■掲示板に戻る■ ■過去ログ一覧に戻る■
過去ログ表示中

癌掲示板..>肩平上皮癌ステージⅣ

1 名前: ひろりん 投稿日:2007/05/21(月) 10:14
初めまして 私の最愛の父(60代)は肩平上皮癌ステージⅣと診断され3クール目の抗がん剤投与を先日終えた所です。足骨髄に遠隔転移が有り放射線治療もしました。余命を初めの頃聞くと1年位だと聞かされ気が狂う程家族で苦しみましたが 今は、本人の希望で免疫治療はせずに病院を信じて治療をするのだと言うので 不安を抱えながら家族で頑張っています。昨日から声がかすれて来ました。副作用なのか?又咳も夜中止まらない時が有り抗がん剤の効果が効き難い癌だけに 無駄な抗がん剤治療なのではと不安が有ります。私は残りの日々が、この先どうなるのか?何が出来るのか?そればかり考えています。同じ病期の家族の方等 少しでも心構えをしたいので教えてくれませんか。今は前向きに明るく家族で前向きに頑張って居るのですが・・心と頭から離れないのです。父は不整脈の為抗がん剤治療を受ける前 闘うためにペースメーカーの手術を受けました。退職をし今から楽しんでほしいと思っていたのに・・毎日治らない癌だから仲良く付き合っています。(へんぺいじょうひがんⅣ)の事をご存知の方や、同じ辛い思いを抱えている方 情報をお持ちの方等 小さな掲示板の中だけでも本音で投稿しませんか?

2 名前: アメ 投稿日:2007/08/13(月) 20:07
私の父も肺癌(胸膜性)ステージ3Bで、余命1年といわれました。今1クール目の抗癌剤を投与してます。
副作用の吐き気はないようですが、食欲がないらしく夏で暑いということもあり冷たいものしか口に入れられないようです。
1週間で痩せた父を見て涙がでそうになりました。会社の健康診断の結果胸水が貯まっているということで検査入院したのが7月初旬。ちょうど一ヶ月しか経ってないのに
病院で毎日過ごす父のことを思うとつらいです。副作用がそれほどないようであれば仕事復帰をして通院で抗がん剤を投与するようですが、痩せていく姿を見ると会社の
方たちも辛いのでは、と思います。 私もひろりんさんと同じで前向きにがんばろう!と免疫治療(高度先進医療の指定を受けてる病院)のことを調べたり問い合わせたりしてますが
何が一番父にとっていいのか?分からなくなります。今まだ始まったばかりの癌との戦いですが、これから弱ってくる父と向き合っていくことを考えると、闘病生活は短い方が父にとっていいのでは?と思ったり
でも少しでも長く生きて欲しいと思ったり。 

3 名前: 0113 投稿日:2007/09/09(日) 12:25
ひろりんさんこんにちは。
私も父も今年9月で60歳と還暦をむかえ、これからという時に肺がん(肩扁平上皮癌Ⅱ?)だと診断されました。
検査では、肺以外に転移は見られなかったのですが、リンパに影があり、転移している可能性あり。
ひろりんさんの気持ちを思うと、レスしないではいられませんでした。まだ治療は開始していませんが
父の肺の健康状況から切除は難しいと判断され、放射線治療と化学療法での治療後、切除することとなりました。
検査した病院から、他の病院へ移る予定ではいますが、今後の治療方法や副作用に対し、強い恐怖感をもっています。
今週中に入院する予定ですが、これからに家族とも一歩が怖くてたまりません。
いろいろ調べている中、↓闘病日記を見つけました。参考になるかと思いましたので紹介します。
お互い頑張りましょう。また情報交換しましょう。
http://www.sk.aitai.ne.jp/~haraka/hara/

4 名前: らん 投稿日:2007/09/11(火) 23:17
私の父(65歳)も今年の5月に扁平上皮癌Ⅲ?と診断されました。
リンパにも影があるようです。
この9月から入院して抗がん剤治療を始める予定でしたが、
現在ある役職についているため、その任期が終わる来年の3月までは
なんの治療もしないことに決めたようです。
人前に出る事が多い仕事ということもあり、抗がん剤での副作用で髪が抜ける、
痩せるなど、自尊心を傷つけるのがイヤだったのでしょう。
父は治すことは考えておらず、このままガンが大きくならず、ガンと共存して
いきたいと思っているようです。特に自覚症状もないので。
少量の抗がん剤を使用する休眠療法なるものもあるようですし、
父の意を尊重して、彼の選んだ道を応援しようと思ってます。
ガンの治療は副作用が怖いですが、かといってなんの治療をしないのも
勇気が必要ですよね…。ほんと、親っていつまでもいてくれるものじゃないのですね…。

5 名前: マル 投稿日:2007/09/12(水) 17:16
ひろりんさんこんにちは。
その後お父様の具合はいかがですか??
私の父も扁平上皮の進行癌ステージ4だと診断を受けました。
痛みや体重減少はなく、肺自体もまったく傷んでないということで診断すらな
かなかつかなかったのに・・・すでにリンパと脳に転移しているとの事でし
た。
涙が止まりません。辛いのは父だということはわかっています。それでも
正気ではいられないんです。
ひろりんさん、私も同じ気持ちです。今まで家族の為に一生懸命働いてきて、
これからそういうことから開放されて母や孫たちとのんびり楽しんで生きて
もらいたいって思ってた矢先にどうして??
脳に転移してるなんて・・・今まで生きてきた事も家族のこともわからなく
なってしまうかもしれない!!
父の人生ってなんなの?って思わずにはいられません。
家族がしてあげられる事ってなんだろう?
どんな状態でもいい!1日でも長く生きていてほしいです。今はただそれだけ・・

強くならなくては・・・父は今も生きているのだから・・・



6 名前: 鼓哲 投稿日:2007/09/26(水) 15:38
肺扁平上皮がんⅣ期の患者をご家族にお持ちの方々の投稿を読みました。私の家内は、同じ病気で、この9月8日に亡くなりました。抗がん剤を8クール投与しましたが、効果はあったと思います。1年延命することができました。髪の毛は一時すべて抜け落ちました。体重は最後は30キロを切ったと思います。とにかく少しつづ衰弱していきます。家内は1年の闘病期間で、大小5回の家族旅行をして、親戚、友人知人との別れも済まして、抗がん剤以外は、苦痛を伴う治療は断って、容態急変から間もなく、家族に看とられて旅立ちました。59歳でした。介護を経験したものとして、お話しできることがあれば、お話しいたします。疑問や不安な点ありましたら、具体的にお尋ねください。

7 名前: マル 投稿日:2007/09/26(水) 17:22
鼓哲さん、はじめまして。

奥様と共に、大変な毎日を過ごされていたのですね。
奥様との毎日は、辛い事ばかりでしたか??
楽しい事もいっぱい、いっぱいありましたか??

1番辛いのは癌である本人なのに、私は未だ自分がしてあげられる
事がわからないでいます。
父と一緒に病気と闘うにはどうしたらいいかわからないでいます。

まだまだ鼓哲さんも辛い想いをしていると思いますが、奥様と共に
癌と戦い始めた頃の事、聞かせてもらえませんか?

8 名前: 鼓哲 投稿日:2007/09/27(木) 05:48
肺扁平上皮がんとわかったのは、昨年9月です。顎のリンパ節まで、浸潤していて、いつ突然死してもおかしくない、と言われました。実は、自宅で食事中に、心肺停止になり、私が心肺蘇生法を施して、蘇生させ、救急車で緊急入院したので、医師の言葉も誇張とは思えませんでした。約1ヶ月、救急病棟で検査に明け暮れて、治療らしい治療はしませんでしたので、どんどんやせて、35キロくらいになり、食事も、小鳥に餌付けするような感じで、やっと一口食べさせるのが精一杯でした。私のしたことは、朝晩病院に行って、できるだけ長い時間、一緒にいることでした。
浸潤していて、いつ突然死してもおかしくない、と言われました。実は、自宅で食事中、心肺停止になり、私が心肺蘇生法を施して、救急車で緊急入院したので、医師の言葉も誇張とはとれませんでした。約一ヶ月、救急病棟で検査に明け暮れ、治療らしいこともしませんでしたので、どんどんやせて、35キロくらいになりました。食事も、小鳥に餌付けするように一口食べさせるのが精一杯で、私のできることは、朝晩病院に行って、できるだけ長くいっしょにいることでした。

9 名前: マル 投稿日:2007/09/28(金) 17:09
鼓哲さん、聞かせてほしいとお願いしておきながらすみません。
どう言葉にしたら良いかわからないです。
心肺停止に陥った奥様を鼓哲さん自身が心肺蘇生させた・・・
まだ私の家族はすべてが始まったばかりで、父の様子や治療、ドクター
の言葉などにいちいち驚いて、悲しんでいる。
覚悟が全然足りてない。
私にできることは本当にあるの?



10 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/01(月) 06:35
マルさんへ。このレベルのがん患者にいえることは、残酷ですが、確実に近い将来「死」に至る、ということなんです。まず、そこを前提にして、そばにいてあげてください。やさしくしてあげてください。今まで見えなかったことが見えてきますし、お父様があなたに伝えたいことがきっとあるはずです。残された「時間」の大切さが身にしみてきます。

11 名前: マル 投稿日:2007/10/01(月) 16:19
鼓哲さん、ありがとうございます。
正直、気持ちだけがあせっています。ステージ4で脳に転移して
いることもあり、何もかもわからなくなってしまう前に・・・と
思うのです。
なのにどうしていいかもわからず、ただそばにいるだけの自分が
歯痒くて、なんだか申し訳なくて仕方ないです。
でも、鼓哲さんがいうようにそばにいること、やさしくしてあげる
ことが少しでも父の為になるのなら、しっかり見ていようと思います。
それにしても家族がいなくなるということが、こんなにも怖いなんて・・・
本人も、家族も辛いですね。




12 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/02(火) 05:35
マルさんへ。1年余り、入退院をくりかえしている時に、同病の人で、脳に転移している人が何人もいました。皆さん、普通にされていて、よく情報交換していましたよ。人格を失うような人は、一人もいませんでした。ガンマナイフ(放射線治療)は、受けていましたが゛・・・私と一人娘は、家内と交換日記をしていました。思いを伝えるのには有効な方法と思います。後から読み返すと、感慨もひとしおです。

13 名前: マル 投稿日:2007/10/02(火) 16:59
鼓哲さん、いつも本当にありがとうございます。
人格を失うような人はいなかった・・・少しホッとしました。父も
その1人であってほしいです。
鼓哲さんには娘さんがいるのですね。娘にとって母親を失うということ
は本当に辛い事です。1人娘となると尚更ですよね・・・
娘さんは大丈夫ですか??
鼓哲さんも、奥様と娘さんを守る事で大変だったのではないですか?
父はまだ、子供たちに弱音を吐けないでいるように感じます。容態が
本格的に悪くなればそんな事いってられないとは思いますが、今は
思い出をつくるより、気丈でいたいようです。
私では頼りないのかなぁ?とへこみつつ、気丈に振舞うのは
父の癌に負けずに生き続けるぞという意志なのだと信じてみたいと
思います。


14 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/03(水) 07:19
娘とは、妻のがんが医師から知らされた時、涙で顔を洗いながら、長い時間話をしました。その結果、「泣くのは今日だけにしよう。」と、約束して、娘は1年間守ってくれました。妻も娘も、女性は男性よりはるかに強くて、私は彼女たちに守られて生きてきました。お父様も、心の中では、マルさんに甘えたいと思っていると思います。 

15 名前: マル 投稿日:2007/10/03(水) 16:26
鼓哲さん、私も約束できるくらい強く耐える事ができるでしょうか??
同じように思ったんです。辛いのは父なのだからもう泣くのはやめよう
と・・・
なのに、もうさんざん泣いたのに、ふとした時泣いてしまうんです。
本当、女は強いはずなんですけど、弱虫で困ります。
それだけ父や母に今までヌクヌクと守られて生きてきた証拠ですよね。
しっかり現実を受け止めなくてはダメですね。



16 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/03(水) 18:41
私のようなおやじでも、人がいないところでは、散々泣きましたし、通夜でも葬儀でも、泣いていました。娘も同様だと思います。妻の葬儀は、通夜葬儀合わせて、350人くらい参列してくださいましたが、皆号泣してくださいました。自分や、自分の身内のために泣いてくれる人がいることは、とてもうれしいことです。たくさん泣いて、泣いた後には吹っ切れる時期も来ると思います。

17 名前: マル 投稿日:2007/10/05(金) 16:19
鼓哲さん、こうやって鼓哲さんに日々相談にのってもらえる事で
少しずつ気持ちの整理ができてきて、強くなれてる気がします。
ありがとうございます。
父の前では1度も泣いていません。1人で泣く回数も減ってきました。
それでもまた相談にのってもらえますか?
よろしくお願いします。

18 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/06(土) 06:00
末期のがん患者にとって、本当の主治医は家族です。家族にとっては、自分の人生の一部を失う局面で、見るもの聞くもの初めてのことばかりで、不安がつのるばかりです。1年余りの介護の中で、私もその時々、最善の方法を選択するのに悩みました。その経験の中で、皆さんが必要な情報を提供できるかもしれません。いつでも遠慮なくお尋ねください。


19 名前: マル 投稿日:2007/10/09(火) 16:42
鼓哲さん、ありがとうございます。早速でごめんなさい。
父の治療は脳への転移箇所がかなり多かったこともあり、ガンマナイフから
始まりました。転移30箇所に対し、15箇所施行したと聞いています。
肺癌の治療はその3日後より点滴で抗がん剤を投与し、1クール終了した所
です。
抗がん剤を施行した日から父の状態は一気に悪くなり食事も一切口にしない、
問いかけにも答える気力すらないといった様子でした。
私たち家族は抗がん剤の副作用に耐えられないのだと思い、今後どうしていく
べきか悩みましたが4日程経った時ガンマナイフによる脳浮腫だったのでしょうか?
本人いわく、脳が急に軽くなった!といい驚くほど食事や間食をするように
なり、血小板などの数値が急激に下がったなどは多少ありましたが、なんとかその
ままの良い状態で1クール目の治療を終える事ができました。
でも、今後は副作用も無視できない状態になってくるんですよね?
その事を考えるとやっぱり不安です。
鼓哲さんの奥様は治療の副作用はどうでしたか?


20 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/09(火) 19:07
副作用があるときは、化学療法の効果が出ている時だ、と聞いています。事前の検査で、十分化学療法に耐えられるかどうか、ということは、把握されてのことと思います。抗がん剤の種類がわかれば、副作用の出方もお教えできると思いますが、まだ、1クールくらいなら、最も効果が出る頃と思います。妻は、4クールくらいまでは効果が出ていましたが、5、6クールでは効果が半減、7,8クールでは、副作用が強くて、続行できなくなりました。

21 名前: マル 投稿日:2007/10/10(水) 16:55
鼓哲さん、いつも早急にレスしてくださってありがとうございます。
父が現在使用している抗がん剤はカルボプラチンとパクリタキセル
だと聞いています。
薬の程度としては強いものになるのでしょうか?
父が頭髪の抜けを気にしはじめました。家族としては激しい嘔吐
よりはずっと安心して見ていられるのですが、父自身は社会復帰への
夢が絶たれた気分なのでしょうか・・・気分も沈み、外へ出るのも
嫌がります。
メンタル面に押しつぶされてしまいそうで心配です。

22 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/10(水) 18:23
カルボプラチンとパクリタキセルの組み合わせは、妻が、5,6クール目に使用しました。パクリタキセルは、タキサン系の副作用の強い薬と聞いています。特に、脱毛が顕著で、妻は最初の使用で、頭髪がすべて抜けました。使用をやめるとまた生えてきますが・・・お父様の精神面の状態は、妻も同じような時期がありましたが、やがては、受容するものです。長年苦労されてきた方の精神は、そんなに軟弱なものではありませんから、心配ありません。励ましたり、慰めたりせずに、そっと見守ってあげるのが一番、と思います。

23 名前: まのん 投稿日:2007/10/10(水) 19:06
こんばんは。
父も、カルボプラチンとパクリタキセルを4クール終え、先月退院、今自宅療養中です。
5回以上やっても、あまり効果的には変わらないそうで、4クールで一旦終了となりました。
副作用としては食欲の低下(嘔吐、吐き気はありませんでした)、手足のしびれ、白血球、好血球の減少、脱毛といったところでしょうか。
退院してひと月、退院すぐに丸刈りにしていた髪が、やっと1センチくらい伸びてきました。
この2剤の組み合わせは、嘔吐は少ないそうです。

4回やってみて、腫瘍は明らかに小さくなりました。
肋骨への転移はほとんど変化ありませんが、やや骨の色が濃くなったような感じです。
痛みもややましになったようです。

ひと月目の検査を外来で受けてきましたが、変化なしとのことでした。
このまま腫瘍が小さいままでいてくれるといいのですが、半年ほどで再発することが多いとDr.には言われています。
(本人は知りません)

父もかなり滅入っていましたが、2クールを終えたときのCT画像を見て、結果が目に見えると、元気になりました。
たまたま効いたからよかったのですが・・・

少しでも効き目がありますよう、お祈りしております。

24 名前: マル 投稿日:2007/10/12(金) 17:29

鼓哲さん、まのんさん色々おしえてくださってありがとうございます
脱毛や白血球の減少はやはり当たり前の副作用といってもいいのですね。
脱毛も使用を止めればまた生えてくるとなれば少しの辛抱ですもんね。
父も安心して受け入れていってくれると思います。
今のところ辛い副作用や、症状に悩まされていない父ですが気持ちの苛立ち
は多くなりました。
鼓哲さんから側にいてわがままを聞いてあげる事が家族の務めである
とおしえていただいてたので親子喧嘩にならずに見守ることができ
ています。
本当に1つ1つの言葉が心強いです。ありがとうございます。

まのんさんのお父様の経過も読ませて頂いています。
私の父より少し前から懸命に治療なさっているのですね。
お父様の余命が更に1年に延びた事・・・すごくうれしかったです。
不安の中に射す光でしたよ。
ドクターからの話や、検査結果に、父も私たち家族も喜んだりがっかりする事も多いですが
また是非お父様の経過を聞かせてください。色々おしえてください。
まのんさん、私も鼓哲さんの言葉の通り父たちの長年の苦労をしてきた
精神はそんなに軟弱なものではないと信じています。
私たちも現実に負けないようにしましょう。
本当にありがとうございました。


25 名前: マル 投稿日:2007/10/17(水) 16:30
調子がよく見えていた父にもやはり変化が現れてきました。
最近、食事を飲み込む事が困難なようで急激に体重が減少してきました。
脳と左鎖骨上リンパに転移があるので、リンパに圧迫されて通りが
悪いのか、それとも麻痺がでてきてるのか・・・
やはり体重が落ちてくると病人度が増す感じで見てるのも辛いし心配です。
主治医の先生にもその旨は伝えているそうですがそのままです。
リンパ部分を切除したり、食道を開くような方法はないのでしょうか?
知っている事があったらおしえてくれませんか?

26 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/17(水) 17:59
マルさん、ご心配ですね。妻の場合も、食物の通過障害で悩まされました。リンパ節転移や、肺がんそのものの浸潤などの理由で、食欲はどんどん落ちて、体重も減少しました。抗がん剤2クール終了ごろに、だいぶ改善しました。抗がん剤の効果で、がんが一時的に縮小するからですが・・・リンパ節転移には、放射線治療を行いました。これも効果がありましたが、再燃したら、二度は使えません。私の場合は、食べられそうなものを作って、病院に持って行って、少しづつ食べさせました。こういう状態の時は、病院食はとても食べられませんから・・・

27 名前: マル 投稿日:2007/10/19(金) 16:55
鼓哲さん本当にいつもありがとうございます。
奥様も通過障害で悩まれたのですね。
やはり外科的手術などでどうこう・・という方法はないのでしょうか?
放射線治療を施行してもらいたい気持ちは強いですが1度きりとなると
いつ施行する事が父にとって良いのかまた悩んでしまいます。
奥様はいつ頃施行されたのですか?副作用はどうですか?
父は今ドクターの方からやはり採血の数値の減少が気にかかる・・
とのことで少し2クール目の抗がん剤を休んでいる状態です。
数値が少ないのなら輸血で補ったらいいのに!とすぐに安易に考えて
しまうのですが、そうするほどでもない!と言われ、父共々歯痒い
日々を送っています。
父は特に趣味もない人ですので、調子は悪くないよと口では言いながらも
ボーっとしているのをみると、どうしても何も治療などが無い日を
もったいないと感じてしまう自分がいます。
あせっても仕方ないんですけど・・ダメですね。
まずは抗がん剤1クール終了後の結果を待って検討すべきですよね。
私も何か口当たりの良いものを探して持っていってみます。



28 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/19(金) 19:20
放射線治療や、化学療法の実施時期は、残念ながら、医師の専任事項です。家族は、介入しないほうがいい、と、考えます。外科的な手術を行った、という例は、わたしは聞いたことがありません。白血球の減少には、対応する注射を行いましたが、それでも改善しないと、化学療法は断念せざるを得ないようです。お父様の体調を見ながら、治療方法を決めていくでしょうが、家族は、どんな薬をどれだけの量投与されたか、ということを記録しておいたほうがいいです。お互いに、医師ではないので、できることは、食事の差し入れや、好きなもの、ほしいものを聞いて、持って行くことくらいしかできないのは、悲しいけれど現実です。おっしゃるようにあせっても仕方ないのですが、そういう意味では、家族もともに悩んで闘病していることになります。素晴らしいことだと思います。がんばってください。いつでもどんな些細なことでも、聞いてくださればお答えしますので。ご遠慮なく。

29 名前: マル 投稿日:2007/10/22(月) 17:26
鼓哲さんありがとうございます。
やはり、外科的手術をしているといった話は聞いた事がないですか・・・
主治医に通過障害のお話もしましたが反応が無いと言う事は放射線治療
を施行するほどのところではないか、もしくは抗がん剤での縮小の可能性も多少は
示唆しているのか・・・どちらにしても主治医の専任事項になる訳ですね。
でも入院していつでも看護を受けられる状況といえど、なかなか家族は主治医
と会う事ができないものですね。
聞きたい事や疑問ばかりが増えてしまいます。
父の経過記録と共に質問事項もいつでも聞けるようにメモしてみます。
今日は1ヶ月前に施行していたガンマナイフの経過を施行後初めて
CTで見ることになっています。
小さくなって、転移箇所も増えてないといいのですが・・・・

鼓哲さん、依存状態で申し訳なく思ってはいるのですが、こんなに心強いことは
他にはなく、つい甘えてしまっています。
本当に感謝しています。ありがとうございます。





30 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/22(月) 17:51
マルさん、少し長くなります。医師との面談は、申し込めばいつでもできます。しかし、医師は、患者家族と話し合いながら治療を進めよう、とは考えていません。それには色々理由がありますが、今は省略します。私も、一年間の闘病生活(正しくは介護ですが)の中で、数回医師とトラブルを起こしています。いわゆる、インフォームド・コンセプトが、圧倒的に不足しているのです。医師、看護師はこのレベルのがん患者は、延命治療の対象と観ています。一方、患者は、「もしかしたら、根治するかも。」と、考えます。患者家族の一番の心配点は、「どんな経過をたどって、どんな最期を迎えるのだろう。」と、いうことではないか、と思います。三者の考えは、同じテーマですが、微妙に違うわけで、そこにジレンマが起きるのだ、と思います。私たち患者家族は、自分の身内が、苦しんだり、悩んだり、痛がったりするのを直視できません。ですから、私は、「食物が入らないことへの対策を示してほしい。」「少しばかりの延命のために、苦痛を伴う治療は遠慮したい。」と、かなり直接的に、医師に要望してきました。結果として、それは良い結果につながった、と思っています。医師看護師などとの関係も、時間をかけないと良い関係になりませんから、初期の段階では、はっきりと遠慮なく、家族が知りたいことを質問したほうがベストだと思います。

31 名前: マル 投稿日:2007/10/23(火) 18:05
鼓哲さん、興味深いお話です。
インフォームドコンセプトの不足をみんな感じているから、この掲示板で
不安や疑問を解消しているのではないかと私も思ったりします。
確かに、医者と患者やその家族とでは元々持ってる知識や経験も違うし、
予測通りにいかない事に対して、すべての患者を納得させるなんてことは到底
できないことだとも思います。
それでも患者は医者を信じることしかできないんですよね・・・
だったらやはり鼓哲さんがしてきたように家族が考えている事を主治医に伝えて
きちんと回答を得る必要がありますね。
家族がみんな働いている事もあり、いつも1人が聞いた事を報告してもらって
また家族全体がどうすればいいんだ・・と悩むんです。
面談ができるということも知りませんでした。
家族とも相談してもう一歩ドクターに近づいてみます。

それからCTの結果は新しい転移か、前回やりきれなかったものかの判別はつかないが
まだ2つ腫瘍があるとのことでした。
ガンマの主治医から全脳照射をしましょうか?と言われたそうですが、私としては
ガンマナイフ後に体調が悪くなった事もあり副作用の事が気になっているのですが
どう思われますか?
よかったらご意見聞かせてください。

32 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/24(水) 19:20
脳転移のがんに、全脳照射をするのは、一般的な治療法とは聞いていますが、妻は、脳に放射線治療は行わなかったので、残念ながら意見を申し上げる材料がありません。医師が提示した治療法を受け入れるかどうかの判断の優先順位は、患者であるお父様にあるわけですから、お父様の意見が最も尊重されるべきだと思います。もう少し後になって、万一、患者が冷静に判断することができない状況が起きた時は、家族の助言や説得も必要になるかもしれません。

33 名前: マル 投稿日:2007/10/26(金) 16:55
鼓哲さんいつもありがとうございます。
家族なのにわからない事が多すぎて困ります。
今までは副作用がきつくても延命を望めるのならなんだってして
ほしいし、父にも耐えてほしいと思っていました。
家族としてどんな状態になってしまっても生きるという事にこだわってほしいと。
でもそれって何か違うのかなって最近思うのです。
鼓哲さんの奥様は癌とわかってからどうでしたか?
すべてのやる気を失うような感じでしたか?
それとも癌に打ち勝とうというような強さをお持ちでしたか?
病気が進むにつれ、気持ちの変化も多々あると思うのですが今のところ
癌とわかってからも父の様子は変りません。
食べたくなければ食べない。動きたくなければ動かない。
食べられないんじゃないのなら、動けないわけじゃないのなら自分の体力
を維持するためにもと自分でも努力してほしいと思ってしまうんですよね。
それを父本人に求めてしまう事は酷なのでしょうか?
父は病気についても自分では何も調べたりもしない、治療についても希望も
質問も否定も一切せず、ただ言われていることをこなしているといった
感じです。
今回の全脳照射の件もどっちでもいい・・という感じです。
ガンマの時も副作用が辛かったしちゃんと話し合って決めよう!お父さんは
どう思ってる?と促すのですが話し合う事が面倒といった感じで
とりあってもらえず、父がこれから残りの人生をどう生きていきたい
のか、病気のことをどの程度理解しているのかさえわからずにいま
す。
父を見てこれでいいのかな?このままでは父自身も後悔するんじゃないかな?
って心配になるのです。
それとも今は父自身が1番悩み苦しんで答えを探しているんでしょうか?
最近また情けないことに私が不安定です・・・




34 名前: 通りすがりの一患者 投稿日:2007/10/26(金) 19:19
>食べられないんじゃないのなら、動けないわけじゃないのなら自分の体力
>を維持するためにもと自分でも努力してほしいと思ってしまうんですよね。
>それを父本人に求めてしまう事は酷なのでしょうか?

酷です。一患者としてもっと病気を理解して欲しい。

35 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/26(金) 19:28
妻は最期まで、たたかおう、生きよう、と気力を持ち続けていました。娘の結婚が決まった時期でもあり、何とか見届けたい、という気持ちが強かったのだと思います。ただ、口から食べ物も水も通らなくなってからは、体力も気力も急激に衰えていきました。食事や運動などに関しては、お父様と同じで、あまり意欲は示していませんでした。むしろ、「食事の時間が一番苦痛だ。」と言っていたほど、食べられないものを食べなくてはいけない、と自分に言い聞かせることは苦しかったようです。いつも残酷な表現ばかりで恐縮ですが、妻もお父様も「余命」をどう過ごすか、ということは、本人の自由意志が一番と思います。お父様のお心のままにして差し上げたほうがよいと思います。

36 名前: 元ナース 投稿日:2007/10/30(火) 16:32
病気をもっと理解してほしい?
理解できないから家族も悩み苦しむんです。
たとえ理解できたといったところで実際には癌で苦しんでる人の一体どの程度
を知る事ができるのでしょう。
結局のところ癌の痛み、苦しみを知らない者がどんなに親身になったって
共存することはできない問題です。
ただ生きる気力を持たせようとするのは悪い事とは思いません。
健常者として生まれてきた者が年齢の衰えと関係なく、当たり前のことが
できなくなるということはとても辛い事です。
この先を考えて少しでも自分を守る意思を患者さん本人にもって
もらう事は私はいいと思いますよ。
必要なのは押し付けない事。
相手の話をよく聞いて、相手をよく診てあげてください。


37 名前: マル 投稿日:2007/10/31(水) 17:42
鼓哲さん、元ナースさんありがとうございます。
いつの間にか私自身がいっぱいいっぱいになってしまっていたようです。
私は今まで病気がわかってからも変らず淡々としている父が不思議で、
気になって仕方ありませんでした。
初めの頃はこれまで病気とは無縁の人生でしたので、治療すれば
治ると思っているのだろうと思っていました。
しかしここのところは父にとっても辛く苦しい日々が続き、今までとは
違う何かを感じざるおえない状況でどうしてこうも淡々としていられる
のだろうと、何を考えてるのだろうと悩みました。
でも昨日、父の若き頃からの友人。というより天敵というのでしょうか?
昔、喧嘩ばかりしていたその方がお見舞いに来てくれた帰り際に、父は握手を求め
ありがとう・・・と初めて涙を流したそうです。
驚きました。涙どころか、入院してからもそんな自分を見られるのが
嫌で知り合いがお見舞いにくるといえば自宅へ帰って身なりを整え、
気丈に接していたような人でしたので・・・
やっと弱音を吐くことができたのか、自分の中で病気に対して
何らかの覚悟ができたのかはわかりませんが、それを聞いたら私自身、涙が
止まらなくなってしまって・・・・
やっぱり私は通りすがりの一患者さんのいうように父の事も病気の事も
理解できていないかったのだと思います。
遅かれ早かれ父にも食べれない、動けない日が来ると思います。
そうなってから後悔しても遅いんだって私自身があせっていたんです。
でも、1番どうしていいかわからないのは父なんですよね・・・



38 名前: 鼓哲 投稿日:2007/10/31(水) 18:32
病気が進むにつれ、つまり体力が徐々に衰えていくと、とても素直になっていくような気がします。同時に、今まで身についてきたものがだんだん取り去られて、何十年も前の自分に帰っていくような現象が妻にも見られました。そうなってから、とても濃密な感情の交換が行われる、と思います。健康な時、盛んな時はみんな鎧を着ているような面がありますから・・・これからが、ご家族の存在が重要になってきますから、がんばってください。それから生意気なことを言いますが、運命は誰にも帰られませんから、人為的に何かをしようと焦られないほうがいいと思います。

39 名前: マル 投稿日:2007/11/02(金) 18:00
鼓哲さんいつもありがとうございます。
鼓哲さんのおっしゃってくださる事の意味がちゃんとわかるようになってきました。
今までの私が泣かないようになって、普通に日常生活を何食わぬ顔で過ごせて
いたのはある意味現実として見ないようにしていたところがあって、
だから父の前でもどうしたらいいかわからなかったし、父の事もわかって
あげられなかったんだと思います。
でも父は涙を流して、少し家族に頼ってくれるようになりました。
そんな父を見て私も今を父の為に精一杯がんばりたいと思えるようになりました。
父も鎧を脱いだのかな・・・


40 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/02(金) 19:05
人間は多かれ少なかれ、何かに依存しているもので、それが学歴であったり、職歴であったり、お金であったり・・・しかし、それもこれも健康な身体あってのことであって、それが失われつつある時、何も無かった子供の頃のようになっていくのですね。妻も58歳の熟年でしたが、闘病中は童女のようにかわいい女性でした。気兼ねなく弱みをさらけ出せるのは、家族の前だけですからね。

41 名前: マル 投稿日:2007/11/12(月) 16:30
この一週間ちょっとの間に父はとうとう口から食事を摂る事ができなく
なりました。
左鎖骨上リンパの圧迫がひどく、飲み物を飲むにも一苦労です。
父自身も調子がよかった頃から一番圧迫されている事を気にしていました
ので抗がん剤等の治療が始まった頃から主治医の先生には幾度となく
訴えてはきたのですが、何のお返事ももらう事ができず・・・
なので再度、今度はナースの方からドクターに聞いてみてほしいとお願い
しました。それがちょうど2日の事です。
その時のお返事は・・放射線治療というものがあるけど、今の時点で施行すると
リンパが爆ぜてしまう可能性があるからしない方が良いでしょう。
との事でした。
そして先週とうとう食べ物が通らない状況となり、主治医から放射線やって
みましょうか?と・・・
なんだか腑に落ちないです。
父も気力を失った感じで家族の前でも涙をみせるようになりました。
父自身も、家族も辛いです。


42 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/12(月) 19:28
マルさん、ご心痛お察しします。私の妻の通過障害は、初期の頃はリンパ節への転移によるもの、終末期のものは、食堂に浸潤して、食堂がふさがったためでした。しかし、食堂浸潤の事実を告げられたのは、亡くなる3日前でした。憶測で言ってはきわめて失礼ですが、医師は、何をやってもあまり効果が期待できない、と考えているのかもしれません。私も、医師との面談で、「少しの効果しか期待できないなら、苦痛を伴う延命措置はやめてほしい。」と、要望しました。一度、医師と、現状について、納得いくまでお話しになってみたらいかがでしょうか。文面から感じるニュアンスでは、医師もあまり効果の期待できない治療を渋っている感じがしますが?後退的な意見で恐縮です。ご家族は気持ちをしっかり持って、お父様を支えてあげてください。医師も人間ですから、本当の主治医はご家族です。

43 名前: マル 投稿日:2007/11/14(水) 17:37
鼓哲さん、いつも早急にレスしてくださってありがとうございます。
本当に支えられています。
鼓哲さんのような方が医者であったら救われる患者さんも多いのにな・・・
などと本気で考えてしまいます。
12日の夜、実家を出ている私のところに母と兄から連絡がありました。
2人共泣いていて、もう危ないと・・・
もう頭が真っ白になって私自身、気が狂いそうでした。
でも昨日慌てて父を見にいったら危なっかしくはありますがトイレ歩行など
もしていて、ホッと安心して父を前に号泣してしまいました。
帰りがけ母にどういう事か尋ねると鼓哲さんのおっしゃる通り、主治医から
抗がん剤の効果もほとんどなく、癌がずんずん育っている。もうやりようがない、
リンパから出血したら終わりです・・・と説明を受けたとの事でした。
リンパから出血したら終わりと家族に説明した翌日、食事も通らなくなっているところに
経鼻から胃カメラを施行し、無理やり管を通す事が出血しやすく
させるのではないかと心配しましたし、やっと放射線の事も考えてくれたと思ったら、
専門の先生と金曜に会う事になっているのでその時聞いてみますと・・・
父だけが患者ではない事ぐらいわかりますが、自分の親が同じ立場でも
こんな悠長なことしていられるのかなぁなんて思ってしまいました。
通過障害も食道がふさがってという事もあるのですね、父は脳転移もあるので
そちらからの麻痺症状かもとも思ったのですがいずれにせよ、体重もかなり落ちて
蓄えぎりぎりといったところですので心配です。
一応点滴はしてもらっているのですが高カロリー輸液などではないので
体重を増やすことはできません。
奥様の時は通過障害も良くなったり、悪くなったりというような変動はみられましたか?
昨日父を見て、あまり時間がないということはやはり感じてとれました。
今の現状、これからの医師の考えを私も聞きにいってみます。
長くなってすみません。




44 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/14(水) 20:27
すでに高カロリー輸液の適応期ではないです。
主治医は悠長にしている訳では無いのです。
ご本人のために最善のご選択が出来ますように、願っております。

http://www.bb.e-mansion.com/~mikamo/reffer/manoweb/toutu053.html

45 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/15(木) 06:04
マルさん、これから先は越えてはいけない線を越える記述になることがあるかもしれません。妻は、亡くなる当日まで自力で歩いていました。これから先のお父様の時間は、時間というより瞬間になるかもしれません。当初マルさんがご心配されていた脳転移による人格の消失という展開が避けられていることは幸いではないでしょうか。お父様が命をかけて伝えてくださることをしっかり受け止めてあげてください。このような掲示板で踏み込んだ意見を述べることをお許しください。

46 名前: マル 投稿日:2007/11/19(月) 17:32
44さん、言葉が悪くてすみません。
素人の私が簡単に思いつく事ぐらい主治医はとっくに考えて1番良い方法
で治療してくれているんですよね・・・。
ごめんなさい。

鼓哲さん、父は個室に移り、母が毎日泊まるようになって少し調子が戻りました。
ここ3日程、食事もヨーグルトなどなら飲み込めるようになりました。
幸い先日施行した胃カメラでも食道の方には今のところ問題ないとの事で
放射線の治療もしていただく事になりました。
鼓哲さんからお話いただくことは正直、ショックを受ける事もあります。
でも本当に感謝しています。
もう、その場しのぎの慰めで安堵している場合じゃないんですよね。
鼓哲さんの奥様のようにいつ最悪の状態になるかわからないという事を
家族はきちんと理解しておかなければならないところまできてしまった。
未だに心が揺らぐ自分がいます。
少しの事に喜んで、期待して、安心して・・・
そんな私を察したように鼓哲さんは言いにくい事を私におしえてください
ました。
ありがとうございます。不安です。でもがんばります。



47 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/19(月) 18:08
今、家内の闘病記を作っています。昨日、娘のほうからの原稿が上がってきたのを読みましたが、やはり、マルさんと同じように、どうしたらいいか、何をしたらいいかわからない、というジレンマに悩んだ、と書いてありました。みんな人間ですから、右往左往してしまいますよね。実は私も、30年前に先妻と子供を失った時は、自分を見失った経験があります。変な話ですが、二度目となると、少しは経験が生きていたのかもしれません。とにかく残されて時間を大切に。後に悔いを残されないことをお祈りします。

48 名前: マル 投稿日:2007/11/20(火) 17:15
鼓哲さんの強さとやさしさは、いくつもの悲しみと辛さを乗り越えて
できたものだったのですね・・・
私は今まで、甘いのかもしれませんが家族がいなくなるなどと考えた事は
1度もありませんでした。
なんだか急に自分が大人なんだと自覚させられたような気がして、父の病気に
よるショックをどう吐き出せばいいのか、どう向き合っていけばいいのか
わからず、1人泣いてみるもののここ以外では誰にも話せない状態でした。
それは今でも変りません。
父の為に何かしたいと思うことも、実は自分が関われていると満足したり安心したり
したいだけなのかもなんて思ってしまいます。
でも悩みは違えど人は何かに悩み、戦い生きているんですよね。
私は私のやれる事をやってみます。
それと鼓哲さんの奥様は脳への放射線療法はなさらなかったようですが、他の転移箇所
などには施行したのですか?
私が調べた程度では副作用の事も、経過もいいことばかりな感じですが、実際はどう
なんでしょうか?もしおしえていただけることがあったらお願いします。
それと通過障害の時の食事ですが、ゼリーやヨーグルトにアイス。甘いものばかり
摂取している状態なのですが他に食べやすい物をご存知ないですか?

49 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/20(火) 21:39
初めの入院でリンパ節のがんへの放射線療法を約一ヶ月行いました。効果はありましたが、二度はできません。放射線を当てられる量に限度があるからです。副作用は、首筋の皮膚のただれでした。これは、塗り薬などで改善しました。通過障害の対策としては、初期の頃は麺類などを主に食べ、悪化するにつれて、ウーロン茶などで食物を流し込み、さらに悪化すると痰のからみがひどくなるので、食物を細かく刻んで食べました。末期の頃はプリンやゼリー、カロリーメイトの液状のものも良く食べました。最後は水も通らなくなって、薬も服用できなくなりました。

50 名前: asa 投稿日:2007/11/21(水) 00:45
マルさん、こんばんは。
横から失礼します。
私の母も肩平上皮癌の末期です。

一度は危篤状態になりましたが、また少し復活しました。
でも、もう時間の問題という感じです。
母の場合は通過障害はないですが、
モルヒネで眠いようで、なかなか食べることができません。
栄養点滴をしていただいているので、食べなくても大丈夫みたいです。
また、本人がほしがらないのに起こしてまで無理やり食べさせるのは、
逆に苦痛を増やすようで躊躇しているかぎりです。

起きているときは、
アイス、プリン、メロン、マシュマロ、葛湯、おしるこなど
ほしがった分だけあげています。

果物は食欲を増進すると本で書いていましたが、
いかがでしょうか。

緩和目的の放射線療法は有効のようですね。
(母は急変してしまったので、もうできませんが)

お互いできることをやれるだけやりましょうね。

51 名前: ひな 投稿日:2007/11/21(水) 01:50
マルさん初めまして、横から失礼いたします。

私の祖父は扁平上皮癌でした。
年齢は祖父と言うだけに80代と高齢でしたし、
祖父であって父ではないので多分家族としての苦しみは
マルさんよりもかなり楽だと思いますが
食べやすいものというテーマを見たのでちょっと書き込ませて貰おうと思いました。

固形物ではないのですが、
具の入っていないコーンスープとかポタージュなんかを
塩辛い食べ物の代わりに飲んでいました。

病院の経口栄養剤は健康な人が飲んでも美味しいものはあまりなく、
また、大抵は甘いです。大塚製薬当たりには開発頑張って貰いたい!
それでもチョコレートとかコーヒーの味はそこそこ人気があるし、
美味しいような気もします。(まだ飲めると言うべきか?)

60代は癌患者として若いですから、ステージが進んでいても医療者は真剣に考えていると思います。
その点、祖父の年齢(80代)にもなると、おざなり感は否めません…。
体力的に出来ることには限りがあるのが、主な原因なのでしょうが。
なので、体験談らしい体験談もないのですよ。

緩和目的の放射線療法は、有効ではあるのですが、
大抵は、その場所に当てることの出来る最大量の放射線を一度目の治療で当ててしまうために
一度治療した場所にはもう出来ません。
それほどのことをやっても、肺ガンの場合は放射線を当てた局所から再発することもあります。
それでも、扁平上皮癌ですから、放射線は効きやすい肺ガンの種類です。
転移先で癌の性質が変わることももちろんありますし、
扁平上皮癌なのに、放射線の効きが悪いという場合もありますが、
肺ガン自体に放射線が効いた場合は、転移先でもかなり有効だと思います。

昔に放射線をかけて欲しいと言ったときには、断られたとのことですが
放射線をかけるということは、簡単に言うと細胞を壊すということです。
多分、先生からも教えて貰っていてご存じであるとは思うのですが、
放射線をかけると、正常な細胞もガン細胞もダメージを受けます。
正常な細胞は、1日でそれなりに細胞を修復できるので、放射線を受けても
治療が終われば元通りになるのですが、
ガン細胞は、増えることに一生懸命で、細胞が壊れたのを直すのは苦手なので
だんだんダメージが溜まっていって死ぬということになります。
マルさんが、先生に放射線を頼んだときは、リンパ節の炎症が酷くて(もしくは、酷い可能性が否定できなくて)
炎症が起こっているということは、細胞がダメージを受けているということですから
その時にさらに放射線をかけると細胞の修復が間に合わなくなってしまうかもしれず、
そのことを指して先生は「リンパ節が爆ぜる」と言ったのだと思います。

今回Goサインが出たのは、「リンパ節が爆ぜる」危険性が減ったせいか、
「リンパの危険性<通過障害の辛さ」のどちらかかなと思われます。

主治医の先生はきっとマルさん達を金曜日まで待たせるのはいやだな、
歯がゆいなと思っているかもしれませんよ?
放射線治療は、呼吸器の専門医が考えて行うよりも
当然放射線治療の専門医が行った方が結果も経過も良いです。当然、副作用の知識も豊富ですし。
そうなると、主治医の先生が急ぎたくても、放射線の先生が忙しいという事もありえます。
今、癌患者さんの1/4が放射線治療を受けているのに、全国で500人前後しか
放射線治療専門医は居ないそうです。

マルさんの書き込みから察すると、どうやら専門の先生に診ていただけそうですね。
それは、羨ましいことだと思います。
私の祖父は、診断の先生の片手間にやって貰ったようなモノですし…
本当なら治療の専門の先生にして貰いたかったと心から思います。

長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

52 名前: マル 投稿日:2007/11/21(水) 18:00
鼓哲さん、asaさん、ひなさんありがとうございます。
みなさんも大変ですのに時間をさいて丁寧に回答していただいて本当に
感謝しています。
父も一度は食べ物も飲み物も通らなくなった時期がありましたから
ほんの少しですがまた口から摂取できるようになった事は本人にとっても
生きる原動力になったようで、飲み込めそうな物に積極的に挑戦してくれるように
なりました。
なのでみなさんから情報をいただいた事も急いで母に知らせまして、先ほど
父が具なしのシチューと茶碗蒸し、ミックスジュースをほんの少し摂取することができたと
連絡がありました。ありがとうございます。

ひなさん、放射線の件大変わかりやすかったです。
ドクターの言い方や言葉に一喜一憂してしまう事、本当に家族総出で治さなくては
なりません。
主治医の先生はいつも冷静でもうやりようがない。危険の方が大きい。
とはっきり言うタイプです。
そう言われ絶望していた時に放射線の先生が、やりましょう!やるべきです!!
といってくれて、本当はきちんと現実も危険性も知っていなくてはいけない
のに目先の事に喜んで期待してしまいました。
本当に幼稚ですみません。
専門医に担当してもらえる事もありがたいと感謝しなくてはダメですね。
こういうふうになるのも知識が足りないからなんだと思います。
もっと勉強します。もっと主治医の先生を信じてみます。

asaさん今日のお母様の具合はどうですか?
asaさんのやさしさを受けてお母様の笑顔をこの先も見続けられる様
願っています。よかったらまた経過聞かせてください。
ありがとうございました。




53 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/21(水) 18:46
マルさん、良かったですね。周りがどんなに食べさせようと思っても、ご本人が食べようとしなければかえって負担になってしまいますから、少しでも食べられるのなら、心強いですね。個室に移られたことが、周りへの気兼ねがなくなってよい方向に向いているのかもしれませんね。食道も健全なら、まだまだ希望が持てます。私の妻も、お父様のような状態になってから、持ち直し、1年余り生きて、旅行も大小合わせて5回行くことができましたから、お父様も、治療が奏効して、がんの進行が止まるといいですね。がんばってください。

54 名前: マル 投稿日:2007/11/25(日) 11:09
鼓哲さん、いつもありがとうございます。
本当に少しであっても今日はコレを食べたなどと父本人から聞くと、とても
うれしくなります。
鎖骨上リンパの放射線治療が始まり、少し胃がムカムカするとは言いますが
抗がん剤の副作用に比べると遥かに良いと言った感じです。
今はもう父は抗がん剤も全然期待できる結果を得る事ができませんでしたので
放射線治療と痛み止めのテープ、食事を補うための点滴のみの生活です。
正直、癌自体の治療をしないことは不安ですが鼓哲さんがおっしゃっていた
ようにやっぱり苦しみは最小限に抑えてあげたいというのが本音で、父にとっては
抗がん剤治療で一番苦しみましたので今はそこから開放してあげたい気持ちです。
皮肉にも病気になって、長年勤めてきた会社から開放されることとなりました。
辛い治療に耐えるだけでなく、たまには散歩したいな、あのお店に行きたいな、
旅行にでもいってみようかと自分の時間を大事にできる余裕ともう少しの元気をを父にも
もってもらえたら幸いです。
まだまだ気は抜けませんが頑張ります!



55 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/26(月) 21:50
マルさん、大変失礼ですが、短期間の中で素晴らしい精神的順応をされていると尊敬いたします。与えられた情況を受容するしか、実は人間はできないのではないのでしょうか。私は、妻と30年をともに暮らしました。とても幸せな毎日でした。それ以上を望むのは、我欲というものだと思いました。一方が病に倒れた時、一方が相手にとって最善の環境を考えてあげるしかできることはありませんでした。お父様と同じ素晴らしい資質を受け継がれていると思います。立ち入った批評をして申し訳ありません。でも自身を持たれていい、と思います。マルさんの今のご心境は、最善の状態と私は考えています。

56 名前: マル 投稿日:2007/11/30(金) 17:20
鼓哲さん、ありがとうございます。
父と同じ病気でも辛い治療を耐えて、復帰に向けて頑張っている方も
たくさんいらっしゃると思います。
それを思うと家族が苦しむ姿をみたくないという理由で治療を止めて
良いものか、それは父の望む事ではないのではないかと今でも悩みます。
でも限界は確実に近づいているんですよね・・・
期待した放射線療法での副作用にまた苦しみ、食事もまた摂れなくなり
これでもかというほど痩せてしまいました。
一時よくなったと思われた咳や痰もまた始まり、痰の粘りが酷くなった
ところにそれを出す力は衰え、咳一つするのに全身の力を使い痛みに
耐えるといった状態です。
これ以上頑張ってほしいなどとても言えないです。
どうかこれ以上苦しむ事がないようにと毎日願う事しかできません。


57 名前: 鼓哲 投稿日:2007/11/30(金) 18:45
マルさん、お気持ちは当然と思います。治療断念の判断はこの時期の患者にはできません。私も、妻が亡くなる二日前に、延命治療を拒否する旨を医師に告げました。残されたわずかな時間を、苦痛の伴う治療で苦しんでほしくなかったからです。緩和治療目的のホスピスを予約する手続きに入る前に、妻は眠るように旅立ちました。家族であれば、マルさんの心境は当然と思います。痰と咳、特に痰は末期の頃は本当に辛いです。できるだけ長い時間を共に過ごされるようお勧めするしか申し上げられる言葉がありません。がんばって。

58 名前: まいこ 投稿日:2007/12/22(土) 13:27
いきなり失礼します。マルさんと鼓哲さんのやりとりなど見させていただいて、マルさんと同じような状況の私はとても人事だとは思えません。マルさんと考えていること思っていることがほんとに一緒なのです。私もここの掲示板などで勇気をいただきたいです。扁平上皮癌の3b期です。この進行だと末期癌になるのでしょうか?全くこれまで知識ももっていなかったので素人ですみません。告知されたのが19日、先日入院をしてこれから抗癌剤治療になります。そこで抗癌剤の治療をするさい臨床試験にご協力いただくと助かりますといわれました。それはどういうことなのでしょう。もう医者からは見放されているのでしょうか?やりたくなければ拒否したらいいのですが、その提案をされたということでちょっと落ち込みました。でも父がその臨床試験の条件にあてはまっていたので提案していただいたのだと思って、参加するかしないかを近日中に主治医に連絡しないといけないのです。でも、まだ安全性が確認されていないものを使うことはやはり避けたほうがいいですよね?カルボプラチン、ティーエスワンの併用治療だそうです。この試験をやめるのならカルボプラチン、パクリタキセルの組み合わせで治療をするそうです。父は癌の進行具合と完治は難しいとはっきりいわれましたが、入院してから食欲が前よりはでてがんばって治療をしようという気持ちが伝わってきます。だからどうにか助けてあげたい、どうにかがんばってほしいので私もいろいろなことをこれから勉強もしないといけないしと思っています。ふとした時に泣いてしまいますが、父はそれ以上に辛い気持ちをかくしてがんばっているんだということを頭において私もがんばりたいと思います。

59 名前: 鼓哲 投稿日:2007/12/22(土) 14:06
まいこさん。はじめまして。臨床試験というのは、新しい併用療法などの効果のデータを得るために、できるだけ数多くの患者に施行して、効果を見ることだと理解しています。それはとりもなおさず、医学の発展と、後世の患者の救済に結びつく、という趣旨だと思います。それを受け入れるかどうか、という判断は、この時期なら患者ご本人ができる、と思いますので、患者の意思が尊重されるべき、と考えます。わからないことがあれば医師に納得いくまで説明を求めて判断されたらいい、と思います。それと、病期はともかく、手術不能ながん(扁平上皮肺がんに限って)は、「死」を意味するものと私は理解しています。はじめての方に極めて失礼と思いながら、意見を述べさせていただきます。

60 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/22(土) 15:19
>>58
安全性はある程度確保されているというデータがあるからこそ、このような臨床試験が行われる
のです。しかしそれは、これらの治療が常に安全であるということは意味しません。標準治療
であるカルボプラチン+パクリタキセルでさえ、ましてまだ歴史が浅く受けた方が限られている
カルボプラチン+ティーエスワンではなおのこと、とんでもない事態が起きて命が危うくなる
可能性は必ずあります。残念ながら、ほぼあらゆる治療に、そして検査にさえ、そのような
危険性は潜んでいます。もちろん医療者はそのような事態が起きないように手を尽くしては
いますが、誰が悪くなくてもそのような自体になってしまうことはあって、それはもう覚悟して
ことにかかるしかないのです。

61 名前: まいこ 投稿日:2007/12/22(土) 16:16
鼓哲さん コメントありがとうございます。私も失礼な言い方かもしれませんが、死を意味している、そんなこと余命までいわれ、大きな癌のCTを見せられたらわかります。でも、ほんの数パーセントの奇跡を夢見てこれからがんばる、父の気力を応援するという私の表現です。あきらめない後悔したくないからです。理解はしています。でも、そんな気持ちで父を支えたくないからです。人それぞれの考え方があるので、私の心情わかってもらないのはわかっていますが、マイナスなことを考えて支えたくないだけです。
肺がん外科医さん コメントありがとうございます。そうですよね、説明とてもわかりやすいです。同じようなことも主治医から説明されました。多分本人にも相談しますが、カルボプラチン、パクリタキセルでお願いしようかと思っています。

62 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/23(日) 11:08
>>61
ご家族の「奇跡を信じる気持ち」が
時として患者さんに拷問となる・・・
鼓哲さんはそのような教訓も込めて申しているのですよ。

ここの方たちは直接的な表現はひかえます。
皆様、礼節をわきまえていらっしゃるからです。

そのような方たちのレスから真意を読み取ろうとしないのは
却って失礼なことだと思いますよ。

63 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/24(月) 02:19
まいこさんは、言葉の表面しか捕らえる能力がないので、これからは、しっかり伝えてあげて下さい。『落ち着きを欠いたまいこさんは引っ込んで、お父様ご本人が決断した方が良いでしょう。お父様ご自身の命がかかってます。わからない事はお父様が主治医に聞くなり、セカンド取るなりなさればよろしい。落ち着きを欠いたまいこさんの判断は、結局お父様の治療機会を奪いかねません』と。


64 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/24(月) 03:25
>63 厳しいけど同意
まいこさん
あなたのやり方だと医師と父上の信頼関係さえ破綻させる危険性がある
他人はあなたが考えるほど甘くないですよ
ズルはすぐに見破られるものです

65 名前: 鼓哲 投稿日:2007/12/24(月) 08:05
私は還暦近い人間で妻を亡くしたばかりなので、感じるのかも知れませんが、患者家族の心境は少しのことでも敏感に反応するものですから、まいこさんのお気持ち良く理解できます。私の真意は介護者たしての経験から、化学療法は基本延命治療なのだ、ということ。そこに介護者としての足場を築かないと貴重な時間を浪費しかねない、ということです。どうか頑張ってください。

66 名前: まいこ 投稿日:2007/12/24(月) 10:07
鼓哲さん ありがとうございますm(__)m鼓哲さんにはほんとに意味を伝えたくて言っただけですから気になさらないでくださいね。先生にいろいろな話を聞き、落ち着いたところです。今までは落ち着きがなかったのですが・・鼓哲さんの言葉には厳しい言葉はあってもとげのあるものではないです。そう思っていることは信じてくださいね。これから私はできたら抗癌剤治療はしてほしくないので違う方向で考えています。決めるのは父です。ほんとに私達にとっては貴重な時間です、私もまだ小さな乳幼児を二人抱えています。その分またさらに時間がありません。しかし足場はしっかり築いていきますね。ありがとうございますm(__)m

67 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/24(月) 12:53
>>66
抗癌剤治療はまいこさんが「してほしくない」のですか?
それともお父様が「したくない」のですか?

お父様の命はまいこさんのものではなく、お父様ご自身のものですから、
この問いかけにはとても重要な意味があります。

はっきり申し上げて
今のお父様には化学療法しか延命の手段が無いです。
しかもここではお父様ご自身の意思が何も語られていません。

一体まいこさんが化学療法をしてほしくない本当の理由は何ですか?


























68 名前: まいこ 投稿日:2007/12/25(火) 04:35
67名無しさん 私もしてほしくないし、父もできたらしたくないということです。もちろん私にとっても大切な命ですが、父本人の希望が一番です。今のところは化学療法しか手はありません。(病院的には)抗癌剤を体にいれてほしくないというのは毒を体にいれるということです。抗癌剤が理由で他の部位へ転移したりすることは前からしっておりました。みなさんも知ってると思います。そういったいろいろなことが重なることです。ここの掲示板では説明できないですが(長くなりすぎて)。ですが、父の体ですので一番に父の意思を聞いております。

69 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 10:14
横から失礼します。
まいこさん、私だったらこうするという意見ですから聞き流してください。
まずは抗がん剤をお願いします。
副作用がきつかったら、別の方法を担当医と相談し考えます。
抗がん剤のせいで他の部位へ転移するかどうか、
私は素人ですから分りません。
分っている事は、抗がん剤などの化学療法を急がないと、
確実に癌は進行し、お父様の寿命が縮まるという事です。
私の夫はステージ4で、このままでは一ヶ月持たないと言われました。
しかし抗がん剤のおかげで、
発病してから10ヶ月になろうとしていますが、現在も体力があります。
ケースバイケースですが・・・。

ところで、まいこさんは抗がん剤を使ってほしくないのですね。
でしたら、質問内容を整理して、
たとえば代替療法やホスピスについての情報収集をなさっていかがでしょうか。
しかし、治療法を決めるのはご本人ですから、
にわか知識でお父様を迷わせる事は絶対にやめたほうがいいと思います。

70 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 10:36
まいこさんが、抗癌剤が嫌ならそれで良いのでは? 誰に何の相談をしたいのか観えてこないです。

71 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 10:49
まいこさん、もしかして。
某漫画の影響でしょうか?
私の夫の場合は、抗がん剤の種類も説明もきちんとしていただいて、
その薬について、私も検索して調べました。
そして非常にいい薬を選んでくれている事を知って病院を信頼したものです。

72 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 10:54
抗がん剤を嫌うのは、もしかして某漫画の影響でしょうか?
私の夫の場合は、医師は抗がん剤の種類も説明してくれて、
ネットで検索すると最新のいい薬を選んでくれている事を知りましたよ。



73 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 11:24
まいこさんへ、ここで相談するよりスピリチュアル、ホスピス、宗教等の掲示板で相談した方が良いと思います。ここは医学的に治療を頑張っている本人、家族のところです。あなたの相談に対してはここの誰もが今後も攻めるでしょう。

74 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 11:35
71・72、ミスして連投してしまいました。すみません。

73番さんへ賛同です。
私達は家族のために情報収集など知識を高める目的でここへ読みにきています。
まいこさんの場合はご自身の慰めを求めている気がします。
だって、真摯に応えているレスの数々をきちんと読んでいないじゃありませんか。
大変失礼ですが、お父様の事を第一に考えているとは思えません。
と書いても、たぶん理解できないと思っていますが。

75 名前: まいこ 投稿日:2007/12/25(火) 12:36
68のコメントに対してコメントいただいたみなさん、私は67の名無しさんへの答えを68でしただけであって、70と73の名無しさん私はここでは抗癌剤以外の治療方法を相談していません。
通行人さん コメントいただきました某漫画とは?何か私にはわかりませんが、そのようなことでの影響ではありません。74でのコメントでそうですね。文章を理解しながら読んでいなかったころは自分への慰めだったかもしれません。時間がたつにつれて落ち着いてきましたので私には理解できないだろうと言われていますが、理解できます。でも、ご指摘ありがとうございます。

76 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 13:01
私の娘がここの掲示板を読んで、某漫画を読んだからじゃないかと言っていましたので。
誤解だったら申し訳ありません。

>私はここでは抗癌剤以外の治療方法を相談していません。

でも、61では肺がん外科医先生の説明を受け、抗癌剤を使うと貴方は書いていますが、
66では
>私はできたら抗癌剤治療はしてほしくないので違う方向で考えています。

貴方の書き込み最初から「抗癌剤は毒だ」とあり、最後までそうです。

そう思われるのなら、別の場所で相談すればいいということじゃないですか?
少し時間を置いてから読み返してみることをおすすめします。

アドバイスくださった方は、まいこさんのためではなく、
一番お辛いお父様のために真摯に答えていると思いますよ。

77 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 13:04
75へ
抗がん剤を毒と言ってること自体で、治療を続けてる人・それを支えている家族・主治医の先生方達に対して失礼極まりない!!
あなたのコメントはここの皆さんを不愉快にしています、判らないのですか?
73さんの言うとおり他の掲示板で相談してください。
ここは、あなたより苦しみ・頑張っている人達の掲示板です。

78 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 16:09
「抗がん剤は毒です」過去に主治医から言われたことをずっとずっと覚えています。
「お母様は、肺癌です。手術はできない段階にあります。胸水があるため放射線はできません肺の外に癌が漏れ出しているということなので、半全体に放射線を照射したら生きていけないので・・
治療は抗がん剤になります。抗がん剤の副作用は、まず全身の毛が抜けます。吐き気、下痢などの消化管の副作用、倦怠感、などあります。骨髄抑制といって、簡単に言えば体の免疫力が落ちて、感染症にかかりやすくなります。皆さん、特に女性の方は髪が抜けることを嫌がられますが、医師が怖いのは骨髄抑制です。
あと、まれにですが間質性肺炎という症状が起こります。これは、おこると死んでしまうこともある副作用です。
治療をしなかったときの生存期間の中央値は4ヶ月。治療をした時の生存期間の中央値は、6ヶ月です。
色々な副作用を言いましたが、抗がん剤をした方が、QOL(生活の質)が高くなりなります」
こう聞いたとき、抗がん剤で苦しい思いをしても、たった2ヶ月しか延命できないのか・・と思いましたし、髪が抜けて、吐き気や下痢があって何の生活の質と言うのだろう・・と思い、涙がこぼれてたまりませんでした。
主治医に、「先生が、もし肺がんならどうしますか?」と聞いたら
「僕なら、抗がん剤治療はせず、そのまま神に召されたいです。抗がん剤の副作用で苦しんでいる人々をいっぱい見ているから思うのだと思いますが・・」との回答に、どうしたらいいのかわからなくなりました。
家族みんなで相談し、「何もしないでいたら、ただ死を待つだけ。副作用は怖いけど、もしかしたら生きてたら治る薬ができるかもしれへんし・・」と母を説得し、「あんたらがそれで安心できるんやったら受けるわ」の言葉で治療を始めました。
もし、出来るなら抗がん剤はしたくなかったろうし、私もさせたくなかったけど、それしか今は治療法がないからしかたないと思いました。
まいこさん、しっかりお父様と話し合われて、納得のいく治療を受けさせてあげてください。
結局、しんどい思いをするのはお父さんさんです。家族のものは、どうやったって変わってあげることも、半分もらってあげることもできないのです。
がんばってください。
私は、まいこさんは癌になったお父様をもつ家族の一人であり、お父さんに何が一番大切か悩んでいる同じ仲間だと認識しています。




79 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/25(火) 16:21
風邪薬も毒でしょう。
何の抗癌剤に対してのコメントなのか、全く不明であり、
これでは、いたずらに恐怖心を煽っているとしか思えません。

何はともあれ、正しい知識を身につけてください。
肺 扁平
http://doc.gankeijiban.com/dds/k-3_22_24

80 名前: まいこ 投稿日:2007/12/25(火) 16:43
76の通行人さま 私は61の時点では抗癌剤治療しかできないと思い込んでいたのそう書きました。66の時点では、そうではないという気持ちが高まっていたので違う方向でと書きました。いずれにしても家族で話し合って決めています、一番は父の意見が第一です。
77の名無しさん 抗癌剤の説明は主治医から誰でも説明をうけるはずです。ですのでみなさんも知っていると思います。正しいことを見につけていないと大変だと思います、命にかかわることです。
78の名無しさま 私も同じです。ほんとにほとんど同じようなこと言われました、とても辛いですよね。最初はほんとに頭がおかしくなるのではないかというくらい何も考えられなかったです。アドバイスありがとうございます、一番は父の希望が優先なので、これからも相談し話し合ってがんばりたいと思います。

81 名前: 通行人 投稿日:2007/12/25(火) 22:09
落ち着かれたようで何よりです。
私は、夫が末期の肺癌だと宣告された時、
まずは病気の事をネットで検索し、知ることから始めました。
あれから10ヶ月、色々なサイトを探して情報収集をしています。
まいこさんも知ることから始めるべきです。

夫の場合、抗癌剤のおかげで延命できたし、
ひどい副作用も今のところありません。
延命している間に特効薬が出るかもしれないと・・・

まいこさんは最初に“肺癌手術後の肋間神経痛”の板で相談を書かれたと思いますが、
最初から最後まで自分の気持ちの主張なのですよね。
抗癌剤を「毒、転移を促す」ようなコメント、やはり読んでいて辛いです。
もうやめてください。
それでも抗癌剤に頼るしか術の無い患者のこと、考えて欲しいです。

82 名前: ちぃ 投稿日:2007/12/26(水) 00:06
まいこさん>毒と言ってしまえば体に異物を入れる訳ですからどんな薬も毒かもしれません。

特に抗がん剤は『がん細胞に効く』事が目的であり残念ながら現段階では『がん細胞のみを攻撃する』という薬は研究中です。
抗がん剤にしろ放射線治療にしろ正常な細胞にも影響は出てしまいます。
それによって例え副作用が出ても現在は副作用を抑える(和らげる)薬が以前よりも開発されています。

抗がん剤を使おうが使うまいが、痛みを抑える為にいずれ麻薬系の薬も必要となるでしょう。

量を間違えれば危ない薬も先生達が適量を処方する事で患者さんの負担は軽減されます。

『何を重要視するか』という考え方の問題でしょうが『毒』と決めつけるのはどうかと思います。

当然ご承知かと存じますが、実際に抗がん剤のおかげで助かる人も楽になる人もいるのですよ。

抗がん剤が例え毒でも、他に『副作用も無く全てのがんに効果が期待出来るもの』は現段階で無いのですから・・・。

それでも頑張ろうと闘っている人達の気持ちを『毒』の一言で切り捨てないで頂きたいです。

83 名前: 鼓哲 投稿日:2007/12/26(水) 18:09
ほんの一日板を見なかったらものすごい量のコメントが入っていて驚きました。確かに私もまいこさんの「抗がん剤のせいで転移する。」というコメントには驚きました。そんなこともあるのかな、とも思いましたが、私の妻は一年余り、3種類の併用療法を8クール行いましたが、転移はどこにもしませんでした。皆さんが言われるように、抗がん剤治療をしている患者や患者家族に与える影響が無いとはいえないと思いますが、皆さん情報の選択方法はしっかり持っておられる、と思いますので、ご家族を心配されて、少なからず動揺されているまいこさんをネット上とはいえ、あまり責めるのはやめてほしい、という気がします。悩みを抱える人たちが助け合う掲示板ではありませんか。

84 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/26(水) 18:45
83の鼓哲さん>
もちろん最初は皆さんがそう思って一生懸命助言をしてきたのですよね。
マルチトピにもかかわらずです。
苦言は“まいこ”さんのためではなく、患者のお父様のためです。
“まいこ”さんの一方的な押し付けをされないための苦言ではないでしょうか。
しかし、この話題は終わりにしていただきたいです。

85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/26(水) 19:06
>84
同感です。
この話はやめにしましょう。もう通常の肺癌板に戻りましょう。

86 名前: 鼓哲 投稿日:2007/12/27(木) 06:41
皆様の良識に敬意を表します。

87 名前: マル 投稿日:2008/02/20(水) 11:17
少し前の話になりますが昨年末の12月28日に父は永眠しました。
あと10日ほどで2ヶ月がたちますが、なぜ父が苦しんで死ななければならなかった
のかと今でも思わずにはいられません。
でも、この掲示板には本当に助けられました。鼓哲さんを初め、同じように悩み、
頑張っている方々に色んなことをおしえていただき、励まされました。
ありがとうございました。本当にありがとうございました。


88 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/24(日) 00:11
父も同じ病気で1月に亡くなりました 発病して二年8かけげつでした

89 名前: 鼓哲 投稿日:2008/02/25(月) 12:15
マルさんへ。突然書き込みが途絶えたのでもしや、と思っていました。心からお悔やみ申し上げます。ご遺族の心の整理は簡単につくものではありませんが、少し先を歩いている者として、アドバイスできることがあればいたしますので、よろしければまた書き込んでください。悲しみや寂しさは時間が経っても薄らぐものではありませんから。


90 名前: まのん 投稿日:2008/04/01(火) 00:28
マルさん、まだおつらいときでしょうに・・・お悔やみ申し上げます。

私の父ですが、9月に退院したとき、抗がん剤がとても効いた印象だったし、毎月の検診でも、肺の腫瘍は小さいままだったので、心のどこかで、すっかり治ったような気でいました。
ところが、先月くらいから腰が痛いと言い出し、検査入院したところ、背骨に無数、骨盤、反対側の肋骨、そして肝臓・・・多数の転移がわかりました。
(毎月の検診では、CTしか撮っていません)
あまりにいきなりのことで、家族の衝撃も覚悟しているとはいえ、大きかったです。

骨折が怖い箇所なので、背骨、骨盤に放射線を当てることになりました。

主治医にはあと半年・・・と言われています。

しばらくここには来ていなかったのですが、久しぶりに来てみると、マルさん鼓哲さんの書き込みがありました。

父の残された時間をどうしてやればいいのか、骨転移という状態で、これからひどくなっていくであろう痛みに対して、どうしてやればいいのか、ずっと考えていることをまた考え続ける毎日です。

もともと仏のように優しい父が、変わりなく優しく、また今回の入院では以前と違って、おだやかな顔をしているのが、周りのものにとっては救いです。

なんだかとりとめのないことばかりになってしまいました。
ここに書くことで、少し落ち着ける気がします。

91 名前: 鼓哲 投稿日:2008/04/13(日) 09:28
しばらく板を見ませんでしたので、まのんさんの書き込み気がつきませんでした。骨転移の痛みは、現在は早め早めに対処するようですから、それほどご心配いらないのではないかと思います。残された時間を有意義に過ごす、という点は、とても難しいことですが、できる範囲の中でお父様に喜んでいただけることをして差し上げることだと思います。私の妻の場合は、知人や友人、親戚などと会って、旧交を温めていました。最後の友人との出会いから6日後に亡くなりました。仲の良いお知り合いや、ご親戚に頼んで、お見舞いに来ていただいたりすることも一法かと思います。

92 名前: まのん 投稿日:2008/04/13(日) 23:56
>>91鼓哲さん
ありがとうございます。
入院したのが3月半ば。その前の週に鹿児島へ母と旅行してきたところでした。
旅行中もずっと腰が痛いと言っていたのですが、孫の抱きすぎ?程度に思っていました。
ずっと痛み止めを飲んでいたのに、それで痛むくらいなので、もっと用心すべきだったのかもしれませんが、検査入院が先なら旅行にいけないところでした。

検査入院で、骨転移などがわかって、そのまま放射線治療のため入院となっています。
背骨の照射にひと月かかり、それが終わってやっと骨盤への照射、そして肋骨・・・と2ヵ月半くらいかかるよていです。
背骨の負担を減らすため、コルセットをオーダし、骨盤の骨折も怖いので、歩かないように言われ、移動も車椅子となりました。
車に乗り込み、家で車から降り・・・というのもあまりよくないと、週末も外泊せず病院に留まっています。
ひと月前に旅行していた人が、ベッドから立つことも恐る恐るになる状況に、退院することができるのだろうか・・と不安になったりもします。

一気に動きを制限され、またあっという間に痛みも進んできていて、素人でよくわからないのですが、入院時に麻薬系になり、今ではモルヒネ系で、モルヒネの段階も進んできているようです。

骨盤の痛みが一番激しいのですが、優先順位として背骨が先なので、骨盤の照射まで痛みがどれだけ進むのか心配です。

病棟も、抗がん剤治療の際入院していた病棟ではなく、フロア違いの、治療のない患者さんばかりの病棟になり、個室からは苦しそうな様子ばかりで、週に何人かはお亡くなりになり去っていくという病棟で、本人はかなりつらいのではないかと思います。
(個室は重症の方でいっぱいで空きがありません)

放射線治療が終われば、ホスピスという選択肢もあるのだろうか、とずっと考えております。
在宅でいられる間はいて、いよいよ痛みのコントロールが難しくなれば、今の病院ではなくホスピスのほうがいいのではないかと。
ただ、ホスピスもいっぱいでなかなか入れないとも聞くので、早く調べなければと思っているところです。

肺がんと診断されて、治療を開始する前に、去年の5月6月に父の兄弟を回り、お世話になった人に会いに、父母と弟と私で北海道まで行ってきました。
まだ会っておきたい人もいるでしょうから、聞いてみようと思います。

私や弟の家族と、みんなで写真屋さんで写真を撮ろうね、とか、調子のいいときみんなで食事をしようと、今日も母と弟と一緒に楽しそうに話していました。
少しでも父の喜ぶことを探していきたいと思います。

奥様、お亡くなりになる6日前にもお友達にお会いになれたのですね。
ありがとうござます。励みになります。
父のこれからがどういう状態になっていくのか、本人が一番怖いのでしょうけれど、私も怖いのです。
周りがしっかりしなければと思うのですが・・・

また父に「ありがとう」とちゃんと言いたいのに、言えずにいます。
照れくさいのと、言うと泣いてしまうだろうというのと、言うと「もうすぐ最期だ」と言っているようで言いたくないのです。
でも言っておかなければ・・・とずっと思っています。

まただらだらと書いてしまいました。
何が言いたいのかわかりにくくて申し訳ありません。

93 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/14(月) 21:56
転移について教えてください。
実は放射線で肺の扁平上皮癌をある程度コントロールできる状態になった
と言われました。同時に使用していたカルボとタキソテールがあんまり効
かないという見解で、脇の下、腹部上皮に数カ所転移しました。一時は
とても早い時間内で痛みを伴うぼこみができましたので、二か所皮膚科さ
んに切除してもらいました。また、三か所できているのです。切りたいけ
ど、切る必要は無いと言われました。今後の様子を見て治療の方針を立て
るとのことです。また、転移した上皮は、他に転移させる可能性は低いと
のことですが、そのようなことはあるのでしょうか。また、あるとすれば、
どういう理由によるものでしょうか。脳にも怪しい影があると言われてい
ますが、すぐの治療は必要ないとのことです。自分としてはやっぱり放射
線等で治療したいのですが。
どなたか教えていただけませんでしょうか。


94 名前: 鼓哲 投稿日:2008/04/15(火) 10:07
患者がどんな経過をたどって最期を迎えることになるか、ということは患者家族にとって大変気になることですね。私の妻は、ホスピス入りを検討している最中、大部屋で亡くなりました。昨年9月に亡くなった妻の闘病記を私と娘が書いてお世話になった方々にお届けしました。まだ余丁がありますので、ご希望される方に差し上げますので、書き込んでください。

95 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/05/03(土) 16:08
>>93
あなたのような状況では、残念ですががん細胞は体のいたるところに広がっているのが普通
です。いま分っている3箇所を切除しても、またじきに他に現れてくるでしょう。ですから、
「切る必要は無い」から切らないのではなくて、切っても役に立たなそうだから切らないの
です。もっとも、以前切除した2箇所のように、痛みを伴うようだったり、がんが皮膚を破って
浸出液が臭うようになったりした場合には、そのようなつらさを取り除くために切除を決断
するかもしれません。それが、「今後の様子を見て治療の方針を立てる」という意味です。

脳の影は「怪しい」という段階ですから、小さくて、写り具合も転移と診断できる特徴が
はっきりしない状況なのでしょう。しかも、他にもがん細胞が広がっていそうなのですから、
脳の治療を急ぐという方針は普通は採りません。

96 名前: まのん 投稿日:2008/06/17(火) 13:48
先週の金曜日の0時すぎ父が亡くなりました。
ホスピスに移って4週間でした。
移るまでは、激痛で苦しみぬき、そのまま亡くなってしまうのではないかと心底心配しましたが、ホスピスに移ってからは、痛み苦しみのない穏やかな日々をおくることができました。
いろいろありがとうございました。

97 名前: 鼓哲 投稿日:2008/06/19(木) 18:44
まのんさん、お父様のご逝去心からお悔やみ申し上げます。私も妻を亡くして9ヶ月になりますが、なぜか亡くなったような気がせず、生前と同様に一緒に暮らしているような毎日です。思い出はいつまでも生き続けますから、残された者のすべきことをしっかりと尽くされてください。