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癌掲示板..>膵臓ガンの肝転移

1 名前: やまなし 投稿日:2002/07/02(火) 17:25
はじめまして。私の母が昨日膵頭十二指腸摘出手術を行いました。腫瘍は2センチで、無事摘出することができましたが、肝臓の表面三箇所に一センチのしこりがみられ、
検査のためそのうちのひとつを採取しました。担当医は多分転移かも・・・とのこと。まだ病理の結果しだいですが、もし転移の場合はこれ以上の手術は無理だとのことです。
まだ67歳で元気な母なのに・・ これからもし転移していた場合どのような治療を行えばいいのか教えてください。よろしくお願いします。

2 名前: 匿名 投稿日:2002/07/02(火) 23:00
大変な手術おつかれさまでした。
やはり病理次第だと思いますが、転移で手術不能だった場合、
化学療法(抗がん剤)、放射線を基本に、他の新しい治療法も
試みられているようです。
転移ではありませんが↓のスレッドも参考になると思います。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=982317670

3 名前: take 投稿日:2002/07/03(水) 02:46
はじめましてやまなしさん。同じような境遇を持つ者です。
手術ができなくなるようなことになったとき,場合によっては、サリドマイドの使用という手があります。八峰出版のがん治療最前線という情報誌があるのですが,それを読んでみてはいかがですか?
電話番号03-3243-1150
結構詳しく特集されていて処方してくれる病院等も載っています(ただ日本ではまだ保険適用外です)。
最後に科学療法を行う場合,信用のできる病院を見つけることがかなり重要になってきます。
よかったらこちらをみてみてください。http://as.sakura.ne.jp/~ryon/cancer/wide_use.cgi
いろいろと問題の有るページですがとてもよく調べていて本当に参考になります。

おたがいにがんばりましょう!!

4 名前: やまなし 投稿日:2002/07/05(金) 21:04
匿名さん情報をありがとうございました。
病理の結果がでるまであと一週間ほどです。
肝ガンのスレッドも見させていただきました。
担当医は肝転移していても、膵臓ガンなので・・・とおっしゃっていたのですが、
焼灼療法,ラジオ波・マイクロ波熱凝固療法,マイクロ波凝固療法,ラジオ波凝固療法
などの治療はできるのでしょうか??
もしご存知でしたらまた色々とお教えいただければと思います。



5 名前: やまなし 投稿日:2002/07/05(金) 21:22
takeさんはじめまして。
サリドマイドの情報誌早速明日にでも書店で探してみます。
以前別の本でサリドマイドの話を読みましたが、もし使用した場合の
副作用などがあまり詳しく載っていなかったため、足踏みをしていたところです。
是非参考にさせていただきます。
私も沢山学んで、takeさんと一緒に頑張りたいと思います。
ありがとうございました。




6 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/07/06(土) 06:02
癌掲示板>..>転移性癌スレッドから
25 名前: UTAKA 投稿日:2001/05/01(火) 00:17
ついに見つけましたよ。サリドマイドの記事
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
同部位および壁側腹膜播種巣について同様に微小血管密度を比較検討した。

【結果】肝転移、腹膜播種は全例に認められた。肝転移モデルでは肝転移結節数、結節最大径は処置群、対照群で有意差なく、
微小血管密度は処置群でわずかに減少した。腹膜播腫モデルでは、血性腹水量および壁側腹膜血管数は処置群、
対照群でそれぞれ9.09±4.76,20.86±3.49ml, 68.36±14.36,100.27±24.81と処置群において有意に減少していた(p<0.05)。
横隔膜播腫巣、腸間膜播種巣での結節数、
結節最大径および横隔膜、腸間膜、壁側腹膜播腫巣における微小血管密度は処置群で有意に減少していた(p<0.05)。
生存期間は短期だが処置群において有意に延長した。屠殺時の体重、肝機能、腎機能に両群間の有意差は認められなかったが、
腹腔内投与後2時間にわたって鎮静効果が認められた。【総括】サリドマイドは肝転移に対しては明らかな効果を認めなかったが、
腹膜播腫に対しては腫瘍血管新生および腹膜血管新生を抑制することにより腹膜播種巣の増殖と癌性腹水の増加を抑制し、
生存期間を延長したことから、膵癌腹膜播種に対してサリドマイドは有用である可能性が示唆された。

http://www3.convention.co.jp/dbase/jss01/sr25H00209.html

7 名前: kei 投稿日:2004/05/15(土) 17:40
膵臓癌転移肝癌になり2年前の9月に手術をしました。膵臓は約半分、脾臓全摘、大腸一部摘出でした。
現在膵臓の方に変化は無く、肝臓には3~4cm程のものが4個ありTAE肝動脈塞栓術を受けてきました。
しかし先日のCT検査後の診察で、軽度増大との診断でした。4度目のTAEだったのですが、「もう○○○さん
の転移肝癌に効く抗癌剤はありません。」とのことでした。インターネット・医療雑誌等で調べてみたの
ですが◇ラジオ波焼灼療法◇という治療法が成果を上げてることがわかりました。当方福島県在住なのですが
この治療を実施し結果を出している病院がありましたら教えていただきたいのですが?また他の治療法がある
のでしょうか? 宜しくお願いいたします。

8 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/01(日) 12:56

[ サリドマイドは膵癌患者に有用 ]
2005-03-08 10:03:00-0400(ロイターヘルス)発
ロンドン(ロイター)-木曜日に、複数の医師がサリドマイドは進行性膵癌患者の体重減少を遅らせると述べた。
進行性膵癌患者5例中1例の直接の死因は悪液質であるが、英国の研究者らは、
サリドマイドを投与した患者では体重と筋肉量を維持できることを認めた。

南イングランドにあるサウサンプトン大学病院のJohn Gordon博士は、
「サリドマイドの忍容性は良好であり、進行性膵癌による悪液質の患者における体重と
除脂肪体重の減少を減弱させるのに有効であった」と述べた。

サリドマイドによって小児に数種の重度な出生異常が発生した数十年後、英国でその販売が中止された。
サリドマイドが血液供給を制限することによって出生前の胎児に四肢の異常を引き起こしたと
医師が理解するまで、1950年代から1960年代早期に妊婦に対してそれを鎮吐剤として用いていた。

その後、サリドマイドは癌の治療薬として復活している。科学者は肺、
脳および血液の癌に対する影響を検討している。

Gordon博士らは体重が約10%減少した進行性膵癌患者50例にサリドマイドを投与した。
患者を無作為に選択して、サリドマイドまたはプラセボを投与した。

4週間後、プラセボ群の体重は平均2.2kg減少し、腕の筋肉量は4.5cm縮小した。
サリドマイドを投与している患者では体重は約0.37kg増加し、腕の筋肉量も1cm増大した。

2群の群間差は8週間後にさらに著明になった。
しかし、生存期間については全体的に2群間の差はみられなかったという。

Gut誌に所見を報告したGordon博士は、栄養サプリメントおよび他の治療とサリドマイドを併用すると、
最終的に患者の転帰は改善すると述べた。

http://www.kwn-rmn.jp/cgi-bin/taiho/news.cgi?mode=jpview&num=662