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癌掲示板..>手術する事で死ぬ。。。

1 名前: まぁ 投稿日:2005/11/02(水) 10:53
父は68歳。
3月に脳梗塞で倒れ、半身麻痺になりました。
リハビリの有名な所で自宅復帰まで専門施設で療養していました。
施設での健康診断で撮ったレントゲンに丸いものがあり検査しました。

CTをして、PET検査をして癌と言われました。
幸い転移は無く、1.4cmと手術可能な大きさなのですが、
脳梗塞後間もない事で、手術中に亡くなるかもとか、
手術後に脳梗塞を再発するかもとか、肺気腫で肺がスカスカだなどと言われてしまいました。

結果、県立病院の先生には自信が無いと、サジを投げられました。
今週金曜日に肺活量の検査、細胞を取って検査、MRIで脳に転移が無いか検査をします。
結果で手術出来そうなら受け入れて下さる所がありました。

本人には告知はしましたが、取れば助かるとしか言ってありません。
家族としては手術に懸けたい気持ちですが、
術後に寝たきりになって、弱まって、死ぬなんてことになったら。。

3年前に母を膵臓癌で亡くしています。
気づいた時には末期で余命3ヶ月と言われたのですが、
家族で延命を希望して、高知の免疫療法をさせました。
でも、医師の言った通りの命で母は亡くなりました。

母の時は歩けるうちに温泉に連れて行きたかったとか、
後悔ばかりでした。
また私達家族は同じ事を父にする事になるのでしょうか?

医師の言う手術中に亡くなる事が考えられるのでしょうか?
ただ、後で文句を言われない為に自己保護の為に言っているのでしょうか?



2 名前: eri- 投稿日:2005/11/02(水) 23:57
むずかしいですね。最近は、医師も最悪のことも患者さんや家族に伝えておかないと、いけません。
手術は、全身麻酔をしますよね。麻酔薬はそれ自体に、呼吸抑制作用があったり、しますので
全身状態が悪ければ、手術そのものが行えません。私の母も、違う癌ですが、腹水がたまっており、腎臓が悪ければ、麻酔薬が尿で排泄できないので、
麻酔をかけたら、もう目が覚めませんよといわれたことがあります。
ですので、脳梗塞も医師の判断基準として、全身状態が悪いという分野に入っている可能性があります。
脳梗塞の治療のために、血を固まりにくくする薬が処方されたり、点滴で入っている可能性もありますので、
手術で血が固まらないと、出血量が多くなり、失血死にもつながってしまうと思われるので、、、、
また、肺機能はとても大事です。呼吸ができなければ、死んでしまいますよね。

最近の医師は、訴えられたら困るから、最悪の事態を誇張して、インフォームドコンセントを行っている方もいらっしゃるようですので、
一概には言えませんが・・・
手術中になくなることは、残念なことでないことを願うのですが、、、絶対にないとは言い切れないと思います。

3 名前: 肺がん外科医 投稿日:2005/11/03(木) 16:56
>本人には告知はしましたが、取れば助かるとしか言ってありません。
>家族としては手術に懸けたい気持ちですが、
>術後に寝たきりになって、弱まって、死ぬなんてことになったら。。

ご本人がどうお考えかが一番大事じゃないでしょうか。残念
ながら、懸念しておいでのような不幸な結果に終わる可能性
は確かにあります。どの程度かはネット越しでは難しいですが、
10人に1人も死ぬかも知れないくらい危ないと医者が考え
れば、少なくとも積極的に「やりましょう」と勧める医者は
日本にはほぼいないと思います。

で、けっきょくの所、危ない橋を渡るかどうかは、お父さん
自身が決めるべきことのように私は思いますけど。

>医師の言う手術中に亡くなる事が考えられるのでしょうか?
>ただ、後で文句を言われない為に自己保護の為に言って
>いるのでしょうか?

そういう疑心は不適切です。手術中に亡くなることは現在
では殆どありませんが、もともと皆無とはいえません。
まして、お父さんの状態では、大丈夫なんて請け負える方が
どうかしてます。昔はそういう時も、「大丈夫だから任せて
おきなさい」で済んでいたようですが、マスコミを初めとする
世の中の論調、裁判の判決などをみていれば、いまやとても
そんな口のきき方をできるものではないです。今のメジャー
な病院では、基本的に100%の保証はできない、つまりは、
手術が何の齟齬もなく進んでも、死ぬ場合がありえるという
ことはたいてい説明してると思います。実際、それが真実
ですから。

4 名前: 10年経過 投稿日:2005/11/04(金) 09:36
10年前の51歳に会社の成人病検診で見つかりました。
右肺上葉に直径5センチの腺ガンです。
外科の先生はCT写真を見ながら「取れる」と言いました。(「取れる」ということは助かるということらしいです)

上葉切除の開放手術(あばら骨1本取られた)で術後20日で退院。30日自宅療養で出勤。
術後11か月でゴルフを1ラウンド。以後年間25回のラウンド。
毎月1回の通院を5年間続けて無罪放免でした。
胸膜リンパへの転移はあったのだがかくせいしたそうです。

抗がん剤は副作用が大きく3回くらいで打ち切り。
これは良かった。続けていたら職場復帰やゴルフはダメだったかも。
退院後5年間経口抗がん剤も処方されたが自らの意思で飲むのを止した。
昨年無事定年を迎え、再発もなく丁度10年が経過した。

幸運としか言いようがないが小生のようなものもいる。

5 名前: まぁ 投稿日:2005/11/05(土) 00:28
eri-様、肺がん外科医様、10年経過様

レス有難うございます。
今日、検査を受けて来ました。
肺の状態はボロボロですが、肺活量はボーダーラインを軽く超える数値で、
手術出来ることになり、そのまま入院になりました。
現在、血液をサラサラにする薬を服用しているので血が固まらないので、
肺を強化するリハビリをして、薬の効果が切れるのを待つそうです。

やはり、手術は100%では無いし、術後の脳梗塞、癌の再発がありえる。
との事でしたが、本人が泣いて先生に手術を懇願したので、
家族も支える決心をしました。


eri-様

お母様の大変な時に色々とお教え下さって有難うございます。
家族が病気になると本当に辛いですね。。
父の場合は、一か八かの賭けみたいな感じです。
手術後に状態が急変などになれば悲しいですが、
本人が強く希望しているので先生にお任せします。
お互い倒れないように支えになりましょうね!
本当に有難うございました。


肺がん外科医様

レス有難うございます。

>そういう疑心は不適切です
軽率な発言失礼しました。
今日、先生の前に本人を座らせ、手術に危険性なども丁寧に説明を受けました。
転移や脳梗塞の事も受け止め、先生に「お願いします」と
ハッキリ言いました。
最後は家族の意見は言わず、本人に任せました。
心配でたまりませんが支えていきます。
有難うございました。


10年経過 様

レス有難うございます。
とても希望を持てるレスを頂き嬉しいです。
本当に幸運の持ち主なのですね!
このスレを立てた時の気持ちよりは私も落ち着いていますが
まだまだ最悪の事態ばかりが頭をよぎってしまって。。。
諦めず支えていきます!
本当に有難うございました。




6 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/16(水) 01:19
1期肺癌の耐術能に問題のあるひとは
定位手術的放射線治療(ラジオサージェリー)が可能になったよ。
京大、慶応、防衛医大、都立駒込、北里、北大などなど
手術と同じ程度の5年生存率80%くらい。
今、JCOG多施設臨床試験もしてるよ。

7 名前: びび 投稿日:2006/02/16(木) 12:00
こんにちは。私の彼は現在50才です。病院で肺ガンでと診断され余命3年と言われました。手術をしても成功率、手術中死亡率ともに60パーセントらしいです。 薬ばかりのんでいて、放射線治療もしているせいか何も食べません。そのわりにがっちりしています。 内科にかかった領収もありませんし…本当に肺ガンなんでしょうか。。。肺ガンじゃないほうが嬉しいですが、気になります。