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癌掲示板..>骨転移~一定経過後の治療方針の決定で悩んでいます
- 1 名前: みゆき 投稿日:2007/04/28(土) 00:39
- はじめまして、
2004年7月以来、乳がんの治療をしている者ですが、
治療方針について、現時点での選択について大いに悩んでいるため、
ここに投稿させていただきました。
これまでの治療の経過に基づいて、現時点で最良の選択をしたいと考えているのですが、
主治医のみならず、いろいろなご意見をお 伺いしたい中、セカンドオピニオンをと考えて
もいるのですが、主治医との関係悪化の可能性がどれほどあるかもわからない中、
実際には踏み切れないでいます。
以下、治療の経過について説明いたしますので、
現時点でどうすべきかについてお教えいただければ幸いです。
どうかよろしくお願いいたしま す。
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これまでの治療の経過
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2004年7月に右胸に皮膚のヒキツレをみつけ近くの病院でマンモグラフィと
生検の結果、乳がんの告知をうけました。
大きさはT2で病期はステージであろうという診断をうけ、
温存を希望する中で、腫瘍が皮膚ま で達していたため、
抗がん剤でできるだけ腫瘍を小さくしてから手術することを
主治医より提案され、
2005年2月頃の手術を予定しつつ、
約半年間の計画で、術前化学療法を行うということで、
2004年8月からAC-Tをはじめました。
あらかじめ聞いていたとおり、
AC-Tの副作用は、正直かなり辛いも のだったのですが、
その年の年末にタキソテールを3回目終了した頃、
帯状疱疹がでてしまったため、年末は抗がん剤投与を休止し、
年明けに、再開、タキソテールを1回打ちました。
2005年2月末ころ、結果的に、
主治医から、
それまでやってきた抗がん剤について、
ある程度は効果があったもの の、残念ながら十分なほどは効果はなかった。
腫瘍が十分に小さくなってはいないため、
温存を目指していたものの、やはり全摘にすべきであると言われ、
いろいろ悩んだ結果、全摘(右胸)としました。
手術後、
摘出した組織の検査から--
■大きさ2.7x2.5x2.3cm。
■組織型は硬型。
■ガンの3分の1は壊死。
■ガンの切り口はとり切れていた。
■拡がりは皮膚筋腹(真皮)。
■リンパ管侵襲。 3/20転移
■ER1 、PGR -0、Har2-
--という病理結果が出ました。
この病理結果に基づき、術後の補助治療としては、
抗がん剤かホルモン治療を主治医より勧めれたのですが、
幸い、ホルモンレセプターがかろうじて陽性だったのでホルモン剤が使えたため、
2005年4月終盤からノルバデックス リュ ープリンで治療を行うことになりました。
その後しばらくして、
2006年春に撮影したシンチで、胸骨の上あたりに1箇所取り込みが見られた後、
2006年夏に撮影したシンチでは複数の取り込みがあり、
9月末に骨転移であると告知されました。
この頃、四十肩かな?思っていた肩の痛みがあったのですが、それは、この骨転移のためでした。
CTの結果、幸い、内臓には転移がないことがわかり、
「再発したからには根治はないが、癌を全滅させるのではなく
今以上広がらないように治療していけばいいのだ」と
主治医より励ましを受け、
骨転移後の治療方針としては、
ゾメタを月1回+何らかの抗がん剤投与を提案されました。
前述のとおり、
術前治療で行なった抗がん剤(AC-T)が非常に辛かったため、
これに対して、比較的副作用の軽い抗がん剤を 希望したところ、
「ゼローダはどうか」ということになり、
2006年10月より、
ゾメタを月1回 ゼローダを服用という治療を行なってきました。
ゼローダは、どういうわけか幸い私にとっては副作用もそれほど重くなく、
十分働きながら生活できる状態で半年が経過したのですが、
先日(2007年2月)撮影したシンチで、
1~2箇所取り込み箇所が増えていることが発覚しました。
これに対し、
主治医は、最初は、術前に投与したものも含まれる、
FECやタキソテールがいいのではないか等と言っていましたが、
その次の診察時には、ナベルビンをすすめられました。
私としては、働いていることもあり、
重い副作用を可能なかぎり避けたいので、
このままゼローダを続け様子をみてみるか、
同じく比較的弱めの抗がん剤であるTS-1をするか等の選択肢は
ないかと、主治医に聞いてみたところ、
「私としては、強めの抗がん剤をここでやっておいたほうが
いいと思う。」とのことでした。
この間、いろいろインターネットや本など情報を探していたのですが、
素人が意思決定を完全にするには悲 しいかな限界があります。
これまで、主治医のすすめに納得して従ってきましたが、
ここにきて、その納得がちょっとだけ少なくなってきてしまいました。
というのも、先述のとおり働いていることもあるので、
できるだけ強い抗がん剤は避けたい気持ちがあるのですが、
そうした中、主治医の先生は 、ご自分でおっしゃるとおり、
「どうあれ私はわりと、強めの抗がん剤をガツンと行くという方針である。」
という傾向??があるそうだからです。
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まとめますと
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2004年7月 告知
→大きさはT2で病期はステージ
2004年8月~ 術前化学療法 (AC-T)
2004年12月 帯状疱疹で1週間入院(1ヶ月程AC-T休止)
2005年1月 タキソテール再開
2005年2月末 手術(右胸全摘)
手術後、ステージに入っていたかもしれないと言われる。
病理結果、
■大きさ2.7x2.5x2.3cm。
■組織型は硬型。
■ガンの3分の1は壊死。
■ガンの切り口はとり切れていた。
■拡がりは皮膚筋腹(真皮)。
■リンパ管侵襲。 3/20転移
■ER1 、PGR -0、Har2-
2005年4月末~ 術後補助治療開始(ノルバデックス リュープリン)
2006年春 シンチで一箇所とりこみ発覚
2006年8月 シンチ撮影。とりこみが複数箇所になっていたことが翌月わかる
2006年9月末 上記に基づき骨転移告知
2006年10月~ ゾメタ月1回 ゼローダ服用
2007年2月 シンチ撮影 → とりこみが1~2箇所増加
→主治医より強い抗がん剤(FEC or タキソテール or ナベルビン等)を勧められる。
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こうした中、目下の私の疑問としては
●ゼローダやTS-1 等、比較的弱めの抗がん剤で
治療を続けることはどれほど危険なことなのか?
これについて、可能な限り知りたいと思っています。
主治医からはいつ内臓に多発的に転移するかわからないので勧められないといわれましたが、
では、強めの抗がん剤をやれば効果があるのかというと、
それは、結局のところやってみなければわからないとのことでした。。。
上記の経過を見ると、
2006年春に取り込み1箇所
(この間3~4ヶ月。ホルモン治療)
2006年8月に取り込み複数箇所(5箇所ほど)
(この間約半年。ゾメタ+ゼローダ)
2007年2月に取り込み1~ 2箇所増加。
となっていて、
つまり、ホルモン剤のもとで、3~4ヶ月の間に取り込みが増加するスピードより
ゾメタ+ゼローダのもとで、半年間に取り込みが増加するスピードは、遅いように思われ、
ということは、ゼローダはホルモン剤に比べて、まったく効果がなかったわけではない。
(ある程度は効 果があった)ということが言えるのではないかと思うのです。
これを主治医の先生に勇気をもってお伝えしたところ、「それはある程度は言えるかもしれない」
とのことでした。
そうしたなか、現在もっとも知りたいのは、その効果の度合いに対する最適の評価です。
結局のところ、このゼローダの効果に 対する評価が、主治医の先生の意見だけでは目下
完全には納得しかねているということになるのかも知れません。
主治医の先生によると、
「ゼローダが効かなかったら、TS-1も効かない可能性が高い。が、まれに効く人もいる。
でも、私は勧めない。ナベルビンに変えた方がもっと効く可能性が高い。」という意見です。
これに対して、まれに効く人がいるのなら、それに賭けてみたいという気もしてしまいます。
でも、「まれ」というのは確かに怖いです。他方、じゃあ強い薬にしたら必ず効くのか?というと
そういうわけでもないとの こと。
つまりは、「やってみなければ結局はわからない。」ということを主治医の先生からも聞いています。
そうした中、上記強めの抗がん剤の中では、FEC、 タキソテール、ナベルビン等がある中、
それらのエビデンス(=奏功率)はどれも25~45%とどっこいどっこいであるとのこと。
つまり、ナベルビンが必ず他のものに対して、エビデンス的に効果が高いという知見に
基づいているわけではないということです。
対して、FEC,タキソテールは、主治医の先生によ ると
「術前にやっていて、ある程度効果があったのだから、効果もあると思われる。」と
おっしゃる反面、
こちらが「十分な効き目はなかった中で、再度やることにどれほど可能性があるのですか?」
と、これも勇気をもっておうかがいすると、
「確かに、それもそうかもしれない。」と言う意見になってしま いました。
その結果も含め現在ナベルビンを勧めてくださっているとも思われるのですが、
上述のように、エビデンスに基づくすすめではないようなのです。
つまり、先生の経験から勧められているようにも思われるのですが、
可能性が変わらないのであれば軽い抗がん剤で治療をしたいと思ったりもしてしまいます。
治療方針を決定するにあたって、エビデンスが何より重要ということが一般に
言われてもいるようです。そうしたことも含め、ここの掲示板の先生方にご意見を伺いたく思っております。
さらに、今まで出てきている治療方針以外に、なにか可能性のある方針はあるのでしょうか?
もしあるのなら、それはどういったものなのかお教えいただけないでしょうか。
さまざまな ブログなどを読むにつけ、私より状況が深刻な方がたくさんいらっしゃる中、
「できるだけ副作用の軽いもの」を追及するのは少々ガッツが足りないのかもしれませんが、
患者としては、他の薬と比べそんなに可能性が高くないものを、裏づけのデータがないまま勧められるのは
もしかして新しい薬なので治験につ かうために勧められてるのかな?と不安に思ってしまいます。
ナベルビンは血管痛があるとのことで、私の血管は深いうえに細く、ここ最近は同じ場所に打つため
血管が硬くなってしまっているようで、毎回毎回何回も針を刺される上、よく液漏れもするので
そんな薬剤を2週つづけて、1週休みというペースで打ち 続けられるのか?という不安も実際面であります。
静脈ポートらしきものを使えば、そのあたりは解決するとの話も、主治医の先生から少しきいていますが、
そのリスクについては、こちらから質問しなかったせいか、
特に説明はなく、現在、そのあたりについてもネットなどで調べている状況です。
ーー
長文になってしまいましたが、主治医の先生はとても頼りになるしっかりした方だと思うものの、
そうしたわけなので、
せめて複数の専門家の先生方から、目下の主治医の先生からの勧めが現状の治療方針として問題ないのか、
はたまた問題があるのか、
そしてその他によりよい選択肢があるのかどうかについて、 お話をお伺いしたいと切に思っています。
自分の意識としては、これまでは主治医の先生に、方針をわりと任せきりであったようにも
思われる中、より一層主体的に治療にあたいと考えています。
言うまでもなく、誰の体でもない自分自身の体だからです。
どうかご意見をお聞かせいただければと切に希望 しておりますので
何卒宜しくお願い申し上げます。
- 2 名前: みゆき 投稿日:2007/04/28(土) 00:45
- 1のみゆきです。
投稿してから、ステージの箇所、ローマ数字を受け付けないようで、
消えてしまっていることに気づきました。失礼いたしました。
上記の「経過のまとめ」を
再度書き込みさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
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まとめますと
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2004年7月 告知
→大きさはT2で病期はステージ2
2004年8月~ 術前化学療法 (AC-T)
2004年12月 帯状疱疹で1週間入院(1ヶ月程AC-T休止)
2005年1月 タキソテール再開
2005年2月末 手術(右胸全摘)
手術後、ステージ3に入っていたかもしれないと言われる。
病理結果、
■大きさ2.7x2.5x2.3cm。
■組織型は硬型。
■ガンの3分の1は壊死。
■ガンの切り口はとり切れていた。
■拡がりは皮膚筋腹(真皮)。
■リンパ管侵襲。 3/20転移
■ER1 、PGR -0、Har2-
2005年4月末~ 術後補助治療開始(ノルバデックス リュープリン)
2006年春 シンチで一箇所とりこみ発覚
2006年8月 シンチ撮影。とりこみが複数箇所になっていたことが翌月わかる
2006年9月末 上記に基づき骨転移告知
2006年10月~ ゾメタ月1回 ゼローダ服用
2007年2月 シンチ撮影 → とりこみが1~2箇所増加
→主治医より強い抗がん剤(FEC or タキソテール or ナベルビン等)を勧められる。
- 3 名前: みゆき 投稿日:2007/04/28(土) 00:50
- 三たび、すみません。
病理結果のところ、
■ER1+ 、PGR+-0、Har2-
です。半角の+-も表示されないようです。
失礼いたしました。
- 4 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/28(土) 01:24
- スレ主様
新たなスレ立てをせずとも既存のスレで対応出来ると思うのですが。。。
- 5 名前: 千春 投稿日:2007/04/28(土) 15:19
- みゆきさん
・http://www.gankeijiban.com/bbs/howto.html
こちらは自分専用の掲示板ではなく皆さんと共有し情報を出し合い助け合う趣旨の掲示板ですので、
スレッドの乱立を防ぐ意味からも今あるどちらかのスレ(Part5や骨転移スレ等)に投稿し直し、このスレは
・http://www.gankeijiban.com/bbs/hihanyoubou/#2
↑削除依頼スレッドに削除依頼をなさるといいですよ。
- 6 名前: 千春 投稿日:2007/04/30(月) 01:25
- みゆきさん
管理人さんが削除をしてくださる前に・・・。
Part5と削除依頼スレッドを拝見いたしました。
ご心痛の中、お手間を取らせ申し訳ありません。
あちらで狸先生やご経験者のみなさまから、みゆきさんにとり有意義なご意見を戴けますように、
そして私どもと同じく、みゆきさんにとりましてもこちらの掲示板が治療だけでなく日々の指針を与えてくれる場になりますよう、
心より応援、お祈りしています。
今後ともよろしくお願いします。
ではまたあちらで。