腫瘤形成性膵炎
の可能性もあるという事だったので。
抗がん剤治療方針はどのタイミングで決まるものなのでしょうか。

493 名前: 浩之 投稿日:2003/08/16(土) 01:05
はじめまして。先日私の母(70歳)が膵臓癌と診断されました。医師の説明によると、膵臓の中部にかなり大きな腫瘍があり周りの血管に湿潤しており、胃にも変質が見られるとのことです。手術はできず、来週から抗がん剤による治療を始めるとのことです。余命はもって1年と言われました。全く初めての経験で、どうしたら良いかわからず悩んでおります。何かもっと有効な治療法、専門医等なんでも良いのでどなたかアドバイス頂けたらと思っています。よろしくお願いします。(さいたま市在住)

494 名前: toshi 投稿日:2003/08/16(土) 13:54
現在膵癌の治療の為入院しているtoshiと言います、少しお聞きしたい事が有り
ます。

私は十二指腸の入り口が大きくなった膵癌に、出口付近はリンパに浸潤した癌により
それぞれが狭窄(どの程度かは知らされていません)して固形物の摂取を禁止されてし
まい
流動食とジュースなどの水分系しか摂る事ができない状態です、
主な栄養分は首からの点滴でフルカリック(現在2号です)とトリフリードのみなので
すが
フルカリックに代えてからどうも血糖値が上がってしまうようで1日に4回ほど血糖値
を計り
上がり過ぎていた時にはインスリン注射という結果になっております、
血糖値の方は1番上がった時で340くらいだと看護師から聞きました、
インスリンを打つと2~3時間後には120位には下がっているようです。
この血糖値の以上は高カロリー点滴による影響も有ると言われましたが
やはり癌による影響が大きいのでしょうか・・?
ここ暫くは黄疸も出る事無く安心していたのですが血糖値に以上が出るなんて、、、
たとえ食べる事が出来なくても他の方法でなんとか体力を取り戻し自宅からの通院へ

切り替えたいのですがこの先どうなるのかとても不安です。

今週よりジェムザールを始めましたが吐き気・発熱・倦怠感に悩まされています、
吐き気はジェムザール投与後2日ほどで治まってくれたのですが
発熱と倦怠感の方は今の所毎日で、平熱には下がらず微熱~39°の間をさまよって
います、
昼間は余り高熱に為りませんが夜間に高熱になり眠れないのがつらいです、、
倦怠感は朝から昼にかけてが1番ひどくてベッドから起きるのも大変です、
肺の炎症とひどい骨髄抑制が起きなければジェムザールは続けられるそうですが
血糖値の問題や発熱・倦怠感などが有り「治療」と呼べる物を果たしていつまで続けら
れるのか
そんな事を考えるととても不安に為ります。

それと、10日程前にレバー色の血便が出たのですがこれはやはり十二指腸からの出
血なのでしょうね、
殆ど食べないせいか排便は3~4日に1度しかありませんが血便の量も減っているみ
たいで
なんとなく少しは安心してるのですが、、、
ジェムザール投与2日後辺りからお腹が張ってしょうがないのですが(ゴロゴロとう
るさいです)
1日に摂る水分量が約500~600mlと点滴などの1600mlなのですが尿の
方は毎日
1500mlほど出ているので「腹水でなくガスが溜まっているだけ」なのかと考えて
います、、

私の質問したい事もうまく伝わるかどうかな書込みに為ってしまいましたが
事実を詳しく知りたいと思っています、 どうか宜しくお願いします。


495 名前: 通りすがり 投稿日:2003/08/17(日) 15:52
素人ですみませんが・・・

インシュリンは膵臓から出るものですので、膵臓に腫瘍があれば異常が出ても不思議ではないでしょう。
食事(点滴)と血糖値の変化がわかれば、多分(としか書きようがありませんが)糖尿病の方と同じように自己注射により在宅ケアが可能になるのでは。(というか、なるといいですよね)

ジェムザールの副作用については、吐き気については、吐き気止めの工夫により、より改善するかもしれません。
現在の吐き気止めの内容を具体的に書かれて相談されてはどうでしょうか。

また、薬の効き具合しだいですが、薬量の減量も可能かもしれません。

腹水かガスかについては、素人で全く検討がつきませんが、主治医のご意見をまず訊かれてしかるべきでしょう。
血便も同様です。

いずれにしても、ご本人の希望(在宅・外来治療)やご本人しかわからない体調(吐き気・倦怠感などや血便)を主治医にきちんと話された上で、よく話し合われることが第一ではないでしょうか。む

496 名前: toshi 投稿日:2003/08/17(日) 21:44
ちょっとお聞きしたい事が有るのですが、

某ハーブティーのホームページにて「インスリンは癌細胞の成長ホルモンになってし
まう」
と書いてあるのを発見しました、
私は現在血糖値の以上の為にインスリン注射を受けているので大分心配です
インスリンが癌細胞の成長ホルモンに為ると言うのは事実なのでしょうか?

またそれが事実だったとしても血糖値を下げる為にインスリンはどうしても必要なの
でしょうか、
他になんらかの血糖値を下げる方法は無いのでしょうか?

497 名前: 通りすがり 投稿日:2003/08/17(日) 21:52
いい加減なHPを見て心配するより、きちんと主治医の意見を聞こう。

498 名前: toshi 投稿日:2003/08/17(日) 23:19
通りすがりさんへ

ではまったく関係無いんですか!
なら安心なんですけど・・・。

499 名前: 通りすがり 投稿日:2003/08/18(月) 13:07
医者ではありませんが、常識的に考えて・・・

インシュリンは、健康な人は誰にでもある(ないと困る)ものです。
量が少ないと、いわゆる糖尿病になりますし、多すぎると低血糖(さらには、それによる昏睡)になります。

ということで、インシュリン注射については、正常な人(言葉は悪いかもしれませんが)と同程度のインシュリン量となるように注射の薬量(やそのタイミング)を調整しているはずです。
(少ないと、効果不十分ですし、多すぎると低血糖による問題が出てきます)

そして、もしも通常誰にでもあるレベルの「インシュリン」がガンの成長に影響を有意に及ぼすとは考えにくい(気にしても無意味)というのが素直な見方でしょうから、インシュリン注射についても同様というのも素直な考えだと思われます。

もしも、インシュリンがガンの成長と関係あるとしても(これがウソか本当かは知りませんが)、その場合のインシュリンの「量」と通常体内にあるインシュリンの「量」が同程度なのかなどなど確認すべき点は多くあると思います。

このような素人でも分かる点を無視しているHPをいい加減と書いた次第です。

なお、現在、インシュリンの注射をしているとのことですから、このようなweb上ではなく、その主治医の方に質問されるのが本筋だと思います。

500 名前: toshi 投稿日:2003/08/18(月) 16:53
通りすがりさんへ

いろいろとアドバイスをしてくれて有り難うございます、
でも出来れば専門医の方にご説明頂きたい気持ちです。

通りすがりさんのご意見を無視している訳では決して有りませんが
やはり医師の方からの説明の方が安心出来ると思います、
ここの掲示板には御医者様からのレスも多々有るみたいなので書込みしてみました、
担当医も信頼しているのは事実ですが調べる事が可能なら調べてみたいと思ったのです。

501 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/18(月) 19:09
何を聞きたいのか整理していただけますか??

502 名前: toshi 投稿日:2003/08/18(月) 22:03
今私が1番知りたい事は、某○○アックのホームページに書いてあった
「インシュリンが癌の成長ホルモンになる」が事実なのか根拠の無い嘘なのか
と言う事なんです、もしも嘘ならばなんら気にする事も無いのですけど
事実の可能性が有るのならば自分でも飲み物などに気をつけて少しでも
糖分などの摂取を控えた方が良いのかとか色々考えたりしていました。

最初の私の書込みは纏まらない物になってしまいました、すいません。
アドバイスをお願いします。

503 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/19(火) 23:16
>>502
インスリンが膵癌の成長を促すと言う話は聞いたことが
ありませんが..

504 名前: toshi 投稿日:2003/08/20(水) 20:52
ありがとうございます、なんか安心しました。



505 名前: 一応医者の2人目 投稿日:2003/08/21(木) 03:55
糖尿病なめてると失明して透析になって四肢切断して心筋梗塞になって
脳梗塞起こして床ずれ起こして全身腐って死にますよ。

あっという間だよ。

成長ホルモンは灰色といわれてるけどインスリンは発がんには関係ないでしょう。
医者のいうことはまじめに聞くこと。
太ってるなら何が何でも瘠せるように。

506 名前: toshi 投稿日:2003/08/21(木) 07:51
2人目さんへ

医者の言う事聞いてちゃんとインスリン打ってもらっています、
血糖値が高いのだから「灰色」でも仕方が無いですからね・・。
ところで私は太ってはいません、165cm/43kgだから大分痩せてますよね。
担当医からは高カロリー点滴が血糖値上昇の原因だろうと言われました、
いま体力・体重をなんとか戻そうと必死で何か食べようと考えているのですが
血糖値の問題などがあり何を食べて良いのか悩んでいる状態です。

507 名前: 新薬 投稿日:2003/08/21(木) 19:27
膵癌が肝や肺、リンパ節へ転移してしまった方には、
塩酸ゲムシタビンが標準的治療であることは、周知の事実と思いますが、
その次の手段は、残念ながら期待薄といっても過言ではありません。

がんセンターなどでは新薬の治験(臨床試験)を実施している場合もあります。
フェーズ1ですが、新しいタイプの薬剤(分子標的薬剤)を扱っている
病院があると思います。
塩酸ゲムシタビン+5FUも治験実施中であると思います。

大阪の病院を探されている方がいらっしゃいましたが、大阪府立成人病センター
(消化器外科)はいかがでしょうか。
そちらで現在治験を行っているかは分かりませんが。

508 名前: KARI 投稿日:2003/08/22(金) 09:37
はじめまして。
家族が先日、家族が膵臓癌の手術をうけました。比較的早期であったようで
リンパ、神経、多臓器等への転移 浸潤はまったくありませんでした(病理検査の結果)
再発防止の為、ジェムザールの投与が始まりましたが、副作用だと思うのですが
投与後、3.4日 きつい倦怠感のため、まったく食事が取れない状態が続きました。
退院して間もないことも、あるとは思いますが、日に日にやせていくのがわかります。
やっと昨日あたりから、わずかながら食事するようにはなりましたが、
次の抗がん剤投与が明日にあります。
こんな状態でも、抗がん剤治療を続けるべきなのでしょうか。
それとも何か 副作用をすこしでも軽減できる、方法があるのでしようか。
但し、代替医療には、疑問をもっています。健康食品で癌が 縮小したり消えたりしたという
たぐいの話は、まったく興味がありません。
とにかく、抗がん剤を続けるにしても 副作用をすこしでも
おさえたいのですが。


509 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/08/22(金) 10:35
ジェムザールによる倦怠感は10%以上の頻度で認められています。
その他の抗癌剤に切り替えたところで、副作用との戦いはある程度は避けられないかと思います。
悪心・嘔吐に対する予防薬はありますが、倦怠感は・・・
膵癌再発予防での投与でしたら、投与量を減量できないか、先生へ相談することも選択肢となるのではないのでしょうか。
体重については、5~10%程度の減少は仕方がないと思います。

510 名前: 通りすがり 投稿日:2003/08/22(金) 11:17
KARIさん

手術は成功し、転移も認められなかったとのことよかったですね。

ただ、脅かすわけではないのですが、すい臓がんは手術が成功したように見えても、目に見えない転移が既にあり再発という例が非常に多くありますので抗がん剤治療自体は継続されることをお勧めします。

副作用の件ですが、倦怠感と体重減少(食事がとれない)をわけて考えたらどうでしょうか。

例えば、食事はとれなくとも水分はとれているならば、カロリーメイト(一缶200キロカロリー)を何本か飲めればいくらかでも体重減少は減ると思います。
また、薬などにより、食欲を増進させる別の方法もあるかもしれません。
極端な場合(そこまですべきかは不明ですが)、中心静脈点滴による高カロリー点滴ならばカロリーはいくらでも確保できます。
(この場合、病院でカテーテルを静脈に差し込む処置が必要ですが、点滴自体は訪問看護を利用すれば自宅で可能です。)

また、体重減少については、術後まもないことでしょうから、その影響もあるかもしれません。

抗がん剤の適量には幅がありますので、名無しさんのおっしゃるとおり、薬の減量も一つの候補となるでしょう。
また、術後時間がたっていず、その影響もあるようでしたら、抗がん剤治療を延ばして体力の回復をとりあえず図るということもあるかもしれません。

いずれにしても、大きな手術をされたわけですから、ある程度の体重減少はやむを得ないとしても、減少が継続するようですと「生活の質(QOL)」の低下となり、なんのための治療かわからなくなります。

明日、治療があるとのこと、ぜひともご一緒にいらして、主治医の方に状況をよく説明され、相談されてはどうでしょうか。これが積極的対策の第一歩だと思います。

なお、当方は、医者でなく患者のほうなので、不正確な点やいいすぎな点がありましたら、その場合は申し訳ありません。

511 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/22(金) 20:12
膵癌で「比較的早期であったようでリンパ、神経、
多臓器等への転移 浸潤はまったくありませんでした
(病理検査の結果)」
この場合何もしないか,しても術後にジェムをやる施設は
少ないと思いますが,二人目さんの意見も聞かせて下さい.



512 名前: KARI 投稿日:2003/08/23(土) 16:16
早速のご返事ありがとうございます。大変参考になります。本日の抗がん剤投与は
血液検査の結果、白血球不足のため、来週に持ち越しとなりました。
主治医は、もうすこし様子を見たいとのこと(副作用軽減の為の処置)
あるていどは、慣れてもらわないといけないとのコメントでした。
私たちは、術後の経過が順調だったこともあり、なにかもう完治したような
感じでしたが医者はやはり冷静ですね、いかに予後の悪い癌であるか痛感させられる
内容の話をうけました。
511、一応医者です、様へ
実は癌本体の病理結果はまだわかっていません。術前に癌であるという決定的な診断はありませんでした。
あくまで画像での判断で99パーセント間違いないということでした。
もしかしたら、腫瘤形成性膵炎の可能性もあるということでした。
腫瘍マーカーもまったく正常値でした。術後摘出した組織を
見せていただきましたが、すこし硬いしこりが(ひとさし指大)ありましたが、見ただけでは
どれが癌なのかわかりませんでした。術後の抗がん剤投与はやはり
再発防止ため、(念には念を入れて)と理解していますが、通常はしないものなのですか
それともなにか、医者として気になることがあるのでしょうか。
術前の説明では、胃は残すことができるでしょうという説明でしたが、術後 約1/4取ったと聞きました。
家族としては、すこし気になっています。





513 名前: 通りすがり 投稿日:2003/08/23(土) 18:47
KARI さま

医者ではなく、患者ですので間違っていることもあろうかとは思いますが。

一般に、膵臓がんは、早期に転移が発生している可能性が高いものであり、手術でがんがとりきれたと判断されてもかなりの確率で再発が生じるものです。
したがって、胃ガンなどの「普通」のがんならば、「比較的早期であったようでリンパ、神経、多臓器等への転移 浸潤はまったくありませんでした(病理検査の結果)」ならば、抗ガン剤治療はしないか、しても、文字通り「念には念を入れて」ということでしょうが、膵臓がんなので主治医としては、もっと積極的な見方をしているものと思います。
なお、国立がんセンターのHPの膵臓がんの解説を見ると、他臓器に転移が認められないI期やII期の場合でも、手術に加えて抗ガン剤治療をする場合もあるとの記載になっています。

また、胃の一部までを切除したことについては、体の中では、胃と膵臓は隣り合っていますので、胃のうちの膵臓に近接している部分を念のために切ったのではないかと思います。(あくまでも推測ですが。)

以上は、医者ではない者の推測ですので、次の外来の時に主治医のご意見を確認されることをお勧めします。
抗ガン剤治療には、それなりのリスクを伴いますので、疑問がありましたら主治医に確認されて「納得」のうえ、治療を続けられることが肝心だと思います。


514 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/24(日) 11:31
みなさん支離滅裂になってますね.
KARIさん,質問は整理しましょう.
1+1= と聞かれて 2です,と答えたら
実は5+5でした,と言う感じですね.

通りすがりさん,素人が口を挟んでも
混乱するだけです.しかもあなたの書き方は
相手を不安に陥らせる可能性すらあります.
極めて不適切だと思います.

515 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/08/24(日) 17:57
一応医者です さん、通りすがりさんは患者さんと書いてあります。
実際に病気になったものにしか分からない気持ちから来る配慮で書き込みをされたのではありませんか?
ここは医者だけが書き込みをするところではないですよ。
医者の意見が聞きたいなら病院で聞けば良いだけのことです。
医者なら、患者さんとしての通りすがりさんの気持ちも汲み取ってください。


516 名前: ryon 投稿日:2003/08/24(日) 18:59
>>512

 私の家族は、2年強前に、ステージ4の膵臓癌で、膵頭十二指腸切除術(膵臓、胃、十二指
腸の各一部を切除)を受けました。術後、腫瘍マーカーは正常値に戻ったので、抗がん剤投与
は受けていませんが、現在でも再発の兆候はありません。物を食べられるようになって、吐か
なくなるまでは時間が掛かりましたが。

>腫瘍マーカーもまったく正常値でした。

 手術の前も後もですか。それ次第で答えが変わってくるはずです。

>もしかしたら、腫瘤形成性膵炎の可能性もあるということでした。

 腫瘤と腫瘍は全然違う物だそうです。それ次第で答えが変わってくるはずです。


517 名前: まり 投稿日:2003/08/24(日) 19:26
今膵臓癌の治療をしているのですがジェムザールと5FUの併用は可能ですか?

518 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/08/25(月) 16:40
まりさんへ。
十分可能でかつ最有力な治療法と書いてあります

519 名前: KARI 投稿日:2003/08/25(月) 19:16
ryonさま
腫瘍マーカーは、術前、後 共に正常値範囲でした。ただ術前CA19-9だったと思うのですが、42でしたが
黄疸をドレナージにて軽減すると、正常値になりました。

腫瘤の件ですが、ご指摘の通りでDrからも同じ説明をうけております。
ただごくまれにですが、術後病理検査にて癌ではなかったというケースが過去にあったそうです。
特に私の家族は、主膵管にはまったく異常がなく副膵管に1部不明瞭な所があるということで
画像上では、かなりわかりずらい症例だったみたいです。Drの説明もそんなことが背景にあったのではと
おもっています。




520 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/29(金) 18:58
もう書くつもりも見に来るつもりもなかったんですが,
やはり気になって戻ってきてしまいました.
515氏. >配慮で書き込みをされたのではありませんか?
その配慮が感じられないと書いたつもりです.
>ここは医者だけが書き込みをするところではないですよ。
>医者の意見が聞きたいなら病院で聞けば良いだけのことです。
それともなにか、医者として気になることがあるのでしょうか。と512で
述べられています.また,病院で聞けないことを聞きたいのでは??
 まーこれはどうでもいいので,この位に.

少し前の書き込みを見ても専門家らしく書かれているが,全くのでたらめと
言うのもあります.残念ながら本当のことは中々見えにくいでしょうね.
私は少なくとも分からない事は書かないつもりです.
全体的に何を疑問に思っているかが良く分かりませんが.

>腫瘍マーカーもまったく正常値でした。
>>手術の前も後もですか。それ次第で答えが変わってくるはずです
腫瘍マーカーの正常な癌は特に珍しくありません.

>もしかしたら、腫瘤形成性膵炎の可能性もあるということでした。
それなら良性疾患です.癌は悪性ですね.術後に化学療法を良性疾患に
対して行うことはありえません.

>ただ術前CA19-9だったと思うのですが、42でしたが
>黄疸をドレナージにて軽減すると、正常値になりました。
これよくあることです.

>主膵管にはまったく異常がなく副膵管に1部不明瞭な所があるということで
これはちょっと矛盾するんですが,説明が必要ならおっしゃってください.





521 名前: KARI 投稿日:2003/08/30(土) 15:11
一応医者様、説明ありがとうございました。
ただ、主膵管の件ですが、矛盾点ぜひともご説明いただけないでしょうか。
その前に経緯をもう少しくわしく、書かせていただきます。
1.閉塞性黄疸にて発症
2.ERCPにて、検査 主膵管は拡張等認められず。その際膵液等採取できず。(主膵管が1.0ミリほでで難しかったと聞きました)
3.胆管をつぶしている腫瘍はどうも、胆管内部からではなく外からの、腫瘍であろうとの診断。
4.黄疸軽減のための、ドレナージ処置の際胆汁等採取、癌細胞認められず、胆管癌は除外診断。
5.CTにて精査の際、副膵管に途切れているような所があるので、おそらくそこにできた腫瘍であろうとのこと。
6.膵頭十二指腸切除にて、外科手術。腫瘍のおおきさは、約1.5~2.0センチ。

おおまかな、経緯は以上です。Drも主膵管はきれいなもんだといわれていました。
かなり、めずらしいケースだともいわれていました。





522 名前: 一応医者です 投稿日:2003/08/30(土) 16:31
>>521
副膵管は主膵間より前方に位置しています.
一方胆管は後方に存在します.小さな癌であれば閉塞性黄疸で
発症するのは矛盾します.ある程度の大きさがなければ副膵管発生の
膵癌で黄疸により発症することは稀です.お分かりいただけましたか?
副膵管の一部に不明瞭な変化しかない膵癌は勿論あります.
しかし,比較的小さなもので,その位置にあるのにかかわらず閉塞性黄疸で
発症するのは稀であるということです.
更に言えばそういう場合に腫瘤形成性膵炎と鑑別を要することは殆どありません.
即ち膵癌以外に考えにくいからです.

2.ERCPで膵管の造影が可能で膵液採取に失敗することは稀です.
4.一度の胆汁細胞診で陰性だからといって否定はされません.
5.CTでは膵管が途切れていると言う表現にはなりません.

今回の場合腫瘤形成性膵炎よりも Groove pancreatitis との鑑別が必要に
なるでしょうね.しかし,それは術前の話であって,術後は確実に診断がつきますから
その確認をすることでしょうね.
 ちょっと話が専門的になりますが,もし分からなければもう一度聞いてください

523 名前: ぐまちん☆ 投稿日:2003/08/31(日) 10:40
こちらに以前5月に書き込みして以来、5度目になります。
ご無沙汰しておりました。。。

私の母は66歳で今年2月にいきなりすい臓癌だと言われ、ステージ4で3月6日に何とか手術をしました。
手術では膵臓の上部・十二指腸・門脈の一部・胆管・胆嚢等の臓器を取り除きました。
術後は著しく食欲・体重低下に悩まされており、さらには癌の再発が・・・判りました。
医者からは本人の体力も落ちており、手術は不可能と言われました。
ついには先月に術後・腫瘍マーカーが300まで落ちたのが、800→1200と1週間ごとに増えて行く状況です。
さらには腹水がたまり、お腹がパンパンに張ってきてしまい、ただでさえない食欲がますます低下しております。
手足もむくんでとても苦しそうです。
見た目はお腹だけが出ていて、身体はガリガリなので難民のようです。

ただしかし本人も含め家族とも「あきらめない!」がんばる気力だけは、あります。

もう医学では、手の打ちようはないのでしょうか。。。?
私の大切は母です。
どなたか助けてください!!!!よろしくお願い致します。

524 名前: KARI 投稿日:2003/09/01(月) 18:33
一応医者殿
そうなんですか。どうも私が主治医の説明を正確に聞いてなかったようですね。
近々最終的な病理検査の結果の説明を主治医がしてくださるそうなので、
その時に確認してみます。
先日2回目の抗がん剤投与がありました。
前回は、倦怠感だけで何とか済んだのですが、今回は極めて激しい嘔吐がありました。
あまりにも激しいので、救急車で病院へ運ばれる始末。脱水症状一歩手前でした。
ゾフラン点滴してもらいましたが、家にかえってその日の夜また2回嘔吐。
すこしは軽くなったみたいですが、相変わらず食事は取れない状態。なにも受けつけないようで
側で見ているだけでつらくなります。
ゾフラン点滴前に、この薬はよくききますからウソみたいに楽にまりますと、いわれましたが
はっきりいって楽にはなっていません。
ステロイドとかいう薬はどうなんでしょうか。
このままでは体力落ちるばかりです。


525 名前: ss 投稿日:2003/09/20(土) 14:38
今後いい薬が出てくることはないのでしょうか?

526 名前: 774 投稿日:2003/09/21(日) 19:34
膵臓がんの治療成績が不十分なのは、発見時すでに進行していることが多い
ことが一つの原因と言われています。
効果的な薬剤は今も研究されていますが、それ以上に膵臓がんの早期発見法
の研究が急がれています。

527 名前: のり 投稿日:2003/09/23(火) 13:10
先日父が,膵臓癌だと告知されました。父は50代半ばです。大きさは5cm程らしく、余命一年といわれました。私達は,父を県内のいろんな病院に連れて行きましたが、どれも、同じ事を言っていました。手術は無理なようです。兄がどうしても…と、父を明後日,東京の国立癌センターに連れて行く事になりました。私や母や、他の親族は、どうする事もできず、ただ、いろんなお寺などにお参りに行くくらいです。母の知人が、冬虫夏草がいいらしい、と教えてくれました。けど、それが本当にいいものなのか、私達にはわかりません。ここは、商品の宣伝は断ると書いていらっしゃいましたが、だれか、もし、冬虫夏草について知っていましたら、教えてください。冬虫夏草さんのホームページにも行ってみましたが、もちろん、わるい事を書いているはずもなく、どこまで信じていいももか、わかりません。冬草夏虫といわず、なんでもいいです。何かいい物がありましたら、教えてください。おねがいします。

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/09/23(火) 13:52
*********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
*********************************************

529 名前: のり 投稿日:2003/09/23(火) 14:07
私は宣伝の為に書いたのではありません。そんな事は,始めに注意書きを読んで分かっています。私は、一刻もはやく、いい手段をさがして、おとうさんに治ってもらいたいのです。このサイトが
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止
だというのは、承知です。けど、こんなに困っているのに、何処を探せばイイのか分からないのです。だから、最後の望みで、膵臓癌の患者さん達が書きこむこのサイトに訪ねたのです。人の命よりも、貴社のポリシーを重視するのですか?みなさまは、ご自分、または、ご家族が癌になられて、私と同じ苦しみを味わっているはずです。だから、何かいい方法はないのか、タブーなのは分かっていて、私は書きました。すごくがっかりしました。

530 名前: 774 投稿日:2003/09/23(火) 18:37
代替療法について、現在までに分かっていることは、がんで治療を受けている方のうち、
厚生労働省の発表では44.6%の方が何らかの代替療法を利用しているということで、
うち、90%をしめる食品の中では、アガリクス59・5%、プロポリス21・7%、
AHCC7・7%、サメ軟骨6・4%の順でした。
ハーバード大学のグループが代替療法についてまとめて、内科学アナルズ2002年12月3日号
に報告していますが、その中で効果ありと判断されたのは、ビタミンEのみでした。
サメ軟骨は調査対象になっていましたが、他のアガリスク・プロポリス・AHCC・
フコイダン・メシマコブ・マイタケ・日本冬虫夏草などは調査対象には入っていません。
代替食品に関して、国内のがん関連学会でも評価していこうという動きがありますが、
現段階では、既に保険適応となっている従来のピシバニール、クレスチン、ソニフィラン、
レンチナンといった、植物由来の免疫賦活剤と同等かそれ以下の効果ということになって
いるようです。これらの免疫賦活剤は臨床での使用に際しても単独ではなく抗がん剤と
併用することで、効果か認められるということになっています。
代替食品のがんに対する効果のEvidenceは未だでていませんが、患者さんの44.6%が利用
されている現実を考えた時に、使用することによる心理的効果は否定できません。
現段階では、代替食品はがんに”効く”・”効かない”ではなく、摂取しても、特に問題はない
との評価が一般的のようです。



531 名前: のり 投稿日:2003/09/24(水) 00:25
774様。
どうもありがとうございました。父は今,親戚のおじさんの勧めでアガリクスと、プロポリスを飲んでいます。今は父の命がかかっているので、お金など考えてはいられませんでしたが、中には高い費用で,知識の無い私達には信頼の置けないお薬もあります。早速母にしらせて、他の道をさがします。昼間かっとなって良くない文章を書きこんでしまいましたが、わずかな希望でこのサイトを開いて良かったです。このサイトを運営されている方,あと、その他の読んでいらっしゃる方、大変すみませんでした。また、何か分からないことがあったら、アドバイスをください。次ぎからは、ルールに違反しないように気をつけます。

532 名前: 名無しさん 投稿日:2003/09/24(水) 02:53
774さんへ。

ピシバニール、クレスチン、ソニフィラン、レンチナン

これらは、膵臓癌でも保険適応になっているのでしょうか?
クレスチンかレンチナンが気になっているのですが。

533 名前: 774 投稿日:2003/09/24(水) 12:34
これら免疫賦活剤の中で膵臓がんに現時点で保険適応となっているのは、
ピシバニールのみです。

534 名前: 532 名無しさん 投稿日:2003/09/24(水) 13:13
ありがとうございました。

ピシバニール
http://www.pharmasys.gr.jp/go/pack/4299400D1020_1_05/



535 名前: 532 名無しさん 投稿日:2003/09/24(水) 14:05
774さんへ。
たびたびスミマセンがもう少し教えて下さい。

ピシバニール=OK-432
なのでしょうか????

536 名前: 532 名無しさん 投稿日:2003/09/24(水) 14:46
たびたび、たびたびすみません。

ピシバニール=OK-432

と解釈しました。お騒がせしました。



537 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/09/25(木) 20:41
★酒に弱い人の飲酒と喫煙習慣、膵臓がんリスク10倍に

・酒を飲むと顔が赤くなりやすい人が日常的に飲酒の上喫煙していると、膵臓がんに
 なる危険度が、酒は飲むがたばこを吸わない人の10倍になることが、国立九州
 がんセンター消化器内科の船越顕博医長の調査で分かった。
 25日から名古屋市で開かれる日本癌(がん)学会で発表される。

 アルコールを体内で分解する能力は主に、ALDH2という酵素の型で決まる。
 日本人には酒に強い型、飲めるがすぐに顔が赤くなる弱い型の人が各45%、
 まったく飲めない人が10%程度いると考えられている。

 膵臓がんになった114人を調べたところ、酒に弱い型は計55人で、うち日常的に
 飲酒の上喫煙していた人は19人だった。これを酒は弱いが飲酒習慣があり、
 たばこは吸わない人と比較すると、膵臓がんになる危険度は10倍も高くなっていた。
 酒に強い型では、飲酒・喫煙両方の習慣がある人の、飲酒・非喫煙者に比べた
 危険度は3倍だった。

 船越医長は「膵臓がんは酒よりたばことの関係が深いことが知られていた。しかし、
 酒に弱い遺伝子を持つ人は喫煙の悪影響がさらに顕著に出るので、酒とたばこ
 両方を習慣的に愛好するのはやめるべきだ」と話している。[9月24日13時8分更新]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000403-yom-soci

538 名前: GEM放射線同時併用 投稿日:2003/09/29(月) 02:32
転載します。
*******************************************
ASTROの機関誌であるIJORBP(Red Journal)にGEM(ジェムザール)と3DCRT(立体照射による放射線治療)の
同時併用の結果が報告されていました。台湾での単一施設での成績ですから、
エビデンスとしてはバイアスがかかっていますが、非常によい成績だと思われますので、
著作権に絡まない程度に抜粋しますと、StageIVa(2002年の規約ではStage3)の膵臓癌18例が対象です。
3D-CRT は総線量50.4-61.2 Gy (1.8-Gy/d fractions)と通常の照射スケジュールです。
GEMは600 mg/m(2)/wk for 6 weeksです。

同時併用での18例の結果、平均生存期間は14ヶ月、治癒4例、縮小5例、病状停止が4例、
病状進行が5例と非常によい結果を出しています。疼痛コントロール7例体重増加7例とも書いてありました。
再発形式では局所再発1例、転移のみ9例、局所再発と転移5例です。
副作用では貧血、食欲不振6例、吐き気6例、消化管出血1例などで、致命的なものはなかったようです。

当院では60Gy(3Gy/20回)でCFIMRTを施行し、その後GEMとしています。
同時併用療法については未知の部分があるため、放射線先行としています。
十二指腸への被曝をやや減らしてからは、倦怠感や食欲不振などもなく、
外来ででも治療が出来ていますが、今後他施設での報告やJASTROの動向などを参考にしながら、
院内での検討のうえGEM併用の是非を考えてゆかねばならないのかと思っております。
以前の論文で放射線治療とGEMの併用が散々なものもあったのですが、
さすがに立体照射は患者様が治療に耐えれるようですね。

新たな可能性を示す論文だと思っています。

2003 9/25
*****************************************************
http://www.geocities.jp/nekoone2000v/pages/PK.html
http://tools.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/6015/@geoboard/1726.html


539 名前: 静雪 投稿日:2003/10/02(木) 09:05
恐れ入ります。
2ヶ月ほど前に母親の膵臓癌について質問させていただいた
静雪です。再度お聞きしたいことがありますので、どなたか
よろしくお願い申し上げます。
(病状については480、481あたりを参照してください)

このたびいろいろとトラブルもありましたが、何とか母親は
退院することが出来ました。しかし、先にも述べたとおり
癌はまだ残っており、今は再発待ちのような状態です。
ただ、こちらとしては今後悪化することが確実に予想さ
れながら対策をせずに過ごすのは気分のいいものでは
ありません。
主治医はジェムザールの使用を考えているようですが、
この時期に化学療法以外での対処法はないのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただきますよう
よろしくお願い申し上げます。

540 名前: 539さんへ 投稿日:2003/10/02(木) 23:17
膵臓癌にvirurizinと言う薬を使用して免疫療法している方もいるようです。

541 名前: lana 投稿日:2003/10/09(木) 23:13
家の主人も膵臓癌になってしまいました。以前に三浦病院に行った方、今の経過を教えていただけたらと思います。お願いします。


542 名前: 774 投稿日:2003/10/11(土) 11:52
上膵十二指腸動脈や脾動脈からの選択的動注化学療法や、カテーテルを
利用した局所温熱療法により、膵臓がんの進行に抑制がかかり、全身化学
療法よりも副作用が少ない為、注目されている治療法だと思います。
この方法だけで治癒するという方法ではありませんが、がんの進行を少し
遅らせる効果はあると思います。

543 名前: 774 投稿日:2003/10/11(土) 12:05
追記
ただ、膵がんの場合、長期生存が期待できる治療法はなんと言っても、
手術療法ですので、まずは膵臓がん手術に長けている施設での診療が
重要です。

544 名前: lana 投稿日:2003/10/11(土) 21:22
774さん、有難うございます。私もそう思うのですが、血管にからんでいる為
手術は出来ないと言われて、5FUの24時間抗がん剤(鎖骨上から管を入れるもの)
とX線の放射線をしましたが14回目で副作用が強く食事も薬も飲めない状態になり
一旦、休憩(一週間)ということになったところです。体重も10キロ減って、今後
の治療及び病院を考えています。今のガンセンターでは、温熱療法もやっていない
との事なので・・・


545 名前: キキ 投稿日:2003/10/11(土) 22:12
はじめまして。私の夫も膵臓癌です。今年4月の検査後、そく入院するように言われ2週間後に告知されました。
息子が生まれて一ヶ月後のことでした。
lanaさんのご主人同様手術は出来ず5FUの24時間投与と放射線治療をしその後、GEMを3投1休で治療を進めています。
先月の初め頃からみぞおちの痛みを訴えはじめ、その為睡眠も殆どとれず、食事に関してはまったく口に出来ません。
主治医には言ってあるのですがなかなか検査をしてくれず私としてはちょっと、主治医に対して嫌悪感を抱き始めているようなしだいです。
9月4日の娘の運動会では御弁当も結構食べられていたのに・・。
2人の子供もまだ幼くまた、夫も35歳とまだまだ若い!
なんとか、彼の人生を繋いでいきたいのです。
食事は和食 でしたが、白米・野菜・豆製品を主にとっていました。
が、今では煮物の匂いを嗅いだだけでも嘔吐してしまいます。
お腹が減ったという感覚もあまりないようです。
このままではやせ細っていくばかりです。
なにか良い知恵をお持ちの方がいらしたら教えて頂きたいのです。
お願いします。



546 名前: lana 投稿日:2003/10/11(土) 22:47
キキさんへ
お子さんが小さくて大変ですね。でも、ご主人35歳ですよね。
大丈夫ですよ。うちは治療中は車で送迎中も途中で車を止めては、
吐いてましたし、食事も摂れませんでしたが今は、果物とか、
頑張って食べてます。又、治療が始まると大変苦しくなるとおもう
のですが、終われば(休憩?)元気になるのですね。もちろん
車に乗ると辛いとか、ちょっと動くと息が苦しいとか言ってます。
やっぱり副作用の強さと怖さを感じています。



547 名前: lana 投稿日:2003/10/12(日) 08:31
キキさんへ
うちの場合は、痛みがひどくモルヒネ他が投与され量も増えてきて
います。まずは、今の主治医に相談してみるのが一番早いと思うの
ですが・・・
それでも納得できない時はやはり他の病院へ相談したり自分で調べた
治療法について聞いてみたり友人知人などに話をしてみたり・・・
私は、とにかく情報を集めるしかないと思い、それを相談して最終的に
は、自分たちで結論を出すしかないと思っています。まだまだ治療法は
あると思うのでご主人と話し合いしながら前向きに頑張るしかないと
思います。

548 名前: みかん 投稿日:2003/10/12(日) 11:07
はじめまして 私の母(57歳)が9月に膵臓癌であることが判明。セカンドオピニオンで今の病院に転院し検査結果がでて
腫瘍3㎝。細胞組織の結果、5の悪性腫瘍でした。門脈に近いところに腫瘍ができており手術はできないと言われ
●放射線治療25回 ●抗癌剤ジェムザール(GME)250mm 週1回×4の併用であさって(14日)から治療して行くことになりました。
連休で今、外泊しているのですが 最近、夜になると背骨の部分が痛く眠れないと言っているのですが・・・これも膵臓癌の症状なんでしょうか?
今まで68kgあった体重がついに59kgに減りました。その影響もあるのでしょうか?
無知な者ですか どなたか教えて下さい。よろしくお願いします。


549 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/12(日) 11:29
みかんさま
背中の痛みは膵臓の背中側にある神経叢などへの波及のために起こっていると考えられます。従来は麻薬や神経ブロックなどしか対処がない場合が多かったと考えられますが、最近では放射線+GEMがあちこちで試みられ、よい成績をあげています。線量、回数に関してはオーソドックスな放射線治療のように思われますから、消化器症状がでるかもしれませんね。でも、個人的には非常に熱心な姿勢を感じられます。
希望しても、その治療を受けられない患者様の方が現在多いのです。(ちなみに当院ではいまだに放射線先行で後でGEMとしています。地方病院の悲しさで、ある程度主要な施設の動向が決まってから追従せざるを得ない面もあるのです。)
体重に関しては、恐らくもう少し減るように思いますが、頑張ってください。かなりの確率で痛みは軽減すると予想しますが。

550 名前: キキ 投稿日:2003/10/12(日) 11:38
lanaさん、ありがとうございます。
そうですね、やはり自分達で結論を出すしかない・・
あまり多くを語ってはくれない主治医なので不安がつのるばかりですが
なんとかやっていきます。
お互いこの先道が開けるように。

551 名前: 774 投稿日:2003/10/12(日) 13:10
みかんさんへ
がんの経過中には、がん自体の痛みやがんに関連した痛みによって、
QOL(闘病生活の質)が損なわれることがしばしばあります。
膵臓がんの場合は、膵臓がんの腹腔神経叢への直接浸潤や、転移性骨腫瘍
などにより背部の痛みが起こることが多いと思いますが、原因はがん自体
の問題だけとは限りませんので、その鑑別も必要です。
がんに関連した痛みであれば、WHOでは三段階の除痛ラダーにより作用
の弱い鎮痛薬から順に使用することを推奨しています。治療の目標は”痛み
による不眠の除去”~”安静時痛の除去”~”体動時痛の除去”~
”痛みの完全除去”で、薬物療法だけではなく、神経ブロックの併用や、
放射線療法、理学療法、心理療法なども併用されます。
特に膵がんに対しては、GEM+放射線療法に除痛療法を併用している施設が
多いと思います。

552 名前: みかん 投稿日:2003/10/13(月) 00:03
ある放射線科医さま
早速のレスありがとうございます。癌治療に対して全く勉強不足なので とてもとても参考になりまた勇気づけられました。
もう1つ教えてください。今日、母の放射線治療の説明書を見ましたら『ライナックスX線』の治療と書いてありましたが 
どのような放射線治療で 副作用とかあるのか等 お時間のある時で構いませんのでわかる範囲で教えて下さい。よろしく
お願い致します。
774さま
早速のレスありがとうございます。突然の母の癌宣告。癌に関して全く無知ですが只今勉強中です。
774さまからのレス 大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
これから治療がはじまりますが 私たち家族も第二の患者として 母と一緒に癌と戦って行きたいと
思っております。いつでも前向きに・・☆



553 名前: kazu 投稿日:2003/10/13(月) 11:24
はじめまして。
父(64歳)が膵臓癌(腫瘍は膵頭部分に2~3センチ)になってしまいました。
黄疸で発症しましたが、その1W前に激しい腹痛がありました。
現在、とりあえず黄疸を止めるために管を鼻から通していて
手術できるかどうかを検査中です。
黄疸は減少し本人は食事もできています。
医者の言うには、CTの膵臓の写りから元々膵臓の機能が弱いのかもしれないと
いわれました。(膵臓が小さい?)
よって、手術できて、かつ膵頭のみ取れたとしても
膵臓の機能は無くなる可能性が大きくインシュリンで余命は1年程度です。といわれました。
悩んでいるのは転院に関してです。
検査は1W~2W続くとのことですが、検査自体をいい病院ですべきなのか?
また、結果次第でどのように転院を判断するのかわかりません。
医者が言うには、必要ならば紹介状は書くが、
膵臓癌場合、検査自体はどこの病院でも同じとのこと。
気になるのは、”元々膵臓の機能が弱い”の部分をちゃんと検査できるのか?など
心配なんですが、とりあえず検査だけはこの病院で終了させたほうがよいのでしょうか

その場合、検査結果と何の情報をもって転院を判断すべきでしょうか?
現在の病院の手術実績なのか別の何かなのか。


554 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/13(月) 12:08
Kazuさま、お父様および御家族の方にお見舞い申し上げます。
主治医の先生がおっしゃられるように膵臓癌の検査自体はある程度必要なものが決まっていると思います。1~2週間で検査が終わるということであれば、(血管造影、MRIも合わせての時間であれば)非常にフットワークのいい病院だと思います。現在はどうかはわかりませんが大学を含め大きな施設ですと予約検査が立て込んでおり検査でかなりの期間を要したりする場合もありえると思います。
せっかくでしたら検査自体を早めに終わらせて、それと並行して善後策を考えられるのがいいのではないかと考えます。
現在黄疸を改善中とのことですから、本格的な治療はいずれにしてももう少し後からになると思いますから、患者様を含め皆様でよく相談されて方針を決めてください。その際は、一番現状を分かっておいでなのは主治医ですから(紹介状も書いてくださると言う理解のある先生のようですし)、ざっくばらんに相談されることをお勧めします。
私は外科ではありませんから、一般的には血液・生化学データと腫瘍マーカーのデータ、CT、MRI、ERCP、血管造影の写真が必要かと思います。ドレナージの際にERCPも同時に施行していると思いますので残っているのはMRIと血管造影ですか?
膵臓が小さくなっているというのは、もともと萎縮してしまっている場合と、癌により膵液が出にくくなっていたりして二次的に萎縮する場合がありますが、術後管理に関しては私にはわかりません。ただ、客観的に手術が困難な場合が想定されると思います。もし、相談されるにしても可能であればセカンドオピニオンという形を取られて両者の意見を聞き比べてからでもいいかもしれません。主治医の先生と相談されて検査と並行して相談にいけるような対処をしてもらえるのが最善のように思います。

555 名前: kazu 投稿日:2003/10/13(月) 12:25
ある放射線科医様 早々のレスポンスまことにありがとうございます。
検査ですが、血管造影が最後で10/21とのことでした。(10/23に結果説明を
受けます)MRIについては聞いてみます。
ところで、リンパに腫れがあるようで転移の可能性もある
とのことでした。




556 名前: 774 投稿日:2003/10/13(月) 13:03
"元々膵臓の機能が弱い"の意味がわかりません。
膵臓がんは進行が早いがんです。治癒が期待できるのは手術療法
のみですので、早急に術前検査をすまされて、完全治癒切除が実施
されることを期待します。

557 名前: 774 投稿日:2003/10/13(月) 13:31
追記
膵がんの術前検査は大体どこの施設でも同様ですが、問題はその結果を
評価する医師の診断~手術適応判断能力や、妥協しない完全治癒切除を
遂行できる高度な技術や緻密な術後管理能力などにかかっています。
ここらへんは、施設によって微妙に温度差があることは悲しい事実ですが、
kazuさんの投稿された内容だけが事実なら、”ある放射線科医”さんも
おっしゃっているように、現在進行中の術前検査と並行して早急に
膵がん症例の多い施設などでのセカンドオピニオンを受けられることを
お薦めします。

558 名前: キキ 投稿日:2003/10/13(月) 23:24
一週間ろくな食事も出来ず、みぞおちの痛みの為睡眠もとれず寝ても覚めてもシンドイ夫を
救急外来に連れて行きました。
主治医が不在の為、副主治医にレントゲン、CT、血液検査をしてもらった結果、
胃にガスが溜まっている・腹水が認められると言われました。
みぞおちにも硬い物があります。
少し押しただけでもかなり苦しむのです。
背中にも痛みを感じ始めています。
今、夫の体の中では何が起こっているのでしょうか。
腹水が確認されるという事は栄養状態がかなり悪いということなのでしょうか。
癌には肉や卵 他あまり良くないといわれているものは摂取しないようにしてきた事が
更に、栄養状態を悪くしてしまったのでしょうか?
明日、4クール目のGEM投与ですが今の状態で体が耐えられるか心配です。
GEM単独より、他の薬剤を併用した方が効果が上がると聞きますが5-FUでの副作用が
かなり強かった為医者はすすめません。
みぞおち及び背中に痛みがあるというのは膵頭部に出来ている癌が大きくなって
いる・・ということも考えられるのでしょうか?
仮に、GEMが効いていない場合他に残された方法はあるのでしょうか?
また、主治医からは痛みを抑える薬はないと夫は言われたそうですがホント??
無いと言うには何か理由があるのでしょうか?
モルヒネとか、用途が違うのですか?
今日は、パン・果物・ゼリーをやっと口に出来ました。
量的には子供のオヤツ程ですが、食べられた事が嬉しい。
体力回復の為、栄養剤の点滴を入院してするようすすめられました本人が
希望しないならムリにとは言わないということです。
腹水は今のところ深刻な量ではないとのことで利尿剤を処方されました。
が、水分を取るのもやっとです。
今、夫に必要な治療法はいったいなんなのかアドバイス頂けたらありがたいです。


559 名前: 774 投稿日:2003/10/14(火) 00:38
十二指腸に通過障害があるようです。
一時的には胃管などを挿入して、胃内容を排出させれば楽になりますが、
挿入しっぱなしだと、これもつらいと思います。
胃ろう造設や、胃空腸吻合によるバイパス術などが可能であれば、
とも思いますが、原因はそればかりではなさそうですので、緩和医療
を含めて検討されたらと思います。


560 名前: ぷりん 投稿日:2003/10/14(火) 01:01
みなさん初めまして。ぷりんの義母の件でご相談したく宜しくお願いします
腹痛とアミラーゼ値の上昇にて、急性膵炎で入院し1週間で退院。退院後、食欲不振と吐き気持続し5日めに再入院となりました。
今回は激しい腹痛特にみぞおちのあたりにあり、アミラーゼは3000禁飲食で点滴治療中。バルン挿入しベット上安静。
これは、血管確保と抗生剤の投与か?痛み止めは、我慢して1日に2回程度。入院翌日には、検査値2000になったとの事。
どうやら、レントゲンにて膵管の腫瘍あると説明受け近日IVH挿入し造影剤検査予定聞かされる。
本人、痛みの為不眠と不安訴えてます。うつ病の治療もしているので、理解力あるのかどうか。
家族としての接し方に悩んでいます。実は、主人がストレスでこちらもうつ病の治療が始まったばかりです。
今後は、治療方針が検査結果で決まるでしょうが~精神面でも関わりで不安なんです。
なお、今回の情報も主治医からでなく本人からの説明です。こちらとしても、正確な情報の基に今後も書き込みしていきますので
宜しくお付き合いくださいませ。

561 名前: カンチ 投稿日:2003/10/14(火) 08:47
774先生、お聞きしたいことがあります。
私共の家族が7月に膵臓癌で、PD手術をうけました。幸い転移はなく、術後合併症も
ほとんどなく、術後約3週間で退院しました。退院直前よりGEMの投与が始まりましたが
副作用が激しく、2回投与しただけでとりあえず休止。その後本人の体力もある程度回復しましたので
抗癌剤再開の話をしたところ、効果が期待できないし、今からやっても副作用で苦しむだけだと。
術後2ヶ月以内にやらないと、あまり意味がないという説明でした。今後は1ヶ月に1度の血液検査でマーカー値を
監視していくそうです。マーカー値に少しでも疑わしき変化あれば、そのときから
抗癌剤を考えていこうという治療方針にきまりました。
マーカー値が上がるということは、すなわち再発ということ。膵臓癌の予後の悪さは、いやというほど聞かされいます。
再発をただ、待っているみたいな状況になにか後味のわるさを感じます。
もちろん、再発せず、完治するのが最高なのですが、相手が膵臓癌だけにその可能性は低いとも、いわれました。
さらに、当初膵臓癌を疑われた時も、マーマー値はまったく正常でした。マーカー値に変化が出たときは、すでにある程度
進行してしまっているのではないか、と思うのですがいかがでしょうか。腫瘍のおおきさは、約1.5センチ、副膵管にできた
膵頭部癌でした。
もっと積極的な再発防止策は何かないのでしょうか。





562 名前: 774 投稿日:2003/10/14(火) 10:36
カンチさんの、御推察の通りです。
膵がんの場合、なんといっても早期発見、早期完全治癒切除に勝る
治療法はありません。
術後の補助療法にしてもEvidenceのないまま、治験として、以前は
UFT+CPA、最近はGEMの登場により、そのコンビネーションによる
補助療法が行われています。放射線療法も有用性は未確立なのが現状
ですので、Evidenceの不明瞭な術後補助療法による副作用が問題となっ
ている現状では、休薬は妥当と思います。
局所進行例や、再発例には放射線化学療法(5-FU+体外照射)やGEMによる
全身化学療法に頼らざるを得ませんが、現状は体から一時がん腫の大半が
取り除かれた、ややがんの勢いが弱まっている状況ですので、温熱療法など
免疫療法などの選択も検討できればと思いますが。

563 名前: lana 投稿日:2003/10/14(火) 21:25
うちの場合、9月16日から5-FUとx線治療を始めましたが1クールの
丁度半ばで副作用からくる吐き気と薬を飲んでも、すぐに吐いて
しまう為、一週間中断しました。その間は栄養剤の点滴を受けて
少しずつ食事(果物中心)も摂れるようになったのですが・・・
今日から又、再開したら家に帰ってきてから以前のように食事が
出来なくなってしまいました。胃の中に食べたものがつっかえて
いるような(湯豆腐を少し食べました)感じで苦しいらしく横に
なりたいと寝てしまいました。本人は入院して点滴を受けてでも
1クールは終わらせたいと頑張っているのですが・・・毎日、往復
4時間、車で通っています。(私が会社を休んで運転してます。)
ただ、放射線が効いているのか痛みが和らいできたようです。
今のところ、黄疸は無いようなので痛みだけなのですが・・・
ちょっと気になるのは、最初に主治医に言われた事で、すい臓がんは、
べたっとした感じで張り付いているが、うちの場合は丸いんです。
(表現がうまく出来ないのですが、固形がん?)検査で癌の組織
の一部をとりたいと言われたのですが、結局、難しい位置なので
取れなかったと言われました。でもカンファレンスの結果、99%
膵臓癌です。と言われたのです。今のままの治療で良いのでしょう
か?写真からは転移はしていないと言われたので今、気持の上では
焦っています。温熱療法に関してはやっていないのでわからないと
言われました。どうかアドバイスをお願いします。
 あと仕事の事ですが、皆さん、どうしているのでしょう?
うちは、無職になってしまい、経済的に悩んでいます。
治療費は上限を超えた分は2ヶ月後くらいに健康保険の方から戻って
くるそうですが・・・今は貯金を取り崩しながら何とかやっています
が、その後は頼る人もいませんし、加入していたがん保険は入院費
と手術費しか出ないようです。やっぱり生活保護に相談されているの
でしょうか?
長々とすみません。ちょっと疲れてしまって・・・

564 名前: 774 投稿日:2003/10/14(火) 21:48
膵臓がんの半数以上は浸潤性膵管がんですが、球形を呈するものでは
のう胞腺がんなどがあり、その鑑別を行いたかったということだと思います。
なお、残りの1%は慢性膵炎の中の腫瘤形成性膵炎(良性)の可能性もあったと
言うことだと思います。
膵がんと判断され、化学放射線療法を行ったことは、問題ありませんが、
確定診断をきちんと付けたかったところだと思います。

565 名前: キキ 投稿日:2003/10/14(火) 22:37
774さん、ありがとうございます。
本日4クール目に入りました。今日の分は無事終了致しました。
T3と呼ばれている電解水を500ml GEMの後に点滴しました。
治療中、主治医と話をすることが出来ました。
CTを診た結果、腫瘍に変化は認められずもしかしたら若干縮小している可能性もあるとのこと。
痛みはやはり腫瘍から来ているものと思われるが、詳しい話は来週の外来の時にと、
今回は栄養補給の為の流動食をすすめられるにとどまりました。
白血球は今までにない位の高い数値を示しています。
健康体だった時でさえ、下限値ギリギリだったそうですが。
ろくに食事も摂らないのに上がるものなんですね。
外来時に774さんがアドバイスして下さったこと主治医に相談し、
今後の治療について話あってきます。
今日の夫は心なしか顔色も良く、抗癌剤を入れた後の副作用が出る前にと
何とか食べています。些細なことですが嬉しい限りです。


566 名前: lana 投稿日:2003/10/14(火) 23:00
774さん、有難うございました。
うちの場合も白血球など数値は全く問題ないと言われました。
これから副作用が大変だと思いますが、とにかく結果を出したい
と思います。次回の治療への希望の為にも・・・
とにかく頑張らなくては・・・(^_-)-☆

567 名前: 774 投稿日:2003/10/15(水) 00:24
追記
頑張って、過去でも未来でもない、”今”を全力で生き抜きましょう。
温熱療法に関しては、別スレにありますので、参考にされたらよいと思います。
実際治療されている方がたの生の声が聞けることとおもいます。
お近くの治療可能施設が不明な場合は、お知らせします。

568 名前: KAYO 投稿日:2003/10/15(水) 01:08
はじめまして。母(69歳)が膵臓癌と診断され9月末から入院。8月までは元気だったのに、あと3ヶ月もてば良いほうだろうと言われ、絶句しました。7日(火)からジェムザールを投与開始。しかし吐き気がひどく、何も食べられずみるみるうちに痩せて。見ていて可哀想で。蓮見ワクチンという免疫ワクチンを購入し、病院に頼んで打ってもらうことにしました。明日、液状サメ軟骨エキスが届くので、それを毎日飲ませようと思っています。しかし、少しでも回復するよう祈りつつも絶望感だけがどんどん押し寄せてきてどうしようもありません。

569 名前: カンチ 投稿日:2003/10/15(水) 10:34
774先生、さっそくのご返事ありがとうございました。
ご指摘いただいた、温熱、免疫療法は残念ながら、金銭的に
現段階では、無理なようです。治療費だけではなく、地域的にも
近距離には、当該病院がありません。
とにかく癌に負けない体力作りと、体質改善にがんばろうと思います。

あと1つ質問があるのですが、膵癌の大半は浸潤性であると解説されておりましたが
私共家族の場合、切除した癌は何かコリコリした塊のような感じだったのです。
実際私は、術後 処理室に呼ばれ直接さわりました。
あの腫瘍は膵管に浸潤しているものではなく、なにか膵臓の組織内にできた腫瘍だったような
印象があったのですが、Drの説明では、副膵管にできた腫瘍だということでした。
浸潤性の癌でも、あのように硬いものなのでしょうか。


570 名前: 774 投稿日:2003/10/15(水) 11:57
カンチさんへ
膵臓がんの組織診断は、術後病理組織検査の結果で、明らかにされます。
肉眼的診断と異なることもしばしばあります。病理組織をご確認ください。
一般に、膵がんは浸潤性膵管がん、のう胞腺がん、などの外分泌腫瘍、
内分泌腫瘍、未分化がん、他に分類されます。浸潤性膵管がんがもっとも
多く予後不良で、管状腺がんと表現することもあります。一方、のう胞腺がん
の予後は5年生存率60%前後で、膵がんの中でも、比較的予後が良好とされています。
一口に膵がんといっても、がん組織の種類により5年生存率に50%の開きがあります。

571 名前: 774 投稿日:2003/10/15(水) 13:58
追記
温熱療法は保険内診療になります。また、免疫療法の中でも、現状で
対対価価値の高いものとして特に消化器がんに対して丸山ワクチン療法
や保険診療内のピシバニールなども検討対象になると思います。
(丸山ワクチンは結核菌由来の製剤で、同様に結核菌由来のものとして、
BCGは先に表在性膀胱癌、膀胱上皮内癌などに対する膀注で、また、
後発の丸山ワクチンの10~100倍液であるアンサー20が「放射線療法に
よる白血球減少症」で先に保険適応となっています。)
その他一回の治療で数十万円といったものはお薦めできません。
また、今後、どうしても抗がん剤による治療に頼らざるを得ない場合、
その副作用を最小限に抑える方法として、治療を夜中に行うクロノテラピー
や、抗がん剤の使用量を最小限に抑えてがんとの共存を目指す
休眠療法などの考え方もありますので、ご検討ください。

572 名前: カンチ 投稿日:2003/10/15(水) 17:21
774先生 、度々すみません。
温熱療法ついてですが、私共の家族の場合、温熱療法を選択したとしても
全身温熱になるのではと思うのですが。
全身温熱療法は保険対象外だと、聞き及んでおりますがどうなのでしょう。
さらに、部分温熱療法でよいのであれば、どの部分を対象とするのでしょうか。
やはり、膵臓なのでしょうか。


573 名前: 774 投稿日:2003/10/15(水) 18:24
この場合温熱療法は、膵がんの局所再発予防のための局所温熱療法となると思います。
転移の予防を考えた場合は、やはり全身化学療法、免疫療法の併用になると思います。

574 名前: さゆみ 投稿日:2003/10/15(水) 19:00
カンチさん、
女子医大で再発予防の免疫療法を治験または高度先進医療で行ってますよ。

http://www.twmu-sci.com/

575 名前: 774 投稿日:2003/10/15(水) 21:30
これは活性化自己リンパ球移入療法といって、細胞免疫療法のことです。
女子医大は樹状細胞療法などにも力をいれています。
女子医大以外にも、筑波大学病院、東京慈恵会医科大学病院
山梨医科大学病院 、滋賀医科大学病院 、和歌山県立医科大学病院 
広島大学病院 などで高度先進医療に指定されている免疫療法です。
肝臓癌の術後再発予防効果があるとして治験中の治療法です。
膵がんの再発予防のデータはまだありませんが、ウイルスが関係している
と考えられる肝がんや、子宮頚がん、そして乳がんの局所再発予防、
前立腺がん、腎がん、脳腫瘍、皮膚がん、ガン性腹膜炎、胸膜炎などに
関する再発予防や、QOL改善のデータは出始めています。
その他の施設でも、行っているところがありますが、公費負担は受けられず
保険外治療となります。



576 名前: さゆみ 投稿日:2003/10/15(水) 23:08
あ、そうですね。
近くに施設がないっておっしゃってますね……。

良いデータが揃ってくれるといいですね。

577 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/15(水) 23:28
昨年のJASTROで広島大学の腹部の放射線治療に興味を持って拝見しました。成績がいいのもうなずけます。活性化自己リンパ球移入療法の詳細はわたしにはよくわかりませんが、進行膵臓癌で中国地方の方でしたら主治医の先生との相談の上、広大を紹介していただくのもいいかもしれませんね。

578 名前: カンチ 投稿日:2003/10/16(木) 09:46
774先生、さゆみ様、貴重なご意見ありがとうございました。
活性化自己リンパ球療法ですが、高度先進医療施設に指定されている
各病院とも、術後再発防止目的の治療に対しては、他施設からの受け入れは難しい
のが、現状のようです。 1部指定された部位への、転移再発に関しては受け入れてくれるみたい
ですが、術後補助療法としては、それぞれの施設自身で手術を受けられた症例に限られているみたいです。

現在私共が、治療をうけている病院からの紹介があれば若干違うところもあるようですが、
そのあたりは、何か系列というか つながりというか、そういうものがないと
なかなか難しいようです。TELにて問い合わせた際に受けた印象です。


579 名前: 774 投稿日:2003/10/16(木) 10:31
高度先進医療としての、活性化自己リンパ球療法の適応は、あくまでも
”ガン性腹膜炎、ガン性胸膜炎でのQOL改善目的など”に限られています。
本来は、がんの活動性が低下している状況での再発予防効果があるとして
開始された治療法ですが、”適応症”という”しばり”により、再発予防
としての本来の目的では、公費負担が受けられず、各施設とも可能な限り
色々工夫をしているのが現状です。
しかし、現在の保険医療制度の範囲内で可及的に色々と行うことには、
やはり限界があり、系列の施設などで、自費診療による再発予防目的での
治療を提供しているところも多いようです。

580 名前: lana 投稿日:2003/10/25(土) 17:30
ご無沙汰しております。あまりに副作用がひどい為、入院しました。
抗がん剤を一旦中止して残りの放射線を今月いっぱい行いますが、
一週間ほど前から首のリンパ節に硬いビー玉のようなしこりが
できてしまいました。転移かばい菌による腫れかは、まだ分からない
そうです。
 指先の指の腹に茶色い点のようなものが出てきたのですが抗がん剤
の副作用でしょうか?放射線の効果というものは、1クールが終わった
時点でもわかるものでしょうか?

581 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/25(土) 19:21
膵臓癌は繊維成分が多いため、治療直後には大きさの変化がない場合もありえますし、局所的な膵炎のような状態に近いとかえって大きく見えたりする場合もあります。治療直後の画像に関しては一喜一憂しないことです。先に出したRed Journalの論文でもそうですが、大きさの変化がないまま長くとどまっている症例も多いのです。腫瘍マーカーに関しても、変動することも多く、今、当該施設での最高の治療をされたばかりですから、もう少し長い目で(二~三ヶ月後くらい)振り返っての評価をしながら次の戦略を練るのがいいのではないかと愚考いたします。
 もちろん、臨床的な症状の変化で効果の発現が自覚・他覚的にはっきりわかる場合もあります。

582 名前: 投稿日:2003/10/29(水) 15:07
はじめまして。
9歳の息子と76歳の母との母子+老人世帯です。
二人を残しては、絶対に逝けない!と、精神力で頑張っています。

6月中旬に手術不能膵ガン(ステージⅣ)と診断され2ヶ月入院、化学療法2クール終了後、在宅にて投薬量を減量し治療中です。
退院時32%縮小、4クール終了の現在更に若干小、腫瘍マーカーCA19-9も426↑から270↑と減少してはいます。
入院中に黄疸現れPTCD(経皮経肝胆道ドレナージ)処理、ゲムシタビン+シスプラチンでの治療で、アンペック10×3にて疼痛コントロール中です。
先週、5クール開始予定でしたが、その前に今後の事も考慮のためと(血管が相当ダメージ有)静脈カテーテル留置予定でしたが、血小板4500で危険なため、
留置が来週となり、結果本来の治療が3週も空く事になり不安です。
すでに小さな肝転移もあり、空白の間に更なる転移や膵ガンそのものの拡大に不安です。担当医は「大丈夫、化学療法は強い薬なので長い目で」といいます。

当初、化学療法の有効性の低さに、様々な治療法を模索しましたが、化学療法で取りあえず進行が押さえられているため、ほかはやっていませんでした。
友人たちの治療カンパで、若干の資金が出来、10㎏おちた体重を少しでも回復したいと、QOLに効果のある活性化自己リンパ球を投与することになりました。
一番力になっている友人の勧めです。保険外治療なので、申し込んだ今でもこの療法にかけて良いのかわかりません。
現実は、lanaさんのように、治療だけでなく生活費の悩みも大きいです。
ほとんどの保険が、入院をベースにしたもので、主流の在宅治療をカバーするタイプの保険は少ない現実があります。
福祉事務所ではやはり「生活保護しかない」と預金が底をつくのを待っている現状です。ガンを患っただけなのに、息子の就学の制限など最低限度の生活制限に絶句です。
福祉関係の仕事に就いていたため、いっそ障害者になってしまったほうが・・・と考えてしまいます。
すみません、我が家には大きな悩みなのでつい・・・。

休眠状態よりは若干前進しているとはいえ、息子より細くなってしまった太もも・・・痩せた身体が何処までもつのか。
でも、頑張るしかありません。
今後も色々参考にさせていただきます。

583 名前: ロキ 投稿日:2003/10/29(水) 18:47
華さん、セレブレックス(COX2阻害剤)やシメチジンはいかがですか?転移や増殖を防ぐ効果があります。個人輸入すれば、値段は一月分で4000円くらいです。健康食品なんかより遙かに安く、遙かに効果があります。その上、副作用もほとんど無いので、オススメです。うちの母も肺癌の末期なのですが、普通に日常生活を送れるくらい回復しました。

584 名前: toshi 投稿日:2003/10/29(水) 22:13
ロキさん、セレブレックスとシメチジンの個人輸入と言うのは具体的にどうすれば良いのでしょうか?
詳しく教えて頂けないでしょうか。

585 名前: ロキ 投稿日:2003/10/30(木) 02:39
ネットで検索してみて下さい。輸入代行の業者もあります。私の場合、セレブレックスは代行してもらってますが、一月分で3500円です。シメチジンは、国内でもすぐに手に入ります。今のかかりつけの病院で聞いてみて下さい。ただし、全く副作用が無いわけではないので、一応先生に相談して下さい。

586 名前: 774 投稿日:2003/10/30(木) 11:31
セレブレックスの効果についてのデータは欧米の文献で数多く見られます。
国内でも国内承認COX2阻害剤;モービックによる臨床試験の結果が報告され
始めています。シメチジンもその非特異的細胞免疫効果やがん細胞の血管内皮
への接着抑制効果による血行性転移の予防効果に関する報告も増えてきました。
モービックやシメチジンは医師の処方で即、手に入る薬剤ですので、一度主治医
にご相談ください。がん治療での保険適応はありませんが、付随するガン性疼痛
や、逆流性食道炎・消化性潰瘍などの治療としてであれば、保険適応になります。
なお、個人輸入の場合、代行業者の介入は薬事法に抵触する恐れがありますので、
ご注意ください。正式な輸入方法などは、各地区の厚生局にお問い合わせください。
北海道厚生局、東北厚生局、関東信越厚生局、東海北陸厚生局、近畿厚生局、
中国四国厚生局、四国厚生支局、九州厚生局があります。


587 名前: 名無しさん 投稿日:2003/10/30(木) 22:46
個人輸入の場合、処方は自分で決めるのでしょうか。

588 名前: 華さんへ 投稿日:2003/10/31(金) 01:32
そんなお金があるならvirulizin投与してもらえば良いのに。
でもあなたはその方法を選んでしまった。そこが人生の分かれ目
なんでしょうね。

589 名前: 名無しさん 投稿日:2003/10/31(金) 02:03
588さんへ
人生の分かれ目.......
のvirulizinとはおいくらぐらいするのでしょうか。
参考までに教えて下さい。

590 名前: 774 投稿日:2003/10/31(金) 10:03
virulizinは免疫療法剤として、海外で基礎研究中の薬剤です。
米国、カナダで第3相試験中です。
現時点で国内では手に入りません。


591 名前: 774 投稿日:2003/10/31(金) 11:18
追記
化学療法先進国の新薬情報をいち早く入手することは大切なことです。
特に米国FDAのように厳格な審査基準をパスした薬剤情報やNCIの治験情報
などはとても重要です。
しかし現実的には国内未承認の問題や、virulizinのように、国内未承認薬
を個人輸入しようとしてもまだ不可能な薬剤も多々あります。
一方国内でも、医師主導での治験が開始されていますが、様々な問題が山積
していて、なかなか前進が困難な状況のようです。
また、良かれと思い提供した新情報が現実的には国内での実施困難で、かえって
混乱させてしまい”絵に描いた餅”になってしまうこともあります。
そんな状況の中、現実的に可能な範囲で色々と方策を模索していかなければ
ならないことは、大変なことだと思います。


592 名前: 投稿日:2003/10/31(金) 12:30
774様、他皆様いろいろありがとうございます。
今までは、友人からのネット情報頼みでした。家にインターネットが入ってすぐにこのサイトを見付けました。
可能性がごく僅かでもある限り模索し続け、膵ガンに有効な新薬・治療法が開発されればと思います。

593 名前: lana 投稿日:2003/11/03(月) 17:43
うちの場合10月31日で放射線1クールを終えて(抗がん剤は副作用が
強すぎて途中でやめました。)退院しましたが、一日中、嘔吐と衰弱
が激しく寝たきりです。げっそり痩せてしまい今日は、近くの病院に
栄養剤の点滴とモルヒネのパッチを貼ってもらいました。
今まではMSコンチンを飲んでいたのですが、吐いてしまうので座薬や
パッチか座薬で痛みを緩和するしかなさそうです。
胴回りが締め付けられるように痛むようです。
こんなに副作用がひどいものとは・・・それとも進行しているから
なのでしょうか?
 私的にはリンパ球療法とか免疫を高める治療は取り入れていきたい
と思っています。ただ、保険が利かないのが辛いですね・・・

594 名前: ぺぺ 投稿日:2003/11/05(水) 02:18
本日、父が膵臓癌の告知を受けました。
やはり、手術は出来ないそうで抗がん剤の投与で回復を図ろう言う事でした。
今は小さな市立病院なのですが、少しでも父の負担を減らし長生きして欲しいので、
やはり専門的な知識を持った病院に移したいと考えています。
東京近郊で膵臓癌に強い病院は何処でしょうか?
ここの2年前の書き込みで三浦病院と言うのが良く出てきていますが、
現在もここは良いのでしょうか?
突然の事で凄く動揺していて文章がめちゃめちゃですがご教授下さい。

595 名前: 774 投稿日:2003/11/05(水) 17:13
都内での膵がん治療なら
東京女子医科大学病院がなんと言っても症例数が格段に多い施設です。
他、国立がんセンター中央病院、日本医科大学病院、東京大学病院、
日本大学板橋病院などが候補として上がってくると思います。
手術の可不可についても一度、上記施設でセカンドオピニオンを受け
られてはと思いますが。

596 名前: ぺぺ 投稿日:2003/11/05(水) 19:01
774さん、色々と本当にありがとうございます。
ただ、大きな病気の経験のない家族だけにセカンドオピニオン
をするのにどのような手順を踏んだら良いのか解りません。
とりあえず、東京女子医科大学病院が1番近いですし、
症例数も多いと言うことなので、こちらで受けようと思いますが、
手順も色々調べて見たのですが、検査データを貰うのに
セカンドオピニオンを受けると言う事は主治医に伝えるべきなのでしょうか?
申し訳ないですが教えて頂けますか?
よろしくお願いします。

597 名前: 774 投稿日:2003/11/05(水) 19:25
一番スムースな方法は、現在の主治医に女子医大での、セカンドオピニオンを
希望していることを伝え、紹介していただくことですが、最近少し気になっている
のは、最初からセカンドオピニオンという前提だと、主治医の手前、本音でのやり
取りが十分できずに、主治医の元へ返されるケースも増えてきている現状があります。
特に患者数の多い施設ほど、その傾向がありますので、必ず、”ここで治療してほしい”
という強い意思表示を忘れないことです。
もし、主治医がセカンドオピニオンに消極的なら、初診で受診して、診てもらうことも
可能ですので、その際は、今までのデータなどは問診時に分かる範囲内で口頭でお話すれば
良いと思いますよ。

598 名前: ぺぺ 投稿日:2003/11/05(水) 22:34
774さん、本当にありがとうござます。
やはり、そおいう事多いのですね。
予想はしていましたが少しショックです。
日本らしいと言えば日本らしいのですが・・・
強い意志と決意をもって話をしてみようと思います。
ありがとうございました。

599 名前: Soleil 投稿日:2003/11/06(木) 21:45
ぺぺさん、始めまして。
実は私の父もつい最近末期の膵臓癌の告知を受けました。
昔から運動好きで人一倍体力があり、本人も長生き出来ると
信じていただけにかなりショックだったと思います。もちろん私たち
家族も・・・。唯一の治療方法はジェムラーゼという抗癌剤投与ぐらいで、
それも延命目的のみの、しかしほとんど効果がないという事で、
医師から何もしないで痛み止めだけ飲んで過ごすか、GEMを投与してみるかを
選択するよう言われ、父は先日一回目のジェムラーゼを投与しました。
掲示版の書き込みや他の癌に関するHPでGEMは副作用がほとんど
ないという感じだったのですが、父の場合、吐き気がして
辛そうでした。5回吐いたそうです。ところで、セカンドオピニオンですが、
気になるのなら行くべきだと思います。私は父をガンセンターに連れて行きました。
手続きはとても簡単です。最近は2,3件他の病院の意見を聞きに行く人もいるそうです。
もちろん父の主治医も快くセカンドオピニオンの申し出を受けてくれました。
父としては他に良い治療法が
あるのではないかと期待していた様ですが、結果は同じ。
進行したすい臓癌にはジェムラーゼを投与するか、臨床治療に応募して
新薬を投与してみるか・・しかしそれはリスクもあるし、そういう
治療を受けたがっている人はたくさんいるので、1ヶ月以上待つ可能性もあるらしく、
・・・・・・。最終的に最初の病院で先日抗癌剤治療を受けたわけです。
もう今は痛がっているのでかわいそうです。
半身半疑ですが、癌に効くという健康食品も試し始めました。
漢方治療にも目を向けてみようと思っています。
セカンドオピニオンで何か良い方法があると良いですね。

600 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/11/06(木) 22:26
ぺぺさん、Soleil さん

538 名前: GEM放射線同時併用

↑この記事を御覧下さい。最近は抗癌剤併用放射線治療でのよいデータが出てきています。
温熱療法併用も効果的な場合もあるようです。ただし、これらの手法は個々の患者様のバイアスも大きいですし、残念ながら確実に治癒する可能性がどの程度かは不透明なところもあります。ですが、膵臓癌そのものに伴う痛みに関してはそれらの治療が有効かもしれません。
 膵臓癌の放射線治療でよい成績を上げているのは立体的な照射方法の報告ばかりですから、積極的に立体照射を施行しておられる近隣の施設か、適応があるかどうかは分かりませんが、重粒子線治療を施行しているような施設でも相談できればQOLを改善する手段を提供してもらえるかもしれません。「痛みが苦痛」というところを全面に主張することで何らかの打開策を提供していただけるといいのですが。

601 名前: 名無しさん 投稿日:2003/11/06(木) 22:32
>>538

↑をクリック

ある放射線科医さん、いつもありがとうございます。

602 名前: 774 投稿日:2003/11/07(金) 12:15
ちなみに、進行・再発膵がんやその転移に対して現在、
局所進行例には放射線化学療法(5-FU+体外照射)や
進行・再発・遠隔転移例に対して GEM単独療法の他、
ある放射線科医さんご指摘のGEM+放射線療法、
更にGEM+CDDP,GEM+5-FU、GEM+CDDP+EPI,
GEM+CPT-11、GEM+MMC、GEM+EPI
GEM+ベバシズマブなどの全身化学療法が検討されています。
他、温熱療法や温熱化学療法、超選択的動注化学療法、
超選択的動注化学温熱療法などの試みもあります。


603 名前: わんこ 投稿日:2003/11/08(土) 01:18
ぺぺさん、Soleilさん
私の母も8月に膵臓癌の診断を受け、現在闘病しています。
私たちもセカンドオピニオンを求め、病気の状況をよく把握してから治療を開始しました。セカンドオピニオンを受けたことで現実に立ち向かう心の準備ができたと思うし、何より主治医に対しても寄り信頼感をもって治療をしていこうと言う気持ちがもてたように思います。
母は体力的に放射線治療は難しいだろうということで、ゲムシタビンに単独の投与を始めました。ゲムシタビンは他の抗癌剤と比べると比較的副作用も弱いと言うことでしたが、やはりそれも個人差があり、母も場合ももともとあった悪心が更に強まったように思います。そのため嘔吐を繰り返していました。
また先日、脱水症状と貧血を起こして倒れてしまいました。貧血は多発性胃潰瘍によるものと原因がはっきりしました。脱水症状に関しては先月辺りから極端に食べる量が減ったためですが、どうやら通過障害があるようで、主治医からはこのままでは物理的に食べ物が消化できないので、口からの栄養の摂取が難しいといわれ、高カロリーの栄養剤の点滴を始めました。
6週続けたゲムシタビンの投与は一時中断、今は胃潰瘍を直し、そしてとにかく体力をつけて胃と腸をつなぐバイパス手術をし、抗癌剤ができる状態になったらまた治療を再開しようということになりました。
治療を中断せざるを得ないということに本人はとてもショックな様子でしたが、このままでは抗癌剤で体が参ってしまいそうなので。。。焦っても仕方のないことですが、腫瘍マーカーが下がってきていただけに家族としても残念なところです。
この先バイパスの手術をしてどの程度食事が取れるようになるのか、体力がどこまで回復し、そして治療を再会できるのか、不安はつきません。
先週からフェンタニールというパッチとアンペック坐剤痛み止めに変えていただいてから、痛みのコントロールが上手にできているようで大分楽に過ごせるようになった様です。家族としてもホッとしています。

いろいろ悩みは尽きませんが、このサイトを見て自分なりに勉強し、そしてたくさんの勇気をもらっています。

604 名前: Soleil 投稿日:2003/11/09(日) 22:10
わんこさん、返信有り難うございます。
副作用は最終的に初のGEM投与後2日間で治まりましたが、体調が今一つすぐれない
様です。
ところでお母様大変ですね。脱水症状や貧血はGEM投与の為ですか?
効けば延命効果があるというGEMですが、
その延命とは体が弱りきっての延命なのでしょうか?
例えば物を食べたり、歩いたり出来ない延命?
おそらくGEMの1クールが終わった後、進行具合をみる検査を行うと
予測していますが、万が一全然効き目がなかった場合はGEM投与は
止めた方がいいのかなと考えています。膵臓癌で健康食品や漢方治療で
助かった人は(奇跡的に)1人もいないのでしょうか?
わんこさんのお母様の通過障害が一日も早く回復される様、
お祈りしています。お互いに頑張りましょう。




605 名前: 名無しさん 投稿日:2003/11/09(日) 23:02
>>588

さきほどya!掲示板を見ました。
virulizin投与予定の方かご家族の方のようですが、
あなたには他人をいたわる、人としての大切な気持ちが欠如しています。
雑多な情報の中から他人の選んだ治療法と貴方が選んだ治療法を
比較し優劣をつける必要性が何処にあるのでしょうか。
得意話なら闘病中の方を巻き込まず、2chあたりで勝手にやってください。

投与予定があっての上での書きこみのようですから
投与の方策をアドバイスとして提示して頂くことはできなかったのでしょうか。

あなたのレスの内容は闘病中の家族を持つ者として非常に不愉快です。

606 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/11/09(日) 23:29
588さん、治療法に関してのいろんな迷いがあり、治療法を定めてみたはものの、
どうしたらいいのかわからず、その気持ちを
書き込みしてしまいました。不愉快な思いをさせてしまって御免なさい。
深く反省しています。

607 名前: 名無しさん 投稿日:2003/11/09(日) 23:43
606さん
605の名無しですけど、あなた誰ですか?
588さんですか?

608 名前: lana 投稿日:2003/11/13(木) 18:24
教えて頂きたいのですが・・・
今日、血液検査とCTを撮りましたら肝臓に転移していたのですが、
腫瘍マーカーは下がっていました。
どのように解釈したらよろしいのでしょうか?

609 名前: わんこ 投稿日:2003/11/15(土) 13:28
Soleilさんこんにちは。励ましのお言葉とても嬉しかったです。ありがとうございます。
その後母は高カロリーの点滴により大分体力を回復し、モルヒネのパッチで痛みもうまくコントロールできていて案定して過ごしています。
少し気になるのが微熱が出ている(37度前後)ことですが、先生には腫瘍熱で腫瘍のある人は微熱があることが普通だといわれました。でもここ最近このことなのでもしかしたら腫瘍が大きくなってきたのではと心配なんです。腫瘍熱って私は始めて聞くのですがあるものなのでしょうか?
抗癌剤の投与はお休みしていますが、2クールほど続けて母の場合も効果出ていました。
ゲムシタビンの副作用に関しては、他の抗癌剤と比べても少ない方だと主治医の先生はおっしゃっていたので、(もちろん個人差はあるでしょうが)母の場合は合わなかったようです。効果が出ていただけに先生も残念だとおっしゃっていました。
実際、副作用が原因でゲムシタビンの投与を断念する人はとても少ないケースだそうです。
また母の場合はどうやら貧血は多発性胃潰瘍による出血が原因だったようで、それがよくなればもしかしたらまた治療が再開できるかもしれないと、希望をもっています。
ただ現実的にGEMの投与を続けることでどのくらいの延命できるのか、QOLの問題など本当に悩みがつきません。
そんな中で体調が良いときに見せる母の笑顔に心からホッと胸を撫で下ろす日々です。

健康食品の件ですが、少しでも副作用が弱くなるようにと、飲み始めようとした矢先に通過障害が分かり、現在は絶飲食の状態なので飲ませてあげることができていません。
奇跡が起こるかどうかは誰にも予測できませんが、それによって本人が前向きになって気持ちを強くもってくれるだけでもいいな、と私は考えていました。
少しでもよい方向に向かっていくよう、お互い頑張りましょうね。

610 名前: まさ 投稿日:2003/11/15(土) 13:45
すみません。わんこさん、通過障害とはどのような症状を言うのですか?私の母もそれっぽい症状があるので心配しています。

611 名前: Soleil 投稿日:2003/11/15(土) 14:19
わんこさん、こんにちは。
その後お母様の体力が回復され、安定されたと読んで私もとても嬉しく思います。
ほんとによかったね。
私の身内も突然の病で、「腫瘍熱」という言葉も始めて知りました。
知識がなくて御免なさい。主治医の先生に聞かれれてみては
いかがですか?私の身内は来週3回目のGEM投与=1クールが終了します。
2回目のGEM投与は1回目よりは副作用が軽減された模様ですが、やはり吐き気があって2日間ぐらいは辛そうでした。
今のところ特に効果は感じていない様です。しかしわんこさんのメールで2クール目以降に成果が出てきたという
のを読み、励まされました。お母様の治療が早く再開可能になると良いですね。心配で落ち着かない毎日と思いますが、
お互いに頑張りましょうね。


612 名前: Soleil 投稿日:2003/11/15(土) 14:24
わんこさん、3行目の「ほんとによかったね」は「ほんとによかったですね」の
誤りです。ミスタイプしてしまいました。大変失礼致しました。

613 名前: yokomaku 投稿日:2003/11/15(土) 16:47
Soleilさん、わんこさん、ご家族のすい臓がんでさぞご心配のことと思います。
私も4月に4cmの進行すい臓がんと診断され、がんの摘出手術は出来ず
食べ物の通過障害をよくするバイパス手術のみして、現在ジェムザールと
温熱療法を受けています。
ジェムザールも最初1600mgから始めたんですが、副作用がいろいろ出たから
現在は半分以下の600mgに減らしてもらって続けています。
同じ病気で闘っておられる方や、ご家族の方の参考になればと思いHPを
作りました。よかったら、のぞいてください。
http://www2.odn.ne.jp/~haf99060


614 名前: わんこ 投稿日:2003/11/16(日) 22:50
まささん、はじめまして。
母の通過障害についてですが、十二指腸の辺りに狭窄が見られると言われました。そのため物理的にその先に食べたものが進まず、つまり消化されないわけです。
原因ははっきりしていませんが、腫瘍が圧迫している可能性があると言われました。(CT上でははっきり写っていないそうですが。)
消化されないものは胃の中に溜まってしまうので、いつでも腹部の膨満感を感じていました。そのため食欲も低下し、嘔吐感も激しかったです。
嘔吐を繰り返していましたが、ほとんど食べていなかったので戻すものもなく、水分と胃液、そして胆汁を嘔吐していました。
家族としては少しでも頑張って食べるようにと励ましていましたが、本人的にはそれさえもつらかったようです。
主治医の先生に『通過障害があるので物理的に消化できないのだから、無理して食べなくてもいいですよ』と言ってもらったことで、ストレスもなくなったようです。
現在は胃潰瘍の治療のためもあり絶飲食ですが、高カロリーの点滴をしてもらっているので、むしろ以前より元気な感じさえします。
バイパスの手術をしたら食べれるようになるかもしれないという望みを持って頑張っています。

ご参考になればよいのですが。





615 名前: わんこ 投稿日:2003/11/16(日) 23:03
Soleilさん
お返事ありがとうございます。ミスタイプだなんて、そんなお気遣いされないでください。優しいお言葉にいつも励まされております!
GEMの副作用が軽減されたとのこと。よかったですね。
そして良い効果が現れることをお祈りしています!

yokomakuさん
バイパス手術をされたとの事ですが、その後通過障害は良くなりましたか?
母は今のところ体力的に手術ができる状態ではないのですが、体力の回復を待ってバイパス手術をし、もう一度自分の口から物を食べれるようになればという希望をもっています。
でも先生には手術をしても前のように食べれるようになるかは分からない、という厳しい説明も受けているんです。。。
何かアドバイス等ありましたらお願いいたします。
HPの方も拝見させていただきます。


616 名前: まさ 投稿日:2003/11/16(日) 23:34
わんこさん、詳しい説明ありがとう御座いました。私の母も同じような症状でしたので。明日、病院で聞いてみます。お互い頑張りましょう。

617 名前: lana 投稿日:2003/11/17(月) 01:32
774先生、教えて欲しいのですが・・・
主人が食べたものが落ちて行かないと言って嘔吐してしまいます。
一週間程前、病院で胃の検査をした時は詰まっていたらバイパス
手術をしましょうと言われたのですが、大丈夫でした。
食事も「お腹が空かない」と食べません。とりあえず明日は栄養剤の
点滴に行こうと思ってます。
放射線の副作用の為、薬はガスターを飲んでいます。
強すぎるのでしょうか?
モルヒネも120ミリグラム以上のパッチなのですが、痛いと言います。
末期なのでしょうか?お時間ある時にアドバイスをいただければと
思います。

618 名前: 774 投稿日:2003/11/17(月) 11:15
lanaさんへ
まず、通過障害がないということなら、機能的な問題や薬物の影響
などが考えられます。
ガスターは制酸剤ですので、基本的に胃での消化を妨げます。その結果
腹部膨満感や便秘が起こります。毎日便通があっても、腹部レントゲン
を撮ってみると、腸管に内容物が詰まっていることも往々にしてあることです。
便秘による食欲低下や腹部膨満感、胃部痛などは臨床的によく見られる
現象です。
更に、モルヒネの副作用にも”頑固な便秘”がありますので、そこいらの
対応からと言うことでしょうか。緩下剤や、大建中湯・六君子湯などで腸管の
動きを良くしていく事は日常診療で良く行われていることですので、主治医と
ご相談ください。
なお、痛みは腹腔神経叢への浸潤によるもので、痛みのなくなる量がモルヒネ
の適量とされていますので、モルヒネの増量や、鎮痛補助薬の使用なども合わせて
検討していただいたらと思います。


619 名前: yokomaku 投稿日:2003/11/17(月) 20:08
わんこさんへ
私も発病前は食欲なく、腹部膨満感というんですか、みぞおちあたりが
ときどききりきり痛んで、最後は食べたものを戻してしまうように
なったんですが、バイパス手術の後は食欲も出て、ご飯がおいしく食べれるように
なりました。
また、抗がん剤のジェムザールが私の場合効いてるようで、がんはそのまま残っているんですが
普通の生活が出来てます。
お母様も何とかご飯がおいしく食べれるようになるといいですね。

620 名前: lana 投稿日:2003/11/17(月) 20:55
774先生、お忙しいのに有難うございました。
21日に診察に行きますので相談してきます。

621 名前: Soleil 投稿日:2003/11/17(月) 21:25
yokomakuさん

早速HP拝見させて頂きました。
闘病日記も拝見しました。
「グラビオラ」はいかがですか?
効果は感じられますか?
今後毎日闘病日記は拝見させて頂きます。
また質問等をさせて下さい。
宜しくお願い致します。
yokomakuさんも頑張って下さい!!!



622 名前: yokomaku 投稿日:2003/11/17(月) 22:43
Soleil さんへ
グラビオラは、月刊がん もっといい日の11月号に膵臓癌にいいと
載っていたので飲んでるんですが、まだ半月ぐらいだからわかりません。
まあ、いろいろ飲んでるのでどれがどれかわかりませんけどね。

お父様の病状少しでも快方に向かうことを祈っております。
http://www2.odn.ne.jp/~haf99060


623 名前: わんこ 投稿日:2003/11/17(月) 23:24
yokomakuさんへ
お返事ありがとうございました。
母の症状もyokomakuさんと同じような感じです。
母も何とかバイパス手術で少しでも自分の口からごはんが食べられるようになるといいと希望が湧いてきました。

励ましのお言葉を下さってありがとうございます。
yokomakuさんにも心からのエールを贈ります!
またいろいろおしえて下さい。

624 名前: わんこ 投稿日:2003/11/17(月) 23:57
774先生
はじめまして。お伺いしたいことがありメールさせていただきました。
母のことなんですが、この2週間ほど微熱が続いています。
先生(現在GEM投与を休み胃潰瘍の治療中で、その先生)に
腫瘍熱だと言われましたが、腫瘍熱とはどのようなものなのでしょうか?
『誰にでもあるものです』といわれたのですが他の患者さんからは
あまり聞いたことがないので心配になっております。
ちなみに37度前後のことが多いのですが、今日などは37度7分でした。
38度になったら言ってくださいと言われましたが。。。
何かの兆候でしょうか?
突然で大変恐縮ですがアドバイスいただければと思います。


625 名前: 774 投稿日:2003/11/18(火) 10:07
わんこさんへ
腫瘍熱は、腫瘍に対する過敏反応、腫瘍の発熱物質産生、原発性サイトカイン産生、
腫瘍壊死後の二次性サイトカイン産生などにより起こる発熱(持続する微熱のこと
が多いと思います)と考えられています。
腫瘍に随伴する感染症や、使用中の化学薬品による発熱などとの鑑別が大切で、
”38度になったら言ってください”という主治医の言葉は、”そのときは腫瘍熱
以外の感染症などの原因検索~治療を開始します”ということだと思います。

626 名前: わんこ 投稿日:2003/11/19(水) 20:50
774先生
早速のお返事ありがとうございました。
何か良くない兆候ではないかと心配でしたが
(容態の急変など)、詳しい説明をいただいて
ちょっとホッとしました。
検温を続けているので、経過をみていこうと思います。
本当にありがとうございました。




627 名前: toshi 投稿日:2003/11/22(土) 13:02
現在ジェム・アイソボリン・カンプト・5FUの抗癌剤による併用治療を2クール終えたところなのですが
結果として膵臓の腫瘍は変化認められず肝臓の転移はやや大きくなっているとの事でした、
19-9.CEA.DUPAN-2などのマーカー値も若干下がったものや変化無しのものや結果として大差無し
そしてここ1週間ほどPTCDからの胆汁の出が悪くなりだしてビリルビンが4ちょいまで上がってしまいました、
今週から予定していた3クールめは骨髄抑制(白・赤血球・血小板共に)が強く出てしまった様子で中止に為りました
体調が整うまで1~2ヶ月退院して自宅で過ごす事に為りましたがその間に腫瘍が大きくならないか非常に不安です・・
こんな状況での化学療法について(量や種類など)何か良いアドバイスを頂けないでしょうか、
治せるものではないと思っておりますが家族と一緒に過ごす時間が欲しいのです・・
宜しく御願いします。



628 名前: 774 投稿日:2003/11/22(土) 16:00
toshi さんへ
進行膵がんに対する化学療法としては、現在国内で施行しうるMAXが
行われていると思います。コンビネーションとしては他にCDDP,EPI,
MMCなどが検討されることと思います。
ただ、骨髄抑制が認められる現状では如何でしょうか?
G-CSF製剤は併用されていることとは思いますので、現状での休薬は
致し方のないところだと思います。
放射線療法なども併用されたことと思いますので、
今後、復調されるまでの間、抗がん剤ではありませんが、COX2阻害剤、シメチジン、
ピシバニール、結核菌由来製剤(丸山ワクチンなど)も検討されたらと思います。
他、海外治験中の薬剤なども検討対象になってくると思いますが。

629 名前: 774 投稿日:2003/11/23(日) 11:34
追記
免疫療法剤virulizinは米国で第3相試験に入りました。
現在進行膵がんに対してGEMとの併用で他の治療法との比較検討が
行われています。
イレッサの時と同様に臨床試験以外の承認前使用としての
プログラムも用意されており主治医を通して(積極的に動いてくれる
医師を探すのも大変なことですが・・・)一度メーカーのLorus社
にお問い合わせください。

630 名前: 名無しさん 投稿日:2003/11/23(日) 12:17
yahooより転記しときます。
yahooトピ主のnonnoさん、ありがとうございます。

_____________________

日本語で情報の少ない海外の情報を日本語に訳して差し上げるしか
私にはお役に立つことができませんので―――

Virulizinは白血球の一種マクロファージを直接刺激し、
それらが腫瘍細胞を殺傷する能力を上げる。
進行膵臓癌患者にゲムシタビンとの併用でファーストライン治療として第3相臨床試験中。
2001年FDAによりオーファンドラッグの認定を受け、
2002年6月からはFDAの優先承認審査に指定。
現在、ローラスセラピュ―ティックスは臨床試験の条件を満たさない患者のために
an emergency drug programがくまれており、日本を含め、世界中の医師から参加を募っている。


以下ローラスセラピュ―ティックスHPより
http://www.lorusthera.com/randd/immunotherapy.htm

>ビルリジン  
体内の免疫システムが癌細胞を認識し、攻撃するよう活性化させる。ビルリジンは極めて安全であり、かつ現行の癌治療と同等もしくはそれ以上に優れた効果を表す。単独、併用の両方で幅広い疾病に使用可能。
効果の認められる代表的な癌は膵臓癌、悪性黒色腫、カポジ肉腫。また可能性のある癌は肺癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌、子宮頚癌。他、癌以外にHIV、B型、C型肝炎、単純ヘルペスウィルスなど。

ビルリジンの研究中の作用機序
1ビルリジンは癌細胞によって放出されるTNF-α(腫瘍壊死因子)を刺激すると生体外実験で判明。
2ビルリジンは免疫機構の中でも異物を食い尽くす役割を果たすマクロファージを強力に刺激する。従ってビルリジンはマクロファージが腫瘍細胞を殺傷する能力をアップさせる
3腫瘍細胞のアポトーシス(自殺)を誘導すると思われる。

>過去8年間に450人の患者が16000回以上の注射を受けており、安全性についてはこの上ない結果を得ている。予備結果からビルリジン免疫療法は患者の生存期間を延ばし、QOLを高めるのに貢献しているであろうと思われる。



631 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/11/26(水) 01:31
はじめまして。明後日父が胃がんの手術を受けます。今日手術の説明を受けました。
胃の出口に腫瘍ができているため、全摘せずに1/3は残すことができると言われ、少し安心したのですが、
すべての検査を終えた結果、膵臓にも4cmほどの腫瘍があると言われました。膵臓内乳頭腫瘍ITMTと言っていました。この病気についての詳しい説明はありませんでしたが、
今の時点では、悪性とも良性とも言えないと言われました。これって、膵管内乳頭線癌なのですか?悪性とはっきりわからないと膵臓はとれないのですか?
また手術の可能性があると言われたので、高齢の父に体力が残っているか心配でなりません。父は今75歳です。

632 名前: 774 投稿日:2003/11/26(水) 09:29
このような場合、普通は胃亜全摘+リンパ節郭清で手術に臨み、
術中迅速細胞診や組織診で膵腫瘍の良悪性を判断し、良性なら予定通りの
手術を行い、悪性なら、膵頭十二指腸切除+リンパ節郭清に切り替え
ます。ただ、膵頭十二指腸切除自体浸襲度の高い術式ですので、
お父様がご高齢であることから、QOLを考えて最終的には術式
が決定され、今後の治療方針が決まっていくものと思います。


633 名前: 13M 投稿日:2003/11/27(木) 13:25
今年の9月ごろからこの掲示板を拝見させてもらっていますが、初めて投稿させてもらいます。774様にお聞きしたい事があります。父が膵頭癌と診断されています。余命は3ヶ月から6ヶ月と言われました。抗がん剤はジェムザールを3回投与しました。その後、血液検査をしたところ、腫瘍マーカーの数値が、188(8月)から946(11月)に跳ね上がっていました。この上がり方は異常なのでしょうか?それとも、抗がん剤が効いていなければ通常の上がりからなのでしょうか?担当医からは効果が見られないので、ジェムザールの使用は止めるということでした。後は痛みが出たときに、モルヒネなどの痛みを緩和する処置になるそうです。ただ、父はアメリカのFDAの認可も下りているベータ1.3Dグルカンという物を飲用しています。他にも色々試しています。アメリカの代替治療の文献で、効果が現れる時、がん細胞が血液中に溶け出すため、腫瘍マーカーが一時的に異常に高くなるということを読みました。CTで腫瘍の大きさが大きくなっているのか、小さくなっているのかは、まだチェックしていません。774さまの意見を聞きたくて投稿しました。腫瘍マーカーの数値だけで、判断するのは妥当な事なのでしょうか?そして、この急激な上がり方は、普通に起こる事なのでしょうか?代替療法が効果があるために一時的に数値が上がっているのでは、という淡い期待をもっています。どうおもわれますか?

634 名前: 13M 投稿日:2003/11/27(木) 13:31
633を書いたものです。なぜか、「省略」されているようです。
ので、774さまに読んでいただきたく、タイトルをつけてまた投稿しています。
何分、初めての投稿で要領をつかんでいないようです。すみません。


635 名前: 13M 投稿日:2003/11/27(木) 13:36
633と634に書き込んだものです。633に書いたものを貼り付けました。
やっと、投稿の仕方が分かってきました。
**
今年の9月ごろからこの掲示板を拝見させてもらっていますが、
初めて投稿させてもらいます。774様にお聞きしたい事
があります。父が膵頭癌と診断されています。余命は3ヶ月から6ヶ月と
言われました。抗がん剤はジェムザールを3回投与しました。
その後、血液検査をしたところ、腫瘍マーカーの数値が、188(8月)から946(11月)に
跳ね上がっていました。この上がり方は異常なのでしょうか?
それとも、抗がん剤が効いていなければ通常の上がりからなのでしょうか?
担当医からは効果が見られないので、ジェムザールの使用は止める
ということでした。後は痛みが出たときに、モルヒネなどの痛みを緩和する処置に
なるそうです。ただ、父はアメリカのFDAの認可も下りている
ベータ1.3Dグルカンという物を飲用しています。
他にも色々試しています。アメリカの代替治療の文献で、
効果が現れる時、がん細胞が血液中に溶け出すため、腫
瘍マーカーが一時的に異常に高くなるということを読みました。
CTで腫瘍の大きさが大きくなっているのか、小さくなっているのかは、
まだチェックしていません。
774さまの意見を聞きたくて投稿しました。
腫瘍マーカーの数値だけで、判断するのは妥当な事なのでしょうか?
そして、この急激な上がり方は、普通に起こる事なのでしょうか?
代替療法が効果があるために一時的に数値が上がっているのでは、
という淡い期待をもっています。どうおもわれますか?

636 名前: 774 投稿日:2003/11/27(木) 15:18
13M さんへ
”この上がり方は異常なのでしょうか”
普通ではありません。がん細胞の活動が盛んになっていることを疑わせる
所見と思います。
”抗がん剤が効いていなければ通常の上がりからなのでしょうか”
一般的にはそう考えます。
GEM単独で効果がない場合、お体の予備力などにもよりますが、
GEM+放射線療法、GEM+CDDP,GEM+5-FU、GEM+CDDP+EPI,
GEM+CPT-11、GEM+MMC、GEM+EPI、GEM+ベバシズマブ
などが試みられています。
ベータ1.3Dグルカンに関しては申し訳ありませんがコメントできません。
腫瘍の壊死などで、一時的に一部の腫瘍マーカーの上昇が認められることは
ありうることですが、一度CT・ECHOなど画像診断での確認が必要と思います。




637 名前: 13M 投稿日:2003/11/27(木) 20:10
早速のお返事をありがとうございます。
とても参考になりました。

774様に、お聞きしたい事が増えてしまいました。お忙しい
とお察ししますが、お答えをいただけると感謝です。

CTやECHOでの画像診断を担当医に頼んでみます。ただ、
以前、いつCTを次回撮る予定があるのかを伺った際は、
2,3ヶ月に1度といわれました。

質問1.患者からの要望で、医師の予定外のCTを撮ってもらえるものなのでしょうか?

質問2.また、腫瘍マーカーも、今までに3回(8月から11月の間に)
しか検査されません。これは、通常のことなのでしょうか?

質問3.保険の関係で、CTやマーカーでの診断の回数が制限されている
のでしょうか?

父は、GEM後に、いつも白血球が下がります。そして2週間後には4000以上に戻ります。
幸いな事に、副作用は倦怠感、便秘や膨満感がある程度で収まって
くれていました。ただ、1日に4時間ぐらいの軽い外出や運動(散歩程度)を
するのが限界です。

質問4.これぐらいの体力ですが、複合の治療に
耐えられると思われますか?5-FUは、かなり副作用があると
聞いていますが、GEMと併用する事によって、GEMに反応が
なかった者に、どれぐらいの奏功の可能性があるのでしょうか。

質問5.放射線療法は、どのような効果があるのでしょうか?

質問6.GEM単独では、腫瘍マーカーからの判断によると良い反応が
無かったわけですが、痛みの緩和効果はある可能性があるのでしょうか?
だるさはありますが、痛みという痛みは、まだ出ていません。
(10月からGEMの投与をしてきました。)

質問7.CDDP、EPI、CPT-11、MMC,ベバシズマブには
どのような効果があるのでしょうか?そういった事が書かれているHPを
ご存知でしたら、教えていただきたいです。

質問8.「腫瘍の壊死などで、一時的に一部の腫瘍マーカーの上昇が認められることは
ありうること」と教えていただきましたが、父の場合のCA19-9でも
上昇が見られる「一部の腫瘍マーカー」入っているのでしょうか?

質問が多くて申し訳ありません。他に聞けるところがないのと、
今まで誠実な774様のレスを拝見していて、どうしても774様に
伺いたい心境に至っています。どうぞ、よろしくお願いします。


638 名前: 774 投稿日:2003/11/27(木) 22:57
13M さんへ
きっちりとお答えしたいと思います。
解答1.患者からの要望で、主治医が必要性を認めれば可能です。
解答2.通常は月一回です。
解答3.最低レベルの医療を保証する現在の保健診療では、頻繁な検査は理由の
   いかんにかかわらず”不必要”として査定される傾向にあります。
解答4.個人差はありますが、併用療法によりGEM単独より延命効果が
   認められています。また、併用の際はご本人の体力に合わせて
   薬剤量などを調整することになると思います。
解答5.局所進行膵がんに対して進行抑制効果や除痛効果が認められています。
解答6.もともとGEMは膵がんに対する除痛効果が認められるとして保険適応
   になっています。
解答7.これらの薬剤は欧米で治験されていて、いずれもGEM単独より効果が
   認められるだろうとされているものです。
   海外治験情報などは原文ですが以下のHPをご参照ください。
   http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002138,00.asp
   http://www.ccijapan.com/
   http://www.nci.nih.gov/
解答8.”一部の腫瘍マーカー”に入ります。



639 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/11/28(金) 01:29
私の母は九州福岡市に住んでいます。
中規模の病院でMRIを行ったところ膵官が狭窄
しており膵臓癌と思われますと言われました。
やはり治療は外科医の技量、治療実績から言って
九大付属病院ということになりますか?
ほかに九州内で実績のある病院はありますか?
突然のことで戸惑っています。


640 名前: 774 投稿日:2003/11/28(金) 09:32
福岡で膵がん治療でしたら
九州大学病院、北九州市立医療センター、福岡大学病院あたりでしょうか。


641 名前: 640 投稿日:2003/11/28(金) 15:12
774様
ご返事ありがとうございます。
早速受診したいと思います。

642 名前: hajijiy 投稿日:2003/11/28(金) 16:48
知人が3ヶ月前から膵癌の治療を受けています最新の治療法を教えてください

643 名前: 774 投稿日:2003/11/28(金) 18:27
再掲ですみません。
ちなみに、進行・再発膵がんやその転移に対して現在、
局所進行例には放射線化学療法(5-FU+体外照射)や
進行・再発・遠隔転移例に対して GEM単独療法の他、
ある放射線科医さんご指摘のGEM+放射線療法、
更にGEM+CDDP,GEM+5-FU、GEM+CDDP+EPI,
GEM+CPT-11、GEM+MMC、GEM+EPI
GEM+ベバシズマブなどの全身化学療法が検討されています。
他、温熱療法や温熱化学療法、超選択的動注化学療法、
超選択的動注化学温熱療法などの試みもあります。
他、COX2阻害剤、シメチジン、ピシバニール、結核菌由来製剤
の併用なども検討されています。
また、免疫療法剤virulizinは米国で第3相試験に入りました。
現在進行膵がんに対してGEMとの併用で他の治療法との比較検討が
行われています。

644 名前: Nan 投稿日:2003/11/29(土) 21:57
はじめまして。
母(64歳)の膵臓癌(膵体部癌)のことで相談させてください。
よろしくお願いいたします。

上腹部と背中の激痛で病院に通い、1ヶ月に及ぶ検査の結果、
膵臓癌(ステージ4b、余命は3ヶ月)と診断されました。
CTで、膵体部に、4~5cmの癌が見つかり、
肝臓にも無数に転移しているということです。(わかるもので、
2cm大のものがひとつ、1cm大のものが5~6。全体では、見えるものの
10倍はあるだろうと言われました。)血管浸潤もあり、手術は不可能でした。

現在、ジェムザール1400mgを単剤で投与(1クール終わりました。
副作用は、微熱とひどい吐き気、血小板の減少でした。)
モルヒネは、60mgを8時間置きです。
県立のがんセンターですが、医者は、もう手の施しようがないからと、
GEMが肝臓には効かないことを承知の上で、他の抗ガン剤は
使わない方針です。温熱療法も放射線も、無理だと言われました。
何を聞いても、あきらめてくださいとしか言われません。
CA19-9は21.3、DUPANが1600、Span1が2600です。

いま、抗ガン剤の休みの1週間ですが、疲れやすいことと
いくらかの背中の痛み以外、本人は食欲もあり、大きな体重減少もなく
一見、病人とは思えないほどです。

本当にあきらめるしかないのでしょうか?
本人は、告知はされていますが、末期とは告げられておらず、
医者からも「治るから」と言われ、まったくそれを疑っていません。
現在、通院による治療ですが、家で将来のことを話す母を見て、
なんとかほかに打つ手はないものかと、とにかく模索しています。
何かアドバイスいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


645 名前: KERO 投稿日:2003/11/29(土) 23:31
はじめまして。
COX-2選択的阻害剤の使用方法で教えて頂きたくお願いします。

母(76歳)が9月に膵のうほう腺癌と診断され、半年から1年の
命と言われました。家族の総意で告知していません。

現在11月末において、少々体重の減少はありますが、幸い黄疸等の
目立った症状は出ていません。
病院の判断では、高齢かつ進行(7cm)から考えて手術は不可能。
抗癌剤もほとんど効かないので実施しない。黄疸が出たら姑息手術は
行う。モルヒネ等の緩和医療は行うとのことでした。
GEM等の標準治療を要望しようかと考えましたが、副作用も
それなりにありそうで、QOLの損失を考え、さらに告知して
いない状況を考えて、家族からは積極的治療は要望していません。

そこで、副作用の少ない治療(原理的に考えて”治癒”というより進行を
遅らせる事と鎮痛効果を期待しています)COX-2選択的阻害剤
(セレコキシブ・セレブレックス)を個人輸入しました。
(COX-2選択的阻害剤の制癌作用は”COX 癌”等で検索しますと、
様々な癌について、多くの大学・病院等での研究(但し臨床というより
基礎研究レベル・一部臨床?)が見られます(膵臓癌は大阪大学等)。
ご参考まで・・。)

・583番のロキ様。774様。その他お分かりの方。
セレブレックスの使用法でご経験や文献等がお分かりでしたら、
ご紹介いただけるとうれしいです。

主治医に相談して(国内未承認の薬ですのであくまで自己責任での使用
になろうかと思いますが?)使用しようかと思いますが、どの様な
ことを特に相談すべきでしょうか?また相談されたでしょうか?

従来の非選択的COX阻害剤より副作用は少ないという論文は多く
見られますが、それほどでもないという論文も散見されます。
実際のところはどうなんでしょうか?

どうぞ宜しくお願いします。





646 名前: 774 投稿日:2003/11/30(日) 10:35
Nanさんへ
基本的に、転移巣にたいする治療は原発巣の治療と同様です。
進行膵がんに対してはGEM使用が基本となってきていますので、
あとはコンビネーションを検討したいところですが、主治医が
他剤併用を躊躇している状況では厳しそうですね。
抗がん剤ではありませんが、GEM+CDDPに低分子ヘパリンを追加
することで奏効率の向上が認められたとの報告があり、これは
検討に値するかもしれません。

647 名前: 774 投稿日:2003/11/30(日) 10:51
KEROさんへ
COX-2阻害剤の抗腫瘍効果に関して、臨床的に応用され効果的と検討
されているがんとして、大腸がん、肺がんなどがあげられます。
膵がんに関しては、実験段階でCOX-2発現を認めており期待されている
状況だと思います。
セレブレックス同様、国内でもCOX-2阻害剤;モービックなどによる検討
が始まっていますので、今後を期待したいと思います。

648 名前: Nan 投稿日:2003/11/30(日) 18:43
774先生、早速にお返事くださって、ありがとうございました。
担当の医師には、GEMも"気休め"に過ぎないと言われています。
確か、CDDPも意味はない・・・と、最初に説明されてしまったように
記憶しています。
が、最後まで希望は捨てたくはないので、また勉強させていただきたいと
思います。本当にありがとうございました。

649 名前: KERO 投稿日:2003/11/30(日) 19:27
774様。
掲示板なるものに初めて参加させてもらい、お会いしたこともない
方からこんなにも早く回答がいただけたこと、感激しています。
有難うございます。
モービックを含め自分なりにもう一度情報を集めて、主治医と相談
しながら、基本的には試す方向で検討したいと思います。
進捗は皆さんの為にも、また掲示したいと思います。

家族として”本当に母のための”治療法として最善は何かを考え
つつ進めていくつもりです。

本当に有難うございました。


650 名前: あきらめない 投稿日:2003/11/30(日) 23:40
Nanさん

私の母(68歳)も今年の4月に膵体部に5cmの癌が見つかり、肝臓にも無数に転移していました。
GEM1000mg+UFTの一般的と思われる治療をして半年経ちましたが、今はほぼ普通の生活が出来ています。
先日撮ったCTでは、膵臓の腫瘍は2cmに肝臓の無数の転移は消えてひとつの固まり(大きさ不明)になっているそうです。
初めは体重も10kgぐらい減って食欲もなかったし、モルヒネも使っていたし、抗癌剤の副作用もありましたが、
今では身体が慣れたからか、GEM投与日に多少だるさを感じる程度だそうです。(モルヒネはだいぶ前から使ってません。)
病院での治療以外では、健康食品の摂取とか免疫力を上げるためにライフスタイルを変えてみるとか、いろいろやってます。
そういうのも効を奏しているのかもしれません。

癌は百人百様だそうです。私も癌に関する本を沢山読んで勉強しています。
膵癌と聞いたときはもうダメだと思ったけど、そうじゃなかった。
だから、あきらめないでがんばってください。

651 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/12/01(月) 01:36
般的な癌の戦略として、down stagingと言われる抗癌剤や放射線治療などによって腫瘍や転移巣を縮小して根治手術を試みる手法があります。膵臓癌のdown stagingが根治手術に直結するかどうかはわかりませんが、他の転移巣がコントロールされれば、放射線治療(+温熱療法?)など、局所の制御を狙った積極的な治療の対象となり得るのではないかと私は考えています。
774先生が書かれておられるように、種々の抗癌剤、免疫療法など、進行膵臓癌に関しては、即緩和医療というのではなく、いろいろ頑張れる手段がどんどん出てきているようです。現実を見据えることは大切ですが、悲観してばかりでも前には進めないと思います。膵臓癌に関しては特に、少しでも良い状態で延命をはかられていれば、新しい手段が期待できる可能性の高い領域だと思います。患者様の状態はそれぞれ異なりますから一概には言えませんが、はなから諦めずに出来るだけ情報を得てください。案外、主治医の先生の方が情報が若干遅れている場合も残念ながらあるかと存じますから。

652 名前: Nan 投稿日:2003/12/01(月) 21:46
あきらめないさま
すごい大きな力をいただきました。ありがとうございます。
母自身、自分の未来を信じているので、家族もあきらめたら
いけませんよね。話をしてくださった担当医の鎮痛な横顔と、
「もう無理です」という言葉が、かなりの打撃となっていましたが、
でも、また勇気が出てきました。できるだけのことはしてみます。
木曜日からまたGEMの投与がはじまります。
あの苦しい吐き気と闘う母を、在宅でどこまで支えられるか
不安でしたが、でも希望を捨てずに看病します。
あきらめないさまのお母様のご回復も、お祈りいたしております。
ありがとうございました。

ある放射線科医さま
> 悲観してばかりでも前には進めないと思います。

そうですよね。まだわずかでも可能性が残されているのならば
最悪のことを考える必要はないですよね。
母の主治医の先生は、GEMに対しても悲観的で、「癌に太刀打ちできる
薬など絶対にない」とおっしゃるのですが(泣)、私はそうとも
決めつけられないのでは・・・と思っています。
癌との共存でも延命ができるのならば、また新しい方法が見出されるかも
しれませんよね。国内だけでなく海外まで視野を広げて、情報収集したいと思います。
またいろいろ教えてください。よろしくお願いいたします。

653 名前: YOSHI 投稿日:2003/12/02(火) 23:18
「超選択的動注化学療法」とは?

父は膵がんステージⅣで肝転移してます。
放射線治療とGEMの静注治療2クールを受けましたが、副作用(食欲不振、倦怠感、微熱、白血球・血小板減少)ばかりで改善がみられません。
超選択的動注化学療法なら効果が上がると聞きますが、副作用は多少軽減されるのでしょうか?
それと、この治療が受けられる条件等をご存知でしたら教えて下さい。お願い致します。



654 名前: YOSHI 投稿日:2003/12/02(火) 23:38
追伸

超選択的動注化学療法とは?↓ですか?
http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50152.htm

655 名前: YOSHI 投稿日:2003/12/02(火) 23:40
こちらでした
http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10691.htm
申し訳ありません。

656 名前: 774 投稿日:2003/12/03(水) 00:08
血流変更を行わなくても、上膵十二指腸動脈、大膵動脈などからの
動注でもOKだと思います。全身投与と異なり、副作用は軽減し、病巣
への直接投与となりますので、より効果が期待されています。
ただ、現時点での動注療法のEvidenceとしては、転移巣を含め”病巣部の制御”
目的に行われるもので、延命効果に関しては認められていません。
現在、新薬による治療がいろいろと工夫されていますので、今後の結果が期待
されているところだと思います。

657 名前: YOSHI 投稿日:2003/12/03(水) 01:17
774先生、即答をありがとうございました。
今後、転移予防等を含め、動注療法を主治医・セカンドオピニオンと検討して治療を進めて行きたいと思います。

658 名前: こすも 投稿日:2003/12/03(水) 22:49
初めて書き込みします。
実は、私のメル友が膵臓癌になってしまい…手術もしているそうなのですが…肺も悪くなってしまったようで、かなり容態が不安定みたいなんです。
彼女は、沖縄在住で関東に住んでいる私としては…心配でたまりません。 どんな病気なのかも分かりません。
何方が教えて頂けないでしょうか…。

659 名前: 通りすがりの一患者 投稿日:2003/12/04(木) 09:40
とりあえず、国立がんセンターのHPの膵臓がんに関する
説明を読まれてはどうでしょうか。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010203.html

660 名前: こすも 投稿日:2003/12/04(木) 12:15
HPを教えて下さってありがとうございます。
先程、見て来ました。肺との事はありませんでしたが…とても難しい病気なのですね。
今は…メル友の友人が、状況を教えて下さる事になっています。
相談にのって下さって、本当にありがとうございます。

661 名前: 206 投稿日:2003/12/05(金) 11:57
始めまして、私の母65歳も4月に膵臓癌4aの診断をうけ、
切除はせずに術中照射とバイパス手術をしました。今は月に3度、
GEMの投与を行っています。
10月頃までは、痛みもなく食欲もひと一倍あり家族共々とても
喜んでいたのですが、この1ヶ月位は、腹・胃痛に悩まされています。
9月のCT検査にも異常はなく(癌は少し縮小しているとのこと)
月に1度の血液検査も良好な数値との事です。
主治医からは放射線による神経障害がでているとのことで、
胃腸の薬とかモルヒネ系の薬(だったと思います)を頂けるのですが、日常生活に
おいてもかなり支障がある痛みのようです。
やはり、痛みのため食欲もおちており、とても心配しております。
何か痛みを和らげる方法はないものでしょうか?GEMの投与
をすると体調は幾分かマシになるようなのです。
何方が教えて頂けないでしょうか…。

662 名前: 774 投稿日:2003/12/05(金) 12:11
206 さんへ
基本的にGEMには膵がんにおける疼痛緩和効果があります。
放射線も同様の効果が期待できますが、膵がんの腹腔神経叢浸潤
によるがん性疼痛に対しては、モルヒネなど強力オピオイドによる
除痛が必要となります。モルヒネの適量=痛みの取れる量が基本ですので、
主治医にご相談ください。モルヒネの常用量は一日120mgまでですが、
がん性疼痛の場合は、個人差もありこの常用量をはるかに超えることがあります。
更に、薬物療法だけではなく、痛みによるQOL改善の為、神経ブロックの併用や、
放射線療法、理学療法、心理療法なども併用され、完全除痛を目指します。


663 名前: 206 投稿日:2003/12/05(金) 13:14
774様
早速のご返事有り難うございます。
やはり、今の腹・胃痛は放射線による疼痛よりも
膵癌からくる疼痛と考えておくべきなのでしょうか?
今後も痛みが続くようであれば、一度主治医とも相談し、
治療方法も検討してゆきたいと思います。

664 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/07(日) 22:38
今日母親(62歳)が「膵臓ガン」(膵管ガン)の恐れがあると言われました。
うちの母親は用心深いので通常の人間ドックでは満足せず、毎回ありと
あらゆる検査をオプションで受けていました。
その結果、膵管拡張が見つかり、膵管の中にガン腫瘍が出来てる可能性が高い
と主治医に言われました。本人の自覚症状等は全くありません。
膵臓ガンは治療が難しく、生存率も極めて低いとの事で家族全員意気消沈して
おります。

詳しい検査はこれからですし、医者は「単なる膵炎の場合もあるからまだガン
と決まったわけではありません。」と言ってますが明らかに目が泳いでました。
やはり膵管拡張はガンの可能性が高いのでしょうか・・・??

もう誰かに相談しないと不安で不安で・・父は動揺してますし
私は明日からの仕事が手につきそうにもありません。

665 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/08(月) 00:37
>>664
膵管拡張だけではガンとは判断できません。
MRI像、ERCPにより膵管部に病変による狭窄部がありそれ
による膵管拡張が認められること。
CTによる所見、腹部エコー。
膵液を採取し細胞診の結果等総合的に判断します。
特に膵臓は内臓の深いところにあるので確定診断が
難しいです。
詳しい検査を行わないと医者でもわかりません。
>医者は「単なる膵炎の場合もあるからまだガン
>と決まったわけではありません。」
本当のことをおっしゃっていると思います。
がんばってください。







666 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/08(月) 01:23
ここにも貼っておこう。

http://www.bb.e-mansion.com/~mikamo/reffer/manoweb/mokuji.html

いいホームページがありましたよ。みんな読んでね。



667 名前: 123 投稿日:2003/12/08(月) 21:14
私の母(66歳)も末期進行すい癌(リンパを巻きこんで)、無数の肝転移で10月から闘病生活を
送っています。GEMの2クール目が始まったところです。
腫瘍マーカー、CA19-Aは8000代→2000代→1000代と下がってはいますが、これは
普通ですか?それとも効果が出てるのでしょうか?肝臓腫瘍は若干縮小したとそうです。
ただ最近、左のすい臓付近でなく、右側の肺?付近が痛む事があるらしく、
肺に転移?とみんなでとても心配しています。次回の検査は来年の予定です。
肺付近?が痛いという事は肺転移の可能性があるのでしょうか?
ところで肺腫瘍も痛いのでしょうか?
どなたか知識のおありのある方がいらっしゃったら教えて下さい。
宜しくお願い致します。




668 名前: 664 投稿日:2003/12/09(火) 01:14
>>665
レスありがとうございました。
信じて待つ事にします。
しかしネットを漁っていたら下記のような記述を見付けてしまい
ました。


「膵腫瘍には外分泌腺由来の腫瘍と、内分泌腺由来の腫瘍があり、
それぞれ良性と悪性のものがある。
 このうち外分泌腺由来の腫瘍が大多数で、なかでも腺管細胞由来
の腺癌が7~8割を占める。膵頭部に多くみられ、中~高年の男性
に多い。」

つまりこれは肝臓に腫瘍が出来た場合、7から8割はガン腫瘍と言う
事ですか・・・・?質問ばかりで申し訳ありません。

669 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/09(火) 03:21
>>668
膵腫瘍はおっしゃる通り良性と悪性のものがあります。
>なかでも腺管細胞由来の腺癌が7~8割を占める
これが一般的に言われている膵臓ガンです。
腫瘍という言葉は、悪性腫瘍、良性腫瘍といった
二つの分け方ができますが、一般的にガンという場合
は悪性腫瘍をさします。よって良性腫瘍の場合は転移
はしません。
>つまりこれは肝臓に腫瘍が出来た場合
膵臓ガンは当然悪性でありますので肝転移は当然ありえます。


670 名前: 664 投稿日:2003/12/09(火) 07:00
>>669
レスありがとうございました。
すいませんタイプミスもがあり、質問の意味が伝わらなかったようです・・・
申し訳ありません。
私が聞きたかったのは
「膵臓に腫瘍があると判断された場合、その腫瘍は外分泌腺由来
のものが殆どで、その腫瘍の7から8割は悪性ガン腫瘍である」と
言う事なのでしょうか・・・・?

つまり大まかに言えば
膵臓に腫瘍が出来る=その腫瘍は7から8割の確率でガン腫瘍

と言う事なのでしょうか・・・?
何度も申し訳ありません・・・

671 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 09:50
横レスで失礼します。
「膵臓に腫瘍があると判断された場合、その腫瘍は外分泌腺由来
のものが殆どで、その腫瘍の7から8割は悪性ガン腫瘍である」ということです。

672 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/09(火) 10:42
家族が膵内分泌腫瘍で入院中です。
内分泌腺由来の腫瘍は一般に言われている膵臓癌より進行速度は遅いと聞いてますが、
転移が認められる場合は膵臓癌と同等と認識していた方がいいのでしょうか。
症例が少なく治療方法が確立されてないとも聞いてるので不安でしかたありません。

673 名前: 664 投稿日:2003/12/09(火) 11:08
>>774
レスありがとうございます。
母親は膵管が拡張し、内部に腫瘍がある確率が高いとの
事ですので、ある程度覚悟を決めた方がよさそうですね。

残りの2から3割に入れるよう祈るばかりです。
最後にもう一点だけご教示頂けると幸いです。

膵管が拡張していても腫瘍がない可能性もあるのでしょうか?

674 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 11:24
672名無しさんへ
”転移が認められる場合は膵臓癌と同等と認識していた方がいい”
と思います。

675 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 11:36
664さんへ
”膵管が拡張していても腫瘍がない可能性も”もちろんありますが、
不自然ですので、画像診断上なかなか判断不可能な病変である可能性を十分考えて、
今後様々な診断のためのアプローチを検討して行くことになると思います。

676 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/09(火) 14:19
774さん
回答ありがとうございます。
やっぱり転移があるとそうですよね。
でも主治医からは癌ではないと言われてるんです。
癌の定義づけはこの際どうでもいいんですが・・・
内分泌腺由来の腫瘍の患者さんも最近増えていると聞きます。
今は症例が少ないみたいですけど、医学の進歩を信じたいと
思ってます。

677 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 15:43
676 名無しさんへ
膵内分泌腺由来の腫瘍には、インスリノーマ、ガストリノーマ、VIPoma、
グルカゴノーマ、ソマトスタチノーマ等がありますが、インスリノーマの
悪性度は10%以下で全体的に比較的良性の性質を有していますが、ガストリノーマ
では90%以上が悪性です。また、VIPoma、グルカゴノーマ、ソマトスタチノーマ
では約半数が悪性腫瘍の性質(転移、再発、浸潤など)を有しているといわれています。

678 名前: 某内科医 投稿日:2003/12/09(火) 16:37
膵内分泌腫瘍の治療は手術可能なら手術が原則であり、
手術不能な場合は1、サンドスタチン 2,Zanosarの投与が
標準的な治療法で各医師の工夫により3,GEM 4,5-FUの
併用を行うなどがありますが完治を目指すにはやはり手術による
摘出が原則です。

679 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/09(火) 20:29
私の父(60歳)も先の人間ドックで膵管拡張が見られ、
現在検査入院待ちです。来週1泊で入院します。

どこそこが痛い、辛いと言う事も全くなく、ピンピンしてるのですが
膵管が拡張してると言う事はほぼ確実にガン腫瘍がありそうですね・・

私もまだ22歳で新入社員です。週末は親父と会社の事とか話しながら
一緒に酒を飲むのが楽しみだったのに・・・もしガンならと思うと全く
仕事が手につきません・・・・

まだ60歳なのに・・・早すぎます。今週末は先祖代代のお墓を
周って手を合わせてきます。せめて初孫が生まれるまでは生きていて欲しい・・

680 名前: toshi 投稿日:2003/12/09(火) 21:26
余計な質問みたいで恐縮なのですが・・
アデノカルシノーマと診断書に書かれていたのを思い出したのですが
これは一般的(おかしな表現ですみません)なものなのでしょうか?


681 名前: 123 投稿日:2003/12/09(火) 22:26
774様 123です。12/8 21:14の質問にお答え頂けたら
嬉しく思います。お時間のおありになる時にいつでも良いので
宜しくお願い致します。


682 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 23:24
toshiさんへ
アデノカルシノーマ=Adenocarcinoma=”腺癌”です。

683 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 23:48
123 さんへ
腫瘍マーカーの推移は化学療法が効いていることをうかがわせる所見です。
膵がんの転移形式は一般的に血行性転移として門脈~肝転移(~肺転移~全身転移)
リンパ行性転移としてがん性リンパ管炎(~肺転移~全身転移)
播種によるがん性腹膜炎などとなります。また経過中腹腔神経叢浸潤による膵がん
特有の腹痛・背部痛などの症状が現れます。
右胸部の痛みですが、膵がんによる直接的な症状の可能性のほか、転移した肝臓病変の
影響や骨転移、肺転移などの鑑別も必要ですので、年明けまで待たずに一度主治医に
ご相談されてはと思いますが。もちろん一般的には胸膜炎、肋間神経痛などのことが
多いとは思います。ここはひとつ可能性を議論するより、胸部の精査を前倒しで行う
ことがよろしいかと思いますよ。

684 名前: 679 投稿日:2003/12/10(水) 16:09
追加です。

膵管拡張が見られる場合、その中に腫瘍がある確率は
どれくらいですか?
また腫瘍があった場合、それが癌腫瘍である確率はどれくらい
でしょうか?
膵頭部の腫瘍は殆ど癌腫瘍で、膵頭部に癌が出来る確率が高いと聞いております。・・・

膵頭部に出来る癌の場合、膵管拡張は殆ど見られないとうちの
主治医が言っているものですから・・・もしや癌でないかもとの淡い期待を抱いています。

685 名前: 774 投稿日:2003/12/10(水) 16:35
679さんへ
”膵管拡張が見られる場合、その中に腫瘍がある確率はどれくらい?”
かは分かりませんが、スムースに膵液の排出が行われているノーマルな
状態では、膵管拡張は起こらないと考えることが自然です。何か膵液の
排出を阻害する状況が起こっている可能性が高そうだということで、
原因検索が重要になり、今がその状況ということですね。
またもし”膵臓に腫瘍があると判断された場合、その腫瘍は外分泌腺由来
のものが殆どで、その腫瘍の7から8割は悪性ガン腫瘍である”という
ことは言われています。
”膵頭部に出来る癌の場合、膵管拡張は殆ど見られない”は理解に苦しみます。

686 名前: 679 投稿日:2003/12/10(水) 16:44
>>774
レスありがとうございます。そうなると

膵管拡張→管が詰まっている→腫瘍のために詰まっている→その腫瘍が癌腫瘍の確率が高い。

と言う図式が成り立つ確率が高いと言う事ですね・・こうなるとほぼ癌である事が
確定してしまいますね。淡い期待を持つよりある程度覚悟を決めて
いた方が良いかもしれません。ありがとうございました。
せめて最後は親孝行したいと思っています。

687 名前: 774 投稿日:2003/12/10(水) 17:28
679さんへ
精査の結果、全てのチェックポイントより除外されることを期待いたします。

688 名前: toshi 投稿日:2003/12/11(木) 01:00
774先生へ

つまらない質問までお答え頂いていつも感謝しております
これからも宜しくお願い致します。

689 名前: シャア 投稿日:2003/12/11(木) 01:24
679さんへ
お父様、出来るだけよい治療が受けられるとよいですね^o^
我が家では父61才が膵臓癌で抗癌剤治療中です。
H15.3月便秘のため大腸カメラなどの検査を2~3箇所の病院で受けましたが、異常なし~
4月中旬に黄疸がでて、入院、腹部CTにて膵胆管拡張・膵頭部に約2.5cmの腫瘍が見られました。
Dr.によると腫瘍が膵管・胆管の合流部分をふさいでいるため、膵液、胆汁が行き場を失って膵管・胆管が拡張しているとのこと、
腫瘍の出来ている場所からして悪性の頻度は極めて高い、と言われました。
H15.5月膵頭部十二指腸切除術に望んだのですが、残念ながら周辺リンパ節への転移が広範囲なため、切除見送り、胃と腸のバイパス手術のみ実施して、現在抗癌剤治療を続けております。
679さんも検査結果が出るまでは、お父様ご本人もご家族さんも不安でいっぱいだと思いますが、よい可能性も信じて希望を持って下さい。
例え、腫瘍であっても、良性の可能性もあるし、悪性であっても、切除可能かもしれません。
抗癌剤も今年の4月からジェムザールが保険適応となり、よい結果が出やすくなりました。
うちの父は余命3~6か月と告知されましたが、症状発現後9か月突破、まあちょっとふらふらしてますが、生活は全て自立しており、先日も寿司をぱくつくぐらい元気にしております^o^
679さんのお父様もすべては検査結果が出てからだと思います!
希望を持って、望んでください。




690 名前: 一応医者です 投稿日:2003/12/13(土) 15:08
ご質問がございましたらどうぞ

691 名前: 123 投稿日:2003/12/15(月) 22:28
774様 とても丁寧な回答を下さってどうも有難うございました。
GEM投与後8000→3000→1000代へと低下していた腫瘍マーカー(CA19-9)ですが、
残念な事に2クール目最後の結果は100も下がりませんでした。これはもうGEMが効かなくなったと
いう事でしょうか???今後もGEMを続ければ正常な細胞がどんどん壊されてしまうだけなのでしょうか?知識が無い為、よく分からないのですが、
免疫力と腫瘍マーカーとは関係がありますか?(馬鹿な質問だと思います。すいません)
免疫療法を営んでいらっしゃる先生方は「抗癌剤」を否定されますし、
何がいいのかさっぱりわかりません。一日でも長く元気に生存する為には
まず腫瘍マーカーが下がればよいのでしょうか?それは免疫力があがる=腫瘍マーカーが
下がるという事ですか?右胸部の痛みに関しては最近もそうで
心配しております。774様がおっしゃられる様に主治医の先生に一度ご相談してみようと
思います。質問が多くて恐縮です。


692 名前: 774 投稿日:2003/12/15(月) 23:46
123さんへ
”これはもうGEMが効かなくなったという事でしょうか?”
”今後もGEMを続ければ正常な細胞がどんどん壊されてしまうだけなのでしょうか?”
とは限りません。GEM単独で効果がなくなった場合のセカンドラインの治療法は色々
ありますよ。
”免疫力と腫瘍マーカーとは関係がありますか?”あります。
”まず腫瘍マーカーが下がればよいのでしょうか?”まずはそうです。
”それは免疫力があがる=腫瘍マーカーが下がるという事ですか?”本ケースでの
腫瘍マーカーの減少は免疫力増強効果ではなく、あくまでもGEMによる
抗腫瘍効果によるものですので、答えは”イイエ”です。
”免疫療法を営んでいらっしゃる先生方は「抗癌剤」を否定されますし、
何がいいのかさっぱりわかりません。”現時点で臨床応用されている免疫療法と
抗がん剤は分子標的薬を含め、極わずかな増強効果を認める組み合わせもありますが、
基本的にほぼ同時期での共存はノーカンだと思います。がん細胞の勢いが強い時期は
抗がん剤が、また間歇期やがんの勢いが弱い時期には免疫療法が好ましいと思います。

693 名前: 123 投稿日:2003/12/16(火) 20:56
774様 今回も敏速かつ、丁寧でわかり易い説明を
有難うございます。そして再度同じ様な質問になりますが、
GEM単独で2クール目で「100」程度しか低下しなかった腫瘍マーカーが
3クール目で再び「1000」台以上低下するケースもありますか?
セカンドラインの治療法とは”GEMと別の薬品の併用”という意味でしょうか
現在の病院は標準治療しかしない方針の様ですが、これもまた
主治医の先生にご相談してみる様にしたいと思います。
重ね重ね有難うございます。




694 名前: 774 投稿日:2003/12/16(火) 21:05
123さんへ
”3クール目で再び「1000」台以上低下するケースもありますか?”あります。

695 名前: 悩める者 投稿日:2003/12/16(火) 22:30
主人68歳が12月11日にすい臓癌1.5cmと肝臓癌1.5cmがみつかり、
膵臓から肝臓への転移との事でしたが、CA19-9は6でPIVIKⅡが33000と
高く癌との診断。主人は8年前に大動脈弁を金属弁に入替え手術をしています。
膵臓の腫瘍マーカーは正常値なのですがCTの結果とエコー・血液検査で
今までの経験から(MRIが金属弁のため出来ませんでした)
手術不可能・抗がん剤効果なし。と言われ、悩んだ末、活性化自己免疫療法
を受けることにしました。が、その病院でも抗癌剤のジェムザールを
白血球が2000になるまで使うとの事です。治らないものなら苦しみの
ない療法を望んでいるのですが、白血球を2000まで下げてしまったら
免疫力が低下して更に悪くなるのではないかと心配しています。
ジェムザールは本人の為になる手段なのでしょうか?
必要のない苦しみだけの医療であるなら、緩和ケアとしてモルヒネを常用してでも
生活を豊かなものにするのがいいのではないか?
迷っています。どうすればいいかどなたか教えてください。

696 名前: 774 投稿日:2003/12/17(水) 10:59
悩める者さんへ
緩和医療については、早い時期から他の治療(手術療法・化学療法・放射線療法など)
と併用すべき必須の治療法です。いわゆる言葉が適当かどうかはわかりませんが、
”終末医療”は緩和医療の極一部ととらえています。ですから二者択一ではなくて
現在の治療と同時進行的にお考えになられたらと思いますよ。
あと、”手術不可能・抗がん剤効果なし。”は、やや疑問の残る発言で、従来型の
膵がんに対する化学療法では、芳しい結果が得られていませんでしたが、現在は
GEMやGEMとのコンビネーションによる治療効果が明らかになりつつありますので、
今行われているGEM単独による化学療法は問題ないと思います。更に、GEMの効果
がなくなってからの、セカンドラインの化学療法なども検討されていますので、
副作用を上手に克服できればQOLを維持した延命が十分期待できると思いますよ。
なお、リンパ球治療と化学療法の関係は以前レスしたとおりです。また、人工弁
置換術後のワーファリン服用、アスピリン併用などはむしろがん治療の経過中は
好ましい治療ですので、こちらも問題ないと思います。
ただ、膵がん肝転移という大前提の確定的な診断がついていないのが気になります。
もし、1施設の1医師のみによる判断であったなら、場合によっては、膵がん治療症例
の多い施設での再検査などもご検討できればと思います。

697 名前: オオノ 投稿日:2003/12/17(水) 13:45
初めて書き込みをいたします。

12月12日に父が膵臓癌(ステージ4a)の診断を受けました。
父は現在64歳で、自覚症状は全くなく、食欲旺盛、週7日のうち
仕事1日、釣り2日、山芋掘り2日、そしてゴルフ1日という
遊びまくりの生活を送っていました。

膵臓癌が発見されるきっかっけは、今年の夏の健康診断の時に、
糖尿の数値が少し高かったため、近所の病院で糖尿指導を受けて
頑張って減量にも成功しました。

ところが、糖尿の数値は一向に改善されておらず、一度大きな病院
において精密検査を受けることを勧められ、検査を行っていました。
その際に膵臓頭部に腫瘍が発見されました。

セカンドオピニオンに国立がんセンターへ昨日行って来ましたが、
結果は、膵臓癌でほぼ間違いないだろうとのことでした。

腫瘍は膵臓の頭部にあり、動脈か静脈を巻き込んでいるため手術
不可能とことです。ただ、今のところ遠隔転移等無いようです。

今後は化学療法及び放射線療法をうけることになるのですが、今の
元気な状態で治療をはじめるにあたり、何か良い方法があれば教えて
頂きたく存じております。

インターネットで色々調べているのですが、沢山の抗癌剤があるよう
なので、迷っています。

ビルリジンの個人輸入も考えております。

普通、患者がそのような薬を持ってきた場合、医師は投与してくれる
ものなのでしょうか?
ダメなものを手に入れても仕方がないので。

どなたか教えて頂けないでしょうか?宜しくお願いいたします。

698 名前: 697さんへ 投稿日:2003/12/17(水) 16:18
ビルリジンの個人輸入は不可能です。
だれか知り合いの医師に相談した方がよいのでは?

699 名前: 679 投稿日:2003/12/17(水) 16:35
今日父の検査結果が出ました。
「膵臓癌・肺癌の疑いがあるが、まだわからない。ただ癌だとしても極めて早期。半年1年でどうこうなる
ものではなく治療は可能」との事です。さらに3泊4日で精密検査を行うようです。
自覚症状も今の所全くありません。

どうやらもうお腹を開いてみないとわからないようです。
本人はもう覚悟を決めているみたいですが。ですが膵管が何らかの
炎症を起こしているのは間違いないとの事です。

主治医の微妙なニュアンスまで聞き取っていませんが感じからすると
もう決まったような感じでしょうか・・・?

700 名前: 名無しさん 投稿日:2003/12/17(水) 17:00
697さんへ
スミマセンが教えて下さい。
ビルリジンはなにか良い結果でもでたのでしょうか。
アバスチン(ベバシツマブ )より良いのでしょうか?

701 名前: オオノ 投稿日:2003/12/17(水) 17:06
700さんへ
すみません。
私も全くの素人で詳しいことは分りませんが、膵臓癌の治療薬
を調べているうちに、海外の優れた治療薬で、国内未承認の中
にビルリジンというものを見つけました。
700さんが言われるアバスチンについては何も知りません。
その薬のことについて教えて頂けませんか?

702 名前: 774 投稿日:2003/12/17(水) 17:33
進行膵がんに対する検討中のレジメンは現在のところ以下の通りです。

局所進行がんに対して;放射線化学療法 (5-FU+体外照射)
進行・再発・遠隔転移例に対して
GEM単独、GEM+放射線療法、GEM+CDDP,
GEM+5-FU、GEM+CDDP+EPI,
GEM+CPT-11、GEM+MMC、GEM+EPI
GEM+ベバシズマブ
なお、GEM+ベバシツマブに関しては以下ご参考まで
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm32/250681
なお、免疫療法剤ビルリジンは個人輸入でも国内で手に入れることは今のところ困難です。

703 名前: 700 投稿日:2003/12/17(水) 19:28
オオノさんへ
そうなんですか。わかりました。
アバスチンはFDAで来年3月末頃までには承認される予定のようです。
血管新制阻害薬と免疫療法剤の違いがありますが、
個人輸入はビルリジンよりは早い時期に可能になるのでは?
で、大腸ガンでですが国内では来年後半から始まるようです。
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/281899


704 名前: 700 投稿日:2003/12/17(水) 19:37
血管新制阻害薬→血管新生阻害薬
アバスチンはベバシツマブで
774さんのURLを参照してみて下さい。


705 名前: 悩める者 投稿日:2003/12/17(水) 19:39
774先生 再度のメイルありがとうございます。私もCA19-9の数値の結果には疑問を持っていて、明日、活性化自己免疫療法を受ける前にドクターに聞きたい項目の一つとしておりましたが、
昼前ドクターから電話あり、その病院での血液検査の結果も腫瘍マーカーCA19-9の数値が正常値内だったようで
癌を宣告された病院(公立病院)に電話されたようでした。腫瘤形成性慢性膵炎(字が間違っているかもしれません)の疑いも考えられるとの事で、
そんな可能性もあるのでしょうか?明日、PET検査を受けることにしました。もう一つお尋ねしたいのはPIVIKAⅡ=33000のことです。先回も書きましたように大動脈弁の手術を
しておりますので、その後毎日ワーファリン4錠とジコキシン0.125ミリ・ノルバスク2.5ミリを8年間服用しています。
ワーファリンとPIVIKAⅡの関係で、こんなに数値が上がる事もあるのでしょうか?
CTには肝臓右葉前区域に1.5cmの影がありました。
これは肝臓癌と考えた方がいいのでしょうか?



706 名前: 774 投稿日:2003/12/17(水) 20:34
悩める者さんへ
PIVKAⅡはもともとビタミンK欠乏状態やビタミンK拮抗薬投与時に出現する
異常プロトロンビンです。一方ワーファリンはバリバリのビタミンK拮抗薬
ですので、本ケースでのPIVKAⅡ上昇はワーファリンの長期服用のためと推察
されます。
がんに対する再検査、治療法の再検討を要します。

707 名前: 某内科医 投稿日:2003/12/18(木) 13:19
Virulizinを実際に使用している医師ですが現在正規のル-トでは
国内では入手不可能だと思います。又海外からの個人輸入も不可能に
近く私の所でも現在までの投与患者数は4名、来年以降の投与予定の
患者さんを入れても10名前後にとどまります。
投与患者数が少ないのは一にも二にもVirulizinの入手確保が難しい
ためです。従い私の施設ではVirulizinの新規投与の受付を
関西圏では終了、首都圏でもほぼ終了しています。
ですからVirulizinの投与希望される患者さんはどなたか
入手可能なお医者さんになるべく早く確保を御願いされた方がよろしいかと
思います。

708 名前: 700 投稿日:2003/12/18(木) 15:00
某内科医さん
で、ビルリジンは感触としてはいかがですか?
知りたいのはそれです。どうなんですか?

709 名前: 名無しさん 投稿日:2003/12/18(木) 16:40
◆ 2003.12.16 血管新生阻害薬ベバシズマブの臨床試験、わが国でも大腸癌患者対象に来年後半から開始

 画期的な癌治療薬として世界的な注目を集める、血管新生阻害薬のベバシズマブ(米国での予定商品名:Avastin)の臨床試験が、わが国でも来年後半から始まることになった。開発元の米国Genentech社から、スイスRoche社を通し中外製薬に日本での独占的開発・販売権が付与された。

 今回、ライセンス契約が締結されたのは、ベバシズマブと、2型の上皮細胞成長因子受容体(EGFR)、HER2のシグナル伝達阻害薬であるペルツズマブ(米国での予定商品名:Omnitarg)の2剤。いずれもヒト化モノクローナル抗体タイプの分子標的薬で、前者は欧州ではRoche社、米国ではGenentech社が大腸癌を適応症として承認申請を行っており、後者は第2相試験段階にある。

 ベバシズマブは、今年6月の米国臨床癌学会(ASCO)で、転移性大腸癌に対する併用療法の有用性が発表(関連トピックス参照)、進行膵臓癌に対する第2相試験(併用療法)でも高い効果を示すなど(関連トピックス参照)、大きな期待を集める分子標的薬だ。日本では、まずは進行・再発大腸癌患者を対象とした第1相試験を来年後半から始め、海外での臨床試験結果に応じて適応拡大を考慮する。

 もう一つのペルツズマブは、HER2と他のHERファミリーとの結合を阻害することで、細胞内のシグナル伝達を阻害する。特徴は、主要細胞のHER2発現量に関係なく細胞増殖を抑制すること。HER2をターゲットとするトラスツズマブ(商品名:ハーセプチン)で必須だった「HER2の過剰発現」がない癌患者にも適用できる可能性がある。日本では、非小細胞肺癌、乳癌、前立腺癌、卵巣癌を候補適応症として、来年後半から第1相試験を行う予定だ。


710 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/19(金) 19:43
774先生へ
レジメンという言葉がありますが意味を教えて
いただけますか。つまらない質問ですみません。
よろしくお願いします。


711 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/12/19(金) 21:39
横レスでごめんなさい
re・sume [riz(j)ú:m]
━━ v. 再び取る (~ one's seat 席に戻る); 取返す; (健康などを)回復する; (一度やめたことを)再び始める ((doing)); 概要を述べる.
医学関係ではレジメンと言うことが多いですね。
私もそうですが、意味も分からずなんとなく使ってたりします(反省)。
ちなみに、履歴書もResumeが英訳です。
要するに使用する抗癌剤の種類と概要を列記したりしたものとか、治療方法の手順の概略などですね。
お品書き(品目つき)と考えていいのではないでしょうか?
(で、よかったでしょうか?774先生)


712 名前: 774 投稿日:2003/12/19(金) 23:17
ですね。

713 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/19(金) 23:57
>>ある放射線科医様
>>774先生
ありがとうございました。
勉強になりました。



714 名前: 悩める者 投稿日:2003/12/20(土) 23:07
774先生 先日から何度もメイルします。昨日PET検査しました。
膵臓・肝臓共に2.5センチ大の癌でした。動画のCDもいただきました
後は活性化自己リンパ球免疫療法しかありません。
が、ドルターの言われるにはその前にジェムザール&経口UFT-Eを
週1を3週間した後に活性化したリンパ球の点滴治療をして、
又抗がん剤との繰り返しをするそうです。
リンパ球免疫療法と抗がん剤との力関係でどちらが勝つか?
ということなのでしょうが・・・。774先生はリンパ球免疫療法と
抗がん剤併用には反対の意見でしたが、
データーからは併用が10㌫程度ではありますが、
効果率が高いようにでていましたが、それで完治するのではないのですから、
抗がん剤の苦しみを思うとやりきれません。UFT-Eの副作用は
強いものでしょうか?どうすれば副作用を抑えられますか?
方法を教えてください。



715 名前: 774 投稿日:2003/12/21(日) 00:21
悩める者さんへ
まず、確定診断にいたる経過ですが、PET検査も補助診断にすぎず、
炎症などでも集積してしまうことや、実質臓器の原発巣診断には不向き
ともいわれていますので、”がん”という診断の信憑性の問題はありますが、
画像診断の専門家の判断であれば、まず問題はないのだろうということで
コメントを続けます。(本来は膵液細胞診や試験開腹による組織診などによる病理
診断がつけば確実なのですが・・・。)
まず、膵癌の場合、長期延命が期待できる治療法はなんと言っても手術による
完全治癒切除です。また肝転移巣に対しても切除可能であれば合併切除により延命が
期待できますので、手術適応の有無に対する再検討が必要です。
切除不能と判断された場合に、化学療法や放射線療法の適応があります。
リンパ球治療に関しては、他のスレでもコメントしているように、膵がんに対しての
治療効果は残念ながら認められていないのが現実です。
”データーからは併用が10㌫程度”というのは、リンパ球治療施設での内部
データか、関連研究会や関連学会で発表された数字ですが、何を持って”効果”
としているかという問題がありまし、他の研究者による追試が行われていないデータ
ですので、1施設の恣意的なデータや判断では何ともいえません。
いわゆるトライアルとしてその可能性にかけた治療ということで検討されている
ようですが、今までのところ他の第三者的研究者により”明らかに効果的”との判断
はなされていません。
GEMによるあるいはそのコンビネーションによる化学療法によりわずかながら
ではありますが、延命効果が認められていますので、それは問題ないと思います。
UFTはGEMが登場する前の術後補助化学療法として、CPAなどと併用されていましたが、
効果に関するEvidenceの認められないままGEMにとって代わられた歴史があります。
UFTの副作用に関しては以下をご参照ください。
http://www.pharmasys.gr.jp/go/pack/4229100D1020_1_08/

716 名前: 679 投稿日:2003/12/22(月) 15:44
至急です。
今日癌かどうかの検査が終わりました。足の付け根から内視鏡みたい
のを入れたみたいです。今日結果を聞きに病院へ行きます。
主治医から直接呼ばれてます。「詳しい事はご来院されてから・・」
との事です。

ただの膵炎じゃ家族呼びませんよね??もう覚悟を決めるべき
なのでしょうか。774先生なら単なる膵炎じゃ家族呼びませんよね??

717 名前: 679 投稿日:2003/12/23(火) 00:04
ご報告致します。先ほどの書き込みの際は取り乱しまして
申し訳ありません。

父の診断を聞いて参りました。その結果は「お腹を開いて
みないとわからない。」との事です。
膵管に水泡のようなブツブツがいくつか出来ていて、それに
加えて腫瘍のようなものが確認できるとの事です。

「腫瘍があった場合、悪性の確率が高いが、癌だとしても
 極めて早期なので、根治は無理だとしても手術すればまだ
 まだ普通の生活は出来ます。」

だそうです。父はこれまでさまざまな検査をやりましたが
まだ癌かどうかわからないようです。こんな事ってあるんでしょうか?
でも医者の口振りからするとほぼ癌だろうと父は言ってます・・・

とりあえず父と家族との間で何も隠し事がなく、情報を共有できて
要る事が唯一の救いです。

718 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/23(火) 13:54
679殿へ。
膵癌の診断は、ケースによっては非常に難しい場合があるようですよ。
私共の家族の場合もそうでした。特に早期の場合はいっそう確定診断が難しいみたいです。
細胞診ができればいいんでしょうけど、膵臓の場合、体の一番奥にある臓器ですからね。
ERCPで膵液の採取は、されたのでしょうか。

私共の家族も、確定診断のないまま、手術にふみきりました。
で、やはり膵癌でした。

リンパ節等への、転移もないのでしたら、大丈夫ですよ。






719 名前: 774 投稿日:2003/12/23(火) 16:48
679さんへ
718名無しさんのおっしゃるように膵がんの確定診断は困難なケースも多い
ことと思います。各種検査を組み合わせて総合的に判断する事になりますが、
やはり確定診断となると、膵液細胞診や組織診などの病理検索以外にありません。
「足の付け根から内視鏡みたいのを入れたみたいです」は血管造影のことだと
思いますが、これも、”各種検査を組み合わせて”の一環の医療行為となります。
主治医の「お腹を開いてみないとわからない。」は一見無責任な発言に思われる
でしょうが、確定診断が困難な症例に対して、不確実な診断のまま、”がん治療”
を見切り発車してしまうよりは、試験開腹してでも、組織診により確定診断をつけ、
その結果に基いて、治療法を再検討しようとするものですので、ご心配なく。
あとは、膵がんの場合何といっても、完全治癒切除を目指した手術療法により
長期延命が期待できますので是非頑張っていただきたいと思います。

720 名前: 679 投稿日:2003/12/24(水) 16:39
718さん、774先生アドバイスありがとうございます。
しつこいようですがもう一つ質問させて下さい。
初期の膵癌を手術で切除した場合、だいたい何年程度
の延命が望めるのでしょうか。一概には言えないと思いますが
ご存知でしたらご教授頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

721 名前: 774 投稿日:2003/12/24(水) 17:21
679さんへ
膵がん全国登録調査報告によれば、治癒切除症例の5年生存率は約20%
です。つまりその完全治癒切除症例の中に膵がんにかかられていても
約20%の方が5年以上の長期生存を果たしているということになります。

722 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/24(水) 19:05
逆を言えば約80%の方が初期の膵癌で治癒切除しても再発
し亡くなられたということですね。
なかなか膵癌は厳しいですね。
膵癌をターゲットにした分子標的薬等が待ちどうしい
限りです。


723 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/25(木) 07:57
679さんへ
718です。5年生存率ですが、統計的にみれば確かにそうなるんでしょうけど、
ステージ1~ステージ3まで、手術適応症例は幅がありますから、ステージ1.2
の段階であれば、もっと生存率は上がるはずです。と 医者にいわれました。
ポイントは、手術の際切除された、リンパ節 神経などに転移があるかどうかではないでしょうか。
(すべての癌に言える事ですけど)
私共も家族はまさにそれでして、いまは術後半年になります。
体重はまだまだ減ったままですが、今は治療らしきものはなにもしていません。
本心は決して安心できていませんが、患者本人は絶対治すと非常に前向きです。



724 名前: 774 投稿日:2003/12/25(木) 09:04
718さんのおっしゃる通りです。
StageⅡまでの症例は長期生存が期待可能です。
StageⅡ以上の症例に対しても、周囲組織の合併切除などを含め、
可能な限りの治癒切除が望まれます。

725 名前: kazu 投稿日:2003/12/26(金) 01:01
以前、553で書き込みさせていただきましたkazuと申します。
父(65歳)の(膵頭部の)膵がんですが、手術可能ということで幽門輪温存膵頭十二指腸切除術し、
現在、退院直前です。
術後は良好で、切除した部分の検査で、切除した周りのリンバ節の検査ではまったくがん細胞は
見当たらなかったのことです。膵体部に小さなしこりのようなものがあったが、
それも良性のものだったらしく、結局は転移はまったくありませんとのことで、
かつ、ステージは元々「Ⅳa」ということでしたが、完全に「ステージⅢ」であるとのことです。
今後は、肝臓に潜んでいるかもしれないガン細胞の増殖を防止するためGEM投入を
始める予定です。先日試験的に投入したところ2日ぐらいは気分が悪かったようですが、
思ったほどではなかったようです。年始より正式に投入予定です。
約1年GEMを続ければ大丈夫だろうとのことです。1年間副作用が心配なこともあるのですが、
知りたいのは、1年後のGEM投与を止めたあとのことに関連して、今回の結果・状況で
父の5年生存率は、通常の切除したときの10~20%よりも高い確率を期待して
よいのかどうか。 ・・というのは、主治医によると周りのリンパ節への転移がまったく
見られないのは珍しいとのことでしたので、かなりの延命を期待してしまうのですが、
どうなのでしょうか?
ステージⅢの場合は、周りのリンパ節への転移がないことが多いのでしょうか。


726 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/12/26(金) 09:14
KAZUさんへ
718です。膵癌患者の家族の話として、お聞きください。
明確な説明はおそらく774先生よりあると思いますが、体験談として。

まず膵癌のステージについては、国立ガンセンターのホームページに詳しく載っています。
ただ、私共の場合も、腫瘍の大きさは1.5センチ、リンパ節等への転移なし、でしたが
ステージ3と診断されました。理由は、”黄疸が出ていた事” ”若干腫瘍の膵臓外への浸潤が見られたこと”
この2点です。逆に腫瘍が膵臓内にとどまっている状態でも、大きさが2センチ以上あればステージ3と診断されます。

術後のGEM投与ですが、私共の場合は、副作用が激しく2クールでやめました。
相手が膵癌だけに、やめて大丈夫なのか、医者にたずねると術後補助療法としてのGEM投与は、効果があるのか
どうかはっきりしていないので、(いわゆるエビデンスがない)激しい副作用をがまんしてまでする必要はない
ということでした。1回目より、2回目のほうが副作用は強く出ました。

副作用がそれほどでもないのでしたら、ぜひ続けるべきでしょうね。念には念をいれてという事です。

5年生存率など気にせず、前向きにお互いがんばりましょう
とにかく、1番つらいのは、患者さん本人ですから。



727 名前: 774 投稿日:2003/12/26(金) 09:42
kazuさんへ
「今回の結果・状況で父の5年生存率は、通常の切除したときの10~20%
よりも高い確率を期待してよい」と思いますよ。

728 名前: みあ 投稿日:2003/12/26(金) 14:13
父がすい臓に6X9センチの水嚢腫があり、肝臓に5~6の転移がある
すい臓がんと診断され余命3~6ヶ月と言われました。
今後の治療に効果が期待できるものは無いでしょうか?
サメのエキスはいいのでしょうか? 教えていただきたいです。
ゲルマン療法は期待できますか?

729 名前: 名無し 投稿日:2003/12/27(土) 11:52
みあさんへ
サメのエキスのことは食品の板で。
ゲルマン療法は
http://yotuba.gn.to/igaku/em.html

730 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/12/29(月) 14:24
774先生。PubMedで抄録を見たのですが、
Cancer Invest. 2003;21(5):690-4.
Phase II trial of a 24-hour infusion of gemcitabine in previously untreated patients with advanced pancreatic adenocarcinoma.
この中でGEMの抗腫瘍効果は量依存ではなく、スケジュール依存と抄録で書かれていましたが、どうなのでしょうか?私は抗癌剤に関しては不勉強なので、もしよければお教えください。もし、それがコンセンサスを得たものであるなら、戦略がもっと立てやすくなるし、患者様にとっても恩恵があると思うのですが。
 少し早いですが、774先生のさらなるご活躍と、患者様へのご助言を来年も期待しております。よいお年をお迎えください。

731 名前: ルウ 投稿日:2003/12/29(月) 17:08
私の母が膵臓癌と診断され、余命3ヶ月と宣告されました。
それからジェムザールを投与し続け、現在5ヶ月が過ぎました。
始めは大きな副作用もなかったのですが、最近は抗癌剤がだんだん蓄積されているような感じがすると訴え、背中の痛みや、頭痛、吐き気に悩まされています。
食べたものを吐いてしまうのが何より心配です。副作用を抑えるなにかいい方法がありましたら、ぜひ教えてください。


732 名前: 774 投稿日:2003/12/29(月) 18:15
ある放射線科医さんへ
こちらこそある放射線科医さんのさらなるご活躍と、ご助言を来年も
大いに期待しております。よいお年をお迎えください。

さて、ご存知の通り、GEMはもともと実験段階より濃度及び時間依存的に
殺細胞作用を示しており、種々のヒト腫瘍モデルに対しても
スケジュール依存的に抗腫瘍効果を示しております。
実験段階では「3~4日に1回の投与により非致死量で優れた抗腫瘍効果
がみられるのに対して、1日1回の投与においては毒性が強く抗腫瘍効果
は認められなかった。」というものです。
続く治験(レベル2の第1コースのみ週1回7週連続投与)の検討に
おいて「1回1000mg/m2 週1回投与を3週連続し、4週目は休薬する。これを
1コースとして投与を繰り返す。」ことが取り決められ、
更に臨床試験の検討から「週2回以上あるいは1回の点滴を60分以上かけて
行うと、副作用が増強した例が報告された。」ことより本邦での承認用法・
用量の決定が行われた経緯があります。
また24-hour infusion はあくまでも治験中のひとつのトライアルであったと
認識しております。

733 名前: 774 投稿日:2003/12/29(月) 18:23
ルウさんへ
抗がん剤による化学療法では”いかにして副作用を押さえ込めるか”が
成否のカギを握っております。
抗がん剤による副作用に対する支持療法には、ガン性疼痛に対する除痛
療法(鎮痛剤~モルヒネ、神経ブロックの併用や、放射線療法、理学療法、
心理療法)や悪心・嘔吐に対するステロイド、ドーパミン拮抗薬、5-HT受容体拮抗薬
などがありますので、一度主治医とご相談されてみてくださいね。

734 名前: ルウ 投稿日:2003/12/30(火) 11:07
774先生へ
ご助言ありがとうございます。
次の診療日に主治医とよく相談してみます。


735 名前: yangzi 投稿日:2004/01/04(日) 12:35
父のことでご相談します。3月にすい臓がん、肝転移で、両方の切除術をうけました。その後通院でジェムザールの投与を受けながら今に至っています。腫瘍マーカーは少しずつ上昇していますが、年末ののCT検査では、肝臓への転移はまだ見られないということでほっとしているところです。ところが、年末からお正月にかけて体のだるさ、全身のむくみ、足の潰瘍、食欲不振など異常を訴えて寝込んでいます。足の潰瘍は糖尿病の影響とのことですが、むくみ、体のだるさも糖尿病によるものでしょうか?(すい臓がんになる前は糖尿病の症状は余りありませんでした)それとも、がんの転移、再発に関するものでしょうか?
手術後、何とか通院を自分の足で行っていましたが、最近めっきり足腰が弱り、気力もうせてきており、体全体が弱ってきた感じがして心配しています。糖尿病の悪化だとしたら、入院して治療を受けたほうが体力の消耗を防げるのではないかと思いますが・・。次の主治医の診察は金曜日なのでそこでも相談するつもりですが、それまで待っていていいものかどうか・・?
よいアドバイスがあればお知らせください。

736 名前: 774 投稿日:2004/01/04(日) 13:36
体のだるさ、全身のむくみ、食欲不振はジェムザールの副作用として
認められているものです。詳細は以下をご参照ください。
http://www.pharmasys.gr.jp/go/pack/4224403D1030_1_01/
なお、症状が増悪する場合には主治医に連絡を!

737 名前: yangzi 投稿日:2004/01/04(日) 16:11
774さん、早速ありがとうございました。
ジェムザールの情報も読みました。ただ、最終のジェム投与が12月19日で、その後の一週間は明らかな副作用と思われる食欲不振等ありましたが、改善してきてこれでお正月は快適に過ごせると思ったいただけに、糖尿病関連かとも心配しています。足の潰瘍も悪化してきているのも気になっていたものですから・・・。アドバイスのとおり、症状が憎悪する場合はすぐ主治医に連絡を取ります。ありがとうございました。

738 名前: つなみ 投稿日:2004/01/07(水) 18:57
初めて書き込みいたします。私の母は先月の半ばに黄疸が出て近くの大学病院へ入院しています。
色々な検査をした結果膵がんが4cmで発見されました。
腫瘍が胆管を圧迫しており口から管を通そうとしましたが途中でどうしてもつかえてしまい断念しました。
そしておとといわき腹から肝臓に管を差し胆管に通そうとしましたが失敗して胸に出血してしまいました。
その出血はどこからのものか不明だそうです。このPTCDという処置は難しいものなのでしょうか?
黄疸の値も20を超えていて私もとても心配です。また来週同じ処置をするようですが不安があります。
やはり国立がんセンターなどの専門の病院へ移った方がよいのでしょうか?
その場合すぐに移るのは手続き上難しいのでしょうか?
どなたかご助言して頂ければうれしいです。私たち家族も途方に暮れています。
よろしくお願い致します。


739 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/07(水) 19:47
>そしておとといわき腹から肝臓に管を差し胆管に通そうとしましたが失敗して胸に出血してしまいました。
>その出血はどこからのものか不明だそうです。
出血源は針を刺したところからでしょうが、そんなことはたいした問題ではありません。
右肋間からのアプローチで血胸を作ってしまうことは、ままありますが、これも特に問題になることではありません。
よほど止血能が悪くない限り、しばらくすれば出血は止まりますし、溜まった血液も吸収されます。

>このPTCDという処置は難しいものなのでしょうか?
超音波で見ながら、体の中の太さ数ミリ程度の管を皮膚の上から針で刺そうというのですから、難しくないわけがありません。
どんなに上手な人でも失敗する時は失敗しますし、がんセンターが特に上手ということもないでしょう。

閉塞性黄疸というのは、放置すると非常に危険な状態になります。
下手すると、癌そのものよりも閉塞性黄疸で命を落とすこともあります。
今は転院よりも処置を優先させるべき時ですね。

740 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/07(水) 19:53
>>739に追加
右肋間よりも心窩部(みぞおち)からの方がアプローチは容易です。
参考までに。

741 名前: 774 投稿日:2004/01/07(水) 21:15
つなみさんへ
現状では減黄処置として、PTCD(経皮経肝胆道ドレナージ)、胆道ステント、
ENBD(内視鏡的経鼻胆道ドレナ-ジ)などにより、閉塞性黄疸を改善する処置
が最優先されますが、お話をうかがう限り今の施設での処置にやや疑問を感じるのも
ごもっともと思います。
減黄処置は一発で決めなければ、状況はどんどん不利になります。ご本人も何度もつらい
思いをすることになります。
”上手くいかなかったらまた次回”ではなくて、確実に一度の処置で決めてもらいたい
ところですね。
成否のカギは施行医のデリケートなタッチや危険性に対する慎重な態度と肝内胆管の
拡張の度合いなどにかかっています。
次回こそ何とか上手に処置ができることを期待いたします。

742 名前: つなみ 投稿日:2004/01/07(水) 22:08
名無しさん、774さん、貴重なご意見ありがとうございました。
私なりに色々インターネット等で調べて見て黄疸は怖いものだと知りとても心配でなりません。
主治医のお話ですと血胸はありえないような事を言われたのでもしかして医療ミスなのかなと思ってしまいました。
でも名無しさまのお話でありえない事はないと知り少し安心いたしました。
おとといしたPTCDの処置に2時間かかりとても痛い思いをした上に出血の為に血圧も低下し呼吸するのも胸が痛くて小さい呼吸をやっとしていました。
ですからもうあんな思いはしたくないと母は言っています。
でも先生は他にする方法はないと言っているので私はがんばってとしか言えません。
明日、先生にみぞおちから出来ないか聞いてみるつもりですがみぞおちからの処置はどのお医者様でも経験あるものなのでしょうか?
そういう話は聞かされてないものなので先生が経験があるか不安です。

743 名前: 739の名無し 投稿日:2004/01/07(水) 23:54
PTCDのアプローチとして心窩部と右肋間のふたつがあります。

右肋間からのアプローチは、
肋骨が邪魔して穿刺ルートが取りにくい
胸腔経由の穿刺になって血胸や気胸を作りやすい
などのデメリットがある反面、呼吸によるPTCDチューブのズレが少ないとされています。

心窩部からのアプローチでは、穿刺ルートを邪魔するものがないため比較的容易です。
反面、呼吸によるPTCDチューブのズレが多いと言われています。
(決してそんなことはないと思いますが)

心窩部からのアプローチがPTCDの基本だと個人的には思うので、経験がないということはないと思いますが。


744 名前: わんこ 投稿日:2004/01/08(木) 12:11

私の母も先日からついに黄疸が出始めました。(主治医の先生からはいつ黄疸が出てもおかしくないと言われ続けてましたが。)
私の主治医は閉塞性黄疸が命を落とすことになるほど危険なものであるとは説明してくれず、減黄処置をしないと言う選択もあります、などと話していました。
上の名無しさんや774先生のご説明を見て、とても恐ろしい気持ちになりました。
主治医の先生にも再度説明をしっかり求めようと思います。
貴重なコメントを読ませていただき、ありがとうございました。





745 名前: 679 投稿日:2004/01/08(木) 17:25
前に父が膵臓がんかもしれないと言われた者です。
手術の日が近づいて来ました。

どうやら本当にお腹を開いてみないとわからないようなのですが、
今わかっている状況は

「膵管の中にいくつか膵のう胞があり、その後ろに腫瘍らしき
 影が見られる。ガンかどうかはMRIや造影もやったが確信は持てない。」
 との事です。

膵のう胞は膵炎から出来る確率が一番多いと聞いてもしや
ガンではないのではないか・・・などど甘い期待を抱いてしまいます。
家族全員楽観主義なものですから・・・
でもある程度覚悟は出来ています。

746 名前: こじろう 投稿日:2004/01/09(金) 13:48
はじめての書き込みです。
私の家内が昨年11月にステージⅣbの膵体部がんと診断され12月初旬からジェムザール単剤の全身投与治療を受けています。
12月17日の治療から3週間目の1月7日から再開しましたが、年末年始辺りから極端に食欲が落ち(本人曰く食べたものが胃の入り口で痞えてそれ以上食べられないのだと言います。
又、最近は腰が痛く夜も眠れない日が多いみたいで、もしかしたら3週間も間が空いたからかなあ・・・。等とも思っているのですが。
主治医には前回その事も伝えたのですが、「そうですかー」と言ったきり何も手は講じられていないのです。
家内は、何だか放っておかれてされているようだと言います。このままこの病院で見てもらっているのが不安で不安で仕方ないんです。
色々他のサイトにもお邪魔していますが、何しろパソコンが苦手な上に癌というものを最近勉強し始めたものですから。
又色々教えてください。失礼しました。

747 名前: わんこ 投稿日:2004/01/12(月) 10:25
774先生
以前ご相談させていただいた者です。
膵臓癌を患っている母が食べ物の通過障害のため12月初めに胃と腸のバイパス手術を受けました。
術後は比較的順調で、最近では点滴をしなくても大丈夫なくらい口から栄養を取れるようになりました。
そして体力も回復してきたので抗癌剤の治療をそろそろ再開...と考えていた矢先に
黄疸が出始めました。(黄疸を示す数値は先週4.5でした。)
そこで減黄処置を行うことになったのですが、(744にも書き込みさせていただきましたが
その後主治医の先生とも相談しました)別の問題が起こっています。
昨年末辺りから時々おかしな言動が起こっていたのですが、日増しにひどくなり
先週精神科を受診したところせん妄と診断されました。
リスパダールを処方され、先日から就寝前に2ml服用し始めました。
しかし症状は全く良くならず、むしろ悪化しているように思えるほどです。
減黄処置を明日から始める予定で、その前に家で気分転換できるようにと
この週末に外泊していますが、昨日は早朝から裸になって家を飛び出していなくなったり、
話すことももう言葉になっていなくなってきたほどです。
(そのほか字の読み書きもできなくなってきたり、服の着脱なども困難になってきました。)
先生の前では比較的おとなしくするので先生曰く減黄処置を早く始めた方がよいとの
事ですが、このような状態で可能でしょうか?
この週末、精神科の担当の先生とも連絡がとれず、どのように対処してよいか
家族で悩んでおります。

774先生、またこのような症状に詳しい方がいらしたら
どうぞご助言をお願いいたします。

748 名前: 774 投稿日:2004/01/12(月) 13:35
わんこさんへ
今のお母様の症状はまさに”せん妄”症状です。
大変失礼な言い方になりますが、特にご高齢での入院・手術後に
頻発する状態で、原因は麻酔や薬剤の影響ももちろんですが、多くは
入院による今までのご家庭での生活環境との急激な変化による一時的な
”混乱”状態ですので、またもとの環境に戻ることにより徐々に回復
していきますが、場合によっては症状の回復が遷延したり、これを契機に
”痴呆”症状が顕著になるケースもあります。
減黄処置自体は問題なく施行可能と思いますが、問題はその後、挿入された
ドレナージチューブなどを自己抜去してしまう可能性があることで、厳重な
観察が必要です。場合によってはPTCD(経皮経肝胆道ドレナージ)ではなく、
胆道ステントやENBD(内視鏡的経鼻胆道ドレナ-ジ)による処置のほうが、
術後のトラブルは防げますので、一度主治医とご相談ください。
もちろん脳転移などがなければの話ですが・・・。

749 名前: lana 投稿日:2004/01/12(月) 14:30
 774先生、お忙しいところすみませんが、教えてください。
主人の膵臓がんの腫瘍がこぶし大になっているそうです。
1/6からジェムザールの投与を開始しましたが膵臓の痛みが
ひどく、ずっと胸に貼るタイプの痛み止めをしています。
(モルヒネに換算すると800mgらしい)でも、痛みが治まらない
ので主治医は、モルヒネの24時間点滴を240mlぐらいから始めま
しょう。と言います。今の状態(終末期との事)ではベストな
方法なのでしょうか?ジェムザールの投与は1500mgですが今の
段階でも投与した方が良いのでしょうか?もし副作用が、ひどく
なったら止めた方が良いのでしょうか?宜しくお願いします。


750 名前: 774 投稿日:2004/01/12(月) 20:48
lanaさんへ
いわゆるモルヒネによる除痛のための緩和治療と抗がん治療は併存
させていくことが理想的です。
モルヒネの量は痛みの取れる量が適量とされていますので、副作用に
十分注意しながら増量されることを望みます。
一方GEMですが、GEMは本来膵がん疼痛緩和効果の認められる薬剤ですので
中止により疼痛が増悪することも予想されます。主治医も抗腫瘍効果というより
現時点では除痛効果の継続を期待されているのではないでしょうか。
ここは双方の治療を上手に併用していくことが得策と思いますよ。

751 名前: 愛子 投稿日:2004/01/12(月) 21:56
774先生 お時間のあるときにお答え戴けたら嬉しいです。
膵臓癌(間膜動脈に浸潤有りで切除不能の膵頭部癌・転移なし)と診断され
金属のステントを入れる処置を10月末に受けました。
温熱療法を3回受けたところですが腫瘍マーカーの値はさがってきました。
胆管は問題ないようですが 膵管の流れが悪いらしく食べても体重が増えません。
バイパス手術を受けた方が良かったように思えるのですが
その選択肢は提示されませんでした。
金属のステントは永久ステントということも聞いていませんでした。
内視鏡の処置の際膵炎を起こす可能性があるという同意書にサインするのは怖いので
目詰まりを起こすたびに処置をするステントは抜いてしまいたいのです。
金属ステントを抜いてバイパス手術をすることは可能なのでしょうか?


752 名前: わんこ 投稿日:2004/01/13(火) 01:28
774先生
早速のお返事どうもありがとうございました。
母は68歳ですが、これまでに痴呆の症状なども出たことはないのですが、
それでもこのせん妄症状をきっかけに...ということもありえるのでしょうか?
つらい病気を抱えつつ、はっきりとしない意識の中で恐怖と闘っている母が不憫でなりません。
何か症状を緩和する方法はないものでしょうか。
今日看護についての専門書で、こうしたがん患者のせん妄症状に対する薬物療法の
ようなものが記載されていましたが、一般的には行われていないのでしょうか?
主治医の先生は『私の専門外なので、精神科で相談してください』と言うばかりで
何の対処もしてくれません。
このまま見ているしかないのでしょうか。
また脳転移についてですが、先日のCTでは特に異常ないとのことでした。


753 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 01:50
愛子 さんへ
この場合のバイパス手術とは膵癌による十二指腸狭窄に対する胃空腸吻合
のことを言います。
もちろんバイパス術は可能ですが、バイパス手術を行っても減黄処置は継続
する必要があります。すなわち消化管のバイパスと膵癌による胆道狭窄に対する
処置が必要ですので、金属ステントに問題があれば手術中に抜去~胆管切除・胆管
空腸吻合を追加することになりますよ。ただし、いずれの場合も膵液の通過障害~
易膵炎は膵癌による膵管圧迫によるものですので、膵管のドレナージを追加しない
限り改善は期待できません。こうなってくると膵がんの標準術式である膵頭十二指腸切除
を行わなくてはならなくなってきます。


754 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 01:56
わんこさんへ
まれだとは思いますが、「それでもこのせん妄症状をきっかけに...ということも」
あり得ることです。
症状を緩和する方法は薬物療法もさることながら、もとのご自宅の環境にできるだけ
早く戻ることです。
せん妄症状に対する薬物療法に関しては、やはり精神科の先生にお任せしてはと
思いますが。

755 名前: 愛子 投稿日:2004/01/13(火) 08:14
774先生
早速の御返答ありがとうございます!
本当にこの掲示板にどれほど勇気を戴いているかわかりません。
実は心の中では主治医の先生よりも信頼していると思います。(これは残念なことですが・・・)
ということは 胆管の金属ステントを手術中に抜きながら膵頭十二指腸切除
を行なうことが症状の改善になるということで
それは可能なのですね。
すごく安心しました。
ステントは内視鏡で口から入れたのですが 
ステントはメッシュ構造らしく早く出さないと癒着等が心配だったのですが 
取り出すときにも口からになるのでしょうか?
またリスクはありますか?

756 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 09:46
「取り出すときにも口から」は不可能です。
ステントを抜去するには開腹手術による以外に方法はありません。
”金属ステントを手術中に抜きながら膵頭十二指腸切除”というより
現在の症状に対して”金属ステントごと膵頭十二指腸切除”を行う
ことになりますが、切除不能と判断されている状況では如何でしょうか?



757 名前: 愛子 投稿日:2004/01/13(火) 15:42
774先生
なぜ口からでは不可能なのでしょうか?
入れ替えができるものと思っていました。
どうしても無理なものなのでしょうか?
施術前にきちんと説明が欲しかったです。。。

758 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 16:08
金属ステントは折りたたまれている状態で管腔に挿入され、押し広げられて
狭窄部から抜け落ちないように圧迫固定されます。
逆にいえば、すぐに抜けるようでは適応も効果もなしということです。
時間がたてば組織にも食い込んで更に着脱は困難です。
そのため手術で取り除くとしても、ステントだけを抜去することは困難
なことも多く、ステントを含め胆管や膵頭部と一塊にして
取り除かなければなりません。それで胆管切除、膵頭切除という
話になってくるわけです。


759 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 16:50
追記
愛子さんは金属ステントによる減黄処置に疑問を抱かれているようですが、
かりに他の方法で減黄しても、詰まりなどの問題は生じてくるでしょうし、
どの方法でも現状の膵液の通過障害は改善不可です。
また、胆管洗浄の際の膵炎併発を懸念されているようですが、腫瘍により
膵管も圧迫されている可能性が高いわけですから、逆行性感染などの可能性は、
もちろん十分あり得ることで注意が必要ですが、通常の状態より低いのではとも
思います。
いずれにしても、現状以上の方法はないわけではありませんが、ステントの抜去、
膵頭十二指腸切除などを含め、さらに浸襲の大きな処置になってきそうですよ。
一般的には膵がんに対する姑息治療は胃空腸吻合による消化管バイパス術+減黄処置
ですので、根治手術の適応がないと言われている現状では何とか現行の減黄処置を続け
ながら場合によりバイパス術を検討して行くというのが妥当な気がしますが。
もちろん体力いかんによっては、上腸間膜動脈合併切除、血行再検を含む、拡大根治膵
頭十二指腸切除を検討することも選択肢としては残っていると思います。


760 名前: 愛子 投稿日:2004/01/13(火) 17:41
丁寧にご説明戴きまして本当にありがとうございます。
ステントは7cmもあるというようなことを伺っていますので 
胆管ごと取り去ることは無理かもしれません。。。
膵液の通過障害を無くすには膵頭部切除を行なうのですね。
これはステントが入ったままでも可能ですか?
体重がどんどん減ってゆくので不安です。
質問ばかりですみません。



761 名前: 774 投稿日:2004/01/13(火) 18:34
「これはステントが入ったままでも可能ですか」ステントが胆管に挿入
されている状態のまま膵頭部と胆管・十二指腸をステントと共に一塊に
取り出すことになります。胆管のみの切除で何とか取り出せればよいのですが・・・。
もうお分かりですね。膵がんの標準治療が膵頭十二指腸切除ですが、
その適応が否定的に考えられている現状で、金属ステントを抜去するために
あるいは、膵液のドレナージを可能にするためには、その膵頭十二指腸切除
が必要になってしまうわけです。このジレンマは愛子さんの疑問が払拭されるまで
主治医と良く話し合われる事でしか解決しません。是非皆さんが納得できるような
治療法がその中から提示されることを期待しております。


762 名前: lana 投稿日:2004/01/13(火) 19:50
774先生、有難うございました。また、ご相談させて頂きます。

763 名前: 愛子 投稿日:2004/01/13(火) 21:02
774先生
どうもありがとうございました。お聞きすればするほど
金属ステントをいれるべきではなかったような気がしてなりません。
でももうはいってしまっている訳ですから
その中で最善の道をさがさなければならないのですね。
とてもショックを受けていますが ご丁寧に御返答戴けましたこと
本当に感謝しております。
どうもありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
そしてこの掲示板のみなさま 決して諦めずに
ご一緒にきっと健康を取り戻しましょう!


764 名前: GUN 投稿日:2004/01/16(金) 21:52
 初めて書き込みます。どうかアドバイスをお願いします。
66歳の父について 昨年8月に約3cm、Stage4の膵臓ガンが
発見され、8月に膵臓、十二指腸、胃の一部、接するリンパ管すべてを
切除して完治を目指しましたが、10月に肝臓、頚椎、腰椎への
転移が発見され現在ジェムザール投与の生活をしております。
 術後すぐから味覚が鈍くなり、通常の塩気、甘味がわかりません。
また消化器官を切除しているためか、食べたらすぐ排便反射が起こり
トイレに駆け込む状態です。薬をつかわなければすぐ下痢になり、
使えば腸の動きをとめてしまい便が固まってしまいますが、代替薬がなく
2日使用し1日使用しないという調整をしています。しかし下痢の日は
食物を吸収できずとなり、さらに味覚がなくおいしくないから食べたくないで
悪循環となり週に1Kgずつ痩せていき、現在は168cm、54kgです。
 大學病院は、難しいことだしよくあることですからと、痩せていく
問題に対しなんら方策をしめさずで、自分達でなんとかしなければと思い、
調べるうちにこのページにたどりつきました。
 ご経験者の方、またお世話された方で、食事に関してよい方法を
ご存知ないでしょうか?お知恵を拝借したく思います。
 あんこの甘さ、酢の味、辛い味は比較的わかります。身体に負担を
かけず、身になるように食べさせて、少しでも体力を残したいと
考えています。ご協力くださいませ。よろしくお願いします。






765 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/17(土) 09:57
GUN様へ
はじめまして、私の家族も昨年7月に、同じ手術を受けました。
幸い今の所、再発はしてません。GEMの投与もしていません。
しかし、下痢症状については同じ様な状態です。
下痢については、半年から、長い人では2年近く続く場合があると
説明を受けております。切除する際に、末端神経も取っているので
しかたがない事みたいですね。後は薬で調節するしかないかと。
ただ、膵液の分泌が不十分な場合も下痢になりやすいみたいです。

食事は気を使いますね、”消化のよいもの”これにつきると思います
うちの場合も、術後3ヶ月までは、体重が下がる一方でしたが
いまはやっと下げ止まり横ばい状態です。胃を切除した方向け
のレシピ本が、たくさん出ていますのでそれを参考にしています。
それと、唾液を胃液がわりにするくらいのつもりで、よく噛むこと
これも、ポイントです。しかしこれがなかなか出来ない。すぐ飲み込んでしまう。
最後に、どうしても食欲がないときはエンシュアリキッドを使う
いわゆる、カロリーメイトの類です。(ゼリー)
ウチの場合は、こいつでなんとかギリギリの体力は維持できたような
そんな気がします。

参考までに。

766 名前: 守谷の桃 投稿日:2004/01/18(日) 14:10
初めて書き込みします。桃です。当方47歳の男性です。昨年8月にすい臓ガンの為、すい頭部と十二指腸+転移のあった肝尾状葉の切除手術をうけました。その2ヶ月後に肝臓への転移が見つかった為、昨年12月から今月半ばまでGEM+S1の化学療法を受けましたが効果がなかったようで化学療法前のCA19/9は1010、現在は2017と上昇するばかりです。担当の医師からはこれ以上の治療方法はないので、緩和療法を勧められています。しかし知人から丸山ワクチンというものを勧められています。ワクチンが私の場合、有効な治療法なのかどうか教えて下さい。

767 名前: 774 投稿日:2004/01/18(日) 20:35
膵がんの化学療法に関して、GEM+TS1で効果の認められないケース
でも、GEMにCDDP,EPI,CPT-11,MMC,ベバシズマブなどを併用する
レジメンを検討する余地はあると思います。
さらに、COX2阻害剤、シメチジン、アスピリンなどによる転移・再発
抑制を検討されても良いと思います。
他、抗がん剤と免疫腑活剤との併用や、癌に対する、結核菌由来製剤
である丸山ワクチンなどを御検討されても良いと思います。

768 名前: 679 投稿日:2004/01/19(月) 15:21
ひと月前に父がすい臓がんではないかと言われたものです。
今日PET検査の結果が出まして
「膵臓の腫瘍はガン性が見られない。膵管に出来る腫瘍は
 高い確率でガンですが、よかったですね。ガン性が見られない
 のでおそらくガンではないでしょう。ただ腫瘍は手術して取り
 ましょう。万が一のこともありますので。」
との事です。何だか家族一員、力が抜けてしまいました。
これまでご相談に乗って頂いた方々、本当にありがとうございました。

769 名前: 774 投稿日:2004/01/19(月) 15:44
679さんへ
状況的には確率の高い膵がんのチェックポイントより除外され、
残されたわずかの可能性の中に入られたこと・・・何よりです。
是非、次の手術が無事終了しますように。

770 名前: sakura 投稿日:2004/01/19(月) 16:30
主人が1年前に膵内分泌腫瘍で、膵臓の3分の2と、胆嚢、脾臓、リンパ腺の一部を取りました。
その後の定期検査ではMRIやCTで何も見つからず、とても元気になっていたのですが、
会社の人間ドッグを受けたところ、CA19-9が50前後になってしまいました。
37以下が正常、ということで、ほんの少しなのですが高く気になっています。
その後、個人医院で採血してもらっても50前後なのです。
それまでの、手術した病院での定期検診では正常内だったので、再発?と不安です。
再発の場合、50くらいから始まるのでしょうか。
いきなり100以上上がるのでしょうか。
また、膵臓が3分の1しかないので糖尿病なのですが、その影響でCA19-9が少し高めに出る、
ということはないのでしょうか。
主人は不安で落ち込みが激しく、その落ち込みで免疫力が下がるのでは、
といろいろな心配をしてしまいます。
最後にCTをとったのは10月で、その時はぱっと見ただけで「大丈夫ですね」
と言われました。この「ぱっと見ただけ」も気になっています。
CA19-9が少し高くなったことをどう受け止めたらいいのか。よろしくお願いします。

771 名前: 774 投稿日:2004/01/19(月) 17:17
CA19-9は膵がんなどの悪性疾患以外にも、膵炎、胆管炎、糖尿病
などの良性疾患でも増加しますので、CTで問題がなければ心配ない
のではと思いますが・・・。
ただ、今後も厳重な経過観察は必要と思います。

772 名前: GUN 投稿日:2004/01/19(月) 20:40
765 名無しさん、アドバイスありがとうございました。
父はよく噛んで食べていないようです。健康体の時の習慣のまま
本人も周りも動いています。いけないですねえ。
胃切除者用レシピなんてあるのですね。探してみます。
この一週間で ごはん、とうふ、じゃがいも、カスタードクリーム
などはあまり違和感なく味がすることがわかりました。
ゼリー飲料が嫌いな父ですが、野菜ジュースのものをみつけました
ので 最悪はこれも考えてみます。
 私は鍼灸を学ぶ学生なのですが、学校の先生方から味覚回復の
ツボと 骨の痛みを抑えるツボを教えてもらいました。効果が
でてきたらお知らせいたします。ありがとうございました。

773 名前: 679 投稿日:2004/01/20(火) 00:35
774先生、ありがとございます。
実はガンでない可能性が強まった途端、父親が手術したくない
と言い出しました。膵臓を取ったら糖尿病になるからイヤだ!とまるで駄駄っ子
です。この掲示板にはもっと重い状態に置かれている方がいらっしゃると言うのに
今更ながら父のわがままには呆れております。

一般的に言って膵臓の腫瘍は腫瘍だけ取ると言うのは難しいのでしょうか?
やはり膵臓自体も切除する事になるんでしょうか??
内科的な治療と言うのは不可能なのでしょうか。

患者がガンではありませんのでこの掲示板の趣旨に合わない質問だと言う事
は承知しております。質問は最後にしようと思います。

774 名前: sakura 投稿日:2004/01/20(火) 07:47
770のsakuraです。774様、とても気持が楽になりました。
心配はつきないですが支える私も頑張ります。
ありがとうございました。

775 名前: 774 投稿日:2004/01/20(火) 12:20
679さんへ
小さな腫瘍や、インスリノーマでは腫瘍切除による機能温存手術が可能です。
薬物療法は術前後の補助療法としてや、手術不能例に対して適応があります。

776 名前: lana 投稿日:2004/01/21(水) 01:19
このスレッドの趣旨から外れてしまうのかも知れませんが
皆さんのアドバイスが欲しいのです。
明日(もう今日ですが)主治医から二人だけで話しがしたい
と呼ばれています。多分、主人の最後の時の話です。
「会いたい人は?」「行きたい所は?」「したい事は?」と
聞きたいのですが、主人は病状が悪化してきている事は分かって
いると思うのですが希望は捨てていないと思うのです。
でも現実問題として兄弟や友人に知らせた方が良いのか・・・
そう聞く事によって絶望を感じてしまうのか・・・
とても悩んでいます。
ぜひ、同じ病気を持つ家族としてアドバイスをください。


777 名前: 679 投稿日:2004/01/23(金) 09:31
おはようございます。
昨日父の手術が行われました。
PET検査の結果はガンではない確率が非常に高かったのに
実際にお腹を開けてみたら、ガンでした。

家族一員、手術前は高性能のPETでガンではないとの結果
が出ていたので、父と冗談も言い合う程和やかでしたが、
術後いきなり「膵尾部のガンでした。」と執刀医に言われ、
急転直下で奈落の底に引き落とされました。

主治医も「PETであの結果ですから・・・ガンではないと
思ったのですが・・・」とびっくりしている様子です。
最新鋭の検査でも間違うことがあるんですね。。

とりあえずリンパや他臓器に転移はないようですが、これから
どれだけ生きられるか・・・「通常の人より確実に生きられる期間は
短いです。再発は来月かもしれないし、5年後かもしれない。余命に
ついては何とも言えません。」と言われました。

これから大変だと思いますが、頑張ろうと思います。

778 名前: 投稿日:2004/01/23(金) 15:46
桃です。767で回答下さった先生、大変貴重なお答えをありがとうございました。生きる力が湧いてきました。

779 名前: GUN 投稿日:2004/01/23(金) 20:57
776 lanaさん 話合いはすでに終えられたでしょうね。
ちがうお話だったらよいのですが、最後の時だった場合のお話を。
 癌が完治しない場合、再発の可能性がある場合とも大事なのは
 ”Quarity Of Life”だと思います。
日々の質を大事にすることが よく生きることといえるでしょう。
 うちは父が膵臓癌で、術後すぐ転移してしまいましたが
本人は病状など全部知っておきたいと言っています。
もういつ寝たきりになっても知りませんと 医者に宣告
されたら 知らなきゃよかったと騒ぐかもしれませんが
私自身が癌でも全て知っておきたいと思っているので
いまのところ、医者の話は全部一緒に聞いています。
 まわりの最後の時への覚悟のカウントダウンだけでなく、
本人にもカウントダウンをさせてやりたいと私は考えています。
それに耐えられない方なら辞めたほうがいいのかもしれませんし、
それを本人に告げるのはものすごく辛いでしょう。病状に関しては
お医者さんに言ってもらってもいいと思いますが、誰からであっても
本人に知らせるべきだと思います。本人と一緒に苦しみましょう。
 679さん、急展開で驚かれましたね。うちはすぐ再発したけれど
大丈夫なひとも知っているし、消火器系の癌だけはどう進むか本当に
わかりません。やれることはできる時にやらせてあげて、
日々の質を良くして楽しい毎日を過ごせるよう、家族で支えてあげましょう。
 がんばりすぎたら倒れてしまうけれど、一生にすべてがいっぺんに
押し寄せるような時期もあります。乗り切るしかないんですから進みましょう。
 お二人とも お体には気をつけて。若輩者から失礼いたしました。

 


780 名前: スミレ 投稿日:2004/01/24(土) 23:24
父(59歳)が末期膵臓癌との診断を受け、入院して10日ほど経過しました。
別の病院で、膵臓癌疑いの検査に2ヵ月強の時間を費やし、その間に癌が進行してしまったようで、こちらに診断に来た時には胃におよそ10cmの腫瘍(膵臓癌からの浸透?)が内視鏡で見つかりました。血管への浸透もあり、いずれも手術不可能とのことで、入院数日後より抗がん剤(ジムザール)の治療が始まり、現在2週目に入りました。
また、入院後に胃からの出血による貧血の為、即輸血をしました。今は発熱が続く毎日で、抗生物質の点滴、モルヒネ投与、頻繁に血液検査、骨髄採取も行っています。白血球の数値が極端に上下変動しているようです(40000~10000)。
前病院では、余命1~2ヵ月と告げられました。治療が始まったものの、これから父がどうなってしまうのか正直不安でなりませんが、1%でも可能性がある限り、希望を捨てずに、父と前向きに癌と向き合う覚悟です。
素人なので、分かる範囲で内容をお伝えしました。稚拙な情報で申し訳ありませんが、毎日変わる状況に右往左往しています。このような段階を踏み、抗がん剤治療を受けていくのが一般的な治療法なのでしょうか?
また、骨髄採取は何の為でしょうか?血液に浸透した癌はどうなってしまうのでしょうか?
どなたかアドバイスをお願いいたします。

781 名前: 679 投稿日:2004/01/25(日) 22:28
GUNさんへ

力強いアドバイス、ありがとうございます。
手術後から、母は誤診断をしたPETに対し怒りを覚えています。
正診率90%以上と言われているのに、なぜ残りの数%にうちの父が入るんだ!!と怒り心頭です。
怒ってもどうしようもないんですが、何かしないと落ち着かないようです。

当の父も術後高熱を出し、苦しそうです。

摘出した腫瘍も見せてもらいましたが、内部が白っぽい腫瘍でした。
執刀医が自信満々で「膵尾部ガンです。」と言ったのでガンには間違いないと
思いますが、一応病理結果を待っています。

どうせならPETなんかやるんじゃなかった・・・私も1人息子と
言う事で父母の前では気丈に振舞ったり、励ましたりしてますが1人で車を運転してい
たりしていると自然と涙が出てきます。つい1ヶ月前までは父と2人でゴルフに行って
たりしてたのに、今の父は咳をするたびに苦しそうです。

取りとめもない事を書いてしまってすいません。病人の父と、ひたすら取り乱す母の前で
弱い自分は見せないようにしてますので、どこかで発散しないと辛いんです・・・

782 名前: 冬1 投稿日:2004/01/25(日) 23:00
 はじめて投稿します。私の父(72歳)も大腸がんを経て
昨年初にCA19-9が急増、8月にバイパス手術をしました。
 現在は、CA19-9が3000を超え、一進一退の状況が
続いています。投与薬はジェムザールですが、次回より
シスプラチンの追加が予定されています。
 ジェムザールは1200mgですが、本人は食欲不振、
嘔吐感などまったくないようで、その面では助かっています。
 投稿を読ませていただきますと、皆さんもさまざまな工夫をされ、
またご苦労もされておられるようで、大変参考になります。
 
 できれば、CA19-9の数値について、コメントいただきたく
お願いします。37が標準値というのは効いておりますが、
3000という数値がいかなる状況なのか、お教えください。

783 名前: ちゃしば(ある放射線科医) 投稿日:2004/01/26(月) 19:00
残念ながら、Stage4(従来のStageIVb)については放射線治療に関して、疼痛緩和などの姑息的な治療すらコンセンサスが形成されていない状態だと理解しています。まずは、積極的に治療を考えるのであれば抗癌剤だと思いますが、緩和医療を考えるべきなのかもしれません。ここらへんは、患者様の状態などによると思います。ちなみに、放射線治療と抗癌剤の同時併用が試みられていますが、それぞれのプロトコール、施設によっての格差が大きい印象があります。私は個人的には、戦略面だけでなく、放射線治療に対する考え(治療範囲の設定、スケジュール、線量、そしてなにより立体照射であるか否か)が結果に大きく左右しているように思われます。ちなみに、最近上海から強度変調放射線治療での膵臓癌の論文が出てましたが、こちらは個人的には問題が大きい論文だと思っています。


Toxicity and efficacy of concurrent gemcitabine and radiotherapy for locally advanced pancreatic cancer. Int J Pancreatol. 2001; 29(1): 9-18.
これはM.D.Andersonの論文ですが、局所進行膵臓癌51例でgemcitabine(GEM)を 250-500 mg/m2を毎週7回30分かけて点滴、放射線は原発巣とリンパ節に対し一回3Gy、30-33 Gyを照射したもの。
平均生存は11ヶ月、51例中37例で局所進行、毒性も強くこのスタディは中断された。

Phase I study of weekly gemcitabine as a radiation sensitizer for unresectable pancreatic cancer. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2002 Nov 1; 54(3): 670-6.
19例での検討。GEM350 mg/m(2)/wk、180 cGy/dで総線量5400-5580 cGyを腫瘍に照射。16例でGrade IIIの毒性(白血球減少、血小板減少、潰瘍形成など)、1例でGrade IVの食欲不振と嘔吐。

Phase II study of gemcitabine combined with radiation therapy in patients with localized, unresectable pancreatic cancer. J Surg Oncol. 2002 Nov; 81(3): 138-43.
GEM1,000 mg/m(2)毎週7回を初期治療とし、それで腫瘍が不変もしくは縮小をみた症例10例(21例中)が対象。引き続いて、 GEM400 mg/m(2)を週三回、28日間を2サイクル、 同時併用の放射線は50.4 Gy28回分割で施行し、その後維持療法としてGEMを行った。生存期間は8ヶ月。4例が腫瘍縮小、3例が手術可能となった。

Concurrent chemoradiotherapy treatment of locally advanced pancreatic cancer: gemcitabine versus 5-fluorouracil, a randomized controlled study. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2003 Sep 1;57(1):98-104. 

Stage3の膵臓癌18例が対象。3D-CRT(立体照射) は総線量50.4-61.2 Gy (1.8-Gy/d fractions)
GEMは600 mg/m(2)/wk for 6 weeks。同時併用での18例の結果、平均生存期間は14ヶ月、治癒4例、縮小5例、病状停止が4例、病状進行が5例。疼痛コントロール7例体重増加7例。再発形式では局所再発1例、転移のみ9例、局所再発と転移5例。副作用では貧血、食欲不振6例、吐き気6例、消化管出血1例などで、致命的なものはなかった。


784 名前: ちゃしば(ある放射線科医) 投稿日:2004/01/26(月) 19:04
追記:783はStage3局所進行膵臓癌に関する論文抜粋です

785 名前: 通りすがり 投稿日:2004/01/26(月) 19:19
上のほうでPET検査で癌が見つからず、開いてみたら
癌だった言う方がいらっしゃいますが、これは極めて稀な
事なのでしょうか??うちの母親も今度PET検査を受けるのですが
ガン診断の最終兵器みたいに祭り上げられている割には、意外に信用
出来ないものだと思ってしまうのですが・・

確かPETにも苦手な部分はあると聞いてますが、それにすい臓がん
も含まれているのでしょうか・・・
679さん。無責任な言い方ですが頑張って下さい。転移がないとなれば
まだまだ望みはあると思いますし・・・

786 名前: 774 投稿日:2004/01/26(月) 21:47
PETもあくまでも補助的画像診断とお考えください。
一般論ですが、PET検査は腫瘍の良性・悪性の判断、再発巣の検索、
全身病変の検索、リンパ節の質的診断、治療効果判定などに有効
な検査法ですが、一方で、肺炎などの炎症疾患でも集積してしまう
ことや臓器の同定が困難な場合があること、また、胃がん・腎がん・
尿管がん・膀胱がん・前立腺がん・肝細胞がん・胆道がん(・白血病)
などの原発巣の診断にはあまり向かないことなどが指摘されています。
がんの確定診断はあくまでも細胞診・組織診などの病理検索によるもの
とお考えください。
膵がんの術前診断は困難な症例もあり、診断がついた時にはかなり進行
している状況も多いので、積極的な膵液細胞診の実施や、場合により
組織診などの速やかな実施が望まれます。
ECHO,CT,MRI,ERCP,血管造影、PETなどの画像診断は病巣の広がりや質的
変化を描出することができ、それだけでがんの診断が可能な症例も非常に
多いと思いますが、あくまでも補助診断としての検査とお考えください。

787 名前: 679 投稿日:2004/01/27(火) 17:52
父が膵尾部の摘出手術を受けた679です。
術後の父の状態についてお聞きしたい事があります。
主治医の先生がなかなかつかまらないものですから・・

先週木曜の手術で膵尾部と脾臓を摘出しました。
その後麻酔が切れてから40度近い熱を出したので解熱剤
を使い、今は熱はほぼ平熱です。

しかし今度は頭痛がし始め、この頭痛が現在も続いています。
座薬を投与されると楽になるみたいですが、切れるとまた
頭が痛くなるようです。主治医からの説明は特になく、看護婦さん
に聞いても原因はわからないとの事。

これは手術の過程で何らかの問題が発生しているのでしょうか・・・
考えられる事態をいくつか教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

788 名前: KK 投稿日:2004/01/28(水) 13:19
いつも拝見しております。質問があります。膵臓癌で肝臓転移の末期なのですがTS-1は膵臓癌に対してどのくらいの効果が見こめるのでしょうか?今はGEMを単独で使用しています。

789 名前: 774 投稿日:2004/01/28(水) 14:19
もちろん保険適応はありませんが、TS-1単独というより、CDDP+TS-1、
GEMに放射線、CDDP,5-FU、CPT-11を併用するレジメンやCPT-11+5-FU
など期待できる化学療法はまだまだあります。

790 名前: かまだん 投稿日:2004/01/28(水) 16:25
はじめまして。
先日主人がすい臓癌告知されました、突然の事で何もわからずただとまどうばかりです。
今の状態は、肝臓に転移し腹水もたまり始めています。このような場合の治療方法とは?(主治医からまだ具体的なことは何も聞かされていなく不安です)
また、先日雑誌で目にしたすい臓がんのミニ移植とはどのようなものでしょうか?
患者やドナーの負担など教えていただければと思います。

791 名前: 774 投稿日:2004/01/28(水) 18:43
かまだんさんへ
StageⅣB膵がんの治療は全身化学療法や局所放射線併用療法などが
中心になると思います。
すい臓がんのミニ移植は現在のところトライアルとお考えください。
なお、ちゃしば(ある放射線科医)先生がスレあげされた”ミニ移植
について教えてください”にも少しコメントしましたのでご参照ください。


792 名前: かまだん 投稿日:2004/01/28(水) 23:30
774さんへ
さっそくのご返答ありがとうございます。
今は藁をもつかむ思いですい臓がんにかんしての情報を読みあさっている毎日です。
また、わからないことがありましたらお聞きしたいとおもいますのでよろしくお願いいたします。

793 名前: ちゃしば(ある放射線科医) 投稿日:2004/01/29(木) 00:09
 治療方針については主治医の先生とよく御相談の上となりますが、774先生もあげられた放射線治療について若干書きますね。今までの放射線化学療法併用療法については、遠隔転移がない局所進行膵臓癌が対象の論文ばかりだったと思います。肝転移もある場合ですと、放射線治療自体に関して適応は難しいですね。適応があるとすれば、痛みに対してのものでしょう。将来的にStage4への治療の積極的なオプションとなる可能性はありますが、現時点では抗癌剤を中心とした戦略となるのではないかと私は思います。

 技術的な問題になるのですが、腹水があるという点が治療の選択肢を狭めています。膵臓の放射線治療の際は、身体に放射線治療のためのマーキングを行い、それにあわせて毎回の治療を行います。ですから、ある程度腹水がコントロールされていないと正確な治療は不可能となります。対向二門照射(前と後ろからの挟み撃ち)では、割と曖昧さが許容される風潮もありますから、技術的には可能かもしれませんが、それにしても腹水の量がどんどん増えたりすれば、当然正確な治療は不可能です。まずは、栄養状態の改善(これで腹水がある程度コントロールされる場合もあります)、抗癌剤で肝臓の転移巣がある程度コントロールされること、これを目指す戦略を主治医の先生は示されるのではないかと思います。

 治療の経過しだいでは、手術不能な局所進行膵臓癌で効果が期待されている、ジェムザールと放射線併用療法に移行できるかもしれません。

794 名前: buchineko 投稿日:2004/01/29(木) 00:38
はじめまして。私の父は昨年11月にステージⅣbの膵臓癌と診断され、
以後GEMの単独投与による治療をうけています。

1クール目で腫瘍マーカーは7000から2000に下がったのですが、
主治医からいくつか不安な話を聞かされました。
1つは、貧血症状が出ていること。ヘモグロビンかなにかの値が最初の抗癌剤
投与後に11から7に下がったらしいのです。骨髄抑制なら白血球から下がるのが普通ですが原因としては抗癌剤の副作用が一つ。
二つ目は十二指腸に浸潤している潰瘍からの出血。ただし父は便にそれらしいものは見当たらなかった。
三つ目に考えられるのは膵臓の癌の中での出血。父の腫瘍は血管に浸潤しているらしいのですが、癌が血管を食い破るということがあるのでしょうか?
癌のせいで血管がつまるのならわかるのですが。
癌の中からの出血という経験のあるかたはいらっしゃいませんか?

もう一つ主治医に、十二指腸に頭を出している潰瘍が、癌が小さくなった場合急に引っ込むと、その部分に穴ができ、腸の中身が腹腔中に飛び散る可能性があると言われましたが、そんなことがあるのでしょうか?
もちろん薬が効いて癌が小さくなるにこしたことはありませんが、そんなことを言われると非常に不安です。
主治医は「奏功ばかりが良いことではない」と予防線を張っているのでしょうか。
それとも本当によくあることなのでしょうか。
皆様のご意見をお聞かせください。

795 名前: わんこ 投稿日:2004/01/29(木) 11:30
buchinekoさんへ
私の母の症状等でご参考になればと思い書かせていただきますね。

母も昨秋にGEMの単独投与を始めましたが、2クールを終えた頃
脱水症状と同時に貧血症状も起こしました。当初はGEMの副作用かと
思われましたが、検査の結果胃と十二指腸の潰瘍からの出血によるもの
だと言うことが分かり、薬の投与によって2~3週間ほどでよくなりました。
少しずつ経過を見ている頃にそれらしい便がでてきていました。

また3つめについて、母の腫瘍も門脈に浸潤していますが『このまま大きくなると
血管を圧迫して詰まってしまう可能性もある』と主治医に言われたことがありますが。

ご参考になるかどうか分かりませんが。。。
治療を続けている過程で他にも症状が出てくると
本当に不安ですよね。私の母も同じです。
でも頑張りましょうね。


796 名前: かまだん 投稿日:2004/01/29(木) 14:12
ちゃしば先生くわしいご返答、本当にありがとうございました。
まずは、栄養状態の改善とありますがこれはどういうことでしょうか、
今は、専門病院のベット待ちで自宅から外来に通院しています。
食欲はわりとあり(健康な時の6~7割食べます)ますが、食べて直ぐに下痢をするという具合です。

797 名前: ちゃしば(ある放射線科医) 投稿日:2004/01/29(木) 14:28
そのくらい食事を摂られてるのであればいいですね。
これからの治療開始に明るい話の一つです。
下痢は、膵臓に絡んだ症状だと思います。
全身状態がいいというのは主治医の先生も戦略が立てやすいと思いますよ。

798 名前: かまだん 投稿日:2004/01/30(金) 12:53
ちゃしば先生再度のご返答ありがとうございます。
全身状態が良く戦略が立てやすいと聞き、暗闇に光を見た思いです。
少しでも良い方向へ、みんなの願いですね。

799 名前: スミレ 投稿日:2004/01/31(土) 01:12
以前、メールさせていただいたスミレです。うちの父も膵臓から胃への浸透によると見られる腫瘍があります。細胞診断の結果、非上皮系?の疑いが8割とのことで、そのために行う抗がん剤治療(ジムザールではなく他の種類)によって、爆発的な威力が出ると腫瘍が縮まり、その際に命に関わる大量の出血がある可能性が見込まれる、と主治医から話がありました。
こうなった以上、良し悪しの判断がつきかねますが、いい方向の可能性に掛けて、来週よりこちらの治療を始めることになりました。
もちろん不安でいっぱいですが、残された選択肢が少ないので、これに賭けてみようという父の判断です。
しかし、可能性というのは本当に微妙なものですね…。
ここ数日、皆さんのメールを読ませていただき、悩みや辛さを抱えてるのは自分だけじゃないことを知りました。すごく勇気をいただいています。私も一緒に頑張っていきたいと思います。

800 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/31(土) 23:18
どなたか教えてください。神奈川県内ではどの病院が良いでしょうか。身内が膵臓癌と診断されましたが、今の小さい市立病院では不安です。余後数ヶ月と言われました。ごめんなさい、ぶしつけな文章で。アドバイスください! お願いします。県立のガンセンターという病院が横浜にあると知人に聞きました。できればこちらのコメントもお願いいたします。

801 名前: buchineko 投稿日:2004/02/01(日) 01:26
わんこさん、すみれさんレスありがとうございます。
やはり潰瘍からの出血というのはけっこうあるのですね。
スミレさん、家族としては癌が縮小してほしいけれど・・・複雑ですよね。
できるかぎり良い方向に向かうと信じてお互いがんばりましょう。

もう一つ、膵臓癌で胆管炎を起こした方はいらっしゃいませんか?
うちの父は、昨年の12月末から「急にブルっとして」40度近い高熱を出す、というのを繰り返し、だんだん体力が落ちてきて心配です。
抗生剤の点滴をしてPTCDも取り替え、いったんは落ち着いたようだったのが、昨日また発熱してしまいました。
主治医がいうには軽い胆管炎と化学療法の副作用だろうということです。
以来熱は解熱薬剤でひいたのですが、奇妙なことにしゃっくりがとまりません。
しゃっくりで食べたものを吐いてしまうぐらいです。
胆管炎を起こしたかたで、しゃっくりでお悩みの方はいませんか?
これも何かの副作用でしょうか。

802 名前: bluemoon 投稿日:2004/02/01(日) 04:28
buchinekoさんへ

はじめまして。
漢方の柿帝(柿のへた)を煎じて飲ませるとしゃっくりが
止まるようなので一度試されてはいかがでしょうか?
私の父は膵臓癌手術後に何故かしゃっくりが続き、
執刀医に柿帝を進められ、これでしゃっくりは治まりました。

ご参考まで。


803 名前: スミレ 投稿日:2004/02/01(日) 11:23
buchinekoさんへ
この治療を乗り切り、2年程経過されてるケースもあるという話を看護婦さんから聞きました。とても心強いお話ですよね。
お互い腫瘍の部位や症状は違いますが、希望を持って信じてがんばりましょう!

話は変わりますが、実は先日、主治医より家族だけ呼ばれて余命の宣告がありました。まだ本人には伝えていません。主治医には「しっかりした方だから、もし聞かれるようなら答えるようにしましょうか」と言うことなのでお願いはしてあります。正直、迷って迷って迷ってしまいます。事前に父とそんなことがあったらどうする?なんて言う打ち合わせも、もちろんしたことがありませんし、こうなった今は、タイミングをみたほうがいいような気がしてます。知ってるのは私と兄弟だけで、母にもまだ…。情緒不安定だった母も、最近ようやく前向きに考えたり、笑顔をみせるようになって、この雰囲気も壊したくないのです。
一旦、保留にして治療の経過を見ながら、と考えるのは私たちのエゴなのでしょうか。
みなさんはどうされていますか? できればお聞かせください。

804 名前: buchineko 投稿日:2004/02/01(日) 12:14
bluemoonさん、ありがとうございます。柿帝ですか。さっそく試してみますね。
自分でネットで調べてみましたら、しゃっくりの原因は脳炎や神経障害と上腹部の腫瘍などがありました。
うちは胃に浸潤はなかったはずなのですが、CTを撮ったのが1ヶ月前なので、もしかしたら胃に浸潤が出てきたのか、とも思います。
食事もほとんど入らないですし、バイパスを考えるべきなのかもしれません。
スミレさん、2年がんばってる方がいらっしゃるとのこと、本当に心強いですね。励まされます。
余命の告知については、うちの場合ですが正確にはしていません。
ただ癌ということ部位も手術できないということも本人知っています。
それぞれのご家族の事情があることなので、私にはアドバイスのしようがありませんが・・。
ただ医者が言う余命は目安だと思います。セカンドオピニオンでまわったいくつかの病院では、またそれぞれ微妙にずれた数字を言われましたので。
積極的に治療を受ければ、また全然違ってくるのでしょう。
それをふまえたうえでお考えください。ご参考までに。

805 名前: 774 投稿日:2004/02/01(日) 14:22
800 名無しさんへ
神奈川県内で、膵がん治療症例の多いのは、北里大学東病院、東海大学病院
横浜市立大学病院などでしょうか。
何とか東京までの通院が可能であれば、東京女子医大や国立がんセンターでの
治療をお薦めします。



806 名前: 880 投稿日:2004/02/01(日) 21:09
774先生、早速のご返事ありがとうございます。
今の病院からは、県立ガンセンターを薦められました。うちは神奈川県でも外れのほうなので、通院は楽なのですが・・
国立ガンセンターと県立ガンセンターは連携している施設でしょうか。


807 名前: 774 投稿日:2004/02/01(日) 22:46
別々の施設とお考え下さい。
もちろん県立がんセンターも上記施設に続き、県内では膵がん治療症例数
の多い施設です。

808 名前: スミレ 投稿日:2004/02/02(月) 00:54
buchinekoさんへ
参考になります、本当にありがとうございます。うちも進行ガンであることは、父も承知の上、自ら闘病日誌を記録し、ガンと向き会う姿勢でいるようです。
やはり、もう少し時期をみるべきかと思います。今は本人と一緒に治療に専念することが、必ず良い結果を生むと信じたいです。経過を見ながら考えていくことにします。


774先生に質問して良いでしょうか。細胞診の結果、上皮性ではなく非上皮性ガンの疑いが8割あるとの説明が主治医よりありました。最終的な結果がまだ出ないので見切り発車になりますが、2週続いたジムザールは止め、別の抗がん剤(名前まで分かりませんが)治療が始まります。非上皮性とは肉種系のようですが(確かに胃には浸透した肉種があります)、膵臓の癌にも効果があるのでしょうか。情報が足りないようでしたら分かる範囲でお教えしますので、宜しくお願いします。

809 名前: キキ 投稿日:2004/02/02(月) 01:18
774先生、ご無沙汰しております。
昨年4月に告知を受けてから戦ってきた夫がとうとう1月31日旅立ちました。
35歳でした。2月12日の夫の誕生日を目標にしていただけに・・。
あまりにも、辛いです・・
が、明日からの通夜、告別式の喪主を務めなければなりません。
また、幼い2人の子供もおります。
夫の残した言葉・・「辛くても笑って。
泣いていても笑おう。笑えばなんとか切り開けるよ」
を胸に前に進みます。
お世話になりました。
全ての癌患者、またそのご家族に一日でも早く朗報がもたらされますよう。
皆様のご健闘をお祈りいたします。

810 名前: ひさし 投稿日:2004/02/02(月) 03:30
こんな発言は、正しくないかも知れませんが、癌で苦労している方にお願いがあります。
私は、現在民間療法(健康補助食品)のデータを取っています。現在、アメリカでの臨床実験の結果では、多大な効果を挙げていると言うものです。
しかし、私は、自分で実証しないと信じられません。
現状では、従姉弟の癌患者に協力をしていただいていますが、現状では、5日の結果待ちと言うところです。
実際に医師の治療による効果が停滞していた際に今回の件をお願いしたのが、1月上旬でそれから、1カ月が経過しています。
先日の結果では、良好の方に向かっているとの事で1安心ですが、データとしては、1件では、不安です。
そこで、私の民間療法に少し、賭けて頂ける方はメールを頂けると嬉しいです。
メールに連絡先と現在治療で使用している。抗癌剤の名前と現状の癌の状況をなるべく詳しくお教え願えないでしょうか。
こんな、ぶしつけなメールを書いてしまい申し訳ありませんが、富士の病『癌』の治療実績3割以上と言うこの健康補助食品の効果を自分の目で確認したいので、宜しくお願いします。
報告では、末期癌で手術後。この治療法で生還した。と言う実例もあるくらいなので、本当に賭けになるかもしれませんが、希望者を募集させてください。
ここに電話番号を載せても構いませんが、嫌がらせの電話がくると困るので、まずは、メール連絡だけとさせて下さい。
信じて、頂くのは難しいと思いますが、何卒ご検討の程宜しくお願いします。
協力者には、誠意を持って対応させて頂くしか私のお約束は、出来ませんがお願いします。
いろいろ、この書き込みを見て非難される方が多いと思いますがお許しください。
失礼と思いつつも一人でも多くに方に、1日でも長く生きることが出来ればと考えての結果です。
それでは、メールをお待ちしております。
メールアドレスは、rosebank@basil.ocn.ne.jp です。
お願いですので、悪戯や苦情・非難メールは、おやめください。
失礼しました。

811 名前: 774 投稿日:2004/02/02(月) 10:03
スミレさんへ
消化管肉腫については”消化管間葉系腫瘍(GIST)”という新しい
概念で論じられるようになってきました。以前は、胃平滑筋肉腫や、
粘膜下腫瘍などと呼ばれていたもの等を含みます。
治療は切除が原則ですが、化学療法剤としてグリベックが注目されています。

812 名前: 774 投稿日:2004/02/02(月) 10:12
キキさんへ
ご心痛お察しいたしますよ。

813 名前: まきこ 投稿日:2004/02/03(火) 20:10
母(62歳)が膵尾部癌と診断され、先日手術を受けました。
膵臓の3分の2と脾臓を摘出し病理を行った結果、膵臓周辺の
一本のリンパ節と肺に転移が見られるとの事です。
膵臓の腫瘍は2.5×2.5×3センチでした。
ステージは明確には言われませんでしたが三期と考えて
よろしいでしょうか?

母はもう手術はイヤだと言っており、これからジェムザール
による治療が始まりますが、はっきり言ってどのくらい生きられるの
でしょうか。
大体平均的に2~3年と考えてよろしいでしょうか??

814 名前: スミレ 投稿日:2004/02/04(水) 00:51
774先生、ご返答ありがとうございます。

…実は、本日担当医と面談があり、軟部肉種?との疑いが強いということでIFO、VP-16による抗がん剤治療に移ることになりました。
シロウト考えなのかも知れませんが…確かに胃に腫瘍はありますが、浸透もしくは根源の癌があると言われた他の臓器(膵臓、脾臓)に腫瘍は確認できていません。
“腫瘍の縮小があれば、手術も可能かも知れません”とも言われ、胃に関しては、わずかな希望が出たのと同時に、他の臓器の治療に対して効くのかどうか不安です。
これは肉種系、というひとくくりの癌になると言うことでしょうか。

815 名前: 名無し 投稿日:2004/02/04(水) 10:44
まきこさんへ
国立がんセンターHPの膵がんのページです。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010203.html

816 名前: lana 投稿日:2004/02/04(水) 11:02
GUNさん、
引越しでバタバタしており遅くなってしまいましたが
アドバイス有難うございました。
「来週にでも一度、退院させましょう」と言われました
ので、家でゆったり過ごせるようにしてあげたいと思って
います。毎日、泣いてしまいますが私に出来る事をして
あげるしかないと覚悟しています。強くならなくてはいけ
ないですよね。皆さんも頑張っているのだから・・・

817 名前: 880 投稿日:2004/02/04(水) 14:34
すみません。800に投稿した者です、880でネームしてしまいました。

774先生へ
ご丁寧に返答いただき感謝してます。
結局ですが、本人がガンセンターを選択しました。
いろいろありがとうございました。


818 名前: 774 投稿日:2004/02/04(水) 18:41
スミレさんへ
「肉種系、というひとくくりの癌になると言う」ことのようですね。


819 名前: 774 投稿日:2004/02/04(水) 18:46
追記
大勢の方がご覧になる掲示板ですので、言葉をより正確にすれば、
スミレさんのお父様の腫瘍は諸検査の結果、上皮性の癌ではなく、
非上皮性腫瘍の”肉腫”である可能性が高いということで、今後
は”軟部肉腫”に対して効果的な治療を検討して行くということですね。

820 名前: 774 投稿日:2004/02/04(水) 18:50
まきこさんへ
厳しい現実ですが、肺転移があるのでStageはⅣBとなります。
GEMの効果に期待しましょう。

821 名前: スミレ 投稿日:2004/02/04(水) 22:17
774先生へ
お答えいただき、ありがとうございました。
当初は膵臓癌との診断でしたので、こちらのスレッドに書き込みさせていただきましたが、774先生のおっしゃるように別の治療へ移りました。

何もわからず、無我夢中で検索してたどり着いたサイトがここでした。私はここに参加することで父の病に立ち向かう勇気をもらいましたし、またたくさんの勉強もさせていただきましたので、とっても感謝をしています。
癌の種類は違っても、みなさんと気持は一緒です。可能性を信じて、希望をもって明日からも頑張りましょう。きっときっと、道は開けると思います。
最後に774先生、短い間ですがお世話になりました。ありがとうございました。
buchinekoさん、心暖まるレスをいただき、ありがとうございました。嬉しかったです。これからもお互い頑張りましょうね!

822 名前: GUN 投稿日:2004/02/07(土) 20:45
816 lanaさん
 頑張る とあとでつけがくるから、かんぱる 程度で。
泣いてもいいから 倒れないで。私もかんぱります。

823 名前: yangzi 投稿日:2004/02/08(日) 22:35
735で相談したものです。現在父は(すい臓がん昨年3月手術)血行障害による足の潰瘍のため入院しています。足の治癒もめどが立たないのですが、3日前より脱腸になりびっくりしています。
今の状態でも脱腸は手術したほうがいいのでしょうか。すい臓がん術後のダメージ(傷がきれいに治っていません)がまだ残っているし、抗がん剤の投与や糖尿病など今でもしんどい状態が続いているのでとても気になります。
転移再発までの間、父ができるだけしんどくないように過ごすためには、脱腸をどう考えればいいのでしょうか。

824 名前: 774 投稿日:2004/02/09(月) 00:13
”脱腸”と言えども、腸管壊死により生命にかかわる事態となることも
ありますので、主治医の判断にお任せした方が良いと思います。

825 名前: yangzi 投稿日:2004/02/09(月) 21:37
774 さん、早速ありがとうございます。
そうですか。手術前の説明で大きな負担になるので勧めたくないのですといわれた主治医の言葉の意味がわかってきました。転移再発はまだ確認できていないのは大きな幸いですが、術後元気なときがあまりありません。肝膿瘍、糖尿病、足の潰瘍、そして今回の脱腸、しんどいですね。

826 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/10(火) 10:50
774先生へ、おたずねします。
膵癌の手術後7ヶ月、比較的順調に回復しておりましたが、
ここへきて貧血がひどくなりました。鉄剤を処方していただきましたが
どうも、他の整腸剤や下痢止めと相性が悪いみたいで、間隔を2時間以上
あけて服用していますが、てきめんにきつい下痢になります。
しょうがないので、市販のサプリでおぎなっていますが、貧血は改善されません。
下痢止めの服用をやめると、まだ少し下痢になってしまいます。
このような場合、鉄剤の服用のタイミングに問題があるのでしょうか。

827 名前: 774 投稿日:2004/02/10(火) 11:43
膵がんの手術というのが定型的な”膵頭十二指腸切除”であったなら、
貧血の原因として、鉄欠乏性貧血だけではなく、ビタミンB12吸収障害
による影響なども考えられると思います。
胃切を行っていると鉄剤自体の吸収も悪い為、ビタミンCとの併用や、
鉄剤の注射薬を使用すると効果的です。(注射だと消化管への影響も
少ないと思います。)
更に、ビタミンB12の注射でB12吸収障害による貧血の改善を検討され
たらと思います。

828 名前: ちゅう 投稿日:2004/02/10(火) 20:35
826さんすみません 私の母も膵がんで強烈な下痢で苦しんでいます
神経を浸潤しているので 下痢は治らないといわれています一応消化剤と消化酵素はもらっていますがききません826さんが飲んでいらっしゃる整腸剤と下痢止めを教えていただけないでしょうか宜しくお願い致します

829 名前: ルウ 投稿日:2004/02/11(水) 03:08
先日は相談にのっていただき、ありがとうございました。
今日もまた相談させてください。
自分でも今さら、という感じの質問なんですが...
私の母は膵臓に約4cmほどの腫瘍があり、定期的なジェムザールの投与により、それ以上大きくならずに現状を維持しています。
膵臓癌だと告知を受けたときに、場所が膵臓の上しかも神経を巻き込んでしまっているから手術はできないと主治医に言われたので、頭から手術は無理だと決め付けてしまっていたのですが、本当に手術は不可能でしょうか?その病院は癌専門の病院ではないのでもしやと思い相談させていただきました。
今のところ他への転移はなさそうです。もし可能性があるのなら、別の病院を進めてみたいと思います。すみませんが、よろしくおねがいします。

830 名前: 774 投稿日:2004/02/11(水) 14:19
膵がんの手術適応は一般的に遠隔転移(-)、主要血管浸潤(-)症例
です。神経叢浸潤を認める症例の術後難治性下痢症などの弊害はあっても
それ自体で手術適応からは除外されません。
ただ、少なくともT3でStage(Ⅱ)Ⅲとなりますので、治癒切除に加え、
放射線療法、全身化学療法などの集学的治療が必要となります。
StageⅠ・Ⅱの場合は手術により長期生存が期待できますが、StageⅢ.Ⅳ
の場合の手術成績は全体的に満足なものではなく、そのため進行膵がん
に対する手術療法は一般的に否定的に考えられていて、放射線+化学療法
を中心に治療を検討する施設も多いと思います。
ルウさんのケースではやはり、一度膵がん手術症例の多い施設での
セカンドオピニオンが必要ではと思います。 

831 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/11(水) 14:54
ちゅうさんへ、826です。
神経を浸潤とありますが、手術はされたのでしょうか。
ウチの場合も、術後3~4ヶ月は下痢はひどかったですよ。
ちなみに今服用しているのは
プロテカジン、エクセラーゼCP、パンクレアチン・タンナルビン混合末、
ロペミンCP です。

おそらくごく一般的な処方だと思います。また劇的に効果があるというわけでもありません。
ちゅうさんのお母上様が、残念ながら手術適応ではなく、癌自体が神経を浸潤している結果
下痢が激しいのであれば、薬の処方は変わってくるのかもしれません。

そのへんのところは、774先生にお聞きになったほうが的確なご返事が
いただけるでしょう。





832 名前: ルウ 投稿日:2004/02/11(水) 15:03
お答えありがとうございます。
私の母の場合、去年の7月の時点で末期だと診断されていたのですが、まだ可能性はあるでしょうか?
母はセカンドオピニオンについてあまり乗り気ではなかったため今の病院で治療を続けてきましたが、やはりもっと専門的な病院でも診察してもらうべきですね。
一度よく相談してみようと思います。どうもありがとうございました。


833 名前: ちゅう 投稿日:2004/02/11(水) 15:14
826さん 早速ありがとうございます
残念ながらがんが神経を浸潤しています 手術は無理というものでした
ずっと下痢が続いていますが、ロペミンだけで不安でした
774先生にご相談させていただきたいと思います 
826さん どうもありがとうございました



834 名前: ちゅう 投稿日:2004/02/11(水) 15:48
774先生お願いします
69歳で、神経浸潤のすい癌でジェムザール単体をⅡクール終え、
現在Ⅲクールの1回目ですが、下痢で病院に行ってから現在まで、
49kgが38kgになりましたが、下痢止めは ロペミンだけです
下痢と体重減少の不安以外は日常生活をしていますが、このままではとても不安です
MSコンチンを下痢止めとして処方していただいてもよいでしょうか
1月のはじめにはまだ早いといわれました.それならば 他の処方が考えられているのかは
不明です
どうぞ宜しくお願いいたします



835 名前: 774 投稿日:2004/02/11(水) 18:10
膵がんの場合、上腸間膜動脈周囲の腹腔神経叢浸潤や、膵頭十二指腸切除
などの根治術に伴う上腸間膜動脈周囲リンパ節郭清により、腸管機能不全
による難治性下痢症を合併し、治療に難渋することもしばしばあります。
原因は腸管機能を制御する腹腔神経の切除や浸潤によりますので、手術に
おいては、根治性を妨げない範囲で可及的に神経叢を温存することが求め
られます。
原因が原因ですので、残存神経叢の機能回復がなければ、症状が長く続く
ことになります。
そんな中での姑息的な治療とならざるを得ませんが、使用される薬剤としては
ロペミン、タンナルビン、リン酸コデイン、アヘンチンキや、ベリチーム、
パンクレアチン、ビタミンB12等などが一般的でしょうか。
もちろん、下痢により栄養状態の悪化などが認められる場合には、早急な改善
のための治療が求められます。


836 名前: 774 投稿日:2004/02/11(水) 18:15
追記
もちろんGEMの副作用としての下痢に対する対策も同様です。

837 名前: ちゅう 投稿日:2004/02/11(水) 23:57
774先生 ありがとうございました 
母はぜんそくが持病なので よく相談したいと思います

838 名前: 名無し 投稿日:2004/02/12(木) 16:50
お聞きしたいのですが。
すい臓がんの家族的な遺伝性は、あるのでしょうか?


839 名前: machami 投稿日:2004/02/14(土) 00:17
教えていただきたいのですが、抗がん剤の使用についてです。母(63歳)が膵頭部腫瘍(悪性)で1月14日に膵頭十二指腸切除術を行いました。その後順調に回復をしていると、主治医の先生はおっしゃいます。2月5日に最初の抗がん剤治療を受けましたが、肝臓の数値が悪くなったために、まだ二度目はしておりません。
術後に特に転移も見られなかったとのお話でしたが、抗がん剤治療は必要なのでしょうか?すい臓であるがゆえに必要であるのならば致し方ないと思いますが、副作用でつらそうにしている母のことを思うと、しなくてすむものならと思ってしまいます。

840 名前: 774 投稿日:2004/02/14(土) 10:04
膵がんに対する術後補助化学療法の有用性については「有効」との報告はありますが、
未だ確立したものではありません。
StageⅠ・Ⅱ膵がんに対しては治癒切除による長期生存が期待できますが、
StageⅢですと手術療法による効果と、他の化学療法、放射線療法の効果はほぼ同等、
StageⅣだと、化学療法を中心とした集学的治療による延命効果に期待するといった
ところでしょうか。
膵がんのStageや治癒切除の達成度合いにもよりますが、できるだけ再発を避けたい
という理由で、最近ではその効果に期待されているGEMを中心とした術後補助化学療法
によるトライアルが行われているのが現状です。


841 名前: machami 投稿日:2004/02/14(土) 23:08
774先生、早速のご回答ありがとうございます。
母はstageⅡ、膵頭部を含む半分といの一部、
十二指腸と胆管を切除したと聞きました。
今が辛抱のし時なのでしょうか。
体のあちらこちらから出ているチューブを見るたび、
その病気の難しさを感じます。


842 名前: 774 投稿日:2004/02/14(土) 23:49
まだ術後間がありませんので、まずは術後順調な回復をされますように。
順調な術後経過で体力が回復されれば、StageⅡであれば、後療法の選択肢
は色々あると思いますよ。

843 名前: machami 投稿日:2004/02/16(月) 21:49
たびたびにご回答いただきありがとうございます。
それに温かいお言葉、とても勇気付けられました。
当面、今のまま治療を続けていきたいと思います。
また、お尋ねするかと思いますが、よろしくお願いいたします。

844 名前: 123 投稿日:2004/02/16(月) 22:25
774様

昨年何度か質問させて頂いた者です。
10月にすい癌肝転移診断を受けGEM単独投与は5クルーメに入りました。
今年に入ってから痛みが悪化し、毎日続けていたお散歩も歩くのが辛くなり出来なくなってしまいました。
昨年迄はロキソニン、ボルタレン(50mg)で
なんとか痛みを抑制出来たのですが、それらがほとんど効かない様で、
先日オキシコンチンという薬をもらいましたが、本人はモルヒネにかなり抵抗があるらしく、数回服用して
止めてしまいました。一日の半分は痛いのを堪えてる状態です。モルヒネ系だとMSコンチンが一番良いのでしょうか?
性格が問題なんだと思いますが、モルヒネを服用したらもう闘病も出来なくなるという
気持ちがある様です。私が調べたところ、疼痛がひどい場合、モルヒネを服用した方が
「寿命が延びる」とあったのですが、それは本当でしょうか?
他、診断当初から胃も痛く、最近は食事も健康時の2から3割程度しか食べれなくなってしまいました。
昨年迄は闘病意欲に燃えていた母ですが、今年に入ってからの体力、症状の悪化に
その意欲も薄れかけていますが、一日でも長く生き延びたいという気持ちに変わりはない様で、
なんとかしてあげたいのですが・・。ちなみに腫瘍マーカー(CA19-9)は1カゲツ712でほぼ動きなしです。もうGEMが効いてないと考えてよいのでしょうか?
東京でGEM以外の治療をしてくれる病院を探したいと
思いつつ、どうやって探したらいいのかわからず、時間ばかりが経過してしまいます。
どの様にして探せばよいのでしょうか?ダラダラと乱雑な文章で申し訳ありませんが、
お時間のおありのある時に返答頂けたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。


845 名前: 774 投稿日:2004/02/17(火) 10:59
モルヒネによる除痛処置をはじめとする緩和治療は、がん治療の早い
段階から併用すべき治療です。
QOLを維持する上でも大切な治療ですので、併用されることが望まれます。
GEM以外の治療をされている施設の検索方法ですが、一般的には”膵がん”
”GEM"・”化学療法”などで検索されれば、様々な施設で行われている
治療情報や、学会報告の情報などが得られると思いますので、報告されて
いる施設をあたってみることもひとつの方法ではとおもいますよ。

846 名前: 123 投稿日:2004/02/17(火) 22:02
774様

いつも敏速な回答に感謝致します。
母に「疼痛を堪えても得はない」と何度話しても薬は飲めば
飲むほど余計に胃が荒れて胃腸が痛くなり食事が出来なくなるし、ましてモルヒネはもっての他と決め付けてしまうので、
再度説得してみたいと思います。
早速GEM以外の治療を行ってくれる施設を検索してみたいと思います。
ところで以前にも他の方が質問されていたかもしれませんが、
丸山ワクチンがもし体に合えば、今の症状が少し改善する可能性(延命も含め)もあるのでしょうか?
試してみる価値はあるとお考えになりますか?
再度質問を書いてしまって誠に申し訳ありません。


847 名前: 白雁 投稿日:2004/02/17(火) 23:24
初めての投稿です。72歳になる母が定期的に行っている血液検査でGPT等が高くなり、近くの国立病院を紹介されました。
CTでは、「粘液産生性腫瘍の疑いがある。」ということでした。入院直後、黄疸が出て、今はチューブで胆汁を体外に排出しています。
ERCP後、本日MRIを受けましたが、まだ結果は聞かされていません。もし癌であれば余命数ヶ月とまで宣告されました。
子供の頃から苦労してきた母。やっと孫ができて、人並みの幸せな人生を送ることができると思った矢先のことでした。
仕事帰りに病院へ立ち寄って、ほんの30分程度母の身体をさすってやることしかできない自分の無力さ・・・。
年甲斐も無くしゃくりあげながら家路についています。


848 名前: 774 投稿日:2004/02/18(水) 12:51
123さんへ
丸山ワクチンのような”人型結核菌抽出物質”の癌に対する効果は
検討されても良いのではと思います。
丸山ワクチン自体は過去の経緯から”有償治験薬”の域をでませんが、
後発の丸山ワクチンの10~100倍液であるアンサー20が「放射線療法
による白血球減少症」で、また同じような結核菌由来のBCGが
「表在性膀胱がん・膀胱上皮内がんに対する膀注」で、治療薬として、
先に保険適応になっています。

849 名前: 投稿日:2004/02/18(水) 23:14
64歳の父が昨年12月に十二指腸狭窄で膵臓癌が見つかり、
バイパス手術後4B(リンパ節3郡転移のみ)の病理判定を
受けました。
その後GEMを1クール行い現在は放射線4門+GEM(50%)の
治療を受けています。放射線は来週で終了するのですが、
その後は抗癌剤治療に戻ります。

この後、積極的な治療としてはどのような治療の余地が残
されています?

現在の病院ではGEM、シスプラチン、イリノテカン、5FUは
使えますがそれ以外の抗癌剤はないようです。これだけで
足りますか?

通常腫瘍マーカーは月1回にようですが、月3回ぐらいの
方が良いのでしょうか、今の病院の主治医は意味ないと言
ってますが?

850 名前: 774 投稿日:2004/02/19(木) 10:42
今後はGEMをkeyにしてCDDP,5FU,CPT-11などを組み合わせるレジメン
や、CDDP+TS-1、CPT-11+5-FUなどのレジメンが検討されるものと
思います。他、国内未承認薬などの検討の余地はありますが、現状では
十分だと思います。
腫瘍マーカーに関しては、ご心配でしょうが、保険医療機関での検査は
”月一回程度の検査”が妥当という審査会の考えから、ほとんどの
医療機関で”月一回”ということになっています。もちろん、これは腫瘍
マーカーの性質を考慮してのことですが、良きにつけ、悪しきにつけ早い
経過をたどるケースもありますので、そこから先は主治医の判断でという
ことになります。

851 名前: Bonちゃん 投稿日:2004/02/21(土) 12:50
膵臓がんステージⅢですが みぞおちの所に固いしこりが触れます。
膵臓は胃の後ろ側と聞いていますが 痩せた為に前から触っても触れるのでしょうか?
このしこりが腫瘍ならこの一ケ月にすごく大きくなっているようです。。。

852 名前: 774 投稿日:2004/02/21(土) 15:21
「痩せた為に前から触っても触れる」のだと思います。

853 名前: わんこ 投稿日:2004/02/22(日) 00:55
774先生
1ヶ月ほど前相談させていただいたものです。
昨夏膵臓癌の診断を受けてGEMの投与をしておりましたが、
化学療法を一時中断し、12月に胃と腸の吻合手術
そして1月に胆道ステント留置により黄疸の治療をいたしました。
強いせん妄の症状も出てとてもついらい治療となりましたが、
3週間ほど位してからでしょうか、リスパダールとセレネースを処方していただき
だんだんと症状が治まってきました。
はっきとした原因については不明のままなのですが。
その後今月の初めに退院し、通院にてGEMの投与をしています。

このような状態でおりますが、いくつか質問させていただいてよろしいでしょうか。

*退院のときのCTで腹水が溜まってきていることがわかりました。
 まだそれほど多くはない(1Lくらい?)とのことで、
 利尿剤を処方していただいていますが、改善されていません。
 腹水の原因について検査等していただくべきでしょうか?
*昨日あたりからむくみが出てきました。両足がかなりむくんでいるようです。
 どのように治療・対処したらよいのでしょうか?
*しばらく以前のようなせん妄の状態にはなっていませんが、
 この2~3日一点を見つめて茫然自失のようになっている様子が時々見られます。
 反応もとても鈍く、何度か声をかけると我に返る感じです。
 本人も『心がおかしいの』と言い精神科の受診を希望しているのですが、
 これもせん妄の前兆でしょうか?
*現在服用している薬ですが、多すぎると言うことはないでしょうか?
 (薬の副作用が心配なのですが...)

たくさん質問させていただきましたが、ご助言いただければと思います。
宜しくお願いいたします。

854 名前: わんこ 投稿日:2004/02/22(日) 01:06
774先生
すみません。853の続きです。
現在服用している薬を書かせていただきます。

ポリフル細粒、ガスター錠20mg、ラシックス錠20mg、
スローフィー、リスパダール内用液3ml、スローケー、
デュロテップパッチ5mg×3(3日ごと)、塩酸モルヒネ(疼痛時)
ラキソベソン

ご助言いただければと思います。

855 名前: 774 投稿日:2004/02/22(日) 14:30
わんこ さんへ
「腹水の原因について検査等していただくべきでしょうか?」・・厳密には腹水の
原因により微妙に治療法の選択が異なることもありますので、可能であれば、検索
されるべきかと思います。
下肢の浮腫に対しては基本的に腹水に対する対応と同様ですが、下肢局所症状の緩和
目的であれば薬店などで、弾性ストッキング(スリムウォークなど)を試されては
と思います。
譫妄状態については、抗精神薬服薬量とのバランスや、モルヒネの影響などを合わせて
総合的に判断していくことが必要と思いますので、逐一主治医とご相談されることをお薦め
します。


856 名前: わんこ 投稿日:2004/02/22(日) 23:30
774先生
お忙しい中丁寧なご返答を本当にありがとうございます。
腹水について主治医の先生にも再度相談してみようと思いますが、
原因の検査が不可能な場合もあるのでしょうか?
腹膜に転移しているのではと心配でなりません...
また胃と腸のバイパスによって一時は食欲を取り戻しましたが、
このところむかつき、嘔吐などによりまた食事ができなくなってきました。
他のスレッドで書かれていた悪質液というものがありましたが、
その悪質液などとも関係しているのでしょうか?
悪質液とは具体的にどのようにしてできるものなのでしょうか?
そして何か治療・対処はありますか?
食事量がめっきり減ってしまったのに、昨日体重を計ったら
少し増えていました。腹水にが増えたと言うことでしょうか?

ひとつ乗り越えても、またひとつ症状が増えていく現状に
この病気の厳しさ、怖さを改めて実感しています...。


857 名前: 名無し 投稿日:2004/02/23(月) 00:25
横レスですみません。
初歩的な質問については、主治医の先生に相談された方が良いと思います。
データが無くては憶測でしか答えようがない気がします。

858 名前: 774 投稿日:2004/02/23(月) 00:46
むかつき、嘔吐などは通過障害がなければ、抗精神薬、モルヒネ
など薬剤の影響や、がんの進行に伴う悪液質や腹水貯留による影響、
また併発する胃腸炎などの可能性など原因は様々です。
あくまでも一般論の域をでませんが、対策としては原因検索による
原因治療と、輸液・制吐剤などの対症療法などになると思います。
この辺になると、857名無しさんのおっしゃるように、実際診察しな
ければなんとも言えない部分ですね・・・。

859 名前: わんこ 投稿日:2004/02/23(月) 23:22
774先生
お忙しい中相談に乗ってくださって本当にありがとうございます。

857名無しさんもおっしゃっているように初歩的な質問であることも
重々承知しているのですが(私自身の仕事などの都合で)主治医の先生と
お話しできる機会も限られており、その中で不安・疑問に思うことを
質問させていただきました。ありがとうございました。

主治医の先生とももっとしっかり相談して母と一緒に闘病を頑張りたいと思います。



860 名前: まゆ 投稿日:2004/02/24(火) 16:00
はじめて書き込みさせていただきます。
81歳の祖母が脳梗塞で11月に倒れました。
たまたま運ばれた病院は、内科の病院でした。入院から1ヵ月後位してから
ゼリー等を食べさせてみましたが、あまり上手く食べることが出来ませんでした。
このころ点滴から高濃度栄養に切り替えたのですが、微熱が続いて
(たまには高熱も出て)いました。入院当初から血液検査をしていたのですが、
1月末には4cm×7cmの癌がすい臓から肝臓にかけて出来ているといわれました。
積極的な治療は何も出来ないと言われました。
今は、高濃度栄養の点滴と生理的食塩水を胸に点滴している状態です。
腹水もたまり、尿をとっている管や袋には白いオリのような物が沢山ついてきて
とても心配です。
祖母の看病は、私の母が平日、叔父・叔母夫婦土・日曜日で見ていますが、
体を拭いたり、マッサージを極弱く行なっているだけです。
脳梗塞で入院したので当初からリハビリ施設のあるほかの病院に転院したく
手続きをしていましたが、ちょうどベットが空いたときにガンを発見されてしまい、
手続きがやり直しになり、いまだに転院できない状態です。
このような容態ですが、ベットが空いたら転院しても大丈夫なのでしょうか?
あと、脳梗塞は左半身不随で右は動きますが、この3ヶ月一度もお風呂に入っていないのですが
祖母のような状態の病人は、お風呂に入ると危険なのでしょうか?
勉強の足りない質問で申し訳ありませんが、転院を希望しているためか
あまり説明を受けられず困っています。よろしくお願いします。

861 名前: 774 投稿日:2004/02/24(火) 17:54
脳梗塞後後遺症に対する理学療法の十分可能な転医先の医療施設が、
内科・外科など急性期疾患に十分対応可能であれば問題ないのでは
と思いますが・・・。
入浴自体は感染症のコントロールさえできていれば問題ないと思いますよ。

862 名前: まゆ 投稿日:2004/02/25(水) 18:00
お返事いただき、ありがとうございました。
転院は祖母も希望しているので、
1日も早く、ベットが空くことをねがいます。






863 名前: amic 投稿日:2004/02/26(木) 01:13
はじめまして。
父がすい臓ガンを患っており既に肝臓に転移しています。
入院や手術はせずに現在ジェムサールの投与と健康食品による
免疫療法を行っており、腫瘍マーカーの数値はだいぶ下がって
きたのですがα-FPの数値があがってきています。
本人も非常に心配してるのですが医者は気にしないようにと
言います。なぜ数値があがるのか同じ症例をご存知の方が
いらっしゃれば教えていただきたいです。
また、肩や首、足の付け根が痛く寝返りや歩くのもつらい
ようなのですがこのような症状がでられた方は
いらっしゃいますか?なにか痛みをとる良い対策はないでしょうか。
よろしくお願いいたします。



864 名前: 774 投稿日:2004/02/26(木) 11:42
AFPは原発性肝細胞癌で陽性率の高い腫瘍マーカーですが、転移性
肝がんや慢性肝炎、肝硬変などでも上昇が認められます。
また、「肩や首、足の付け根が痛く・・・」に関しては原因検索に
よる対応が必要と思いますので、主治医にご相談を・・・。

865 名前: amic 投稿日:2004/02/26(木) 23:36
774様
お忙しいなかどうもありがとうございました。
数値があがるということは悪化しているのかと
思うと悲しくなりますが、少しでも元気づけて
あげたいと思います。
肩や首の痛みについては先生もわからない
おっしゃるので・・。

866 名前: ヒカリ 投稿日:2004/02/27(金) 15:24
初めまして。どなたかどうかアドバイスを下さい。
父(53)が背中に鈍痛を訴え始めたのが今から約3年前になります。
近くの病院では筋肉痛を診断されその薬を飲み続けていましたが
よくならず2ヶ月前違う病院で診察を受けたところ
膵尾部に影があり膵臓癌の恐れがあるといわれました。
この2ヶ月ありとあらゆる検査をしてきたのですが
今だにはっきりとした診断をもらえません。
腫瘍マーカーDUPAN-2で8200
CT、ERCPで膵尾部が腫れていて5cmほどの腫瘍がみられる。
膵管造影では癌細胞が発見されませんでした。
内視鏡検査、血管造影では十二指腸、リンパなどは綺麗だそうです。
大学病院で検査をうけているのですが良性だと判断されました
2ndオピニオンを頂いた病院ではとても奇妙な腫瘍の形で
判断が難しいが個人的意見では悪性だと思うと言われました。
どなたか意見をお願いします

867 名前: 774 投稿日:2004/02/27(金) 17:12
ヒカリさんへ
非常に判断に窮する状況だと思いますが、取るべき方針は次の二者択一
となります。
1.今後、厳重に経過を観察し、定期的に諸検査を行ない、特に膵液細胞診
 の結果、悪性を疑わせる所見が得られれば、その時点で手術。
2.現時点で試験開腹による組織診を行い、良性なら以降厳重な経過観察、
 悪性なら根治手術。
がんの確定診断はあくまでも、細胞診や組織診などの病理検索によって
行われます。なお、稀に病理検索を行っても確定診断が困難なケースも
あります。
諸検査により”良性”と判断されている現状では、1の診療方針で経過を
厳重に見ていく施設が多いのではと思いますが、現時点でより”はっきりと
した診断”~より明確な治療方針を打ち出そうとするならば、開腹や膵生検の
リスクは避けられませんが、2の診療方針を選択することになります。

868 名前: ヒカリ 投稿日:2004/02/28(土) 05:58
774さん、さっそくのご返答ありがとうございます。
私たち家族も開腹をしたら確信できるのではと思い
両方の病院の先生方にお伺いしたのですが、
私の父の場合はすべてが珍しい珍しいとおっしゃるばかりで
開腹しても確信はもてないかもしれないといわれました。
父は今、癌の疑いがあるといわれなかったら
全く誰も気づかないほど元気で顔色も良く、快便で体重減少もありません。
にっこにこで会社に毎日通勤していたのに。
やはり開腹するとそれなりのリスクはあるのですか?
あと、血管造影では膵尾部に嚢胞症のような物とその横に腫瘍みたいなものが
みられるそうです。
十二指腸やリンパが綺麗でも肝臓に転移してるというのは
ありえることなのでしょうか?
たとえお医者でも難しいことはいっぱいあるんですね。
でも珍しい珍しいとばかり言われて診断が遅くなっている
今の状況がとてもはがゆくてしょうがありません。
父の気持ちを考えると何か早くしてあげたいです。

869 名前: 774 投稿日:2004/02/28(土) 09:12
「開腹しても確信はもてないかもしれない」と言われる理由が良くわかりませんが、
できれば、病理医が常駐している施設での試験開腹~術中迅速診断が望ましく思います。
なお、前レスの通り、病理検索でも判断に窮するケースもありますので、そのことを
言われているのかも知れませんね。
「開腹するとそれなりのリスクは」当然考慮すべきと思います。
「十二指腸やリンパが綺麗でも肝臓に転移してるというのはありえること」です。

870 名前: ヒカリ 投稿日:2004/02/28(土) 12:36
774さん、またまたりがとうございます。
とても参考になります。
肝臓転移がしていないか今日詳しく調べるそうです。
それによってまた診断結果が違うといわれました。
お医者さんのおっしゃっているのは試験開腹をしても診断に窮する
ということだと思います。
肝臓転移がもしみつかったら手術は出来ないとのことなので
化学療法をとっていくしかないのですが
どうしても信じられなくて、現実を受け止められません。
家族がこんなんで一番つらいのはパパなのに。
でももう3年も背中の痛みを感じながらきて
そのほかここ何ヶ月も自覚症状なく顔色もよいなんてあるのでしょうか?
きっと現実逃避をしてしまってるのだろうけど。
最愛の父のため最善をつくそうと思います。
みなさんも頑張りましょう。なにか良い情報がありましたら
どうか教えてください。お願いします



871 名前: 774 投稿日:2004/02/28(土) 15:28
長期生存のためには、何と言っても早期の手術が重要ですが、局所
進行がん、転移・再発症例に対しても化学療法に関して現在様々な
トライアルが行われています。また放射線療法との併用なども効果
が報告されていますよ。

872 名前: ヒカリ 投稿日:2004/02/28(土) 16:09
わかりました。
いっぱいアドバイスしていただいて本当に参考になりました。
はっきりとした診断がくだるまで何度でも意見を聞きに行こうと思っています。
今までのレスをもう一度読み返してまたわからなくなったら
質問させてください。
774さん、ありがとうございました☆
がんばらない!けどあきらめない。癌と闘います。

873 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/28(土) 16:38
はじめまして、母がすい臓がん(肝転移)になりました。
現在ジェムザールによる治療を3クール受けましたがNCの状態だった為、次回よりジェムザール+αの治療を受けようと思っています。そこで主治医は次の治療の選択肢として2つの方法があると言われました。

①全身化学療法による治療

②動注療法との組み合わせによる治療(副作用が少ないと説明)

②の方法による治療の有効性、または治療されてる方なにかアドバイスをお願いします。

874 名前: 774 投稿日:2004/02/28(土) 17:30
動注療法のEvidenceは”転移病巣のコントロール”で、全体的な”延命効果”
については明瞭とはなっていません。
全身状態などを考慮して選択される選択肢のひとつとお考え下さい。
一般的に、”延命効果”の明瞭なのは①ということになるのではと思います。

875 名前: ひろ 投稿日:2004/02/28(土) 21:29
874です。774先生お返事ありがとうございます。
すい臓がんの化学療法は全身化学療法がやはり一般的な治療法なんですね。
動注との組み合わせというのは、2channel化学療法と同じものなのでしょうか?
度々の質問ですみません。

876 名前: 774 投稿日:2004/02/28(土) 23:14
2chというのは動注+門(門脈)注という2wayの局所化学療法
のことを言います。膵がんに限らず、消化管悪性腫瘍の肝転移に
対しては、動注よりも門注の方が論理的と個人的には思いますが
・・・。

877 名前: ひろ 投稿日:2004/02/29(日) 00:03
774先生、すみません873のレス間違ってました。

①全身化学療法

②全身化学療法+動注療法

です。慌てて書き込みしてすみませんでした、母は全身状態はあまり悪くはないのでやはり①全身化学療法でお願いしてみようとおもいます。
親切な御回答たいへん有難う御座いました。

878 名前: 774 投稿日:2004/02/29(日) 17:03
全身状態が許されるのであれば、現状では②の選択ももちろんOK
と思いますよ。
他、今後、国内未承認薬などの検討も可と思いますよ。

879 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/29(日) 21:18
このスレでも前に出ていた膵臓癌にも効果が期待できる血管新生阻害剤
であるあばすちんが認可されたそうです。また一つ治療の選択枝が増えました。

880 名前: 774 投稿日:2004/03/01(月) 00:01
GEM+ベバシズマブ(Avastin)でかなり効果が認められているようです。


881 名前: ヒカリ 投稿日:2004/03/01(月) 14:37
つい先日前ご相談させていただいたものです。
本日、父が大学病院で最終診断を頂く日でした。
が、しかしまた曖昧な回答をもらうだけでした。
"うーん、なんだろうな~なんだろうな~一応切ってみてみましょうか"
っとなんともいい加減な言い方に家族一同不安を隠せません。
ちゃんと診断も下っていないのに手術だなんて少しいい加減では
ないかと思ってしまいます。
腫瘍があるのは事実ですがそれが何かを知りたいんです。
膵臓は暗黒の大陸というほどとても判断に窮する臓器だというのは
十分わかっているつもりなのですがやぱりもう少しちゃんとした
診断がほしいです。たった一つの命ですから。。
そこでみなさんにお願いがあります。
もしみなさんがご存知で膵臓で詳しい病院などがございましたら
どうかどうか教えていただけませんか?
私たち家族は***在住です。
***大学と**病院にはもう伺いました。どうかどうかお願いします。

注)***の3箇所は、ヒカル様の要望で修正いたしました。(UTAKA@管理人)


882 名前: 774 投稿日:2004/03/01(月) 15:28
埼玉県で膵がん症例の多い施設は、自治医大大宮医療センター、県立がんセンター、
埼玉医大などでしょうか。
東京までの通院が可能ならば女子医大や国立がんセンターなどをお薦めしますが・・。
診断・治療方針に苦慮するケースだと思いますので、女子医や国立がんセンター
などで、一度セカンドオピニオンを受けられても良いかもしれませんね。
なお、大学病院の医者の「なんだろうな~一応切ってみてみましょうか」
は”試験開腹~膵生検を行わないと確定診断が困難”という意味だと思いますが、
必要以上に不安を与える言い方になっていますね。

883 名前: ヒカリ 投稿日:2004/03/01(月) 16:21
774さん、毎回ありがとうございます。
明日、母と父でサードオピニオンを聞きに帝京大学医大まで伺うそうです。
教えて頂いた病院にもどうにかして診ていただこうと思います。
病院ではまた来週の月曜日に詳しく調べましょうとのことでしたが、
膵臓ガンはとても進行の早い癌ですよね?
悠長なことは言ってられません。出来る限りのことはします。
ありがとうございました。

884 名前: ちゃしば 投稿日:2004/03/01(月) 19:28
私は抗癌剤に関しては言及するだけの知識を持ち合わせていませんが、Yahoo掲示板で参考になりそうな事が書かれていました。
情報を調べたけれど、どうすればいいの?という場合の選択肢の一つになるかもしれません。ご参考までに・・。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=4ba4ncnbc1a4hmfd2ra4natoz&sid=2000676&mid=840

885 名前: シャア 投稿日:2004/03/04(木) 00:37
膵臓癌にベバシズマブ(Avastin)国内で認可ですか?(or米国だけ?)
現在、膵臓癌ステージⅣの父が、ジェムザール+シスプラチンの少量投与中ですが、昨年は腫瘍マーカーが半減する程の効果大だったのに、今年になってじりじりとup...
(しかも肝臓にまで転移し始めてくれて...)そろそろ次の手を~と思っていたので、大変うれしいです。
昨年のASCOのジェムザール+ベバシズマブ効果ありの発表を聞いてから、あちこちのDR.に聞いても...だったので、うれしいです。
次の受診の時、主治医に相談します!
うちの父なんか?!、昨年の5月に後半年だ~とか、正月は越せないとか好き勝手DR.に宣告されましたが、
3月現在、QOL安定のまま元気に自宅で暮らしてます!
例えDR.に「(ステージⅣなんだから)そこまで抗癌剤しなくていいんじゃない?家で好きなことすればぁ~」といわれても、あきらめてはいけないと思います。
患者・家族の希望としつこい?熱意があれば、DR.もがんばってくれます!
皆さんもがんばって下さい^o^


886 名前: 774 投稿日:2004/03/04(木) 09:46
ベバシズマブ(Avastin)はFDAにより初の抗血管新生剤として転移性大腸癌の
ファーストラインの治療薬として5-FUなどとの併用で承認されました。
他のがんに対してもその可能性の評価中です。

887 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/05(金) 10:15
774先生、度々お世話になっておりますわんこです。
ついに母が一昨日緊急入院しました。
退院してから3週間ほど家で過ごしておりましたが、
先週あたりから急激に体が衰弱し、起きているときでも
反応が鈍くなってきました。主治医からはいつ急変しても
おかしくないと1ヶ月ほど前から言われてはおりましたが、
急変というのは本当に突然起こるのですね...
でも病院には自分の意志で行き、先生とも言葉を交わしましたが、
昨日からうなずくこともできなくなってしまいました。
昨日から黒い便が2~3時間おきに出るようになりましたが、
これは下血の可能性がありますか?母の体の中で何が起こっているんでしょうか。
主治医いわく、反応が出来なくても声は聞こえてるから話しかけて
あげてください、と言われいろいろ話しかけますが、
もう話すことは難しいでしょうか。
苦しまないよう家族が最後にしてあげられることにどのようなことがあるのか
どうかアドアイス下さい。お願い致します。

888 名前: 774 投稿日:2004/03/05(金) 11:54
わんこさんへ
「これは下血」です。
「母の体の中で」癌からの出血やDICによる出血傾向が始まっている
可能性があります。
「もう話すことは難しい」可能性が高いと思いますが、分かりません。
「苦しまないよう家族が最後にしてあげられること」は皆様でお母様
のそばにいらして、声をかけられたり、手足をさすられたり
してさしあげることだと思います。

889 名前: MA 投稿日:2004/03/06(土) 11:54
はじめまして、色々ご教授いただければ幸いです。

私の母が、胃の痛み、背中の痛みを訴え
2004/02/02に入院しました。
現在(2004/03/06)まで検査をした結果、
すい臓癌/胆管細胞癌の疑いがある
との主治医からの説明を受けました。
①MRIの検査で胆管、膵管部に2.5cm程の影がある。95%悪性腫瘍である。
②RI骨シンチ検査では、癌の転移は見受けられない。
③胆管および膵管の組織を採り検査したが、がん細胞は見受けられない。
④血管造影検査では、門脈、上腸間膜静脈、脾動脈に浸潤している為、切除不可能。
⑤化学治療:抗がん剤(ジュムザール)を使う。
⑥ステージⅢである。
⑦最悪のケース余命3ヶ月である。
との結果を主治医から告げられました。
現状、点滴(栄養剤)、痛み止めの錠剤、胃薬、吐き気止、
便秘薬の投与のみで、腫瘍に対しての治療は行ってません。
切除が不可能との見解ですので、
やはり抗がん剤の治療のみの治療になってしまうのでしょうか?
何かいい方法はないでしょうか?
また、セカンドピニオンについてご教授ください。
藁をもつかむ思いです。情報お待ちしています。
母には、隠さずすべて説明しています。




890 名前: 774 投稿日:2004/03/06(土) 12:31
MA さんへ
膵がんの治療で長期生存が期待できるのは、何と言っても手術療法です。
「血管造影検査では、門脈、上腸間膜静脈、脾動脈に浸潤している」と
の術前画像診断であっても、開腹して状況を確認してみると、実際には
切除可能であるケースもあります。放射線科の専門医のご判断であれば
まず間違いはないとは思いますが、いずれにしても、膵がん治療症例数の
多い施設でのセカンドオピニオンを受けられることをお薦めします。
手術適応の有無を左右するのは”大血管浸潤の有無”にかかっています。
なお、血管浸潤が局所的であれば、積極的に合併切除・血行再建を行っている
施設や、局所進行膵がんに対して放射線療法を併用して良い成績を出して
いる施設もありますよ。
また、抗がん剤に関してもGEMをkeyとした様々なレジメンや、FDAで最近、
承認されたベバシズマブ(Avastin)との併用効果も今後期待できるものと
思いますよ。

891 名前: MA 投稿日:2004/03/06(土) 14:35
774様
早急にご教授ありがとう御座います。
主治医/家族に相談し
積極的に治療を考えていこうと思います。
セカンドピニオンについても考慮いたします。
(しかし愛媛県の地方ですので、中々思いつく医療関係もわからない
状態です。)何とかして情報を集めてます。
大変ありがとう御座いました。



892 名前: 774 投稿日:2004/03/06(土) 16:00
愛媛県なら愛媛県立中央病院や松山赤十字病院が、近県では高知県立中央病院、
厚生連麻植協同病院が、さらに広島・山口まで検討できれば、広大病院、
下関市立中央病院、広島市民病院、県立広島病院などが検討の対象になるものと
思います。

893 名前: MA 投稿日:2004/03/06(土) 19:54
774様
ご親切に、大変有難う御座いました。
松山赤十字病院、県立中央病院、住友別子病院(一番近い病院)
四国がんセンタの内、どこかに家族と相談し
早速、伺ってみようと思います。



894 名前: noby 投稿日:2004/03/07(日) 11:15
はじめまして。先ほど<初めてこられた方へ>に入力した者です。
皆様今後宜しくお願い致します。
そのスレでお聞きしたのとは違う質問を1点させて下さい。
私の父(67歳)は膵体尾部癌で3cm×5cm程度、周囲の血管に浸潤
しているので手術不適応、余命は統計的には9ヶ月といわれました。
現在はジェムザールを外来で投与しています。
お聞きしたいのは、動脈注入療法の事です。
このスレの最初の方でM浦病院などのお名前が出ておりますが
皆さんその後の経過は如何でしょうか?
効果があれば父にも受けさせたいと思っております。
但し今の病院、他病院でもあまり良い事は言われませんでした。
曰く「うちの病院では効果が無かった」と。
あとうちの父は腹腔動脈?など上の方の血管に浸潤しているので
動注療法は効果ないのでないか(動注療法は膵臓の腫瘍には効果
かるかもしれないが手前の血管に効かせられないのでは)と
言われました。
どなたか何かご存知でしたらお教え下さい。
毎日必死で何か有効な手立てはないかと探しております。。

895 名前: わんこ 投稿日:2004/03/07(日) 12:06
774先生
ご返答ありがとうございました。
その後時々苦しそうな呼吸をしていますが、体温血圧なども
安定して、主治医の先生も驚くほど頑張っているようです。
下血は昨日辺りから時々止まったりもしています。
便の色は真っ黒から濃い緑色に変わりました。
先生曰く、出血が止まったか、あるいは感染症の可能性もある
とおっしゃっていました。774先生のおっしゃるDICとは
なんですか?
先日から泊り込みで母と共に闘っています。たとえもうおしゃべりしたり
手を動かす力が残っていなくても、家族の気持ちは伝わっていると信じて
一緒に頑張ります。




896 名前: 774 投稿日:2004/03/07(日) 12:16
nobyさんへ
局所進行膵がんに対する選択的動注化学療法は、トライアルとお考え
ください。現状ではある程度局所コントロールの期待は可能と思いますが、
経過全体としての”延命効果”は明らかではありません。
別スレも拝見いたしましたが、膵体尾部がんであれば、膵頭部がんに
比べ、手術によりQOLを保った高い根治性を得られますので、一般的には
積極的な切除を検討することになると思います。
ただ、今回の場合、大血管浸潤が現実的なものであれば、すでにがん細胞は
全身へ広がっている可能性も高いため、全身疾患としての対応が望まれます。
その場合、局所の膵がんをリスキーな手術で頑張って切除したとしても全身
や肝臓、腹膜など周囲に散ったがん細胞が更に活発になる危険性も避けられ
ません。
なお、術前の血管造影などの画像診断で血管浸潤(+)とされている症例でも
開腹してみると炎症性の癒着等で十分剥離可能な症例もありますので、
”大血管浸潤が現実的なものであれば”という言い方をいたしました。

897 名前: 774 投稿日:2004/03/07(日) 12:25
わんこさんへ
DIC=播種性血管内凝固症候群といって、重篤ながんのような基礎疾患の
存在下に起こり、全身細小血管内血栓形成~微小循環不全・臓器機能不全・
出血傾向などを特徴とする病態です。

898 名前: noby 投稿日:2004/03/07(日) 12:55
774様へ
早速で、丁寧なアドバイス有難うございます。
大変参考になります。
父の場合は腹腔動脈が脾動脈ともう1つの動脈に
分かれるところ近辺まで浸潤しているそうです。
門脈も「喰われている」そうです。
これが事実だとした場合、774様でしたら
やはり手術しないとご判断されますか?
また仮に手術したとしても半年以内にほぼ100%
再発すると思われますか。
日本で膵臓がん症例数がTOPクラスの病院では
そう言われました。
もちろん個人的なご意見で結構ですので、アドバイス
頂けたら幸いです。
文字通り、万に一つ?の可能性を追うべきでしょうか。
私個人的には95%くらい、以上の確率で再発するなら
あきらめようかと思っています。まあ数字が全てでは
無いとも思いますが。。
大変お手数ですが宜しくお願い致します。

899 名前: 774 投稿日:2004/03/07(日) 13:43
レスされた通りの状況が事実であれば、ベストチョイスは局所放射線療法併用を
含めた全身化学療法だと思います。

900 名前: ちゃしば 投稿日:2004/03/07(日) 15:01
 ジェムザールを中心とした抗癌剤と放射線治療の同時併用療法は世界中で種々のトライアルがなされています。照射方法・スケジュール、抗癌剤の組み合わせなども異なっていて、世界的には総合的な治療成績の評価がまだ数字としては出ていないのが現状だと認識しています。しかし、少なくとも「万に一つ」という状況ではなくなってきていると思います。774先生のおっしゃられるように放射線化学療法同時併用がベストだと思います。先進的な施設の中には、これに温熱療法を併用して、さらによい成績を出しているところもあります。
 個人的な見解ですが、事前の病期診断通りの局所に限局した病変であるなら、Stage3(StageIVa)は病変を抑えられる可能性もある病態ではないかと考えています。ただ、すでに画像に捉えられない病変が照射野以外に広がっている場合は、当然ながら抗癌剤の効果を期待するしかありません。すなわち、局所(動注)に拘るよりは、全身投与の方が私は正当性があるように思うのですが・・。あくまでも私見です。

901 名前: noby 投稿日:2004/03/07(日) 20:42
774様、ちゃしば様
大変貴重で、我々家族の立場を慮ったアドバイス
有難うございます。心より御礼申し上げます。
よく考えて結論を出したいと思います。
今日父の顔を見てきたのですが、とてもあと
8ヶ月の余命とは信じられず、病に対する怒り、
自分の無力さなど入り混じった複雑な心境です。
1日でも長く良い日が続くよう頑張りたいと思います。
本当に有難うございました。

902 名前: あずみ 投稿日:2004/03/07(日) 23:19
友人なんですが、PcaにてPDを行いました。          ですが、メタがあったようです。今後はgemzarの化学療法を行うのですが… メタは未告知だそうです…gemを使用してどのくらいの効果があるのでしょうか?

903 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/08(月) 00:07
あずみさんへ
StageⅢ(Ⅳ)としてお話すると、従来の5FUを中心とした化学療法に
比べ、GEMを中心とした化学療法では有意な延命効果が認められるように
なってきましたが、それでも1年生存率が20%弱といったところです。
最近では更なる延命効果を期待して、GEMを中心とした併用療法のレジメン
や、CDDP+TS1,CPT-11+5FU、局所放射線療法の併用などが検討されています。
また先にちゃしば先生がレスされたとおり温熱療法などの併用効果も期待されて
います。
また、未だ国内未承認ですがGEM+ベバシズマブ(Avastin)での効果も
期待されていますよ。
なお、1年生存率の数字などはあくまでも統計的なものですので、”傾向”
とお考えください。

904 名前: 774 投稿日:2004/03/08(月) 00:08
903;名無しは774記でした。訂正いたします。

905 名前: ヒカリ 投稿日:2004/03/08(月) 15:52
どなたか教えてください。
父がやはり膵臓尾部癌のようです。
腫瘍マーカー
DUPAN-2 9910
CA19-9 360
エラスターゼ 503
SLX 72
この結果はどのようにうけとめますか。
末期中の末期でしょうか。腫瘍マーカーと癌の進行度との関係について教えてください。

906 名前: 774 投稿日:2004/03/08(月) 17:42
腫瘍マーカーの数値と進行度とは無関係です。
進行度は腫瘍の大きさや浸潤度で規定されるT因子、リンパ節転移の
有無により規定されるN因子、遠隔転移の有無により規定されるM因子
の3因子によって決まります。

907 名前: ちゅう 投稿日:2004/03/08(月) 23:15
774先生、826さん、2/11に難治性下痢性の治療薬についてご相談させていただいたものです
どうもありがとうございます
774先生のアドバイスをいただき2/20からリン酸コデイン100倍酸、タンナルビン、ロペミンを処方していただきました
3/2頃からほぼとまり、今日体重が1kg増加しています
本人は人が代わったように明るくなりました 何とかこの状態を保てれば、と願っております
とりあえずは今は明日が怖くなくなりました どうもありがとうございます

908 名前: noby 投稿日:2004/03/09(火) 12:51
774様、ちゃしば様他皆様方
先日は有難う御座いました。
御手数ですが再度2点程お教え頂けないでしょうか?

1.先日のアドバイスで局所進行すい臓癌に対する
動注療法はあくまでトライアルと考えるべきとの事でしたが
そもそも動注療法というのは局所癌に対する療法では
ないのでしょうか?
そうするとがん細胞が全身に広がっていない場合は有効かも
しれないが、そうでない場合は効果が明らかでないという事
でしょうか?それとも動注療法自体がまだトライアルの段階
という事でしょうか?
全身に広がってしまった場合なら、全身投与+動注をすれば
良い気もするのですが。。

2.癌に冒されると通常その部位は硬くなって、血流などが
悪くなると聞きました(ex.造影剤を使ってCTをとると癌の部分
に造影剤が入っていかないので黒く見える)
そうすると抗がん剤の全身療法(点滴)はもちろん、動注療法
でも抗がん剤が癌細胞に届かない可能性が高いという事に
なるのでしょうか?

つたない質問でお恥ずかしいですが、ご教示頂ければ幸いです。
(気になってしまい、仕事の出先から入力しております)

909 名前: 774 投稿日:2004/03/09(火) 17:07
動注化学療法はあくまでも局所治療としての位置付けです。
一般的には肝転移に対して動注化学療法を行うことが多いと思いますが、
本来は切除可能なら転移巣の切除あるいは全身化学療法の適応ですが、
切除不能例や残存体力、抗がん剤による影響などを考慮して他に転移の
認められない場合に可及的に肝動注療法が選択されているのが現状です。
その場合の効果としては”局所病変のコントロール”は認められるものの、
全体として”延命効果”は認められないというのがコンセンサスです。
他、治療選択肢の少ない上咽頭がんに対して超選択的動注化学療法が行
われることもあります。
効果として一般的に認められているのはそのくらいでしょうか。
膵臓を含め他の領域のがんや転移巣に対する動注化学療法のメリットは
未だ不明確という状況です。
従って膵がんに対する選択的動注化学療法は他に有効な治療法が見つから
ない場合の、あくまでも可能性に期待した”トライアル”ということに
なるものと思います。


910 名前: 774 投稿日:2004/03/09(火) 17:29
追記
なお、”トライアル”に関しては客観的な評価は困難ですので、”自己責任”
での選択になります。
また動注化学療法に関連して、近々、DDS製剤やVEGF阻害剤が普及すれば、動
注化学療法の適応は少なくなる可能性が指摘されています。
膵がんに対してはVEGF阻害剤のアバスチンがFDAで既に承認されていてGEMとの
併用でその効果が認められていますので、まずはこちらが検討できればとも
思いますが。

911 名前: こらっきー 投稿日:2004/03/09(火) 20:35
64歳の母が昨年末に黄疸で入院したところ総胆管結石で乳頭切開
という処置で20日ほどで退院しました。2月26日に黄疸やカユミで検査後
再入院し、色々な検査の結果膵頭部の出口付近に1cmの癌が見つかりました。
リンパ節転移、肝転移は無く、しっかり手術すればかなりの確立で根治が期待できますと
説明を受けました。現在は鼻から胆汁を出しながら手術が決まるのを待っている状態です。
手術は胃を2/3 膵臓を半分 胆嚢 十二指腸 肝臓を半分 取る大手術だそうです
膵臓癌はあっという間に転移すると聞いたのですが、のんびりしていて良いのでしょうか?
他の人でもこんな感じでしょうか?何か手術までに本人や家族が出来る事はあるでしょうか?
小さな事でも良いですので助言ください。お願いします。

912 名前: noby 投稿日:2004/03/09(火) 20:51
774様
お忙しいところ、ご返答有難うございます。
本当に本当に有り難いです。
癌が局所にしかなく、”局所病変のコントロール”
が認められるなら、極端に言えば治ってしまうor
長期の生存が可能になる気がするのですが
それは素人考えというところなのでしょうか。

また濃度の点で動注の方がより濃度の高い抗がん剤を
癌組織に投与できると聞いたのですが、それも確かな
ものは無いというところでしょうか?

血流の悪くなった癌組織には点滴でも動注でも 抗がん剤の
浸透度?は50歩100歩という事も考えられるのでしょうか?
しつこいようですみません。うざかったらノーレスで結構です。
今のGEMが駄目だったら、他にこれくらいしか選択肢がない
気がしているものですから。。
AVASTINとか温熱療法とか、放射線とか今の病院では
使ってくれそうもなくて、かといって転院を繰り返すのは危険
すぎる、転院するならあと1回くらい と考えると次の治療法
には慎重にならざるを得ない気がしています。

913 名前: シャア 投稿日:2004/03/09(火) 23:12
774様
アバスチン情報ありがとうございました。
日本で使用しようと思ったら、輸入でしょうか...主治医にかけあいます!
肝転移(約1cm×2)発見時、少し(ものすごく?!)父も家族も落ち込んだのですが、
余命半年との宣告があってから、約10か月も生き延びているんだからいいじゃないか!と
開き直り^o^現在は落ち着いた生活を送っています。
ちなみに肝転移には抗癌剤投与以外に、よい方法はないのでしょうか?
父は、「膵臓原発癌切除不能でリンパ節転移があり、完治の見込みがない」との主治医・セカンド・サードオピニオンの地元・東京・大阪・京都などなどの先生方からの説明をうけ、
「むやみに手術はしたくない」との考えで、「できるだけ入院もせず、自宅で過ごしたい」との希望です。

914 名前: 774 投稿日:2004/03/10(水) 00:13
nobyさんへ
確実なお話としては前回のレス内容ぐらいまでのところでしょうか・・・。

915 名前: 774 投稿日:2004/03/10(水) 00:30
シャアさんへ
主治医による個人輸入がベストです。
積極的に奔走していただける主治医であることを希望いたします。
具体的には主治医が直接メーカーや薬品卸のDIセンターに薬剤の
輸入を申し込み、個人輸入します。その際、薬監証明がないと通関
できませんので、事前に用意しておく必要があります。この書類は
それぞれの地区の厚生局に用意されています。
東京なら関東信越厚生局が窓口になります。なお、現在のところ、
FDAでのアバスチンの適応は”転移性大腸癌に対する5FUとの併用”
となっています。この注釈の部分を加えた意味合いは、どうかお察し
くださいね・・・。


916 名前: noby 投稿日:2004/03/10(水) 01:29
774様
了解です。夜分にお返事頂き恐縮です。
有難うございました。

917 名前: ジュンコ 投稿日:2004/03/10(水) 21:47
 初めましてジュンコと申します。私(38才、関西在住)のことで恐縮なのですが、
どうすればいいものかと悩んでおります。是非、助言などを頂戴したいと思います。
 先日、某大手病院の人間ドックに行ったのですが、検査の結果、腫瘍マーカー(CA19-9)
が 734、インスリン抵抗性指数が 2.1、白血球数が 3.6の各数値が異常値を示し、
精密検査が必要とのことだったので、後日そちらの病院にて検査を受けました。
 癌の疑いもあるとのことだったので、CTやMRI等の検査をしたのですが、
先生には原因(異常値)がわからないと言われました。ただ、2回目の検査で
腫瘍マーカー(CA19-9)がさらに上昇(734→934)していることから、
今度は腸の検査、さらには婦人科にてMRIなどの検査を受けるようにとの事でした。
それでも、原因がわからない場合は「もっと大きな病院(国立病院など)に
行ってもらわないと・・・。」まで言われました。
 そこで、お聞きしたいのですが、腫瘍マーカー(CA19-9)の値で判断するのは難しいので
しょうけれども943という高数値で何も無いなんてことなんてあるのでしょうか?また、数値が
上昇しているということは癌が進行していると判断すべきなのでしょうか?
すいませんが、どなたかお話をお聞かせください。

918 名前: hys 投稿日:2004/03/11(木) 17:30
はじめまして、hysと申します。どなたか私の疑問にお答えいただければと
思います。自分は膵臓癌の母親を持つものです。昨年夏に母親が膵臓癌の
手術を受けました。(病期は4aで手術が強行されたというほうがいいかもしれません)
その後体調も回復し、最近まで何もなかったのですが、ここ2回ほどの検査で
不気味な兆候が現れています。何かというと・・・

・CTを映すと、肝臓に空気が入っているかのような画像が映る。
(主治医はこれは膵臓癌の手術をした人にはよくあること・・・といっています)

・肝臓のGOT、GPTの値が高い(80程度)
(これもよくあることといっています)

・腫瘍マーカー値が上昇してきた
 CA19-9が60程度に、またCEAも2以上です。
(一番気になるのがこれです。なぜかというと、手術前でさえ
母親は基準値を超えたことがありませんでしたから)

これらについて主治医は特に問題ないといっていますが、
(何を聞いても大きな手術をしたのだから、これくらいのことは起こる
といいます)
自分としては肝臓を中心に何かが起こっているんではないかと
心配です。こういうのは再発・転移の兆候ではないのでしょうか?
それとも私の取り越し苦労なんでしょうか。
となたかアドバイスいただければと思います。よろしくお願いします。

919 名前: noby 投稿日:2004/03/12(金) 01:43
774様、ちゃしば様、他皆様方
ご存知でしたらご教示下さい。
現在父がお世話になっている病院では、ジェムザールで
効果が見られなかった場合、TS-1の点滴と放射線
治療になるそうです。点滴は24時間ぶっ通しでやるそう
です。これは一般的な治療でしょうか?またデータ的に効果は
どの程度見込めますでしょうか?
TS-1は経口薬だと思っていたのですが、点滴薬と経口薬
では中味、その使い方などに違いがあるのでしょうか?
アドバイス頂けたら幸甚です。

920 名前: 774 投稿日:2004/03/12(金) 11:08
ジュンコさんへ
CA19-9は膵癌、胆道癌、胃癌、肝癌、大腸癌、卵巣癌などで高値を
示します。更なる検索結果が待たれます。
なお、CA19-9の上昇自体は 膵炎、胆石症、胆管炎、肝炎、肝硬変 など
でも認められます。


921 名前: 774 投稿日:2004/03/12(金) 11:52
hysさんへ
腫瘍マーカーは経過観察のための重要なモニターとなりますが、
癌の活動性以外の様々な要因で上昇することもよくありますので、
補助的な検査と位置付けられています。
転移・再発の診断には画像診断をはじめ様々な検査の組み合わせ
で判断していくことになります。
主治医も十分承知のうえで厳重に経過を見ていらっしゃるものと
思いますよ。

922 名前: 774 投稿日:2004/03/12(金) 11:59
nobyさんへ
局所進行例に対しては放射線化学療法(5-FU+体外照射)の効果
は従来から認められています。5FUは持続静注で使用することで
より効果的と思います。
他のレジメンも色々検討されていますが、TS-1の点滴??はよく
分かりません。

923 名前: ヒカリ 投稿日:2004/03/12(金) 15:21
こんにちは。たびたび質問させていただいてるものです。
父が再来週に手術をすることが決まりました。
膵臓尾部の切除手術です。
肝臓に一つ気になる腫瘍があるそうですがそれが転移なのかどうか
わからないそうで、それも一緒に切除するということです。
通常、肝臓転移がある場合は手術不可能と聞きましたが
もし、その腫瘍が転移だとしても、手術をする価値はあるのでしょうか?
私てきにその手術を行って反対に父の様態を悪くしてしまうのではないのかと
心配でたまりません。今は元気まんまんですので。
肝臓転移ありの膵臓癌つまりstage 4Bで手術をするメリットとデメリットは何でしょうか?
もしどなたかご存知でしたら教えてください。
自分なりに色々調べてはいるのですが無知ですいません。

924 名前: 774 投稿日:2004/03/12(金) 16:41
膵がんの手術適応は遠隔転移(-)、大血管浸潤(-)症例が原則です。
ただし、肝転移や血管浸潤が極々局所に限局している場合は合併切除
による効果が認められています。
stage 4B膵がんの一般的な治療は”延命効果”を期待しての全身化学療法
を中心とした集学的治療が選択されます。通過障害を軽減する目的での
姑息摘バイパス術なども併用されます。
ただ、今回の場合、stage 4Bの規定因子が肝転移のみで、しかも確定診断
がついてはいない状況ですので、転移性腫瘍でなければ、腫瘍の大きさや
周囲への浸潤度合いにもよりますが、StageⅠ~Ⅱということであれば、
十分治癒切除が期待できる状況となります。更に膵体尾切除といった比較的
浸襲度の少ない手術で治療することが可能な状況となります。
肝腫瘍が転移か否かの確定診断は切除組織の病理検索で初めて明白になります。
方法論としては、まず肝腫瘍に対する術中迅速病理検査を行って、その結果で
膵にたいする術式を再検討することになりますが、いずれにしても、膵頭部がん
と異なり、低浸襲で可及的なcytoreduction(癌組織の摘除)が可能ですので
通常は膵体尾切除は行われるものと思います。これは、原発巣の治療が十分行わ
れている場合は、可能であれば転移巣の切除により延命効果が期待できるという
Evidenceにも基いています。
そしてもし、転移性腫瘍であることが判明した場合はもちろんstage 4Bとなり
ますが、その場合は術後に補助化学療法などを検討して行くことになると思います。
まとまりのないレスになりましたがお許しください。


925 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/12(金) 16:55
>774様
 どうもありがとうございました。とりあえずは今はまだ一喜一憂する
必要はないという主治医の言葉を信じて見守っていこうと思います。
今後も質問させていただくことがあるかと思いますが、
よろしくお願いいたします。


話は変わりますが、もう一点918で質問した

>・CTを映すと、肝臓に空気が入っているかのような画像が映る。
>(主治医はこれは膵臓癌の手術をした人にはよくあること・・・といっています)

について、どなたか画像に詳しい方のアドバイスをいただければと
思います。どうかよろしくお願いします。

926 名前: hys 投稿日:2004/03/12(金) 16:56
間違えました。925はhysです。

927 名前: 774 投稿日:2004/03/12(金) 17:18
膵がんの手術の際、胆管空腸吻合による胆道再建を行いますが、
術後、空腸内のガスが胆管内に逆流し、レントゲン上”肝臓に
空気が入っているかのような画像が映る”ことになります。
特に症状がなければ経過を見られても良いと思います。

928 名前: hys 投稿日:2004/03/12(金) 17:22
>774様

こちらの質問にも答えていただきどうもありがとうございました。
おっしゃるとおり、しばらくは静かに経過を見守っていきたいと
思います。この先もいろいろお聞きしたいことができてくるかと
思いますので、よろしくお願いいたします。

929 名前: ヒカリ 投稿日:2004/03/13(土) 06:41
774先生、ありがとうございます。
少し難しかったけどなんとか理解できました。
父のその肝臓の腫瘍が遠隔転移ではないことを祈ります。
もし転移でなければstage1 or 2ということになり
切除手術により良い結果がみられるということですよね?
手術は24日に行われる予定です。
手術が成功するように父を支えていきたいと思います。
また何かあったら質問させてください。
いっつもありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。

930 名前: amic 投稿日:2004/03/13(土) 14:30
以前利用させていただいた者です。父が昨年8月に膵臓がん末期を宣告され、
既に肝臓に浸潤していました。ジェムザールのみで数値はだいぶ下がりましたが
最近徐々にあがってきており体もかなり痛いことから今になってセカンドオピニオンを
受けようと思ったようなのですが、半年以上治療して他の病院に相談するというのは
主治医になんといえばいいか悩んでおります。現在茨城県南部在住ですが
どの病院にどういうふうに訪問したらよいかわかりません。
どなたか教えていただけませんでしょうか。
また、温熱療法を受けられる茨城県内の病院はご存知ありませんか?
よろしくお願いいたします。

931 名前: ジュンコ 投稿日:2004/03/13(土) 16:02
>774様
 
 早速のお返事ありがとうございます。
とりあえず、検査結果を待ってから、じっくりと判断したいと
思います。
 また、ご質問させていただくこともあるかとは思いますが、
今後ともよろしくお願いいたします。

932 名前: 774 投稿日:2004/03/13(土) 16:09
amic さんへ
まずは主治医と今後の治療方針の再検討をされたらと思います。
その結果で、場合によりセカンドオピニオンの申し出をされれば
スムースなのではと思いますよ。心情をお察しくだされば紹介状
などいただけるものと思いますが・・・。
厳しい状況であることをお察しいたしますが、セカンドオピニオン
だけであれば、茨城南部なら東京まで出られてがんセンターなどで
受けられてもとおもいますよ。
温熱療法可能施設はお近くでは船橋市立医療センターなどになるものと
思います。別スレの「温熱療法」スレなどもご参照くださいね。

933 名前: すずめ 投稿日:2004/03/13(土) 16:10
はじめまして。ご指導お願いします。03年12月からみぞおちが重く、食欲もなくなり、01月に血液検査・エコー実施し問題ないとのこと。胃薬服用するも症状変わらず、2月に総合病院で血液検査、CT(造影剤)するも問題ないとのこと。
2月から背部痛もでて3月になり背中が痛くて夜起きてしまいます。不安でたまりません。膵臓に詳しい病院を是非教えてください。在住は神奈川県西部です。

934 名前: 774 投稿日:2004/03/13(土) 17:31
神奈川県西部でしたら北里大学東病院、東海大学病院あたりだと思いますが、
まずは胃腸などの消化管精査をはじめ、感染症や場合により骨・筋・神経・
血管疾患など、局所の総合的な診療が必要と思いますよ。

935 名前: すずめ 投稿日:2004/03/13(土) 17:56
774様へ>
さっそくのアドバイス本当にありがとうございます。また、相談させていただくと思います。よろしくお願いいたします。

936 名前: katsu 投稿日:2004/03/13(土) 20:48
初めまして。
先週父が膵臓がんのステージⅣと診断されました。
これまで皆さんが書かれているように周囲の血管などに
浸潤?している為手術はできない、現状では抗がん剤
治療がベストとの事。抗がん剤はジェムザールを使う
ようなのですが、もしもこれが効かなかったら他に
有効な術はないような事言われました。
あわてていろんな書籍などあたりまして、例えばH岩氏
の本にはすい癌の抗がん剤が5-6種類でておりました。
ジェムザールは他剤との併用の方が効果が期待できる、
またそのメニューの多さが患者の寿命をきめるとも。。

そこでどなたか知識のある方にお聞きしたいのですが、
すい癌の抗がん剤治療に積極的な病院を教えて下さい。
当方市川在住ですので、都内・千葉県近郊でまずあたり
たいと思っています。NETで検索しても分りませんでした。
ぶしつけなお願いですが、何卒宜しくお願い致します。
このスレでは無理でしたら、メールでももちろん結構です。
温熱療法、放射線療法などに積極的なところももし情報
あればお願い申し上げます。何とか、何とか父に可能な
限りの延命をさせたいと思っております。

937 名前: 774 投稿日:2004/03/14(日) 12:51
katsu さんへ
千葉県で膵がんに対する積極的な化学療法なら、千葉健生病院内科
などを受診されてみてはと思いますよ。

938 名前: katsu 投稿日:2004/03/14(日) 21:09
774様
有難うございます。参考になります。
内容がスレ違いかと思い、「病院の選び方」スレに
入れなおそうと思っていたところでした。
あとずうずうしいかもしれませんが、都内の病院で
該当するところを教えて頂けないでしょうか?
そちらのスレで結構ですので。また直接名前を
出すのに問題がありましたらヒントでも有難いです。
どうか宜しくお願いします。

939 名前: 774 投稿日:2004/03/14(日) 21:31
「病院の選び方」スレにレスいたしました。

940 名前: 横レス 投稿日:2004/03/15(月) 03:42
774様。
千葉県で膵がんの化学治療ですとやはりお勧めいただいた病院に
なるのでしょうか。こちらの先生が積極的な方である事は良く
存じ上げておりますが、逆に考えますと、他の病院名が出てこない
という事に大変ショックを受けております。千葉県には癌専門病院
を始めたくさんの病院があるはずなのに、一体何をやっているんで
しょう。

941 名前: 774 投稿日:2004/03/15(月) 09:38
もちろん県内には千葉県がんセンターや千葉大学病院など、膵がん治療
症例の多い施設・総合的な評価の高い施設はたくさんあると思いますよ。
手術をはじめ初期治療~フォローアップ、定型的術後補助療法、あるいは
セカンドオピニオンなどの目的であればもちろんそちらもお薦めしますが、
GEM治療後のセカンドライン・サードラインの治療をご検討中ということ
であれば、そのような最新治療に力を注いでいる施設としてレスいたしました。
ご本人の状況により、よりメリットのある施設の選択や併診などもご検討
いただければと思います。


942 名前: amic 投稿日:2004/03/15(月) 12:09
774様
ご親切にどうもありがとうございました。
セカンドオピニオンについて現在の先生に相談してみます。

943 名前: かまだん 投稿日:2004/03/16(火) 00:24
以前ご相談いたしました者です。
ジェムザール単独投与1クールを終えたところですが、主治医から効果が出ていないと言われ
腹水かなり溜まっていたため3日前に5㍑、今日3.5㍑腹腔窄刺しました。
もうこれ以上治療しても副作用で苦しむだけで効果は期待できないので、緩和治療のみをすることを勧められました。
確かにかなり体力も衰えてしまった主人ですが、こんなに短い間の治療だけでもう何も手立てはないのでしょうか。


944 名前: 774 投稿日:2004/03/16(火) 16:42
GEM単独よりも、コンビネーションによる”延命効果”は認められて
いますが、その分、お体に対する影響も無視はできません。
ここは、ご主人とよくご相談されて、お決めになられてください。
あとは、現在の状態のこともありますので、現施設内などで可能な
治療法の中から”最善”を選択していくことになると思います。

945 名前: 206 投稿日:2004/03/17(水) 14:35
 私の母65歳もちょうど1年位前に4aの膵臓癌にて、切除不能なため関西の病院にて術中照射を行いました。その後、科学治療を行っています。
 退院後は食欲もあり調子も良かったのですが、年末にかけて食欲不振になり、体重も減少したまま、今年始めに腹水が溜まりだし、抜く事を目的に再度入院いたしました。母は腫瘍マーカーがでないために癌の進行具合の目安が難しいみたいです。
 薬でも腹水がなかなか抜けないため主治医も私も癌性腹膜炎と覚悟をしましたが、抜いてみるとかなり綺麗な腹水で、細胞検査の結果、癌性ではないとの事で安心したのも束の間…検査の結果、十二指腸入口あたりで閉塞があり、多分、癌が動き出しているとの事でした…その後バイパス手術を行いましたが、術中照射と科学治療の効果があったのか、目で見る限りでは癌は繊維状になり、その部分が堅くなったために起こった閉塞のようでした。膵臓癌があった場所の細胞検査をし、PET検査をうけましたが、今のところ癌は小康状態のままで見る範囲での転移もなく、一応の事なきを得ました。
 この一年間を振り返ると、“何とか助けたい”“何とかならないのか”との思いとは裏腹に、悪い方に転がるばかりの悲しく不安な日々の中で、本当に始めて喜べる結果でした。もちろんこれからも、色々あると思いますが、なんとか頑張っていきたいと思います。
 皆さんも毎日が不安で大変な事と思いますが、頑張ってください。

946 名前: 関西在住 投稿日:2004/03/17(水) 17:31
ある私が参加した講習会のテキストより膵臓癌の治療法がレベル別に書いてあるので
載せます。
(Aランク) Virulizin,Erbitux,Avastin,Doxilなどを併用
(Bランク) GEM+5-FU、CPT-11+5-FU、オキザリプラチン+
GEM、GEM+カペシタビン
(Cランク)GEM+TS-1、CPT-11+TS-1
(Dランク)GEM単独、TS-1単独
(Eランク)UFT,フルツロンの5-FU系経口剤のみ
以上だそうです。このテキストによるとその医師がどういう治療法を
患者側に提案するかどうかその医師のレベルが判るそうです。
膵臓癌の患者さんには自分がどのレベルの治療受けているか
判ると言う点で大変参考になるのではないでしょうか?

947 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/17(水) 18:59
医師による個人輸入のお問い合わせとサポート
RHC USA Corporation 世界の医薬品をすべての人々へ
http://www.rhc-net.com/

◆2003.6.6 【再掲】【ASCO速報】
進行膵癌に対するベバシズマブ+ゲムシタビンの第2相試験で1年生存率53%、奏効率27%
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm32/250681

【Bevacizumab】(米国製品名:Avastin™)
Bevacizumabは遺伝子組換えヒト化モノクローナル抗体で、がん組織から分泌されるVEGF(Vascular Endothelial Growth Factor、血管内皮細胞増殖因子)に結合することにより、血管内皮細胞に発現する受容体(Flt-1)とVEGFとの結合を阻害します。また、このことにより血管新生阻害を引き起こし、がん細胞の増殖を抑制します。

948 名前: 774 投稿日:2004/03/17(水) 19:07
少し補足します。
現在の医療保険制度の範囲内で国内のどこの施設でも保険診療として
認められているのは上記レジメンのうち、GEM+5-FU、GEM単独、
UFTなどで、他のレジメンに関しては現状では適応外使用や海外からの
個人輸入などの方法を取らざるを得ません。が、担当医師が実際に行おう
と奔走すれば現実的に可能な治療です。様々な条件をクリアーしていち早く
実践されている医師や医療機関には敬服いたします。
これらのレジメンは海外である程度評価されているものですので、国内での
保険内使用に向けての早期承認が望まれます。

949 名前: かまだん 投稿日:2004/03/17(水) 23:39
みなさま、さっそくのアドバイスありがとうございます。
主治医から今回の話しが出た時に、GEMプラスアルファの治療のことを聞いてみたのですが
他の抗がん剤はGEMの後押しをするものなので、GEM単独で効果が出ていないものは副作用のみで期待はできないと言われました。
また、ベバシズムマブなどの未承認薬も施設が国立なので使用できないと言われました。
やはり、他の治療を望むならば今の施設では無理でしょうか
主人の体力、病状では転院は厳しいと思うのですが
どう進めばいいのか悩んでいます。


950 名前: 774 投稿日:2004/03/19(金) 10:59
「ご主人の体力、病状では転院は厳しいと」いうことですと、現在の施設で
可能な限り最善の治療法を模索していくことになると思います。主治医が
GEM+αの治療に積極的でなければ、CDDP+TS-1やCPT-11+5-FU(TS-1)
などが検討できればとも思いますが・・・。
現在国内ではGEM単独(+放射線)あるいはGEM+5FUまでの治療が膵がん
に対する治療として保険で認められる限界ですが、更なる効果を目指して
上記レジメンのようにGEMに何を加えていくかやGEM不応症例に対するUCN-01
などの治験薬に話題が移行している化学療法先進国に比べやや対応が遅れて
いるのが現状です。
もちろん、場合によっては化学療法に積極的な施設をご検討される道も残さ
れているのではとも思います。






951 名前: 774 投稿日:2004/03/20(土) 17:57
厚労省検討会による抗がん剤の保険適用拡大の作業がいよいよ開始
されました。
まずは国内承認薬の保険適応拡大からですが、国際的に有効とされ
ながら、国内では保険適応外という理由で多くの保険医療機関で行
えなかった併用化学療法への道が少しずつ開かれます。

952 名前: 679 投稿日:2004/03/23(火) 01:21
以前父が癌かもしれないと騒いだ679です。
その節は皆様大変お世話になりました。
父は結局2.5×2.5センチの癌が膵尾部にあり、リンパの一本
に転移していました。他臓器への転移はなかったようです。
膵体部と膵尾部、脾臓を取る手術を行い、一応成功しました。
今は退院して、再発防止のためGEMを単独で投与していました
が投与後にいつも高熱を出すので、3投した所で一旦中止して

います。生活はまぁ少しフラフラしたり、少し疲れると微熱が出たりしますが、ほぼ自立しており
ます。食事も普通の人の3分の一位の量ですが、3食ちゃんと食べてます。

その父が最近驚くべき事を言うのです。「お願いだから今年の夏に海外に一度行かせてくれ。思い
出のあるシンガポールが良い。どうしても行きたい。」と言うのです。

手術が終わって半年しか経ってないガン患者が海外旅行なんて行けるのでしょうか。
先生達も「うーん国内なら何の問題もないんですけどねぇ。。。」と渋めの顔です。
なるべくなら行かせてあげたいのですが、長時間フライトや食べ物などはどうすれば
良いのでしょうか?どなたかご経験のある方いらっしゃいませんか。。


953 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/23(火) 11:18
679さんへ
全然問題ないじゃないですか。私の家族のやり方をご紹介しますと
主治医の先生に海外携帯電話を手配して貰い、(何か心配な事があるなら
それを使い私の携帯に電話するように)と言って頂きました。
正直心配していましたが実際でかけてみて日本から主治医の先生に
わざわざお電話頂きとても安心しそれ以降一度も携帯電話使うことなく
家族本人一同愉しい旅を過ごせました。ハワイに1週間おりました。
主治医の先生は千葉市の病院で成田空港に近いのでそれも安心でした。
何せわざわざ空港まで祝日とはいえ迎えに来て頂けました。
もう旅行することはできませんが良い思い出です。

954 名前: 774 投稿日:2004/03/23(火) 22:12
679 さんへ
術後の状態にもよるとは思いますが、是非お父様のご希望をかなえて
差し上げたいですね。万が一現地で手当てが必要になった場合、
シンガポールには信頼できる医療機関、日本語で受診できる施設も多
くありますよ。

シンガポール国立大学病院 (基本的に予約制および紹介患者制)
   国際患者センター(IPLC) 24時間ヘルプライン 65-779-2777
   日本語デスク65-772-4458 (月~金: 09:00~17:00 )
ジャパングリーンクリニック
   65-734-8871(一般外来)
日本メディカルケアー グレニーグルス 
   (施設、設備、スタッフは世界的にみてもハイスタンダード)
   65-474-7707(24時間救急電話)96257742(夜間)
日本メディカルケアー マウントエリザベス
   (施設、設備、スタッフは世界的にみてもハイスタンダード)
   65-474-7707(24時間救急電話)96257742(夜間)
シンガポール日本人会診療所
   65-467-0070(日本語専用)
など、ご参考までに・・・。

955 名前: aaire 投稿日:2004/03/24(水) 17:37
まだ50代の私の母ですが、膵癌・肝臓転移・腹水にも癌細胞がみられる状態との診断からGEMの投与を始めて3週間目の本日、GOT・GPTの数値が異常に高く、今後の経過次第ではGEM投与を諦めざるを得ない状態であることを告げられました。すでに余命告知はしているものの何か他に良いものがあるのでしょうか?母の体力もかなり落ちてきている為、これ以上の化学療法は厳しいと主治医もおっしゃっていました。

956 名前: 774 投稿日:2004/03/24(水) 21:01
aaireさんへ
大変厳しい状況をお察しいたします。
「これ以上の化学療法は厳しい」状況であれば、早期に緩和医療
などへのシフトをご検討されるのも一案と思いますが、
「何か他に良いものが?」ということであれば、現在国内では非常に
入手が困難ですが、Yahooに常駐されているnored22先生のところなら
免疫療法剤のVirulizinが手に入るかも知れません。一度ご相談されて
みてはと思いますよ。海外ではGEM+Virulizinの臨床試験中ですが、
単独使用でも特に問題はないのではと思います。

957 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/24(水) 21:52
774さん
Virulizinはあなたは使った事がありますか?その効果はどうだったのですか?何か一般的にはいる情報以外の特徴はありませんでしたか?

958 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/25(木) 12:49
957の名無しさん
他スレ絡みなのは想像できますが
度が過ぎるといちゃもんつけているようにしか取れません。
yahooに常駐されてる先生なら手に入るかも知れないようですよ
こんな方法もあるようですよ。一度ご相談されてみてはどうですか
と、誘導するのもダメなのですか?

一般的にはいる情報以外の特徴を知りたいのであれば
774さんがおっしゃっている手に入るかも知れない先生に
一度ご相談されることを強くオススメさせていただきます。

よい情報がないか模索していることが明らかな掲示板で
同じ医療関係者(かもしれない人)に文句言ってないで
患者さんとそのご病気に向き合って差し上げて下さい。
ご一考くださいますよう、お願いします。

959 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/25(木) 13:02
958さん
あなたには聞いていません。

960 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/25(木) 13:20
959さん
あなたに聞いているのです。975の質問に答えてないですよ。
読んでわかりませんか?
更にこうされてはどうですかと提案させていただいただいております。

これ以上は発端となったトピへ。

961 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/25(木) 13:21
975ではなくて957ですね。すみません

962 名前: aaire 投稿日:2004/03/25(木) 16:05
774さんへ     お忙しいところ、アドバイスを下さいましてありがとうございました。昨日は私も母もさすがにショックと疲れから早めに就寝しましたが今朝は体調も良く、これからも何か有効な手段があることを信じ頑張ろうと思っています。選択するのは母であり、私たち家族が決めるのでまわりの方々が何を言ってもなんとも思いませんが、お互い嫌な気分になるような事は避けたいですねよね!?

963 名前: 774 投稿日:2004/03/25(木) 17:55
aaire さんへ
現状でお母様にとって何とか最善の治療法が選択できればと思います。

964 名前: amic 投稿日:2004/03/27(土) 00:28
たびたび利用させていただいている者です。父が膵臓がんを
患い首や足の付け根の痛みを訴えるようになりました。
かかりつけの病院では痩せたためという説明を受けたため
痛みに耐えていましたが、セカンドオピニオンで一度整形外科で
骨転移を調べてみたほうが良いと言われ調べたところ骨転移して
いました。
アルカリ性フォスタファーゼという数値は上昇を続けていたのですが
痛みの訴えとこの数値を見るだけでは骨ガン転移を疑うことは
通常できないものなのでしょうか。また、すぐに他の病院で放射線照射を
するよう言われその日に放射線を受けたのですが、通常このような対応
はとられるのでしょうか。
骨転移の痛みをシップを貼りじっと耐えていた父を思うと
なぜ早く検査してくれなかったのかと悔しくて仕方がありません。


965 名前: 679 投稿日:2004/03/30(火) 00:10
953さん、774先生

詳しいご回答ありがとうございました。是非父を海外に
行かせてあげようと思います。今は新幹線もバスも普通に乗れますし、
「あとは飛行機だな。」と父も行く気満々です。
手術は出来たものの、リンパに転移ありとの事ですから遅かれ早かれ
再発は避けられないと思いますので、(主治医も家族のみにですがはっ
きりと再発の危険性を告げました。)元気なうちに行かせてあげようと
思います。

治療も毎回高熱にうなされる抗がん剤を一切やめ、免疫療法のみに
絞る事になりました。今後は所謂「亜流」の治療法になりますが、
父が選択した事ですから家族はどうしようもありません。
家族としては抗がん剤や化学療法などで、ガンと「闘って」欲しい
のですが、父はガンと「付き合う」事を選んだ様です。

どちらが良いのかはわかりません。でも父は納得してるのですから
しょうがない事だと家族全員苦笑しながら日々対応しています。

966 名前: レンコン君 投稿日:2004/04/04(日) 21:34
膵臓癌の未承認薬を教えて下さいお願いします


967 名前: 774 投稿日:2004/04/04(日) 23:12
国内で発売済みで膵がんに対して海外などで臨床試験中の未承認薬剤としては、
CDDP,TS-1,CPT-11,カペシタビン、EPI,INFα、Docetaxel、Paclitaxelなどが、
また、国内でも未発売で膵がんに対して海外臨床試験中の未承認薬剤としては、
Bevacizumab(アバスチン)、Oxaliplatin、Cetuximab、Dalteparin、Virulizin、
ALIMTA、UCN-01、Perifosine、Celecoxib、CCI-779、Triapine、LY293111、
RHUMAB VEGF、Erlotinib、サリドマイドなどがあり、いずれもGEMとの併用などで
GEM単独との比較試験が行われているようです。

968 名前: みかん 投稿日:2004/04/05(月) 01:12
私の母、57歳ですが 去年の9月に膵臓癌と宣告され 9月中旬から11月中旬までGEMと放射線治療のため入院し、その後は、
通院治療でGEM単独治療してきましたが 今年3月のCT検査の結果、肝臓に3箇所黒いものがあると言われたそうです。
これって肝臓への転移と考えてよいのでしょうか?私は、直接CT検査の結果を主治医から聞いてないのですが・・・。
退院してからGEM単独の治療をしてきましたが 主治医から抗癌剤治療(GEM単独)は、もう効かないので
「ティーエスワンカプセル20 20mg」の薬を処方されたようです。最近の母の状態は、以前より食欲不振でお腹のみぞうちが
気持ち悪いと言っております。しかし家事も自分でしており まだまだ短時間ですが仕事もしております。こんな状態の母ですが
何とか延命治療で頑張って欲しいと願うばかりですが・・・。上記の薬の件で何か情報があればと思いまして・・・。
この先どうしたらよいのかわからず、あと化学療法は、もう無理なんでしようか?愛知在住ですが何でもよいので情報あったらよろしくお願いします。


969 名前: 774 投稿日:2004/04/05(月) 09:52
全身状態にもよると思いますが、GEM+TS-1はGEM単独より効果が
期待されています。主治医は最善を尽くされています。
治療法に迷われたら
藤田保健衛生大学病院、名古屋大学病院、厚生連安城更生病院、
厚生連松坂中央総合病院、豊橋市民病院、愛知県がんセンター
など膵がん治療経験の多い施設で一度セカンドオピニオンなどを
受けられてみてもとおもいます。

970 名前: 投稿日:2004/04/05(月) 16:19
先日 身内が膵臓癌と診断されました、大きさは2センチほどですが 太い血管のそばなので手術は出来ないし
 70歳を超えた年齢であることから 抗がん剤も辛いだろうから早く退院させて普通の生活で静かな余生をといわれました。
残り4ヶ月だそうです。どのご家庭でもそうであるように我が家も突然でパニックです。
性格を考えて告知はしない予定です。しかしながら このままで何もしないというのは気持ちが治まりません、まだ深く考えてはおりませんが
出来れば他の病院の受診も視野に入れたいと思います。
かかりつけは 大阪医科大でした。私の知識には関西医大 京都医大などしか 連れて行ける範囲の病院としては思い浮かびませんが
 正直なところいかがなものでしょうか??他に熱心な関西の病院はないでしょうか 治療経験の豊富な施設に一度は意見を聞きたいというのが 身内の真剣な思いです。
情報 何かご存知でしたら よろしくお願いいたします。

971 名前: 774 投稿日:2004/04/05(月) 16:41
桜 さんへ
大阪医科大は膵がん治療症例の多い優良施設です。他、もちろん
関西医科大、阪大、京大、大阪市立総合医療センターなどが検討の
対象になってくるものと思います。
現状での治療方針に関しては、医師により微妙な温度差が出てくる
ものと思います。
おっしゃるとおり、色々な専門家の意見をお聞きになり、様々な角度
からご検討され、ご本人にとって納得の行く治療方針をお決めになる
ことも重要と思いますよ。

972 名前: 投稿日:2004/04/06(火) 08:51
774様
投稿してから 非常に読みにくい改行になっているのに気がつきました。
にもかかわらず 早いお返事ありがとうございます。
正直言いますと 私以外の家族のものが診断結果と告知を聞きましたので
私から 担当医に 質問等が直接できず 気をもんでおりました。

大阪医科大は膵がん治療症例が多いと言うことをおっしゃっていただけたので
「積極的治療はしない」と言う診断は 治療に後ろ向きの施設であるがゆえの
発言ではないと 思えるようになりました。
食事ものどを通らない家族を見ていると みんなが病人になってしまいそうで
検索からここを知り 質問をさせていただきました。
気休めでも 少しの情報でも欲しいとのが どなた様にも共通な思いと存じます。
早くレスをいただけることは とても心強いことです、ありがたいことです。
774様 感謝いたします。
他の回答される方 答えを求める方、よい板をありがとうございました。
本人に告知はしないというのがネックになっておりますが
後悔のない時間をともにすごしたいと思います。

973 名前: noby 投稿日:2004/04/07(水) 23:43
以前このスレでお世話になったものです。
その節は774様他皆様有難うございました。
また1つ教えて下さい。
ジェムザール、TS-1への抗がん耐性というのは
どのくらいで出来るものなのでしょうか?
個人差があるのは承知しておりますが、統計的には
どのくらいの数字(月数)なのでしょうか?
もちろんこれらの癌が効いた人の場合です。
凄く良く効く人で2年くらい、平均で半年くらいでしょうか?
甘いでしょうか?TS-1はまだデータがない(すい癌の場合)
かもしれませんが、ジェムザールはどうでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えて下さい。

974 名前: ユウ 投稿日:2004/04/08(木) 04:54
昨年、母が膵臓癌を患い、無事に手術を終えたものの、今年に入り再発してしまい、余命3、4ヵ月との宣告を受けました。現在は、週一のペースで点滴治療に通いながら、自宅療養中です。突然の予期せぬ出来事に家族一同半ば諦めとの葛藤の日々でしたが…先日TV番組で癌の特集を観て、同じような問題を抱えた方とその家族・専門家の人々の姿を拝見し、私達家族にもまだ何か出来る事があるのではと考えました。しかし現在何も情報がありません。病院や治療などどんな事でも構いませんので何か情報があれば御一報をと思います。母の生がある内に出来る限りしてあげたいので…

975 名前: 774 投稿日:2004/04/08(木) 11:31
再発性膵がんの治療は全身化学療法を中心として”症状緩和””延命効果”
などを期待して行われます。
一方で、”緩和医療”などが今まで以上に大切になってきます。

976 名前: 投稿日:2004/04/08(木) 13:57
先日はお世話になりました。
少し行き場のない気持ちを吐露させてくださいね。
先日の告知について ちょっと落ち着いた 家族から聞いた話です。
告知されたのは 面倒を見ていただいている内科側の方です。
ただでさえ不安な気持ちの ベッドの中の病人に聞こえる声で
「ちょっとご家族皆さんにお話が・・」と室外にいざなわれたそうです。
「疑心暗鬼になっている病人に あまりに配慮を欠いたことだ」と
言うその場にいた家族の話と 「積極的治療はしない」と
言われたことで私は少しお医者様不信になりましたが
別の日に 改めて 主治医の外科の先生が 「体調が落ち着いたら
 お薬や放射線も考えて試してみましょうね。私も色々考えていますから。
ただし いつ急変するかもしれません。」と 最悪の中にも
少しでも希望のある話をされたので ほんの少し気が落ち着きました。
予断を許されない体調であるのは 変わりありませんが・・・
話の切り出し方ひとつで 患者サイドはひどく傷つけられます、
どうか 医療関係の方 少しの気遣いを添えてお話くださるようお願いします。

977 名前: aaire 投稿日:2004/04/08(木) 21:23
先日ご相談させていただきましたaaireですその節は有り難うございました。実は昨日先週のCTの結果が出ました。なんとGEMによって膵癌は若干ですが小さくなり肝臓にいたっては腫瘍がひとつ消えたのです。しかし腹水が3倍以上に増えた為、これにて抗癌剤治療は悪循環を及ぼすであろうと断念することにいたしました。母の体力がダウンしていることで今は東洋医学の力を今後は借りて緩和治療に専念して参ります。GEMの効果とともに副作用については改めてすごいものと実感いたしましたが効果が出始めていただけに残念です。腹水への治療はありますでしょうか?

978 名前: カイコ 投稿日:2004/04/09(金) 12:50
母は、ずっと慢性膵炎とC型肝炎を患っているのですが、
最近主治医からすい臓の膿胞の中に腫瘍の目があると言われ、
肝臓もこの先良くなることも無いので手術をするならば今
だけれども血小板が少ないため難しいといわれました。
私が一人で聞きに行ったときには癌ではないと言っていたのですが...
のう胞は、尾部にもあり手術するならば膵臓を2/3と
十二指腸と胆嚢も切るということでした。
血小板が少ないと無理なのでしょうか?それと血小板を増やす方法が
あれば教えていただけると嬉しいのですが、よろしくお願いします。

979 名前: クラクラ 投稿日:2004/04/09(金) 15:00
 「始めてこられた方へ」の433に書き込んでいる”くらくら”と言います。
 現在も白血球は少ないながらもジムザールを続けております。その副作用か、モルヒネの副作用か、炎症のせいか、あるいは複合かは不明ですが、腸の動きが悪く不調です。
 ラキソベロンを20滴飲んでいます。腹水などは無いと言うことです。
 腸の動きが悪く、ガスが溜まり痛みが出ます。座骨神経痛も出て大変に苦しくなってしまいます。
 この程度はしょうがないのかも知れないですが、より良い体調で抗ガン剤を続けていきたいと思っていますので、何か良い方法はないものかと相談をさせて頂きます。宜しくお願い致します。

 なお、同じ膵臓癌の治療中の方に励まされて私もHPを作りました。下記です。
 http://kigaru.gaiax.com/home/suizo_kurakura
 「膵臓くらくら」です。

980 名前: 774 投稿日:2004/04/09(金) 17:18
nobyさんへ
 まだそこまでは・・・。

aaire さんへ
 腹水対策は原因によって様々です。対応策は色々ありますよ。
 腹水スレなどをご参考にされてもと思います。

カイコさんへ
 血小板減少の原因は何なのでしょうか?
 対症的には血小板製剤などの併用も検討可とは思いますが・・・。
 手術としては現状を考慮したとき、かなりの浸襲となることは必然
 と思います。

クラクラ さんへ
 腸管運動低下や偽性腸閉塞に対して大建中湯や六君子湯などで
 対応することもあります。外科領域では術後などに術後癒着性
 腸閉塞予防としても使用することも多いと思います。




981 名前: クラクラ 投稿日:2004/04/09(金) 22:18
 774先生、早速に有り難う御座います。
 ネットで調べてみました。注意しながら試してみたいと思います。
 言葉では出せませんが、腸閉塞は怖いです。
 http://kigaru.gaiax.com/home/suizo_kurakura

982 名前: カイコ 投稿日:2004/04/13(火) 15:25
774先生、お返事ありがとうございます。
原因は肝炎にあるようです、診察時間は短いので
なかなか効果的な質問が出来ず、現状もハッキリしません。

ここで書いても良いのかわかりませんが、
最近ではセカンドオピニオンが浸透してきているのだと思い、
他でも話を聞いてみたいと思い、主治医に紹介状の
お願いに行ったところ怒鳴られてしまいました。
今後、母が診察を受けていく上で大変不安になりました。

983 名前: 774 投稿日:2004/04/13(火) 16:39
カイコさんへ
”セカンドオピニオンのお願いに行ったところ怒鳴られてしまいました”
いったい何時代の話でしょうか。ただただ絶句ですね・・・。
血小板減少の原因が慢性肝炎なら、肝線維化の進行に伴って、漸減
して行く可能性があります。厳重な経過観察が必要です。


984 名前: カイコ 投稿日:2004/04/14(水) 09:43
774先生、ありがとうございます。

セカンド・オピニオンの件は、予約せずに行った私にも
落ち度があるのだと思います。
それに診断を疑われるようでよい気がしないのも分かります。
私としてみれば手術が難しいようなので、手術は受けない方向に
なりそうなのですが、その判断がやもうえなかったんだと
納得したかったんですが。理解してはもらえなかったんだなぁと
思っています。

でも、774先生に「何時代の話でしょうか」言って
いただけて少し気が楽になりました。
ありがとうございます。

985 名前: 774 投稿日:2004/04/14(水) 18:32
カイコさんへ
最近、肺がん治療後の予後が施設によって較差のある事実が報道されましたが、
膵がんの手術(膵頭十二指腸切除)による予後も施設によって、かなりの
較差があります。
特にStageⅢやⅣAの一部では、周囲臓器合併切除範囲の設定やリンパ節郭清の
範囲、術後化学療法のメニュー、局所放射線療法の併用の有無などで微妙な差異
が生じます。この辺は議論の最中で異論もありますが、膵がん手術症例数の多い
施設や化学療法を中心にした集学治療を得意とする施設など、施設によっても
アプローチの仕方がやや異なりますので、色々な専門家のご意見を総合して、
また、現在の血液や肝臓の状況などを総合してお母様の治療法を検討されたらと
思います。

986 名前: M/T 投稿日:2004/04/15(木) 10:49
平成14年9月膵臓癌で膵臓全摘、胆嚢、十二指腸摘出、胃半分切除し抗癌剤、放射線等の治療のうえ5ケ月入院し昨年1月退院する。
膵性糖尿病で1日4回インシュリン注射し、食後にパンクレアチン、セブンイp、(バフアリン-朝食)を服用していましたが、   
今年の1月にCA19-9.90、3月-157、4月-167と上昇し主治医から抗癌剤ジエムザ-ルを点滴から週1回、3週続け1週休みでエンドレスで
行った方が良いとのこでした。
私の疑問
1.癌の転移部位が判らない段階で抗癌剤のジエムザ-ルが果たして適切なのか?
2.ジエムザ-ルでなくほかの抗癌剤はないのか?
3.膵性糖尿病で食事とインシュリンが欠かせない中で抗癌剤に因って食欲が落            
 ちてしまえばインシュリンが打てずに点滴に因るものとなり、入院する事に
 いよいよ病院からぬけられなる心配?
4.他の診断方法がないものでしょうか?
5.セカンドオピニオンとは具体的にどのように働きかければよいのかご教示ください。
 2年以内に再発の恐れが有ると先生から言われていましたが、精神的に疲れてきました。
 御回答お願いいたします。 67歳、男性




987 名前: 774 投稿日:2004/04/15(木) 11:50
個人的な意見でよろしければ、お答えします。
1.転移や再発は原発巣のがん細胞の散布や増殖によって起こります。
 従って、転移や再発に対しては原発のがん細胞に効果的な薬剤を
 選択することになります。
 一般的に腫瘍マーカーの上昇は残存がん細胞が再度活発になってきている
 ことを疑わせる一つの因子ですので、画像診断などで肉眼的に判明する以前の
 細胞レベルでの増殖を抑制する為、抗がん剤使用は妥当と思います。
 また、抗がん剤はがん細胞の増殖スピードが速い時期ほど効果的と考え
 られていますので、使用するなら腫瘍マーカーの漸増してきている今が
 最も適した時期ではということになります。
2.他の抗がん剤も検討可能ですが、現状で膵がんに対して最も効果的なのが
 ジェムザールということです。
3.これは厳重に経過を見ながら、主治医が判断され善処されるものと思います。
4.腫瘍マーカー以外にも、ECHO,CT,MRI,PETなどの画像検査はありますが、
 1.レスのとおり、主治医は画像診断上明瞭になるよりも早い時期の、
 細胞レベルでの早い対応をお考えだと思います。
5.現主治医は十分信頼に値する医師だと思いますが、もしセカンドオピニオン
 をお考えなら、まずは主治医にその旨をお話されてしかるべき施設への
 紹介状をいただいてください。

いずれにしても、抗がん剤の使用による弊害も避けて通ることはできない以上
副作用に対して適切な支持療法を併用しながら治療を行うことが重要です。
また、最終的に抗がん剤での治療を受けるか受けないかは、様々な専門家の
意見をお聞きになった上で決断されてはと思います。

988 名前: M/T 投稿日:2004/04/16(金) 18:05
774先生
早速にご指導頂き本当に有難うございました.
今日、セカンドオピニオンの先生を訪ねて参りました.
腫瘍マ-カ-の上がる速度がそれ程でもないので----
PETの予約を5/7日に、その結果を11日に膵臓癌の先生に診断して頂く
事になり、昨日はPET検査予約が6/1日だったので1ケ月早く出来る事にもなりました.
膵臓癌全摘で生き長らえる人の話は皆無でしょうが、もう少し元気でいたいので何か精神的に強くなる
ものが有りましたら、ご指導ください。    M/T


989 名前: europa 投稿日:2004/04/18(日) 20:09
774先生へ
ご相談なんですが、よろしくお願いします。
私の母親(80歳)が膵頭部膵癌と診断され主膵官の拡張が
認められました。(ERCP及び細胞診の結果)
癌の直径は2.5cmくらいで
3Bという診断です。但し不思議なことに年末に発見された
にもかかわらず画像診断での大きさがほとんど変わっていません。
粘液産生腫も考えられましたが十二指腸への内視鏡検査で
粘液及び乳頭部の開口も認められませんでした。
また本人も若干の食欲不振はあるものの痛み等の自覚症状はありません。
現在Gemを投与していますが、
年齢的に手術も不能ですし、今後Gemを投与していくのが正しい
治療方針なのかもわかりません。
(主治医の先生自体も明確な治療方針を決めきらないでいます。)
774先生なにかアドバイスがあれば教えていただけますか。




990 名前: 774 投稿日:2004/04/18(日) 21:17
europa さんへ
あくまでも個人的な考えとしてお聞きください。
"不思議なことに年末に発見されたにもかかわらず画像診断での大きさが
ほとんど変わっていません。"
お母様は膵がんと上手に共存されていらっしゃるようです。
もちろんGEMが効いている可能性も大きいと思います。
癌は増殖や転移により、全身状態を悪化させます。逆に考えると増殖や転移
をある程度抑制することができれば、腫瘍があっても共存しながら天寿を
まっとうすることも可能なことだと思います。休眠療法の考え方にも通じる
考えと思いますが、現在までの経過を考えると、ことさら今の治療方針を
変更する必要性は感じません。
ただ、今後GEMの副作用や、再度がんの活動が活発になり、腫瘍の増大による
消化管の圧迫症状などが出現するような場合は、抗がん剤の種類・使用量の再検討
やバイパス手術の検討などが必要になってくる可能性はありますが・・・。

991 名前: europa 投稿日:2004/04/18(日) 22:24
774先生
ご指導ありがとうございました。
GEMの投与を継続し様子をみていきたいと思います。




992 名前: トム 投稿日:2004/04/19(月) 20:37
教えてください。先日母が超音波の検査をしたところ膵臓に7ミリ程度の影があったそうです。まだ主治医からの診断結果を聞いていませんが、これから超音波以外にも色々と検査をしなければ病名の診断はつかないのでしょうか?

993 名前: lana 投稿日:2004/04/20(火) 02:29
774先生、及び励ましを頂いた皆様、有難うございました。
昨年9月4日に膵臓がんと告知された主人が今年3月23日に永眠しました。
最後まで、あきらめる事なく治ると信じて頑張ってきましたが・・・
今もまだ、やらなくてはならない事もあり忙しくしていますが辛いです。
一日も早く膵臓がんに有効な治療が出来る事を心より願っています。
今回の経験をとおして思いましたが病院は沢山、行くべきだと思います。
セカンドオピニオンよりサードオピニオンだと思いました。
結局は病院の治療に任せるのですから納得のいく治療をするべきです。
家族が癌になったりすると冷静さを無くしてしまうと思います。
でも、せっかく、こんなに良いサイトがあるのですから、どうか
皆様、落ち着いてより良い治療をしてあげてくださいね。
抗がん剤だって納得のいく組み合わせで・・・
今回、抗がん剤も放射線も健康食品も全てやりましたが・・・
何が良いとかは分かりませんでした。
ただ、うちの場合は副作用が強かったので化学療法は効果が
期待できませんでした。
私は主人が膵臓がんになったと知ってから、インターネットで
毎日10時間くらい調べて、このサイトにたどり着きました。
774先生には本当に感謝してます。自分が渦中にいるときには
考えなかったのですが、毎日、24時間、誰にでもアドバイスして
くれる人なんていないですよね。ただ、、、相談するばかりでは
なくて、自分達でも、ある程度は調べなくてはと思います。
全てを人任せにしていたら、いけないと思います。
774先生、本当に有難うございました。これからも皆さんの為に
適切なアドバイスをお願いします。でも、ご自身のお体にもお気を
つけくださいね。


994 名前: 774 投稿日:2004/04/20(火) 09:20
lanaさんへ
何と言ってよいのか、言葉がみつかりません。
ただただ、ご主人のご冥福を心よりお祈りいたします。

995 名前: hama 投稿日:2004/04/20(火) 21:50
はじめて投稿させていただきます。今年70歳の母ですが、
地元の病院で胆石の検査をしていましたら、膵臓の形がおかしい
といわれ設備のある地方都市の大病院で入院検査したところ、肝臓への転移の
みられる手術不能の膵臓癌との診断でした。あまりにも突然の事で
ここ3日間ぐらい「末期がんからの・・」とか「奇跡が・・」とか
その手の本を乱読したり、いろんなサイトを検索したり、ちょっと
疲れぎみです。私は東京にいて直接主治医のお話は聞いていないのですが
今の所はほとんど症状がなく元気なのに、あともって数ヶ月と突然いわれても、
ピンとこないのが正直なところです。にわか勉強をしましても
やはり一般的には厳しい状況ということはわかるのですが、なんかこのままで
は悔しいです。 「放射線療法・抗がん剤」か「膵炎の薬で一時的に治療をする」
そして「なにも治療をしない」 この3択しかないようですが、免疫療法とか
温熱療法とか可能性があるのであれば教えていただきたく書き込みさせていただきました。



996 名前: びち 投稿日:2004/04/22(木) 00:56
始めまして。
61才の父は手遅れの末期の膵臓ガンです。
2月に余命3ヶ月と宣告され、2ヶ月が経ちました。

私たちはみなさんと違い、治療ではなく対処療法(痛み止め)
だけを行っています。

父は数えられないほどの転移がみられ、
脊髄にも転移し、
下半身が麻痺となってしまいました。

今では相当な痛みの為、寝れずに般若の顔をしています。

飲み食いも出来ないので全て点薬です。

そんな状態の為、一時退院もすることなく「あきらめる」
ということばかりです。
ほんと無力です。

残された私たちは「覚悟」をしてます。
残された時間を悔いなく過ごすために、そして
精一杯のお見送りが出来るように‥

997 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/04/22(木) 23:07
はじめまして。
母(67歳)が膵尾部に2~3センチの腫瘍があることが分かりました。
一週間の検査入院の結果、内科の先生から少し血管を巻き込んでいて
膵臓の一部と脾臓を摘出する手術になるでしょうが、詳しい事は
外科の先生に聞いて下さいと言われました。
不安で仕方ないのですが、やはり大手術になるんですよね?
脾臓は、リンパ球を作ったり、免疫機能に重要な臓器だそうですが
摘出して、免疫力が大幅に低下してしまうのでしょうか?
まとまりのない文章ですみませんが、母のことが心配で心配で・・・

998 名前: ヒカリ 投稿日:2004/04/23(金) 09:07
>>名無しさんへ
こんにちは。膵臓の一部と脾臓ということは膵尾部癌だったのでしょうか?
参考になるかはわかりませんが私の父は先月24日に膵臓尾部切除手術をしました。
お腹を開けてみたら思ったより癌は浸潤しており、すごい大手術で
膵臓2/3、脾臓、左副腎、大腸10cmほどを摘出しました。
術後2週間で退院し、今は再発防止の為抗がん剤投与を外来でしています。
副作用のため波はあるものの、体調の良い日は会社に顔を出したりしています。
確かにそれだけの大手術なので免疫力の低下はありますが
それは抗がん剤投与でも同じなのではないでしょうか?(わかりませんが)
とても心配なさる気持ちは痛いほどわかります!
あくまで、これは私の父のことですが、納得なさるまで
主治医や執刀医の先生と話し合ってみられると良いと思います。
がんばってください!!

999 名前: 774 投稿日:2004/04/23(金) 10:05
997、名無しさんへ
膵頭部がんに対する膵頭十二指腸切除に比べれば、膵体尾脾合併切除は
手術浸襲度の少ない、膵体尾部がんに対するスタンダードな術式となります。
脾臓は免疫機能にとっては重要な臓器の一つですので、温存できれば温存すべき
だと思います。膵臓の裏を走行する脾動静脈を膵より剥離して、膵体尾部
のみを切除して脾臓を温存することは技術的には可能なことです。
しかし、臓器温存とは別に、”がんの根治”ということを考えた場合、浸潤
した脾動脈や脾門部の処置を行わないことには問題があります。
膵がんの再発や転移を考えた時、”十分な周囲組織の切除”が重要となります
ので、もし脾臓を温存しつつ、根治性を追及しようとすれば、その場合は膵体尾
切除、浸潤した脾動静脈合併切除、血行再建、脾門部の”スダレ郭清”などが
必要となり出血、術後脾血流障害などの危険性を含め、手術の難易度としては
かなり高いレベルの技術を要するものとなります。従ってこの術式はその利点・
欠点を検討した場合、膵体尾部がんに対するスタンダードな術式とはなり得て
いません。




1000 名前: ほのか 投稿日:2004/04/23(金) 10:21
ヒカリ様
997です。はじめまして。
昨夜は名前を入れるのも忘れてしまい、申し訳ありませんでした。
お返事ありがとうございました。とっても嬉しいです!
はい、母は膵尾部癌とのことです。
ヒカリさんのお父様も手術なさったのですね。
でも、そんな大手術で2週間で退院なされたのは驚きです。
なんだか元気が出てきました。私も母と一緒に頑張ります。
実際に手術された方のお話を伺えるのは、とても心強いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

[1000を超えました。以後下記でお願いします。癌掲示板管理人UTAKA]
膵臓癌スレッド2
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1082733444&ls=50