■掲示板に戻る■ ■過去ログ一覧に戻る■過去ログ表示中
癌掲示板..>肺癌4期 副腎転移 手術の可能性は?
- 1 名前: ぽん太 投稿日:2007/03/22(木) 23:07
- 40歳になったばかりの夫が、肺癌、副腎転移と診断されました。
非小細胞癌の腺癌で、4期。肝臓・骨・脳への転移はなく、
リンパ節の腫れも今のところ見られないとのことです。
肺は右肺。鎖骨に近いあたりに奥行き6×左右8センチ大の腫瘍、副腎は
左が9センチ大に腫れている(中央部分は酸素が行き届かず、すでに壊死)状態です。
先週はじめに国立の専門病院に入院し、細胞診等で治療方針が確定。
手術は不適応、1年生存率50%、抗ガン剤の全身療法となり、
先週末に1回目のカルボプラチン+タキソールをやりました。
1週間になりますが、アレルギー反応なのか、薬との相性か、
副腎の炎症や腫瘍による熱か(←この可能性が高いと思う)、
ロキソプロフェンほか解熱剤を飲んでいますが、もともとの微熱がさらに上昇し、
37.8~39.5度をいったりきたりが続いて心配です。
副腎単独転移なら手術をすると化学療法だけより予後がよいとも本で見かけます。
でも病院の見解では、4期は手術の対象外。まして腫瘍が大きいので、
副腎は腸や膵臓に浸潤、癒着している可能性もあり、手術はうちでは検討外。
できるならとっくにやっているとのこと。
まだ若いですし、体力もあります。このままでは…と思うといてもたってもいられず、
どこか対応してくれる病院がないか、いい治療法がないか思案しています。
東京都文京区在住です。どなたかアドバイスをぜひお願いします!
- 2 名前: きよみ 投稿日:2007/03/23(金) 06:53
- ぽん太さん初めまして。ご主人の病状、心配ですね。ウチの主人もガンの専門のセンターで治療してきました。病気の事は素人なのでお役にたてませんが、必ずしもガン専門のセンターがいいとは限りません。主人も最初は7センチほどの大きさの肺腺ガンで転移は鎖骨上のリンパのみでしたが、ガン専門センターでは抗がん剤治療になりました。ただ、最初に診ていただいた病院では放射線治療が可能かもしれないといわれ、設備の整ったセンターを紹介してもらいました。抗がん剤治療しかできないとセンターで言われ、そのまま抗がん剤治療に入りましたが先生によると思いますが基本的な抗がん剤をして効かなければ治療は終わり転院させられてしまいます。はっきり『最後まで診てもらいたいなら民間に行って下さい』といわれました。抗がん剤でかなり衰弱したうえに冷たい対応に変わりました。主人は鬱にまでなっています。
ただ、センターにワーカーさんがおり、とても良くしてくださって今回の転院や先生に伝えにくい事など最善な方法を考えて対応してくれました。次の病院を探して手続きまでしてくれます。ぽん太さんも国立とのこと、必ずワーカーさんなど相談するところがあると思います。一度ワーカーさんに相談してみてはいかがでしょうか?セカンドオピニオンという方法もありますから、あきらめずに頑張って動いて下さい。
- 3 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/03/23(金) 20:30
- >>1
リンパ節転移がない非小細胞肺癌で、副腎転移が1つだけという状況では、長期生存
できたケースや、2割前後の5年生存率が報告されており、手術で切除してもよいのでは?
という考えがけっこう支持されています。ご主人の場合、「中央部分は酸素が行き届かず、
すでに壊死」ということですと、これが熱の原因である可能性があり、そうであれば腫瘍を
切除しないと熱が下がらないで、体力を消耗したり、抗がん剤による治療がやりにくかったり
します。
ただ、副腎転移がある肺がんを手術で取ってしまったというケースは少ないので、報告
されているデータがどの程度あてになるのか、微妙なところがあります。また、肺がん自体も
副腎転移もかなり大きいとなりますと、他にも転移病巣が隠れている可能性はやはり高く、
がんばってこれをとる手術を受けても、あまり役立たない可能性も十分あることを覚悟しなく
てはなりません。周囲の「腸や膵臓に浸潤、癒着している」かも知れないのでしたら、その
ためにいっそう大掛かりな手術となって、危険性も増します。
そのような問題点をご理解いただいた上で、うまく行かなくてもやむをえないと腹を据え
られるのでしたら、担当医に率直に頼んでみても良いのではないでしょうか。ただ、
「一か八かでやってもらっては困る」ということで起訴されてしまった産科医もおりますので、
二つ返事でやりましょうと言ってくれる外科医は少ないかもしれません。文京区でしたら、
秋葉原の三井記念病院がけっこうアグレッシブですから、ご相談なさってみても良いかも
しれないです。
- 4 名前: ぽん太 投稿日:2007/03/24(土) 02:21
- きよみ様
ありがとうございます。
「はっきり『最後まで診てもらいたいなら民間に行って下さい』といわれました」
との文面に、とてもショックを受けました。
きよみ様も大変な状況なのに、私にまでお心遣いをありがとうございます。
夫も先週はじめてやった抗がん剤で、熱が上がり、頬と胸の肉が落ちてしまい、
病棟にいるときは気付かないふりをして笑ってしゃべるようにしていますが、
このまま衰弱の一方だったら、、、と病院からの帰り道、涙が出てしまいます。
転院も早めに視野に入れた方がいいか迷っています。
そのときは、ワーカーさんを訪ねてみます。ありがとうございます。
2階上がったところのでしょうか?
肺がん外科医様
長期生存できたケース…勇気づけられました。
今のまま副腎転移だけの状態をキープし、肺と副腎の腫瘍をそれぞれ小さくする、
という治療法はあるのでしょうか?やはり抗がん剤のみでしょうか。
でも副腎の腫れのせいで、2度目の抗がん剤をやっても、
「体力を消耗したり、抗がん剤による治療がやりにくかったり」と
いうことなんですよね。他にどんな治療を考えたらいいのでしょうか。。。
このまま衰弱???
今日は、カルボプラチン+タキソールのアレルギー反応が昨日より強く出て、
肌の赤みが増し、お腹、手足が真っ赤になり、皮膚がボコボコの状態で、
今日も39.1度まで熱が上がっていました。
たった一度なのに、抗がん剤をやる前よりゲッソリ肉が落ち、
やる前より体調が悪化。あと2週間でまた抗がん剤を本当に打つのかと思うと、
ためらいます。ただ、具体的な数値は分からないのですが、
上昇が続いていたLDH値は上昇が止まり、
肺炎や細菌感染もいまのところはないとのことで、少しだけほっとしました。
三井記念、そうなんですか!!ありがとうございます。
急ですが、明日、三井記念に行くことにしました。
来週は、実際通院するには遠くてしんどそうなのですが、
癌研でもセカンドオピニオンを受けてこようと思っています。
あと、担当医には「お気持ちは分かりますが、腫瘍が大きいから無理だと思う」と
言われましたが、義母が雑誌で見つけた市立大阪大学医学部附属病院の放射線科で、
ラジオ波で治療できるかも聞いてこようかと思っています。
ラジオ波は転移していない場合のみ有効なのかな…という気がするのですが、
電話で問い合わせても外来できてくれと言われて…。
なんか1カ月前には想像もしていなかったことで、
まだ夢の中にいるようで、信じられませんが、
とにかく夫に生きていてほしいので、
今後ともどうかアドバイスどうぞよろしくお願いします。
- 5 名前: きよみ 投稿日:2007/03/24(土) 07:21
- ぽん太さん、違う病院へ行ってみるとのこと、そこの病院できっといいお話しがあると祈っております。ワーカーさんの件ですが、我が家は県立ガンセンターなので…。ごめんなさい階数はちょっとわからないのですが、国立にもあるとワーカーさんから聞きました。でも今日の病院で光りが少しでも見えてワーカーさんに頼らなくてもすむようになるのが一番いいですね。めげずに頑張って下さい。
- 6 名前: ぽん太 投稿日:2007/03/27(火) 22:19
- セカンドオピニオン行ってきました。
三井では第一声で「切除可能」と言われ、
「15年以上生きている人『たち』もいる」と
心強い言葉までいただき、急展開で今日転院しました。
本当に手術適応になるか、先週の抗がん剤の副作用のおさまりを
待ちつつ、CT、気管支鏡等、検査の日々が始まります。
ただ、担当医になった若手の先生からは、
「外来時になんと言われたか」とか「ステージ4なので、全身を巡っているから
今は手術前提で検査を進めるが予後なんともいえない。ウチでは副腎単独転移は
切除のほうが予後がいいというデータもあるようだが、私は見ていないですよね」と
言われ、病院の中でも意見が割れているのかもと内心青ざめました。
やはり手術しても、よけい負荷がかかるだけで
予後はよけい厳しくなるのかとも不安にもなりました。
ただ、今日、お昼に行ってきた癌研有明のセカンドオピニオンでも、
化学療法のみとのことでした。
若いので、肺の腫瘍がこのくらい大きくてリンパ節が腫れていたとしても、
あばらの2、3本ごとエイヤッと取る。転移でも、脳や肺に1、2カ所なら手術するが、
副腎転移がある段階で、残念ながら当院の過去の手術でいい結果がなかったので適応外。
ラジオ派も大動脈が近いから難しいだろう、放射線もなし。よって化学療法のみ適応、と。
考え合わせれば、普通に再来週に2回目の抗がん剤を受けるまでの休み期間に、
転院できて手術の可能性を探るチャンスができたのはよかったと思います。
15年以上生きている人たちもいる、の言葉を期待したいです。
- 7 名前: ぽん太 投稿日:2007/04/12(木) 13:25
- その後、手術の適応の可否について検査を重ねましたが、
新たに腸間膜に5センチ、右の腎臓の入口に2センチの転移が見つかり、
免疫染色の結果、肺癌の転移と分かり、手術は断念することになりました。
肺が8センチ、左副腎はさらに1.2倍に腫れ、10センチ強、
右側は腸間膜5センチ、腎臓入口に2センチ…。あまりの進行の早さに呆然としています。
明日から、2回目のカルボプラチン+パクリタキセルの投与がはじまります。
本人は肺の腫瘍がある肩胛骨のあたりに突き刺すような痛みが出てきたようですが、
見た目には本当に元気で、、、
このままでは…と思うと気が狂いそうです。
2センチと5センチの方は放射線やラジオ波で焼くとか、
他に並行して何か手だてはないものでしょうか。
- 8 名前: Midorino tanuki 投稿日:2007/05/03(木) 14:23
- 骨転移でもしたんかのう…。
緩和医療しっかりした所に行くのも一つの手では?