癌掲示板..>教えてください。

1 名前： noname 投稿日：2007/05/17(木) 14:46

はじめまして。教えていただきたいことがあり、書込みをしました。
母（70歳）は2年前に大腸癌の手術をし、半年前に肺、副腎への
転移が見つかりました。抗癌剤TS-1を3ヶ月使用しましたが、効果
が見られなかったため、点滴folfox6に切替えました。しかし、2回目
の点滴から1週間経って頭痛を訴え、CTを撮ったところ脳に出血が
見られました。癌のことがあるからということで、血を固まりやすく
する薬は使えず、安静にしながら脳の腫れを抑える点滴を行いました。
やがて出血も治まり、一時は回復の方向へ向かいましたが、急に病変し、結局
1週間後に他界してしまいました。死因は脳には新しい出血は見られ
無かったこと、心電図からも心臓まひなどの症状がみらなかったこと
から、癌による多臓器不全と診断されました。転移が発見された時に
PET診断も行いましたが、その際は脳への転移はありませんでした。
抗癌剤を変えて間もない時期の病変でもあり、直接的ではないまでも、
何かしらの因果関係が無かったかのかどうか、知りたいと思っております。
どなたか、このような事例に心当たりのある方、お教え願えませんでしょうか？

2 名前： 名無しさん＠癌掲示板 投稿日：2007/05/19(土) 20:26

抗癌剤治療しているときに頭をなにかぶつけたりしませんでしたか？治療しているときに軽くぶつけただけでも脳出血を起こしやすくなるといわれたことがあります

3 名前： 名無しさん＠癌掲示板 投稿日：2007/05/20(日) 10:53

>PET診断も行いましたが、その際は脳への転移はありませんでした

PETはその原理上、不向きな部位があります。
脳もそのひとつです。

>何かしらの因果関係が無かったかのかどうか、知りたい

抗がん剤なんですから、重篤な副作用のリスクがあることを念頭においた
上で使うか否かを本人や家族が決断することです。

4 名前： noname 投稿日：2007/05/20(日) 16:41

名無しさん、レスありがとうございます。抗癌剤folfox６の副作用について
について、手足のしびれや吐き気等については、説明を受けましたが、
脳へのリスクについては聞かされておりませんでしたので、まさかという
気持ちでお尋ねした次第です。重篤な副作用へのリスクというのも、
癌患者や、家族にとってはつらいものですね。

5 名前： 名無しさん＠癌掲示板 投稿日：2007/05/20(日) 23:07

FOLFOX６は副作用が少ないほうですが、それはあくまでも抗がん剤
という非常に強い薬の中での比較に過ぎません。
脳へのリスクというよりも、大半の抗がん剤は白血球や血小板等を
減少させてしまいます。白血球が減少すれば感染しやすくなります。
から、ちょっとした風邪でも命取りになることがあります。
同様に血小板が減少すれば血が止まりづらくなりますから、脳出血
のリスクは必然的に高くなってしまうのです。

闘病中の大勢の中には幸運にも非常に高い延命効果が得られる方が
いる反面、不幸にして薬との相性が悪く副作用を強く受けてしまう
方もいます。それ自体は医療ミスでも何でもなく、その方の「運」
としか言いようがありません。
残された遺族はそう割り切るしかないのではないかと思います。

私のところは父が大腸がんでした。病院嫌いの父が自覚症状をギリ
ギリまで隠していたため、入院したときにはすでに末期で抗がん剤
を使うだけの体力はもはや残されておりませんでした。
当時、いくら副作用があっても抗がん剤という治療の選択肢がある
方をうらやましく思いましたが、それもまた父の運命だったのだと
今は思うようにしております。