■掲示板に戻る■ ■過去ログ一覧に戻る■
過去ログ表示中

癌掲示板..>★ 乳癌Part5

1 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/03/24(土) 19:20
引き続き有用な情報を交換しましょう。
ただし執拗な煽りや嫌がらせは削除する場合がありますのでご注意下さい。

2 名前: しほ 投稿日:2007/03/24(土) 19:47
Part4がいっぱいでこちらがまだ見当たらなかったので、末期の方にカキコしてしまいました。すみません。

3 名前: しほ 投稿日:2007/03/24(土) 22:19
連レスすみません。検査結果ですが、切除手術の入院時に今後の方針等伝える…と病院から言われたらしいのですが(母が)、事前に教えては頂けないのでしょうか?粘液がん=おとなしい癌とはいえ、心配です。母は切除を拒んでいる訳ではないのですが、粘液がんは切除が前提って事なのでしょうか?

4 名前: 千春 投稿日:2007/03/24(土) 22:48
乳がんはステージIV(=遠隔転移あり)の他は(一部のトライアルを除き)手術は標準療法です。
癌の場合(ある種の血液がんなどを除き)根治を目標にするならばまずは切除が基本です。
乳がんは化学療法(抗がん剤)が効きやすいので、
補助療法として手術プラス術前又は術後に抗がん剤やホルモン療法が施行される場合が多いです。
(温存手術にはここに放射線が施行されますし全摘でもハイリスクには放射線がされる場合もあります。)

補助療法施行の指針はこちらなど…。
http://www.csp.or.jp/network/chiryoSentaku/m_jyutugo-hojyo.html
(これは2005年の国際会議で決められたものでつい先週2007年の会議が終わりましたがこの内容は大きく変化は無かったようです。St.Gallenの会議については先程の『乳がん用語集』に説明があります。)

診断から手術までの流れについてはこの板にも参考になる所が沢山ありますから、そちらで勉強なさると良いでしょう。
初歩的な乳がんについての信頼出来る本を読むのもいいと思います。

5 名前: しほ 投稿日:2007/03/24(土) 23:24
千春さん…いつも丁寧、わかりやすいご回答ありがとうございます。今日は転移しやすい癌と思いこみながらの仕事でしたので、仕事がまったく手につかずでしたが、今は以前、千春さんのおっしゃっていた通り、こちらのアドバイスのお陰で少し霧がとれてきました。私達がしっかりしなくては…。これからも前向きな母を支えていきたいと思います。

6 名前: 千春 投稿日:2007/03/25(日) 14:56
しほさん
4月に手術可能ならば、腫瘍径が小さい・年令も60代・そして粘液がんと言う事等から、
主治医は術前補助療法はしないと言うご判断ですから、
手術にあたり主治医には、
・遠隔転移は見つからなかったか?(今手術が出来ると言う事は見つからなかったのだと思います。)
・術式(全摘か温存か?放射線治療は受けるのか?)
・センチネルリンパ節生検は可能か?もしくはセンチネルをせずに腋窩リンパ節郭清をするのか?
などを質問なさるといいでしょう。

そして手術後の病理検査の結果でその後の補助療法が決定されます。
そこからが乳がん治療の本番です。

主治医と円滑なコミュニケーションを取る努力が重要且つ安心を勝ち取る鍵となります。

7 名前: しほ 投稿日:2007/03/25(日) 18:16
1年に一度の健康診断で見つかった…と言うのは早期発見だったんですか?今の母の具合は普段とかわらない生活ですし、しこりの痛みや周辺のつっぱり、違和感などは全くないそうです。4月の入院時は私も仕事は休みをもらい、担当医の話には付き添う事にしました。その時は千春さんほかみなさんのアドバイスを頭に入れて聞いてきます。

8 名前: あいりん 投稿日:2007/03/25(日) 19:36
1センチは早期発見ですよ。
そのくらいだと自分では見つけられない大きさです。
乳癌にしろ他の癌にしろ早期では何も症状はないので
普段と変わらないですね。
しこりも痛みもないのが通常です。
つっぱりや違和感は術後の話です(切除するので当然それはありますよ)
手術前のお話はまだそれほど詳しいものではないはずですが、
切除したものを検査して癌の性質を調べたりしますから
それによって今後のことも考えることになるでしょう。

おかあさまは「取るところは取ってもらい」と積極的な姿勢のご様子、それでいいと思います。
千春さんがたくさんヒントをくれています、今できることをやっていきましょう。

9 名前: 純子 投稿日:2007/04/01(日) 22:53
乳癌Part4の>988から来ました純子です。
母の再発の件でいつもお世話になっております。

先日2ヶ月に1度の通院日でした。いつもの血液検査に加え、半年
ぶりに骨シンチとCTを撮りました。
血液検査の結果は、CEA1.9、CA15-3は98まで下がり
ました。また、骨シンチは半年前とほとんど変わらず、CTの結果、
リンパ、肝臓、胃などには転移は見られないとのことでした。
腰痛はまだ時々はあるものの、ゾメタを月1回点滴しているおかげ
でだいぶ痛みがなくなったみたいです。薬は現状のままフェアス
トンの服用と月1のゾメタとなりました。
決して回復しているわけではありませんが、現状維持ならば満点の
結果だと喜んでおります。

この掲示板でみなさんの状況やアドバイスに教えられたり励まされ
たり、本当にいつもお世話になっています。
また、いつもアドバイスをくださった東の空先生のおかげで
こうして今も元気な母の笑顔を見ていることができます。
また4月末に血液検査がありますので、状況をここでご報告させて
いただきたいと思っております。
何かアドバイスなどありましたらどうぞよろしくお願いします。


10 名前: しほ 投稿日:2007/04/02(月) 19:30
今日、担当医からの説明がありました。CTで近い所にもうひとつごく小さなしこりが見つかり一緒にとってしまうとの事でした。遠隔転移(骨、リンパ等)は全くなく大丈夫との事でした。しこりが小さい事もあり、温存で乳房を残して放射線治療を30回、通院治療でいくそうです。リハビリの予定もないそうです。とりあえずホッとしました。

11 名前: しのぶ 投稿日:2007/04/03(火) 00:37
はじめまして。母、53歳の事でお聞きしたいのですが。
昨年5月に乳管癌で左乳房全摘出しました。Ⅱbで、リンパに転移はありませんでした。レベル3まで、とりました。ここ2~3ヶ月前から浮腫がでて薬をもらいのんでいます。術後の科学療法はCMFを6クールしました。が、その後、ホルモン療法でアリミデックスをはじめましたが、飲んだり、飲まなかったりしています。やはり再発のリスクは上がりますか?もうすぐ一年目の検査があります。今までの術後の検査は問題ありませんでした。アリミデックスを5年の予定ですが、薬は減らずに毎月余っている状態で、また一月分貰ってきます。飲んだり飲まなかったりするなら、飲まない方が、いいのかと思いますが、どうなのか…。

12 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/04/03(火) 08:57
狸です。
>>11しのぶさん
記載内容からお母様はSt.Gallenのリスクカテゴリーからしますと中リスクとなります。これは最新のSt.Gallen2007でも同じ判定になります。
これに対し、書かれている治療はほぼ原則に則っているので大きな問題とはいえません。
化学療法のCMF後のアリミデックス服用を休みがちである点をご心配のようですが、どれくらい飲まないでも大丈夫か?という明確な証拠は残念ながらありません。ただ、アリミデックスの再発防止効果のデータは製薬会社が厳格な服用確認を実施したうえで得られてデータである点を良くお考え下さい。つまり決められた量をしっかり服用してはじめて効果が期待できるのです。ただしここで間違ってはいけないのは一度飲み忘れたからといって次に2回分飲む、といったことは決してやってはいけません。今後はとにかくちゃんと飲むようお母さんにお願いしてください。なお飲んだり飲まなかったりではやめたほうが良いか?については、ホルモン受容体の発現が記載からは判断つきませんが、ホルモン療法感受性は間違いところですから、服用したほうがよいと思います。

13 名前: しのぶ 投稿日:2007/04/03(火) 12:06
狸さんありがとうございます。母は、ホルモン+で、HEAR2-でした。今後ちゃんと飲むよう言います。
ただ本人はいつ死んでもいいと口癖のようにマイナス思考で、困ってます。
母の旦那もいないので、私達夫婦で一緒に同居してますが、孫の世話だけが楽しみのようです。再発に不安は無いといいます。私も、呆れてしまいます。

14 名前: 千春 投稿日:2007/04/03(火) 15:45
しのぶさん
CMF療法を完遂なさった頑張り屋なのに、何故お母さまはアリミデックスを飲んだり飲まれなかったりするのでしょう?
関節痛やホットフラッシュなどの副作用が辛いのでしょうか?
もしかしたら少し欝状態なのかも知れません。
リンパ浮腫はお辛いと思います。そして投薬だけで改善させるのはなかなか困難そうです。

http://nyugan.info/tt/qa/q5_03.html
http://www.cancernet.jp/library/text/b020.shtml
や、関西圏での良い乳腺外科スレ>8
等もご参考になりながら、もう一度主治医に相談し浮腫を専門としている人や機関を紹介して頂くなど、
何らかの手立てを取った方が良い気が私は致します。
楽しいお孫さんの世話も時には体や浮腫に過剰な負担を強いる事もあるかも知れません。
孫の世話を取り上げるのではなく、お祖母ちゃまの体を労る気持ちをお孫さんが理解していけるように話してあげるのも大切です。

実の母娘なので感情をストレートに出せる分、お互い余計に軋轢が生じる時もありますが、
アリミデックスは効果の期待出来る薬です。
http://nyugan.info/tt/topics/topics16.html
どうか呆れて怒る前にお母さまの現在の本当のお気持ちを理解する努力をして差し上げ、
必要ならば(現在お世話になっている病院を含め)それぞれの専門機関に出向くなどして、
きちんと毎日飲める環境を作って差し上げてくださいね。

お母さま、今何かがとても辛いのだと思います・・・。

15 名前: しのぶ 投稿日:2007/04/04(水) 07:50
千春さんありがとうございます。母に副作用をきいたところ、別にそんなにつらい訳じゃないと。
ただめんどくさいみたいです。鬱の気はないみたいです。仕事もしてないし、暇な毎日でパチンコしたりしてます。祖母も入院患者ですから、その世話にも忙しいみたいで、そんな理由からか、飲んでも飲まなくても変わらないみたいた事をいいます。元気はあるからと。

16 名前: しほ 投稿日:2007/04/04(水) 17:44
こんにちは。今日は母の手術の報告にきました。今日の午前中に無事に終わりました。もうひとつ見つかったしこりもやはり癌だと思われます。と執刀して頂いた先生から聞かされました。1センチのしこりと7ミリのしこりを広く切除しました。脇のリンパにも転移は見られなかったそうです。1~2週間で退院し、放射線治療を通院で行う予定に変更はないそうで…母も手術後30分くらいで話せる様になり、とても元気でした。千春さんはじめみなさんのアドバイスには頭が下がります。私もかなり勇気を頂きました。ありがとうございます。また本格的に治療が始まりましたら、ご報告、ご相談にくると思いますが、その時はまたよろしくお願い致します。

17 名前: 千春 投稿日:2007/04/04(水) 18:05
しほさん
手術無事済んで良かったですね!

この先数日すると「入院飽きた」とか、放射線に毎日通ったりもお母さまぼやきが出てきたりするかも知れませんが、
「元気になっていく証拠」と、聞いてあげてね。
そして数週間後に分かる病理検査結果が重要ですので、
出来ればしほさんも同席し先生からの説明を一緒に聞くと共にコピーも頂くと重宝すると思いますよ。

お母さまによろしくお伝えください。

18 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/04/04(水) 22:52
いつもお世話になってます。いっぱい。いっぱいです。ご意見あれば!!
妻33才3年前右全摘1年半前CEA上昇で検査結果、右肺に薄い影。
元発の可能性もありとの事で手術予定も入院後確定診断のためとった
頭部MRで多発脳転移が発覚…。
手術キャンセルで全脳照射2.2G?×25?日で脳転移消滅!!
平行してHER2 3+でハーセプチン単独ウィークリーで開始。
CEA1時下降するも4-5ヶ月で上昇開始…。ハーセプ+タキソテールに変更。
2クールするもCEA上昇止まらず毎月1.5ほどずつ上昇。
ハーセプ+タキソールに変更。3クールするもCEA上昇傾向止まらず。
2-3カ月おきに胸・腹部CT・MRなどで診断するも大きな変化無し。
CEA直近で20.3.残りの薬剤も考え攻めに転じる為、
唯一確認できている肺転移を右下葉切所を選択!!
直前で骨シンチで2.3箇所疑いあるも本日決行。
がしかし術中呼び出し・・・。
画像には写りにくい中葉の表層・上葉にも小さな患部有り。
右下・中と上葉一部切除はあまりにもリスクが高い為あえなく閉めました。
この後の方針としてはハーセプ+ナベルビンか?
はたまた平行で脳転移が消滅した為、放射能感受性は高いと思われる為
できれば放射線の定位照射ができればと考えてます。
ただ外科・呼吸器外科・成形・放射権科と専門多岐に渡るため非常に選択も
個人で考えるには難しくご相談したくメールしました。
よろしくお願いします。


19 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/04/05(木) 12:49
狸です。
>>18戦闘開始!!さん
大変な状況でさぞご心痛と思います。
当方もなかなか返答に窮してしまい、つい遅くなりましたことをご容赦下さい。
また今回の回答に限り、適応外の使用についても個人的な考えの元記載します。他の閲覧者の方はその点ご理解の上ご覧下さい。

伺った内容からおぼろげながら分かることとして、
・(おっしゃるとおり)放射線療法感受性が高い可能性がある
・当初レスポンスのあったハーセプチンだがタキサンとの併用では思うほど効いていない
・肺転移巣が広がっており、手術ができなかった
・骨転移も疑われる
などが挙げられます。
こうした状況での治療を考えてみたいと思います。
まず私は薬剤の研究家ですので薬剤治療が中心となりますが、Her-2陽性であればハーセプチンを使い、効果がない場合には相方を変えていくのが一般的な考え方です。ですのでこの場合やはりナベルビンとの併用がまずは考えやすいところです。しかしタキサンを2つ使ってそれほど効果がなかったことからして、残念ながら有効性に大いに期待できる、とはなりにくいです。
 放射線治療を考えると、仮にハーセプチンを使ったままである場合、心毒性の懸念から放射線治療を上乗せすることは添付文書的には注意書き(警告)に該当しますので相当の注意(場合によっては断念)になります。また効果についても正直なところ良くわかりません。放射線治療に期待するのであればハーセプチンを中止する必要があるかもしれません。
 更に放射線治療の有効性を高める方法としては増感作用のある薬剤を併用する方法もあります。5-FU系薬剤やシスプラチンなどがそれに該当します(ただしシスプラチンは乳癌には適応外です)。また厄介なことにシスプラチンは腎毒性や吐き気嘔吐の制御が難しく、外科医が主体である乳癌治療医では使いこなせる医師は残念ながらそれほど多くはないと思います(適応外のため使用経験も少ない事が多い)。むしろ肺癌系の医師のほうが使い慣れています(特に呼吸器内科)。
また肺癌が原発の可能性も指摘されていますので、いっそ肺癌としての治療方法が良いのかもしれません。というのは、シスプラチンとナベルビンの併用療法は放射線と一緒に使うことで効果が高まる事が報告されていますので、もし肺癌が原発であったらその効果が期待できますし、保健の面でもクリアできるかもしれません。ただ、もう一度言いますが、シスプラチンは副作用が強い薬剤であり、その治療に当たっては使い慣れた医師による投与が求められます。
以上ご参考になれば幸いです。

20 名前: まこ 投稿日:2007/04/05(木) 18:26
恐れ入ります。
京都在住のものですが、最近乳腺のしこりに気付き、検査したいと思い色々本を調べてみました。
その結果、評判の良かった沢井先生のおられる京都府立医大病院に伺おうかなと思っていたのですが、
病院のHPを調べると、沢井先生は昨年退官され個人病院を開かれているようです。
現在、京都府立医大病院におられる先生方の評判はよく分かりません。

一方、今まであまり評価の高くなかった京大病院は、
今年2月、東京の駒込病院から戸井雅和先生が新たに教授に就任されたようです。
この戸井先生はネットで調べると多くの業績を残されているようですが、
いったいどのような先生なのかよく分かりません。
もし、駒込病院での戸井先生をご存知の方がいらっしゃいましたら、
どのような先生なのか(診療方針や性格など)教えていただければ大変助かります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。



21 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/04/05(木) 22:26
狸さんいつもありがとうございます。頼りになります。
摘出あきらめ閉めはしたものの現在病変を病理にまわしていただいております。
同時にもう一度ホルモンレセプターの確認もお願いしてます。
ですが気管支カメラでの病理結果がMMK(乳癌転移)の可能性大です。
その上での現在、呼吸器外科にかかってますのでシンプラチン+ハーセプで放射線は
保険適用的に可能でしょうか?
本人かなり気落ちしてますので明日も病院いく予定ですが
主治医に会う機会あれば相談してみます。

22 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/04/05(木) 23:30
狸です。
>>21戦闘開始さん
放射線に加えシスプラチンとハーセプチンではちょっと難しいかもしれません。前にも書きましたがハーセプチンと放射線の併用は心毒性の面で懸念があるからです。また、シスプラチンの使用は肺ガンの外科医にとってもかなりの難関で、内科系の医師が扱ってくれるとありがたいのですが、、、。
なおシスプラチン+ハーセプチンになるとどっちかが保険に引っかかる公算が高いです。その辺り柔軟(この意味が重要です)に対応してくれると良いですね。


23 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/04/05(木) 23:52
狸です。
>>20まこさん
まだ乳癌だと決まったわけではなく、検査を受けられたいとのことですね?
戸井先生は良く存知上げていますが彼は薬物治療、外科治療の専門家であり、検診や検査の専門家ではありません。ご質問の向きにはいささかそぐわない気がします。
ご心配なのは良くわかりますし、いわゆる名医に掛かりたいと言うのは誰でも同じことですが、診察といった内容ですと病理検査まで視野に入れて病理部門をシッカリ持った大学病院系を選べばほぼその要望にこたえられると思いますよ。

24 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/04/06(金) 11:25
狸さんお世話になります。
現在は某日赤で治療中ですが今月、膝間接の腫瘍の件で京大に行く予定です。
上記の柔軟な対応を考えますと医大に転院も考えられますが…。
掲示板で固有名詞は問題あるといけませんので
よろしければメールでもいただけると幸いです。


25 名前: まこ 投稿日:2007/04/06(金) 18:43
狸さま
>>20のまこです。お答えありがとうございます。
検査とはいうものの、万が一ガンであった場合のことを想定し、
外科治療までということで質問させていただきました。
(検査後、ガンと判明してから病院を変わるのは難しくありませんか?)

実は、京大病院は以前他の病気で入院したことがあるので、病理や放射線部などのレベルは良く知っています。
ただ、今まで乳腺外科に関してはあまりよい評判を聞いたことがなかったのです。
新しい先生は、実績や活動内容を見る限りとても立派な先生らしいので、
いったいどんな先生なのかしらと思い、ご性格などHPでは分からないことを質問させていただきました。










26 名前: 通りすがり 投稿日:2007/04/06(金) 23:57
>>25
性格の受け止め方は個人差があります。
まずは、検査を急がれた方が良いのでは。

27 名前: 投稿日:2007/04/10(火) 23:21
>>25
京大病院の乳腺の評判はそんなに良くなかったですか?
私は良い先生だと思って満足して通ってますけど。
26さんのおっしゃる通り、性格の受け止め方には個人差があるのでしょうね。
戸井先生については申し訳ないですが存じ上げません。

28 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/11(水) 16:08
>>20
とりあえず検査だけなら府立にいらした澤井先生のクリニックに行かれたらどうでしょう?
知り合いに澤井先生がいらした時期の府立で手術→クリニックで術後のケアをしてもらってるかたがいます。
さすがに乳癌名医・西の重鎮と言われた先生だけあって、すごく混んでるようですが・・・。
澤井先生のところは放射線の設備が無いだけで、CT、MRI、骨シンチの機械まであると伺ってます。
その後、加療することになったとして紹介先となるであろう、京都府立も良い先生が多いし
病理部門に関しても徹底的ですよ。

29 名前: しほ 投稿日:2007/04/11(水) 16:19
こんにちは。母からの電話でちょっと気になる事がありご相談にきました。今日の血液検査で血小板、白血球の値が少し低いとの事です。手術後によく見られる症状なのでしょうか?また手術後は抗生物質の飲み薬を飲んでいます。かなり初歩的な質問ですみませんが術後の抗生物質と風邪などでも処方される様な抗生物質とは違うモノなのでしょうか?

30 名前: 千春 投稿日:2007/04/11(水) 19:58
しほさん
血液検査の値については先走りに心配せず、直接主治医の先生に
「心配ないのか?」「どのような事を意味するのか?」
を尋ねるのが一番だと思います。
術後に出された抗生物質は歯医者さんで出されたりするそれと同じものでしたよ。

31 名前: 投稿日:2007/04/11(水) 22:26
私も>>28さんの意見に同感です。
今後、もし万が一、加療の必要があるということになった場合には、
府立医大のほうが、内視鏡手術もやってくださるし、センチネル生検も可能ですし、
手術件数も多いし、乳がんに関してはそのほうが良いと思います。

ただ、京大の乳腺外科の評判が良くないと書かれては、
京大の乳腺に満足して通っている私としては、ちょっと悲しい気持ちになったので、
一言書かせていただきました。

32 名前: まこ 投稿日:2007/04/12(木) 13:47
28さん、京さん、
アドバイスありがとうございます。
(しばらく見てなくて、お礼が遅くなり申し訳ありません)

京大の乳腺外科に関しては、
実は、数年前親戚の者が誤診されたことがあります。
幸いガンではなかったので命に別状はありませんでしたが、
患部ではない細胞を検査されていたようで、少し検査体制が甘いのかなと思いました。
(ただし、診断された先生は現在はおられないようです)

いずれにしても、早めに検査に行きたいと思います。
本当に、ありがとうございました。



33 名前: よっぴー 投稿日:2007/04/14(土) 02:19
はじめまして。
気になる事があり、こちらで教えていただければと思います。
私は36歳、未婚女子です。
現在検査中で、都内のK病院に通ってます。
担当医も信頼でき、病院全体にも何の不満もありません。
しかし、かれこれ通い始めて半年位経ちます。
自分の仕事の都合もあり、なかなか病院の指定の日が休めず
延び延びになったのもあります。
マンモ→超音波→MRI→針生検→切除生検
この間に診察が入り、最後の検査の結果も5月の中旬
また1ヶ月後の予約となりました。
早く結果を知りたい!すぐに次の検査をやって!
と思ってしまうのですが
大きな病院では、これくらい時間がかかってしまうものでしょうか?
確かに今回の2泊3日の入院では担当医が毎日顔を見せてくれ、
逆にいつ休んでいるのか心配にもなりましたが、
待ち時間が耐えがたくも感じます。

34 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/04/18(水) 16:49
いつもお世話になります。摘出できず閉じた傷も回復してきました。
今週から治療再開!!
病理結果からやはり乳癌転移の可能性が高いとのことでした。
放射線の先生とも相談しましたが肺の一番大きな患部の近くに太い血管が
あるためリスクを考え化学療法継続の方向で行くことにしました。
手術?で1月ほど空いたため今週はとりあえずハーセプ単独で再開しようと
思ったのですが痛めたひざ(骨転移はほとんど無いらしいですが…。)
と胸骨・鎖骨に骨転移の可能性があることも考え、
主治医と相談の結果ハーセプ+ゾメタにしました。
そして来週からハーセプ+ナベルビン+ゾメタで行こうかと考えてます。




35 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/04/18(水) 16:53
追伸 
手術は不発に終わりましたが入院したついでに
ナベルビンの血管炎症考え静脈ポートの処置はしておきました。

36 名前: 投稿日:2007/04/18(水) 23:39
急に割り込んで申し訳ありません。
私は17歳の高校生です。
私の母が一ヶ月前に悪性の乳癌と言われました。
八年前からできていたものと言われ七月までほおってはおけない。抗がん剤での治療をするしかないと言われました。
私には乳癌の知識が全然ありません。しかし母をみていると何かしてあげたいです。
正直こんなことになるなんて思ってなかった。
私にできることといったら少しでもバイトをふやして治療費の足しにしてもらえたらなと思います。母はこれからどうなってしまうんでしょうか?
個人差もあると思うのですが
乳癌という病気
これからの治療
悪性の乳癌はどれくらい
深刻な症状なのかを
教えていただけたらと思います。長文ですみません。

37 名前: 千春 投稿日:2007/04/19(木) 17:57
>>36 愛さん
お母さま、心配ですね。突然のことで愛さんの不安な気持ちも察するに余りあります。

乳がんについての基礎知識はどうぞこちらなどを参考にしてください。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1146929579&st=71&to=71&nofirst=true

乳がん治療に用いられる薬剤は以下のようなものがあり、この中でも抗がん剤ならばアンスラサイクリン系タキサン系の薬剤を中心に始められる事が多いです。
http://www.vol-net.jp/flow/drug.html

抗がん剤の副作用については以下などを御覧ください。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/story/qa01_0116.html
http://www.v-next.jp/contents_09.htm

さて、『悪性の乳がん』についてですがこの記述だけでは何を以て悪性と言っているかが分かりません。
癌=悪性の腫瘍の事ですが、
病理検査の結果を指しているのか(グレードが高い・Her-2が強陽性など)?、
病期(ステージ)が進んでいるのでしょうか?

病気と向き合い治療するのに大事な事は、
敵(この場合は乳がん)をよく知る=乳がんについて正しい知識を学ぶ
ですが、それ以前に
詳細な地図を持っていても自分のいる場所が分かっていなければ迷子から脱却出来ないのと同じように、
己(この場合お母さま)の病状やこれから受ける治療法を把握するのは何より重要です。
病理検査結果や病期の把握に努めてください。

お母さまには、
・分からないことは臆せず何でも医師に聞く
・不安や身体の変調は決して我慢せず小さな事でも全て医師に話す
よう是非お伝えください。
医師としっかり二人三脚が出来てこそ、その先に治療の成功があります。

愛さんは、ご自分の生活を必要以上に崩さず、お母さまの求めに応じたサポートをして差し上げてください。
そして愛さんのとびっきりの笑顔がお母さまの何よりの薬になると思うので、
今まで通り、お母さまに優しく接して差し上げてください。

38 名前: 千春 投稿日:2007/04/19(木) 17:58
他スレでも話題に上っていましたので、St.Gallenの会議の様子を貼っておきます。

St.Gallen 2007
http://nyugan.info/stgallen/index07.html

St.Gallen 2005(再掲)
http://nyugan.info/stgallen/s10.html


併せて狸先生のコメントもお読みください。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1092192426&st=147&to=147&nofirst=true

(大鵬薬品様。患者サイドにとりましても貴重な情報です。感謝致します。)

39 名前: 千春 投稿日:2007/04/19(木) 22:14
愛さん
>>37に追記です。
「7月まで放ってはおけない。抗がん剤での治療をするしかない」
と言われたのは、
「7月の手術予約に先立ち化学療法を施行する」
の意味だと思いますのでそれならば、
『乳がん 術前化学療法』等のキーワードで検索するといいでしょう。

40 名前: 投稿日:2007/04/20(金) 00:29
千春さん本当に本当に
ありがとうございます。

正直ここまで親切に教えて
いただけて
貴重な時間なのに
沢山書いてくれて
アドバイスまでしていただけて本当に感謝してます。
私も千春さんに元気もらいました。これから少しでも知識をふやして母に真剣に向き合っていきたいと思います。
本当はこわいけど
母や病気と戦っている人の
方がつらいのはわかるから
私も頑張って
そして泣かないで
できることをします。
笑顔を見せます。

病気というのは
すごくこわいことだけど
私は病気のこわさを知って母の存在の大切さを
知れました。
だから家族皆健康なことは
すごくうらやましいし
本当に幸せだと思います。
こうなった以上
頑張ります。


千春さんには
何度も言いますが
感謝してます。
本当にありがとうございます。

41 名前: 千春 投稿日:2007/04/20(金) 00:53
大好きな大切なお母さんのために(泣いてもいいからしばらくしたら泣き止んで)
出来ることを一生懸命してください。
お母さまの誇りになる娘さんでネ!
戦いは長丁場です。無理をしてお母さまに心配をかけないように、まずは自分をも大切にしてください。
応援しています。

42 名前: みひ 投稿日:2007/04/21(土) 21:52
すみません。こちらの掲示板に乗せようとしたのですが、「術後のホルモン療法について」のスレの150番に間違えて以下の内容を載せてしまいました。こちらで応答して頂ければ幸甚です。宜しくお願い致します。

「初めて書き込みます。現在オーストリアに仕事の関係でおりますが、妻(42歳)が右胸部下側のしこり(1.5センチ程)を発見し、術後それが悪性であることが判明しました。

実は妻は4年前、同じ医者でやはり同じ右胸部の上側にしこり(やはり同様に1.5センチ程度)を発見、摘出し、やはり術後に悪性であることが判明し、その際、リンパ節も摘出しております。その後の放射線治療を行い、医者からはホルモン療法を薦められていましたが、妻としては決断できず、定期健診を行うのみで昨年の7月の検診まで再発はない状態で推移しておりました。

主治医(4年前と同じ)によれば、今回の乳がんは、再発ではないとのこと。主治医によれば、4年前の癌は9年位の長い期間をかけて成長したものだが、今回のは、増殖速度が速いということでした。実は、今回の手術直前に妻が同じ右胸部の下側の異なる場所に新たにしこり(5ミリ。術後悪性であることを確認。)を発見し、取り除かれました。

昨日の手術で摘出された癌細胞を更に詳しく検査し、来週の月曜日(23日)に今後の治療方針を検討することになっております。主治医は、既に、放射線療法が効かない可能性と再手術し乳房再建術を前提とした乳房切除術の可能性について言及しております。ここの掲示板等を通じて付け焼刃程度の知識に基づいて、私なりに現状と今後の治療についてのポイントを纏めてみました。

1.他の部位に癌又は転移は無いかの確認。骨シンチは来週月曜に行う予定。
2.HER-2の数値の確認。因みに腫瘍マーカーは通常値内です。(状況から、HER-2が陽性である可能性が高く、予後が悪くなることが予想されますが、ハーセプチンの使用はどうか。)一つ教えてください。HER-2につきましては、これは乳がんのみならず、癌一般に注意しなければならない要素なのでしょうか?
3.もう片方の乳房に手術前の超音波検査で、ミリ単位の二つの陰があり、今回の手術で念のため取り除くはずが、手続き的な手違いか何かで、取り除かれませんでした。上記HER-2との関係で、仮に妻の身体が全般的にこの種のたんぱく質を過剰に生産する体質であれば、やはり取り除くべきか。
4.当然ながら、ホルモン療法のオプションについての検討。

以上、素人的に纏めてみましたが、他に注意すべき、検討すべきこと、更に何か参考になるようなことがあればご教示頂きたく、宜しくお願い申し上げます。」


43 名前: みひ 投稿日:2007/04/22(日) 07:03
>>42について、自分の書いたものを改めて読んでみると、判りにくい点がありましたので、補完します。
今回の手術で、右胸部下側にあった1.5センチのしこり(術後に悪性と判明)は摘出されました。
また、4つに纏めた私のポイントは、そもそも間違いがあったりする場合もありますので、その場合でもご教示頂きたく、宜しくお願い致します。

44 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/04/22(日) 18:10
狸です。
>>42みひさん
異国での奥様のご病状、さぞご心痛のことと思います。
全体的に情報が無い部分もありますが、下記に思ったことを書きますので、ご参考になさってください。
1)ホルモン療法はかつて薦められたが今回はどうか?
医師が言う、今回は再発ではない(この言葉には前回の癌とは違うかも?とのキーワードが隠れています)というのはちょっと分からないと思います。今回も同時多発的に乳房内に癌が見つかっていることや、反対の乳房も怪しい影があるなど、確かに進行の早い癌の可能性があるので、前回とは違うというのもありえるかもしれませんが。もっとも病理の検査結果からそう判断したのであれば、何かみひさんが伺っていない判断材料があるのかもしれません。となると今回の治療にホルモン療法が向くかどうかは今回の結果から判断するしかなく、情報が不足していますのでこちらでは分かりません。また乳房内の局所再発であれば主治医の言われるように、乳房摘出と再建による再手術が視野に入ってきますが、他臓器への転移があるとそれは難しくなります。ただ現状で放射線が効かない、と言っている点は良くわかりません。広範囲に転移していたら、との条件付かもしれません。
2)Her-2は乳癌の薬物療法に決定的な判断材料ですので調べるのは絶対です。ただし他の癌種ではその発現の意味合いは十分なデータが無いため考慮されていません。現状ではHer-2発現が疑われますが、これは調べる必要があるので、データが無いままにここで話をしても意味がありません。検査結果を聞きましょう。
ですから、
・ホルモン療法の可能性を主治医に確認する(ホルモン受容体の発現を聞けばよい)
・同様にHer-2の発現を聞く(普通調べてあるはずです)
・転移の有無を聞き、今後の治療方針を聞く(転移があると手術はできず、化学療法からスタートする可能性もあります)
以上ご参考になれば幸いです。

45 名前: みひ 投稿日:2007/04/23(月) 00:08
>>44狸さま。早々の返信、心より御礼申し上げます。月曜の主治医との相談の上で、大変参考にさせていただきます。
今後も、何かあればご報告、ご相談させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。狸さまを始めとして、この掲示板に貴重な専門家としてのご意見を書き込まれている方々に深甚より感謝申し上げます。

46 名前: みひ 投稿日:2007/04/23(月) 00:29
>>45。すみません。自分の感謝の対象に、自らのご経験に基づいて有益かつ心温まるアドバイスをして下さる方々を入れるのを忘れておりました。申し訳ありませんでした。

47 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/23(月) 15:46
みひさん、どうぞ御気になさらずに。

ひとつひとつの書き込みが私達にとって有益なものですし、
こちらに訪れる方々の真摯なご様子や礼儀正しさも心強く感じています。
これからも皆の大切な掲示板をもりたてていきましょう。
回答者の皆様や管理人さんに感謝の気持ちを込めて。

奥様の治療がより良く運びます様に。

48 名前: みひ 投稿日:2007/04/23(月) 17:07
>>47名無しさま。お心遣い深謝いたします。

49 名前: りさ 投稿日:2007/04/23(月) 22:57
はじめまして。今月乳房温存手術をし来月より放射線療法を始める
りさと申します。

放射線治療中にビタミンCをとると色素沈着が防げるという意見と
放射線治療中のビタミンCとEは放射線治療の効果を下げるという
意見がありました。

詳しいことをご存知の方がいらっしゃたら教えて下さい。
よろしくお願いします。


50 名前: 千春 投稿日:2007/04/24(火) 01:25
>>49りささん
私も両方を見たことがありますが、どちらも信頼度の高い試験から導かれたものではないはずです。
http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/care/another.html

http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/support/010303.html
http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/healthnews/020/020/p016/index.html

と言うふうに月並みなコメントで恐縮ですが、
結局神経質にならず欠乏させず取りすぎずが良いのだと思います。
(逆にどちらかに極端に偏った意見は信頼度の高い試験がされていない今日、
 眉に唾をつけ一歩引いた視線で見るのが賢明と感じます。)

51 名前: りさ 投稿日:2007/04/24(火) 02:28
>>50 千春さん
お返事と情報ありがとうございました。

サプリメントに関しては、はっきりとしたことは分からないようですね。
千春さんのおっしゃるとおり神経質にならないで
サプリメントには頼らないことにします。

ありがとうございました。


52 名前: 千春 投稿日:2007/04/24(火) 05:43
おはようございます。(歳のせいか眠りが浅くて困ります。)

少し訂正をさせてください。メイヨーのビタミンC大量投与の試験はそれほど信頼度が低くありませんね。すみません。

そしてやはり結論は、欠乏させず取りすぎずバランスよく摂取するのが一番のようで、
サプリを大量に摂取するのは控えた方が無難そうです。

53 名前: あいりん 投稿日:2007/04/24(火) 10:24
ですね。
こうした意見が分かれるものについては
どちらが重大な結果を引き起こすかで判断して、どうするか決めます。

>放射線治療中にビタミンCをとると色素沈着が防げるという意見と
>放射線治療中のビタミンCとEは放射線治療の効果を下げるという

私ならこの場合やはりビタミンCは果物野菜から撮ります~。


54 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/24(火) 18:23
放射線治療時のビタミンCの効果については、聞いた覚えがないですが、
放医研の年報にクルクミンの効果についての報告がありました。

http://www.nirs.go.jp/report/nenj/h12/2/2-2-1-3.html

【放射線誘発腫瘍(癌)の予防を目的として、ウコンの根茎に含まれている
黄色色素成分で抗酸化作用等があるクルクミンによる放射線被曝後の
乳腺腫瘍(癌)発生に対する抗イニシエーション作用を検討した。

クルクミンが放射線による腫瘍発生のイニシエーションを強く抑制したこと、
および昨年度までに得られたグループ研究の成果、
すなわち放射線でイニシエートされた乳腺細胞がDESにより高率に腫瘍(癌)化する
プロモーション過程にもクルクミンが作用して、腫瘍発生を強く抑制したことを総括すると、
ウコンに含まれているクルクミンはイニシエーション期間中やプロモーション期間中に
摂取することによって放射線被曝による晩発影響の一つである腫瘍(癌)の
発生を事前に予防することができる有用な天然物であることが明らかになった。 】

ただ食べ方にも注意が必要なようです。
http://plaza.rakuten.co.jp/anticancer/

クルクミンは、MDアンダーソンがんセンターなどでも研究されてはいますが、
結論が出た訳ではなく、肝臓によくないという説もあったりしますし、
やはりサプリメントによる多量摂取は怖いように思います。

とはいうものの、再発防止のための放射線で、後年がんが発生するというのも
できれば避けたい事態です。
野菜たっぷりのカレー、カレーチャーハン、というメニューで僅かでも
対抗できれば、と思いますが…。

55 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/24(火) 22:10
放射線治療は、
活性酸素を発生させてがん細胞を攻撃することにより治療効果を発揮するものと言われております。
そのような条件を考慮した場合、放射線療法の最中に抗酸化剤を摂取することは得策とは思えません。
千春さまの示していただいた資料にも記載されています。
http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/care/another.html

ビタミンA、C、E、ポリフェノールなどいわゆる抗酸化物質は、概して放射線療法に得策とは思えません。
これらは、活性酸素による発癌予防には期待できても、
一旦発癌してしまい、これに対する放射線療法では、逆効果と思われます。

私の妻も乳癌ですが、放射線治療と同時に、私の判断でそのようなサプリメントの摂取は中止しました。
サプリメントなしの放射線治療により、鎖骨上リンパ節転移、脳転移も完全にコントロールできました。



56 名前: しほ 投稿日:2007/04/27(金) 17:29
こんにちは。昨日、母の病理検査の結果が出ました。切除した部分の一部がプラスという事でした。併せて今後の治療方法も聞いてきました。G.W明けから放射線治療6週間(あてる場所などはまた後日)、ホルモン剤を5年間飲み続ける。他の治療はなし…だそうです。色素沈着の事などこちらで閲覧させて頂いてますが、治療中の生活で特に気を付ける事とか、何か母の手助けになれば…と思うのですが…。ご指導よろしくお願いします。

57 名前: 千春 投稿日:2007/04/27(金) 19:15
>>56しほさん
放射線療法については乳癌Part4の969あいりんさんが教えてくださっているサイトなども参考になります。

私が分かるホルモン療法の範囲では・・・。
タモキシフェンもしくは、
第三世代のアロマターゼ阻害剤=アナストロゾール(=アリミデックス)orレトロゾール(=フェマーラ)orエキセメスタン(=アロマシン)いずれかの服用になると思います。(お母さまは閉経後ですね?)
http://www6.ocn.ne.jp/~oppai/aromataseinhibitor.html
http://nyugan.info/stgallen/zadankai_07.html#s2
こちら等も一つの参考になさりながら主治医の先生と薬剤選択・投与法など話し合われればと思います。
具体的に薬が決まればそれぞれの薬剤添付書が副作用情報などの参考になりますが、
一般的なことでは、骨折を予防するためにも再発予防にも、太りすぎに注意しましょう。
特に放射線治療中は骨髄抑制の副作用にも注意が必要ですし無理はいけませんが、
それ以後の適度な運動は大切ですよ。
不要な不安は抱え込まず、笑いのある今までのような日々が送れたらと思います。

58 名前: ☆ <削除> 投稿日:2007/04/27(金) 23:13
<削除>

59 名前: しほ 投稿日:2007/04/28(土) 14:37
お返事遅くなりました。千春さん…いつもありがとうございます。ホルモン剤の種類や性質など放射線治療初日に聞いてみようと思います。治療中もあまり気を使わず、いつも通りでいるのが一番ですね。。私もちょっと太り気味なので母と一緒にプチダイエット…治療中も楽しく過ごしたいと思います。

60 名前: シナモン 投稿日:2007/04/28(土) 15:13
はじめまして。今後の治療に付いて悩んでいるので、ご意見をお聞かせください。
2年前にステージ2aで温存術~放射線治療~現在ゾラデックス+ノルバの治療中です。そろそろ2年なので、ゾラデックスを終了する時期になってきています。年齢が40歳なのでできればもっと長く続けたいのですが、ゾラを延長することでメリットはありますか?最近では長くする方もいらっしゃると聞いたこともありますが、、、最近のホルモン治療の情報を教えてください。


61 名前: 投稿日:2007/04/29(日) 22:43
乳癌の骨転移でホルモン治療中です 骨折をして入院しました その間初めて抗癌剤をしました タキソールですが骨転移には効果あるのでしょうか ビスホスホネート剤が骨転移の進行を抑えるそうですがどうなんでしょうか
お願いします教えて下さい

62 名前: みゆき 投稿日:2007/04/29(日) 23:54
はじめまして、
不慣れなため、先日、別のスレッドをたててしまいましたが、
スレの乱立を防ぐため、
こちらに書いたほうがいいと教わり、再投稿させていただきます。

2004年7月以来、乳がんの治療をしている者ですが、
治療方針について、現時点での選択について大いに悩んでいるため、
ここに投稿させていただきました。

これまでの治療の経過に基づいて、現時点で最良の選択をしたいと考えているのですが、
主治医のみならず、いろいろなご意見をお 伺いしたい中、セカンドオピニオンをと考えて
もいるのですが、主治医との関係悪化の可能性がどれほどあるかもわからない中、
実際には踏み切れないでいます。

以下、長文になりますが、
これまでの治療の経過と現在自分が不安に思っていることなどについて、
ご説明いたします。

最良の治療方針を選択するために、
どのように考えるべきか、何か示唆やご意見をいただければ幸いです。

どうかよろしくお願いいたします。


---------------------
これまでの治療の経過
---------------------

2004年7月に右胸に皮膚のヒキツレをみつけ近くの病院でマンモグラフィと
生検の結果、乳がんの告知をうけました。

大きさはT2で病期はステージ2であろうという診断をうけ、
温存を希望する中で、腫瘍が皮膚ま で達していたため、
抗がん剤でできるだけ腫瘍を小さくしてから手術することを
主治医より提案され、
2005年2月頃の手術を予定しつつ、
約半年間の計画で、術前化学療法を行うということで、
2004年8月からAC-Tをはじめました。

あらかじめ聞いていたとおり、
AC-Tの副作用は、正直かなり辛いも のだったのですが、
その年の年末にタキソテールを3回目終了した頃、
帯状疱疹がでてしまったため、年末は抗がん剤投与を休止し、
年明けに、再開、タキソテールを1回打ちました。

2005年2月末ころ、結果的に、
主治医から、
それまでやってきた抗がん剤について、
ある程度は効果があったもの の、残念ながら十分なほどは効果はなかった。
腫瘍が十分に小さくなってはいないため、
温存を目指していたものの、やはり全摘にすべきであると言われ、
いろいろ悩んだ結果、全摘(右胸)としました。


手術後、
摘出した組織の検査から--

■大きさ2.7x2.5x2.3cm。
■組織型は硬型。
■ガンの3分の1は壊死。
■ガンの切り口はとり切れていた。
■拡がりは皮膚筋腹(真皮)。
■リンパ管侵襲。 3/20転移
■ER1+ 、PGR+-0、Har2-

--という病理結果が出ました。

この病理結果に基づき、術後の補助治療としては、
抗がん剤かホルモン治療を主治医より勧めれたのですが、
幸い、ホルモンレセプターがかろうじて陽性だったのでホルモン剤が使えたため、
2005年4月終盤からノルバデックス+リュ ープリンで治療を行うことになりました。

その後しばらくして、
2006年春に撮影したシンチで、胸骨の上あたりに1箇所取り込みが見られた後、
2006年夏に撮影したシンチでは複数の取り込みがあり、
9月末に骨転移であると告知されました。
この頃、四十肩かな?思っていた肩の痛みがあったのですが、それは、この骨転移のためでした。

CTの結果、幸い、内臓には転移がないことがわかり、
「再発したからには根治はないが、癌を全滅させるのではなく
今以上広がらないように治療していけばいいのだ」と
主治医より励ましを受け、

骨転移後の治療方針としては、
ゾメタを月1回+何らかの抗がん剤投与を提案されました。

前述のとおり、
術前治療で行なった抗がん剤(AC-T)が非常に辛かったため、
これに対して、比較的副作用の軽い抗がん剤を 希望したところ、
「ゼローダはどうか」ということになり、
2006年10月より、
ゾメタを月1回  ゼローダを服用という治療を行なってきました。

ゼローダは、どういうわけか幸い私にとっては副作用もそれほど重くなく、
十分働きながら生活できる状態で半年が経過したのですが、

先日(2007年2月)撮影したシンチで、
1~2箇所取り込み箇所が増えていることが発覚しました。

これに対し、
主治医は、最初は、術前に投与したものも含まれる、
FECやタキソテールがいいのではないか等と言っていましたが、
その次の診察時には、ナベルビンをすすめられました。

私としては、働いていることもあり、
重い副作用を可能なかぎり避けたいので、
このままゼローダを続け様子をみてみるか、
同じく比較的弱めの抗がん剤であるTS-1をするか等の選択肢は
ないかと、主治医に聞いてみたところ、
「私としては、強めの抗がん剤をここでやっておいたほうが
いいと思う。」とのことでした。

この間、いろいろインターネットや本など情報を探していたのですが、
素人が意思決定を完全にするには悲 しいかな限界があります。
これまで、主治医のすすめに納得して従ってきましたが、
ここにきて、その納得がちょっとだけ少なくなってきてしまいました。

というのも、先述のとおり働いていることもあるので、
できるだけ強い抗がん剤は避けたい気持ちがあるのですが、

そうした中、主治医の先生は 、ご自分でおっしゃるとおり、
「どうあれ私はわりと、強めの抗がん剤をガツンと行くという方針である。」
という傾向??があるそうだからです。

================
まとめますと
================
2004年7月 告知
      →大きさはT2で病期はステージ2

2004年8月~ 術前化学療法 (AC-T)
2004年12月 帯状疱疹で1週間入院(1ヶ月程AC-T休止)
2005年1月 タキソテール再開
2005年2月末 手術(右胸全摘)

手術後、ステージ3に入っていたかもしれないと言われる。
病理結果、
■大きさ2.7x2.5x2.3cm。
■組織型は硬型。
■ガンの3分の1は壊死。
■ガンの切り口はとり切れていた。
■拡がりは皮膚筋腹(真皮)。
■リンパ管侵襲。 3/20転移
■ER1+ 、PGR+-0、Har2-

2005年4月末~ 術後補助治療開始(ノルバデックス+リュープリン)
2006年春 シンチで一箇所とりこみ発覚
2006年8月 シンチ撮影。とりこみが複数箇所になっていたことが翌月わかる
2006年9月末 上記に基づき骨転移告知
2006年10月~ ゾメタ月1回  ゼローダ服用
2007年2月 シンチ撮影 → とりこみが1~2箇所増加

→主治医より強い抗がん剤(FEC or タキソテール or ナベルビン等)を勧められる。

================================

こうした中、目下の私の疑問としては

●ゼローダやTS-1 等、比較的弱めの抗がん剤で
治療を続けることはどれほど危険なことなのか?
これについて、可能な限り知りたいと思っています。

主治医からはいつ内臓に多発的に転移するかわからないので勧められないといわれましたが、
では、強めの抗がん剤をやれば効果があるのかというと、
それは、結局のところやってみなければわからないとのことでした。。。

上記の経過を見ると、
2006年春に取り込み1箇所

(この間3~4ヶ月。ホルモン治療)

2006年8月に取り込み複数箇所(5箇所ほど)

(この間約半年。ゾメタ+ゼローダ)

2007年2月に取り込み1~ 2箇所増加。

となっていて、
つまり、ホルモン剤のもとで、3~4ヶ月の間に取り込みが増加するスピードより
ゾメタ+ゼローダのもとで、半年間に取り込みが増加するスピードは、遅いように思われ、
ということは、ゼローダはホルモン剤に比べて、まったく効果がなかったわけではない。
(ある程度は効 果があった)ということが言えるのではないかと思うのです。
これを主治医の先生に勇気をもってお伝えしたところ、「それはある程度は言えるかもしれない」
とのことでした。

そうしたなか、現在もっとも知りたいのは、その効果の度合いに対する最適の評価です。

結局のところ、このゼローダの効果に 対する評価が、主治医の先生の意見だけでは目下
完全には納得しかねているということになるのかも知れません。

主治医の先生によると、
「ゼローダが効かなかったら、TS-1も効かない可能性が高い。が、まれに効く人もいる。
でも、私は勧めない。ナベルビンに変えた方がもっと効く可能性が高い。」という意見です。

これに対して、まれに効く人がいるのなら、それに賭けてみたいという気もしてしまいます。
でも、「まれ」というのは確かに怖いです。他方、じゃあ強い薬にしたら必ず効くのか?というと
そういうわけでもないとの こと。
つまりは、「やってみなければ結局はわからない。」ということを主治医の先生からも聞いています。

そうした中、上記強めの抗がん剤の中では、FEC、 タキソテール、ナベルビン等がある中、
それらのエビデンス(=奏功率)はどれも25~45%とどっこいどっこいであるとのこと。
つまり、ナベルビンが必ず他のものに対して、エビデンス的に効果が高いという知見に
基づいているわけではないということです。

対して、FEC,タキソテールは、主治医の先生によ ると
「術前にやっていて、ある程度効果があったのだから、効果もあると思われる。」と
おっしゃる反面、
こちらが「十分な効き目はなかった中で、再度やることにどれほど可能性があるのですか?」
と、これも勇気をもっておうかがいすると、
「確かに、それもそうかもしれない。」と言う意見になってしま いました。
その結果も含め現在ナベルビンを勧めてくださっているとも思われるのですが、
上述のように、エビデンスに基づくすすめではないようなのです。
つまり、先生の経験から勧められているようにも思われるのですが、
可能性が変わらないのであれば軽い抗がん剤で治療をしたいと思ったりもしてしまいます。

治療方針を決定するにあたって、エビデンスが何より重要ということが一般に
言われてもいるようです。そうしたことも含め、ここの掲示板の先生方にご意見を伺いたく思っております。

さらに、今まで出てきている治療方針以外に、なにか可能性のある方針はあるのでしょうか?
もしあるのなら、それはどういったものなのかお教えいただけないでしょうか。

さまざまな ブログなどを読むにつけ、私より状況が深刻な方がたくさんいらっしゃる中、
「できるだけ副作用の軽いもの」を追及するのは少々ガッツが足りないのかもしれませんが、
患者としては、他の薬と比べそんなに可能性が高くないものを、裏づけのデータがないまま勧められるのは
もしかして新しい薬なので治験につ かうために勧められてるのかな?と不安に思ってしまいます。

ナベルビンは血管痛があるとのことで、私の血管は深いうえに細く、ここ最近は同じ場所に打つため
血管が硬くなってしまっているようで、毎回毎回何回も針を刺される上、よく液漏れもするので
そんな薬剤を2週つづけて、1週休みというペースで打ち 続けられるのか?という不安も実際面であります。

静脈ポートらしきものを使えば、そのあたりは解決するとの話も、主治医の先生から少しきいていますが、
そのリスクについては、こちらから質問しなかったせいか、
特に説明はなく、現在、そのあたりについてもネットなどで調べている状況です。


ーー

長文になってしまいましたが、主治医の先生はとても頼りになるしっかりした方だと思うものの、
そうしたわけなので、
せめて複数の専門家の先生方から、目下の主治医の先生からの勧めが現状の治療方針として問題ないのか、
はたまた問題があるのか、
そしてその他によりよい選択肢があるのかどうかについて、 お話をお伺いしたいと切に思っています。

自分の意識としては、これまでは主治医の先生に、方針をわりと任せきりであったようにも
思われる中、より一層主体的に治療にあたいと考えています。
言うまでもなく、誰の体でもない自分自身の体だからです。

どうかご意見をお聞かせいただければと切に希望 しておりますので
何卒宜しくお願い申し上げます。

63 名前: しほ 投稿日:2007/04/30(月) 12:22
こんにちは。いつもお心強いご意見ありがとうございます。今日は母からの相談です。先日の書き込みでの病理検査の結果の事なのですが執刀していただいた先生は検査でプラスになる事はめずらしいとおっしゃっていたのですが、これから放射線治療を始めるにあたり、外来の放射線科で診察を受けた所、プラスになる事は当たり前の様にある事、とおっしゃっていた様です。母はしこり以外にプラスの所があったのでとても気になっている様子…また「ちょっと水がたまってるね~?」ともおっしゃっていたらしく、不安になっております。ホルモン療法、放射線治療とも連休明けからですので薬もまだ飲んでおりません。何か気になる事ありましたらご指導よろしくお願いします。

64 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/30(月) 18:16
>>62 どちらにお住まいかわかりませんが、思い切って信頼ができる病院でセカンド
オピニオンを受けてみたらいかがですか。

65 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/01(火) 12:43
>みゆきさん
横から差し出がましい意見ですみませんが、
セカンドオピニオンは、今の主治医にどうしても遠慮・気兼ねする場合は、
黙ってこっそり別の病院に相談に行くという方法もあります。
(あまりこういう公の掲示板で言えることではないですが・・・先生方すみません)
私は、自分で勝手に別の病院に相談に行きました。

乳がんはものすごく個人差の大きい病気ですので(他のがんもそうだと思いますが)
どんな治療をするとどれほどの効果が出るかは、
百人いれば百通りの効果の出方のする病気ですので、
主治医の先生としても「この方法だと安心して長く効果が出続ける」
と自信をもって断言できない点が、悩ましいところだと思います。

こちらでも専門の先生(お忙しいことと思いますが)からの助言が
早くありますようにお祈りしております。
横から失礼いたしました。

66 名前: 千春 投稿日:2007/05/01(火) 14:49
>>63 しほさん
治療法に不安を残さないためにも次回の診療時にホルモン療法については先に書いた事、

放射線治療については、
お母さまの症例においての断端陽性
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3tagyou.html#tagyou8
への追加切除or放射線治療の選択、
放射線治療ならば追加照射
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3tagyou.html#boost
の可能性、
何故その方法がより奨められるのかそれらのメリットデメリットをきちんと説明して頂き、
納得した上で次のステップに進まれたらいかがですか?
参考:全割病理検査
http://www.nyugan.jp/term/check.html

初期治療についてはほぼ治療の順は決まっており、
次回の診療時はどのような話し合いが行われ何を決めるか事前におおよその予測がつきます。
その前に患者も予習をしておけば、先生のお話しの理解が容易になりその分突っ込んだ話し合いも出来ますし、
その場で判断出来る事が多くなり次の治療に円滑に進めます。
リンパ液のたまりも主治医に聞けば次の治療に今進むのに支障がある程度なのか、
きちんと判断をしてくださるはずです。

医師の言葉にナーバスになるのは当然ですが、不安をお持ち帰りにせず、分からないなりにその場で分かろうと努力し医師に食い下がり質問する事も治療にロスを作らないために重要なアクションです。
それには繰り返しになりますが、自らが次の診療内容を予測し事前にその件を調べておく事は大切です。

67 名前: ねね 投稿日:2007/05/01(火) 16:30
はじめまして。33歳の女性です
全摘同時再建でシリコンを入れることについて何かアドバイスいただけませんか?

昨年12月から化学療法を受けています
今月末でCE4クールとハーセプチン+ドセタキセル4回の
術前科学療法が終わり手術を予定しています

腫瘍のサイズなどは主治医の先生にきいておりませんが、一番大きい時で
胸の上半分が硬くしこりになっていました
CEの効果をCTで見たときはサイズは変わらず厚さが薄くなっていました
ハーセプチン+ドセタキセルの効果を最終的に見る検査(MRI、CTなど)を
まだしておりませんので、確定しておりませんが、

おそらく全摘同時再建でシリコンを入れる予定です

術後はホルモン受容体(?)が無いようで、ホルモン治療を受けられないため
放射線治療とハーセプチンを1年間投与するように言われています
告知後のMRI、CT、骨シンチなどで他臓器への転移はないといわれていますが、
HER2が++、脇にも転移があったので、再発の可能性が高いのではないかと
考えています
手術も再発にそなえて早期発見できるようにしておきたいと思っています

主治医に言われたアメリカから輸入するシリコンというものが、どのようなものかわかりませんが
こちらの掲示板ではシリコンは10年くらいで交換する必要があるというのを見ました
主治医にシリコンを入れるデメリットを聞きましたが、交換する必要があるとは聞きませんでした
いろいろな見方があるのでしょうか?

同様の治療を受けた方、またお詳しい方、
手術の仕方は治療の上で重要な岐路ですので、何かアドバイスいただけると嬉しいです
どうぞよろしくお願いします



68 名前: しほ 投稿日:2007/05/01(火) 16:49
千春さん…ありがとうございます。母はどちらの先生も信頼し、お任せする意向です。ならやはり不安の持ち越しはいけませんね。親子で反省です。次の診察までに千春さんほかこちらでのご意見を参考に母ととことん話合ってみます。こちらから聞きたい事も書きとめて、先生より伝えられた事も理解できるように親子で予習します。

69 名前: 千春 投稿日:2007/05/01(火) 17:10
>>68 そうですよね。今までのしほさんのお話しからも、
しほさんのお母さまの先生のご判断は私も信頼に値するととても感じます。
下調べをしてみると先生のおっしゃる言葉が、
「あ!こう言う根拠からなんだ。」
と、より理解出来、きっと一層の信頼が芽生えますよ!

70 名前: opal 投稿日:2007/05/01(火) 17:22
ねねさん>はじめまして

3月に皮下乳腺全摘+同時再建しました。
術前に再建も含めて何人かのドクターから聞いた話では、
シリコンインプラントで再建した場合放射線はできないと思います。
(皮膜硬縮や感染症を起こしやすいらしいです)

私の場合は術前に「おそらく非浸潤ガン、全摘するなら放射線は
多分不要」との診断だったので、同時再建を選びましたが、
不安要素が大きかったらエキスパンダーまで入れて病理の結果を
待って決めたと思います。

シリコンインプラントの種類にもよりますが、現在良く使われている
コヒーシブは破損が確認されるまではそのままでかまわないそうです。
10年というのは耐久性の面でそのくらい大丈夫という目安だと思いますが、
再建した乳房は健側とは違って歳をとっても衰えず若いままなので、
今の胸にあわせて作った胸は10年後には左右の差が出てくる、という意味
でも入替は視野に入れています。
インプラントも改良されていくと思うので、10年後には歳相応に
ちょっと垂れた具合の胸にできるかも?とちょっと期待してます。


71 名前: ねね 投稿日:2007/05/01(火) 17:52
opal様
ありがとうございます
シリコンと放射線の関係は説明をまだ受けておりませんでした
よい情報を聞きました!
放射線は鎖骨の辺りに放射線を当てる予定だと聞いていました
opalさんのおっしゃっているようなことの意味だったのかもしれません

貴重な情報をありがとうございます

それから10年で交換するのは形の面からもあるのですね
費用もかかりそうですし、痛い思いもするのだろうと思い、
10年ごとに入れ替えの手術をするのはつらいと思ってしまっていました
いれたら交通事故にあわない限り一生いれる覚悟でいました

opalさんは術後の経過はいかがですか?
この手術は費用はどれくらいかかるのでしょうか、保険がきかず高い
とだけ聞いていて不安です
術前にすべきことや、その他アドバイスがありましたら
また教えてください
よろしくお願いします


72 名前: 千春 投稿日:2007/05/01(火) 20:00
ねねさん、素人の疑問をごめんなさい。
>>67の記述でふと気になったのですが、Her-2++とは、
IHC法で2+、その後FISH法で陽性が確定なさったのですよね?
http://www.nyugan-infonavi.jp/chiryosaizensen/2006/11/post_11.html

73 名前: じゅん 投稿日:2007/05/01(火) 21:08
久しぶりに書き込みさせていただきます。
母が(60歳)左乳癌で10月に全摘手術をしまして、CEF、その後、タキソール+ハーセプチンを
3ヶ月やり、今はハーセプチン単独を打っている最中です。
今日、2回目の単独投与だったのですが、今、熱が39度でていまして、病院に行く前から少し熱っぽかった
ので、先生に伝えて薬をもらっておいたので、20:00くらいに解熱剤を飲んだところです。
さっき計ったら38度5分にしか下がっていません。
なにかの感染症などではないですよね?
ハーセプチンの初回投与時に発熱などがあるのは知っているのですが、もう何回も投与しているのに熱が出たりするのでしょうか?
咳も少ししています。食事はおかゆを少量食べました。このまま熱が下がらなければ病院に行った方がいいのでしょうか?
以前少し熱が出たとき40度以上でなければ様子を見ていれば平気と言われたのですが。どうなのでしょう?
よろしくおねがいします。

74 名前: opal 投稿日:2007/05/01(火) 21:43
ねねさん>
再建についてはスレッドが別にあります。
過去記事も参考になるかもしれませんし、そちらへ書き込みされた方がよいかと。
そのほかご質問があればもちろんできる範囲でお答えさせて頂きます。

75 名前: ねね 投稿日:2007/05/01(火) 22:08
千春さん
気に留めていただいてありがとうございます
HER2のことは陽性2+とだけ聞いていて、IHC法とか
FISH法のことはよくわかりません
病院からいただいた資料をすべて確認したのですがHER2のことは
記載がなく、口頭でだけ説明を受けているようです
ハーセプチンという薬が効くということしか聞いていませんでした
自分のがんについて良く知らなければいけませんね
今まで感覚や雰囲気で捉えていたのだなと痛感しました
もう手術まであと1回(3週間に1度しています)の投与しか残っていないので
今さらですが、術後に1年投与したほうがいいといわれているので、
今からご指摘のあたりを確認しておくのも必要ですね
次回14日の投与なので確認してみます


76 名前: 千春 投稿日:2007/05/01(火) 22:09
>>73 じゅんさんお久しぶりです。お母さまの熱心配ですよね。
このまま熱が下がらなかったらまた連休に突入するし明日の様子で私なら病院に行くと思うのですが、
その前に病院に電話をして指示を仰ぐと思います。
万が一感染症なら解熱剤を多用するのもいかがかと思いますし、
今夜は注意深くお母さまの様子をみていて差し上げてください。
食べ物は無理をして食べる必要はないと思いますが、水分は補給してね。
役に立てない書き込みですが、でもその心細い気持ち痛いほど分かります。
近くに、ある程度融通が利くホームドクターがいるといいのですが・・・。
↑みなさん、何か間違えがあれば教えてください。m(__)m

77 名前: 千春 投稿日:2007/05/01(火) 22:17
(すみません、連続で。)
ねねさん
そうですね。先生は万全とは思いますが、そこは一応しっかり押さえておいた方がいいです。
偽陽性でハーセプチンを投与しても効果なく高価なだけですものね。

opalさんのコメント。とてもためになります。

78 名前: じゅん 投稿日:2007/05/01(火) 22:20
千春さん、お返事ありがとうございました。
さっきまた、計ってみたら38度3分でした。少し体も楽になったようです。
このまま少し様子を見てみたいと思います。今通院している病院が都内にあるので、遠くて行けないのですが
以前行っていた病院にでも明日の様子をみて、行きたいと思います。
ありがとうございました。

79 名前: みゆき 投稿日:2007/05/02(水) 09:52
>>64
>>65
ご意見ありがとうございます。
セカンドオピニオンについては
先日、国立がんセンターの受付に問い合わせをしたところ、
乳がんは大変込み合っているので、
アポは8月くらいになってしまうとの事でした。
それでも、この機会に主治医とは別の専門家の話を聞きたいと
考えておりますので次回診察時に紹介状を主治医にお願いするつもりでいます。
こういった場でならUP TO DATEな情報を得られたり
このトピックについて新しい、あるいはよかった、という情報などが
得られるのではないかと期待しています。
なにか情報がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

>>じゅんさん(横レスですみません)
お母様の熱さがられてよかったですね。
私も以前AC-Tをやっていたとき、いつの間にか腕にぶつぶつができていて、
すぐ病院に電話したら、すぐ来院くださいといわれまして、
帯状疱疹(抵抗力がさがるとよくあるそうですね)ということで1週間入院しました。
こうやって細かな症状を気にしてくださるじゅんさんがいて、
お母様も幸せだろうと御察しいたします。
本当にこの病気になって、周りの家族のサポートがありがたいと、思います。

>>ねねさん(横レスですみません)
全摘同時再建を予定されているそうですね。正直うらやましいです。
主治医からその可能性は聞いていなかったので、
私は温存にするか全摘にするか手術当時まで悩み全摘したものの、
やはり片胸が目が覚めたら突然無くなっているのですからかなりショックをうけました。
主治医からは「一所懸命戦った傷後だから誇らしくおもってもいいんじゃないか」と
励ましを受けたり、アラーキーの「乳房・花なり」等をみて勇気を貰ったりしています。
ただ自身のことよりパートナーに申し訳ないと思う気持ちもあり、
今は骨転移のことでいっぱいいっぱいですが、いずれシリコンをいれてみたい!と
思っています。CNJのサイトにもシリコンの情報や再建についての情報があり
初期情報導入としては勉強になりました。もしご覧になっていなければどうぞ。

80 名前: ねね 投稿日:2007/05/02(水) 15:44
>>みゆきさん
お返事いただきありがとうございます!
こちらの有益な掲示板も先日見つけたばかりで、CNJの存在も知りませんでした
早速CNJのサイトにも行ってみました
本当に有益な情報を教えていただいてありがとうございます
ご縁に感謝です
私もセカンドオピニオンの先を探しております
国立がんセンターは今から予約で8月ですか?ずいぶんと先ですね。。。
よい先が見つかるとよいですね
私は告知を受けたときに京都の澤井先生のところへ行きました
すぐ手術か術前科学療法かアドバイスをいただきました とてもお話しやすい先生でした
手術前の今、また京都に行きたかったのですが、M病院の吉本先生に予約を入れました
5月末に予約を入れることができました
学会がこの頃あり、空きがあまりないようです
ちなみに受診をしているのは神奈川の聖Mです
的確なアドバイスを得られる先生はどうやって探せばいいのか、右往左往です
みゆきさんによいセカンドオピニオン先が見つかりますように




81 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/02(水) 21:12
狸です
>>56しほさん
考えてみれば一度もコメントしていなかったような、、、
大変失礼しました。
前に戻って記載内容をざっと拝見しましたが、確認させてください。
>>56での”プラス”というのは、ホルモン受容体プラスですか?それとも切り取った癌の縁に癌が見えていた”断端陽性”の意味ですか?治療の流れ的にはホルモン受容体陽性の意味と思いますが・・・。
上記以外のことを拝見する限り、癌が小さいこと、温存であること、ホルモン受容体陽性(らしい)事から、放射線療法をし、ホルモン療法剤を5年飲むことは標準治療に則った治療であると思います。どの薬剤を選ぶかは主治医の考え方などがありますが、最新のSt.Gallenコンセンサス会議(2年に一度の世界中の乳癌専門家が集う会議のことです)の議論から、どの薬剤を選択することも大きな間違いではない(つまりどれも一定の効果が期待できる)とされているようです。

82 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/02(水) 21:12
狸です
>>60シナモンさん
ご指摘のような事象は今年のSt。Gallenコンセンサス会議(2年に一度の世界中の乳癌専門家が集う会議のことです)で議論があったようです。参加した著名な医師から伺ったところでは、閉経前のホルモン受容体陽性患者さんでの化学療法の有用性は多くの部分が化学療法による副次的な閉経状態が寄与している、という考えがクローズアップされたそうです。この議論は以前からあったのですが、近年の若年乳癌患者さんの増加により、化学療法の実施と閉経状態の関係が話題となってきて、術後補助療法としての人工閉経操作(ゾラデックスやリュープリンの投与)が2年で十分なのか?との議論を結びついたものと思います。現段階で、2年以上のゾラデックス治療は”十分考えうる”ものと判断されると私は思います。現在40歳との事ですが、おそらくゾラデックス中止で早々に生理の復活があり、それは乳癌の再発にはあまり好ましくないと思われます。よってゾラデックスの追加投与はシナモンさんから主治医に対しお願いしても差し支えないと思います。なお私が聞いた範囲ではゾラデックスのみ中止し、ノルバデックスのみ投与を続行すると40歳ではほとんどのケースで生理の復活があると思います(もう少し年齢が上がるとノルバデックスのみでも閉経に至ることがある)。

83 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/02(水) 21:12
狸です
>>61観さん
タキソールは乳癌治療に使われる薬剤の中で最も効果の高い薬剤の一つです。骨転移に対しても効果が期待できます。またビス剤はおっしゃるとおり骨転移に対しての有効性が確認された薬剤です。

84 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/02(水) 21:13
狸です。
>>62みゆきさん
まずお断りいたしますが、強い抗がん剤、弱い抗がん剤との分け方に難があるように感じます。
おそらく以前受けられたAC-T(全部注射剤ですね?)の副作用が強かったため(吐き気やだるさ、神経症状などが出ましたか?)そのイメージが残っておいでかと思います。
これまでにゼローダの治療を受け、徐々に効かなくなっている状況の様子ですので、薬剤を換えるのが基本的な考え方です。候補としては主治医の言われるナベルビンが現実的かと思います。しかしおそらくはナベルビンの副作用を恐れておいでかと思いますが、ナベルビンは血管痛以外はほとんど問題にならない薬剤との評価が一般的です。好中球減少もあるのですが、これは回復製が高く、多くの場合問題にならないようです。
一方のTS-1はゼローダと系統が同じ薬剤であるので、この局面でTS-1かナベルビンのどちらが期待度が高いかといえばやはりナベルビンになると思います。ただしいわゆるエビデンスが揃っているわけではない(タキサン使用後にナベルビン、TS-1、ゼローダを比較した試験は無い)のですが、、、、。
ご相談の場合、期待度の低い薬剤を副作用をできるだけおさえて使う、と考える方が合理的と考えます(みゆきさんのおっしゃる、まれに効く人に賭けてみたい、というのは私は賛成しかねます)。ですから血管が細い、との点も考慮し、静脈ポートを留置してナベルビンを使うことが第一選択ではないかと思います。ご参考になれば幸いです。

85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/02(水) 22:20
>>56しほ様、
ホルモンが陽性(+)であることは、お母様がホルモン療法をされるということから、
確実であるとは思います。でも、手術で切除した部分の一部がプラスだったというのは、
やはり千春さんがサイトを紹介されていたように、切除したものの断端が陽性だった
ということかと思います。なぜなら、温存後の放射線治療を6週間受けられる予定とのこと
ですので、全部で30回の照射となります。
原則的には、断端が陰性の場合の放射線照射は25回で、断端陽性の場合には、
30回とされていますので、断端陽性である可能性は高いと思います。疑問な点は
主治医に尋ねれば、説明してもらえると思いますが、断端陽性の場合には、
その分、放射線を多く照射するので、それで対応できると思いますので、
心配しなくても、だいじょうぶなのではないかと思います。
もしも、放射線の追加照射では、対応し(消滅し)きれないような
癌の性質や、拡がりなどの取り残しが判明すれば、医師は再手術によって、
追加切除をしたり、全摘するなどの提案をするはずですので。



86 名前: 投稿日:2007/05/02(水) 22:58
観です
狸さん御返事ありがとうございます とても安心しました 実は治療を受けているのは母なんです 私の大事な母です タキソールは効果があると知り副作用で髪が抜け初めてますが乗り越えられそうです…また、ビス剤は担当医の方から進められなければ使ってもらえないのでしょうか?効果が期待できるのであれば患者(家族)側から希望してみても良いものでしょうか…
母には10年20年先も元気でいて欲しいのです…
狸さん、御返事本当にありがとうございます

87 名前: とーりすがり 投稿日:2007/05/02(水) 23:04
>>85
また悪い癖が出た?
>放射線を多く照射するので、それで対応できると思いますので、心配しなくても、だいじょうぶなのではないかと思います。

アンタは専門家なのか?

>切除したものの断端が陽性だったということかと思います。

こんな言い方していいのか?
>>81で狸さんが確認しているんだからその返答を待ってから書きゃいいだろうが。



88 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/03(木) 00:22
狸先生とは異なる意見を書かれた東の空先生にも、以前から、
同様の茶々とも言える批判を書いていらしたようですが、
狸先生を尊敬されている同業の薬剤の専門家でいらっしゃるの
でしょうか??
よくよく文章を読み返されてから批判したらいかがですか?
上のように述べた理由・根拠はきちんと示していますし、
この程度のことは乳癌の温存手術をして、自分なりにネットや本や主治医の先生に
質問するなどして、そのことについて勉強した患者にとっては
常識と化していることです。
人のレスを批判するのは実に簡単なことです。
その暇があるならば、もっとあなたが持っている有益な情報を
患者さんやその家族の方達に提供されてはいかがですしょうか?

89 名前: しほ 投稿日:2007/05/03(木) 01:02
狸先生…お返事ありがとうございます。あらためまして初めまして。いつもお心強いご意見拝見させて頂いております。母の件ですが、切除した部分の端ではなく中の腫瘍の近くにプラスの所があったとの事です。また、水が溜っていると言われましたが、母は痛みとかはなく普段通り変わらない生活をしております。今、次回の診察に向けて放射線&ホルモン療法についてこちらでのみなさんのカキコを参考に勉強中です。また狸先生はじめこちらにご相談に来ると思います。ご指導よろしくお願い致します。

90 名前: しほ 投稿日:2007/05/03(木) 01:17
名無しさん@癌掲示板様…遅くなりましたが初めまして。適切なご意見ありがとうございます。プラスの出た場所を母は腫瘍とは違う所と言ってましたのでもう一度端だったのか確認してみます。1回のあてる量は聞いてませんが、やはり60回は多い方なのでしょうか?

91 名前: しほ 投稿日:2007/05/03(木) 01:22
連カキコすみません。名無しさん@癌掲示板様…6週間を60回とカキコしてしまいました。6週間30回の間違いです。すみません。

92 名前: 千春 投稿日:2007/05/03(木) 02:13
しほさん
狸先生にコメントを頂いて、本当に良かったです。

切除断片が陽性と私が勝手に思い込み大変申し訳ありません。
『プラス』はホルモンがですか?切除断片がですか?
狸先生がおっしゃる通り正確な確認をまず取らないと話しが大きくズレていきます。

93 名前: とーりすがり 投稿日:2007/05/03(木) 07:35
>>88
断端陽性なのかホルモンレセプタープラスなのかしほさんの文面からは判断つかないだろ?なのにアンタはしったかぶりで断端陽性と決め付けてるのがおかしいよ。しかもその根拠が放射線療法の実施方法だろ?薬物療法以上に放射線療法なんて統一されていないんだから分からないだろうが。それに断端陽性と断定して相談者に何の利益があるんだ?知識をひけらかすのはけっこうだが、相談者は悩んだ上でここに書いているんだから意味なく不安にさせるような記載をすべきじゃないと思うがな。

94 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/03(木) 09:01
そう、私達患者は意味なく不安にさせるような書き込みは慎みましょう。
もちろん専門家の方でもそのあたりを当然心配っておられるのがわかりませんか?
85さんはちょっと行き過ぎてて気になりました。
88さんもお控えいただければと思います。

95 名前: しほ 投稿日:2007/05/03(木) 17:04
こんにちは。私が中途半端なカキコをして、こちらを乱してしまったみたいで大変申し訳ありません。私もそれぞれのご意見としてしっかり拝見致しておりますのでみなさんありがとうございます。先ほど母に再度確認した所、やはりみなさんのご判断通り断端陽性(+)との事でした。すみません。母にこちらでお心強いご意見を聞いている事を伝えた所、早速母なりに予習復習しております。放射線治療開始まであと4日…今は母の緊張を少しでもほぐせたら…と思って接しています。

96 名前: みゆき 投稿日:2007/05/04(金) 12:11
>>狸先生
ご意見ありがとうございます。
骨転移が発覚後、心理的にずっと動揺し続けていたので
主治医から転移に拡がりがあったことや、
FEC治療の提案があったことでさらに動揺してしまった面もあり、
現在の方針を複数の専門家の方から妥当だとご意見を伺えれば、
あきらめもつきます。
やってみて、あまりにも薬が合わなければやめればいいよ、と
主治医の励ましもあり、とりあえずナベルビンをうちはじめました。
その日下し気味で、現在あちこち小さな引きつるような痛みがあります。
おそらく話にきく血管痛なのかなと思っています。
来週第2回目を注射する予定ですができるだけ気持ちを明るく持って
がんばりたいと思っています。
こちらで相談させていただいて、大変励ましになりました。
ありがとうございます。

しかしながらせっかくの機会なので、他の病院の先生のお話も
伺うつもりでいます。

>>ねねさん
すごくアクティブに診療を受けられているのですね!
名医と呼ばれるような先生に診ていただいていらっしゃるので
きっと手術もうまくいくでしょう。お互いがんばりましょうね!

>>観さん
現在お母様がタキソテールとビス剤の治療を行なっていらっしゃるということで
ご心配のことと思います。
私は専門的なことはわかりませんが、患者として言わせてもらえれば
私の場合、骨転移が発覚したころ、首や肩などたいへん辛い痛みがありましたが
ゾメタ(ビス剤)を打ち始めて途端に痛みが消え驚いたと同時に
大変助かった覚えがあります。骨転移は骨折などの注意も必要なようですが
とにかく本人にとってみれば痛いのは嫌!という正直ありますので
ゾメタはたいへんありがたい薬だ~と思っております。

97 名前: としこ 投稿日:2007/05/13(日) 07:38
 始めまして、掲示板を拝見して大変参考になりました。私の経過を報告させていただきますので、何か助言などがあればよろしくお願します。
 平成12年2月に初期の多発乳癌(2箇所)と言われました。温存手術を受け、脇のリンパ節に転移なし、放射線45グレイと、4年間タモキシフェンを内服しました。しかし、2年後、咳がひどくなり、CTで肺に4mmの影が発見され、経過観察をしていました。平成17年4月にCA15-3CT、秋にCTで原発性肺癌の疑いとされ、主治医から紹介された呼吸器内科で定期的に検査を受けていました。平成18年9月ごろから咳が続き、CTで1㎝になっていたため、PETCT、骨シンチを取り、その結果、手術を行いました。
 手術は胸腔鏡による部分切除、その後の病理診断も乳癌の転移と言うことで、平成18年12月から抗癌剤が始まりました。
 アドレアシンとエンドキサンの点滴を3週間ごとに4回が終り、ドセタキセルの点滴を3週間ごとに2回終り、予定ではあと2回残っています。ドセタキセルはACの時と違い、吐き気や嘔吐が無いのでとても楽ですが、ドセタキセルになって2回が終わった後から不整脈がひどく、デカドロンを3日分飲み終えた頃からは、足のシビレと痛み、口から心臓が飛び出しそうな、体の中で世界大戦が起こっているような状態でした。こうした状態が2週間から10日くらい続きました。点滴をして、3日目に受診し、心電図をとった後、循環器を紹介され、そこで心エコーを撮りました。
 その結果、抗癌剤の副作用を抑えるためのステロイドの副作用ではないか、またむくみのために処方されていたラシックスにより、低Kになっているのではとの診断で、ラシックスは止めた方が良いかもしれない、循環器的には残り2回の点滴は可能と思われるとの返事が乳腺外科に届きました。
 ドセタキルの2回目を終えて、あの不整脈とシビレ、痛みが重なり、もしかしたら副作用で死ぬのでは、と考えたりするようになりました。現在は、むくみと足に少し残ったシビレと両手の真っ赤になった発疹、かゆみのみですが、デカドロンのためとラシックスの副作用で、不整脈がひどくなっていると循環器で言われたことにより、次回からデカドロンやラシックスをやめられたりしたら、それも困るし・・・と思うと、次回の点滴後がとても怖いです。
 かといって、転移のため治ることはありえないのかも知れないけれど、肺への転移もPET上では一箇所のみで、手術できたので、もしかすると治るかもしれないと思うと、予定の抗癌剤は頑張りとおしてから、ホルモン剤の内服に移りたいと思っています。
 副作用の本や、体験談の本を探してみましたが、なかなか見つかりません。副作用も人により違うと思うのですが、皆さんはどんな経験をして、どのように切り抜けているのでしょうか。参考にさせていただきたいので、投稿させていただきました。

98 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/13(日) 20:05
>>97 としこ様へ、

肺の転移もまだ局所で小さいうちに手術で切除できて、よかったですね!

デカドロンは抗癌剤治療の副作用、特に制吐剤として使われるようです。
私が2004年に乳房温存手術後に抗癌剤の術後補助療法を受けた病院でも、
ACをやった時に処方されました(ACを4サイクルのみで、タキサン系は
やらなかったのですが)。
私の場合にはACをやっても吐き気や嘔吐はなかったのですが、かえって
ACの点滴の前にやる吐き気止めのカイトリルとデカドロンの点滴のために、
便秘に悩まされてしまい、内服薬として処方されたデカドロンと
カイトリルは一切飲まずに、緩下剤だけを飲んでいました(これは
決していいやり方とは言えないかもしれません)。
全然、副作用の症状が違っていて、殆ど参考にはなりませんね。すみません...。

ただ、AC(アドレアマイシンとシクロフォスファミド)のAは
一般的には特に心毒性が強く、心筋障害や不整脈などの副作用も起こることも
あり、吐き気や嘔吐の副作用が強いとされている抗癌剤です。
私もACをやった直後だけ心臓がドキドキ、バクバクしましたが、その後は
治りました。

不整脈はそのACの副作用が遅延性のものとして出てきたのか、
続けてタキソテールをやったり、ステロイド剤のデカドロンや
利尿剤のラシックス(デカドロンやラシックスには特に
不整脈の副作用はないようですが)などを飲んで、
その副作用が増強されたのかわかりませんが、デカドロンやラシックスは
中止した方がいいとお医者さんが言うのであれば、そうした方が良さそう
ですね。

でも、タキサン系(タキソールやタキソテールなど)は
末梢神経障害などによる手足のしびれや、手足の爪が紫色や黒っぽくなるなどの
副作用があるものの、あまり吐き気や嘔吐の副作用はない抗癌剤とされているので、
デカドロンは飲まなくても嘔吐に関しては大丈夫かもしれません。
デカドロンがかえって浮腫みを招くという副作用がある
ようですので、もしかしたら、かえって、やめたら浮腫みが治るかも
しれません(腎臓機能などが低下していて、浮腫んでいるわけでないの
ならば)。

デカドロンを飲むことによって、手足の痺れが解消されるのかどうか、
よくわかりませんが(炎症を鎮める効果があるので、それも期待できるのかもしれませんが)、
漢方薬など副作用が比較的少ない薬を、大病院の漢方クリニックなどで、
処方してもらうという方法もあるかもしれません。
カネボウやツムラから出ている補中益気湯などは、病院で処方されなくても、
ネット上で通販で買えるようですが、私は現在、これを大学病院で、
漢方専門の先生に処方されて飲んでいます。効果のほどはまだ飲み始めたばかりで
よくはわかりませんが...。

一応、補中益気湯の効能としては下記のようなものがあるようです。
1.免疫力を高める(マクロファージやナチュラルキラー細胞を活性化させたり、
 白血球を増加させることによって)
2.消化器系統の機能の改善。
3.抗腫瘍効果も期待できる。
 (生姜、ニンジンなど10種類の生薬からできていて、
 抗酸化作用、癌予防効果などがあるとされる生薬が含まれているので)
4.手術などで低下した体力の回復や、抗癌剤や放射線などによる副作用を
 軽減させる。


再発転移は絶対に、完治することは不可能であるというわけではなくて、
初期治療に較べれば完治は難しいというだけのことで、かなり個人差はある
のではないかと思います。
抗癌剤とホルモン療法の全身療法で散ばっているかもしれない
癌細胞を消滅させたり、増殖を抑制することも可能かもしれませんよね。
そう信じていた方が治療効果も絶対に上がると思います。
自然に免疫力もアップし、辛い副作用にも耐えながら治療にも励めるのでは
ないかなと思います。

また、精神的なものも抗癌剤の副作用の出方に関係すると言われているので、
あまり心配されない方がいいかと思います。実際にはなかなか難しいですけれど。抗癌剤をやらなくても、
過労やストレスによる心労は心臓にも悪く、不整脈を起こしやすくなるようです
ので...。副作用があまり出ずに、残りの抗癌剤治療も無事に乗り越えられますように、
祈っております。

99 名前: としこ 投稿日:2007/05/15(火) 00:43
 >>98名無しさん、御返事をいただきありがとうございます。
 今日は3回目のタキソテールの点滴でした。「心臓そのものには問題無しの返答があるので、今日は今までとおりでやってみましょう」と言うことになりました。今のところ無事です。
 デカドロンは、先生は一番の目的を制吐剤としているのかは解りませんが(カイトリルも使用しています)、私は化学物質とか、薬に対して比較的副作用が強く出るような体質だと思っています。タキサン系の副作用としてアレルギー症状がありますが、一番気になっていたことはアレルギー症状なので、ステロイド剤の量、種類は解りませんが、使ってもらった方が安心なので、先生の「そのままやってみましょう」にもう一度かけてみることにしました。
 ラシックスについては、薬を飲むのが半日遅れると、パンパンに浮腫みが来るので、少なめですが、継続してもらうことになりました。
 名無しさんに教えていただいた漢方に関しては、また症状に応じて先生に相談してみようと思います。
 名無しさんが書いてくださったように、病気は自分との戦いのように思っています。ACの一番最初の時の大変さを思い出し、家族や、周りの人々の応援に応えるためにも、やはり明るくしているのが全てにおいてベストだと思います。御助言をいただきありがとうございました。

100 名前: おふく 投稿日:2007/05/15(火) 03:37
昨年、9月に先スレで母の病状について質問させていただきました、おふくと申します。
先日、主治医から言われましたことについてご助言いただきたく、書き込ませていただきました。

母のこれまでの症状については以下の通りです。
母は54歳、7年前に左胸と脇下リンパ節に転移が見つかった為摘出(左胸は全摘)。1年半後に肋骨、鎖骨、腰椎に骨転移していました。
その後、放射線や抗癌剤治療を続けているのですが、確実に骨転移箇所は増えています。
2年前からタキソールを月1回+ゼロータを経口で、昨年2月からはタキソテールとアレディアを月1回+ゼロータを経口で投与していま
したが、腫瘍マーカーの数値が思わしくない為9月からはタキソテールをナベルビンに変更、アレディアをゾメタに変更しました。
ナベルビン投与にあたっては右胸上に静脈ポートの埋め込み手術を受け、2月までそのポートを使用していたのですが、骨転移の進
行で使用できなくなったため、左股関節付近に新たにポートを埋め込みました。その際、最初のポートで使用していたカテーテルが
はずれて体内を巡っていたため、その除去手術に4時間もかかってしまいました。この手術がたたったせいか、体力が一段と落ちた
ように思います。
その後2回ほどナベルビンの投与をしたのですが、4月頭の血液検査でマーカー値が上昇した結果、ナベルビンは効いていないのでは
ないかと主治医から話がありました。主治医は、ナベルビンの後は使える抗癌剤がないので未承認薬(名称は不明です)を使う、
これが効かなければ他に薬がないので打つ手がない、と言ったそうです。
現在、肝臓の数値が悪い為(3月までは2桁だったものが現在は3桁)、そもそも抗癌剤治療は行えないでいます。また肝臓への転移を
疑って、明日MRIを受ける予定です。その上、ゾメタの副作用で下顎に違和感があるため、ゾメタの投与も行っていません。

母が腫瘍マーカーの数値など余り細かい情報を教えてくれない為、曖昧で大変読みづらい文章になってしまって申し訳ありません。
主治医の話を聞いて、そうでなくても気落ちしていた母が、更に憔悴しきってしまいました。何とか少しでも希望をもたせられれば、
と思っているのですが、自分でもどうすればよいのか途方にくれています。

101 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/17(木) 08:22
狸です。
>>97としこさん
ちょっとタイミングを失してしまいましたか。。。
拝見しましたところ、三人(?)の医師が出てきまして、主治医、呼吸器内科、循環器とかかっておいでとのことですが、情報が主治医に集まっての治療がなされているようですので、まずは主治医の判断に従うのが原則と思います。現在行なわれているのは乳癌の治療そのものであり、呼吸器内科や循環器での判断は全体の治療に関係する情報提供あるいはコメントとなるからです。
私の個人的な印象では、不整脈は元々少しその傾向があったのかもしれませんが、アドリアシン、ドセタキセル、ステロイド、ラシックスのいずれでも起こる可能性があるため、なんとも分からない、という感じです。ですが、ご懸念の通り、乳癌の撲滅の可能性がある限り、ドセタキセルは完遂したいところです。ただし循環器の副作用はかなり慎重な対応を求められますので、まずは状況をよく主治医に説明し、治療継続についてはその不安も訴えて、治療への反映をお願いしてください。もしドセタキセルのせいであれば減薬や投与延期なども視野に入りますので。
医師らの症状を見ての判断と異なり、ここではあくまで文面からの判断になるため、はっきりしない物言いで恐縮ですが、全体の印象では治療を行なうに際し、非常にきっちりした検査を行い、治療の内容もほぼ間違いないものと思いますので、やはり主治医の判断が尊重されるべきと思います。

102 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/17(木) 08:22
狸です。
>>98名無しさん
非常に長大な文章ですが、何をおっしゃいたいのですか?
ぶしつけながらここで漢方薬を勧める意義はどこにありますか?はっきり言っていないものの、自己判断による投薬中止や市販品ではあれ漢方薬を提示するなど、、この状況ですべきことではありません。文面からしか判断できないのに、症状を見た上で治療を考える主治医の判断を翻すことができるとは到底思えませんが?
また全体的に伝聞やネット上の情報を聞きかじってものを言っている印象がぬぐえません。発言に際しては慎重に対応すべきと思います。

103 名前: スプン 投稿日:2007/05/18(金) 19:13
20歳女です。すみませんちょっと質問させて下さい。
ホルモンバランスの崩れによる不正出血の為、週1のペースでホルモン注射に通っています。
医師から詳しい説明を受けていなかったので、ネットで調べたところ、私が今しているのは「カウフマン療法」というものらしいです。
しかし友達と話していると、ホルモン剤は乳癌になるリスクが高まる、との事。
ネットで調べたらそれらしい記事もいくつか発見しました。
3ヶ月は続ける治療らしいです。
とても不安で…
どなたか、ホルモン剤と乳癌の関連について詳しい方おいでませんか?
それとも確信のない単なる噂なのでしょうか…?
場違いな質問失礼しました

104 名前: おふく 投稿日:2007/05/19(土) 02:42
たびたび申し訳ありません。

先日のMRIの結果が出ました。4月初旬のCTでは肝臓に影は認められなかったのですが、
今回のMRIでは、肝臓全体に泡のようにびっしりと癌が転移していたそうです。
主治医からは、「この状態では夏を越せるかどうか分からない」という余命宣告同然の
説明が母にあったそうです。
また、もう治療法が無いので緩和ケアのみをしてその時を待つのか、体全体の状況は悪
くなっても以前たまたま使わなかった抗癌剤(母に聞いても、名前を覚えていないのです
が…)を使用して抵抗してみるか、どちらにするのかという選択を迫られています。肝
臓癌に対しての直接的な治療は何も提示されていません。
母自身は、その時をただ待つ事は出来ない、と抗癌剤治療を選択すると言っています。
家族も母の意思を尊重するつもりです。
皆様のご助言を可能でしたら頂きたいのです。本当にもうこれ以上何も出来ないのでしょ
うか。それともセカンドオピニオン等を行い、他の治療法を模索した方がよいのでしょ
うか。
どうか、よろしくお願い致します。

105 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/19(土) 10:37
おふくさんへ

私は、一患者なので、治療法のことは何もアドバイスができないのですが・・・。
「再発乳がん末期」のスレッドで、

「緩和ケアなんでも掲示板」
http://park1.wakwak.com/~pocky/cgi-bin/sbbs.cgi?id=kotaroworld

というサイトが紹介されています。
こちらでも相談にのっていただけるのではないでしょうか。







106 名前: としこ 投稿日:2007/05/19(土) 15:16
>>101狸先生、御返事をいただきありがとうございます。
 今週の月曜日に後半3回目の点滴が終わりました。
 現在の状況ですが、デカドロンを3日間飲み終わった木曜日の夜
から痺れが全身に出ています。またチクチク刺すような痒み、ACの
時に出ていた吐気と頻尿・残尿感などの膀胱炎症状があります。
 一方、今回は全く不整脈や浮腫みがありませんので、今のところ
ラシックスは飲んでいません。とても不思議です。
 狸先生のコメントには、大変勇気づけられました。今後も主治医と
相談しながら、残り1回もやり遂げたいと思っています。

107 名前: 千春 投稿日:2007/05/20(日) 17:12
>>104 おふくさん。大変お辛い状況をお察しします。
肝臓に直接行う抗がん剤治療肝動注は、肝臓がんや他の癌種と違い乳がんではあまり一般的には行われません。
やはり多くの病院ではお母さまの体力と気力が許す限り全身化学療法に期待すると思います。
(主治医に肝動注の可能性やデメリットを聞いてみられても良いとは思いますし、
これからの治療に納得して取り組むためにセカンドオピニオンをするのも間違えではないとは思います。)

今日おちゃ先生が書き込みをされた、本館・初めて来られた方へスレの794のコメントが家族のするべき事と思います。是非御覧くださいね。
お母さまが闘い抜くと決断なさったのです。
勝利を信じ、そう決断されたお母さまを誇りに思いながら、傍らで寄り添い続けて差し上げてください。
使用する抗がん剤の名前が分かればこちらでも色々教えて頂けると思います。
そして積極的な治療に常にセットで苦痛の緩和は重要です。
お母さまからの些細な言葉やサインも汲み取って、主治医とのコミュニケーションの潤滑油の役割も果たしてください。

未来は誰にも分かりません。
いつも私が考えるのはガチガチに決め付けるのでなく『仮縫いの展望』です。
どんな事態が起きてもある程度柔軟な対処が出来るように、
今後化学療法が始まってから考えられるいくつかの事態への対処を頭の中で整理しておくといいかも知れません。
(言うは易し行うは難しではありますが。)

奏効しますように!!!

108 名前: 投稿日:2007/05/21(月) 10:37
はじめまして。
ぜひアドバイスと言うか知っている方がいたら教えていただきたいのですが。

母が乳がんで千葉の方の病院にいっています。
私は関西に住んでいて病院に一緒に行ってあげれないので詳しいことがわからないのですが。
抗がん剤を打ちに病院に行くんですが、「肝臓の数値が高すぎて抗がん剤が打てない」と言われて何度か延期されてるそうです。
それでMRIか何かわからないんですが、撮ったら影のようなものが見えるそうなんですがお医者さんが「結石かもしれない」と言うそうです。
お医者さんに肝臓の数値が高い原因を聞いても「わからない」と言われて抗がん剤投与が延期されてます。
それで有明の病院に行ってみたそうなんですが、そこでは「半年も治療を進めているので今から転院は出来ない」と言われたそうです。

肝臓の数値が異常に高い原因とはどうゆう事が考えられるでしょうか?
あと半年も別の病院で抗がん剤を投与している状態でいまさら転院とか出来ないのでしょうか?

109 名前: まいける 投稿日:2007/05/21(月) 19:41
暁さん
心中お察しします。身近にいないと心配は募るばかりですね。
差し出がましいようですが、お母様の投与している抗がん剤は、なんと言いますか?
名前だけでもわかると、お答えになる方もわかりやすいと思います。
薬剤によっては、肝機能の数値が上がってしまい結果的に中断と言う場合もあります。
薬剤を中断して肝機能数値が回復すれば、薬剤性のものということになります。

「肝臓の影のようなもの」と言うのも精査していただくべきです。
ちなみに、有明はセカンドオピニオンは可能ですが、転院として新規受け入れはしない方針であると思います。
半年治療しているからではなく、転院を受け入れないということです。

別な病院では可能の場合もあると思います。
千葉のどちらかわかりませんが、がんセンター東(柏)は門戸も開いているのではないでしょうか。

確実な情報ではないので直接確認されるのが肝要ですが、ご参考になればと思いました。


110 名前: おふく 投稿日:2007/05/22(火) 01:46
>>105 名無し様
>>107 千春様
レスをありがとうございます。
すっかり落ち込んでいたのですが、レスを頂いたことで何とか気持ちが上向く
事ができました。私が落ち込んでいては、誰が母を支えるんだという気持ちで
頑張って行きたいと思います。

昨日、父と母にはこれからの治療方針について主治医との間で話し合いがされ
ました(私は同席できませんでした)。今までに使用しなかった抗癌剤を使って、
全身化学療法を行う事になったそうです。前もって父に、肝動注とスフェレッ
クス治療の資料を癌センターのサイトから印刷したものを持たせ、主治医に質問
してもらいました。主治医は、母の肝転移の状況でこんな治療をすれば直ぐに死
んでしまう、と答えたそうです。理由は、癌細胞が肝臓全体に散らばっており、
肝機能の数値が悪いからだそうです。スフェレックス治療については、あまり
詳しくないようだったそうです。
これで決心がついたので、近日中に癌研有明病院にセカンドオピニオンに行くつ
もりです。
使用する抗癌剤名やその他数値がわかり次第、またこちらに書き込ませていただ
きます。その際は、ご助言よろしくお願い致します。

111 名前: 投稿日:2007/05/22(火) 09:45
>>109 まいける様
アドバイスありがとうございます。
抗がん剤の名前がわかればいいんですが、本人に聞いても「わからん」と言われてしまって・・・
「肝臓の影のようなもの」と言うのは検査した結果、お医者さんに「影のようなものが見えるなぁ。結石かな?」と言うようなことを言われたそうです。
どうゆう検査をしたのかわらないのですが、レントゲンかMRIなのか・・・

有明は転院は受け入れないのですか・・・
本人が有明に行った時に「半年、治療してもうてるから転院は無理」と言われたようでずいぶん気にしてたので。
この場合は有明にまずセカンドオピニオンを受けに行った方がいいのでしょうか?
千葉の船橋の方で母は今回の治療のために関東に行ってるので関東の地理も詳しくないし交通で体に負担をかけるのも良くないので浦安の病院にしたんですが。。。

112 名前: ときわ 投稿日:2007/05/22(火) 20:55
はじめまして。2004年8月にステージⅡbという診断を受け、左胸全摘出、脇のリンパ節を
郭清しました。 その後抗がん剤を6クール受け、ホルモン感受性がプラスだったので、現在はアリミデックス、ガスター20、ムコスタを
服用しておりました。
2月から腫瘍マーカーが連続して上昇し、骨シンチ等々検査をしたのですが、
何故マーカーが上昇を続けているのか画像を見ても異常は無いため、主治医と相談の結果、
ペット検査を受け本日検査結果を伺いに主治医の診察を受けました。
結果は、骨盤に転移、リンパ(脇の下)に転移との診断でした。

以前は多摩市の公立病院におられ、その際に手術を受けたのですが、その後東村山の
公立病院の副院長になられ移動されたのですが、とても信頼の出来るすばらしい
先生でしたので、今日まで多摩市から車で東村山市まで診察を受けに通っていました。

今回転移が確認され、これからの治療の方針を伺ってきました。
40回の放射線治療、リンパの除去手術、その後抗がん剤治療になるかもしれない
とのお話でした。ホルモン剤は本日からアリミデックスからフェデーラに変更されました。

40回の放射線治療を考えると、近い病院に転院したほうが、負担が少なく済むからと進められ、
川崎市にあるM大学病院の教授先生を紹介していただきました。

信頼する先生からのご紹介ですし、安心して新しい病院に通い治療を受ける気持ちはあるのですが、
さて、これから私にはどれだけ元気でいられる時間があるのだろう?と考えると気ばかりがあせってしまっています。

子ども達も成人し、独立しておりますので何も心配な事がありません。
現在、私はフルタイムで仕事を持っておりますが、会社は身体と相談しながらで良いから
席はそのまま残しておくからと言ってくれております。

後の憂いを残さず、治療に専念できる幸せを感じ、変な言い方ですが、幸せながん患者だと
思っております。
ただ、そんな私にも例えば仕事の事、親の事、家の細々した事等色々と始末をつけなければ
ならない事が沢山あります。
一概には言えないことは、充分に承知しておりますが、一般的に私の様な病状ですと
何年くらい、通常の生活が出来るのでしょうか?

長い文になってしまいました。どうぞヨロシクお願い致します。

113 名前: ときわ 投稿日:2007/05/22(火) 21:11
ホルモン剤の名前を間違ってしまいました。
正しい薬名はフェマーラ錠です。

114 名前: おふく 投稿日:2007/05/22(火) 21:56
度々失礼致します。
母に投与される抗癌剤名が分かりましたので、書き込ませて頂きます。
ご助言等、ございましたら何卒よろしくおねがいいたします。
使用する薬剤は、ファルモファビシン50mgとエンドキサン500mgだそうです。
本人は現在、オキシコンチンの副作用と原因不明の熱(38度台)で投与できるかも
分からない状態なのですが、出来るだけ効いて欲しいとそればかり願っています。


115 名前: おふく 投稿日:2007/05/22(火) 21:59
本当に度々申し訳ありません。
>>114のファルモファビシンではなく、ファルモハビシンでした。

116 名前: おふく 投稿日:2007/05/22(火) 22:02
>>115.114
正しくは、ファルモルビシンでした。主治医の字が汚くて読み間違って
ばかりしてしまいました。スレ汚し、誠に申し訳ございません。

117 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/22(火) 22:28
ファルモルビシン、エンドキサンはCE療法と呼ばれるものですね。
お母様の治療が奏効なさいますよう、心からお祈りしています。

118 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/05/22(火) 22:53
ときわさんへ

参考になるでしょうか・・・

http://www.oncoloplan.com/knowledge/treatment/breast%20cancer%20pharmacotherapy/14.htm

119 名前: ときわ 投稿日:2007/05/23(水) 21:09
>118様
情報をありがとうございました。色々と考えさせられました。
ポジティブに生きていこうと思いますが、転移性乳がんと診断された後の生存期間の中央値は33か月ですという
記述を読み、厳しいものなんだなと感じました。
また反面、今までの生き方を見直し、これからの生き方を真剣に考える時間を
もてた事は感謝です。

一つ質問ですが、転移している腋のリンパの部分に痛みを感じています。
前主治医の話ですと、腰の放射線治療をはじめにして、その後リンパの手術
になるとの事でしたが、リンパは40回の放射線治療のあとでも良いのでしょうか?
私は、リンパの手術で多分入院になるかと思いますので、その入院中に
並行して放射線を照射して欲しいとの希望があります。
素人なので同時進行が可能かどうかわかりません。教えていただければ嬉しい
のですが。。。ヨロシクお願いいたします。

120 名前: 118です 投稿日:2007/05/24(木) 20:08
ときわさんへ
以前、ある先生の講演で聞いたのですが、
33か月というデータは、10年前の国立がんセンターのものだそうです。
現在は、もっと長くなっているのでは、というお話でした。
10年以上元気でいらっしゃる方もいるそうです。
ときわさんの今のお気持ちはいかばかりかとお察ししてますが、
冷静に現実を見つめながら、真摯に自分の生き方を考えている様子に、
心うたれました。
私もステージⅡbで、転移の不安に苛まれながら生活していましたが、
ときわさんを少しでも見習って、一日々を大切にしたいと思います。


121 名前: ときわ 投稿日:2007/05/25(金) 08:59
>118様
お返事ありがとうございます。
手術をしていただいた前主治医の先生とのわかれ、新しい治療、病院への
不安がたくさんあります。
でも、それはすべて自分の人生だと思い、毎日自分らしく生きていこうと
思っています。

でも初めての放射線治療に対する副作用の不安がぬぐえません。
放射線治療を受けながらの、勤務はむりなのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
前回は、抗がん剤治療中も2日欠勤して続けたのですが・・・

122 名前: pon 投稿日:2007/05/26(土) 18:26
>ときわさん

放射線の照射ターゲットは骨盤なんですよね!?照射範囲に肛門も含ま
れますか??

実は私も以前に骨盤への放射線照射治療を4週間続けました。回数にし
て全23回です。
始めの内は副作用も無く安心して治療をしていたのですが,2週間を過
ぎた辺りから肛門が炎症する副作用に悩まされ排便の度に激痛に泣きま
した。
痔の症状を和らげる軟膏を塗っても一向に痛みが取れず.....
ダメもとで痛み止め薬:ロキソニンを飲んでみたら,これが結構効いた
んです!
痛みは有りましたが,薬を飲み始めて以来,あの泣けるほどの激痛は無
くなりました。
(始めからロキソニンを飲んでれば良かったと思っています)

それと放射線治療をしながら通勤は、、、についてですが,照射時間自
体はアッという間に終りますし前後含めて30~40分も有れば実通院時間
は済むものと思います。
病院から職場が近ければ十分通勤可能だと思いますよ。

あと“放射線治療”と“リンパの手術”の順序や並行治療されないのは
それなりのキチっとした理由があるハズなので、医師に納得のいく説明
を求められるしか無いと思いますが.....。

以上、ご参考になれば幸いです。。。



123 名前: ときわ 投稿日:2007/05/26(土) 21:31
<pon様
お返事ありがとうございました。
放射線の治療をしながら勤務を続けられる希望が持てました。

今日は通常通り出勤してきました。
なんだか、元気になって、バリバリと仕事が出来、
社会参加できるうちは頑張ろう!!って思います。

肛門にかかってしまうのかまだよくわからないのですが、
月曜日に新しい病院、先生のところへの通院がはじまります。
主治医の先生と良いコミュニケーションが取れればいいなと願っています。




124 名前: つつじ(さくら改め) 投稿日:2007/05/26(土) 22:41
昨年9月以来の記入です。(読み返した所翌月さくらで質問された方がおられた為名前変更します)前回はアレディア投与に関し皆様より情報頂きました。当時タキソテール投与が白血球減少にて滞り脊髄転移となりました。脊髄には効かないとタキソも中止。ヒスロンのみ服用が半年以上となります。今年に入り腰、右背中等激痛が走りコンチンが40>80>100と増えボルタレン坐薬でも痛みは消えず…。原因不明と言われ治療への欲が失せてしまいそうです。更に昨年春までにリュープリン注射三回打ったのですが、押すと箇所が痛いのです。注射と関係あるのか不安です。主治医は フーン で終了しました。あまりに痛い箇所が多く、骨転移では当たり前なのですか?再度転移先申します。右腋下リンパ(13コ切除)・肺(3ヶ所)・右鎖骨上リンパ・胸骨・右腸骨(16回照射)・左股関節・右第6肋骨・脊髄 で、ゾメタ点滴継続中です。潜在性な為原発箇所は二度切除しております。腕が頼りの生活から脱する痛みへの対処がありましたら教えて下さい。治療出来ず進行して行くのは厳しいですが笑う様にだけは心がけております。

125 名前: あん 投稿日:2007/05/26(土) 23:25
はじめまして。あんと申しますよろしくお願い致します。
どなたかラパチニブ(タイカーブ)が投与可能な病院をご存知ないでしょうか?
名前を出す事が不可能であればどの辺りというでけでもお教え頂ければと思います。
日本ではまだ未認可ということは分かっておりますが、今通っている病院では治験に入ることができなく、
自費ででもという母の希望を叶えられればという思いです。


126 名前: 千春 投稿日:2007/05/27(日) 03:51
>>124 つつじさん
お久しぶりです。つつじさんはその後パソコンを使用出来る環境は整われましたか?(私はまだ性懲りもなく携帯です。)

乳がんは認可されている抗がん剤も多く(>>37)つつじさんはまだお若く体力もあり、
骨転移だけでしたら命にかかわる事はまずないと言われる中、
確かに骨転移の痛みのコントロールは難しいにせよ、
主治医の怠慢はやはり謗りを免れないように素人の私には読めました。
痛みは何より治療の意欲を削ぎます。
>>105にも紹介されているサイトのこたろう先生は緩和の専門の先生です。
現状の疼痛コントロールに対しての不満やこれからの行動のアドバイスを質問されても良いと思いますし、
そしてつつじさんの内情も存じ上げないまま、このような踏み込んだ言い方はいけないのかも知れませんが、
乳がん治療の提案と共に疼痛緩和の助言を含め総合的に治療をして頂ける病院を、
転医も視野に入れ考えられても良い時期ではと私は感じます。
(自分でしたら今の状態にこのまま黙って身を置いておけません。)

とは言え今、日本緩和医療学会のサイトを閲覧しましたが、一般には会員名簿は見られないのですね。
患者サイドには非常に残念です。

http://www.m-clinic.jp/gannseitoutsuu.htm
や、在宅ケアデータベースのサイト
http://www.homehospice.jp/db/db.php
なども何か役に立つヒントになれば良いのですが。

がん難民と言われる者にならぬよう先を見越した慎重且つ賢明な行動が重要ですが、
私でしたらせめてセカンドオピニオンでも、主治医ではない主治医とは利害関係などのない専門家に助けを求め突破口を模索すると思います。
今のクリニックでこのまま治療を継続するかどうか…つつじさんのお気持ちはいかがでしょうか?

127 名前: つつじ 投稿日:2007/05/27(日) 12:07
千春さんへ
早速のお返事ありがとうございます。残念ながらパソコンは諦めました(様々な面で携帯がやっとです)あと2ヶ月で任継の社保も切れ医療費の戻りが減ってしまうんです。恥ずかしながら全て両親が負担しております。転院は私がしたいと切り出すといつも口論になっています。難しい癌を見つけてくれた、薄情なと…。何度か入院(させられた)や画像診断を繰り返すなか毎回手紙を持ち違う病院へ行ってます。近くに総合病院があるのに…。私は11才からテンカンの持病があり一人暮らしの頃から現在もその病院へ通院しております。しかし医者は患者の状況より派閥優先に思う事もしばしばです。あっスミマセン所用にて中断します!ごめんなさい。後程また記入します!m(_ _)m

128 名前: ゆぅ 投稿日:2007/05/27(日) 12:16
はじめまして。うちの母も4月に早期(0.9センチでリンパにも転移なし)乳癌て診断されてもう手術も終わったんですけど、一応抗がん剤をやるみたいなんです。  早期乳癌でも抗がん剤はやっぱりやるんですか…? 僕自身乳癌の知識なんてなくてどうしたらいいかわからなくて(;_;) 突然書き込んで質問してすいません。

129 名前: つつじ 投稿日:2007/05/27(日) 15:31
先程は大変失礼しました。昨年末から通院に付き添い続けた母が疲労からかダウンしてしまって…。私自身全身の痛みでスローな動きしか出来ず歯がゆいです。何とか総合病院の外科受診を一度受け見解を聞こうと思います。シコリがなく胸骨痛が最初の症状な為一番にそこの整形外科受診したのですがX線では解らず、右腋の腫れが出て紹介で乳腺外科受診したのです。癌とは夢にも思わずに…。今の主治医は骨シンチ等の説明なく 異常無し とだけ。質問に対してもはぐらかすと言うか…敏感だと失笑されたり、持ってる(癌細胞の事かと)んだから仕方ない、とも言われ我慢し続けましたが体調と相談しつつ行動してみます。いつも適切かつ分かりやすいご意見をありがとうございます。医師の言葉って全てを奪う力があるのか気力無く過ごしてました。今の私は全て治療止め緩和ケアだけで何とか治療費削減したい、それだけです。

130 名前: 千春 投稿日:2007/05/27(日) 19:45
つつじさーーーん

つつじさんも携帯なんですね。では前述のサイトは見えませんか?
以前薬剤添付書が携帯でも見えると思い貼ったサイトも、
(私はDoCoMo N902iSですがそれ以降の新機種でも)見えない携帯があるようです。
こたろう先生のサイトなど、いかに木目細やかな薬の処方が疼痛緩和に重要かを素人でも実感出来、
是非見て頂きたいサイトですが…。

主治医の言葉は何よりの薬にも刄にもなります。
「癌細胞を持ってるんだから仕方ない」
・・・・・・・・・。
つつじさん!大切な1度の人生。自分の時間。
私に無責任に言われたくないと怒られたとしても、せっかくこちらで仲良くなれたつつじさんにだから申しますが、
一緒に闘える医師を見つけてください。

現在肺の転移巣はコントロール出来ているのですか?
治療の選択権は最終的に患者本人のものです。
まだまだ薬剤の選択肢も体力も充分なつつじさんを緩和だけの治療にはさせたくありませんが、
気力を奮い起こすにもまず痛みを今より少しでもコントロールするためにも、
今の主治医への不満をバネに、信頼出来自分を委ねられる医師を見つけてほしいです。
総合病院ではしっかりとご自身の意志を先生にお伝えください。
自分の身近に一人でも、相談出来る専門の方が味方でいてくれるだけで、
今までと全く違った病気への取り組みが出来ると思います。

http://blog.m.livedoor.jp/kotaroworld/index.cgi
こちらならば大概の携帯からも見られるはずです。(いかがですか?)
つつじさんのお住まいがどちらかを明記なさり書き込めば、
(↑字数制限があるのでもし書き込まれる時は一度コピーで取っておき、制限に引っ掛かる場合は分けて書き込まれるといいです。)
現在の主治医のしがらみを超えた、緩和も積極的治療も含めた全人的治療が可能な病院を
あちらでもこちらでも探すヒントが得られるはずです。
素人の私がお手伝い出来ることなどたかが知れていますが私も精一杯手伝います。
こちらの皆さんもパソコンの環境がある方々ですから、つつじさんの味方は沢山います。

つつじさん。少しずつでも顔を上げて前に踏み出して。

131 名前: ぱんだ 投稿日:2007/05/29(火) 22:38
再発乳がん(肝・骨転移)41才の患者です。
今後の治療についてアドバイスを頂ければと思い書き込みました。

2003年4月(当時37才閉経前)に乳がんを手術。
ステージ:2B?
大きさ:4センチ
リンパ節:14個中10個に転移有り
ホルモンレセプター:すべて陰性
HER2:強陽性(3+)
手術は温存です。
術後に化学療法を実施。
2003年5月~11月までCEF6クール
2003年8月~9月まで放射線照射(25回/50グレイ)
2004年1月~6月までタキソテール(ウィークリー/3週投与1週休)
その後は半年毎にCTと腫瘍マーカー等で定期検査
2006年6月CT検査で肝臓と肋骨に転移が見つかる。
(それまで1~2だったCEA値が、3月に3.5になり6月には42.6と上がっていました。)
腫瘍は肝臓に3センチ前後のものが6個。骨は第八肋骨のあたりに1個です。骨の痛みはありませんでした。
2006年7月~12月までハーセプチンとタキソール(ウィークリー/3週投与1週休)を始めました。効果は著しく、6クール終わった時点でCT画像上の腫瘍が消失しました。
2007年1月から補助的にということで、末梢神経に副作用があったタキソールを止めて、ハーセプチン単剤(ウィークリー/休みなし)にしました。
しかし13週目(ハーセプチン30回目)に間質性肺炎を発症。主治医によると「血液検査の数値の推移など見てもハーセプチンとの関連性ははっきりとはわからない」という事でしたが、ハーセプチンの副作用として 間質性肺炎が報告されているのでハーセプチンを止める事になりました。今は同じ病院の循環器科で間質性肺炎の治療(ステロイド剤を大量投与)をしています。咳や熱などの症状は消え、CTで見ると肺の影はかなり薄くなっています。ステロイド剤も最初の30mgから12.5mgまで減量になっています。

ところが2007年5月14日、CT検査で肝臓にまた腫瘍が見つかりました。前回とまったく同じ場所で2センチ程度のものが4~5個あるように見えました。CEAは3.5でした。主治医は「場所がほとんど同じなので、消えきっていなかった微少なガン細胞が大きくなってきたのだろう」と言っています。乳がんは大きくなるのが遅いガンだと聞いていましたが、私のは早い(前回の3月28日にはCT検査異常ナシ)です。

今後の治療ですが、 間質性肺炎がまだ治療中なので前に使ったCEF6クール(量的にはまだ投与可能だそうです)を勧められました。先生はハーセプチンを最後の切り札としてとっておこうという考えのようです。私としてはハーセプチンがあまりにも効いたので、みすみす効くとわかっている薬が使えないことがなんだかくやしい気がして、どうにかならないものかと調べる内にこの掲示板にたどり着きました。CEFは術後の補助療法で使っただけなので、実際に効くかどうかわからないという不安もあります。

そこで質問なのですが、
1.私の今の状態でハーセプチンを使うことは不可能なのでしょうか?
2.CEF以外に何か良い薬はありますか?
3.その他、治療について何か情報があれば教えてください。
よろしくお願いいたします。

132 名前: つつじ 投稿日:2007/05/30(水) 01:15
千春さん!早速の励ましや情報有り難うございます。私の拙い文章に大きな理解を下さって、本当に嬉しかったです!今の主治医を信じて来たけれど限界でしょうか…非常に残念です。アノ仕方ないとの言葉は…涙が止まらなかったです。現在私の抱く懸念は①術後治療計画の際に、症例が無く解らないとの返答でしたが潜在性乳癌とはそれ程難しいのでしょうか?②骨転移の疹痛薬はコンチンの増量とボルタレン50坐薬等薬しか対処方はないのか③鎖骨上のリンパはこのまま治療らしき事はないが大丈夫か(数日前から膨らみを手で感じます)④肺は点の様な転移ですが術前2つがいつしか3つになりました。これも治療を急ぐ必要はありませんか? ⑤ロイコン、セファランチンの服用でも白血球増加セズ。服薬は無駄でしょうか?(注射しても1200だった事あり)⑥骨髄液検査は癌細胞は無し、低形成との診断は気にセズとも良いですか?状況は2005.7発病。ホルモン依存性HER2(‐)、受けた治療=>術前ファルモルビシン静注とヒスロン服用、術後照射(乳房)>ノルバディックス服用>リュープリン3回>腸骨照射>ゾメタ(継続中)>タキソテール4回(脊髄転移で中止)>ヒスロンへ服薬変更(継続中)。この間前述通り転移が増加。また、白血球が多くて1900以上増えず治療の妨げとなっております。一昨年より昨年、そして今年と年々起きて居られる時間が減り今年は何とか通院のみの外出です。千春さんが気にして下さった肺は何も処置なしと思います。症状はありませんが数が増えた事、大変気になります。私の懸念が思い過ごしや気にし過ぎな点等ごさいましたら、ご指摘ご意見を頂きたくどうぞ宜しくお願いします。千春さん私に質問する気力をくれてありがとうございます!


133 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/30(水) 09:08
狸です
>>124
>>132つつじさん
多忙のためついつい返信ができませんでした。失礼しました。
伺った内容から、現状のゾメタ治療が奏効しないとなると、対処療法が中心となってしまうかもしれません。
どうも除痛がうまくいっていないのがとにかく問題ですので、緩和ケア系が強い病院へ転院するか、もしくは痛み止めの処方(量や薬剤)を変更する必要があるかもしれません。痛み止めはなにも最後の治療と言うわけではなく、痛みが断続的に起きることによる著しいQOL低下を取り去るという、むしろ攻め型の治療だと個人的には考えています。痛みがちゃんと取れてこそ、効果的な抗がん剤治療ができると思うのです。ですから主治医にそのあたりをきちんと相談されてはいかがでしょうか?
また、化学療法ですが、白血球減少が続くと確かに治療に難渋します。白血球増多剤を使って1900ですとやはり難しいかもしれません。そうなると白血球減少を招きにくいゼローダ(同じような薬効のTS-1は白血球現象が結構出るので不向きです)が使えるかもしれません。

134 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/30(水) 09:08
狸です
>>ゆぅさん
頂いた情報ではなんとも判断できません、、、、
ただ、小さいから絶対に手術後の抗がん剤治療がいらないとの判断はしません。小さいとはいえいわゆるたちの悪いがんだとシッカリ抗がん剤治療をしたほうが良いとの科学的な証拠がたくさんあるからです。
そういったことを確認するためにも、
・ホルモン受容体の発現はどうか?(ER、PgRは陽性か?陰性か?)
・ハーツーの発現はどうか?
・年齢は?
などは最低限ちゃんと把握された上でご相談いただきますと、もう少し詳しくお話できると思います。
主治医に言うと検査結果は教えてくれると思いますよ。

135 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/30(水) 09:09
狸です
>>131ぱんださん
間質性肺炎は抗がん剤治療ではどの薬剤でも結構起きる副作用で、しかもその確定が難しく、対処もなかなか難しいため治療の際に何かと影響します。しかも伺った内容から、副作用による投薬中止ですので、効果が得られる可能性が高いため、もったいない気がします。ここはやはり間質性肺炎を克服した形での治療を目指したいところです。
ですから、まずは薬剤性の間質性肺炎をクリアできることを第一に治療の組み立てをしたいところです。主治医に伺って、副作用で薬剤変更するよりも副作用を抑えつつ治療はできないかと聞いてみましょう。もし納得できる返答が得られれば、その方針に従いましょう。個人的には著効したハーセプチン+タキソールが狙いたいところですが、神経障害がでたのでしたらこれは対処法がなかなかないので、いっそのこと神経障害がほとんどないナベルビンへの変更も考えてもいいかもしれません。ナベルビンは最近のデータからタキサン2剤とほぼ同等のハーセプチンとの併用効果があり、しかも副作用も神経障害や赤血球減少などがなく、脱毛もまずでません。
また、現段階でのCEF治療は一見関係なさそうですが、そうでもないのです。エピルビシンはHer-2陽性での高い有効性が期待できる薬剤ですので、間違っていることはないです。ですが、この局面では私はハーセプチンをベースとした治療をしたほうが良いように思います。

136 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/05/30(水) 09:10
狸です

明日からASCOに行くため、書き込みが困難かもしれません。ご迷惑をおかけしますが、ご容赦下さい。

137 名前: 千春 投稿日:2007/05/30(水) 16:41
>>132 つつじさん
私も狸さんと同じに思います。
病気の疼痛緩和は治療の根幹です。
そして前記の発言をする医師は疼痛緩和医療に長けていると思えません。
潜在性乳がんは確かにまれなそうです。治療法は他の乳がんと同じです。
(全乳がんの0.1~0.2%と記しているサイトもありましたが裏が取れませんでした。)

治療を受ける病院は(お母さまのあまり意味があるとも思えない義理深さで決めるものではなく)、
つつじさんの納得度が基準です。
自分の理想の医師や治療は向こうから歩いてきてくれるものではありません。

行動計画の順番はつつじさんが周囲の状況を見て一番良いと考えるもので、
1:セカンドオピニオンもしくは転院希望を伝え、現主治医に紹介状を書いて頂き『自分で選んだ病院』の門を叩く。
2:まずは一度総合病院でつつじさんの今の気持ちと希望を強く相談する。
3:今の主治医に狸さんが提案してくださったゼローダ投与の相談と共に、痛みの治療だけでも疼痛緩和に専門性を持つ医師に頼みたいと訴える。(難儀でしょうか…?)

など行動を起こしてみられてはどうでしょう。
「この希望だけは通したい」「これだけは譲れない」要望は箇条書きにしていくと伝え忘れが防げますし、書いているうちに自分の気持ちも見えてきます。

※病院選択に困った時は、緩和医療に強い病院なら>>126に書いた、
http://park1.wakwak.com/~pocky/cgi-bin/sbbs.cgi?id=kotaroworld
や、もし携帯で見えなければ、>>130に貼った
http://blog.m.livedoor.jp/kotaroworld/index.cgi
(両方同じサイト内ですが)に、お住まいの地域を書いて質問すれば教えて頂けると思います。
>>132の②の緩和薬処方の細かい相談も出来ます。

万が一、一つ打つ手を失敗しても気持ちさえ萎えさせなければ、打つ手や道は残されています。
つつじさんが納得出来る治療に一歩ずつでも近付ける事を祈り応援しています。

138 名前: ぱんだ 投稿日:2007/05/30(水) 21:54
ぱんだです。
狸さん、お返事いただき大変ありがとうございます。
ナベルビンの情報やCEFがHer-2陽性での高い有効性があることなど、知らなかったことをたくさん教えていただき、とても参考になりました。
今後の治療方針についてですが、勧められたCEF以外にも、ハーセプチンで「副作用を抑えつつ治療」という方向もあるのではないかということを、主治医に相談してみたいと思います。幸い、主治医は治療についての相談をきちんと聞いてくれる先生なので、納得のいく治療を選択して、後悔の無いようにしたいと思っています。がんばります。ありがとうございました。

139 名前: つつじ 投稿日:2007/05/31(木) 01:12
狸先生、千春さん、早速の返答ありがとうございます。ゼローダは一度服用致しました(確かエンドキサンも一緒に)が脊髄転移で中止されほぼ1ヶ月分捨てたのです。ゾメタに関しては効いている様で腸骨の溶けた穴は白く影り埋まってきているとの事。主治医と相談は癌発覚時しかしておらず(何故か応接室で)通院時に私が一方的に痛み等訴え、じゃあ今日は~と処置や処方する薬剤を聞いて終わります。あまりにかわされてしまう為段々と会話は減り看護師さんが頼りになってしまいました。失笑やただの相づちや無言の返事、解らないとの言葉が怖いのです。情けないです。千春さん、母には 情ばかり重んじてると治る機会を失う と言いましたが頑固で…私は癌発覚と同時に長年暮らした都市から一時間程離れた実家へ問答無用で同居再開しました。(金銭面や面倒かけている事を思うと勝手に出来なくて…)主治医に内緒で意見を聞きに行くなら良いと申します。癌への認識の甘さを感じます。お恥ずかしい話しですが毎日の説得も疲れてきました…。医師と親の両方が難儀です。先日整形外科を主治医了解で受診しました。X線では異常無し。しかし、骨シンチと照合したいので写真持参で再来を勧められた際に普通手紙や資料持たせるけど、と言われました。3ヶ月前に撮影してるので再検査は未だ早いですか?

140 名前: 千春 投稿日:2007/05/31(木) 02:21
つつじさん
整形の先生が必要とおっしゃるのですからそれを主治医に伝えて骨シンチの画像やその他の資料を持ち出しましょう。
その整形の先生につつじさんの気持ちと今の希望(痛みの緩和や転院について)を伝え相談にのっては頂けませんか?

「ではこのまま私に我慢を強いり、私が苦痛の中で恨みを抱いて死んでいくよりも主治医への義理立ての方が重要なのね?
娘が恨んで死んだ後も尚、お母さんは後悔せずに苦痛の緩和すら努力しようとしなかった主治医を有り難く思い続けるの?」
と、お母さんに説得ではなく(言葉は悪いですが)“威し”をかける言い回しは不本意ですか?
(フリでも)キレて要望を通すのも大人なしくお優しい性格のつつじさんには難しい事でしょうか。

辛辣な事を書いて申し訳ありません。
全ての人に別け隔てなく与えられた“1度だけの自分の人生”ですので最終的にどう行動し何を選ぶかはつつじさんの気持ち次第で、
何をするかしないかも自分で選んだそれが『正解』なのだと感じます。

141 名前: つつじ 投稿日:2007/06/01(金) 23:51
千春さん
いつも親身に考え意見して下さり本当に有り難うございます。  嬉しい報告です。父が[好きにさせろ]と母に進言し自由をくれました。紹介頂いたサイトやこちらの掲示板等を参考にじっくり考え進んで参ります。整形は来週金曜に受診します。更に、昨日てんかんの主治医(神経内科)から突然電話が来て癌の症状の経過や使用薬剤を詳しく知りたいと。余りに突然で驚きましたが、大変心配して下さり(坑テンカン剤の副作用で数年前から白血球3500位と減少)自分が何か治療の手伝いになる様な診察は出来ないかと言ってくれました。全く違う科なのに。さらに今かかる整形の医師についても太鼓判押してくれ、痛みの相談もしました。麻酔科が専門だが放射線科の医師への相談もいいのではと助言下さって。最後に[笑いはありますか?]と問われ会話が弾む様にとの必死さが伝わり涙が出そうでした。千春さん!トンネルの中が明るくなってきました。鎖骨上の腫れが目で解る位になったのですが腋の下同様、切除する事もあり得るのでしょうか?掲示板の骨転移を拝見したら予後が短い文章が目立ち…驚き動揺しております。肺や他10ヶ所転移してるので…。

142 名前: 千春 投稿日:2007/06/02(土) 03:26
つつじさん
嬉しいですね!ご両親が理解してくださったこと、身近な先生方の涙が出るような心強い助け船。
『餅は餅屋』『蛇の道は蛇』です。
そんなに親身になってくださる先生方が味方で傍にいてくださるのは本当に幸運です。

鎖骨上リンパ節転移は当面命にかかわらないとは言え、
QOLの観点などから放射線療法や場合によっては切除する場合もあるようです。
http://www.bms.co.jp/nyugan/info/08_02_05.html
つつじさんに一番有益と思われることを医師とよく相談し決定してください。

http://www.cancernet.jp/qa_detail.php?id=16
骨転移について。↑こちらはキャンサーネットジャパン内にあった、
つつじさんと同じく心ない医師の言葉に傷ついた方の相談ですがその回答に、
“骨転移が生命を縮めることはありません。”
と書いてあります。(携帯で見られるでしょうか?)

「放射線科の医師への相談もいいのでは?」
そうですね!放射線科では疼痛緩和目的の放射線照射の他にも、
つつじさんの病状に今まだ使わずとも『骨セメント(経皮的椎体形成術)』等治療の可能性の選択肢も増えます。
(こちらの本館→骨セメントスレッド→47.48の774先生のコメント。50のおちゃ先生のコメントも勇気になります。見てみてね。)

私は無宗教ですが、
“敲けよ さらば開かれん。求めよ さらば与えられん。”
と言う言葉がとても好きです。
辛いことが出てきても、つつじさんのS.O.Sに自ら手を差し出してくださった先生方に
相談も希望も治療の提案も感謝も自らの思いを言葉に出して伝え、
先生方と繋いだ手を離さずしっかり握ってスクラムを組んで治療にあたっていけますように。

つつじさん。こちらこそ嬉しいご報告に勇気を頂きました。ありがとう!
これからも陰ながらずっと応援しています。

143 名前: 投稿日:2007/06/02(土) 05:23
義母が乳癌(初期)になり、一部切除し今放射線治療に通っています。リンパへの転移はなかったそうですが、リンパに転移してなかったら遠隔転移はないのでしょうか?義母も不安がっているので教えてほしいです。無知ですみません。よろしくお願いしますm(__)m

144 名前: 千春 投稿日:2007/06/03(日) 19:43
>>143 春さん
お義母さまは術前に遠隔転移有無の検査はしなかったのですね?
ステージ決定のためにも術前に遠隔転移があるかの検査は行う病院が多数と思いますが、
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000115_0021.html
このような考え方もあるようです。

リンパ節転移の有無は予後因子として最も重要なものの一つです。
↓こちらもご参考に・・・。
○乳癌の再発パターン(時期と部位)について教えてください。
http://nyugan.info/tt/qa/q6_09.html

こちらの表
http://watabe-clinic.com/disease/nyusen/04.html
を基本に、局所療法(手術、放射線療法)後、
未だ体に残っているかもしれない癌細胞(微小転移)の根絶のための全身療法(抗がん剤・ホルモン療法)の中で、
お義母さまに最適と思われる治療法選択(無治療を含め)が主治医と話し合われているものと思います。
↓こちらも知識向上の一助になります。
○リンパ節転移陰性乳癌に対する術後療法としてはどのようなものが推奨されるか
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000112_0023.html
※現在はこれに閉経後のホルモン療法としてアロマターゼ阻害剤の選択も増えました。

不安や疑問、分からないことはしっかり主治医に質問しましょう。
尚、今後無治療の選択をした場合も定期的な経過観察の検査は重要です。

145 名前: つつじ 投稿日:2007/06/03(日) 20:57
いつもこちらの方々から力強いお言葉を頂き大変感謝してます。
薬の処方に関し伺います。ゾメタ点滴に3週間毎に現在通院中ですが、MSコンチンは2週間分しか処方出来ないと伺いました。お薬のみ頂きに行くのですがどう処方してもあと1週間保つ方法は無いのでしょうか?(コンチンでは無いが他の病で1日6回とし処方頂いた事あり)それと、薬管理(何日分もらうか)は患者側から伝えお願いするものでしょうか?自分の不注意もあり通院日前に数種類切れたのや、余ってるのや様々な状態(何故か2週間分が3種、4週間が2種出てました)に気付きまして…すみません。カルテや次回通院日を見て出てるとばかり思ってました。症状に寄り薬が変わる事もあると考えますが…。少ない分はもらえば良いですが、多い方は又捨てる様な事が無いとも限りません。ミスとして主治医にも責任ありでしょうか?通院が精一杯で確認を怠り反省してます。千春さん、こうして又こちらの板等へ質問する気力が沸きだしてます。ありがとう!こうした質問は別サイトの方が良いですか?(個人的事情が過ぎるかなぁ…)


146 名前: 千春 投稿日:2007/06/04(月) 02:07
つつじさん
気力が出たとのこと何よりです。
ただ今「モルヒネ 処方日数」で検索したところ、こちらのブログがヒットしました。
http://blog.m.livedoor.jp/fumikazutakeda/index.cgi
特に5/29のコメントは今回の件の参考になると思います。

乳腺クリニックには緩和専門の先生はいらっしゃるのですか?
乳がん治療については専門ですが、痛みの緩和は例えば本館モルヒネスレッド183にあるがんセンターのサイトを見てもお分かりのように、
今後今にも増して木目細かいさじ加減や専門的な知識が必要になり、
やはり緩和の専門家でないと納得のいく疼痛管理は無理に思います。

その点を踏まえてもわざわざ電話をくださった神経内科の先生に、
今回の薬の件を含め痛みのコントロールについて他これからの治療のトータルコーディネートを相談なさってはいかがでしょう?
まず明日電話をし、先生の都合を聞き(出来れば整形の受診の金曜日以前に)、
今までの病歴や薬歴を正確に書き出すと共に、相談したい事や希望を前もって箇条書きにしたものを持参し、
直接先生にお会いして私ならお願いしてみますが・・・。
神経内科の先生なら乳腺クリニックや整形の先生とも連携した総合的な治療を可能にする術を考えてくださるのではないでしょうか?
それが何より必要且つ重要な事と思うのですがいかがですか?

147 名前: 千春 投稿日:2007/06/04(月) 02:21
>>145 尚、それは読む限り私には何故「主治医のミス」になるのかが理解出来ません。
人と人とのコミュニケーションは言葉や意思のキャッチボールが大切です。
つつじさんもそれを常に考えながら先生方にきちんと自分の意志を伝る努力を惜しまず、
同時に相手の意見への理解と反応の努力も惜しまないでください。
決して『打ちっぱなし』ではなく、お互いの忍耐と努力で成立する『キャッチボール』です。

148 名前: つつじ 投稿日:2007/06/04(月) 14:58
千春さん
147での件ですが、私はミスと断定したつもりはありません。只、余りに通院間隔にそぐわない処方にズサンさと憤りを感じました。しかし、普通なのかも知れないので問いかけただけです。しかし主治医は患者が所持する薬剤に責任を持つべきと考えます。患部しか見てない様に感じます。緩和専門は居りません。手術日のみ麻酔専門医が来るのかもしれません。整形、放射線、神内全て同病院なので週末受診予約済みです。今の主治医との連携はあり得ません。自分の紹介医者としか接触しません。2度放射線科へ入院した際の悩みでもありました。
コミュニケーションも何も診察室内で追加質問するにも次の患者さんのカルテを見て看護師と話が始まっていると無気力にもなります。症例も無く治療困難な癌はある程度医師に対する諦めも必要に思います。私には二人主治医がいます。乳腺医から持病の体調に対し一度も質問受けた事無く、手術中に発作起こしたらと怖かった!しかし、薬の服用中止になり必死にお願いし飲ませて頂きました。骨転移の見落としもあったり…すみません内容が逸れてしまいました。キャッチボールは毎回投げたままボールは返りません。

149 名前: 千春 投稿日:2007/06/04(月) 15:16
拝読するに乳腺の主治医には既に埋められない不信感で、
今後の治療継続には転院しかないように感じます。
自力で一から転院の段取りをつけるより、
まず>>146に書いたように神経内科の先生に相談し協力して頂くのが良いのではないでしょうか?

150 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/04(月) 22:16
質問です。
①浸潤癌には主に硬癌、充実腺管癌、乳頭腺管癌があるようですが、
 どれももとはDCISなんですか?

②また、DCISのコメド(?)はすべて乳頭腺管癌になるというようなことを
 どこかで見たのですが(あやふやですみません)、これはどういうことですか?
 DCISの段階で、将来なる浸潤癌に種類によって違いがあるんでしょうか?


151 名前: つつじ 投稿日:2007/06/04(月) 23:46
千春さん
ごめんなさい。今まで不信を抱きながらも主治医を信頼したいとどこかで思っていた様です。“不満"だけをこちらでぶちまけてしまいお恥ずかしい、申し訳ありません。乳腺の2日後に放射線他受診します。明後日主治医にもう一度問いかけて見ようと思います。今後の対応や処置を伺った上でもう一人の主治医や放射線医師と相談し慎重に進みます。ただ愚痴って(薬でカッとなり)イジケてる私に様々な意見や情報を調べて下さり本当に有り難うございます。 ご紹介のサイト拝見しました。大変参考になります。そして私の変わりに沢山調べて動いてくれ何と感謝してよいかわかりません。除痛を上手く治療しもう少し心穏やかに楽しく過ごせる様に頑張ります。“頑張る"と言える様になった事、深く感謝致します。明後日が待ち遠しいです!

152 名前: みなみ 投稿日:2007/06/05(火) 01:29
以前、乳癌からの骨転移でお世話になりました。
母の治療方針の変更に悩んでいます。
乳癌再発、多発骨転移でホルモン剤のタスオミン9ヶ月・ゾメタ10回投与後、
肝転移・脳転移・腹膜播腫・胸膜(恐らく、といわれてます)眼転移
にいたり、治療変更=タキソールウィークリー110mg、8回投与後
同時進行していた全脳照射30グレイも終了、主治医の考えで自宅に居られる
うちに居たほうがいい、との事で退院。
その後、通院にて2回タキソール投与したが、白血球値2400まで下がり2週中止。

現在は6300まで回復しましたが、主治医いわく、数値はさほど悪くはないが
見るからに母が衰弱してる、弱っている。
という事からタキソール12回投与後、ナベルビンを試す。という予定の話は消え去り
ホルモン剤のフェアストンに変更・抗癌剤治療は難しいので中止。
言われました。
ホルモン剤にしてもタスオミン服用で急激に進行し現在に至っているので
私としてはアロマシンをお願いしようと思っているのですが、
抗癌剤をタキソールしか試してない今、本当にホルモン剤への変更という気休めの
ような策しかないのか?本当にもう使える薬はないのか?と諦めきれません。

確かに在宅になってからは水分・食事も満足に取れない、緑色の胆汁を1週間吐き続けたり
足元もおぼつかない、退院時には出来ていたような事も今は全面的な介護なしでは
生活ができない、という状態になってしまい退院時と比べてだいぶ体力・精神面も落ちてきてはいるので、
主治医の見解も分からなくはないのですが、
母、本人が抗癌剤治療を望んでいる、良くなりたい、と頑張っているのを見ると
家族としてもどうしたものか…と出口のないトンネルに迷い込んでいる状態です。

ざっと母の情報を書き込みますので、大変難しいとは思いますが、
アドバイスを下さい。

ER(+)PgR(+)HER2(1+)8年前右乳房全切除、術後CMF2クールで中断
フルツロン600半年で自己中断
7年たち再発、現在、左水腎症、右のみステント留置、尿管カテーテル留置
多発骨転移・脳転移・肝転移・胸膜、腹膜炎・腹膜播腫、眼窩内転移
これは先日の腹部エコーの結果、子宮付近に7.7cmの腫瘍アリ腹膜播腫か、尿管圧迫(ここ2週ほど
尿が24hで500ml位、両足のむくみも出はじめました。)

総蛋白(5.4)カルシウム(7.0)
BUN(12)クレアチニン(1.0)尿酸(8.9)T-BILL(0.7)
GOT(50)GPT(11)LD(445)
ALP(2980、タキソール投与後は下降気味にありましたが2週お休みで一気に1800ほど上がりました)
γ-GTP(192)白血球(6300)赤血球(267)ヘモグロビン(7.5)ヘマトクリット(23.3)
PLT(326)
CEA(99.2)・CA19-9(250)・CA15-3(115)・NCC-ST439(51)
これら腫瘍マーカーはタキソール投与後もジリジリと上がっています。
フェリチン(3240)
先日、血便もでました。状態も悪いことは確かなので主治医の見解にも
納得せざる得ませんが、このままですとホルモン剤を出されて何かあったら
来てください、で話が決まりそうです。
癌治療はもちろんですが、それよりも先に尿管圧迫にて尿が排出できなくなる
のではと怖いのですが、恐らく外科的処置は無理という事で手立てがない
という話しに陥りそうです。
まとまりのない文になってしまって申し訳ありません。

どうぞ宜しくお願い致します。



153 名前: 投稿日:2007/06/05(火) 21:50
以前こちらで質問させていただいたんですが、母が肝臓の数値が高いと言うことで何度も抗がん剤の投与を延期されております。
それで先日、肝臓の数値が高いのは抗がん剤のせいではないと言われたそうです。
ですが肝臓の数値が高い原因が不明だと言われたみたいで・・・
肝臓の数値を下げるいい手はないでしょうか?
最近、母はまともに食事をしておりません。
今、たまたま関西に戻ってきてるんですが昨日も酢の物だけでしたし、朝はまったく食べず昼はお寿司を食べたかどうか・・・
夜は祖父に会っていて外で小さな寿司を食べて、少しのアイスを食べたそうなんですが家に帰ってきて吐いてました。
食欲がないそうで連日、まともに食事もしておりません。
何か食べやすいもので体にいいものって何があるでしょうか?

154 名前: <削除> 投稿日:2007/06/06(水) 19:39
<削除>

155 名前: つつじ 投稿日:2007/06/07(木) 01:15
昨日通院日でしたが、初めて行く事が出来ませんでした。腰痛が酷くずっとコンチン100とボルタレン50の坐薬で抑えてたのですが、一昨日から太腿が重く痛く立つと痺れる様に力が入らず、延期せざるを得ませんでした。状態に戸惑ってます。とにかく痛みを手持ちの薬で歩けるまでにし早急に通院したいと思っております。脊髄転移した時看護師さんが脚の異変に気を付ける様にと助言ありましたが、関係してるのかが心配です。何かお心当たりありましたら教えて下さい。毎度些細な事で申し訳ありません…。

156 名前: 千春 投稿日:2007/06/07(木) 01:53
つつじさん
今の状態は先生に報告して延期なさったのですね?
そうでなければ明日朝一で病院に電話をし、救急車等使ってでも受診しなくてもいいものか、
再度確認した方が良いように思います。
麻痺等の治療は『遅きに失する』ことがあります。
それに素人が手持ちの痛み止めで症状を緩和出来るとも限りません。

157 名前: つつじ 投稿日:2007/06/07(木) 21:49
もちろん主治医には連絡済みです!同じくボルタレンでしたが家族が痛み止めを取りに行きました。主治医が処方した薬剤を使うしかありません。早急に来る様にとの指示もありません。来れる様になったらと言ってました。救急車で一時間以上離れた市外迄は無理です! いくら私でも、医師の指示なく薬剤を勝手にイジルほど浅墓ではありません。

158 名前: 千春 投稿日:2007/06/07(木) 22:40
>>157
骨折や麻痺は常々念頭におかれつつ、ご自愛なさいますように。
http://www.zometa.jp/illness/teni_02.html

159 名前: つつじ 投稿日:2007/06/09(土) 00:01
千春さん
新な情報及びご心配頂き、本当に有り難うございます。これからの励みになります。頑張ります。

160 名前: まいける 投稿日:2007/06/10(日) 17:01
>153 暁さん
以前、レスさせていただきました。以降、コメントできずに申し訳ありませんでした。
お母様、関西に戻られたのですか。ご実家なのでしょうか。
食べ物も、ご本人が食べやすくて食べたいものを「3食」ということでなく、少しずつでも食べたいときニ食べる
とうこともいいのかな、ともおもいますが、まずは原因をはっきりさせたいですね。
素人考えでお母様の体調について判断することはできませんが、原因不明というのも
家族としては納得できませんよね。
以前の書き込みにもありましたが、セカンドは求められましたか。
関西にも、しっかりした病院はありと思いますがお母様が安心してお話できる医師と出会えると良いのですが。



161 名前: 投稿日:2007/06/11(月) 11:35
>>160 まいけるさん
返信ありがとうございます。
戻ったわけではなく一時的にこっちに帰ってきただけでまた今週中にも千葉の方に戻ります。
その本人がまず食べたいと思わないそうで、基本的に一日一食でその一食も少しだけとか一日何にも食べなかったりもするそうで。。。
多少なりとも食べないと体力もつかないし、治るものも治らないんじゃないかと心配なんですが・・・
セカンドと言うわけじゃなく有明病院に行ったときに、「半年も他の病院で治療してるから転院無理」と言われてもう今の病院で様子見ると本人が言っていまして・・・
セカンドとして言って欲しいんですけど、私は関西ですし付いていけないので本人1人で行く事になるので体力的にキツイみたいで・・・
関西は元仕事仲間に会うので絶対にイヤだそうです。

162 名前: しずく 投稿日:2007/06/13(水) 23:12
はじめて書き込みします。組織診断で疑陽性針生検で悪性細胞ないがサンプルエラーの可能性ありとのことで局麻で腫瘍摘出し病理に出したところ悪性でした。現在大きな病院に変わりましたが、センチネル生検は切開したことにより写らない可能性ありといわれました。再切除の際センチネル生検予定ですが写らなかったさいリンパ節切除するか、残すか医師に希望聞かれました。ちなみに生検では、腫瘍の大きさは17ミリ、エコーの画像上明らかなリンパ節転移なし。年齢43歳です。再発のリスクをできるだけ下げたいのですがやはりリンパ節とったほうがいいのでしょうか?術後抗がん剤投与する予定です。告知から、間もなく混乱気味でわかりにくい文章お許し下さい。

163 名前: ちっち 投稿日:2007/06/16(土) 11:13
この度抗がん剤を使うことになりました。
このサイトでこのような質問が適切か迷いましたが、どこでお聞きしてよいものかわからないので相談させてください。医療用かつらを購入したいと思うのですが、どこのものがいいでしょうか?2-3パンフレット取り寄せましが、値段に差があり、実際使った方の感想がお聞きしたいです。またそういったサイトがあれば教えていただけますか?

164 名前: たけ 投稿日:2007/06/17(日) 14:27
ちっちさん、こんにちは。
かつらですね。
うちは病院に置いてあった「ヘキサプロセス」ってところのを買ったのですが、
ん~~~~~。
髪の毛があるうちに、頭囲を測ってもらって高いのを購入したのですが
髪の毛がなくなってからの頭囲と違って違和感ありありでした。
アフターありっていうことでしたが、人毛のかつらを購入したのに
アフターでは人工の毛で、作るときは病院まで来てくれたのに
アフターは本社まで出向かないとだめで。
本人はすごくがっかりしてました。
見た目も付けてる感ありありで、帽子ばっかりかぶっていましたよ。
高いお金だして人毛の買ったのに。

病院にあるからといっていいものとは限らないようです。
髪型が気に入らなくても、美容室でカットしてもらって
いい感じにしてもらってる方もいたような。
安くてもいいものもあるようです。もう3年も前の話で色々忘れてしまい
こんなカキコしかできなくてすみません。
いい情報あるといいですね。


165 名前: あけぞう 投稿日:2007/06/19(火) 02:01
母(59歳)が乳癌で、1.4cmの腫瘍を温存手術にて摘出しました。
センチネルリンパ節生検で念のため1個摘出し、転移は無しでした。
今は病理の結果待ちです。今後の治療法について最善の方法をとりたいので、
色々教えていただけると助かります。
①「念のため1個」取ったのはセンチネルリンパ節のことでしょうか?
標準的なことですか?1個とった場合、今後生活での注意点や障害や
それを緩和する方法はどのようなことでしょうか?
②胸部の精密検査以外には、頭部、頚部、上腹部、骨盤四肢、脊椎の
CTをやりましたが 、リンパに転移が無かった場合は標準的でしょうか?
リンパ節に転移が無ければ一般的に転移は無いと思っていいのでしょうか?
③今後は放射線を、抗がん剤は病理の結果を待っ て、
でも転移が無ければ使わない、ような話でした。転移が無ければ
使わなくてもいいのでしょうか?転移無しで使う場合、基準はどのような
時でしょうか?母の腫瘍はステージ 1の浸潤癌、異型度1、ホルモン受容体無し、
HER2は2+です。抗がん剤の種類や費用や期間などはどうでしょうか?
④ホルモン受容体が無く、HER2+というのは危険 な種類に入りますか?
それとも危険性は異型度を重視でしょうか?
⑤ハーセプチンは再発予防に効果有りと聞いたのですが、乳腺外来が
あれば受けることはできますか?2+は効果 はありますか?費用や期間、
副作用はどうでしょうか事前検査のFISH法(?)とは血液でできるものですか?
⑥再発を予防するのに心がけることや民間療法などおすすめがありましたら
教えて下さい。
長々と失礼致しました。調べれば調べるほど怖くなってしまって。。。
どなたか教えていただけると助かります。

166 名前: 狸@活動制限中 投稿日:2007/06/21(木) 11:08
すいません、ASCO中からPCトラブルに苛まれ、現在は自宅PCが故障中です。勤務先からの書き込みは一応可能ですが、検索がアクセス制限に引っかかるため情報収集が非常に困難です。
よってしばらく返答に大いに支障をきたします点、ご了解下さい。

167 名前: 千春 投稿日:2007/06/22(金) 01:09
やはり転移乳がんへの肝動注は推奨されないようです。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_462.html

168 名前: あけぞう 投稿日:2007/06/22(金) 15:49
術前検査よりも悪く、母も私も落胆しております。
どうかお力添えをお願します。
右乳腺部分切除材料 11×7×2.5cm 大きさ 15×14×8mm
組織型 sol-tub グレード3 atypia 3 + mitosisi 3
浸潤 f(-) s(-) 脈管侵襲 1y0 v1
リンパ節 センチネル(0/4)
免染 PgR(-) ごく少数陽性 EsR(-) HER2/neu 1+
境界明瞭な灰色色調結節性病変。組織学的に、周囲にリンパ球浸潤を伴う充実腺管癌。細胞異型が強く、分裂像も目立つ。組織学的にも病変は境界明瞭な結節を形成しており、周 囲への乳管内進展病変は殆ど見られない。静脈侵襲を疑う像が見られる。切除断端は陰性。周囲乳腺組織は萎縮傾向に見られる。
今後はCEFを3ヶ月、その後放射線とのことでした。いくつかお聞きしたいのですが、
1、この治療法が標準的なものでしょうか?副作用は強くでますか?抗がん剤で他の薬を挙げるとしたら、どのようなものになるでしょうか?
2、この治療を終えての再発の可能性はどのくらいでしょうか?再発したら進行も早く、治療法も抗がん剤しか無いのでしょうか?母が一緒でしたので、聞けなかったのです。
3、術前に肺と肝臓を検査して転移無しでした。また骨の検査はこの大きさではやりませんし、おそらく転移は無いでしょう、とのことですが、そう思ってよろしいのでしょうか ?

取り乱しており、まとまりの無い文で申し訳ありませんがよろしくお願します。

169 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/23(土) 00:21
ご心配ですね、私は1患者ですのでお医者さんに確認していただきたいのですが
お困りのようなのでレスさせていただきます。

1.3ヶ月ということは4クールですね。6クールという所もありますが、リンパ転移無しでは
標準的なのではないでしょうか?
他にはEC, AC, CMF等もあると思われますが、その病院のレジメンに拠ります。
2.リスクは約30%のようです。進行の早さ件についてはわかりません。
3.そう思ってよろしいかと思われます。

どうか落ち着いて勉強をなさって、主治医とよく相談して下さい。
再発、転移はするとも限りませんし、時間はあります。

170 名前: あけぞう 投稿日:2007/06/24(日) 00:52
ありがとうございます。
大変参考になりましたし、こんなときなので、
相談にのっていただけただけで涙が出そうなほどうれしく
感じました。

>再発、転移はするとも限りませんし、時間はあります
そうですよね。少し冷静になれました。

169さんもどうぞお体大事になさってください。


171 名前: としこ 投稿日:2007/06/24(日) 23:41
>>97 のとしこです。
抗がん剤は予定どおり6月4日に終わりました。心配していたひどい不整脈もその後は、出ていません。
質問をさせていただいた後、乳癌パート3を読み終え、パート4の途中まで来ています。皆さんのいろいろな体験や事例、それに対する先生方のアドバイスなどとても参考になります。

次回の受診は7月2日ですが、3日ほど前から足のむくみがひどく、足首は無くなり、足背は赤ちゃんの足のようになっています。靴を履くこともできません。体重も3.5キロほど増えました。今まで気にならなかった坂道を、歩くのがとても大変になりました。胸も苦しいような気がします。

現在は、ホルモン剤を始めるにあたり、血液検査の結果待ちの状態です。
ラシックス20mg/日を内服中で、次回の受診までラシックスはあるのですが、むくみが少し気になります。とりあえず抗がん剤は終了して3週間経っているので、徐々におさまっていくものなのでしょうか?

172 名前: 投稿日:2007/06/28(木) 00:23
狸先生よろしくお願いします。
59歳母の乳ガンの治療について質問させて下さい。
母は7年前、左胸を全摘リンパ節転移無し、ノルバディックスを5年間服用しました。服用を終了した半年後に左鎖骨リンパ節に転移し、手術で取り除き、放射線を1ヶ月間あてました。
アリミデックスのみ服用しました。
その後、CA15-3が2ヶ月で5上昇し、一年半後には正常値を少し上回ったので、1ケ月後マーカーの再検査をしましたら、突然10も上昇しました。主治医は驚いて全身検査したところ、骨盤2カ所と胸の真ん中上部の骨とその周辺のリンパ節、肝臓に2センチ転移し衝撃を受けました。その後すぐFEC療法を6クール予定しましたが、2クール目終了後、間質性肺炎になり、かかりつけの乳腺クリニックに1ヶ月入院し、ステロイドを服用しました。今は退院し、徐々にステロイドを減らし、2日に一錠服用しています。来月10日に肺の専門医を訪ねて肺が本当に綺麗になったか、検査する予定です。主治医に抗がん剤が引き金となり間質性肺炎になったので、FEC抗がん剤はもう打てませんと言われました。
HER2も0でハーセプチンも打てません。
先週マーカーとCTの検査をしたところ、マーカーも正常値内に下がり、肝臓腫瘍も小さくなっていました。今も母は美容師の仕事をこなしております。
主治医も間質性肺炎により治療法が大変困難になったということで、悩んでおります。
この後どのような治療法が良いと思われますか?
大変難しい質問で申し訳ありません。宜しくお願い致します。

173 名前: 狸@PC等復帰中 投稿日:2007/06/30(土) 23:02
狸です。
長く不在で失礼しました。いろいろたてこんでおりました・・・・

>>172中さん
大変な状況でご心痛お察し申し上げます。
間質性肺炎は病態がさまざまで、しかも深刻化するとかなり難渋する副作用ですが、幸い主治医の対応で回復なさったとのことでまずは一安心ですね。更に肺専門(呼吸器科?)の確認予定とのことで、ココはまず専門家の診断を受けての治療選択となると思います。
間質性肺炎はどの抗がん剤で起こりうる厄介な副作用で、しかも機序が余りはっきりしていません。しかし主治医の言われることはその通りかと思います。つまりFECが引き金になった可能性が高いということで、FECは避けるべきかと思います。
その後の治療ですが、伺った治療の流れから類推すると、間質性肺炎を考えなければ化学療法なのですが、間質性肺炎リスクを考えるといろいろ悩みます。個人的には、
・経口剤だと間質性肺炎の初期症状を見落とす危険性がある(主治医に会うのが3週に一度とかになってしまう)ので、やや不安がある
・タキサン系薬剤、ナベルビンは頻度はそれほど高くないので選択肢になるが、全く起きないわけではない

などですので、投与量を絞った化学療法で様子を見る、といった感じではないかと思います(間質性肺炎が起きないように見る、という意味です)。
ですからタキサン系、ナベルビンにしても毎週投与が基本かと考えます。


174 名前: 投稿日:2007/07/04(水) 23:38
狸先生有難うございます。
主治医に聞いてもなかなか具体的な話がなされないので、狸先生のお話でこの様な方法もある事を、主治医に相談してみようと思います。
まず間質性肺炎の治癒を確認してからということで、頑張ってみたいと思います。

175 名前: あけぞう 投稿日:2007/07/09(月) 03:21
狸先生、どうぞお力添えをお願します。

母(59歳)が乳癌になり、6月7日に手術を致しました。
以下が病理の結果です。
右乳腺部分切除材料 11×7×2.5cm 大きさ 15×14×8mm
組織型 sol-tub グレード3 atypia 3 + mitosisi 3
浸潤 f(-) s(-) 脈管侵襲 1y0 v1
リンパ節 センチネル(0/4)
免染 PgR(-) ごく少数陽性 EsR(-) HER2/neu 1+
境界明瞭な灰色色調結節性病変。組織学的に、周囲にリンパ球浸潤を伴う充実腺管癌。細胞異型が強く、分裂像も目立つ。組織学的にも病変は境界明瞭な結節を形成しており、周 囲への乳管内進展病変は殆ど見られない。静脈侵襲を疑う像が見られる。切除断端は陰性。周囲乳腺組織は萎縮傾向に見られる。
今後はCEFを3ヶ月、その後放射線とのことでした。いくつかお聞きしたいのですが、
1、CEFは3ヶ月で標準ですか?の副作用は強くでますか?抗がん剤で他の薬を挙げるとしたら、どのようなものになるでしょうか?
タキサンは使用しないものでしょうか?
2、この治療を終えての再発の可能性はどのくらいでしょうか?再発したら進行も早く、治療法も抗がん剤しか無いのでしょうか?ハーセプチンは無理でしょうか?
グレード3だったのがとてもショックでしたが、グレード3でも再発しない人はいますか?
3、術前に肺と肝臓を検査して転移無しでした。また骨の検査はこの大きさではやりませんし、おそらく転移は無いでしょう、とのことですが、そう思ってよろしいのでしょうか ?
4、現在術後の経過が悪かったため、抜糸できずにおります。抗がん剤開始は更に一ヵ月後になりそうだとのことです。そうすると術後2ヶ月が過ぎることになりますが、
もしかして全身に飛び散っていたら急いだ方がいいのでは、と心配です。大丈夫なのでしょうか?
5、リンパ節転移はありませんでしたが、血管に侵襲を疑う像が有る、という点が心配です。それとも
疑いの範囲は心配しなくてもいいのでしょうか?リンパ節への転移と血管への侵襲とを比べた場合、どのような
違いがありますか?
6、また主治医の言う治療が終了した時、その後は無治療になるのでしょうか?検査はどのようなものを
どのくらいの期間で受けていくものでしょうか?
7、HER2が術前は2+だったのが、術後は1+でした。下がるということがあるのでしょうか?
トリプルネガティブということになりますか?
私は乳児と幼児を抱えており、なかなか調べる時間もままなら無い為、まとまりの無い文、そして多くの質問
をしてしまい、申し訳ありません。お忙しいところ、大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願します。悪いほうへ
ばかり考えてしまい、不安です。こちらの掲示板にたどり着き、すがる思いで書き込み致しました。
先日も書き込みしたのですが、狸先生がご不在でしたので、また改めさせていただきました次第です。

176 名前: 狸@試験勉強中 投稿日:2007/07/10(火) 22:01
狸です。
遅くなりまして失礼しました。
>>175あけぞうさん
下記ご参照ください。

1、CEFは3ヶ月で標準ですか?の副作用は強くでますか?抗がん剤で他の薬を挙げるとしたら、どのようなものになるでしょうか? タキサンは使用しないものでしょうか?

CEFと一言で言いましても重要なのはE(エピルビシン)の投与量です。3ヶ月となると4クールですが、EC4クールの替わりにFを追加するのはままあることですので、特におかしくはありません。これまでの手術、診断歴からしても妥当な選択です。他のパターンはタキサン追加ですが、トリプルネガティブに何がもっとも向くかのコンセンサスがない現状では、この治療法が最善策の一つといえると思います。

2、この治療を終えての再発の可能性はどのくらいでしょうか?再発したら進行も早く、治療法も抗がん剤しか無いのでしょうか?ハーセプチンは無理でしょうか?
グレード3だったのがとてもショックでしたが、グレード3でも再発しない人はいますか?

答え難いご質問です。Her-2が陰性であればハーセプチンの治療はできないのではなく、メリットがないだけです。ホルモン受容体が陰性でありますので、治療方法はやはり化学療法が中心となると思います。またグレード3でも再発しない人はもちろんいますので、お母さんが必ず再発するとは言えません。

3、術前に肺と肝臓を検査して転移無しでした。また骨の検査はこの大きさではやりませんし、おそらく転移は無いでしょう、とのことですが、そう思ってよろしいのでしょうか ?

検査した範囲で転移を発見できなかったのでしたら、それが全てではないでしょうか?申し訳ありませんが、主治医と異なりネットで文字しか見ていない自分にはそれ以上の事を申し上げることはできません。

4、現在術後の経過が悪かったため、抜糸できずにおります。抗がん剤開始は更に一ヵ月後になりそうだとのことです。そうすると術後2ヶ月が過ぎることになりますが、もしかして全身に飛び散っていたら急いだ方がいいのでは、と心配です。大丈夫なのでしょうか?

遅くて良いとはもちろん言えませんが、抜糸に至らぬ状況ですと抗がん剤治療による感染症が懸念されますので、やむをえない状況と思います。抗がん剤治療を急ぐあまり、敗血症などになってはそれこそ眼も当てられませんので、まずは術後の回復を優先さえることが良いと思います。

5、リンパ節転移はありませんでしたが、血管に侵襲を疑う像が有る、という点が心配です。それとも疑いの範囲は心配しなくてもいいのでしょうか?リンパ節への転移と血管への侵襲とを比べた場合、どのような違いがありますか?

一般に転移はリンパへの流れや血流によって運ばれます。血管への浸潤があると肝臓や肺への転移があり得るのかもしれませんが、検査の結果があくまで疑いがある、というものであり、現状遠隔転移が見つかっていない以上、むやみに心配なさっても精神的に良くないです。もちろんご心配なのは重々承知しておりますが、結局のところ、私にも判断不能ですので、気を落ち着けて治療に専念なさる他ないと思いますし、あなたがシッカリしなくてはお母様が不安になってしまいますよ。

6、また主治医の言う治療が終了した時、その後は無治療になるのでしょうか?検査はどのようなものをどのくらいの期間で受けていくものでしょうか?

ホルモン受容体が陰性であるため、化学療法、放射線療法が終わると基本的には治療はありません。経口の抗がん剤を使う余地はありますが、エビデンスはないです。検査は3ヶ月あるいは6ヶ月など病院によって少し状況が違うと思います。個人的には最初の二年くらいは少し頻度を増やしても良いと思います。

7、HER2が術前は2+だったのが、術後は1+でした。下がるということがあるのでしょうか?トリプルネガティブということになりますか?

組織診断はなんと言ってもサンプルの量がものを言います。術前ですと針で組織を取る(CNB)などでしょうから組織量が必ずしも十分でなければ、見間違いの可能性も捨て切れません。常識的に言えば、摘出サンプルで行った術後の診断結果のほうが優先されると思います。

177 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/12(木) 00:25
始めまして
お聞きします
石灰化というものは、もし10個あるとしてその一つが良性だったら他の部分の石灰化も良性でしょうか?
しこりがあった時、細胞診で石灰化も取れてて良性ですと言われました。
今回、少し気になる所があるから白黒つけたら安心すると言う事で、マンモストーム?をすることになりました。
前回も細胞診で石灰化がとれてなかったら、マンモストームをしますと言われてました。
石灰化と言う物は、ある場所によって悪性良性があるのですか?


178 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/12(木) 00:29
温存しても全摘しても転移する人はします。大きくても小さくても助かる人は助かります。
どういう条件が重なれば転移再発するのでしょうか?

179 名前: あけぞう 投稿日:2007/07/12(木) 01:12
狸先生、忙しい中、丁寧且つ心温まるご回答をいただき、涙が出ました。
本当にありがとうごさいました。子どもは私一人しかおらず、
不安と心細さで眠れない夜が続きましたので、ひとつひとつの
問いに答えていただけたことですっきり致しました。母がいる前では
主治医に聞きにくかったのです。感謝しています。
また経過など相談にのっていただけたら心強く思います。
絶対に再発を防ぐよう、前向きに母のサポートをしていこうと思います。
先生のご親切に甘えて後少しお聞きしてもよろしいでしょうか?
FECのEの量が大事というお話ですが、母の場合はどのくらいが
標準ですか?
骨の検査はやっていないのですが、普通は行うものですか?
また術後の検査は血液の他にやはり、肺、肝臓、骨と定期的に
全て行うのが普通でしょうか?
また、実際に効果のあった方の民間療法をご存知でしたら
教えていただきたいです。または今後の食生活やお勧めの
漢方などありますでしょうか?
ご好意に甘えて申し訳ありませんがよろしくお願します。


180 名前: 狸@試験勉強中 投稿日:2007/07/13(金) 12:04
狸です。
>>179あけぞうさん
FECのEの量が大事というお話ですが、母の場合はどのくらいが標準ですか?
 
考え方が逆になってしまいますが、術後補助療法の標準的治療法とされるのは、E(エピルビシン)含有レジメンに限って記載すればEC、FEC、CEFなどがあります。これらはスケジュールが4サイクルだったり、6サイクルだったりしますが、こう申してはなんですが、結構変更レジメンが存在します。そもそも術後補助療法のガイドラインというべきSt.Gallenのコンセンサスも比較的ゆるい、しかも拘束力のない合意ですので、それぞれの厳密な比較試験がない以上、これは良くてこれはだめ!というほど強いランク付けはされないのが普通です。伺った範囲では、どうも投与期間が4サイクルのようですから、そうなるとECもしくは改変FECなどになりますが、その場合にはEの量は90mg/m2が標準的な投与量です。ただしこれはECの場合であり、他にFなど他剤を使うのであれば少し投与量を下げる可能性もあります。成人女性の体表面積は1.5m2内外ですので、総投与量は130-150mgといったところでしょうか?

骨の検査はやっていないのですが、普通は行うものですか?

転移の可能性が低いと判断されれば、やらないこともありえます。
普通の定義が難しいですが、絶対やるというものではないと思います。

また術後の検査は血液の他にやはり、肺、肝臓、骨と定期的に全て行うのが普通でしょうか?

検査の頻度には施設による考えもあるので一定ではありませんが、肺(というより胸部)、肝臓、骨などは転移しやすい部位なので年に2回とかの検査が入ると思います。

また、実際に効果のあった方の民間療法をご存知でしたら教えていただきたいです。または今後の食生活やお勧めの漢方などありますでしょうか?

有効性にエビデンスのある民間療法は私は知りませんので、お勧めは出来ません。また漢方は基本的には抗がん作用をうたったものはエビデンスはないと思いますので、これもお勧めできません。漢方薬は他の用途、疲れやすいからとか冷え性とかで使う可能性もあるかと思いますが、抗がん剤治療を受けている間は相互作用の可能性が否定できませんので、余りお勧めしません。そのほかの健康食品も抗がん活性をうたったものはエビデンスがありませんので、お勧めはしません。ただし治療を続ける上で不安感に苛まれたり、気分が落ち込んだりするのをリラックスするために好きなものを食べるとかは余程極端でない限りよろしいと思います。この余程極端、の意味を良く考えてくださいね(どのくらいならいいのか?といった質問には返答できません)。


181 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/07/13(金) 23:31
いつもお世話になります。
妻共々元気です!!
ちょっと久しぶりなので経過説明します。妻34歳
右全摘一年半後、肺転移発覚、手術に挑む為入院も手術前日電話有り
確定診断でとった頭部MRで20個以上の多発脳転移発覚!!
全脳照射+ハーセプ(HAER2 3+の為)で奏功し全消滅!!
その後ハーセプ+タキソテール・タキソールとためすも徐々にCEA増加。
単独残った右肺下葉を骨転移の疑いあるも再度手術に向かうも画像よりも
患部大きく摘出断念・・・。その後ハーセプ+ゾメタ+ナベルビンに変更。
徐々に23くらいまであがっていたCEAが1.5ほどやや下がった?
骨転移は一番気になる膝に今週から放射線ためしてます。さすがに毎日は
付き添えないので本人元気に車で通ってます。
あとマーカーはハーセプ+ナベルビンに変えてから気になる二回目の結果
かなり下がって16になりました!!
看病は大変じゃありません。ただ治療方針がない状態と多数の診療科・病院
に通い総合的にどうすべきか判断するのは命がかかってる為、正直悩みます。
そんな時、このようなサイトがあると知識的にも気持ち的にも本当に助かります。
皆さんにはほんと感謝してます。
これからも有意義に意見交換ができますように・・・。
(別館 脳転移でも書き込みしてます)

182 名前: あけぞう 投稿日:2007/07/14(土) 00:31
狸先生、ありがとうございました。
医療の世界は専門的で、調べても調べても素人にはわからない
ことが多く、特に抗がん剤に関してはいろいろと心配も尽きない
為、主治医との話の前にある程度理解することができて本当に
助かりました!
検査の件、それぞれと異なるとは思いますが、標準的なことが
わかって目安となりました。
また、民間療法などに関しては、あくまで精神的寄りどころ
というくらいで考えることにします。
グレード3、ホルモンもマイナスだということが不安では
ありますが、リンパ転移は無かったのだから大丈夫!と
思って母と共に頑張ります!
暑くなりますので、先生もお体どうぞご自愛下さい。
また力になっていただけたら幸いです。

>戦闘開始さま
私は奥様と同じ34歳です。書き込み読ませていただいて、
身につまされる思いを感じると共に、お二人で力を併せて
頑張っていらっしゃるお姿に胸を打たれました。
奥様、心強いでしょうね。これから暑くなりますから
どうぞお体に気をつけて下さい。



183 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/25(水) 16:21
ageておきます

184 名前: 50母さん 投稿日:2007/07/25(水) 22:45
質問がございます。お答え頂けますなら幸いです。
50歳の4人の子持ちです。
3年前に乳がん全摘、ホルモン陽性、グレード3、HER2(-)でした。
ゾラ注射2年で終了、ノルバは継続中、ゾラ注が24ヶ月終了した時点で、
月経が開始し、術後3年経過しましたが生理が30日周期であります。
担当医は「心配ないけどね」と言うだけ。
現時点で転移再発もないと診断されていますが、このまま生理があっても
いいものなのか、とても不安になっています。セカンドも行きましたが、
その先生も「卵巣が若いんだから」と・・・・。
本来は、生理をゾラでもっと停止した方がいいのではありませんか?
ご意見をお待ちしています。

185 名前: 50母さん 投稿日:2007/07/25(水) 23:08
すみません、補足します。
センチネル生検(-)でした

186 名前: 投稿日:2007/07/26(木) 14:10
こんにちは。
2004年に一度お世話になったものです。
ドイツ在住です。
先日、定期検査に行ったら腋下リンパ節に2個しこりを発見されました。

2004年10月に左胸に2.4cmの乳がんを発見し
バイオプシーはトリプルネガティブでした。

11月から治験に参加し術前化学療法としてCE+Tとゼローダを飲み
劇的に縮小しました。
2006年8月には温存手術をして断面は陰性でした。
リンパ節も8個取りましたがすべて陰性でした。

11月から放射線治療
2007年1月より職場復帰したところです。

6月にした骨シンチ、エコーでは遠隔転移は確認されませんでした。

そこで疑問なのですが、リンパ節レベルI-II 8個を隔世したのにも
かかわらず、なぜ2個残っているのでしょうか?
残っていたということはもう治療法はないのでしょうか?

言葉が100%理解できずに不安でたまりません。

また帰国して治療したいのですが、受け入れてくれる病院はありますか?
実家は関西です。
無収入となり、実家からの援助も期待できないため治療費のことも心配です。
7才の息子がいて死ぬわけにはいきません。

どうか皆様のお知恵をお貸しください。


187 名前: 千春 投稿日:2007/07/26(木) 20:15
>>186 鮎さん、お久しぶりです。
認可されていて未使用の薬はまだありますし転移は腋窩のみの現在、
治療法が無いなどと言う悲観的な気持ちに押し潰されてはいけませんよ。
そちらは専門の先生のご見解を待つと致しまして。

言葉の壁は不安です。日常会話ならともかく医療用語は厳しいです。

帰国後治療する病院は必ず見つかります。(必ず見つけなくては!)
日本の国民健康保険などは今どうなっているのですか?
収入の目処が立たなければ生活保護を受ける手がありますし、ひとり親家庭への補助制度なども使えるものは全て活用する意気込みが大切です。
帰国以前から情報収集・基盤整備まで出来る限りしておき、
帰国後なるべくスムースに病院にかかれるように準備をしたいものです。
ドイツから日本への医療連携や医療相談の窓口が、領事館や日本人会にあるといいのですが。

日本での病院を見つけるヒントはこちらの板で検索をかければ、お近くで治療に長けた病院も見つかるはずです。
日本のご家族はじめ、両国の友人や懇意にしているホームドクターなどの医師、皆さんに協力を仰いでください。

相談支援センター
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/support/index.html
がん無料相談
http://www.jcancer.jp/soudan/index.html
などそちらからの電話ですと料金がかさみますが、日本の知り合いに協力して頂き利用するのも一つかも知れません。

http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahokai.htm#72
http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/m07_08.htm
http://www.ovta.or.jp/div/publishing/qmagazine/2201/221_7.html
等も検索してみましたが、こちらはあまりお役に立てないような。

ドイツの主治医には勿論相談し協力して頂き詳細な治療情報を日本の医師にリレー出来ますように。
学会などで知り合われた日本の医師がいらっしゃるかも知れません。

具体的なアドバイスも出来ず申し訳ありませんが、手を打てば必ず道は開けると思います。

188 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/26(木) 20:29
鮎さまへ、

<乳癌に強いトップ10病院>にランキング(医師がすすめる最高の名医+
治る病院2005年度版 講談社によると)されている関西の病院は、
京都市右京区河原町広小路上ル梶井町465の京都府立医科大学付属病院(担当医は澤井清司助教授・部長)、
と大阪府大阪市東成区中道1-3-3の大阪府立成人病センター(担当医は稲治英生部長、小山博記名誉総長)
です。

他に同雑誌に<名医がすすめる全国30病院>として掲載されているのは
大阪府大阪市中央区法円坂2-1-14の国立病院機構大阪医療センター(担当医は益田慎三医師)、
大阪府吹田市山田丘2-15の大阪大学医学部付属病院(担当医は野口真三郎
教、玉木康博助教授)、兵庫県明石市北王子町13-70の兵庫県立成人病センター
(担当医は河野範男部長)です。

経済的に逼迫していらっしゃる場合には、どのような方法があるのかよく
わからないのですが、病院の医事科(?)などに行って、ソーシャルワーカー
(常駐していれば?恐らくいるのではないかと思います)に相談されてはどうか
と思います。

概して、私立病院よりも、国立・公立病院の方がそういう面での配慮はしてくれる
と思います。例えば、都内のT大学病院などはホームレスをただで治療している(治療費を
請求しても支払が滞っているので結果的にそうなっただけだと思いますが)
という話です。すみません…。何か、例えが悪くて…。

癌を患い、お子さんもいて、就労困難で、年金暮らし(?)のご両親の
経済的援助を仰ぐわけにはいかないなど…、色々な経済的な事情の方
がいらっしゃるるでしょうから、そういう方の命に関わる癌の治療を
ただ単に病院も拒まずに、少しは考えてくれるのではないかと思います…?

再発に関しては腋下リンパ節に2個の転移ならば、乳房内に再発した場合同様に、
局所再発であって、遠隔転移の再発ではないので、再発としては
軽く、変な言い方ですが、ラッキーな方だと思います。
脇の下のリンパ節は個人、個人にもよるようですが、
レベル3までで、全部で35~40個近くもあるようで、最初の手術で
38個とって、半分が転移していた方や、26個転移していたという方の話を
外来の待合室で聞いたこともありました。

リンパ節のかくせいが8個というのはとった個数としては少ない方だと思いますが、
例え、前回、癌がリンパ節に多少、転移していても、術前化学療法によって
消滅してしまっていたので、あまりたくさんはとらなかったのかもしれません。

ただ、今回の再発は、残したリンパ節に癌の微小な転移があって、この1~2年間で増殖して
成長して、しこりとして触るようになったり、画像にはっきりと映るようになったのか、
それとも新たな癌細胞ができたのか、想像してみてもも素人には
わからないですが。そういう可能性もあるのかも…という程度で
読んで下さい。

遠隔転移がないのでしたら、治療は根治的な手術をして、さらに放射線治療を
するかもしれないですし、その後は術後補助療法の抗癌剤
(多分、前回とは異なる薬剤が選択されるのではないかと思いますが、
ホルモンがネガティブであるならば、化学療法)だと思います。
費用のことは主治医にもよく相談されるといいかもしれないです。
まだまだ諦めるような状況ではないので良い病院の良い主治医の先生を
見つけて、どうか治療、頑張って下さいね!
治療も経済的な問題も、すべてがうまくいきますように祈っております。


189 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/26(木) 22:25
狸です。
>>184 50母さん
乳房(?)全摘出で術後二年はゾラデックス投与し、その後一年経過で生理再開でノルバデックス(タモキシフェン)単剤治療中、ということですね。一応標準的にはゾラデックスは二年とされていますので、間違いではありません。ただ、選択肢としてゾラデックスをもう少し追加してみる手はあります。今年のザンクトガレンの会議では卵巣機能抑制の重要度が話されたようで、より長期のホルモン療法も十分考慮すべきといった話題があったようですので、特にご年齢に比して卵巣機能の活発な方には考慮してもいいかもしれませんね。ただし、ゾラデックス投与にまつわる副作用が深刻であったなら、必ずしもそうは言い切れません。

190 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/26(木) 22:25
狸です。
>>186 鮎さん
お久しぶりです、、、、
と申し上げたいところですが、HNが変っている上に、相談時期を2004年(実際は2005年でしたね)とされては、こちらでは追いかけようがありません。幸い内容をメモしておいたものが残っていたため、わかりましたが。ご質問は正確な情報をもってお願いできますか?
さて、状況ですが、なかなか大変な状況で、ご同情申し上げます。治療歴から、術前補助療法が非常に良く効き、温存摘出⇒放射線治療とのことで、この流れにはまったく問題がないと思います。この際リンパ節郭清をレベル2まで実施して全て陰性だったのに、今回の再発、、、で疑問だとのことですが、これは残念ではありますが、見落としなどの可能性は低そうです。時間経過でホンのわずか残っていたものが出てきた、との可能性が否定できません。一応確認ですが、リンパのしこりは乳癌の再発であると確認されたのですか?(186の記載ではしこりとはありますが、乳癌だったとの記載がありません)。
次に今後の治療法ですが、乳癌治療に使う薬剤は大きく分けて二種類、術前/術後補助療法にも使える薬と再発/進行でしか使えない薬があります。今回は局所であっても、再発となりますので、この後者の薬を使うことができます。具体的には、日本ですとTS-1やナベルビンです(ゼローダもここに含まれていますが、既に使用しましたね)。今回のケースですと、既にゼローダもタキサンも使っていますので、最有力なのはナベルビンでしょう。また、前回EC⇒T+ゼローダが劇的に効いたとなると、これらをもう一度、という目もあります(ただしEの総投与量に注意してください)。
次に掛かる病院ですが、こればかりは聞いてみないことにはわかりません。保険証の状況や通院にまつわる環境、国内で住まわれる場所など、第三者にはわからない情報が多すぎます。まずは事情を各病院にメールで問い合わせをされてはいかがでしょうか?最近は特に乳癌分野の治療技術が上がってきたため、市立病院クラスでも十分対応できると思いますよ。

191 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/26(木) 22:25
狸です。
>>188名無しさん
あのですね、憶測でものを書くのは限度があると思いますが?
毎度長い文章でご心配くださるのはありがたいことですが、いささかピントがずれており、また思い込みによる記載が多すぎます。

192 名前: 50母さん 投稿日:2007/07/26(木) 22:47
狸先生、ご多忙の中、貴重なご意見をありがとうございます。
ゾラテックス投与中の人工的閉経で更年期特有の副作用は多少はありましたが、
仕事も継続できましたし、余力はありました。
狸先生のおっしゃるように、このまま生理が続くのはとても怖いです。
担当医とも再度相談して、ゾラ投与を追加してもらい卵巣機能を止めたほうが
安心ですね。先日は子宮ガン検診に婦人科に行ったときに、
エコーで「右の卵巣が少し水がたまっているよ、問題はないけどね」って
婦人科医に言われましたのが、また不安の種になっております。
いずれにしても乳腺医にゾラの再投与を相談します。

193 名前: みな 投稿日:2007/07/27(金) 22:12
狸さま 皆様        去年四月左乳癌発覚 腫瘍径四センチ  術前化学療法 CEF四回 ウイークリータキソール12回 ハーセプチンをしました。  ホルモン両方(-)ハーツー(+3)です。グレード3 二月に全摘リンパカクセイしました。 病理検査で 触れていた リンパ節の癌が消えていたため 術後五ヶ月間無治療です 。 今月胸骨と肝臓に四センチの大きな転移が見つかりました。 今後の抗がん剤は何を使用したらよいでしょうか  よろしくお願いします

194 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/27(金) 23:01
狸です。
>>193みなさん
CEF⇒T+Hとほぼ求めうる術前補助療法を実施した後での再発ですので、ここはHer-2陽性なのも考えますと、第一選択はナベルビン+ハーセプチンであろうと思います。昨年のASCOで米国の著名な乳癌内科医がハーセプチン+ナベルビンとハーセプチン+タキサンの比較試験を報告していましたが、この結果が引き分け(見方によってはナベルビンの勝ち)でした。よってこの場合にもナベルビン+ハーセプチンが最も期待度が高いと思われます。ただ肝臓に転移があるので、好中球減少や静脈炎などに気をつけて、しっかり投与量どおりに持っていくことを狙いたいところです。

195 名前: みな 投稿日:2007/07/27(金) 23:54
狸さま お返事いただきましてありがとうございます。術前では好中球も静脈炎もかなりひどかったのでナベルビン投与続けられるか不安です。今骨の痛みは軽いのですがゾメタも同時にした方法がよいのでしょうか?ナベルビンが1番目としてそれ以外に考えられる薬剤はありますか?お忙しいところ申し訳ありませんよろしくお願いいたします

196 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/28(土) 06:44
狸です。
>>195みなさん
ナベルビンの副作用である好中球減少はG-CSF製剤で、静脈炎は静脈ポートを設置することでリカバー可能です。今回のご相談のケースでは、ハーセプチン投与が鍵ですのでその相性からしますとナベルビンが最も期待度が高くなります。その次となると、エビデンスの面から報告数が圧倒的に少ない(でも効果ありとする報告なのですが)ゼローダになります。また、前に使ったのがタキソールですので、タキソテールにするという手もあります。また、適応取得前なのが非常に悩ましですが、ラパチニブ+ゼローダはこういった局面で考慮できる薬剤です。

197 名前: 投稿日:2007/07/28(土) 07:10
千春さま、名無しさま、狸さま
あたたかいお言葉ありがとうございます。

正確な情報でなくてすみませんでした。前回も今回もそうなんですが、もう何にも手につかない状況で切羽詰まって相談させていただきました。
告知されたのが2004年だったものですから、相談させていただいたときも2004年だと思っていました。いつも書き方が下手でわかりづらい質問で申し訳ございません。

どこの誰だかわからない相談者でもメモし、残してくださる方がいらっしゃるとは、感激で、本当に頭の下がる想いです。

早速、教えていただきました「がん無料相談」に電話させてもらいました。
少しでも具体的な日本の情報が欲しかったので、とても助かりました。
今回、再発ということになるとやはり覚悟はしないといけないと、子供もいることなので
身寄りのいないドイツより、日本がいいと結論を出しました。

リンパのしこりはまだ悪性だと結論が出たわけではありません。
かかりつけの婦人科(ドイツでは婦人科なのです)の先生も、Radiologieの先生も
正直どちらかわからない50/50といっています。が、日本でもそうだと思うのですが、先生方は専門外の件ははっきりいってくれません。

エコーの写真を見ると楕円形の黒いものが移っており、ウィキペディアでは「扁平な形で、内部に点状・線状・斑状高エコーを示すのは、良性の可能性が高い。 悪性の場合は、類円形や分葉状で、内部高エコーを欠くことがある」とあるので多分…
来週バイオプシーをします。

再発としては、軽く、ラッキーとおっしゃっていただいて少し気分が落ち着いてきました。
また治療法もまだあるとのことなので少し安心しました。
ただ6月末のエコーに何も写っていなかったので、そんなに急速に進行するのかと驚きでいっぱいです。

保険は現在、ドイツの公的な健康保険に入っています。
福祉国家ということもあり、月々の保険料はとても高いのですが、いざ病気になるとほとんどタダで治療を受けられました。

日本に帰ると国民健康保険に加入して治療を受けることになるようです。
無料相談所でも成人病センターは来られる方の多くがセカンドオピニオンだそうで、
お勧めですよ、と言われました。
ここ10年で日本の医療機関もずいぶん変わったので転院もあまり問題ないようです。
病院にソーシャルワーカーさんもいらっしゃるのですね。

途方にくれて、落ち込むことしか出来ない私ですが、少しでも前進できるようにアドバイスを下さった皆様に心より感謝いたします。

また報告にきます。ありがとうございました。


198 名前: みな 投稿日:2007/07/28(土) 10:40
狸さま ありがとうございます 一、二年は再発を免れるだろうと期待していたのですが …… 手術から四か月で再発転移はショックです。放射線もするといわれました 癌のスピードが早そうで抗がん剤が効かなければ年単位ではなさそうな感じがします。タキソール+ハーセプチンは術前で腫瘍が小さくなりかなり効いたのですが もし タキソールを進められたら、やはりナベルビンにした方がいいのでしょうか

199 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/07/28(土) 22:36
狸です。
>>198みなさん
ご相談のケースでは確かにいったんタキソール+ハーセプチンで縮小が得られたものの、その後4ヶ月での再発、それも遠隔転移ですので、術前で得られた縮小はあるいは再現するかもしれませんが、再発までの時間が短いので正直かなり悩ましいです。ただ、もし前回の術前補助療法が好中球減少など副作用で減量したり、投与を延期したりといったことがあったのでしたら、手術後に薬が入らなくなったから再発してきた可能性もあります。そうなると再トライにも希望が見えます。

200 名前: みな 投稿日:2007/07/29(日) 02:34
  狸さま       お忙しいところ詳しく説明して頂きましてありがとうございます。とてもよくわかりました。延期はタキソールで二回あり、六ヶ月の予定が一ヶ月延びて投与終わってから手術まで一ヶ月半ありました。しかし、量は変えずに標準量しっかり投与しました。なのでやはり、狸さまの教えて頂いたナベルビンをしたいと思います。来週明けから入院して抗がん剤、放射線治療をする予定です 主治医とこれから話をして決めることになっています。 狸さまに説明して頂いて本当に助かりました。 抗がん剤が効く事を祈って頑張ってみます  ありがとうございました

201 名前: かえ 投稿日:2007/08/13(月) 21:49
はじめてカキコします
わたしは37才です
先日乳がん宣告されました
しこりが3つもあり1.6,1.2,0.6でした
今、検査中で毎日不安でたまりません
母も5月に乳がん手術したばかりで今抗癌剤投与中です
先生は困ったといってました。ほぼ転移しているというコトでしょうか

202 名前: ひびき 投稿日:2007/08/13(月) 22:38
こんにちは、初めてカキコミさせていただきます。
先月クリニックで乳癌宣告され、今月、紹介された大学病院で診察を受け、ただ今治療前の検査を受けている途中です。
しこりは7センチあり、
ひにひに大きくなっているようで、
来週始めの再診察まで待っていてよいのか、非常に不安です。
今まで痛まなかった胸の部分が痛むようになってきて、
ミゾオチあたりが酷く痛み始めました。

まだMRIと骨シンチ検査を残しております。

大学病院へかかったことがなくて、
もし、緊急に見てほしい場合、どこに連絡すれば良いのでしょうか…

主治医の先生はえらいひとらしく、
また、予約を取るのも難しいかたのようで、
毎週決まった曜日に病院で診察をされています。

がんの進行具合は人によりさまざまとは思いますが、
本当に診察まで待っていてよいのか不安です。
どなたか教えて頂けないでしょうか…


203 名前: 千春 投稿日:2007/08/14(火) 04:21
>>202 ひびきさん
以前書いたのですが私の母がひびきさんと同じ状態同じ気持ちだったのは、手術待ちで自宅待機の時でした。
再診が来週なら待っても大丈夫と思いますが(乳がんの性質上数日で全身に転移をしまくるとは考えにくい。)、
不安ならばどのような返答をされるか分かりませんが、
明日(お盆休みの兼ね合いもありますが)、病院に電話で今の気持ちを伝えてみられては?
みぞおち=胃でしたら不安で胃が荒れているのかも知れません。(母はそれでした。)
うちの主治医は、
「不安なんです~。」
と泣きの電話を入れるといつも、
「すぐ来てください。」
と言ってくださり、先生の触診問診を受ける(先生と会い話しを聞く)だけでも落ち着けましたが、
それぞれの病院のシステムの違いでそれが難しい場合もあるとは思います。
しかし、不安を我慢するか、返答は分かりませんが不安を相談してみるかの選択だと思います。
主治医に診てもらえなくても他の医師に診察して頂き話しをし、聞ければ気持ちが落ち着く可能性はあります。
検査待ち、手術待ちの時は多くの人がその同じ不安を抱えますよ。

204 名前: ひびき 投稿日:2007/08/15(水) 18:33
千春さん

お返事ありがとうございます!

千春さんに頂いたお言葉で、安心したのか、
胸の痛みも出ずにおります。
乳癌の性質も知らず、
勉強不足なばかりに、ご迷惑おかけしました。

私の母は悪性リンパ腫で亡くなっており、病院に行った頃すでに末期状態になっており、
あの時の進行具合を思い出すと
いてもたっても居られなくて悪い方にばかり考えていました。
自身の腫瘍の大きさもあり、怖い気持ちはありますが、
勉強しようと思います。

ありがとうございます!

こちらの掲示板を活用させていただいて、勉強しようと思います。

また、治療が始まりましたら、何かと書き込みさせて頂くかもしれません。宜しくお願いします。

205 名前: 千春 投稿日:2007/08/15(水) 19:47
私も全く一緒です、ひびきさん。
父も悪性組織球症と言う珍しい血液のがんでその転帰の凄まじさと悲惨さが頭から離れず、
母のがん宣告の時はかつてなく動転しましたが、
同じ『がん』と言っても癌種や個人差諸々の違いで、素人には違う病気にさえ思うほどです。
ただ最初の動転のお陰で学ぶ意欲は出ました。

ひびきさんも今後不安な時やお辛いこともありましょうが、
お母さまの分まで人生を満喫なさる心意気で是非頑張ってくださいね。
この掲示板は私にとってそうであったようにひびきさんにもきっと強い助け船になってくれると思います。

206 名前: ひじり 投稿日:2007/08/16(木) 00:36
7月31日、母が乳癌と宣告されました。左胸の外側に広がりを見せており、左胸を全摘出する事になりました。
癌細胞の活動が弱いらしく、何とかそれが支えとなっています。
しかし、母が左半身のダルさ、足腰の痛みを訴えており、骨への転移が気になります。
肝臓の数値は正常、咳や胸の痛みはないようです。
また、摘出手術が10月と、まだ2ヶ月以上あく事も不安です。主治医は癌細胞の活動が弱いので大丈夫との予想だそうです。
本日転移がないかのMRI検査を受けに行きます。
母がこんなことになるとは思っていませんでした。インターネット等で様々な情報を得ようとするのですが「どうすべきかわからない」のが現状です。主治医を信じて任せるだけで良いでしょうか?

207 名前: みひ 投稿日:2007/08/16(木) 07:10
 以前妻の件でお世話になりました(>>42)。
 その後の経緯を簡単にご説明いたします。
 摘出した癌の性質は、グレード2、Her-2陽性(+)、当初Iとしていたステージは2センチ以下のものであっても多発性であったこともありステージII-Iに変更。
 5月に再手術し、右乳房を全摘(及び再生術実施)。その際左乳房にあった小さなしこりも摘出(これらは良性だった。)。その後化学療法に移行し、全部で4サイクルの(1サイクルが3-4週間。実は当初6サイクルと言われていたのですが、仕事の関係で当地を離れる必要があり、主治医からも問題ないと言われているので、4サイクルにしております。)抗がん剤治療を行っており、その後はホルモン療法に移行すべきということとなっております。
 現在、化学療法については、私用している薬剤は、エビルビシンとタキソテール。現在3回目の抗がん剤投与を行う為に当地(オーストリア)の病院で入院しているところです。
 ここで教えていただきたい事があります。
 妻は本15日に当地の病院で抗がん剤の投与を受けていたのですが、エビルビシン投与後のタキソテール投与開始直後に激しい動悸、視覚異常等を起こし、タキソテール投与を取りやめする事態となりました。主治医によれば、このような事態は化学療法開始後(開始したのは5月下旬)の今頃の時期に起こる事がある旨説明しておりました。
 お聞きしたいのは、まず一つには、この様な事態はよくおこるのでしょうか。主治医はそういうことはおきることもあるので心配ないといった説明をしておりましたが、妻によれば、入院の部屋で点滴でタキソテール投与を行った後看護婦等誰もいないところで急激に体の状態がおかしくなり、このまま投与を続ければ命にかかわると感じ自力で点滴を止めたそうです。実は妻は、1回目の抗がん剤治療の後1週間経った位から高熱を発し緊急入院した経緯があります。その際、白血球が300位まで激減していたことがわかりました。このことを踏まえて二回目以降は薬の量を25%減らして投与しているところでした。他方、タキソテールに関してはこれまでの二回は今回のような拒絶反応を起こした事はないのです。仮に今回の事態が起こる可能性があったのであれば、もう少し慎重な投与を行うべきであったのではないかという感をいささか禁じ得ないのが正直な気持ちです。
 次にお伺いしたいのは、以上のような事情もあり、今回のサイクルではタキソテールの投与は見送られることとなりました。4回目のサイクルでどうするかということはまだ何も聞いておりませんが、主治医からは、既にエビルビシンを投与しているので治療の効果について大きな影響は無い旨説明を受けております。主治医の言うことをその通り受け入れてよいものなのでしょうか。
 以上、長文となりましたが、アドバイスを頂ければ幸甚です。宜しくお願い致します。


208 名前: みひ 投稿日:2007/08/16(木) 07:22
>>207につき、すみません、妻の抗がん剤治療が開始されたのは、5月下旬ではなく6月下旬でした。

209 名前: 千春 投稿日:2007/08/16(木) 08:48
>>206 ひじりさん、取り急ぎ。
お母さまの年令、ステージ、“癌細胞の活動が弱い”の意味(悪性度が低い?Her-2が0or1?ホルモン受容体陽性?)、
等書き込みからは何も分かりません。
今日は
・今のお母さまの症状と不安
・手術はもう少し前倒し出来ないか(病院が混んでいるのでしょうね。)
・術前療法は必要無いか
を、ステージ(検査中ですがせめて腫瘍径やリンパ節に転移の兆候は無いか)や現在分かっている病理検査結果と共に私なら主治医に聞きます。

210 名前: ひじり 投稿日:2007/08/16(木) 11:38
春さん
今わかる主治医の意見は以下の通りです。
母の年齢は58才です。ステージは5段階中の4という状態です。ですが活動が始まれば5になるとのことです。95%癌だとも言われています。詳しい事はまだわかりません。マンモグラフィの画像では乳腺にはいっていないだろうとの見解です。
術前の薬治療について、ホルモン剤治療は癌のタイプが効果がないものだろうとの事で行わないようです。現在母は働きにも出ており、普段と変わらない生活を送っています。



211 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/08/16(木) 11:42
狸です。
>>201かえさん
大変な状況が伺えますが、まずは落ち着いて状況を把握いたしましょう。
乳癌宣告との事ですので、針生検なりできちんと検査した結果と言うことですね?しこりが3つあったとのことですが、片側の乳房に散らばった状態ですか?それとも左右にまたがっていましたか?現状のお話では遠隔転移があるかどうかは判断できません。また他にもいくつか検査をしているはずですので、主治医からも情報を取ってみましょう。癌はどんなタイプか?ホルモン受容体は?Her-2発現は?など今後の治療決定に必要な情報がたくさんあります。お母さんも乳癌の治療中との事で、大変な時期にご自身も罹患ということでかなり大変なのはわかりますが、状況の正確な把握は絶対に必要ですよ。

212 名前: ☆ <削除> 投稿日:2007/08/16(木) 11:42
<削除>

213 名前: ☆ <削除> 投稿日:2007/08/16(木) 11:47
<削除>

214 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/08/16(木) 11:49
狸です。
>>207みひさん
状況が今ひとつ判然としませんので確認させてください。
1)エピルビシン+タキソテールを投与していて、その後副作用面からタキソテールを取りやめた、との事ですが、結果的にエピルビシン単独投与になったと言うことですか?
2)自己判断でタキソテール点滴を中止したとの事ですが、その後看護師なりを呼び付けて処理を行ないましたか?
伺った範囲では、タキソテールによる激しい動悸、視覚障害等はショック症状ではないかと想像します。多発する副作用ではありませんが、報告がある、比較的知られた副作用です。エピルビシン+タキソテールを当初6回が4回に変更になり、更にタキソテールを中止したので主に有効性面での低下を懸念していることと思いますが、副作用による変更であればやむをえないと思います。特にショック症状は非常に厄介で対応が難しいため、投与を続行することのデメリットが大きいです。また有効性の面では比較した試験が皆無なため厳密なことはいえませんが、著しく低下することはなく、今回の判断はおおむね妥当かと感じます。また、少し治療への不安があるようですが、発熱(好中球減少に伴う発熱性好中球減少かと思われます)とショック症状はまるで別の副作用であり、しかもショック症状が三度目の投与で起きたことから病院側に油断があったのかもしれません(確かにミス、と言うか、うかつではありますが、とことん攻められるかは何とも言えません)。

ただ、今回の乳がんは再発の可能性も捨てきれない(>>42)ですので、Her-(+)であればハーセプチンを使うのもありかと言う気もします(ただし、Her-2(+)との記載がハーセプテストでの検査結果で+++や++ではなく+なのでしたらハーセプチンは使えません)。また引越しがある模様ですので、今後の治療継続のためには出来るだけ情報を収集しておくことをお勧めします。

215 名前: 千春 投稿日:2007/08/16(木) 12:01
>>210 ひじりさん
それはステージではなく『クラス』4ではないですか?
『DCIS』と共に検索なさり、それに基づいてまた分からない所は主治医に質問してみては?

216 名前: みひ 投稿日:2007/08/16(木) 18:25
>>214狸さま。
早々のご回答感謝申し上げます。また、乱筆乱文申し訳ありませんでした。
確認事項につきましては、まずエビルビシン投与の後にタキソテールの投与が始まったのですが、看護婦等が部屋を離れた後に先の症状が表れ、妻は自力で投与を中断し看護婦を呼びました。その後種々の検査を行い、今回タキソテールの投与を見合わせることとなったようです。
ですので1)につきましては、これは結果的にエビルビシンの単独投与となったということだと思います。また2)については、そのとおりです。

HER-2につきましては+ということで、主治医からはハーセプチンは使えないといわれております。
また、我々は基本的に現在の主治医を信頼しており、今回のことで病院側にとやかくいうことは考えておりません。
ただ、こちらの言語での会話、特に医療用語が介在した会話では、なかなかこちらの考えを相手に伝えたり、相手側の説明をきちんと理解することが困難なため不安を感じることが多くあります。そのようなときに、この掲示板は我々の心の支えになるだけでなく、現在行われている治療に関するより正確な理解を得るための貴重な情報源となります。ですので狸先生をはじめ、この掲示板に書き込みをされている皆様にいつも感謝しております。
今後とも書き込みをすることがあるかと思いますが、宜しくお願い申し上げます。

217 名前: かえ 投稿日:2007/08/18(土) 01:42
狸さまお返事ありがとうございます
もう頭が真っ白で…すみません
がん宣告されたのは細胞診でのコトで、右乳房に3こ近くに集まってできています
CT.MRIでは転移や広がりなどはなく、先日、針生検をして結果待ちの状態です
先生は3このうち2こは水ではないかといってましたが不安でたまりません
母は自分のコトより私のコトばかり心配してくれてます(できるなら温存など)
母は充実腺管がんでしこりは5センチ、リンパ転移なしホルモン陽性ハーツー+1悪性度3でした。来週で4回目のACで化学療法が終了しその後の治療で放射線かタキソールをやるか悩んでおります。先生はやらなくてもいいのではと言ってました。
母も私のコトもあり治療はこれで終わりにするつもりの様です
再発などを考えると不安でたまりません
これからどうすれば……
いいのでしょうか…


218 名前: かえ 投稿日:2007/08/18(土) 02:14
すみません。さきほど母のコトで間違えました
ホルモンは陰性です
あわててしまって失礼しました


219 名前: ひじり 投稿日:2007/08/19(日) 03:23
千春さま
母の状態はclass4でした。
母が7月31日に左胸の乳癌と診断された後、8月16日にCT検査を行いました。肝臓、肺には転移が見当たらず、一ヶ月後に MRI検査をし、翌日に腫瘍への直接の針生検ののち10月5日に摘出手術に決まりました。
はっきり言って不安です。骨への転移が気になります。どの段階でそれがわかるのでしょうか?今しきり左半身のダルさ、を訴えています。

また白血球の減少が見られます。

220 名前: 千春 投稿日:2007/08/19(日) 09:59
>>219 ひじりさん
骨転移の検査は母は骨シンチでしました。他の方法はこちらなど…。
http://www.zometa.jp/illness/teni_03.html

ところでひじりさんの前の書き込みから伺うと、先生はお母さまの乳がんをDCIS(非浸潤性乳管癌)ではないかと考えていらっしゃるご様子です。(DCISについては検索をしてみてください。)
本当の最終的な結果は手術後にならなければ分かりませんが、
非浸潤性なら理論的には転移はないはずですし、
素人の私が聞く限りは今のお母さまの症状は骨転移の症状とは違う気がします。(骨転移の症状を検索してみてください。)

不安感から来ているのかも知れませんし、何か他の病気が隠れているのかも知れません。
主治医は何とおっしゃっていますか?
まずは主治医に連絡を取り、詳細簡潔に症状とそして骨転移や白血球の減少が不安な事も伝え、
意見や指示を仰ぐことです。

221 名前: 千春 投稿日:2007/08/19(日) 10:27
書き忘れました。
10月5日に手術が決まっていると言うのは現時点で転移は無いと先生はお考えなのでは?
そこら辺も主治医にお尋ねください。

222 名前: ひびき 投稿日:2007/08/20(月) 01:05
先日は、大変お世話になり、有難うございました。
明後日やっと主治医の二回目の受診と、骨シンチ検査を受けることができる予定で、自分の身体の詳しいことや、具体的な情報、また治療開始時期が具体的にきまるなら、せめてもの安心ができそうで、ほっとしています。
所でお聞きしたいことがありまして、
もう深夜なので一昨日になるのですが、MRI(造影剤あり)を受けたのですが、翌日朝からしこり部分に今までに無い強い痛みを感じ、見てみると打ち身のような黄色い痣のようなものが、しこりの一部にありました。
一日中、痛みは間隔的にあったんですが、気にせずに過ごしていたのですが、夜になってから、黄色い痣の一部が紫色になっておりました。

造影剤時はしこりに多少の違和感はあったものの、特に問題はありませんでした。

造影剤検査をした場合、
こういった症状がでるものなのでしょうか…
症状は、人それぞれとはいえ、急な強い痛みや、現れた痣など、正直不安です。火曜日まで診察を待ったほうがよいのでしょうか…

また、こちらの掲示板に書き込みさせて頂いた後に熱中症にかかり、大学病院ではなく、近所の内科にかかり、点滴と薬を処方して頂きました。
その際、自分が乳癌患者ということを伝えておらず、もしや飲んだ薬が作用したのではないかと不安です。
普通の風邪薬と解熱剤など四種類で
フロモックス錠、ロブ錠、ムコスタ錠、ビオフェルミン錠の四種類です。
こちらは乳癌の掲示板でありますので、風邪薬の種類を書いてもよいのか悩みましたが、どうにも不安で書かせていただきました。お許しください。
どなたか、ご教示下さい、宜しくお願い致します。


223 名前: ひびき 投稿日:2007/08/20(月) 01:11
連続書き込み大変申し訳ございません。
以前書き込み致しました私のしこりの数ですが、
7㎝が一つではなく、同じ胸に3㎝位のものが隣り合っており、痣ができた部分は小さなしこり側の大きなしこりの一部になります。
深夜に本当に申し訳ございません… !


224 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/20(月) 10:18
>>223 ひびきさまへ、

MRIを受けた翌日にしこりに急激に痛みを感じたり、打ち身のような状態
になったということですが、それは以前に受けたマンモグラフィの検査や
細胞診などの検査によるものではなく、MRIの検査による影響だと
思われますか?
私の場合には、造影剤を入れたMRIの時には、腕に静脈注射をして撮影しただけで、
一時的に体が熱くなるような感じはしましたが、乳房には別に痛みは無かったように
思います(3年前のことで記憶が薄れつつありますが…)。
でも、初回のマンモの検査の時には、しこりがあり、その場所も外側の表面近くだっために
激しい痛みを感じたり、また細胞診をやった時にはそれほど痛みは感じなかったのに、
後になってしこりのあたりが内出血を起こして紫色になりました。
MRIの影響なのか他の一連の検査によるものか、原因はわかりませんが、
別に、1日や2日を争わなくても大丈夫なのではないかと思いますが、
どのような原因によるのかにもよるので、何とも無責任にことは言えませんが、
もしも痛みが激しくて、ご心配ならば、病院に電話をして主治医の先生等に相談して、
急患で診察日よりも前に診てもらうという方法もあるかと思います…。
告知を受けた直後は、不安になり、とても神経質になるのか、感覚が鋭敏になってしまって、
体のあちこちに痛みを感じ始めることがあるようです。私もそうでした…。
残りの検査も順調に終えられ、治療方針が早く決まるといいですね…。
すべてが初めてのことばかりで、不安でいっぱいの次期だと思いますが、
どうか頑張って下さいね!



225 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/20(月) 10:20
>>234の訂正 度々すみません。次期→時期

226 名前: ミワ 投稿日:2007/08/20(月) 16:03
初めてカキします・自分は去年の4月に右乳房全摘リンパも取りました→後抗がん剤EC×4回タキソールは体に合わず断念→去年9月からホルモン療法(ゾラデックス+ノルバデックス)今年6月に再発・遠隔転移(骨は両骨盤と腰椎4番5番?)肺と肝臓に2ヵ所見つかりました・今はゼローダに切り替えてゾメタも月一で頑張っています・自分はまだ31歳です・子供は4歳です・まだ死ぬわけにいかないので治療頑張って免疫上げて漢方とかも試しています・みなさんも大変な思いされてると思います・一緒に頑張りましょう!!

227 名前: 親不幸息子 投稿日:2007/08/21(火) 04:05
先月、突然の下半身不随で母が入院し、検査の結果18年前の乳癌が脊椎に転移してることがわかりました。
現在、母は脊椎と肋骨に腫瘍が発見されていますが、その他の臓器には転移がみあたらないそうです。(若干の胸水あり)

先生の方針でホルモンレセプターの検査結果を待たずにノルバデックスの投与を開始していただき、ゾメタの投与と
放射線治療を10回の予定でやっています。
先週末に、生検の結果が出たのですが、ホルモンレセプターはER・PgRともに陰性。
HER2も陰性でした。
結果を聞き、ホルモン療法から抗がん剤療法への変更を予想したのですが、
先生は、このままホルモン療法とゾメタで治療を行っていく方針だそうです。
現在、特に痛みもなく落ち着いている。
比較的ゆっくり進行してくと思ってる。
陰性でもまったく無駄ということではない。
との説明だったのですが、どうもすっきり納得がいきません。

レセプターが両方とも陰性なのにホルモン療法を行うというケースは
よくあることなのですか?




228 名前: 千春 投稿日:2007/08/21(火) 18:03
>>227 親不孝息子さん
最新の“乳癌診療ガイドライン1薬物療法2007年版 乳癌学会/編”
http://www.jbcs.gr.jp/book/book.html
で、『ホルモン受容体陰性乳癌に対してホルモン療法は有用か』は
推奨グレードD(患者に悪害、不利益が及ぶ可能性があるというエビデンスがあるので、日常診療では実践しないように推奨する。)
:ホルモン受容体陰性乳癌に対して、術後症例および転移・再発症例ともにホルモン療法は有用でない。

となっています。再度主治医と話し合うことをお薦めします。

229 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/21(火) 19:01
すみません。
“エビデンス”の語訳をお願いします。


230 名前: 千春 投稿日:2007/08/21(火) 19:06
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B9
↑ここら辺でよろしいでしょうか?今後はご自分で検索をしてください。

231 名前: 親不孝息子 投稿日:2007/08/21(火) 21:51
>>千春さん
最新の情報をありがとうございました!
そうなると、やはり抗がん剤への切り替えが妥当なのですね。
(なまじ病状が穏やかであるぶん、切り替えにり脱毛や吐き気の副作用が始まるのが憂鬱です。)

比較的ゆっくりの進行だという母の場合でも、やはり直ちに抗がん剤を開始すべきですか?
また、もしも抗がん剤をしばらく見合わせた場合には、その間どのような治療が可能でしょうか?

三週間に一度のゾメタだけになってしまうのも不安な気がします。

232 名前: 千春 投稿日:2007/08/22(水) 01:57
ホルモン受容体陰性乳癌に対してホルモン療法は有用か
推奨グレードD
ホルモン受容体陰性乳癌に対して、術後症例および転移・再発症例ともにホルモン療法は有用ではない。

【背景・目的】
 以前はホルモン受容体の状況にかかわらず閉経状況によりタモキシフェン使用の可否が決定されていたが、現在ではホルモン受容体の状況とホルモン療法の効果の相関が明確になってきている。ホルモン受容体陰性乳癌に対する術後症例および転移・再発症例においてホルモン療法が有効であるか否かを検討した。

【解説】
 腋窩リンパ節転移陰性かつホルモン受容体陰性乳癌に対する術後療法としてのタモキシフェンの効果が、NSABP B-23で検討された。その結果、月経状況にかかわらず、上記対象においてタモキシフェンは無再発生存率および全生存率を改善しなかった。
 EBCTCGのメタアナリシスでも、タモキシフェンによる5年での再発抑制効果はER陽性では50%の相対リスク改善が認められたのに対し、ER陰性では6%のみであった。このER陰性症例における6%の改善効果も、DCC(dextran coated charcoal)法やEIA(enzyme immuno assay)法を用いたために、ホルモン受容体検査が偽陰性になっていたためのものと推測される。全生存率に関しても、ER陽性で28%の相対リスクの改善が見られたのに対して、ER陰性では-3%の悪化となり、ER陰性乳癌に対してタモキシフェンは無効であった。
 閉経前の術後療法に関しては、LH-RHアナログによる卵巣機能抑制とCMF療法を検討(ZEBRA)しており、ER陽性例ではLH-RHアナログはCMF療法に比べ生存率、無病生存率において同等の有効性を示すものの、ER陰性例では生存率、無病生存率は有意に低かった。
 閉経後乳癌に対するアロマターゼ阻害薬に関しては、その試験のほとんどがER and/or PgR陽性、もしくは不明症例を対象にしているため、ホルモン受容体陰性乳癌に対するアロマターゼ阻害薬の有効性を検討した臨床試験の報告はない。
 ホルモン受容体陰性の転移・再発乳癌に対するタモキシフェンの有効性に関する報告は、後ろ向きの検討で症例数も少ない。いずれの報告においてもER陰性症例でのタモキシフェンの有効性は、ER陽性での有効性に比較して低い。
 以上、ホルモン受容体陰性乳癌に対して、術後症例および転移・再発症例ともに、ホルモン療法は有用ではないので、行うべきではない。
 しかし、DCC法やEIA法を用いていた時代に「ホルモン受容体陰性」と判定された転移・再発例は、IHC(immunohistochemical staining)法で再検するとホルモン受容体陽性となる可能性があるため、DFIが長い再発乳癌の場合、可能な限り生検をしてホルモン受容体の発現状況を確認するべきである。

乳癌診療ガイドライン1薬物療法2007年版 乳癌学会/編  より
http://www.jbcs.gr.jp/book/book.html

233 名前: 千春 投稿日:2007/08/22(水) 02:11
親不孝息子さん
まずは全文を書き写してみましたが、参考文献などまでの写しはさすがにしんどかったのでそちらを御覧になるならガイドラインはホルモン陰性転移再発症例に対するものばかりではありませんが本をお買い求め(又は図書館で借りて)ください。
(管理人さん、もしもマズイようでしたら削除をお願いいたします。)

実はあの時友人が起てたスレをたまたま閲覧していて親不孝息子さんを見付けました。
これだけの短期間にこれだけ乳癌について猛勉強をされたあなたは決して親不孝息子ではないと思います。
逆に息子さんのHNをお母さまが知ったら悲しまれると思いますよ。
(みなさんの仰る通り心機一転新しいHNになさってもいいのでは?)

ここからのご質問にはそれこそ素人の出る幕ではなく、
専門家の先生にお答え頂くのが大切に思いますが、
私の母は高齢なので再発をした場合どうするか
(母はホルモン受容体陽性ですがホルモン療法が効かなくなった時、
症状が無いなら骨転移の場合ゾメタの他は化学療法はしないかな?母が化学療法をする場合は毒性の少ない単剤治療かな?などと)
いつも治療法を素人なりに考えています。
http://www.nyugan-infonavi.jp/chiryosaizensen/05saihatsu/
既知とは思いますがこちらなども参考に。

ここからは専門家の先生、よろしくお願いいたします。
因みにお母さまは67才でいらっしゃいますね?
18年前の術後は抗がん剤などは何もしていらっしゃいませんか?

親孝行息子さん、お互い一日でも長く親孝行をしたいですね!

234 名前: ミワ 投稿日:2007/08/22(水) 03:27
先日書き込みさせてもらったモノです・ひとつずっと疑問があったんですが…先日にもスレさせてもらったように去年4月に手術をして今年の6月には骨転移(骨盤と腰と右肩甲骨←骨シンチにて)・肺・肝臓に2ヵ所の転移だったんですがその2ヶ月前の4月に一年検診でCTを撮ってるんです,その時はすべての臓器異常なしと言われて安心してたんです,(実は3月ごろ腰痛があり整形にも月一で通っていましたがレントゲンで毎回異常がなく,その時の治療がホルモン療法中で副作用の関節痛だと言われ湿布の日々でした,6月に入りかなり痛みが我慢できなくなり車椅子を借りて整形に行ったらさすがにMRIを撮ることになり,そこで発覚)そんな2ヶ月であちこち転移するものなんですか?その時は検査すればするほど悪い結果ばかりでホントに凹みました,今は進行が落ち着いた?みたいで骨には放射線治療とゾメタ・内服はゼローダを飲んでいます・また急に進行が勢いつける事だってあるんですよね?因みにうちの家系は父方のおじいちゃんと父親(今年7回忌)が乳癌で亡くなっています・当時は男の人が乳癌になるのが珍しくて病院での扱いはまるで実験台みたいな印象を受けました,お父さんが亡くなった時も解剖させてくれと凄い言われましたが母親が断りました,やはりガンの遺伝あるのでしょうか?自分も今こんな状態だけど子供(女4歳)の事が心配で,乳癌になりやすいのかな?とか,正直自分は全身に転移してる訳だからあと5年も生きれれば良い方!なので子供が心配で仕方ありません,話がめちゃくちゃになってしまいすいません…お聞きしたいのは①2ヶ月であちこち転移するものなのか?②乳癌は遺伝が強いのか?③今更なんですが一年で遠隔転移,結局すべてガン細胞を取れてなかったのか? 長々すいません・前向きに頑張って生きています!宜しくお願いします☆

235 名前: 千春 投稿日:2007/08/22(水) 04:35
>>234 ミワさん。まだなんとか起きておりましたので・・・。
①③について。転移とは手術時は見えていなかったが既に体に散っていた微小転移が全身療法を生き残り、
ある時期に画像に写る大きさになったことですのでありえます。

③について。BRCAについて記述があるいくつかのサイトを貼っておきます。
http://www.cancernet.jp/qa_detail.php?id=85
http://grj.umin.jp/grj/brca1.htm

【外科療法―日本乳癌学会/編(2005年版)】
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000113_0032.html

【疫学・予防―日本乳癌学会/編(2005年版)】
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000116_0020.html
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000116_0021.html
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000116_0022.html

しかし中に書いてあるように予防的処置には保険診療・確実性・現実性・QOLなどの面で問題がありそうです。
娘さんも20才を過ぎた頃から定期検査はなさった方がいいと思います。

ミワさん。お子さまのためにがんなんか吹き飛ばししっかり共存する心意気で!
治療が奏効し病状がずっと落ち着いていますように。

治療についてもしご相談がある時には、病理検査結果も付け加えて書かれるとより具体的的確な回答をいただけると思います。

236 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/08/22(水) 14:37
狸です。
>>234ミワさん
既に千春さんが>>235でお答えになっていますが、おおむね同意いたします。
繰り返しになりますが、下記に自分の考えを書きます。
①について
これは残念ながらありうることです。しかもこうなるかならないかを完全に見極めることができないため、医師の落ち度とも言い切れません。現在ゾメタとゼローダが効いているようですので、一息つける状況かと思いますが、今後の急激な病状進行も残念ながら捨て切れません。ゼローダは毎日たくさんの数飲まなくてはいけないので大変でしょうが、きちんと飲んでこそ最大の効果が得られますので、ぜひ飲み忘れをしないようにしてください。ただし飲み忘れた際の次回の服用は前回の分も一緒に、ではダメですよ。
②について
乳癌の原因遺伝子としてBRCA1、2という遺伝子が知られています。しかしそれが原因での乳癌は数としてはそれほど多くありません。また癌が遺伝する、と言うのはよく言われることではありますが、実際には食生活(食べ物の趣向から住環境、飲料水に至るまで)を共有している事が原因である可能性も指摘されていますので、遺伝だけで説明は出来ません。なお遺伝性の乳癌は特に若い乳癌発生には影響しますので、その場合はとにかく早期発見に注力するなどである程度リカバーできます。
③について
遠隔転移の発生ですが、手術した際の取りこぼしが全ての要因とは言い切れませんで、その段階で目には見えない小さい癌が全身に散らばっていたのかもしれません。術後補助療法という治療はこうした目に見えない癌を叩くために考案された治療方法ですが、残念なことに完全ではないため、癌が残ってしまった可能性があります。

237 名前: 投稿日:2007/08/22(水) 17:10
みなさま こんばんは。鮎です。お世話になっています。
先週、手術でリンパ節を取り、結果を聞いたところ11/13 局所再発でした。
病理結果はやはりホルモン-、HER2 なしで、今後の治療は日本に帰りたいことを考慮して、
短期間で局所の放射線治療と併用してプラチナ製剤を使うとのことでした。
主治医の話ではこの治療でかなりいい結果が出ているとのことです。

治療方針の説明の前に、ネットで抗がん剤について調べていったのですが、
プラチナ製剤のことは全く頭になくて、詳細はまた来週に説明します。といわれ、
はい、そうですか。と帰ってきてしまいました。
まだ完治を目指して治療してもらえることになって、一条の光を得たようです。が、日本ではプラチナ製剤は乳がんには保険未承認のようです。
どうしてでしょうか?エビデンスがないのでしょうか?プラチナ製剤のどの薬を使うかはまだ聞いていません。

ミワさんへ
わたしも2ヶ月前の検診ではすべての臓器異常なしと言われて安心していました。子供のためにも一緒にがんばって生きていきましょうね。


238 名前: 千春 投稿日:2007/08/23(木) 01:55
>>237 鮎さん
2007 St.Gallenコンセンサス会議でtriple negative乳がん治療について話題になっていたようですね。
http://nyugan.info/stgallen/zadankai_07.html#s7
鮎さんの主治医は帰国の際一緒に連れて帰りたい感じの乳がん治療に造詣の深い先生に思えます。
(ドイツでは主治医の御見識はごく普通のレベルなのですか?)
異国で心細い事も多々あると思いますが、ドイツと言う地でその主治医と巡り合えた強運さを是非チャンスに!
上記のサイトの内容等も質問すれば色々お答え願えるクラスの先生に思えます。
帰国後の主治医も今の先生に紹介して頂ければ何より心強い気がします。

239 名前: 千春 投稿日:2007/08/23(木) 04:01
ただどの国の医療政策もそれぞれ問題を抱えていて、
日本の医療制度は相対的に見て有り難い範囲にあると個人的には思うのですが、
例えばシスプラチン、補助療法のハーセプチン、ラパチニブ、お隣の肺癌板のタルセバ、大腸がんのアバスチンの使用制限等々…。
理由は国の台所事情や責任の所在など色々で理に適っていないものばかりではないのでしょうが、
患者が待ち望んでいる薬剤がなかなか使用出来ない現実は否定出来ません。

鮎さんはドイツにいらっしゃる今、その利点を最大限生かした治療を享受出来ますようにと心から思います。

240 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/08/23(木) 09:31
狸です。
>>237鮎さん
乳癌でのプラチナ製剤(シスプラチンやカルボプラチンなど)は日本では適応がなく、また乳癌の世界でも必要不可欠な薬剤、とまではされていません。有効性を示す報告例は結構出てきますが、やはり乳癌の世界ではアンスラサイクリン、タキサンなどがいわゆるキードラッグとして認識されています。
しかしここに来てトリプルネガティブにシスプラチンがいいかもしれない、との話がにわかに注目されています。これは先のSt.Gallenでの話題に端を発しているようで、かの渡辺亨先生も講演の中で言及されていました。
もともとシスプラチンは放射線治療との相性が良い薬剤とされ、特に放射線の感受性をアップさせる活性を有するとして、汎用されています。この観点からも、肺がんでは絶対に欠かすことができない重要な薬剤と位置付けされています。
 
 話が長くなりましたが、シスプラチンが日本で承認されていないのは臨床試験を実施して承認を取得する動きがないからに他なりません。これはなぜかと言うと、シスプラチンは既に発売後時間が経過しているために多くの会社から後発品(ゾロ品)がでているため、ある会社が高いコストをかけて臨床試験を実施しても、承認はそれら薬剤にいっせいに出されますので、臨床試験を実施した会社には全くメリットがなく、採算が取れないことが大きな要因です。これは制度上やむをえないことで、患者さん側にしますと理不尽な気がしましょうが、我々製薬会社側からしますと、むざむざ他社の商売を手助けするだけの行為であり、まず手を出せない領域であります。
他の方法として、例え国内では臨床試験を実施していなくとも、海外で汎用されているなどの理由で厚労省が承認を出すケースがあり、最近その動きが結構盛んです。しかしながら先に申しましたように、シスプラチンは海外で乳癌領域のキードラッグとは認識されていないため、この方法もかなり厳しいと思われます。

241 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/23(木) 11:09
>>231 親不孝息子さまへ、
以前にお他のスレで会いしたような気が致しますが、本当にお母様のご病気の
ことを心配されて、色々と調べられて、とても親孝行な方だな~といつも感心しています。
抗癌剤に関する最新情報や専門的なご説明は狸先生にお願いするとしまして…。
一般に、ゾメタの治療は骨の局所療法となり、全身への転移を予防することができないので、
全身療法であるホルモン療法をやめる場合には、やはり全身療法である抗癌剤療法になるのでは
ないかと思います。

抗癌剤と一口に言っても、全ての抗癌剤が脱毛や嘔吐の副作用があるわけではないようです。
アントラサイクリン系のAやEや、タキサン系のタキソールやタキソテール(嘔吐はあまりないが
完全脱毛しやすい)など脱毛や嘔吐の副作用の強いものほど効果はあるとされているようですが、
分子標的薬のハーセプチンやターカイブ(日本ではまだ未承認)などはがん細胞にターゲットを絞り込み、
正常細胞は攻撃しないので、脱毛はないようですし、
ハーセプチンが使えないHer-2が陰性の場合でも、ナベルビン(点滴で、これは多少脱毛する場合もあるようですが、
ゼローダ(内服)、TS-1(内服)などの脱毛がなく、副作用も効果も穏やかな薬があるのではないかと思います。
特に、術後補助療法では強い薬を使って再発を予防することを目的とするようですが、
再発の場合には再発部位によっては弱い薬から試していくという方法をとるようです。
確かに、骨の場合にはホルモン療法がよく効くといわれているようですが、
ホルモンが陰性の場合で骨転移のみならば、通常は最初、弱い抗癌剤から使うのではないかと思います。
さらに肺や肝臓などの内臓に転移した場合には、更に強い薬に替えていく方法をとるのではないかと思います。

また、骨の局所療法でゾメタ以外には、放射線治療が単なる痛みの緩和のみならず、癌細胞の死滅にも
効果があるとされているようですので、放射線科の医師にもよく相談されてみるのも良いかもしれません。
お母様の治療がうまくいき、苦痛を伴わずにのんびりと癌との共存ができ、完治に近づくよう、お祈りしています。



242 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/23(木) 11:17
>>241 度々すみません。漠然と抗癌剤ではなく、化学療法というべきでした…。抗癌剤にはホルモン療法も
化学療も含まれますので…。

243 名前: 親不孝息子改め のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/23(木) 22:11
>>232 233 千春さん
HNを改めさせていただきます。
わざわざの書き写し本当にありがとうございました。実は231の書き込み後、どうしても内容を読みたくて
注文をしたところだったのですが、お陰様で本の到着前に内容を知ることできました。

「希望を失わせてしまう」と父親の反対が非常に強く、未だに本人への病名告知ができていないので、18年前の術後にどのような治療を受けてきたかは現在不明です。
少しづつ自然に気づくようにと私が母に、働きかけていますので、何か新たにわかったことがあれば書き込みたいと思います。

現時点での情報をまとめてみます。
・67歳、18年前に乳癌手術。 術後の治療内容不明。
先月中旬 
・突然の下半身不随で入院。脊椎、肋骨に腫瘍と少量の胸水が発見される。
・肝臓、乳、肺、甲状腺など他の臓器への転移は発見されず。
当月上旬
・ゾメタ(三週ごと)の投与開始
・ホルモン療法(ノルバデックス)開始。
・放射線治療(全10回)開始
当月中旬
・骨生検結果によりER・PgRともに陰性・HER2陰性と判明。

母は、時々すこし咳込むほか食欲が少し落ちてはいますが、車椅子に乗る準備訓練(リハビリ?)を行い、意外に元気な様子です。


244 名前: 親不孝息子改め のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/23(木) 22:18
>>241さま
ありがとうございます。
素人の私にも、わかりやすくまとめられているお陰で
なんとか理解できそうです。
主治医の意見は、「当面はこのままホルモン療法の継続を」 と言っておられます。
(今すぐ抗がん剤を開始するほどの状況ではないが、ビス製剤だけでも不安だろうし、一応ホルモン剤をこのまま…みたいな感じでしょうか)

「ホルモンレセプター陰性and差し迫った状況ではない」の場合、どのような治療が標準的なのでしょうか?


245 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/24(金) 12:32
>>241さま(追記)
副作用が穏やかなようなので、早速少し調べてみたのですが、
ゼローダ、TS-1、ナベルビンは第三選択薬のようです。
アンスラサイクリン系の使用前でも投与してもらえるものなのでしょうか?

手元の本ではHER2マイナスの母の場合、第一選択薬としてはCAF、FAC、AC、FEC、CEFのみになっていました。
また以前のCMFは副作用が穏やかだが効果が劣るそうです。
(自分としては、いざ抗がん剤となった時には、比較的穏やからしいCMFの選択を主治医に相談したいと感じたのですが、
そうすると、後になってゼローダ、TS-1、ナベルビン等は処方してもらえないということなのでしょうか?)
色々、調べてはいるつもりなのですが、どんどん新しい疑問が出てきてしまい質問ばかりになってしまいスミマセン




246 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/25(土) 23:55
>>245 のらくろ二等兵さまへ、
どの薬剤を選択すべきかということは素人にはわかりかねますので、抗癌剤の研究者である
狸先生や臨床医(乳腺外科)と思われるたこ先生など、専門家のご意見を伺った方が良いと思います。
ただ、18年前にどのような薬剤を使用されたのか、手術のみで、術後補助療法などは
何もされていないのか…、それによって薬剤の選択が決められると思うのですが、
過去の病院の資料等は現在の病院の主治医に紹介状として、提供されて
いるのでしょうか?
18年前だと、アントラサイクリン系(AやE)を含むAC、EC、CAF, CEFなどや、
タキサン系(タキソールやタキソテールなど)はやっていないのではないかと思います。 
恐らくホルモン療法以外の化学療法ではフルツロン(代謝拮抗剤で、それを改良したのが、ゼローダ、さらに、改良したのがTS-1だと記憶しています)
などを2年間服用するとか…、CMFが使用されていた時代なのではないかと思います(?)。
すみませんが、乳癌治療の歴史はよくわかりません。
アントラサイクリン系は心毒性が副作用としてあり、総使用量にも上限があり、
もしも過去に補助療法でその量まで投与されている場合には、
再発後に、使用することはできなくなりますが、過去にAC(EC)とか、CEFとかCAFとかを
使用していなそうですので、今後はそれらのレジメンをやることになるかもしれません。

原則的には、ホルモンレセプター陽性で差し迫った状況でない場合に選択されるのが、ホルモン療法であり、
ホルモンレセプター陰性で差し迫った状況でない場合には、
弱い化学療法が選択される方がよいのではないか…と、個人的には思ってしまいます…。

でも主治医の仰ると通りに確かに、今、すぐに強い抗癌剤をする必要はない
と思いますが、弱い化学療法をやって、それでも抑えがきかずに、
他の臓器への転移がみられたら、次の段階として強い化学療法へと移行するという選択肢もありなのではないかと
思ったのですが…。

初期治療の術後補助療法では、ホルモンレセプターが陰性だとホルモン療法は絶対に
しませんが(ガイドラインに沿って)、再発の場合には、柔軟性をもたせて、
骨転移にはホルモン療法が効くことが多いので、臨機応変にやっているのでしょうか?
でも、万が一、ホルモン療法が効くかもしれないけれど、概してホルモン療法は効果が出るのに、
化学療法よりも時間がかかるようですので、骨転移を少しでも今以上、進行しないように
増殖を抑えるには、あるいは他の臓器への転移を早急に予防するには、のんびりと、
効くか、効かないか、わからないホルモン療法をそのまま継続していても、
治療効果があまり得られないのではないかという気がしないでもないです…。

二等兵さまはCMFを選択させてあげたいとお考えのようですが、
CMFを投与した後で、ゼローダや、TS-1、ナベルビンが使用できないということは
ないと思います。現在はゼローダ、TS-1、ナベルビン等は確か、乳癌の場合には、手術が不適応、
あるいは再発した場合の治療のみが保険適応になると思います。それも多分、アントラサイクリン系、
あるいはタキサン系の薬剤に耐性のできた(それが効果が見られなかった)場合だと思います。
CMFは、私が以前、通院していた病院では、ACと同等の奏功率で、25%だと言われ、また70歳以上の
高齢者に対してのみ行っていると言われましたので、70歳よりはお若いですが、お母様には
適しているのかもしれません。確かに、CMFは脱毛や嘔吐などの副作用もAC(EC)やCAF、CEFよりも
穏やかなようですが、新しい薬剤が開発された現在では、古典的なレジメンとなっているようです。
残念ながら、過去の薬剤で、骨転移には有効なものがあまりないとされているようで、
新しいTS-1は骨転移に著しい効果がある場合があると言われているようです。

あと局所療法としては、放射線をやった後に、骨転移による疼痛がまだあるような場合には、
骨転移した脊椎に対するセメント治療とか、ラジオ波焼勺療法などの高度先進医療なども
あるようです…。

主治医の先生によく相談されたり、セカンドオピニオンで、このまま、
ホルモンレセプター陰性なのに、ホルモン療法を継続していく治療方法でいいのか、
また、化学療法をするとしたら、どの薬剤が良いのかについても聞いてみられたらいかがでしょうか?

今後、お母様の治療が奏功して、速やかに苦痛が取り除かれて、
下肢麻痺が少しでもよくなられるように、お祈りしています。長々となり、すみませんでした…。



247 名前: とーりすがり 投稿日:2007/08/26(日) 07:46
246はん
>>241コンだけ語っといて、薬の知識は専門家に任せるだ?
おいおい、そりゃないでしょうが~!
わかんないならそういうコメントしちゃまずいんでないの?
あんたの>>241でのらくろさんは余計わからなくなったんじゃないのか?

248 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/26(日) 09:28
>>241さん、前から狸さんにも嫌がられてるて思うよ
もうちょっと控えて
文章もだらだら長すぎだよ

249 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/26(日) 22:28
>>246さん
わざわざ丁寧にありがとうございます。考えをまとめる上での知識としてとても参考になります。

>>247さん
わからないのは自分の不勉強のせいです(汗)

母に薬歴を聞いてみたのですが、18年前の手術後に三年間、「体質を変える為の薬」を処方されてたそうです。(名称不明)
(点滴ではなく服用薬で、当時ずいぶん太ったと言ってたのでホルモン剤?)
ただ粉薬だった気がする と言ってます(???) どうもハッキリしませんので先生に確認しようと思います。
陰性なのに抗がん剤ではなくホルモン療法を続ける理由も確認してみないといけないですね。

一般的には再発転移癌が発見されたなら、他臓器への転移も時間の問題と考え、たとえ差し迫った状態でなくても、
ただちに抗がん剤療法を開始するのが普通ですか?(ホルモン・HER2ともに陰性の場合)








250 名前: ミワ 投稿日:2007/08/27(月) 08:55
千春サン(夜分にありがとうございました)狸先生・ご見解有難うございました。転移してしまったものは仕方ないから今からガンと向き合って頑張らないといけないと思います!確かにゼローダが効いているのか?術側のシコリも小さくなっている気がします…肺とかの腫瘍は目に見えないけどシコリは今の状態が解りやすいです・ゼローダは今,朝夕3錠飲んでいます・ゾメタは2回点滴しましたが・歯が弱くなったのか?すぐ欠けたり虫歯になりやくなり・骨髄炎を防ぐ為に歯医者で治してからの再開です・しかしまた腰痛が復活して(一ヶ月半前に放射線治療を半分やり断念) レントゲンを撮ったらとうとう腰骨が崩れてしまい・放射線治療をやらざるおえない状況になってしまいました・腰の部位に照射すると吐き気が凄くて10回のところを5回で断念したんですが・これは我慢すべきですよね…吐き気止めの薬もあまり効果なくて辛いです…。今時点,ゼローダとゾメタとこれから放射線治療が始まります・やっぱりいつまでも調子よく効いてる事はないんでしょうか?そんなの人に寄りますよね?弱気がよくないんですよね?

251 名前: 千春 投稿日:2007/08/27(月) 14:09
ミワさん
ミワさんの腰痛に適用があるか私には判断出来ませんが、本館の骨セメントスレッド(あちらの40に施設の情報もあります)のサイトや、
こたろう先生のサイト
http://blog.livedoor.jp/kotaroworld/←PC
http://blog.m.livedoor.jp/kotaroworld/index.cgi←携帯
の'5.4.12の記事も御覧になってみてください。
同時に放射線の吐き気については、もしかしたらこたろう先生に相談なさるのもいいのかも知れません。
http://park1.wakwak.com/~pocky/cgi-bin/sbbs.cgi?id=kotaroworld
副作用を我慢するのは辛いですよね。

252 名前: ミワ 投稿日:2007/08/27(月) 15:15
千春サン・ありがとうございます。放射線治療のスレッドアクセスできませんでした(>_<)携帯用ではないのかな?骨セメントは整形の先生が「年配の方の骨粗ショウ症なら有効だけどあなたは全身転移だから手術はできないよ」って言われました・手術するとガン細胞が飛び散るらしいんで高リスクなんだそうです・だから放射線治療しか方法がないんですけど…去年の抗がん剤(EC)より吐き気が強くて(>_<)でも痛いから頑張って照射しようと思います!ありがとうございました☆また追い詰められたら相談させてくださいm(__)m

253 名前: 千春 投稿日:2007/08/27(月) 15:41
ミワさん
(私も携帯仲間ですが)携帯でアクセス出来ないのは最後に貼ったこたろう先生の緩和の掲示板?
痛みや吐き気の緩和の相談は(放射線の副作用については先生がご存じかは分からないのですが)、
掲示板にアクセス出来なくてもその上の緩和病棟24時の所に書き込めば相談にのってくださると思いますよ。
骨セメントそうなんですね。整形でなく、骨セメントをしている病院の“放射線科”にセカンドオピニオンをとってもだめなのでしょうか?
本館の骨セメントスレにもどなたか詳しい方がいらっしゃるといいですね。

254 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/28(火) 09:36
始めまして。いろいろと検索し、こちらにたどり着きました。
先日乳がんと診断されました。始めに発見されたものは1.5cm
、針生検でホルモン両方90パーセント、her2-で、種類的には硬がん。
グレード1、WHOグレード2、と言われ初期なので安心して、と大学病院に移りました。

ところがそちらで検査したところ、3.9×1.5のものがみつかり、おそらく小さいものはこれが
枝分かれしたものだろう、エコーで、はっきりとした円形ではないがリンパの腫れあり、可能性は高い、と今全身の検査待ちです。

枝別れしたものと思われるとの事ですので、小さいものと同じ内容と思っていいですか?
また硬がんは予後が悪いと言われています、私の場合、どれくらいの
のリスクになりますか?病理が出なければ、はっきりしないと思いますが、検査、結果待ち、と今不安で不安でたまりません。

昨年から個人病院を受診していましたが、乳腺症があり、見逃されていたのだと思います。悲しくて仕方ありません。
また、この精神状態を治す、薬などありましたら、教えてください。

255 名前: 千春 投稿日:2007/08/29(水) 15:33
>>243 のらくろ二等兵さん
その後何か新しい進展はありましたか?術後の薬剤名は分かりましたか?
計らずともこちらにお誘いしてしまったこともあり毎日とても気にかかっております。
再発後の治療法についてのサイト、
特にCNJの例はのらくろ二等兵さんのお母さまの症例とは経過や病状等が大きく異なるため余計混乱をなさる危険性も考えましたが、
再発後治療の一般的な考え方として貼っておきます。
http://nyugan.info/tt/qa/q1_06.html
http://www.cancernet.jp/qa_detail.php?id=13

特にネットでのご相談にはやはりお母さまの体調や最新の精査結果や薬歴が必須です。
それらが分かり次第具体的に書き込めば専門性を持ったお答えが頂けるはずです。

そして上記のサイトで言う“患者の価値観とQOL”は、のらくろ二等兵さんもお考えのように(痴呆等の場合を除き)家族の推測であってはならないと考えます。
ご家族内のことは他人には計り知れずお辛い立場をお察しいたしますが、
お母さま個人の尊厳と気持ちを第一に考慮すれば、きちんとした現状の告知とその後のフォローが必須と私は思います。
何か愚痴や相談がありもし私でよろしければ、こちらの掲示板のチャットに都合の良い時間などを伝言しておいて頂ければ出向きます。

256 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/30(木) 09:48
>>255 千春さん
まず、その後の報告が遅れ、お心を煩わせてしまいすみませんでした。
また、まだまだ勉強が不十分で患者を支える家族としての努力も足りない自分に、
その都度、適切な示唆を与えていただき本当にありがとうございます。
その後の進展ですが、この間、双方の都合により先生との面談が一回しかできなかったこと。
又、優先して解決しなければならないと感じる問題が発生してたことを原因にして、
過去の薬歴・検査結果の開示(?)等の依頼は行えませんでした。
(父と病院のコミュニケーション不足から生じた行き違い・誤解により、母が病院に対して誤解を生じてしまい
だいぶ不安を感じておりましたので、限られた先生と私の面談の時間を、まずはこちらを解決させることに尽力しました。)
面談により誤解も解け、また父や私の考えもある程度お伝えする事ができ、コミュニケーションラインの構築が適ったことは、
母の今後の治療にも必ずプラスになると思っています。
今後のやや踏み込んだ話し合いの為にも、まずは信頼関係の構築が第一と思った次第です。
告知についてですが、
依然として病名告知を父は病院に対し拒んでいますが、既に私が病名以外のある程度を母に伝えました。
①今後、脚が元に戻り歩けるようにはならないこと。
②病気の本質は脚ではなく脊椎にできた「腫瘍」であること。
③この「腫瘍」は昔やった乳癌と密接な関係があるらしいこと。
④どうやら長期戦になるらしいこと。
⑤この病気と闘う上での心構えとしては、「勝つ」ことではなく「負けない」ような闘い方をすることが大事な事。
(根治ではなく、いかに新たな転移を防ぎ現状維持しながらQOLを上げるの意味の例えばなしとして)
⑥現在受けてる治療の説明(対局所としての放射線、対全身としてのホルモン剤、骨へのビス製剤)
⑦QOL向上のためにもリハビリ(車椅子に乗れるようになる訓練)での頑張りがとても重要なこと。
これらをできるだけわかりやすく話してみました。
母はおっかなびっくりではありますが、私の話しを聞きながらある程度理解をし前向きに捉えてくれたようでした。
この事は先生との面談時にもお伝えさせていただき、とても喜んでくれていました。

先生も多数の患者を受け持ち、オペ等で忙しく毎回面談を願うのも心苦しいので、
質問項目(病理検査結果、薬歴)は書面に書き出し、ナースさんを通じて渡してもらうのがいいかな と思ってます。
この答えを頂いた後に、今後のホルモン剤投与継続の是非について話し合いを持たせてもらうのがいいかな などと思っております。
あまり進展と呼べる経緯ではありませんが、目下の状況はこんな感じです。

257 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/08/30(木) 10:07
追記
CNJの記事紹介ありがとうございました。
同ページ内にある他の質問http://www.cancernet.jp/qa_detail.php?id=16
には目を通していたのですが、今回のページにはまったく気がついておりませんでした。
がん医療に対する本質的な問題・もうひとつの考え方として、私個人としてはとても参考になり感じる部分も多くありました。
一日も早く母とフランクにこうした話しをできるよう、そして本人の希望や価値観・尊厳を反映した医療に結べるよう
微力を尽くしていければ と思います。
チャット… やったことがなく使い方がよくわかりません(汗)


258 名前: ひびき 投稿日:2007/08/31(金) 00:12
224の名無し様へ>
不安で一杯の最中に、丁寧なお返事本当に有難う御座いました。
その後は受診日に先生に診ていただいて、
刺激を与えると痣のようになってしまう場合もあるので、
(私の場合は)気にしなくても大丈夫とのことでした。

本当に不安になってしまい、妙な事を書き込んで大変申し訳御座いません。
無事、科学療法治療(CEF投与)も始まり、副作用も大分収まり落ち着いてきましたので、
大変遅ればせながら、あの時のお礼をと書き込ませて頂きました。
治療が始まってから、開始以前に感じていた不安は大分和らぎました。
千春様、224の名無し様、
本当に有難う御座いました。


259 名前: なないろの虹 投稿日:2007/08/31(金) 03:40
60代の主婦です。本日、かかりつけ医に乳がんと診断されました。乳腺外科のあるがんセンターに紹介状を書いて頂くことになりましたが、手術は3ヶ月待ちとのことでした。
2cmで転移はないだろうとのことですが、他の病院の一般外科で即手術すべきか悩んでいます。3ヶ月で癌がどの程度進行するのか、手術待ちの間、何か治療はあるのかお判りになる方がいらっしゃいましたらお教え下さい。
がんセンターは、年間何百もの手術実績で、専門医がいます。即手術可能な総合病院は、年間30件程の手術実績です。病院自体は信頼できるのですが、専門医がいないのがネックです。
手術の腕と、3ヶ月待つリスクを天秤にかけたらどちらを選択するべきでしょうか?


260 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/08/31(金) 12:11
>>259 なないろの虹さん
私もしこりの自己発見から手術まで3ヶ月ありましたのでお気持ちよく解ります。
「3ヶ月あれば細胞が1回は分裂しますが、大丈夫ですか?」と主治医に訊ねましたが
「確かに分裂するけど、大丈夫」との返答でした。
それでも不安でしたが、がんの治療は手術だけで終了するものでなく
手術後の期間が長いので病院選びは総合的に判断なさるのが良いと思います。
転移はなさそうとのことですが、
それだったらセンチネルリンパ節生検はできるのか等確認なさいましたか?

通常、乳がんは進行が遅いという事で私の場合は3ヶ月は治療無しでしたが、
がんのタイプ、サイズによっては対応が変わるでしょうから、検査結果に拠ります
手術までは症状によっては術前化学療法を行ったりもしますので
まずは病院に行って診察を受けて治療方針を確認してみてはどうでしょうか?
時間があればセカンドオピニオンも受けられます、
十分に検討して最善の治療方法を受けられますように。


261 名前: なないろの虹 投稿日:2007/08/31(金) 20:28
お返事くださって、ありがとうございます。(パソコン不慣れなもので、不手際がありましたらお許し下さい)
手術まで私と同じ3ヶ月とのこと。少し希望が持てました。

ご指摘のセンチネルリンパ節生検というものがどういう検査なのかわかりませんが、私は、触診・レントゲン・マンモグラフィー・エコーの検査の後、
腫瘍に針を刺しての検査で、現在結果1週間待ちの状態です。
1週間後には、また今後の治療に関する詳しい説明があるのかと思いますが、その時までにどこの病院で手術希望か決めて来てくれとのことでした。

今現在、乳がんに関してほとんど無知の状態で、どのように病院を選んだらよいのかもわからず、こちらにたどり着いた次第です。
過去の掲示板カキコミを拝読し、自分にあてはまるものなのか思案しておりますが、専門的な内容が多く、よくわからず決めかねていました。

病院選びは、手術の後の治療のことも考えて、乳腺科があり専門医のいるところを選ぼうと思うようになりました。
まずは、1週間後、検査をしてくださった先生にもう少し詳しくお聞きしてから、判断するべきのようですね。

不安で長い1週間になりそうですが、こうやって、お返事を下さる優しいお仲間がいることが、とても心強いです。
実は、癌と聞いて不安でたまらなくなり、どこでもいいからすぐさま入院して、患部を全摘しようと思っていたのです。
手術を待つ間にも、化学療法などの治療ができることもわかりましたし、お返事をいただいて、冷静に考える余裕が
できましたこと本当に感謝いたします。
ありがとうございました。

262 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/09/01(土) 00:08
なないろの虹さん
この掲示板に来るようになってから、私もよく聴く語句だったのですが
知らない語句だったので「センチネルリンパ節生検」をパソコンで検索してみました。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/sa4a1801.htm

突然のことで、さぞや不安なことと思いますが、その当日にこちらの掲示板を探し当てた
なないろの虹さんは、凄いなぁと感心させていただきました。
ここにはたくさんの有用な情報やアドバイザーがいてくださっております。
本当にありがたいことだと自分は感謝しています。
慌てず焦らずじっくりと最良の選択をなされることをお祈りさせていただきます。

263 名前: みひ 投稿日:2007/09/01(土) 18:05
>>207等でお世話になりましたみひです。また教えていただければ幸甚です。
妻は来週月曜から最後の4サイクル目の抗がん剤治療の為入院いたします。
以前申し上げましたとおり、前回のサイクルでは、それまで通りエビルビシンとタキソテールの投与を行う予定でしたが、タキソテール投与直後のショック症状で結局デビルビシンのみによる治療となりました。
その様な経緯から主治医は、今回は、①エビルビシンのみの投与か、若しくは②それにシクロホスファミドを併用するか、という二つの方法を検討している模様です。シクロホスファミドに関しては、自分なりに調べてみると、出血性膀胱炎という副作用やそれを防ぐための措置に伴う水中毒など、更には免疫抑制作用があると聞いております。
このこともあり妻はエビルビシンのみの投与による治療を望んでいるのですが、効果の面で果たしてそれで大丈夫かという心配もありますので、この点についてアドバイスを頂ければ幸甚です。
宜しくお願い申し上げます。

264 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/01(土) 22:12
>>262 のらくろ二等兵さん
「センチネルリンパ節生検」の情報ありがとうございました。
手術後の後遺症のことなど、全く知らなかったものですから、大変参考になりました。
この検査もできる病院が限られているようですので、やはり病院選びは慎重にすべきだと改めて痛感しました。

私も、こちらの掲示板にたどりつき本当にラッキーだったと思いました。同じ不安を持つ方、そして乗り越えて克服されてきた方のカキコミは、何よりも力になる気がします。
手術までにもっと勉強をして、皆様方に質問ができるくらいになれればと考えています。

それでは、のらくろ二等兵さんのお母様の病状が快方に向かいますように、お祈りいたします。


265 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/02(日) 16:29
>>263
 ○ エピルビシン(商品名ファルモルビシン等) 
 × エビルビシン
   デビルビシン

正確に覚えた方がいいです

266 名前: みひ 投稿日:2007/09/02(日) 18:15
>>265
失礼致しました。>>263のエビルビシン若しくはデビルビシンはエピルビシンの間違いです。

267 名前: 265 投稿日:2007/09/02(日) 18:21
みひさん
いえいえ、全然失礼はしていらっしゃらないんですよ。
ただ、正確な知識が何より大切と思い訂正させていただきました。

268 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/03(月) 10:17
狸です。
>>263みひさん
以前>>214でエピルビシン単独か?との確認をさせていただきましたが、その後フォローのカキコをしておりませんで失礼しました。
ご質問の件ですが・・・
抗がん剤治療は常に副作用と隣り合わせであることは否定できません。この場合良く考えるべきは副作用と得られる効果のバランスだと思います。更に一言で副作用と言いましても、その重篤度や程度はさまざまであり、それが許容できるかなども良く考えなくてはいけません。
ご心配されている、出血性膀胱炎、免疫抑制作用ですが、最初の出血性膀胱炎は造血幹細胞移植を前提とした前処理での使用時に問題となりやすい副作用で、乳癌での使用では大きな問題とはなっていません(頻度はかなり少ないはずです)。もちろん頻度が低いとは言え絶対ではないのですが、対処法も存在しますので、これを理由に使用を断念するのは少し行き過ぎかと思います。また免疫抑制作用ですが、これはいわゆる好中球減少などを指しますが、抗がん剤の化学療法では非常にメジャーな副作用で、その対処もGCSF製剤を用いるなど非常に整っています。こちらについてもこれを理由に投与を断念するとエピルビシンでさえ使いにくくなりますので、過剰な心配はもったいない気がいたします。
次に肝心の効果のほうですが・・・
エピルビシン単剤とエンドキサン(シクロホスファミド)の併用の絶対比較データがどこまであるのか分かりませんが、乳癌分野でのエピルビシンの有効性はほとんどがこれら2剤併用で得られており、期待度もこれらを物差しとされています。よって併用する事が基本であると言えます。敢えてエンドキサン(シクロホスファミド)を使わない選択肢は副作用の懸念であるわけですが、個人的には使用経験が豊富な乳癌分野では医師の判断で使用することに大きな懸念はないと感じます。

269 名前: みひ 投稿日:2007/09/03(月) 17:13
>>268狸さま。
いつものことながら、大変わかりやすいアドバイス、本当にありがとうございます。
妻は明日から抗がん剤治療のため入院いたしますが、初日の主治医との治療方法の検討の際に参考とさせて頂きます。私個人としては、ご教示頂いたアドバイスのとおり、抗がん剤治療に当然伴う副作用にあまり過剰に反応すべきではないこと、また、エピルビシンとシクロホスファミドの併用が基本であること等から、仮にエピルビシン単独かそれともそれにシクロホスファミドを併用させるかという選択肢しかないのであれば、後者で頑張るしかないのかなという気が致します。
他方、シクロホスファミドに関して更にインターネットで調べて見てわかりましたが、ごくまれながらこの薬がある種の癌を誘発することもあるという説明がありました。この点については「ごくまれに」とは言え非常に心配です(これも過剰に反応しすぎでしょうか?)。そこで、エピルビシンとシクロホスファミド以外の薬の併用、更には、今まで出てこなかった薬の使用の可能性が無いかどうかという点についてもアドバイスを頂ければありがたいのですが、如何でしょうか。
宜しくお願いいたします。


270 名前: こあら 投稿日:2007/09/04(火) 23:59
はじめて投稿します、こあらと申します。
昨日、妻が乳がんであることがわかりました。妻は34才です。
それからインターネットで必死に情報を探して、この掲示板を知りました。
今治療に関して悩んでいることがあります、アドバイスをいただけないでしょうか。

妻の診断結果は、左胸に5センチで2~3期の悪性の腫瘍があるとのことでした。
CTで調べた範囲では、転移は確認されませんでした。
検査は1ヶ月ちょっと前にマンモグラフィーから行っていますが最近しこりが痛むと言っています。

検査を行っていただいた病院は自宅から30分程度で行ける病院で、乳がんの手術実績は年間20~30件です。
乳腺専門のドクターは1人(だと思います)で、病理検査などは外部の機関に依頼しているそうです。
手術はその先生が行っているそうです。インターネットで調べた知識では、進行癌に対しては手術実績の多い病院
のほうが生存率が高いと書かれている情報がありましたので、自宅から1時間ちょっとで行ける埼玉県立がんセンター
での治療がよいのではないかと考えました。しかし、埼玉県立がんセンターに電話してみたところ、紹介状を持って
最初の診療をしていただけるのが9月末~10月になるとのことでした。検査を行っていただいた病院では9月中~末
にも手術可能であるとの話がありましたので、治療に入る時期が1~2ヶ月は変わってくるのではないかと思います。

癌が進行、転移する前にすぐにでも治療をはじめたいので、最初に検査をしていただいた病院で治療をお願いすべき
なのか、進行癌では実績の多い病院のほうが助かる可能性が高いと考えて、待ってでも埼玉県立がんセンターに治療
をお願いすべきなのか、また、そのほかの選択肢があるのか、迷っています。どのように考えたらよいのでしょうか。

妻も私も、小さい子供がいるので、温存治療をとるよりも、少しでも助かる可能性の高い治療を希望しています。
また、可能であれば妊娠、出産の可能性を残したいと考えています。

どなたかアドバイスをいただけたらうれしいです。
どうかよろしくお願いします。

271 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/05(水) 10:20
狸です。
>>269みひさん
シクロホスファミドの”ごくまれながらこの薬がある種の癌を誘発することもある”は、添付文書のなかで”重要な基本的注意”と言う部分に記載されています。これは市販後の膨大な使用経験の中で、薬剤との因果関係が否定できない場合、厚労省側から注意喚起文面を記載するように指導が入り、追記されるたりした場合につきます。ですから、添付文書に書かれる副作用の頻度(頻度不明クラスだと数%以下です)に比べ格段に少なく、全体で数例と言ったレベルです。もちろんだからと言って絶対に大丈夫と言うことではありませんが、医師であれば当然知った上で対応してくれますので、まず問題ないと思います。
次に他の薬剤の候補ですが、過去の薬歴からしましても、FECやECのようなアンスラサイクリンベースの併用療法で、タキサンが入っていないものが好適と思います。他の薬剤についてはエビデンスが少なく、お勧めできるものはありません。ただし副作用の観点から投与量については慎重な対応が必要と思います。

272 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/05(水) 10:21
狸です。
>>270こあらさん
急な事態でさぞ驚かれておいでと思いますが、順次確認しながら書き進めます。不足な情報は逐次補足下さい。
まず、手術(治療)する病院選択ですが、乳癌の手術は外科手術としてはどこのドクターもレベルが高く、大きな問題はありません。また病理を外部に委託するのはこれは当たり前のことであり、全く問題ありません(病理専門医が非常に少ないので、がんセンターや大型地域拠点病院でないと居ません)。乳癌の治療でむしろ問題になるのは術後の治療ですから、ご年齢や再発絶対阻止の基本方針からすると、ご近所の病院で受けるほうがメリットがあるように思います。埼玉地区は乳癌関係のドクターが連携して治療成績を報告しあう体制があり、地域の医療レベルは結構高いと思いますよ。また距離的には分かりませんが、獨協越谷病院などは非常に熱心な先生がおられていいかも知れません。
 次に腫瘍のサイズが5センチと言うことであれば、通常ですと乳房全摘出になります。これを部分摘出に収めるためには術前補助化学療法で癌を小さくする必要があります。ただ、術前補助化学療法を使って癌を縮小させ、前摘出から部分切除にした場合のメリットは温存が出来ることや治療期間の短縮などであり、癌再発予防の観点からはせいぜい同等です。よって是が非でも再発をしたくない、が最優先であれば温存に固執することは得策ではりません。なぜなら腫瘍によっては縮小しても残渣が残って乳房内再発をきたすケースがあるためです。
 最後に治療方針ですが・・・
ご年齢からしまして、挙児希望がおありなのはもちろん分かります。ただし現段階では妊娠可能かどうかはなんともいえません。なぜかと申しますと、もし奥様の乳癌がホルモン依存性があるとしたら、術後5年ほどのホルモン療法が入るため、この間は妊娠出産はまず出来ません。そうなると5年後に奥様は39歳となり、世間的な高齢出産に近いご年齢となります。このことは癌の状態が分からなければ判断つきませんので、今後明らかになったらご報告くだされば最適な方法を考えていきましょう。

273 名前: みひ 投稿日:2007/09/05(水) 18:10
>>271
狸様。ありがとうございます。今、狸様のアドバイスを胸に、妻が主治医と相談して、当地時間の午後より投与を始めるところです。現在の主治医のことは大変信頼しておりますが、以前にも申し上げましたが、言葉の問題等もあり、狸さまのアドバイスは治療に臨む妻にとってもそれを支える私にとっても不安を解消する上で大変な助けになります。
いつもお忙しいことと存じますが、私どものためにいつも貴重なアドヴァイスを頂き、本当に感謝しております。
またご連絡させて頂きます。とりあえず。


274 名前: こあら 投稿日:2007/09/06(木) 01:45
こあらです。狸様、早速のご丁寧なご返事ありがとうございました。今、参考にさせていただき妻と相談しているところです。
そのなかで出た疑問等につきまして再度質問させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

病院選択に関しましては狸様のご意見も参考にさせていただき、近所の病院に気持ちが傾いているのですが、セカンドオピニオン
をして他の専門家の意見も聞いてみたいという気持ちがあります。(本当に癌なのかということも含めて確認したいです)一方で、
検査結果を説明していただいたときの先生のお話では、癌の進行度は3期ということで、少しでも早く治療をはじめるべきとのことでした。
ですから他の病院の紹介状を書いていただいて予約待ちして診ていただくまでの数週間がもったいないのでセカンドオピニオンなしで、
すぐにでも治療(手術)に入るべきとも考えます。どのように考えたらよいのでしょうか?

狸様のご意見で術後の治療が大事であるとの内容がありましたが、術後の治療は化学療法の専門医がいる病院(がんセンター等)
の方がよりよい治療が可能なのではないかとも思いますが、標準治療の範囲内ではどの病院でも治療内容に大差ないと考えてよいのでしょうか?
近所の病院には乳腺専門の先生が一人で対処なさっているようなので、(悪く言えば)広く浅くで化学療法の専門医のいる病院と差が
でてしまうのではないかとも心配してしまいます。可能であれば、手術は近所の病院で早い時期に行い、化学療法をがんセンター等の
専門医のいる病院にお願いするのがよいのではないかとも考えますが、いかがでしょうか?

手術の方法に関しましては、近所の病院でも狸様の仰る様に乳房全摘出が最も安全とのことでした。これに関しては妻も納得しています。
リンパに関しては全て取るとの方針でしたが、リンパ浮腫などの後遺症が心配なので、センチネルリンパ節生検などで対処できないかとも
思うのですが、その場合はやはり転移の可能性が高くなってしまうと考えられるのでしょうか?

以上よろしくお願いいたします。

275 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/06(木) 08:44
狸です。
>>274こあらさん
先のカキコではいささか説明不足がございました。失礼いたしました。下記に新たなご質問へのコメントも併せ記載いたします。

セカンドオピニオンについて
セカンドオピニオンは得られた診断結果を検証する意味合いや、示された治療方針について他の医師の意見も聞くことでより正しい治療を受けられるようにする事が目的ですから、患者さんが持つ正当な権利です。この場合、近くにそのような対応ができる医師が居るのであれば受けることもよろしいかと思います。ただし、その場合、下された診断結果があったほうが良いので、もし現状病理の結果がない、あるいは何かの検査待ちがあるようでしたら、それを得てからの方がいいと思います。ですが、記載内容からは検査結果の説明が一度あったようですので、その結果を持ってセカンドオピニオンをお願いすることは可能と思います・・・。現状の診断結果については万が一にも間違い(癌じゃないケース)をお考えと思いますが、ここについては状況が分からない私にはなんとも申せませんが、通常ですとこの状況であれば残念ではありますが見間違いはまず起きないと思います。なおすぐさま治療をするためセカンドオピニオンを省略?とのおっしゃり様ですが、セカンドオピニオンは医師によってはそれなりに早く対応できる場合もあるので、待ち時間の間に出来るかもしれませんのでトライしてみてもいいかもしれません。ただ、私も基本的には治療開始は早いほうが良い気がしますので、セカンドオピニオンに固執して治療を先延ばしするのは余り得策と感じません。

治療の場所について
先に術後の治療(薬物療法)が重要と申しましたが、少し言葉足らずでした。
基本的に乳癌の術後補助療法(再発を防止するために行ないます)は外来通院治療になります。回数は選んだ治療方法よりますが、この通院中はかなり負担が大きくなると想像します。と言いますのは、お子さんがまだ小さく、おそらくは治療時にも同行するなどが必要でしたら、遠距離の病院ではその負担が大きくなるからです。
一方で術後補助療法では、基本的な考えとしては決まったスケジュールをシッカリこなしてこそエビデンスとされる治療効果が得られる、となります。ですから通院の負担が大きいと治療の延期や投与薬剤の減量などを生じると効果が落ちてしまう事が懸念されます。よって自分は近所の病院での治療が望ましいと考えました。一方で乳癌の専門医師(特に薬物療法に精通した医師)は術後補助療法で発生するさまざまな副作用にも詳しく、その対処法にも長けています。これは先に申しましたスケジュールをシッカリこなすことには非常に重要です。経験の浅い医師ですと、何か副作用が出たら投与量を下げたり、投与を休んだりと言う改変を加えてしまい、有効性が落ちる要因にもなりかねません。しかし治療に長けた医師ですと、投与量を下げずに対処法をまず実践し、スケジュールをこなすようにする術を多く見知っています。このあたりが専門医の大きな利点です。ですが、埼玉地区では医師間のネットワークがかなり機能しているようで、埼玉がんセンターや埼玉医大などの専門施設でなくとも、上記のような対応を取れるように情報共有化がされています。よって近所の30例クラスの病院においても、十分こうした治療が可能であろうと想像します。

リンパ節の処理について
おっしゃる通り、可能であればセンチネルリンパ節生検が出来ると良いでしょう。センチネルリンパ節生検は再発のリスクと言う観点でほぼ全摘出と同等と考えて良いと思います。むしろ術後の浮腫を起こしにくい点で大きなメリットがありますので、総じて患者さんのメリットが大きいと言えます。よってその施行を医師に依頼し、できないというのであればできる施設の紹介をお願いするなどもありかと思います。

276 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/09/06(木) 14:31
いつもお世話になります。大変参考にしてます。
妻34歳術後1年半で肺・脳転移発覚。脳は全脳照射で消滅。
その後いくつか骨転移ありますが本人元気です!!
肺は増大傾向HER2 3+でハーセプ+タキサン2種の後ここでも相談しましたが
ナベルビンに変更してSEA-24が2ヶ月で16まで下がりました!!
あれから約二ヶ月。CEAは7月以降は上昇に転じてしまいました。
現在は下がる前の24くらいです。最近血中アミラーゼ上昇してきました。
今行っているハーセプ+ナベルビンの副作用で膵炎かと思いましたが
腹痛などなく本人いたって元気です。CT・エコーの診断で膵臓頭部に
腫瘤との事。膵臓転移???困りました!!
CTで肺は若干増大傾向のためハーセプチンとの併用薬剤を検討中です。
ジェムザールあたりを考えてますがなにかご意見お願いします。
また肺の転移には放射線も検討中です。
月一ゾメタも継続してます。


277 名前: 千春 投稿日:2007/09/06(木) 16:34
>>274 こあらさん
こちらなども何かのお役に立つかも知れません。

埼玉乳がん臨床研究グループ
http://www.sbccsg.org/index.html

278 名前: みかりん 投稿日:2007/09/06(木) 16:50
初めて書き込みさせていただきます。みかりんです。
母が胸にしこりがあり、近くの病院を受診しました。ほぼ間違いなく乳がんだろうと言われ、今月14日に細胞診の
検査をする事になっています。
ネットで色々調べているうちにこちらにたどり着きました。お力になっていただけませんでしょうか。母は福岡に住んで
いますが良い病院、名医をご存知ないでしょうか?
私は県外に住んでいるため、なかなか母と直接話す時間が短くまだ詳しい事はわかりませんが、また分かり次第
書き込みさせていただきますので、どうか宜しくお願いします。

279 名前: こあら 投稿日:2007/09/06(木) 23:56
こあらです。

狸様、昨日に続きましてご丁寧なお返事ありがとうございました。
ご意見は、妻とともにとても参考にさせていただいております。
明日、近所の病院に行き今後の方針を話し合いに行くのですが、何を選択するのがBESTなのかまだ迷いはあります。
ですが、少しでも早い治療開始を優先させて近所の病院での治療をお願いすることになるのではないかと思います。
前回近所の病院の先生と面談し検査結果を聞いた時には、気づくと2時間くらい話していたのですが、気が動転しており、
聞きたいことがちゃんと聞けていなかったので明日は頭を整理してしっかりと聞いてきたいと思います。
一応検査結果と併せて紹介状もお願いしてありましたので、治療と平行してしまうかもしれませんが、セカンドオピニオン
にもトライしてみようかとも考えています。

今妻が心配していることの一つに、狸様も患者のメリットがあるとおっしゃっていたセンチネルリンパ節生検ができるか
ということがあります。前回近所の病院で先生とお話した際には、リンパ節は全て取ったほうが安全なのですが、
希望すればセンチネルリンパ節生検も可能ですとおっしゃっていたのですが、後でよく考えてみると、手術中にリンパを
調べて判断しなければならないのでは、病理検査などの専門医がいなければ不可能ではないかと思ったのですが、
そうとも限らないのでしょうか?明日もう一度確認してみたいとは思っているのですが...。

千春様、埼玉乳がん臨床研究グループの情報ありがとうございました。近所の病院と先生の名前もありました。
狸様の治療の場所についてのご意見と併せまして、病院選択、治療方針を考える材料にさせていただきたいと思います。
この掲示板を少しずつ見ていく中で、狸様、千春様お二人の存在は非常に心強いと感じておりました。
今後ともよろしくお願いいたします。

280 名前: hige 投稿日:2007/09/07(金) 13:42
はじめましてhigeと申します。
37歳の妻に乳癌が見つかりまして、アドバイスをお願いできたら
と思っております。現時点までの検査及び検査結果はつきのとおりです。
検査内容はマンモグラフィー、エコー、MRI、腹部CT、骨シンチ、
マンモトーム生検です。
結果としましてはしこりの大きさ5.2センチ×4.5センチ 粘液癌(混合タイプ
しこりの中に5ミリから10ミリ程度の普通の乳癌組織がある、詳しい組成は不明)
リンパ節転移は上記の検査内容及び触診で確認できず、核異型度 グレード1
ホルモンレセプター両方ともプラス、Her-2テストマイナス でした。
現在、術前化学療法ウィークリータキソールの2週目が終了したところです。
(予定はウィークリータキソール12週の後、FEC4クールの予定です。)
しこりの位置(乳首の真下)から乳首が温存できないので、術前の化学療法で
しこりが小さくなった場合でも温存は難しいだろうと言われてます。
当方も温存は考えておりません。
そこで教えていただきたいのは
1、粘液癌に対する化学療法の効果
  通常の乳癌と同様に効くという考え方と効きにくいという考え方があるみ
  たいですが、実際はどうなのでしょうか?
2、この状況で術前化学療法はベストの治療選択なのか?
  粘液癌はしこり自体は小さくなりにくいとのこと、術前化学療法中に転移
  する危険性、術前の化学療法に疑問を感じてます。
3、術前化学療法の薬剤の投与順序
  FECをやった後にタキサン系の薬剤を投与する場合が多いみたいですが
  投与の順序によって効果等の差があるのでしょうか?
長くなって申し訳ありませんが、よろしくおねがいします。



281 名前: マロン 投稿日:2007/09/08(土) 01:13
こんばんは。はじめまして、マロンといいます。私の母60歳で6月頃より左腋下の違和感あり、近医受診したところ、乳頭部に1cm大で皮膚に浸潤した癌が見つかりました。クラスVでリンパ節転移も認めています。その他の転移はありません。その後癌センターに病院を変え、今後の治療として、①手術→抗がん剤②抗がん剤→手術 の選択を迫られました。母としては悪いところは早くすっぱり取りたいと思っているようですが、その反面、医師が勧める②も捨てきれず迷っています。②の方ですと、6ヵ月程抗がん剤を行うそうなので、手術が遅くなるという不安があるようです。また、手術になると10月上旬なので、見つかってから時間がかかりすぎてしまっているのではないかと心配しています。①にしたい母の思いもわかりますし、しかし医師の見解もありますので、本人・家族で迷ってしまっています。詳しいデータがないので、わかりにくいとは思いますが、意見を聞かせてください。よろしくお願いします。

282 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/10(月) 20:44
>>281 マロンさん
私は術前化学療法真っ最中の患者です。
4ヶ月目に入りました。
私が術前を選んで良かったと思えるのは抗ガン剤の効果を腫瘍の大きさで実感できることです。
抗ガン剤の副作用で心身つらくなることが多々ありましたが、小さくなったしこりを触ると、次の点滴も頑張ろうという前向きな気持ちになれました。
手術をしてガンを取り去ってしまうと薬の効果がわかりにくくなると思います。
しかしお母様が手術を強く希望されるのであればそれは尊重してあげた方がいいでしょう。
患者本人が強い意志をもたなければガンとは戦えません。
それにはまずご本人の納得のいく治療でなければいけないと思います。
何だか精神論になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。


283 名前: こあら 投稿日:2007/09/10(月) 23:09
こあらです。
その後の報告をします。

先週の金曜日に近所の病院の先生と話して、今週の水曜日にがんセンターに行くことにしました。
いろいろと迷ったのですが、がんセンターの予約がすぐに取れたこと、センチネルリンパ節生検がその近所の病院では
あまり経験がなさそうであったこと(臨時に病理医が来てできることはできるらしいのですが)、検査結果についての
説明ではっきりしないことがあった等を考えて決めました。紹介状を書いていただいて、転院でもセカンドオピニオン
でもかまわないとのお話でした。

検査結果についての説明についてはっきりしないことについてなんですが、組織診までの検査をしたのですが、
悪性度、病期、どのようなタイプの癌なのかといった具体的な説明がなく、5センチくらいの腫瘍で、転移は無いよう
であるとのことで、急いで手術をしたほうがよいとの説明だけでした。後でインターネットなどで調べてみて、悪性度、
病期、癌のタイプなどの説明を受けている方もいるようだと知り、なぜもっとそのような情報を教えてくれないのかと
思いました。聞かないと出てこない情報なのでしょうか?また、リンパ節は全部取ったほうがよいとの説明でしたが、
調べた情報では、転移が見られなければセンチネルリンパ節生検でリンパ節の温存も可能とのことでしたので、他の
専門家の意見を聞く必要があると感じました。

組織診の後で、妻が胸が痛むようになったというのも心配しているのですが、そのようなこともあるのでしょうか・・・。

284 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/13(木) 14:11
狸です。
>>276戦闘開始さん
遅くなってしまい、失礼しました。
ハーセプチン+ナベルビンが効果がなくなってしまったようで次の方策を、とのご質問ですね。
既にタキサンも使っていますので、この後の研究ではぐっと報告例が減ってしまいます。少ない中から情報をさらうと、まずはゼローダが出てくると思います。ゼローダ+ハーセプチンは思いのほか有効性がありそう、との認識が現在得られているようです。この点で少し解説しますが、かつて基礎レベル(細胞レベル)の研究でハーセプチンと各種抗がん剤の併用効果が試され、その結果からは、相性が最高なのはナベルビン、次がドセタキセル・・・といった具合に順番が付きました。この研究では5-FUは相性が良くない組み合わせとされ、ゼローダが5-FU系薬剤であることから、ハーセプチンとの併用研究は余り行なわれませんでした。しかし現実の乳癌治療を考えたときに、ナベルビンやタキサンを使った後のことは当然考えていかなくてはならず、その併用研究が行なわれたようです(他にも理由はありますが、まずはそうご理解下さい)。
この細胞レベルの研究によると、ジェムザールは相性が良くないグループに分類され、かつ5-FUよりも更に相性が良くないとの結果が得られています。実際の併用研究のデータはどこまで揃っているのか不勉強のため存じませんが、あまり聞かないお話でありますし、なによりも国内ではジェムザールは乳癌では適応がありません。
この基礎レベルの解析ではエンドキサンの相性はドセタキセルの次くらいに良いとされています。基礎レベルの研究に過ぎませんが、あるいは検討できるかもしれません。

285 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/13(木) 14:11
狸です。
>>280higeさん
下記ご参照下さい。
1.粘液癌での効果が高いか低いかは正直情報が交錯しています。一番効果が気になる時期でありましょうが、癌組織は端から端まで完全に均一な組織状況であることはまずなく、その一部分を持って解析した細胞の状態で全ての有効性が計れるわけではありません。気休めにしかなりませんが、ホルモン受容体陽性である点を考えると、良い方向に考えうる状況と思います。
2.上記の記載も参照下さい。腫瘍のサイズ的に化学療法を術前に行なうことは術野縮小効果などを考えると、十分納得できる治療方針と思います。
3.FECとTの順番ですが、これは厳密な比較が行なわれたわけではありません。ただ切れ味と言う点ではタキサンもエピルビシンも最高クラスですので、副作用による治療の中断のリスクや、体力的にタキサンを先にやっておく、など考え方はたくさんありますので、理解できる治療方針と個人的には考えます。またT先行で実施している施設もいくつかあります。

286 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/09/14(金) 21:00
狸様、お忙しい中ご返事ありがとうございます。
主治医と近隣の乳腺外科の先生とも相談してハーセプ+TS-1でやってみました。
主治医はジェムザールも適応外でも使う方法も提案いただきましたので
次は考えたいと思います。あとアバスチンなども気になるのですがいかがですか?
ロゼータはタイガープ(ラパニチブ)承認用に残しておきたいのですが
ご意見いかがでしょうか?

287 名前: しほ 投稿日:2007/09/15(土) 18:49
大変ご無沙汰しております。以前はお心強いご意見頂きありがとうございました。感謝でイッパイです。その後の近況報告にきました。母ですが、術後の放射線治療も予定通り終わり、今は毎月1回の定期検診に自分で車を運転し、行っております。先月の検診で白血球の値に少し異常があり、患部に皮下出血がみられる。との事で何も解らない私は薬があわないのでは?と心配しましたが、昨日の検診では白血球の値は少し戻り皮下出血はしばらくしたら消えてくるでしょう…との事でした。前向きな母に脱帽です。私も見習わなくては…。

288 名前: ひじり 投稿日:2007/09/18(火) 12:56
大変ご無沙汰しております。母が乳癌と宣告され本日で手術前の検査が全て終わりました。
CTの結果は肺、肝臓共に転移は見られませんでした。MRIは胸部のみの撮影でしたがやはりCTの結果と合わせ転移は見当たらないとの事でした。そして本日しゅの直接の針生検を行い治療が必要ですと言われました。詳しい説明がなく、手術前日に説明を受ける事になりました。
正直、これでいいのかふあんです。もしアドバイスがあれば皆様よろしくお願いします。

289 名前: 千春 投稿日:2007/09/18(火) 16:10
ひじりさん
どのような検査をしたかも理解していらっしゃり、検査の結果転移の兆候は見られないとの説明も受けていらっしゃるようで、あとは手術前日の説明。
普通そうです。

具体的には何が不安ですか?
もしお母さまが具体的な疑問や不安を感じているのなら、主治医とコンタクトを取って聞いてみるのが一番です。

290 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/20(木) 16:20
狸です。
>>286戦闘開始さん
適応外の薬剤を候補に挙げざるを得ない状況ですので、私が通常取っております日本での適応を主体に考えることから逸脱することをご容赦下さい。
まずアバスチンですが、日本でも発売され、大腸癌領域では使用が開始されていますが、承認の条件としていくつか医療従事者側には制限があり、他領域への処方が非常に厳しく制限されています。よって乳癌での使用に際してはかなり難しく、主治医も非常に難渋すると思われます。しかしながら有効性の面では期待できると考えます。一例として進行症例での有用性が示されています(http://www.cancerit.jp/cancer_references/archive/No7_avastin.html#bc

次にゼローダですが、タイカーブの承認時期が未定なのでなんとも言えませんが、それほど先ではないと思います。ただTS-1を使った後でゼローダが有効性を示すかはなんとも言えません。これまでに使った薬剤同士の併用なども考えてもいいかもしれません。

291 名前: 投稿日:2007/09/21(金) 01:22
初めまして。
姉は現在33歳。29歳で乳癌→脳転移→脊髄転移 しています。
子供が幼くどうしても救ってあげたいです。
助けて下さい。
沢山の情報を私にくださいm(__)m

292 名前: 投稿日:2007/09/21(金) 01:27
すみません。言葉が足りないですよね。
色んなスレを見て狸さん。お願いしますm(__)m
一概には言えないでしょうが 余命はどれくらいでしょう?
乳癌が四年前で去年脳転移先月脊髄転移しました。
下半身麻痺して歩く事も出来ず 感覚すらありません。

293 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/21(金) 10:19
狸です
>>292妹さん
大変な状況でご心痛の程が判りますが、大変申し訳ありませんが、この情報ではなんともコメントのしようがありません。
脳転移、骨髄転移を来たし、下半身麻痺が出ているということは神経の圧迫もしくは脳転移病巣により、障害を受けている事が推察されます。下半身麻痺の原因が脳転移によるものであれば、あるいはガンマナイフなどで転移巣を叩くことで好転する可能性もあります。また、骨髄転移に対しては基本的には薬物療法による症状改善が採用されますので、抗がん剤治療が現実的だと思います。
ただし、以上の情報も、過去の治療歴や治療を行なったにもかかわらず進行したのか、あるいは十分治療を行なう前なのかによっても、また初発時のがんの状態によっても選択肢が変わります。
状況からしますと、最も情報を把握している主治医に相談するのが一番の方策であると思いますが、いかがでしょうか?

294 名前: 投稿日:2007/09/21(金) 11:40
コメントありがとうございます。下半身麻痺は脊髄転移のものです。
脳転移の段階でガンマナイフをして 脳腫瘍は小さくなりました。
今日になって膀胱カラ管をいれてますが尿が出なくなってきています。
事態は悪化をたどってますか?
水分もとってるのに何故尿が出にくい状態になってるのか 狸さんわかりますか?
妹としては 何も出来ず無力で情けないです。

295 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/21(金) 12:58
>294
http://blog.m3.com/yosshi/20070717/3

296 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/21(金) 17:06
はじめて書き込みさせて頂きます。
7年前に左乳房切除とリンパ節郭清をしました。
ステージⅢ ER:(ー) PgR:(+) HER2:1+
術後に抗がん剤(CPF)6クールを行い!その後エマルックを服用
3年後に局所再発し切除、局所放射線治療を25回行いました。
その後、ホルモン剤(アフェマ)と定期検査を受けてましたが、今年の
7月に胸部に痛みと腫れがあり病院へ行き9月に予定していた胸、腹部
の検査をし更に骨シンチを追加、検査結果胸骨転移?及び胸骨傍リンパ節
の炎症と言われました。今後の治療として放射線とLHRHアゴニスト/TAM内服
を行うと言われましたが、私自身の答えが直に出せないまま病院を後にしてしまい
ました(主治医に不信感を持ってしまい治療に納得がいかなくて)骨転移の場合痛み
があると聞きますがその痛みは持続するものなのですか?私の場合2週間ほどでとれたのですが!
本当に骨転移なのか? 




297 名前: 千春 投稿日:2007/09/22(土) 05:38
>>296 友達親子さん
素人の質問ですがよろしいですか?

薬歴は
C"P"(AかEの間違えでしょうか)F6クール → タモキシフェン(エマルック)単独 → アフェマ(第二世代のアロマターゼ阻害剤)単独 → LHRHアゴニスト&タモキシフェンと変わったと読んだのですが、
現在閉経前だからLHRHアゴニストが投与されているのですよね?
アフェマの時は生理がありながらアロマターゼ阻害剤を単独で服用していたのですか??
それとも化学療法で生理は止まっていたのでしょうか?
http://www.novartis.co.jp/product/afe/os/os_afe0605.html

骨転移については画像を持参してセカンドオピニオンに行かれるのが、
唯一ご自分の納得のいく答えを見つける方法と思います。

298 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/22(土) 10:24
千春さん(と呼ばせてもらっていいですか?)
私は自分の病気(乳がん)に無知過ぎました。
7年間も主治医に任せっぱなしにしてしまいました!何となく不安はありましたが。
それが、今回7月に骨転移への告知で気持が大きく動きました 本当にこの先生(主治医)で
いいのかな?とそれで、がん専門の病院を探し電話相談したり、ネットで調べてみたりするなか
千春さんと同じ疑問を感じセカンドオピニオンに行きその先生に抗がん剤の間違い(誤字?)
「投与の時は赤い色の点滴だったか」?を聞かれました。私も指摘されるまで知りませんでした。
治療してる時さえ薬の名前も知らずに・・・・バカです。
今 現在は他の病院で(画像を持参しましたが「ショボイ!」と言われ)再度骨転移の検査をし
結果待ちで薬は今何もしてないです。
ながながと書いてしまいました すみません。 答えになってますでしょうか?!        


299 名前: 千春 投稿日:2007/09/22(土) 11:37
もちろんそう呼んでください。(“ちゃん”でもいいけど)友達親子さん、よろしくネ!
Pは……パクリタクセルなのかしらねぇ?
それで生理とアロマターゼ阻害剤についてはどうでしたか?
生理がありながらアフェマを飲んでいらっしゃったのですか?

300 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/22(土) 16:39
千春さん 私も頑張って勉強しますので教えて下さい!
よろしく お願いします。
今となってはPの意味は、先生(元主治医)にしかわかりません。
生理も、抗がん剤の治療を投与してた時は止まってましたがその
後はちゃんとありましたよ! アフェマに変わったのは、再発後だったので薬が
変わったのだと思いました。
6月までそれを飲んでいました が、7月に突然生理の事を聞かれ、たまたま「今月は
2回もあったので閉経するのかと思った」と主治医に話したらその日にエマルックを
処方されましたが変(6月に90日分のアフェマを処方されたばかりで)だと思い調べた
ら間違ったものを飲んでたと言うか飲まされてたと言うか!
自分がどれだけ愚かな人間か気づかされました。こんな私ですが、呆れないで良きアドバ
イスなど色々と教えて下さい。
よろしくお願いします!




301 名前: 千春 投稿日:2007/09/22(土) 19:39
閉経前乳癌に対して、アロマターゼ阻害薬の単剤使用は有効か

推奨グレードD(患者に悪害、不利益が及ぶ可能性があるというエビデンスがあるので、日常診療では実践しないように推奨する。)閉経前乳癌に対して、アロマターゼ阻害薬を単独で使用すべきでない。

【背景・目的】
アロマターゼ阻害薬は、閉経後ホルモン感受性乳癌の標準治療薬として術後療法、転移・再発例の治療に汎用されている。閉経前乳癌においてもLH-RHアナログとの併用で、その有用性を示唆する結果が報告されている。閉経前乳癌にアロマターゼ阻害薬を単独で使用するのが適切かどうかを検証した。

【解説】
 閉経は「卵巣機能の衰退または消失によって起こる月経の永久的な閉止」と定義され、通常、更年期婦人において1年以上月経をみなければ閉経(menopause)と判断される。日本産科婦人科学会の報告によると、日本人女性の平均閉経年齢は49.5歳である。
 閉経前の転移・再発乳癌を対象として、主に第一、第二世代アロマターゼ阻害薬の有効性を検証した小規模の研究が報告されている。

(1)第一世代アロマターゼ阻害薬
 閉経前の転移・再発乳癌を対象として、aminoglutethimide(未承認)の有用性を検証した小規模の研究が2件報告されている。1件の報告では、転移・再発乳癌18人を対象としてaminoglutethimide+酢酸コルチゾン併用療法が実施され、奏効率は27.8%であった。別の検討では、転移・再発乳癌18人に同様の治療が実施されたが、奏効例は認められなかった。
 Aminoglutethimideのエストロゲン血中濃度への影響については3件の報告があり、いずれもエストロゲン血中濃度を閉経後レベルまで抑制することはできなかった。
(2)第二世代アロマターゼ阻害薬
 4-hydroxyandrostenedione(未承認)について、少数例での検討が1件報告されている。閉経前、閉経周辺期の転移・再発乳癌5人に対して4-hydroxyandrostenedioneが投与されたが、奏効例は認められなかった。またaminoglutethimide同様、治療中のエストロゲン血中濃度を閉経後レベルまで抑制することはできなかった。
(3)第三世代アロマターゼ阻害薬
 レトロゾールの前臨床試験において、エストロゲン血中濃度抑制とそれに伴うゴナドトロピンレベルの上昇の結果、多数の卵巣嚢胞が形成されたとする報告がある。
 前臨床試験の知見、第一、第二世代アロマターゼ阻害薬での検討の結果から、閉経前乳癌での第三世代アロマターゼ阻害薬の有用性を検証する臨床試験は実施されていない。
 以上より、閉経前乳癌に対するアロマターゼ阻害薬単独使用の有効性を支持するデータはなく、閉経前では単独で使用すべきでない。

乳癌診療ガイドライン1薬物療法2007年版 乳癌学会/編  より
http://www.jbcs.gr.jp/book/book.html

(参考文献及び、検索式・参考にした二次資料の項は割愛)

302 名前: 千春 投稿日:2007/09/22(土) 19:41
>>300 友達親子さん
今でもたまにアロマターゼ阻害剤を確信犯的に閉経前に単独で投与するようなとんでもない医者の話しを聞く事があります。
しかし、友達親子さんの医師はそれとは違い勝手に閉経後と思い込んでいたようです。
それにしても大きなミスで、せめて病院内の倫理委員会に提出し再発防止に努めるように強く促したい気持ちです。

友達親子さんが“元主治医”と書いていらっしゃるところからも、
セカンドオピニオンの病院が画像診断をし直してくださっていると言う文面からも、
セカンドオピニオンの病院に転院出来ると言う事でしょうか?

今後の治療に重要なのは、
前の病院で受けた治療(外科的治療、放射線治療の詳しい資料、薬剤(勿論Pの真相を含め)の名称・期間・投与量等)全てを、
詳細且つ正確にこれからかかる病院に引き渡す事だと思います。
それについては素人個人で動くより、これからかかる病院の主治医と綿密に相談し医師に行なって頂くのが賢明と思いますがいかがでしょうか?

そしてこれだけは忘れないでください。
何人も元主治医のミスには憤りを覚えますが、患者であり被害者の友達親子さんに『呆れる』などと思うはずがありません。
これから現在の体の状態を把握し適切な治療が受けられますように心から応援しています。
こちらでは専門家もアドバイスをくださいます。
何より友達親子さんが信頼出来る医療を掴み取れますように!!

これからもこちらこそよろしくお願いします。

303 名前: 千春 投稿日:2007/09/22(土) 20:21
すみません。読みが浅くて…。
分かりました!セカンドオピニオンの後に別の病院に転院なさりそちらで新に検査をして頂いているのですね。
それから>>299のパクリタクセルは誤字で正しくはパクリタキセルです。
スレ汚ししてしまいすみません。

304 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/22(土) 21:37
狸です。
>>294妹さん
文面から拝見するに状況は確かにおっしゃるとおり、大変な状況になりつつあるようです。排尿困難なのはあるいは腎障害か何かかもしれませんが、残念ながら検査データなどを存じ上げない状態では判断できず、またそもそも薬剤の研究者に過ぎない自分にはそれ以上判断できません。

305 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/22(土) 21:37
狸です。
>>296友達親子さん
ちょっと混乱しているようなので状況を整理しましょう。
7年前に全摘出をして、術後補助化学療法にCEFもしくはCMFをやられ、その後エマルック(タモキシフェン)をやった、のですね?
まずココまでは聞いた範囲で大きな間違いはないように思えます。
しかし3年後(つまり4年前ですね?)局所再発したため局所放射線療法をして、ココでアフェマを使った、という辺りがやや怪しいです。
確認ですが、
・この段階で何歳でしたか?
・この時はエマルックを処方していたと思いますが、生理はあったんですね?

この時期は、私の記憶で恐縮ですが、アロマターゼ阻害剤の世界的な進歩があった頃であり、ノルバデックスよりもアロマターゼ阻害剤がよさそうだ、と浮き足立っていた頃です。アフェマというのはこの段階でもちょっと古い薬剤でしたが、日本でしか認可されていないちょっと変った薬剤であり、厳密に言えば、当時アロマターゼ阻害剤の最新薬剤であるアリミデックスとどちらが有用かは十分判断されていなかったと思います。

また当時は乳癌診療ガイドラインも十分整備されておらず、閉経前のアロマターゼ阻害剤投与が現在ほど厳格に”良くない”と判っていませんでした(正確に言えば学会情報などでアロマターゼ阻害剤の閉経前単独処方は効かないかもしれない、と推測できたでしょうが、現在ほど強く非難される状況ではなかったのです)。ですからご本人には納得行かないことであろうと刃思いますが、ノルバデックス(エマルック)処方で再発を来たしたから、アロマターゼ阻害剤を使う、それで薬剤はアフェマで行こう、となっても無理からぬであろうと思われます(つまり誤診や診療ミスとまで言い切れない)。

現在の最新情報を持って、過去の治療が正しかったかを今調べるよりも、今後の治療を良く考えるほうが有益です。今後はセカンドオピニオン先での検査結果に従って治療が行われると思いますので、またその状況を見て治療方法を考えましょう。

306 名前: はる 投稿日:2007/09/22(土) 23:11
初めて書かせていただきます、はるです。
以前から掲示板を拝見させていただき、皆様のアドバイス参考にさせていただいています。
いきなりで申し訳ありませんが、私も質問させてださい。

乳癌と診断されてから、色々な検査を行っているところですが、結果がそろい次第治療を開始予定です。
年齢は33才で、癌のステージは3、鎖骨リンパに転移している可能性があると言われました。
術前化学療法を6ヶ月行う予定です。
先日、内分泌の先生とお話して、今までの検査でホルモン療法が効きそうだという結果が出たので、
閉経前ですが、リュープリンで閉経状態にして、アロマシンが効くか試してみましょうといわれました。
もうリュープリンはうってきて、アロマシンは来週から使う予定です。
他の抗癌剤は、全ての検査結果が出てから別途検討しましょうといわれました。

ここで質問なのですが、
・家に帰ってからアロマシンについて調べてみると、閉経後に使われる薬のようなのですが、閉経前に使用して問題ないのでしょうか?
・アロマターゼ阻害剤ではアリミデックス、フェマーラという薬もあるようですが、アロマシンとの違いはどのように考えたらよいのでしょうか?
・インターネットで調べてみると、術前化学療法では少しでも癌を小さくするために強い抗癌剤を使うことが多いとの記述を見たのですが、
ホルモン療法を先に始めてしまっても問題ないのでしょうか?(他の抗癌剤の使用を制限してしまうことにならないでしょうか?)

よろしくお願いします。

307 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/23(日) 00:24
千春さん ありがとうございます。302>を読みながら目から大粒の涙がこぼれてきて
千春さんに出会えた事に感謝してます。
ここで出会える方々に良きアドバイスを頂きながら学び適切な治療をして頂ける
よう日々過ごしていきたいです。出来れば何時か私も千春さんの様になれたらいいなぁ~
なんて・・・「ムリ ムリ」。
正直 今これから何を優先にやらなきゃいけないか!
体の状態を把握し良い状態で居られるように転院先で治療をしていきます。
狸さん始めまして! よろしく お願いします。
術後の補助化学療法ですが現時点で何を投与したかは解りませんが、おそらく
狸さんがおっしゃるどちらか?ではないかと私も思います その後エマルックを服用しました。
4年前(40歳)に局所再発で切除し 放射線治療し その後アフェマを服用しました。
7年前は術後の補助化学療法で生理が止まりその後すぐに他の(腎細胞がん)手術をしたので
1年弱位は生理が無かったと記憶してます。がその後は生理がありました。

308 名前: 千春 投稿日:2007/09/23(日) 02:25
友達親子さん
>千春さんの様に
なっちゃったら周りにも迷惑かけるし、後悔するからやめたほうがいいわ。とんでもはっぷんですからねっ。

狸さんにもアドバイスをいただけて何よりです。
7年前、大変だったのに本当に頑張られました。
今回もみんなで最善を模索していきましょう。
“転んでもタダでは起きずに絶対ダイアモンドを拾ってみせる”心意気で。

309 名前: 投稿日:2007/09/23(日) 04:57
ですよね。
ただ 飲んでる薬なんかはよくわからないんですよ。命を引き延ばしてあげたい一心で‥
なんだかすみません。
ありがとうございます。

310 名前: 投稿日:2007/09/23(日) 04:58
又 何かあったら 狸さんお願いしますm(__)m

311 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/23(日) 08:37
誤解されたとしたら 申し訳ありません。
私は、過去の治療が正しかったのかを調べる為にココへ書き込んだつもりではありません。
骨転移の情報が知りたくて癌掲示板(ココ)を読ませてもらって千春さんや狸さんの様な方々
に教えて頂きたくて書き込みをさせてもらいました。余計な事まで書いてしまい誤解をさせてしま
ったようですね! でも過去の事があったから今の私”自分の体と病気の事を知るキッカケにも
なった”ので前向きな気持になれたんだと思っていますよ。何よりこの掲示板に出会えた事がとても
うれしいのです。
今後は転院先の検査結果を聞いて主治医の治療方法を踏まえてココでアドバイスを頂きながら自分なりに
治療を受けたいと思いますのでその時は、またよろしくお願いします。


312 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/09/23(日) 13:31
ご無沙汰しております。担当医とのコミュニケーションがなかなかうまくいかず
一ヶ月も経ったのに新しい情報が追加できないため、最近は新たな質問を控えていたのですが、
今日は教えて頂きたいことがあり書き込みをさせて頂きました。

私の母はER・PgR(-)陰性・HER2(1+)であり、いわゆるトリプルネガティブなのですが、
トリプルネガティブの場合、そうではない方に比べファーストラインで選択される抗がん剤に違いはあるのでしょうか?
(トリプルの場合、ハーセプチン以外の抗がん剤も効きにくいとの記載をWeb上で見ました。)

現在は骨転移だけで痛みもなく、落ち着いているため抗がん剤治療は開始されてないのですが、今後
避けては通れない気もしますので予習の必要を感じています。
狸先生、ほか抗がん剤に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただきたくお願い致します。

・67歳、18年前に乳癌手術。術後の抗がん剤治療無し。 
7月中旬 
・突然の下半身不随で入院。脊椎、肋骨に腫瘍と少量の胸水が発見される。
・肝臓、乳、肺、甲状腺など他の臓器への転移は発見されず。
8月上旬
・ゾメタ(三週ごと)の投与開始
・ホルモン療法 ノルバデックス服用開始。
  (↑見直しの申し入れを予定してます)
・放射線治療(全10回)終了。
8月中旬
・骨生検結果によりER・PgRともに陰性・HER2陰性と判明。

母は、時々すこし咳込むほか食欲が少し落ちてはいますが、車椅子での訓練(リハビリ?)を行い、意外に元気な様子です。



313 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/24(月) 12:06
トリプルネガティブはホルモン受容体陰性、HER2陰性のものが
すべて入っている、いわば、「その他」に分類されます。
つまり、単一の特徴をもった集団ではないため、一概に抗癌剤が
よく効くとか効かない、どの抗がん剤がよいとかは言えません。
一般的にホルモン受容体陰性の乳がんは抗癌剤の効きがよいため、
おおざっぱに言うと、トリプルネガティブは抗癌剤感受性がよいと
思われます。

314 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/09/24(月) 20:58
>>313さん
レスありがとうございます。
トリプルネガティブ=いわば、「その他」に分類→単一の特徴をもった集団ではない…
自分が持ち得なかった視点であり、とても示唆に富んだ興味深い記述に感じました。ありがとうございます!
しかし調べれば調べるほどわからなくなる乳がん…
本当に奥深いですね


315 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/09/24(月) 22:43
>>313さん
レスありがとうございます。
トリプルネガティブ=いわば、「その他」に分類→単一の特徴をもった集団ではない…
自分が持ち得なかった視点であり、とても示唆に富んだ興味深い記述に感じました。ありがとうございます!
しかし調べれば調べるほどわからなくなる乳がん…
本当に奥深いですね


316 名前: とーりすがり 投稿日:2007/09/25(火) 08:49
>>313
その言い方は違うんじゃないの?
誤解を招く表現ですやん。
じゃあなんでいまトリプルネガティブの治療が問題視されてるわけ?

317 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/25(火) 12:46
ターゲットがないから問題視されているのでしょう
「その他」のなかにもターゲットをもつ集団があるかもしれない
たとえば、BRCA、EGFR、p53など
今の治療戦略はまずはじめに「標的」ありきですから。


318 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/25(火) 16:29
狸です。
>>313さんと>>317さんは同一人物ですか?それとも違いますか?
>>313の”トリプルネガティブは単一の集団でないとの指摘は良いと思うんですが、抗癌剤感受性がよい”との記載には私も同意しかねます。

319 名前: ヒデミ 投稿日:2007/09/25(火) 18:31
初めまして、私は④ヶ月前に右のおっぱいは③個に水がたまっていると言われましたが、最近、前と違って硬くなったような気がします。その硬い物を触れると痛いです。
水がたまっていると、乳癌になる可能性がありますか?詳しい方がいましたら教えて下さい。宜しくお願いします。


320 名前: あけぞう 投稿日:2007/09/26(水) 01:04
以前も書き込みをさせていただきました。とても助かりました。
またお力添えをお願いします。
母(60)が乳癌になり、現在抗がん剤治療を受けております。
抗がん剤は通院で、14日に初めてCEF100を受けました。以降
現在も吐き気、頭痛がひどくほとんど食事を取ることができません。
21日より熱発、23日に歩けないほどになり入院(この時白血球
500、肺炎の気があるとのこと)25日には多少白血球は上がった
らしいのですが、まだ熱が39度あります。抗生剤、制吐剤、
解熱剤、糖電解質(?)などを点滴や注射してもらっております。
頭痛、嘔吐があり頭を動かすことも辛いようです。医師の
回診時に付き添えないため、母がどういう状態にあるのか
把握できていないのですが、このようなケースはよくあること
でしょうか?体力が持つか心配です。白血球が上がるのを
待つしかないのでしょうか?現在4人部屋です。すぐにでも
個室にするべきでしょうか?肺炎だとすると治療は抗生剤
しかないものでしょうか?まとまりの無い文で申し訳ありませんが
どなたかどうぞよろしくお願いします。


321 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/26(水) 10:29
狸です。
>>320あけぞうさん
記載の内容から、FEC100による発熱性好中球減少症を発症している可能性が高そうです。詳細が記載内容からは読み取れませんが、発熱性好中球減少症では原因の菌あるいはウイルスを同定し、それに対する抗生剤などの処理を行なう事が重要です。おそらく現在はその過程にあると思われます。発熱時の対処はかなりシッカリした手順が決まっており、おそらくはその方針に則って治療が進行していると思われます。
なおこの発熱性好中球減少はエピルビシンなどで結構起きる副作用であり、熱が下がって、白血球数が復帰すれば化学療法が再開できます。なおその際には前回の状況を考え、あらかじめ好中球を増やす操作をとる場合もあります。

322 名前: あけぞう 投稿日:2007/09/27(木) 00:23
狸先生、お忙しいところ、今回も助言いただき本当にありがとう
ございます。早速のお返事に感謝します。昨日、白血球が900に
上がったと聞きました。それに伴い、嘔吐がおさまり、少し話を
したり、2~3口食事もとれたようです。狸先生のおっしゃった
ように発熱性好中球減少症だったのですね。シッカリした手順が
決まっている、のお言葉にとても安心しました。何を聞けばいいの
かがわからず、治療方針は正しいのか、検査はどうなのか、
このままでは衰弱してしまう、など不安でいっぱいでした。
次回は薬の量を減らす、などを検討して下さるようです。
あらかじめ、好中球を増やす操作ができるのですね。
教えていただいて助かりました。主治医とよく相談したいと
思います。本当にありがとうございました。また何かありま
したらよろしくお願いします。

323 名前: はる 投稿日:2007/09/27(木) 00:44
306で質問させていただきました、はるです。
埋もれてしまったのでもう一度お願いします。
どのような情報でもよいのでアドバイスを
いただきたいのでよろしくお願いします。

324 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/09/27(木) 17:42
狸です。
>>306
>>323はるさん

返答を飛ばしてしまい、大変失礼いたしました。さぞご不安でしたでしょう。誠に申し訳ありませんでした。

記載内容から、術前補助ホルモン療法を行なうことで不安を感じておられるようです。
主治医のお考えは確認できませんが、自分が感じたのは以下です。

まず、ステージ3ですので、比較的進展した状態です。鎖骨リンパ節に転移があるとなると、まさに手術するぎりぎりの状況です。よってもっとも効果の期待できる方法を取るおつもりではないかと拝察いたします。
おっしゃるとおり、術前補助ホルモン療法はどちらかというと化学療法よりは効果がマイルドで、なかなか完全収縮まで得られないとされます。しかし英国などでは研究も盛んで、決して無意味ではないと私は思っています。また術前補助化学療法についていささか誤解があるかもしれませんが、術前も術後も補助化学療法の範疇であり、基本的には化学療法であればどちらか片方しか行ないません。よってはるさんのケースでは、あるいは術前には補助ホルモン療法を行い、術後に強めの補助化学療法を入れるつもりなのかな?と感じました。一般的には術前は化学療法、術後はホルモン療法となりやすいのですが、化学療法で手術に影響が出ないか?あるいは標準的な術前補助化学療法をやると手術のスケジュールが合わないなどの理由もあるのかもしれません(術前補助化学療法は基本的にはシッカリ入れてこその再発抑制効果ですから、決められたコース数こなしてから手術となりますので、手術はずいぶん先になりますね)。また、化学療法がスキップしたり、投与延期をきたしたりすると手術のスケジュールが狂いますので、その懸念かもしれません。
また、閉経前にリュープリン+アロマターゼ阻害剤はアリ?ですが、これはアリです。保険適応上の縛りはありますが(そこはあえて言及しません)、それ以外でしたら十分有効性が期待できるとされます。更にアロマターゼ阻害剤はご指摘のように3剤(厳密には4剤)ありますが、ごく大雑把に言ってアリミデックスとフェマーラは構造が少し近く薬効などもほぼ同じ、アロマシンは構造が全く異なり、作用機序も異なりますが薬効はほぼ同じ、ということで実質的な差はほとんどありません。
また、ここでアロマターゼ阻害剤を持ってきたのは、あるいはHer-2が陽性である事がわかっていて、ノルバデックスの処方をためらったのかもしれません。
以上は私の感触に過ぎないので、
・今後の治療方針~、手術後補助療法はどうするのか?
・検査結果はわかったか?
・術前化学療法をしない理由は?

などを直接聞いてはいかがでしょうか?
なおホルモン療法は術後再度実施することも問題ありませんので・・・・

325 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/27(木) 22:29
今日は、現況報告です。
前回の検査結果でやはり骨転移という結果でした。でも他に転移は見つからないと言う事でホッとしました。
これからの治療は、ゾラデックス(3週に1回)とアロマシンとビスホスホネートで行う予定ですが、前の
病院先より病理組織を取り寄せ再検査をして場合によっては治療を変更するとの事でした。
とりあえず、7月から止まってた治療が始まり副作用の心配もありますがファイトです。
 

326 名前: 千春 投稿日:2007/09/28(金) 00:00
友達親子さん
治療の方向性が見えてきたこと、良かったです。
前の病院からも円滑に情報のリレーが出来たと伺いほっとしました。

母も一昨日3ヶ月毎の検査でしたがなかなか骨密度の減少が止まらずに(歳もあって)難しいところです。
あと1年飲めれば5年ですが、次回辺りアリミデックスは見直さなければならないかも知れません。
(東海道五十三次万歩計も2巡目に入り、本人一生懸命歩いてるのにな。)
先生と話し合いながらリスクとベネフィットを鑑み決定しようと思っています。

327 名前: はる 投稿日:2007/09/28(金) 21:52
狸先生、ご丁寧なお返事ありがとうございました。

前回内分泌の先生とお話したときは全ての結果が出ていなかったので、
次回検査結果がそろったところで全部説明していただくことになっています。
説明がまだあまりない段階ですが、自分でいろいろ調べてみた範囲で、
術前にホルモン療法を行うという治療があまり見当たらなかったので
心配になってしまいました。

次回説明していただく際に、狸先生のアドバイスを参考にして質問したいと思います。
今後もよろしくお願いします。

328 名前: 友達親子 投稿日:2007/09/29(土) 16:01
千春さん、心配いただき ありがとうございます。
副作用で発熱と体中の関節の痛みがありましたが、今はだいぶ治まり普段の生活に
戻ってきました。

千春さんのお母様もがんばっていらっしゃるんですね、私も見習います!
お母様もゾメタは使ってるのですか?これ以外にも骨転移に有効な治療は
ありますか?


329 名前: 美砂 投稿日:2007/09/30(日) 00:43
初めまして、教えていただきたいことがあるのですが・・・
母が乳がんで手術をして退院して一ヶ月ほど経ち、母がネットで質問して教えてもらえないだろうかと言ったので教えていただきたいのです。
退院するときに先生に「土いじりはしないように、重いものは持たないように」と言われたそうです。
重いものを持ったりするとどうなるんでしょうか?
最近なのか手術してからずっとなのかはわからないんですが、手術をした左側(腕、胸の辺り、わき腹など)がまったく感覚がないそうなんです。
こうゆうものなんでしょうか?

それとこれは私からの質問なんですが、20数個摘出して残り3個は摘出すると左側が不随になるので置いておくといわれたそうなんです。
その残った3個の腫瘍(?)はずっとなくならないものなんですか?
今の状態を維持し続けるか、悪化するかのどちらかしかないんでしょうか?

330 名前: たこ 投稿日:2007/09/30(日) 01:55
329美砂さんへ

お母様は、腋窩リンパ節郭清を伴う手術をしたのだと思います(乳腺内の乳癌と、脇のリンパ節を切除)。

脇のリンパ節は、腕に細菌などが浸入したときに全身に広がらないように防御する働きがあり、これを切除しているので、
手術した側の腕に怪我などをして、化膿してしまうと、普通なら脇でブロックしてくれるはずが、全身に広がってしまう可能性があります。
ということで、手術後は腕に傷を負わないように注意します。「土いじりをしない」は、これを言っていると思います。

また、脇のリンパ節は、腕のリンパ液が全身に戻る道筋なので、これを切除すると、ちょっとした事で腕がむくみやすくなります。
「重いものを持たない」というのは、なるべく手術した側の腕に負担をかけないようにということだと思います。

腕・胸・わき腹の感覚がないのは、リンパ節を切除するときに、一部の細かい神経は切れるので、部分的に麻痺しているのだと思います。
感覚のない範囲は今よりある程度は狭くなると思いますが、ずっと感覚がないままの場所も残ると思います。
二の腕の裏あたりの感覚が戻らない人が多いように思います。

20数個摘出して残り3個は残った、というのはよく分かりませんが、脇のリンパ節に転移があるけれども、
一部は残っている、ということでしょうか。
普通に手術する範囲では、腕の運動をつかさどる神経自体の場所よりも下のリンパ節を切除するので、
左腕が完全に動かなくなることはまずないです。
けれども、リンパ節の転移の範囲が広いと、腕の運動をつかさどる神経を巻き込んだ場所にリンパ節転移がくることも
ありえないことはないです。
この場合、リンパ節転移が多いということなので、乳癌の場合、目には見えなくても、全身に転移している可能性が
高い、と言うことになります。なので、大きな負担を背負って手術をするより、術後の抗癌剤などに期待するという
スタンスになります。

残った腫瘍がどうなるかは、抗癌剤などが効くかどうかで大きく変わります。
効果があれば、小さくなるでしょうし、完全になくなることも時にはあります。
効果がない場合は、悪化するということになりますが、一般的に乳癌は進行が
遅めなことが多いので、効果によって次の薬を考えていくことになると思います。

ただ、文章からの予想で書いていますので、実際のところは、
主治医に確認をした方がいいと思います。

331 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/30(日) 09:46
>>328
私が掲示板を読む範囲の推測では
千春さんのお母様は骨転移していません

332 名前: あけぞう 投稿日:2007/10/01(月) 02:26
狸先生、先日は助言いただきありがとうございました。
次回の抗がん剤についてお聞きしたいのですが、初回の副作用が
ひどかったこともあり、主治医より「薬の量を8割りにしましょう」
との提案がありました。ちなみに前回は、ファルモルビシン140、
エンドキサン700、5-FU700でした。8割で効果は十分
でしょうか。現在4クールの予定ですが、薬の量を減らした
場合、回数は増やさなくてもいいものでしょうか?
また、3週間に一度の投与となっておりますが、体調不良の
場合の延期はどの程度の期間までなら大丈夫、などの目安はありますか?
術後から3ヶ月たってからの開始だったことも心配ですが、
このくらいは問題無いでしょうか?
お手数をお掛けしますがどうぞよろしくお願いします。

333 名前: かっぱ 投稿日:2007/10/01(月) 11:45
はじめて書き込みさせて頂きます.
先月,温存手術を受けました.40代,小さい子供がおります.
リンパ節への転移なし,腫瘍周囲への浸潤もなし,大きさは13ミリですが
組織学的グレード3といわれました.(T1c,N0,M0 ,Stage 1)
ホルモンレセプターが陽性でHER2が陰性の場合,抗がん剤を受けたほうが
よいのかどうか悩んでおります.


もし,抗がん剤を受けるとしたらどのようなものになるのでしょうか.

その場合,どれくらいの再発を防げるのでしょうか.

いろいろと,私なりに調べてみると,
CMFはゾラデックス+ノルバテックスと同等,
注射(ゾラデックスのことですよね)を3~5年にするとCAFと同等
というのも見たことが有ります.
だとすると,ホルモン陽性の場合の抗がん剤の意味は
どういうことなのかわからなくなりました.

知識不足で申し訳ないのですが,ご助言頂けるとありがたいです.

334 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/01(月) 12:10
>>333
抗癌剤療法とホルモン療法の併用に関する記述があります。
ご参照ください。
http://www.jfcr.or.jp/hospital/conference/cancer/cure/disease.html

335 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/01(月) 15:45
今日からピンクリボンキャンペーンが始まりましたね♪
この病気の研究がもっと進み、苦しむ人がいなくなることを
願いたいです。


336 名前: 美砂 投稿日:2007/10/01(月) 18:47
>>330たこさんへ

教えていただきありがとうございます。
本人は何も言わず勝手に色々と決めていくのでどうゆう手術をしたのかもわからなかったんですが、脇のリンパ節を切除みたいですね。
脇のリンパ節を切除するとそうゆう事に気をつけないといけないんですね。
こっちに帰ってきてからしばらくしてさっそく前からやってた引越しの仕事に出たりしていたのですが気をつけるように言いたいと思います。
全身に転移ですか・・・
手術は関東で受けて術後関西の方へ戻ってきたのですが、こっちの病院に行くのは関東の病院でもらった薬がなくなる2ヶ月後だと言ってたんですが、念のために早い目にこっちの病院に行かせた方がいいんでしょうか?
何度、注意してもパチンコ・ビールを続けているし、抗がん剤治療に入る前に病院の先生にビックリされるほどに進行が早かったそうで心配なのですが・・・

337 名前: あけぞう 投稿日:2007/10/01(月) 23:44
狸先生、お手数ついでにもう少しお願いしてもよろしいでしょうか?
今後は放射線を行うとのことですが、タキサンもお願いしたほうが
いいでしょうか?効果はどうでしょうか?母(60)はステージ1、
トリプルネガティブでグレード3です。
先の質問とは相反するのですが、母は、「転移も無いし、抗がん剤
はもうやめようかな」と言っています。今回のひどい苦しみを見て
いるのでゲッソリとやつれた母を見ると「頑張って」とも言えません。
1回しかやらなかったとしても効果はありますか?転移の無い人で
やめられる方は多いですか?
また、好中球を予め上げる処置というのは、前回がひどかった場合、普通に行ってくれる
ものですか?それともお願いしないとならないものでしょうか?
予め白血球を上げることもできますか?これらの処置は、
どのタイミングで行うものでしょうか?上げてしまって体調が
悪くなるようなことはありませんか?
抗がん剤の治療中は再発することは無いものでしょうか?
お手数をお掛けします。乳児、幼児を抱えており、思うように
自分で調べる時間が無くこちらにお願いしてしまっている次第です。
金曜の診察までには知っておきたくて。どうそよろしくお願い
します。

338 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/10/02(火) 14:05
狸です。
>>332あけぞうさん
抗がん剤の投与量というものは目安として体表面積換算で多くの場合算出されており、エビデンスに基づいてその処方が行なわれます。しかし患者さんの体調や体質のより投与量を調整(ほとんどの場合減量)します。今回ご相談のような、副作用による投与量の減量は副作用により患者さんのQOLを大きく損なうと判断された場合、一定のルールによって実施されます。今回はそのルールに沿う形での減量のようですので、これが必要であると主治医が判断したものと読み取れます(ただしどんな副作用だったか不明ですのでこれ以上の記載は出来ません)。
さて、減量によって薬効が低下しないか?ですが、厳密には低下しないと言い切れないのですが(フル投与量と20%減投与量で薬効比較を行なったわけではないので)、薬学的な見地からしますと、副作用の多くは血中の抗癌剤濃度に依存して発生頻度や程度が左右しますので、副作用がきついということは血中濃度が高い可能性があります。血中濃度が高い要因は代謝するスピードが遅めであることなど、体質に起因する部分も多くあり、そうなりますと、投与量を落としても十分血中濃度があがる体質である可能性があります。となりますと、投与量減は薬効低下はほとんど起こさず、副作用低減効果が大いに期待できる、となるケースもあります。
また、投与量減はこれらの懸念のためでありますので、トータルの投与量を20%減としますので、投与回数を増やすなどは通常実施しません。
次に投与間隔変更の件ですが、投与延長がどこまで薬効に影響するかは厳密には判断できません。ですが、何度も臨床試験のデータを見てきた経験からしますと、投与延期は特に薬効が低下する直接原因ではなく、効く患者さんではやはり効いているケースが多々あります。投与順延はストレスではありましょうが、無理に投与する事が最良とばかりは言えませんので、気にしすぎないほうが良いのではないかというのが個人的な感触です。

>>337質問部分
現状の治療はCEFの治療中であったと記憶していますが、そうですね?
主治医が言っている治療方針は、術後補助療法としてFECを行い、その後放射線治療、というものですが、前者は他の薬剤の使用も考慮可能かと思いますが、放射線治療は温存療法を行なった以上、有効性が高いとのエビデンスからも実施すべきと思います。
しかしながら、化学療法の部分は、最初の情報からしてそれほど進行しているようには思えないので、CMFなども考慮可能かもしれませんが、個人的にはホルモン受容体が陰性である点がやや難点と感じます。そういう意味では少し再発リスクが高い可能性もあるため、CEFは妥当ではないかと思います。ですが、タキサンまで追加する必要があるかは判断に迷います。再発の可能性がゼロではありませんが、このようなケースでは半数以上でタキサンは使わないと思います(いわゆるオーバートリートメント、過剰治療の危険性がある)。ましてCEF段階でも副作用でお困りでしたら、タキサンでも他の副作用でお困りになる可能性も捨て切れません。
そういった意味では、白血球減少が前回顕著であったことを理由に、抗癌剤投与時に白血球/好中球を増やす薬剤の使用はおそらく可能と思います。この薬剤、G-CSF製剤といいますが、これは厳密に保険適用の観点からは、白血球などが下がってはじめて使用可能とされています。ですが、下がるのは通常抗癌剤治療後1週間くらい後ですから、そこで測定して初めてわかり、それで投与、となるのです。しかし前回白血球が下がってしまったのであれば、抗癌剤投与時にすぐにG-CSFを投与してしまうことで、抗癌剤による白血球減少を未然に防ぐことができる、というものです。厳密な意味では保険審査でカットされる可能性がありますので、明文化したくないですが、そういう対応をしてくださるドクターも少なくないです。なおこのG-CSF投与で副作用は全く起きない、ということはないですが、いわゆる抗癌剤ではないので、強烈な副作用はまず出ません。

339 名前: かっぱ 投稿日:2007/10/02(火) 16:25
334さま サイトを紹介して頂きありがとうございました.
抗がん剤療法とホルモン療法は異なる作用によってがんを根絶する 
ということですね.
参考になりました.これからも知識を増やしていこうと思います.
感謝いたします.

私の場合,ザンクトガレンや日本乳癌学会でのガイドラインで,組織学的グレード3の
部分で中間リスクとなります.
338で狸先生があけぞうさんのお母様の術後治療についてタキサンは過剰治療の
危険性があると書かれております.
T1c,N0,M0 ,Stage 1,ホルモンレセプターが陽性でHER2が陰性の場合,
AC+Tというのはやはり過剰治療とお考えでしょうか.
私のような場合(小学生の子供あり,40歳代)抗がん剤治療を受けるかどうか
微妙なところだと思うのですが,もし受けるとすればどのようなものが
適しているのかご教示頂けるとありがたいです.



340 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/10/02(火) 16:58
狸です。
>>339かっぱさん
的を得たご質問で大変ありがたいです。
先のあけぞうさんへの返答とは状況が異なるため、言い様が少し変わる点をご了解下さい。
かっぱさんは>>333でのカキコから拝見しまして、閉経前ホルモン受容体陽性の状態です。組織学的グレードがやや気に係りはしますが、基本的にはホルモン療法の期待が持てる状況です。閉経前のホルモン療法では、卵巣機能の抑制が非常に大きな意味を持つ、というのが今回のSt.Gallenでの議論であったと参加(発表!)された渡辺先生から伺った事があります。先生がおっしゃるには、閉経前ホルモン受容体陽性の症例での化学療法の有効性は実は化学療法による卵巣機能抑制が一番寄与が高い可能性がある、との事でした。この話からしますと、過去に報告されていた、CAFやCMFとゾラデックスなどの卵巣機能抑制剤の効果が同等である、との知見も合点が行きます。
この観点からしますと、かっぱさんのケースではホルモン療法が治療の主体であろうと思われます。ですが、同時にお子さんが小さい、つまり再発を可能な限り抑制したいという点も無視できなくなります。かっぱさんのケースですと、ホルモン療法の有効性が期待できるわけですが、グレードが3であることからリスク分類は中間ですし、再発は可能な限り避ける、と希望すると治療方法はやはり化学療法アリになると思います。ちなみにSt.Gallenのコンセンサスではこの状況では化学療法は必須扱いです。おそらくは化学療法軽めのCMFでも良いとの判断も許容される部分でしょう。そこで治療方法に何を選ぶかは、やはり患者産後本人のご希望次第と思います。ただここでタキサンまで入れるか?となると、さすがに少し考えます。あけぞうさんのケースでは副作用でお困りでしたので、治療よりも副作用回避が優先しますが、かっぱさんのケースではまだその状況にないので、現状お答えできるのはここまでです。

341 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/02(火) 17:31
抗がん剤の一覧と体表面積の簡易計算などがあります
http://www.h4.dion.ne.jp/~m_kokoro/beg/t_chemo.htm#Chemotherapy

342 名前: かっぱ 投稿日:2007/10/02(火) 18:32
狸先生

早々にお返事頂き,ありがたく存じます.
主人は先生のおっしゃる通り,たとえ1%でも再発を防げるのなら化学療法も
受けてはどうかと言っております.

そこで,先生に甘えて更に質問させて下さい.
前回は書きませんでしたが,同時両側乳癌です.
病理の結果を見ますと,右左ともは核グレード1とあり,組織学的グレードは2と3 
と二つのグレードが記入されていました.
いろいろと調べてみて,日本乳癌学会では核グレードを取り上げているようですが,
組織学的グレードも広く用いられているということも知りました.
核グレードは核異型度,核分裂像の数の2項目のスコア合計,
組織学的グレードは腺管形成,核多型性,核分裂像の数の3項目のスコア合計
とのことですが,核グレードと組織学的グレードにこれほどの差が出でるものなのでしょうか.
核グレードでは低リスクになりますが,低リスクでも化学療法を受けることに
メリットはあるのでしょうか.
もちろん主治医にも相談いたしますが,先生のご意見も伺えるとありがたいです.
重ねての質問で申し訳ありませんが,よろしくお願いいたします.




343 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/10/02(火) 21:01
狸です。
>>342かっぱさん

>前回は書きませんでしたが,同時両側乳癌です

・・・・・
勘弁してください。
こういう重要な情報は先にいただけないと。
これでは>>340で書いた内容がまるで意味がありません。

344 名前: かっぱ 投稿日:2007/10/02(火) 21:13
狸先生

狸先生

すみません.お許しください.
両側でもそれぞれの腫瘍の性質で考える,危険性が上がるわけではないと
言われたのでグレードの高い方をかきました.
本当に申し訳ありません.

やはり,両側となると危険性が上がると言うことなのでしょうか.
それならば, 化学療法は必要で,しっかりやらねばならないということになりますか.
そもそもの認識が間違っていたのかと非常に動揺しています.








345 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/10/02(火) 21:31
狸です。
>>344かっぱさん

許すも何もあなたご自身の事ですので・・・
両側性乳癌では家族性乳癌、つまり遺伝性の乳癌を考える必要があります。
私はあなたの主治医ではないため、記載内容でしか病状を判断できません。主治医でしたら両側性乳癌と知っていても、例えば近親者に乳癌の女性がいないか?などと聞いて家族性乳癌かどうか判断できますが、私は両側性乳癌と聞くと、家族性乳癌の可能性も考えて返答を組む必要や、近親者の情報を聞くなどの対応をしなくてはいけません。それをなしに先の返答をなしてしまったため、実情にそぐわない返答である可能性があります。
もし、家族性乳癌の疑いが濃厚であれば、ご指摘の通り化学療法をシッカリ入れるなどの対応をすべきとも思います。
ただし、状況を聞いた上で主治医が判断を下したのであれば、それは私が不十分な情報を元に返答するよりもずっと意味があります。ですからココで質問するよりも主治医に伺ったほうが良いと思います。

346 名前: かっぱ 投稿日:2007/10/02(火) 21:50
狸先生

近親者に乳癌はおりません.
が,遺伝子の検査まではしておりません.
主治医になかなか会えず,その間に疑問が沸き起こり,
居ても立ってもおられぬ状況で.質問をしてしまいました.

主治医とは納得のいくまで話をさせていただくつもりにしております.
340で答えていただいたことも非常に参考になり,今までわからなかったことも
理解できました.疑問に答えて頂だけることが,患者にとって,とてもありがたいことです.
感謝いたします.



347 名前: 友達親子 投稿日:2007/10/03(水) 02:55
千春さんへ
>>328では私の勘違いで失礼な事をお聞きしてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。  お気を悪くなさらないでください!

>>331さん 指摘ありがとうございました。


348 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/03(水) 23:15
>>344
>そもそもの認識が間違っていたのかと非常に動揺しています.

患者には認識したくない情報をスルーする権利もありますよ。
ただし専門家に相談する以上はどこまで認識したいのか
あるいは認識したくないのかをある程度自問しておきましょう。

349 名前: あけぞう 投稿日:2007/10/03(水) 23:46
狸先生へ

多くの質問に親切丁寧なお返事をいただき、大変感謝しております。
お忙しいところ、本当にありがとうございます。

副作用、薬効効果ともに血中濃度が問題ということですね。いろいろ
な疑問が解決されました。投与量減でも薬効効果は低下せず、
副作用減が期待できるかもしれないことに安心致しました。
投与間隔はあまり気にする必要は無いのですね。効く患者には効く、
母がそうであることを願い、頑張ります。
タキサンは過剰治療の危険性がある、というお返事にやっとはっきり
と不必要、と思うことができました。私自身そう思っていたのですが、
いろいろなところでタキサンを追加するケースを見て迷っておりました。
しかし前回の副作用のひどさを見ると、それでもやる価値があるのか
と思いましたので、半数以上で使用しない、などの情報を教えて
いただきすっきりと致しました。
CEFは妥当であり、放射線はやるべき、ですね。よくわかりました。
また、白血球/好中球を上げる薬剤名、そのタイミング、そして詳細な
話、大変参考になりました。このような処置があれば、前回ほどの
苦しみにはならないでしょうから母の不安も軽減されそうです。
狸先生のお話を元に、母とよく話し合い、主治医と今後について
考えたいと思います。

お力添えをいただき、感謝でいっぱいです。また困ったことが
おきましたらお力をお貸しいただけると助かります。ありがとう
ございました。しっかり母をサポートします!



350 名前: no name 投稿日:2007/10/04(木) 14:55
>>349
狸さん、休業宣言してるよ。
疲れちゃったんじゃない?
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1146929579&st=112&to=112&nofirst=true

351 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/04(木) 17:27
>>350

最近言葉の端々にイライラ感が見えていたからね。疲れるのは当然
かと。これだけ教えてちゃんの投稿ばかりだと、いちいち回答する
とかなりの労苦だと思います。(狸先生は律儀だし几帳面だから)

①質問に際して十分なデータを示さない→そのため質問に必要なデ
ータがそろって先生の回答までに何回も何日もレスの往復がある

②ネットで調べれば直ぐ判る事でも、初心者だから、忙しくて等と
言い訳して質問する。あげくの果てにはそれを指摘されると誰々を
助けるために必死なんだからと逆切れする。患者はあなただけでな
いし、あなただけの掲示板ではない。

③本来なら主治医と相談すべきことまで狸先生に聞くものだから、
回答に推測が入ったり、全ての可能性にまで言及したりでとピンポ
イントな回答が出来ないので狸先生に非常に負担が掛かります。

④狸先生が詳しく誠実に丁寧に答えてくれるからと、主治医の先生
が忙しい・詳しく説明してくれない・自分も忙しいと言い訳して
本来主治医の先生に聞くべきことまで安易に質問してませんか。
厳しいですが、主治医と十分な意思疎通もできないでこれからの
治療心配じゃないですか?それだから狸先生に頼ってるのですか?

352 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/04(木) 21:06
最近は情報交換の場のはずが、狸先生の相談室状態ですからね。
おまけに、先生が善意でみんなの質問に答えようとしているのを、
必ず回答があると勘違いして輩が大杉です。ましてや回答が遅れ
てると督促まがいの書き込みをする人もいる始末。
乳癌Part1からよく読んで、参考文献も参照すれば、かなり参考に
なるのに。藁をも掴む人ならその位はするのが当然でしょう。

353 名前: 春夏秋冬 投稿日:2007/10/04(木) 21:39
351  352 さん>まったく同感です。

こちらの「批判・要望」欄に、狸先生のコメントがありますよ。


354 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/04(木) 21:51
う~ん。
主治医の説明に自分でフィルターを設けて
自分に都合の悪い(あるいは怖い、不利な)情報を
振り落として聞く、そんな相談者が目立ちます

狸先生に小出しに情報提供をするのも、
自分にとって怖い話を否定してもらいだけ

そんな姿勢の方たちがいくら主治医と面接をしても
主治医の話の中から自分に都合の良いことしか聞かないし、
狸先生も永遠に同じ場所をグルグルと回らされるのです

355 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/05(金) 10:37
>>354さん
そうなのでしょうか…
それもちょっと決め付けが激しすぎる気がしますが…

スレ違いになってしまうので私の愚見は批判要望版へ書きました。

356 名前: みう 投稿日:2007/10/06(土) 22:40
こんばんは、初めての書き込みです
先月温存で手術をしてリンパ郭清もしましたが、そのうち14個に
癌が転移していたといわれました。
みなさんの中でリンパ転移が多かった方おられますか?


357 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/09(火) 09:53
>>356
私のことではなく恐縮ですが、
リンパ節転移7個あったけれど、術後6年経った今でも再発無くお元気にされているかたのサイトです。

http://arisuarisu.easter.ne.jp/index.html

358 名前: カズ 投稿日:2007/10/11(木) 13:11
はじめまして、現在術前化学療法としてウィークリータキソールを
しております。7回目が終了したところです。4回目の頃から咳が
かなり酷く出るようになりました。レントゲンをとってみましたが
異常は無いという判断でした。アレルギー性のものではないかと
言うことでしたが、タキソールをされた経験のある方で咳が
出るという症状に悩まさせれ方はおられませんでしょうか?


359 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/12(金) 19:52
>>358 カズ様
私は気管支喘息&乳がん患者で、現在タキソールの仲間のタキソテールで治療中です。
発疹が全身に出たり、鼻炎・喘息が悪化したりするなどありとあらゆるアレルギー症状に悩まされています。

以下、喘息もちの素人の考えですけれどもご参考になれば。
レントゲンに異常がないのに咳がとまらないという症状でしたら、喘息性気管支炎(あたかも喘息のように気管支の慢性炎症が起きている状態)を疑ってもよいかと思います。
気管支の炎症をとるにはテオドールのような気管支拡張剤が適当です。
リン酸コデインのような咳止め薬はかえって症状を悪化させます。
主治医にご相談なさってください。
あと、水分をたくさん摂取して安静に過ごされることをお勧めします。
どうかお大事に。





360 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/14(日) 22:34
抗癌剤で 今、脱毛中なのですが 洗髪が苦痛です。
シャワーの水圧が痛いので
洗面器で お湯をかけてます。
低刺激シャンプーもしみるし・・・
この症状は 完全に脱毛した後も
すっと続きますか?


361 名前: ミワ 投稿日:2007/10/15(月) 05:45
先日は大変お世話になりました・ミワです。8月末にカキさせて頂きあれからゼローダを頑張って服用していましたが先週の3ヶ月ぶりのCTの結果、抗がん剤が全く効いていないと主治医に判断されました。確かに肺・肝臓の腫瘍が前より容赦なく増えていました。肺ははリンパまで広がっているとの事・それで主治医が次の抗がん剤はTS-1かナベルビンどちらか選択してくださいと言われ、その日はショックで一週間時間をもらいました・家族で話合った結果これまで右乳全摘(リンパも)して術後から約一年半・EC4クール(タキソールは体に合わず断念)→ホルモン療法(ノルバ+ゾラ)約半年→ゼローダ約4ヶ月やって・どれも全く効いていないんです。しかも容赦なく進行が早い…しかし体調は至って元気で食欲あるし体重増・熱も出なくなりで、子供小さいから育児・晩御飯作ったりしています☆ホントに末期には思えないぐらいの元気があり、かえって今薬を変えて副作用に苦しみ体調を崩したくないので今後抗がん剤を止めると主治医に伝えました・主治医は理解者のある方で今回も解りましたとオッケーしてくださいました…そこで気付くべきでした…その後私はゾメタを点滴してる間・身内が呼ばれたみたいで余命3ヶ月と言われたみたいです(旦那の携帯で知りました・私が知った事はまだ知らない)元気だからと抗がん剤を蹴っといて情けないけど・極度の不安に襲われています。やっぱりダメ元でも残りの抗がん剤をやるべきですか?今現在漢方薬を服用しているだけです・あとはゾメタだけです。もちろん外来です・まだ子供が4歳です。死ぬ訳にいかないです…どうか良きアドバイスください・お願いします。

362 名前: 狸@休業中 投稿日:2007/10/15(月) 09:08
狸です。
>>361ミワさん
非常に厳しい状況で、コメントせずには置けません・・・(現在休業宣言中ですが)。
ゼローダとゾメタが効いていないとの事で、非常に残念です。以前うかがった状況やお子様のことなどを考えると、何とかならないかと思うのですが・・・
まず、現在の病状はおっしゃる通り全く予断を許さない、非常に厳しい状況です。この状況で抗癌剤治療をしないで病状緩和することはほぼ不可能です。しかしながら抗癌剤治療による改善効果も高いとは言えず、総じて積極的な治療をお勧めするのも正直躊躇いたします。そういう状況でも敢て申しますが・・・
1)ゼローダ後ですので、TS-1かナベルビンかと言われれば、ナベルビンと思います。理由はゼローダとTS-1は同じタイプの薬剤ですので、タイプを変えた方が期待度が高いこと、さらにナベルビンは外来でも使いやすい、短時間投与が出来ますので、ゾメタの治療と一緒にやっても手間的には余り増えません。
2)抗癌剤治療をするかしないかは、ご自身が決める権利を持っていますので、治療すべきかどうかは人が決めることではありません。もちろんご家族も皆さん何とか治って欲しいと願ってらっしゃると思いますが、治療を受けるのはミワさんご自身であり、さまざまな副作用に遭遇するのもミワさんですから。それに誰もご自身の決定を情けないとか、頑張りが足りないとか言うべきではないのです。それはよく覚えておいて下さい。
ただ、もし治療に際しての副作用を気にしているのであれば、その点は少し補足します。過去の薬歴を拝見する限り、投与が計画通り進行しているのはEC、ゼローダ、ゾメタ(ノルバデックス+ゾラデックスも?)であり、タキサンの治療は副作用で断念されています。そうなるとまだ効く薬剤は残っているかもしれません。ここで主治医がTS-1かナベルビンを薦めてきたのは、そのあたりに期待度を持っているからかもしれません。ちなみにTS-1は副作用としてはゼローダとほぼ同じレベル、ナベルビンは注射剤ですが、タキサンとは比べ物にならない少なさで、静脈炎さえ出なければかなり使いやすい薬剤といわれています。

363 名前: ミワ 投稿日:2007/10/15(月) 10:24
狸先生へ
休業宣告中にもかかわらずコメント有難うございます!もうここしか相談するとこなくて…スイマセン。お話はよく理解できました・ゾメタとナベルビンて一緒に点滴できるんですね?タキソール(タキサン)なぜ断念したかと言うと1クール目の点滴開始5分もいかない時点で呼吸困難になってしまい大変でした・主治医はタキサンが体に合わないとの事で(アルコールも弱い為?)2回目は反応がもっと強く出る危険性から断念しました。タキサン系が出来ないのはここにきて大きいと自分でも思います。ナベルビンはタキサン系とは違いますよね?でもゼローダがTS-1と似ているならナベルビンをやる価値はあるかな…とコメントして頂いてそう思いました。せめて一年は生きたいです。今入院もせずに家の事して育児してるのに考えられません。絵門裕子サンも全身転移で4年生きました。私も前向きに免疫だけは落とさないようにして一日一日大事に生きたい・ホントに狸先生、貴重なコメント有難うございました!ナベルビン頑張って見ようかと思いますp(^^)q

364 名前: 狸@休業中 投稿日:2007/10/15(月) 10:40
狸です。
>>363ミワさん
補足します。
初回投与で呼吸困難?との事ですが、これはアレルギー反応もしくはタキソールが溶剤にアルコールを使いますので、その影響の可能性があります。これはタキサン系で結構問題になる副作用です。しかしながらナベルビンはアルコールは含まれませんので、同じ副作用が起きる可能性はぐっと少なくなると思います。更に書きますと、タキサン系薬剤とナベルビンは微小管作用薬として一緒くたに分類される事がたまにありますが、作用機序が微妙に異なることや、毒性の出方が異なること、更に交差耐性がないことなど、まったく別の薬剤と考えうる情報が多くありますので、違う薬剤であるといって差し支えないと思います。

365 名前: ミワ 投稿日:2007/10/15(月) 11:12
狸先生・その通りでアレルギー反応と主治医は言っていました。ナベルビンは血管が痛くなるんですよね?主治医に代表的な副作用は聞いていますが・やっぱり投与してみないと分からないですよね。食欲だけは落としたくない・食べれなくなったらおしまいと私は考えています。血管が痛くなるのは点滴時だけですか?2・3日続くのですか?その辺りは主治医にしっかり聞けばいい事ですよねm(__)m多忙の中ホントに有難うございました。

366 名前: 狸@休業中 投稿日:2007/10/15(月) 12:03
ナベルビンの副作用の頻度で多いのは好中球減少と静脈炎とされています。他にまれですが、だるさとか神経症状が出るようですが、総じて軽く、あるいは頻度が少ないため、医師の中では副作用の少ない薬剤と認識されています。好中球減少はG-CSF製剤(グラン、ノイトロジン、ノイアップ)でほぼ解消可能です。ただ静脈炎は患者さん側の問題(血管が細い、あるいは過去の抗癌剤治療長かったための血管疲弊で炎症が出やすい)や投与技術の問題があります。しかし血管が細い場合は暖めておいて血管を拡張させることで解決がはかれるとの学会発表を聞いたことがあります。また投与時間は短いほうが静脈炎が出にくいようです。いずれにせよ、メーカーの担当者が詳しい情報を持っているはずなので、医師に聞き、不明な点はメーカーから先生が情報を取ってくださるでしょう。また実際には投与をされる(場合が多い)看護師さんのほうが詳しいこともありますよ。

367 名前: ミワ 投稿日:2007/10/15(月) 12:29
自分はまさに『血管が細い』『血管が少ない(点滴ばかりでルートが取れなくなっている)』状態です。しかも術側は一切できないので左腕のみ、の厳しい条件です。9月の上旬には貧血が酷くヘモグロビン数値が6.2まで下がり輸血を二日間した際・針が太い為中々ルートをとれずに6回もやり直しされました。うちの父がそうだったんですがこうゆう状態が続くと胸に少し管?を入れて点滴しやすい様にする手もあるんですよね?ナベルビンを受けるなら多分そうなると思います。輸血の時に冷たい状態で点滴をした際血管が痛かったです・あんな感じなんでしょうか?なんにせよ主治医とまたよく話をしてから受けたいと思います。有難うございました。

368 名前: 狸@休業中 投稿日:2007/10/15(月) 13:49
>胸に少し管?を入れて点滴しやすい様にする手もあるんですよね?
静脈ポートという埋め込み型の機器があります。これを設置しておくと、血管障害などはほぼ心配がなくなります。もちろん主治医はご存知と思いますので、聞いてみても良いと思いますよ。ちなみにメーカーはメディコンなどがあり、ここ(http://www.medicon.co.jp/customer/index.php?m=ProCat&cat=5)で製品は見れます。

369 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/15(月) 21:06
>>360さん
頭皮が敏感になってつらいですよね。
私の経験では完全脱毛に近づくにつれて症状は治まりましたので安心してください。
それからしばらくはシャンプーなしでお湯で流すだけにしてみては。
ただお湯で流すだけでも頭の汚れは7割も落ちるそうですよ。
美容師さんから聞いた話です。
どうかお大事に。

370 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/17(水) 10:08
ミワさん、私も来月手術を控えています。
下の子が4歳で、お気持ち本当に本当に泣けてくるくらい分かります。
一緒に少しでも元気で過ごしましょう!
応援してます!!!

371 名前: ミワ 投稿日:2007/10/17(水) 19:37
370さんへ
励ましのコメント有難うございます。4歳の子供は病気だろうぐらいは分かってくれてますが?でも遊んで欲しい時期だし辛くて寝込んでいても絵本を持ち出してきては催促します。更に家の子はかなりオテンバなので疲れます(+_+)でも今しか遊んであげれないと思うと・もっと小さい時から遊んであげればよかったと後悔しては泣いています。今は悔いのないように一日一日を大事に過ごしています。こんな病気にならなければ命の大事さ・平凡な毎日の幸せさに気付く事はなかった。旦那も私もそれはホントに感謝すべき事で教えてもらいました。奇跡が起きたらいいなと思っています。370さんも手術不安だと思いますがどうか無事に乗り越えてください。心からお祈りしております。

372 名前: カヌレ 投稿日:2007/10/19(金) 22:37
教えてください。
63歳の母が浸潤性乳管癌と診断され、現在遠隔転移がないかの検査中です。
腫瘍は3cm、骨への転移はみられないとのことで、来週肺と肝臓の検査をする予定です。
まだまだ勉強中でよくわからないのですが、母の場合は術前化学療法をすることをすすめられました。
医師の説明によると、ホルモンに影響されない種類の癌だそうでホルモン療法はしても意味がないとのことでした。
そのため、抗がん剤による治療になるそうです。
HER2の反応があるため、再発する可能性が高いとのことでした。
それで、具体的な治療なのですが、アンスラサイクリン系を3週間に1回を4回、タキサン系を3週間に1回を4回、それに加えてハーセプチン(HER2にとても効果があるとのことでした)を投与するのがいいと言われました。
そういうものなのでしょうか?
母も、まだ3回しか会っていませんが担当医師に不満もなく信頼しているようで、言われたとおりにしようと考えているようです。
このような治療方針が普通なのかわからず、いろいろ調べていてこの掲示板にたどり着きました。
セカンドオピニオンを考える必要はないのでしょうか?
ぜひぜひ教えてください。よろしくお願いします。


373 名前: 千春 投稿日:2007/10/20(土) 16:25
>>372
(Her-2の反応があると言うのはIHC法で3+又はFISH法で陽性との意味ですね?)
カヌレさんの書き込み内容の範囲なら私もお母さまと同じくその先生を信頼し、
私でしたら現時点でセカンドオピニオンは取らないと思います。

Her-2陽性高リスク群患者への術後補助療法としてのハーセプチン投与は
現在各試験で充分有用性が示されています。
補助療法としてハーセプチンを使ってくださる先生に巡り合えたのは幸運だと思います。
(術前使用の大規模な試験はなされていませんが、有用の可能性が高いと言われています。)

そして今私ならば、
「手術のタイミングはどの時点とお考えなのか?」
は主治医先生に伺うと思います。
カヌレさんが疑問に思うのなら、
「術前補助療法or術後補助療法それぞれの利点難点」
について先生と話し合われてはいかがでしょう?
疑問にはしっかり答えてくださるだけの技量のある先生に思えます。
あとはカヌレさんがご自分でも病気について治療について学ばれ、
主治医との綿密なコミュニケーションを取り続けられるかが、
お母さまの治療の成否を分けるのではないでしょうか。

374 名前: カヌレ 投稿日:2007/10/20(土) 17:46
千春さん、早速の回答ありがとうございます。
参考にさせていただいて、主治医にもっと詳しく話してみます。

主治医の話では、手術は抗がん剤を半年間投与してそれからがいいとのことでした。
母の場合は、ハーセプチンの効果が期待できるだろうとのことで、少しでも腫瘍を小さくしてから手術をすることをすすめられました。
投与中に効果がなく大きくなっている場合は、すぐに手術をするとのことでした。
臨床試験としてハーセプチンを使うとのことで不安がありましたが、この掲示板でもたくさんの方が術前に使用しているみたいなので多少は安心しました。

ただ、臨床試験は保険治療なのでしょうか?
そのときに聞けばよかったのですが費用のことまでは気が回りませんでした。
これからどれくらいの治療費がかかるのか少し不安です。
もっと私がしっかりして質問できるようにならないとだめですね。
母のため頑張ります!


375 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/20(土) 20:53
>ただ、臨床試験は保険治療なのでしょうか?

費用については、病院の事務方にでも聞けると思います。
お電話でも大丈夫だと思いますよ。

千春さん、回答を再開してくださって、本当に嬉しいです。
ありがとうございます。

376 名前: 360 投稿日:2007/10/23(火) 00:37
>>369
あれから1週間。ようやく痛みが治まりました。
再発なのでホルモン治療も併用の為、
ホットフラッシュで滝汗が出るので
痛くても低刺激シャンプーで洗ってました。
髪の毛は無くなったけど地肌は強くなった気がします。
有難うございました。

377 名前: 369 投稿日:2007/10/23(火) 19:54
>>376さん
ホルモン剤と抗がん剤両方の治療をされているんですか~
それでは汗流してすっきりさせたいですよね。
軽々しくシャンプーなしで・・・なんて書いてすみませんでした。
ともかく心が落ち着かれたようで安心しました。
私も治療頑張ります。


378 名前: みみ 投稿日:2007/10/24(水) 16:35
7月に乳癌の片側を全摘し(ステージⅡa、リンパ転移①あり)8月中頃より抗がん剤治療のCEFを全6クール
進める予定でしたが、1回目を終え3週間後の2回目を始める前に、軽い風邪ひいてしまいました。
熱もなく、鼻と喉の不快感程度だったのですが、風邪を治してから2回目をやりましょうと
主治医からいわれました。

スグに治るかと思っていたのですが、気管支炎(やや喘息気味)を患ってしまいました。
幼稚園児の子供から風邪なども貰ってしまう為、咳が少し落ち着いてきたかと思えば、
鼻がつまったり、また、痰を伴う咳が出たりで、今は咳がヒドイです。
(呼吸器科医には診て貰っています)

結局、気管支炎が治まらない事には2回目の抗がん剤はお休みせざるを得ないといった所です。
(熱などもないし、気管支炎以外は大丈夫なので、抗がん剤をやってはダメかと聞きましたが、
これ以上にこじれてしまうかもしれないし・・・収まるのを待つしかない・・・との事でした)

主治医にも抗がん剤が1回目から2回目が出来ずに心配だとは伝えてありますが、
間が空いては治療の意味はなくなってしまうのか・・・
手術して間があいてから抗がん剤をやっても最初の予定程の効果はあるのか・・・
心配でなりません。

まだまだ、気管支炎が完治しそうにもありません(よくなったり、悪くなったりしています)

やはり待つしかないのでしょうか・・・
ご助言頂けると幸いです。よろしくお願い致します。



379 名前: dirac 投稿日:2007/10/30(火) 12:15
はじめまして。diracと申します。これからしばらくお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。

母がやはり乳がんを患っていましたので、かねてから検診にいけいけと言われていました。
仕事の兼ね合いもあって、この9月にやっと検診を受けたところ、マンモグラフィとエコーだけのつもりが、即日マンモトーム生検に…
他の人から聞いていて、通常なら針生検は即日にはしないとの理解でした。おかしいなと思っていたのですが、結局一週間後「悪性」との結果を告知されました。主治医からはその日の内に乳房温存なら「術前化学療法」をした方が良いと言われ、薬の説明が書いてあるパンフレットをもらいました。
その後MRI、骨シンチを受けたあと家族で主治医からの説明を受ける際に、術前の化学療法を受ける旨を先生にお願いし、先週CE(エンドキサン+ファルモルビシン)の注射をしました。
幸い、最初の3日くらい気分が悪かっただけで(ゾフランが良く効いたようです)あとは今のところ普通に過ごせています。
今ちょうど骨髄抑制による白血球減少のピークの時期ですが、27日の血液検査では白血球の値が2100ほどだったので、特に薬の投与は受けていません。

検査については、あとは腹部のCTを残すのみで、だいたい出そろいました。
浸潤性乳管癌で腫瘍の大きさはMRIの画像上で約5cm、腋のリンパに転移の疑い有り。
右胸外側の中から上部にかけて4カ所ほど地図のように広がっているとのことです。
触ってもあまり固くありません。
ホルモン感受性とHER2タンパクの発現は、ER+ PgR- HER2+++
TMN分類はT3N1M0とのことでした。
(HER2はプレパラートの画像を見せられたのでおそらくIHC?FISHについては聞いていません)

現在の治療方針ですが、当初CE4クール+タキソテール(ドセタキセル)4クール後に手術の予定だったのですが、
HER2が3+ということで、ハーセプチンの術前/術後の使用の承認が下り次第、術前あるいは術後に使用する可能性があると言うことでした。
術後はER+なのでホルモン療法も併用するとのことです。

ステージについてはまだ主治医に聞いていないので本当の所はわかりませんが、
本などで調べる限りは(今は胸壁への癒着もないようなので)IIIaかと考えています。

一般的には5cmもあればしこりが大きいのでわかるようなものですが…
私の場合、こりこりというようなしこりには感じなかったので、ずるずると検診を先延ばしにして失敗したと後で思いました。
血が混じるというよりは半透明の膿のような緑色の分泌物があったのですが、
血の色ではなかったので、これも油断していたなあと、今にして思います。

自分の状態について、最初に考えていたよりは検査結果もあまり良くないようです。
でも唯一がんが分かってちょっとだけスッキリしたことがありました。
それは日頃感じていた非常につらい倦怠感や原因不明の蕁麻疹について、なんとなく自分自身で「あーそーなんだー」と納得できたことです。
医学的でも科学的でもなんでもないのですが、やっぱりどこかが悪くてそういう症状の間接的に影響していたのではないかと思ったら、もやもやとした気持ちがスっとしました。
若いときに残業100時間超を何ヶ月もしたりとか、年を取ってからも段取りがわるくて徹夜になったりとか、かなり無茶な働き方をしてました。決して体調が良いとは言えない日々が続いていましたが、取り立てて悪いところもなく、しんどくて休んでいると、どこか罪悪感を感じて、正直あんまり休んだ気がしませんでした。
言い方は良くないかも知れませんが、得意の怠け者ぶりを発揮して、これを機会にゆっくり休んで治療に専念しようと思っています。

この一ヶ月の間、ここの掲示板やその他書籍・インターネットで自分の病気について調べまくりました(苦笑)
いままで厚生労働省の薬の承認が云々…といったことをニュースで聞いていても、他人事のようだったと思います。
でもいまでは早く術前・術後の補助療法にハーセプチン使えるようにならないかなぁとか、考えている自分がいます。

家族の為にも、なんとか長期の寛解に持ち込めるようになりたいです。
がんばりすぎてストレスをためないように、のんびりまったり、あきらめないで、するべきことをしていこうと思っています。

いろいろと教えていただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。

380 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/30(火) 22:52
みみさん、その後気管支炎は良くなられましたか?
何か良い情報はないか、探していたのですが、なかなか見つからなくて・・・。
読売新聞に、このような記事がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20070628-OYT8T00383.htm
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20070628-OYT8T00385.htm
術後抗癌剤治療の2・3ヶ月の遅れは、予後にあまり差が無いようです。
上の記事は、別の意味で不安が増してしまいますが、
続きの「医療任せより生活改善」という記事は、とても励まされると思います。
小さいお子さんを育てていらっしゃる中での治療は、
いろいろご苦労が多い事と存じますが、
一日も早く、気管支炎が治って、治療が再開されますように、
どうぞご自愛ください。




381 名前: カヌレ 投稿日:2007/10/30(火) 23:04
diracさん、はじめまして。

母の状態と似ているので他人事とは思えません。
母は、浸潤性乳管癌で腫瘍の大きさは5cm、リンパに転移の疑いがあります。
ホルモン感受性はマイナス、HER2は3+でした。
主治医から術前化学療法をすすめられました。
その方向ですすんでいたのですが、早く体から取りたいと言い出したりして、何度も話し合った結果、温存できるかもしれないならと術前化学療法をすることになりました。
来週からFEC4クール、ハーセプチン+タキソテール4クールの抗がん剤治療が始まります。
母の場合は、臨床試験として術前にハーセプチンも使うのですが、過剰な期待はしないでくださいと主治医に釘を刺されてしまいました。
そうは言われても期待はしてしまいます。
今はただ、副作用がきつくないことを祈るばかりだったので、diracさんのようにきつくない方もいるのだと励みになったようです。

これからまだまだ大変だとは思いますが頑張ってくださいね。

382 名前: dirac 投稿日:2007/10/31(水) 09:49
>>381
カヌレさん、はじめまして。治療が始まる前はいろいろと心配事が多いですよね。
お母様のご心配もよく分かります。私自身そう感じるときがあります。
得たいの知れないもの(なにせ「新生物」ですから)が
体の中に有るというのは、なんとなく嫌な感じですよね。

副作用の出方は本当に人それぞれのようで、幸い私は軽い方ですんでいると思います。
ただ、思わぬ時に吐き気を催したりするので、遠出は厳しいです。
吐き気止めのゾフランの保険適用は5錠までなので(たぶん高い薬だからだと思います)吐き気が酷くないときは飲んでいません。
私の場合、厳しいときに朝一に忘れず飲んでいれば吐き気は割と平気になります。

骨髄抑制の要注意の期間をのぞけば、近所に買い物に行ったりする日もありますので、
割と普通に暮らせているとは思っています。
倦怠感はあるといえ、ある程度普通に動けるのはありがたいことです。
カヌレさんのお母様も副作用が軽いと良いですね。

臨床試験は私の所ではやっていないのが残念です。
どうか奏功されますように!

383 名前: カヌレ 投稿日:2007/10/31(水) 21:40
diracさん、こんばんわ。
大変なときに詳しく教えていただいてありがとうございます。
お大事にしてくださいね。

384 名前: <削除> 投稿日:2007/11/01(木) 14:23
<削除>

385 名前: みみ 投稿日:2007/11/02(金) 16:56
380様、アドバイスありがとうございます。
お礼が遅くなりました。

抗がん剤をやってから(とはいうもののまだ1回しかできていませんが・・・)
めっきり抵抗力がなくなったのか・・・ますます悪くなったのか?風邪をまた貰ってしまったのか、
体調は不調です。(治りの悪さに呼吸内科医も???って感じデス・・・泣)

はやく治るといいのですが・・・
ならば、食生活が重要ですね☆やるだけやってみます。
ありがとうございました。

386 名前: 千春 投稿日:2007/11/05(月) 08:01
新しい骨転移疼痛緩和放射線医薬品“メタストロン注”の情報です。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200710/504437.html
合わせてこたろう先生のブログ『緩和ケア病棟24時』11月2日の記事も御覧ください。

387 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/11/22(木) 22:38
いつもお世話になります。
別館 脳転移でも書込みしてますが報告です。
妻34歳 7歳と4歳の子供がおり術後1年半で脳多発・肺単発で再発でした。
幸い脳転移は全脳照射で消滅残った肺とその後出てきた骨との戦いです。
再発後2年近くをハーセプをベースでタキソテール・タキソール
・ナベルビンなど試してきました。以下その後です。
いつも応援ありがとうございます。
がんばってますよー!!
その後、近場の乳腺外科でも相談し、結局ハーセプ+TS-1にしました。
2週投与で1休で試しましたが腹痛・下痢などで休薬しばしば・・・。
無理ない程度で1月ほど試した結果!!
な・なんと!!CEAが24から4.9に基準値以下まで下がった!!!!????
かなり利いてます!!副作用結構出てるのできついですが多少投薬開きできても
続けて様子みたいと思います。
ハーセプの併用薬としては2年近くで4薬目です。
皆さんもあきらめず前向きにがんばって行きましょう!!
あきらめるのはいつでもできる!!
本人もいたって元気!!
小さいお子さんなどおられる方は特に無理せずがんばって!!
同じような境遇なのはあなただけじゃないよ!!



388 名前: yuzu 投稿日:2007/11/30(金) 16:22
教えてください。
乳がん5年目の55歳です。抗がん剤、放射線と標準治療を終えて、
今は、アリミデックスを飲んでます。アリミデックスを飲み始めて
4年と4ヶ月です。今骨密度が0・482となってます。
担当医は、知ってますが聞いても下がってるねとは、いいますが、
これと言った治療は言ってくれません。
皆さんは、骨密度が低い場合どんな治療をされてますか? 
それと、薬を飲み始めてひざ下、足首の痛みがずーとあります。
そのせいかどうかわかりませんが、
右足の足首の曲がる角度がおかしくなり膝を曲げて、
しゃがむことが、できなくなりました。
こんな経験をされた方おられますでしょうか?
また、骨密度をこれ以上下げないためにどのような薬を飲んでますか?
わかる方情報を下さい。宜しくお願いします。 



389 名前: yuzu 投稿日:2007/11/30(金) 16:36
教えてください。 
乳がん治療を始めて5年目です。
抗がん剤、放射線と標準治療を終えて、
今、アリミデックスを飲んでます。
飲み始めて4年と4ヶ月です。副作用として膝から足首にかけて、
痛みがずーとあります。
今、骨密度が0.483となってます。
それで、担当医に言ったのですが、何を治療を示してくれません。
皆さんは、骨を強くするためにどんな治療をされてますか?
それと、最近右足の足首が、特に痛く足首の曲がる角度が、悪く
膝を曲げてしゃがむことが、できなくなりました。
これも薬の副作用でしょうか?
又、別の病気それとも骨転移でしょうか?
何か、情報があればお願いします。


390 名前: yuzu 投稿日:2007/11/30(金) 16:49
ミスばかりで申し訳ありません

391 名前: 千春 投稿日:2007/12/01(土) 10:36
yuzuさん
母も先日計った結果は(上腕デキサ法)、
・骨密度g/cm2……0.274
・骨塩量……1.914
・骨面積cm2……6.998  でした。         

アロマターゼ阻害薬使用患者に対して骨粗鬆症の予防・治療には
ビスフォスフォネートの投与および年1回の骨密度測定が推奨されています。
(推奨グレードB)
その他、アメリカのガイドラインでは、
カルシウム製剤、非活性型ビタミンD、
ライフスタイルの改善(アルコール摂取制限、禁煙、適度な運動)も推奨されているそうです。


・ビタミンDについて抜粋。
(素人の私が調べた範囲なので間違えがありましたらご指摘お願い致します。)

ビタミンD3はコレステロールから作られ、その代謝物が皮膚の表皮に蓄積され、カルシフェロール(=乳癌ガイドラインにある非活性型ビタミンD?)に変わる。
そしてそれが肝臓でカルシジオールそれを経て腎臓でカルシトリオール(商品名ロカルトロール 活性型ビタミンD3)になる。
母が飲んでいるのは活性型ビタミンD3のプロドラッグ アルファカルシドール
(商品名アルファロールカプセル)です。
http://www2.eisai.co.jp/motor/osteo/chapter08/chapter08_06.html
(↑こちらのトップページも結構勉強になりそうです。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これらの薬剤は骨密度増加効果は少ないのですが、
骨折抑制効果が高いことが知られています。
またビタミンDには転倒発生抑制効果もあるようです。
  以上骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインQ&A より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と言うことで、アリミデックスによる骨粗鬆症に難渋している母への処方は以下の通りです。
・ビスフォス製材…アクトネル錠2.5mg/日
 (こちらのリセドロン酸ナトリウムには1週間1回服用タイプも出ています。)
・ビタミンD…アルファロールカプセル1μg/日
・カルシウム剤…アスパラCA錠
(あと運動のお供に『東海道五十三次万歩計』)

しかし効果のほどは母の場合決して右肩上がりとはいっていません。
もしかしたらアリミデックス自体を変更しなければならない可能性もあります。
同じアロマターゼ阻害薬のフェマーラ(レトロゾール)の方が骨密度減少が穏やかと言われていますが、
先生曰く臨床的に見てそれほど大きく改善される感じはしないそうです。
母には自覚する副作用が無いので続けられればこのままアリミデックスを
あと1年3ヶ月(計5年)続けたいのですが・・・。

yuzuさんも主治医先生にご自分から骨粗鬆症についての不安と薬剤の提案をしてみて
よく話し合われたらいかがでしょう?
同時に痛みの相談と骨シンチ検査などの実施の必要性もご相談ください。

以下のサイトもご参考に。
○ホルモン療法と骨密度の関係について教えてください。
http://nyugan.info/tt/qa/q4_04.html
○乳腺外科医のブログ8月26日~9月22日(検索してください。)

(○大腿骨頚部/転子部骨折ガイドライン~薬物療法は予防に有効か
http://minds.jcqhc.or.jp/G0000042_0035.html

392 名前: 千春 投稿日:2007/12/01(土) 10:49
>>391
大間違いを致しました!大変失礼致しました。
骨粗鬆症の頻度がアリミデックスより低いと言われているのは、
レトロゾールでなく
アロマシン(エキセメスタン)です。

あと ○製剤 ×製材 ですね。

393 名前: yuzu 投稿日:2007/12/01(土) 17:57
千春さん、とても参考になります。
難しそうですが、
今後の治療に向けて、診察日に担当医とよく相談してみます。
忙しい中、ほんとうに、ありがとうございました。
あなたの親切と優しさに感謝します。
治療頑張りますね。
それでは、失礼します。





394 名前: 千春 投稿日:2007/12/01(土) 18:25
yuzuさん
あのビタミンDのところ素人の私たちには難しいどころか謎の領域状態ですよね。
(活性型と非活性型が分からない所からとんでもない迷宮に入って、
今も調べていたのですが、私にはよく理解が出来ません(T.T)
先程書いたビタミンDの変化も途中の何処かが間違えてる気がします。すみません!)

なので素人はアリミデックスの副作用の骨粗鬆症が心配であれば、
・適度な運動と(患側をかばいながらの)日光浴を心がける
・主治医にビスフォスフォネート、ビタミンD、カルシウム剤の処方について相談する
・骨密度の低下が深刻な時はリスクとベネフィットを鑑み薬剤変更も考慮する
・足の痛みはアリミデックスの副作用関節痛などの可能性の方が高いとは思いますが、
不安(特に痛みを伴う不安)は躊躇せずに主治医に食い下がって相談する
ことが大事に思います。
同じ痛みでも理由が分かっている痛みと分からない痛みでは
受け入れ方さえ違いますよね。

母も来週診察日なのでまた主治医の先生と色々お話しして参ります。
yuzuさんにも風邪に注意なさりながらのウォーキングはお勧め致します。
我が母もきっと同じ時間に何処かを万歩計をぶら下げて、
やじさん気分で歩いているはずです。

395 名前: 千春 投稿日:2007/12/01(土) 18:35
ダラダラと書き連ねてすみません。
足が痛くてウォーキングが負担ならば、水中ウォーキングはお勧めのようです。
(実際は近所にプールがあるか?など難しいかも知れませんが。)
痛みの軽減をお祈りしています。
お互い骨密度がこれ以上下がりませんように。
無理をしすぎず頑張りましょう!

396 名前: マロ 投稿日:2007/12/02(日) 00:04
はじめまして。不安に耐え切れず書き込みさせていただきます。
この度母親(60歳)が乳癌を告知されました。
告知の場に家族は同席しておりません。
(私は検査を受けたことすら聞かされておらず、父親も
別の病気で入院中でして・・・)
色々先生から説明をうけたと思うのですが、病状について
話をしたがりません。泣き出してしまいまして。
そもそも混乱して話が耳に入っていなかったのかも
しれません。
・MRI、針を刺しての細胞検査をした
・癌の大きさが2cm位
・転移しているかはまだ不明
・髪が抜けるから今から切っておこうと思う
・放射線治療も受ける
・来週後半入院して、再来週頭に手術する
というようなことを言っておりました。
来週頭に先生から説明(治療方針?)があるとのことで
そちらには私も同席させてもらう予定です。

現在最も気になっているのが、入院施設が今のままで
いいのかということです。
地元の「東京臨海病院」
http://www.tokyorinkai.jp/index.html
という病院に入院することになって
いるのですが、母親は「国立がんセンター」等
もっと実績のある病院がよかったのではないかと
ぼやいております。
「東京臨海病院」の先生には、紹介状を書いてもいい
とも言われたそうですが、その時は頭が真っ白で
「臨海病院」への入院で決めてしまったようです。
皆さんは、やはり大きな病院で著名な先生に治療
していただいているのでしょうか?
地元の小さな病院で治療されている方、不自由等
ありますか?
長くなってしまい恐縮ですが、病院選びについて
ご意見をいただけますと幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

397 名前: dirac 投稿日:2007/12/02(日) 15:01
マロさま、

diracと申します。私も乳がんで、現在術前の化学療法を受けています。
お母様のことではさぞご心痛のことと思います。

以下私の考えを少し書きます。あくまでも個人的な考えです。
専門家でもなんでもないので、その点差し引いてお考えください。

その病院のホームページはお母様はご覧になりましたでしょうか?
乳腺の専門は外来のようですが、順天堂大学と提携しているようですね。
専門科はないようではありますが、施設としては日本乳癌学会関連施設
の認定を受けているようです。標準レベルの医療チームは存在すると
考えてよいのではないでしょうか。規模は大きい病院だとおもいますよ。
その点御心配なら病院のケースワーカーに話を聞くということも
できるのではないでしょうか。
おそらく、東京臨海病院では標準的な治療を採用していると考えますが、
その点も質問してみるとよいのではないでしょうか。

がんセンターは確かにがんの専門ですからいろんなことができるとおもいますが、
とにかく待つ時間が長いと聞いたことがあります。

初発で転移など心配な症状がなく、標準的な医療をうけられればいいとお考えなら
がんセンターではなくても時間的なメリットを考えれば近くのしっかりした病院のほうが
良い場合もあると思います。

もちろん、がんセンターでなくてはできない治療もあるでしょうから、
そうした治療が必要なのかどうかも、選ぶ際のポイントではないでしょうか。
そして治療は現在の病気の状態で決まってきますから、
まずはお母様の病状がどういう状態なのかをしっかり把握することが先決であると思います。

文面から察するに手術が先になるようですが、術後に化学療法を行う場合、
薬の副作用で気持ちの悪い時に遠くの病院に行くのは大変だと思います。
あまり気分の悪い時には点滴などを受ける必要もでてきますが、
そうした時も、かかりつけの病院ならカルテもあるので
病歴の記録がないところよりは安心といえるかも知れません。

また、放射線の治療は毎日定期的に通わなくてはならないそうですので、
より近い所に治療施設があったほうが、お母様の生活の質も落とさずに
すむのではないでしょうか。

私自身は地元にある病院(大学の医学部付属病院)で見ていただいています。
乳腺外科があったので、そのままそこでお世話になっていますが、
治療方針として疑問を感じるようなことは今のところ問題はありません。
乳がんが初発の場合はある程度治療も標準化されているようです。
標準的な治療を受けられればよかったので、かりに再発や転移をした場合に
セカンドオピニオンなり転院を考えればよいかと思っています。

私はセカンドオピニオンを取る代わりに、しばらくの間、専門書や一般書とわず
乳がんに関する本や情報を読み漁りました。
自分の病気が不安で仕方なかったのでやむにやまれず、という面はありましたが、今受けている治療が
極めて標準的な治療であることが、医師の説明を受けてもよくわかるように
なりましたので、今はさほど不安な気持ちにはならなくなりました。
「その病気の正確な知識を持つ」ということは
自分の病気への不安に対抗できる方法の一つだと思います。

お母様も今はあまりそうした情報を聞きたくない気持ちかもしれませんが、
自分の体に何が起こっているのか、乳がんという病を知った上で、
どういう治療を受けたいのか、それを考えることが、
病院を選ぶことにつながってくると思います。

診断された医師の方とお話合いがあるのであれば、
どういう病状で、その医師の方針のほかにや、
どういう治療方法があるのかをよく聞いた上で
その病院で治療を受けるかどうかを決めてもよいのではないかと思います。

「選ぶ」という行為は、選ぶ人がそれなりの情報を持たずには
なかなか選べないと私は思います。
お母様がもしまだ混乱されているようであるなら、
マロさまが、いろいろとお母様が自分の治療方針について選択できるように、
かわりに質問してみてはいかがでしょうか。

入院を決めてしまってからでも、セカンドオピニオンをとることは
可能だと思います。がんセンターへの転院は受け入れ先の都合に左右されると
思いますが、東京臨海病院の治療方針とがんセンターの治療方針に
違いがあるのかどうかを聞くことはできるとおもいますよ。
治療方針に差があり、がんセンターの治療のほうがよさそうのであれば、
それをがんセンターの医師から東京臨海病院の医師に連絡してもらうことも
できると思います。

十分にお考えになった上で受ける治療であれば、なんであれ後悔することは
少ないと思います。治療を始めたら、あとは粛々と進むだけです。
できるだけ治療が始まるまえに、十分な説明を受けてくださいね。
始まってからだと、良い悪いにかかわらず、どうしても選択肢が限られてきますので…

舌足らずな話でお役に立てたかどうかわかりませんが、
ご参考になれば幸いです。
ご家族の方の心労も大変かと思いますが、こんな時だからこそ、
どうぞ、無理をせず、ゆったりとお過ごしください。


398 名前: yuzu 投稿日:2007/12/02(日) 16:01
千春さん、色々とアドバイス有難うございます。
何度も読み返して勉強しますね。
あなたの言ってくださってるように、まず、ウォーキングを始めたいと思います。
足が痛いと楽な道を選んでしまいそうですが、
頑張りたいと思います。
骨密度もこれ以上下がることがないよう努力しますね。
病気に負けないように、気をしっかり持って頑張ります。




399 名前: マロ 投稿日:2007/12/02(日) 21:57
dirac様
マロです。
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
そうですね。まずは自分が知識を身につけ現在の病状を
しっかり理解するところからですね。
乳腺外科や腫瘍内科があるかどうかが病院選びのポイント
であるという情報をどこかで目にしたため、それらに
特化した診療科のない「東京臨海病院」に対して
若干の不安をいだいてしまいました。
年間の乳癌手術数も少なかったですし。
来週先生の話を伺う際に、dirac様にアドバイスいただいた
事項についても質問してみるつもりです。
私や母が納得できれば、病院の名前や規模に惑わされず
先生を全面的に信頼できると思います。
治療はあくまで人間対人間で行われるものですしね。
今日本屋さんで乳がんに関する本を買ってきましたので
これから勉強するつもりです。

dirac様、ご自身も治療で大変なところ、見知らぬ私に
ご丁寧なコメントをいただきありがとうございました。
コメントをいただけてこと自体も嬉しいですし、
胸のうちのモヤモヤも若干晴れた気がします。
本当にありがとうございます。
dirac様、皆様の治療もうまくいくことをお祈りしております。

400 名前: TAC 投稿日:2007/12/03(月) 19:54
初めて投稿させていただきます。
私の妻(50才)が今年8月に浸潤性乳管癌と診断され、9月に左乳房温存手術を受けました。
手術時の癌の大きさは約3cmで、センチネル生検は2個の内1個に転移が見つかり、リンパ節郭清を行ないました。
HER2は2+とのことでしたが病理検査の結果Fish法では4.9でした。ER, PGRは共に陽性でした。
10月より抗ガン剤(AT)を4クールの予定で始めましたが、2クール終わったところで末梢性の顔面神経マヒを
発症して入院治療中です。MRIの結果脳腫瘍によるものではなさそうとのことです。癌の方の主治医は「抗ガン剤
とは直接関係ないので顔面神経マヒの治療が終わったら抗ガン剤を再開しましょう」とおっしゃりましたが、
現在治療を受けている耳鼻咽喉科の先生は「抗ガン剤と全く関係がないとは言えない」とのことなので、抗ガン剤
治療を再開した方が良いのか迷っています。
抗ガン剤治療と顔面神経マヒの関連性、また2クール目で間を空けたり他の治療に変えたりすることの問題点など
ご存知の方がいらっしゃればご教授願います。
本人も抗ガン剤で脱毛が始まり心理的に参っていたところに顔面神経マヒが追い打ちをかけた様な状態なので、
何とか情報をあたえてやりたいと思いますので、よろしくお願いします。

401 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/12/04(火) 09:02
狸です。
>>400TACさん
記述を拝見する限り、術後補助療法中の副作用による投薬休止と言う状態ですね。
記載にある顔面神経麻痺は思うにタキサンの神経症状ではないかと思います。よって休止するのはまずは順当な対応ですが、補助療法ですので、投与中断はやはり再発リスクが上がる方に傾きます。よって取りうる方策は
・症状緩和後に再開する、あるいは副作用対策を施しつつ投与完遂を目指す
・投与量を調整(減量)し、続行する
・レジメンを変更する

などが考えられます。個人的には腫瘍径は3センチであることから、浸潤は気になりますがタキサンが必須とまでは言い切れないように思いますので、タキサン抜きのレジメンを考えてもいいような気がします。むしろホルモン受容体がバッチリ陽性ですし、化学療法後のホルモン療法がカギになると思います。

402 名前: <削除> 投稿日:2007/12/04(火) 13:19
<削除>

403 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/12/04(火) 15:03
>>402ホリピーさん
このサイトでは情報交換と知識の共有化を最重視して見える形でのやり取りに重きを置いています。よって個人的な連絡を求める方法はすべきではありません。有用な情報であるがこそ、訪問者で共有すべきと思います。


404 名前: ホリピー 投稿日:2007/12/04(火) 17:01
狸◆RYJnY4VaGM さん。
大変、申し訳ございませんでした。
良かれと思いつい掲示してしまいました。
以後、気をつけます。

405 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/04(火) 17:23
言うまでもないですが
>>402こんなのに1度でもメールをしたらロクなことにはなりません。
関わらないことです。

406 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/04(火) 18:35
函館の堀野さん。
岩盤浴マット(¥40万)の宣伝は止めてください。
このHPから出て行ってください。


407 名前: TAC 投稿日:2007/12/04(火) 21:57
TACです。
狸先生、早速ご親切なアドバイスありがとうございました。
アドリアマイシン+タキソール(AT)の組み合わせは最初の化学療法としては
強いのかなと思いましたが、主治医の方針で最初に体力のあるうちに強力な
化学療法で癌を叩くということと、昨年10月のマンモグラフィーでは異常なし
だったのに今年の5月頃から自覚症状(しこり)が出始め、8月の検査時には
癌が相当大きくなっていたことから、進行が非常に早いのではと危惧して
納得の上選択した次第です。予定ではATを4クールの後ウィークリータキソール
の予定でしたが、タキソールの副作用として神経症状の可能性があるとしたら
今後の治療方針を見直していただけるか、主治医と相談してみます。
ちなみに、顔面神経マヒは急性で今も顔の半分がマヒしており味覚異常もある
状態で、かなり重症の部類にはいると言われました。

408 名前: <削除> 投稿日:2007/12/09(日) 05:08
<削除>

409 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/09(日) 05:51
>>408 ルールは読みましょう
http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#shop

スレは汚さないでくださいね

410 名前: ホリピー 投稿日:2007/12/09(日) 12:02
申し訳ございませんでした。

411 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2007/12/12(水) 12:54
すっかりご無沙汰してしまってました。
母は現在、療養型病棟に移り、主にリハビリを頑張っております。
三週おきのゾメタとノルバデックスの服用のみで、QOLの見地から今のところ抗がん剤治療は行っておりません。
第六胸椎の骨転移巣による神経圧迫により、下半身不随となっていた母ですが
二週間前より、足首の上下運動・内股筋運動(股の開閉)・蹴る動作等、一部機能の回復が見られています。
8月下旬~9月に受けた放射線治療が今頃になって効果を現したようです。
一時的なものなのかもしれませんが、この何ヶ月かまったく自分では動かせなかった脚を
多少でも動かせるようになったことは、母にとって劇的な変化であり、たいそう喜んでいます。
こんな穏やかな日々が一日も長く続いてほしいと思います。
この掲示板を通じ、皆様から貴重な示唆や教えを頂いたことに感謝しています。



412 名前: tu 投稿日:2007/12/13(木) 15:45
狸◆RYJnY4VaGM 先生、操作ミスで板違いの「脳・肺転移」に投稿したにも関わらず親切な助言を頂き有り難うございました。
主治医に相談しました。今回マーカー値がさらに上がっていました。
(CA15-3の値:2ヶ月前10.32 1ヶ月前22.7  今回46.8)
抗癌剤以外の療法も幾つか挙げながら有効な治療はないか聞きましたが抗癌剤以外で有効であるとの報告は聴かない。抗癌剤しかないと言われました。8回目の投与を中止して別の抗癌剤投与できないか、「ゼローダとナベルビンの併用」も挙げながら、どのような抗癌剤が考えられるのか有効性を含めて教えて欲しいと粘りましたが、タキソテールを残り1回投与しCT検査してからでないと決められないと言われ、上司の先生(手術をして頂いた乳腺専門医)と次回までに相談しておきますと言われました。
妻は効くがどうか分からない抗癌剤を苦しみながら受けて死んでしまうのは耐えられないと言っています。せめて3ヶ月ほどでも自由に生活をしてからにしたいといいます。次回はその事を含めて相談します。
勉強するほどに厳しいことが分かってきましたが、術後の抗癌剤投与中に大きな転移肝癌が出来ているとは思っていなかった自分の愚かさが身にしみます。初めの段階で病状、抗癌剤の効果率、次の治療方法、余命など主治医を問いつめても聞き出して癌の厳しさを知って、少しでも早めに患者が短い人生をどのように過ごすのがよいか決めて治療方法を検討しておかなければならないと思いました。

413 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/21(金) 10:59
(財)日本医療機能評価機構・医療情報サービスセンターのHP【Minds(マインズ)】で
日本乳癌学会のガイドライン(薬物療法、外科療法、放射線療法、検診・診断、疫学・予防)が
読めるようです。

ご参考まで。

http://minds.jcqhc.or.jp/
http://minds.jcqhc.or.jp/0006_ContentsTop.htm

414 名前: マロニー 投稿日:2007/12/25(火) 00:56
失礼いたします。術後治療について相談させてください。
11月中旬に母(60歳)が乳癌であると診断され、
12月頭に温存手術を受けました。
癌の大きさは術前検査時には1.3cm程でした。(乳首上部)
2cm程余裕を持って切ったそうですが、断端陽性(3.2cm)
とのこと。乳管内進展が見られるとのことです。
今後は、年明けから放射線治療をするとの説明がありましたが、
断端要請の場合、再度手術を行い癌が広がっていた部分を
切除する必要は無いのでしょうか。Web等で調べてみますと、
そちらが一般的のような印象を受けまして。
その他の病理検査等は以下の通りです。
・ステージ:1
・グレード(顔つき):2
・リンパ転移:0/3(センチネルリンパ生研)
・ER:陽性、PgR陰性
・Her-2発現:1+
再度の癌切除手術が必要かについてご意見をいただけますと
幸いです。
主治医も、「再度手術が必要になる”かもしれない”」
「ホルモン剤投与はやらない”かもしれない”」
と、今後の治療について迷っているような印象をうけまして・・。
勝手なお願いではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

415 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/26(水) 09:17
断端陽性具合によるのではないかと思います。
方向とか、腫瘍の様子とかの因子があるでしょうから、何も申し上げられませんが
私は陽性でしたが再手術無しでした。
医師曰く、「電気メスで手術してるのでその温度で断端の癌は既に死んでいる」
との事でした。
もしそれが今後のストレス、心配の種になるのなら強くお願いすれば
再手術はしてくれると思います。
納得いくまでご相談ください。


416 名前: たこ 投稿日:2007/12/27(木) 00:57
414マロニーさんへ
温存療法での断端陽性の場合の対処ですが、量が多い場合は追加切除(たいていは単純乳房切除)、
量が少ない場合は、放射線照射を1週間延長(断端付近へのブースト照射の追加)になることが
多いです。陽性の程度の確認が必要だと思います。

術後の補助療法に関しては、脈管浸潤(v因子・ly因子)や核のグレードといった、病理の細かい要素も
関わってくるので、その確認も必要です。PgRは陰性ですが、ERが陽性なので、ホルモン剤は経過の中で
いつかは使用する可能性が高いと思います。ただ、その前に抗癌剤を使用するかどうかは上記の理由で
不明だと思います。

417 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/12/27(木) 09:11
狸です。
>>414マロニーさん
断端陽性時の対応は基本的には”追加切除”だと思いますが、その措置を取らなかったのは、あるいは浸潤度合いが極めて微量だったなど、放射線治療や術後補助療法で消えてしまうと判断した可能性もあります。ただ手術の基本はマージン2センチくらいできるとされていたように記憶していますので、追加切除の要請は”アリ”だと思います。ただし、少し時間が経っているので確認が必要かもしれません(手術の予約などの都合)。
拝見した限り、浸潤度合いがほとんどない状況ですので、切除により高い確度で治癒が期待できると思いますので、再度確認なさることをお勧めします。
なお今後の治療方針ですが、断端(微)陽性であることから放射線治療はもちろん、術後補助療法についてもきちんと対応したほうがいいかもしれませんね。ただタキサンまで必要かはなんとも言えません。また、ホルモン療法はERが陽性ですし、受けられたほうがいいと思います。

418 名前: マロニー 投稿日:2007/12/28(金) 00:40
415さん、たこさん、狸さん
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
また、お礼が遅くなりまして申し訳ございません。

>>狸さん
「少し時間が経っているので確認が必要かもしれません」と
アドバイスをいただきましたが、最初の手術から追加切除の
期間に制限があるということでよろしいでしょうか?
母の手術は12/3に行われました。

断端陽性については、手術後1週間経った病理検査報告の際に
初めて教えられました。術中に断端を検査して、陽性であれば
その場で追加切除する病院もあると聞いていたのですが、
母の病院では術中の検査はしなかったといったところでしょうか。
ですので、あえて追加切除しなかったというより、医師にとっても
想定外の陽性だったのだと思います。
「2cm余裕をもって切ったんだけどね・・・」と言ってましたし。
415さんのおっしゃるとおり、「ひょっとしたら断端部分の癌も
焼けてるかもしれない。」とも言っておりました。

たこさんにご指摘いただいた要確認事項につきましては、
次回外来までに勉強して医師と相談したいと思います。

御三方、つたない質問にも関わらずご丁寧にお答えいただきまして
ありがとうございます。改めて御礼申し上げます。


419 名前: こととめ 投稿日:2007/12/29(土) 01:38
うちの母親(75歳)の左胸の乳首が陥没してるのに今日
気がつきました。
病院の方のが1/4からで身動きできません。
後天的乳首の陥没は100%乳癌と思って間違いないのでしょうか?

420 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/30(日) 04:02
>別の掲示板での回答同様、
万が一乳がんであっても1週間ほどで大きく進行はしないでしょう。
憶測をしても結論は出ず心労が増すだけです。
不安でしょうが、受診日を待ちましょう。
その間に乳がんについて基礎知識を身につけておくのは
悪いことではないですが・・・。

421 名前: いさみ 投稿日:2008/01/04(金) 02:22
はじめまして!乳頭から血がでたのですが、やはり乳癌の疑いが高いでしょうか?不安でしょうがないです。

422 名前: 千春 投稿日:2008/01/04(金) 03:06
421いさみさん、みなさん
新年明けましておめでとうございます。

いさみさん
まずは乳腺専門医に診察していただける、出来れば放射線科もある病院を受診し、
乳がんでないのかそうなのかを診断してもらいましょう。

乳汁の分泌について、ご参考に・・・。
http://www6.ocn.ne.jp/~oppai/breastcasymptom.html
http://chubu.yomiuri.co.jp/kenko/iryoqa/iryoqa0603_2.htm
http://www.urayasu-news.jp/2007/08/11_1.html


423 名前: さぇ 投稿日:2008/01/07(月) 07:12
はじめまして。さぇです。
ここ2、3日胸が時々ですが痛み乳癌でないかととても不安です。心配しすぎかとも思うのですが・・・
やはり診察をしてきたほぅが良いのでしょうか?

424 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/07(月) 10:00
>やはり診察をしてきたほぅが良いのでしょうか?

あなたが決める問題です。

ちなみに

病院に行く
(メリット)
病気(乳がんにしろ、他の病気にしろ)ならば、それだけ早期治療となる。
病気でなければ安心できる。
(デメリット)
多少のお金と時間がかかる。

病院に行かない。
(メリット)
病気でなければ、お金と手間暇の節約となる。
(デメリット)
病気であれば治療が遅れる。
病気でなければ、痛みがなくなるまで不安が続く。


425 名前: リンコ 投稿日:2008/01/11(金) 01:32
70代後半の母が腰痛を訴え1週間以上たつのですが
骨転移ではないかと心配です。骨転移の症状が
わからないので不安なのです。
1年半程前に手術しました。半年程、別の病気の
治療をし、その後抗ガン剤治療をし、レトロゾールを
8カ月程飲んでます。リンパ節転移は5/5、8カ月程前の
骨シンチでは異常ありませんでした。
薬の副作用で骨粗鬆症の診断を受けています。
骨転移の症状、可能性など、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

426 名前: 千春 投稿日:2008/01/11(金) 01:43
リンゴさん
骨転移は自覚する症状が無く骨シンチなど画像検査で見つかることも多いですが、
麻痺や勿論痛みから発覚することもあります。
ですからお母さまの痛みは転移かも知れませんし、何か別の原因かも知れません。
私なら、明日主治医に電話で相談をして検査予約をお願いしますが・・・。

427 名前: 千春 投稿日:2008/01/11(金) 01:46
リンコさん。お名前を間違えてしまいすみません。

428 名前: リンコ 投稿日:2008/01/11(金) 19:01
千春さん、レスありがとうございます。
不安のあまり、夜間に書き込んでしまいました。
早々にレスしていただき恐縮します。
早速、医師に相談し、検査していただくようになりました。
不安な日が続きますが、神に祈るしかありません。
お騒がせしました。

429 名前: 純子 投稿日:2008/01/15(火) 01:02
Part4の900~Part5の最初まで書き込みをし、いろいろなアドバイス
をいただいた純子です。
あれから1年が経過しましたが、母の骨転移は変化がなく、CA15-3
は50~60くらい、CEAは1.7前後で推移しており、ゾメタと
フェアストンの服用のみで頑張っています。
その節は、東の空先生始めたくさんの方々にアドバイス等をいただ
きました。変化がないという喜ばしい状況のためずっと書き込み
しないで来ましたが、母の状況を参考にしている方がいらっしゃ
るかもしれないと思い、1年後の経過を書きました。
骨転移(比較的広範囲)と診断され2年4ヶ月、ホルモン治療
が続いています。
同じような状況の方、今年も一緒に頑張りましょう。
これからもよろしくお願いします。


430 名前: 名無しさん 投稿日:2008/01/19(土) 19:28
こんにちは、初書き込みです。

去年の10月くらいに左胸にしこりが出来最初のころは痛みがありました。

男なのですが不安で調べていたら男でも乳癌があるという事だったので不安で親にも言って去年の12月に病院へ行きました。

先生は男にも乳癌はあるけどその歳ではないから心配ないと言っていました。自分は18歳です。

先生は女性化乳房だろうとの事で精密な検査をしてくれなかったので不安はとりきれないまま終わってしまいました。

今年に入って息が詰まる感じとたまに吐き気があります…。

本当は癌で転移してしまったのか考えすぎのストレスからきた症状なのか分かりません…。

もう一度病院へ行った方がいいでしょうか…?また転移してる場合はまだ助かる可能性はあるのでしょうか・・・?


431 名前: 投稿日:2008/01/19(土) 22:39
突然失礼致します。不安の中、情報を探し、ここを読んでいて書き込ませていただきました。
ゾメタなどの骨転移治療の際、使用される薬剤の副作用として顎壊死等、骨髄炎の問題が生じた場合、
それら治療薬は断念せざるを得ないのでしょうか。骨髄炎など生じた場合、中止する事が骨髄炎の回復
または悪化につながるのか、、。薬剤の文献から見ても収集出来るものがみつかりません。ゾメタなどの
使用に関して情報をお持ちの方がしらっしゃいましたらどうかお教えください。

432 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/20(日) 00:35
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/801c5183ada85199a0b8f9b2d7523a2

上記のリンク先に少し書かれています。歯科医師のご意見ですので、
癌に限定していない情報ですが。

433 名前: 投稿日:2008/01/20(日) 14:26
遅くなりました。432さん、ありがとうございます。
早速調べてみます。

434 名前: 通りすがり‥ 投稿日:2008/01/21(月) 19:29
430さんへ‥‥‥‥‥‥‥‥18歳の若さでガンはまず考えられないと思います。
医学に携わってないので 微妙な解答になりますが
確か50過ぎたくらいでは男性でも乳癌が報告されていたと思います。
病院も行ったとの事‥考え過ぎずリラックスしたらいかがでしょうか?
それでも体調に不調を感じるなら 内科の診察を薦めます(・д・`)


18歳男性として病院行って大丈夫ならきっと大丈夫ですよ(。・∀・。)リラックス
リラックス(○′∪`艸)

435 名前: 通りすがり 投稿日:2008/01/21(月) 19:38
何度もすみませんm(__)m
ちなみに乳癌で吐き気って余り聞きませんよ。
乳癌で抗がん剤で吐き気とかはありますが‥
又 転移して助かりますかとの事ですが‥
ここでは 色んな方々が乳癌と色んな意味で闘ってますp(^^)q
私も姉と母が乳癌でこの板で色んな勉強してます。
必ずしも 転移=死 ではないと思いますし‥
うまく言えませんが
本当に心配なら 乳腺外科行って 調べて来たらよいと思います。
それで安心できるならと言う意味で(^^ゞ

436 名前: 名無しさん 投稿日:2008/01/21(月) 23:22
ありがとうございます。
とりあえずはリラックスして様子を見ようと思います。
親にも無駄な心配かけさせたくないのでなるべく行かない方向で頑張ってみようと思います。
自分自身ストレスを感じやすい体質みたいなのでそのせいかな・・・。
改めてご回答ありがとうございます。

437 名前: 通りすがり 投稿日:2008/01/22(火) 03:41
たいしたアドバイス出来ずにすみませんm(__)m
ただ若いので‥特に前向きに頑張って欲しいなと思います・br>ファイトですp(^^)q

438 名前: まさ 投稿日:2008/01/23(水) 17:25
初めて投稿します。聞いていただけませんか?
母が乳癌になりまして、手術を終え、最近病理の結果が出ました。
今後は抗がん剤(EC療法)→放射線→ホルモン治療です。
・腫瘍径2.3センチ・がんの広がり2.3センチ・リンパ節0/3・リンパ腺への浸潤(-)・血管への浸潤(-)・異形度が(3)・プロゲステロン(+)・エストロゲン(+)・HER2蛋白(3+)
とのことです。異形度が3なのとHER2が3+というのが心配です。この場合はどの程度のリスクといえるでしょうか?
何かお言葉をいただけると幸いです。

439 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/23(水) 17:40
>>438
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1158909101&st=83&to=83&nofirst=true
に書き込んで、
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1158909101&st=84&to=84&nofirst=true

レスいただいてるじゃないですか?

440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/23(水) 19:23
>>438さん

>>439さんに補足
このページが参考になるのでは。
http://www.gsic.jp/cancer/cc_18/stg2007/
お母さんは中リスクに該当すると思います。

「1年前に・・・」のスレの>>84さんが書かれているようにハーセプチンを追加した方がベターですよ。

441 名前: 440 投稿日:2008/01/23(水) 20:23
再度書き込み失礼します。

>>438さん
マルチ書き込みはマナー違反ですので、気をつけてくださいね。
>>439さんに補足したかったのはこれです。)


442 名前: まさ 投稿日:2008/01/23(水) 20:59
お二方、すみません。知識も何もなく、たどりついたのがここでしたので。マナー違反とは思わず、失礼しました。ありがとうございました。

443 名前: 440 投稿日:2008/01/23(水) 21:41
>>442 まささん

いえいえ、お気になさらずに。
ところで私もお母さまと同じでHER2強陽性です。
このタイプは予後が悪いと言われていますけれど、現代はハーセプチンという味方がいますし、新薬も続けて出てきそうです。
前向きに頑張りましょうね。


444 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/23(水) 22:03
>442さん

http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#big
ご一読下さい。
(老婆心ながら)別スレのレスにもちゃんと返礼をして下さい。

445 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/23(水) 23:28
>>442言いたきゃないけど下の根も乾かんうちに平気で
他掲示板にマルチポスト目に余るわね

446 名前: まさ 投稿日:2008/01/23(水) 23:32
>444さん
本当に失礼しました。すみませんでした。

447 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/24(木) 12:12
>>445あなた様のわざわざの 下 ネタ書き込みも
  目に余るわね

448 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/24(木) 13:00
>>447 つまらない突っ込みは止めなさい。

449 名前: 投稿日:2008/01/25(金) 02:19
狸先生お久しぶりです。
半年程前に 姉が乳癌→小脳→脊椎 に 転移してパニックになって書き込みしたのにもかかわらず親切丁寧にレスを下さりありがとうございましたm(__)m
あれから自分なりに勉強重ねて来たつもりですが 先々月 姉は肺に小さいのですが転移して【5ヶ所】抗がん剤ナベルビンを変えて脱毛はありますが 頑張ってました【四年前(姉29歳)乳癌になった時の薬です‥名前忘れてしまいました】免疫療法も 皆で考えましたが なにより楽しく過ごさせるという事に力を入れてます(。・∀・。)ノ
前フリが長くなりましたが‥ 六年前に乳癌初期(七ミリ)で 摘出した母が再発疑われてます‥。
姉の事で悩んでるのに 自分も‥‥です。
前回左胸の箇所でしたが 今回は右脇の下です。
昨日 とりあえず腫瘍は摘出しまして 北にある大学病院の教授が担当なんですが ガンである可能性は高いといわれました。(摘出した腫瘍を見て)
そういった場合も遠隔転移と考えていいのですか?
脇の下にあるって事はリンパ転移ですよね?
色んな事が重なり私もかける言葉が見当たりません。勉強してきたつもりが‥
初歩的な質問ごめんなさいm(__)m

450 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/01/27(日) 22:39
狸です。
>>449妹さん
すいません、私の読解力が足りないのか・・・
お母さんが再発の疑いがあり、妹さんご自身もですか?
前回左胸で今回が右脇、というのは妹さんご自身ですか?それともお母さんですか?
また、脇の下と一言で言いましても、どの当たりか見ていないものには判りません。リンパ節なのか乳腺組織の端の方なのかわかりません。よって遠隔転移かどうかはわかりません。ただし前回が左胸で今回が右、となると再発であることは間違いなさそうなので、肝臓や骨などの転移は確認することになると思います。

451 名前: kou 投稿日:2008/01/28(月) 00:46
はじめまして。
40代前半の妻が乳がんになりました。非常にショックを受けてネットで色々調べたところ
こちらを見つけて書き込んでおります。まだ手術はしておりませんが、
検査の結果、腫瘍は0.8~1.5センチくらいで浸潤癌の可能性が高いそうです。
ホルモンはどちらも陰性で、her2が+3でした。乳頭腺管癌で核異型度は2、グレードは1との
ことです。her2陽性なので、とても怖い思いですごしております。素人でわからないまま調べている最中ですが、
今、手術に関して疑問に思うことがあります。

それはリンパ節郭清についてです。
センチネル検査というもので、転移があった場合は、her2陽性の場合はそれでザンクトガレンの会議での
リスクカテゴリーのhighに入ることになるでしょうか?

もしそうならば、リンパ郭清しないでその後の治療法を決定することってできるのでしょうか?
リンパ節郭清には後遺症があり、またリンパ節郭清は予後には影響しないと聞きましたので、
術後の治療がセンチネル検査のみで決まるならば、他のリンパ節は郭清したくないのです。

どなたかお詳しい方、ご教授していただけると幸いです。



452 名前: 投稿日:2008/01/28(月) 01:37
私の言葉が足りなかったのだと思いますm(__)m
返事ありがとうございますm(__)m
私ではなく母です。
部位がはっきりわからないと駄目ですよね。
肺や肝臓‥
30日 検診ついていくので
きちんと話し聞いて調べてもらい 又書き込みしますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

453 名前: トレ 投稿日:2008/01/28(月) 20:57
こんばんは。
昨年母が乳癌と診断され、左胸を全摘出しました。検査の結果、リンパ線への転移はなかったが念のためセンチネンタルリンパ線を取ったと言われました。一応非浸潤性と言われたんですが心配です。母は未だに患部の痛みを訴えています。ご意見をお聞かせください。

454 名前: たこ 投稿日:2008/01/29(火) 00:16
451 kouさんへ
ザンクトガレンでは、リンパ節転移ありはそれだけでhigh riskになりますが、
HER2陽性は、それだけだとintermediate riskだったと思います。

最近の傾向では、センチネルリンパ節生検をして、転移がなければそれ以上の郭清は
しない病院が増えていると思います。
センチネルリンパ節生検で転移があった場合は、通常通りに腋窩リンパ節を郭清している
ところが多いと思います。ただ、転移が顕微鏡でわずかのみの場合には放射線を腋窩にも
照射するというところもあります。

術前の検査(CTやエコー・または触診)で明らかに腋窩リンパ節に転移がある場合は、
最終的に郭清していることが多いと思います。(化学療法と手術のどちらを先にするかは別として)

腋窩リンパ節の郭清は、確かに生命予後には関係しないとなっていますが、明らかに転移が
ある場合は、腫瘍量を減らす効果もありますし、将来に転移が増大してきて、転移腫瘍によって
腕のむくみや神経障害が出る可能性が高いです。郭清をしたからといって、必ず後遺症(むくみ・
神経障害)が出るとは限りませんし。

術前の検査で明らかな転移がないなら、腋窩の郭清は省略して、センチネルリンパ節生検だけで
かまわないと思います。ただし、センチネルリンパ節生検の本当の意味での長期予後(本当に再発率が
従来の郭清と変らないかどうか)は完全には結論は出ていなかったと思うので、
「まだ標準治療になりきってはいない」ということを理解はしておかないといけないです。

455 名前: りん 投稿日:2008/01/30(水) 22:01
アドバイス下さい
40才の妻が乳がんと診断され全摘の手術をしました。
腫瘍の大きさ約3cmで、紡錘細胞癌との診断です。
リンパ節転移はありませんでした。
ER陰性 pgr陰性 HAR2陰性でした。
抗がん剤治療について EC療法 CMF療法どちらを選択するか
迷っています。
双方について結果は同程度との事ですが、副作用の違いが大きい感じかして
EC療法の方が効果があるのではと個人的には思えてしまうので。

456 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/01/31(木) 09:53
狸です。
>>455りんさん

拝見しますとホルモンはマイナスで、Her-2もマイナス、いわゆるトリプルネガティブですね。
昨今トリプルネガティブの話題が多く出てきますが、明確な治療方針が立てにくいため、予後が不良となるケースが多く、更に発展的に抗癌剤が効かない!などと断定的な言われ方もされます。
しかしトリプルネガティブに絞った前向き臨床試験が行なわれていない以上、過去の情報や治療後の解析などを見て治療方針を決めるのが現状の対応だと思います。

ここでご質問へのお答えとしましては・・・
ECかCMFかどちらか?と言われますと私はECの方がいいと思います。過去いろいろな試験が行なわれていますが、ECはCMFよりも有効性が高い(もちろんどんな患者さんかにもよるわけですが)と一般には認識されており、自分もそう考えています。また、現在トリプルネガティブ症例に対し、大量化学療法という、抗癌剤を出来るだけ投与して効果を引き出そうとの臨床試験が計画されていることからも、より効果が期待される治療法がトリプルネガティブにはいいのではないか?と考えられているからです。もちろん結果も出ないうちに軽々であるともいえますが、現実に直面している患者さんは結果を待つ余裕などありませんし、ここはより効果の期待できる方法を選ぶ事が結果的にはメリットに繋がると思います。

また、先のSt,Gallen2007での議論でも、トリプルネガティブではアンスラサイクリン(ここでのE)の支持が強く、かつホルモン陰性での化学療法ではCMFの支持率が低いことなども考えると、両者から選ぶならECだと思います。更に言うのであれば、更にF(5-FU)を追加し、Eの投与量をアップさせたFEC100をG-CSFのサポートを考慮しつつ実施する、との発展的な選択肢もあると思います。

ただし、患者さんの体質や体力など、化学療法の選択に当たっては主治医に良く確認なさったほうが良いと思います。

457 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/31(木) 21:42
勉強不足で書き込みをすると、
“よく調べてから問うべし”
“掲示板を最初から読まれてから聞くべし”
“検索して勉強すべし”
と返答され、 素人の相談する場ではないのかな・・・
と書き込みを出来ずにいました。
でも、
覚悟して書き込みします。
(お馬鹿な故、すみません。宜しくお願いします。)

皆様が提示される、検査結果は敢えて私は医師に聞いていません。
弱虫だからです。
2年前に左全摘。リンパ転移により、ACT。直後、骨・肺・肝臓に転移。
ハーセプチン・ナベルビンを使いましたが改善されず。
現在、ゾメタとゼローダ服用です。

私はもう、ハーセプチン・タキソールは使用できないのでしょうか。
(2薬とも、使用中に肝・肺に転移して中止)
医師に聞いた所、
A師:「この先も使えますよ」
B師:「一度使ったらもう使えません」
どちらでしょうか。
『あなたはもう、効果を期待する治療の段階ではないです』
と言われました。

458 名前: りん 投稿日:2008/01/31(木) 21:59
狸先生ありがとうございました。
病気には負けません。
457さん人は皆弱虫だと思います。
だから書き込みをしました。
私も妻も弱虫です。
私も妻が乳がんになるまで何の知識もなかったし今でも
知識などありません。
たまたまこのレスを見つけて「聞きたくて」「相談したくて」
書き込みをしました。

459 名前: kou 投稿日:2008/02/01(金) 01:11
454 たこ様
さっそくのお返事、ありがとうございます!
まったく無知だった状態で右往左往しておりましたので、貴重なご意見を頂けて
本当に嬉しいです。

主治医の先生ともお話した結果、その後の放射線の治療とも関係するとのことでして、
センチネル検査をして転移がなければそのまま、転移が認められれば腋窩リンパ節郭清する
という方向で治療をすすめることとなりました。

私も妻もショック状態から闘病へと、ようやく心構えができつつある中、本当にお詳しい説明を
して頂いてありがとうございました。何をすべきか方向を決めただけで、いくぶん気持ちが
落ち着いてくるものなのですね。これからもみなさんと同様、闘病をがんばっていきます!

460 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/01(金) 04:36
Kouさん わたしは乳がんでないので、乳がんに関して何のアドバイスもできませんが
奥様と同じくらいの年齢で奥様や旦那様のお気持ちを思うと書き込みたくなりました。
わたしは一昨年子宮かなり大きく辛い日が続きました。私だけでなく、夫も本当に辛い思いをさせてしまいました。
夫の顔を見ると倒れてしまうのではないかと思うほど疲れた顔をしていました。
私の場合、肺がんは子宮がんからの転移ではなかったのが幸いでした。
そして、家族や友人のおかげで感謝の気持ちが一杯で...今があります。
奥様もこれからよい方向へいかれますよう願っております。
大変な治療でも家族の支えがあれば頑張れます。旦那様も奥様を支えるのにいろいろと
苦労もあると思いますが、どうかお身体にお気をつけて頑張ってください。


461 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/01(金) 04:45
Kou様 上記文章がおかして申し訳ありません。

Kou様、私は乳がんではないので乳がんに関して何のアドバイスもできませんが
奥様と同じくらいの年齢で奥様やKou様のお気持ちを察すると書き込みしたくなりました。
私は一昨年に子宮がんで手術をし、去年は肺がんで手術をしました。
肺がんは子宮からの転移でなかったのでそれだけは幸いでした。
家族や友人のおかげで今があって本当に感謝の気持ちで一杯です。
夫には本当に大変な心配をかけましたが...
Kou様の奥様もどうかよい方向へいかれますよう...
これからの治療がんばってください。

462 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/02/01(金) 09:15
狸です。
>>457ななしさん

非常に返答しにくいのですが、分る範囲で書きます。あるいは的外れかもしれない点はご容赦下さい。

薬歴から分ることはHer-2陽性だという事と、おそらくホルモン受容体陰性だろうと言うことですね。2年前の治療(初診時?)にリンパ節転移があり、かつ全摘出更に術後補助療法後間をおかずに転移発覚と非常に厳しい治療を受けてこられた事が良く分ります。
これら各事象のタイミングが十分には分りませんが、印象として補助療法直後の再発、それも複数個所同時の再発からして、ACTで使ったタキサン(タキソールでしょうか?)が無効だった、と断定できないように思います。つまり私はタキソール+ハーセプチンは期待がまだ持てるのではないか?と感じます。現状どうやらハーセプチンを使っておられないようですので、最低でもゼローダに上乗せしてハーセプチンはやっても良いと思います。理由はデータは少ないものの、ゼローダもハーセプチンとの併用効果があるとの報告があるからです。

それから・・・
こちらの掲示板は別に勉強しなくちゃ書き込みしちゃいけないというのではないですよ。ただ私を含めコメントを書く側にしますと、ご本人と違って状況がまるで分らないため、情報がないとコメントできない事が多く、その記載をお願いするケースが多々あった事が発端です。また、ネット相談では絶対に解決できないこと、これは乳癌ですか?とか、病院に行くのが怖いので教ええてください、と言った内容は本当に返答できません。これらに対する警鐘としてやや強めの表現になっていることをご理解下さい。
また、ご相談くだされば、当方は知りうる内容を書くよう努力するのは当然なのですが、最終的には患者さんやご家族の方がお決めになる必要がありますので、そういった意味ではご自身のことはご自身で良く考えなくてはいけない、という側面もあります。

463 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/01(金) 19:56
狸さん。457ななしです。
(家族に知られたくないが故の名無しをお許し下さい。)
非常に分かり易いご回答 ありがとうございます。
私の説明こそ、わかりにくくて申し訳ありませんでした。

ACT(タキソール)後、骨・肝臓の転移発覚。
ホルモンマイナス・Her-2陽性の為、ハーセプチンとタキソールとゾメタを。
3ヶ月後、肝臓腫瘍は小さくなったものの、肺転移発覚。
タキソールを断念し、ハーセプチンとナベルビンとゾメタに。
その後、小さくなっていた肝臓もまた大きくなり、数も増え、
肺にいたっては数え切れない位になりました。
ここで、ハーセプチンも断念。ゼローダに。
現在ゼローダ服用2クール目です。
まだ検査までに時間はありますが、自分では思わしくないと。
次の治療を考えておきたいと お尋ねした次第です。

もうパンチのある治療は望めないのかとあきらめておりました。
タキソールもハーセプチンも もう効果がないと思っておりました。
少し 嬉しい思いです。
ありがとうございました。


464 名前: 狸@論文執筆中 投稿日:2008/02/03(日) 13:28
狸です。
>>463名無しさん
事情が見えてきました・・・・
>>462ではタキソールの効果が期待できる旨申しましたが、>>463によるとタキソール投与中に肺転移が進行したように読めましたので、タキソールの優先順位は落ちてしまいます。
よって少しコメントを変更させていただき・・・
・ゼローダ+ハーセプチンにしてもらう
・タキソテール+ハーセプチンにする
の二案を提案します。もちろんこれまでの副作用の状況や、現在の転移巣による影響を良く主治医と相談の上、おっしゃってください。

465 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/03(日) 21:15
狸さん。463名無しです。
ありがとうございます。

二案のご提案を頭に主治医と話を致します。
ゼローダの服用が決まった時、
何故ハーセプチンも止めてしまうのかと問いましたら、
主治医より「改善が見られず悪化しているのは、ハーセプチンの効果が無いと思われる」
との回答でした。
この点についても主治医と話すべきですね。

狸さんのご親切、感謝致します。
論文執筆中のお忙しい中、お時間を頂き申し訳ありません。
どうもありがとうございました。



466 名前: kou 投稿日:2008/02/06(水) 02:17
460-461様
温かいお言葉、ありがとうございます!本当に心にしみます。真っ暗な気持ちの中で
貴重なアドバイスや、励ましのお言葉や、主治医の先生の前向きなお言葉を頂くと、
なんか心が落ち着く思いです。
妻が病気になって、人生に対する見方がまったくかわりました・・
今まで自分は皆様の苦しみになんと鈍感だったのだろう、とつくづく思います。
460様も大変なご病気とたたかっていらっしゃるのですね。
お互いに治療をがんばっていきましょう!

467 名前: 投稿日:2008/02/09(土) 15:57
猫さんへ
全身転移。脳だけ未だ大丈夫です。タキソテ-ルのふくさようで両手、両足が麻痺
してきました。抗がん剤は2週ごとです。3週ごとに変更したほうがよいですか?教えてください。

468 名前: ねこ 投稿日:2008/02/09(土) 22:52
狸さま

ごぶさたしております。
ゾラデックスを2年9ヶ月で終了しました。
ノルバデックスはまだ服用しております。
ゾラデックスは3年だとか5年だとか聞きます。
今のところ、どちらがよいのでしょうか?

469 名前: デウス・エクス・真季那 投稿日:2008/02/13(水) 01:19
母が一昨年に乳ガンの摘出手術をしたのですが、昨年に今度は
肺ガンにかかってしまいました。
(転移かどうか未だに不明・タバコ嫌いですのに)
昨年に九州まで放射線治療に行き、今は都内で抗癌剤にて治療を
していますが、副作用からか肺炎となり、毎日が苦しそうで、
高熱が出ております。

抗癌剤をやめて、ふたたび放射線の治療をしたほうがいいのか
(放射線はどのみち、一時お休みしたあとこの春に再開する
予定でした)親子で悩んでいます。
抗癌剤の先生は、放射線に行かずにこのまま薬剤での治療を推奨
していて板挟みです。

セカンドオピニオンとして、アドバイスが上手で勉強熱心な
医者はいらっしゃいませんでしょうか?
できれば関東の先生だと助かりますが、おすすめの医師を御存知
でしたら、教えて下さい。

470 名前: 狸@海外出張中 投稿日:2008/02/15(金) 16:20
現在海外で短期出張中です。
ネット環境が悪く、調査などが行えないため回答作業ができません。
ご迷惑をおかけしますが、帰国までしばしご猶予ください。

471 名前: ドイ 投稿日:2008/02/22(金) 08:55
はじめまして、ドイと申します。48才の妻について相談です。
去年6月に乳がん告知。術前CT・骨シンチは異常なし。7月に左全摘出手術、リンパ節も取りました。
大きさは約5cm、リンパへの転移3グループまで有り(計10個)
ステージⅢa、グレードⅡ、ホルモン受容体陰性、HER-2陽性。
8月からCEFを2週施療、2週休を6クール行い今年1月に終了。
4クール目から+タキソールの予定でしたがアレルギー発作を起こしたので使えませんでした。
副作用がきつく、何度か抗癌剤投与を止めようとしましたが、説得して最後まで頑張りました。
担当医からは放射線治療を進められています。
大きさ4cm以上・リンパへの転移4個以上はハイリスクな為、放射線治療をした方が良いと言われています。
しかし、妻は抗癌剤の副作用やタキソールのショック状態(死ぬと思ったそうです)を経験して、放射線治療も怖がっています。

本人が怖がっている治療を受けさせるべきか、止めるべきか悩んでいます。

西洋医学を完全容認も完全否定もしていません。現在の医療が手術・抗癌剤・放射線だと言うことも認識しております。
最近は免疫療法、栄養療法にも興味が有ります。
放射線治療が免疫力を落とすからやらない方が良い、とする少数意見もあるようです。

どなたかアドバイスをいただけないでしょうか?相談できる人間が近くにいないため悩んでいます。

472 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/23(土) 13:50
ドイさん

HER-2陽性なら、ハーセプチンの治療は勧められなかったのですか?
 
3月から保険適用になます。タキソールと併用できれば効果もあがる

らしいですがね‥

 私はCEF、ハーセプチン+タキソール、放射線治療。  8ヶ月たって

転移・再発はしていないのですが、主治医からハーセプチンを単独で

1年間、毎週やってみませんか、と勧められているのですが、

お金があれば‥なんでもやりたい‥
  

放射線の副作用は全然ありませんでしたよ。




473 名前: 真季那 投稿日:2008/02/23(土) 17:54
うちの母は、いくらなんでも状態がおかしいということで、
セカンドオピニオンを捜すまでもなく、担当の先生がもっと
真摯に対応してくださることになりました。

最初は「熱が出るのは副作用ですから」とけんもほろろだった
のですが、ようやく、異常に気付いてもらえたようです。


474 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/02/29(金) 16:09
狸です。
>>471ドイさん
遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
昨年末になりますが、米国のサンアントニオという街で恒例の乳癌の学会がありました。そこでご相談のケースにマッチする発表がありました。
ここで発表されたのはリンパ節転移の数と放射線治療の効果の検証としてのメタアナリシス試験(たくさんの臨床試験の結果を合わせて再解析する試験で、その結果はより科学的に正しいとされるものです)結果でした。
それによりますと、ご相談のような多数のリンパ節転移を持つケースでは放射線治療による再発抑制効果が非常に大きく、5年間の再発抑制率がなんと22%にもなり、死亡率にも約7%の差があったとの事です。これは非常に大きな差で、例えて言うなら、最新の化学療法剤による術後補助療法でもまず達成できない大きな進歩です。ですから、有効性の面ではぜひとも実施を検討していただきたいエビデンスと言えます。
もちろん放射線治療では副作用が懸念されます。時間も掛かるため煩雑さはどうしてもありますが、前述のような圧倒的な有効性があるため、副作用については主治医と相談して対処に務めることで何とか実施して欲しいと思います。なお副作用としては皮膚の火傷様症状やだるさなどの放射線酔い様の症状や白血球の減少などですが、多くの場合それほど深刻な事態には至らず、安全に施行できるものです。免疫を落とす、というのはあるいは白血球を落とすからそういわれるのかもしれませんが、効果を考えた場合、メリットがはるかに上回ると思います。

475 名前: りか 投稿日:2008/02/29(金) 21:56
はじめまして。今日乳癌の告知をされたんですが(40才)
腫瘍の大きさ3.8センチ3期のはじめで、3ヶ月間かけて小さくしてから
手術した方が、良いのではと薦められました。でも良く調べると、3ヶ月後に
腫瘍が小さくなる人と、あまり変わらない人がいると知り、それなら
3ヶ月もかけてるうちに、ガンが進行するかもしれないので、今すぐ手術するか、
3ヶ月後にするか迷ってます。ちなみにこれからアイソトープとかの詳しい検査
をするのですが、検査だけでもこれから1ヶ月半かかる予定です。

476 名前: ドイ 投稿日:2008/03/01(土) 17:19
ドイです。先日妻と診察に行き、来週骨シンチとCTの検査をする事になりました。
結果が出るのが再来週。生きた心地がしません。

先生にハーセプチン治療はどうか質問したら、トリプルネガティブですと言われました。
HER-2陽性は私の聞き違いでした。ここに訂正とお詫びをさせて頂きます。

472さん。有り難うございます。というわけで、ハーセプチンは不可になりました。

狸先生、有り難うございます。やはり、副作用のデメリットを差し引いても放射線治療は受けた方がよいと解りました。
妻を何とか説得したいと思います。
本当に有り難うございます。

477 名前: 長男の嫁 投稿日:2008/03/02(日) 07:55
はじめてお邪魔します。別の板では義母のことでずいぶんとお世話になっていたものです。
とうとう私自身が人間ドックの触診では見当たらなかったのに、エコーで左右に異常がみつかり、
先週針生検をし、どうやら左は形が悪く、悪性の確立が高いようです。
検査の結果は火曜日にわかりますが、もしそうだったとしてセカンドオピニオンでよその病院にみてもらうにしても、
自宅近くの病院でも乳腺科は予約がいっぱいの為、5月にならないと診断してもらえず、乳腺科はどこも予約制が多い為、
次の診断を待つより、勤務先近く(今、結果待ち)の病院ですぐに手術をうけたほうがよいものでしょうか?
乳がんは進行が遅いとも聞きますが、ご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

478 名前: 千春 投稿日:2008/03/02(日) 15:46
>>477 長男の嫁さん
申し訳ありません。
私には何度読んでも>>477のご質問の意味が掴み兼ねます。
火曜日に生検結果が出ると言うことですが、まだ結果や治療方針が出る前から
セカンドオピニオンを絶対に受けようとお考えなのでしょうか?
そうでしたらそれは何故なのでしょうか?
現在受診している病院には乳腺専門医はいらっしゃるのですか?(http://www.jbcs.gr.jp/ninteii/senmoni.html
学会認定の施設なのですか?(http://www.jbcs.gr.jp/shisetu/shisetu.html
(ここら辺りが病院選択には重要な点の一つではあると思います。)

結果によりけりですが万が一乳がんなら場合により術前に抗がん剤治療をするかもせず、
すぐ手術とは限りません。
ご存じのようにセカンドオピニオンと転院は違うので、
転院治療には時間がかかってもセカンドオピニオンの域は別に取っている所も多く、
セカンドオピニオンでしたらもっと早く受けられる病院もあるのでは?
しかし検査結果が出ていない今何故セカンドオピニオンや転院なのかが、
あの文面では私には今一つ理解出来ないのですが・・・。
(ちなみに生検結果が悪性でしたら治療方針決定の為の画像検査がこの先続きます。)

479 名前: 千春 投稿日:2008/03/03(月) 02:54
長男の嫁さん
http://www.csp.or.jp/network/hajimetesindan/list/3kanto.html
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/jitsuryoku/20051128ik13.htm
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/breast/beginner/post_12.html
『乳がん セカンドオピニオン外来』で幾つか拾ってみました。
しかしサイト内に印されているように若干情報が古めですが
(母がお世話になっている病院も既に他病院に移られた先生のお名前もありましたし)、
万一の時にほんの参考になれば・・・。

セカンドオピニオンでしたら多少遠距離でも原則1度の受診ですしね。

480 名前: 長男の嫁 投稿日:2008/03/08(土) 22:47
>千春さま
ありがとうございました。
さんざん脅かされたのですが、左右ともに今のところ悪性ではありませんでした。
半年後に再検査となりました。
ご紹介いただいたなかに、診察していただいた病院名もありました。
今後も気をつけていきたいと思います。
セカンドオピニオンはせずもう少し経過観察してみようと思います。


481 名前: らん 投稿日:2008/03/11(火) 23:23
>>476
放射線治療は抗がん剤のような副作用はないけれど
私は結構きつかったですよ
60グレイの照射でしたが、半ば過ぎる頃から倦怠感がひどく
最後の5回は、立ち上がるのもやっとなくらいつらかったです。

奥様は抗がん剤で体力も低下してらっしゃるでしょうから
途中で苦しくなって、中止したいとおっしゃるかもしれません。
くれぐれも、「副作用がないから」と言って説得しないように。

482 名前: ドイ 投稿日:2008/03/12(水) 12:37
らん様、有り難うございます。

昨日、術後最初の検査結果を聞きに行ってきました。体中の骨の痛みから
半分以上転移を覚悟していましたが、CT・骨シンチ・血液検査共に正常で
22年振り(長女誕生)の、最高の喜びでした。
ただ、主治医でも抗癌剤の副作用かは判断できず、もう少し様子見となりました。

結果、今後の治療方針も未決定のままです。

検査結果を聞くまでは、夜もほとんど眠れなかったので、少しの間はこの幸せに浸っていたいと思います。

狸先生
抗癌剤(CEF)の副作用で骨の痛みは有るものでしょうか?
また、放射線治療を始めるタイミングはいつ頃が宜しいのでしょうか?
宜しくお願い致します。

483 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/03/13(木) 15:07
何度かお世話になってます。
妻34歳 4年弱前、右全摘 術後EC3クール
1年半でCEA上昇 右は単発・脳多発転移(全脳照射により消滅)
ホルモン- HER2 3+
ハーセプベースでタキサン2種・ナベルビンで去年秋相談時より
TS-1ですが当初かなり効果あり一時基準以下までCEA下がりましたが
直近で9.2まで上昇。画像でも悪化確認しました。
現在は右肺・膵臓?・骨転移で痛み等はありません。
次の薬剤についてご意見いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いします。

484 名前: 新米患者 投稿日:2008/03/16(日) 12:54
リュープリンを12月、3月と3カ月おきに注射しています。ノルバティック
は20mgを一日1錠飲んでいます。

2月だけ生理がこなかったのですが、今日また生理になりました。すぐに
生理はとまらないのでしょうか?明日念のために医者に電話をして見ますが、
今日、どうしても不安で誰か教えてください。


485 名前: <削除> 投稿日:2008/03/16(日) 19:32
<削除>

486 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/16(日) 19:40
>>485マルチうざい!

487 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/24(月) 02:21
初めてお邪魔します。
自分の癌についての疑問なんですけどよろしくお願いします。
(浸潤性乳管癌で乳頭腺管癌)

①TNM分類でMの部分が×となっています。転移なし、ではなく判定不能の
 意味だと思いますが、あまりよくないことですか?
②細胞異型性は比較的軽い(グレード1)のですが、リンパ節転移が多数
 あります。レベル3までカクセイしてますが、センチネル含めて18個と
 いうのはかなり進行しているということですか?
③ホルモン感受性はPgRのみ+でした。HER2判定スコア0です。
 PS5+IS2=7 とはどういう意味でしょうか?
④本などには、乳頭腺管癌は転移しづらく比較的予後がいい、というふうに
 書かれていますが、どうみても私の場合、予後がいいどころか転移個数も
 多くて高リスクです。
 それにそもそも浸潤乳管癌というもの自体、予後が悪いとされているのに、
 なんか矛盾しているような感じです。

FEC後はマンスリータキソールで、あと1回で終わります。
その後、放射線、ホルモン療法となりますが、転移個数があまりに多くて
心配です。といっても、できる治療をこなしていくしかないのでしょうが。



488 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/03/26(水) 21:09
狸です。
すっかり遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
>>483ドイさん
CEF療法で骨痛が出ると言うのは聞きません。
また放射線療法は化学療法の後に行うことが推奨されており、前や同時と言うのは行われません。また化学療法は通常24週で終えて放射線療法に移行することが望ましいとされます。

489 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/03/26(水) 21:09
狸です。
>>483戦闘開始さん
遅くなりましてすみませんでした。
確認ですが、現状ハーセプチンは投与続行していますか?もし投与していないのであれば、これまでの薬歴(切替タイミングと腫瘍増殖のタイミング)も考えて、単剤ででも入れる事はまず思いつきます。それと、ラパチニブ(タイカーブ)がそろそろ申請後1年になります。ここに期待したいところです・・・。すいません、今回はなかなか名案が浮かびません。もう少し考えてみます。

490 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/03/27(木) 08:46
狸です。
>>487名無しさん
情報が必ずしも揃っていませんが、わかる範囲で記載します。なお以後のご相談ではHNをお付け下さい(以後の追跡や相談内容把握が困難になりますので)。

①TNM分類でMの部分が×となっています。転移なし、ではなく判定不能の意味だと思いますが、あまりよくないことですか?

⇒他のところにどのように記載されているか判りませんが、×とは調べていないか、もしくはないかの意味ではないでしょうか?後者なら少なくとも悪い意味ではないですね。

②細胞異型性は比較的軽い(グレード1)のですが、リンパ節転移が多数あります。レベル3までカクセイしてますが、センチネル含めて18個というのはかなり進行しているということですか?

⇒リンパ節転移数が多数との事ですが、たくさんとって調べて全部(ほとんど)が陽性なのですか?それとも調べただけ(でも陰性だった)なのでしょうか?リンパ節郭清をするのはありうる事ですし、センチネルリンパ節生検をして一部陽性で郭清をした(けど多くは陰性だった)と言う可能性はないですか?記載からはそういう可能性もありうるかなと見えます。

③ホルモン感受性はPgRのみ+でした。HER2判定スコア0です。PS5+IS2=7 とはどういう意味でしょうか?

⇒PSとは陽性細胞の染色頻度を指し、ISとは染色強度のスコアを指す用語で、これはいわゆるAiiredスコアの記載です。Aiiredスコアは合計値(TS)3以上を陽性と判定しますが、ここで7と言うことはPgRは発現していてそれもかなり強め、と言う意味になります。最近ではホルモン受容体が片方だけと言うのはホルモン療法感受性が弱いのでは?との議論がありますが、少なくともPgRは強く出ている以上、ホルモン療法の感受性が期待できる検査結果と思います。

④本などには、乳頭腺管癌は転移しづらく比較的予後がいい、というふうに書かれていますが、どうみても私の場合、予後がいいどころか転移個数も多くて高リスクです。それにそもそも浸潤乳管癌というもの自体、予後が悪いとされているのに、なんか矛盾しているような感じです。

⇒おっしゃるとおり、腺管癌は転移しにくい、と言う側面が指摘されますが、絶対ではありません。また先に申しましたようにリンパ節転移の判定結果が名無しさんのおっしゃっている通りか判断付きかねます。また万が一リンパ節に多数の転移があっても遠隔転移がないのであれば、それは治療の可能性がまだまだたくさん残っているともいえます。ですからネット上の情報や、ご自身の判断で悲観的になるのはちょっともったいないと思います。

⑤FEC後はマンスリータキソールで、あと1回で終わります。その後、放射線、ホルモン療法となりますが、転移個数があまりに多くて心配です。といっても、できる治療をこなしていくしかないのでしょうが。

⇒マンスリータキソールと言うのは3w毎投与を指すのでしょうか?現状FEC⇒タキソールと進んでおられるのでしたら、次に放射線療法が入るはずです。現在の治療方法ではほぼベストの選択になっていると思いますよ。

491 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/03/27(木) 08:49
訂正です

Aiiredスコア⇒Allredスコアです

i(アイ)じゃなくてl(エル)です。
ここで愛をいっぱい盛り込んでも・・・ですね(スミマセン)

492 名前: きみお 投稿日:2008/03/27(木) 10:00
狸先生、>>487です。HNはきみおとさせていただきます(♀)。
初めての書き込みで要領を得ずごめんなさい。わかりやすい回答をありがとう
ございました。以下、情報不足だった点を含めて再度記載いたします。

①TNM分類のMについては、どのサイトをみてもM1またはM0で、MX表記を
 を見つけるのに苦労しました。先日専門用語が詳しく出ている医学生用の
 サイトで判定不能というふうに書いてありました。但しその部分だけは
 説明なしでした。以前、主治医に気になって聞いた時は、
 「ああ、そんなの関係ないよ」と軽くあしらわれたことがあります。
 遠隔転移は術中にわかるものなのかどうかわかりませんが、一応、術前の
 検査(骨シンチ、肝臓、肺)では転移はなし、でした。にも関わらず、
 通常M0と表記するはずのものがMXというのが不思議ですし、そういう
 分け方も実際に存在するわけですから、なおさら気になったのです。

②病理組織診断について。
 g(+),F(+),s(+) ← これは何ですか?
 nuclear grade1(2点=n.atypia=1点+mitotic counts=1点),
 ly(+),y(+) lymph node (sentinel(2/2),level1(6/13),level1+2
 (2/5),level2(Rotter0/0),level3(8/8)).
 術中診断でのTNM分類はT2N2MX StageⅢaですが、病理診断では
 pT4bpN3a とだけ書かれています。(pは病理分類ですね)皮膚の方
 まで浸潤と転移が鎖骨下(上?)までの転移という意味ですよね。
 ということで、カクセイしただけ、ではなく、level3までは確実に
 「多数」転移していた、ということですよね?

③ホルモン感受性について、よくわかりました。

④乳頭腺管癌の予後について。遠隔転移はないと信じたいところです。でも、
 予後がいいというのはあくまでデータからの判断であって、当然先生の
 おっしゃるように「絶対ではない」ということですね。

⑤タキソールは3週毎です。放射線は首の方までやったほうがいい、と
 主治医も言ってました。それはそれで問題ないのですが、ひとつだけ心配
 なのは放射線をやると再建が難しくなるということです。腕のいい
 形成外科医にめぐりあいたいです。

治療としては全てのメニューを受けられるということで、狸先生のご指摘
のとおりベストの選択であり、患者としてはラッキーと捉えなければ
なりませんよね。本当にそう思います。
以上、またまた長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします。

493 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/03/27(木) 11:07
狸です。
>>492きみおさん

⇒自分もはしょって書いてしまいました。すいません。
遠隔転移については評価不能との記載方法がありますが、なぜ評価不能なのかは結構あいまいです。よってないと思うけど調べていない、といった場合もここにしてしまうことが有り得ますし、調べても見つからなかった、でも念のためこう書いておこう、なんてケースも否定できません。ですから総じて治療方針に影響がなければよしとする、という言い方も不可能ではありません。

②病理組織診断について。
 g(+),F(+),s(+) ← これは何ですか?

⇒これは順番に病巣が乳腺組織内にとどまるか?乳腺外脂肪組織に達するか?皮膚に達するか?を示し、大文字小文字は大文字が肉眼所見、小文字が病理診断所見です。これをみると病理の結果からすると乳腺組織内に癌が居るが、皮膚にも達している、という診断結果になります(ちょっと?ですが、文面はそういう意味になるはずです)。

またリンパ節検査の結果から、先に自分が言った事は控えめすぎる見方のようです。レベル3まで癌が見つかっており、病理診断でpT4bpN3a ということは病巣が皮膚に達して居る状況ですし、リンパ節転移もかなり多い、となってしまいます。見方が甘く失礼しました。

④乳頭腺管癌の予後について。遠隔転移はないと信じたいところです。

⇒まったくおっしゃるとおりですね・・・。良い結果をお祈りするしか自分には出来ませんで恐縮ですが・・・。

⑤放射線をやると再建が難しくなるということです。腕のいい形成外科医にめぐりあいたいです。

⇒その通りですね。放射線を当てることで皮膚の柔軟性が落ち、切開後の治癒や縫合時の引きつれなどに対応しにくくなると伺った事があります。また上記の診断結果から、皮膚の切開も結構ありそうなので、まさに腕の必要な局面なのかもしれません。良い結果になりますよう、お祈りしております。

494 名前: きみお 投稿日:2008/03/27(木) 15:32
狸先生、ありがとうございました。
手術を受けたのは昨年9月ですが、今日までの間、漠然と病理組織診断報告書を
眺めては遠ざける、の繰り返しでした。転移が多い、ということだけが
頭の中の大部分を占めていまして。。。
化学療法が終了間近の今、ようやく自分の状況を把握し、これからの治療と
向き合う準備ができるような気持ちになりました。
(化学療法注は副作用との戦いで、いっぱいいっぱいでしたから・・・)

再建は心の底から望むことなのですが、再建が目的で放射線治療を拒否する
勇気もありません。命の重みには変えられません。放射線治療の再発抑制
効果についての先生の書き込みも読ませていただきました。
患者にとって心強い情報です。だから、頑張りたいです。
それでも欲張って胸は取り戻したいです。わがままでしょうかね・・。

495 名前: たこ 投稿日:2008/03/27(木) 23:52
横から蛇足だとは思いますが、

Mxは、調べていらっしゃるように定義的には判定不能です。

実際には、術前評価として使う場合は、「調べていない箇所がある」
というくらいの意味になります。
きみおさんの場合、骨・肝臓・肺を調べていてのMx(M1ではない)ということですので
現実的には「調べた範囲に転移はない」ということになります。
(この場合、私なら「M0」にしますが、主治医の先生は、「全ては調べられていない」という
考えがあるのかもしれません)

術中所見としてMを使う場合は、乳癌の手術では転移臓器の検索は出来ないので、全例「Mx」になります。

あと、気にされているかどうか分かりませんが、「p」のついた病理分類ではステージが書いていないのは
乳癌取り扱い規約に、病理検索後のステージ分類がないからだと思います。
他の癌取り扱い規約では、たいてい術前ステージ・病理のステージがありますが、
乳癌の場合、T・Nの定義自体が病理結果の反映されたものにはなっておらず、
そもそも術後のステージという概念がなかったと思います。
それで術後のステージが記載されていないのだろうと思います。

だいぶ蛇足ですみません。

496 名前: きみお 投稿日:2008/03/28(金) 01:22
たこさん、情報ありがとうございます。
Mxについて、よくわかりました。
とは言え、少々私には難しい部分もあるのですが、
>術中所見としてMを使う場合は、乳癌の手術では転移臓器の検索は
>出来ないので、全例「Mx」になります。

ということは、全国の患者さんに対してこの「Mx」という表現を使うことは、
は少なくない、という判断でいいのでしょうか?
また、病理診断のステージについても、書かないのが普通と捉えて
いいのでしょうか?

素人的な考えですが、私が勝手に想像しているのは(心配性なので・・・)
リンパ節転移の個数が多いので(術前、術中は肉眼では明らかな転移は確認
できないものの)、もしかしたら他の臓器への転移の疑いも完全に払拭
できないんじゃないか? ということです。

それと、
>調べていない個所がある
とありますが、通常、乳癌の場合、私が受けたように骨シンチ、肝臓、肺への
転移有無を調べると思うのですが、それ以外にも調べる箇所があるのですか?

完全にM0と表記する場合と、私のようにMxと表記するのとでは、
何となく大きな隔たりがあるように感じてしまいます。

たこさんの説明を何度も読み返してみたのですが、文脈から「それほど気にする
ようなことではない」 のか、「調べていない箇所があるから遠隔転移に
関しては(転移の)疑いを持ったほうがいい」 ととるべきか、
読解力がなくてよくわかりませんでした。

悲観的になりすぎて、マイナスの妄想が膨らんでいます。

497 名前: たこ 投稿日:2008/03/28(金) 21:42
よけいにややこしくしてしまいました。すみません。

骨・肝臓・肺について術前に調べていて、転移がないのならば、M0と書く医者が多いと思います。
想像ですが、主治医の方が「Mx」としたのは、「手術では他の部分は観察できない」という厳密な意味で書いているか、
「術前に全身くまなく全て調べられるわけではない」という考えを持っているか、だと思います。

乳癌の転移は、骨・肺・肝臓になくて、他の臓器に出てくる確率はかなり低いので、術前にこれらを調べているなら
今のところ気にしなくていいはずです。

しかし、リンパ節転移があったのも事実のようですので、きっちりした経過観察が重要だと思います。

498 名前: きみお 投稿日:2008/03/28(金) 23:25
たこさん返信ありがとうございます。
かえって気を使わせてしまい申し訳ありません。
でもだいぶわかりました。

もう化学療法終了まできているので、あとは定期的にCTやMRI、PETなどで
観察していくのみですね。

当初、グレード1という結果に喜んでいた時期もありましたが、
リンパ節転移がある、しかも多数、というのはかなりマイナスの要素
であることがわかりました。

またわからないことがあったら相談させてください。

499 名前: みき 投稿日:2008/03/29(土) 15:46
先生こんにちは。お忙しいところ申し訳ありません。
質問させていただきます。

2月に手術しました。
混合型粘液癌で、非浸潤性乳管がんが混ざっているとのことです。
大きさは4.5センチでT2と言われました。
グレードⅡ
ER(8+) PgR(6+)
Her2(2+)
切除断片は陰性、病巣は脂肪にもあり、リンパ管浸襲なし、血管浸襲なし
センチネルリンパ生検手術を受けましたが、リンパ転移があったとのことで21個摘出。
5個転移していましたが、ITCのためn0とありました。

現在ゾラデックスとノルバデックスのホルモン治療を行っています。
ハーセプチンや、抗がん剤治療はいらないでしょうか?

よろしくお願いいたします。


500 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/29(土) 16:02
>499

FISHの結果は?

501 名前: みき 499 投稿日:2008/03/29(土) 16:21
>>500

ありがとうございます。
FISHの結果というものは聞いていません。
自分の病気についての勉強不足がわかりました。
次回の診察の際主治医に質問してみます。

502 名前: ひろみ 投稿日:2008/03/29(土) 16:47
はじめての質問です。よろしくお願いいたします。なお、私は土曜日から月曜日までしかパソコンのそばにいないので、よろしくお願いいたします。今回妹が昨年8月に乳癌の手術をいたしましたが、今日までなっても疵を縫った後が少し一部盛り上がっておりまして、担当の先生に聞きました
ら、縫った場所で糸が重なっているのだろうから、もしも後で糸が出てきたら自分で処理しなさいという答えだったそうです。どんな形で出てくるかもわからず、また、自分でやりなさいというのはどういうことなのか、妹もそのまま帰ってきてしまったそうですので、自分で鋏できりなさいということなのかと。おもっているのですが、そんなものなのでしょうか、少し疑問です。
ちなみに姉の私も1ヶ月後(9月)に左を全部とりましたが、退院して何回目かの診察のときに担当の先生がなにかしたように思えたので、先生何したんですか?と聞きましたところ糸が少し出ていたのできったよと。いうことがありました。ですから、余計に妹の先生の言った言葉がよく判りません。出てきたら自分で鋏で切るのが本当なのでしょうか?まるでお裁縫の糸を切るように。よくわかりませんので、教えてください。
よろしくお願いいたします。



503 名前: 500 投稿日:2008/03/29(土) 16:50
Her-2が2+なら主治医に必ずFISHを調べてもらってください。
それにより補助療法でハーセプチン適応かが決まります。

504 名前: みき 499 投稿日:2008/03/29(土) 17:17
>>500

 本当にありがとうございます。
 主治医に聞いてみます。
 不安に思っていた気持ちが和らぎました。


505 名前: にな 投稿日:2008/04/01(火) 21:23
どなたかお答え下さい。
CTではリンパ節の転移ないと言われましたが。副乳のあたりが若干腫れてます。あきらかに
健側よりも贅肉が厚めについてるという感じです。これはリンパ節転移してるのでしょうか?
それとも腫瘍があるため炎症して腫れてるだけでしょうか?
手術は来月ですが不安で眠れません。

506 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/02(水) 08:43
>>505
ネット上では誰にも判断できません。
主治医に聞きましょう。

507 名前: ひろみ 投稿日:2008/04/05(土) 16:10
3月29日に質問を投稿しましたが、どなたからも返事をもらえませんでした。狸先生馬鹿馬鹿しいかも知れませんが、本人にとってはとてもなやんでいることですので、なんとか答えてほしいです。
それともこのような質問は甚だばかばかしいことなのでしょうか?


508 名前: 千春 投稿日:2008/04/05(土) 18:28
>>502>>507 ひろみさん
乳癌Part2・407の774先生のレスも参考になると思います。
妹さん、まだ糸は出ていないのですよね?
ならば私なら今そこまで悩まず
糸が出てきた時に自分で対処をするのが恐い場合は
病院に改めて対処の方法など電話確認すると思うのですが・・・。

なおこちらはあくまでもボランティアの掲示板ですから
返答が無くても抗議するのは筋が違いますし、
(尚且つご自身は週末しかパソコンを開けない立場と公言しつつ、
他人にそのように催促する文章には共感しかねます。)
また個人を指名して返答を促すこともマナーに反しますよ。

509 名前: たこ 投稿日:2008/04/06(日) 00:06
502・507ひろみさんへ

一応はまず糸によるものであるという前提で考えます。
最近は、皮膚のすぐ下を縫う糸は大抵は吸収糸(溶ける糸)で縫うので、
溶けるのに時間がかかるタイプの糸だったとしても、そろそろ溶ける頃です。

その糸が溶ける前に表面に出てきたり、溶けないタイプの糸で一部が出てきたりした場合は、
一般の方で無難な対処は、少し引っ張って、見える範囲の糸を切る、ということになります。
この場合、糸の残りの部分は皮下に残りますが、感染(膿むこと)がなければ問題なく、表面は2~3日でふさがります。
もっと根性があれば、強く引っ張って糸の結び目より下で切るか、糸を引き抜けば、糸全体が取れます。
この場合は多分ちょっと血が出ますが、普通はすぐに止まりますし、皮膚も2~3日でふさがります。

皮膚のすぐ下ではなく、奥の方で止血の為などに使用した糸が一種の拒絶のような反応で徐々に外に出てくることもあります。
この場合も対処は同じですが、一部が外に出てくるような場合はだいたい引っ張れば抜けます。

あとは、そもそも糸ではなくて、傷の反応で一部が盛り上がる人もいます。(ケロイド的な反応)
これは体質による部分が大きいですが、突っ張りがなければなりにくいので、テープなどで保護したらちょっとマシです。
ステロイド入りの軟膏やテープを使って改善することもありますが、実際はあまり変わらないことが多いです。

傷は見ていないので何ともいえませんが、話だけからいうと、再発でないかどうかはチェックしないといけません。
(診察は受けたようなので大丈夫と思いますが)

傾向としていうと、癌専門病院などの大きい病院ほど、再診の予約は、再発チェックの時だけ、という場合が多く、
そういうことには対処してくれないところが多いと思います。
小さい病院だとわりと再発チェックだけでなく、再診までの間隔を短く設定するところが多いので、
傷のことなどは対処してくれやすいと思います。
とりあえずは見てもらっている病院に相談するのが筋ですが、あまり取り合ってくれなかったり、敷居が高そうなら、
近所で外科をやっている診療所とか中小病院とかで傷だけ相談してもいいかもしれません。

510 名前: あい 投稿日:2008/04/06(日) 04:30
はじめまして
高校3年になる
あいと言います。

あの
シコリって固まり
みたいなのですよね?


実は、乳に軽く触れる
だけで痛みが感じる
所があるんですよ

だから親に
言ったら
ブラが合って無いんだよ

って言われました


痛みは大分前から
あったんですけど

やっぱり気になるので
最も痛みが感じる所を
よく探しました
そこには固まりみたいな感じなのがありました

これって乳癌なのでしょうか?

でも両胸とも同じ場所が痛むし大きさは違うけど固まりらしきものも同じ場所だったので

やっぱり
ただの「ブラが合わなかっただけ」ですかね?

教えて下さい




511 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/06(日) 04:34
>510

★「これって癌ですか?」「病院に行った方がいいですか?」等、癌の発症の疑い、不安の相談を行う事は慎みましょう
ネットでの診断は無理です。
不安な場合は病院の診察を受けてください。過去の投稿を検索してください

http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#big


512 名前: ひろみ 投稿日:2008/04/06(日) 10:25
千春さん、たこさん
ありがとうございました。
なにしろ、まったくはじめてのことでして、ごめんなさい。
言ってくださったことに対し感謝いたします。
今後の参考にいたします。
皆様ありがとうございました。



513 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 08:56
掲示板の書き込みに慣れた人たちばかりではないので、
回答しづらいからといって、「放置」はちょっとかわいそう。
回答できる、できないだけでも一言レスを付けてあげたほうが、
その人のためにも、また、読んでいる患者さんたちのためにも
参考になると思う。一応、病気で悩む人たちの掲示板なんだから。


514 名前: 千春 投稿日:2008/04/08(火) 09:46
だってそもそも誰が答えるかなんて決まってないんですよ。
絶対回答が欲しいならお金出してセカンドオピニオンを取ればいい。
513みたいなこと言ってたら回答する人なんか誰も来なくなると思います。

515 名前: 千春@連投失礼。でも呆れた 投稿日:2008/04/08(火) 10:24
いや~、しかし513の考えも然りですごいな(とても悪い意味で)と言うのが正直な感想。
なら513名無しさんが全部にレスをしてあげると言うのはどうなのかな?
例えば狸さんにはどんな事情がある時でも必ずここをチェックし続けて
必ずレスを義務化するの?

どうして514みたいなことを平気で考えられて書けるのか正直私には全然分からないし、
・・・私にはついていけない・・・・・・。

516 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 10:31
勿論、514の意味はよくわかりますよ。
では、コテハンで回答が遅くなったお詫びとか、名指しで○○先生、
などと書かれているのは何故でしょう?
そして、質問者へは名無しではなく、コテハンを付けてください、
という指示までありましたよね。何故ですか?
過去レスを読んでいると、単なる自由な掲示板ではなく、専門家が
好意ボランティア+義務のようにレスがついているように読み取れます。
初めてこの掲示板にきた人は、しょっちゅう名前が出てくるコテハンの
ドクター?が順々に回答されているのを見たら、何らかのレスがつくものと
思ってしまっても仕方ないと思います。

517 名前: 怪盗X 投稿日:2008/04/08(火) 10:31
>>513
ワタシはこちらでは回答者側の人間です。
回答をする立場から言わせていただくと、常に返答を求められるのは非常にストレスを感じます。自分の得意分野でない部分であればなおさらで、正確な記載のためにそれなりの時間を要します。実際には自分の専門分野であっても、例えば引用論文の概略を覚えていても正確な治療効果の数字などは記憶していなければその調査のために有料サイトへアクセスしたり、論文を取り寄せたりとそれなりの尽力をしています。これはひとえに相談者の疑問に正確に答えるためにやっていることです。
昨今は間違った記載を激しく吊るし上げる傾向が出てきて、内容の間違いには非常に神経を使いますので、更に手間がかかります。ですから勤務しながらですとなかなか時間が取れなかったりして場合によっては出張先でそのためにインターネット回線料を払って対応したりもします。
こういう状況ですから、自分の専門外の回答は基本的にできませんし、ましてやFAQ状態の”これは癌でしょうか?”といった質問には返答できません。申し訳ないですがそこまで気力が続きません。
ネット初心者への配慮をすべき、とはおっしゃるとおりでしょうが、回答する側がいったいどういう状況でやっているかにも少し思慮を向けていただきたいなと最近思います。

518 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 10:40
だから、(過去レスを読む限り)質問や相談者に対して
「コテハンをつけてください」という指示そのものが間違いだと思います。
このような誤解を招くだけです。

519 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/08(火) 10:48
>>518
コテハンはその後のやり取りのため、検索などで使うので必要です。そのたびに名無しやら名前が変わったりしたら返答側には把握できないのですよ。それに相談者に”指示”なんてしていませんよ。あくまで”お願い”です。それは結局は相談者の益となるのでしょう?

520 名前: 千春 投稿日:2008/04/09(水) 06:01
上の話しとはまた違うのですが、
別の板を拝読したりチャットでお話しをさせて頂いたりしていると、
「患者サイドは気がついていなくても、あなたの主治医(病院)は
 (病院側には不利益にはなりこそ決して利益にならない治療を)
 そこまでしてくれているのね。」
と、胸が熱くなることがよくあります。
そのような相手の思いを分かる上にでも患者サイドの勉強の努力は有意義だと私は実感します。
医師への信頼感も高まり自分の受けている医療への自信にも繋がります。

最初は誰でも要領も得ずあたふたしますが、
例えばこの掲示板は回答をくださる専門家の方々のご厚意と言うソフト面は勿論、
管理人さんのご努力から成るハード面もとても優れています。
検索機能、癌リンクその他自分で使いこなす意志さえ持てば宝の宝庫です。
(例えば前の質問でも本文検索に『糸』と入れれば過去の774先生のレスに一発で辿り着けるんですよ。)
「まず最初に」に書かれているように是非検索も利用してください。
与えられるのを待っているばかりでなく依存するばかりでなく、
自分から掴み取ろうとしないと、
情報も幸運もなかなか思うように来てはくれませんから。

521 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 10:26
>>520
正論ですね。

私自身もこの病気になってみていろいろなネット相談とか掲示板を
覗きます。同じような悩みに出会ったりして一喜一憂しています。
そういった掲示板などでよく目にするのが「自分でも調べる努力をすべき」
という書き込み。確かにそのとおりです。でも正直、この言葉を見ると
「それしか言えないの?」という気持ちになる。
努力しているかしていないかなんて、誰にわかるのでしょう。

ものの調べ方というのは、年齢によって、また、環境によってそれぞれ
大きな差があります。自分でも調べろという人は、とかく「その程度のこと」と、
自分の尺度で捉える傾向にあります。
性格的に、物事を要領よく調べるということができない人もいるでしょう。
自分なりに調べたけれども、どうしても答えが見つからないから
書き込んでいる人もいると思います。それがあなたにとってちっぽけな
ことであっても、です。

私が言いたいのは、自由に書き込みができる掲示板というのは、あなたの
ような優等生ばかりではない、ということです。

勿論、マナー違反な書き込みに対しては正すべきと思いますが。


522 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 11:16
>>521
おっしゃる通りです。
癌掲示板はインターネット初心者も少なからず訪問されるので配慮は必要だと思います。

しかし、癌掲示板は専門知識をお持ちの方々の「善意」なしには一切成り立たないのも事実です。
その事に対する配慮も重要です。
専門知識をお持ちの方々は、「業務」として専門知識を必要とされる方々の為に多忙な毎日を
送っておられるはずです。

既に回答済みであるにも関わらず、過去の質問と重複したり類似する質問
回答の催促
医師の診察も受けずに「私は癌でしょうか?」
は重大なマナー違反です。

また、医師の診察を受けているのですから、疑問点は担当医に質問して、納得できない部分
を質問すべきです。
公的医療機関のホームページで、容易に入手できる情報も多いので
ある程度の基本的な知識を得てから書き込むことが回答者の負担軽減となるはずです。




523 名前: 千春 投稿日:2008/04/09(水) 11:59
>>521名無しさんへ
やり方の分からない方、今後閲覧なさる方のために私は検索の仕方などを書いてみましたが、
ま、反論ならそうくると思いました。

検索せよと言われればやり方が分からないと言うやり方を教えればまた文句を言うあなたとは違い、
やり方さえ分かればやってみようと言う方のほうが多いのではと思います。
あなたがどなたの代弁をしているのか
(ご自身が私の言う検索の仕方が分からないのですか?違いますよね?)分かりませんが、
・放置せず答えられるかどうかレスしろ
・コテハンをつけさせるな
・調べられない人もいる
と文句ばかり言わず
では放置せずに答えてあげてください。
名無しさんに前の治療や前の書き込みを尋ねながら答えてあげてください。
何もせず聞いてくる方に答えてあげてほしいです。
でもほんとに、検索などする気になれば簡単ですし、
してみる前から出来ないと言う人はそう多くないと思います。
昔チャカカーンの曲で『WHATCHA GONNA DO FOR ME?』と言う曲が流行りましたが、
あなたの書き込みを見て思い出しました。

524 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 15:58
>検索せよと言われればやり方が分からないと言うやり方を教えればまた文句を言うあなたとは
>・放置せず答えられるかどうかレスしろ
>・コテハンをつけさせるな
>・調べられない人もいる 
>と文句ばかり言わず

>>523
読解力がないようですので、これ以上ここで議論は致しません。

>>522 再三おっしゃっている、>>522さん(専門家の方ですよね?)のご指摘
については、当然私もよく理解しています。日々のお仕事に加えての
こうしたボランティアのご苦労を考えると、書き込む側の姿勢というものも
マナーが必要ということ、勿論わかっています。

>既に回答済みであるにも関わらず、過去の質問と重複したり類似する
>質問回答の催促医師の診察も受けずに「私は癌でしょうか?」
>は重大なマナー違反です。

特にこの点は自分も何か相談の書き込みをしようと思う時には極力過去レスを
読むようにしていますので、まったく同感です。

今回の件、言葉足らず・・というか、一方的表現によって、時間を割いて回答して
くだっている方に不快感を与えてしまったと思いますのでその点お許しください。


525 名前: 千春 投稿日:2008/04/09(水) 17:49
>>質問回答の催促
と書かれていると言うことは、
>>521>>524さんは>>513さんとは別の方なのですね。
失礼しました。

『正論』と言われた自分の病気への勉強は勿論自由ですよ。
『知らない』権利もありますし、医師に一任と言う選択もありと思います。
ネットに質問をしてくる場合はその限りではないでしょうが。

あと、他人の不安を「そんな些細なこと」とは考えません。
しかしそれ程不安ならば、ただ誰かの回答を待つだけでなくその人なりのやり方で
解決法は探ったほうがいいと思っています。

う~ん。スレを汚してしまいました。

526 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 18:03
千春さん 524です。
今回の件、自分も反省すること多々ありでしたが、
初めてこのスレを覗かれた方やこれから何かを質問しようとする方が、
マナーを守り(言い方というのも大事だと思うのです)
少しでも専門(回答者)の方々の負担にならないような、相談&質問に
意識が向上していけばいいですね。心からそう思います。
いろいろありがとうございました。



527 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 22:07
今回の一連の流れを静観していました。
質問をする側の、回答する側に対する配慮の無さに失望しました。

私はしばらくの間、抗議の意味を込めて全ての板に対し一切の回答をしません。

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/09(水) 22:29
大人気ない人が現れたよ・・・。
抗議の意味を込めて って・・・なんて幼稚な人。

一段落したにもかかわらず、またひっかきまわすような発言呆れる。
わざわざそういう「宣言」を書き込まなくてもいいんじゃないの?
マナー違反者には回答しない、全ての質問者に回答する義務はない、
そういうスレなんでしょう?

ここへきてちっぽけな自己主張はやめたら?





529 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/04/09(水) 23:15
>>527
自分自身のできる範囲、もし回答したくないのであればしないという自由も含め、できる範囲で参加なさればいいと思いますが?

530 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/04/09(水) 23:19
そろそろマナー云々問題は打ち止めにしませんか?
本来のあるべき状態に戻しましょう。
その上でなお書くのであれば、削除も考慮します。

531 名前: 千春 投稿日:2008/04/09(水) 23:24
あらまっちゃん(゚о゚ノ)ノ・・・みたいな(苦笑)
そうですよねー。どうして失望するのかな?
みなさん(ほとんどの方が)回答への配慮について意見が一致してるじゃありませんか。
やっぱり良い掲示板だと実感したけどな。

て言うかここまで静観して抗議して回答しない527さんがどなたかも分からないし、
回答者としてご尽力くださっている方ならこの流れに普通抗議しないと思うし、
「527さんはそうなんですね」と言うことでいいのではないかな……と。

532 名前: 千春 投稿日:2008/04/09(水) 23:26
す、すみません。狸さん、ダブった!

533 名前: ほたる 投稿日:2008/04/10(木) 14:12
はじめまして。
ご意見をいただきたく初めて投稿させていただきます。
現在、乳房再建のためエキスパンダーを挿入していますが、肝転移の疑い有りとのことで
治療やタイミング、転院についてアドバイスをいただけると大変ありがたいです。

現在、37歳
平成18年2月に乳癌の為、左胸切除の手術を受けました。

大きさ 3.1センチ
リンパ節転移有り (3/24)
組織異型度 Ⅰ
ホルモンレセプター (+)エストロゲン90% プロゲステロン80%
HER2検査 (-)

術後、抗がん剤FEC 6サイクル 
抗がん剤終了後はゾラテックスの皮下注射、ノルバテックスを服用していました。

昨年末の血液検査で腫瘍マーカーCEAが上昇し、現在も右肩上がりに上昇を続けています。
19-12-12(7.0) 20-01-09(8.5) 20-3-05(11.3) 20-04-02(13.5) 
CEA以外は基準値内です。

胸部CT、骨シンチの検査を受けたところ、仙骨への集積亢進の所見。
骨転移の可能性の疑いとのことで、PET検査を受けたところ、仙骨には集積がなく、
肝臓に局所的な異常集積が認められました。
(PET検査の報告書によると 肝S4に集積 SUV=早期5.0・後期5.9 CTでは10mm大のlow density areaを認め、
Liver Meta と考えます。と記載されていました)

今週、胃カメラ(異常なし)、上部造影CTの検査を受け、検査結果を待っている状態です。
先週からノルバテックス、ゾラテックスを中止し、ゼローダのお薬を飲み始めています。

平成19年11月に乳房再建の為、現在エキスパンダー(拡張器)を挿入しています。
エキスパンダー挿入中はMRIなどの検査はできない為、全ての検査はできておりません。
乳癌手術後は乳腺科のある近所のクリニックで抗がん剤やホルモン療法の治療を行ってきました。


①乳房再建については、シリコンへの入れ替え手術を早ければ来月に行う予定です。
(再建の医師は、エキスパンダは1年位は入れておいたままでも大丈夫。もし抗がん剤をやるのであれば、術後1ヶ月位は間をあけたほうが良いとのお話でした)
シリコンの入れ替えを先にやるべきか、エキスパンダが挿入されている為に出来ない検査もあるようなので)、それとも先延ばしにするか悩んでいるところです。
もし、肝転移だったら進行が早く、抗がん剤の治療を先送りにするのは良くないのでしょうか?
どちらを優先するべきでしょうか。

②現在のクリニックでは、もし肝転移だったら全身に癌がまわってしまっているので
手術はしない、という内容をおっしゃっていましたが、少し調べたところ、症状によるのでしょうが積極的に肝切除を行う治療もあると目にしました。
関西(大阪・神戸の阪神間)で、転移性肝がんの治療に定評のある病院、肝切除を行っている病院がもしご存知でしたら教えてください。
病院に行く場合、通常の診察を受けたほうがよいのでしょうか?それともセカンドオピニオン外来を受けたほうがよいのでしょうか?
病院はいくつか受診してみたら治療方法の選択の幅が広がるものでしょうか。

③現在行っている検査、治療方法でよいでしょうか。

長々と申し訳ありません。
勉強不足のため、内容に失礼なことがあれば申し訳ありません。
現在、2歳になる子供がいます。
あまり小回りがきかない状態で、検査や受診するのも少し大変です。
どうか少しでも情報やお知恵を拝借できると助かります。どうぞよろしくお願い致します。

534 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/10(木) 19:48
狸様、千春様
527氏は狸さんや千春さんがプッツンしてしばらくこの掲示板を
離れていたときに、何とか引きとめようとしていた方のお一人
です。お二人の復帰を大変喜んでいました。
消化器板や婦人科板等、他板での回答が非常に多い方だったこ
ともあり、残念です。

527氏は私の大切な友人であり、参考までお伝えしておきます。
私も癌掲示板への立ち寄りは最後にします。

535 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/04/10(木) 20:15
この掲示板は実際にセカンドオピニオンなど行う上でも大変参考になります。
個人的には大変重要な掲示板でエビデンスがない再発組には少ない情報源の
ひとつです。回答者の本業の加減もあると思いますのでここだけを頼りに
するのは危険だと思いますが、自分と妻(患者)にとっては困っているとき
重要な情報源となっていることは確かです。よって活用方法は個人それぞれ
あると思いますが、ここで今後の治療などの選択で迷ったとき救われた人は
数多くいるのは確かでその点については間違いありません。個人的には
専門家の方の意見もひとつではないとも思いますのでそれぞれの方が他の方
の意見も尊重しつついくつかの選択肢を患者さんに提供できるようなサイト
になれば有意義だと思います。ですので他人の掲示も尊重しつつ、皆さんで
有意義なサイト・掲示板にしましょう!!





536 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/04/10(木) 20:23
連続すいません。483 戦闘開始!!です。いつも回答ありがとうございます。
その後結局同じ5F-Uのゼロータにしました。これでできれば
アバスチン・タイガープなどの承認をまで、つなぎたいと思います。
回答者の皆さん。できる範囲で結構です。参加よろしくお願いします。


537 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/10(木) 20:47
>>534
”527氏は私の大切な友人であり、参考までお伝えしておきます。
私も癌掲示板への立ち寄りは最後にします。”

ここはHNを使って相談や質問などをしていますが、だからといって
常連ばかりの掲示板ではないはずです。527さんがあなたの大切な友人だ、
といった極めて個人的な内容の書き込みは避けるべきではありませんか?
だからどうしたの?、という感想しかもてません。
「立ち寄らない宣言」滑稽ですよ。
先般、狸さんが、本来の姿に戻しましょうとおっしゃっています。

さあ、患者の皆さん、今日も免疫力を上げるよう、笑顔で過ごしましょう!


538 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/04/11(金) 11:40
狸です。
>>533ほたるさん
再建を視野に入れ、臨床所見から最適と思われた補助療法を実施しながらも肝転移をきたしてしまった可能性が出てきて、さぞご心配のことと思います。最終的な検査結果待ちとのことですので、可能性を考えながらコメントをさせていただきたく思います。

まず最初に、肝の影が転移ではなかった場合、ご年齢や臨床所見からしまして、ゾラデックス+ノルバデックスが妥当と思いますので、いったんゼローダに切り替えたものを元に戻すことになると思います。そしてしかるべきタイミングに予定していた再建に向かうことになると思います。

次に、残念ながら肝転移が確定した場合、これは私の意見としましては抗癌剤治療が最優先と思います。再建よりもまず抗癌剤治療だと思います。ただし可能性はかなり少ないですが、乳癌の肝転移ではなくて原発性の肝癌の可能性もゼロではありません。その場合でも肝癌の治療が優先となると思います。

転移だった場合の肝臓の転移巣に対する治療ですが、基本的には遠隔転移ですし、原発の乳癌は既に切除済みですので、原則的に薬物による治療が行なわれます。肝臓の切除は余程の事がない限り行なわれないと思います。これは転移先の切除はその転移巣以外にも癌が散らばっている可能性が高いため、そこだけの切除ではきりがないと思われるからです。ですが、場合によっては、例えば抗癌剤治療で劇的に肝転移巣が縮小した場合などは、他の(まだ小さくて見えない)転移巣も縮小(消失もありうる)となれば、ちょっと残った肝の転移巣を切除やラジオ波で焼くとかで取り去ることも視野に入ってくる可能性があります。ただしこれらは肝臓での癌の状態によって左右されますので、あくまで可能性としてお考え下さい。

539 名前: ほたる 投稿日:2008/04/13(日) 00:42
狸 様

お忙しい中、アドバイスありがとうございました。

一人悶々と悩んでいましたので助言をいただき、気持ちが少し落ち着きました。
来週、検査結果がでる予定なので冷静に受け止め、判断したいと思います。

また今後も治療方法などで迷うことがありましたら、ご相談させていただきたいです。
本当にありがとうございました。



540 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/13(日) 12:50
ゼローダも間違いではありませんが、肝転移一個ということなので、
ヒスロンあるいはアロマターゼ阻害剤+LHRHアゴニストの選択肢はなかったのでしょうか?
主治医にもう一度確認してください。
このケースはセカンドオピニオンをすると多分ホルモンを勧められると思います。

541 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/14(月) 10:37
>>540
まずは検査結果を待つべきかと。
後付け理論で過去の治療が良かったかどうかを今明らかにすべきとは思えませんが?

542 名前: ほたる 投稿日:2008/04/17(木) 03:34
先日は有難うございました。533でご意見を伺ったほたるです。
検査結果がでました。
やはり・・残念ながら肝臓の影は転移であるとの事でした。
現在、治療を受けているクリニックの主治医と乳房切除手術を受けた大学病院の医師に
治療方法について話を聞いてきました。
色々と薬の種類は聞きましたが、まだ治療方法は決まっていません。

大学病院の医師によると、
ゾラテックス+ノルバテックスの服用をしている途中に転移したので、ホルモン療法は効きにくいのではないか。
化学療法がいいのではないか、(まずはタキサン系から試す)とのことでした。
肝切除や肝動注療法、ラジオ波焼却はエビデンスがない、一般的ではないと説明を受けました。

既にゼローダを飲み始めているので効果を確認し、様子をみたらどうかとのこと。
>>540でアドバイスいただいたアロマターゼ阻害剤+LHRHアゴニストはデータがなく閉経前では保険の適用にならない。ヒスロンは今後、使うかもしれないとの事。
当たり前のことなのかもしれませんが、終始標準治療、一般的な治療方法という印象でした。

消極的かもしれませんが、抗がん剤による副作用を避けたいので(前の治療で脱毛と血管炎症が辛かったです)
医師のすすめるタキサン系抗がん剤は避けたいと思っています。

とりあえずゼローダの効果を確認しながら肝切除を行っている病院やガンセンターなどでセカンドオピニオンを受けてみようと思います。
もう少し違った意見が伺えるのか分かりませんが、話を聞いてみたいと思っています。

途中経過報告のような形になってしまい、とりとめのない文章で申し訳ありません。
自己責任において治療を選択するというのは本当に難しいことですね。
今まで自分の病気を知ることが怖くて(生存率云々)、逃げていた部分が多かったので
これから勉強してみます。長々とすみません。
何かご意見がありましたらよろしくお願い致します。

543 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/17(木) 14:36
>>542
ご参考までに。

http://www.cancertherapy.jp/liver_metastasis/2007_autumn/04_01_03.html



544 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/17(木) 15:32
肝動注に関する情報もあります。
http://www.koshokunews.co.jp/karaki/gan13.htm

545 名前: とも 投稿日:2008/04/21(月) 11:25
はじめまして、ともと言います。49歳です。よろしくお願いします。

1月に温存手術をしました。
現在CAF療法の2回目を受けたところです。

腫瘍の大きさ0.9cm  センチネルリンパ節生検 0個/1個 
悪性度3(核分裂像19個/10HPF) ER陽性  PgR陽性 HER2 3
脈管への侵襲なし

術後スケジュール
CAF療法6回、ハーセプチン治療50コース、放射線、ホルモン療法5年
と主治医から言われています。

CAF療法は体にきつく、もうやめてしまおうかと悩んでいます。
この後、ハーセプチンとホルモン療法はしっかりやればいいのではと思っています。

よろしくお願いします。

546 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/21(月) 15:45
>>545
ご参考までに。
http://nyugan.info/tt/topics/topics08.html

547 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/21(月) 21:12
時々ここの掲示板を読ませていただいております。
自分は全摘し、リンパ節転移もありました。術後化学療法は終わりました。
勉強しているなかで、いつも疑問に思っていることがあるのですが、
こちらで伺っていいですか?
(ここは専門的で高度な話題が多くて、以下のような質問は
ちょっと場違いだったり、過去に既に出ていたり、初歩的過ぎたら
スルーしてくださって結構です)
①グレード1でリンパ節転移がある(個数も10個以上)場合と、リンパ節
転移がなくてグレード3の場合、予後にどんな違いがありますか?
やはり転移があるほうがハイリスクですか?
②初発でグレード1が、再発したときにグレード3になることってありますか?
③術後化学療法の場合、効果がわからないという欠点がありますが、
仮に効果があったと仮定して、化学療法直後は微小の癌細胞というのは
身体の中から消滅しているのですか?
それとも、薬が行き渡っていなくてまだ癌細胞が残っていることも
あるのですか?
④胸にできた腫瘍の大きさについては出ていますが、リンパ節に転移した
癌細胞の大きさというのは重要ですか?大きさよりやはり個数が
重要なのでしょうか?

以上です。主治医は質問をいやがるタイプで・・・。
お邪魔しました。



548 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/21(月) 23:48
①はい ②はい ③(後の方)はい ④はい
納得ですか?

549 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/22(火) 09:28
547です。>>548回答ありがとうございます。
アホみたいな質問でお手を煩わせました。すみません。

550 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/22(火) 09:49
>>547
ご一読すれば納得できると思います。
分かり易く書かれておりますので。
http://www.asahi.com/health/cancer/pink/chiryou04.html

551 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/22(火) 16:12
>>550 547です。大変参考になりました。
きてよかったです。ありがとうございました。

552 名前: ☆ <削除> 投稿日:2008/04/24(木) 01:12
<削除>

553 名前: あきお 投稿日:2008/04/26(土) 22:38
37歳姉のことで相談です。
3月に左胸の全摘手術をしました。
しこりは3つあり一つは不浸潤癌、2つは浸潤癌。一番大きなもので1.4mm 悪性度2 リンパ転移有り2/7(レベル2)
ホルモンレセプター共に陽性 HER2 3+の陽性
術後補助治療として現在TC療法を受けており、五月に最後の投与が終わります。
今後の治療を主治医に伺ったところ、TCの後はハーセプチンの単独投与を一年間。その後はホルモン治療を5年間ということです。
ステージはⅡaというものの、リンパ転移有り、HER2 3+という高リスクである為に、術後補助治療も慎重に最善の選択をしてゆきたいと思っております。
そこでネットで色々見てるうちに、気になることがありましたので相談させてください。

1.姉のタイプだと、TCよりはACからの投与が一般的であると読んだのですが、主治医の選択は的確だったのでしょうか?
2.ハーセプチンは単独で使用するよりはタキサン系の抗がん剤と混ぜた方が奏効率がいいということですが、主治医は姉の病状から単独使用で充分ということです。このことについてどう思われますでしょうか?
3.また、ハーセプチン単独使用の理由の一つに、抗がん剤と混ぜた時点で保険適用外となってしまい、そこまでお金をかける必要もないとのことでした。主治医の言うように単独使用なら保険適用なのに、混ぜたら保険適用外というのは本当に事実なのでしょうか?ネットで調べたところその根拠が見つかりませんでした。教えていただければと思います。

HER2が陽性だと、抗がん剤もホルモン剤も効きにくい傾向があると読みました。それが事実であれば再発防止にはハーセプチンの投与がカギだと思っております。どうかご教授いただければと思います。
宜しくお願いします。



554 名前: あきお 投稿日:2008/04/26(土) 22:43
上記の質問で誤りがありました。しこりの大きさは1.4cmです。
宜しくお願いします。

555 名前: ☆ <削除> 投稿日:2008/04/27(日) 00:07
<削除>

556 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/27(日) 00:15
去年TCの方がACより再発防止、生存期間の延長効果が強い事がわかりました。
特にリンパ節1-3個陽性でその効果が強いです。主治医は正しいです。
ハーセプチンとアンスラサイクリン以外の抗癌剤は併用した方が効果が強いです。
TCも併用の方が効果は強いと思います。しかし、今の日本の保険では同時併用は
認められていません。それはHERA試験(抗癌剤の後にハーセプチン単独使用)を
もとに製薬会社が申請したからです。HERAは日本からも参加していて、日本人の
データがあったからです。併用は正式にはしばらくできません。してくれる所も
あるかもしれませんが。

557 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/27(日) 00:41
>>555 ??
何か(日本語が)意味不明っぽいけど
もうそのような書き込みは止めたらいかがですか?
見苦しいです。

558 名前: あきお 投稿日:2008/04/28(月) 01:33
>>556 名無し様
迅速なお答えありがとうございました。
併用したほうが結果がよいとわかってるのに、それが正式な治療にならないことは何だかもどかしいことです。
併用使用の標準治療、保険適用を早期に望みたいところです。
TC療法も最善とのこと。安心しました。

本当にありがとうございました。

559 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/02(金) 10:05
患者の1人です。
私は主治医と放射線科医にグレード1というのが、のちにグレード2や3になるような
ことがあるのかどうかを確認したところ、
”あくまで治療にしても予後にしても「絶対」というものはない、ということを
前提にした上でのことだが(よって稀にグレードが上がることが全くないとは
言えないが)基本的には顔つきのいい癌というのはその後も変わらないものだ”
という答え方をしていました。
>>547の②に対する回答で「はい」とした>>548の根拠を教えていただきたい
です。


560 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/05(月) 09:11
548のような答え方は実にいやらしい。


561 名前: 559 投稿日:2008/05/05(月) 14:41
>>560 同感です。
読むだけでもかなり勉強になっている掲示板だけに、残念です。
>>547も気を使って
 (ここは専門的で高度な話題が多くて、以下のような質問は
  ちょっと場違いだったり、過去に既に出ていたり、初歩的過ぎたら
  スルーしてくださって結構です)
とまで書いてあります。
>>548のようなレスのつけ方をするくらいなら、むしろ無反応でいてほしいものです。
読んでいても不愉快ですし。
明らかに「そんなくだらない質問はここでするな」と言わんばかりですね。
かなり勉強し専門知識を沢山持っている患者さんなんでしょうけどね。

少しでも参考のためにと思って訪れる(読む)患者さんも多くいるのですから、
大人気ない対応は避けたいものです。

562 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/05(月) 23:44
>>547さん
ご参考までに。
乳癌における予後予測因子に関しての解説です。
分かり易く書かれております。
http://www.breastcancer.jp/p_presen/prognosis.asp

563 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 00:30
>>562さんが示してくださった解説興味深く読ませていただきました。
私はプロゲステロンのみが陽性だったのですが、今まで読んできたものは
エストロゲンのことばかりだったので、プロゲステロンのことも書かれていて
よかった!
乳がんは複雑ですね。

564 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 00:45
私は>>548のような、サラッとしたご意見もありかと思う。
なぜ、>>548のレスが大人気ないのか意味不明。
いちいち反応する方が大人気ないと思います。

565 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 07:18
>564またそのようなレスをつけるあなた自身がオトナゲないということに
気付いてくださいね。よろしくお願いします。>562の記事は自分にとっても参考に
なりました。提供ありがとうございます。


566 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 21:49
>>564
すべていいえ。
納得ですか?

567 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 22:45
>>564 >サラッとしたご意見もありかと思う。

あれは意見なんですか・・・?

568 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/06(火) 23:39
確に意見とは思えません…
特に最後の『納得ですか?』は馬鹿にしているとしか思えない
他の方達みたいに関連リンク貼ってもらえるだけでありがたいのに
余計な一言はホントに余計です
残念です

569 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 01:00
>>547さんの主治医のように私の主治医も質問を嫌がるタイプでして、質問ばかりするとイライラします。
>>548さんの答え方はまさにそんな感じです。同じなんです。
常に患者は安堵を得る為に必死です。
>>548さんが患者側の人間であるかは疑問です。あまりにも配慮がない。
ネット、活字の世界でこう言うのもなんですが「愛」がないです。こんなカキコなら>>561さんの言うようにスルーしてくださればと思います。
安堵を得るどころか、傷つきます。
>>547さんが傷ついてるのかは知りえませんが、ここに僅かな救いを求めて来た人は傷つきます。
サラッとした意見?有り?>>564はいったい何をいってるの?
答えを提供していただけることには感謝します。
でも、できることならもうカキコなさらないことを望みます。


570 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 09:47
>>547の質問が、回答者側の気分を損ねる内容とは思えないし、事実
親切な方々が関連リンクを貼ってくださったことで、ここに来た患者さんの
知識がまた深まったわけですよね。すごくいい事だと私は思います。

質問に対して「あ、その分野なら私もすぐに答えてあげられる」と思える人、
余計なことは一切書かずに関連リンクを貼り付けてくれる人、そういう方々が
書き込みをすればいいのです。>>564は書き込みはしていても、それこそ
根拠もなし、意見もなし、最後の一言も余計。
悪意の書き込みと取らざるを得ません。

571 名前: 見ていて 投稿日:2008/05/07(水) 10:12
どっちでも えぇやん。 命の瀬戸際なんやから……

572 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 10:52
だからこそどっちでもよくねーだろ。

573 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 11:01
>>569
>常に患者は安堵を得る為に必死です。

私は常に正しい情報を提供するべく、リンクを貼ります。

皆様が、安堵を得るためにご自身に都合の良い情報ばかりを集めて
的確な治療の機会を逸して後悔をなさらないように、と願っております。

医師も「安堵を求めて」の質問には答えられない場合もあります。

特に転移癌では体力のあるうちに適切な治療を行って下さい。
進行してから化学療法の選択肢を減らしてしまわれませんように。
ぜひ、ここで正しく客観的な情報を得て、
信頼できる医師の判断に従って下さい。





574 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/05/07(水) 11:05
有用な情報を交換しましょう。
不毛なカキコやアオリ行為は削除します。


575 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 20:09
今回の一連の書き込みは、できれば削除しないことを希望します。
初めて来られる方に対して、掲示板での書き込みマナーの大切さという意味に
おいても勉強になると思いますし、マナー違反な書き込みが減ることに
つながればと思います。
>>573のこと、肝に銘じていきたいです。

576 名前: dirac 投稿日:2008/05/10(土) 17:13
>>379
でカキコしましたdiracと申します。ご無沙汰しております。
以前TMN分類でT3と書きましたが、医師に確認したところ、

ER+ PgR- HER2+++
T2N1M0
浸潤性乳管癌で腫瘍径は約4cm
治療開始時は42歳、閉経前

ということでした。お詫びして訂正させていただきます。

4/25に半年の化学療法(EC 4クール, タキソテール 4クール)を終えて
乳房切除術で手術を行いました。

途中、発熱性好中球減少症に気管支肺炎を併発したりで最後の2回は
若干スケジュールどおりとは行かなくなりましたが、
なんとか予定していた化学療法やり終えました。
手足症候群やら、末梢神経障害、むくみなど副作用のオンパレードでしたが
手術も終わって(脇の下は浮腫んでいますが)ほっとしています。

来週、退院後はじめて外来にかかります。
その際に主治医から病理学的検査の結果について聞くことになっています。
退院間際に聞いたところによると、病巣からがんが消えていたそうで
pCRだという事だそうです。

そこでいくつか質問があるのですが、どなたかお教えいただけないでしょうか。

1) pCRであっても、乳癌は全身疾患であり微少転移があるかもしれないということで、
ホルモン療法、あるいはハーセプチンなどの薬物療法を術後の補助療法を
しなければならないと理解していますが、この理解は正しいでしょうか?

2) 術前の針生検では ER+ PgR- HER2 3+ でしたが、ハーセプチンはせずに
ホルモン療法だけで様子をみるのと、ホルモン療法に加え、
ハーセプチンを使った薬物療法を受けるのとでは、
どちらが推奨されるのでしょうか。

3) タモキシフェン以外にLH-RHアゴニスト+アロマターゼ阻害剤(AI)を
使うという方法もあるとききましたが、日本で行われる治療として
まだ一般的ではないのでしょうか。かなり肥満の度合いが強いので
(BMIで35.4)気になります。まだ生理が来る様子はないのですが、
閉経前でもそのような治療の選択肢はあるのでしょうか。

やれることはやって、出来るだけ再発リスクを低減したいと思います。
ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

577 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/10(土) 19:46
pCRはほぼ完治したと考えてもいいと思いますが、それでも再発する人は
ゼロではありません。
「できるだけ再発リスクを低減したい」と考えているのであれば、
ホルモン治療、ハーセプチン1年をした方がいいでしょう。
AI+LHRHaはまだ一般的ではありません。現在の血清ホルモンレベルを
測定して閉経状態であればタモキシフェンのみを、
また生理が戻ってくれば再びホルモンレベルを測定し、閉経前の状態で
あればLHRHaを加えるのがよいのではないでしょうか。
BMI35.4は高すぎです。やせる必要があります。血栓症のリスクがあります。

578 名前: dirac 投稿日:2008/05/11(日) 13:22
>>577
早速お教えいただき、どうもありがとうございました。
やはりAI+LH-RHアゴニストは一般的ではないのですね。
また、閉経したかどうかは血液検査である程度分かると言うことですね。
まだその点を調べていないので、主治医に確認してみたいと思います。

ところで、肥満は解消し、標準体重まで持っていかなければなければならないことは
自覚しています。(乳癌再発以外の生活習慣病のリスクが高いことも理解しています)

乳癌の罹患歴がある人間が、術後どのくらいから、食餌療法なり、運動療法なりを
したらいいのかという指針があるのかどうか限られた範囲ですが調べてみました。
しかし一般的なことはともかく、具体的なことは見つけられませんでした。

術後の体調管理という意味では、傷の状態が良くなったら、本人の判断で
通常の運動なりダイエットをしても良いということなのでしょうか。
リンパ浮腫の可能性があるので、患部側の腕にあまり負荷をかけてはいけない
ということは聞きました。他にも何か禁忌があるものでしょうか。

もし参考になりそうな情報がありましたら、お教えいただければ嬉しいです。

579 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/11(日) 16:07
>>578 dirac様、
下記のようなサイトもあります。ご参考までに…。

がんサポート情報センター副作用対策ホルモン療法の副作用
乳がんのホルモン療法による副作用体重増加をどう防ぐ(1・2)
http://www.gsic.jp/measure/me_13/01/02.html
                  

580 名前: dirac 投稿日:2008/05/11(日) 16:58
>>579
さっそく教えていただいたサイトを見に行ってきました。

年齢とともにレプチンが減って、食欲が増加するという話もあるのですか…ううむ。
肥満の原因は妊娠時の体重増加(激増して元に戻らず)に由来するのですが、
ホルモン療法を選択するのであれば、食欲増進にもなお気をつけなければいけませんね。

化学療法中は食欲が無かったにもかかわらず、増えもしませんでしたが
全く体重が減りませんでした。しっかり食べていた証拠ですね。

記事にあった「も・の・ぐ・さ ダイエット 10の心得」は、
日々のメニューに取り入れてみたいと思います。

よく読んで実践したいと思います。どうもありがとうございました。

581 名前: 579 投稿日:2008/05/11(日) 22:32
>>580

その他、ダイエット関するサイトではなく、
また既にご存じのことばかりかとは思いますが、
下記のようなサイトもあります。ご参考までに…。

食事で癌を予防しよう!etc.
http://www.yamato-gr.co.jp/ans/08-04/index.html#7-3


582 名前: dirac 投稿日:2008/05/13(火) 20:07
>>581
脂肪が乳癌に良くないという話は聞いたことがありましたが、胆汁酸がどう関係しているかの話は知りませんでした。
大変勉強になります。お教えいただきありがとうございました。

本日は診察の日でしたので、病理の結果を聞いてきました。
退院の時に予告(?)されていたとおり、病理学的完全寛解(pCR)を得たとのことでした。
郭清したリンパ節10個からはがんは見つからなかったそうです。
また切除した乳房のがんも、痕跡はあるけれども全部線維化していたとのこと。
化学療法の後半戦でタキソテールの投与時期がずれたのでその点主治医は心配していたそうですが
がんが居なくなってよかったですねと喜んでくれました。

ハーセプチンですが、明らかにがんがない状態で行うのは(再発の危険性がゼロではないにしろ)
やりすぎだということなので、ハーセプチンによる治療はしないということでした。

結局、当面はホルモン療法だけとなり、リュープリンSRを2年間、
ノルバテックスを5年間ということになりそうです。

というわけで、これからは更年期障害様の症状と、減量との闘いになりそうです。
婦人科健診もかならず一年に一回受けるようにいわれたので、
かかりつけの婦人科医に近々行く予定です。

まだまだ治療終了とはいきませんが、注意深く治療を続けていきたいと思います。

583 名前: めい 投稿日:2008/05/15(木) 18:00
初めまして。2007年1月、両側乳がんで温存手術、両リンパ郭清→放射線治療をしました。
T1,N0,M0,ステージ1、断端(ー)グレード1、Er+(10%以上)PgR+(10%以上)
Her2スコア判定2+  リンパ転移(ー) 右が硬癌、左が乳頭腺管癌でした。
家族、親戚に乳がんはいません。出産、授乳経験あり。
1994年、卵巣膿腫手術で左の1/2だけ卵巣が残存しています。
発症時41歳、生理はありました。
術後、Drにゾラデックス2年か、タモキシフェン5年かどちらかを選択と言われ3ヶ月間ゾラ単独でした。
ですが主治医が替わり、「飲み薬も飲みましょう」との事でタスオミンが追加になりました。
今はリュープリンを3ヶ月ごと、タスオミンを飲んでいましたが
先月からソシゲーンというジェネリックの薬を飲んでいます。

気になる点が二つあるのですが...。
Her2(2+)ですが、主治医はFISHで調べるまでもないといいます。
私のデータではそうなんでしょうか...。

もう一つ、ソシゲーンという薬は先発薬とどんな違いがあるのでしょうか?
調べてみると、血中濃度のデータや(人間ではなく犬に投与したものでしたが)
成分の内容は同じのようですが、化学式やらはむずかしくて分かりません。
あまりにも値段がちがうので、ちょっと気になります。

もし、詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいのですが...。

584 名前: 投稿日:2008/05/16(金) 00:19
狸様
以前ご相談させて頂きました。
その時はご回答有難う御座いました。
59歳母ですが、簡単な経緯を申します。8年前乳癌と診断され、ノルバを5年で終了(リンパ節転移無しHER2-)半年検診となり、その一度目の検診で鎖骨転移、手術と放射線とアリミデックスで治療、毎月5ずつマーカー上昇、平均値27を越したところで検査。肝臓と骨転移、抗がん剤2クール終了と同時に薬剤性間質性肺炎発症。
1ヶ月入院し、ステロイド治療。その後EC療法4クールでマーカー下がりましたがまた徐々に上昇。いろいろなホルモン剤を飲み、またMRIで両肺が曇っているので胸部に放射線は当てられず、ホルモン剤でも間質性肺炎になる場合があるという事で2錠に増やすのも慎重にという事でした。 それでも母は仕事をしてましたが、ある日字が書けなくなったと焦り、眠剤の飲みすぎかと思っていた所、左脳に1cmと4cmもの大きな転移が発覚し、ガンマナイフの機械が北海道なんですが、一台しか道内に無く、そちらの脳外科へ入院し、本日ガンマナイフを施行致しました。
4cmですので脳に腫れがあり、腫れが引くまで点滴で一週間かかりました。
大きいと少しずつしかガンマナイフが出来ず、三週間後に2度目で終了です。
再発した途端癌が暴れ出し、間質性肺炎を発症した事により、受けられない治療がある事で主治医共々非常に悩んでおります。抗がん剤治療中は副作用で突然起こる頻脈の胸苦しさもあり、毎日循環器科で処方された頻脈を抑える薬を飲み、治まりました。
何か素晴らしい薬が開発されているのならば治験とか出来るものなのかとかいろいろ模索しております。
この場をお借りし、書かせて頂きました。申し訳ございません。

585 名前: 投稿日:2008/05/16(金) 00:19
狸様
以前ご相談させて頂きました。
その時はご回答有難う御座いました。
59歳母ですが、簡単な経緯を申します。8年前乳癌と診断され、ノルバを5年で終了(リンパ節転移無しHER2-)半年検診となり、その一度目の検診で鎖骨転移、手術と放射線とアリミデックスで治療、毎月5ずつマーカー上昇、平均値27を越したところで検査。肝臓と骨転移、抗がん剤2クール終了と同時に薬剤性間質性肺炎発症。
1ヶ月入院し、ステロイド治療。その後EC療法4クールでマーカー下がりましたがまた徐々に上昇。いろいろなホルモン剤を飲み、またMRIで両肺が曇っているので胸部に放射線は当てられず、ホルモン剤でも間質性肺炎になる場合があるという事で2錠に増やすのも慎重にという事でした。 それでも母は仕事をしてましたが、ある日字が書けなくなったと焦り、眠剤の飲みすぎかと思っていた所、左脳に1cmと4cmもの大きな転移が発覚し、ガンマナイフの機械が北海道なんですが、一台しか道内に無く、そちらの脳外科へ入院し、本日ガンマナイフを施行致しました。
4cmですので脳に腫れがあり、腫れが引くまで点滴で一週間かかりました。
大きいと少しずつしかガンマナイフが出来ず、三週間後に2度目で終了です。
再発し

586 名前: 投稿日:2008/05/16(金) 00:21
二重に投稿してしまいました。申し訳ございません!

587 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/05/21(水) 20:16
何度もお世話になってます。
妻35歳!! 5年前、右全摘 術後EC3クール
1年半でCEA上昇 右は単発・脳多発転移(全脳照射により消滅)
ホルモン- HER2 3+
ハーセプベースでタキサン2種・ナベルビンで去年秋相談時より
TS-1ですが当初かなり効果あり一時基準以下までCEA下がりましたが
上昇に転じ薬剤変更。同じ5FUだがぜローダ+ハーセプの組み合わせにするも
直近でもCEAじわじわ上昇。
現在は右肺・膵臓?・骨転移で痛み等はありません。
イヤなのは脳MRで1つだけ薄い影?大きくなればガンマナイフ検討。
再度、薬剤変更検討中で候補はハーセプ+エンドキサン(飲み薬)
かハーセプ+ジェムザールあたりで検討中です。
次の薬剤についてご意見いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いします。


588 名前: <削除> 投稿日:2008/05/22(木) 02:22
<削除>

589 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/22(木) 06:33
>588
*********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
*********************************************

590 名前: 愛理 投稿日:2008/05/26(月) 19:29
私は中学生です。
中学生でも乳ガンに
なる事はありますか?

十代でも乳ガンになると聞いたものでしたから。

591 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 19:46
可能性はゼロではありませんが、成人に比べれば極めて低いです。
http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/statistics/gdball.html?21%2%1

なお、気になることがあるのならば、ネットでなくご両親に相談ください。
(可能性は低くともゼロではありませんし、他の疾患の可能性もあるかもしれません。そして、それについてネットで判断できる人はいません。)

592 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 19:54
>590

■18歳未満の子どもが癌掲示板に接続、情報を送信したり、オンラインで誰かに情報を送信する際には、
 必ず保護者の方の指導・監督の下で行ってください。

http://www.gankeijiban.com/gan_etc/privacy.html#7

593 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/05/30(金) 09:59
狸です。
>>587戦闘開始!!さん
遅くなりましてすいませんでした。
これまでの経緯から、既に前に伺っているようにタイカーブを待つのが自分も良いと思っています。
しかし現段階では承認待ちですので、現状の治療についてのコメントとして書かせていただきます。

まず、候補に挙げられたエンドキサン(サイクロホスファミド)とジェムザール(ゲムシタビン)のハーセプチンとの併用効果ですが・・・
基礎での解析(細胞レベルの研究)では、エンドキサンは”相乗的な効果”、一方のジェムザールは”相反的な効果”と判定されており、エンドキサンの方が相性が良いとされます。この研究結果は非常に多く引用されており、臨床予見性のひとつの根拠と扱われています。その補完となる臨床研究がハーセプチンとナベルンビンの併用効果の実証です。この細胞レベルの研究ではハーセプチンともっとも相性が良いのはナベルビンとの結果であったのですが、実際に昨年米国で発表された研究成果でハーセプチンとナベルビンの併用はハーセプチンとタキソールあるいはタキソテールよりも効果が高かった(正確には有意差はなかったのですが、傾向が出ていました)とされており、裏付けのひとつと見ることができます。これを考えますとエンドキサンは三番目に相性が良い(2番目はタキソテールです)ので、期待は持てるかもしれません。

一方ゼローダは余り相性が良くないとされる分類との結果なのですが、同様にあまり良くないとされていたゼローダは実は臨床的には相性はそれほど悪くない、との研究結果が出てきたので、その点では臨床予見性が必ずしも高いとは言えないかもしれません。

別の側面からも考えて見ます。
ハーセプチンは分子標的治療薬とされますが、基本的には圧倒的に抗がん活性(殺細胞活性)が強いわけではありません。よってその有効性は有体に言ってしまえば”相方頼み”な側面があります。よって基本的には殺細胞活性の強い薬剤との組合わせが好適と考えられます。その観点からすると、比較的効果がマイルドなエンドキサンはひょっとしたら相方としては不十分かもしれません。この物言いは先の基礎レベルの話と相反しますが、基礎研究の実験方法が殺細胞活性の強弱をある程度マスクしてしまう系である為、このような事がありうるのです。現にエンドキサン+ハーセプチンの臨床試験は自分の知るところデータがなく、ほとんどが他の抗癌剤も含む併用デザインでした(ファルモルビシンなどが上乗せされる)。

以上考え合わせると、保険上の制約もありますが、
・ハーセプチン+ジェムザールにする
・既に実施済みではあるがハーセプチン+タキサンにシスプラチンやカルボプラチンを乗せる
・ハーセプチン+エンドキサン
の順番かな、と思います。ただし根拠が余り高いわけではないので、エビデンス希薄な部分はご容赦下さい。

594 名前: とし 投稿日:2008/05/31(土) 22:19
はじめまして。右と左、二度の乳がんの手術を受けました妻の治療についてご相談させて下さい。
6年前(33歳)乳頭腺管癌と診断され右側乳房全摘+リンパ節郭清、グレード2、t2n0m0、HER2-、ER-PR-、術後療法としてEC×6クールを行いました。
今回3月(39歳)に左側乳房に癌が見つかり全摘及びリンパ節郭清を行いました。初回同様乳頭腺管癌でした。グレード1、t2n1m0、HER2=1+、ER+PR-、術後療法としてタキソテール×4クール+CEF×4クール、その後ホルモン療法を予定していましたが、タキソテールの初回点滴中にアレルギー反応があり途中で中止となりました。
次回はCEFを行う予定となっています。 当初主治医からはCEF→タキソテールを行うとご説明頂いたのですが、本人の心配事として初回の癌が左側にも残っていて、EC療法を掻い潜って今回発見されたのでは無いか。(前回の検査時に左側もですか?と間違えられた事、初回術後2年後程して血の混じった分泌物があった事など本人としては気がかりがあるようです)その場合はCEFの効果は余り望めないのではないか。ということを主治医に相談しましたところ、「その可能性は否定できません。それではタキソテールの治療から行いましょう」ということになりました。私も同席していたのですがその間に他の薬を検討して貰えるのではないかと考えていました。
ですがタキソテールでアレルギー反応が出てしまったため、元のCEFを行うとの判断に本人は少し納得出来ていないようです。
またタキサン系の薬はタキソテールでアレルギーが出てしまった場合、使用は難しいと説明されたそうですが、EC系と違うタキサン系の薬に期待していたため落胆しています。

今後の療法等は主治医ともっと話し合う必要があると思うのですが、本人もアレルギー反応が出て動揺してしまい、帰ってきてから色々と考えているようです。

このような状況ですがお教え願いたい事としましては、
①タキソテールを時間をかけて投与する等のアレルギーを考慮した投薬は可能でしょうか。
今回のアレルギー反応としては動悸と顔の赤らみがあったそうです。
②CEF以外の療法で検討したほうが良い療法はないでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。

595 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/06/02(月) 11:34
狸です。
>>594としさん
いろいろと悩ましい状況で、ご心痛お察しいたします・・・

ご丁寧に書いていただいたお陰で状況が非常に良くわかります。ですが同時に非常に悩ましい状況でもあります。以下に自分の思ったことを書いてみたいと思いますので、ご参考になれば幸いです。

まず現段階でわかっている点は
・6年前に乳癌になり乳房全切除と腋窩リンパ節郭清実施、EC×6コース実施
・最近になって、反対の乳房にも乳癌発見で同様に全切除とリンパ節郭清済
・今回のタキソテール治療でアレルギー症状を発し、投薬中止した

ですね。
前回の乳癌と今回の乳癌で全く同じがん(つまり今回が再発なのかどうか)は断定出来ませんが、組織型、ホルモン受容体、Her-2発現の状況から再発であると考えるのが自然だと思います。となりますと、今回手術を実施したわけですが、(保険的には)再発乳癌となり、使用可能な薬剤は多くなります。ただし既に原発巣を切除してしまっているため、再発乳癌の治療との扱いは出来ても、腫瘍縮小効果を見て有効性の判断をする、と言うわけにはいかないのが悩ましいところです(効いているかわからないため、いつ止めるか?を決める材料がなく、結果的には薬剤の投与期間が決められないため)。

以上を頭に入れつつこれまでの経緯を考えますと・・・
まず前回のEC×6をいくつの投与量で実施したかは確認が必要ですが、今回仮にCEFを4コース入れるとしてら、心毒性の観点から設定されているE(ファルモルビシン)の投与上限は超えないと思いますので、実施自体は恐らく可能です(6コースだと危ないかもしれません。いずれにしろ要確認です)。またご懸念の一度使ったEC後に(タキソールが副作用で使えないから)CEFを使って効果があるか?と言う点ですが、逆の見方をしますと、33歳でしかもT2での発見後に行ったEC×6で6年間再発を防御できた(つまり結構効果があった可能性がある)とも考える事ができます。よってCEF療法は現段階でも有力な治療選択のひとつと考えられます。

次にタキソテールのアレルギー反応に対する考え方ですが、投与溶媒(ポリソルベート80)に対するアレルギーとタキソテール自体に対するアレルギーが考えられます。前者ですと投与溶媒が異なるタキソール(こちらはポリオキシエチレンヒマシ油)は投与可能である可能性がありますが、実際問題ではタキサン系の投与はかなり躊躇されると思います(投与時間の調整で克服できるレベルではないと考えます)。
そうなると他の薬剤を選択する可能性が出てくるのですが、ここで先に述べました”再発乳癌の治療”の意味が出てきます。再発乳癌の治療に使う薬剤を選択肢に入れると、ゼローダ、ナベルビン、TS-1などが候補に入ってくるからです。ただ、これらはいずれも薬剤の効果を確認しやすい再発乳癌での使用を想定しているため、投与期間を症状悪化まで、と言った決め方で使われます。もし今回使用するとなると、ずっと投与を続けることになります。ゼローダやTS-1は飲み薬ですからまだいいとしても、ナベルビンは注射剤ですので、通院の手間などは結構後後効いてきます。ただナベルビンは非常に大雑把に言えばかなり毛色の違う、タキサン系にやや近い薬剤ですので、としさんの言われる”EC系と違った薬剤”とも言えます。また経口剤であるゼローダやTS-1は比較的副作用はマイルドとされますが、手足症候群や色素沈着などが出る事があるため、また飲み忘れ(単純な飲み忘れのみならず、体調不良などにより自己判断も含める)などで有効性が左右される可能性は否定できません。

以上を考えますと、
・ファルモルビシン投与量を確認の上だが、CEF療法は有力な選択肢
・ゼローダ、TS-1,ナベルビンは使用可能と考えられ、投与状況からすると経口剤が利便性が高いが、ちゃんと投薬できるかがポイント

かと思います。

596 名前: とし 投稿日:2008/06/02(月) 22:26
>>595狸様

この度は早々なご回答を頂戴致しまして、誠に有難う御座いました。
本来ならば本人にも拝見させ、主治医との相談に役立たせさせて頂きたいと思うのですがまだ見せられずにおります。
不躾ではありますが、一つだけ確認させて頂けませんでしょうか。

ご回答頂きました中で、今回の癌は再発である可能性が高いとの事ですが、主治医からの説明では前回と違い新たな癌である可能性が高いとされ、手術を進められました。
それぞれのグレード、ER反応、HER2反応が違うため私たちもその様に考えておりました。
ですが狸先生の再発の場合のほうが今回のような変化をともなうと考えたほうが良いのでしょうか。もしもそうであればその辺の考え方についても何かお聞かせ願えませんでしょうか。

主治医も「再発ではないと思いますから大丈夫ですよ」と仰るくらいですから、再発との認識は低いのかと思います。
本人とも再発ではないのだから、今回も治る。大丈夫と話してきたのですが、再発を前提として治療を考えるのであればどう話をすれば良いのか悩んでいるところです。

前回のご質問にてこちらから再発の可能性を述べさせて頂いたものの、中々そうだとは信じきれずにおります。
大変失礼だとは思いますが、間違いではないかと祈っているのが正直な気持ちです。ですが現実は見つめなければとも考えます。
お忙しい中ご回答頂きましたのに誠に申し訳ありません。何卒宜しくお願い致します。

※ファルモルビシンの前回と併せた投与量については、心毒性について今回の4クールでギリギリの量となると計算の上ご説明頂いておりました。

597 名前: とし 投稿日:2008/06/02(月) 22:33
何度もすみません
>>596文中の
『狸先生の再発の場合』と書かせて頂きました部分を
『狸先生の仰る再発の場合』と修正させて下さい。

読み返し投稿したつもりですが申し訳ありませんでした。

598 名前: 横槍 投稿日:2008/06/02(月) 22:43
ヒントは”保険的には”・・・・じゃないのかな~?

599 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/06/02(月) 23:06
狸です。
>>596としさん
まず不用意に不安な思いをさせてしまいました点をお詫び申し上げます。
先の自分の記載であたかも再発を確信しているが如き記載は病理像などの情報が無いまま初発時の年齢や、各因子の発現ぶりなどが大きく違わない(正確にはブレの範囲と誤認したこともあります)ことから再発かと考えました次第です。よって自分には再発を確信する材料はありません。

ただ、言い訳をさせていただければ、再発とすることで使用できる薬剤が増えるのは間違いありません。もっとも前にも書きましたとおり、効果判定の難点がありますので、実際には問題点も浮き彫りにされます。強いて言えば、ナベルビンに関しては、非小細胞肺がんでの術後補助療法で6コース投与との投与スケジュールがあるため、これを参考に組み立てることは可能かもしれません(ただし乳がん術後時補助療法としてエビデンスがありませんので、積極的に選ぶには至りません。あくまで投与するなら、という参考情報です)。

またファルモルビシンの総投与量もきちんと把握できている点は非常に心強いです。主治医の先生はあらゆる可能性を検討した上で治療方針を決められているように拝察いたします。となると一面でしか見ていない自分の物言いはいささか的外れでした・・・・

なおER+ということから、ご年齢的に化学療法の補助療法後、LHRHアゴニスト+TAMになると思われます。

600 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/06/02(月) 23:59
狸さん。いつもありがとうございます。現在、ハーセプ+ジェムザールで交渉中ですが
おそらく来週からいけると思います。ありがとうございました。また結果ご報告します。

601 名前: とし 投稿日:2008/06/04(水) 12:14
>>599狸様

色々とすみません。そして有難う御座いました。
今後の治療について再発との見方も考慮するべきかどうか、主治医とよく相談するように伝えます。
今回CEF治療を行うために初回は入院しての投薬となりましたので、その際にお話を伺えるのではないかと思います。
ご回答頂きました内容を参考にさせて頂きまして、これからの事を良く考えるつもりです。

再発では無いと考える為に、再発時の治療についての情報を避けていたように思います。掲示板の過去ログも含めまして再度調べなおして、ご回答頂いた内容についても理解を深めたいと思います。

この度は本当に有難う御座いました。

602 名前: めい 投稿日:2008/06/04(水) 16:25
5/16にこちらに書き込みさせていただきました、めい といいます。
先日、主婦検診で受けたエコーの結果がきて、「のう胞内腫瘤の疑い」だったので、あわてて受診しました。
以前ものう胞があり、注射器で中を吸い出した所、液体で、病理に出しましたら(ー)でした。
先生は「腫瘤?前回のと同じでは...?」と言い、次回再度エコーで調べる事になりました。
あまり切羽詰まった対応ではなかったので、そんなに気にする事じゃないのかなとも思いますが、
エコー画像でいう、「のう胞」と「のう胞内腫瘤」は、はっきりと違うものなんでしょうか...。
「のう胞」が「腫瘤」に変化する事はあるのか...とても不安です...。 

その日、HER2に関する質問もしてみましたが、私の場合
「両側乳がん、ER,PgR共に10%以上、リンパ転移(ー)ステージ1、HER2(2+)」
では、「FISHで調べるまでも無いです。もし再発したとしたら調べますけどね。」でした。

素人考えで、もし私のHER2がFISHで強陽性なら、(保険もきく様になったのだし)今のうちにハーセプチンで治療した方がよいのでは???
と思うんですが...。
転移してないうちのハーセプチン投与は過剰なのでしょうか...?
なんでも、「検査に5万円くらいかかって、保険で3万くらいしかもどらない」ような事も言ってました。

長文ですいません。

603 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/04(水) 22:34
>>602
主治医の言っていることの意味が分かりません。
++ならFISHで調べ陽性となればハーセプチンをしたほうがいい。
食い下がって調べさせるべき。
拒否をされたら自分で選んだ病院にセカンドオピニオンを取るべきです。
後悔先に立たずですよ。

604 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/05(木) 02:13
>603 完全同意
現在IHC2+にはFISH施行がコンセンサスです。
http://www.tch.toyama.toyama.jp/main/shinryo_info/byori/h14pathol.htm

605 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/05(木) 02:59
>>602
「のう胞」に腫瘤が出来るわけではないですよ
「のう胞内腫瘤」とはまったく違うと思ったほうがいいでしょう。
「腫瘤」が原因でのう胞が出来たもの、くらいに考えたらいいと思います。
そしてエコー検診では、のう胞に内部エコー(のう胞の中に何かの影が見える)
があると思われれば用心のために「のう胞内腫瘤の疑い」となります。
ただそのほとんどは「濃縮のう胞」といって、中の水が古くなってカスがたまったものです。
前回きちんと採れて(-)なら特に心配いらないと思います。

あと、主治医がハーセプチン投与に否定的なのは、
リンパ転移(-)、ステージ1、T1の再発率が一般的に低いからだと思います。
転移してないうちのハーセプチン投与が過剰という訳ではないです。
保険も通りましたしね。

また、再発予防効果が高いホルモン療法をわざわざ中止してまで
ハーセプチンをする意味は少ないと思います。
ハーセプチンとホルモン療法を併用することがいいかどうかはまだ分かっていません。
ですので主治医の先生は間違ってはいないと思います。

606 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/05(木) 03:08
あとHER2FISHは2500点なので25000円の3割負担ですから
5万は言い過ぎですね

>>603
私だったらIHC2+は全例「月が変われば」FISHしますね
もっともうちではオーダーなくても病理が勝手にFISH(ほとんど趣味で)するので
そこは議論にならないんですが

607 名前: めい 投稿日:2008/06/05(木) 18:10
ご意見有難うございます。
相反する意見もあり、迷う所ですが...。
>>605さんの意見
再発予防効果の高いホルモン療法を中止してまでハーセプチンする意味はすくないと思う
...と聞くとなるほどなとも思うし。
私のような再発リスクの低いと思われる乳がん患者は、他の病院ならハーセプチンを奨められるのかな?
...その前にFISHですよね。
札幌にはFISH検査出来る所がないんだそうで、東京まで送るんだそうです。
いずれにしても、ホルモン療法とハーセプチンの併用は、まだエビデンスがないんですね。

なんだか、もうあれこれ質問する雰囲気ではなくて...
悲しいかな、病院との信頼がうまくとれないんです。

最初、術後に「タモかゾラか選択して」と言われ(私も知識不足でしたが)ゾラを選択したんです。
しかし色々勉強していくうち、「なんでタモゾラじゃないんだろう?」と疑問をもち、
たまたま院長の診察の時「他の医師の意見も聞いてみよう」と思い切って質問したら
「あなたので標準治療ですよ!」と叱られてしまいました。
翌月担当医に言うと「実は来月から、乳腺専門の医師ががんセンターから来るから相談してみます」
(病院は乳腺外来がありましたが、担当医は乳腺専門ではなかった)
...で、翌月あっさり「飲み薬も追加します」でした。
「飲んでない3ヶ月のリスクは?」「わからないですね...」
だったんです。

新しい先生も(FISHしなくていいと言っている先生)
「毎年のCTも骨シンチもしなくていいんじゃないですか?腫瘍マーカーも必要ないんじゃないかと思う」
という意見で「でも心配だから」と私が希望してやってもらうんです。
なんか馬が合わないと言うか...
すいません愚痴って...

608 名前: あこ 投稿日:2008/06/05(木) 22:37
素朴な疑問ですいません。
ハーセプチンが補助治療において保険適用になった今、いわゆるHPなどの資料に良く出てくるデータ、
5年生存率とか10年生存率っていう数字は今後劇的に変化してゆくのでしょうか?

今現在のデータを見れば見るほど不安で。。。

とりとめのない質問でスイマセン。
ただ、もしハーセプチンの使用によって今の数字は当てにならないものって思えるだけで自分も含め希望を持てる方も
沢山いるかと思って質問させていただきました。

609 名前: 605 投稿日:2008/06/05(木) 22:39
>>607
忙しい中、主治医とうまく意見交換するのは難しいですね。

>「タモかゾラか選択して」
タモ または ゾラタモ
の2択ならあると思いますが、ゾラ単独は普通ないです
再発リスクが低い場合、ゾラを上乗せすることによるメリットは少ないと考えられるので
(TAM vs Zol+TAMのエビデンスはないと思います。)
私ならタモ単独をお勧めします。
もっと治療の追加を希望するのであれば、
(あまり変わらないことをきちんと説明した上で)ゾラ追加をお勧めすると思います。

それと両側との事ですが、悪性度やホルモンやHER2の状態は両方とも同じだったのでしょうか?

610 名前: 605 投稿日:2008/06/05(木) 22:53
あとこれだけ熱心に議論が続いているのに
Adjuvant! Onlineの話題は出てないんでしょうか?
全部が日本人に当てはまるとは思いませんが、有用ではないでしょうか?

めいさんが今後何も治療しなかった場合、治療した場合の再発の危険性や
ホルモン治療や化学療法のメリット(どのくらい再発率を抑えられるか)は調べられます。
ただ両側ですし、治療項目にハーセプチンも入っていないので
完全には当てはまらないと思いますが。

611 名前: 605 投稿日:2008/06/05(木) 23:09
>>608
ハーセプチンによってHER2陽性の方の(再発後の)予後はかなり伸びましたね
脳転移という課題はありますが・・・
なのでHER2陽性に限れば、予後は劇的によくなると思います。
これはホルモンレセプター陽性の方の(再発後の)予後が
アロマターゼ阻害剤発売後に伸びたのと似てますよね。

>>607
補足ですが、ハーセプテスト2+でFISH陽性は4人に1人くらいしかいませんから、
あまり期待してるとがっかりします。
そもそもHER2陽性は予後が悪い性質ですし、
陰性ならその方が良いように思います。
なんか萎えること書いて申し訳ありません。

612 名前: あこ 投稿日:2008/06/05(木) 23:43
>>605
ありがとうございます。
例え資料のグラフにおいて、生存率が80%とかいてあっても、残る20%は全て
HER2陽性の患者ではないのかと、悲観的になっていました。
その一言でどれだけ勇気付けられるか。。
ありがとうございました。

あと、おっしゃるAdjuvant! Onlineについて調べてみました。
初めて聞きました。
完全に英語なんですね・・・。
翻訳ツールを使って頑張ってみます。


613 名前: 605 投稿日:2008/06/06(金) 00:21
Adjuvant! Onlineは医療者で登録しないと入れないみたいです
すみません

614 名前: めい 投稿日:2008/06/06(金) 09:32
>>605
ご意見有り難うございます。
私は両側でしたが、
右→硬がん、左→乳頭腺管がん で、両方ともHER2(IHC)スコア判定2+
ER,PgR共に(陽性細胞10%以上)核異型度1でリンパ転移(ー)ステージ1でした。
ちなみに年齢は42で、閉経前です。

二度手術したのですが、一度目の病理報告には
「右の腫瘍の術中迅速診断には腫瘍成分が含まれてなかったが、残存検体の一部に
scirrhous patternを示して浸潤性に増殖するinvasive ductal carcinomaが見られ
この周囲にはDCIS成分もみられる。切除断端に浸潤癌が見られ、癌組織が遺残していると思われる」

となっており、2週間後に右が再手術になりました。
二度目の病理結果は
「今回提出された乳腺組織には充実状の乳管内増殖を示すDCISをみるものの
浸潤癌は確認されず、前回の術中生検組織でほとんどが取りきれていたと思われる。
前回浸潤部は3ミリで、最大浸潤範囲は10ミリ以内と思われる」
となっています。

たしかにHER2が強陽性じゃない事にこした事はないですが...。
再発したとして、その時「あーやっぱりFISHして強陽性ならハーセプチンしとけばよかった...」
と後悔するのも...という気もします。
 
タモですが、最初タモかゾラか選択と言われた時、
「タモは子宮体がんのリスクが若干ある。ゾラの方がいいと思う」
との事でゾラのみだったんです。
結局、先生が替わり今はリュープリン(3ヶ月ごと)+ソシゲーンです。
たぶんリュープリンは2年になると思います。
5年の投薬後、FISHで調べてハーセプチンという手もあるのでしょうか?

あと、私は20代の時卵巣膿腫で、卵巣は左の1/2しか残っていません。(それでも術前まで毎月生理があり、出産もしましたが)
単純に考えて普通の人より早く閉経するのでは?と思いますが、
もしあと3年位たった時、ホルモン値を測定し、閉経していたのであれば
アロマターゼ阻害剤に変えた方がいいんでしょうか?  

615 名前: 605 投稿日:2008/06/06(金) 23:09
>>614
術後の説明で、
ご自分の10年再発率、生存率(死亡率)がどのくらいかなど
先生から説明を受けていますでしょうか?
具体的な数字をご希望であれば書きますが、とりあえず伏せて話を進めます。

タモキシフェンのrisk reduction(再発の何%を減らせるか)は、10年で40%です。
ハーセプチンは術後1年投与でのrisk reductionはHERA trialによると、2年で36%でしたね。
(HER2陽性の再発は術後2~3年以内と比較的早期に多いので、
これ以上はあまり差が開かないのではという気がします。)

ということは、タモキシフェンのみ内服とハーセプチン投与のみでの再発率はあまり変わらないか、
むしろタモキシフェンのほうが良いと思われます。
両方行えば(もちろん同時ではなく順番に)60%位のrisk reductionが得られるかも知れませんが、
「あなたの再発率」で計算すると、その差は2%位しかないでしょう。

つまり、本当に「ハーセプチンしとけばよかった...」となる確率は2%しかないということです

(ただ近年、HER2陽性乳癌に対するタモキシフェンの効果に疑問を投げかける声もあります。
ですが今のところ理論だけでエビデンスがないので、あまり気にしない方が良いかと思います。)

616 名前: 605 投稿日:2008/06/06(金) 23:25
あと後半の質問ですが、
もしハーセプチンを加えるのなら、ホルモン治療の前に行います。
逆に言えばその間ホルモン治療の開始が遅れると言うことになります。

前述しましたように、TAM vs Zol+TAMのエビデンスはないですが、
少なくともゾラを加えることは悪くはないと思います。
子宮体がんのリスクは0.2%が0.6%程度に増えるだけなので、
タモのメリットに比べれば非常に少ないと考えていいかと思います。

それと卵巣の件ですが、
卵巣手術を受けていても閉経は早くなりません。
ただ治療が終了する40代後半ですと、ゾラ+タモによって閉経して戻らないこともあり得ます。

そして、仮にホルモン値が閉経しててもアロマターゼ阻害剤には変えない方が良いと思います。
アロマターゼ阻害剤によりエストロゲンが低くなりすぎると下垂体にフィードバックがかかり、
卵巣刺激が高まり、生理が戻ることがあるからです。
これは乳癌の再発にはよろしくない傾向なのでお勧めしません。

617 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/07(土) 13:57
616>> 逆に言えばその間ホルモン治療の開始が遅れると言うことになります。
605様 便乗質問お許しください。
日本でのハーセプチン術後補助療法承認根拠となったHERAではホルモン治療は
抗癌剤終了後(ハーセプチンと同時に開始)となっていますが、どうしてハーセプチン
終了までホルモン治療を待たなければいけないのでしょうか?
先生はいつも1年待ってからホルモン治療をしておられるのでしょうか。

618 名前: 605 投稿日:2008/06/07(土) 18:26
あ、HERAそうでしたね
ただホルモンとの同時使用の是非についてよく話題になるので、
書くときなんか勘違いしてました。

619 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/07(土) 23:56
10年再発率、生存率ですか...ハッキリと口頭で伝えられてはいませんが、
自分で色々情報を得てボンヤリとは分かっているつもりですが...。
具体的な数字を教えていただけますか?

卵巣、アロマターゼの件は理解できました。薬って使用順序とかが重要だったりするんですね...。
では、仮に私がHER2陽性でも、順序的にもう遅いし、数%しか効果の差がないと言う事ですね。

たしか2006年のASCOで閉経後早期乳がん患者は2~3年タモの後アロマターゼ阻害剤に
変えた方が生存率が上がったという発表があったようですが、閉経前、もしくは
ホルモン治療中閉経状態?では意味がないんですね。

HER2陽性乳がんにタモの効果が薄い?という話は聞いた事があります。
それでなおさら心配でした。そもそもHER2陽性でホルモン感受性もありというのは症例として
少ないんでしたっけ...?

結局トータルに考えて、今のリュープリン+タモ(ソシゲーンですが)で充分と思われると言う事ですね。
そう信じて治療続けようと思います。
有り難うございました。


620 名前: >>619=めい 投稿日:2008/06/07(土) 23:59
すいません、>>619=めい です。


621 名前: 605 投稿日:2008/06/08(日) 09:28
>>619
まず、ご自分ではどのくらいの再発率、生存率だと思いますか?

(実際は、病理の結果をお伝えした後に、ご自分でどのように思われたかを伺います。
予想される数字より高いと思っているか、低いと思っているかによって
説明の仕方を変える必要があるので、最初にお伺いしています。
さらに、こういう説明をしますよ、ということは術前の説明のときからお伝えしておくものです。)

それとHER2陽性でも、順序的にもう遅い、という訳ではなく、
一般的に抗癌剤やハーセプチンのような薬は術後すぐに使い、
ホルモン剤は後から、というだけです。
絶対ダメという訳ではないですよ。

抗癌剤やハーセプチンの効きやすい癌細胞はcell cycle(細胞分裂の速さ)が速いので
最初に抗癌剤で叩いておき、
ホルモン依存性の癌細胞はcell cycleが遅いから後で、という意味と、
ホルモン剤を使うとcell cycleが遅くなったりストップするので抗癌剤の効き目が落ちるのでは、
と考えられているからという意味です。

私はリュープリン+タモ(ソシゲーン)で良いと思います。
先生によってはリュープリンは必要ないと言われるかも知れません。

622 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/08(日) 11:07
質問があります。
アンスラサイクリンには蓄積性の心毒性があるために一生に投与可能な
安全量が決まっている、と伺いました。
ハーセプチンにも心毒性がありますよね?
これは蓄積性では無いのですか?

再発予防に念のため念のため・・と薬を使いすぎると
(というより治療をやり過ぎてしまうと)
蓄積性の毒性がある薬剤の場合、
もしも再発をした場合の治療の選択が狭まるということは
無いのでしょうか?


623 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/08(日) 11:17
それからハーセプチンにも
他の抗癌剤のような奏功期間がありますか?
だとするとハーセプチンの効果で再発が先延ばしに出来ても
やがては再発することになりますよね?
そうだとすると、術後補助でも再発後でもあまり余命に
ひびいてくれないような気がするんですが。

624 名前: 605 投稿日:2008/06/08(日) 12:40
>アンスラサイクリンには蓄積性の心毒性がある

アドリアマイシンなら500mg/㎡なので8回くらい
ファルモルビシンなら900mg/㎡なので9回くらいが
限度ですね。

再発時は一回あたりの量がadjuvantより少ないので
もっと多く使えると思います。
もちろん、心電図や心エコーを評価しながら行いますよ。

ハーセプチンの心毒性はHERA studyでも可逆的と言われていますが、
一旦心不全になると、なかなか戻らない方もおられますし、
次の治療が遅れてしまうので注意が必要と思います。
特に高齢者や心疾患のある方は、循環器内科の先生と連携して行う必要があると思います。

625 名前: 605 投稿日:2008/06/08(日) 12:52
>奏功期間

ひょっとして再発時の「無増悪生存期間」と勘違いされていませんでしょうか。
この期間だけしか効果がない、ということではないですよ。

再発防止のadjuvantで使われるハーセプチンでは
「無病または無再発生存期間」で表すわけで、意味が違うのです。

確かにひょっとしたら再発を先延ばしにするだけかもしれませんが、
(ホルモン治療ではその可能性も言われてますよね、ですから10年内服とかもあるわけですので)
この辺は今後の研究を待つ必要がありますね。

如何に健康でも永遠に死を先延ばしにすることなどできませんから
再発を先延ばしに出来るだけでもまったく意味のないことではないと思います。

626 名前: 605 投稿日:2008/06/08(日) 12:55
>>624に補足ですが、
生涯に使える量が限られているので、
術後に使った場合は再発時にその分を差し引いて回数を考えます。
ただ、術後に使っている場合は期間が離れてなければ
アンソラサイクリン耐性と考えて使わないと思います。

627 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/08(日) 14:04
>605さま
ありがとうございます。

当初、ハーセプチンという分子標的治療薬が使えます」と
言われたことを喜んだのですが、自分で調べていくうちに
「ハーセプチンが使える」ということの意味が分かり、
少し夢が砕かれたような気持ちでおりました。

この「ハーセプチンが使える」ということは
実は「予後が悪い」という認識は
ハーセプチンの華々しい登場の宣伝の割には、
素人の患者の耳に入るのが遅いな・・・という印象です。

正しい知識をありがとうございます。

628 名前: あきお 投稿日:2008/06/08(日) 18:14
>>553で姉のことで質問させていただいたものです。
報告させていただきますと。

ハーセプチンの術後補助において、単独よりもタキサン系との併用投与のほうが
奏効率がいいとわかっているのにも関わらず、現在の日本では、単独が標準で併用すれば
保険適用外とのことでした。

しかしながらセカンドで他の病院の意見を聞いたところ、そこではHER2陽性患者は
当たり前のように併用投与するとのことです。
しかも保険適用で。

保険制度の「抜け道」的なことのようなので、最初はここに書き込むことを躊躇しておりましたが、
命のことなので、ここを見ておられる医療関係者様が眉をひそめること承知で書かせていただきました。

病院によってその治療方針、保険適用の有無、考え方は全然違うようです。
優等生のように、しっかりと法を遵守しながら治療をおこなうとこもあれば、
命最優先で、あらゆる手で「抜け道」を探しながら治療をするところもあるようです。
姉は結局転院しました。

ここを見ておられるHER2陽性の患者さんが、ハーセプチンの保険制度の説明には主治医の受身にならず、
慎重に病院選びなさることを願っております。

>>627
自分の姉が書き込みしてるかのようです。
ほんとにその通りですね。
でもきっとハーセプチンはやってくれます!

629 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/09(月) 00:19
現在、Adjuvant承認は日本からも参加したHERATrialのデータで行われています。
今後、中外製薬がNCCTGとNSABPのデータを購入して、厚労相に提出すれば、
タキサンとの同時へいようが認められるでしょう。
レセプト(保険診療点数)は各都道府県で異なります。
併用が認められているところで、抗癌剤を受けられてはどうでしょうか?

630 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/09(月) 15:02
どなたかハーセプチン単独の奏功率を教えてください。
Her2+でも皆に効くわけではないのですよね?

631 名前: 605 投稿日:2008/06/09(月) 22:10
>>630
再発乳癌でのハーセプチン単独で21%ですね。
「奏効率」で検索すればいいですよ。
字が違っているから見つからないのかもしれません。

単独使用は日本以外はされていないと思います。

実験でHER2陽性癌細胞にぶっかけてもほとんどの細胞に全然効きません。
添付文書上は効いたとされる同じ細胞を使っても効きませんでした。

632 名前: 605 投稿日:2008/06/09(月) 22:33
>>628
>優等生のように、しっかりと法を遵守しながら治療をおこなうとこもあれば、
>命最優先で、あらゆる手で「抜け道」を探しながら治療をするところもあるようです。

地域によっては保険の審査の厳しいところもありますし、
病院側も一度目を付けられると、他のたくさんの患者さんにも迷惑がかかるので
あまり表だって出来ない危ない橋を渡るような治療はしたくないでしょう。

もし何かあったら(重篤な副作用や患者さんに不都合なことが起こったら)
善意で治療してました、では済みませんので。

633 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/09(月) 23:00
>あまり表だって出来ない危ない橋を渡るような治療はしたくないでしょう。
>>628の術後補助におけるハーセプチンの併用投与がこれにあたるのでしょうか?

634 名前: 605 投稿日:2008/06/09(月) 23:28
>>633
「HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法」
としての適応拡大なので、解釈によっては併用も可能な訳ですよね。
ただ病院としては(日本人も含まれている)HERAに追従するのが無難だと思います。

併用によって1年投与と同等かそれ以上の結果が出れば、
そちらのほうが治療期間的にも医療費的にも受け入れられるとは思いますが。

また、臨床試験で新しい治療を行っている病院があれば参加してみたらいいと思います。
アバスチンもタイケルブもなかなか希望してくれなくて…。
こうやってネットやマスコミで話題にされるようになると、
「適応はまだか」という声が出てくるんですが。
せっかくのチャンスがなんかもったいなくて…。

グチになってすみませんね。

635 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/09(月) 23:31
>>631
ありがとうございます。
奏効率ですね。勉強になりました。

ハーセプチンという薬はHer2陽性の悪性度を
相殺するほど効く薬ではない、という認識で
正しいのでしょうか?

Her2強陽性って憎悪への期間が短く余命も短いので
ハーセプチン使用で、Her2陰性でホルモン陽性の方のレベルくらいには
予後を改善出来る、と勝手に考えていました。

甘かったです。
正面から教えていただいて
大変精神的に助かりました。

636 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/10(火) 00:09
>>634 605先生様
併用投与のエビデンスがまだ日本人の含まれたデータがなく、それだけに
標準治療が単独投与になってしまうという解釈でよろしいのですね?
勉強になります。ありがとうございました。

605先生のいわれるようにもっと使用できる薬の幅が広がればいいのに。。

637 名前: 619=めい 投稿日:2008/06/10(火) 17:15
>>605さま
ご意見ありがとうございます。
生存率、再発率は、私の記憶では、主治医から説明はありませんでした。
自分なりに調べてみましたが、私はステージ1、グレード1で
10年生存率90%、再発率10%ってとこでしょうか?
ですが自分では、両側乳がんだし、HER2(2+)なので、それより若干落ちるのかな...
と考えていますが...。
悪い事を考えるときりがないので、あまり考えない様にはしていますが~。



638 名前: 605 投稿日:2008/06/10(火) 23:40
>>637
41才、T1、n0、Grade1、ER(+)として
10年生存率は 99%
10年再発率は 15%
となります。

ここからタモキシフェンを使用してrisk reductionが10年で40%であるので
10年再発率は 15% → 9%
となります。
ハーセプチンはまだ分かりませんが、同じくらいでしょう。

両方使っても
15% → 7%くらいだと思います。
そうすると>>615で述べたとおり
「ハーセプチンしとけばよかった...」となる確率は2%くらいになります。

それと再発=死ではありませんよ。
再発率は15%ありますが、
死亡率は1%しかないわけで、
つまり14%の人は再発しても元気なのです。

そろそろ忙しくなってきましたのであまり来ることが出来なくなりそうです。
短い間でしたが有り難うございました。
病状によらず、皆さんが元気であれば、私たちも報われます。
どうか健やかでありますよう、心から応援しております。

639 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/11(水) 11:12
再発はすぐには命にかかわらないけれど、
ひとたび再発したときの平均余命は3年以下と
聞いております。

もちろん3年の人も5年の人もいるわけですから
希望は持てますけれど、覚悟も必要だと感じています。

生存期間の中央値を見て色々と考えます。

640 名前: 619=めい 投稿日:2008/06/11(水) 15:26
>>605
お忙しい所、親身にお答え頂いて、感謝しております。
私たち患者は、やはり不安との戦いだと思います。
待ち時間2時間、診察5分の中で、自分の聞きたい事や不安に思ってる事を、
忙しそうなDr.になかなか上手に伝えられません。
「さあ、早くやっちゃって次の人ね」ムードがでていますし(笑)
家に帰ってから、あれこれ思い出しちゃうんですよね。
そんな時、ここで色々情報を得て、なるほどと考えたり安心したり...。
本当に、ありがとうございました。
希望をもって、納得した治療を受け、これからも頑張りたいです!!

641 名前: 患者 投稿日:2008/06/12(木) 07:00
>640
5分間あれば、かなりのことを伝え、質問することができます。
そのためには、事前に伝えたいこと、訊きたいことを「メモ」にして
そのメモを医師に見せながら、話をすることです。

なお、(医師に断った上で)医師との話を録音して、後で聞き返すと
その時は気がつかなかった大事なことを医師が話していたことが
わかったりします。

患者として、できる限りの「工夫」をすることが、自分の利益になりますし
また、多忙な医師への支援ともなります。
ついでに言えば、患者がそのような積極的な姿勢を示せば、医師のほうも
その患者により多くの注意が向くでしょう。

642 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/12(木) 16:27
めいさん

レスもらうたび同意した返事をつけながら本当は納得してなくて
他の掲示板でまた聞いてますけど、
めいさんのコミュニケーションの取り方だと主治医が悪いとばかり
は言えませんよね。
ちゃんとセカンドオピニオンしたらどうですか?

643 名前: <削除> 投稿日:2008/06/13(金) 00:35
<削除>

644 名前: めい 投稿日:2008/06/13(金) 10:17
>>642
すみません。
むこうでも、手痛く注意されました。
自分のコミュニケーション能力のなさと優柔不断さが、この状態をまねいてる→まさにそのとおりですね...

自分でも、病院で院長に質問したら「あなたので標準ですよッ!」と立腹され、
結局、担当医が変わってあっさり治療変更...が、どこか引っかかってるんだと思う。
仕事してたときは上司や先輩によく怒鳴られたりしたけど
おばさんになってから、あんな人前で怒られたりする事なくなってたから ショックが大きかった...

今回の事、反省します。
イラつかせてごめんなさい。


645 名前: <削除> 投稿日:2008/06/13(金) 13:37
<削除>

646 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/13(金) 19:40
>>645
ぼやけた意見ですね。

647 名前: <削除> 投稿日:2008/06/13(金) 21:24
<削除>

648 名前: ゆな 投稿日:2008/06/14(土) 02:00
性的行為が多いと乳ガンになるっと聞いたのですが本当ですか?

649 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/14(土) 02:29
>648 ウソです

650 名前: <削除> 投稿日:2008/06/14(土) 09:19
<削除>

651 名前: me134550 投稿日:2008/06/15(日) 17:39
今から30年前に妻の乳がん手術に同意しました。でも今は、後悔してます
。何故か人間モルモットされたからです。その医者は、絶対にがんに間違いがないから手術をさせてくれと言い切りました。検査に出したのは脂肪の固まりみたいな物1×2CMくりのも今まで乳房を触っていたかと思うと突然にメスで切って取りだした、これを検査に出すとの事
検査結果はがんとの事、それも悪性。すぐに施術しないと助からないと言われ(少し前に同級生が乳がんで死亡)気持ちが動揺していて同意しました。でも今、考えると他の病院に行くべきだったのと後悔しています。その医者の言葉を信じて居たのに、手術はひどい傷跡を残し後で整形美形の手術を2度しました。抗生薬も15年に渡り飲まされました。15年が過ぎたあたりでもう薬も要らないでとの事、薬を辞めたとたんアレルギーが市立病院で診てもらったら,長年ステロイドを
摂取していたからとの事、抗がん剤は関係ないとの事、今と成っては時効で何も出来ない。可愛そうな事をしてしまいました。今も元気で生きています。


652 名前: 千春 投稿日:2008/06/15(日) 18:46
>651
下手な外国語より全く意味不明です。
こんなにめちゃくちゃな解釈で後悔していても仕方ないと思います。
掲示板に意味不明な内容を書き込む前に治療と言うか医学の初歩や薬の初歩を
徹底的に学び直した方がよろしいです。
(あと失礼ですが日本語の文章も。)
抗生物質とステロイドすら混同しているようではお話しになりませんので・・・。
愚痴を書くにしても読み手に意味が通じなければ無意味です。

30年前と現在では特に乳がん治療は隔世の感があります。
しかしこの文章では書いてある内容が明らかに間違えていることは分かりますが、
当時の医師の治療が当時としても間違えていたことは読み取れません。
(なにしろくどいようですが内容が意味不明ですので。)

653 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/15(日) 19:24
皆さんあなたみたいに饒舌な方とはかぎりません。確かに言葉ずらは愚痴に聞こえてしまうかも知れないですが、行間を読んであげると言うか、私には心の叫びは伝わりますよ?

654 名前: 千春 投稿日:2008/06/15(日) 19:26
スレ違いになるので本館の雑談スレに今から私の気持ちを書きますね。

655 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/16(月) 07:04
>>651
30年経過した現在でも奥様が御存命なのは手術が成功したからではなく
元々、癌では無かったからだと思われているのですか?



656 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/16(月) 11:37
高齢の方で、パソに慣れてないのでは?

657 名前: 655 投稿日:2008/06/16(月) 12:21
今から30年前に、現在と同じ診察技術や治療技術を求めるのは無理があります。
40年前にそれが可能なら、私の父方の祖父
30年前にそれが可能なら、父方の祖母
20年前にそれが可能なら、母方の叔母は皆、癌では死なずに済んだかも知れません。

658 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/16(月) 21:16
奥様が胸の手術をすることで大きな傷跡を残すことになり、それに同意をした自分を責めておられるのではないでしょうか?
そして今、何らかのアレルギーなのか薬の離脱症状なのかが出てしまい、それも手術をしたから、今、奥様が苦しんでいる、と自分を責めておられるのではないかと思いました。
あなたの奥様が乳がんの手術をしたときには、その治療が最善の方法であったでしょうし、あなたの同意により奥様は一命を取り留められたと思いますよ。あなたは、後悔などする必要はないんですよ。
この30年苦しみだけでしたか?そうではないでしょう?きっと色々な思い出も出来たことでしょう?乳がんを克服して、夫婦共に30年の歴史を刻むことが出来たのです。
奥様の体力、精神力、そして運に感謝しましょう。そして、これからも共に最愛の奥様と共に歴史を刻んでいってください。

659 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2008/06/21(土) 00:08
ご無沙汰してます。
母は、その後も穏やかな日々が続き ゾメタとノルバテックス+ザルトプロフェン
とガスポートDを飲みながら、リハビリに励み続けました。
入院当初は胸椎転移巣の脊椎圧迫骨折により、完全な下半身麻痺に近い状態でしたが、
最近では自己排泄・掴まり立ちでの歩行も行えるまでになり、ようやく退院の日取りも決まっていたのですが…
おとなしくしてしてくれていた癌がついに牙を剝いて来ました。
しかも肝臓・腹膜播種・縦膜リンパ・胸水貯留及び肺門部に怪しい影。とかなり急激に足を速めていました。
主治医からは緩和医療への移行を伝えられましたが、どうにも白旗を上げるには早過ぎな気もし、
自己責任表明の下、「奏功」ではなく「NC」を目的とした、極少量での抗癌剤治療をお願いし、再検討を頂き、先日より免疫賦活剤と
TS-1を標準量の半分以下で投与してもらってます。
なんとか期待してる効果(NC)を生み出し、時間稼ぎをしながらアバスチンの承認等に間に合わせたいと思ってます。

骨転移の増加による造血機能の低下からか、血液状態も悪化してきていますが、
胸水を抜き、食欲も増進し、依然として表面上は元気な母を なんとか支えていきたいです。
非常に厳しい局面に達しつつありますが、母が闘う気持ちを持ち続けている限り、精一杯共に闘いぬくつもりです。

所謂 休眠療法的な話題は、この掲示板でも記載されているのをあまり見かけない気がするのですが
取り組んでおられる患者様やご家族様はいらっしゃいますか?
EBMからはかけ離れた治療なのかもしれませんが、手術不能の再発癌にとっては、
他の代替医療に比べ延命可能性も高く、意義深い治療法な気がしてなりません。


660 名前: えっちゃん 投稿日:2008/06/23(月) 06:46
一年半前に乳癌と診断されました。骨粗しょう症のため十年間ホルモン補充
療法を受けそれが原因かと思っています。現在アロマシンを服用し腫瘍が約三分の一に縮小しました。
主治医から手術はいつでもできると言われていますが、現在も縮小中なので、(1cm)
もっと小さくなってからと欲張っています。手術を延ばすことは良くないことでしょうか?

661 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/23(月) 10:36
>>660

欲張っているのはどなたですか?
ご本人?主治医?

主治医から早くした方がよいといわれているのであれば(ここに書かれていない何らかの理由があるかもしれないので)早くした方が良いのかもしれませんが、抗がん剤が良く効いているのであれば、できるだけ小さくしてから手術を行った方が良いのではないでしょうか。

662 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/23(月) 16:28
私は取れるならトットと取るべきだと思います。抗がん剤が効かなくなったら怖いですし

663 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/23(月) 17:10
ご存知だと思いますが、アロマシンは、抗癌剤では無くアロマターゼ阻害薬ですね。
主治医に考えを良く聞くべきでしょう。

664 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/25(水) 01:48
癌治学会のHPでも、ようやく乳がん治療のガイドラインが公開されたんですね。
http://www.jsco-cpg.jp/item/16/index.html


665 名前: あじさい 投稿日:2008/06/30(月) 14:02
今年2月に乳がんの疑いがあり、組織検査をして良性だと言われました。
6ヵ月後に再検査をするようにと言われていたのですが、その当時は自分で触ってもわからなかったものが、
最近は自分で触ってもしこりがわかり、気になるので、今日思い切って検査に行ってきました。
前回は良性と言われていたのですが、カルテにStageⅡと記載ありました。
良性でもStageはあるものなのでしょうか?
左右のあり、左のしこりは押すと痛みがあります。
検査の結果は2週間後ですが、覚悟はしています。


666 名前: 秋桜 投稿日:2008/06/30(月) 20:13
あじさいさん

カルテに書かれていたのは、ステージではなくて、クラスではありませんか?
こちらを参考になさって下さい。

http://www.v-next.jp/contents_02.htm

良性であることを願っております。

667 名前: あじさい 投稿日:2008/06/30(月) 23:29
秋桜さん
ありがとうございます。来週は超音波の検査です。
前向きに考えていきます。また何かわからないことがありましたら
教えてください。よろしくお願いします。


668 名前: あき 投稿日:2008/07/01(火) 03:32
はじめまして。55歳です。2年前に左胸全摘で 乳頭腺官癌 腫瘍径2.5X4mm
腫瘍の広がり8X6mm 核異型度2 リンパ節転移10/19 断端(ー)
ホルモン受容体エストロゲンレセプター++プロゲステロンレセプター++
HER2は不明(おそらくー)でした。術後傷の治りが悪く抗がん剤(CE8クール)を始めるのが1ヶ月後になりました。その後タキサン系(タキソールかタキソテールかは聞いてないです)を4クールの予定が一回目で胃腸に副作用が強く出てしまい強烈な下腹部通、下痢、出血があり、主治医の判断でこれ以上すると腸が炎症を起こして大変だと言う事で3回分は中止になりました。
その後すぐにアリミデックスを飲みはじめ現在に至ってます。
最近肩こり、腰痛がひどくてもしかしたら骨転移をしてるのかもと不安で仕方ありません。骨シンチは半年前にして異常なしでした。腫瘍マーカーも問題なしで1ヶ月後に術後2年の検査の予定ですが、お聞きしたいのはもし骨転移だとして、そんなに急に痛みが出ますか?
昨日今日と腰痛がかなりあって、大腿骨の外側が押してみると痛いのです。
診察日を待たずに受診するべきでしょうか。また最悪転移だとしたら、タキサン系はもう使えないのでしょうか。ゾメタは早めに処方してもらった方が圧迫骨折などの予防になりますか?
一ヶ月前に子宮頸がん、体がんの検査をしたのですが、体がんは何ともなくて卵巣も腫れてないとの事でしたが、頸がんの細胞に大きくなってる物があるので、要フォローとの事で半年後の検査となりました。
アリミデックスの副作用にコシケとか腰痛とかあるのでしょうか。スレ違いでしたら済みませんがよろしくお願いします。

669 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/01(火) 11:40
狸です。
>>668あきさん

ご丁寧な記載で状況がわかりやすくてありがたいです。
拝見した初発治療時の状況は、ホルモン受容体強陽性かつHer-2陰性で、しかも腫瘍径が非常に小さいにも拘らず、リンパ節転移数が多く、やや意外な気がいたします。失礼かとは思いますが確認させていただきたいのは、
・腫瘍のサイズはすべてmm(ミリメートル)で合っていますか?
・リンパ節転移のカウントは合致しておりますか?

前の治療で全摘出となり、その後CE-Tの補助化学療法を受けたものの、副作用の観点からTを断念しアリミデックスに移行したのは標準的な治療であり、最新知見に従っていると思います。

ご相談の本題は腰痛との事ですが、病歴からして骨転移を疑うのはもちろんそうなのですが、伺った内容からは何とも申せません。急に痛む点だけでは判断つきません。半年前に骨シンチで異常なしだったことも完全な否定材料にはなりません。ですから気になるようでしたら予定した診察日を待たずに乳癌の治療を受けた病院に相談(診察)なさるのが結局は早道であると思います。

次に薬物療法についてですが、まず前回タキサンを副作用の面から投与断念に至った経緯があることから、同じタキサンを選択するのはダメかもしれません。ただし、前回は手術⇒CE療法と連続して身体に負担をかけていた後での治療でしたので、あるいは現状であれば投与できる可能性もあります。更に使っていないもうひとつのタキサンであればあるいは可能かもしれません。その点も現在アリミデックスの処方を受けている医師もしくは前述の腰痛の相談をした際に聞いてみるといいかもしれません(もっとも転移と決まったわけではないので、腰痛が違う理由であれば必ずしも聞く必要はないかもしれませんね)。また、仮に骨転移であればもちろんゾメタが有力な薬剤であることから治療に使われることになると思いますが、作用機序として骨粗鬆症様の症状にも改善的に働きますので、圧迫骨折などを起き難くすることも期待できます。

最後にアリミデックスの副作用ですが、これは骨量減少等が作用機序的に言われており、臨床試験でも骨折リスクが高まることが明らかとなっています。よって腰痛の原因に関わっている可能性はあります。しかしながら断定は出来ませんので、安心するためにも診察を受けられることをお勧めします。

670 名前: あき 投稿日:2008/07/01(火) 14:59
狸先生 早速のお返事ありがとうございます。
乳癌Part1からずっと読ませて頂いて、信頼の置ける狸先生からコメントを頂けてとても心強いです<(_ _*)>

*腫瘍サイズは言われた通り私の間違いで2.5X4cm 腫瘍の広がり8x6cmでした。
*リンパ節転移のカウントは合致しています。

非常に重要な情報を間違えてしまいお恥かしい限りです。腰痛についてはすぐに病院に行って調べてもらいたいと思います。
転移の場合まだタキサンの可能性が残されているようなので少し安心しました。
アリミデックス服用後1年目に骨粗鬆症の副作用が出やすい薬剤との事で、骨塩量の検査をしましたがその時に1.2??だかで、標準以上と出ましたので勝手に私は影響を受けない体質だと思い込んでました。
やはりしっかり検査をして早めに対処したほうがいいですよね。結果が出ましたらまた報告に伺います。
これからもよろしくお願いいたします。




671 名前: 千春 投稿日:2008/07/01(火) 16:09
あきさん
おりものの件ですが、アリミデックスはタモキシフェンと比較し発現は低いようですが、
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%83A%83%8A%83%7E%83f%83b%83N%83X%81%40%82%A8%82%E8%82%E0%82%CC&btnG=%8C%9F%8D%F5&lr=on
母もあきさんと同じことを言います。
母は30代初頭子宮筋腫で頸部の入り口わずかを残し子宮を摘出しており、
以降おりものにはほとんど無縁でしたが、
アリミデックス服用後はおりものがあります。
先生にも報告をし指示を仰ぐと安心ですね。
(母も一度婦人科検査をしました。(子宮体部が無いので子宮体がんにはなりませんが・・・))
母も片胸を取って後バランスが悪いらしくまたこのところひどい肩凝りのようですが、
あきさんも転移などありませんことを心よりお祈りしています。

672 名前: あき 投稿日:2008/07/02(水) 01:08
千春さん レスありがとうございます。
ご紹介いただいた所を読んでみたら、やはり副作用でおりものがあるんですね。私も一ヶ月前に婦人科を受診したのは
生理痛みたいな感じで収縮して腰が重くなり、子宮の方に問題があるのかと気になりました。その感じが4~5日続きいつの間にか消えていて
またこの2~3日始まりました。閉経していてもホルモンの関係で内膜がはがれているのでしょうか?今も腰というか骨盤の方が痛む感じです。
痛み止めを飲む程ではありませんが。実はここ1ヶ月位でネットで乳癌関係の事を調べ始めて、(ハイリスクだったため、いい事が書いてある気がしなくて
詳しく知るのが怖かったのと知人に見ないほうがいいよとアドバイスされたので能天気に過ごしていましたが)
ブログなどを読んだり乳癌Part1から読み始めて、ホルモン受容体とか理解したのです。千春さんのような娘さんがいらっしゃるお母様はお幸せですね。
方胸がないと、確かにバランスも姿勢も悪くなりますね。肩凝りはそのせいだったのかも・・

今日、主治医に電話をしまして木曜日に受診してきます。HER2とか色々と聞いて骨シンチもしてもらいたいなと思ってます。
千春さんは色々お勉強なさってるのでお聞きしたいのですが、骨粗鬆症の予防のために牛乳、ヨーグルトなど必死で摂ってたのですが
ある方のブログで乳製品は一切摂らないと書いてあったのですが、どうなんでしょうか。
また痛みがある場合ウォーキングなども控えたほうがいいのでしょうか。初歩的な事ですみません^^;

こちらで、狸先生 千春さんに相談に乗ってもらえて本当に元気が出ました。
どういう結果であろうとも頑張りたいと思います。





673 名前: 千春 投稿日:2008/07/02(水) 02:40
こんばんは。
痛みのある時は無理をしてウォーキングなどはしないほうがいいのではないでしょうか?
(私は専門家ではないので偉そうなことは言えませんが、母になら無理をさせないです。)
次回の診察ももうすぐなのですよね?
ならばそれまでは無理をせず、診察の時先生にお伺いするのが一番安心ですよ。

私は他人のブログはほとんど読まないのですが、乳製品のことはたまに耳にします。
こちらもまた役立たずなことで恐縮ですが<(_ _*)>、
どの食品も母は“普通”の量を摂っています。
(逆に言えば“必死”には決して摂らず、
 かと言って“一切摂らない”などと言う極端なことはしません。)
要はバランスの良い食事を心がけ“太りすぎてはいけませんよ”と言うことだと思っています。
主治医の先生に以前食事について一度だけ、
「先生!日常何か食べないほうがいいものってありますか?」
と診察室を出かけに聞きました。
一呼吸考え人のことをニヤッと見て、
「ザクロとある種の朝鮮人参。」
と仰った先生は、こちらでの以前からの狸さんと同じ、
女性ホルモンと似た作用をするもの(例えば大豆イソフラボン)は
“必要以上には”摂らないほうが良いとのお考えなのだなと解釈しました。
大豆もヨーグルトも牛乳も良質なたんぱく質の優れた食品です。
それに何より“必死”に食べなければ美味しいですよねっ。
母は納豆が好物で病気になる前はいきなり一日納豆3箱とか食べていましたが、
今では「それはやめようね!」とは申しておりますが、
まずは美味しく頂く。
そして頭のほんの端っこのほうでいつもちょっとだけ
イソフラボンや栄養バランスのことを考えながら、
楽しく和やかに食事をする。
それが一貫した私の方針です。
↑素人の考えですので、一度主治医の先生にも聞いてみてくださいね。

母の骨粗鬆症の治療法はアクトネル(経口ビスホス製剤)とビタミンDとカルシウム剤を処方して頂いています。
骨転移治療のためのビスホス製剤とは違い骨粗鬆症治療のビスホスなので、
もう4年ほどになるこれをいつまで飲むか・・・
ホルモン治療を含めリスクとベネフィットとを絡めて思案中です。

う~ん。長々と書いたくせに素人のレスを失礼しました。
でも仰る通り、どういう結果であろうとも必ず応援しています!
先生ともしっかりお話ししていらしてくださいね。

674 名前: あき 投稿日:2008/07/02(水) 12:49
千春さん こんにちは。
役に立たないなんてとんでもないです。
何といっても4年間お母様と一緒に闘ってこられた
千春さんの経験に基づいたお話は本当にありがたいです。
痛みのある時に心配しながら歩いても楽しくないですよね。
ちゃんと原因がはっきりするまでお預けですね。

イソフラボンの事は主治医からも聞いていました。
女性ホルモンをなくす治療なので似た働きをするので気をつけたほうがいいけど
食品で過剰に摂りすぎなければ大丈夫ですとの事でしたので、
私も納豆が大好きなのですが(必死)には摂らないようにしてます^^
何事もバランス良くですね!お母様の骨粗鬆症もあまりひどくならず今の治療で
上手くいってる状態が続きますことをお祈りします。
ありがとうございました。


675 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/02(水) 21:59
美味しいと感じるものを、適量食する。どんなに美味しいものでも、過ぎた量を食べれば美味しいと感じなくなります。
体にいいのは、まだもう少し食べたいな・・くらいの程度がよいのではないでしょうか。
牛乳も飲みすぎると消化器官を冷やしてしまいますよ。カルシウム接種を思われるのなら、小魚などもよいのではないのでしょうか。
しかしながら、こちらも食べすぎは塩分の取りすぎになってしまいそうです。


676 名前: あき 投稿日:2008/07/03(木) 09:04
>675さん  アドバイスありがとうございます。
確かに病院の食事などは量が少ないですよね
乳癌は肥満がよくないとの事なので以前の半分ぐらいしか食べないようにしていますが
代謝が悪いのかある線の所までは減量できたのですが、ピタっと止まってしまい半年ほど多少の上下を繰り返している状態です。
乳癌患者の方のブログなどで肉、魚は一切摂らないようにしてるという極端なお話もあって
一体どういった食事をすればいいのか悩ましい事ですが、今はお魚中心のメニューになってます。
こちらで書き込みして気持ちが落ち着いたせいか、今日は腰の痛みが弱まっていますが
これから主治医にお会いして色々と聞いて検査も入れてもらってきます。
前向きに頑張りたいと思います。

677 名前: あい 投稿日:2008/07/03(木) 17:15
はじめまして.2月に乳房温存術をして現在化学療法中です。化学療法に対して相談したいのですが…現在AC療法を3週に1回を計6回 3回目中なのですが…ACだけで大丈夫なのか心配で.調べたりするとタキソール系のほうが有効とか書いてて…そちらの方がいいのでは…と今になって考え中…どうなのかと教えて欲しくて お願いします…

678 名前: あき 投稿日:2008/07/03(木) 19:26
落ち込んでいます・・・・・
今日受診して腰のレントゲンを撮ったのですが、主治医によると腰は特に問題ないけど
胸骨のほうに、間隔がせまくなってる所があってそのせいで痛みが出てるのかもしれないが
骨シンチではっきりさせてからでも遅くないので、その時に説明しますと仰いました。
素人目で見て、胸骨?らしき所が1円玉位に白く移ってました。また無理な動きや転んだりして
骨折などしないように言われました。自電車もあまり勧められないそうです。
限りなく転移に近いと感じました。
Her-2陰性でハーセプチンは使えない事、使用したのはタキソテールでした。


679 名前: ひで 投稿日:2008/07/03(木) 19:50
はじめまして。
皆様のご意見を聞けましたら幸いです。
私の母(57才神奈川在住)なのですが
先月初め、たまたま受けた人間ドッグにより右脇にしこりが見つかり
手術によりリンパ節切除・検査をしたところ癌細胞が発見されました。
その際癌の元の特定が出来ずPET+リンパ節の病理検査をしたとこと
現状PETでは転移は見当たらず、病理検査では乳癌に極めて近い癌細胞が
検出されたと主治医から報告を受けました。
但し、通常の乳癌ではなくオカルト乳癌(乳房にしこりが出来ない)では
ないかとの事でした。
治療方法としては
抗がん剤(転移性が有る為)+
乳房全摘出(特定が出来ない為)
を進められましたが、正直癌という事以外全て特定されていない状況で
母も治療方針のふんぎりがつかない状況です。
主治医よりセカンドオピニオンを進められており私もネットや書籍等で
調べておりますが、なかなか”オカルト乳癌”というものの情報が少なく
セカンドオピニオンをどこにお願いするか迷っている次第です。
神奈川県内でどこか良い病院 や
”オカルト乳癌”に関しまして御情報頂けたら幸いです。
駄文で申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。

680 名前: 千春 投稿日:2008/07/03(木) 23:24
>>678 あきさん
今日の診察で落ち込むお気持ちは
こちらのみなさん全ての人がとてもよく分かると思います。
診断までの日々がまた不安ですし・・・。
しかしもし骨転移だとしても、
“乳がん”の骨転移ですし尚且つあきさんの年齢なら体力もありますから、
気力さえしっかりしていれば充分“迎撃”の態勢になれます。
沢山ある治療法の中で
一番だと思える方法、大切だと思える方法を見付け自分から掴み取るためにも、
相手を迎え撃ってやる!と言う気持ちにどうか早くなれますように。
言うは易し・・ですが、絶対気持ちに負け続けないでくださいね。
まずはまだ診断は下りてはいないのですが・・・。

どんな診断でも、治療法についてもこちらの掲示板がきっと強い味方の一員になってくれます。

681 名前: 秋桜 投稿日:2008/07/03(木) 23:55
ひでさん

今、かかっていらっしゃる先生は乳腺外科のお医者さまですか?
主治医の先生から抗癌剤治療を提案されていらっしゃるのであれば、
抗癌剤が専門の「腫瘍内科」の先生にセカンドオピニオンを伺うと、
外科の先生とは違ったご意見を聞けると思います。

一患者なので、大したアドバイスができずに申し訳ありません・・・。
お母様が最良の治療を受けられますよう、祈っております。










682 名前: ひで 投稿日:2008/07/04(金) 02:15
>>秋桜さん
ご意見ありがとうございます。
乳腺外科ではありませんが、主治医は乳癌の専門医です。
腫瘍内科ですね。
外科の線ばかり調べておりました。
参考にさせて頂きます。
ありがとうございます。

683 名前: 真理 投稿日:2008/07/06(日) 16:37
初めまして。五月に乳癌が発覚し、先月右乳房全摘手術+エキスパンダーの同時再建をした26歳の真理と申します。病理検査結果が出たのですが、今すごく悩んでます。助言お願いします。
ステージ0期(tis期)  非浸潤性乳管癌     脈管侵略なし      ホルモン陽性      ハーツー陰性        腫瘍の大きさ2㎝以下   わき下リンパ転移なし  遠隔転移なし      とゆう結果でした。抗癌剤はやらなくて良いと言われました。今後の治療について、一つだけひっかかるのが年齢が35歳以下とゆうこと。担当医は「抗癌剤は必要ないです。しかし年齢が気になるしホルモンが若干(?)陽性だからホルモン治療はやったらどうか?でも無理にすすめませんので自分で決めて良いです。非浸潤癌だったのでね。」と言われました。今は結婚して一歳の子供がいます。(授乳中に癌のシコリ発見しました。)第二子も希望があります。ホルモン治療やるべきでしょうか?それとも無治療で良いでしょうか?悩んでます。助言よろしくお願いします。

684 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/07(月) 10:54
狸です。
>>683真理さん
大変お悩みのご様子、良くわかります。
かく言う私も正直申しまして大変悩ましい状況です。以下に自分の考えを書きますので、ご参考にいただければ幸いです。

まず、ご相談のケースをどういう捉え方をするかで治療方針に違いが出るように思います。
と申しますのも、主治医の先生は”非浸潤がん”であることを第一に考えて治療方針を立てている事が推察できますが、私であればやはりザンクトガレンのコンセンサスから考える方法を選択します。

主治医の言われる、非浸潤がんであれば治療は最小限でも済む(ホルモン療法も要らないかも?)は、非浸潤がんは多くのケースで手術で摘出できれば再発しない、とのこれまでの多くの症例での観察結果からも裏付けされますので、説得力十分です。

一方、ザンクトガレンのコンセンサスに従うと・・・
非浸潤がん、ホルモン感受性陽性、Her-2陰性、腫瘍径小さい、リンパ節転移なし・・・と好条件が揃っていてもご年齢が若いと言う点で引っかかり、リスクは”中”となります。コンセンサスに従うならばホルモン療法どころか、化学療法も入れた方が良い、との分類になります(”ホルモンが若干(?)陽性”はホルモン感受性が中程度(エストロゲン、プロゲステロン受容体のどちらかのホルモン受容体が陰性の事を指すのではないでしょうか?)と推察できるため、ますます化学療法の必要性が先に出てきます)。

よって主治医的にはホルモン療法なしも選択可、ザンクトガレンのコンセンサスに従うとリスク”中”のため化学療法後ホルモン療法5年、となります。

治療法法を選択するに当たって考えるべき事は、やはり真理さんご自身の希望です。
挙児希望がおありとのことは重大なことですし、主治医の提案は魅力的かつ選択として十分想定可能なものであるとも感じます。
ただし、私としてはお若いがゆえの懸念や治療への柔軟な対応が可能である点も考えて、以下をお勧めしたいと思います。

まず化学療法ですが、私はやることを考えるのもアリだと思います。正直申しまして年齢以外は化学療法を使う必要を感じない所見です。しかし26歳とは余りにお若く、その年齢で出てきたがんを徹底的に叩いた方が良いのではないか?との考えが出てくるというのが正直なところです。
またホルモン療法はシッカリやった方が良いと思います。標準的にはゾラデックスかリュープリンを2年間入れ+5年間(最初の2年はゾラデックスかリュープリンと併用)になります。ホルモン療法中は妊娠出産は出来ませんが、現在26歳ですから5年シッカリホルモン療法をやってもまだ31-32歳と十分妊娠可能な年齢となります。

自分の提案内容は過剰治療の可能性が捨てきれないのですが、ご自身の希望や今後の人生設計を照らし合わせて考えてみてください。

685 名前: 真理 投稿日:2008/07/07(月) 11:45
狸先生こんにちは。
早いご返答大変参考になり、とても嬉しいです。ありがとうございます。

詳しく書かなくてすみませんでした。st.gallenの話は主治医からもされています。再発しやすい因子条件七つについても説明されました。年齢がひっかかり、リスク分類はやはり中と言われましたが、主治医は非浸潤癌だから、抗癌剤はなしでホルモンやるなら、ゾラデックスとノルバデックスを二年しっかりやって再発など無いようなら妊娠を許可すると言われてます。主治医の言うように二年やって、止めて妊娠するのは可能なのでしょうか?やるからにはやはり五年やるべきでしょうか?
QOLのことや子供が今一歳ですごく手がかかるのでやはり抗癌剤をやることはちょっと避けたい気持ちがあります。
ホルモン治療をやると私にとってどれだけのメリットがあるのか、再発が何パーセント減るのか、あとだいたい何年生きれるのかなど数値で目に見えて分からない事なので、副作用など考えるとますます悩みます。この病気は悩みはつきないですね。しかも自分自身で結果を出さないといけない時が多々あります。狸先生のご返答がすごくすごくありがたいものです。どうぞよろしくお願いします。

686 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/08(火) 09:31
狸です。
>>685真理さん

先の記載ではいささか早とちり部分がありました。ご容赦下さい。主治医の先生は自分が指摘したことはわかった上で治療方針を示した、と言うことですね。
事情が更にわかったところで改めて自分の考えを述べたいと思います。

真理さんの乳がんは非浸潤性のがんであり、腫瘍径もかなり小さめで、はっきり申しまして”完治を狙う”べき状態です。つまり手術で取り去った後で補助療法をしっかり入れ、その後は普通に過ごす、これを狙える状態と思います。これはまだまだお若くて今後やる事がたくさんあることや、何よりもまだ小さいお子さんと長い人生を歩み、更に2人目以降のお子さんももうける、との希望もあるわけですね。そのためには、差し出がましいと承知で申しますが、再発させないためのあらゆる手段を取る事がその希望にはもっとも意義深い治療となります。
ただし、前にも申しましたが、いくら再発絶対阻止とは言え、甘受できる治療には限度があるため、生活を大きく損なっての治療はお勧めしませんし、すべきでないと思います。

ここで選べる治療は大まかに言って以下の治療です。

1)治療しない~今後薬剤は使わないとの選択です
2)ホルモン療法を行う~ただし主治医が提案した軽めのものと自分が先に書いた標準的なものの2パターンが想定できます。
3)化学療法後ホルモン療法も行う~もっとも厳しい治療ですが、ザンクトガレンのコンセンサスでは真理さんはここに相当します。

コンセンサスや標準療法と言うのはあくまで統計的な予測(想像と言ってもいいかもしれません)であり、完全に真理さんに合致するかは断定できません。ですから、手術した今の状態でも再発はしないかもしれませんし、化学療法まで行なっても再発してしまうかもしれません。その中で自分の治療法を選ぶのはまさにメリットとデメリットを天秤にかけて決める必要があります。

その参考のために重要な情報を示します。
 ホルモン受容体発現と年齢の関係、再発リスクとして、若い患者さんほどやはり再発リスクが高いが、そのひとつの原因として化学療法による副次的な無月経が若い患者さんでは明らかに低頻度である、との報告があります。ちょっと判りにくいかもしれませんが、、、、化学療法を行うと副作用として月経停止が起きます。ですが若い患者さんですと、少し年上の患者さんに比べ(この報告では35歳を境目としています)月経停止の頻度が実に1/7しかなく、化学療法ではほとんど月経が停止しません。またホルモン受容体の発現の有無で解析すると、若い患者さんではなんとホルモン受容体陽性のほうが予後が悪いとの結果が出ています(この試験ではホルモン療法は行なわれず、化学療法による補助療法のみの解析のため、実際とはやや条件が異なります)。ちょっと補足しますと、化学療法の再発抑制効果というのは、ホルモン受容体陽性(がんがホルモン依存性を持つと言うことですね)では卵巣機能を如何に抑えられるかがポイントであり、特に若い患者さんだとその卵巣機能抑制効果が余り発揮されず、結果的にはがんを押さえ込むことができない事が多くなる、、、、と言うことを強く示唆しています。ここから得られる教訓としては、特に若い患者さんでは確実なホルモン療法、それも卵巣機能を停止させる事が最重要であり、これを達成する事を目指すべきだ、との結論が得られるわけです。

以上の知見からも、本来ですと化学療法を入れるべき、との状況でありますが、リュープリンかゾラデックス+タモキシフェンをお勧めします。理由としては
・挙児希望が強いのと、育児への支障を考えると化学療法の影響は無視できない(それほど懸念は無いと言われていますが、絶対ではないので・・・)
・ホルモン受容体の発現があることからも、卵巣機能抑制による効果が大いに期待されること

また、治療期間についてですが、現在示されているのは2年との事ですが、まずは開始してしまって後で考えることも可能です。自分の考えでは2年は最低限必要で、可能ならもっと長いほうがいいと思います。その点真理さんは若いこともあり、仮に5年の治療を行なってもまだ30代前半ですから妊娠出産は十分対応でき、また育児上もお2人の年齢差がある程度開くことでメリットも生まれるかもしれません(上の子が育児補助してくれるかも?)。
なおホルモン療法は卵巣機能停止効果が主であり、2年なり5年なりの治療後は多くの場合月経再開、つまり妊娠可能となります。ただし絶対完璧!とまで言い切ることは出来ません(稀にタモキシフェンで停止に至るケースがあるようですが、稀です、稀)。

今回はいろいろ書きましたため、かなり分かりにくい箇所があると思いますので、ご遠慮なく質問してください。

687 名前: 投稿日:2008/07/08(火) 09:40
はじめまして。6月に、42歳で両側乳がんで温存手術、リンパ郭清→放射線→現在ホルモン治療中です。
リュープリンSR,タスオミンです。腫瘍径は2センチ以下、脈管(ー)リンパ転移なく、核異型度1でステージ1です。ハーツーはIHC(2+)です。
「抗がん剤の必要がありません。ハーセプチンは単独では使わないから、(2+)でもFISH検査はしません」と伝えられました。
単独使用は日本だけで、欧米では単独で使用されているのでしょうか?
 
あと、リュープリンは腹部にすると思ってましたが、うでにしました。
「採血も腕で大丈夫ですよ」と。病院は清潔でしょうが、なんだか心配です。。。



688 名前: 真理 投稿日:2008/07/08(火) 11:51
狸先生。本当に本当に親身になって考えて下さり、読んだ後嬉しくなり涙が出ました。とても分かりやすかったです!本当に感謝しております。ありがとうございます。
狸先生の文章を読んで、やはりホルモン治療はしようと思います!決心がつきました。狸先生の言うように、五年ホルモン治療をやってもまだ妊娠可能な年齢ですものね!上の子との年齢差が開いても上の子は娘なので色々お手伝いしてもらえそうです(^^)v
そこでもう一つ質問なのですが、ホルモン治療のお薬にも色々種類がございますよね?今は主治医からホルモン治療やるとすればゴセレリン酢酸塩(製品名ゾラデックス)とゆう注射のデポ剤とタモキシフェン(製品名ノルバデックス)とゆう飲み薬を二種類やると言われました。これは狸先生がご提案下さったお薬より軽いのですか?この二種類で治療に入ってよいのでしょうか?他にもホルモン剤は種類があるのでしょうか?勉強不足ですみません。
主治医は何も言わずにゾラデックスとタモキシフェンのパンフレットを私に手渡してきて、「ホルモンやるなら、この二種類だから、読んでみてやるかやらないか決めて下さい。」と言われただけで……読んでみてもイマイチよく分からなくて。
私のような症状の場合このお薬で治療して良いでしょうか?基本的な質問で申し訳ありません。お忙しいと思いますが、今一度知恵をお貸し下さいませ。よろしくお願いします。

689 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/08(火) 12:55
狸です。
>>688真理さん
ホルモン療法に使う薬剤についてちょっと補足します・・・
ホルモン、ってもちろん焼肉のホルモンとは関係なく、女性ホルモン(エストロゲン)を指します。このエストロゲンが受容体と言われるがん細胞表面の因子に作用してがん細胞が増殖します。ですからこのエストロゲンをナントカするのはホルモン療法です。
一言でホルモン療法といいましても使う薬剤は大きく分けて3種類、あるいは4種類あります。
1)生理をとめる薬~ゾラデックス、リュープリンがここに入ります。人工的に閉経状態にすることでエストロゲンの絶対的な量を下げ、がん細胞に栄養をやるのを防ぐ狙いがあります。
2)エストロゲンの作用を邪魔する薬~タモキシフェン(ノルバデックスやジェネリック品多数)、フェアストン。エストロゲンががん細胞表面の因子に結合するのを邪魔します。ですからエストロゲンがないのに近い状態を作り出し、がん細胞の栄養を枯渇させます。
3)エストロゲンの合成を止める薬~アリミデックス、アロマシン、フェマーラ、アフェマがあります。これはエストロゲンを合成する途中の鍵となる酵素を特異的に阻害してエストロゲンを枯渇させます。
4)その他~ヒスロン。これは作用機序が不明瞭ではあるのですが、ホルモン受容体陽性の症例で効果が示される薬剤です。

真理さんの場合、上記のうち1)と2)を使います(他は閉経前の状態では使えません)。イメージとしては1)のゾラデックスかリュープリン(これらは別会社の薬剤ですが、効果はほぼ同じです)で人工的に閉経状態にし(これが先に自分が書きました化学療法剤の有効性の肝とした効果です)、タモキシフェンでちょっと残ったエストロゲンの効果を邪魔して残っているかもしれないがん細胞を押さえ込むわけです。

主治医が示した薬剤はこのゾラデックスとノルバデックスですから全く問題が無く、自分が想定した薬剤もまさにこれです。よってその選択で間違いありません。

690 名前: 真理 投稿日:2008/07/08(火) 14:42
狸先生。詳しく教えてくださりありがとうございました。
わかりました。もう迷いはないです。狸先生の言うようにホルモン治療やります!

今回は本当にありがとうございました。また何かありましたら力をお貸し下さい。今後もどうぞよろしくお願いします。

691 名前: 投稿日:2008/07/08(火) 15:10
すみません、先ほどの文章が変でした。
早期転移前患者の、再発抑制の意味で使用するハーセプチンは、抗がん剤と併用投与が一般的なのでしょうか?
...でした。
以前の書き込みを見て、私と同じような方がいらっしゃったのですが、どうされたのかな....

両側リンパ切除のため、腕に傷つけるのがこわいです!採血でホウカシキ炎とかならないものかしら?
うでにしたリュープリンも熱を持ってしこってズキズキ痛いです.....

692 名前: マイ 投稿日:2008/07/08(火) 20:07
狸先生と真理さんとのやり取り大変勉強になりました!私も23歳で 乳癌 2センチ以下でリンパ節転移1個あり.ホルモン受容体+.で現在化学療法中です。ホルモン療法は自分はやるべきだと考えてはいるんですが…家族歴におば(35歳以下)が子宮癌で…ホルモン療法の副作用で子宮癌のリスクが高いと聞いて.しようか悩んでます。するべきなんだけど…もし子宮癌になってもう同じ想いをまたするくらいなら…と悩んでます。

693 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/08(火) 20:12
>>692
ホルモン療法が乳癌再発を抑制する確率と
ホルモン療法により2次癌が発生する確率は
一桁違いますので、悩む余地は無いと思いますが?

694 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/09(水) 00:48
真理さん

St.gallenのリスク分類は浸潤ガンに対するものですが。
DCISであれば100人乳腺を専門とする医者がいたら100人とも抗癌剤は選択の余地に出てきません。
結果的にホルモン治療をすすめているからいいじゃないかという問題ではないと思います。
ちなみにDCISではHER2陽性が50%くらいに見られますが、
St.gallenが当てはまるならハーセプチンを使うという事になるのでしょうか?
違いますね。DCISのリスク分類はVan Nuys分類というのがあります。
DCISの治療方針はNCCNのガイドラインなどで確認してください。
手術(+放射線、ホルモン治療)がDCISの治療であって、ケモはあり得ません。

主治医の治療方針でまったく正しいと思います。安心してください。
ちなみにエビデンスのあるホルモン治療はタモキシフェン単独ですので御確認を。


695 名前: 投稿日:2008/07/09(水) 01:20
>>691茜さん
両側リンパ節切除ということですので、
リュープリンは次回からはお腹に打ってもらうように主治医に相談なさってはどうでしょう。
腕に打った場合、痛みや腫れなどの訴えが比較的多いと私の主治医からは説明を受けました。

ハーセプチン使用についてはよくわからないので失礼します。

696 名前: マイ 投稿日:2008/07/09(水) 09:57
名無しさん ご返事いただいていたのに遅くなってすみません。やっぱり悩む予知なしですよね…主治医に言っても、よく考えてだけで…不安だったので。ありがとうございます!とにかく頑張ってみます!

697 名前: 真理 投稿日:2008/07/09(水) 10:27
名無しさん。
初めまして。助言ありがとうございます!やはり私は非浸潤癌なのでホルモン治療だけで良いのですね。主治医からはハーツーはマイナスだったから、ハーセプチンは使わないって言われました。抗癌剤も必要ないとはっきり申してました。主治医はstガレンの治療方針をコピーした紙を見せてくれて、これは浸潤癌の人に対応しているから、非浸潤癌の人の治療方針ではないって言ってたような気がします。名無しさんの文章の最後の3行が意味が分からないのですが…エビデンス?ってなんですか??私はタモキシフェンだけやれば良いんでしょうか??教えていただければ嬉しいです。

698 名前: あき 投稿日:2008/07/09(水) 13:47
狸先生 千春さん やっと色々考える事が出来るようになりました。
たとえどんな結果でも気持ちを強く持って頑張りたいと思います!
そこでお聞きしたいのですが、すでに腰痛とか症状が出てるのに早くゾメタとかをしなくて
もっと拡がりはしないか心配です。とにかく安静にしたほうが良いですよね。
早期発見すれば何とかコントロールできて、痛みとかもあまり感じずに
過ごせればいいな~と願っています。千春さんの言葉は涙が出て本当に嬉しかったです!


699 名前: 投稿日:2008/07/09(水) 15:37
>>695
空さん、レス有り難うです。あれから、注射痕がますます固く痛い~もう腕はこりごりです。
次回は絶対おなかにしてもらいます!!
でも両リンパ郭清でうでからの採血は、実のところどうなんでしょうね。
足から採血だと痛いし、失敗が多く、看護士さんも微妙に嫌がるの。。。



700 名前: 千春 投稿日:2008/07/09(水) 16:05
>>698
あきさん、こんにちは。
こちらは昨日今日と涼しく過ごしやすい日が続いています。
あきさんのお近くはいかがですか?

あきさん。ゾメタを早くしたほうが?と焦るお気持ち自分でも考えると思いますが、
落ち着いて~。
骨シンチの検査の予定日はいつでしょう?
やはり医師も確定診断の結果を見てからでないと(骨転移と決定したわけでないので)
治療計画を立てるのは難しいと思います。

もし痛みがひどい場合は骨シンチを受診なさる前にでも、
病院に電話をして痛み止めや湿布など頂いてもいいと思いますが、
ビスホス製剤の治療はシンチの結果を見てからで十分に大丈夫ですよ。

安静は・・・決して無理をしないでくださいね!
あと転んだりもしないよう気をつけてくださいね。
でも安静と言ってもいきなり寝たきりでいるのはきっとよくありません。
痛みを悪化させないよう気をつけて無理をせず、
その中で日常生活はなるべく普通に送っていないと、
気持ちも体力も弱ってしまいますものね。
ちょっと我儘な女王さまの気持ちで日常生活を送り検査までを過ごすくらいがいいのでは?
と私は思うのです。

もちろん体調に急な変化があったらすぐに病院に連絡をしてくださいね。

701 名前: 千春 投稿日:2008/07/09(水) 16:44
既読の方も多いとは思いますが、
トリプルネガティブ症例についての取り組みの記事がアップされていました。
http://nyugan.info/tt/topics/topics22.html

702 名前: 投稿日:2008/07/09(水) 20:53
>>699茜さん
主治医からは、リンパを取った側で採血しても特に問題はないと聞いています。
抗がん剤をしなければ、それほど頻繁に採血することもないだろうし、
たぶん大丈夫ではないでしょうか(でも御本人の立場でしたら不安ですよね・・)

知人で数年前に両側乳がんで手術なさった人がいて、
リンパを取った腕に抗がん剤も打っていましたが、
当時お会いした時には腕も太くなく普通の状態に見えました。
本人も腕のことは特に何も言っていなかったので、たぶん大丈夫だったのではないかと思います。
(詳細を聞かなかったので曖昧ですみません)

703 名前: あき 投稿日:2008/07/10(木) 01:04
千春さん こんばんは。レスありがとうございます。
こちらは急に大雨が降ったりして蒸し暑いですね~
検査は22日で結果がわかるのが31日です。
なぜか悪いほうにばかり考えてしまいますが
まだ決定した訳ではないので焦っても仕方ないですね。

日常生活はやはり気を使いながら動いてます。
痛みも我慢できない程ではないので、湿布しながら買い物とか行ってます。
自転車に乗れなくなって不便ですが・・・
千春さんの仰るようにちょっと我儘な女王様のように過ごしたいですね。
また結果がわかったら色々とご相談したいと思いますのでよろしくお願いします。



704 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/10(木) 02:29
>>697

エビデンスというのは科学的根拠のことです。これに基づいた治療を行うことが
医療者にとって常に求められます。
あなたの場合、手術は根治的(完全切除)を受けられており、残る治療は
反対側乳癌発生に対する予防効果を狙ったタモキシフェン5年間投与で十分と考えられます。
これがエビデンスに基づいた治療です。
抗癌剤はエビデンスに基づいた治療を行っている医師にとってはあり得ません。
主治医に確認してください。他の乳癌患者の皆様も他人事とは思わず、どの意見が正しく、
どの意見が間違っているか今一度確認してください。

結果がどうであれ、間違えた治療方針(選択肢を含め)は著しい患者の不利益となり得ます。

705 名前: 真理 投稿日:2008/07/10(木) 13:16
名無しさん。教えてくださりありがとうございます。主治医によく確認してどんなホルモン治療にするか考えます。悩む事ばかりですが頑張ります。ありがとうございました☆

706 名前: 真理 投稿日:2008/07/11(金) 08:05
何度もすみません。
昨日考えていたらまた疑問がわいてきたので狸先生、もしくは分かる方いらしたら、教えてください。
ホルモン治療をやる方向なんですけど、妊娠希望なので二年もしくは五年やったとしても、その後生理が戻ればホルモン治療していた期間しか効果はないとゆうことですか??ホルモン治療って生理を止める事も大きな意味がありますよね。閉経までまだ年数もあるのにホルモン治療後に生理が再開しても良いんですか?
あと昨日主治医と少し話して、ホルモン治療やるならゾラデックスとタモキシフェン二種類をやらないとだめと言われました。の副作用が調べると恐くなってきました。どの程度副作用はでるものなんでしょうか?やっぱ人によりますか?
基本的な質問ですみません。よろしくお願いします。

707 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/11(金) 09:01
狸です。
>>704ななしさん
これまでの文調から”あの先生”であろうかと推察いたします。自分のいささか不見識とも取れる記載に対しましてご指摘と警鐘とを賜り、有難く存じますと共に、お手数をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます。確かに真理さんのご質問内容に対し、非浸潤癌との記載にも拘らず浸潤癌ベースのコンセンサスであるSt.Gallenの話を説明に用いましたのは不適切でありました。しかしながらここに至った経緯を少し補足させていただき、改めて真理さんのご要望にお答えすべきと考えましたので、改めて駄説掲載申し上げます。

まず今回の件に限らず、こういった掲示板でのご相談内容は”伝聞”である事を忘れるべきではないと考えます。
ご相談される方は基本的には医療専門家ではございませんので、その記載内容が一字一句間違いなく主治医の伝えたこと(文面のみならず語調やニュアンスも含め)を正確に伝えているのは残念ながら大変期待薄です。これはご相談者が悪いとかではもちろん無く、むしろ掲示板での回答をなす側がその点を理解した上で対応すべきことであろうと私は考えております。

今回まず真理さんにお示しいただきました内容が、
・脈管侵襲なし、腫瘍径2センチ以下、Her-2マイナス、ホルモン受容体プラス
とDCISであれば十分部分切除で対応できそうなものを”全摘出”にしたのはなぜだろうか?と考えたのがそもそもの自分の疑問点でした。自分が考えた理由は
A)切除部位が部分とは言え美容整形上再建術が困難で全摘出とした
B)DCISとは言え、実はひとつではなく、更に断端陽性など全摘出にすべき事情があった
C)腫りゅう形成が即浸潤の証ではないものの、浸潤を疑うような所見があり、広範囲な摘出が必要と判断された
などを考えました。特に真理さんの場合、お子さんをもうけられた直後で、更に挙児希望がおありであったため、恐らくは乳癌の発覚で大きく動揺され、主治医としては、精神的なバックアップの意味もあって症状を軽めに伝える必要もあったのではないか?と深読みまでしました。またもし記載どおりであれば挙児希望があれば授乳の可能性も考えると先のA)案はちょっと考えにくく、自分なりに勝手に結論したのは、DCISと伝え聞いたものの、実際には浸潤があった可能性を盛り込んでおくべき(主治医が敢えて伝えなかった可能性も視野に入れるべき?)ではなかろうか?ということでした。これらを自分の頭の中で自己完結してしまったのがいけなかったのだと反省しております。

次に本当にDCISであった場合です。
DCISは先生のおっしゃるとおりNSABP-B-17やB-24などで部分切除症例に対する放射線治療、タモキシフェンの有用性を検証する解析が行なわれ、タモキシフェンの有用性が示されております。それを受けてレジデントマニュアルでも手術が標準で、ハイリスクではタモキシフェンを上乗せ、との記載になっておりますね。真理さんの場合、お若い事がこのハイリスクに相当すると思われますので、先生がご指摘のとおり、タモキシフェンで十分なケース、とのお話は全くおっしゃるとおりです。しかも全摘出までなさっていますし。

ですが・・・
真理さんの主治医はゾラデックス+ノルバデックスを薦めておられます。ここで考えなくてはいけないのは、主治医先生がこれを示した理由は何か?であろうと思います。ここでまたまた私の悪いくせである深読みが出てしまうのですが、主治医が先生のおっしゃるように本来ならばやや過剰とも言える卵巣機能抑制(ゾラデックス)まで出してきたことには相応の理由があると考えました。つまり、DCISでは出てこないはずのゾラデックスが出てくるのは、やはりDCISではない(浸潤がある)ことを示唆するような情報を主治医が持っていたのではないか?との可能性です。あるいは主治医が間違った知識を持っている、との可能性も捨てきれないと先生はおっしゃるかもしれませんが、実際に真理さんを診察され、もっとも情報をお持ちである主治医の見立てを積極的に疑う理由を私は見出せません。よって主治医は真理さんのメンタルケアを含めたトータルの治療を高いレベルで実現し、この薬物療法の選択肢に対しても、一見不必要だけど念のためにやっておきます、と言ったニュアンスで薦めているものの、実際には必要な治療をしっかり選択しているのではないか?と推定しました。

以上の理由で、自分は(浸潤癌の可能性を否定できないので)化学療法含みの治療方針案と、それを補足する形での説明をなしました。そこでの話法にSt.Gallenの話で片つけようとしたのは前述のとおり、自分のミスでございます。

本来ですと真理さんには聞きたくないような内容もあるかと思い記載しないつもりでしたが、経緯を説明したほうが納得した治療を受けられるのではないか?とも考えましたので長々と記載させていただきました。

先生に置かれましては日々ご多忙と存じますが、お手間を取らせてしまったことを改めてお詫び申し上げます。

708 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/11(金) 09:30
狸です。
>>706真理さん
>>707を書いていた為ご質問に気が付きませんでした。
改めてご返信申し上げます。
今回のホルモン療法は術後補助療法と呼ばれる乳癌では再発防止にもっとも意義が深いとされる治療の一環です。この治療の意味を記載することであるいはお持ちの疑問の答えになるのではないかと思います。

今回真理さんが受けられたのは全摘出ですので、見た目的には癌が全部取れたとされる状態です。
乳癌はリンパや血流に乗って転移すると言われています。今回リンパ節転移が否定されており(これは摘出して調べたのでしょうか?)、全身転移も検出されていません。しかし科学技術的な限界として、全身にもし癌細胞が散らばっていても検出できるにはある程度大きくなる必要があり、もしまだ癌細胞が数個とか数十個とかのごく小さい集団で体のどこかにいるのであればそれは見つけることはほぼ不可能です。ですからこういった微小な転移をやっつけるために補助療法として抗がん剤やホルモン療法材を使うわけです。

こうした治療をした場合、何を期待するかといいますと、もちろん癌をやっつけることです。薬剤を使った間しか効果がない?とご心配されていますが、考え方として、薬剤を使っている間癌が休んでいて薬剤がなくなったらまた出てくる、というよりも、薬剤が効いている間にどんどん癌がやられていき、投与期間内に全滅する、と考えます。これが再発抑制(防止)の狙いです。

今回処方をすすめられているノルバデックスやゾラデックスの投与期間はその期間使用することで明らかに再発防止できる確率が高くなる事が科学的にわかっているので、今回の治療で上記の全滅を狙うわけです。

また副作用についてですが、閉経に伴ういわゆる更年期障害様の作用が一通り出る可能性があります(程度や出る副作用は個人差があるため何とも申せません)。可能性として高いのは、情緒不安定や発汗、不定期出血などで、他にタモキシフェンの副作用としては血栓や子宮内膜がん発生などもわずかでありますが可能性があります。これらについてはタモキシフェン投与時に注意する事が標準的に行なわれていますので、万が一生じたとしても多くの場合十分対応できるので大きな心配は要りません。
これらについては恐らく主治医が示した紙に記載があると思いますが、ネット上でも患者さんご自身の体験談などでたくさん見る事がで来ます。またこちらのご訪問者の皆様にも是非生の声を記載いただければありがたいですね。

ただ、上記の副作用はいわゆる抗がん剤の副作用とは比べ物にならないくらい軽度なものです。とは申せ、ゼロではないですし、感じ方は個人差がありますので他人である自分には断定までは出来ませんが、効果を考えますと十分価値があると思います。
なおメーカーの添付文書を下記に張っておきます。
ゾラデックス
http://med.astrazeneca.co.jp/product/PI/ZOL_PI.pdf
ノルバデックス
http://med.astrazeneca.co.jp/product/PI/NOL_PI.pdf

709 名前: 真理 投稿日:2008/07/11(金) 11:03
狸先生ありがとうございます。
707の文章を読んでちょっと主治医に不信感をいだきました…。セカンドオピニオンをしようかなぁ。とも考えてきました。しかし主治医は全摘する事にふみきったのは、乳頭のすぐ下に癌があるし、石灰化も広範囲にあり、部分切除は無理と言われました。私はその時は胸より命が大事だと思い、セカオピも特に考えず全摘する事を選び、エキスパンダーでの同時再建をしました。あとセンチネルリンパ生検(術中迅速検査)をしてリンパ転移は0でした。あと手術して取りのぞいた部位を5~3ミリ間隔で切って癌が浸潤していないか?調べてくれた写真もすべて見せてもらい、赤点で囲まれていると非浸潤で、黒点があると浸潤している。とゆう説明をうけて、私の部位の写真の癌腫瘍の周りはすべて赤点だったので、絶対非浸潤癌はまちがいないと思います。
ではやはり、ゾラデックスをやると提案した主治医は過剰治療をすすめた?とゆうことですか?
ふつう非浸潤癌だと年齢関係なく絶対タモキシフェンのみで良いのですか?
主治医は男性で年齢50歳くらいで日本乳癌学会認定医、専門医、指導医などの資格もあり、経歴や勤務歴を見てもかなり信頼できそうなのですが……。セカオピするべきでしょうか?悩みます。

710 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/11(金) 11:55
>>709
真理さんの主治医は良い先生だと思いますよ。

ホルモン治療でゾラとタモの併用を強く薦めたのも、
真理さんを「絶対に万が一にでも再発させたくない」との主治医の強い願いの表れだと思います。

もし真理さんが40代なら、主治医はタモのみを薦めたはずです。
26歳という若い年齢であるがゆえ、閉経までの年数がまだまだ長いがために、
敢えて主治医の判断でエビデンスより強力な治療を薦めていると思われます。

それに、ゾラ+タモの併用で治療を開始してみて、
もし副作用が耐えられないぐらいに出たのであれば、
その時にゾラを中止してタモのみにするという選択肢も十分にあるわけです。

ゾラとタモの併用ですが、私自身はそんなに苦痛は感じませんでした。
(現在は既にゾラの2年は終わり、タモのみになっています)
副作用は個人差が非常に非常に大きく、やってみないことには副作用がどう出るかは
こればかりは全くわからないです。

今一度、主治医に「なぜゾラとタモを併用する強力な治療を薦めるのか?」と聞いてみて、
主治医の考えを伺ってみてください。
セカンドオピニオンについては、主治医の二剤併用に関する説明後から考えても全然遅くないです。

狸先生からもまたレスがあると思いますので、お待ちくださいね。

711 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/11(金) 12:14
狸です。
>>709真理さん
本当に申し訳ない気持ちになってまいりました・・・
私は真理さんが主治医と信頼関係を構築した上で今後の治療に向かっていただきたく思い、これまでいろいろ書いてまいりましたが、十分伝わらなかったところは自分の不徳のいたすところです。

私は、会ってもいないのにいささか変な物言いですが、真理さんの主治医は非常に配慮の行き届いた先生で信頼に足る先生であろうと感じています。
それは伺った内容がややもすると何がベストか判断しかねる状況であるのに、ブレなども見越した治療方針を立てているように感じるからです。

先に私は真理さんが強い挙児希望をお持ちであることを確認し、それであれば再発防止を最重要ポイントとすべくコメントをしました。この点に限って言えば、優先度を追求するのであれば現在得られている治療でもっともそれに見合う方法を模索することは間違いでないと個人的には考えます。そのあたりがタモキシフェンにゾラデックスを上乗せするかしないかに関係すると思います。

主治医の治療方針ですが、私も704名無し先生も妥当だと感じています。ここでゾラデックスを乗せた事が主治医への信頼下落の原因となったのであればそれはちょっと違うと思います。むしろ真理さんのご希望に沿う形での改善と捕らえるほうが妥当だと感じるからです。追加で頂いた情報から、非浸潤癌であることは確かな気がしてきましたので、自分が707で書いたことは多くが杞憂であったかもしれません。ただ、DCISの再発予防にはタモキシフェンで十分、というデータは現段階ではこれだけが明らかになったという状態で、いわば他の部分は”未証明”領域です。また乳癌の生物学的な進展は、一応考えられていることからしますと、DCIS状態から浸潤を起して広がっていく、との考え方があります(ただし早期に浸潤するケースとなかなか浸潤しないケースがあることも事実で、そこに何らかの分類が存在するという考えもあります)。現在までに浸潤癌での術後補助療法は多くの研究によりホルモン受容体であればホルモン療法が有効で、閉経前であればゾラデックスが有効である、ということは明らかとなっています。乳癌の生物学的な流れからすると、浸潤癌で証明されたことは非浸潤癌である真理さんのケースでも証明される可能性が”期待”できます。未証明状態でエビデンスもくそもないのですが、全く根拠がない、と言うことでもないと考えます。
ですから、より確実な治療を望むとしたら、それは浸潤癌で証明された治療法に倣うというのが自然な考え方です(ここで全く乳癌で使われ医薬剤を持ってきたり、健康食品を使うなどとはレベルの違う話です)。主治医のお考えはこうした流れで決まったのではないかと個人的には推察いたします。

ですから、もしどうしてもゾラデックスが不要と思うのであれば、もちろん断ることは可能ですし、再度確認するのもOKだと思います。しかし私の記載で主治医への信頼が揺らぐというのは全く持って申し訳なく、それは私の責任でありますので、その点は是非ともご了解いただきたく思います。なお現段階でも私は主治医の治療方針には同意します。

712 名前: マイ 投稿日:2008/07/11(金) 12:31
真理さんへ
私なんかの体験談であれば参考に…個人差はあると思いますが。23歳で現在ゾラデックス中です。化学療法も一緒に(^.^) ゾラデックスの副作用は私はほてりと発汗くらいです。今の所は…化学療法の副作用に比べたら比べれないくらい楽です(笑)
毎月1回お腹にちょっと太めの針で皮下注射~金額が保険適応して15000円でそれがいたいですね(^.^)
しょうもない情報でスイマセン!

713 名前: 真理 投稿日:2008/07/11(金) 15:52
710の名無しさんコメントありがとうございました。狸先生も毎回詳しくありがとうございます。
狸先生が申し訳ないと思わないで下さい。狸先生は何も悪くありません!私はこれだけの情報を得られた事は狸先生や名無し先生や皆さんのおかげです。
結局その情報をふまえた上で結論を出すのは私ですもんね。主治医の事は信頼してるのでもう一度タモキシフェンとゾラ二種類でやるのはどおしてか?聞いてみます。昨日主治医と話した時は私の年齢が若すぎるから二種類使う。と言っていた気がします。詳しくまた話し合ってみたいと思います。主治医は無治療でも可と言っていますから、無治療を選択する事も可能なんですけどね……。でも今の治療法では非浸潤癌ならタモキシフェンのみで十分とゆう明らかな証明ができてるんですよね?
タモキシフェンのみか、タモ+ゾラか、セカオピか、無治療か……悩みますがもう少し考えてみます。本当にありがとうございました。

714 名前: 真理 投稿日:2008/07/11(金) 17:09
マイさんこんにちわ。コメントありがとうございます。
私より若いのに治療を頑張っていらして、頭がさがります。ゾラは高いと聞いてましたが本当なのですね!マイさんは副作用あまりないんですね。化学療法にくらべれば…軽いですよね。私も治療をすると決めたら頑張らないといけませんね。すっごい悩みすぎて今はどうしたら良いかわかりませんが、また結果が出ましたら報告しますね(^-^)

715 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/11(金) 17:09
>>713
万が一再発をしたときに
「あの時こうしておけば良かった」と
思わない覚悟がおありでしたら、
無治療でも良いと思いますが。

患者本人の覚悟、とはそういうことです。

それに比して薬剤の副作用のつらさに対する覚悟は
つらければ中止すれば済むことです。


716 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/11(金) 17:14
万が一再発をしてしまった場合、
小さなお子様が可哀想です。
出来る限り「再発の可能性の少ない」治療法を
優先されるのがよろしいと思います。

717 名前: 710 投稿日:2008/07/11(金) 18:15
>>713
本当に個人的な意見ですが、
もし私が真理さんの立場であったなら、たぶんですが、タモキシフェンのみでいきたいと主治医に希望を伝えると思います。
(現実には、私は浸潤癌だったので有無を言わさず二剤併用でしたが)

真理さんの場合、26歳という非常に若い年齢で(非浸潤とはいえ)乳がんを発症したという事実、
これが真理さんの主治医を慎重にさせている主因だと思われます。

もしかしたら、このまま無治療でも再発しないかもしれない。
いや、むしろ再発しない確率のほうが遥かに高いです。
ただ、
今の乳がんが二度と再発しなくても、
まだまだ閉経までに長い時間のある若い真理さんですから、
もしかしたらもう片方の乳房に新たに別の乳がんが出来ないとも限りません。
その点はやはり主治医も頭の痛いところではないかなと思います。

私もたくさんたくさん悩みました。
真理さんも、どうぞ悩んで悩んで、最善の道を探っていってくださいね。

718 名前: 真理 投稿日:2008/07/11(金) 18:36
皆さん本当にありがとうございます。
皆さんに会って話したいくらい皆さんの意見は重要な情報でした。しかしそうゆうわけにもいきませんからね。
やはり治療をしなかったと後悔はしたくないし、第2子を産む産まないと悩む前に、今も目の前で無邪気に笑って遊んでいる一歳の娘の為に長生きしたいです!一日でも長く娘といたいです!主治医と相談してタモキシフェンのみか、タモ+ゾラか、よく考えてホルモン治療をしたいと思います。無治療は不安がつきまといますからね。最後は患者自身が決めないといけませんから悩むし、夜も考えては眠れない日々ですが、後悔のないように自分にとって最良の方法を決めたいと思います。もしまた迷う時があったら、力をお貸し下さいね。ありがとうございました。

719 名前: AKKO 投稿日:2008/07/12(土) 14:52
突然お便りをして申し訳ありません。
友人が近くの市民病院で、入院で化学療法をしようか、新宿のクサマクリニ
ックで外来で化学療法を受けようか悩んでいます。
市民病院では標準的なものだと思われ、クサマクリニックでは、専門の先生
の専門的な治療と思われます。
どなたかクサマクリニックで治療を受けられている方がいらっしゃいましたら
なんでも結構ですので教えてください。
よろしくお願いします。

720 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/12(土) 23:10
唐突ですいません
乳がんでホルモン治療をしているのですが、食事でウニは食べられるのでしょうか?

721 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/14(月) 09:11
>>719AKKOさん
新宿のクサマクリニックの日馬先生とは何度かお目にかかってお話を聞いた事があります。
先生は東京医大をお辞めになって開院されたのですが、標準療法には通じているのはもちろんのこと、世界最新の臨床試験報告に精通しておられ、その識見の深さはかなりのものです。私は開院後お話を伺ったのですが、外来の患者さんの数も相当なようで、忙しいとおっしゃっていました。私の認識ですと、市民病院クラスで行われる外来化学療法は当然のこと、更に通常は保険適応外などといわれる(でも有効性が明らか)な治療などにも柔軟に対応してくれる病院だと思います。
ただ、日馬先生はちょっと個性の強い先生ですので、最初ちょっと面食らうかもしれません(苦笑)。行かれる際には前もって確認してみたほうがいいと思います。

722 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/14(月) 09:12
>>720名無しさん
ウニに含まれる(と言われる)女性ホルモンを気にしてのご質問でしょうか?
事情不明瞭な中記載しますと・・・
・手術直後、放射線治療の最中や化学療法剤使用時など、感染が懸念される状況では生ものは避けたほうが無難
・ホルモン受容体陽性乳癌のホルモン療法時には余り気にする必要はないが、ウニばっかり食べるのは良くないが、神経質に全く食べない!まではしなくても大丈夫
・上記以外では気にする必要はまずない。むしろ神経質になったほうがかえって良くないくらいでは・・・?

要は程ほどのバランス感覚がいいと思いますよ。

723 名前: AKKO 投稿日:2008/07/14(月) 13:04
狸さん、早々のご返信ありがとうございます。 
もう少し教えていただきたいのですが、外来での抗がん剤の治療は、初めて受ける場合
でも、副作用等大丈夫なのでしょうか?
電車で1時間かけて通院することに、とても不安を感じています。
今現在、めまいと皮膚浸潤の痛みがあります。
また、急変の場合は近くの病院となるのでしょうか?
もし抗がん剤で腫瘍が縮小しなかった場合、大きな手術になると思われますが、その場合も
日帰りで大丈夫なのでしょうか?
通常の場合ですと当日はICU化と思うのですが・・・。

724 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/14(月) 17:51
>723
よほど小さい腫瘍でない限り日帰り手術はないと思いますが、
何故そのような質問になるのですか?
今は無治療なのですか?
両方の病院とはどんな関係になっているのですか??
各々の課題についてのそれぞれの医師の意見はどうなのですか?

725 名前: あじさい 投稿日:2008/07/15(火) 00:52
今年2月に左右に腫瘍があり、左右とも組織検査の結果、classⅡでした。
経過観察でした。
7月に入って触って気になるので再検査をし、今日右はclassⅡ、左はclassⅢa
でした。
結果はグレーなので11月に再検査と言われましたが、別の病院にセカンドオピニオンに行こうと
思います。
できれば、今は職場近くの大学病院ですが、自宅近くの大学病院も聞いてみようと思います。
Ⅲbはがんだと説明されましたが、一般的には経過観察しかないのでしょうか?
針を2回射したんで心配はないと思うが、超音波の所見でも怪しいとのことです。
左は時々痛みがあります。
何かよいご意見がありましたらお教えください。
よろしくお願いいたします。

726 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/07/15(火) 09:02
狸です。

>>723AKKOさん

なんと申しますか・・・・
>>719でのご質問からは想像できかねる状況でこれでは正直以後のコメントがしにくいです。
外来化学療法は通院不安が強い中では当然リスクが高くなるため、治療の良し悪し以前に現実的ではありません。特にめまいは程度にもよりますが不意の転倒などで大怪我する危険性すらあり、程度や状況不明なここではコメントできません。
また、723で書かれているのは抗がん剤治療後手術?それも効かなかったら手術??とはちょっと状況がわかりませんが・・・・。術前補助療法なのであればなおのこと手術予定病院で行うほうが好適ですし、何よりも確かクサマクリニックは入院設備は無いはずです(ただし周辺に協力病院があれば対応できる可能性はあります)。
いずれにしましても、いろいろな事情があるのであれば、直接問い合わせるなりの対応をしたほうが良いと思います。

727 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/15(火) 10:59
>>723
クリニックホームページでの日帰り手術や外来化学療法は
それらの治療方法が適用できる症例の患者さんのみしか
受けられません。

当然のことですが、ホームページは宣伝用に書かれてありますので
適用症例のみがクローズアップされることになります。

クリニック受診の後に、そのクリニックでの治療が可能なのか
あるいは近隣の東京医大等に入院して手術や化学療法をするのか、
先生が責任を持って判断すると思います。

しかし、全ての患者さんにホームページのような治療が
適用されることはありません。

728 名前: AKKO 投稿日:2008/07/16(水) 00:13
>>名無しさん
すみません、私が勉強不足でした。
今現在腫瘍が大きすぎて手術が出来ないので、抗がん剤治療、その後縮小したら
手術といわれています。
これらは市民病院で言われました。ベッドが空き次第入院(3週間)して、抗がん剤
治療。そのときハー2の検査をする予定です。
入院待ちの間にクサマクリニックに、セカンドオピニオンに行きました。
外来化学療法+ハー2の結果によって、ハーセプチンも使うとおっしゃっていました
。聞きたいことはメールでもいいですよ、とおっしゃっていただけたので、
実際縮小しなかった場合の質問をしてみました。先生からのお返事は、誠意を
持って対処いたします、というものでした。
どなたかこの掲示板を見ている方で、実際の治療を受けられた方がいらしたら・・・
と思い、状況の説明より先に質問ばかりになってしまいました。
分かりずらくて申し訳ありませんでした。
今までは無治療でしたが、狸先生のお答えを読み、まずは市民病院に入院して
治療を受けることを選択いたしました。
名無しさん、狸先生 ありがとうございました。

729 名前: <削除> 投稿日:2008/07/16(水) 18:30
<削除>

730 名前: 千春 投稿日:2008/07/16(水) 19:22
>729
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=hihanyoubou&key=1023745442&st=699&to=699&nofirst=true
出しておきましたので。

731 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/17(木) 09:48


732 名前: <削除> 投稿日:2008/07/19(土) 21:51
<削除>

733 名前: あい 投稿日:2008/07/26(土) 01:53
はじめまして。
母の事で 質問させて頂きます。よろしくお願いします。

胸の違和感を感じ、1ヶ月ほど前に、マンモグラフティを撮ったところ

約1cmのしこりがあり、所見からは癌の疑いがあると言われ
翌週、針生検をしたのですが、ちゃんと細胞が採れなかったとのことで
また翌週 皮膚を切って管を通して、ガチャンと細胞を採る検査をしたのですが (知識がなくてすいません)

結果的には、悪性の細胞が出なかった、が、良性だともはっきり言い切れない
又は 悪性の細胞が採れていなかったかもしれないとの事でした。

そのガチャンとする検査は、計9回したのですが それでも判断できない場合は よくあることなのでしょうか?
来週 しこりを摘出する手術をすることになりました。
開けてみないとわからないという事なのでしょうか?
不安でたまりません

どんな事でも構いませんので
知識のある方、教えてください。よろしくお願いします。

734 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/26(土) 19:28
>そのガチャンとする検査は、計9回したのですが それでも判断できない場合は よくあることなのでしょうか?

よくあることのようです。

>来週 しこりを摘出する手術をすることになりました。
>開けてみないとわからないという事なのでしょうか?

その通りです。
針生検を何回もしたけれど、結果は良性とも悪性とも言い切れない、
経過観察にすべきか、しこりを摘出したほうがいいのか、どちらがいいのか悩んでいます、
という悩みの相談がひっきりなしにあちこちの相談室に書かれています。

それだけ、同じような悩みを持っている人たちが多いということですね。

ごく初期の乳がんの場合だと、患部自体が非常に小さい(数ミリ)ために、
針生検ではなかなか患部そのものにヒットしないというジレンマがありますよね。
それだけ「初期」である証でもあるわけですが。

しこり摘出で「良性」だと判明したならば、この先何か月も何年もモヤモヤした不安な気分を抱えて過ごすリスクもなくなり、
非常にスッキリできるんじゃないでしょうか。

735 名前: あい 投稿日:2008/07/27(日) 00:09
>>734 さま

コメントありがとうございました。

良性である事を祈ります。

736 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/28(月) 03:46
右の乳房にしこりみたいのがあります
右腕がずっと痺れています
乳癌なのでしょうか‥

737 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/28(月) 03:49
↑ もうじき朝になりますので、病院へ検査してもらいに行きましょう。

738 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/28(月) 04:48
>736

★「これって癌ですか?」「病院に行った方がいいですか?」等、癌の発症の疑い、不安の相談を行う事は慎みましょう
ネットでの診断は無理です。
不安な場合は病院の診察を受けてください。過去の投稿を検索してください

http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#big

739 名前: あい 投稿日:2008/07/28(月) 22:20
>>733で相談した者です。

本日母がしこりを摘出しました。
主治医からは当初、2cmくらい取り除くと聞いていたのですが
母曰く、拳より少し小さいくらい 採られたと言っていました。
通常のケースで、それくらい採るのでしょうか?

きちんと説明のない主治医に不信感を感じます。
病院を変えた方がいいのかと考えています。

740 名前: 真理 投稿日:2008/07/28(月) 23:06
以前こちらで相談させていただいたものです。
私(26歳)非浸潤癌の治療法で狸先生、名無し先生などなど皆様には大変お世話になりました。
治療が決定しましたのでご報告します。
他の大学病院や埼玉癌センターの乳癌専門医の先生などからの意見も参考にして、年令も若いし、再発や健側予防のためにもゾラデックス二年・タモキシフェン五年になりました。念には念を入れて考えた結果です。後悔しないためにもしっかりホルモン治療をしたいと思います。娘のためや家族のためにも一日でも多く笑顔で生きていたいです。色々ありがとうございました。

741 名前: 千春 投稿日:2008/07/29(火) 01:23
>>739 あいさん
少々キツいことを書きますがご容赦ください。

お母さまがご心配な気持ちよくわかります。
しかしならばあいさんは診察にご同席はなさらないのですか?
遠方…など事情はあるのかも知れません。
けれど素人で当事者(故、動転しているであろう)のお母さまからの
又聞きのみでの質問内容に思えます。
「きちんと説明のない」とおっしゃいますが、
あいさんは直接主治医に説明を求めましたか?
素人からの一方的な又聞きで不安がり、
また患者であるお母さまに病院不信を煽る行為は決してお母さまのためになりません。
しっかりと検査について冷静に下調べをし、
フラットな気持ちで主治医に不安な点をあいさんご自身で質問なさることが
まずやるべきことに思います。

○マンモグラフィー ×マンモグラフティ
ガチャンとする検査 についても正式名を知るべきです。

742 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/29(火) 13:15
>主治医からは当初、2cmくらい取り除くと聞いていたのですが
>母曰く、拳より少し小さいくらい 採られたと言っていました。

拳より少し小さいくらいとありますが、
切除したしこりをお母様が見せられて主治医から「拳より少し小さいくらい採りました」と説明されたのでしょうか?
それとも、
主治医から説明はなく、お母様が切除したしこり(肉片)を目で見た印象が拳より少し小さいくらいだったのでしょうか?
それとも、
そもそも切除したしこりを見せられてはいなくて、お母様が家でご自身の乳房を観察したら、拳より少し小さいくらい採られたような印象を受けたのでしょうか?

このあたりのニュアンスが全く文面からは分かりません。
その他、文面からはどうにもよくわからない部分がいっぱいあって、
他人がどうこうアドバイスできない状態ですね。
千春さんが苦言を書かれているのも(千春さんは別の意味で苦言を書かれているのですが)納得できますね・・・

743 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/31(木) 22:10
お一人が言えばいいことかと。
>あきさん
色んな人がいます。
知識が増えると、無知な発言にイライラされる方。
他人の攻撃を確認してから、それならばとかぶせて来る方も。
最低限のマナーさえ押さえれば、わからないことはしょうがないと思いますよ。

これも一意見ですが。

744 名前: 743 投稿日:2008/07/31(木) 22:11
あきさん→あいさん

745 名前: あき 投稿日:2008/07/31(木) 22:33
こんばんわ。先日ご相談させて頂いた者です。
狸先生 千春さん 名無しさん色々とアドバイスありがとうございました。

本日検査結果を聞いてきました。お騒がせしましたが
骨転移ではありませんでした。骨シンチの画像はとても綺麗??で
腫瘍マーカー CEA 1.8 CA15-3 8.4 
CT MRI マンモもクリアーでした。
一ヶ月近く不安な気持ちでしたが、やっとすっきりしました。
ところが嬉しさのあまり、主治医の先生にお礼を述べるのが精一杯で
骨転移予防にビスホスホネート剤を使って頂けるかお聞きするのを
失念してしまいました。整形外科で直接骨量検査、ビス剤の投与の
可能性などを含めて受診したほうがいいでしょうか。
やはりハイリスク群なので転移は避けたいと思います。
それとも今回術後2年を無事にクリアーできたので、
様子見でもいいでしょうか。次回は3ヶ月後の受診となります。


746 名前: 千春 投稿日:2008/07/31(木) 22:42
>743
私は今回マナー云々の話しをしたおぼえはありませんが・・・?

>>743
では質問なのですが、
(拝読した限りでは)まだ検査結果も判明していらっしゃらず、
質問者のあいさんは主治医と直接話していらっしゃらないと思われる現時点で、
転院を考えたり、お母さまに病院不信を煽ったりするのは得策なのでしょうか?
私は最低でも下調べをした後主治医と話したほうがよいと思うのですが?

747 名前: 千春 投稿日:2008/07/31(木) 23:07
(連投になってしまいすみません。)

>>745 あきさん
「今日辺り検査結果だなぁ。どうなさったかなぁ。」
と、心配していました。
良かった良かった^^b

ビスホス製剤についてですが、
母が処方していただいている経口薬を含め今のところあくまでも
“骨粗鬆症”の予防や治療のためであり、
“骨転移”予防のエビデンスはまだ出ていないのではと思います。
('08 ASCOでタモキシフェンとゾメタで再発を減らすという発表はあったようですが。)
ビスホス剤には懸念される副作用もあるので(なので母は5年以降の服用は躊躇しています)、
まずは整形で骨粗鬆症の心配は無いかを検査するか、
もしくは次回の乳腺の診察時まで待って主治医に相談すると言うのでも遅くはないように思います。
うちは乳がん以前から近所の整形で骨粗鬆症の検査をしておりまた、
そちらの病院は武道家の方々の受診も多く個人病院としては精密な検査機器があったので、
そちらでの経過検査(上腕デキサ)を乳がんの主治医の先生に持参しています。
しかし骨粗鬆症で最も精度が良い機器は『全身デキサ』法だと言うことです。

あと今後ビスホス製剤を飲むなら尚のことなのですがそうでなくても何にせよ、
歯科に行きお口の健康を常に保つことは絶対お薦めです。
もしビスホスを処方されながら歯科がダブる場合は、
歯医者さんにビスホスを服用していることを伝えてくださいね。

あきさん検査結果良好、私本当に嬉しいです。

748 名前: 743 投稿日:2008/07/31(木) 23:49
>>746
>主治医と直接話していらっしゃらない

憶測でしかないのに断定的に話を進めすぎかと思うんです。
私は、いろんな性格の方がいる中、厳しい意見で質問者が臆してしまうことに危惧します。
それこそ、せっかくのこの場がもったいない。
まずはそれを確認する為の質問のみでもいいのではないでしょうか。

それでいてそうであれば(主治医と直接話していらっしゃらない)私も貴方の意見には賛成です。
>>742
においても最後の一行が必要なセンテンスには思えません。ただただ排他的に思えるのです。

749 名前: 734、742 投稿日:2008/07/31(木) 23:54
>>748
申し訳ありませんでした。

あいさん、不快な気分にさせてごめんなさい。
以後、気を付けます。

750 名前: 743 投稿日:2008/08/01(金) 00:07
>>749
734の意見も貴方だったんですね。
すばらしい意見です。

その流れを知らず、その部分に関しては配慮がなかったです。
申し訳ありません。

751 名前: 千春 投稿日:2008/08/01(金) 00:08
あきさん追記です。

アリミデックスとビスホス製剤について、
『乳腺外科医のブログ』で検索をし、5月4日の記事など参考になります。
(私の携帯から直接貼るとパソコンでは見えないかも知れないので検索してみてくださいね。)
あと、『ビスフォスフォネート ビスホスホネート 副作用』
などのキーワードでGOOGLEやYAHOOで検索したり、
こちらの掲示板でも『ビスホス』などで検索をかけると色々出てきます。
うちの薬は『アクトネル』と言う名前ですが、『ベネット』『フォサマック』も同じ経口ビスホス製剤ですので
それらもキーワードとして活用出来ます。
やってみてくださいね。

752 名前: 千春 投稿日:2008/08/01(金) 02:44
(帰宅後バタバタして何度もすみません。)

>>751同じ骨粗鬆症予防の経口ビスホス製剤ですが正確には、
リセドロネート→アクトネル、ベネット
アレンドロネート→ボナロン、フォサマック
です。

あきさん。私ならばですが、一応明日若しくは主治医先生の勤務日に、
「骨粗鬆症が心配なのですが、近所の整形で検査をし
骨粗鬆症の心配があれば経口ビスホス製剤やビタミンD、カルシウム剤などを
処方して頂くのはどうでしょうか?」
と病院に電話をしてみると思います。

なお現在アリミデックスを飲んでいますので、
もし整形を受診することになりそちらで万が一ラロキシフェン(=エビスタ)を勧められても、
ラロキシフェンはタモキシフェンと似た作用機序の薬で
アリミデックスとタモキシフェンとタモ・アリミ併用の比較試験において
“併用群はアリミ単独に劣った(タモ単独とほぼ同等だった)”結果を踏まえ、
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1119nyugan.html
エビスタの処方はお断わりしてください。

753 名前: 千春 投稿日:2008/08/01(金) 06:36
>>746

>>739 お母さまが「拳より少し小さく取られた」とおっしゃっているのでしょう?
質問者が直接見てそれを主治医に質問したとは私には到底読めませんでしたので、
「診察に同席はしていなく又聞きのみなのか?」をお聞きしているわけです。

(私の母の事ではなく私には何も不利益になりませんので)
私は今回別にイライラもしなければマナー違反とも思ってもいないですが、
質問者が直接疑問を医師に確認せず、「説明のない」とおっしゃり、
且つ検査結果が出る前にこのような理由で転院を考えるのは時期尚早なばかりでなく、
『転院の困難さ』『治療の遅れ』の観点からも勧められません。
まず検査治療の基本を知りそれに添った検査が行われるかを確かめ、
どのような検査結果が出たかを確認し、医師の本来の善し悪しを判断し、
納得がいかなければセカンドオピニオンやその時点で転院を視野に入れ行動なさる
ことを可能に出来るのは相談者です。それを、
>>743 「わからないのはしようがない」
とおっしゃることの方が私には無責任極まりなく思います。
「わからないのなら調べ努力してわかるようになる」
ことが良い治療良い病院選択への必須条件であり、
お母さまのためなのではないですか?

・・・とここで話していてもご本人からの説明のレスが無いですから
仕方ありませんが。

確かに私は患者の家族で家族は病に侵されている当事者ではなく、
患者を守り動転なさっている患者のバックアップをすることが使命です。
そのために家族の方の質問に対して私のレスは厳しく感じるかもしれません。
しかし後悔しない選択をするためには甘えている時ではないと思います。

また、よく言われるようにネットの相談は特に曖昧さを極力排除して書き込んで頂かなければ
回答不可なばかりか危険極まりない結果を招きます。
それを可能にするのは特に家族の役目で主治医から直接聞かなければそれは不可能に思います。
今しっかりと頑張り医師に向き合わないと、
理想や希望の治療からどんどん離れてしまうのです。
辛くても少々傷ついても今が正解の道を選び取る一つの正念場なのです。
ここでどうしても家族の役目を果たし頑張って頂きたいのです。

754 名前: あき 投稿日:2008/08/01(金) 09:05
千春さん 何度もご丁寧なレスありがとうございます!
とてもわかりやすくて、本当に親身になって下さり嬉しかったです。

ゾメタの副作用で、額骨壊死、額骨骨髄炎が稀に見られるというのは
知っていましたが、経口ビスホス製剤でもなることがあるんですね。
歯科は以前よりよくかかってましたが、歯が丈夫でなく過去の抜歯箇所には
影響しないのか、またこれから治療して神経を抜いたりしてからどの程度の
間隔を空ければよいのか等心配になってきましたが、
千春さんの仰るように早速主治医の先生にお電話をしてから
整形に行ってみようと思います。何事も早めに手を打って後悔しないように
したいのです。(乳癌の告知の2年前にも受診してマンモをしたのですが乳腺症
といわれて安心してしまい、痛みがあるのは癌ではなんいんだと放置してしまって
リンパ節転移になった経緯があります)
あの頃に千春さんのような情報収集力があればもっと結果が違っていたでしょう。
これからもよろしくお願いします。


755 名前: あき 投稿日:2008/08/01(金) 13:05
額骨壊死、額骨骨髄炎→顎骨壊死、顎骨骨髄炎でした。
度々変換ミスをして申し訳ありません^^;

756 名前: sage 投稿日:2008/08/02(土) 13:37
突然の書き込み失礼します。
先日エコー&マンモでほぼガンで間違いないと診断されました。その後針生検(太い針)で細胞を取り
診断待ちです。
主治医はエコーでしこりの形状でこの形はガンだと思ってよいと言っていました。
確かにでこぼこしていて一部皮膚の近くまできていました。
大きさは2センチくらいだそうですが、皮膚の近くまできている箇所があるのが気になります。
皮膚をつきやぶってしこりが出る可能性があるということでしょうか。
あと、リンパ部分がエコーで黒く写っており心配したのですが、転移があると白く写ると言って
あまり詳しく話してくれませんでした。触診でもしこりは確認しています。
主治医の言う通りリンパは気にしなくてもよいのでしょうか。
細胞診の結果が出てないので何とも言えないかと思いますが、気になって気になって。。
どうぞよろしくお願いいたします。

757 名前: あい 投稿日:2008/08/04(月) 22:00
返答が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
私はあまりにも安易で、病気についても 心のどこかで大丈夫だろーと思っていました。

>>734さま
私のあまりにも無知な質問にも、ご親切に説明して下さり、先日は心がホッと致しました。
ありがとうございました。
>>741千春さん
コメント頂きありがとうございました。
そのときの自分にとっては
「ちょっときついなぁ・・とはいっても・・」
正直そのような気持ちだったのですが
それから色々と考えるようになり自分の中の意識が変わりました。
それは千春さんのお言葉があったからだと今は非常に感謝いたしております。ありがとうございました。

意見をくださった方もありがとうございました。
また行き詰まった時はこちらで相談させていただいてもよろしいでしょうか?

758 名前: 千春 投稿日:2008/08/04(月) 22:13
>>757
(多分皆さんも同意見です。)勿論です。

759 名前: 734 投稿日:2008/08/05(火) 22:12
>>757
あいさん、いえいえ、こちらも言葉足らずでいつも後から「しまった、失言したかな」と思うことしばしばです。
私はあまりこの掲示板には来ませんが、
もしまた何らかのご縁があればまたよろしくです。

760 名前: 投稿日:2008/08/08(金) 12:38
はじめて書き込みます。
昨年10月に女房が乳癌と診断されました。
既に全身に骨転移もありました。
骨転移により痛かった部分の放射線療法を行い今は普通に生活できています。
今はホルモン療法と抗がん剤で乳癌は小さく成っているようですが、手術はしていませんし手術の話も出ていないようです。
骨転移があると手術をしないのでしょうか?


761 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/08(金) 14:23
>>760
ホルモン療法や化学療法が上手く奏効すれば、
奏効期間中は局所の癌が縮小しますし、消失する方もおります。

しかし、遠隔転移が見つかった時点で癌はすでに全身化しており、
最終的に治癒を得ることは難しくなります。

癌が局所にとどまっているのか、遠隔転移をしているのか、で
治療の方針は大きく異なります。

手術の話が出ないのは、手術をしても今後の経過を大きく変えることが
出来ないからです。

762 名前: 投稿日:2008/08/11(月) 20:49
>>761
わかりました。ありがとうございました。


763 名前: ねこ旦那 投稿日:2008/08/16(土) 22:07
狸先生、ご無沙汰しております。以前、妻の抗がん剤の事で相談させていただいた
者です。妻は、その後、再発もなく元気にやっているのですが、(抗がん剤は
終わり、今は、ホルモン剤処方中で、多少、副作用が出ていますが・・・)
また、事件があり、お伺いしたく、書き込ませていただきます。
実は、妻の母も妻より一年前に乳がんを患い、温存手術を行い、その後、
ホルモン剤を処方されていました。その母が、先日、同じところに乳がんが
再発しました。妻は、子供も小さいため、再発を恐れているところに
母の再発。かなりショックだったようです。
私も妻も、以前、妻が抗がん剤処方の時、やりたかった、
ハーセプチンを出来ないか?と主治医に相談しました。
その結果、母と妻の二人で、ハーセプチンを投与することになったのですが、
主治医は、ハッキリと効果があると出ているわけではないが、と前置き
後に、ホルモン剤と併用した方がいいのではないか?と言われました。
私的には、副作用の出ている、ホルモン剤はやめて、ハーセプチンだけかと
思っていたのですが、効果はどうなんでしょうか?
それから、術後、3年弱ですが、ハーセプチン投与による、再発予防効果は、
期待出来るのでしょうか?
妻は約3年前、29才で全摘手術を行い、リンパ転移なしで、HER2+++
ホルモン受容体です。
抗がん剤はCEF-T(Eは100mm、Tはタキソテール)を行い、今は、
ノルバデックスとゾラデックスを処方されています。
長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

764 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/08/19(火) 08:51
狸です。
>>763ねこ旦那さん
お返事遅くなり失礼いたしました。
ちょっと整理を・・・・
お義母さんは再発ですが、奥様は再発しているわけではないですね?

奥様の状況は補助化学療法を終え、術後補助ホルモン療法をやっている最中と言うことですが、ここにハーセプチンを入れるとのことですね。いくつか整理しながら書きたいと思います。

まずハーセプチンはありがたいことに術後補助療法の保険適応が通りましたので、今回のようなケースでも使用可能になりました。一方現在なさっている治療はホルモン療法としてノルバデックス(タモキシフェン)とゾラデックスですので、閉経前ホルモン療法の標準的な治療方法です。ここにハーセプチンを乗せることは標準治療ではありませんが、わかっている情報からその是非を考えるべきだと思います。

まず、ハーセプチンとホルモン療法の併用について言われていることとして、タモキシフェンとの併用は余り良くないのではないか?との説があります。これは基礎レベルの解析から出てきた話で、タモキシフェンが持つ微弱なエストロゲン様作用がハーセプチンのターゲット(Her-2タンパク)からのシグナルを刺激する、との実験結果が大元です。しかしハーセプチンはこのHer-2を抑える効果を持つわけですから、併用するのに問題があるのかは正直分かりません。ですが、Her-2陽性例でのノルバデックス使用が本当に効果があるかの検証が完璧になされていない限り、考慮すべき状況と個人的には考えます。

では代案は?となるのですが、ここは閉経前ホルモン療法の今後のあり方として、アロマターゼ阻害剤とゾラデックスやリュープリンなどのLHRHアゴニスト剤の併用臨床試験が進行しています。今年のASCOにおいても、デザインはちょっと違いますが、タモキシフェン+ゾラデックスとアロマターゼ阻害剤(アリミデックス)+ゾラデックスは同等の効果を持つことが示されております。よって(保険適応の問題はありますが)アリミデックス+ゾラデックスに変更することは有効性の面では十分考えうる治療法です。

ただ、現在ホルモン療法による副作用にお悩みとのことですので、もしそれがタモキシフェン由来であれば変更により回避できますが、ゾラデックス由来ですとちょっと厄介です。そのあたりは主治医と相談が必要です。

以上の話をまとめますと、
1)ノルバデックスをアリミデックスに変更してゾラデックスは続け、ハーセプチンを上乗せする
2)ノルバデックスは止めて、ゾラデックスにハーセプチンを上乗せする

の2つの選択肢が考えられます。なおホルモン感受性である現状から、ゾラデックスも止めてしまうとの選択肢は有効性の観点からも余りお勧めできません。また、現段階からのハーセプチン使用での有効性はどこまで期待できるか明確な回答はありませんが、3+と強発現なこともあり、やる価値はあると思います。

765 名前: ねこ旦那 投稿日:2008/08/19(火) 12:06
狸先生、早々のお返事ありがとうございます。
妻の現状は、先生の解釈の通りです。
なるほど、わかりました。
二つの選択肢のどちらでいくか、主治医と話してみます。
ただ、田舎で、あまり情報がないのか、突っ込んだ質問をすると、
「今度、寄り合いのとき、聞いてきます」といった回答が多いの
で困りものなんですが・・・

766 名前: のらくろ二等兵 投稿日:2008/08/22(金) 18:43
ご無沙汰しております。
骨転移のみから、肝・腹膜播種・縦隔リンパ・皮膚へと転移巣を広げてしまった母ですが、
6月より、TS-1を標準の半量以下で9週連続休薬なし で投与してもらってきました。
この間、マーカー値は急下降を示し、画像上も大きな変化はありませんでした(拡大なし)。
心配していた骨髄抑制や肝機能障害も起こさず、白血球、血小板ともに正常範囲内です。

但し 骨転移巣の拡大の為からか 赤血球(210)ヘモグロビン(7.3)の低下が顕著なため
運動すると息が上がりやすくなってしまってます。
これを機会に2週間ほど休薬期間を置くこととしました。
フェジンを打ちながら様子を見て、改善せずにヘモグロビンが7を下回るようなら輸血を
行ったうえで TS-1再開の予定です。
また、左胸の皮膚病巣に対しては局所切除が難しいとのことであり、放射線の分割局所照射を
行うことになりました。

こちらの板に出入りさせてもらってから一年になります。
いつもとても助けられています。
ありがとうございます。

767 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/10(水) 20:40
狸様。以前、家族に知られたくなくて“名無し”で失礼した者です。
狸様のアドバイスの元、ハーセプチンを加えて、ゼローダ・TS-1・タキソテールを
行ってきました。
そうです、どの薬も効果なく、ついに全部使いきりました。
現在、最後のタキソテールを使用していますが、
マーカーは階段を駆け上るが如く、毎月激増。
主治医から 『緩和治療』を勧められました。
もう、抗がん剤はやめては と。
ホルモンマイナスの為、今まで使用した薬は以下です。
ACT→ハーセプチン・タキソール・ゾメタ→ナベルビン→
ゼローダ→TS-1→タキソテール‥‥‥。
肺も肝臓も悪化しており、自分でも覚悟は出来ているのですが。
でも、現在私はヨボヨボながら歩けています。
沢山は無理ですが、三食ちゃんと食べてます。
咳が酷く辛いですがこれは薬を処方して頂いてますので、何とか大丈夫です。
スロースローで動けば、一人で行動出来ます。
ここで、抗がん剤がストップと言われ緩和治療と言われてもピンと来ないのです。
これは全然珍しくない事ですか。
使う薬が無いのから仕方ないのでしょうか。

上手に伝えられなくてすみません。
情け無いかな、“緩和治療”の言葉に動揺しております。


768 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/09/17(水) 00:56
>>767ななしさん
現在ESMO参加のためにスウェーデンにいます。
返答が遅れましてすいませんでした。通信事情が悪く、アクセスできませんでした。
大変な状況が文面から伝わってまいりまして、非常にお悩みの状況がわかります。
文面から読めませんが、思うに肝臓の状態が悪化して、通常の薬物療法ができないと主治医が判断しているのではないかと思われます。
そういった場合には、ご相談のように緩和治療に行くよう薦めるケースもありますが、他の方法として、症状に応じた減量規定を適応した薬物療法も選択されることがあります。
文面からHer-2陽性であれば最低でもハーセプチン単剤投与は検討可能なはずですが、肝臓の状況から断念と主治医が判断した可能性もあります。
またナベルビン以降は単剤療法になっているように見えますがそうでしょうか?
今来ているESMO2008ではゼローダとハーセプチン併用療法がゼローダ単剤よりも有効性が高い、」との発表がなされていました。もちろん身体状態によりますが、ハーセプチンを中心に治療計画を立て直すのであれば選択肢になるかもしれません。
ですから、減量規定を用いての薬物療法の可能性が無いかを主治医に確認してみてはいかがでしょうか?

769 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/17(水) 18:45
狸様。ななしです。
お忙しい中、申し訳ありません。
昨年の11月~今年3月まで、確かにゼローダ単剤でした。
が、CTの結果が思わしくなく、狸様のアドバイスの元、
ハーセプチン&TS-1に。
ところが、TS-1の最悪の副作用で2週間入院。
5日間だけの服用で断念。

その時、私は次はタキソテールだと思ったのですが、
『以前(H19.5月)に一度タキソールで肝臓の腫瘍が小さくなった事がある。』
『再度タキソールを投与してみましょう』

という事でハーセプチン&タキソールに。
が、CTの結果断念。
8月からハーセプチン&タキソテールを投与してます。
ところが、あまりのマーカー数値。
故にCT前に主治医が“緩和治療”とおっしゃったのでしょうが。

ハーセプチンとゼローダ! 主治医に伝えます。
狸様、本当にありがとうございます。
感謝致します。

長々とつたない文章でわかりにくく、
お読みになっている皆様にも伝わりにくい事と思います。
今日は嬉しい思いにかられての動揺です。
お許し下さい。


770 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/24(水) 16:03
はじめてカキコミさせていただきます。
私自身乳がんでステージⅢ-bでこの10月で再発なしのまま4年を迎えます。
相談は義姉なんですが、3年前にステージ0の乳がんで温存手術をしたのですが、
先日病院に定期検査に行ったところ、再発予防のためとしてゾメタの点滴をして
きたと聞きました。
私は聞き覚えのない薬だったのでインターネットで調べたところ、骨転移に非常に有効なお薬だとは書いてあるの
ですが、転移再発していない患者に予防として使うこともあるのでしょうか?


771 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/25(木) 06:07
>770

お義姉さんは、どの程度、きちんとした知識をお持ちなのですか。
なにかの聞き間違いかもしれません。
また、あなたがお義姉さんの言葉を聞き間違っているかもしれません。

お義姉さんに再確認し、さらに必要ならば、お義姉さんから主治医に
確認してもらった上で、質問されるほうがよいでしょう。

不確実な「話」をもとにネットで質問しても意味がありませんから。

772 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/25(木) 13:51
>>770です。
義姉とは短いメールのやりとりなので、確かなことはわかりませんが、
転移、再発予防の効果があるので半年に1度ゾメタの点滴をしましょうと
おっしゃったそうです。
私と義姉とはお世話になっている病院が違い、離れて暮らしているので頻繁には
情報交換はしていませんので、今は再発予防にゾメタの点滴が一般的になってい
るのかなあと思い、それならば私も受けてみたいと思い、インターネットで調べ
てみたのですが、骨転移治療という言葉ばかり出てくるのでもしや義姉が骨転移
しているのではと不安になり、こちらで同じ目的で点滴を受けてらっしゃる方や
それを行ってらっしゃる先生がいらっしゃったらと思い相談してみたのです。
まさか義姉の主治医が転移の事実を義姉に告げないまま点滴をするとも思えず、
義姉の文面からはあくまで予防と信じているようなので、義姉にいらぬ不安を
煽るのもどうかと思い、本人に確認はしていません。
私が安心したくて、書き込みをしました。
こういう相談が意味のないものであるのならば、お詫び申し上げます。

773 名前: 千春 投稿日:2008/09/25(木) 15:44
>>770>>772さん
(HTMLのURLでごめんなさい。ここからPDFに飛んで御覧ください。)
http://72.14.235.104/search?q=cache:-5YfYLNhWAEJ:ww2.ttmed.com/oncology/jp/asco2008/pdf/4.pdf+ASCO2008%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%A2%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp&ie=UTF-8&inlang=ja

推測ですが、これなどの報告の結果から義姉さんの主治医はトライしているのかも知れませんね。
ESMOでもこのような発表があったようです。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200809/507918.html

しかしこれらはまだ一般に広く認知実行される段階ではありませんし、
ゾメタ(をはじめビスホス製剤)には数こそ少ないものの重大な副作用もありますし、

第一に乳がん補助療法としても骨粗鬆症の治療としても
本邦では保険診療でのゾメタの投与は認められていません。

なにしろ771さんのおっしゃるとおり情報も少なく曖昧の中、
これ以上特に義姉さんの病気についてを推測や想像から話しても仕方ありませんね。

774 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/25(木) 16:31
>>772です。
千春さん、どうもありがとうございました。
記事読ませていただきました。
ゾメタについて色々探したつもりでしたが、「骨転移の発症抑制効果がある」というこのような記事を見つけることができず、こちらに相談して、皆様に不愉快な思いをさせてしまって申し訳ございませんでした。

おかげさまで安心いたしました。
本当にありがとうございました。

775 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/25(木) 22:48
横レススミマセン。
>>774さん、この件はあちこちで紹介されておりましたが
臨床に取り入れられる段階にはまだいってないと渡辺亨先生も
ブログで書いておられました。
しかしチャレンジャーな先生が世の中にはおられるのですね。
そういう情報をこの掲示板で皆さんと共有できたわけで
書き込みは有意義であったと私は思います。
不愉快に思った方がおられるかもしれませんが、
私は興味深く読ませて頂きましたよ。
お義姉さんから詳しい情報が得られましたら
また書き込みしてください。


776 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/26(金) 09:56
>>775さん、774です。

優しいお言葉をどうもありがとうございました。



777 名前: 木蓮 投稿日:2008/10/03(金) 10:56
来週、手術予定の者です。
いくつか質問させて頂いてよろしいでしょうか?
マンモ、エコーはがんの疑い有り、マンモトーム生検はグレーゾーンとの事で
しこり2センチの所を5センチ切除の予定です。
手術中にがんである事が判明した場合は、そのままセンチネルを行う・・・というのが医師の説明でした。
ところが、こちらから質問を続けると話が大きくなってしまい不安になっています。
しこりが「がん」だった場合はと聞くと「5センチを更に大きく切って行く。最悪、全摘まで」
それなら、放射線で小さくしてからというやり方もありますか、と聞くと
「がんとは診断されていないから」との事。その時は、そうかまだ検査なのだから
と、思って納得してしまったのですが、最初からがんを疑った温存療法なやり方ではないですか?
もともと、温存療法とは、手術をしながら検査をしつつ少しずつ切って行くものなのでしょうか?
また、センチネルで転移が認められたら?の質問に関しても「レベル1まで郭清する」
その後は聞いていないのですが1の次は2。2の次は3という事なのでしようか?
リンパ郭清とは、そういうものですか?
私が、リンパ郭清は後遺症が心配なので出来ればしたくない、放射線治療で何とか出来ますか?
と、聞くと「郭清しても放射線しても後遺症は同じですよ、むくみます」との事なんですが・・・
郭清は一生ですが放射線は時が経てば治まるものではないのでしょうか?
全てがこんな感じで、こちらから聞かないと教えてくれないのですが
上記の方にも同じような事が書かれていますが医師とはこんなものなのでしょうか?
逆に、医師も聞かれたから最悪の場合の話をされただけなのでしょうか?


778 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/03(金) 12:25
>>777
ガンと確定されていないのに手術を受けるのですか?
あなたの書いているとおりの説明しかしない医者なら私は絶対手術はしないと
思います。セカンド受けてみたらどうでしょう。

779 名前: 千春 投稿日:2008/10/03(金) 19:39
>>777 木蓮さん

書き込みからだけの素人の直感ですが、医師の説明の上手さ下手さは別として、
主治医の言うことが大きく破綻している印象は私には無いのですが・・・。
マンモトームでもがんの判断は出来ず、切開生検から術中悪性なら温存手術トライ、断端が陽性なら最終的に全摘。
(MRIなどで予めある程度範囲を予測はしないのでしょうか?)
リンパ節も術中診断で転移が陽性ならばその後に進むと言うことですよね?
なお、腫瘍を抗がん剤で小さくしてから手術をすることはありますが、
木蓮さんがおっしゃる、放射線で小さくして温存手術と言うのは全く一般的ではありません。
(私はそのような治療を聞いたことがありません。)
主治医が乳腺専門医ではなく尚且つ今の説明では納得がいかない時は、
セカンドオピニオンをしてみたらいかがでしょう?
私ならまずもう一度乳がんの初期治療について徹底的に勉強をしてみて、
(短時間に大変ですが、自分のこととなると結構頭に入るものです。)
分からない点を再度主治医に質問し、
それでも納得いかなければセカンドオピニオンを希望しますが。
リンパ節を郭清しても放射線を当てても
浮腫を起こす人は起こす起こさない人は起こさないと言うのも主治医の言う通りです。
そして郭清を放射線照射に置き換えることは現在推奨されていません。
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0006/1/0006_G0000114_0016.html

780 名前: 木蓮 投稿日:2008/10/03(金) 21:07
返信ありがとうございます。
出来るだけ、短くわかり易くまとめて書いたつもりなのですが
説明不足になった点があるようで申し訳ありません。

>>778 グレーである為、検査ではあるけれど「がん」だった場合を想定しての手術になります。
2センチを5センチで切除する説明された時点でセカンドとは言えないのですが
他の病院でマンモとエコーで診て頂きました。
その医師は写真を見ながら、とても丁寧に説明して下さり
ファーストの医師の診断には間違いが無いとの事だったんです。
なので、手術を決め最終確認の説明がまた違ったものに・・・、
でも医師側からすると違うわけではないのかも知れません。
ただ、聞かれなければ話さない・・・というのは問題あると思うのですが・・・

>>千春さん そうなんです。話をするのが下手なだけな感じはします。
丁寧な回答、ありがとうございます。
手術はもう来週なんですが、いい方向に行くように願うばかりです。


781 名前: ゆか 投稿日:2008/10/04(土) 16:52
みなさま。初めまして。ゆかです 私は今21歳なのですか2年前右胸の上にしこりが見つかり乳癌検診を受けました。その時はまだ年齢も若かった為、乳腺症と診断されました。その後も半年に1回と胸に痛みが出た時に心配になって超音波・マンモをやっていました。
今年の9月の後半からずっと右胸全体が痛く、しこりの部分・周りを押すと痛みがあり、右腕の脇の下(リンパ)あたりに引っ張られる痛みを感じます。
特に痒み・ただれ・分泌液などはありません。
10月21日に乳腺外来を予約したのですが不安でたまりません↓
2年間、右胸のしこりと不安と戦ってきて脇の下が痛くなったのは初めてで怖くて夜も眠れません。
自分なりにいろいろ乳癌について調べたのですが、やはり不安で誰かに話を聞いてもらいたくここに書き込みをさせていただきました。もし宜しかったら胸のしこり&脇の下の痛みについてお答えいただけたら嬉しいです。長々とすみませんでした。読んでいただきありがとうございました。






782 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/04(土) 16:59
>781

★「これって癌ですか?」「病院に行った方がいいですか?」等、癌の発症の疑い、不安の相談を行う事は慎みましょう
ネットでの診断は無理です。
不安な場合は病院の診察を受けてください。過去の投稿を検索してください

http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#big

783 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/04(土) 23:07
初めまして。
先日、母が乳がんを宣告されました。
全くの予期せぬ事だった為に、少々動揺しております。
自分なりに色々調べてみたのですが、母の今までの経緯についていくつか
疑問に思う点があるので、こちらの掲示板の皆様の助言を戴きたく
書き込みさせて頂きます。

母の現在までの状況です。
今年始め頃、左胸の上部にしこりを発見。3月に初診。
水のようなものが溜まっているのではないかとのこと。
その際、患部に針を刺して検査をしたものの、癌「疑陽性」との診断。
そのまま様子を見ましょうとの事で、3ヵ月後に再度受診。
その際、本人はしこりが少し大きくなっているような気がすると
医師に伝えるも、エコーの結果、大きさに変わりはないとの診断。
再度3ヵ月後の9月に受診予定であった。
8月ごろからしこりが明らかに大きくなっている事に気づくも、以前大きく
なっていないと医師から言われていたのもあったのか、9月の予約受診まで
そのままに。

9月の受診で、やはり大きくなっているとの事で、本人の希望もあり、手術と
なる。

病理診断を抜粋で記述します。
「病変部には径4cm程度の嚢胞性腫瘤が認められます。この腫瘤は基本的には
非浸潤性嚢胞内癌の所見を示していますが、壁肥厚を示す部分では乳頭腺管癌が
乳腺間質内を浸潤性に発育しています。
乳管内進展とリンパ管侵襲が見られますが、血管侵襲は明らかではありません。
浸潤部の核グレード判定はグレード3です。
浸潤癌の範囲は2cm内に収まっていないのでT2と判定します。」

ここで、何点か疑問に思っている事があるのですが…

1・この結果を医師に聞いた際、浸潤癌はパラパラと出ているだけなので
リンパ節まではいっていないでしょう、との事だったのですが、結果の中の
「リンパ管侵襲が見られます」との言葉はリンパ管までがん細胞があるということ
なのではないのでしょうか?
もしそうであれば、術後であってもセンチネルリンパ節生検は行えるのでしょうか?

2・可能性として、最初の受診から約半年経過観察をしていた為に、浸潤癌になった
可能性はあるのでしょうか?
(母が「最初に受診した時に取っておけばこんな事にはならなかった」と
後悔している為、医師への不信感が出てきてしまっています。セカンドオピニオンは
受けるつもりなのですが、転院を考えるべきか迷っています。一般的に、最初の
「疑陽性」との判定だけでは手術をしないものなのか、教えていただきたいのです…)

今までの主治医を批判する訳ではなく、ただ「一度大きな後悔をしてるんだから、
これからは後悔の無い様に、出来ることはやっていこう」との家族間の意見が一致
した為、病院選びからきちんと見直していこうと思った次第であります。

セカンドオピニオンで詳しく聞いてみようとは思っているのですが、その前の
予備知識と、ある程度の覚悟をしたいと思い、質問させていただきました。
調べれば調べるほど、不安は増すばかりですね…。

宜しくお願い致します。

784 名前: 千春 投稿日:2008/10/05(日) 02:05
↑この手術は全摘ですか?
その際リンパ節は郭清せず、センチネルリンパ節生検もなさらなかったのですか?
嚢胞内癌のみと確信していたから?(結果的には浸潤癌が見つかったわけですが・・・。)
術後はリンパの流れが変わるので術後にセンチネルリンパ節生検をしても精度は劣ると思います。
(病理診断でリンパ管浸潤が無しとなってもリンパ節に転移をしていることもあれば、
勿論その逆も両方とも有りになる場合もあるのですが)
リンパ管浸潤とは確かにリンパ管にはがんが入っていたと言うことにはなります。

疑陽性とは細胞診でClass III ですか?それだと経過観察は有り得ると思います。

取り敢えず私の分かる範囲はこのくらいですが、
あと詳しい方がいらっしゃればよろしくお願いします。

(ER・PgR、Her-2などの結果はどうだったのでしょう?
今後治療方針を決定するにあたり、そちらの方がより大切であるとは思います。)

785 名前: 千春 投稿日:2008/10/05(日) 03:03
書き忘れましたが半年前なら非浸潤癌だった可能性は勿論無くはありません。
しかしそうであったと確信は誰にも出来ません。
疑陽性の場合マンモトーム生検などに進むことを何故しなかったのかも文面だけでは分かりません。
ただ素人の話しとして聞いていただきたいのですが、
初期の癌の可能性が高いとは思います。

今後今の病院で継続治療を受けるにせよ、転院するにせよ、
適切な補助療法を受けられますように。
本番はここからですから!

786 名前: 783 投稿日:2008/10/05(日) 10:36
783です。
千春様。
素早いレス、感謝いたします。
他のレスも読ませていただき、大変参考にさせていただいております。

手術をするにあたり、医師からの説明では「腫瘤部分だけを取り
それを病理に出します。」との説明だけでした。
ですので、結果的には「温存」の形になるかと思います。
(その辺りは、母も歳ですので(62歳)今から全摘しても構わないとの事。
温存に拘りは無いようです)
「疑陽性」とは、千春様が仰った通りです。
「マンモトーム生検」と言うものがあることも、最近知りました。
何故、その検査をしなかったのかは分かりません(普段、母は健康ですから
その辺りで検査が出来なかったということは無いと思うのですが…)。

検査の段階で、医師から「恐らく良性であろう」と言われていたので、こちらも
お任せしていた所、癌発覚という結果になってしまったため、どうも後手後手に
回ってしまっている感が拭えないでいるのです。
ただ、嚢胞内癌は珍しい、と言う話も医師から伺いました。
珍しい故、このような結果になってしまった、と解釈しています。

只今、ハーセプテストとホルモン感受性について検査中です。
これからの治療の流れとしては、こちらの掲示板を拝見して、大体掴めているので
投薬方法など、また疑問に思う事も出てくると思います。
主治医との相談が一番だとは思いますが、こちらでもまたお世話になるかもしれません。
その際は、何卒宜しくお願い致します。

千春様のお心遣い、感謝いたします。
私も幼子を抱えているので思うように動けなく、歯がゆいばかりですが
こうして、この掲示板を見つけられてのは、本当に良かったと思います。

ありがとうございました。

787 名前: 783 投稿日:2008/10/05(日) 10:46
連レス失礼いたします。
今の主治医の見解では、リンパ節郭清はしなくても良いとの事です。
それも不安ですので、セカンドオピニオンにてその辺りも
聞いてみようと思っています。

788 名前: 千春 投稿日:2008/10/05(日) 11:48
う~ん。よくわかりません。
それは切開生検ではないのですね??

よく、主治医と話し合ってください。

789 名前: 783 投稿日:2008/10/05(日) 12:17
783です。
分かりにくい書き込みで、誠に申し訳ありません。

切開生検とは、病巣の一部を採取して検査する事の様ですが
そうではなく、病巣は全て摘出しています。
切除断端は陰性でした。

再度主治医と話したいのですが、娘を預ける場所も無く、今まで一緒に
連れて行っていたのですが、とうとう風邪を引かせてしまいまして。
母はそれを気に病み「もう一緒に来なくて良い」と言われてしまう始末…。
何度も病院に足を運ぶ事が困難な状況です。

明日セカンドオピニオンの為の紹介状を頂きに、再度主治医と会う予定が
あるので、娘の風邪がまだ怪しいのでついていくのを見合そうかと
思っていたのですが、やはりついて行って疑問に思う事を聞いてこようと思います。

失礼いたしました。

790 名前: 783 投稿日:2008/10/06(月) 20:30
783です。
お世話になっております。

本日、主治医に分からない事を質問してまいりました。
何かの情報源になればと思い、書き込ませていただきます。

①細胞診で「擬陽性」だったのに、マンモトーム生検をしなかったのは何故か?
→母の腫瘍は嚢胞内にあり、針を刺すマンモトーム生検では、周囲の嚢胞を
破ってしまう恐れがあるため、出来なかった。
そして、マンモトーム生検は、主に石灰化に対して行う検査だと言う事を伺いました。
その結果、病巣を全て摘出して検査する「外科的生検」を行った、と言う事だそうです。

②リンパ節郭清はしなくて良いのか?
→浸潤している癌の様子(パラパラと少量の浸潤)や、CTでの画像判断の結果、
リンパの腫れが認められないことから、郭清の必要はないとの意見。
ただ、ここは医師様々な意見があるかもしれないとの事。

今回の受診で、主治医との話し合いがいかに大切であるか、と言う事を
身をもって体験しました。
「主治医に嫌な顔をされてしまうのではないか」と言う不安はありましたが
思い切って聞いてみてよかったです。
こちらがしっかり調べた上での質問であれば、主治医は誠意を持って答えてくれる。
何度か主治医と相談をした上でもし、主治医の答えが自分の納得のいかない
答えであれば、その時に「転院」を考えても良いのかなと思いました。

「主治医と良く話し合ってください」との助言をしてくださった千春様。
これがなければ、良く話し合ったつもりでいたままでした。
主治医と話し合う勇気を下さって、本当にありがとうございました。

長々とスレ汚し、失礼いたしました。

791 名前: 千春 投稿日:2008/10/06(月) 21:21
>>783さん
不安な疑問が解けて良かったですね!
(良い主治医先生だと私は感じます。
子育てとの両立とても大変とは思いますが、今後とも大切なお母さまのため、
先生ともしっかりスクラムを組んで乗り越えていかれますように♪)

私事ではありますが、半月前母の胃に印環細胞癌が見つかり今週から入院検査が始まります。
こちらの掲示板で素人なりにですが乳がん他色々ながんの勉強をさせていただいてきたお陰で、
今回は非常に迅速に事を起こせました。
正直不安と恐怖で足が竦みますが、とにかく大好きな母のため頑張ります。
以前のようには出てこられなくなると思いますが、
お互い健闘いたしましょう。

792 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/08(水) 21:47
>>791 千春さんsignet ring cellと聞いておっせかいだと思いますが
コメントさせてください。もしお母さんの乳癌が小葉ガンであった場合
乳癌の胃転移を考えなければいけません。乳管ガンであった場合も胃転移
の可能性は否定できません。生検をされていると思いますが、ぜひ、
免疫染色でGCDFPとER、CK7,CK20は染めてもらった方がよいと思います。
原発と転移では天と地ほど治療方針が違いますから。

793 名前: 千春 投稿日:2008/10/08(水) 22:53
792さん
お気遣いありがとうございます。心より感謝いたします。
私も胃がんを見つけてくださった消化器病院で最初にお伺いしたのが、
・「乳がんの転移ではないですか?」→「これは胃原発です」
・「視診での深達度は?粘膜下層を突き抜けていそうですか?」
→「初期。粘膜下層を突き抜けていない可能性は低くはない。」
・「分化度は?」→「未分化」
・「場所は?」→「噴門部」
の4点でした。
現在乳がんでお世話になっている病院の消化器外科に転院したしましたので、
きちんと精査をし、母に一番合った治療を見つけていく決心です。

本当にありがとうございました。
(みなさん、スレ違いをごめんなさい。)

794 名前: 孫娘 投稿日:2008/10/10(金) 16:58
81歳の祖母について相談させてください。
2006年1月に乳房温存手術を受けました。癌の大きさ2cm、リンパ節転移なし、癌も大人しいタイプで年齢も年齢だしと主治医に言われ、全く術後療法を行いませんでした。
その後の定期検診も、触診のみで血液検査など何もせず、祖母の『胸や脇腹が痛い』等の訴えも『年寄りの神経痛だ』と軽くあしらわれていました。

そして今月、祖母が痛みに耐え切れず救急車で運ばれ、主治医でない別の先生にCTを撮って貰ったところ、胸骨に8cm、肋骨に2cmの転移が見つかりました。

その後、主治医は放射線科へ祖母を丸投げしようとしたので、ホルモン治療をして貰うようお願いすると(HER2は-です)アリミデックスとアクトネルが処方されました。
私はこちらの掲示板でゾメタの存在を知っていたので、ゾメタを使用して貰いたいと言うと『若い人が使う薬だ』と言われ、聞き入れてくれません。

来週、放射線治療が始まります。放射線で痛みが取れるといいのですが、今の祖母を見ていると、かわいそうでたまりません。
年寄りは痛みに耐えながら、その時を待つしかないのでしょうか?
ゾメタは副作用が強いのでしょうか?


今、何故無理矢理にでも術後療法をして貰わなかったのか、祖母が痛みを訴え始めた時に詳しい検査をお願いしなかったのか、後悔の涙が止まりません。
私は祖母に育てられました。祖母には少しでも長生きして貰いたいと思っています。
もし、こちらでゾメタを高齢者に投与しても問題ないという意見を頂ければ、再度主治医にお願いしてみようと考えています。
出来る限りのことをしてあげたいです。
アドバイス宜しくお願いします。

795 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/10(金) 19:47
>>794 孫娘さん

「高齢者への投与
 一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど
 慎重に投与すること。」
だそうですが、禁忌とは書いてませんね。

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3999423A1028_2_06/



796 名前: 孫娘 投稿日:2008/10/11(土) 20:10
795の名無しさん

ありがとうございました。
実家にPCが無く携帯のみなので、うまくゾメタを検索できてませんでした。

高齢者でも少量の投与なら問題ないようですが、リスク因子に放射線治療が上げられておりましたし、
やはり主治医の判断通り放射線治療のみで、痛みが取れることを願いたいと思います。

797 名前: J 投稿日:2008/10/15(水) 14:52
ナベルビンについて質問させて下さい
私は6年前に温存手術をし、放射線の後、ゾラデックスとノルバテックスで
治療をしてきましたが、4年前に鎖骨の所、リンパに再発転移が見つかり、放射線で消しました。
その後、TS1を飲み始めました。しかし1年後のPET検査でリンパに又見つかり、
又放射線で消しました。その半年後に又見つかり、ナベルビンでの治療を始めました。
その半年後、脇の下に見つかったので、日帰り手術で取って頂き、ゼローダも
飲み始めることになりました。ナベルビンは約1ヶ月位、胃痛腹痛、脱毛に悩まされました。
12回で主治医は治療をやめても大丈夫だと云われましたが、私はあまりにも再発の
期間が早いし、体力のある時に抗がん剤治療を徹底的に続けなければ又再発を繰り返す
との思いで、治療続行をお願いしました。そして毎週だった治療を1週おきにし、ゼローダは
飲み続けています。昨日で23回目でしたが、最近ナベルビンが体に入った瞬間から気分が悪くなり、
不正出血もあり、下痢にもなるようになってしまいました。でも、どれもどうしても我慢が
できないというレベルのものではありませんが、もし2週間おきとかにしてしまっても
ナベルビンの効果は期待できるものかどうかを是非お伺いしたいと思って質問させて頂きました。
49歳、閉経しつつあるような感じですが、生理は不順でもきています。
今血液検査の結果は非常に良好だそうです。数値等、詳しく知らずにすみません。
ナベルビンはどれ位続けても構わないのでしょうか?検査はやはりPET検査が最良ですか?
主治医の先生は何を聞いても一言二言のお返事しか頂けなく、あまりにお忙しいので、
自分の命がかかっている事なのに、くらいついて聞く根性がありません。
本当に申し訳ありませんが、教えて頂けないでしょうか..

798 名前: 木蓮 投稿日:2008/10/17(金) 00:05
少し前に手術前の不安を相談させて頂きました木蓮です。
ありがとうございました、先週、手術して来ました。
やはり、がんという事で広がりもみられたので5㎝予定の所、一部はもう2cmの切除で
温存手術という事になり、センチネルの結果は0/1でした。
病理結果はまた来週になるとの事なのですが、分かっている事は
「しこりが1.5㎝・浸潤性・グレード2」という事を言われました。
グレードを調べると「がんの顔つき・悪性度の事」とありました。
また「病理医ががんの原発病巣の組織切片を顕微鏡で観察して、悪性度を判断します(グレード分類)」
ともあります。
主治医は乳腺専門医です。切り取った時に見ただけでもグレードの
ランクまでわかるものなのでしょうか?

799 名前: マロニー 投稿日:2008/10/23(木) 01:26
失礼いたします。
414で相談させていただいたマロニーです。

昨年の12月に母(60歳)が温存手術を行ったのですが、
腫瘍マーカーのCA15-3が40を越えたため全身の検査を
行ったところ、骨(骨盤)への転移が見つかりました。

昨年手術時の状況は以下の通りです。
・大きさ:1.3cm
・ステージ:1
・グレード(顔つき):2
・リンパ転移:0/3(センチネルリンパ生研)
・ER:陽性、PgR陰性
・Her-2発現:1+
・断端陽性であったが、追加切除は実施せず。

その後、放射線治療、ホルモン療法(フェマーラ)を
行っていたところ今回の転移発見となりました。
断端陽性であったにも関わらず強く追加切除を要請
しなかったことを悔やんでおります。
早期発見であったにも関わらず術後一年もたたずに
転移してしまうとは・・・。

転移の告知時にホルモン剤をフェマーラからアロマシン
に変更され、一ヶ月後にマーカー値が下がっていなければ
抗がん剤治療に移ると言われました。
骨盤の痛みはたまにあるようですが、ひどくはなさそうです。

度々で恐縮ですが、下記の事項についてアドバイスを
いただけますでしょうか。

1.ホルモン剤の効果は一か月で分かるものなのでしょうか?
  ころころ変えずに三か月は効果を見守るべきだという医師の意見を
  Webで拝見しまして。
2.骨転移には、ホルモン剤と共にゾメタを使用するのが標準的で
  あるとWebで見ましたが、使用を要請した方がよろしいでしょうか?
3.骨盤に転移している場合、フライト時間が10時間もかかるような
  海外旅行に行くのはリスクが高いでしょうか。
  今まで親孝行したことがないので、一生に一度くらい海外旅行に
  連れて行ってあげたいと思いまして。
4.今治療を受けている病院には乳腺内科が無いのですが
 (乳腺外科で診察してもらっています)転移した現状を考えると、
  体制の整っている癌専門病院へ転院するのが望ましいのでしょうか。

何度も申し訳ございませんが、皆様のお知恵を拝借できますでしょうか。
よろしくお願いいたします。


800 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/23(木) 21:23
>>799
血栓 ホルモン で検索してみては?
海外旅行保険 告知 で検索してみては?

801 名前: 投稿日:2008/10/25(土) 20:29
狸です。
>>797Jさん

遅くなって申し訳ありませんでした。
記載内容から・・・
温存手術後ゾラ+タモ⇒鎖骨リンパ節再発(放射線治療後、TS-1治療開始)⇒再度リンパ節転移(放射線治療後ナベルビン開始)⇒脇の下に再発(手術、ゼローダ上乗せ)⇒現在、ということでしょうか・・・

まず確認ですが、術後補助療法は実施しましたか?
記載がないので不明ですが、もしこれまでにアンスラサイクリン(アドリアマイシン、エピルビシン)やタキサン類を使っていないならまずそれらの使用が考慮される状況だと思われます。現在までの流れからしますと、温存治療を行っていることや、度重なる再発もありますので、そのあたりの治療選択の順番が気になります。

また、ナベルビン投与時の各種の副作用は、頻度は少ないものの強く出た場合にはイレウスになることがあると言われていますので、全く想定外ということではないと思います。ただ、現状ゼローダとナベルビンの併用がおこなわれているのは、海外ではいくつかの報告があり、確か日本国内でも報告例がありましたので意義はある治療と言えると思います。ただ、治療期間は臨床試験では対象の患者さんが進行や再発症例でしたので治療期間はどのくらいがいいのかが算出できないデザインで行われていましたので、治療効果のある間で副作用の問題が許容範囲であれば続行することが良いと思います。

802 名前: さら 投稿日:2008/10/27(月) 01:19
狸先生、皆様こんにちは。
私は今月の初めに温存手術とセンチネルリンパ生検をしました。
浸潤性・しこり1.5㎝・リンパ0/1・グレード2・f+ ly0 v0で
トリプルネガティブです。

今後は化学療法として、EC4クールの後タキソテールを4クールと言われました。
同じアンスラサイクリン系だとアドリアシンを使用するACの方を
こちらでもよくお聞きするように感じたのですが・・・アドリアシンとファルモルビシンの違いは何でしょうか?
また、タキソールとタキソテールの違いも何か特別あるのでしょうか?
それと、同時にアバスチンの治験の話をされました。
自分なりに色々と調べた所、こちらの「乳がんニュース №204」で

『アバスチン、昨年12月のFDA諮問委員会の反対勧告に反して、
進行性乳癌で承認。

FDAは、アバスチン(一般名:ベバシズマブ)を化学療法薬パクリタキセルとの併用で、
化学療法を受けたことのない、転移性HER2陰性乳がん患者向けの第一選択薬として承認した。
アバスチンについては、FDAの諮問委員会が昨年12月、ジェネンテックが提供したデータは
アバスチンの利点がリスクを上回るという解析結果を提示するには十分でないとして、
進行性乳がんの治療薬として承認しないよう勧告することを賛成5、反対4の賛成多数で
決めており、この諮問委勧告に反しての承認決定となった。』
と、ありました。

私の場合、進行性乳がんになるのでしょうか?
パクリタキセルとはタキソールの事ですよね?
質問が重複してしまいますが、この場合タキソテールでも同様なのでしょうか?
また、大腸がんでは承認されていても上記のような『諮問委勧告に反しての承認決定』
された物は、やはり危険という事になりますか?
不躾にいろいろと質問してしまい申し訳ありませんがよろしくお願い致します。



803 名前: 投稿日:2008/10/28(火) 22:59
現在学会出張先です。戻りましたらご返答させていただきます。

804 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/11/10(月) 11:32
狸です。

遅くなってしまい申し訳ありませんでした・・・
>>802さらさん

ご質問に対し一問一答でご返答させていただきます。

>アドリアシンとファルモルビシンの違いは何でしょうか?
構造的、薬効的に類似薬としてアンスラサイクリン系薬剤と分類されていますが、それぞれ別の薬剤です。毒性の傾向は似通ってはいるものの、得られているエビデンスに違いがあります。どちらが優れているかについては厳密な判定はされていませんが、傾向としてはファルモルビシンの方が心毒性が低いとされており、また術前補助療法での投与量依存性がファルモルビシンの方がより高い濃度まで確認されています。

>タキソールとタキソテールの違いも何か特別あるのでしょうか?

こちらも同じように、構造は類似しているものの、別の薬剤です。こちらもやはり主に開発した製薬会社の注力により各個で臨床データが取られており、有用性が示されています。どちらが優れているか、と言うよりもどういったデザインで臨床試験が行われたかで実地臨床での使用方法の参考にされます(投与スケジュールや投与方法など)。

>また、大腸がんでは承認されていても上記のような『諮問委勧告に反しての承認決定』された物は、やはり危険という事になりますか?

この諮問委員会勧告と言うのは危険性のみならず、薬剤価格や他の治療法の存在など総合的に判断しての乳がん適用認可についての勧告であったと記憶しています。非常に大雑把に言えば、乳がん領域では有用な薬剤が多く、また患者さんの予後も比較的良好なため、他のがん種では問題視されにくい副作用なども天秤に掛けられるようになったため、とお考え下さい。全体を通じて言及するとすれば、アバスチンの値段や副作用、薬効などはバランス上危うい所に居たとされたわけです。ですから危険性(副作用)や薬効の観点それぞれで各個に判断すべきことではありません。また併用薬としてのパクリタキセルですが、メーカーの申請時にはこの組み合わせで臨床試験を行ったため証明できた組み合わせである、というのが理由です。もちろんドセタキセル(タキソテール)でも同様に併用効果が得られる可能性が高いですが、エビデンスがない以上それは臨床試験で確認する必要があります。

805 名前: さら 投稿日:2008/11/10(月) 23:02
狸先生お忙しい中、お返事ありがとうございます。
とてもよくわかりました。
アバスチンに関しては、タキソールとの併用は臨床済みであるが
タキソテールとの組み合わせにおいては臨床中・・・つまり今回の治験という事になるのですね。
そういった形の説明は無かったので少し不安がありますが
同じ病院で既に何名かの方が参加されているそうなので頑張りたいと思います。
ありがとうござました。




806 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/11/11(火) 09:53
狸です。
>>805さらさん
念のため補足いたします。
アバスチンとドセタキセルの併用の有用性については>>804であたかも取られていないような記載をしましたが、市販後にジェネンテック社が臨床試験を実施しており、現在までに有効性を伺うデータが得られています(AVADO試験と言います。最終報告はまだ)。
ただ、これは進行再発症例対象の試験であり、さらさんの病状はうかがう範囲では再発症例ではないので補助療法的なデザインに誘われていることとなり、いささか”?”です。ちょっと聞いてみた方がいいかもしれませんね・・・

807 名前: さら 投稿日:2008/11/11(火) 22:11
狸先生、重ねてありがとうございます。
主治医からは、これといった説明もなく、ただ抗がん剤治療の後、放射線治療との話でした。
抗がん剤治療も、あるかも知れないガンを叩いておく・・・という覚悟で臨むつもりでしたので
転移・再発予防の為にアバスチンを使用する物と勝手に解釈しておりましたが少し違うようで不安になってまいりました。
看護士さんからはアバスチン自体の説明は事細かにあったのですが、併用する薬については何の説明もありませんでした。
EC4クールの後、タキソテール4回の予定と最初にお話させて頂いたのですが
先日、投薬前の検査の際にタキソテールとの併用の確認をした所
ECの時にも併用するとの話がありました。
このアバスチンを併用するのはタキサン系の物意外でも症例はあるのでしょうか?
何度も申し訳ありません、よろしくお願い致します。

808 名前: 野菜 投稿日:2008/11/12(水) 00:09
治験はBEATRICE試験でしょうから、もうそろそろパラフィンブロックを送った結果が返ってきているころでしょう。あなたのリスクは中間リスクでそれほど高くなく、EC-Tでもやりすぎに思いますが、さらにアバスチンを加えるのはかなりやりすぎになります。最も、比較試験ですので半分の確率でアバスチンは使えませんが。第2相試験でアンスラサイクリンとの同時併用は安全であるとの根拠からこの試験ではアンスラサイクリンとの併用を認めています。しかし、アバスチンの副作用に高血圧とアンスラサイクリンの心筋障害が重なると前負荷、後負荷がかかることになり心臓への負担はかなりのものになることが予想されます。十分このあたりに精通した医師のもとで行われる必要があります。このあたりの安全性が担保されない段階で中間リスクのあなたがこの試験に参加する意義は問い直す必要があります。

809 名前: さら 投稿日:2008/11/13(木) 00:01
野菜さん返信ありがとうございます。
野菜さんは医療関係の方ですか?
説明が長くなるので比較試験である旨は書かなかったのですが野菜さんのおっしゃる通りです。
新薬だけれども本当の最終段階の治験と解釈しておりましたので参加を希望致しました。
アバスチンとアンスラサイクリンの関係の説明は全くありませんでした。
それ以前にEC-Tが中間リスクの私には「やりすぎ」というのは全く以って青天の霹靂です。
主治医からは治療選択の説明もなく、これがスタンダードだと言われておりました。
すいません・・・ちょっと混乱していますが、もう一度よく考えてみます。
ありがとうございました。

810 名前: くみ 投稿日:2008/11/18(火) 13:04
はじめまして。何からお話していいか…薬剤名もアルファベット見てもサッパリわからないド素人です。明日から(術後26日)一回目のホルモン療法(5年間)12月からは抗がん剤(1年)の治療予定です。お聞きしたいことはホルモン療法と抗がん剤の併用治療に関してです。一般的にはホルモン療法と化学療法は併用しないと聞いたことがあるので。宜しくお願いします。わかりづらい文章・質問かと思いますが、ご意見ご回答宜しくお願いします。

811 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/12/13(土) 10:43
何度かお世話になっております。狸様にはいつも参考になる意見頂き大変ありがたく思っております。
感謝!!感謝!!別館 脳転移でもスレしてますが詳細下記です。
妻35歳術後1年半で肺・脳転移で再発。ホルモン- ハーセプ3+10月末に頭に再発しましたので以前、全脳照射してるので他院を
紹介して頂き、ガンマナイフを施行してもらいました。前回、完全消滅
したので感受性は強いと思われ、現在経過観察中です。
化学療法ですがジャムザールも直近CEAが26まで上昇。
薬剤変更検討中ですが現在でハーセプベースでタキサン2種・5F-U2種
ナベルビン・ジェムザールと併用してきましたが次の薬剤が難しく
大学病院で相談予定。それまで今まで一番効果のあったTSー1に戻して
年明けまで様子を見ることにしました。
アバスチン・タイガーブなど承認降りるまでご意見頂ければ幸いです。

812 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/16(火) 07:53
初めてカキコ致します。
41歳主婦です。
右乳房全摘及びリンパ節転移3/15切除、HER-2+++、ホルモン+で、来週よりFEC→3週毎に計4回。タキソール+ハ-セプチン→1週毎に計12~14回、その後ハ-セプチン単独を3週毎に計12回。それが終わったらホルモン療法5年です。
心臓神経症を持っており、胸痛や吐き気と共に過呼吸を度々起こす体質のため、主治医よりFECの正規量から3割減らして投与してみましょうと言われました。効果や副作用も当然減るのでしょうか?

813 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/16(火) 19:57
恐れ入りますが、アドバイスいただけますと幸いです。
10月のCTチェックで骨転移が判明した母の件です。
本日病院に行ったところ、腫瘍マーカーCA15-3が57と、また上がってしまっておりました。9月は27、10月は41、11月は51でした。薬は昨年12月の手術後からフェマーラを、マーカーが上がったこの10月からアロマシンを服用しております。他は術後の放射線治療を行ったのみで、術前の抗がん剤治療等は行っておりません。この度、アロマシンは効果がないとみなし、12/20から抗がん剤のゼローダと放射線による治療に移行すると医師に言われました。また、時々痛みがあるようなので、本日先生にお願いしてゾメタの投与(初めて)を行ってまいりました。
恐れ入りますが、以下の点についてアドバイスをいただけますでしょうか。

1.アロマシンを服用して2か月で、腫瘍マーカーの値だけで効果がないと判断してよいのでしょうか。本日、画像チェックを依頼してCTを撮ってまいりました。その結果を待って、抗がん剤に移行するかの判断では遅いのでしょうか?(画像確認結果が分かるのは次の外来の1/13です。)

2.他に適用可能なホルモン剤はありませんでしょうか?高齢(60歳)であるため、抗がん剤の使用はなるべく先延ばしにしたいと考えております。

3.抗がん剤に移行する場合、いきなりゼローダから始めるというのは一般的なのでしょうか?ゼローダは、CAF等の一次療法、タキサン系の二次療法で効果がなかった場合に、三次療法として適用されるイメージを持っておりまして。

昨年12月手術時の状況は以下の通りです。
・大きさ:1.3cm
・ステージ:1
・グレード(顔つき):2
・リンパ転移:0/3(センチネルリンパ生研)
・ER:陽性、PgR陰性
・Her-2発現:1+
・断端陽性であったが、追加切除は実施せず。


何卒、アドバイスの程よろしくお願いいたします。

814 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/17(水) 05:43
>813 名無しさん
マルチポストはネチケット違反です。
どちらか一つの掲示板に相談をしましょう。

815 名前: 813 投稿日:2008/12/17(水) 18:47
>>814
大変失礼いたしました。
週明けから抗がん剤治療が始まる予定で、急遽明日担当医と話が
できることになったため、少しでも早くアドバイスを頂きたいと
思い立て続けに書き込みをしてしまいました。申し訳ありません。


816 名前: 投稿日:2008/12/17(水) 20:44
狸です。
>>811戦闘開始さん

毎度非常に難しいご相談でお力になれるかわかりませんが・・・・

まず現段階で考えられそうなのは癌研病院での実績があるマイトマイシン+メトトレキセート併用療法でしょうか・・・・
報告によりますと、アンスラサイクリン、タキサン実施後の患者さんで23%のレスポンスがあったとのことです。以前癌研病院の伊藤先生にも直接うかがったことがありますが、古い薬剤の組み合わせですが結構効くことが多いとおっしゃっていました。参考までに気をつけるポイントはマイトマイシンが起壊死性抗がん剤ですので、血管外漏出には注意が必要です。これまでの治療暦から、かなり血管が疲弊している可能性が高いので特に注意が必要です。また癌研病院編纂のプロトコール集によりますと、マイトマイシンは8mg/m2投与を6回までとし、以後はメトトレキセート単剤投与に移行となっていました。

また、これまでの治療を通じ、有効性がなくなったから薬剤を変更したものは期待度が低いですが、副作用で断念したものがあれば、その副作用ケアを施した上でのリチャレンジや減量などでの実施も選択肢に入るのではないでしょうか?

現状思いつくのはこのあたりです・・・・

817 名前: さくら 投稿日:2008/12/18(木) 00:02
>813さま
まったくの素人ですが、私の母(72歳)も3年前に骨転移し、現在治療中
なので出てきてしまいました。
骨転移発覚後アロマシン(11ヶ月)→フェアストン(1年2ヶ月)→
フェマーラ(3ヶ月)と進み、現在はゼロータです。(ゾメタはずっと投与)

うちの場合はフェアストンがとてもよく効きましたが、アロマシンは今ひとつ。
フェマーラはほんの3ヶ月でした。治療を始めた頃は、ホルモン剤はゆっくり効くので
で数ヶ月様子を見ながらやっていきましょう…と言っていた主治医も、
3つ目のホルモン剤フェマーラになってからは、腫瘍マーカーの上昇具合
(数値や上昇するまでの期間)によりほんの3ヶ月で打ち切りました。
抗ガン剤に入るとき、ほとんどが点滴なのに対し、ゼローダとTS-1は飲み
薬でかつ髪が抜けない、副作用が比較的弱いという理由で、ゼローダになりました。
現在6クール目に入っていますが、ゼローダ特有の副作用がない代わり、
ひどい味覚障害があって苦しんでいます。
以上、単なる自分の親の経験談で何の参考にもならないかもしれませんが、
似ている状況だったので書き込んでしまいました。お気を悪くされたら申し訳
ありません。主治医の方に思いをしっかり話して、お母様のためによりよい
治療をしていただけることを祈っています。

818 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2008/12/18(木) 13:57
狸様いつもありがとうございます。
現在TS-1で繋ぎ中ですが年明けから新しい薬剤をと調整中です。
現在検討中はハーセプベースでTS-1にイリノテカンもしくは
エンドキサンを上乗せで検討中です。
お教えいただいたマイトマイシン+メトトレキセートも検討してみます。
ありがとうございました!!

819 名前: 813 投稿日:2008/12/18(木) 16:16
>>817
さくら様。お返事をいただきまして、ありがとうございます。
気を悪くするなんてとんでもございません。
心から感謝申し上げます。本日主治医と話をしてきたのですが、
さくらさんの情報が大変参考になりました。
本当は医療関係者のご意見をいただきたく書き込みしたのですが、
同じ患者の立場にいられる方からのご意見も負けじと有効な情報だと
痛感いたしました。

結局、主治医がフェラストンのことをご存じなく、予定通り
ゼローダの投与+放射線を始めたいと強く主張されました。
一昨日撮ったCTで、当初骨盤のみであった転移部が腰椎にまで
広がっているのがみられるとのことなので、致し方ないかなと
思っております。ホルモン剤でねばり、抗がん剤開始まで
もう少し引っ張りたかったのですが。
ただし、大晦日に初めての家族旅行を計画していることから、
ゼローダ+放射線は年明けからではダメかと聞いたところ、
22日に放射線の先生と相談して決めてほしいと言われました。
主治医としては、年明けからでもいいかなと思っているようです。
その間に転移が多少広がってしまうかもしれないという懸念は
示されていましたが。
(たしかに、服用していたホルモン剤はもう手持ちにないので、
年明けまで薬を全く使わないのは不安です。)

ゼローダも人によって様々な副作用があるみたいですね。
さくらさんのお母様は、なにか副作用対策の薬を服用されて
いますか?味覚障害は、食べ物の味が分からなくなるような
症状ですか?私の母は、一昨日のゾメタの点滴の後
高熱を出して寝込んでおります。
お互い、副作用をうまくコントロールしていけるようになると
いいですね。

私も、さくらさんのお母様が引き続き良い治療を受けられることを
お祈りしております。


820 名前: 813 投稿日:2008/12/18(木) 20:44
すいません。フェラストンじゃなく、フェアストンです。
タイプミスしてしまいました。

821 名前: さくら 投稿日:2008/12/21(日) 22:14
>813さま
また図々しくも出てきてしまいました。
もうお母様の治療は始まっているのですね。
フェアストンを使わないのは何だかとても残念です。うちの母も最初の
アロマシンと最後のフェマーラがあまり良くなかったので(アロマシン
は1年近く使いましたが、結局腫瘍マーカーはずっと813様のお母様
より高い数値でした。ただ、高くても上昇はしなかったので
使い続けたのだと思います)2つ目のフェアストンになった途端、
1ヶ月でマーカーは正常値まで下がり、1年以上それをキープし
ました。本人も体調がとても良かったみたいです。
アロマシンとフェマーラは同じタイプなので、ぜひうちの母の
ようにフェアストンを試してみてほしかったです。
ゼローダは高齢者には一番やさしいと言われました。効果の強い
抗ガン剤よりも、体に優しい抗ガン剤のほうが、高齢者にとっては
長く付き合っていけるからという配慮みたいです。でも前回書きました
ように、味覚障害がひどくて、食べ物から水に至るまですべてがダメみたいです。
体重も減り、高齢者の一番の楽しみが奪われ可哀想です。でも
この副作用はまれならしいので、813様はあまり心配なさらないで
くださいね。対策として、亜鉛の入った薬と、定番の皮膚対策用
ビタミン、そして胃薬が同時に投与されています。
なお、うちの母は骨転移が非常に広い範囲にあるのですが、幸い
ひどい痛みなどはないため、放射線はかけていません。主治医は
「放射線は最終兵器だから」と言っていました。

お母さんのこと、ご心配でしょうが、頑張ってくださいね!
私も頑張ります!

822 名前: 813 投稿日:2008/12/22(月) 01:16
>>821
さくら様。再度コメントをいただきましてありがとうございます。
文才が無くうまく文章に表せないのですが、とても感謝しております。
さくら様も看病等で大変でしょうに・・・。
この掲示板の昔の書き込みを見ても、フェアストンが長い期間
効いてくれたという方が見受けられたので是非処方してもらいたかったの
ですが、通院している病院のデータベースにも情報が無かった模様です。
主治医が内科医でなく外科医なので知らないだけだと思ったのですが、
病院自体に情報がないのでは仕方ないです。
後から後悔しそうですが、ここは割り切って主治医の進めるゼローダ+放射線に
チャレンジしようかと思っております。(放射線のタイミングは迷いますが)
副作用は心配ですが、それに怯えて積極的治療のタイミングを逃すのも
後々の後悔のタネですし。
ただ、放射線+ゼローダの開始を年明けからにしてもらえないか
明日(日が変わって今日)放射線担当医、主治医に相談してこようと思います。
年末年始は副作用等で体調を崩しても病院で見てもらえるのか心配ですので。
単純に、年末はゆっくり休んでもらいたいというのもありますが。

副作用の情報もありがとうございます。教えていただいた情報を
参考に、副作用対策の薬をお願いしてみます。

ゾメタの副作用であると思われる高熱は2~3日で収まり一過性のもので
あったようなので、今後も続けていくことを主治医にお願いしようと思います。
主治医はあまり乗り気じゃないのですが・・・。
(痛みが強くなってからでいいと言っております。)

兎にも角にも、さくらさん本当にありがとうございました。
助けていただいてばかりで恐縮です。一月下旬に他の病院で
セカンドオピニオンをさせていただく予定なので、
何か有効な情報があれば共有させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

823 名前: あかね 投稿日:2008/12/23(火) 20:23
右乳房全摘。リンパ節郭清。リンパ節転移なし。FEC投与6クール。ノルバデックス服用2ヶ月経過。36歳。生理止まったままです。
再発が怖い。ノルバデックス服用に伴う婦人科系の疾患が怖い。

いつか子供が欲しい。
私には、無理なのか。
誰にもわからない。

気持ちをどう持って生きていけばいいのかわからない。

指の関節が固まる。
ノルバデックス、止めたい。


824 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/24(水) 18:00
>>823 あかねさん
治療中はいろいろと身体的にも精神的にも辛いですよね。
私も今、抗がん剤中ですが、ホルモン陰性なので不安があります。
陽性の方は選択肢がある事が羨ましいと思っていましたが、やはり副作用があり大変なのですね。

あかねさんのかかられている病院にはソーシャルワーカーの方はおられますか?
お話を聞いて頂けると気持ちも少しは楽になるかと思います。
お互い頑張りましょうね。

825 名前: <削除> 投稿日:2009/01/05(月) 03:07
<削除>

826 名前: 夏ちゃん 投稿日:2009/01/07(水) 21:59
初めまして。
昨年11月に 1㎝の非浸潤癌と診断。
12月17日に 温存手術で少々大きめに取る。
放射線治療はせず ノルバティック内服2日目です。

現在 術後3週間ですが、手術した辺りがカチカチで痛みます。
このまま治らないのでしょうか?

827 名前: 林檎 投稿日:2009/01/26(月) 18:13
>夏ちゃんさん
1年程前に1cm未満の浸潤癌2つ温存手術を受けました。
(化学療法、放射線治療せずノルバティック服用、リュープリン)
最初は鉄板でも入ってるのかと思う位カチカチで痛みもありました。
痛くとも毎日マッサージをしていると
痛みも少なくなり軟らかくなってきます。
1年マッサージを毎日続けて元通りとはいきませんが
かなり楽になってきております。
夏ちゃんさんも頑張ってください。

828 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/29(木) 22:35
50代のオバが末期であと数ヶ月と医者に言われ入院してます。
リンパに転移しノドにも。声も出せなくなり、食事も点滴。
痛みも出て、モルヒネ投与。幸せだったよ…とかすかな声。
涙をこらえ、何変なこと言わないで!!と返しました。
もうどうしようもないでしょうか??
これは夢でしょうか??涙
オバを助けて下さい!!!

829 名前: 王子の母 投稿日:2009/02/08(日) 23:12
昨年の暮れに硬がんの1㎝強でラジオ波の手術をしました。
ステージⅠでリンパ節転移なし。
そして、私もノルバティック内服を開始しました。
なんか術後、疲れやすくて仕事と家事の両立がしんどいです。
薬はしばらく飲み続けなくてはいけないので、がんを甘く見てはいけないのですね。


830 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2009/03/22(日) 12:55
いつもお世話になります。
別館で脳転移のスレでも書きましたが
現在、ハーセプ+カンプト+TS-1で2ヶ月ほどやってみましたが
マーカー上昇、画像でも若干増大しており、あと1月は継続するが
そろそろ次を考えねば・・・
現在までの使用薬剤は術後ECで再発後は
いずれもハーセプチンベースで
タキサン2種
ナベルビン
TS-1
ゼローダ
ジェムザール
で現在のTS-1+カンプトです。
タイガープ・アバスチンの承認まで繋ぎの薬剤ご意見あればお願いします。
候補としてはエンドキサンかできればシスプラチンあたりか。
あるいはいっそタイガープを個人で使うか・・・
本人いたって元気です!!
ご助言お願いします!!

831 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2009/03/31(火) 09:11
>>830 戦闘開始さん

毎度遅くなりすいません・・・・
さすがにここまで来るとなかなか妙案がわかないため、視点を変えて国内で実施されている臨床試験で状況にマッチしそうなものはないかな、と探してみたのですが残念ながら適格条件に合わないものばかりでした(ただし日本国内限定で検索)。企業スポンサーの新薬の臨床試験の可能性も捨てきれないので、もう少し調べてみます。

まずはご報告まで・・・・

832 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2009/03/31(火) 22:16
狸さん ありがとうございます
いつもいたみいります。

833 名前: 210-20-166-234.rev.home.ne.jp 投稿日:2009/04/03(金) 17:12
乳癌で悩んでいた方の体験談をご紹介致します。
北海道在住、61歳女性。
右乳房腫大・キリで刺す様な激痛(1日20回以上)の為眠れず、診察を受ける。
平成14年10月3日初診外科担当医師より右乳房癌と診察され、即右乳房全摘出を勧告される。
手術はしたくないので、他の代替医療を模索することとして、種々サプリメントを飲みながら不安の中に、12月中旬にエレクトロニクスマシーンの話を友人から聞いて、エレクトロニクスマシーンを試みることとした。
平成14年12月23日(1回目)。 右乳房上部幅約5cm×10cm位の腫瘍(癌)の為、脇下リンパ節腫大、周囲の皮膚が引きつり、変色(暗紫色化)していた。
平成15年1月5日。3cm×7cm癌縮小始まる。脇下リンパ節少し小さくなる。あまりの早さに驚く。
平成15年1月13日。癌腫が2つに分割して縮小して来た。
平成15年1月19日。2分割癌腫更に小さくなり、2×2cm位に縮小。乳房引きつった違和感なく、乳房変形なくなる。脇下リンパ節腫大部、完全に消滅した。
詳しくはこちらのホームページをご覧下さい。
http://---

834 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/04/03(金) 21:13
>833

エステ屋さん、医師法違反でつかまる前に、いい加減な書き込みはやめませんか。

しかも、HPの内容は中学生レベルの科学知識も持たないことを示しているし・・・

835 名前: シュウ 投稿日:2009/04/07(火) 23:34
初めて書き込みしますので、読みにくく、要領を得てませんが、去年の4月に57歳の母が左乳房に3㎝弱の乳癌が見つかり、温存と全摘で迷い、術後の治療の無い全摘手術を6月に
しました。
半年検診で12月に肝臓に3つの転移が見つかり、即UFTを服用、肝以外の多臓器への転移は見られませんでした。

検査結果はHAR2+3とのことでした。

今年1月から抗がん剤が始まりましたが肝臓の数値が低い為ハーセプチン単独と引き続きUFTを服用しました。

3月の検査で横這いとのことでしたが、肝臓の数値が低い為ハーセプチン単独とUFTを続行するとのことでした。

先々週、肝臓の働きを助ける薬を出してもらいましたところ肝臓の数値が少し上がった様で本日、医師からゼローダを服用してみませんか?とのことでした。
ゼローダは肝臓に過度の負担はかかりませんか?副作用等で衰弱しませんか?
現在は食欲不振と倦怠感があり、疲れやすいですが元気です。
ゼローダの現実的な副作用をご存じの方がいらしゃいましたらよろしくお願いいたします。






836 名前: ぱんだ 投稿日:2009/04/20(月) 23:54
参考になればと思い書いてみます。
ゼローダ使っていますよ。
とりあえず、私の場合は現状で副作用での衰弱はないみたいです。

術後約3年で肝転移して、今、術後6年目(43歳)です。
術後の補助療法でCEF、タキソテール、放射線
転移後に
ハーセプチンandタキソール
FEC
ハーセプチンandタキソテール
ハーセプチンandナベルビン
と使ってきました。
現在はちょっと変則(2投1休の3週で1クール)ですが、
ハーセプチンandナベルビンandゼローダ服用しています。
人によって副作用はいろいろだと思いますが、私の場合はゼローダは全然楽勝ですよ。
手足症候群も出てません。もともと骨髄抑制が強く出る方ですが、
ゼローダを追加してからも白血球や好中球の下がり方にそれほど変化はないみたいです。
点滴の翌日のみ、主にナベルビンの副作用で顔が赤くなる、全身倦怠感、食欲不振等があります。
が、その次の日にはけっこう普通に元気になります。ごはんもめちゃめちゃ食べれてます。
肝機能の数値はそれほど上がりません。が、やはり肝転移ですので、腫瘍の状態によっては
ASTやALTが上下するようです。
でも、ブログなどで検索するとつらい副作用を経験している方も多いようで、
人によっても様々だと思います。

ご参考になれば幸いです。

837 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/04/22(水) 12:22
初めて書き込みます

今は既にBCSを終え,放射線治療に入ろうという段階です.
悪性度の低い小さな粘液癌(T1bN0M0)で,ER/PR 100%で断端陰性というものでした.

・ER/PRが100%
・悪性度が低いということは逆に放射線が効きづらいのでは?
・仮に局所再発することがあっても生存率は変わらない
・高齢者(60代)

以上の点より,放射線はやる意味があまりなく,ホルモン療法だけで何とかなるのではないかと素人ながらに考えました.
むしろ放射線による合併症(2次発ガンなど)を恐れています.
放射線を本当にすべきだと思いますか?

838 名前: なお 投稿日:2009/04/23(木) 00:26
はじめまして。
63歳の母が炎症性再発と診断されました。
2007年9月 右乳房の痛みで乳腺外科にかかり、大きさ4.5cm、悪性度2、ホルモン・Her2陰性の乳がんと診断
2007年10月~ FEC3回、タキソテール3回の抗がん剤治療
2008年3月 全摘手術(サイズが小さくならなかったため)
2008年4月~ 6クールのぜローダ服用後、無治療
2009年3月ごろ手術跡に湿疹が発生
ステロイドを処方されたけれど変化がなかったため、生検したところ炎症性再発とのことでした。
主治医は、とりあえずPETで遠隔転移がないか調べて、その後抗がん剤にタキソール、ナベルビンによる治療と言っています。
炎症性なので抗がん剤しかないというのは理解できていますが、今の母の全身状態は良好に見えているので、
タキソールを使って副作用に苦しむのがいいことなのだろうかと思えてなりません。
前回の抗がん剤ではほとんど腫瘍の縮小はなかったので、タキサン系のタキソールに
効果があるのかと疑問なのです。
特に髪が抜けてしまった時の落ち込みが激しく、最近薄いながらもはえそろってきて
ウィッグなしの生活をよろこんでいた矢先なので、精神的な落ち込みも心配しています。
ナベルビンの後にタキソールを使うことはできないものなのでしょうか?
タキソテールの効果がなかった母に、今の状態でも積極的にタキソールを使うほうがいいのでしょうか?

シュウ様
母はゼローダの副作用が結構きつかったです。
手足症候群、味覚障害、飲んでいる間中続く倦怠感に悩まされ、肝機能の数値も悪くなりました。
点滴の抗がん剤の方が、症状はキツク出るけど数日の辛抱でピークが過ぎるので、
そっちの方がましとまで言ってましたよ。
こういう人もいるということで、ご参考までに。

839 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2009/04/23(木) 20:55
ついに!!タイカーブ承認!?4/22グラクソ・スミスクライン発表!!
まってました!!やっとです!!
※参考までに使う薬が無かったので承認が6月中と噂ありましたが
総合的に判断し飲み薬なので今月から使いはじめました。
承認発表までは伏せておくつもりでしたが。
使用して1週間ですが目で確認できる腫瘍が早くも少し小さくなったような・・。
こいつは期待持てますよ!!
みんながんばろー!!
詳しくは別館 脳転移で参考なればみてください。
タイカーブにも同内容記載してます。


840 名前: シュウ 投稿日:2009/04/24(金) 10:11
ぱんだ様ありがとうございます。
参考になりました。
挑戦を薦めてみます。
ぱんだ様、皆様、の健闘をお祈りしています。

841 名前: ぱんだ 投稿日:2009/04/25(土) 16:09
シュウさんへ

4月20日に全然大丈夫と書きましたが、すみません、ちょっと変化がありました。
今週の血液検査で肝機能の数値が若干上昇しました。

ASTが20~30ぐらいだったのが44に、
ALTが20台後半ぐらいだったのが49でした。
これがゼローダの影響なのか、腫瘍のせいなのか、まだはっきりしません。
ゼローダは8クール目ですので、副作用も考えられると思います。
また私の場合、多剤併用(ハーセプチンandナベルビンandゼローダ)で、
投与間隔(2投1休)も変則的ですので、お母様と単純に比較できない面も
あると思います。

もし、ゼローダをご使用される際は、838のなおさんのお母様のような例も
ありますし、肝機能の数値などを注意深く見ながらお母様のQOLが下がらない
ようにがんばってください。


842 名前: ぱんだ 投稿日:2009/04/25(土) 17:00
なおさんへ

私はホルモン陰性のHer2陽性なので、ご参考になるかどうかわかりませんが、タキサン系の治療経験を書いてみます。

手術後:タキソテール(4クール)→腫瘍摘出後なので、効果は不明
再発後(1):タキソールandハーセプチン(6クール)→腫瘍がほぼ消滅
再発後(2):タキソテールandハーセプチン(6クール)→腫瘍が増大

主治医の先生は「同じタキサン系といっても薬が違えば効果が異なる場合がある」と言っていました。また、「二度目に使う時は耐性ができて効果が落ちる場合がある」との事です。私はタキソテールが効かなかったのですが、それが薬の違いによるものなのか、二度目(タキサン系では三度目)だからなのか分かりませんでした。

ナベルビンに関してはよく効いて約1年間続けたのですが、最近少しずつ効き目が落ちてきているように思います。
ただし、いずれもハーセプチンと併用ですので、単剤で使用するのとは少し違うかもしれません。また個人差もあり、どちらが良いか、前もって予測する事ができないのが抗がん剤のむずかしいところですね。

髪が抜けるのは本当につらいです。外出がおっくうになりますので、QOLも下がりがちだし、気持ちもうつになりますよね。(ちなみにナベルビンは髪は抜けませんが伸びにくい気がします)
再発の場合は多くのケースで治療が長期化する場合が多いようで、私自身も新しい治療を選択する際には「薬の効果」対「副作用によるQOLの低下」で悩むことが多いです。調べることも多いし、重大な決断をしなければいけない場面が多く、つらいと思いますが、なおさんもがんばってください。



843 名前: なお 投稿日:2009/04/27(月) 21:52
ぱんだ様

ありがとうございます。
抗がん剤って、本当に難しいですよね。
特に母の場合は最初の抗がん剤治療で効果があったとはいい難いため、今後がとても心配です。
「同じタキサン系といっても薬が違えば効果が異なる場合がある」
本当にそうであってほしいです。
ぱんださん、本当にありがとうございました。

844 名前: さくら 投稿日:2009/05/05(火) 20:57
はじめまして。母が乳がんを再発しました。
千葉県セントマーガレット病院、高橋豊先生の休眠療法というのを本やネットでみたのですが、
実際に治療を受けられた方、または、この治療についての情報をお持ちの方がいましたら教えてください。
よろしくお願いします。


845 名前: なお 投稿日:2009/05/18(月) 20:15
先日、母のPETの検査結果がでました。
今のところ内蔵への転移はありませんが、リンパ管にガン細胞が入り込んでいて、脇リンパ節への転移、肺と食道付近のリンパ節への転移疑いということでした。
そして先生からは、「今までの抗がん剤治療の経緯から考えて、他の抗がん剤の効果が現れる確率は数%。リンパ管で全身に流れているので(増殖の?)スピードが早い。限られた時間を大切にしてほしい」と言われてしまいました。
私と父が先生に呼ばれて話を聞いたことを母に勘付かれてしまい、「先生からは抗がん剤で治療するしかないと言われた。とにかく希望を持って治療するように」と説明しましたが…。
ガン治療開始してたった1年半でこんなことになるなんて…。
とりあえず、ウィークリータキソールを開始しました。たとえ数%と言われても、それにかけるしかありません。
この後、母はどうなっていくのだろう?
他に臨床試験中の薬などはないのか?
ワクチン療法などはどうだろうか?
先生の話から1週間近く経った今、少し冷静さを取り戻したものの、いろんなことが頭の中でグルグルしています。


846 名前: ロック 投稿日:2009/05/29(金) 12:53
はじめまして。気にかかるワード検索等、駆け足ですが過去ログも拝見させて頂きました。
情報ありがとうございます。
66歳の母(閉経後)の術後療法について皆さまのお考えをお聞かせください。
今年4月に左乳房温存手術を行ない、5月中旬から放射線治療(20回&ブースト4回=60gy)を開始、同時に5月中旬よりホルモン療法(フェラーマ)も始めております。
「抗がん剤不要」という主治医の先生の判断に心より安心したのは正直な気持ちですが、その半面、段々と本当に抗がん剤を行なわなくて大丈夫なのか・・・と、日増しに混乱しております。
・腫瘍径2cm・ステージ1・リンパ節転移0(術前にMRI等で腫れが見えたのでレベル2郭清済)
・硬がん・ホルモンレセプターER&PgR陽性・HER2陰性
・断端陰性(リンパ管、血管侵襲については聞き忘れてしまいましたが、”キレイに全て取れた”と言われました)
そして一番気になるのが「核グレード2」という点です。主治医いわく「中間リスクではあるが極めて低リスクに近いと言える」との事。
ただ、「グレード2は晩気再発が比較的多い」という情報や母と同じようなケースの方で抗がん剤を行なっている方のブログ等も拝見し、今だに迷いが生じます。
それに併せて比較的予後が良くないと言われる「硬がん」であるという事。
術前MRI等では腫瘍径「1.47cm」という診断でしたが、なぜか術後、実は2cmだったという事(このようなサイズの差異はあるものなのでしょうか?)
2.1cmからステージ2aに分類されるとの事ですから、そういう点からも「抗がん剤」の方が良いのかとも感じてしまいます。
主治医の方は「どうしても、という事であれば抗がん剤できます。が、ホルモン療法が効くタイプですし大丈夫と判断できます」との事でした。
その時は納得したつもりでしたが恥ずかしながら不安が大きくなってきます。
最終判断はもちろん全て我々当事者ですが、ぜひ、広く皆さまのお考えを頂戴できますと助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。

847 名前: 千春 投稿日:2009/05/30(土) 04:34
>>846 ロックさん
結論から申し上げるとその病理診断とご年齢でしたら、
”私ならば”レトロゾールだけでいきます。(化学療法は行わない。)

硬癌はあくまでも日本固有の分類法ですし
(その上お母さまの癌細胞全てが硬癌では無かったと思います。)、
リスク因子であるGrade1~3の分類で、Grade2は最も人数の多いものだと読んだ記憶があります。
(ソースを見つけられなくて申し訳ないです。主治医先生に確かめてみてください。)

母が罹患した頃(2003年)の、
”出来るだけしっかりと再発予防の治療をする”
という考え方が、
近年(2007年St.Gallen Conferences辺りからでしょうか?)
”オーバートリートメントを避ける”
風潮に変わってきました。
(まだまだ確立したテイラーメイド治療のコンセンサスは発展途上の段階のようですが・・・)

それらから考えても素人の考えではありますが、
ロックさんのお母さまの病理からは多くの先生が
主治医先生と同じ意見を述べられるのではと思います。
あとは仰る通り、個人的に化学療法を上乗せした場合の数パーセントの再発率低下の可能性を
化学療法の副作用(レジメンでも副作用はまた変わってきますが)と天秤にかけてどう考えるかだと思います。

なおここからがまた素人の個人的な感想ですが、
私がロックさんであれば化学療法の上乗せよりも、
”AI療法完遂・そしてそれ以降の長期間継続選択までも可能な状態にしておくこと”
に重点をおきます。(勿論補助療法中再発を来さないとの希望的仮定をしてではありますが。)
現在補助ホルモン療法の適宜期間を割り出すためのいくつかの試験が継続中です。
現在は5年以降のエビデンスはありませんが、これが長くなる可能性もあります。
変わって5年間アリミデックスを続けて参りました母ですが、
希望としては自己責任で最低でもあと2年は継続したかったのですが、
自覚症状や肝機能への副作用は全く無いものの、
素人から見てもこの骨密度ではこれ以上は断念せざるを得ませんでした。
(それで乳がんへの効果は未知数ながら骨粗鬆症にも悪くはないと思い、
自己責任で現在ラロキシフェンにスウィッチしました。)

レトロゾール服用時から副作用(特に骨の健康)に注意し、
適切な体重維持・適切な骨への負荷=運動・骨減少傾向が見られた場合の適切な予防措置
を主治医先生ともよくご相談なさってください。

以上、まったくもっての素人の一意見でした。

最後にこちらの板にはまだ貼られていなかったと思いますので、
2009年St.Gallen ConferencesのURLを貼っておきます。
http://nyugan.info/stgallen/2009/index.html
実地医療に反映される前段階の(又は程遠い)話題も多く、
何より私たち素人には難解な所も少なくありませんが、
これからの乳がん初期治療の方向性もなんとなく見えてきますし、
お母さまの治療選択をする上で参考になる所もあると思います。

848 名前: ロック 投稿日:2009/06/03(水) 11:16
千春さん。
早速のご意見、本当に本当にありがとうございます。
また御礼が遅くなり、誠に申し訳ございません。失礼致しました。
とにかく、詳しくて、丁寧で、貴重なご説明に圧倒されました。
「素人の考え」とおっしゃってますが、自分こそまだまだ勉強不足であると痛感しております。

「骨」の健康ですね。確かに薬の副作用の中にある「骨粗しょう症」は気がかりでした。
機会があればウォーキングを勧めている程度でしたが、改めてその効果と定期的な継続を話し合っていきたいと思います。

正直、恥ずかしながらご説明文の中には私には分からない単語等もあり、これから勉強して参ります(基本的な知識を得たものと自負してましたが、まだまだでした)。
ただ、これまでは何を調べてどの方向に進んで良いのかすら分からなかった状態でしたので、一歩踏み出せた気持ちです。
おかげさまで少し冷静になれました。心から感謝申し上げます。


849 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2009/06/12(金) 21:06
タイカーブ(日本名 タイカルプ)は未確認情報ですが
今週・来週あたりに主要な施設では使えるようになると情報があります。
主な薬剤で耐性できてしまった方は主治医に相談してみてください。
ゼローダとの服用は保険適用になるようですがハーセプチンとの併用は
NGらしいのでその点は残念・・・・。
※別館 脳転移でも掲載

850 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/06/13(土) 09:41
mucinous ca.でRT必要なんですかね?

851 名前: ベビー 投稿日:2009/06/16(火) 13:43
突然失礼します。
私も化学療法はあまりしなくてもよいのではないかと思いますよ。私自身は多分今でいうトリプルネガティブですし腫瘍の大きさもお母様の何倍だろう…って大きさですが副作用のリスクを配慮してとこの先化学療法しか選択肢がない事もだと思いますが術後無治療です。でも10年以上生きていますよ!やはり最初は見放されたという思いは強かったです…

852 名前: ロック 投稿日:2009/06/17(水) 15:30
ベビー様。

はじめまして。ロック(846*848)です。
(851のご意見は手前に頂戴した有り難いお言葉と受け取らせて頂き・・・つつ。見当違いでしたら申し訳ありません)

周りに同じ病の経験者の方が少なく(良い事なのでしょうけど)、生の声を求めていた私達にとって「10年先輩」の心強い、有り難いコメントに本当に救われる思いです。
母親の放射線も残り10回となりました。通院そのもの全てに対して心身ともに疲れが結構たまっているようですが、なんとか無事にやり遂げたいと願うところです。6月に入ってから札幌は気温が低く、風邪を引かせないようビクビクしてます。
1ヶ月ほど服用しているフェラーマの副作用は今のところ軽いようです(ほてり)。
先日の術後の定期診察にて、前回、千春さんに頂戴したアドバイスを参考にしながら主治医先生とお話できた事による安心半分と、
やっぱり、分かってはいたけど「100%大丈夫」と言い切れるゴール(方法)は無いんだな・・・、と再確認した不安半分であります。

今後は月1の通院(診察&薬の処方)。3ヶ月おきの血液検査。そしてマンモやCT・MRI・骨シンチなどの機械(?)各種を使っての検査は年に1回との事(次は来年春)・・・。
個人的にはやっぱり、やっぱり不安なので、せめて初めの1~2年は機械を使った検査を数ヶ月おきにでも行なって欲しいーーと思うところですが・・・、皆さんはいかがな状況なのでしょう。
ちなみに先日の診察でも殆どが問診のみ(それが普通なのかもしれませんけど)。骨粗しょう症予防の話も「今すぐ急ぐ必要は無いです。経過見ながら対応を・・・」との事。つい、早めの防衛策を次々と手を打ちたいと思ってしまうド素人なので、何となく焦れてしまうこの頃であります。

853 名前: 千春 投稿日:2009/06/17(水) 18:02
ロックさん横レスごめんなさい。
まず一般名レトロゾールはフェラーマでなくフェマーラ w

経過観察検査については再発を早く発見しても発見が遅れても予後に変わりはないと言うガイドラインはあります。
お母さまの病院とうちの病院は検査頻度は同じです。
必要以上にX線を浴びるのも逆によくないですものね。

骨粗鬆症はうちの場合予想以上に母のAI療法の宿敵でした(涙
母の骨粗鬆症の検査は最終決断の際は乳がんでお世話になっている病院で腰椎デキサでしていただきましたが、
近所の整形外科クリニックに良い所があり日常の経過観察はそちらで上腕デキサをして、
乳がん経過観察の際それを持参し主治医先生と相談していました。
閉経後ですしAI療法中ですし、ロックさんのお母さまも現病院で診察しない場合は
近所のクリニックなどで検査を半年おきくらいにしておいても安心かも知れませんね。

あと経口ビスホス製剤服用時顎骨壊死回避のためもありましたが、
それと関係無く全ての体調維持のためにも口腔内の衛生を保つことと
歯科への定期受診はとても大切だと考えました。(胃の手術の際も肺炎防止にも役立ったのではないかな。)

一連の怒濤の通院が終わりホルモン療法や経過観察になると
家族も一人で色々考え(特に夜中)不安が頂点に達する時期があります。
病気についてじっくりと勉強しつつ不安に少しずつ慣れ(不安な事実を受け入れ?)るのには、
確か私も優に半年以上を要ました。
このごろ考えるのは不安に負けて色々先ばかり見越して手を打とうとし”すぎる”のも良くないこと。
一つの薬を追加すると何かしらの副作用が心配になりそれを抑える薬は必要かと思案する。
そんなふうに考え”すぎる”のは母の体のためにもならないなぁと思います。
さすが母娘で私が不安に思っていると以心伝心すぐに伝わり、
道に迷った少女みたいな顔をするんですよ、うちの老母(^_^;
もし漠然とした不安に押し潰されそうな時はどうぞこちらのチャットにでも遊びにいらしてくださいネ。(From.雷

854 名前: ルバーブ 投稿日:2009/06/19(金) 11:03
39歳、既婚、子供はいません。
乳癌の告知を受け、セカンドオピニオンも受けましたが、現在治療方法で迷っており、
サードオピニオンにも行く予定ですが、参考になるアドバイスをいただければと思い、
初めて書き込みます。よろしくお願いいたします。

【エコー・マンモ・針生検・MRIの結果】
腫瘍サイズ:2.4cm
ER(+)
PgR(+)
Her2(-)
Nuclear Grade(3)
腋窩リンパ節(+?)->画像から+だろうとのこと。自分でも腋の下にある動くしこりに触れることができます。

【主治医の見解】
乳房全摘+腋窩リンパ節郭清→放射線(1ヶ月)→抗がん剤(半年)→ホルモン療法(5年)
温存手術も考えられるが、温存ではなく残存となることもあるので、全摘のほうが安全。

【セカンドオピニオン】
温存+センチネルリンパ節生検→放射線(1ヶ月)→ホルモン療法(5年)
腋の下はただ、腫れてるだけじゃないか?センチネルで陽性でも郭清はせず放射線照射。
ホルモン+なので、抗がん剤は不要。リンパ節陽性なら副作用の少ない抗がん剤とホルモン剤の併用もあり。
過剰治療をやる必要はない。

私としては、温存したいのですが、しこりの場所が外側下部にあるので、温存してもかなり形がくずれるようです。
また、抗がん剤の副作用やリンパ節郭清後の後遺症も怖いのですが、
それを今やらず、後で後悔するようなことになるのなら、今過剰気味にやっておいたほうがいいのか。
お聞きしたいのは、2点です。
1.抗がん剤を使わず、ホルモン剤のみで治療した場合に効果はどれほど違うのか?
2.リンパ節郭清をしてもしなくても、その後に差はないのか?
(リンパ浮腫の心配を少しでも避けたく、できれば郭清はしたくありません。)

以上、よろしくお願いいたします。

855 名前: ロック 投稿日:2009/06/19(金) 15:25
≫853 ちはるさんだ!こんにちは。

修正ありがとうございます。大切な事ですね(テレッ)。暗記暗記。
「再発を早く発見しても発見が遅れても予後に変わりはない」との事、主治医先生も同じようなお話をしてくれました。つい再発に対する恐怖が改めて高まりショックではありましたが、だからこそ逆の意味で長い目で見て落ち着いて過ごさねば。現実に強く、慣れていかねば。
また、「検査頻度」が同じという情報もありがとうございます。X線を浴び過ぎる危険も、本当におっしゃる通りですね。冷静になれました。
そのうえでの出来ること。「骨」チェック!!「歯科検診」!!魔法のようなワープばかり求めず、一つずつ足元から。まずはクリニック等の情報集めて参ります。

そして後半の”気持ちの持ち方”まで・・・。有り難いです。
母親本人はもちろん、父親も精神面の緊張や不安が大きいと思われ(あまり眠れない様子)、家族でバランス良く支えあっていけるよう・・・改めて私が落ち着かねば!ですね。
母親は確かに色々な事に敏感(過ぎて)で、何かの拍子にすぐ不安に陥り、私か父親の手や足など体の一部を掴んでいないと落ち着かなくなります(子ども風)。

そして・・・(恥)・・・「こちらのちゃっと・・?」ドコ?ノコト?(本っ当すみません)。

856 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/06/19(金) 15:53
http://chat.gankeijiban.com

857 名前: ベビー 投稿日:2009/06/20(土) 21:18
ロック様

毎回お母様を大変思いやりあまり気をはりつめ過ぎないようにしてくださいね蛭茲譴討靴泙い泙垢・・br>私は医師から抗がん剤で苦しむよりも余命を…だったのではないかとも思います票・Δ眇看曚気譴討い燭澆燭い世・・br>
お母様は通院大変で心身疲れることもあるかもしれないけどあまりネガティブに考え過ぎないで何か目的をみつけられるとよいかもしれませんね・br>お仕事をされている方や育児をされている方は自分の事を考える時間よりも…ですがお母様のようなおばちゃん世代は症状に関係なくパワフルなおばちゃんもいるけど不定愁訴が多くなる方もいますよね…自分の事だけを充分考える時間もありそれを受け止めてくれる場所もあるからだと思います。お母様の場合はご主人がいるのでご主人も一緒に落ち込んでしまわないで気持ちを切り替える役割をしてもらえればいいのではないでしょうか・br>検査は頻繁にやってもあまり意味ないんですよ豹搬療・眩・・蘆瓦・个襪世韻如・br>どんなに威勢のあるガン細胞も出現してから数値や画像にわかるまでに成長するには時間がかかりますからね・br>


858 名前: ベビー 投稿日:2009/06/20(土) 22:14
ルバーム様

前スレ文字化けしてしまった…このスレは気を付けます…

私もどしろうとだからなんとも言えませんが温存が可能なら温存でよいのではないでしょうか?かくせいによる後遺症はすくなからず続くだろうし乳首が残せるなら残した方がよいとも思います。全摘と温存はたいして再発率変わらないと思いましたけど…間違っていたらスミマセン。でも全摘と温存では身体的ダメージが全く違うと思います。ましてや微妙ですが若い部類ですから先の事を色々考えると…温存を勧めます。

形が崩れても何年かすれば自己細胞による再建も今は可能みたいだし…人工物と違って血も通ってやわらかいみたいですよ。


全く回答になっていませんが参考迄に…

859 名前: ルバーブ 投稿日:2009/06/23(火) 08:59
ベビー様、アドバイスありがとうございます。
大変参考になりました。
いろいろ考えましたが、やはり温存で治療に臨みたいと思います。
本当に、ありがとうございました。

860 名前: ロック 投稿日:2009/06/23(火) 10:26
ベビーさま。
いつもお心遣いありがとうございます。母親の放射線治療も残り6回となり、本人も自信と達成感が沸いてきたようで、随分と表情も明るくなってきました。それに釣られて父親も落ち着いてきた様子です。
あとは先も長いので、とにかく真面目に薬を飲みつづけるよう、それがいかに大事か、効果が期待できるか、について、念のために更にすり込んで行きたいと思います。
そういう私も検査についての認識(頻繁に行なわなくても良い)を、改めて・・・。自分はもちろん周りの人たちにも乳癌健診を勧めていけたらと思います。
余談ですが、結構、乳癌についての認識が微妙にズレてる人、多いですよね?「うちはガン家系でないから大丈夫」「昔から好き嫌い無いおかげで健康だから大丈夫」とか・・・。びっくりしちゃいます。


861 名前: ベビー 投稿日:2009/06/24(水) 12:14
ロック様。
お母様もお父様も落ち着いてきて良かったですね。
病は気からで気の持ちようもとても大切だと思いますよ。お母様は放射線を受けているようですから、沢山の顔馴染みもできたのではないですか?病院とか地域でもし患者会があるのであれば一度皆様で参加してみても良いかもしれませんよ。
おばちゃんパワーに結構圧倒されるかもしれませんが刺激にもなりますよ。セルフヘルプとは症状状態は違えども同病者同士気持ちを分かり合える、情報を交換し合える等のメリットがあると思いますよ。
どの癌についてもいえることだと思いますが、「私は大丈夫」とか「関係ない」とか思っている方は多いですよね。実感がないから仕方ないとも思いますけど、それで終わらせないよう検診を周りに勧めることは一番の周知としての導入だと思います。

862 名前: 真理 投稿日:2009/06/24(水) 21:46
何度かお世話になっているものです。

教えてほしいことがあるのでお願いします。


私は一年前に非浸潤性乳管癌でホルモン陽性でした。範囲が広く全摘しました。年齢が若いのでホルモン治療もしっかりしてます。

で、聞きたいのですが、術後一年目検査って皆さん何をやりましたか?
病院や先生の方針にもよると思いますが、私は造影剤CT(胸部~腹部)とマンモと血液検査とエコーをやりました。
骨シンチは私が閉塞恐怖症のために断り、今回はやらなくても良いが、来年は必ずやって下さい。と主治医に言われました。
骨シンチは皆さんやってますか??
やはりやったほうがいいのでしょうか??
非浸潤でも骨転移は否定できませんよね。。
なんだか優柔不断な質問でスミマセン…。

よろしくお願いいたします。

863 名前: レオ 投稿日:2009/06/30(火) 22:23
以前、他の骨転移のスレを混乱させてしまいすみませんでした・
術後1年経過して、病気を受け入れらる様になりました仂・靴任垢・・〆沙・笋呂蟶森錡緝瑤砲錬乾潺螳未留討・△蠅泙靴燭・勅膽0紊蓮追・戮覆匹任蘯陲譴泙垢・蕁弔・
気にするなという事ですかね。
風邪引いてなかったけど…今は術後療法でハーセプチンを3週間に1回…後6回で終了です。無治療も不安ですが、仕方ないね・br>
864 名前: レオ 投稿日:2009/06/30(火) 22:26
コメント、変です。
また、改めます

865 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/01(水) 13:23
乳首付近の悪性腫瘍8ミリを来週摘出する事になりました。
先生から乳首は助けられないといわれすこし落ち込んでいます。
早期だけど場所が悪いって。
同じような手術された方いますか?やはり乳首は残せないのでしょうか?



866 名前: ベビー 投稿日:2009/07/02(木) 12:32
真理さん

術後1年の検査って何を検査するっていう事だけではなく結構自分にとっても重要だったりしませんか?結果どきどきですね。
やはり先生によってとか症状によって検査は変わってくると思います。中にはPETというひともいるかもしれませんね。
真理さんの先生が骨シンチを勧めるのであれば年齢的な事を考慮しての事と思いますよ。狭いのが苦手だと部屋に入っただけで圧迫させられるけどCT受けられるなら大丈夫かと…
午前中に注射を打って検査はだいたい午後だから横になって機械が顔の前にくるけど目を閉じていると…夢の中に~ですよ…
検査の日は早起きをして午前中の検査で疲れ、お昼を食べてお腹一杯になって妙に静かな検査でうとうと…深く考えないで検査に臨んでみて下さい。

867 名前: ベビー 投稿日:2009/07/02(木) 12:47
865 名無しさん

もう来週オペが決まっているから今さらかもしれませんが…乳管内進展があるんでしょうか?

無いならばセカンドオピニオンで違う病院に聞いてみたいと申し出てみたらいかがですか?やはり女性として乳首は残したいという気持ちになりますよね…

868 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/02(木) 13:01
867さん。
どういう症状なのか手術しないと詳しい事はわかりません。
ただ先生に乳首残してがん細胞残して死ぬより乳首なしでも生きましょうって言われたら
私としてはもうはいとうなずくしかなかったので、、、。
レスありがとうごさいました。
先生も残せるならば残したいと言ってました。
セカンドオピニオンもちゃんと提示してくれましたが
この待ってる間のストレスといったら、、、早く済ませたいので
もう腹くくって覚悟しようと思います。
ショックですががん細胞は残したくありませんからね。






869 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/02(木) 13:04
すみません続きです。

手術もう決まってるのに覚悟を決めたつもりだったのに
やっぱり心の中では乳首を残したくてここでもし同じような方がいらっしゃったら
と思って書き込みしたんです。

がんばります。



870 名前: ベビー 投稿日:2009/07/02(木) 20:09
869 名無しさん

セカンドオピニオンを提示してくれるとは良心的な先生なんですね。先生によって見解もオペのやり方も技術も違う可能性があると受け入れているドクターではないでしょうか?
お歳がいくつだかはわかりませんが早くとってしまいたいストレスというか不安もあるとおもいますがそうすぐ進行はしないのでよく納得したうえで決めても遅くはないと思いますよ。
技術の違いは絶対あると思いますよ。残せたかもって後悔はしてほしくないから…一生の問題だから…
不謹慎で失礼な話になりますが万が一乳首も切除したのに再発した場合、落胆や怒りはどこにもぶつけられないと思います…それもかなり辛いです。切除したらこれで終わりではなくガンとの共存生活のスタートに過ぎないですから。

871 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/03(金) 19:02
870
セカンドオピニオン提示はそれは私がアメリカに住んでいるからだと思います。
年は現在42歳です。
そうですね、再発、転移を避けるため乳首は残せないと言われたのです。
腫瘍が乳首の下の部分でとても近いところにあります。
先生にいい印象を受けたので思い切って決めました。
切除して早く癌とさよならしたいのですが術後のケアなどまだ戦いは始まったばかりです。




872 名前: 真理 投稿日:2009/07/13(月) 22:47
ベビーさん。ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなりすみません。
結局骨シンチは来年になりました。
来年はベビーさんがおっしゃってくれたやり方で、臨みたいと思います!
本当にありがとうございました。

873 名前: はるか 投稿日:2009/07/23(木) 10:54
はじめまして。
私は今高校一年生です。
最近、左右の乳房の大きさが違ってきていて、もしかしたら乳ガンじゃないか。と不安に思っているのですが、
これは本当に乳ガンにより症状のうちの一つなのでしょうか…?
色々考えてみたのですが、よく分からなくて…。
良ければ、お教え下さいませんでしょうか?

874 名前: 乳がんに関する最新報告 投稿日:2009/07/23(木) 13:48
欧州議会が電磁波対策の方針に活用しているバイオイニシアティブ
国際報告では、乳がんと電磁波の関連について、以下のように勧告
を出したそうです。

乳がんの電磁波曝露との関連を支持:対策すべき
(EU:バイオイニシアティブ国際報告より
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10273778388.html

「乳癌発症の危険が高い人に対する予防的措置もまた要求されて
いる。タモキシフェンもメラトニンと同程度に、低水準の超低周波
曝露によりその効力が減殺されるので、予防のためにタモキシフェン
を摂取している人にとっては、その種の措置は特に重要である。

電磁波の乳がんへの影響:「メラトニン減少論文⇒電力中央研究所の責任者が受取拒否」という告発書
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10300119131.html

皆様、電磁波環境にもお気をつけください。


875 名前: ぶどう 投稿日:2009/08/01(土) 09:26
年齢41才。
6月に乳がんと告知されました。
病理結果は 浸潤癌・一般型(乳頭腺管癌)、しこり2.9cm、
グレード2、リンパ節転移なし、トリプルネガティブ。
<術前化学療法>EC療法→パクリタキセルの予定。

現在、ECを3クール終了してから一週間が経ち エコー診察をした結果
しこりが0.5cm大きくなっていました。そのため、ECを1クール残したまま
パクリタキセルに切り替えることになりました。
私は、トリプルネガティブのためホルモン治療ができません。
なので、パクリタキセルに賭けるしかないのですが、
もしも、このパクリタキセルが効かなかった場合、他にまた違う抗がん剤を
使うことができるのでしょうか?

しこりが大きくなってしまったということが、今の自分にとっての不安材料になっています・・。
何かよいご意見があれば教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。

876 名前: しば 投稿日:2009/08/09(日) 23:33
始めまして。
私の57歳になる姉の事でご相談させて頂きます。
左腋の小さなしこりに違和感を覚え、二ヶ月前に
マンモを受けました。異常なしでした。―が、しこりを取り生検したところ、
悪性の癌と言われました。
乳房に癌が無いのに、左乳房全摘しましょうと言われ、
また、詳しい説明もなく、とにかく『切りましょう』の一点張りに
姉も私も不安になりました。
その後、私からのアドバイスを受けて他の専門医で診て頂いた結果、
乳房には癌が見当たらないでリンパに転移した『潜在性乳がん』と
診断されました。
CT・MRI・PET検査は、全てに異常が無かったそうです。
 一週間後には、胸を切らずにリンパを取る手術?をして
他へ転移しないように抗がん剤治療を8ヶ月するとの事です。
潜在性乳がんと、一般に知られている乳がんとでは、手術の内容や
治療方法は、どのように違うのでしょうか。
抗癌剤治療は、必要でしょうか。(病理検査の結果次第ではないのでしょうか?)
遠く離れている姉の状態を少しでも知りたいのです。
私自信、一年前に子宮体癌の手術を受け、その後、6クールの
抗癌剤治療を受け、現在、経過観察中です。
治療とは言え、正常な細胞まで壊される訳ですから(私も、辛かったです)
可哀想でなりません。
私の時には、『代わってあげたい』とまで言ってくれた姉です。
同じ病気の方も是非、アドバイスをお願い致します。



877 名前: 千春 投稿日:2009/08/10(月) 05:31
>>876 しばさん
いくつか検索しました。

京都大学乳腺外科
http://www.brca.jp/doc/pdf_doc/38.pdf?PHPSESSID=jugvl1bacc2e6spu6pu6hdnee56v48cm
~治療
 原発部位が確認できた場合は、原発部位のコントロールとして乳房部分切除を施行し、腋窩リンパ節の郭清を行います。原発巣が画像的に確認されない場合は患側乳房の放射線治療が考慮される場合もあります。また、リンパ節の組織診断、リンパ節転移個数の結果によって、一般の乳がんに準じて補助療法の組み立てを行っていく必要があります。

http://www.jstage.jst.go.jp/search/-char/ja?typej=on&typep=on&typer=on&d5=ke&dp5=%90%F6%8D%DD%90%AB%93%FB%8A%E0&ca=999999&alang=all&rev=all&pl=20&search=%8C%9F%8D%F5%8E%C0%8Ds
http://www.pier-online.jp/0385-0684/contents_abstract.php?serial_no=32060&seq=15

なおst.gallen2005(前々回)放射線療法(S20)にはこのような記述を認めますが、
http://nyugan.info/stgallen/s05.html
これが現在の標準的な考えではないと思います。

お姉さまは既にリンパ節転移陽性であり、
乳がんでの全身療法(化学療法やホルモン療法)は非浸潤がんでもなければ必須と言って過言ではないので、
リンパ節郭清後の病理検査結果から判明した
リンパ節転移個数、他の因子(ホルモン受容体やHer-2の発現状態、悪性度など)
を踏まえた上での適切な補助療法は必要と思います。
現在予定されている補助療法はリンパ節郭清後の病理結果から導きだされたものではないのですか?
素人ながら、
乳房に対しての手術や放射線治療の必要性なども含め
(未だ聞いていないのでしたら)病理結果把握のための説明依頼と
現在の不安や疑問点をもう一度担当医と詰めて話し合い患者本人が納得して治療を進めることが重要と思います。
患者が(説明を受けていて)納得しているのに、
妹さんの「治療は辛くて可哀想」との思いだけで
治療に不信感を抱かせてしまうことは避けなければいけません。

878 名前: 千春 投稿日:2009/08/10(月) 06:08
訂正
st.gallen2005の潜在性乳がんについての記述はS19ですね。
また私が誤読したもので、
現在この考え方がコンセンサスを得ているかを私は存じておりません。
申し訳ありませんが担当の医師(又はセカンドの医師)にお確かめください。

879 名前: 千春 投稿日:2009/08/10(月) 15:58
>>876 しばさん。連投すみません。
私の読み間違えで、しこりの生検1週間後に既にリンパ節郭清済みなのではなく、
これから1週間後にリンパ節郭清手術を受けるのですね?
それでしたら郭清後の病理組織検査結果が出た後、
(生検)より正確な最善であろう補助療法の治療方針が示されると思いますよ。
上のファイルを見ても潜在性乳がんの(特に)乳房に対する標準治療はまだ確立していないようですね。
海外では診断直後でも症状が出た後でも放射線全乳房照射は予後に変わりはないという報告があるともあります。
しかしやはり全身補助療法省略という選択は(勿論郭清後の診断結果によると思いますが)
なかなか難しいのではないでしょうか?
担当医やセカンドオピニオンの医師ともお姉さまが納得のいかれるまで
腹を割ってよく相談なされますように。

880 名前: ロック 投稿日:2009/08/20(木) 12:44
皆さまこんにちは。
5月(No846~)に母親の乳癌術後療法についてお尋ねした者です。その節はご丁寧に皆さまありがとうございました。
その後、予定通り7月初めに放射線治療を終え、ホルモン剤の服用を続けている現状ですが、
先日突然、温存した左乳房の手術跡の一部(腋の下)が開き、大量の水(体液)が流れ出てきました。
寝ている間に開いたようでパジャマも布団もびっしょり。傷口からはとくとくと水が流れ出ており、すぐに主治医を訪ね、即入院となりました。
放射線治療の際に受けたエコーで「内部に水が溜まっているが、さらさらとした水がドロドロになってゆっくり吸収されて無くなるから心配ない」とは聞いていました。
また、手術の際は「縫わない」方法で傷口の上からテープを貼ってくっつけていました(キレイな傷跡になるとの事)。
今回の件で主治医の方は「例としては有りえる事だが、こんなに大量に出てくるケースは私も初めて。放射線治療の副作用かもしれない。」との事。
1週間の入院で水の量も減ってきたので、現状は通院で経過を見てますが、まだまだ出てくる水の量は少なくありません(水が出始めてから12日たちます)。
主治医のいる病院に放射線施設が無いため、放射線治療は別の病院を紹介してもらいましたので、原因が放射線によるものなのか、手術法によるものなのか、が分かりづらくもあります。
手術は4月下旬です。3ヶ月半もたつのにこんな事は有りえるものでしょうか?
もし、このような症状をご存知の方がいらっしゃいましたら、お話いただけますと助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。

881 名前: アマン 投稿日:2009/08/28(金) 14:34
私は7月28日に左乳房の一部を切除、
リンパ節を20個とりました。
6日後抜糸前に退院リンパへの転移がなかったので、
ホルモン療法のみの
治療ですが
脇の下にリンパ液がたまり、
1週目は200cc・2週目は150cc・3週目が20ccというように
注射器で抜き
主治医から「これで終わりでよいでしょう!」
傷口が開いたわけではないので
この処置で済んだと想います。
何か無理な動きをされたか?
あるいは放射線治療の影響か?適切な答えにならなくてすみません!
体験を述べたにすぎないことをお詫びします!

882 名前: ロック 投稿日:2009/08/28(金) 16:23
アマンさま!
お返事ありがとうございます。”適切な答えでない”なんてとんでもない。
皆さんの貴重な体験を述べて頂ける事が本当に助かります。
その後、改めて主治医の方がご説明してくれた事によると、やはり、放射線治療の影響のようです。がん細胞を死滅させるくらいの力があるのですから正常な内部の組織もダメージを受けても仕方ない事ですね。
ただ、それにしても母親の場合は「強めに反応が出てしまった」ケースのようで、あと1~2ヶ月ほどかかると言われました。
これまで本人が受けた告知の辛さや手術の怖さと比べると、これくらいはもう一頑張りですね。
あとは・・・、腋に近い部分なので、なんとか細菌が入らないように・・・リンパ浮腫にならないように・・・を祈るばかりですが。
ありがとうございました。アマンさんも術後1ヶ月記念(?)ですね!すこやかに回復なされますように。


883 名前: 千春 投稿日:2009/09/02(水) 04:41
>>876
http://www.jccnb.net/
日本乳癌情報ネットワークサイト内
NCCAガイドライン日本語訳:乳癌2009年第1版より

腋窩乳癌
不顕性乳癌からの腋窩転移は、乳癌の約3~5%に相当する。これらの患者の管理に関する勧告を裏付けるエビデンスは、少数の患者を含む限られた数の後向き試験から得られる371,372,373(この文書の中の参考資料も参照せよ)。未知の原発腫瘍から腋窩に転移した女性の治療では通常は乳房切除術および腋窩リンパ節郭清が行われ、これらの患者の中には、腋窩リンパ節郭清に続く放射線療法による治療に成功した例も数例ある372,373。 乳癌のMRIは不顕性乳癌の確認を促す可能性があり、乳房切除術から利益を得る可能性が最も高い患者を選ぶのに役立つということを示すエビデンスがいくつかある。たとえば、マンモグラフィー陰性または不確定であることが生検で証明された腋窩に乳癌のある患者40例の試験では、MRIが患者の70%において原発性乳房病変を確認した373。また、MRI陰性で、その後腋窩リンパ節郭清および乳房全体への放射線療法を受けた患者7例のうち、19カ月間の追跡中央値での局所再発のエビデンスは認められなかった。 NCCN 潜在的原発腫瘍ガイドラインは、原発腫瘍の徴候がまったくなくて腋窩癌腫が疑われる患者の診断および初期精密検査に関する指針を提示するものである。
(これらの患者の小さいサブセットは乳房の腋窩尾部に原発癌を有するということも注目に値する。)これらのガイドラインは、原発性乳房病変のエビデンスを伴わない腋窩リンパ節の腺癌(または他に規定がなければ癌)と診断された患者についての遠隔転移のエビデンスを評価するための胸部および腹部のCTなど、追加の精密検査に関する勧告を規定したものでもあり、特に乳房MRIおよび腸音波検査は勧められない。腋窩超音波検査も行うべきである。 MRI陽性疾患患者は、超音波またはMRI誘導生検によるさらなる評価を受け、乳癌の臨床病期に従って治療を受ける。MRI陰性疾患患者に対する治療勧告はリンパ節の状態に基づいている。T0、N1、M0疾患を持つ患者についての選択肢には、乳房切除術と腋窩リンパ節郭清の併用、または腋窩リンパ節郭清とリンパ節照射を伴うもしくは伴わない全乳房照射の併用のいずれかが含まれる(BINV-H参照)。
全身的化学療法、内分泌療法、またはトラスツズマブは病期IIまたはIIIの疾患に対する勧告に従って行われる(BINV-4)。T0、N2-N3、M0疾患を持つ患者については、局所進行性疾患を持つ患者と同様に、腋窩リンパ節郭清および乳房切除術を後続させた、術前化学療法、トラスツズマブ、内分泌療法を考慮する。

884 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2009/09/30(水) 22:14
間違って内視鏡に書いてました><;

肺・脳多発再発で余命半年と言われてから・・・・
3年たちました!!でのちょっと寄ってみました^^
医療は日進月歩で進んでいますね。
子宮癌のワクチンのも開発されたみたいですね。
若年性の癌、遺伝子解明・治療を心から願います。
現状報告
肺・骨転移あるものの本人(36歳)いたって元気!!!
脳は再々発疑い有なので様子観察。必要あれば再度ガンマで!!
現在、ハーセプチン+タイゲルプで頑張ってます。(厳密には適用外です)
直近の胸部・腹部CTでは若干縮小が見られるものの、最近新たに指標にしている
HER2淡白のマーカーが150から200に上昇したのでゼローダ追加してみようかと
思います。若干タイミング早いかとおもいますが・・・・。
 改めて振り返ると乳がんはスピードの悪性具合にもよりますがコントロールできる
ようにどんどん近づいていると思います。
再発したからってあきらめないで!!!!!!
栄養・ビタミンしっかりとって。笑って!!^^。体温上げて。よく寝て。余裕あれば
サプリ・漢方も少々。
 あとはいい先生を頑張って探す!!探せば必ずいるさ!!
  
 みんなあきらめずガンバロ!!!!


885 名前: ひろ◆KvNFIa4HT6 投稿日:2009/10/26(月) 13:06
乳癌になり、ドクハラを
受けたり、様々な体験をし

その中で、みんなの?
乳癌になった、もしくは
身内や周りに乳癌の友人や
親戚や知り合いがいる人や

色んな体験をした人がいて
それを知りたい、解りたい
と考えるようになりました。

ということから、アンケート
なるものを作りましたが?

いのちについて、取り組む
取り組みたいが、例えば

生活保護家庭で癌の患者が
乳癌専用の下着やパットや
リンパ浮腫や、乳房切除後
疼痛症候群になってから
リンパマッサージなどを
受けられないでいる為に
どんな弊害があるか?

これを行政や国が何にも
考えてはいないことが?
私には情けない。これを
踏まえたアンケートです!

ご参加頂ければ幸いです。

http://enq-maker.com/azInnDn


886 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/07(土) 05:20
ひろさん
質問内容は素より「血液型“必須”」とはどのような意味合いなのでしょうか・・
失礼ながらそこからもうドン引きしてしまうアンケート調査(?)です・・・・
アンケートをするのは自由でしょうが、
協賛者の獲得はこんなんでは(失礼!)困難ではというのが個人的な感想ではありました。

887 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/09(月) 23:19
全くもってどうして ◆ を勝手に語っているのか...
ひろ さん、悪質ですよ。。。

888 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/09(月) 23:27
>>885 名前: ひろ◆KvNFIa4HT6 さん 削除依頼か、説明(釈明)するべきです。 
出なければ がん患者を利用する 悪質投稿だと思います。

889 名前: 886 投稿日:2009/11/10(火) 03:14
>>887-888
(ちょっと書きながらもスレ違いな気はするんですが)質問 (・・)/
>>887 トリップを付けることがどうして悪質なの?
>>888 あのアンケート自体は見るに耐えない御粗末さですが、そんなに何処が悪質なの?

まあ、このスレにあの粗末なアンケート(?)を貼る自体があれですが、
今ご本人のブログを見まして「水」についての項は”嘘を築地の御門跡”でも、
他の少なくても私が目を通した所は、
「良くも悪くも素人個人のブログとしてはこんなもの」
と思ったけれど、悪質な理由があるのですか?

890 名前: 886 投稿日:2009/11/12(木) 23:25
・・・お答えが無いようですが?そしてスレ違いは承知の上ですが・・・
トリップについて勝手な解釈をなさっていましたか?
他人に「悪質」を連呼し釈明を求めながら
自分は名無しをよいことに釈明も説明も謝罪もせず書き逃げするのも平気の平左?
もしそうなら狡過ぎます。
何が「がん患者を利用する」だか・・・と思ってしまいました。

スレ違い失礼しました。

891 名前: 投稿日:2009/11/17(火) 02:59
先月、乳がんの告知を受けました。
画像でみると乳腺に塊が三つほど連なっていて、非浸潤のように見えるが
細胞診の結果では浸潤と出たそうです。
リンパ腺やその他の場所での転移はなさそうとの事でした。
東京女子医大にかかっているのですが
こちらで手術する方は全摘が多いようです。
私の場合、一つ一つは小さいので温存の対象になるかも知れないと言われましたが
残せるならば残したい!
だけど乳房を残す喜びと、乳房を残す不安
どちらが大きいのか自分でもわかりません。
こちらの温存適用の基準はとても厳しく(結果、全摘が多い)
再発率は非常に低いそうですが…。

セカンドオピニオンを聖路加でとろうと思っていますが
約一ヶ月待ちとのことでした。
生検で針を刺している場合、早くしたほうがいいと主治医に言われたのですが
本当でしょうか?

いろいろ書いてしまいましたが、病院について、手術について
セカンドについて、何でもかまいませんので
なにかアドバイス、宜しくお願いします。

892 名前: 千春 投稿日:2009/11/18(水) 07:07
Fさん
乳がんで女子医大にかかったことは無いものの、
個人的な感覚ですが女子医大でしたら乳がん治療には長けていそうですよね。
(常識では有り得ない治療をするような病院では無いであろうと言う意味で。)

ご自身の乳房のサイズから温存しても美しさが大きく損なわれるや、
非浸潤の部分の進展が広域に及んでいる、
腫瘍の位置から温存が難しいなどの理由があるのかも知れません。
非浸潤の場所の効果の不確かさから術前化学療法をして腫瘍を小さくする可能性は外されたのでしょうか?

近隣には沢山乳がん治療で有名・優秀な病院がありますし、
著名な先生がある曜日だけ診察をしているクリニックもいくつもあります。
(それら全てでセカンドオピニオンに対応してくれるかは分からないので問い合わせてください。)
どうしても納得や決断が出来ないのであれば、
自分ならばあと数件にコンタクトを取り信頼出来且つ最短でセカンドオピニオンを受けられる病院を
(グズグズとして結果的に最初にセカンドを予約した病院へのキャンセルが遅れ迷惑をかけたくないので迅速に)
もう1度探してみるとは思います。
確かに針を刺すと転移を誘発する可能性があるかも知れないと言う話は聞いたことはありますし、
遅いより早い治療開始に超したことはないでしょうが、
1ヶ月くらいで後悔するような大きな問題になるでしょうか?
それにセカンドオピニオンでしたら診療提供の書類や画像からの判断でそこで再度生検をするわけでないですし。
それともセカンドを取っていると現病院での治療が大幅に遅れてしまう、
生検による浸襲の危険性の他に手術を急いだ方がいい理由がある
などならなかなかどうすることがいいのか他人にはコメントをするのが難しいですが、
治療方針に引っ掛かりが残っているならもう1件くらいは信頼出来る病院で意見を聞いて決断したい気持ちはわかります。
あと現病院ではあまり症例が無いのかも知れませんが、
全摘後に乳房再建をすると言う選択肢は主治医とは話し合われないのですか?

こちらは生検においての危険性について
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0006/1/0006_G0000113_0030.html
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0006/1/0006_G0000115_0024.html

こちらは既読かも知れないですがもしかしたら何かの参考になるかも知れないサイト
http://www.jcancer.jp/advisement/
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/breast/hospital2008/kanto/kanto_area.html#tokyo

細かい所も分からないので有効なアドバイスも出来ず恐縮ですが、
主治医と再度突き詰めた質問を含め話し合ってみるなり、
もう1度セカンドオピニオンの病院を探してみるなりの行動を起こしつつ進む最善を考えてみては?と思います。

893 名前: <削除> 投稿日:2009/11/23(月) 10:49
<削除>
118x237x141x199.ap118.gyao.ne.jp

894 名前: BELLME 投稿日:2009/12/03(木) 04:27
初めまして狸サマ、私は左胸乳癌と診断されて11月18日に全摘、リンパ節郭清(レベル2)手術を受けました。病理検査結果は、stage Ⅱb 、T2N1M0、硬癌、グレード 3、脈管侵襲(+)、リンパ節転移 10/19 、ER(+) PR(+) Her2(―)

12月9日よりFECを3週間隔で4クール、その後タキサン系を4クール、その後はホルモン療法に入るとの事です。

47歳、閉径前です。リンパ節転移が思ったより多かったので予後が心配です。何か良いアドバイスがございましたらよろしくお願い致します。

895 名前: MEG 投稿日:2009/12/15(火) 17:24
私も11月16日にFさんと同じ病院でガン宣告されました。
私はそちらの病院がなんとなく好きになれず、
今はタイ・バンコクのサミティヴェート病院に通っています。
違う病院も見たり、診察を受けてみて良かったと思っています。

896 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/06(水) 08:35
TN乳がんの病理学的特徴
川崎医科大学 病理学2 森谷卓也

乳がんは形態学的・機能的に極めて複雑である。多彩な組織型や異型度に加え、
ホルモン受容体の有無やHER2遺伝子過剰発現の程度は症例ごとに様々である。
現在では患者個人に適した薬物療法の実践が強く求められており、そのために、
病理形態学的にがんの特性を探り、個別化を行うことは、臨床に直結する極め
て重要な意義を有している。また、乳がんが発生・進展する過程も、症例ごと
に決して均一ではないものと予想される。
近年、遺伝子プロファイルからみた内因性サブタイプの概念が提唱され、病理
学的特徴に関する種々の検討が行われている。特にホルモン受容体(ER,PgR)、
HER2が全て陰性のトリプルネガティブ乳がん(TNがん)は、内分泌療法や標的治
療の効果が期待できないため治療法の選択が難しく、注目されている。
我々の検討では、日本人のTNがんは浸潤性乳がん全体の11%で、米国から報告
された頻度より有意に低かった。また、TNがんでは、BRCA1やp53の異常を高頻
度に認めた。非浸潤性乳管がん(DCIS)におけるTNがんの頻度は浸潤がんに比し
て低く、5%であった。この頻度は香港とほぼ同等だが、シンガポールより有
意に低頻度であった。
DCIS・浸潤がんいずれも、TNがんは核異型度が高い傾向を示した。さらに、浸
潤がんの8%(TNがんの80%)に発現を認めた基底細胞マーカー(EGFRまたは
サイトケラチンのCK5/6)は、DCISではより低頻度(全体の2%、TN-DCISの33
%)であった。以上のことから、TNがん(基底細胞型乳がんを含む)は悪性度
が高く、DCISにとどまる期間が短く、早期に浸潤がんに進行する可能性が示唆
された。

897 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/06(水) 08:36
TN 乳がんの臨床
宮城県立がんセンター 乳腺科 角川陽一郎

乳がん全体の約12~20%を占めるとされるtriple negative breast cancer(以
下TNBC)は臨床的に他のタイプの乳がんと比較し転帰が不良である。一般にTNB
C患者では、早期再発リスクや、内臓転移の発現率が高いことが問題となるが、
ホルモン療法やトラスツズマブ投与が有用でないため、化学療法が標準療法と
して行われている。今回、宮城県立がんセンターで2006年1月から2008年12月
までに経験したTNBC症例40例とTNBC以外の360例について、そのstage分類・治
療法・再発等の検討を行う。また現在TNBCと判定された温存困難症例や腋窩リ
ンパ節転移陽性症例に対しては積極的に術前化学療法を導入しており、これま
で6例に対し術前にFEC+Docetaxelを施行したが、4例でcCR(うち3例はpCR
)、2例でPRという結果であった。TNBC以外の術前化学療法症例40例の成績は
cCR:9例(22.5%)、pCR:10例(25%)であり、一般に報告されているよう
に、TNBC症例には術前化学療法が非常に有効であることが示された。

898 名前: 桜子 投稿日:2010/01/15(金) 07:45
初めて書き込みします。
60歳、浸潤性乳管がん、大きさ1.8、グレード2、脈管浸襲なし、ホルモンレセプター陽性、Her2陰性、断端陰性で乳房温存手術後、ホルモン療法及び放射線療法を受ける予定です。お尋ねしたいことは現在、玄米菜食で人参ジュースを定期的に摂取しています。活性酸素を発生させて治療する放射性療法に抗酸化の働きを示す人参ジュースの摂取は特に問題はありませんか。
また、乳がんの再発、転移予防に田七人参や補中益気湯などがよいと聞きますが、体験されている方などの情報、あるいは他によいものがあれば教えていただきたいと思っています。深刻な内容の書き込みが多いなか恐縮ですが、これからがんと向き合っていく上でどんな情報も得られればと思っていますのでよろしくお願いします。
ききますが、

899 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/15(金) 08:07
>>898
板違いです。
その類の書き込みは健康食品板へ

900 名前: まー 投稿日:2010/02/26(金) 20:29
もうすぐPETの検査結果により手術の段取りの説明があります
今お聞きするのもおかしいのですが、ずっとそけい部やガンの無いほうの
胸やわき、のどのリンパが次々に腫れて痛みます。
これは精神的なものでしょうか?それともガン細胞がリンパをかけめぐって
いる為に起きる症状ですか?もしそうだとするとst.4の可能性がありますか

901 名前: 千春 投稿日:2010/02/26(金) 22:29
まーさん
まだPETの検査結果も出ていない現在術前精査で遠隔転移が見つかる可能性もありますが、
癌細胞はとても小さくリンパ管を移動する時に痛みを感じるようなものではないので、
その痛みと乳癌細胞が体を巡っているのとは無関係です。
しかし腫れているならば感染症やその他の病気が隠れている可能性はなくはありませんから、
次回主治医には報告してください。
精神的な要素は大きいと思います。
母も同室だった方々もがん告知から手術までの間に色々痛みがあったと言っていました。
「その痛みはがんを告知される前からなの?」
と問いますとみんな、
「いや、がんだと分かってから。」
と、言っていました。
精神的にきついですものね。

902 名前: まー 投稿日:2010/02/26(金) 22:54
千春さん、どうもありがとうございます

この所体調が悪く、体重も減り消耗が激しくわきの痛みもあったので
病院に行ったら乳がんが見つかったという経緯です
なので、告知前からなのですが術前の血液検査でも問題ないので
慢性疲労症候群みたいなものかもしれません
一度血液内科の先生に相談してみます

903 名前: まー 投稿日:2010/02/27(土) 12:30
連投申し訳ございません
手術に向けて今しておいた方がいい検査などありますか
虚弱だったのでこの日の為に貯金はしてあります

CD-DSTなどは手術時の検体でないとだめらしく病院に頼めばしてもらえるのでしょうか
Oncotype DXなどは手術後にプレパラートを借りればいいのでしょうか
皆さんとても勉強されていていつ何を受けておけばいいのか
とても把握しきれません できれば教えていただきたいです


904 名前: 千春 投稿日:2010/02/27(土) 16:59
>>903
もう1年前になりますがSt.Gallenの記事は乳がん初期治療の参考になります。(Oncotype DXの話題などもあります。)
http://nyugan.info/stgallen/2009/index.html
Oncotype DXにおいての情報でしたら
「乳腺外科医のブログ」(7月の記事他)、M.Dアンダーソン掲示板12月16日からのやり取りなども一つの参考になると思います。

CD-DST法におきましてはまだそれ以前の研究・試験段階ではと思います。
検索をかけ、症例数や臨床効果との一致率などを見ても素人なりに現在の位置付けは見えてくるのではないでしょうか。
それらを踏まえつつ今後主治医にご相談ください。

自分の疑問に関しては”タイムリーに”主治医に相談又疑問が解消されない場合セカンドオピニオンを取り、
まーさんの確かな情報を提示出来る直接顔を合わせた相談を最優先することを勧めます。

私の感想ですが、がんの告知を受けてまだ間もなく焦る気持ちが先行し、
上澄みの情報に踊らされるばかりで知識がついて行かれていないような印象を受けます。
今後の乳がん治療の方向性はテイラーメイドですが、
最新の療法や検査法はまだまだ研究段階で世界的コンセンサスは存在していません。
告知を受け精査結果の出ていない今、治療についての勉強は実に大切でも、まず基礎勉強からしっかり固めていくことです。
情報がネット上に氾濫しており、その中には先走りしすぎたもの、利益が絡んでいるもの、
不確かで不正確なもの(素人の私の書き込みを含めてです)が多数存在します。
命がかかっている病気ですから上澄みだけの情報に踊らされた結果被る損害の重大さを考えれば、
ソースとその信頼性を自ら確認していく行為は必須だと私は考えます。
また”自分が今いる所にその情報が必要なのかの取捨選択”も考えねばなりません。
どうか一つ々の情報のソースは自ら辿り確かめていかれますように。
それをもとに主治医と協力しあいながら治療を進めていくことが鍵ではないでしょうか。

実に抽象的なレスで申し訳ありませんが。

905 名前: まー 投稿日:2010/02/27(土) 18:37
千春さん
いつも的確で温かいお返事ありがとうございます
確かに告知されてから様々な掲示板などを読むたびに
みなさんの知識の豊富さと自分の勉強不足に焦る毎日です。

これも有名だけどめったに会えず執刀もしてくれないであろう
主治医への不信感とコンタクト不足が根底にあると思います

手術の説明の日には理論武装していかないと全て言いなりに
なってしまいそうで。かといって自分の希望が正しいという確たる
根拠ももてないまま(例えば全摘希望)でいます
化学療法に関しては説明の後勉強していきたいと思います
長文失礼いたしました

906 名前: 千春 投稿日:2010/02/27(土) 19:02
全摘を希望なさっているのですね。
一時期「何が何でも全摘より温存の方が格が上」のような風潮があった気がしますが、
がんの広がり、乳房のボリューム、(病理結果次第ですが)放射線療法の省略=通院の負担減等、
そして最終的には本人の希望ですよね。

理論武装は大切ですが私がいつも思うのは主治医は敵ではなく最強の味方というのが前提なので、
「武装」ではなく理論「構築」くらいの気持ちで臨めれば理想かなと思います。
難しいでしょうけれど緊張感の中にもリラックス。誰もが始めは初心者です。

媚びたり阿る必要は全くありませんが、お互いを尊重しあえる関係が築けると治療にも安心感が生まれるのですが。

治療前の今は感情が不安定で疲労困憊だと思いますが、
今の苦悩や奮闘が今後の治療の光明に繋がると信じてください。

907 名前: まー 投稿日:2010/02/27(土) 19:38
千春さん

スレ消費お許しください、優しいお言葉に涙が出ました
3年前に乳腺専門医にすでに大きかったかったしこりを
乳腺と断言して見落とされ、今回は医師との疎通もはかれず
医師への不信感と余命ばかりが頭をよぎります

アドバイス本当にありがとうございました



908 名前: つとむ 投稿日:2010/03/17(水) 00:02
稿を掴む思いで書かせていただきます
母が乳がんで、トリプルネガティブであると医師より宣告されました
リンパにも2個転移があり・大きさは2センチ程度でした
発原の乳房のしこりはおよそ7センチ×4センチほどでした
本日手術を終えました、末期なのはよく解っています
奇跡のアドバイスや情報・皆様の知恵を貸して下さい
お願いいたします。

909 名前: ミント 投稿日:2010/03/20(土) 16:38
右乳房温存後、二年で局所再発し全摘出をしたものです。
左の肩から首に向かって丁度付け根のところにコロッとしたリンパ節が一個触れました。
これは頸部リンパ節が腫れているということなのでしょうか。
とても心配です。あずき豆よりは少し小さいです。
花粉症がありそういったアレルギーでも腫れたりしますか。

たとえば転移だとすると脇の下のリンパ節カクセイのように頸部リンパ節はカクセイするという方法はあまりしないのでしょうか。
やはり放射線ということになるのでしょうか。

ご助言頂けると幸いです。

910 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/03/21(日) 10:26
>908
腫瘍径やリンパ節転移は再発リスクの因子ですが、
遠隔転移も無く手術を受けたのだから末期とは程遠いです。
藁を掴むより正確な知識を付けるのが優先課題です。
これから術後補助化学療法ですね。

911 名前: つとむ 投稿日:2010/03/23(火) 17:58
>ありがとう御座います。
アドバイス大変うれしく思います。
ですが・・子宮の方に影がありまして今疑われています。
返信が遅れ大変申し訳ございません。
書きこんだ時は、気分も真っ暗急ぎのオペとも書けづでした。
癌と戦っている方の、本当の意味での心境が今の私には恐怖です、
ですが母とがんばります、トリプルネガティブ判定の方の体験。
治療や知識を、教えて下さい、同じ癌の方々の為にも私自信もガンバリます
 
とにかく>910さんに感謝いたします

全国に応援団が居るんだと思えました。
様々なご意見アドバイス、お願いいたします。
残酷であってもそれに立ち向かいます。



912 名前: あいりん 投稿日:2010/03/23(火) 21:29
おひさしぶりです
よく似た状態だった自身の経験に過ぎませんが、いくつか申し上げます

自分はトリプルネガティブを悲観的に感じていませんでした

リンパに2個転移とおっしゃいますが、手術を受けられたばかりで組織診断もまだで
そのリンパの腫れが転移と確定もしていないはずで、それがどうなのかまだ言えないです

子宮の影とのこと、乳がんの転移先としては珍しいと思いますが、
気づかないことやあることが分からないことが何よりも不安なんですから、発見できてることが幸い
疑いとして診て注意していただけてるのですよね
掲示板もいいのですけど、一番の味方や協力助力は主治医、本人や家族もそうですね


乳がんは本当に多い
自分だけと思わず治療期を乗り切ってほしいです

913 名前: つとむ 投稿日:2010/03/26(金) 20:36
>912さん
ありがとうございます。
自分の経験とは・・ご自身がトリプルネガティブの癌の方ですか?
もし、そうなら色々とお話を聞かせて頂けませんでしょうか
不躾とは思いますが宜しくお願いいたします。
一番の味方~~~~は、心に響きました。
ありがとう御座います。
やっぱり、応援団はいます。(これも、感謝感謝です)
書きこみが遅れるのは、許して下さい。(がんばってますから)
それと、今日退院いたしました。
経過は順調で本人(母)も大変嬉しそうなのが見て取れました。
父と幸せに羊羹食べていました。
いつもの景色が、ありきたりの景色が幸せと感じました
ここからまた戦いだと・負けない戦いの始まりとがんばっていきます。
3月30日に今後の治療について医師より見解があります、
ご面倒とは思いますが、皆様のアドバイス、お知恵をこれからも
御貸し下さい、宜しくお願いいたします。



914 名前: つとむ 投稿日:2010/04/05(月) 20:22
皆様、ありがとうございました。

915 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/04/30(金) 12:27
こんにちわ

抗がん剤による偽閉経を本当の閉経と勘違いして
医師がホルモン治療を始めると排卵誘発して大変と聞いたのですが
閉経というのは前もって調べても、予想がつかないとの事

医師はホルモン治療前にどうやって本物の閉経か
見分けをつけるのでしょうか

916 名前: さやか 投稿日:2010/05/12(水) 22:17
狸先生はご健在でしょうか?

このたびFEC75を始めて6クールで終了、
もしくは途中でTCに変更の予定です。

初回投与前の採血で白血球が4300、ヘモグロビンが11という
低めだったのですが投与3日目でも体調は非常にいいです。
ただ、次回白血球が下がって投与休止になったりしないように
市販のL-システインを飲みたいのですが
抗がん剤の効き目が弱まったり支障はないでしょうか?

917 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/06/01(火) 23:23
健在ってあなた。

918 名前: キラーホエール 投稿日:2010/06/04(金) 00:16
通りがかり

>915 ホルモン治療前にE2やLH,FSHを測ればだいたいわかると思いますよ。
ホルモン治療開始してしまうとわからないかもしれませんね。

>916 体調が良いのは良かったですね。人によって症状は様々ですが、、。
途中の好中球減少の時期に採血は行いますか?
恐らく次回のときに白血球が下がっていて行えないというのはFEC
ではなかなかないと思いますよ。下がっていてもG-CSFを打てばいいですし。
L-システインで問題があるとは聞いたことないですね。
でも健康食品などを使用するときは担当医に聞きましょう。
好中球減少の時に一部の漢方などは控えたほうがいいですよ。
もちろん生食や一部のチーズや発酵食品もだめです。


919 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/22(木) 09:54
はじめまして。
こういった掲示板でのやりとりに慣れていないので、失礼等あれば申し訳ありません。

母(75歳)が乳がんと診断されました。数年前から脇の下にしこりがあったらしく、
放置していたところ、首の下(鎖骨の上)にしこりが出来て、検査入院したところ乳がんと
診断されたという流れです。本人は脇の下のしこりと、鎖骨上のしこりは別だと
思っていたようなのですが、診断(検査入院前)では「この二つは繋がっているね」との
先生の話です。また、乳がんと診断後に「今は薬でも治るからね」と先生に言われたよう
なのですが、そんな簡単なものなのでしょうか?あちこち調べてみましたが、
進行、転移しているという感じしかせずに心配で仕方ありません。来週外科(今までは形成外科の診断)に
行って再度診察する予定なので、この段階でこういった書き込みは適切でないのかもしれませんが、
一般的な見解でも構いません。お教え頂けませんでしょうか?
宜しくお願いします。

920 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/08(水) 19:53
トリプルネガティブ乳がんには何を使えば再発予防できるだろうか?

921 名前: ちゃちゃ 投稿日:2010/10/07(木) 02:11
組織診の結果浸潤性乳管癌(1.5cm)と告知されました 左全摘手術するとの事です 相当悪いのかなあとただただ今は落ち込んでいる状態です 

922 名前: ちゃちゃ 投稿日:2010/10/11(月) 17:55
不安でこの掲示板をみてカキコしました。浸潤性乳癌は転移しやすいのですか?子供がまだ小学生。まだまだ長生きしたいのに!!子供のためにも頑張らなくちゃ!同じ境遇の方いらしたら教えて下さい。

923 名前: ちゃちゃ 投稿日:2010/10/11(月) 17:56
不安でこの掲示板をみてカキコしました。浸潤性乳癌は転移しやすいのですか?子供がまだ小学生。まだまだ長生きしたいのに!!子供のためにも頑張らなくちゃ!同じ境遇の方いらしたら教えて下さい。

924 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/12(火) 23:28
>>ちゃちゃさん

浸潤性乳がんが転移しやすいといいますか、
一般の方ががんと思うのが、浸潤性乳がんであり、乳腺の外まで浸潤しているので、
当然転移の可能性は出てきます。
それに対して、非浸潤性乳がんは、発生した乳腺内に限局されており、
一般的に転移の可能性は低いです(ステージ0)。
ステージⅠからは、すべて浸潤性乳がんといいますので、
それだけで転移の可能性が高いとも何とも言えません。
ただ、比較的乳がんは予後も良いことが多いので、
知ることは怖いとは思いますが、きちんと知識をつけて頑張ってください。

925 名前: ちゃちゃ 投稿日:2010/10/13(水) 23:53
名無しさんご返事ありがとうございます。予後は比較的良いとの事で少々力が湧いてきました。。乳癌と分かり2ヶ月が経ち来月入院します。大学病院って入院手術するまでこんなにも待たされるのでしょうか?病状が進んでしまうのではないかと不安です。

926 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/16(土) 07:57
〉924
正確には「乳腺」はすべて「乳管」ですね。


927 名前: ちゃちゃ 投稿日:2010/10/16(土) 16:44
絶対負けない!!同じ病気を抱えている人が意外と明るくてビックリ!元気もらって気持ちは前向きになってます!

928 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/18(月) 04:23
>>920
<トリプルネガティブ乳がん(TNBC)の術後治療は本当に標準治療でよいのだろうか?>
http://2nd-opinion.jp/jouhou/buibetu_nyugan100717.htm
「現実的にはTNBCの術後化学療法には、パクリタキセルと5-FU系の2つが
レジメの中に入っていれば満足せざるを得ない。」
「奏功しない薬は体内に入れたくない方や絶対に再発したくない方は、
カルボプラチン+GEM、カルボプラチン+ゼローダやゼローダの追加投与を検討しても良いだろう。」
「勿論PARP阻害剤やエベロリムス、アバスチンなどの投与する臨床試験への参加も推奨できる。」

929 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/18(月) 05:11
>928
よく意味がわかりません。
TNBCに特化したエビデンスの高いレジメンは現在無いはず。

そのレジメンなら
>絶対に再発しない のですか??
>それらは必ず奏効するのですか?
ゼローダ vs AC/CMF でのゼローダの劣性結果の記事を見ましたが、
それとは別にTNBCだけへのゼローダの臨床試験・優位差を認めた試験結果が存在するのですか?

930 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/18(月) 05:34
>>928
そちらのサイトも参加しているtwitter上には実名で参加している乳腺専門医や腫瘍内科医も多数います。
その方々と専門的な議論をして頂ければ患者には正確な情報が見えてくると思うので、
何か問題がなければ是非議論を拝見したいです。
御一考願えないでしょうか?

931 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/28(月) 17:42
トリネガにAC療法を標準だと言っている方の方がかなりおかしいと思うのだが。効かない治療をしかも副作用が強い治療をやられる方の立場になって欲しいな。

932 名前: <削除> 投稿日:2011/03/25(金) 03:49
<削除>

933 名前: ポンポコ@小狸 投稿日:2011/08/22(月) 22:30
次スレ
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/025nyugan/1314019711/l50